楽器事業説明会 ヤマハ(株) - 日本 · 1 2004年 6月 14日 ヤマハ(株)...
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1
2004年 6月 14日
ヤマハ(株)ヤマハ(株)楽器事業説明会楽器事業説明会
上席執行役員上席執行役員上席執行役員上席執行役員上席執行役員上席執行役員上席執行役員上席執行役員
楽器事業本部長楽器事業本部長楽器事業本部長楽器事業本部長楽器事業本部長楽器事業本部長楽器事業本部長楽器事業本部長
梅村梅村梅村梅村 充充充充梅村梅村梅村梅村 充充充充
2
本日本日本日本日のののの内容内容内容内容
• 全社経営における楽器事業– 売上・利益規模
• 楽器市場の現状とヤマハの課題– 楽器事業領域– 楽器市場概況
• 商品別状況– ピアノ– ホームキーボード– 管楽器– ギター・ドラム– 音楽制作機器
• 地域別状況
– 設備音響市場の概況
• 中期経営計画– 基本方針– コアとなる戦略と収益改善効果– 戦略別重点テーマ
3
セグメントセグメントセグメントセグメント別売上高計画別売上高計画別売上高計画別売上高計画
2,9342,9342,9342,934 3,0153,0153,0153,015 3,3403,3403,3403,340
783783783783 860860860860980980980980448448448448
769769769769
461461461461
500500500500
460460460460
550550550550760760760760
530530530530435435435435
04040404////3333実績実績実績実績 05/305/305/305/3 07/307/307/307/3
楽器楽器楽器楽器楽器楽器楽器楽器
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電子機器電子機器電子機器電子機器・・・・金属金属金属金属電子機器電子機器電子機器電子機器・・・・金属金属金属金属
レクレクレクレク・・・・他他他他レクレクレクレク・・・・他他他他
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5,3955,3955,3955,395 5,5305,5305,5305,5305,9005,9005,9005,900
4
セグメントセグメントセグメントセグメント別営業利益計画別営業利益計画別営業利益計画別営業利益計画
105105105105 140140140140
31031031031044444444
65656565
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25252525
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300300300300
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▲13▲13▲13▲1325252525
▲5▲5▲5▲5
04040404////3333実績実績実績実績 05/305/305/305/3 07/307/307/307/3
楽器楽器楽器楽器楽器楽器楽器楽器
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リビングリビングリビングリビングリビングリビングリビングリビング
電子機器電子機器電子機器電子機器・・・・金属金属金属金属電子機器電子機器電子機器電子機器・・・・金属金属金属金属
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451451451451
375375375375
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5
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楽器楽器楽器楽器セグメントセグメントセグメントセグメント営業利益営業利益営業利益営業利益のののの改善改善改善改善楽器楽器楽器楽器セグメントセグメントセグメントセグメント営業利益営業利益営業利益営業利益のののの改善改善改善改善
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全社配賦費用全社配賦費用全社配賦費用全社配賦費用
楽器事業部門楽器事業部門楽器事業部門楽器事業部門楽器事業部門楽器事業部門楽器事業部門楽器事業部門
4444444494949494
04/3 04/3 04/3 04/3 実績実績実績実績
楽器事業部門楽器事業部門楽器事業部門楽器事業部門楽器事業部門楽器事業部門楽器事業部門楽器事業部門
そのそのそのそのそのそのそのその他他他他他他他他**
セクセクセクセグ゙゙゙メントメントメントメント損益損益損益損益セクセクセクセグ゙゙゙メントメントメントメント損益損益損益損益105105105105105105105105
■■■■事業部門事業部門事業部門事業部門のののの努力努力努力努力にににに加加加加ええええ、、、、全社配賦費用全社配賦費用全社配賦費用全社配賦費用のののの削減削減削減削減でででで楽器楽器楽器楽器セグメントセグメントセグメントセグメント営業利益営業利益営業利益営業利益のののの拡大拡大拡大拡大をををを目指目指目指目指すすすす
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事業部門事業部門事業部門事業部門のののの収益改善収益改善収益改善収益改善
+ 147+ 147+ 147+ 147
全社配賦費用削減全社配賦費用削減全社配賦費用削減全社配賦費用削減によるによるによるによる収益改善収益改善収益改善収益改善
+ 50+ 50+ 50+ 50
07/307/307/307/3
そのそのそのその他他他他* :::: コンテンツビジネスコンテンツビジネスコンテンツビジネスコンテンツビジネス、、、、楽譜出版楽譜出版楽譜出版楽譜出版他他他他
セクセクセクセグ゙゙゙メントメントメントメント損益損益損益損益セクセクセクセグ゙゙゙メントメントメントメント損益損益損益損益310310310310310310310310
(04/3(04/3(04/3(04/3比比比比 +205)+205)+205)+205)
コンテンツビジネスコンテンツビジネスコンテンツビジネスコンテンツビジネス等収益改善等収益改善等収益改善等収益改善
+ 8+ 8+ 8+ 8
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楽器楽器楽器楽器セグメントセグメントセグメントセグメントへのへのへのへの配賦費用削減配賦費用削減配賦費用削減配賦費用削減楽器楽器楽器楽器セグメントセグメントセグメントセグメントへのへのへのへの配賦費用削減配賦費用削減配賦費用削減配賦費用削減((((億円億円億円億円))))
4444444494949494
04/3 04/3 04/3 04/3 実績実績実績実績
全社全社全社全社 楽器楽器楽器楽器セグメントセグメントセグメントセグメント
-情報情報情報情報システムシステムシステムシステム関連費用関連費用関連費用関連費用のののの減少減少減少減少 20 -代行返上代行返上代行返上代行返上によるによるによるによる退職給付費用退職給付費用退職給付費用退職給付費用のののの減少減少減少減少 22 -賞与追加分賞与追加分賞与追加分賞与追加分のののの減少減少減少減少 20 -人件費削減等人件費削減等人件費削減等人件費削減等、、、、合理化合理化合理化合理化((((スタッフスタッフスタッフスタッフ・・・・研究部門研究部門研究部門研究部門)))) 9
合合合合 計計計計 71 x 0.7= 50
07/307/307/307/3
+50+50+50+50+50+50+50+50
7
楽器事業領域
楽器市場
6,480億円
ピアノピアノピアノピアノ
ホームキーボードホームキーボードホームキーボードホームキーボード
管管管管・・・・教育楽器教育楽器教育楽器教育楽器
弦打楽器弦打楽器弦打楽器弦打楽器
音楽制作市場音楽制作市場音楽制作市場音楽制作市場
設備音響市場設備音響市場設備音響市場設備音響市場
4,5004,5004,5004,500億円億円億円億円
楽器周辺ソフト・教育事業
英語教室事業
音楽教室事業
コンテンツ事業
8
楽器市場規模 (商品別)
1,5601,5601,5601,560
5485485485481,0421,0421,0421,042
2,0342,0342,0342,034
1,2931,2931,2931,293
2003200320032003推定推定推定推定世界楽器市場世界楽器市場世界楽器市場世界楽器市場
6666,,,,480480480480億円億円億円億円
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア29%
ピアノピアノピアノピアノ
ホームキーホームキーホームキーホームキーボードボードボードボード
弦打楽器弦打楽器弦打楽器弦打楽器
管教育楽器管教育楽器管教育楽器管教育楽器
音楽制作音楽制作音楽制作音楽制作機器機器機器機器
9
楽器需要推移と見通し
6,6406,6406,6406,6406,2566,2566,2566,256 6,3806,3806,3806,380 6,4786,4786,4786,478 6,4796,4796,4796,479 6,5836,5836,5836,583 6,7066,7066,7066,706
01/301/301/301/3 02/302/302/302/3 03/303/303/303/3 04/304/304/304/3 05/305/305/305/3 06/306/306/306/3 07/307/307/307/3
①①①①~~~~2002までまでまでまで : 9.11後後後後USA高額高額高額高額GP市場低迷市場低迷市場低迷市場低迷。。。。国内楽器市場国内楽器市場国内楽器市場国内楽器市場もももも長期的低迷長期的低迷長期的低迷長期的低迷がががが継続継続継続継続したしたしたした。。。。
②②②②2002~~~~2004 : USA/日本日本日本日本でででで徐徐徐徐々々々々にににに回復回復回復回復。。。。新市場新市場新市場新市場((((韓国韓国韓国韓国、、、、中近東中近東中近東中近東、、、、中国中国中国中国))))でのでのでのでの拡大基調拡大基調拡大基調拡大基調。。。。
③③③③2004以降以降以降以降 : : : : 新市場中心新市場中心新市場中心新市場中心にににに漸増基調漸増基調漸増基調漸増基調をををを想定想定想定想定。。。。
億円億円億円億円
実績実績実績実績
見通見通見通見通しししし
10
ピアノ世界市場・地域別総需要 (台数ベース : 万台)
北米北米北米北米
欧州欧州欧州欧州中国中国中国中国
日本日本日本日本
APAPAPAP
中国中国中国中国
北米北米北米北米欧州欧州欧州欧州
日本日本日本日本
APAPAPAP&豪州豪州豪州豪州
全世界市場全世界市場全世界市場全世界市場規模規模規模規模 UP: UP: UP: UP:44444444万台万台万台万台 GP: GP: GP: GP: 7777万台万台万台万台台数台数台数台数シェアシェアシェアシェア 22%
6
2.7
207
5.6
4
0.60.7
0.4
1
GPUP
需要安定需要安定需要安定需要安定ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアUPUPUPUP24242424%%%%GPGPGPGP24242424%%%%
需要拡大需要拡大需要拡大需要拡大ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアUPUPUPUP2222%%%%GPGPGPGP5555%%%%
需要需要需要需要漸減漸減漸減漸減ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアUPUPUPUP19191919%%%%GPGPGPGP35353535%%%%
日本日本日本日本・・・・韓国韓国韓国韓国・・・・APAPAPAP需要漸減需要漸減需要漸減需要漸減
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア UP GP UP GP UP GP UP GP日本日本日本日本 62626262% % % % 76767676%%%%韓国韓国韓国韓国 5555% % % % 13131313%%%%APAPAPAP 60606060% % % % 33333333%%%%
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ピアノ需要推移と見通し
1 ,6001 ,6001 ,6001 ,600 1 ,5571 ,5571 ,5571 ,557 1 ,5601 ,5601 ,5601 ,560 1 ,5791 ,5791 ,5791 ,579 1 ,6351 ,6351 ,6351 ,635 1 ,6911 ,6911 ,6911 ,691
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
1,600
1,800
02/302/302/302/3 03/303/303/303/3 04/304/304/304/3 05/305/305/305/3 06/306/306/306/3 07/307/307/307/3
①①①①~~~~2002までまでまでまで : 9.11後後後後USA高額高額高額高額GP市場市場市場市場がががが大大大大きくきくきくきく低迷低迷低迷低迷。。。。国内楽器市場国内楽器市場国内楽器市場国内楽器市場もももも長期的低迷長期的低迷長期的低迷長期的低迷がががが継続継続継続継続したしたしたした。。。。
②②②②2002~~~~2004 : USA/日本日本日本日本でででで徐徐徐徐々々々々にににに回復回復回復回復。。。。
③③③③2004以降以降以降以降 : : : : 日本日本日本日本・・・・欧米欧米欧米欧米ではではではでは低成長低成長低成長低成長となるがとなるがとなるがとなるが中国中国中国中国でででで高成長高成長高成長高成長((((300億円億円億円億円→→→→450億円億円億円億円))))をををを見込見込見込見込むむむむ。。。。
億円億円億円億円
実績実績実績実績
見通見通見通見通しししし
シェアシェアシェアシェア
30303030%%%% 33333333%%%%34343434%%%%
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ピアノ市場概況• 市場規模・見通し
– 世界需要50万台。– 日本市場では①少子化、②中古市場拡大、③デジタルピアノ市場の低価格化により市場の漸減傾向が継続したが、2004以降は横這いを見込む。
– 中国市場は大きく拡大。台数ベースでは世界第一の市場となった。(20万台強)。現状では廉価帯(RMB 10,000)がボリュームゾーンとなっているが今後は徐々に高額品への需要シフトが期待される。
• 業界・他社動向– 世界台数シェアランキング
• ① ヤマハ• ② Pearl River (中国広州)• ③ Young Chang (韓国)• ④ Samick (韓国)
• ヤマハの課題– 普及品シェアを維持しながら中高級品(特にグランドピアノ)でのシェアアップを推進する。そのために他社にない「ハイブリッド」ピアノの訴求を通じて、新しいピアノの楽しみ方の提案を強化し、新たな需要創造を推進していく。また、アーティスト対策・サービス技術者養成を強化する。
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ホームキーボード地域別総需要 (台数ベース:万台)
中国中国中国中国
北米北米北米北米
欧州欧州欧州欧州
日本日本日本日本
APAPAPAP
124
37
96
65
30
PK::::流通網拡大流通網拡大流通網拡大流通網拡大D Pianoはははは中国製参入中国製参入中国製参入中国製参入がががが
進進進進んでいるんでいるんでいるんでいる・・・・ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア
45%
D Piano低価格化加速低価格化加速低価格化加速低価格化加速中国製未参入中国製未参入中国製未参入中国製未参入
エレクトーンエレクトーンエレクトーンエレクトーン需要堅調需要堅調需要堅調需要堅調ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア
41%
PK::::横這横這横這横這いいいい、、、、漸減漸減漸減漸減D Piano拡大基調拡大基調拡大基調拡大基調ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア
41%
ピアノピアノピアノピアノ中心中心中心中心。。。。PK需要需要需要需要はははは教育需要教育需要教育需要教育需要のみのみのみのみ
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア51%
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア44%
全世界市場全世界市場全世界市場全世界市場規模規模規模規模 350万本万本万本万本
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア44%
14
ホームキーボード需要推移と見通し
1 ,2881 ,2881 ,2881 ,288 1 ,2941 ,2941 ,2941 ,294 1 ,3251 ,3251 ,3251 ,325 1 ,3381 ,3381 ,3381 ,338 1 ,3561 ,3561 ,3561 ,356
03/303/303/303/3 04/304/304/304/3 05/305/305/305/3 06/306/306/306/3 07/307/307/307/3
①①①①~~~~2003末末末末までまでまでまで : 電子電子電子電子オルガンオルガンオルガンオルガン市場市場市場市場のののの急激急激急激急激なななな縮小傾向縮小傾向縮小傾向縮小傾向をををを他他他他のののの電子鍵盤楽器電子鍵盤楽器電子鍵盤楽器電子鍵盤楽器のののの需要拡大需要拡大需要拡大需要拡大ででででリカリカリカリカバーバーバーバーされずされずされずされず、、、、1300億円億円億円億円レベルレベルレベルレベルまでまでまでまで減少減少減少減少。。。。
②②②②2004以降以降以降以降 : : : : エレクトーンエレクトーンエレクトーンエレクトーン再活性化再活性化再活性化再活性化をををを含含含含めめめめ安定成長安定成長安定成長安定成長をををを見込見込見込見込むむむむ。。。。
億円億円億円億円
実績実績実績実績 見通見通見通見通しししし
シェアシェアシェアシェア
50505050%%%%
57575757%%%%
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ホームキーボード市場概況 No.1
■ポータブルキーボード市場
• 市場規模・推移– 世界需要300万本。普及品は教育用として安定した需要が見込める。中高級品はエンターテインメント用なので搭載機能の先進性如何で需要変動幅が大きい。
• 他社動向– 普及品はヤマハとカシオを中心に徐々に中国メーカーが台頭。– 中高級品はTechnicsが撤退をしたことで、ヤマハ、Roland,Korg 3社の争い。いずれも愛好家にアピールできる先進性あるスペック搭載に苦慮している。
• ヤマハの課題– 一昨年発売したTyrosは基本スペックを充実させ「音」「スタイル」「拡張性」のそれぞれに他社を圧倒する品質をアピールし、欧州を中心に拡売ができた。さらなる中高級品レンジでのシェア拡大を目指す。
– 一方でスペック競争から脱却し、新しい楽しみ方(Net Directなど)の提案をハード・ソフト両面から行い差別化を推進する。
16
ホームキーボード市場概況 No.2
■デジタルピアノ市場
• 市場規模・推移– 世界需要40万本。ピアノの代替品として市場に定着。低価格化・軽量化・が進み、数量規模は世界的に拡大傾向。特にPKとの価格差が接近したことで、楽器店以外の量販家電ルートでも販売堅調。
• 他社動向– Roland,Casio,KAWAI,がメインブランド。各社とも基本スペックの充実とデザイン提案を積極的に展開。
• ヤマハの課題– 基本スペックの充実とコストダウンをさらに進めながら、デザイン面での差別化を進める。一方で、エンターテインメント型デジタルピアノの楽しみ方の訴求を強化し付加価値の高い商品拡売を推進する。
17
ホームキーボード市場概況 No.3
■電子オルガン市場
• 市場規模・推移– 1970年代から総需要は減少し始め、日本・アジアを除く先進国での需要は過去10年間で大きく縮小。欧米での用途が「エンターテインメント用楽器」であったため、高機能一段鍵盤やデジタルピアノに顧客がシフトしたことが要因と思われる。
– 日本ではヤマハエレクトーンが電子オルガン代名詞として定着したが、過去10年で年々漸減傾向。他の電子楽器の参入によって顧客の選択肢が増えたことが要因。
• 他社動向 :– 市場縮小で他社の撤退相次ぐ。
• ヤマハの課題– これまでの対象顧客(教育ツールとしてのエレクトーン)への新商品訴求を行いながら、若年層への商品普及を推進しエレクトーン演奏人口拡大に注力すること。
18
6039 21
11
25
管楽器世界市場・地域別総需要
単位:万本
中国中国中国中国 北米北米北米北米欧州欧州欧州欧州
日本日本日本日本
AP
全世界市場規模全世界市場規模全世界市場規模全世界市場規模156万本万本万本万本
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア24%
中国中国中国中国・・・・台湾製台湾製台湾製台湾製のののの急伸長急伸長急伸長急伸長。。。。ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア21212121%%%%
学校学校学校学校スクールバンドスクールバンドスクールバンドスクールバンド需要需要需要需要伸伸伸伸びびびび悩悩悩悩みみみみ。。。。高額品堅調高額品堅調高額品堅調高額品堅調。。。。
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア47%%%%
公立音楽教室公立音楽教室公立音楽教室公立音楽教室・・・・バンドバンドバンドバンド活動活動活動活動にににに停滞感停滞感停滞感停滞感。。。。中国製徐中国製徐中国製徐中国製徐々々々々にににに市場導入市場導入市場導入市場導入。。。。
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア30%%%%
中国中国中国中国でのでのでのでの管楽器生産管楽器生産管楽器生産管楽器生産はははは60606060万本万本万本万本。。。。管楽器需要創出管楽器需要創出管楽器需要創出管楽器需要創出はこれからはこれからはこれからはこれから。。。。
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア10%%%%
韓国韓国韓国韓国ではではではでは稽古事稽古事稽古事稽古事としてとしてとしてとして管楽器演奏管楽器演奏管楽器演奏管楽器演奏がががが定着定着定着定着。。。。ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア
23%%%%
19
管楽器需要推移と見通し
1,042 1,062 1,042 1,026 1,028 1,032
02/3 03/3 04/3 05/3 06/3 07/3
①①①① 廉価帯参入廉価帯参入廉価帯参入廉価帯参入によりによりによりにより金額金額金額金額ダウンダウンダウンダウンのののの傾向傾向傾向傾向がががが想定想定想定想定されるされるされるされる。。。。
②②②② 一方一方一方一方でででで中高級価格帯中高級価格帯中高級価格帯中高級価格帯ではではではでは市場拡大市場拡大市場拡大市場拡大しているしているしているしている分野分野分野分野もありもありもありもあり、、、、管楽器総需要管楽器総需要管楽器総需要管楽器総需要としてはとしてはとしてはとしては1,000億円億円億円億円レレレレベルベルベルベルでででで横這横這横這横這いでいでいでいで推移推移推移推移するとするとするとすると想定想定想定想定しているしているしているしている。。。。
億円億円億円億円
実績実績実績実績 見通見通見通見通しししし
シェアシェアシェアシェア
33%%%% 35%%%% 37%%%%
20
管楽器市場概況
北米 欧州 中国 AP 日本
市場の特徴吹奏楽・レンタル市場
(普及品主体)
地域バンド普及~中級
廉価帯主体韓国
(情操教育)(個人宅教室)
吹奏楽高額品比率高い
市場動向
中国製ハウスブランド浸透による低価格化学校予算削減で備品停滞
廉価帯徐々に浸透
徐々に中高級市場の拡大
徐々に中高級市場の拡大
専門店で需要回復基調
他社動向Conn-Selmer再編中
JA MusikThe Music G老舗の強さ
輸出主導・民営企業の伸張生産規模60万本(全世界生産の40%)
Jupitar→中国へシフト
ヤマハシェア(中普及)
23% 39% 7% 28% 50%
ヤマハシェア(高級)
15% 12% 18% 38% 36%
ヤマハの課題
高級品拡売・シェアアップ
競争戦略推進
21
弦打楽器世界市場・地域別総需要
6
中国中国中国中国
北米北米北米北米欧州欧州欧州欧州
日本日本日本日本
AP
900
407
270
203
30
億円
全世界市場規模全世界市場規模全世界市場規模全世界市場規模1810億円億円億円億円
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア11%
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア7777%%%%
ギター
ドラム
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア16%%%%
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア12%%%%
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア15%%%%
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア3%%%%
北米北米北米北米がががが全世界需要全世界需要全世界需要全世界需要のののの50505050%%%%をををを占占占占めるめるめるめる。。。。
22
弦打楽器需要推移と見通し
2,0442,0442,0442,044 2,0442,0442,0442,044 2,0342,0342,0342,034 2,0042,0042,0042,004 2,0282,0282,0282,028 2,0562,0562,0562,056
02/302/302/302/3 03/303/303/303/3 04/304/304/304/3 05/305/305/305/3 06/306/306/306/3 07/307/307/307/3
①①①① 総需要総需要総需要総需要はははは2,000億強億強億強億強でででで安定安定安定安定しているしているしているしている。。。。2004以降漸増以降漸増以降漸増以降漸増をををを想定想定想定想定しているしているしているしている。。。。
②②②② ギターギターギターギター : : : : 総生産数量総生産数量総生産数量総生産数量790万本万本万本万本のののの内内内内44%のののの350万本万本万本万本がががが中国製中国製中国製中国製。。。。品質向上品質向上品質向上品質向上がががが進進進進みみみみ中級価格帯中級価格帯中級価格帯中級価格帯へへへへ
ラインアップラインアップラインアップラインアップをををを広広広広げているげているげているげている。。。。
③③③③ ドラムドラムドラムドラム : : : : Digital Drum市場市場市場市場はははは世界的世界的世界的世界的にににに堅調堅調堅調堅調。。。。アコースティックドラムアコースティックドラムアコースティックドラムアコースティックドラム市場市場市場市場はははは横這横這横這横這いいいい継続継続継続継続とととと想定想定想定想定。。。。
億円億円億円億円
シェアシェアシェアシェア
10%%%% 11%%%%13%%%%
ヤマハヤマハヤマハヤマハのののの課題課題課題課題 : : : :最大市場北米最大市場北米最大市場北米最大市場北米でのでのでのでの中中中中高級高級高級高級モデルモデルモデルモデル拡売拡売拡売拡売。。。。
実績実績実績実績 見通見通見通見通しししし
23
音楽制作機器市場概況 (金額ベース)
・シンセサイザー市場は需要横這い状態の中、ヤマハ、Roland、Korgの3社のシェア争い。
・Computerベースの音楽制作機器市場は今後の需要拡大が期待される。
①①①①新商品新商品新商品新商品のののの継続投入継続投入継続投入継続投入によりによりによりによりシンセサイザーシンセサイザーシンセサイザーシンセサイザー分野分野分野分野におけるにおけるにおけるにおけるシェアシェアシェアシェア拡大拡大拡大拡大。(。(。(。(シェアシェアシェアシェアNo1戦略戦略戦略戦略))))
②②②②CMP市場市場市場市場でのでのでのでの顧客顧客顧客顧客サポートサポートサポートサポート対応力強化対応力強化対応力強化対応力強化。(。(。(。(サードパーティサードパーティサードパーティサードパーティとのとのとのとの協業協業協業協業のののの可能性模索可能性模索可能性模索可能性模索))))
ヤマハヤマハヤマハヤマハのののの課題課題課題課題
(億円)
総需要 ヤマハ シェア
シンセサイザー 140 40 29%
Computerベース音楽制作機器 200 5 3%
Computerベース音楽制作ソフト 100 0 0%
ステージピアノ 130 54 42%
Digital Workstation 70 20 29%
その他周辺機器 40 0 0%
音楽制作機器合計 680 119 18%
ヤマハ参入領域 540 119 22%
24
楽器地域別総需要 (音響機器市場を除く)
26%
24%
6%
19%
25%
日本
1077億円
20%
14%
10%15%
41%北米
2324億円
17%
24%
11%19%
29%
欧州
1883億円
70%
13%
1%8%
8%
中国
431億円
25%
27%4%
12%
32%AP&Aust
767億円
中国中国中国中国
北米北米北米北米
欧州欧州欧州欧州
日本日本日本日本
AP
2,324
1,883
1,070
767
431
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア25%%%%
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア47%%%%
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア30%%%%
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア27%%%%
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア14%%%%
地域毎に楽器需要構造に特徴がある。
中国市場は現在ピアノに偏った需要構造だが、今後は徐々に他商品の比重が増すものと思われる。
全世界市場規模全世界市場規模全世界市場規模全世界市場規模6480億円億円億円億円
ヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェアヤマハシェア29%
金額ベース :億円
ピアノ
ホームキーボード
音楽制作管楽器
弦打楽器
25
海外市場総需要推移海外市場総需要推移海外市場総需要推移海外市場総需要推移
・ 北米:9.11以降GPなど高級品への販売が下降線を辿っていたが、徐々に回復基調にある。
・ 欧州:南欧は堅調に推移するものの、主要市場ドイツの低迷が長期化している。拡大EU地域での楽器需要拡大に期待したいところだが、欧州全体としては需要は横這い継続と見る。
・ 中国 : 年率15%アップで3年後は600億市場に成長見込み。・ アジア : 中古ピアノ市場が拡大傾向にあり予断を許さないが、タイや韓国での需要拡大が見込まれるため概ね堅調に推移する見込。
・ 中東 : イランを主要市場に堅調に推移。
・ 中南米 : 回復の足取り重く、楽器需要の拡大は見込み薄。
・ その他地域 : 長期的にロシア・インドでの需要拡大が期待できる。
現状の5,400億円から3年後5,630億円規模に成長見込み。中国を筆頭に成長市場での販売網拡充・シェアアップが課題。
総括総括総括総括
26
国内楽器総需要とヤマハシェア
02/302/302/302/3 03/303/303/303/3 04/304/304/304/3 05/305/305/305/3 06/306/306/306/3 07/307/307/307/3
弦打
管教育
音楽制作
ホームキーボード
ピアノ
①ピアノ・電子オルガンの需要低迷傾向が2003まで継続した。
②2004以降はエレクトーンの再生により総需要は1070億レベルで落ち着く見込。
シェア47%
シェア47%
シェア52%
実績 見通し
1,185億円億円億円億円1,070億円億円億円億円 1,070億円億円億円億円
27
国内音楽教室事業概況(生徒数推移)
300
350
400
450
500
550
600
1997199719971997 1998199819981998 1999199919991999 2000200020002000 2001200120012001 2002200220022002 2003200320032003 2004200420042004
50
55
60
65
70
75
80
85
90
95
65千名千名千名千名
90千名千名千名千名
561千名千名千名千名
419千名千名千名千名
子供子供子供子供
大人大人大人大人
子供の教育需要をコアに大人の楽器演奏人口拡大が顕在化している。
28
国内楽器総需要推移国内楽器総需要推移国内楽器総需要推移国内楽器総需要推移
・ ①少子化による対象人口減少、②教育志向から趣味志向への顧客意識の変化により1980年をピークに大型鍵盤需要(ピアノ・電子オルガン)は縮小傾向継続。
・ 普及品キーボード・デジタルピアノ市場がその代替需要としては堅調に推移する
が総需要を押し上げる程には至らず。
・ 販売基盤となる音楽教室生徒数も漸減傾向が続いている。
・ 一方でベビーブーマーであるビートルズ世代「楽器経験者」が定年を迎えており、
楽器演奏人口拡大の可能性は大きい。
総括総括総括総括
29
設備音響市場領域
CA/設備音響市場
MI/設備音響市場
CA制作市場
MI/音楽制作市場
音楽制作市場
1,300億円
800億円
400億円
200億円 300億円
設備音響市場規模設備音響市場規模設備音響市場規模設備音響市場規模
4,500億円億円億円億円
内内内内、、、、対象市場規模対象市場規模対象市場規模対象市場規模
3,000億円億円億円億円 ((((現状現状現状現状シェアシェアシェアシェア6.7%=200億円億円億円億円)
音楽制作市場音楽制作市場音楽制作市場音楽制作市場
680億円億円億円億円
MI =楽器店販売網で扱われる楽器演奏に必要な周辺機器市場。
・B to Cビジネス
・中国製の廉価版SP/Mixerが急増中。。。。
CA =Commervial Audio
・B to Bビジネス
・高い信頼性/専門性が参入条件
・ヤマハは高度なデジタル技術でD.MixerNo1戦略推進。
30
中期経営計画中期経営計画
•• 基本方針基本方針
抜本的な事業構造改革と安定的な売上成長により継続的に収益が確保できる体質を作り上げる。
31
成長戦略
中国市場
設備音響市場
付加価値向上
中高級商品拡売
提案型商品開発強化
SCM統合生販在推進
プロセス可視化
意思決定スピードアップ
人材開発
コア人材育成
要員管理強化
少人数執行体制構築
製造改革
TPS活動展開
最適地・最適時生産
調達コスト削減
国内市場活性化営業構造改革
大人市場
エレクトーン
収益体質強化
事業構造改革
コアとなる6つの戦略コアとなる6つの戦略
業務業務業務業務プロセスプロセスプロセスプロセス改革改革改革改革
売上拡大売上拡大売上拡大売上拡大
コストダウンコストダウンコストダウンコストダウン
32
コア戦略による収益改善効果コア戦略による収益改善効果 (対 (対04/304/3期)期)
• 売上拡大による収益改善 87億円– 国内・欧米での売上成長要素 72億円
内
• 高付加価値商品拡売要素 20億円• CA市場での拡売要素 26億円
– 中国を中心とする成長市場での拡売要素 15億円
• コストダウン戦略による収益改善 60億円– 製造改革・SCM推進による改善要素 40億円– 要員構造変化による改善要素 20億円
*****************************************計 147億円
33
商品別売上目標商品別売上目標
512512512512
67676767
558558558558
367367367367
214214214214112112112112202202202202
407407407407
495495495495
512512512512
112112112112
681681681681
364364364364
230230230230
119119119119
229229229229
405405405405
363363363363
590590590590
122122122122
724724724724
385385385385
267267267267
130130130130
298298298298
433433433433
391391391391
04040404////3 3 3 3 実績実績実績実績 05/305/305/305/3 07/307/307/307/3
そのそのそのその他他他他
音楽教室音楽教室音楽教室音楽教室
設備音響設備音響設備音響設備音響
音楽制作音楽制作音楽制作音楽制作
弦打楽器弦打楽器弦打楽器弦打楽器
管楽器管楽器管楽器管楽器
ホームホームホームホームKBKBKBKB
エレクトーンエレクトーンエレクトーンエレクトーン
ピアノピアノピアノピアノ
2,934億円億円億円億円 3,015億円億円億円億円3,340億円億円億円億円
楽器楽器楽器楽器1,830億億億億
設備音響設備音響設備音響設備音響 202億億億億
教室等教室等教室等教室等902億億億億
楽器楽器楽器楽器2,088億億億億
設備音響設備音響設備音響設備音響 298億億億億
教室等教室等教室等教室等954億億億億
34
商品別増売計画商品別増売計画
78787878
55555555
3636363618181818
5353535318181818
96969696
2626262626262626
3,3403,3403,3403,340
2,9342,9342,9342,934
ピアノピアノピアノピアノ
エレクトーンエレクトーンエレクトーンエレクトーン
音響音響音響音響
管管管管ホームホームホームホームKB
音楽音楽音楽音楽制作制作制作制作
音楽音楽音楽音楽教室教室教室教室
そのそのそのその他他他他
楽器楽器楽器楽器:+:+:+:+258 弦打弦打弦打弦打
04/3期期期期 07/3期期期期
35
地域別売上計画地域別売上計画
1,3441,3441,3441,344
647647647647
575575575575
62626262
306306306306
1,3631,3631,3631,363
669669669669
598598598598
76767676
309309309309
1,4701,4701,4701,470
744744744744
633633633633
124124124124
369369369369
04040404////3 3 3 3 実績実績実績実績 05/305/305/305/3 07/307/307/307/3
APAPAPAP
中国中国中国中国
欧州欧州欧州欧州
北米北米北米北米
国内国内国内国内
2,934億円億円億円億円 3,015億円億円億円億円3,340億円億円億円億円
36
地域別増売計画地域別増売計画
126126126126
97979797
58585858
62626262
63636363
3,3403,3403,3403,340
2,9342,9342,9342,934
国内国内国内国内
北米北米北米北米
欧州欧州欧州欧州
中国中国中国中国
AP
04/3期期期期 07/3期期期期
3333年間年間年間年間でででで倍増倍増倍増倍増をををを目指目指目指目指すすすす
37
売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略 「 「 「 「国内市場活性化国内市場活性化国内市場活性化国内市場活性化」」」」
① 顧客のライフスタイルに対応した「「「「魅力的魅力的魅力的魅力的なななな店舗店舗店舗店舗とととと教室環境教室環境教室環境教室環境」」」」を提供し、これまでの「外販型」営業から「集客型」営業への転換を進める。
① 顧客のライフスタイルに対応した「「「「魅力的魅力的魅力的魅力的なななな店舗店舗店舗店舗とととと教室環境教室環境教室環境教室環境」」」」を提供し、これまでの「外販型」営業から「集客型」営業への転換を進める。
子供・教育主体のビジネスから、顧客に楽器演奏の楽しさを提供・提案するビジネスに転換すること。
子供・教育主体のビジネスから、顧客に楽器演奏の楽しさを提供・提案するビジネスに転換すること。
目指す事業の方向性
重点施策
② 従来の幼児科中心の教室事業に加えてアクティブシニア(ビートルズ世代)をターゲットとした 大人大人大人大人のののの楽器演奏人口拡大楽器演奏人口拡大楽器演奏人口拡大楽器演奏人口拡大を推進する。
② 従来の幼児科中心の教室事業に加えてアクティブシニア(ビートルズ世代)をターゲットとした 大人大人大人大人のののの楽器演奏人口拡大楽器演奏人口拡大楽器演奏人口拡大楽器演奏人口拡大を推進する。
①①①①幼児音楽教室幼児音楽教室幼児音楽教室幼児音楽教室①①①①幼児音楽教室幼児音楽教室幼児音楽教室幼児音楽教室 ②②②②外販型鍵盤販売外販型鍵盤販売外販型鍵盤販売外販型鍵盤販売②②②②外販型鍵盤販売外販型鍵盤販売外販型鍵盤販売外販型鍵盤販売 ③③③③学校販売学校販売学校販売学校販売 といったといったといったといった③③③③学校販売学校販売学校販売学校販売 といったといったといったといった
従来従来従来従来のののの強強強強いいいいビジネスモデルビジネスモデルビジネスモデルビジネスモデルではではではでは、、、、市場成熟化市場成熟化市場成熟化市場成熟化・・・・顧客顧客顧客顧客ニーズニーズニーズニーズにににに対応対応対応対応しきれずしきれずしきれずしきれず、、、、漸減傾向漸減傾向漸減傾向漸減傾向がががが続続続続くくくく
背景
③ エレクトーン演奏人口拡大によるエレクトーンビジネスエレクトーンビジネスエレクトーンビジネスエレクトーンビジネス再生再生再生再生③ エレクトーン演奏人口拡大によるエレクトーンビジネスエレクトーンビジネスエレクトーンビジネスエレクトーンビジネス再生再生再生再生
38
売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略 「 「 「 「国内市場活性化国内市場活性化国内市場活性化国内市場活性化」」」」
ユニスタイルユニスタイルユニスタイルユニスタイル
高品位に統一された「ソフト・場・運営サービス」をもつ教室
04/304/304/304/3末末末末 13131313会場会場会場会場 →→→→ 07/307/307/307/3末末末末 200200200200会場会場会場会場
ユニスタイルユニスタイルユニスタイルユニスタイル
高品位に統一された「ソフト・場・運営サービス」をもつ教室
04/304/304/304/3末末末末 13131313会場会場会場会場 →→→→ 07/307/307/307/3末末末末 200200200200会場会場会場会場
魅力的魅力的魅力的魅力的なななな時代対応時代対応時代対応時代対応したしたしたした教室環境教室環境教室環境教室環境
39
売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略 「 「 「 「国内市場活性化国内市場活性化国内市場活性化国内市場活性化」」」」
コアコアコアコア100100100100
成人在籍500名以上の教室を全国に100会場設置する計画
04/304/304/304/3末末末末 50505050会場会場会場会場 →→→→ 07/307/307/307/3末末末末 80808080会場会場会場会場
コアコアコアコア100100100100
成人在籍500名以上の教室を全国に100会場設置する計画
04/304/304/304/3末末末末 50505050会場会場会場会場 →→→→ 07/307/307/307/3末末末末 80808080会場会場会場会場
大人の演奏人口拡大
40
売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略 「 「 「 「国内市場活性化国内市場活性化国内市場活性化国内市場活性化」」」」
グランドピアノシティグランドピアノシティグランドピアノシティグランドピアノシティ : : : : 都市都市都市都市ターミナルターミナルターミナルターミナルににににGPGPGPGP高級品試弾拠点高級品試弾拠点高級品試弾拠点高級品試弾拠点
07/307/307/307/3末末末末までにまでにまでにまでに 5555会場設置会場設置会場設置会場設置
グランドピアノシティグランドピアノシティグランドピアノシティグランドピアノシティ : : : : 都市都市都市都市ターミナルターミナルターミナルターミナルににににGPGPGPGP高級品試弾拠点高級品試弾拠点高級品試弾拠点高級品試弾拠点
07/307/307/307/3末末末末までにまでにまでにまでに 5555会場設置会場設置会場設置会場設置
魅力的魅力的魅力的魅力的なななな店舗店舗店舗店舗
41
売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略 「 「 「 「国内市場活性化国内市場活性化国内市場活性化国内市場活性化」」」」
エレクトーンビジネスエレクトーンビジネスエレクトーンビジネスエレクトーンビジネス再生再生再生再生
特定顧客特定顧客特定顧客特定顧客へのへのへのへの買買買買いいいい替替替替ええええ販売型販売型販売型販売型ビジネスビジネスビジネスビジネスからからからから脱却脱却脱却脱却しししし、、、、長期右肩下長期右肩下長期右肩下長期右肩下がりのがりのがりのがりの販販販販売売売売トレンドトレンドトレンドトレンドをををを安定成長安定成長安定成長安定成長トレンドトレンドトレンドトレンドにににに転換転換転換転換すべくすべくすべくすべく、、、、新規顧客層新規顧客層新規顧客層新規顧客層のののの開拓開拓開拓開拓にににに重点重点重点重点をををを置置置置いたいたいたいた普及啓蒙活動普及啓蒙活動普及啓蒙活動普及啓蒙活動をををを推進推進推進推進しししし、、、、エレクトーンエレクトーンエレクトーンエレクトーン演奏人口演奏人口演奏人口演奏人口のののの安定的安定的安定的安定的なななな拡大拡大拡大拡大をををを達成達成達成達成するするするする。。。。
04/304/304/304/3期期期期 59595959億円億円億円億円 →→→→ 05/305/305/305/3期期期期 110110110110億円億円億円億円 →→→→→→→→→→→→ 07/307/307/307/3期期期期 118118118118億円億円億円億円
特定顧客特定顧客特定顧客特定顧客へのへのへのへの買買買買いいいい替替替替ええええ販売型販売型販売型販売型ビジネスビジネスビジネスビジネスからからからから脱却脱却脱却脱却しししし、、、、長期右肩下長期右肩下長期右肩下長期右肩下がりのがりのがりのがりの販販販販売売売売トレンドトレンドトレンドトレンドをををを安定成長安定成長安定成長安定成長トレンドトレンドトレンドトレンドにににに転換転換転換転換すべくすべくすべくすべく、、、、新規顧客層新規顧客層新規顧客層新規顧客層のののの開拓開拓開拓開拓にににに重点重点重点重点をををを置置置置いたいたいたいた普及啓蒙活動普及啓蒙活動普及啓蒙活動普及啓蒙活動をををを推進推進推進推進しししし、、、、エレクトーンエレクトーンエレクトーンエレクトーン演奏人口演奏人口演奏人口演奏人口のののの安定的安定的安定的安定的なななな拡大拡大拡大拡大をををを達成達成達成達成するするするする。。。。
04/304/304/304/3期期期期 59595959億円億円億円億円 →→→→ 05/305/305/305/3期期期期 110110110110億円億円億円億円 →→→→→→→→→→→→ 07/307/307/307/3期期期期 118118118118億円億円億円億円
42
売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略 「 「 「 「中国市場中国市場中国市場中国市場」」」」
中国楽器市場 ヤマハヤマハヤマハヤマハのののの戦略戦略戦略戦略
今後今後今後今後
現状
販売網拡充のために必要な商品導入・教室布石を行い競争戦略推進。
高級ブランドとしての位置を確固たるものにするために、品質・サービス面・マーケティング活動・音楽普及活動での差別化政策を推進し、中高級品レンジで顧客からの圧倒的な信頼を勝ち取る。
基本戦略基本戦略基本戦略基本戦略
一方一方一方一方でででで
43
売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略 「 「 「 「中国市場中国市場中国市場中国市場」」」」
3年後に目指すアウトプット
04/304/304/304/3実績実績実績実績 07/307/307/307/3計画計画計画計画
売上売上売上売上 62626262億円億円億円億円 124124124124億円億円億円億円
内内内内ピアノピアノピアノピアノ台数台数台数台数 9,3009,3009,3009,300台台台台 25,00025,00025,00025,000台台台台
市場市場市場市場シェアシェアシェアシェア 12%12%12%12% 16%16%16%16%
音楽教室音楽教室音楽教室音楽教室 0000 100100100100会場会場会場会場
生徒数生徒数生徒数生徒数 0000 15,00015,00015,00015,000名名名名
44
売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略 「 「 「 「設備音響市場設備音響市場設備音響市場設備音響市場」」」」
設備音響市場4,500億円内内内内 対象市場対象市場対象市場対象市場3,000億円億円億円億円ヤマハの強みであるデジタル技術・自社製LSI
を差別化要素として、
3年後年後年後年後10%シェアシェアシェアシェアのののの300億円億円億円億円をををを目指目指目指目指すすすす。。。。
1111))))ミキサーミキサーミキサーミキサーNo1SR/設備ミキサーのデジタル化
ハード・ソフトの融合。トータルインテグレーション
2222))))システムソリューションシステムソリューションシステムソリューションシステムソリューション実現実現実現実現
中級設備向けスピーカー投入
3))))営業体制強化営業体制強化営業体制強化営業体制強化
販売体制整備。顧客の信頼獲得のために
CAカレッジ展開によるグローバルレベルでの
研修活動強化。スタッフ専門性・専任性強化。
CA/設備音響市場
MI/設備音響市場
CA制作市場
MI/音楽制作市場
1,300億円
800億円
400億円
200億円 300億円
45
売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略 「 「 「 「高付加価値商品戦略高付加価値商品戦略高付加価値商品戦略高付加価値商品戦略」」」」
アコースティック楽器
ヤマハ従来の普及品競争戦略競争戦略競争戦略競争戦略
中国製参入
グローバルグローバルグローバルグローバルななななアーティストアーティストアーティストアーティスト戦略戦略戦略戦略((((商品商品商品商品・・・・サービスサービスサービスサービス・・・・拠点拡充拠点拡充拠点拡充拠点拡充))))をををを構築構築構築構築しししし、プロの信頼を勝ち得る。その信頼を梃子にヤマハブランド高揚、高品質を徹底訴求し、老舗の伝統ブランドの牙城を切り崩していく。
結果結果結果結果としてとしてとしてとして市場市場市場市場そのもののそのもののそのもののそのものの拡大拡大拡大拡大とととと
粗利益増粗利益増粗利益増粗利益増をををを目指目指目指目指すすすす。。。。
一方でヤマハ普及品シェア維持のため中国製廉価品と品質の差別化を訴求する。
グランドピアノ (対スタインウェイ)
カスタムSax (対セルマー)
カスタムクラリネット (対クランポン)
カスタムトランペット (対BACH)
46
売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略売上拡大戦略 「 「 「 「高付加価値商品戦略高付加価値商品戦略高付加価値商品戦略高付加価値商品戦略」」」」
デジタルデジタルデジタルデジタル楽器楽器楽器楽器
デジタルデジタルデジタルデジタル・・・・アコースティックアコースティックアコースティックアコースティック融合楽器融合楽器融合楽器融合楽器
デジタル技術シーズを結集し顧客に楽しさを提案できる楽器開発強化
EX : ネットワーク技術による、新時代ネット楽器分野創出– ネット上での拡張機能付加、– 膨大なコンテンツ提供、– 双方向通信による遠隔アンサンブル、遠隔レッスン……
ヤマハがこれまで培ったデジタル・アコースティック技術を組み合わせて新しい楽器需要を創出できる商品開発の加速
47
コストダウンコストダウンコストダウンコストダウン戦略戦略戦略戦略 「 「 「 「製造改革製造改革製造改革製造改革」」」」
• ヤマハヤマハヤマハヤマハ生産思想生産思想生産思想生産思想のののの形成形成形成形成とととと、、、、楽器製造楽器製造楽器製造楽器製造にににに最適最適最適最適なななな仕組仕組仕組仕組みのみのみのみの構築構築構築構築– TPS,TPMの全面展開→ ムダ・ロスの徹底的な削減
– SCM活動と連動した在庫削減
• 最適地最適地最適地最適地、、、、最適時生産体制構築最適時生産体制構築最適時生産体制構築最適時生産体制構築– 拠点毎の生産性、競争力指標の明確化– 複合工場「杭州ヤマハ」をモデルに、アコースティック楽器拠点のあるべき生産管理システムを構築
• 調達調達調達調達コストコストコストコスト削減削減削減削減– グローバルな材料調達、供給能力の拡大
48
コストダウンコストダウンコストダウンコストダウン戦略戦略戦略戦略 「 「 「 「製造改革製造改革製造改革製造改革」」」」
改革改革改革改革・・・・改善改善改善改善のののの継続継続継続継続とととと人材養成人材養成人材養成人材養成
生産管理生産管理生産管理生産管理・・・・原価原価原価原価管理管理管理管理のののの見見見見えるえるえるえる化化化化
顧客顧客顧客顧客満足満足満足満足顧客顧客顧客顧客満足満足満足満足 品質の差別化と工程内つくりこみ
品質の差別化と工程内つくりこみ
ロス削減調達コスト削減
ロス削減調達コスト削減売れる商品を
すばやく供給
売れる商品をすばやく供給
L/TL/TL/TL/T短縮短縮短縮短縮受注生産化受注生産化受注生産化受注生産化
製造拠点再編製造拠点再編製造拠点再編製造拠点再編選別選別選別選別・・・・強化強化強化強化
グローバルグローバルグローバルグローバル材料調達材料調達材料調達材料調達・・・・供給供給供給供給
品質品質
コストコスト納期納期
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コストダウンコストダウンコストダウンコストダウン戦略戦略戦略戦略 「 「 「 「人材開発人材開発人材開発人材開発」」」」
• 中長期的な要員構造の変化を先取りし、人材育成施策をグループ全体視点でグローバルに展開し、1人あたりの生産性向上を通じて、少人数での質の高い執行体制を構築すること。
3年後人件費削減効果 → 20億円
基本戦略基本戦略基本戦略基本戦略
重点施策重点施策重点施策重点施策
• 次世代幹部の早期育成 :– コア人材研修・マネージメント研修
• 技術人材の長期的育成と活性化機会創出– 技術者留学制度
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