「アジャイルな見積りと計画づくり」輪読会

2009年7月30日木曜日

今回の書籍

2009年7月30日木曜日

Mike Cohn

http://blog.mountaingoatsoftware.com/2009年7月30日木曜日

安井さん＆角谷さん

2009年7月30日木曜日

第十章金銭価値による優先順位付け

2009年7月30日木曜日

ー概して、効果が全く数量化されない場合には、効果が無いものと考えた方が良いー（トム・デマルコ）

2009年7月30日木曜日

ー勘違いするなっ・・・！　ガキめらっ・・・！金っ・・・・！金はな・・・命より重いんだっ・・・！ー（利根川幸雄）

2009年7月30日木曜日

収益源

2009年7月30日木曜日

収益源となるもの

✓以下の４種

- 新しい収益- 増加する収益- 維持できる収益- 業務効率化

2009年7月30日木曜日

新しい収益

✓顧客、事業機会の増加によりもたらされるもの。新規顧客の獲得。

2009年7月30日木曜日

新しい収益

月 新しい顧客 顧客当たりの収益 新しい収益

4 10,000 315 3.15M5 11,000 315 3.46M6 12,100 315 3.81M7 13,310 420 5.59M8 14,641 420 6.15M9 16,105 420 6.76M

入会に315円（７月から機能追加されたため420円に値上げ）かかるサービス、と仮定

2009年7月30日木曜日

増加する収益

✓既存顧客から得られる収益

- ライセンスの追加購入- オプションやアドオンモジュールの追加購入- 追加料金を払う事で使用可能な機能- コンサルティング

2009年7月30日木曜日

増加する収益

月 顧客 顧客当たりの収益 収益

4 10,000 100 1M

5 21,000 101 2.1M

6 33,100 102 3.3M

7 46,410 103 4.7M

8 61,051 104 6.3M

9 77,156 105 8.1M

月当たり平均100円のアイテム収益がある(月ごとに平均1円ずつ客単価増加）と仮定

2009年7月30日木曜日

維持できる収益

✓プロダクトを開発しなかった場合に企業が失う収益

- 競合他社の製品にくらべて機能が劣るため顧客を奪われる、など

2009年7月30日木曜日

維持できる収益

月 顧客 顧客当たりの収益 損失

4 1,000 100 100K

5 1,100 101 111K

6 1,210 102 123K

7 1,331 103 137K

8 1,464 104 152K

9 1,610 105 169K

日々運用／機能追加しない限り月当たりの会員退会率が新規会員数の10%になる、と仮定して、月あたりの損失コストを算出

2009年7月30日木曜日

業務効率化

✓効率化により削減される無駄なコスト

- 長い時間かかる業務- コミュニケーション／連携不足- 離職率- 新規採用者のトレーニング- 作業の正確さの改善 など

2009年7月30日木曜日

業務効率化

月 雇わなくてすむデザイナー 総計労働コスト 業務効率化

4 0 700K 0

5 0 700K 0

6 1 700K 700K7 1 700K 700K8 2 700K 1.4M9 2 700K 1.4M

アイテム監理ツールの開発により、月あたり”雇わなくてすむ”デザイナーの人数

2009年7月30日木曜日

開発コスト

役割 年間の給料 総計労働コスト イテレーションあたりのコスト

プロジェクトでの稼働率

イテレーションあたりの補正済みコスト

プロダクトオーナー 7M 14M 580K 50% 290K

アプリエンジニア 6M 12M 500K 100% 500K

アプリエンジニア 5M 10M 415K 100% 415K

インフラエンジニア 5.5M 11M 460K 80% 365K

デザイナー 4M 8M 330K 100% 330K

デザイナー 4M 8M 330K 50% 165K

開発メンバーの構成を以下のように仮定する

2009年7月30日木曜日

コストと収益をまとめる

月 開発コスト 新しい収益 増加する収益 維持できない収益

業務効率化 純現金収入

4 -4.1M 3.15M 1M 100K 0 -12.4M

5 -4.1M 3.46M 2.1M 111K 0 -10.9M

6 -4.1M 3.81M 3.3M 123K 700K -7.2M

7 -4.1M 5.59M 4.7M 137K 700K -0.3M

8 -4.1M 6.15M 6.3M 152K 1.4M 9.5M

9 -4.1M 6.76M 8.1M 169K 1.4M 21.6M

前記の開発メンバーで開発に3ヶ月かかり、運用についても同様の単月コストがかかると仮定

2009年7月30日木曜日

グラフ化してみる

-15

-7.5

0

7.5

15

22.5

30

4月 5月 6月 7月 8月 9月

準現金収入 支出収益

2009年7月30日木曜日

財務指標

2009年7月30日木曜日

貨幣の時間的価値

✓「今日のお金には、未来のお金よりも価値がある」

- たとえば、金利が年率10%の場合、１年後に100万円を手に入れるためには現在いくらの投資が必要？

2009年7月30日木曜日

用語✓現在価値

- 将来ある金額を手に入れるために、今投資しなければいけない金額

✓割引

- 将来の金額を現在価値へと動かす事

2009年7月30日木曜日

以降の内容は咀嚼できませんでした。

　　　§,;　________§;　,　　|| §;　／　　　 § ヽ　 ||　　|~~~§~　　　　　§'~~~~~~~|　　／‾‾‾‾‾‾‾‾　　|　____§／"""ヽ,§_____　 |　＜　すみませんでした・・　　|__|///(§　　§)ノ////|__|///＼＿＿＿＿＿＿＿＿　⊆___)///ゝ___§ノ/////(____⊇////　///////////////ジュ～////////////　/////////////////////////////

2009年7月30日木曜日

いちおうキーワード✓正味現在価値- 一連の将来価値に対する現在価値を算出し合算

✓内部収益率- プロジェクトの投資に対する収益

- IRR または ROI（投資収益率）

✓回収期間- 初期投資を取り戻すまでにかかる期間

- 回収までの期間はわかるが、どれだけ収益が上がるかはわからない

✓割引回収期間- キャッシュフローに適当な割引率を適用する

2009年7月30日木曜日

話し合ってみよう

2009年7月30日木曜日

話し合ってみよう

✓あなたの現在のプロジェクトで、収益はどうモデル化できるだろうか？

- ４つの分類（新しい収益／増加する収益／維持する収益／業務の効率化）で十分だろうか？

- 他にはどんな分類が適当だろうか？

2009年7月30日木曜日

輪読会は続く・・・

2009年7月30日木曜日