[さくらのクラウド] ウェブアクセラレータ紹介資料

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1 DATE COMPANY SERVICE VERSION |No.2 機能と仕様 |No.4 料金 |No.1 ウェブアクセラレータ概要 |No.5 リファレンス 2017/4/27 さくらインターネット株式会社 さくらのクラウド |No.3 設定手順 Sakura Cloud Web Accelerator ウエブアクセラレータ導入ガイド 1.4

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DATE COMPANY SERVICE VERSION

|No.2機能と仕様

|No.4料金

|No.1ウェブアクセラレータ概要

|No.5リファレンス

2017/4/27 さくらインターネット株式会社 さくらのクラウド

|No.3設定手順

Sak ura C l o ud Web Acce l e ra to r

ウエブアクセラレータ導入ガイド

1.4

Page 2: [さくらのクラウド] ウェブアクセラレータ紹介資料

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✓ 高速・安価にコンテンツを安定配信

✓ アカウントごとに無償利用枠

✓ わかりやすく直感的な操作ができるインターフェース

ウェブアクセラレータ概要

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|No.2機能と仕様

|No.4料金

|No.5リファレンス

|No.3設定手順

No.1ウェブアクセラレータ概要

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▌高速・安価なコンテンツの安定配信サービスウェブアクセラレータはサーバ上のコンテンツを、東京・大阪の各拠点にキャッシュとして保管します。もしも、SNSやニュースを通したアクセスが集中時した場合も、サーバ [1]の負荷を減らし、安定してサイトを表示できます。

▌無償利用枠アカウントごとに、500GiBまで無償でご利用いただけます。

▌2017年から正式提供ご利用料金は5円/1GiB(税込み)。ウェブアクセラレータからインターネット側へのトラフィックが対象です。

ウェブアクセラレータとは

3[1] コンテンツが置かれているウェブサーバ等をオリジンサーバ(origin server)と呼びます。

オリジンサーバに対応しているサービスは、さくらのクラウドだけでなく、さくらのVPS、さくらの専用サーバ、オンプレミス、他社のクラウドもご利用可能です、

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▌画像やファイルを高速表示ウェブアクセラレータは最大で1GiBまでのファイルをキャッシュし、表示できます。

▌アクセス集中時の表示速度低下を回避ウェブサーバの代わりにウェブアクセラレータを応答させられます。そのため、サーバに対して大量のアクセスが集中してトラフィック量が増えたとしても、サーバが応答しなくなったり、負荷が高まり反応が悪くなったりするのを避けられます。

▌必要なファイルのみキャッシュウェブサーバ側の設定により、特定の拡張子やディレクトリに対してのみ、キャッシュをする・しないを調整できます。また、キャッシュが有効な期間の指定も可能です。

ウェブアクセラレータの活用シーン

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▌ウェブアクセラレータとコンテンツ配信サービスさくらインターネットでは類似サービスを展開しています。それぞれ、対応しているプロトコルやファイルサイズ、料金等が異なります。

サービス比較

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ウェブアクセラレータ コンテンツ配信サービス

対応プロトコル HTTP、HTTPS (HTTP/2対応) HTTP、HTTPS

ファイルサイズ 1ファイル 1GiB まで 制限なし

オリジンサーバ 必要(サーバのキャッシュ設定も必要) 不要

コントロールパネル あり(キャッシュ削除 API) あり(キャッシュ削除 API)

料金500GiB の無償利用枠以降は、 5円/1GiB(税込)※ 1GiB 未満は切り捨てて計算

データ転送量+ストレージ使用料

ご利用開始まで コントロールパネルからすぐ利用可 ヒアリング後、5営業日程度https://www.sakura.ad.jp/function/etc/cdn/http://cloud-news.sakura.ad.jp/webaccel/

Page 6: [さくらのクラウド] ウェブアクセラレータ紹介資料

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✓ ウェブアクセラレータの機能詳細

✓ 仕様と注意点

機能と仕様

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No.2機能と仕様

|No.4料金

|No.5リファレンス

|No.3設定手順

|No.1ウェブアクセラレータ概要

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▌対応プロトコルHTTP、HTTPS

※ HTTP/2 対応

▌設置拠点国内IDC(東京・大阪)

※ 2017年1月から、東京拠点を追加しました。それに伴い、拠点間で配信を冗長化しています。

▌配信ファイルの種別制限ありません

▌配信ファイルサイズ制限キャッシュできるのは 1GiB まで

▌コントロールパネルダッシュボードでキャッシュ状況を表示

機能の有効化・無効化

キャッシュ削除用の画面

▌APIキャッシュ削除用 API を提供

基本機能

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▌キャッシュの詳細仕様

キャッシュ仕様

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初期設定 無効(コントロールパネルで有効化してご利用ください)

キャッシュ制御 オリジンサーバで Cache-Control: s-maxage ヘッダ指定

最大キャッシュ保持期間 最大7日間

キャッシュ可能な最大ファイルサイズ 1ファイルあたり 1 GiB

キャッシュ単位 URL(クエリ文字列)単位でキャッシュ

キャッシュ制御ヘッダ Cache-Control: s-maxage=86400 (1日キャッシュ)

• Cache-Control ヘッダで s-maxage を設定しないと、キャッシュしません。• キャッシュしていないトラフィックでも、ウェブアクセラレータから配信したトラフィックは、課金対象です。• キャッシュ期間を指定しても、必ず指定期間のキャッシュが保持されるものではありません。

アクセスの頻度、キャッシュの状態に応じて削除される場合があります。• キャッシュサーバのメンテナンスによりコンテンツの再取得が行われる可能性があります。

必ずしもキャッシュを保証するものではありませんのでご了承ください。• 不適切なコンテンツ(コントロールパネルのような、お客様の個人情報など)をキャッシュしないように、

設定には十分にご注意ください。

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✓ ご利用の流れ

✓ 事前準備とオリジンサーバ

✓ ウェブサーバ側のキャッシュ設定

✓ コントロールパネルの設定

設定手順

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|No.4料金

|No.5リファレンス

No.3設定手順

|No.1ウェブアクセラレータ概要

Page 10: [さくらのクラウド] ウェブアクセラレータ紹介資料

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▌大まかな作業の流れ

❶サーバにコンテンツを用意し、キャッシュ設定

ウェブアクセラレータのキャッシュ機能のご利用には、サーバ上に HTML ファイルや画像データをアップロードしていただきます。こちらをオリジンサーバと呼びます。

ウェブサーバ側(ApacheやNginxなど)で、キャッシュを有効化するヘッダ情報を追加します。

❷さくらのクラウド用アカウントの確認

クラウドのコントロールパネル上から、ウェブアクセラレータの項目を選択します。

❸機能の有効化

サイトをウェブアクセラレータ上に登録の後、機能を有効化します。

※ 以降のページで、各手順の詳細をご紹介します。

ウェブアクセラレータご利用の流れ

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Page 11: [さくらのクラウド] ウェブアクセラレータ紹介資料

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▌まず、コンテンツのアップロードウェブアクセラレータを使うには、アクセラレータでキャッシュしたいデータを提供するためのオリジンサーバが必要です。

まずは、そちらのサーバに、画像や PDF などのデータをアップロードします。

▌オリジンサーバの対応先オリジンサーバとしてご利用いただけるのは「さくらのクラウド」のほか、「さくらのVPS」さくらの専用サーバ」に対応しています。

オリジンサーバにコンテンツを準備

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.png

.jpg

Page 12: [さくらのクラウド] ウェブアクセラレータ紹介資料

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▌キャッシュ有効化Apache の httpd.conf または .htaccess での設定例

正規表現で、ファイル拡張子が「.gif」「.jpeg」「.jpg」「.png」「.ico」に対し、Cache-Controlヘッダを有効化。さらに、キャッシュ期間を1日(86,400 秒)で指定。

▌見出しアクセスポートの公開オリジンサーバは「133.167.4.0/24」からの HTTP (80/tcp) およびHTTPS (443/tcp) からの通信許可が必要です。

※サービス公開時点の情報であり、今後は接続元 IP アドレスが増える場合があります。

オリジンサーバの設定

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<Files ~ “¥.(gif|jpe?g|png|ico)$”> Header set Cache-Control “s-maxage=86400, public”

</Files>

Page 13: [さくらのクラウド] ウェブアクセラレータ紹介資料

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▌さくらのクラウドのアカウント登録まず、アカウントをご登録いただきます(会員登録がお済みであれば、不要です)。

▌コントロールパネルからウェブアクセラレータを選択

ウェブアクセラレータご利用の流れ

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Page 14: [さくらのクラウド] ウェブアクセラレータ紹介資料

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▌サイト登録の流れ(サブドメインの場合 [1])【サイト一覧】で をクリックします。

登録画面で、以下の項目を設定します。

• 名前 … コントロールパネル上で表示する名前

• ドメイン種別 … 独自ドメインもしくは、サブドメイン(webaccel.jp)を選択※ここでは「サブドメイン」を選択

• オリジンサーバ … ウェブサーバの IP アドレスを指定

入力後、 をクリックします。

オリジンサーバにコンテンツを準備

14[1] 他にも、任意のドメイン名を使う「独自ドメイン」もご利用可能です。詳しくは利用手順のページをご覧ください。

Page 15: [さくらのクラウド] ウェブアクセラレータ紹介資料

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▌“有効にする”をクリック初期状態ではキャッシュが「無効」です。

ボタンをクリックして、キャッシュを有効にします。

ウェブアクセラレータの有効化

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Page 16: [さくらのクラウド] ウェブアクセラレータ紹介資料

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▌URLをウェブアクセラレータのFQDNに変更画像やファイルなどのデータをキャッシュするには、HTML や CSS の URL をウェブアクセラレータの【 公開ホストFQDN 】に書き換える必要があります。

コンテンツのURL編集

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サブドメインの画像指定例:

変更前 <img src=“/sample.png” />

変更後 <img src=“https://lmijo90g.user.webaccel.jp/sample.png” />

Page 17: [さくらのクラウド] ウェブアクセラレータ紹介資料

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▌ブラウザからサイトの表示を確認HTML などを書き換えたあとは、サイトをブラウザで表示します。初回表示時はウェブアクセラレータからオリジンサーバにアクセスがあります。その後、キャッシュ指定をした対象のファイルであれば、ウェブアクセラレータ上にキャッシュします。

▌コントロールパネルで確認ダッシュボードと使用量実績で、キャッシュの状況を確認します。

動作確認のしかた

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Page 18: [さくらのクラウド] ウェブアクセラレータ紹介資料

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▌サイト一覧からサイト情報の変更メニューの【サイト一覧】から対象サイトの を選ぶと、以下の設定情報を変更できます。

• 名前の変更 … 一覧で表示する名前を変更

• オリジンサーバ … IP アドレスの変更

▌ウェブアクセラレータの状態変更詳細から【ステータス】列にある「有効にする」「無効」ボタンを押すことで、キャッシュ設定の有効・無効を切り替えます。

▌削除からサイト情報を削除できます。 削除後も「使用料実績」や「ダッシュボード」上で情報を

ご確認いただけます。

サイト情報の変更

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Page 19: [さくらのクラウド] ウェブアクセラレータ紹介資料

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▌方法1:コントロールパネルで削除メニューの【キャッシュ削除】から、キャッシュ対象の URL を入力の後、【削除確認】ボタンを押します。

キャッシュを削除するには

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Page 20: [さくらのクラウド] ウェブアクセラレータ紹介資料

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▌方法2:APIで削除さくらのクラウド API で 【 /deletecache 】 を指定し、POSTメソッドのリクエストボディに削除対象のURL を指定します(同時に100件まで)。

※詳細はさくらのクラウドニュースの記事をご覧ください。

キャッシュを削除するには

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$ curl --user "Access Token":"Access Token Secret" ¥-X POST -d '{"URL": ["http://sacloud.jp/example.jpg"]}' ¥https://secure.sakura.ad.jp/cloud/zone/is1a/api/webaccel/1.0/deletecache

curl (Linux) の例

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▌設定方法の詳細独自ドメインをご利用の場合や、より詳細な設定方法については、それぞれのドキュメントをご覧ください。

詳細

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設定手順(独自ドメイン)

設定手順(独自ドメインにサブドメインを新規設定して利用)

設定手順(サブドメイン)

管理機能

公開 API

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✓ 課金対象について

✓ お支払い

料金

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No.4料金

|No.5リファレンス

|No.3設定手順

|No.1ウェブアクセラレータ概要

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▌無償利用枠をご利用いただけますクラウドのアカウントごとに、500GiB の無償利用枠があります。アカウントごとに1度だけご利用いただけます。有効期限はありません。

▌従量課金5円/1GiB(税込)です。

※ 1GiB 未満の端数は課金対象から切り捨てます。(例:1.5GiB は 1GiB とする)

ウェブアクセラレータへの Inbound トラフィックは無料です。インターネット側への Outbound トラフィックが課金対象です。

▌クラウドのご利用料金と合算ウェブアクセラレータのご利用料金は、さくらのクラウドのご利用料金に合算して請求いたします。

ウェブアクセラレータの料金

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インターネット利用者

ウェブアクセラレータ

オリジンサーバ

Outbound課金対象

Inbound無料

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✓ Q&A

✓ 関連情報

リファレンス

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|No.4料金

No.5リファレンス

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|No.1ウェブアクセラレータ概要

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▌無償利用枠に有効期限はありますか?クラウドのアカウントごとに 500GiB の無償利用枠を設けています。有効期限はありません。超過分から請求対象となります。

▌コンテンツ配信サービスとの違いは何ですか?• ウェブアクセラレータは既存のウェブサーバのコンテンツをキャッシュし、高速に配信します。お申し込みや

設定の管理は、さくらのクラウドのコントロールパネル上で操作できます。ファイルサイズの上限は 1GiB です。

• コンテンツ配信サービスはオリジンサーバを必要とせず、大容量のファイル(ゲーム用のパッチや動画等)の配信に適しています。

• どちらもコントロールパネル上でダッシュボードの閲覧や、キャッシュ機能の管理(削除など)、API が利用可能です。

ウェブアクセラレータQ&A

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Page 26: [さくらのクラウド] ウェブアクセラレータ紹介資料

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▌プレスリリースhttps://www.sakura.ad.jp/press/2016/0728_web_accelerator/

▌さくらのクラウドニュースhttp://cloud-news.sakura.ad.jp/webaccel/

ウェブアクセラレータ正式サービス移行に伴うご案内

▌さくらのナレッジコンテンツ配信サービス THE ORIGIN ~さくらの新サービス「ウェブアクセラレータ」を使ってみよう~http://knowledge.sakura.ad.jp/knowledge/5706/

とある櫻花の一方通行~ウェブアクセラレータでHTTP/2を使おう~http://knowledge.sakura.ad.jp/knowledge/5740/

関連情報

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導入のご相談・お問い合わせ

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ご相談・お問い合わせフォーム

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