通信ユニット - カメラ・映像製品 ニコンイメージング10)01.pdfii...

148
Jp 使用説明書 通信ユニット

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Printed in JapanSB2I01(10)

6MWD0610-01 Jp

使用説明書

通信ユニット

Jp

ii

UT-1を使ってできることこの使用説明書では、通信ユニットUT-1とカメラを接続して、カメラをパソコンまたはFTPサーバーに有線で接続する方法とUT-1にワイヤレストランスミッターWT-5を取り付けて、無線で接続する方法について説明しています。また、ネットワークに接続後の操作方法について説明しています。

カメラをネットワークに接続する有線で接続する

ワイヤレストランスミッターWT-5を取り付けて(09)、無線で接続する

パソコンと接続する(021)FTPサーバーと接続する(051)

パソコンと接続する(021)FTPサーバーと接続する(051)

iii

ネットワーク機能を使用するカメラ内の画像をパソコンに転送する(036)

別売のCamera Control Pro 2を使って、カメラをコントロールして撮影する(044)

カメラ内の画像をFTPサーバーに転送する(051)

iv

最新情報下記アドレスのホームページで、サポート情報をご案内しています。

http://www.nikon-image.com/support/

商標説明• Microsoft、Windows、Windows Vistaは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。

• Mac OSは米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。

• その他の会社名、製品名は各社の商標、登録商標です。

アップル・パブリック・ソース・ライセンスについて本製品に含まれるApple mDNS ソースコードは、アップル・パブリック・ソース・ライセンスの諸条件によって保護されています。アップル・パブリック・ソース・ライセンスは、https://developer.apple.com/opensource/ から入手可能です。

Copyright (c) 2012 Apple Computer, Inc. All Rights Reserved.

本ファイルは、アップル・パブリック・ソース・ライセンスバージョン2.0(以下「ライセンス」といいます)に定め、これに従うオリジナルコードまたはその修正版を含みます。お客様は、ライセンスを遵守しない限り、本ファイルを使用できません。本ファイルを使用する前にhttp://www.opensource.apple.com/license/apsl/からライセンス証書を一部入手し、これをお読みください。ライセンスに基づいて頒布されるオリジナルコードおよび全ソフトウェアは、明示または黙示を問わず、いかなる保証も伴わず「現状のまま」頒布されます。また、アップルは、本契約により、商品性、特定の目的についての適合性、安居権または第三者の権利を侵害していないことを含みこれらに限られないすべての当該保証を放棄します。ライセンスに基づく権利および制限を管理する特定の条項に関してはライセンス証書をご覧ください。

v

UT-1をご使用になる前に「安全上のご注意」(0vii~x)をよくお読みください。UT-1とWT-5を組み合わせてご使用になる場合は、次の「電波に関するご注意」もお読みください。

電波に関するご注意(WT-5)1本製品は電波法に基づく認証および技術基準適合認定を受けています。従って、本製品を使用するときに無線局の免許は必要ありません。

2本製品はご購入された国の電波に関する法律に準拠しており、本製品の無線機能はご購入された国以外ではご使用になれませんのでご注意ください。ご購入国以外でのご使用については、弊社では一切の責任を負いかねます。ご購入された国が不明確で判断ができないときはお近くのサービス機関またはカスタマーサポートセンターにご相談ください。

3電子レンジ付近などの磁場、静電気、電波障害が発生するところでは本製品を使用しないでください(環境により電波が届かない場合があります。)※2.4GHz付近の電波を使用しているものの近くで使用すると双方の処理速度が落ちる場合があります。

4本製品は、技術基準適合認定を受けていますので、次の事項をおこなうと法律で罰せられることがあります。• 本製品を分解/改造すること• 本製品に印刷してある証明ラベルをはがすこと

5本製品の使用する無線チャンネルが出荷時設定以外の場合は、次の機器や無線局と同じ周波数帯を使用します。• 産業・科学・医療用機器• 工場の製造ライン等で使用されている移動体識別用の無線局1構内無線局(免許を要する無線局)2特定小電力無線局(免許を要しない無線局)

vi

6本製品を使用する場合は、前項の機器や無線局と電波干渉する恐れがあるため、次の事項に注意してください。• 本製品を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局及び特定小電力無線局が運用されていないことを確認してください。

• 万一、本製品から移動体識別用の構内無線局に対して電波干渉の事例が発生した場合は、速やかに本製品の使用周波数を変更して、電波干渉をしないようにしてください。

• その他、本製品から移動体識別用の特定小電力無線局に対して電波干渉の事例が発生した場合など何かお困りのことが起きたときは、ニコンカスタマーサポートセンターへお問い合わせください。

この機器は、電波法に基づく認証を受けており、機器に添付されている以外の証明ラベルは次の通りです。

2.4GHz帯は変調方式としてDSSS、OFDM変調方式を採用し、干渉距離はIEEE802.11b/gの場合は40mです。

5GHz帯域の電波を使用している機器は、インフラストラクチャーモードの100~140chを除き、屋外での使用は法律により禁止されています。

vii

安全上のご注意ご使用の前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。この「安全上のご注意」は、製品を安全に正しくご使用になり、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために重要な内容を記載しています。お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られるところに必ず保管してください。

表示と意味は、次のようになっています。

お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。

A 危険この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が高いと想定される内容を示しています。

A 警告この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。

A 注意この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定される内容および物的損害の発生が想定される内容を示しています。

絵表示の例L記号は、注意(警告を含む)を促す内容を告げるものです。図の中や近くに具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。

F記号は、禁止の行為(してはいけないこと)を告げるものです。図の中や近くに具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が描かれています。

D記号は、行為を強制すること(必ずすること)を告げるものです。図の中や近くに具体的な強制内容(左図の場合はプラグをコンセントから抜く)が描かれています。

I

E

M

viii

A 警告

G接触禁止落下などによって破損し、内部が露出した時は、露出部に手を触れないこと感電したり、破損部でケガをする原因となります。バッテリー、電源を抜いて、ニコンサービス機関に修理を依頼してください。Cすぐに修理依頼を

KMC

バッテリーを取る

プラグを抜く

すぐに修理依頼を

熱くなる、煙が出る、こげ臭いなどの異常時は、速やかに電源(バッテリーやACアダプター)を取り出すことそのまま使用すると火災、やけどの原因となります。バッテリーを取り出す際、やけどに充分注意してください。バッテリーを抜いて、ニコンサービス機関に修理を依頼してください。

E分解禁止分解したり修理・改造をしないこと感電したり、異常動作をしてケガの原因となります。

J水かけ禁止 水につけたり、水をかけたり、雨にぬらしたりしないこと発火したり感電の原因となります。

F使用禁止引火・爆発のおそれのある場所では使わないプロパンガス、ガソリン、可燃性スプレーなどの引火性ガスや粉塵の発生する場所で使用すると、爆発や火災の原因になります。

A保管注意

幼児の口に入る小さな付属品は、幼児の手の届かないところに置くこと幼児の飲み込みの原因となります。万一飲み込んだ場合は直ちに医師にご相談ください。

F使用禁止

ACアダプター使用時に雷が鳴り出したら、電源プラグに触れないこと感電の原因となります。雷が鳴り止むまで機器から離れてください。

A警告 指定のバッテリーまたは専用ACアダプターを使用すること指定以外のものを使用すると、火災・感電の原因となります。

A 注意

I感電注意 ぬれた手でさわらないこと感電の原因になることがあります。

A使用注意製品の電源がONの状態で、長時間直接触れないこと使用中に温度が高くなる部分があり、低温やけどの原因になることがあります。

A保管注意 製品は、幼児の手の届くところに置かないケガの原因になることがあります。

ix

A使用注意

航空機内に持ち込む時は、離着陸時には電源をOFFにすること飛行中は無線機能を使用しないこと病院で使うときは病院の指示に従うこと本機器が出す電磁波や無線電波などにより、航空機の計器や医療機器に影響を与えるおそれがあります。(無線LANシステムが装備されている航空機では、離着陸時を除き無線機能を利用できる場合があります。詳しくは航空会社にお問い合わせください。)

F禁止本機器やACアダプターは布団でおおったり、つつんだりして使用しないこと熱がこもりケースが変形し、火災の原因となることがあります。

F放置禁止窓を閉め切った自動車の中や直射日光が当たる場所など、異常に温度が高くなる場所に放置しないこと内部の部品に悪影響を与え、火災の原因となることがあります。

F禁止 長期間使用しないときは電源(バッテリーやACアダプター)を外すことバッテリーの液もれにより、火災、ケガや周囲を汚損する原因となることがあります。Kバッテリーを取る

F禁止同梱のCD-ROMを音楽用CDプレーヤーで使用しないこと機器に損傷を与えたり大きな音がして聴力に悪影響を及ぼす場合があります。)

A 危険(専用リチウムイオン充電池について)

F禁止 バッテリーを火に入れたり、加熱しないこと液もれ、発熱、破裂の原因となります。

E分解禁止 バッテリーをショート、分解しないこと液もれ、発熱、破裂の原因となります。

A危険 バッテリーに強い衝撃を与えたり、投げたりしない液もれ、発熱、破裂の原因となることがあります。

A危険 専用の充電器を使用すること液もれ、発熱、破裂の原因となります。

A危険

ネックレス、ヘアピンなどの金属製のものと一緒に持ち運んだり、保管しないことショートして液もれ、発熱、破裂の原因となります。持ち運ぶときは端子カバーをつけてください。

F使用禁止Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL15は、UT-1に対応しています。EN-EL15に対応していない機器には使用しないこと液もれ、発熱の原因となります。

A 注意

x

A危険バッテリーからもれた液が目に入ったときはすぐにきれいな水で洗い、医師の治療を受けることそのままにしておくと、目に傷害を与える原因となります。

A 警告(専用リチウムイオン充電池について)

A保管注意バッテリーは、幼児の手の届くところに置かない幼児の飲み込みの原因となります。万一飲み込んだ場合は直ちに医師にご相談ください。

J水かけ禁止 水につけたり、ぬらさないこと液もれ、発熱の原因となります。

A警告変色・変形、そのほか今までと異なることに気づいたときは、使用しないこと液もれ、発熱の原因となります。

A警告充電の際に所定の充電時間を超えても充電が完了しない場合には、充電をやめること液もれ、発熱の原因となります。

A警告

バッテリーをリサイクルするときや、やむなく廃棄するときはテープなどで接点部を絶縁すること他の金属と接触すると、発熱、破裂、発火の原因となります。ニコンサービス機関やリサイクル協力店へご持参くださるか、お住まいの自治体の規則に従って廃棄してください。

A警告バッテリーからもれた液が皮膚や衣服に付いたときはすぐにきれいな水で洗うことそのままにしておくと、皮膚がかぶれたりする原因になります。

A 注意(専用リチウムイオン充電池について)

A使用注意充電中のバッテリーに長時間直接触れないこと充電中に温度が高くなる部分があり、低温やけどの原因になることがあります。

A 危険(専用リチウムイオン充電池について)

xi

ご確認ください●本製品を安心してお使いいただくために本製品は、当社製のカメラおよびアクセサリー(バッテリー、バッテリーチャージャー、ACアダプターなど)に適合するように作られておりますので、当社製品との組み合せでご使用ください。• Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15 には、ニコン純正品であることを示すホログラムシールが貼られています。

•模倣品のバッテリーをお使いになると、本製品の充分な性能が発揮できないほか、バッテリーの異常な発熱や液もれ、破裂、発火などの原因となります。

•他社製品や模倣品と組み合わせてお使いになると、事故・故障などが起こる可能性があります。その場合、当社の保証の対象外となりますのでご注意ください。

●大切な撮影データを送信する前に大切な撮影データ(結婚式や海外旅行など)を送信する前には、必ず送信テストを行って正常に機能することを事前に確認してください。本製品の故障に起因する付随的損害(撮影に要した諸費用および利益喪失等に関する損害等)についての補償はご容赦願います。

●保証書についてこの製品には「保証書」が付いていますのでご確認ください。「保証書」は、お買い上げの際、ご購入店からお客様へ直接お渡しすることになっています。必ず「ご購入年月日」「ご購入店」が記入された保証書をお受け取りください。「保証書」をお受け取りにならないと、ご購入1年以内の保証修理が受けられないことになります。お受け取りにならなかった場合は、ただちに購入店にご請求ください。

●使用説明書について•この使用説明書の一部または全部を無断で転載することは、固くお断りいたします。

•仕様・性能は予告なく変更することがありますので、ご承知ください。•使用説明書の誤りなどについての補償はご容赦ください。•使用説明書の内容が破損などによって判読できなくなったときは、ニコンサービス機関にて新しい使用説明書をお求めください(有料)。

xii

●著作権についてのご注意あなたがカメラで撮影したものは、個人として楽しむなどの他は、著作権上、権利者に無断で使うことができません。なお、実演や興行、展示物の中には、個人として楽しむなどの目的であっても、撮影を制限している場合がありますのでご注意ください。また、著作権の対象となっている画像は、著作権法の規定による範囲内で使用する以外は、ご利用いただけませんのでご注意ください。

●本製品は無線LANまたは有線LAN機器としてお使いください。万一、無線LANまたは有線LAN機器以外として使用されたことにより損害が発生した場合、当社はいかなる責任も負いかねますので、あらかじめご了承ください。•医療機器や人命に直接的または間接的に関わるシステムなど、高い安全性が要求される用途には使用しないでください。

•無線LANまたは有線LAN機器よりも高い信頼性が要求される機器や電算機システムなどの用途に使用するときはご使用になるシステムの安全設計や故障に対する適切な処置を万全におこなってください。

●本製品は、米国輸出規制(EAR)を含む米国法の対象であり、米国政府指定の輸出規制国(キューバ、イラン、北朝鮮、スーダン、シリア)への輸出や持ち出しには、米国政府の許可が必要になりますので、ご注意ください。なお、輸出規制国は変更されている可能性がありますので、詳しくは米国商務省へお問い合わせください。

xiii

UT-1を使ってできること........................................................................................ ii電波に関するご注意(WT-5)................................................................................. v安全上のご注意........................................................................................................... viiご確認ください............................................................................................................. xi

ご使用になる前に 1はじめに ............................................................................................................................ 1各部の名称 ....................................................................................................................... 3UT-1の機能について ................................................................................................. 7

ワイヤレストランスミッターWT-5について ................................. 9使用前の準備................................................................................................................ 10

パソコンで UT-1を使う 21Wireless Transmitter Utility を使ってカメラの通信設定を行う................................................................................... 22

画像送信モードで使用する ................................................................................... 36UT-1とパソコンを接続する .................................................................. 36画像をパソコンに送信する .................................................................... 39

PCモードで使用する .............................................................................................. 44UT-1とパソコンを接続する .................................................................. 44Camera Control Pro 2でパソコンからカメラをコントロールする ............................................................... 47

画像を FTPサーバーに送信する 51Wireless Transmitter Utility を使ってカメラの通信設定を行う................................................................................... 52

UT-1と FTPサーバーを接続する ..................................................................... 64画像を FTPサーバーに送信する........................................................................ 68

目 次

xiv

メニューガイド 73接続モード .................................................................................................................... 74

接続先選択 ...................................................................................................... 74FTP接続先の追加 ........................................................................................ 75接続先を編集する........................................................................................ 75

送信設定 ......................................................................................................................... 96撮影後自動送信 ............................................................................................ 96送信後ファイル削除 ................................................................................... 96RAW+ JPEG送信設定 ............................................................................ 97フォルダー送信 ............................................................................................ 97全送信マーク解除........................................................................................ 97

プリント ......................................................................................................................... 98デバイス情報................................................................................................................ 99

電池チェック ................................................................................................. 99MACアドレス............................................................................................... 99ファームウェアバージョン .................................................................... 99

デバイス設定............................................................................................................. 100オートパワーオフ..................................................................................... 100内蔵メモリーの初期化 ........................................................................... 100

資料 101FTPサーバーを設定する .................................................................................... 101

Windows 7の場合 .................................................................................. 102Windows Vistaの場合 .......................................................................... 108Windows XPの場合............................................................................... 113Mac OS X 10.6の場合 ........................................................................... 116

Wireless Transmitter Utilityを使わずにFTPサーバーを接続先に設定する ............................................................ 118

トラブルシューティング..................................................................................... 123主な仕様 ...................................................................................................................... 125索引 ................................................................................................................................ 128

アフターサービスについて 133

ご使用になる前に 1

ご使用になる前にはじめに通信ユニットUT-1をお買い上げくださいまして、誠にありがとうございます。ご使用の前に、この使用説明書をよくお読みになり、内容を充分に理解してから正しくお使いください。お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られるところに必ず保管してください。

本文中の記号について使用説明書は、次の記号を使用しています。必要な情報を探すときにご活用ください。

必要な基本知識この使用説明書は、無線LAN、イーサネット(有線LAN)、FTPサーバーに関する基本的な知識のあるユーザーを対象としています。無線LANアクセスポイント、FTPサーバー等の動作環境および設定方法については、各メーカーにお問い合わせいただくか、市販の参考書籍などでご確認ください。Windows 7、Windows Vista、Windows XP ProfessionalとMac OS Xでの無線LAN接続時の設定方法については、接続先設定用ソフトウェアWireless Transmitter Utilityのヘルプもご参照ください。

カスタマーサポート下記アドレスのホームページで、サポート情報をご案内しています。

http://www.nikon-image.com/support/

D本製品の故障を防ぐために、使用前に注意していただきたいことや守っていただきたいことを記載しています。

A 本製品を使用する前に知っておいていただきたいことを記載しています。

0 使用説明書上で関連情報が記載されているページです。

ご使用になる前に2

はじめに

/

使用しているカメラのイラストおよびメニューについてこの使用説明書では、D800のイラストおよびメニューを主に使用しています。

この使用説明書で使用する画面についてこの使用説明書では、Windows 7 Ultimate およびMac OS Xの画面を主に使用しています。OS の種類やバージョンの違いによって、画面の外観や操作が本書に掲載されているものと一部異なる場合があります。OS 特有の操作や表示画面については、ご使用のOS の使用説明書をご覧ください。

D4でUT-1を使用する場合についてセットアップメニューの[ワイヤレストランスミッター]は、D4ではセットアップメニューの[ネットワーク]にあたります。D4にUT-1を接続してご使用になるときは、[ネットワーク]→[ハードウェアの選択]の設定を[WT-4]にしてください。なお、D4でUT-1を使用する場合、[デバイス情報]および[デバイス設定]の機能はセットアップメニュー[ネットワーク]の[デバイス情報・設定]で設定できます。

ご使用になる前に 3

各部の名称

/各部の名称

A POWER LEDランプについてPOWER LEDランプの色は次の状態を表しています。緑色:電源がONの状態です。黄色:電源がOFFになる前に緑色から黄色に変わります。点滅:バッテリーの残量が10%以下です。バッテリーを交換してください。

6

79

8

11

10

125

3

13

14

2

1

4

1 拡張端子カバー2 拡張端子3 電源スイッチ.................38, 46, 674 LEDランプ............................. 3, 42

 POWER(緑色/黄色) LINK(緑色) ERROR(オレンジ色)

5 ストラップ取り付け部6 USB端子.........................36, 44, 64

7 USB端子カバー..................................................36, 44, 64

8 イーサネット接続端子カバー9 イーサネット接続端子

10 パワーコネクターカバー11 取付けネジ12 取付け脚13 三脚ネジ穴14 バッテリー室カバー ..................11

ご使用になる前に4

各部の名称

/

A UT-1の付属品についてUT-1の付属品は次のとおりです。ご使用になる前にご確認ください。※ バッテリー(EN-EL15)とバッテリーチャージャー(MH-25)は付属していません。

UT-1とWT-5のセットをご購入の場合は、次の付属品も同梱されています。

❏ 使用説明書(本書)❏ 保証書❏ CD-ROM❏ ケース

❏ 通信ユニット用USBケーブルA(D4、D7000用)

❏ 通信ユニット用USBケーブルB(D800、D800E用)

❏ USBケーブルゴム UF3-RU14❏ USBケーブル用端子カバー UF-3

❏ ワイヤレストランスミッター WT-5

❏ WT-5 使用説明書

❏ WT-5 ワイヤレスネットワークの接続手順

ご使用になる前に 5

各部の名称

/A UT-1の取り付け方UT-1は、カメラのアクセサリーシューや、三脚に取り付けられます。アクセサリーシューにスピードライトなどを取り付けている場合は、別売のブラケットSK-7を使用すると、カメラとUT-1をそれぞれ固定できます。

アクセサリーシューに取り付ける場合

1カメラのアクセサリーシューカバーを取り外す

2 UT-1をアクセサリーシューに取り付ける

3取付けネジを回してしっかりと固定する

ご使用になる前に6

各部の名称

/

A USBケーブル用端子カバーの取り付け方D4またはD800、D800Eをお使いの場合、USBケーブル用端子カバーを取り付けると、カメラやUT-1からUSBケーブルが不用意に外れることを防げます。

カメラ側:

D4の場合、別売のUSBケーブル用端子カバー UF-1を使用します。

D800、D800Eの場合、付属のUSBケーブル用端子カバーUF-3を使用します。

UT-1側:

付属のUSBケーブルゴム UF3-RU14 を使用します。

ご使用になる前に 7

UT-1 の

機能について

/UT-1の機能についてカメラに通信ユニットUT-1を接続すると、有線LANでパソコンやFTPサーバーに対して画像を送信したり、パソコンからカメラを操作したりできます。また、ワイヤレストランスミッターWT-5を取り付けることにより、無線LANでも同様の操作が可能です。

UT-1で使用できる接続モードは次のとおりです。

•[サムネイルセレクトモード]、[プリンター接続]は使用できません。

•この使用説明書では、パソコンやFTPサーバーのことを「接続先」、パソコンやFTPサーバーの情報を設定することを「接続先の設定」と表記しています。

[接続モード] 接続先の種類 機能の内容 0

画像送信パソコン メモリーカードに記録した静止画およ

び動画、撮影直後の静止画をパソコンやFTPサーバーに保存できます。

36, 51FTPサーバー

PCモード パソコン別売のCamera Control Pro 2で、カメラをコントロールしたり、撮影した画像をパソコンに保存できます。

44

ご使用になる前に8

UT-1 の

機能について

/

A FTPサーバーについて• Windows 7 Ultimate/Professional/Enterprise、Windows Vista Ultimate/

Business/Enterprise、Windows XP ProfessionalおよびMac OS Xの場合は、OSに標準装備されているFTPサーバー機能(IIS(Internet Information Services)やFTPサービスなど)を利用してFTPサーバーを構築できます。

• インターネットを経由した FTP サーバーへの通信、およびサードパーティー製FTPソフトによって構築したFTPサーバーでの動作はサポートしておりません。

Aイーサネット接続について• イーサネットケーブルを接続して使用する場合は、無線LANの設定は不要です。• イーサネットケーブルを接続した場合は、無線LANは使用できません。無線LANで接続する場合は、UT-1の電源をOFFにしてからイーサネットケーブルを外してください。

Aルーターを経由した接続について• 接続先がパソコンの場合、ルーターを越えて別のネットワークに接続することはできません。同じネットワーク内のパソコンとのみ接続できます。

• 接続先がFTPサーバーの場合は、ルーターを経由して接続することができます。

Aポート番号についてUT-1は、FTPサーバーに接続する場合はTCPポート21または32768~61000を、パソコンに接続する場合はTCPポート15740、UDPポート5353を使用します。ファイアーウォールを設定しているパソコンでは、ファイアーウォールにポート番号の例外設定を行わないと、UT-1とパソコン間で転送ができない場合があります。

ご使用になる前に 9

UT-1 の

機能について

/ ワイヤレストランスミッター

WT-5 に

ついて

ワイヤレストランスミッターWT-5についてワイヤレストランスミッターWT-5を使うと、無線LANでUT-1の通信機能を使用できます。WT-5をUT-1に取り付けるときは、次の手順で行ってください。

1 UT-1の拡張端子カバーを開ける

2 WT-5のコネクターをUT-1の拡張端子に奥まで差し込む

3 取り付けダイヤルを回してしっかりと固定する

D D4で使用する場合のご注意D4 をご使用の場合、WT-5 をUT-1 に取り付けたときはワイヤレストランスミッターWT-4として動作します。セットアップメニューの[ネットワーク]→[ハードウェアの選択]を[WT-4]に設定してください。

AMACアドレスフィルタリングでアクセス制限されている場合UT-1にWT-5を取り付けて接続するときは、無線LAN環境がMACアドレスフィルタリングでアクセス制限されている場合、MACアドレスフィルタリングにWT-5のMACアドレスを設定する必要があります。WT-5のMACアドレスは、カメラのセットアップメニューの[ワイヤレストランスミッター]の[デバイス情報]にある[MACアドレス](099)で確認することができます。

ご使用になる前に10

使用前の準備

/UT-1 を

使用するまでの流れ

使用前の準備UT-1を使用するまでの流れUT-1を使用する前に、次の手順で接続の準備を行ってください。

Dカメラに使用する電源について接続先の設定中や画像送信時に電源がきれないように、残量が充分にあるバッテリーを使用するか、別売のACアダプターをお使いください。カメラに装着するバッテリーの充電方法や、 ACアダプターの種類については、カメラの使用説明書をご覧ください。

1使用前の準備• UT-1の準備をする(011)• Wireless Transmitter Utilityをパソコンにインストールする(016)

2 画像を送信する

画像送信モードで使用する/ PCモードで使用する(021)• Wireless Transmitter Utilityを使ってカメラの通信設定を行う• UT-1と接続先を接続する• 画像を送信する

画像をFTPサーバーに送信する(051)• Wireless Transmitter Utilityを使ってカメラの通信設定を行う• UT-1とFTPサーバーを接続する• 画像を送信する

ご使用になる前に 11

使用前の準備

/UT-1 の

準備をする

UT-1の準備をするバッテリーを入れるUT-1は、別売のLi-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL15(1個)を使用します。

1 バッテリー室カバーを開ける•バッテリー室カバーをスライドさせて(q)、開きます(w)。

2 充電したバッテリーを入れる•バッテリーを入れる時は、バッテリーの向きに注意して、確実に入れてください。

•バッテリーの充電方法やその他の注意事項などについては、バッテリーとバッテリーチャージャーそれぞれの使用説明書をご覧ください。

3 バッテリー室カバーを閉める

ご使用になる前に12

使用前の準備

/UT-1 の

準備をする

D UT-1に使用する電源について接続先の設定中や画像送信時に電源がきれないように、残量が充分にあるバッテリーを使用するか、別売のパワーコネクター EP-5BとACアダプター EH-5bをお使いください。• ACアダプター EH-5/EH-5aも使えます。

Aバッテリーの取り外しについてUT-1に装着したバッテリーは、図のように取り外してください。• バッテリーの取り外しの際には、バッテリーが飛び出して落下しないようにご注意ください。

A UT-1の節電機能について「メニューガイド」の[オートパワーオフ](0100)では、バッテリーの消耗を抑えるために、カメラとUT-1のUSB接続が終了してからUT-1の電源が自動的にOFFになるまでの時間を設定できます。

A UT-1に装着したバッテリーの残量確認についてUT-1を使うときは、残量の充分にあるバッテリーをお使いください。バッテリーの残量は、UT-1とカメラを接続してから(036, 44, 64)、カメラのメニューを使って確認できます。確認方法については、「メニューガイド」の[電池チェック](099)をご覧ください。

ご使用になる前に 13

使用前の準備

/ 別売のパワーコネクター

EP-5Bと

ACアダプター

EH-5bについて

別売のパワーコネクター EP-5BとACアダプター EH-5bについてUT-1は、別売のパワーコネクターEP-5BとACアダプターEH-5bを使用できます。

取り付け方

1 UT-1のバッテリー室カバーを開け、パワーコネクターをカメラに入れる•バッテリー室カバーをスライドさせて(q)、開きます(w)。•パワーコネクターカバーを開けます(e)。•パワーコネクターの+と-の方向に注意しながら、バッテリー室の中に挿入します(r)。

•パワーコネクターのコードが、パワーコネクターカバーを開けた部分から出るように注意して(t)、バッテリー室カバーを閉じます。

ご使用になる前に14

使用前の準備

/ 別売のパワーコネクター

EP-5Bと

ACアダプター

EH-5bについて

2 パワーコネクターとACアダプターを接続する•電源コードのACプラグを、ACアダプターのACプラグ差し込み口に差し込みます(q)。

•パワーコネクターのDCプラグコネクターにACアダプターのDCプラグを差し込みます(w)。

3 電源コードの電源プラグをコンセントに差し込む•電源ランプが点灯して、通電状態になります。•電源ランプが点灯しない場合はすぐに使用を中止して、販売店またはニコンサービス機関にお問い合わせください。

4 UT-1の電源スイッチを約1秒間押して、電源をONにする

これでUT-1をご使用になれます。ご使用になる際は、プラグ類がカメラから外れないようにご注意ください。

ご使用になる前に 15

使用前の準備

/ 別売のパワーコネクター

EP-5Bと

ACアダプター

EH-5bについて

取り外し方

1 UT-1の電源をOFF にして、電源コードの電源プラグをコンセントから抜く

2 DC プラグコネクターからAC アダプターのDC プラグを抜く•プラグ類を抜くときは、コードを引っ張らずにプラグ本体を持ってください。

3 UT-1のバッテリー室カバーを開け、パワーコネクターをカメラから取り外す

ご使用になる前に16

使用前の準備

/Wireless Tran

smitter U

tility をパソコンにインストールする

Wireless Transmitter UtilityをパソコンにインストールするWireless Transmitter Utility(ワイヤレストランスミッターユーティリティー)は、カメラをパソコンやFTPサーバーに接続するためのソフトウェアです。

FTPサーバーに接続する場合は、Wireless Transmitter Utilityを使わずにカメラ本体の操作で設定することができます(0118)。

Aワイヤレストランスミッター用ソフトウェアについてのご注意Wireless Transmitter Utilityをインストールしたパソコンには、WT-4 Setup Utilityなどの他の弊社製無線LAN用ソフトウェアをインストールしないでください。

ご使用になる前に 17

使用前の準備

/Wireless Tran

smitter U

tility をパソコンにインストールする

動作環境UT-1を使用する前に、UT-1、WT-5、Wireless Transmitter Utilityを使用する上で必要な環境がそろっていることを確認してください。

対応カメラ

ニコンデジタル一眼レフカメラD4、D800、D800E、D7000• UT-1 に対応するカメラについての最新の情報は、カメラの使用説明書をご覧ください。

• UT-1のファームウェアやWireless Transmitter Utilityは、必ず最新版にバージョンアップしてお使いください。

電源別売のLi-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL15 1個または別売のACアダプター EH-5b(パワーコネクター EP-5Bと組み合わせて使用)

対応OS(接続先がパソコンの場合)

64bit版/32bit版のWindows 7 Home Premium/Professional/Enterprise/Ultimate(Service Pack 1)、Windows Vista Home Basic/Home Premium/Business/Enterprise/Ultimate(Service Pack 2)、32bit版のWindows XP Home Edition/Professional(Service Pack 3)、プリインストールされているモデルに対応。Mac OS X Ver.10.6.8、10.7.4(CPUがIntel製のプロセッサー搭載のモデルに対応)。

対応OS (接続先がFTPサーバーの場合)※1

Windows 7 Home Premium/Professional/Enterprise/

Ultimate(Service Pack 1)、Windows Vista Home Basic/Home Premium/Business/Enterprise/Ultimate(Service Pack 2)、Windows XP Home Edition/Professional(Service Pack 3)、Mac OS X(Ver.10.6.8)

通信設備(無線LAN接続時)

•ワイヤレストランスミッター WT-5

•パソコンに標準装備または外付けされた無線LANアダプター、または無線LANアクセスポイント(IEEE802.11n、IEEE802.11b、IEEE802.11gまたはIEEE802.11a対応)

通信設備(イーサネット接続時)

•パソコンに標準装備または外付けされたイーサネットポート(100BASE-TX、10BASE-T対応)•対応するイーサネットケーブル(100BASE-TX、10BASE-T対応)

ご使用になる前に18

使用前の準備

/Wireless Tran

smitter U

tility をパソコンにインストールする

※1 動作確認済みOSについての最新情報は、 01に記載の当社ホームページでご案内しています。

※2 FTPサーバーを接続先にする場合は、Wireless Transmitter Utilityソフトウェアを使わずにUT-1を取り付けたカメラで、接続先の情報を設定できます。

※3 USBハブを介しての動作は保証しておりません。

その他

•カメラにパソコンまたはFTPサーバー※2の接続先情報を設定するときに、Wireless Transmitter Utilityソフトウェアが必要

• CD-ROMドライブ(付属のCD-ROM使用時に使用)•パソコンに標準装備されたUSBポート※3および付属のUSBケーブル(Wireless Transmitter Utilityでの接続先情報設定時に使用)

ご使用になる前に 19

使用前の準備

/Wireless Tran

smitter U

tility をパソコンにインストールする

Wireless Transmitter Utilityのインストールカメラとパソコンを接続する前に、お使いのパソコンにWireless Transmitter Utilityソフトウェアをインストールしてください。

Wireless Transmitter Utilityは、付属のCD-ROMを使って当社のホームページからダウンロードして、パソコンにインストールできます(インターネットに接続できる環境が必要です)。

Wireless Transmitter Utilityを使用すると、画像送信モードおよびPCモードの接続設定の登録ができます。

•インストールを始める前に、お使いのパソコンの環境が017の動作環境に合っていることを確認してください。

•カメラおよびUT-1のファームウェアやWireless Transmitter Utilityは、必ず最新版にバージョンアップしてお使いください。

1 パソコンを起動し、Wireless Transmitter Utilityのインストーラーを起動する

アイコンをダブルクリックする

ご使用になる前に20

使用前の準備

/Wireless Tran

smitter U

tility をパソコンにインストールする

2 インストールを開始する•画面の指示に従ってインストールしてください。

3 インストールを終了する

Windows  Mac OS 

[次へ]をクリックする [続ける]をクリックする

Windows  Mac OS 

[OK]をクリックする [閉じる]をクリックする

パソコンでUT-1を使う 21

パソコンでUT-1を使うUT-1を使うと、次の2つの接続モードを使用できます。

•画像送信モード:撮影した画像を1枚ずつパソコンに送信できます。

• PCモード:別売のCamera Control Pro 2を使用して、UT-1と接続したカメラをパソコンからコントロールできます。

それぞれの操作の手順は次の通りです。

D接続前のご注意UT-1とパソコンを接続する前に、あらかじめパソコン側のネットワークの設定を行ってください。

A使用できない機能についてサムネイルセレクトモードおよびプリンター接続モードは使用できません。

1 Wireless Transmitter Utilityを使ってカメラの通信設定を行う

2 画像を送信する

画像送信モードで使用する(036)• UT-1と接続先を接続する• 画像をパソコンに送信する

PCモードで使用する(044)• UT-1とパソコンを接続する• Camera Control Pro 2でパソコンからカメラをコントロールする

パソコンでUT-1を使う22

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/

Wireless Transmitter Utilityを使ってカメラの通信設定を行う1 カメラに付属のUSBケーブルで起動中のパソコンとカメラを接続する

2 カメラの電源をONにする

3 Wireless Transmitter Utilityを起動する• Windows:デスクトップ上のWireless Transmitter Utilityアイコンをダブルクリックしてください。

• Mac OS X:Dockに登録されたWireless Transmitter Utilityアイコンをクリックしてください。

電源スイッチ

パソコンでUT-1を使う 23

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/4

5

• UT-1にWT-5を取り付けて接続する場合や、イーサネットで接続する場合も、[WT-4]を選んでください。

[次へ]をクリックする

[WT-4]を選ぶ

[次へ]をクリックする

パソコンでUT-1を使う24

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/

6

[接続先を追加/編集する]を選ぶ

[次へ]をクリックする

パソコンでUT-1を使う 25

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/Aパスワードを設定する場合手順6 で[カメラのパスワードを変更する]を選択して[次へ]ボタンをクリックすると、次の画面が表示されます。パスワードを設定すると、パスワードを知らない人がカメラの設定を閲覧または変更できなくなります。パスワードを設定したカメラを別のパソコンに接続してWireless Transmitter Utilityを起動すると、パスワードの入力画面が表示されます。正しいパスワードを入力すると、カメラのパスワードを変更するまで、パスワードの入力画面は表示されなくなります。• 初期設定ではパスワードは設定されていません。初めてパスワードを設定する場合は、[カメラのパスワードを変更する]を選択して、古いパスワードの欄に何も入力しないでください。

• パスワードを変更する場合は、[カメラのパスワードを変更する]を選択して、古いパスワードと新しいパスワードを入力してから[次へ]ボタンをクリックしてください。

• パスワードを設定または変更しないで手順 6 に戻る場合は、[戻る]ボタンをクリックしてください。

• 設定したパスワードを忘れてしまった場合は、[パスワードをリセットする]を選択して[次へ]ボタンをクリックし、パスワードをリセットして設定し直すことができます。ただし、パスワードをリセットすると、すでにカメラに設定した接続先の情報は削除されます。また、カメラで設定したFTPサーバーの接続先の情報も削除されます。

パソコンでUT-1を使う26

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/

A転送先のフォルダーを変更する場合手順6 で[フォルダーを設定する]を選択して[次へ]ボタンをクリックすると、次の画面が表示されます。この画面で画像送信モードでパソコンと接続して画像を送信する場合の転送先フォルダーを設定できます。[参照 ...]ボタンをクリックすると、パソコン内のフォルダー一覧が表示され、転送先フォルダーを選択できます。転送先のフォルダーを変更する場合は、カメラをパソコンに接続する必要はありません。初期設定では、「ピクチャ」(Windows 7/Windows Vista/Mac OS X)または「マイ ピクチャ」(WindowsXP)内の「Wireless Transmitter Utility」フォルダーに転送されます。ViewNX 2に表示:M(チェックを入れる)にすると、UT-1との接続が終了した後にViewNX 2が起動して、転送した画像が表示されます。ViewNX 2がインストールされていない場合は、選択することはできません。

パソコンでUT-1を使う 27

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/7

[新規接続先の追加]を選ぶ

[次へ]をクリックする

パソコンでUT-1を使う28

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/

8

各項目は次の例を参考に設定してください。

項目 説明接続先名 任意に設定できます(半角英数字16文字まで)。

動作モードの選択 [パソコン]と[FTPサーバー]から選択できます。パソコンに接続する場合は[パソコン]を選択します。

インターフェース[無線とイーサネット]と[イーサネットのみ]から選択できます。無線LANを使わない場合は[イーサネットのみ]を選択し、手順11へお進みください。

項目を設定する

[次へ]をクリックする

パソコンでUT-1を使う 29

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/9

[手入力セットアップ]を選ぶ

[次へ]をクリックする

パソコンでUT-1を使う30

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/

A自動セットアップについて初めて無線LANをご使用になる場合は[自動セットアップ]を選択してください。自動セットアップは無線LANの設定を自動で設定できます。[インフラストラクチャーネットワーク]または[アドホックネットワーク]を選択して[次へ]をクリックして、手順11へお進みください。

次の場合には[自動セットアップ]は選択できません。• すでに設定されている接続先を編集する場合• サードパーティーの無線LAN アダプターを使用している場合• パソコンのネットワークの設定が固定IP の場合• OS がMac OS X の場合

[次へ]をクリックする

[インフラストラクチャーネットワーク]を選択した場合、接続で使用する設定を選択します。

パソコンでUT-1を使う 31

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/10

項目 説明

ネットワーク名(SSID)

パソコンが所属しているネットワークの識別名称を入力します。名称が自動的に表示された場合は、その名称を使用してください。また、複数表示された場合は選択してください。

通信モード [インフラストラクチャー(アクセスポイント)]モードと[アドホック(Ad-hoc)]モードのいずれかを選択します。

チャンネル

アドホックモードの場合のみ、通信で使用するチャンネルを選択します。ただしネットワーク名(SSID)が一致するとここで設定したチャンネルとは別のチャンネルが使用される場合があります。

ネットワーク認証

ネットワーク認証の方法を選びます。[通信モード]で選んだ内容によって、選べる認証方法が異なります。

通信モードの設定 選べる認証方法

[インフラストラクチャー(アクセスポイント)]

[オープンシステム]、[共有キー]、[WPA-PSK]、[WPA2-PSK]

[アドホック(Ad-hoc)][オープンシステム]、[共有キー]

項目を設定する

[次へ]をクリックする

パソコンでUT-1を使う32

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/

暗号化

データの暗号化の方法を設定します。ネットワーク認証で設定した内容によって、選択できる暗号化の種類が異なります。ネットワーク認証の設定 選択できる暗号化

[オープンシステム] [データを暗号化しない]、[WEP64]、[WEP128]

[共有キー] [WEP64]、[WEP128][WPA-PSK] [TKIP]、[AES][WPA2-PSK] [AES]

暗号化キー

暗号キーを入力します。

•[暗号化]を[WEP64]に設定した場合は、5文字(64bit)のASCII文字列または10桁(64bit)の16進数を入力します。

•[暗号化]を[WEP128]に設定した場合は、13文字(128bit)のASCII文字列または26桁(128bit)の16進数を入力します。

•[暗号化]を[TKIP]または[AES]に設定した場合は、8 ~63文字のASCII文字列または64桁の16進数を入力します。

•[暗号化]を[データを暗号化しない]に設定した場合は、設定する必要はありません。

キーインデックス

[暗号化]で[WEP64]または[WEP128]が設定されている場合に設定します。初期設定は[1]です。

•[暗号化]で[データを暗号化しない]を設定した場合は、設定する必要はありません。

項目 説明

パソコンでUT-1を使う 33

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/11

A IPの設定についてインフラストラクチャー接続の場合、ネットワーク内にDHCPサーバーがあるときは、[IPアドレスを自動取得する]を選択します。ネットワーク内にDHCPサーバーが存在しない場合は、[IPアドレスを自動取得する]をUにして、ご使用のパソコンや無線LANアクセスポイントに設定されている IPアドレスとは重複しない IPアドレスを設定してください。

項目 説明

IPアドレスを自動取得する

次の項目を自動で取得します。DHCPサーバーが見つからない場合は、自動プライベート IPアドレッシングによって IPアドレスを設定します。項目を手動で設定する場合は、U(チェックを外す)にします。

IPアドレス UT-1に設定するIPアドレスを入力します。サブネットマスク UT-1に設定するサブネットマスクを入力します。デフォルトゲートウェイ

ゲートウェイを使用する場合は、M(チェックを入れる)にして、ゲートウェイのIPアドレスを入力します。

DNSサーバー DNSサーバーを使用する場合は、M(チェックを入れる)にして、DNSサーバーのIPアドレスを入力します。

[IPアドレスを自動取得する]を選ぶ

[次へ]をクリックする

パソコンでUT-1を使う34

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/

12

13

14カメラの電源をOFFにしてから、USBケーブルを取り外す

設定した内容を確認する

[次へ]をクリックする

[ウィザードを終了する]を選ぶ

[次へ]をクリックする

パソコンでUT-1を使う 35

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/カメラの通信設定が完了しました。目的別の使い方の章へお進みください。

「画像送信モードで使用する」......................................................036「PCモードで使用する」................................................................044

パソコンでUT-1を使う36

画像送信モードで使用する

/UT-1 と

パソコンを接続する

画像送信モードで使用するUT-1とパソコンを接続する

1 メモリーカードをカメラに挿入する•カメラの電源がOFFになっていることを確認してください。

•カードスロットが複数ある場合は、どちらのスロットにでも挿入できます。

2 UT-1のUSB端子カバーを開けて、図のように付属のUSBケーブルでUT-1とカメラを接続する•カメラのUSB端子カバーとUSB端子については、カメラの使用説明書をご覧ください。

A接続を行う前に接続先ネットワークのパソコンが起動して、ユーザーがログインしていることを確認してください。

Aイーサネット接続について• イーサネットで接続する場合は、UT-1 の電源を ON にする前に、イーサネットケーブルで接続してください(03)。

• イーサネットで接続している場合は、無線LANは使用できません。無線LANで接続する場合は、UT-1の電源をOFFにしてからイーサネットケーブルを外してください。

16 GB

パソコンでUT-1を使う 37

画像送信モードで使用する

/UT-1 と

パソコンを接続する

3 パソコンとUT-1を準備する有線LANで接続する場合:パソコンとUT-1をイーサネットケーブルで接続してください。イーサネットケーブルは、無理な力を加えず、端子にまっすぐに差し込んでください。

WT-5を取り付けて無線LANで接続する場合:9ページの手順でUT-1にワイヤレストランスミッターWT-5を取り付けてください。

4 カメラの電源をONにする

5 カメラのセットアップメニューの[ワイヤレストランスミッター ]→[接続モード](074)で[画像送信]を選択してマルチセレクターの2を押す画像送信モードで接続可能な接続先の一覧が表示されます。

電源スイッチ

パソコンでUT-1を使う38

画像送信モードで使用する

/UT-1 と

パソコンを接続する

6 通信設定を行った時の接続先を選択してJボタンを押す

•L(?)ボタンを押すと、選択している接続先の情報が表示されます(074)。

7 送信方法(096~97)を決定する•[送信設定]で、使用したい機能を選択します。

8 UT-1の電源スイッチを約1秒間押して、電源をONにする[ワイヤレストランスミッター]のトップ画面で接続先名が緑色で表示されると、接続は完了です。

•「無線エラーが発生しました」、「TCP/IPエラーが発生しました」と表示された場合は、「トラブルシューティング」(0123)をご覧ください。

電源スイッチ

パソコンでUT-1を使う 39

画像送信モードで使用する

/ 画像をパソコンに送信する

画像をパソコンに送信するここでは、すでにメモリーカードに記録済みの画像を送信する手順について説明します。

1 カメラのKボタンを押して1コマ再生モードまたはサムネイル再生モードにする

2 送信する画像を表示する

3 画像に送信設定をするD4の場合:Jボタンを押しながらマルチセレクターの中央ボタンを押す

D800、D800Eの場合:Jボタンを押す

D7000の場合:Dボタンを押しながら、Jボタンを押す

送信設定マーク(白色)が付加され、すぐに送信が始まります(送信マークが緑色に変わります)。

•送信設定マークが付加された順番で送信されます。 •送信が終了した画像には、送信済みマーク(青色)が表示されます。•送信終了した画像を再度送信したい場合は、送信設定をするときと同じ手順で送信済みマーク(青色)を外してから、再度、送信設定マーク(白色)を付加してください。

パソコンでUT-1を使う40

画像送信モードで使用する

/ 画像をパソコンに送信する

4 UT-1の電源スイッチを約1秒間押して、電源をOFFにするPOWER LED(03)が消灯したら、USBケーブルおよびUT-1を取り外します。

• UT-1とパソコンの接続が終了すると、画像が転送されたフォルダーが自動で開きます。

•転送先のフォルダーを変更する場合は、Wireless Transmitter Utilityを使って変更します(026)。

D送信中のご注意送信中はメモリーカードやイーサネットケーブルの抜き差しは絶対に行わないでください。

A D800、D800Eの画像編集メニューの制限についてD800、D800Eでは、画像再生時にJボタンを押す操作で選択画像を転送します(UT-1を接続していないときは、転送設定のみを行ないます)。このため、[編集前後の画像表示]などの画像再生時にJボタンを押して操作する画像編集メニューは使えなくなります。[編集前後の画像表示]を使用するには、[ワイヤレストランスミッター]の[接続モード]を[画像送信]以外に設定してください。

A音声メモを録音した画像の送信録音した音声メモも同時に送信されます。ただし、音声メモのみを送信することはできません。

A 電波状態による送信の中断について電波状態によっては、送信が一時中断される場合があります(042)。この場合、電波状態が回復した後、UT-1の電源をいったんOFFにして再度ONにすると、送信設定マークが表示された画像の送信を再開します。

電源スイッチ

パソコンでUT-1を使う 41

画像送信モードで使用する

/ 画像をパソコンに送信する

送信をキャンセルするには送信をキャンセルするには、再生画面で送信設定マーク(白色)または送信中マーク(緑色)が表示されている画像を選択して、「画像をパソコンに送信する」(039)の手順で送信マークを削除してください。

また、次の場合も送信がキャンセルされます。• カメラの電源をOFFにする。• UT-1の電源をOFFにする。•[ワイヤレストランスミッター]→[送信設定]→[全送信マーク解除]で[する]を選択する。

マーク表示について送信予定の画像、送信中の画像および送信済みの画像には、次のようなマークが表示されます。

a(白色):送信予定の画像(送信設定マーク)送信予定の画像の送信設定マークは白色で表示されます。

b(緑色):送信中の画像(送信中マーク)画像の送信中は送信設定マークが緑色で表示されます。

c(青色):送信済みの画像(送信済みマーク)画像が正常に送信された場合、送信設定マークが青色に変わります。

A 送信をキャンセルした場合のご注意画像送信中にカメラまたはUT-1の電源をOFFにした場合、送信要求は保持されるため、再度それぞれの電源をONにすると、送信設定マークが表示された画像の送信を再開します。

A マーク表示を一括で削除するには送信設定マーク、送信中マークおよび送信済みマークは、カメラのセットアップメニューの[ワイヤレストランスミッター]→[送信設定]→[全送信マーク解除](097)を実行すると、一括で削除できます。

パソコンでUT-1を使う42

画像送信モードで使用する

/ 画像をパソコンに送信する

通信状態についてUT-1と接続先の通信状態は、UT-1のLEDランプまたはカメラのセットアップメニューの[ワイヤレストランスミッター]のトップ画面で確認できます。

• LEDランプ

LEDランプ(POWER、LINK、ERROR)は、次の状態を表しています。POWER:電源供給状態を表しています。LINK :電波の状態を 5 段階の点滅速度で

表します。点滅速度が速いほど送信速度も速くなります。

ERROR:エラーまたは故障の場合に点滅します。

LEDランプの意味

状態 POWER LINK ERROR

UT-1の電源がOFFになっています。 I(消灯)

I(消灯)

I(消灯)

USBケーブルが接続されていません。 K(点灯)

I(消灯)

I(消灯)

接続先との接続処理を行っています。 K(点灯)

K(点灯)

I(消灯)

画像の送信を待っています。接続先にデータを送信しています。

K(点灯)

H(点滅)

I(消灯)

接続先との接続エラーです。 K(点灯)

I(消灯)

H(点滅)

UT-1またはバッテリーの故障です。 H(点滅)

H(点滅)

H(点滅)

LEDランプ

パソコンでUT-1を使う 43

画像送信モードで使用する

/ 画像をパソコンに送信する

•セットアップメニューの[ワイヤレストランスミッター]のトップ画面では、次の状態が確認できます。

残り:送信予定のコマ数と、残りの送信予定時間を表示します。表示される時間は目安です。

電波状態:無線LAN 接続時には、電波の状態がアイコンで表示されます。イーサネット接続時には、イーサネットアイコンdが表示されます。

バッテリー残量状態:UT-1のバッテリー残量が5段階のアイコンで表示されます。

接続状態:接続状態を表します。接続されたときは接続先名が緑色で表示されます。• データを送信中の場合、接続先名の下に「(送信中のファイル名)」+「送信中」と表示されます。

• エラーが発生した場合には、エラーの内容が表示されます(0123)。

パソコンでUT-1を使う44

PCモードで使用する

/UT-1 と

パソコンを接続する

PCモードで使用するPCモードは、別売のCamera Control Pro 2を使って、UT-1と接続したカメラを、パソコンからコントロールできます。Camera Control Pro 2のカメラコントロールで撮影した静止画はパソコンに直接取り込まれますので、カメラにメモリーカードを挿入しない状態でも使用できます。

•カメラにメモリーカードが挿入されていない場合、動画は撮影できません。

UT-1とパソコンを接続する

1 UT-1のUSB端子カバーを開けて、図のように付属のUSBケーブルでUT-1とカメラを接続する•カメラのUSB端子カバーとUSB端子については、カメラの使用説明書をご覧ください。

A接続を行う前に接続先ネットワークのパソコンが起動して、ユーザーがログインしていることを確認してください。

Aイーサネット接続について• イーサネットで接続する場合は、UT-1 の電源を ON にする前に、イーサネットケーブルで接続してください(03)。

• イーサネットで接続している場合は、無線LANは使用できません。無線LANで接続する場合は、UT-1の電源をOFFにしてからイーサネットケーブルを外してください。

パソコンでUT-1を使う 45

PCモードで使用する

/UT-1 と

パソコンを接続する

2 パソコンとUT-1を準備する有線LANで接続する場合:パソコンとUT-1をイーサネットケーブルで接続してください。イーサネットケーブルは、無理な力を加えず、端子にまっすぐに差し込んでください。

WT-5を取り付けて無線LANで接続する場合:9ページの手順でUT-1にワイヤレストランスミッターWT-5を取り付けてください。

3 カメラの電源をONにする

4 カメラのセットアップメニューの[ワイヤレストランスミッター ]→[接続モード](074)で[PCモード]を選択してマルチセレクターの2を押すPCモードで接続可能な接続先の一覧が表示されます。

電源スイッチ

パソコンでUT-1を使う46

PCモードで使用する

/UT-1 と

パソコンを接続する

5 通信設定を行った時の接続先を選択してJボタンを押す

•L(?)ボタンを押すと、選択している接続先の情報が表示されます(074)。

6 UT-1の電源スイッチを約1秒間押して、電源をONにする[ワイヤレストランスミッター]のトップ画面で接続先名が緑色で表示されると、接続は完了です。

•「無線エラーが発生しました」、「TCP/IPエラーが発生しました」と表示された場合は、「トラブルシューティング」(0123)をご覧ください。

電源スイッチ

パソコンでUT-1を使う 47

PCモードで使用する

/Cam

era Con

trol Pro 2でパソコンからカメラをコントロールする

Camera Control Pro 2でパソコンからカメラをコントロールする

1 パソコンで「Camera Control Pro 2」を起動する•カメラはPCモードになります。

2 「Camera Control Pro 2」を使用して、カメラを操作する•「Camera Control Pro 2」を使用して撮影する方法については、「Camera Control Pro 2」の使用説明書(PDF)またはヘルプをご覧ください。

3 UT-1の電源スイッチを約1秒間押して、電源をOFFにするPOWER LED(03)が消灯したら、USBケーブルおよびUT-1を取り外します。

Dワイヤレス接続中のご注意ワイヤレスで接続した場合、イーサネットで接続した場合に比べて、操作に時間的なずれが生じる場合があります。

Dイーサネット接続中のご注意パソコンとの通信中やカメラの電源がONのときには、イーサネットケーブルの抜き差しは行わないでください。

電源スイッチ

パソコンでUT-1を使う48

PCモードで使用する

/Cam

era Con

trol Pro 2でパソコンからカメラをコントロールする

A電波状態による送信の中断について電波状態(049)によっては、送信が中断され、「Camera Control Pro 2」との接続が切断される場合があります。UT-1の「ERROR」ランプ(03)が点滅している場合は、カメラの電源をONにしたままで、UT-1の電源をいったんOFFにして再度ONにしてください。電波状態が回復すれば、Camera Control Pro 2との接続が回復し、未送信画像が再送信されます。再送信する前にカメラの電源をOFFにすると、未送信画像が消去され、再送信できませんのでご注意ください。

パソコンでUT-1を使う 49

PCモードで使用する

/Cam

era Con

trol Pro 2でパソコンからカメラをコントロールする

通信状態についてUT-1とパソコンの通信状態は、UT-1のLEDランプまたはカメラのセットアップメニューの[ワイヤレストランスミッター]のトップ画面で確認できます。

• LEDランプ

LEDランプ(POWER、LINK、ERROR)は、次の状態を表しています。

POWER:電源供給状態を表しています。

LINK :電波の状態を 5 段階の点滅速度で表します。点滅速度が速いほど送信速度も速くなります。

ERROR:エラーまたは故障の場合に点滅します。

LEDランプの意味

状態 POWER LINK ERROR

UT-1の電源がOFFになっています。 I(消灯)

I(消灯)

I(消灯)

USBケーブルが接続されていません。 K(点灯)

I(消灯)

I(消灯)

パソコンとの接続処理を行っています。 K(点灯)

K(点灯)

I(消灯)

画像の送信を待っています。パソコンにデータを送信しています。

K(点灯)

H(点滅)

I(消灯)

パソコンとの接続エラーです。 K(点灯)

I(消灯)

H(点滅)

UT-1またはバッテリーの故障です。 H(点滅)

H(点滅)

H(点滅)

LEDランプ

パソコンでUT-1を使う50

PCモードで使用する

/Cam

era Con

trol Pro 2でパソコンからカメラをコントロールする

•セットアップメニューの[ワイヤレストランスミッター]のトップ画面では、次の状態が確認できます。

バッテリー残量状態:UT-1のバッテリー残量が5段階のアイコンで表示されます。

接続状態:接続状態を表します。接続されたときは接続先名が緑色に変わり、「PCモードで動作中」と表示されます。エラーが発生した場合には、エラーの内容が表示されます(0123)。

電波状態:無線LAN 接続時には、電波の状態がアイコンで表示されます。イーサネット接続時には、イーサネットアイコンdが表示されます。

画像をFTPサーバーに送信する 51

画像をFTPサーバーに送信するカメラで撮影した画像をFTPサーバーに送信することができます。

画像をFTPサーバーに送信する手順は次の通りです。

D接続前のご注意UT-1とFTPサーバーを接続する前に、あらかじめFTPサーバー側のネットワークの設定を行ってください(0101)。

A FTPサーバーについて• Windows 7 Ultimate/Professional/Enterprise、Windows Vista Ultimate/

Business/Enterprise、Windows XP ProfessionalおよびMac OS Xの場合は、OSに標準装備されているFTPサーバー機能(IIS(Internet Information Services)やFTPサービスなど)を利用してFTPサーバーを構築できます。

• インターネットを経由した FTP サーバーへの通信、およびサードパーティー製FTPソフトによって構築したFTPサーバーでの動作はサポートしておりません。

1 Wireless Transmitter Utilityを使ってカメラの通信設定を行う

2 UT-1とFTPサーバーを接続する(064)

3 画像をFTPサーバーに送信する(068)

画像をFTPサーバーに送信する52

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/

Wireless Transmitter Utilityを使ってカメラの通信設定を行う1 カメラに付属のUSBケーブルで起動中のパソコンとカメラを接続する

2 カメラの電源をONにする

3 Wireless Transmitter Utilityを起動する• Windows:デスクトップ上のWireless Transmitter Utilityアイコンをダブルクリックしてください。

• Mac OS X:Dockに登録されたWireless Transmitter Utilityアイコンをクリックしてください。

電源スイッチ

画像をFTPサーバーに送信する 53

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/4

5

• UT-1にWT-5を取り付けて接続する場合や、イーサネットで接続する場合も、[WT-4]を選んでください。

[次へ]をクリックする

[次へ]をクリックする

[WT-4]を選ぶ

画像をFTPサーバーに送信する54

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/

6

7

[次へ]をクリックする

[接続先を追加/編集する]を選ぶ

[次へ]をクリックする

[新規接続先の追加]を選ぶ

画像をFTPサーバーに送信する 55

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/8

各項目は次のページの例を参考に設定してください。

項目 説明接続先名 任意に設定できます(半角英数字16文字まで)。

動作モードの選択 [パソコン]と[FTPサーバー]から選択できます。FTPサーバーに接続する場合は[FTPサーバー]を選択します。

インターフェース[無線とイーサネット]と[イーサネットのみ]から選択できます。無線LANを使わない場合は[イーサネットのみ]を選択し、手順11へお進みください。

[次へ]をクリックする

項目を設定する

画像をFTPサーバーに送信する56

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/

9

[次へ]をクリックする

[手入力セットアップ]を選ぶ

画像をFTPサーバーに送信する 57

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/A自動セットアップについて初めて無線LANをご使用になる場合は[自動セットアップ]を選択してください。自動セットアップは無線LANの設定を自動で設定できます。[インフラストラクチャーネットワーク]または[アドホックネットワーク]を選択して[次へ]をクリックして、手順11へお進みください。

次の場合には[自動セットアップ]は選択できません。• すでに設定されている接続先を編集する場合• サードパーティーの無線LAN アダプターを使用している場合• パソコンのネットワークの設定が固定IP の場合• OS がMac OS X の場合

[次へ]をクリックする

[インフラストラクチャーネットワーク]を選択した場合、接続で使用する設定を選択します。

画像をFTPサーバーに送信する58

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/

10

項目 説明

ネットワーク名(SSID)

FTPサーバーが所属しているネットワークの識別名称を入力します。値が自動的に表示された場合は、その値を使用してください。また、複数表示された場合は選択してください。

通信モード [インフラストラクチャー(アクセスポイント)]モードと[アドホック(Ad-hoc)]モードのいずれかを選択します。

チャンネル

アドホックモードの場合のみ、通信で使用するチャンネルを選択します。ただしネットワーク名(SSID)が一致するとここで設定したチャンネルとは別のチャンネルが使用される場合があります。

ネットワーク認証

ネットワーク認証の方法を選びます。[通信モード]で選んだ内容によって、選べる認証方法が異なります。

通信モードの設定 選べる認証方法

[インフラストラクチャー(アクセスポイント)]

[オープンシステム]、[共有キー]、[WPA-PSK]、[WPA2-PSK]

[アドホック(Ad-hoc)][オープンシステム]、[共有キー]

項目を設定する

[次へ]をクリックする

画像をFTPサーバーに送信する 59

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/

暗号化

データの暗号化の方法を設定します。ネットワーク認証で設定した内容によって、選択できる暗号化の種類が異なります。ネットワーク認証の設定 選択できる暗号化

[オープンシステム] [データを暗号化しない]、[WEP64]、[WEP128]

[共有キー] [WEP64]、[WEP128][WPA-PSK] [TKIP]、[AES][WPA2-PSK] [AES]

暗号化キー

暗号キーを入力します。

•[暗号化]を[WEP64]に設定した場合は、5文字(64bit)の文字列または10桁(64bit)の16進数を入力します。

•[暗号化]を[WEP128]に設定した場合は、13文字(128bit)の文字列または26桁(128bit)の16進数を入力します。

•[暗号化]を[TKIP]または[AES]に設定した場合は、8~63文字の文字列または64桁の16進数を入力します。

•[暗号化]を[データを暗号化しない]に設定した場合は、設定する必要はありません。

キーインデックス

[暗号化]で[WEP64]または[WEP128]が設定されている場合に設定します。初期設定は[1]です。

•[暗号化]で[データを暗号化しない]を設定した場合は、設定する必要はありません。

項目 説明

画像をFTPサーバーに送信する60

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/

11

項目 説明IPアドレス UT-1に設定するIPアドレスを入力します。サブネットマスク UT-1に設定するサブネットマスクを入力します。デフォルトゲートウェイ

ゲートウェイを使用する場合は、M(チェックを入れる)にして、ゲートウェイのIPアドレスを入力します。

DNSサーバー DNSサーバーを使用する場合は、M(チェックを入れる)にして、DNSサーバーのアドレスを入力します。

[IPアドレスを自動取得する]をU(チェックを外す)にして、項目を設定する

[次へ]をクリックする

画像をFTPサーバーに送信する 61

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/12

項目 説明

FTPサーバー FTPサーバーのIPアドレス(またはURL)を入力します。

FTPサーバーポート FTPサーバーのポート番号を入力します。

FTPパス送信した画像の保存先フォルダーを設定します。空欄に設定した場合は、FTPサーバーのホームディレクトリが保存先フォルダーになります。

匿名でログインするFTPサーバーが匿名でのログインを許可している場合にM(チェックを入れる)にします。

ログイン名FTPサーバーが接続を許可しているログイン名を入力します。

パスワードFTPサーバーが接続を許可しているパスワードを入力します。

プロキシを使用するプロキシサーバーを使用している場合にM(チェックを入れる)にして、プロキシサーバーの IPアドレスとポート番号を入力します。

パッシブモードパッシブモードで接続する場合にM(チェックを入れる)にします。

項目を設定する

[次へ]をクリックする

画像をFTPサーバーに送信する62

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/

13

14

設定した内容を確認する

[次へ]をクリックする

[次へ]をクリックする

[ウィザードを終了する]を選択する

画像をFTPサーバーに送信する 63

Wireless Tran

smitter U

tility を使ってカメラの通信設定を行う

/15カメラの電源をOFFにしてから、USBケーブルを取り外す

カメラの通信設定が完了しました。「UT-1とFTPサーバーを接続する」(064)へお進みください。

画像をFTPサーバーに送信する64

UT-1 と

FTPサーバーを接続する

/

UT-1とFTPサーバーを接続する1 メモリーカードをカメラに挿入する

•カメラの電源がOFFになっていることを確認してください。

•カードスロットが複数ある場合は、どちらのスロットにでも挿入できます。

2 UT-1のUSB端子カバーを開けて、図のように付属のUSBケーブルでUT-1とカメラを接続する•カメラのUSB端子カバーとUSB端子については、カメラの使用説明書をご覧ください。

A接続を行う前に接続先ネットワークのFTPサーバーが起動していることを確認してください。

Aイーサネット接続について• イーサネットで接続する場合は、UT-1 の電源を ON にする前に、イーサネットケーブルで接続してください(03)。

• イーサネットで接続している場合は、無線LANは使用できません。無線LANで接続する場合は、UT-1の電源をOFFにしてからイーサネットケーブルを外してください。

16 GB

画像をFTPサーバーに送信する 65

UT-1 と

FTPサーバーを接続する

/3 FTPサーバーとUT-1を準備する

有線LANで接続する場合:FTPサーバーとUT-1をイーサネットケーブルで接続してください。イーサネットケーブルは、無理な力を加えず、端子にまっすぐに差し込んでください。

WT-5を取り付けて無線LANで接続する場合:9ページの手順でUT-1にワイヤレストランスミッターWT-5を取り付けてください。

4 カメラの電源をONにする

5 カメラのセットアップメニューの[ワイヤレストランスミッター ]→[接続モード](074)で[画像送信]を選択してマルチセレクターの2を押す画像送信モードで接続可能な接続先の一覧が表示されます。

電源スイッチ

画像をFTPサーバーに送信する66

UT-1 と

FTPサーバーを接続する

/

6 通信設定を行った時の接続先を選択してJボタンを押す

•L(?)ボタンを押すと、選択している接続先の情報が表示されます(074)。

A FTPの接続先を編集する接続先がFTPサーバーの場合、カメラとUT-1の両方の電源がONであることを確認してからWボタンを押すと、選択している接続先の編集画面(075)が表示されます。各設定内容に関しては「メニューガイド」をご覧ください(073)。

7 送信方法(096~97)を決定する•[送信設定]で、使用したい機能を選択します。

画像をFTPサーバーに送信する 67

UT-1 と

FTPサーバーを接続する

/8 UT-1の電源スイッチを約1秒間押して、電源をONにする[ワイヤレストランスミッター]のトップ画面で接続先名が緑色で表示されると、接続は完了です。

•「無線エラーが発生しました」、「TCP/IPエラーが発生しました」と表示された場合は、「トラブルシューティング」(0123)をご覧ください。

電源スイッチ

画像をFTPサーバーに送信する68

画像を

FTPサーバーに送信する

/

画像をFTPサーバーに送信するここでは、すでにメモリーカードに記録済みの画像を送信する手順について説明します。

1 カメラのKボタンを押して1コマ再生モードまたはサムネイル再生モードにする

2 送信する画像を表示する

3 画像に送信設定をするD4の場合:Jボタンを押しながらマルチセレクターの中央ボタンを押す

D800、D800Eの場合:Jボタンを押す

D7000の場合:Dボタンを押しながら、Jボタンを押す

送信設定マーク(白色)が付加され、すぐに送信が始まります(送信マークが緑色に変わります)。•送信設定マークが付加された順番で送信されます。 •送信が終了した画像には、送信済みマーク(青色)が表示されます。•送信終了した画像を再度送信したい場合は、送信設定をするときと同じ手順で送信済みマーク(青色)を外してから、再度、送信設定マーク(白色)を付加してください。

画像をFTPサーバーに送信する 69

画像を

FTPサーバーに送信する

/4 UT-1の電源スイッチを約1秒間押して、電源をOFFにするPOWER LED(03)が消灯したら、USBケーブルおよびUT-1を取り外します。

•転送先のフォルダーを変更する場合は、Wireless Transmitter Utilityを使って変更します(026, 61)。

D送信中のご注意送信中はメモリーカードやイーサネットケーブルの抜き差しは絶対に行わないでください。

D 送信先のファイル名について• 接続先がFTPサーバーの場合、送信先に送信した画像と同じファイル名の画像があると、上書きされますのでご注意ください。

• カメラのカスタムセッティング[連番モード]は、送信されたファイルが上書きされるのを防ぐために[ON]に設定することをおすすめします。

• 複数のカメラに同じFTP サーバーを接続先として設定する場合は、カメラごとに別々の保存先フォルダーを設定することをおすすめします。

A D800、D800Eの画像編集メニューの制限についてD800、D800Eでは、画像再生時にJボタンを押す操作で選択画像を転送します(UT-1を接続していないときは、転送設定のみを行ないます)。このため、[編集前後の画像表示]などの画像再生時にJボタンを押して操作する画像編集メニューは使えなくなります。[編集前後の画像表示]を使用するには、[ワイヤレストランスミッター]の[接続モード]を[画像送信]以外に設定してください。

A音声メモを録音した画像の送信録音した音声メモも同時に送信されます。ただし、音声メモのみを送信することはできません。

A 電波状態による送信の中断について電波状態によっては、送信が一時中断される場合があります(071)。この場合、電波状態が回復した後、UT-1の電源をいったんOFFにして再度ONにすると、送信設定マークが表示された画像の送信を再開します。

電源スイッチ

画像をFTPサーバーに送信する70

画像を

FTPサーバーに送信する

/

送信をキャンセルするには送信をキャンセルするには、再生画面で送信設定マーク(白色)または送信中マーク(緑色)が表示されている画像を選択して、「画像をFTPサーバーに送信する」(068)の手順で送信マークを削除してください。

また、次の場合も送信がキャンセルされます。• カメラの電源をOFFにする。• UT-1の電源をOFFにする。•[ワイヤレストランスミッター]→[送信設定]→[全送信マーク解除]で[する]を選択する。

マーク表示について送信予定の画像、送信中の画像および送信済みの画像には、次のようなマークが表示されます。

a(白色):送信予定の画像(送信設定マーク)送信予定の画像の送信設定マークは白色で表示されます。

b(緑色):送信中の画像(送信中マーク)画像の送信中は送信設定マークが緑色で表示されます。

c(青色):送信済みの画像(送信済みマーク)画像が正常に送信された場合、送信設定マークが青色に変わります。

A 送信をキャンセルした場合のご注意画像送信中にカメラまたはUT-1の電源をOFFにした場合、送信要求は保持されるため、再度それぞれの電源をONにすると、送信設定マークが表示された画像の送信を再開します。

A マーク表示を一括で削除するには送信設定マーク、送信中マークおよび送信済みマークは、カメラのセットアップメニューの[ワイヤレストランスミッター]の[送信設定]にある[全送信マーク解除](097)を実行すると、一括で削除できます。

画像をFTPサーバーに送信する 71

画像を

FTPサーバーに送信する

/通信状態についてUT-1とFTPサーバーの通信状態は、UT-1のLEDランプまたはカメラのセットアップメニューの[ワイヤレストランスミッター]のトップ画面で確認できます。

• LEDランプ

LEDランプ(POWER、LINK、ERROR)は、次の状態を表しています。

POWER:電源供給状態を表しています。LINK :電波の状態を 5 段階の点滅速度で

表します。点滅速度が速いほど送信速度も速くなります。

ERROR:エラーまたは故障の場合に点滅します。

LEDランプの意味

状態 POWER LINK ERROR

UT-1の電源がOFFになっています。 I(消灯)

I(消灯)

I(消灯)

USBケーブルが接続されていません。 K(点灯)

I(消灯)

I(消灯)

接続先との接続処理を行っています。 K(点灯)

K(点灯)

I(消灯)

画像の送信を待っています。接続先にデータを送信しています。

K(点灯)

H(点滅)

I(消灯)

接続先との接続エラーです。 K(点灯)

I(消灯)

H(点滅)

UT-1またはバッテリーの故障です。 H(点滅)

H(点滅)

H(点滅)

LEDランプ

画像をFTPサーバーに送信する72

画像を

FTPサーバーに送信する

/

•セットアップメニューの[ワイヤレストランスミッター]のトップ画面では、次の状態が確認できます。

残り:送信予定のコマ数と、残りの送信予定時間を表示します。

電波状態:無線LAN 接続時には、電波の状態がアイコンで表示されます。イーサネット接続時には、イーサネットアイコンdが表示されます。

バッテリー残量状態:UT-1のバッテリー残量が5段階のアイコンで表示されます。

接続状態:接続状態を表します。接続されたときは接続先名が緑色で表示されます。• データを送信中の場合、接続先名の下に「(送信中のファイル名)」+「送信中」と表示されます。

• エラーが発生した場合には、エラーの内容が表示されます(0123)。

メニューガイド 73

メニューガイドUT-1をカメラに接続したときに使用可能なセットアップメニューの[ワイヤレストランスミッター]の各メニュー項目について説明します。

メニュー項目 0接続モード 74 

接続先選択 74 FTP接続先の追加(画像送信モードのみ) 75 接続先を編集する(接続先がFTPサーバーの場合のみ) 75 

送信設定 96 撮影後自動送信 96 送信後ファイル削除 96 RAW+JPEG送信設定 97 フォルダー送信 97 全送信マーク解除 97 

プリント 98 デバイス情報 99 

電池チェック 99 MACアドレス 99 ファームウェアバージョン 99 

デバイス設定 100 オートパワーオフ 100 内蔵メモリーの初期化 100 

メニューガイド74

接続モード

/ 接続先選択

接続モードUT-1の接続モードを[画像送信](036)、[PCモード](044)から選択できます。•[サムネイルセレクトモード]および[プリンター接続]は使用できません。

•[接続モード]を選択してからマルチセレクターの2を押すと、[接続先選択]画面(074)が表示され、各接続モードで選択可能な接続先が表示されます。

接続先選択[接続モード]メニューで選択した接続モードで接続できる接続先の一覧が表示されます。• UT-1 には最大 9 カ所の接続先(パソコンや

FTPサーバー)を設定することができます。•Oボタンを押すと、選択している接続先が削除されます。

•L(?)ボタンを押すと、選択している接続先の情報が表示されます。

•接続先がFTPサーバーの場合、Wボタンを押すと、選択している接続先の編集画面(075)が表示されます。

機器タイプ(PCまたはFTPサーバー)

インターフェース(028、55、121)

接続先名(028、55、121)

SSID(031、58、121)

メニューガイド 75

接続モード

/FTP接続先の追加

FTP接続先の追加(画像送信モードのみ)[画像送信]モードの場合、FTPサーバーとの接続先設定を、WirelessTransmitter Utilityを使わずに、カメラで行うことができます。設定方法については、「Wireless Transmitter Utilityを使わずにFTPサーバーを接続先に設定する」(0118)をご覧ください。

接続先を編集する(接続先がFTPサーバーの場合のみ)

画像送信モードの場合、[接続先選択]画面でWボタンを押すと、選択している接続先の[編集]画面が表示されます。FTPサーバーとの接続に関する設定(無線、TCP/IP、FTP)を変更できます。

•[設定終了]を選択してマルチセレクターのJボタンを押すと、設定が有効になり、[接続先選択]画面に戻ります。

D接続先設定中のご注意カメラのシャッターボタンを半押しすると、液晶モニターが消灯し、メニュー画面を終了します。液晶モニターが消灯すると、設定中の接続先の情報は失われますのでご注意ください。

A「 FTP接続先の追加」と「接続先を編集する」についてUT-1とカメラがUSBケーブルで接続され、UT-1の電源がONになっていないと、「FTP接続先の追加」と「接続先を編集する」は選択できません。

メニューガイド76

接続モード

/ 接続先を編集する

A データの入力方法について接続先の設定などに必要なデータを入力する場合は、次の画面が表示されます。

• 現在のカーソル位置に新しい文字を入力する場合は、マルチセレクターを使って入力するキーボードエリアの文字上にカーソルを移動させ、マルチセレクターの中央部を押します。

• データ表示エリアのカーソルを上下左右に移動する場合は、Wボタンを押しながらマルチセレクターを操作します。

• 文字はカーソル位置に挿入されます。• 設定可能な文字数を超えて入力すると、データ表示エリアからあふれた文字が削除されます。

• 文字を1文字削除する場合は、Wボタンとマルチセレクターを使って削除する文字の上にカーソルを移動させ、Oボタンを押します。その文字が削除され、それより後方の文字が全体的に繰り上がります。

• データの内容を確定し、文字入力を終了する場合は、Jボタンを押します。画面は1つ前の画面に戻ります。

• データの入力をキャンセルする場合は、Gボタンを押します。画面は1つ前の画面に戻ります。

キーボードエリア:マルチセレクターを使って文字を選択します。マルチセレクターの中央部を押すと、文字が決定します。

データ表示エリア:入力した文字が表示されます。カーソルを上下左右に移動させる場合はWボタンを押しながらマルチセレクターを操作します。

メニューガイド 77

接続モード

/ 接続先を編集する

/ 無線

無線無線関連の情報を入力します。[無線]を選択して、マルチセレクターの2を押すと、右の画面が表示されます。[インターフェース](028、55、121)が[イーサネットのみ]の場合には[無線]画面は表示されません。

[無線]画面は2ページ構成でマルチセレクターの1または3で、表示するページを切り換えることができます。

無線[1/2]画面❏ SSID:パソコンが所属しているネットワークの識別名称です。SSIDは必ず設定してください。

1 [無線[1/2]]画面で[SSID]を選択する

2 マルチセレクターの2を押すデータ入力画面(076)が表示されます。

3 無線接続先と同一のSSIDを入力する

Aイーサネット接続についてイーサネットケーブルを接続して使用する場合は、無線の設定は不要です。

メニューガイド78

接続モード

/ 接続先を編集する

/ 無線[

1/2 ]画面

4 入力後にJボタンを押す[無線[1/2]]画面に戻ります。

❏ 通信モード:ご使用の通信環境に合わせて通信モードを選択します。

❏ チャンネル:[通信モード]が[アドホック]の場合、無線LANアダプターの設定に合わせて次のように設定します。[インフラストラクチャー]の場合、チャンネルは自動的に設定されます。

1 [無線[1/2]]画面で[チャンネル]を選択する

設定 内容

インフラストラクチャー(初期設定)

無線LANアクセスポイントを介して通信する場合に選択します。

アドホックカメラとFTPサーバー(またはパソコン)を直接通信させる場合に選択します。

メニューガイド 79

接続モード

/ 接続先を編集する

/ 無線[

1/2 ]画面

2 マルチセレクターの2を押すチャンネルの入力画面が表示されます。

3 1または3で使用するチャンネルを選択する

4 入力後に2を押す[無線[1/2]]画面に戻ります。

❏ ネットワーク認証:パソコンまたはアクセスポイントの設定に合わせて、[オープンシステム]、[共有キー]、[WPA-PSK]、[WPA2-PSK]のいずれかを選択します。[WPA-PSK]、[WPA2-PSK]は、[通信モード]が[インフラストラクチャー]の場合のみ選択できます。

メニューガイド80

接続モード

/ 接続先を編集する

/ 無線[

2/2 ]画面

無線[2/2]画面❏ 暗号化:暗号化を使用する場合に設定します。

1 [無線[2/2]]画面で[暗号化]の表示部を選択する

2 マルチセレクターの2を押す暗号化方式の一覧が表示されます。

3 1または3で使用する暗号化の方式を選択する

4 2を押す[無線[2/2]]画面に戻ります。

5 3を押して暗号キーの表示部を選択する

メニューガイド 81

接続モード

/ 接続先を編集する

/ 無線[

2/2 ]画面

6 2を押す選択した暗号化の方式に合わせて、暗号キーの入力画面が表示されます。

7 接続先の設定に合わせて暗号キーを入力する•[暗号化]で[暗号化しない]を設定した場合、暗号化キーは設定する必要はありません。

•[WEP 64bit 16進]または[WEP 128bit 16進]を選択した場合:10桁(64bit)または26桁(128bit)の暗号キーを入力します。マルチセレクターの1または3で各桁の数値(16進数)を設定し、4または2で入力位置を選択します。

•[WEP 64bit 文字]または[WEP 128bit 文字]を選択した場合:データ入力画面(076)が表示されます。5文字(64bit)または13文字(128bit)の暗号キーを入力します。

•[TKIP]または[AES]を選択した場合:ASCII文字の暗号キーを使用する場合は、8~63文字の暗号キーを入力します。16進数の暗号キーを使用する場合は、64桁の16進数を入力します。

Aネットワーク認証と暗号化について[ネットワーク認証]で設定した内容によって、選択できる[暗号化]の種類は異なります。

ネットワーク認証の設定 選択できる暗号化

[オープンシステム][データを暗号化しない]、[WEP 64bit 16進]、[WEP 64bit 文字]、[WEP 128bit 16進]、[WEP 128bit 文字]

[共有キー][WEP 64bit 16進]、[WEP 64bit 文字]、[WEP 128bit 16進]、[WEP 128bit 文字]

[WPA-PSK] [TKIP]、[AES]

[WPA2-PSK] [AES]

メニューガイド82

接続モード

/ 接続先を編集する

/ 無線[

2/2 ]画面

8 Jボタンを押す[無線[2/2]]画面に戻ります。

❏ キーインデックス:[通信モード]が[インフラストラクチャー]で[暗号化]が[WEP 64bit 16進]、[WEP 64bit 文字]、[WEP 128bit 16進]、[WEP 128bit 文字]のいずれかの場合、パソコンまたはアクセスポイントの設定に合わせて設定します。

1 [無線[2/2]]画面で[キーインデックス]を選択する

2 マルチセレクターの2を押すキーインデックスの入力画面が表示されます。

3 1または3で数値を設定する

4 入力後に2を押す[無線[2/2]]画面に戻ります。

メニューガイド 83

接続モード

/ 接続先を編集する

/TCP/IP

TCP/IPTCP/IP 関連の情報を入力します。[TCP/IP]を選択して、マルチセレクターの2を押すと、右の画面が表示されます。

[TCP/IP]画面は2ページ構成でマルチセレクターの1または3で、表示するページを切り換えることができます。

TCP/IP[1/2]画面❏ IPアドレス:UT-1に割り振る[アドレス](IPアドレス)と[マスク](サブネットマスク)を入力します。IPアドレスは、自動取得または手動入力で必ず入力してください。

IPアドレスを自動取得する場合:DHCPサーバー、または自動プライベートIPアドレッシングによって取得します。

1 [TCP/IP[1/2]]画面で[自動取得]を選択する

2 マルチセレクターの2を押す[自動取得]のチェックボックスがM(チェックを入れる)になります。

メニューガイド84

接続モード

/ 接続先を編集する

/TCP/IP [

1/2 ]画面

IPアドレスを手動で入力する場合:

1 [TCP/IP[1/2]]画面で[自動取得]を選択する

2 マルチセレクターの2を押して、[自動取得]のチェックボックスをU(チェックを外す)にするアドレスとマスクを選択できるようになります。

3 [TCP/IP[1/2]]画面で[アドレス]を選択する

4 マルチセレクターの2を押すアドレスの入力画面が表示されます。

5 1または3で[アドレス]を設定する•入力位置は4または2で変更できます。

メニューガイド 85

接続モード

/ 接続先を編集する

/TCP/IP [

1/2 ]画面

6 入力後にJボタンを押す[TCP/IP[1/2]]画面に戻ります。

7 3を押して[マスク]を選択する

8 2を押すマスクの入力画面が表示されます。

9 1または3で[マスク]を設定する

10Jボタンを押す[TCP/IP[1/2]]画面に戻ります。

メニューガイド86

接続モード

/ 接続先を編集する

/TCP/IP [

2/2 ]画面

TCP/IP[2/2]画面❏ ゲートウェイを使用:送信先のネットワークにデフォルトゲートウェイのアドレスが必要な場合に入力します。

1 [TCP/IP[2/2]]画面で[ゲートウェイを使用]を選択する

2 マルチセレクターの2を押す[ゲートウェイを使用]のチェックボックスがM(チェックを入れる)になります。

3 3を押して[アドレス]を選択する

4 2を押すアドレスの入力画面が表示されます。

5 1または3で数値を設定する•入力位置は4または2で変更できます。

メニューガイド 87

接続モード

/ 接続先を編集する

/TCP/IP [

2/2 ]画面

6 入力後にJボタンを押す[TCP/IP[2/2]]画面に戻ります。

❏ DNSサーバーを使用:FTPサーバーが属するネットワークにDNSサーバーが存在する場合に入力します。

1 [TCP/IP[2/2]]画面で[DNSサーバーを使用]を選択する

2 マルチセレクターの2を押す[DNSサーバーを使用]のチェックボックスがM(チェックを入れる)になります。

3 3を押して[アドレス]を選択する

4 2を押すアドレスの入力画面が表示されます。

メニューガイド88

接続モード

/ 接続先を編集する

/FTP

5 1または3で数値を設定する•入力位置は4または2で変更できます。

6 入力後にJボタンを押す[TCP/IP[2/2]]画面に戻ります。

FTPFTP関連の情報を入力します。[FTP]を選択して、マルチセレクターの2を押すと、右の画面が表示されます。

[FTP]画面は 3 ページ構成でマルチセレクターの1または3で、表示するページを切り換えることができます。

FTP[1/3]画面❏ サーバー:データ送信先のFTPサーバーのIPアドレス(またはURL)、フォルダー名、ポート番号を設定します。IPアドレスは必ず入力してください。

1 [FTP[1/3]]画面で[アドレス]を選択する

メニューガイド 89

接続モード

/ 接続先を編集する

/FTP [1/3 ]

画面

2 マルチセレクターの2を押すデータ入力画面(076)が表示されます。

3 FTPサーバーのアドレスを入力する

4 入力後にJボタンを押す[FTP[1/3]]画面に戻ります。

5 3を押して[フォルダー]を選択する

6 2を押すデータ入力画面(076)が表示されます。

7 フォルダー名を入力する

メニューガイド90

接続モード

/ 接続先を編集する

/FTP [1/3 ]

画面

8 入力後にJボタンを押す[FTP[1/3]]画面に戻ります。

9 3を押して[ポート]を選択する

102を押すポート番号の入力画面が表示されます。

111または3で数値を設定する•入力位置は4または2で変更できます。

12Jボタンを押す[FTP[1/3]]画面に戻ります。

メニューガイド 91

接続モード

/ 接続先を編集する

/FTP [2/3 ]

画面

❏ パッシブモード:パッシブモードで接続する場合に設定します。

1 [FTP[1/3]]画面で[パッシブモード]を選択する

2 マルチセレクターの2を押す[パッシブモード]のチェックボックスがM(チェックを入れる)になります。

FTP[2/3]画面❏ ログイン:データ送信先のFTPサーバーにログインする[ログイン名](ユーザーアカウント)と[パスワード]を設定します。必ず入力してください。

匿名でログインする場合:

1 [FTP[2/3]]画面で[匿名でログインする]を選択する

2 マルチセレクターの2を押す[匿名でログインする]のチェックボックスがM(チェックを入れる)になります。

メニューガイド92

接続モード

/ 接続先を編集する

/FTP [2/3 ]

画面

ログイン名とパスワードを入力する場合:

1 [FTP[2/3]]画面で[匿名でログインする]を選択する

2 マルチセレクターの2を押す[匿名でログインする]のチェックボックスがU(チェックを外す)になり、ログイン名とパスワードを選択できるようになります。

3 [FTP[2/3]]画面で[ログイン名]を選択する

4 マルチセレクターの2を押すデータ入力画面(076)が表示されます。

5 ログイン名を入力する

メニューガイド 93

接続モード

/ 接続先を編集する

/FTP [2/3 ]

画面

6 入力後にJボタンを押す[FTP[2/3]]画面に戻ります。

7 3を押して[パスワード]を選択する

8 2を押すデータ入力画面(076)が表示されます。

9 パスワードを入力する

10入力後にJボタンを押す[FTP[2/3]]画面に戻ります。

メニューガイド94

接続モード

/ 接続先を編集する

/FTP [3/3 ]

画面

FTP[3/3]画面❏ プロキシを使用:必要に応じて設定します。

1 [FTP[3/3]]画面で[プロキシを使用]を選択する

2 マルチセレクターの2を押す[プロキシを使用]のチェックボックスがM (チェックを入れる)になります。

3 3を押して[アドレス]を選択する

4 2を押す[データ入力画面](076)が表示されます。

5 アドレスを入力する

メニューガイド 95

接続モード

/ 接続先を編集する

/FTP [3/3 ]

画面

6 入力後にJボタンを押す[FTP[3/3]]画面に戻ります。

7 3を押して[ポート]を選択する

8 2を押すポート番号の入力画面が表示されます。

9 1または3でポート番号を設定する•入力位置は4または2で変更できます。

10入力後にJボタンを押す[FTP[3/3]]画面に戻ります。

メニューガイド96

送信設定

/ 撮影後自動送信

送信設定 (画像送信モードのみ)画像送信モードで使用するUT-1の機能を選択します。

撮影後自動送信撮影と同時に画像を自動送信します。

•[撮影後自動送信]が[する]でUT-1の電源がOFFの場合、撮影を行うとメモリーカードに記録されますが、送信は行われません。撮影された画像に送信設定マーク(白色)が付加されます。

送信後ファイル削除送信後、メモリーカード内のファイルを削除するかどうかを設定します。[する]に設定した場合、カメラのカスタムメニューの[連番モード]の設定にかかわらず、連番モードで動作します。

•本設定を[する]にする前に送信設定されたファイルは送信終了しても削除されません。

•カメラの状態によっては、ファイルの削除を一時停止する場合があります。

設定 内容

する撮影を行うと画像は自動的に送信されます。撮影された画像はいったんメモリーカードに記録され、自動的に送信設定が行われます。撮影する場合は必ずカメラにメモリーカードを挿入してください。

しない(初期設定)

撮影を行っても、画像は自動的に送信されません。画像を送信するには、画像を再生しているときに送信設定を行ってください。

設定 内容する 送信終了後にメモリーカード内のファイルは削除されます。

しない(初期設定)

送信終了後にファイルは削除されません。

メニューガイド 97

送信設定

/RAW+

JPEG送信設定

RAW+JPEG送信設定RAW画像とJPEG画像を同時に記録する設定で撮影した場合、両方を送信するかJPEG画像のみを送信するかを選択できます。

フォルダー送信選択したフォルダー内のすべての画像に送信設定をします。送信済みの画像も再送信します。

全送信マーク解除メモリーカード内の画像送信マークをすべて解除します。画像送信中の場合は、送信を中断します。

設定 内容RAW+JPEG(初期設定)

RAW画像とJPEG画像の両方を送信します。

JPEGのみ JPEG画像のみを送信します。

設定 内容する 画像送信マークはすべて解除されます。しない 画像送信マークは解除されません。

メニューガイド98

プリント

/ 全送信マーク解除

プリントUT-1では使用できません。

メニューガイド 99

デバイス情報

/ 電池チェック

デバイス情報UT-1の情報を表示できます。

電池チェックUT-1に挿入されているバッテリーの情報を表示します。[劣化度]は劣化の度合を5段階で表示します。バーグラフが[4]を示している場合は、バッテリーの寿命です。新しいバッテリーと交換してください。

MACアドレスUT-1のMACアドレスが表示されます。

ファームウェアバージョンUT-1のファームウェアバージョンが表示されます。

Aデバイス情報メニューについて• UT-1とカメラが接続され、UT-1の電源がONになっていないと、[ワイヤレストランスミッター]のトップ画面で[デバイス情報]は選択できません。

• D4で UT-1を使用する場合、[デバイス情報]および[デバイス設定]の機能はセットアップメニュー[ネットワーク]の[デバイス情報・設定]で設定できます。

メニューガイド100

デバイス設定

/ オートパワーオフ

デバイス設定オートパワーオフの設定や内蔵メモリーの初期化(フォーマット)が可能です。

オートパワーオフカメラとUT-1のUSB接続が終了してからUT-1の電源が自動的にOFFになるまでの時間を設定できます。

内蔵メモリーの初期化UT-1には内蔵メモリーがないため使用できません。

Aデバイス設定メニューについて• UT-1とカメラが接続され、UT-1の電源がONになっていないと、[ワイヤレストランスミッター]のトップ画面で[デバイス設定]は選択できません。

• D4で UT-1を使用する場合、[デバイス情報]および[デバイス設定]の機能はセットアップメニュー[ネットワーク]の[デバイス情報・設定]で設定できます。

設定 内容無効

(初期設定)UT-1の電源が自動的にOFFにならないように設定します。

有効自動的に電源がきれるまでの時間を設定できます。(30秒、1分、10分、30分)

資料 101

資 料FTPサーバーを設定するこのカメラは送信先のパソコンのOSがWindows 7 Ultimate/Professional/Enterprise、Windows Vista Ultimate/Business/Enterprise、Windows XP ProfessionalおよびMac OS Xの場合に、OSに標準装備されているFTPサーバー機能(IIS(Internet InformationServices)やFTPサービスなど)を利用して構築したFTPサーバーに画像を送信できます。

Windows 7 Ultimate/Professional/Enterprise、Windows VistaUltimate/Business/Enterprise、Windows XP ProfessionalはIISを標準機能として装備しています。IISのインストール方法は、マイクロソフト社にお問い合わせください。Mac OS XはFTPサービス機能を標準機能として装備しています。ここではお使いの環境でFTPサーバーがすでに構築されていることを前提として説明しています。入力可能な文字は、「データの入力方法について」(076)の「キーボードエリア」の文字に制限されます。

ここでは例として、FTPサーバーを次の内容に設定します。

• Windows 7の場合 ...................................................................................... 0102

• Windows Vistaの場合................................................................0108

• Windows XPの場合....................................................................0113

• Mac OS X 10.6の場合.................................................................0116

IPアドレス:192.168.1.3

サブネットマスク:255.255.255.0

FTPサーバーポート:21FTPサーバー

資料102

FTPサーバーを設定する

Windows 7の場合1 [スタート]→[コントロールパネル]→[ネットワークとインターネット]→[ネットワークと共有センター]を選ぶ

2

3

[アダプターの設定の変更]をクリックする

[プロパティ]を選ぶ

無線LANアクセスポイントとFTPサーバーを無線LAN で接続している場合は[ワイヤレスネットワーク接続]を、有線LANで接続している場合には[ローカルエリア接続]を右クリックする

資料 103

FTPサーバーを設定する

4

5

[インターネット プロトコルバージョン4(TCP/IPv4)]を選ぶ

[プロパティ]をクリックする

IPアドレスおよびサブネットマスクを確認、または入力する

[OK]をクリックする

資料104

FTPサーバーを設定する

6

7 [スタート]→[コントロールパネル]→[システムとセキュリティ]→[管理ツール]を選ぶ

8

[閉じる]をクリックする

[インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャー]をダブルクリックする

資料 105

FTPサーバーを設定する

9

パソコンのユーザー名を右クリックし、[FTPサイトの追加]を選ぶ

資料106

FTPサーバーを設定する

10

A 匿名で接続する場合画像を保存するフォルダーとして[ユーザー]→[パブリック]内のフォルダーを選んでください。

11

FTPサイト名に任意の名前(ここではFTP_UT-1)をつける

画像を保存するフォルダーを選ぶ

[次へ]をクリックする

手順5で設定したIPアドレスを選ぶ

ポート番号を確認する

チェックを入れる[無し]を選ぶ

[次へ]をクリックする

資料 107

FTPサーバーを設定する

12

各項目を設定する

•[認証]は[基本]を選びます。•[アクセスの許可]は、[すべてのユーザー]を選びます。•[アクセス許可]は、[読み取り][書き込み]にチェックを入れます。•確認後、[終了]をクリックしてください。

[認証]、[アクセスの許可]、[アクセス許可]を設定する

資料108

FTPサーバーを設定する

Windows Vistaの場合1 [スタート]→[コントロールパネル]→[ネットワークとインターネット]→[ネットワークと共有センター]を選ぶ

2

3

4 [ユーザーアカウント制御]ダイアログで[続行]をクリックする

[ネットワーク接続の管理]をクリックする

[プロパティ]を選ぶ

無線LANアクセスポイントとFTPサーバーを無線LAN で接続している場合は[ワイヤレスネットワーク接続]を、有線LANで接続している場合には[ローカルエリア接続]を右クリックする

資料 109

FTPサーバーを設定する

5

6

7 [スタート]→[コントロールパネル]→[システムとメンテナンス]→[管理ツール]を選ぶ

[インターネット プロトコルバージョン4(TCP/IPv4)]を選ぶ

[プロパティ]をクリックする

IPアドレスおよびサブネットマスクを確認、または入力する

[OK]をクリックする

資料110

FTPサーバーを設定する

8

9 [ユーザーアカウント制御]ダイアログで[続行]をクリックする

10

[インターネットインフォメーションサービス(IIS)6.0マネージャ]をダブルクリックする

[Default FTP Site]を右クリックし、[プロパティ]を選ぶ

資料 111

FTPサーバーを設定する

11

12

手順6で設定したIPアドレスを選ぶ

ポート番号を入力する

資料112

FTPサーバーを設定する

13

各項目を設定する

•[このコンピュータにあるディレクトリ]を選んでください。•[ローカル パス]欄には、カメラから画像を転送するフォルダーを指定します。手動入力するか、参照ボタンをクリックして転送先のフォルダーを設定します(例では、撮影画像は、Cドライブの[LAN]フォルダーに転送されます。このフォルダーがFTPサーバー内の転送先のルートフォルダーになります)。

• FTPサイトのディレクトリ内の[読み取り][書き込み][ログ アクセス]全てにチェックを入れます。

•確認後、[OK]ボタンを押してください。

[ホーム ディレクトリ]タブを選ぶ

資料 113

FTPサーバーを設定する

Windows XPの場合1 [スタート]→[コントロールパネル]→[ネットワークとインターネット接続]→[ネットワーク接続]を選ぶ

2

3

4

[プロパティ]を選ぶ

無線LANアクセスポイントとFTPサーバーを無線LAN で接続している場合は[ワイヤレスネットワーク接続]を、有線LANで接続している場合には[ローカルエリア接続]を右クリックする

[インターネット プロトコル(TCP/IP)]を選ぶ[プロパティ]をクリックする

IPアドレスおよびサブネットマスクを確認、または入力する

[OK]をクリックする

資料114

FTPサーバーを設定する

5

6

7

8

[スタート]→[コントロールパネル]→[パフォーマンスとメンテナンス]→[管理ツール]→[インターネット インフォメーション サービス]を開く

[既定のFTPサイト]フォルダーを右クリックし、[プロパティ]を選ぶ

手順4で設定したIPアドレスを選ぶ

ポート番号を入力する

資料 115

FTPサーバーを設定する

9

各項目を設定する

•[このコンピュータにあるディレクトリ]を選んでください。•[ローカル パス]欄には、カメラから画像を転送するフォルダーを指定します。手動入力するか、参照ボタンをクリックして転送先のフォルダーを設定します(例では、撮影画像は、Cドライブの[LAN]フォルダーに転送されます。このフォルダーがFTPサーバー内の転送先のルートフォルダーになります)。

• FTPサイトのディレクトリ内の[読み取り][書き込み][ログ アクセス]全てにチェックを入れます。

•確認後、[OK]ボタンを押してください。

[ホーム ディレクトリ]タブを選ぶ

資料116

FTPサーバーを設定する

Mac OS X 10.6の場合1 [システム環境設定]を開く2

3

4

5

[ネットワーク]をクリックする

接続に使用するネットワークを選ぶ

IPアドレスおよびサブネットマスクを確認、または入力する

[すべてを表示]をクリックする

[共有]をクリックする

資料 117

FTPサーバーを設定する

6

7

[ファイル共有]にチェックを入れる

[オプション]をクリックする

チェックを入れる

資料118

Wireless Tran

smitter U

tility を使わずに

FTPサーバーを接続先に設定する

Wireless Transmitter Utilityを使わずにFTPサーバーを接続先に設定するWireless Transmitter Utilityを使わずに、カメラメニューで接続先を設定することができます。

カメラで接続先の設定を行う前に、必ず次の準備をしてください。

•接続先の設定中にバッテリーがきれると設定は行われません。充分に充電されたバッテリーを使用するか、別売のパワーコネクターEP-5BとACアダプター EH-5bを使用してください。

• FTP サーバーに接続する場合、UT-1 は TCP ポート番号 21 または32768~61000を使用します。ファイアーウォールが有効なFTPサーバーと接続する場合は、ファイアーウォールの設定変更が必要な場合があります(08)。

D 接続先設定中のご注意カメラのシャッターボタンを半押しすると、液晶モニターが消灯し、メニュー画面を終了します。液晶モニターが消灯すると、設定中の接続先の情報は失われますのでご注意ください。

A 設定した内容を変更するには設定した内容を変更する方法については、「メニューガイド」の「無線」、「TCP/IP」、「FTP」の各項目(077~95)をご覧ください。

資料 119

Wireless Tran

smitter U

tility を使わずに

FTPサーバーを接続先に設定する

1 UT-1のUSB端子カバーを開けて、図のように付属のUSBケーブルでUT-1とカメラを接続する•カメラのUSB端子カバーとUSB端子については、カメラの使用説明書をご覧ください。

2 カメラの電源をONにする

3 UT-1の電源スイッチを約1秒間押して、電源をONにする

4 カメラのセットアップメニューの[ワイヤレストランスミッター ]→[接続モード](074)で[画像送信]を選択してマルチセレクターの2を押す

画像送信モードで接続可能な接続先の一覧が表示されます。

電源スイッチ

電源スイッチ

資料120

Wireless Tran

smitter U

tility を使わずに

FTPサーバーを接続先に設定する

5 [FTP接続先の追加]を選択して2を押す•接続先(パソコン、FTPサーバー)がすでに9カ所設定されている場合は、[FTP接続先の追加]は選択できません。Oボタンで不要な接続先を削除してください。

[FTP接続先の追加]画面が表示されます。

6 [接続先名]を設定する•[接続先名]を選択して2を押すと、右の画面が表示されます。

•接続先名は任意に設定できます(半角英数字16文字まで)。

•英数字などのデータを入力する方法については、「メニューガイド」の「データの入力方法について」(076)をご覧ください。

•接続先名を入力してJボタンを押すと、[FTP接続先の追加]画面に戻ります。

資料 121

Wireless Tran

smitter U

tility を使わずに

FTPサーバーを接続先に設定する

7 インターフェースの設定を行う•[インターフェース]を選択して2を押すと、右の画面が表示されます。

•ご使用のLAN環境に応じて、インターフェースを選択します。

•インターフェースを選択して2を押すと、[FTP接続先の追加]画面に戻ります。

8 無線関連の設定を行う•手順7で[インターフェース]が[イーサネットのみ]の場合は無線の設定を行う必要はありません。

•[無線]を選択して2を押すと、右の画面が表示されます。

•無線関連の情報の設定方法に関しては、「メニューガイド」の「接続先を編集する(接続先がFTPサーバーの場合のみ)」をご覧ください(075)。

•無線関連の設定を行い4を押すと、[FTP接続先の追加]画面に戻ります。

9 TCP/IP関連の設定を行う•[TCP/IP]を選択して2を押すと、右の画面が表示されます。

• TCP/IP関連の情報の設定方法に関しては、「メニューガイド」の「接続先を編集する(接続先がFTPサーバーの場合のみ)」をご覧ください(075)。• TCP/IP関連の設定を行い4を押すと、[FTP接続先の追加]画面に戻ります。

設定 内容無線とイーサネット(初期設定)

無線LANとイーサネット(有線LAN)のどちらも接続できます。

イーサネットのみ イーサネットのみ接続できます。

資料122

Wireless Tran

smitter U

tility を使わずに

FTPサーバーを接続先に設定する

10 FTP関連の設定を行う•[FTP]を選択して2を押すと、右の画面が表示されます。

• FTP関連の情報の設定方法に関しては、「メニューガイド」の「接続先を編集する(接続先がFTPサーバーの場合のみ)」をご覧ください(075)。

• FTP関連の設定を行い4を押すと、[FTP接続先の追加]画面に戻ります。

11設定を終了する•[設定終了]を選択してJボタンを押すと、設定が完了します。

•[接続先設定完了。(接続先名)に接続しますか?]画面が表示されます。[はい]を選択すると[ワイヤレストランスミッター]のトップ画面に戻り、接続が始まります。[いいえ]を選択すると[接続先選択]画面に戻ります。

資料 123

トラブルシューティング

トラブルシューティングこんなときは 対処方法 0

UT-1のPOWERランプが点灯しない。

UT-1の電源をONにしてください。 38、 46、 67

UT-1に充分に充電されたバッテリーが入っていることを確認してください。

11、 99

[ワイヤレストランスミッター]メニューが選択できない。

UT-1とカメラの接続を確認し、UT-1の電源をONにしてください。

36、 45、 64

[デバイス情報][デバイス設定]メニューが選択できない。

UT-1とカメラの接続を確認し、UT-1の電源をONにしてください。

36、 45、 64

電波状態が悪い。 無線接続先の位置を調節してください。 ー

UT-1のLEDランプがすべて点滅する。

UT-1またはバッテリーのエラーです。

ニコンサービス機関へお問い合わせください。

「TCP/IPエラーが発生しました」と表示される。

「FTPエラーが発生しました」と表示される。

接続先の設定が正しくありません。無線LANアクセスポイントやFTPサーバー(またはパソコン)の設定を確認し、設定をやり直してください。

31、 58、 75

ファイアーウォールの設定を確認してください。

8

「無線エラーが発生しました」と表示される。

パソコンやアクセスポイントの電源を入れてください。

電波状態を確認してください。UT-1と接続先の間に障害物がある場合は取り除いてください。

ネットワークの設定が違っている可能性があります。接続先の設定が正しく入力されているかどうかを確認してください。

31、 58、 75

資料124

トラブルシューティング

「イーサネットケーブルが接続されていません」と表示される。

インターフェースの設定が「イーサネットのみ」に設定されているのに、イーサネットケーブルが接続されていません。イーサネットケーブルを接続するか、インターフェースの設定を変更してください。

28、 55、 121

「カードが入っていません」と表示される。

メモリーカードが入っていないか、正しくセットされていません。メモリーカードを正しくセットしてください。

途中で送信が中断して画像を送信できなかった。

UT-1の電源をいったんOFFにして再度ONにすると送信設定マークが表示された画像の送信を再開します。

38、45、 46、 67

途中でUSBケーブルが抜けてしまった。

カメラの電源をONにしたまま、USBケーブルを再度差し込みます。

こんなときは 対処方法 0

資料 125

主な仕様

主な仕様型式 UT-1

イーサネット(有線LAN)関連準拠規格 IEEE802.3u(100BASE-TX)/IEEE802.3(10BASE-T)データ転送速度(規格値※)

10/100Mbps(自動認識)

ポート 100BASE-TX/10BASE-T兼用ポート(AUTO-MDIX)

無線LAN関連(WT-5装着時)準拠規格 IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11n

伝送方法

IEEE802.11a :OFDMIEEE802.11g :OFDMIEEE802.11b :DSSSIEEE802.11n :OFDM

周波数範囲(中心周波数)

5180~5320MHz(36/40/44/48/52/56/60/64チャンネル)5500~5700MHz(100/104/108/112/116/120/124/128/132/136/140チャンネル)2412~2472MHz(1~13チャンネル)

通信距離(見通し)

約180m無線LANアクセスポイントに大型アンテナを装備している場合。通信距離は遮蔽物や電波状態等により影響されます。

データ転送速度(規格値※)

IEEE802.11a : 54M/48M/36M/24M/18M/12M/9M/6M (bps)IEEE802.11g : 54M/48M/36M/24M/18M/12M/9M/6M (bps)IEEE802.11b : 11M/5.5M/2M/1M (bps)IEEE802.11n(HT20):最大72M (bps)IEEE802.11n(HT40):最大150M (bps)

セキュリティ 認証方式:オープンシステム、共有キー、WPA-PSK、WPA2-PSK暗号化:128/64ビット WEP、TKIP、AES

アクセス方式 インフラストラクチャーモード/アドホックモード

※表示の数値は、規格の理論上の最大値であり、実際のデータ転送速度を示すものではありません。

資料126

主な仕様

通信プロトコル PTP-IP、FTP

消費電力最大 約1.9W(UT-1のみ)最大 約2.8W(WT-5装着時)

電源Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL15 1個(別売)、ACアダプター EH-5b(パワーコネクター EP-5Bと組み合わせて使用)(別売)

動作環境 温度:0℃~40℃湿度:85%以下(結露しないこと)

質量約205g(バッテリーを含む)約120g(本体のみ)

外形寸法 約57mm(幅)×114mm(高さ)×46mm(奥行き)

資料 127

主な仕様

A送信可能コマ数、動作時間(電池寿命)について参考値:Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL15(1900mAh)による送信可能コマ数、動作時間(電池寿命)の目安※充電状態、使用環境によって電池寿命が異なります。• 測定条件は当社条件(常温<23℃>)によります。• 記載されている数値は下記の当社試験条件によるものです。撮影状況、電波状態やUT-1の設定により数値は前後します。

連続送信コマ数 動作時間無線LAN(802.11n)送信時 約8000枚 約300分(5時間)イーサネット(100BASE-TX)送信時 約17000枚 約480分(8時間)

• 1コマあたり平均約9Mbyteのファイルサイズ(D800、D800Eの画質モードNORMAL、画像サイズL相当)の画像を連続して送信した場合です。

• UT-1の設定は[接続先の種類]が[FTPサーバー](Windows 7 Ultimateに標準装備されているIIS(Internet Information Services)を利用して構築したFTPサーバー)、[接続モード]が[画像送信]です。

• 無線LAN接続方法はインフラストラクチャーモードです。Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL15の性能を最大限に発揮させるため、次のことに注意してください。• バッテリーの端子を汚さないでください。端子が汚れていると、充分な性能が発揮できません。

• 充電が完了したバッテリーは、なるべく早いうちにご使用ください。使用しないまま放置していると、自己放電によって、バッテリー残量が減ってしまいます。

• 定期的にカメラのセットアップメニューの[ワイヤレストランスミッター]→[デバイス情報]→[電池チェック]で、バッテリーの状態をご確認いただくことをおすすめします。

• バッテリーの特性上、カメラで表示される電池残量の減り方は、周囲の温度などによって変化します。寿命について• 充分に充電したにもかかわらず、バッテリーの使用期間が極端に短くなってきたときは、バッテリーの寿命です。新しいバッテリーをお求めください。リサイクルについて• 充電を繰り返して劣化し使用できなくなったバッテリーは廃棄せず、再利用のためリサイクルにご協力ください。端子カバーを装着してからテープなどで固定して、ニコンサービス機関やリサイクル協力店へご持参ください。 数字の有無と数値は、電池

によって異なります。

資料128

索引

英数・マークACアダプター ..................................................................................................13

Camera Control Pro 2  ....................................................................................47

DHCPサーバー .......................................................................................... 33, 83

DNSサーバー  ......................................................................................33, 60, 87

ERROR ...............................................................................................3, 42, 49, 71

FTP

エラー ..................................................................................................... 123

サーバー .......................................................7, 8, 17, 51, 61, 88, 101, 122

IPアドレス ...........................................................................................33, 60, 83

LEDランプ ..............................................................................3, 42, 49, 71, 123

LINK ...................................................................................................3, 42, 49, 71

Mac OS ........................................................................................................... 116

MACアドレス  ............................................................................................. 9, 99

PCモード  ...............................................................................................7, 21, 44

POWER .................................................................................... 3, 42, 49, 71, 123

PTP/IP ............................................................................................................. 126

RAW+ JPEG送信設定 ....................................................................................97

SSID .......................................................................................................31, 58, 77

TCP/IP ...................................................................................................33, 60, 83

Windows 7  .................................................................................................... 102

Windows Vista .............................................................................................. 108

Windows XP .................................................................................................. 113

Wireless Transmitter Utility ..............................................................16, 22, 52

c(送信済みマーク) ................................................................................ 41, 70

索引

資料 129

索引

a(送信設定マーク) ................................................................................ 41, 70

b(送信中マーク) .................................................................................... 41, 70

アアドホック .........................................................................................................78

暗号化  ...................................................................................................32, 59, 80

暗号化キー ............................................................................................32, 59, 81

イーサネット .....................................................................3, 8, 28, 55, 121, 124

インフラストラクチャー  .................................................................................78

エラー  ............................................................................................................. 123

FTPエラー ............................................................................................. 123

TCP/IPエラー ........................................................................................ 123

無線エラー ............................................................................................. 123

オートパワーオフ ....................................................................................12, 100

カ画像送信モード ......................................................................................7, 36, 65

ゲートウェイ ........................................................................................33, 60, 86

ササーバー  ..................................................................................................... 61, 88

撮影後自動送信 .................................................................................................96

接続先選択 .........................................................................................................74

接続先の選択 ........................................................................................38, 46, 66

接続モード .................................................................................................... 7, 74

全送信マーク解除 .............................................................................................97

送信 ............................................................................................................. 39, 68

送信後ファイル削除 .........................................................................................96

送信設定  ............................................................................................................96

資料130

索引

タチャンネル ...................................................................................31, 58, 78, 125

通信状態  ...............................................................................................42, 49, 71

データの入力 .................................................................................................... 76

デバイス情報 .................................................................................................... 99

デバイス設定 .................................................................................................. 100

電池チェック .................................................................................................... 99

ナ内蔵メモリーの初期化  .................................................................................. 100

ハパッシブモード ..........................................................................................61, 91

バッテリー ...................................................................................11, 12, 99, 127

ファームウェアバージョン ............................................................................. 99

ファイル名 ............................................................................................43, 69, 72

フォルダー ..................................................................................... 26, 40, 61, 89

フォルダー選択 ......................................................................................112, 115

フォルダー送信 ................................................................................................ 97

プリント  ........................................................................................................... 98

プロキシ  .....................................................................................................61, 94

編集 ................................................................................................................... 75

FTP ............................................................................................................ 88

TCP/IP ...................................................................................................... 83

無線 ........................................................................................................... 77

ポート番号 ............................................................8, 61, 90, 106, 111, 114, 118

資料 131

索引

マ無線 LAN

アクセスポイント  ....................................................................................78

メニュー ....................................................................................................73

メモリーカード ..................................................................................36, 64, 124

ラログイン名 .................................................................................................. 61, 92

ワワイヤレストランスミッターユーティリティー ..............................16, 22, 52

132

アフターサービスについて 133

アフターサービスについて■この製品の使い方や修理に関するお問い合わせは•使い方に関するご質問は、裏面に記載の「ニコン カスタマーサポートセンター」にお問い合わせください。

•修理に関するご質問は、裏面に記載の「修理センター」にお問い合わせください。

【お願い】•お問い合わせいただく場合には、おわかりになる範囲で結構ですので、次の内容をご確認の上、お問い合わせください。「製品名」、「製品番号」、「ご購入日」、「問題が発生したときの症状」、「表示されたメッセージ」、「症状の発生頻度」など。

•ソフトウェアのトラブルの場合には、おわかりになる範囲で結構ですので、次の内容をご確認の上、お問い合わせください。「ソフトウェア名およびバージョン」、「パソコンの機種名」、「OSのバージョン」、「メモリー容量」、「ハードディスクの空き容量」、「問題が発生したときの症状」、「症状の発生頻度」、エラーメッセージが表示されている場合はエラーメッセージの内容など。

•ファクシミリや郵送でお問い合わせの場合は「ご住所」、「お名前」、「フリガナ」、「電話番号」、「FAX番号」を(会社の場合は会社名と部署名も)明確にお書きください。

■修理を依頼される場合は•ニコンサービス機関(裏面に記載の「修理センター」など)、ご購入店、または最寄りの販売店にご依頼ください。

•ニコンサービス機関につきましては、詳しくは「ニコン サービス機関のご案内」をご覧ください。

【お願い】•修理に出されるときは、メモリーカードがカメラ内に挿入されていないかご確認ください。※ 内蔵メモリー内に画像データがあるときは、消去される場合があります。

■補修用性能部品についてこの製品の補修用性能部品(その製品の機能を維持するために必要な部品)の保有年数は、製造打ち切り後5年を目安としています。•修理可能期間は、部品保有期間内とさせていただきます。なお、部品保有期間経過後も、修理可能な場合もありますので、ニコンサービス機関またはご購入店へお問い合わせください。水没、火災、落下等による故障または破損で全損と認められる場合は、修理が不可能となります。なお、この故障または破損の程度の判定は、ニコンサービス機関にお任せください。

Printed in JapanSB2I01(10)

6MWD0610-01 Jp

使用説明書

通信ユニット

Jp