迷ったもん勝ち!~迷走するクラウド人生~ 20151221
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2015 年 12 月 21 日中馬 美千代
迷ったもん勝ち!~迷走するクラウド人生~
まずは自己紹介
■ 改めて ・中馬 美千代 と書いて ちゅうまん みちよ ・本名です。日本人です。
■ 毎日の仕事 ・プレイングマネージャー(火消し隊、社畜) ・ Web アプリケーションエンジニア
■ 趣味 ・食べ歩き ・断捨離という名の大掃除 2
こんなことやってます。
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結論
正式に AWS を導入しました。ステージング環境で
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さて本題
クラウド (Cloud) の定義
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さて本題
クラウド (Cloud) の定義
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NIST によるクラウドの定義(アメリカ国立標準技術研究所)
・オンデマンド / セルフサービス ・幅広いネットワークサービス ・リソースの共有 ・スピーディーな拡張性 ・サービスが計測可能であること
「好きな時に、好きなリソースを、好きなだけ使える」
クラウドにかかわる人たち
作る人
使う人
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今回お話しないところ
作る人
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vRO とか SCVMM とか OpenStack とか Docker で、 ⇒ 仮想化基盤を作るAWS と Cloudformation 、 Azure と ResourceManager で、 ⇒ クラウド基盤ゴリゴリ構築!Serf と Consul と Packer 、 Serverspec で、 ⇒ オーケストレーション!社内仮想化基盤ではリソースとか投資とかに影響され、運用が回らなくてコストが余計にかかることが多い ⇒ 作る人は全体を見渡す技術力と推進力を持つことが必要
今回お話するところ
使う人
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コスト ⇒ 明朗な使用料金・リソースとコストの柔軟な関係・料金超過対策導入 ⇒ サービスのわかりやすさ・デザインパターン・誤使用の未然防止堅牢さ ⇒ 基盤としての安全性・セキュリティ・障害時復旧 ( 事業者側 )運用 ⇒ 柔軟なサービスリクエスト・監視・障害時復旧 ( 利用者側 )マインド ⇒ 大変なところは IaaS サービスにお願いしちゃおう※素敵マインド
発端
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オンプレミスのステージング環境が逝きました。
やったこと
・約款を読む・セミナー行く・直接聞く・導入している人に聞く・作ってみる
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ポイント
公式文書として明文化されていること
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チェック項目
・事業者の信頼性・契約の条件・サービスの内容・料金・その他検討事項
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事業者の選定
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©2015 State of the Cloud Report
事業者の選定
今回は、オンプレミスの代替なので、 IaaS で実績のあるところを。
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AWS GCP Azure
事業者の信頼性
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経営状況 ・日本非上場 ・米国上場ナスダック
情報セキュリティマネジメント
ISO27001(ISMS) 、プライバシーマークなど日本標準をクリア
長期サービス 2006 年 8 月Elastic Compute Cloud
2013 年 6 月Google Compute Engine
2012 年 12 月Virtual Machine
障害事例
ネットワーク拡張の人為ミス2011 年 04 月 29 日約 4 日間
落雷による全ディスクの0.000001%喪失2015 年 8 月 13 日約 5 日間
ストレージ性能のバグ2014 年 11 月 25 日10 時間超え
他にも、販売代理店、第三者委託の利用基準 などなど
契約の条件
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法律がいっぱいあります。
・個人情報保護法・不正競争防止法・外国為替および外国貿易法(外為法)・著作権・ e-文書法・米国愛国者法・ EU データ保護法
詳しくは経済産業省クラウドガイドラインを見てみてください。
訴訟関連
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データセンタリージョン 日本リージョン
アジア シンガポール ,台湾
西日本 / 大阪東日本 /東京、埼玉
データ管理の準拠地 アメリカ アメリカ 日本
準拠法 ワシントン州法 カリフォルニア州法
日本国憲法
専属的合意管轄裁判所
ワシントン州キング郡州裁判所
カリフォルニア州サンタクララ郡裁
判所東京地方裁判所
他にも、 損害賠償や責任範囲、契約書の扱い などなど
IaaSCPU, メモリ ,OS
EC2Elastic Compute Cloud
GCEGoogle Compute Engine
VMAzure Virtual Machine
データベースAmazon RDSRelational Database Service
Google Cloud SQLMySQL のみ
Azure SQL DatabaseSQL Server のみ
ストレージ S3Simple Storage Service
Google Cloud Storage
Azure Blob StarageAzure Files Starage
ネットワーク負荷分散機能、プライベートネットワーク環境
プライベートネットワークに Google グローバル専用ネットワーク利用可能
リンジョン間の VPN での接続可能
サービス内容
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他にも、 データセンタの自社構築率 などなど
料金 メモリ: 8G CPU: 2 データ転送受信: 50GB/ 月 使用率: 100%/ 月 為替レート: 121.17円
m4.large日本リージョンCompute: $184.47EBS ボリューム:$5.00データ転送: $4.41$193.88 ≒ 23,492.44円※無料利用枠なし
n1-standard-2Asia データセンタServers: $128.5SSD: $8.50データ転送: $6.00$143.00 ≒ 17,327.31円※1 年目を想定
Windows A3東日本リージョン価格レベル: BasicWeb サーバ: 28,837円データ転送: 634円
29,470円※4 コア7GB
為替 US ドル建て為替レートに影響
US ドル建て為替レートに影響
円建て為替レートに影響せず支払いが可能
課金単位 1 時間単位 10分以降 1分単位 1分単位
ライセンス aws market place(英語 )
商用ライセンスのサービスなし
Virtual Machines Marketplace(ほぼ英語 )
料金
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提供資料 ほぼ日本語ホワイトペーパーは英語
ほぼ英語 ほぼ日本語
インスタンス起動時間 数十秒~ 2分 数秒 数十秒~数分
大量のスケールアウト
AWS のリソース次第
すぐに反映 ある程度制限がある
自動化 API が豊富 SDK が充実Microfsoft製品と親和性が高い
その他検討事項
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メリットサービスの多さ、機能拡張で圧倒的な実績
起動の速さや大量スケールアウトなどの性能の安定
Microsoft製品との親和性が高い
デメリット
大量リソース確保の不安定性
商用ライセンスのサポートがない
料金が高い
こんな感じ
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ご清聴ありがとうございました (灬╹ω╹灬 )