早稲田大学　理工学術院　鳥居研究室

客員研究院講師　小谷太郎

卒業生の進路

学部卒 : 大学院進学　70% ( 早稲田、東大 ) 、パラマウントベッド、 NEC 、 NTT データ、三井住友銀行など

修士卒 : キヤノン、伊藤忠テクノソリューションズ、トヨタ中央研究所、三菱電機、東芝、 NTT ドコモ、ディー・エヌ・エー、日立製作所など

博士卒 (1 名 ): 　　ポスドク ( 宇宙線研 )

宇宙線の観測

早稲田大学 理工学術院 鳥居祥二教授の研究室では、宇宙線、すなわち宇宙から降りそそぐ粒子を観測する装置を作り、研究しています。宇宙線を調べると、宇宙のどこかにあって宇宙線を放出している謎の天体や、宇宙の質量を 6 倍増しにしている謎の物質ダーク・マターについてわかるのです。

LHCf 加速器実験

•LHC: CERN にある世界最大の陽子 - 陽子加速器、 7 TeV 衝突を実現•宇宙線の衝突が実験できる

研究活動

4 年生による卒業論文例 :•宇宙環境下における PD 、 APD の性能評価•CALET に用いるシンチレータの放射線耐性試験•気球実験用トリガー回路システムの開発•LHCf 検出器の粒子識別性能に関する研究•など

電子望遠鏡 CALET•電子などの高エネルギー宇宙線を観測•2014 年度、国際宇宙ステーション日本実験棟に取り付け予定•日 (JAXA) ・米 (NASA) ・伊 (ASI) 協力で現在製作中

140mLHCf

宇宙線はどこから ?•宇宙から降りそそぐ高エネルギー粒子•その発生源・発生機構は謎

超新星残骸 ?例 : SN1006

パルサー ?例 : Crab Pulsar

活動銀河核 ?例 : 3C334

陽子原子核電子ガンマ線

E = m E = m(1 - m2 / 4m

2 )E = m E = m(1 - m2 / 4m

2 )

ダークマター ?

日本実験棟きぼう

曝露部に取り付け

ガンマ線バーストモニタ

CALET