© 2016 cocokara fine, inc. - amazon web services1．会社紹介設立：2008年4月売上高...


２．店舗システム刷新

Agenda

１．会社紹介

３．ココカラファインとAWS

４．AWSで構築する「店舗プラットフォーム」





１．会社紹介

設立：2008年4月

売上高：373,275百万円（連結 2016年3月期）店舗数：1,307店舗（連結 2016年3月）

ドラッグストア事業調剤事業介護事業

街の健康情報拠点として、ドラッグストア・薬局を約1,300店舗超で全国展開

株式会社ココカラファイン

株式会社ココカラファインヘルスケア株式会社ファインケア

「ココロ・カラダ、ゲンキ。」を提供するヘルスケア企業


㈱セイジョー（東証一部）

株式会社ココカラファイン（東証一部上場）

2010年10月

㈱ココカラファインＨＤと㈱アライドハーツＨＤが経営統合株式会社ココカラファインへ商号変更し、本社を神奈川県横浜市へ移転

2012年11月株式会社コダマを子会社化

2013年４月販売子会社を統合し、株式会社ココカラファインヘルスケアを設立※

2013年11月株式会社岩崎宏健堂を子会社化

株式会社アライドハーツ・ホールディングス（ジャスダック上場）

2006年

株式会社ジップ・ホールディングス（ジャスダック上場）及び株式会社ライフォート（ジャスダック上場）が経営統合し、株式会社アライドハーツ・ホールディングスを設立。ジャスダックへ上場

セガミメディクス㈱（ＪＱ）

株式会社ココカラファインホールディングス（東証一部上場）

2008年４月セイジョーとセガミメディクスが経営統合し、株式会社ココカラファインホールディングスを設立

ドラッグストア事業

ドラッグストア事業

※2013年４月販売子会社の統合

沿革

１．会社紹介


1,300超の店舗ネットワーク

北海道

28店舗

東北

6店舗関東甲信越

446店舗

東海北陸

222店舗

関西

370店舗中国

125店舗

四国

19店舗

九州沖縄

95店舗

（2015年12月末日時点）

1,311店舗（うち調剤取扱い232店舗）

大都市圏に多くの店舗を展開

東京名古屋大阪

都市型

151店舗商店街型

336店舗住宅地型

427店舗郊外型

213店舗

様々な店舗タイプ

１．会社紹介


他業種が参入する競争激しいドラッグストア事業国の方針が大きく影響する調剤事業高齢化社会を支える介護事業

それらを組み合わせたヘルスケア産業です！

１．会社紹介


組織：株式会社ココカラファイン経営戦略本部企業品質部ＩＴ開発チーム

■尾池泰之企業品質部長兼ＩＴ開発チームマネジャー

■黒木克明ＩＴ開発チーム新店舗システムプロジェクトリーダー

自己紹介

１．会社紹介



１．会社紹介




ＰＯＳ

発注システム

お店にはとにかくたくさんのシステム・・・

棚札システム

クーポンシステム

決済端末（ｸﾚｼﾞｯﾄ,電子ﾏ

ﾈｰ）

シフト作成勤怠

グループウェア

会員システム

営業実績

教育・マニュアル

ストコンＰＯＳ

発注システム

棚札システム


決済端末（ｸﾚｼﾞｯﾄ,電子ﾏﾈｰ）



ストコン



ハンディ

レジ

ＰＣ

デバイスも様々・・・・・・・

ストコン

発注システム

グループウェア

会員システム

営業実績

ＰＯＳ

棚札システム


決済端末（ｸﾚｼﾞｯﾄ,電子ﾏﾈｰ）





ハンディ

レジ

ＰＣ

作業導線もバラバラ・・・・・・・

在庫調整（店頭）

在庫調整（事務室）

売価管理（店頭）

実績照会（事務室）

実績管理（店頭）

自動発注（店頭）

データ受信（店頭）

数値入力（事務室）

営業指示（事務室）

発注（店頭）



お客様

店員がいつも忙しそう、、、相談したいことがあるのに、、

ＰＣ（バックルーム）ハンディ(店頭）

シフト在庫管理

商品情報

発注在庫調整

売価管理

本来、人的リソースを投入したいのはお客様対応なのに！！



新たな店舗プラットフォームの必要性・・

様々な決済手段、多様化するサービス、販促など店舗業務はどんどん複雑に！システムは増える一方！

本来のお店の業務に注力するため業務を効率化したい！

そのためにはシステムの集約はマスト！

システムも業務も“シンプル”に！！より”便利”に！！




散らばったシステムを集約した「店舗プラットフォーム」が必要！！そしてそれは “今すぐ”必要！！

発注、返品、廃棄・・

在庫参照

納品スケジュール

棚札、POP

販促情報

商品情報




そしてそれは “今すぐ”必要！！

・ベンダー選定からリリースまで約1年、とにかく時間がない・今後どれくらいデータ量が増えるか未知数・でもコストは最小限に

⇒選択肢はAWSしかないかもしれない・・・



複雑に乱立するシステムを一つに集約させた“店舗プラットフォーム”をAWSで

構築する！！しかし・・・



AWSで店舗プラットフォーム？

・店舗プラットフォームというシビアなシステムをAWSで実現できるのか

・いわゆる基幹システムのAWS構築は未経験




１．会社紹介




2014年以降、様々なシステムをAWSに構築してきました

2013年 2014年 2015年 2016年

6社合併による基幹システム・POS統合

プリペイドカード機能付会員カード発行

経理システムリプレイス

人事・給与システムリプレイス

店舗プラットフォーム構築

電子マネー全店導入

ワークフローシステムリプレイス

オンラインショップその他リプレイス

お客様向けコミュニケーションプラットフォーム構築

初めてのAWS！

今ココ

次々とAWS！

小さいものから大きいものまで

7システムが稼働中



最初のAWSは単純なサーバーリプレイスから社内システムのサーバー保守期間満了に伴い、リプレイスを検討。


パッケージ元指定の機器がオーバースペック。クラウドの検討開始。

パッケージ元にクラウド構築も含め見積り取得したところオンプレミスとあまり変わらない価格と柔軟性の低いサービスメニュー・・

自社でAWSの見積もりを取得し、構築はパートナーベンダーを採用することでアプリとクラウドのベンダー分担体制とすることを決断。

結果、AWSへデータ移行とアプリ構築は約半年で完了

オンプレミス構成１

提供元クラウド0.8

AWS0.51

インフラ初期費用感 ※5年利用するとトータルコストの差異は大きく出ない


でも、いわゆる基幹系の構築は初めてです

今までAWSで構築してきた経験から、オンプレミスとは違う癖や仕様はあるものの・・既に7システム稼働しています・・

とりあえず構築してからサイジングの調整すればいい


サイジング

構築期間

社内運用

コスト

オンプレミスではインフラ構築だけで3ヵ月～であったが1ヶ月もあれば構築完了

AWSの勉強は必要オンプレミスのライフサイクルに縛られなくなる

初期投資を抑えることができる、稼働後のコスト評価で方向性の見直しが行える


やはり・・“店舗プラットフォーム”をAWSで

構築する！！

AWSで店舗プラットフォーム！




１．会社紹介





導入までのスケジュール2015年 2016年

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月

店舗プラットフォーム・要件定義・開発・構築・テスト

カットオーバー

Wi-Fi展開

端末展開



カットオーバーまでのサイジング変遷

開始時

設計時

テスト時

リリース時

現在

ダウン



既存システム

ProductionVPC

Development VPC

ManagementVPC

Direct Connect

PC

開発/検証/運用担当者

IGW

VPN

VPCPeering

VPCPeering

店舗

PC

開発者

Zabbix

Fluentd

JenkinsGit

Redmine

開発RDSInternet

VerifyVPC

Proxy Proxy

Internet

Internet

Internet

VPN

全体概要



Compute

DB

ロードバランサ

画像/動画配信

メールサービス

ドメイン管理

キャッシュサービス

データ圧縮

データストリーミング

分散処理

EC2

RDS

Elastic Load Balancing

S3

EMR

Kinesis CodeDeploy

LambdaRoute 53

CloudFormation

CloudTrail

CloudWatchCloud Front

SES

Elastic Transcoder

監視 NW構築

操作ログ

資源移送

運用バッチ

実行基盤運用基盤

AWSサービスの積極的な利用



ミドルウェア構成

サーバー機能ミドルウェア備考

Web/AP Webサーバー Apache 2.4

APサーバー Tomcat 7

Java OpenJDK 7

FTP FTPサーバー vsftpd

IF バッチ管理 (JobScheduler / cron)

監視サーバー監視 Zabbix

ログ管理サーバーログ管理 Fluentd

構成管理サーバー移送管理 Jenkins

チケット管理 Redmine

ソース管理 Git

NAT NATサーバー - EC2インスタンスからのOutboundアクセス用



分散処理を用いたリアルタイム在庫表示

Kinesis EMR Engine （Spark Streaming) RDS Aurora

店舗POS

分散処理ストリーミングデータ

受払いデータ在庫表示



EMR Engine （Spark Streaming)

CloudWatch

Zabbix

Jenkins

Fluentd

ログデータ収集

各種データをリアルタイムに連携し、Zabbixによる統合監視を実現

メトリクスデータ収集

JenkinsによるEMRの自動構築/破棄、および資源デプロイを実現

EMR自動構築&デプロイ

資源管理

S3

資源抽出

ビルド結果格納

障害が発生し、EMRサーバがダウンした際は、ZabbixからJenkinsを用いて自動でEMRを復旧

分散処理基盤におけるリアルタイム監視



VPC

Availability Zone

Public

Internal

Private

Secure

店舗

基幹

アプリ基盤 IF基盤 VPN基盤管理系基盤

Web/AP

DB

FTP

Batch

NAT

VPNLog

Zabbix

構成管理NFSデータ同期

ポートマッピングによるNW転送

各サーバにアクセス

セキュリティレベル毎の配置とNW経路



平常時高負荷時間帯

WebAP

WebAP

DB

約3200台の端末

WebAP

WebAP

DB

約3200台の端末

キャッシュサーバ

WebAP

高負荷時のみ増強

指定時刻に自動でサーバ起動

データをキャッシュサーバに同期

高負荷時間帯のみ起動

時間帯による構成変更

高負荷時間帯のみ起動



これから

新店舗プラットフォーム

お客様向けプラットフォーム

(予定)

お客様スタッフ



さいごに

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