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事例-08;公共交通への転換可能性の検討~通勤通学アンケート調査(熊本都市圏,H9)
1) 事例の特徴 ○ 通勤通学に関するアンケート調査を行うことにより、自動車から公共交通に転換するた
めのサービス水準などに関する検討を行っている 2) 調査のねらい ○ 通勤通学に関するアンケート調査 ・ 自動車利用者の公共交通への転換の可能性を検討する
3) 調査概要 ○ 調査対象人数 ・ 約 8,000人
4) 調査項目 ○ 通勤通学に関するアンケート調査 ・ 通勤通学時間 ・ 駅・電停・バス停までの所要時間 ・ 目的地までの乗り換え有無 ・ 通勤通学に利用している交通手段 ・ 交通サービスの向上による手段変更意向・その理由 ・ 公共交通に転換するためのサービス水準 ・ 公共交通を利用する理由・満足度
○ 交通問題に対する考え ・ 渋滞の原因 など
8-1国土交通省 都市・地域整備局 都市計画課 都市交通調査室(平成16年3月)
5) 調査結果
○ 通勤・通学時に自動車から公共交通に転換するための条件
・ 公共交通の運行間隔が 15分間隔であれば約 45%、10分間隔であれば約 83%、5分
間隔であればほとんど全て
・ アクセス時間が 10分であれば約 33%、5分であれば約 83%
が自動車交通から公共交通に転換すると答えている。
注:自動車交通から公共交通に転換する可能性のある人を対象(現自動車利用者の約 3割)
20~30分1.4%
30分~2.0%
15~19分3.6%
10~14分26.1%
0~4分12.4%
5~9分54.5%
30分間隔以上1.3%
5分間隔16.6%
30分間隔11.6%
15分間隔31.7% 10分間隔
38.8%
図 自動車利用者が公共交通に転換する場合に求める通勤・通学時の運行間隔
図 に
6) 分析・評価への活用
○ 交通サービス水準の目標設定
・ 都市圏の将来の交通サービス水準の目標
公共交通の朝ピーク時の運行本数
市街部 5分ピッチ以下(大部
郊外部 15分ピッチ (約半数
運行ルート
アクセス、イグレス 5分を確保
8-2国土交通省
自動車利用者が公共交通に転換する場合
求める通勤・通学時のアクセス時間
を、分析結果を元に設定している
分の利用者が満足する条件)
の利用者が満足する条件)
できる運行ルート
都市・地域整備局 都市計画課 都市交通調査室(平成16年3月)
8-3国土交通省 都市・地域整備局 都市計画課 都市交通調査室(平成16年3月)
8-4国土交通省 都市・地域整備局 都市計画課 都市交通調査室(平成16年3月)