三重大学知的財産統括室 助手 狩野幹人
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三重大学の知財システム. 知的財産ポリシー･規程， 有体成果物取扱規程のポイント. 三重大学知的財産統括室 助手 狩野幹人. 2006/04/19. 法人化後の知的財産の取扱 (1). 法人化前. 法人化後. 教員単独の発明. 教員単独の発明. 発明者 ：教員 出願人 ( 権利者 ) ：教員. 発明者 ：教員 出願人 ( 権利者 ) ： 三重大学. 教員と企業との 共同発明. 教員と企業との 共同発明. 発明者 ：教員 企業の研究者 出願人 ( 権利者 ) ：企業. 発明者 ：教員 - PowerPoint PPT PresentationTRANSCRIPT
三重大学の知財システム三重大学の知財システム
三重大学知的財産統括三重大学知的財産統括室室
助手 狩野幹人助手 狩野幹人2006/04/19
知的財産ポリシー･規程，知的財産ポリシー･規程，有体成果物取扱規程のポイント有体成果物取扱規程のポイント
法人化後の知的財産の取扱法人化後の知的財産の取扱 (1)(1)
教育･研究活動により生じた教育･研究活動により生じた知的財産（職務発明）知的財産（職務発明）
大学が一元的に大学が一元的に管理管理
■■ 具体的には？（具体的には？（ Ex.Ex.特許）特許）
法人化前教員単独の発明
教員と企業との共同発明
発明者 ：教員出願人 (権利者 )：教員発明者 ：教員 企業の研究者出願人 (権利者 )：企業
法人化後法人化後教員単独の発明
教員と企業との共同発明
発明者 ：教員出願人 (権利者 )：三重大学三重大学発明者 ：教員 企業の研究者出願人 (権利者 )：三重大学三重大学 企業
原則として，原則として，三重大学が教員から権利を承継三重大学が教員から権利を承継
法人化後の知的財産の取扱法人化後の知的財産の取扱 (2)(2)発明が生じたら，発明が生じたら，まず届出まず届出をを !!!!
教員 三重大学(知的財産評価委員会 )
承継する
承継しない発明
権利を
届出 審議
管理管理
届出を必要とする知的財産とは？届出を必要とする知的財産とは？ ■ ■産業財産権（特許，実用新案，商標，意匠） ■ ■種苗の育成者権 ■ ■半導体集積回路の回路配置利用権 ■ ■プログラム等の著作権 ■ ■有体成果物（菌，試薬，装置等） ■ ■ノウハウ著作権は，原則として個人が管理
三重大学が権利を承継する基準は？三重大学が権利を承継する基準は？ ■ ■職務（職務（教育･研究）教育･研究）を通じた発明を通じた発明である ■ ■公知技術と比較して，新規性･進歩性がある新規性･進歩性がある ■ ■民間企業等外部機関において活用が見込まれる活用が見込まれる
管理とは？管理とは？ ■ ■出願･維持等にかかる費用費用 Ex. 特許 対 特許庁：約 25 万円 (対 弁理士：約 50 万円 ) ■ ■担当官庁，弁理士に対する事務手続事務手続全て三重大学が負担･担当全て三重大学が負担･担当
法人化後の知的財産の取扱法人化後の知的財産の取扱 (3)(3)補償（発明の対補償（発明の対価）価） --三重大学の場三重大学の場合合 --承継時に承継時に■■特許，プログラム等の著作権： \10,000■■その他の知的財産 ： \ 5,000
企業等外部機関から収入があった場合企業等外部機関から収入があった場合収入の■■50% ：発明者へ■■20% ：大学本部へ■■20% ：学部，研究室等へ■■10% ： (株 )三重 TLO へ
特許等特許等
学内手続の流れ学内手続の流れ (1)(1)
届出ヒアリング
ヒアリング・目利き結果
依頼 明細書作成支援 依頼
契約
承継後
ライセンス
出願
発明者
知的財産統括室 ( 株 ) 三重 TLO（特許流通 AD ）
知的財産評価委員会（主に，特許等を受ける権利の承継について審議）／ 1 ヶ月
創造開発研究ｾﾝﾀｰ
社会連携チーム
三重大学単独の出願 企業等との共同出願
発明者弁理士 企業等（弁理士）
特許等共同研究受託研究
管理
共同研究契約
受託研究契約
三重大学教員とのマッチング
企業等
知的財産統括室
(株 )三重 TLO創造開発研究センター 社会連携課
申込共同研究受託研究
(株 )三重 TLO会員企業
申込共同研究受託研究
共同研究・受託研究共同研究・受託研究
学内手続の流れ学内手続の流れ (2)(2)
三重大学教員とのマッチング
知的財産に関する契約
知的財産の届出知的財産の届出 (1)(1)
知的財産の届出知的財産の届出 (2)(2)
知的財産の届出知的財産の届出 (3)(3)
知的財産の届出知的財産の届出 (4)(4)
学生の取扱学生の取扱 (1)(1)
発明者に学生･院生が含まれる場合発明者に学生･院生が含まれる場合
研究代表者，指導教官に一任研究代表者，指導教官に一任学生･院生学生･院生
委任状委任状■■守秘の誓約■■対価の支払（三重大学より）
届出時に添付届出時に添付
学生の取扱学生の取扱 (2)(2)
本人本人本人本人 論文等で発表論文等で発表論文等で発表論文等で発表 ３０条適用出願３０条適用出願３０条適用出願３０条適用出願
６月以内６月以内
証明書類の提出証明書類の提出証明書類の提出証明書類の提出
３０日以内３０日以内発表と出願のタイミング発表と出願のタイミング
他人他人他人他人 他人の出願他人の出願他人の出願他人の出願
○○本人の出願→他人の先出願と同一であれば拒絶される。本人の出願→他人の先出願と同一であれば拒絶される。○○他人の出願→論文が公知技術となり拒絶される。他人の出願→論文が公知技術となり拒絶される。○○本人の出願→他人の先出願と同一であれば拒絶される。本人の出願→他人の先出願と同一であれば拒絶される。○○他人の出願→論文が公知技術となり拒絶される。他人の出願→論文が公知技術となり拒絶される。
新規性喪失の例外（特許法３０条）新規性喪失の例外（特許法３０条）
○○試験試験を行うを行う○○刊行物刊行物に発表するに発表する○○インターネットインターネットで発表するで発表する○○ 特許庁長官が指定する特許庁長官が指定する研究集会研究集会（学会）（学会）で発表するで発表する○○ 特許庁長官が指定する特許庁長官が指定する博覧会博覧会へ出品する 等へ出品する 等
○○試験試験を行うを行う○○刊行物刊行物に発表するに発表する○○インターネットインターネットで発表するで発表する○○ 特許庁長官が指定する特許庁長官が指定する研究集会研究集会（学会）（学会）で発表するで発表する○○ 特許庁長官が指定する特許庁長官が指定する博覧会博覧会へ出品する 等へ出品する 等
発明が初めて発明が初めて公知公知となるとなる
発明が初めて発明が初めて公知公知となるとなるその結果その結果その結果その結果
新規性喪失の例外が認められる場合新規性喪失の例外が認められる場合
発表の少なくとも 11ヶ月前ヶ月前（できれば 2 ヶ月前）には届出届出を !!
教員のみの発明教員のみの発明■■JST の特許出願支援制度（審査有り）を活用■■発明者（教員）も権利を持つことができる
外国出願外国出願
教員と企業との共同発明教員と企業との共同発明■■企業が負担
全学対象の知的財産セミナー全学対象の知的財産セミナー
mini-Mipmini-Mip
■■教員，大学院生対象（地元中小企業も）■■演習･実習を中心に（特許文献に慣れる）
Mip (Mie intellectual property)Mip (Mie intellectual property) 特許塾特許塾
■■研究室訪問■■発明相談
（ 1 回 / 年）
（ 6 回）
（随時）
知的財産に関する行事知的財産に関する行事
出願出願
特許文献の検索エンジン特許文献の検索エンジン
■■電子出願システム
■■NRI サイバーパテント（野村総研）
知的財産に関するインフラ知的財産に関するインフラ
届出・出願等の管理届出・出願等の管理 DBDB■■PALNET/MC5 （日立製作所）
ここをクリック
アドレス http://www.crc.mie-u.ac.jp/seeds/
三重大学全学シーズ集トップページ画面
研究シーズ紹介画面
特許等出願件数の推移特許等出願件数の推移
H12 H13 H14 H15 H16 H1705
1015202530354045505560
14
3
17
18
a：企業等との共同出願を含むb：平成17年11 ( )月末日現在 出願予定含む
37
11
2 74
1
16
12
22
55b
30
2424
10
3
出願件数
年度
出願人 三重大学 三重大学と企業等 ( )株 三重TLOa
H12 H13 H14 H15 H16 H1705
1015202530354045505560
出願人：三重大学と企業 医学部 工学部 生物資源学部 その他
12712
224 11
6
5
5
11
11
1
12
8
5
16
11
a
a：平成17年11月末日現在
出願件数
年度
出願人：三重大学 医学部 工学部 生物資源学部 その他
特許等出願件数の推移特許等出願件数の推移 ::学部別学部別
公開および登録特許公開および登録特許
三重大学が出願人（共願含む）の公開 & 登録特許
( 株 ) 三重 TLO が出願人（共願含む） & 仲介の公開特許
知的財産統括室知的財産統括室
創造開発研究センター（社会連携部門）創造開発研究センター（社会連携部門）
((株株 ))三重三重 TLOTLO
■■室長（研究担当副学長）■■知的財産管理アドバイザー■■専任助手 1 名■■事務補佐員 2 名
■■専任，兼任，非常勤 12 名
5 名
社会連携課社会連携課 9 名
関連組織スタッフ関連組織スタッフ
理系教員数医学部 162 名工学部 124 名生物資源学部 119 名（附属病院他 135 名）計 405 名（ 540 名）
■■13,630
（出願費用 7,030 ，人件費 4,400 ，統括室運営費 2,200 ）■■以上，全て運営費交付金（間接経費からの充当分は 0 ）
H17H17年度予算年度予算（千円）
■■企業との共同出願： 不実施補償を前提に，弁理士費用を企業負担■■法人化以前の出願： 中間手続費用 1,500 （ 6件）
出願等に必要な費用出願等に必要な費用（千円）
三重大学単独の出願 13～ 14件可能
知財に関する予算知財に関する予算