Ⅲ 　学内支援体制（大学・短大）

1

１　学内組織・支援担当者の活動の現状１　学内組織・支援担当者の活動の現状２　教職員の連携２　教職員の連携３　支援学生支援３　支援学生支援

Ⅲ 　学内支援体制（大学・短大）

2

１　学内組織・支援担当者の活動の現状

情報の共有化

関連部署・担当者との連携

全学的な支援組織（窓口）の設置

基本方針を提示障害学生支援をバックアップ


学内組織の現状

3

障害学生支援に関する委員会の設置障害学生支援専門の支援室（センター）の設

置

教務委員会や学生支援委員会など教務課や学生支援課など学生支援センターや保健管理センターなど学生ボランティアサークル

専門の全学組織

既存の組織の活用・窓口化

Ⅲ 　学内支援体制（大学・短大）１　学内組織・支援担当者の現状

4

専任教職員兼任教職員　（他業務と兼務）兼任コーディネーター　　（学生課などの事務職員の兼任が多い）専任コーディネーター　　（非常勤・契約・臨時職員としての配置が多い）

　　

支援担当者の形態

Ⅲ 　学内支援体制（大学・短大）１　学内組織・支援担当者の活動の現状

支援担当者の活動の現状

5

障害学生への支援支援学生への支援教職員への支援受験生への支援学内・外部組織との連携広報マネジメント業務学内のアクセシビリティに関する助言

支援担当者の活動内容


6

支援担当者の業務

障害学生への支援

障害学生の

ニーズ把握

支援者の確保・配置

相談とケア


7

支援学生への支援

養成育成

支援の円滑化スキルアップ

相談とケア



支援学生

8

教職員への支援

教職員対象の講習会研修会開催

教員、関係部署担当者との

連絡・調整・相談

理解の啓発配慮依頼



教職員

授業における一番の支援者は教員である

9

受験生への支援

支援窓口の明確化

支援体制の情報提供（ホームページ・学校案内）

受験配慮の準備・提供



受験生

10

学内・学外組織との連携支援ネットワー

クづくり

情報収集情報交換の

必要性

障害学生修学支援ネットワーク

事務局：ＪＡＳＳＯ

支援担当者



11

九州

北海道

東北

関東

北陸信越

中部近畿

宮城教育大学

同志社大学／関西学院大学

札幌学院大学

広島大学

筑波大学

協力機関　筑波技術大学　　　　　　　　独立行政法人国立特別支援教育総合研究所　　　　　　　　国立障害者リハビリテーションセンター

日本福祉大学

富山大学

福岡教育大学


拠点校



中国四国

12

広報

支援理解の研修会講習会の企画

ポスター掲示

リーフレット

作成



支援担当者

13

マネジメント業務

謝金処理支援活動証明書の発行

支援者の派遣　管理シフト作成

年次計画と予算の作成

支援担当者



14

学内のアクセシビリティに関する助言

アクセシビリティ対応

情報機器導入時ＷＥＢサイト学生情報システム

バリアフリー対応

施設改修

サイン計画など



支援担当者

15

オープンキャンパス　／　入試説明会入学試験前の相談入学試験の特別措置合格後・入学まで　入学後・履修まで授業支援・学生生活支援評価入学式・卒業式就職　

２　教職員の連携

支援担当者

教職員


16

アクセシビリティ対応＜連携＞

情報保障ガイドヘルプ進学相談

関連部署で情報共有

11 　　障害学生障害学生22 ○○ 支援担当　（教職員）支援担当　（教職員）33 　　教務担当教務担当（（教職員）教職員）44 　　学生担当学生担当（（教職員）教職員）55 　　授業担当（教員）授業担当（教員）66 ○○ 当該学部当該学部（（教職員）教職員）77 ○○ 入試担当入試担当（（教職員）教職員）88 　　施設・財務（職員）施設・財務（職員）

99 ○○庶務・総務・広報（職庶務・総務・広報（職員）員）

1100

　　保健管理担当（教職保健管理担当（教職員）員）

1111

　　就職担当就職担当（（教職員教職員））

Ⅲ 　学内支援体制（大学・短大）２　教職員の連携

オープンキャンパス／入試説明会

17

時間延長別室受験試験時の配慮緊急時の対応　　　　　　　　など

特別措置内容の協議＜連携＞ 11 ○○ 障害学生障害学生

22 ○○ 支援担当（教職員）支援担当（教職員）33 　　教務担当教務担当 (( 教職員）教職員）44 　　学生担当学生担当 (( 教職員）教職員）55 　　授業担当（教員）授業担当（教員）66 ○○ 当該学部当該学部 (( 教職員）教職員）77 ○○ 入試担当入試担当 (( 教職員）教職員）88 　　施設・財務（職員）施設・財務（職員）

99庶務・総務・広報（職庶務・総務・広報（職員）員）

1100


1111



入学試験前の相談

18

時間延長別室受験緊急時の対応　　　　　　　など

特別措置の実施11 　　障害学生障害学生22 ○○ 支援担当（教職員）支援担当（教職員）33 　　教務担当教務担当（（教職員教職員））44 　　学生担当学生担当（（教職員）教職員）55 　　授業担当　（教員）授業担当　（教員）66 ○○ 当該学部当該学部（（教職員）教職員）77 ○○ 入試担当入試担当（（教職員）教職員）88 　　施設・財務（職員）施設・財務（職員）


1100

○○保健管理担当（教職保健管理担当（教職員）員）

1111


＜連携＞


入学試験の特別措置

19

支援ニーズの把握履修科目の確認支援内容の検討関連部署への周知施設改修

支援の準備11 ○○ 障害学生障害学生22 ○○ 支援担当　（教職員）支援担当　（教職員）33 ○○ 教務担当教務担当（（教職員）教職員）44 ○○ 学生担当学生担当（（教職員）教職員）55 　　授業担当　（教員）授業担当　（教員）66 当該学部当該学部（（教職員）教職員）77 入試担当入試担当（（教職員）教職員）88 ○○ 施設・財務（職員）施設・財務（職員）


1100


1111


＜連携＞


合格後・入学まで

20

履修相談履修における配慮支援内容の確認・　調整

支援の準備11 ○○ 障害学生障害学生22 ○○ 支援担当　（教職員）支援担当　（教職員）33 ○○ 教務担当教務担当（（教職員）教職員）44 ○○ 学生担当学生担当（（教職員）教職員）55 ○○ 授業担当　（教員）授業担当　（教員）66 当該学部当該学部（（教職員）教職員）77 入試担当入試担当（（教職員）教職員）88 　　施設・財務（職員）施設・財務（職員）


1100


1111


＜連携＞


入学後・履修まで

21

授業における配慮授業支援学習支援学生生活支援施設改修・改善

支援の実施

11 ○○ 障害学生障害学生22 ○○ 支援担当　（教職員）支援担当　（教職員）33 ○○ 教務担当教務担当（（教職員）教職員）44 ○○ 学生担当学生担当（（教職員）教職員）55 ○○ 授業担当　（教員）授業担当　（教員）66 当該学部当該学部（（教職員）教職員）77 入試担当入試担当（（教職員）教職員）88 ○○ 施設・財務（職員）施設・財務（職員）


1100


1111


＜連携＞


授業支援・学生生活支援

22

試験レポート

特別措置の実施11 ○○ 障害学生障害学生22 ○○ 支援担当　（教職員）支援担当　（教職員）33 ○○ 教務担当教務担当（（教職員）教職員）44 学生担当学生担当（（教職員）教職員）55 ○○ 授業担当　（教員）授業担当　（教員）66 当該学部当該学部（（教職員）教職員）77 入試担当入試担当（（教職員）教職員）88 　　施設・財務（職員）施設・財務（職員）


1100


1111


＜連携＞


評価

23

情報保障移動配慮

11 ○○ 障害学生障害学生22 ○○ 支援担当　（教職員）支援担当　（教職員）33 　　教務担当教務担当（（教職員）教職員）44 学生担当学生担当（（教職員）教職員）55 　　授業担当　（教員）授業担当　（教員）66 当該学部当該学部（（教職員）教職員）77 入試担当入試担当（（教職員）教職員）88 　　施設・財務（職員）施設・財務（職員）

99 ○○庶務・総務・広報（職庶務・総務・広報（職員）員）

1100


1111


＜連携＞公式行事における配慮


入学式・卒業式

24

11 ○○ 障害学生障害学生22 ○○ 支援担当　（教職員）支援担当　（教職員）33 　　教務担当教務担当（（教職員）教職員）44 学生担当学生担当（（教職員）教職員）55 　　授業担当　（教員）授業担当　（教員）66 当該学部当該学部（（教職員）教職員）77 入試担当入試担当（（教職員）教職員）88 　　施設・財務（職員）施設・財務（職員）


1100


1111

○○ 就職担当就職担当（（教職員教職員））

＜連携＞

就職支援就職情報の提供キャリア支援


就職

25

障害学生の修学環境の充実のために

支援学生の学びと成長のために　　　　学校の教育力の向上のために

　３　支援学生支援


目的

26

マネジメント業務　　　　支援学生の養成　　　　　　「学びと成長」への支援　　　　　　支援学生のケア（相談・要望対応）

Ⅲ 　学内支援体制（大学・短大）３　支援学生支援

業務概要

27

マネジメント業務募集、登録、派遣、シフト調整

聴覚障害：ノートテイク（要約筆記）の負担配慮

肢体不自由：同性支援者の配置など

シフト調整の留意点（例）

学生の負担に配慮トイレ介助等では、性別にも配慮が必要


支援学生

障害学生

28

懇談企画

謝金処理支援活動証明書発行など

相談苦情対応

Ⅲ 　学内支援体制（大学・短大）３　支援学生支援　マネジメント業務

支援担当者

支援学生

29

支援学生の養成ミーティング勉強会　交流会

の開催

研修・講座の実施　視覚障害：ガイドヘルプ、点訳、音訳、　　　　　　　対面朗読　聴覚障害：ノートテイク（手書き、ＰＣ）、　　　　　　　手話　肢体不自由：車いす介助、身体介助、　　　　　　　　ポイントテイク

支援方法や支援機器の知識獲得、技術指導


支援担当者

30

学び・成長への支援


障害学生

支援学生

一般学生

障害学生だけでなく、支援学生や一般学生の学び、成長に着目

31

支援学生　障害学生双方の状況把握

支援学生のケア（相談・要望対応）

安心して支援に

臨める環境支援に係

る相談ケア


支援担当者

障害学生

支援学生

32


ガイド参照ページ

１　学内組織・支援担当者の活動の現状　スライド No.193 学内組織の現状　スライド No.195 支援担当者の形態　　　　　　　　　　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P9 ～ 11２　教職員の連携　スライド No.206 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P7 、 9 ～ 11

３　支援学生支援　スライド No.218 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P70 ～ 72

33

１　学内組織・支援担当者の活動の現状１　学内組織・支援担当者の活動の現状２　教職員の連携２　教職員の連携３　支援学生支援３　支援学生支援４　キャリア教育支援４　キャリア教育支援

Ⅳ　学内支援体制（高等専門学校）

34

障害学生数障害種別の学生数発達障害の学生数対応の専門部署・機関の設置数支援担当者の業務の詳細研修啓発活動・規程の整備具体的な授業保障内容障害種や場面ごとの支援に関する参考資料

１　学内組織・支援担当者の活動の現状


高専における障害学生の現状

35

高専６４校（国立５５、公立６、私立３）のうち障害学生が在籍している（専攻科生を含む）学校数

　　

４６校71.8％

障害学生数１６１人

2008年５月１日現在

Ⅳ　学内支援体制（高等専門学校）１　学内組織・支援担当者の活動の現状

障害学生在籍学校数

障害学生

36

障害学生数 161人

視覚 10 人

聴覚・言語 26 人

肢体不自由40 人

重複 0人

病弱・虚弱 24 人

発達障害 51 人（ 31.7％）

その他 10人

2008年度

３校に１校在籍

高専における障害学生数（障害種別）


37障害学生数 6,235 人

視覚 646人

聴覚・言語1,435 人

肢体不自由2,231 人

重複139 人

病弱・虚弱1,063 人

その他 422人発達障害 299 人

（ 4.8% ）

高専は31.7％

2008年度大学等全体の障害学生数（障害種別

）


38

2008年度（）内は 2007年度


発達障害学生数

大学大学短大短大高専高専計計

LDLD ２７２７００４４３１３１

ADHDADHD ３５３５１１１３１３４９４９

高機能自閉症等高機能自閉症等１７５１７５１０１０３４３４２１９２１９

計計２３７２３７（１３９）（１３９）

１１１１（４）（４）

５１５１（３５）（３５）

２９９２９９（１７８）（１７８）

大学大学短大短大高専高専計計

LDLD ２７２７００４４３１３１

ADHDADHD ３５３５１１１３１３４９４９

高機能自閉症等高機能自閉症等１７５１７５１０１０３４３４２１９２１９

計計２３７２３７（１３９）（１３９）

１１１１（４）（４）

５１５１（３５）（３５）

２９９２９９（１７８）（１７８）

39

平成 19年度（ 2007年度）

専門部署・機関の設置専門部署設置・・・２校他部署対応・・・・５９

校

支援担当者の配置

専任配置・・・なし兼任配置・・・５校　他の業務を行いながら障害学生の修学支援業務を専門に行う担当者が配置されている


支援担当者

高専における専門部署・機関の設置数

40

連絡調整相談対応研修会開催（技術・マナー等）

連絡調整

教員（授業担当者等）

関連部署

連絡調整

広報理解啓発連絡調整

連絡調整相談対応


高専における支援担当者の業務の詳細

障害学生

支援学生

支援担当者

支援スタッフ

41

2007～ 2008年度

障害学生支援に関わる研修・啓発活動実施

３３校（ 2007年度）

障害学生支援に関わる規程等がある５校

（ 2007年度）

３７校（ 2008年度）


研修啓発活動・規程の整備

42

教材のテキストデータ化

実施36校

専用机・イス・スペース確保

教材の拡大ガイドヘル

プノートテイ

クパソコンテイ

ク

チューター又はティーチング・アシスタントの活用

試験時間延長・別室受験解答方法配慮

パソコンの持込使用許可注意事項等文書伝達

使用教室配慮実技・実習配慮教室内座席配慮ＦＭ補聴器・マイク使用

休憩室の確保


授業保障内容

2008年度

43

発達障害に対する支援ニーズの高まり高専における支援体制の現状特別支援教育に関する法律より特別支援教育が目指すもの障害学生支援体制と融合させる


特別支援教育に対する学内体制との融合

44

発達障害に対する支援ニーズの高まり

2007 年「特別支援教育」始動

校内委員会特別支援教育コーディネーター

すべての小・中学校で


45


校内委員会特別支援教育コーディネーター

高校においても取組は始まっている


46

　高専は高校の色彩も色濃く持っている　高専でも特別支援教育を推進すべき段階では



47

高専における発達障害学生に対する支援体制の現状

2008年度メンタルヘルス研究協議会全国大会高専分科会アンケートより

支援委員会を組織　４校

学生相談室と担任で対応６校

担任や看護師・関係教員や学科長等で対応　３校

教務委員会で対応　１校

特にない５校

対象： 19校


48

幼稚園、小学校、中学校、高等学校および中等教育学校においては、教育上特別の支援を必要とする幼児、児童および生徒に対し、（中略）障害による学習上又は生活上の困難を克服するための教育を行うものとする。

特別支援教育に関する法律より

学校教育法の第８１条１項

特別支援教育は、発達障害も含めすべての障害のある幼児児童生徒を対象としている。


49

特別の学校や特別の教室や特別の場面だけで取り組まれるものではなく、全ての学校で、通常

の学級の中でこそ、普通に取り組まれるべきもの　

特別支援教育が目指すもの

特殊教育だけの変革ではなく通常教育も含めた教育全体の改革

１３０年に及ぶ我が国の特殊教育からの大転換


50

特別支援教育が目指すもの

「ないと困る」支援

「あると便利」な支援

配慮を要する生徒・学生には

どの子・どの生徒・学生にも

教育のユニバーサルデザイン化


51

障害学生支援体制と融合させる

特別支援教育体制

これまでの障害学生支援体制

発達障害学生支援体制


52

学級担任制保健調査票などでの把握情報共有について支援体制の整備規程の整備

２　教職員の連携

学内組織について参考となる取り組みについて　　　　　　　　　　　　


高専の現状と課題について

発達障害の学生に対する対応について

53

学級担任制

協議支援体制の構築本人、

保護者からの聞き取り

担任が中心となって進める

Ⅳ　学内支援体制（高等専門学校）２　教職員の連携

学級担任障害

学生

関係教職員

54

保健調査票などでの把握

保健調査票（健康調査票）障害（手帳種や

級）発達障害その他

持病、アレルギー等の項目と並べて明記

確実に申告できる状況を作る


55

保護者との情報交換中学校における支援の様子などの情報を収集

保健調査票などでの把握

入学式入学式

書類提出書類提出保健調査票（健康調査票）等保健調査票（健康調査票）等

２週間

情報収集

学級担任関係教職員


教職員

56

情報共有について

個別の研究室

情報交換や指導方針の共有が困難

守秘義務に関する意識の違い障害観や

人権意識の違い

教職員間で共通認識を持つことが難しい

職員室がない


57

支援体制の整備

担当者

教員

教員

教員教員

教職員の連携を図る

一部の教職員に過度の負担がかからないよう

に


職員

職員

職員

58


新入学生のために最初からやり直す

支援体制が

継続しない


障害学生

障害学生

卒業と同時に

支援体制も役割を終了

59


学校全体で行える支援体制の構築情報交換　方針の確立教職員の共通認識　　　　　　　　　　　　


60

規程の整備

障害学生修学支援に関わる規程

障害学生の有無に関わらず、基本的なルールを整備しておく


61

学内組織について関係の教職員に多大な負担がかかることがある。

発達障害の学生に対する対応について


膨大なエネルギー

膨大な時間

教職員

62

学内組織について

学内支援組織の構築

小・中・高等学校の校内委員会に準じる組織づくり


63

学内組織について

既存の障害学生支援組織

発達障害学生支援組織

特別支援教育を推進させる機能のある体制

今あるものを活用する現実的な対策を


64

参考となる取組について

「障害学生就学支援プロジェクト」を立ち上げている高専「障害学生支援委員会」月例会議を開催し、効果的な解決方法を検討


65

「特別支援教育推進室」を設置している高専「特別支援教育推進室」の設置システマチックな対応

Ⅳ　学内支援体制（高等専門学校）２　教職員の連携　参考となる取組について


66

支援チームを結成し、個別の指導を中心に対応している高専

発達障害の学生に対する支援チームを結成個別の指導を中心にした対応

発達障害以外の障害の学生への対応や支援策にも応用できる

Ⅳ　学内支援体制（高等専門学校）２　教職員の連携　参考となる取組について


67

現状参考となる事例発達障害の学生に対する支援学生による支援支援学生はどのようにして探すか謝金について環境の調整定期的なモニタリングや指導・助言副次的効果　　

３　支援学生支援


高専における支援学生支援について

68

支援学生システムを稼働させている高専は少ない専攻科生・上級生を使ったシステムの構築の検討

大学との違い・・・・学生の年齢層、教育システム

大学における支援学生システムはそのまま応用できない

発達障害学生の支援には支援学生支援が有効なことも

現状

Ⅳ　学内支援体制（高等専門学校）３　支援学生支援

69

「遊‐友‐ YOU プロジェクト」高学年（４、５年生および専攻科生）の中から低学年のピア・サポーターや将来のリーダーとなれる人材を育成

（学生支援ＧＰ採択校の取組）

学習、学校生活、進路などの相談対応、助言


参考となる事例

70

実験のレポートがまとめられない授業のノートを整理できない特定の教科ができない　　

発達障害の学生が抱える困難

発達障害の学生に対する支援学生による支援


71

「実験のレポートがまとめられない」「実験のレポートが期限通り出せない」

学業成績不振中途退学

支援学生による個別のレポート作成支援が有効なこともある


障害学生

支援学生

72

学生相談室保健室

支援委員会など

適切な人材探し

支援学生


支援学生はどのようにして探すか

教職員支援学生

支援学生

73

同じ学科の先輩、または同級生が望ましい

支援学生


障害学生

74

苦手教科苦手科目

受講経験・知識

同じ学生の目線から苦手教科の勉強や実験のレポート作成を個別にサポートできる


障害学生

支援学生

75

謝金を払う

無償で依頼

学校の事情によってもさまざ

ま

大学等では一般的に

なってきている


謝金について

支援学生

76

修学支援の個別指導をおこなう場所

落ち着ける気が散らな

い


教職員障害学生

衝立や仕切りを使って刺激を軽減

環境の調整

77

対象学生の特性、苦手学習上つまづきやすいところなどを事前に説明、指導

定期的な報告書の提出　


教職員支援学生

聞き取り個別の状況の把握　

定期的なモニタリングや指導・助言

78

障害学生

支援学生

障害学生

コミュニケーション能力の向上

修学サポート個別指導

副次的効果


障害学生

支援学生

寺子屋式

コミュニケーショ

ンの場コミュニケーション力のアップ

79

キャリア教育の必要性障害者雇用に関する現状外部専門機関との連携企業へのアプローチ発達障害学生への対応障害のある学生の就職状況

４　キャリア教育支援

高専と職業教育「キャリア教育」の重要性


高専におけるキャリア教育の必要性

障害のある学生に対するキャリア教育

80

高専と職業教育

職業教育キャリア教育

職業に必要な専門知識やスキル等

社会で自立するための職業の考え方や職業選択を含めた生涯設計等

重点の違い

Ⅳ　学内支援体制（高等専門学校）４　キャリア教育支援

81

高専と職業教育

高専の教育

将来エンジニアとして社会に有為な人材となるため職業教育に力を入れ、懇切丁寧に学生を指導

実践型の教育

高い求人倍率・就職率職業教育についての社会からの高評価

高専卒業生は大学卒業生に比べて実践的


82

適切な職業を選択する力職業に適合するスキルの育成

キャリア教育の重要性

高い就職率

安易な職業選択

職場不適応早期離職の増加

キャリア教育


83

キャリア教育の必要性

自己理解の促進特性にあった職業を選択する力

社会に貢献できる

人材に


障害学生

84

障害者雇用に関する現状

障害者雇用促進施策

就職活動に制限


一般学生

企業

一般学生

障害学生

バリア

85

障害者職業センター職業指導　職業訓練　職業紹介など

外部専門機関との連携

障害者の雇用の促進等に関する法律

職業リハビリテーション

自立を図る


86

「長期にわたり、職業生活に相当の制限を受け、又は職業生活を営むことが著しく困難」な場合

と認められる場合


職業リハビリテーション

障害者手帳等を持っていない発達障害のある人

支援の対象


87


ハローワーク

障害者職業センター

発達障害者支援センター

職業評価

在学中に実施してもらうと良い

　障害を開示した上でのインターンシップ


88

企業へのアプローチ

各学科長

各企業の人事担当者

求人

受入体制の確認障害者雇用の働きかけ


89

就職しても１年以内に辞めるケースが多い再就職が難しい

発達障害学生への対応

就労後の問題点


障害学生

90


自己理解が進んでいない場合

通常教育を卒業した

健常である

通常の学生と同様の職業選択


障害学生

障害ではない

91


多くの職業で重要なのは人間関係

技能や知識は二の次


92


コミュニケーションを苦手とす

る場合が多い

職場不適応を起こす


障害学生

93

年齢や立場に応じたコミュニケーションの仕方自分の苦手なことや得意なこと苦手なことに対する対処スキル


自己の障害について理解を深めさせる取組

早期からの取組が必要


障害学生

94

高専における障害のある学生の進路状況

大学進学４人

専攻科進学４人

就職３人

それ以外１人

　　 2008年度


卒業者１２人

95

Ⅳ 　学内支援体制（高等専門学校）


４　キャリア教育支援　スライド No.276 外部専門機関との連携・・・・・・・・・・・・・・ P160　スライド No.285 障害のある学生の進路状況　　　　　　　　　　　　視覚障害・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P48　　　　　　　　　　　　聴覚障害・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P94　　　　　　　　　　　　肢体不自由・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P106　　　　　　　　　　　　病弱・虚弱・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P138　　　　　　　　　　　　発達障害・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P159 ～ 160

96

参考文献


「発達障害のある学生支援ケースブック」　独立行政法人特別支援教育総合研究所／独立行政法人日本学生支援機構

「大学と学生」２００８年１０月号独立行政法人日本学生支援機構

97

１　学外の支援組織の活用１　学外の支援組織の活用２　公的な支援制度、情報活用、予算措置２　公的な支援制度、情報活用、予算措置等等

Ⅴ　学外資源の活用

98

大学等が学生等に対して行う相談・指導への支援大学等が学生等に対して行う相談・指導への支援修学修学進路選択進路選択その他の事項その他の事項

１　学外の支援組織の活用

独立行政法人日本学生支援機構法第３条に定められた目的


ＪＡＳＳＯ　独立行政法人日本学生支援機構

99

学生等の修学環境を整備するための方策に関する学生等の修学環境を整備するための方策に関する調査・研究調査・研究

ＪＡＳＳＯの業務

大学等が学生等に対して行う相談・指導業務に関する教職員に対する専門的、技術的な研修の実施情報及び資料の収集、整理、提供

修学、進路選択、心身の健康　その他

Ⅴ 　学外資源の活用１　学外の支援組織の活用

100

各地域ブロックに位置する拠点校が、大学等の各地域ブロックに位置する拠点校が、大学等の教職員に対して障害学生の修学支援に関する相教職員に対して障害学生の修学支援に関する相談に応じる談に応じる

障害学生修学支援ネットワーク相談事業

事務局：ＪＡＳＳＯ


101


九州

北海道

東北

関東

北陸信越

中部近畿

宮城教育大学

同志社大学／関西学院大学

札幌学院大学

広島大学

筑波大学

協力機関　筑波技術大学　　　　　　　　独立行政法人国立特別支援教育総合研究所　　　　　　　　国立障害者リハビリテーションセンター

日本福祉大学

富山大学

福岡教育大学


拠点校

中国四国

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障害種別の支援ネットワーク障害種別の支援ネットワーク地域の大学間ネットワーク地域の大学間ネットワーク地域の障害者センター等地域の障害者センター等地方自治体の障害者福祉担当部署地方自治体の障害者福祉担当部署地域の社会福祉協議会地域の社会福祉協議会ハローワークの障害者担当等ハローワークの障害者担当等関連学会・研究会等関連学会・研究会等特別支援学校　特別支援学校　

その他の学外資源


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運営費交付金　特別教育研究経費運営費交付金　特別教育研究経費設備充実分設備充実分

「障害学生学習支援等経費」（次年度４月交付）「障害学生学習支援等経費」（次年度４月交付）（例）聴覚障害者対応　初年度のみ　（例）聴覚障害者対応　初年度のみ　 11 人３０万人３０万

円円教育支援分教育支援分　　（例）聴覚障害者対応　　　（例）聴覚障害者対応　 11 人３３万円人３３万円

２　公的な支援制度、情報活用、予算措置等公的な支援財源

国立大学法人


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私立大学等経常費補助金交付要綱　（第２条趣旨）私立大学等経常費補助金交付要綱　（第２条趣旨）私立大学等経常費補助金は、私立の大学、短期大学私立大学等経常費補助金は、私立の大学、短期大学及び高等専門学校の教育条件の維持及び向上並びに及び高等専門学校の教育条件の維持及び向上並びに私立大学等に在学する学生に係る修学上の経済的負私立大学等に在学する学生に係る修学上の経済的負担の軽減を図る担の軽減を図る

私立大学　私立高等専門学校

Ⅴ 　学外資源の活用２　公的な支援制度、情報活用、予算措置等

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私立大学等経常費補助金　特別補助私立大学等経常費補助金　特別補助　具体的な算出方法　具体的な算出方法　　支援体制の充実度に応じて補助　　支援体制の充実度に応じて補助　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　××　　

私立大学　私立高等専門学校

障害学生の人数によって算出された

基本額

具体的な配慮の状況に基づいて算出された調整

率（最大２００％）


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社団法人大学婦人協会社会福祉奨学金社団法人大学婦人協会社会福祉奨学金身体に障害のある女子大学生・院生が対象身体に障害のある女子大学生・院生が対象

財団法人広げよう愛の輪運動基金財団法人広げよう愛の輪運動基金障害者向けの海外研修派遣障害者向けの海外研修派遣

障害学生対象の奨学金制度等


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V 　学外資源の活用


２　公的な支援制度、情報活用、予算措置等　スライド No.294 ～ 297 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P163 ～ 165

Ⅲ 学内支援体制（大学・短大）

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Ⅲ 　学内支援体制（大学・短大）