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笠間市一般廃棄物処理基本計画改訂に向けた 基礎調査報告書 平成 29 年3月 笠間市

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笠間市一般廃棄物処理基本計画改訂に向けた

基礎調査報告書

平成 29 年3月

笠間市

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はじめに

■一般廃棄物処理に係る基礎調査の目的

本基礎調査は、笠間市一般廃棄物処理計画の改訂にあたり、市の一般廃棄物処理の状況

や市民・事業者の一般廃棄物処理意識を把握するとともに、現行計画の実施状況や国・茨

城県の動向等を踏まえ、市域の一般廃棄物処理の特徴や課題を整理することを目的として

行いました。

平成 29 年度に、本調査結果をもとに一般廃棄物処理の施策や各主体の取組、推進・進

行管理方策などを立案します。

■一般廃棄物処理に係る基礎調査の実施手順、実施内容

平成 28 年度

平成 29 年度

生活排水処理の現状と課題/第4章

1)既存文献資料の収集・整理による調査

・生活排水処理状況

・し尿及び浄化槽汚泥の収集

・し尿処理施設の状況

・公共下水道の状況

・農業集落排水施設の状況

・合併処理浄化槽の状況

・将来予測

2)市民意識調査

・調査内容の検討

・集計結果による意識・意向の把握、分析

3)課題の抽出

ごみ処理の現状と課題/第3章

1)既存文献資料の収集・整理による調査

・ごみ処理フロー

・ごみ処理体制

・ごみの種類別発生量、性状等の現状

2)ごみ発生量等の将来予測

3)ごみ処理行政の動向

・国の動向

・県の動向

4)市民・事業者意識調査

・調査内容の検討

・集計結果による意識・意向の把握、分析

5)課題の抽出

笠間市の概要/第2章

既存文献資料の収集・整理による調査

・市の概要

・市の総合計画等

基本的事項の整理/第1章

・計画策定の目的

・計画条件

一般廃棄物処理基本計画の検討

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目 次

第1章 基本的事項 ---------------------------------------------------- 1

第1節 目的 -------------------------------------------------------- 1

第2節 計画の基本的事項 -------------------------------------------- 1

第2章 地域の概要 ---------------------------------------------------- 3

第1節 自然的状況 -------------------------------------------------- 3

第2節 社会的状況 -------------------------------------------------- 5

第3節 将来計画 ---------------------------------------------------- 12

第3章 ごみ処理の現状と課題 ------------------------------------------ 18

第1節 ごみ処理の現状 ---------------------------------------------- 18

第2節 ごみ量の将来予測 -------------------------------------------- 46

第3節 ごみ処理行政の動向(国及び県の目標値、近隣自治体の動向) ---- 51

第4節 市民・事業者意識調査 ---------------------------------------- 54

第5節 ごみ処理の課題 ---------------------------------------------- 97

第4章 生活排水の現状と課題 ------------------------------------------ 98

第1節 生活排水処理の現状 ------------------------------------------ 98

第2節 生活排水量の将来予測 ---------------------------------------- 131

第3節 市民・事業者意識調査 ---------------------------------------- 136

第4節 ごみ処理の課題 ---------------------------------------------- 146

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第1章 基本的事項

第1節 計画策定の目的

笠間市では、平成 18 年 3 月に旧笠間市、友部町、岩間町が合併し、新笠間市が誕生

しました。これまでは、 旧市町で定めた一般廃棄物処理基本計画に基づき、ごみの処

理等を行ってきましたが、新市誕生 10 周年を迎え、より一層のごみ及び生活排水の処

理の効率化を図るため、処理体制の統一化等が重要な課題となっています。

本計画は、今後の一般廃棄物(ごみ及び生活排水)の処理における課題解決の方策を見

極め、円滑な一般廃棄物の処理を推進するため、 新笠間市における概ね 10 年(平成 30

年~39 年)先を見据えた一般廃棄物処理基本計画を策定することを目的とします。

第2節 計画の基本的事項

1. 計画の位置付け

本計画は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下「廃棄物処理法」という)第 6

条第 1 項に規定により、市町村が当該区域内の一般廃棄物の処理に関する計画を定め

なければならないとされている一般廃棄物処理基本計画と位置付けます。上位計画と

しては、笠間市総合計画、笠間市環境基本計画があります。

関連の計画としては、国が定めている環境基本計画、循環型社会形成推進基本計画、

茨城県が策定している茨城県廃棄物処理計画があります。

【 国・県 】 【笠間市】 【各種法令】

図 1.2.1 本計画の位置付け

循環型社会形成推進基

本計画

環境基本法

廃棄物処理法

各種リサイクル法

茨城県廃棄物処理計画

循環型社会形成推進基

本法

笠間市一般廃棄物処理基本計画

環境基本計画 笠間市総合計画

笠間市一般廃棄物処理実施計画

笠間市環境基本計画

-1-

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2.計画の対象区域

計画の対象区域は、本市全域とします。

3.計画の対象廃棄物

本計画において、対象とする廃棄物は一般廃棄物とします。

4. 計画期間

本計画は、平成 30 年度を初年度とし、平成 39 年度までの 10 年間の一般廃棄物の

処理に関する基本的方針を示すものとします。

なお、本計画は必要に応じて概ね 5 年ごとに改訂するとともに、計画策定の前提と

なる諸条件に大きな変動が生じた場合には、見直しを行うものとします。

計画期間 :平成 30 年度~平成 39 年度

中間目標年度 :平成 34 年度

計画目標年度 :平成 39 年度

-2-

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第2章 地域の概況

第1節 自然的状況

1. 位置及び地勢

笠間市は、茨城県の中央部に位置し、首都圏から約 100 キロメートル、県都水戸市

に隣接し、総面積は、240.40 平方キロメートルです。

区域は、東西約 19 キロメートル、南北約 20 キロメートルで構成され、北部は城里

町、栃木県、西部は桜川市、東部は水戸市、茨城町、南部は石岡市、小美玉市に隣接

しています。

地勢は、市の北西部は八溝山系が穏やかに連なる丘陵地帯で、南西部には愛宕山が

位置し、北西部から東南部にかけ、おおむね平坦な台地が広がり、本地域の中央を涸

沼川が北西部から東部にかけ貫流しています。

図 2.1.1 笠間市の位置

-3-

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2.気象

本市の気候は、夏は気温・湿度ともに高く、冬は乾燥した晴天の日が多い、太平洋

型の気候となっています。平均気温は1月が 2.2℃と最も低く、最も高い8月(25.2℃)

との気温差が 20℃以上もあります。年間平均降水量は 1,349.7mm であり、台風が多

い9月が最も降水量の多い時期となっています。

表 2.1.1 気候の概要

図 2.1.2 気温と降水量

0

50

100

150

200

250

-10

0

10

20

30

40

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

降水量(㎜)

気温(℃)

降水量 日最低気温 平均気温 日最高気温

降水量 平均気温 日最高気温 日最低気温 平均風速 日照時間

(mm) (℃) (℃) (℃) (m/s) (時間)

統計期間 1981~2010 1981~2010 1981~2010 1981~2010 1981~2010 1986~2010

資料年数 30 30 30 30 30 25

1月 44.5 2.2 8.9 -3.6 1.3 179.6

2月 52.7 2.9 9.5 -2.9 1.4 166.9

3月 97.5 6.3 12.6 0.3 1.6 172.2

4月 117.3 11.8 18.3 5.6 1.5 177.8

5月 129.8 16.4 22.2 11.2 1.1 172.5

6月 144.2 19.9 24.8 15.8 0.8 127.6

7月 149 23.6 28.5 19.9 0.8 138.2

8月 144.4 25.2 30.4 21.4 0.9 163.5

9月 188.8 21.5 26.5 17.6 1 121

10月 155.2 15.6 21.3 10.8 1 133.7

11月 74.3 9.7 16.2 4.1 1 145.1

12月 42.2 4.5 11.5 -1.3 1.2 169.5

年 1349.7 13.3 19.2 8.2 1.1 1871.6

要素

-4-

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第2節 社会的状況

1. 人口・世帯数の推移

(1)人口

総人口は平成 27 年で 76,865 人となっており、減少傾向にあります。これは、近

年の傾向となっている出生数の減少、転出数の増加が要因となっています。また、

年齢構成別人口を見ると、64 歳以下の割合が減少している一方、65 歳以上の割合

が増加しており、高齢化が進んでいます。

男女別・年齢構成別人口を見ると、男女とも 60~64 歳、65~69 歳が多くなって

います。

(2)世帯数

総世帯数は平成 27 年で 29,117 世帯となっており、世帯数は年々増加する一方で、

世帯あたりの人数は 2.64 人と減少傾向が見られます。

表 2.2.1 人口・世帯数の推移

資料:統計かさま

図 2.2.1 人口・世帯数の推移

各年10月1日現在

総数 男 女

平成18年 27,138 81,029 39,709 41,320 2.99

平成21年 28,009 79,806 39,111 40,695 2.85

平成22年 27,946 79,409 38,821 40,588 2.84

平成23年 28,093 78,922 38,634 40,288 2.81

平成24年 28,244 78,279 38,366 39,913 2.77

平成25年 28,523 77,723 38,053 39,670 2.72

平成26年 28,803 77,351 37,867 39,484 2.69

平成27年 29,117 76,865 37,647 39,218 2.64

年次世帯数(世帯)

人口(人) 一世帯当たり

人員(人/世帯)

81,029 79,806 79,409 78,922 78,279 77,723 77,351 76,865

27,138 28,009 27,946 28,093 28,244 28,523 28,803 29,117

2.99 2.85 2.84 2.81 2.77 2.72 2.69 2.64

1.00

1.50

2.00

2.50

3.00

3.50

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

H18 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27

一世帯当たり人員(人/世帯)

人口・世帯数(人・世帯)

人口 世帯数 一世帯当たり人員

-5-

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資料:統計かさま

図 2.2.2 年齢別人口

資料:統計かさま (平成 26 年 10 月 1 日現在)

図 2.2.3 男女別、年齢別構成人口

4,000 2,000 0 2,000 4,000

0~4

5~9

10~14

15~19

20~24

25~29

30~34

35~39

40~44

45~49

50~54

55~59

60~64

65~69

70~74

75~79

80~84

85~89

90~94

95~99

100~

(人)

(歳) 男 女

9,826

(12.6%)

9,603

(12.4%)

9,433

(12.2%)

48,535

(62.2%)

47,451

(61.2%)

46,555

(60.4%)

19,693

(25.2%)20,444

(26.4%)

21,138

(27.4%)

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

平成24年 平成25年 平成26年

人口(

人)

0~14歳 15~64歳 65歳以上

-6-

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2. 産業の動向

(1)産業別人口

就業人口構成比は、平成 22 年では第1次産業従業者が 5.4%、第2次産業従業者

26.4%、第3次産業従業者が 62.8%となっています。第3次産業従業者の割合は増

加する一方、第1次・第2次産業従業者の割合は減少しており、特に第1次産業の

減少する割合が大きい傾向にあります。

表 2.2.2 産業別人口

資料:統計かさま

図 2.2.4 産業別人口比率

各年10月1日現在区分

従業者数 割合 従業者数 割合 従業者数 割合 従業者数 割合

年度 (人) (%) (人) (%) (人) (%) (人) (%)

3,685 8.7% 13,910 33.0% 24,462 58.0% 120 0.3% 42,177

3,334 8.2% 12,067 29.7% 24,892 61.3% 330 0.8% 40,623

2,053 5.4% 10,061 26.4% 23,969 62.8% 2,089 5.5% 38,172

第3次産業 分類不能

総数

平成17年

平成22年

平成12年

第1次産業 第2次産業

8.7% 8.2% 5.4%

33.0% 29.7%26.4%

58.0% 61.3%62.8%

0.3% 0.8% 5.5%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

平成12年度 平成17年度 平成22年度

第1次産業 第2次産業 第3次産業 分類不能

-7-

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(2)農業の推移

本市の農業は、笠間地区の米作、岩間地区の畜産などが主体であるほか、友部・

岩間地区の栗を中心とした果樹栽培、菊をはじめとする花卉栽培が盛んです。

総農家数は年々減少する傾向にあり、平成 22 年度では 4,374 人でした。また、

本市の経営耕地面積は減少傾向であり、平成 27 年度において 3,694ha です。

表 2.2.3 農家数の推移

図 2.2.5 農家数の推移

表 2.2.4 経営耕地面積の推移

資料:農林水産省「農林業センサス結果報告書」

各年2月1日現在(単位:戸)

区分

年 専業農家 兼業農家

5,043 3,969 490 3,479 1,074

4,669 3,424 501 2,923 1,245

4,374 3,085 573 2,512 1,289

平成17年

平成22年

平成12年

総農家数販売農家

数自給的農家

各年2月1日現在

面積(ha)

割合(%)

面積(ha)

割合(%)

面積(ha)

割合(%)

2,286 56.4% 980 24.2% 784 19.4% 4,051

2,151 58.2% 831 22.5% 712 19.3% 3,694

平成22年

平成27年

区分 田 畑 樹園地 経営耕地面積

(ha) 年

3,969 3,424 3,085

1,074 1,245

1,289

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

H12 H17 H22

(戸)

販売農家数 自給的農家数

5,0434,669

4,374

-8-

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(3)工業の推移

本市の平成 25 年の製造業事業所数は 176 事業所、製造品出荷額等は 1,550 億円と

なっています。

製造品出荷額は減少傾向にありましたが、平成 25 年は増加に転じています。なお、

事業所数と従業者数は減少傾向にあります。

本市で事業所数が最も多いのは「窯業・土石製品」であり、次いで「食料品」、「精

算用機械」の順となっています。従業者数が最も多いのは「食料品」であり、次いで

「業務用機械」、「窯業・土石製品」の順となっています。これらのことから、「窯業・

土石製品」と「食料品製造業」は本市の重要な産業であると言えます。

表 2.2.5 工業の状況

※平成 23 年工業統計調査は、平成 24 年経済センサス・活動調査の製造業として実施。

資料:県統計課「工業統計調査結果報告書」

図 2.2.6 工業の推移

表 2.2.6 産業分類別事業所数 表 2.2.7 産業分類別従業員数

産業中分類 従業者数

(人)

総従業者数 6,081

食料品 1,089

業務用機械 976

窯業・土石製品 644

その他 3,372

産業中分類 事業所数

(事業所)

総事業所数 176

窯業・土石製品 41

食料品 18

精算用機械 17

その他 100

各年12月31日現在

区分 事業所数(事業所)

従業者数(人)

製造品出荷額等(百万円)

201 6,715 170,788

188 6,324 171,702

207 6,205 160,112

190 6,356 143,661

176 6,081 154,998

平成23年

平成21年

平成22年

平成24年

平成25年

201 188207

190 176

170,788 171,702 160,112

143,661 154,998

0

50,000

100,000

150,000

200,000

0

50

100

150

200

250

平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度

製造品出荷額(

百万円)

事業所数(事業所)

事業所数 製造品出荷額等

-9-

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(4)商業の推移

本市の商業は、平成 26 年には商店数は 701 店、年間販売額は 850 億円となってお

り、商店数と年間販売額ともに減少傾向となっています。

表 2.2.8 商業の推移

図 2.2.7 商業の推移

(5)観光

本市では、菊まつりや陶炎祭をはじめとするイベントや行祭事が多数行われてお

り、多くの観光客が訪れています。

平成 26 年度の入込観光客数は 352 万人であり、笠間の陶炎祭 516 千人(4月下

旬~5月上旬)、笠間の菊祭り 813 千人(10 月下旬~11 月下旬)、笠間稲荷初詣 810

千人(1月上旬)の観光客が多くなっています。

表 2.2.9 主な観光客数

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

平成14年度 平成16年度 平成19年度 平成23年度

年間販売額(百万円)

商店数(店)

商店数 年間販売額

行事名 観光客数(人)

笠間の陶炎祭(平成 27 年4月 29 日~5月5日) 516,000

笠間の菊祭り(平成 26 年) 813,000

笠間稲荷初詣(平成 27 年1月1日~1月 3 日) 810,000

区分商店数(店)

従業者数(人)

年間販売額(百万円)

事業所規模

(B/A)

1,124 6,169 116,432 5.5

987 5,489 110,971 5.6

773 4,489 100,993 5.8

701 3,964 84,988 5.7

平成23年

平成16年

平成19年

平成26年

-10-

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3.土地利用状況

本市の総面積は 240.4k㎡であり、平成 27 年現在、山林が約 35%、畑が約 14%、

田が約 12%となっています。土地利用の割合は、山林、田畑が徐々に減少している反

面、宅地が増加しています。

表 2.2.10 地目別土地面積

図 2.2.8 土地利用の状況

各年1月1日現在(単位:km2)

区分

 年

平成18年 29.3 35.2 21.6 1.0 89.2 2.1 18.7 43.2 240.3

平成21年 28.8 34.9 21.0 1.0 85.6 2.1 19.3 47.6 240.3

平成22年 28.6 34.9 22.2 1.0 85.6 2.1 17.8 48.1 240.3

平成23年 28.6 34.8 22.3 1.0 85.6 2.1 17.7 48.2 240.3

平成24年 28.5 34.8 22.3 1.0 85.6 2.1 17.8 48.2 240.3

平成25年 28.5 34.7 22.5 1.0 84.9 2.2 17.9 48.6 240.3

平成26年 28.5 34.6 22.6 1.0 84.8 2.2 17.8 48.8 240.3

平成27年 28.4 34.4 22.6 1.0 84.6 2.2 18.1 49.1 240.4

構成比 11.81% 14.31% 9.40% 0.42% 35.19% 0.92% 7.53% 20.42% 100.0%

資料:税務課

雑種地 総面積田 畑 宅地 山林 原野 その他池沼

山林 35.2%

畑 14.3%田 11.8%

宅地 9.4%

雑種地 7.5%

原野 0.9%

池沼 0.4%

その他 20.4%

圏域面積

240.4km2

100%

-11-

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第3節 将来計画

1.笠間市総合計画後期基本計画

「笠間市総合計画 後期基本計画」における廃棄物処理の関連部分は下記に示すとお

りです。

笠間市総合計画 後期基本計画  平成24年度~平成28年度

基本方針 にぎわいの創造やさしさの創造ふれあいの創造

市が目指す将来像 住みよいまち 訪れてよいまち 笠間~みんなで創る 文化交流都市~

施策の大綱 広域交流基盤を生かした新時代のまちづくり(土地利用・都市基盤)多彩な交流で飛躍する活力ある産業のまちづくり(産業)共に支えあい、健やかに暮らせるまちづくり(健康・福祉)自然と共生した安全でやさしさのあるまちづくり(生活環境)人が輝き、豊かな文化を創造・発信するまちづくり(教育・文化)人と地球、絆を大切にした元気なまちづくり(自治・協働)

小政策 自然環境にやさしい循環型社会いをつくります施策 廃棄物対策施策目標

目標指標

施策の内容 1.ごみ処理体制の強化

◆ 廃棄物処理基本構想の策定

◆ ごみ処理基本計画の見直し検討

2.循環型社会の推進

◆ 分別収集の推進

◆ 3R運動の推進

3.不法投棄の防止

◆ 不法投棄やポイ捨て対策の推進

◆ パトロールの実施

小政策 だれにもやさしく、潤いのある生活環境を整えます施策 生活排水施策目標

目標指標

施策の内容 1.生活排水対策の見直し◆ 地域に応じた排水処理対策の検討◆ 生活排水に関する啓発意識・学習機会の提供2.公共下水道事業の推進◆公共下水道事業の推進◆公共下水道排水施設の利用促進◆ 公共下水道施設の長寿命化計画策定及び施設の適切な維持管理3.農業集落排水施設の整備と利用促進◆農業集落排水事業の推進◆農業集落排水施設の利用促進◆ 農業集落排水施設の適切な維持管理4.合併処理浄化槽の普及促進◆ 高度処理型浄化槽の設置普及支援・啓発◆ 市町村設置型浄化槽の導入検討

市民が将来にわたり健康で暮らし続けるために、循環型社会に対する意識の高揚をはかるとともに、ごみの減量化や再資源化を推進し、癒しの環境づくりを進めます。

基本構想

健康で快適な市民生活を構築するため、生活排水ベストプランに基づき地域の特性に応じた生活排水処理対策を検討し、施設整備を進めるとともに、その普及率の向上を図ります。

廃棄物関連

生活排水関連

基本計画

-12-

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2.第2次笠間市環境基本計画

第2次笠間市環境基本計画における廃棄物処理の関連部分は下記に示すとおりです。

(1)名称

笠間市第2次笠間市環境基本計画

(2)計画期間

平成 28 年度~平成 37 年度

(3)目指す将来の環境像

豊かな自然との共生 水と緑の里 かさま

(4)環境目標

・田園風景が美しく豊かな自然環境

・自然と文化が調和した快適環境

・住み心地がよく健やかな生活環境・・・生活排水

・資源を有効活用する循環型社会・・・廃棄物

・地球温暖化防止へ貢献する社会

・共に考え自ら行動するパートナーシップ

(5)廃棄物関連の計画

ア.施策の体系

【環境目標】資源を有効活用する循環型社会

【環境要素】廃棄物

【取組方針】ごみを減量し、リサイクルを推進します

イ.施策展開の方向性 / 主要施策

ごみの減量とリサイクルに向けて下記の方向性に基づいて取組を推進します。

① 廃棄物処理施設の計画的な施設整備・更新を行う等、適正なごみ処理を推進

します。

② ごみの発生抑制(Reduce/リデュース)や再利用(Reuse/リユース)の促進によ

るごみの減量化を推進します。

③ リサイクル活動の推進や新たな資源の利用方法の検討等、資源の循環利用を

推進します。

④ 3Rの普及やごみ出しルール・マナーの徹底など、市民・事業者のごみの適

正処理を促進します。

⑤ ごみ収集事業者の指導や収集経路の検討等を通じた適切な収集体制を確立

します。

⑥ 廃棄物の減量化やゼロエミッション※等のごみ減量化に向けた事業活動を

促進します。

-13-

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ウ.環境指標

エ.行動方針 / 環境施策

施策展開の方向性に基づき、市は次の行動に取り組みます。

① 適正なごみ処理の推進

・「ごみ処理基本計画」の見直しにおいて、ごみ処理のあり方等について検討

していきます。

② ごみ減量化の推進

・事業者に対して、製造、加工、販売等の事業活動によって生じる廃棄物の再

利用を通じた、廃棄物の減量化を促進します。

・生ごみ、剪定枝及び畜産排泄物等を堆肥化し、その堆肥を農業従事者などで

有効利用できる仕組みについて検討します。

・環境配慮商品利用やレジ袋の有料化、マイバックの取組の拡大を通じて、市

民の環境に配慮した消費行動を促進します。

・市民が企画・開催するフリーマーケットなどのイベント支援やリサイクルに

関する情報提供の充実を通してリユースを促進します。

③ 資源の循環利用の推進

・先進的なリサイクル技術の導入や取り組みを行っている市内企業を支援し、

資源の循環利用を推進します。

・公共下水道及び農業集落排水における汚泥の再利用について検討します。

・資源物団体回収や地域リサイクル活動など、市民の自主的なリサイクル活動

を支援します。

・小型家電製品や廃食用油を回収し、資源の循環利用を推進します。

④市民・事業者のごみの適正処理の促進

・3R運動の啓発活動等を通じ、ごみの発生抑制・再利用・リサイクルに関す

る意識の普及啓発に努めます。

・ごみの分別収集を適宜見直し、市民に対し、収集日程や適切なごみ出しのル

ール・マナーを分かりやすく周知します。

・事業者等に対する啓発に努め、建築廃材や産業廃棄物の減量化・リサイクル

を促進します。

環境指標 単位現状

(H25年度)2020年度(H32年度)

2025年度(H37年度)

担当課

循環型社会の構築に対する満足度% 27.7 環境保全課

1日1人当たりのごみ排出量 % 1011.0 環境保全課

ごみの再資源化率 % 23.0 環境保全課

-14-

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⑤適切な収集体制の確立

・収集事業者への指導や収集経路の検討など、収集体制の充実を図ります。

・ごみ集積ボックスの設置を補助するとともに、集積所の美化対策を推進しま

す。

・高齢者、障がい者等を対象とした不燃ごみ・資源物専用の収集袋の導入を進

め、全ての市民が利用しやすい収集体制の構築を進めます。

⑥ごみ減量化に向けた事業活動の促進

・事業活動に伴う廃棄物再生利用品の開発を促進するとともに、市では率先し

て再生利用品を購入します。

・環境マネジメントシステムの構築など、事業活動における廃棄物の減量化・

リサイクルへの取組を促進します。

・異業種間における資源の循環利用の推進により、ゼロエミッションの促進に

努めます。

・事業活動における簡易包装の普及啓発に努めエコショップ制度認定店舗の推

進を図るとともに、広く消費者にPRし普及を促進します。

オ.各主体に期待する役割・行動

ごみの減量とリサイクルに向けて、市民・事業者とともに取組を推進するた

めに、各主体は次の取組を行うよう心掛けましょう。

-15-

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(6)生活排水関連の計画

ア.施策の体系

【環境目標】住み心地がよく健やかな生活環境

【環境要素】水環境

【取組方針】水環境の保全、水資源の有効利用を推進します

イ.施策展開の方向性 / 主要施策

水環境の保全と水資源の有効利用に向けて下記の方向性に基づいて取組を推

進します。

① 水質汚濁防止に向けて、関係機関と連携した監視体制を整備します。

② 水質汚濁防止法等に基づく規制・指導により、水質汚濁防止対策を実施しま

す。

③ 井戸及び井戸水(地下水)の適正管理を促進します。

④ 河川及び池沼等に対する水質浄化対策を推進します。

⑤ 地域の特性に応じた適切な生活排水処理施設を整備します。

⑥ 水源涵養保安林の保全等を通じて水資源の確保に努めます。

⑦ 市民や事業所の節水意識の高揚を図るとともに、公共施設における節水行動

を推進します。

⑧ 市内における雨水利用を推進します。

ウ.環境指標

エ.行動方針 / 環境施策

①監視体制の整備

②水質汚濁の防止

③井戸及び井戸水(地下水)の適正管理の促進

④水質浄化対策の推進

⑤適切な生活排水処理施設の整備

・認可区域における公共下水道の整備を進めるとともに、事業の進捗状況等に

より認可区域の拡大や全体計画を見直し、効果的な整備を促進します。

・事業認可区域の拡大にあわせ、管渠の整備や処理場の増設を推進します。

・農業振興地域内の集落地等における農業集落排水施設の整備を促進します。

・整備区域については個別訪問やPRに努め、水洗化率の向上を促進します。

環境指標 単位現状

(H27年度)2020年度(H32年度)

2025年度(H37年度)

担当課

公共下水道(処理人口普及率) % 46.0 51.1 54.7 下水道課

農業集落排水施設(処理人口普及率) % 8.1 9.8 9.8 下水道課

合併浄化槽(処理人口普及率) % 16.3 18.5 20.3 下水道課

河川の水質環境基準達成率 % 85.5 100 100 環境保全課

-16-

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・公共下水道及び農業集落排水における汚泥の再利用について検討します。

・公共下水道及び農業集落排水事業区域以外の区域においては、合併浄化槽の

設置助成に努め普及を強力に推進するとともに、浄化槽の機能を維持するた

め、定期的な検査など適正な維持管理方法の普及啓発に努めます。

⑥水資源の確保

⑦節水行動の推進

⑧雨水利用の推進

オ.各主体に期待する役割・行動

水環境の保全と水資源の有効利用に向けて、市民・事業者とともに取組を推

進するために、各主体は次の取組を行うよう心掛けましょう。

資料:笠間市第2次環境基本計画

-17-

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第3章 ごみ処理の現状と課題

第1節 ごみ処理の現状

1.ごみ処理体制

笠間市は、平成 18 年 3 月に旧笠間市、旧友部町、旧岩間町が合併し、新笠間市が

誕生しました。合併前のごみ処理は、旧笠間市(以下「笠間地区」)は一般財団法人茨

城県環境保全事業団に委託し、旧友部町(以下「友部地区」)と旧岩間町(以下「岩間

地区」)は、旧内原町(現、水戸市内原地区)との3町で構成される笠間・水戸環境組

合でごみを処理していました。合併後もそれまでの2体制を継続してごみを処理して

います。

表 3.1.1 ごみ処理体制

笠間地区 友部地区・岩間地区

収集・運搬 笠間市 笠間市

中間処理 笠間市(一般財団法人茨城県環境保

全事業団に委託)

笠間・水戸環境組合

最終処分 笠間市(一般財団法人茨城県環境保

全事業団に委託)

笠間・水戸環境組合

図 3.1.1 ごみ処理の地区割り

(一財)茨城県環境保全事業団

エコフロンティアかさま

笠間・水戸環境組合

環境センター

笠間市役所笠間支所

笠間市役所本所

笠間市役所岩間支所

-18-

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2.ごみの分別区分

ごみの分別区分は、笠間地区が 16 分別、友部地区・岩間地区が 15 分別となってい

ます。その他、ごみの収集とは別に廃食用油、使用済小型電子機器等(小型家電)を

拠点回収しています。主なごみの分別区分の違いは以下のとおりです。

【缶・びん】 笠間地区ではびん(透明)、びん(茶)、びん(その他)の3種に分け、

友部地区・岩間地区では缶・びんとして一括して収集しています。

【スプレー缶】笠間地区では有害ごみとして収集し、友部地区・岩間地区ではスプレ

ー缶類として収集しています。

【有害ごみ】 笠間地区では、スプレー缶、カセットボンベ、使い捨てライター、蛍

光管、電球、水銀体温計を有害ごみとして一緒に収集し、友部地区・

岩間地区では有害ごみとして、蛍光灯、乾電池、水銀体温計を分けた

上で収集しています。

【乾電池】 笠間地区では、乾電池を有害ごみとは別に収集しています。

表 3.1.2 ごみの分別区分(笠間地区)

分別区分 ごみの種類

①可燃ごみ 生ごみ、貝殻、紙おむつ、草、木くず、皮、ビニール・ゴム製

品、資源にならない紙くずなど

②不燃ごみ 鉄くず、資源にならない空缶、・空びん、ガラス、陶磁器など

③粗大ごみ タンス、ベッド、机、自転車、ガスレンジ、マットレス、畳、カー

ペット、ストーブ類など

④缶 飲料水、食料品が入っていたアルミ缶、スチール缶

⑤透明 飲料水が入っていた透明のびん

⑥茶 飲料水が入っていた茶色のびん

⑦その他 飲料水が入っていたその他のびん

⑧新聞紙 新聞紙

⑨雑誌等 雑誌等

⑩ダンボール ダンボール

⑪ペットボトル ペットボトル

⑫白色発泡トレイ 白色のみ

⑬紙パック 牛乳・ジュースなどの紙パック

⑭古布 セーター、ズボン、ジャケットタオル、シーツなど

⑮有害ごみ スプレー缶・カセットボンベ、使い捨てライター、蛍光灯、電

球、水銀体温計

⑯乾電池 乾電池

廃食用油 廃食用油

小型家電 小型家電

-19-

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表 3.1.3 ごみの分別区分(友部地区・岩間地区)

分別区分 ごみの種類

①可燃ごみ 生ごみ、貝殻、プラスチック類、紙おむつ、皮革類、ゴム製

品、紙くずなど

②不燃ごみ 陶磁器類、小型家電製品、電球、コップ、傘、鏡、オイルや塗

料の缶類、18ℓの缶、カミソリなど

③粗大ごみ 家庭電化製品、自転車、ストーブ類、ガスレンジ、トタン、家

具、寝具類、畳、カーペットなど

資源物1 ④缶・びん 食べ物・飲み物が入っていた缶・びん

資源物2 ⑤ペットボトル ペットボトル

⑥ダンボール ダンボール

⑦新聞 新聞

⑧雑誌 雑誌

⑨牛乳パック 牛乳パック

⑩発泡トレイ 発泡スチロール製の食品トレイ

⑪布 衣類(上着・ズボン・シャツ・セーター・肌着など)、シーツ、ハ

ンカチなど

⑫スプレー缶類 ヘアスプレー、塗料などのスプレー缶、卓上コンロ用のカセッ

トボンベなど

有害ごみ ⑬蛍光灯 蛍光灯

⑭乾電池 乾電池

⑮水銀体温計 水銀体温計

廃食用油 廃食用油

小型家電 小型家電

-20-

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2.ごみ処理フロー

(1)笠間地区

笠間地区では、可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ、有害ごみ、缶類、乾電池の処理

を(一財)茨城県環境保全事業団エコフロンティアかさまに委託しています。エコ

フロンティアかさまでは、可燃ごみは、溶融処理し、生成された溶融スラグ、メタ

ルは資源化し、飛灰固化物は埋立処分しています。不燃ごみ・粗大ごみ・有害ごみ

は破砕・選別後、可燃物と合わせて溶融施設で処理しています。缶類は、スチール

缶とアルミ缶に選別し、資源化しています。乾電池は、一時保管後、資源化してい

ます。

びん類、古紙類、ペットボトル、白色発泡トレイ、紙パック、古布は、収集後に

資源化業者に引渡し、資源化しています。

廃食用油、小型家電は市役所・支所で一時保管後、資源化業者に引渡し、資源化

しています。

図 3.1.2 ごみ処理フロー(笠間地区)

(一財)茨城県環境保全事業団

溶融施設 最終処分場

可燃ごみ 飛灰固化物

溶融スラグ

メタル

資源化

破砕物

不燃ごみ

粗大ごみ

有害ごみ※

スチール缶

缶類 アルミ缶

乾電池 乾電池

透明 カレット無色

茶 カレット茶色

その他 カレットその他

新聞紙 新聞

雑誌等 資源化業者 雑誌等

ダンボール ダンボール

ペットボトル ペットボトル

白色発泡トレイ 白色発泡トレイ

紙パック 紙パック

古布 布

市役所、支所

廃食用油

小型家電

※有害ごみ:スプレー缶・カセットボンベ、使い捨てライター、蛍光灯、電球、水銀体温計

(保管)

資源化・最終処分

溶融

びん類

古紙類

破砕・選別

保管

エコフロンティアかさま

分別区分 中間処理

-21-

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(2)友部地区・岩間地区

友部地区・岩間地区では、全てのごみ・資源を笠間・水戸環境組合で処理してい

ます。可燃ごみ、可燃性の粗大ごみは焼却施設で焼却処理し、排出した焼却残さを

埋立処分しています。不燃ごみ・不燃性の粗大ごみは粗大ごみ処理施設の破砕・選

別設備で破砕・選別処理し、選別したシュレッダー(金属)は資源化、可燃性の選

別残さは焼却施設で焼却処理、不燃性の選別残さは埋立処分しています。缶・びん

類は粗大ごみ処理施設の選別設備で選別処理し、選別したスチール缶、アルミ缶、

カレット(無色、茶色、その他)は資源化、選別残さ(可燃物)は焼却施設で焼却

処理しています。ペットボトルは粗大ごみ処理施設の圧縮設備で圧縮処理後、資源

化しています。紙類(ダンボール、新聞、雑誌、紙パック)、布はリサイクルセンタ

ーで一時保管後、資源化しています。発泡トレイはリサイクルセンター圧縮設備で

圧縮後、資源化しています。有害ごみ(乾電池、蛍光管、水銀体温計)はリサイク

ルセンターで一時保管後、資源化しています。

廃食用油、小型家電は市役所・支所で一時保管後、資源化業者に引渡し、資源化

しています。

-22-

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図 3.1.3 ごみ処理フロー(友部地区・岩間地区)

笠間・水戸環境組合

環境センター

焼却施設 最終処分場

可燃ごみ 焼却残さ

環境センター

可燃性 粗大ごみ処理施設 資源化

不燃性 選別残さ(可燃物)

選別残さ(不燃物)

不燃ごみ シュレッダー

スプレー缶 ※ アルミ 

アルミ

スチール

資源1 缶・びん カレット無色

カレット茶色

カレットその他

資源2 ペットボトル

リサイクルセンター

ダンボール

新聞 新聞

雑誌 雑誌

紙パック 牛乳パック

発泡トレイ

スプレー缶 ※

乾電池 乾電池

蛍光管 蛍光管

水銀体温計

市役所、支所

廃食用油

小型家電

(保管)

選別処理

圧縮処理

ペットボトル圧縮処理

ダンボール

保管

布 保管

発泡トレイ 圧縮処理

有害ごみ保管

水銀体温計

資源物3

紙類

分別区分 中間処理 資源化・最終処分

焼却処理

粗大ごみ

破砕・選別処理

-23-

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3.ごみ排出量等

(1)排出量

ア.笠間市

ごみの総排出量は、減少傾向にあり、平成 27 年度で 26,378tです。

家庭系ごみは、減少傾向であり、平成 27 年度で 19,384tです。

事業系ごみは、平成 27 年度に減少しましたが、全体的に増加傾向であり、平成 27

年度で 6,082tです。

集団回収量は、減少傾向であり、平成 27 年度で 912tです。

1人1日当たり排出量は、減少傾向であり、平成 27 年度で 926g/人日です。平成

26 年度の国の実績値 947g/人日、県の実績値 964g/人日より少ない状況です。

表 3.1.4 ごみ排出量(市全体)

図 3.1.4 ごみ排出量(市全体)

H23 H24 H25 H26 H27

人口 (人) 79,782 79,161 78,710 78,344 77,815

家庭系ごみ (t) 21,369 20,567 19,822 19,793 19,384

事業系ごみ (t) 5,610 5,712 5,707 6,365 6,082

集団回収 (t) 991 1,034 987 965 912

計(総排出量) (t) 27,970 27,313 26,516 27,123 26,378

1人1日当たり排出量 (g/人日) 958 945 923 949 926

年度

笠間市

(g/人日) 976 964 958 947 -

(g/人日) 1,004 1,002 1,005 1,006 -

※一般廃棄物処理実態調査 環境省HP

1人1日当たり排出量(国)※

1人1日当たり排出量(県)※

21,369 20,567 19,822 19,793 19,384

5,610 5,712 5,707 6,365 6,082

991 1,034 987 965 912

958 945 923 949 926

0

200

400

600

800

1,000

1,200

0

4,000

8,000

12,000

16,000

20,000

24,000

H23 H24 H25 H26 H27

1人1日当たり排出量(g)

ごみ量(t)

家庭系ごみ 事業系ごみ 集団回収 1人1日当たり排出量

-24-

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イ.笠間地区

ごみの総排出量は、概ね減少傾向であり平成 26 年度に増加しましたが、平成 27 年

度は減少し 9,577tです。

家庭系ごみは、減少傾向であり、平成 27 年度で 6,822tです。

事業系ごみは、増加傾向にあり、平成 27 年度で 2,531tです。

集団回収量は、減少傾向であり、平成 27 年度で 224tです。

1人1日当たり排出量は、減少傾向であり平成 26 年度に増加しましたが、平成 27

年度は減少し、991g/人日です。

表 3.1.5 ごみ排出量(笠間地区)

図 3.1.5 ごみ排出量(笠間地区)

H23 H24 H25 H26 H27

人口 (人) 27,962 27,476 27,165 26,819 26,414

家庭系ごみ (t) 8,330 7,753 7,034 7,062 6,822

事業系ごみ (t) 1,839 1,985 1,902 2,620 2,531

集団回収 (t) 247 262 248 228 224

計(総排出量) (t) 10,416 10,000 9,184 9,910 9,577

1人1日当たり排出量 (g/人日) 1,018 997 926 1,012 991

年度

笠間地区

(g/人日) 976 964 958 947 -

(g/人日) 1,004 1,002 1,005 1,006 -

※一般廃棄物処理実態調査 環境省HP

1人1日当たり排出量(国)※

1人1日当たり排出量(県)※

8,330 7,753

7,034 7,062 6,822

1,839 1,985 1,902 2,620 2,531

247 262 248 228 224

1,018 997 926

1,012 991

0

200

400

600

800

1,000

1,200

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

H23 H24 H25 H26 H27

1人1日当たり排出量(g)

ごみ量(t)

家庭系ごみ 事業系ごみ 集団回収 1人1日当たり排出量

-25-

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ウ.友部地区

ごみの総排出量は、減少傾向であり、平成 27 年度で 12,016tです。

家庭系ごみは、減少傾向であり、平成 27 年度で 9,209tです。

事業系ごみは、平成 25 年度に増加しましたが、その後減少傾向にあり、平成 27 年

度で 2,255tです。

集団回収量は、横ばい傾向で推移していましたが、平成 27 年度にやや減少し 552

tです。

1人1日当たり排出量は、減少傾向であり、平成 27 年度で 914g/人日です。

表 3.1.6 ごみ排出量(友部地区)

図 3.1.6 ごみ排出量(友部地区)

H23 H24 H25 H26 H27

人口 (人) 35,853 35,944 35,889 35,888 35,915

家庭系ごみ (t) 9,546 9,316 9,277 9,301 9,209

事業系ごみ (t) 2,424 2,380 2,489 2,436 2,255

集団回収 (t) 589 615 594 588 552

計(総排出量) (t) 12,559 12,311 12,360 12,325 12,016

1人1日当たり排出量 (g/人日) 957 938 944 941 914

年度

友部地区

(g/人日) 976 964 958 947 -

(g/人日) 1,004 1,002 1,005 1,006 -

※一般廃棄物処理実態調査 環境省HP

1人1日当たり排出量(国)※

1人1日当たり排出量(県)※

9,546 9,316 9,277 9,301 9,209

2,424 2,380 2,489 2,436 2,255

589 615 594 588 552

957 938 944 941 914

0

200

400

600

800

1,000

1,200

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

H23 H24 H25 H26 H27

1人1日当たり排出量(g)

ごみ量(t)

家庭系ごみ 事業系ごみ 集団回収 1人1日当たり排出量

-26-

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エ.岩間地区

ごみの総排出量は、減少傾向であり、平成 27 年度で 4,785tです。

家庭系ごみは、減少傾向であり、平成 27 年度で 3,353tです。

事業系ごみは、減少傾向であり、平成 27 年度で 1,296tです。

集団回収量は、減少傾向であり、平成 27 年度で 136tです。

1人1日当たり排出量は、平成 24 年度以降、減少傾向であり、平成 27 年度で 844g/

人日です。

表 3.1.7 ごみ排出量(岩間地区)

図 3.1.7 ごみ排出量(岩間地区)

H23 H24 H25 H26 H27

人口 (人) 15,967 15,741 15,656 15,637 15,486

家庭系ごみ (t) 3,493 3,498 3,511 3,430 3,353

事業系ごみ (t) 1,347 1,347 1,316 1,309 1,296

集団回収 (t) 155 157 145 149 136

計(総排出量) (t) 4,995 5,002 4,972 4,888 4,785

1人1日当たり排出量 (g/人日) 855 871 870 856 844

年度

岩間地区

(g/人日) 976 964 958 947 -

(g/人日) 1,004 1,002 1,005 1,006 -

※一般廃棄物処理実態調査 環境省HP

1人1日当たり排出量(国)※

1人1日当たり排出量(県)※

3,493 3,498 3,511 3,430 3,353

1,347 1,347 1,316 1,309 1,296

155 157 145 149 136

855 871 870 856 844

0

200

400

600

800

1,000

1,200

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

H23 H24 H25 H26 H27

1人1日当たり排出量(g)

ごみ量(t)

家庭系ごみ 事業系ごみ 集団回収 1人1日当たり排出量

-27-

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オ.総合計画における目標値との比較

集団回収を含まない家庭系ごみの 1 人 1 日当たり排出量は、減少傾向であり、平

成 27 年度で 681g/人日となっており、笠間市総合計画(後期計画)における目標値

(平成 28 年度において 700g/人日)を満足しています。

表 3.1.8 家庭系ごみ 1 人 1 日当たり排出量

表 3.1.9 総合計画(後期計画)における目標値との比較

実績(平成 27 年度)※1 目標(平成 28 年度)※2

1 人1日当たり排出量(家庭系)

(g/人日) 681 700

※1:家庭系こみ(集団回収含まず)の実績

※2:総合計画(後期計画)における目標

(2)資源化量

市が関与している資源化量は、平成 25 年度からやや増加しており、平成 27 年度で

4,758t、資源化率 18.0%です。事業所が独自で行っている資源化量は平成 27 年度に

大幅に増加し、4,678tです。市が関与している資源化量に事業所が独自に行っている

資源化量を加えると、平成 27 年度の資源化量は 9,436t、資源化率 30.4%であり、

笠間市総合計画(後期計画)における目標値(平成 28 年度において 24.5%)を満足

しています。

H23 H24 H25 H26 H27

人口 (人) 79,782 79,161 78,710 78,344 77,815

家庭系ごみ (t) 21,369 20,567 19,822 19,793 19,384

1人1日当たり排出量 (g/人日) 732 712 690 692 681

年度

笠間市

-28-

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表 3.1.10 資源化量

年度 H23 H24 H25 H26 H27

総排出量 (t) 27,970 27,313 26,516 27,123 26,378

溶融スラグ (t) 2,042 1,911 1,565 1,664 1,997

(t) 0 0 7 25 21

スチール缶 (t) 40 32 36 33 29

アルミ缶 (t) 20 16 18 17 17

古紙 (t) 168 148 149 132 120

ビン類 (t) 261 258 111 158 159

ペットボトル (t) 14 13 13 12 13

白色発泡トレイ (t) 1 0 0 0 0

紙パック (t) 1 0 0 1 0

古布 (t) 4 0 6 3 4

乾電池 (t) 4 5 5 17 12

集団回収 (t) 247 262 248 228 224

(t) 2,802 2,645 2,158 2,290 2,596

シュレッダー (t) 255 234 223 198 206

破砕不適物 (t) 62 43 56 59 49

ベッドマット (t) 13 10 12 11 12

カレット無色 (t) 100 95 90 93 80

カレット茶色 (t) 132 125 123 109 115

カレットその他色 (t) 55 62 44 57 66

スチール缶 (t) 115 103 94 86 75

アルミ (t) 77 76 76 74 75

ペットボトル (t) 85 80 72 63 60

紙類 (t) 856 770 749 734 638

布類 (t) 89 79 77 77 79

発泡トレイ (t) 2 2 2 2 2

乾電池 (t) 14 14 9 14 11

蛍光管・水銀体温計等 (t) 8 7 5 7 6

集団回収 (t) 744 772 739 737 688

計 (t) 2,607 2,472 2,371 2,321 2,162

計 (t) 5,409 5,117 4,529 4,611 4,758

(%) 19.3 18.7 17.1 17.0 18.0

事業所独自リサイクル (t) 2,172 2,322 2,064 1,377 4,678

計 (t) 7,581 7,439 6,593 5,988 9,436

(%) 25.2 25.1 23.1 21.0 30.4

資源化率

資源化率

笠間地区

金属回収(収集業者)

友部地区・岩間地区

-29-

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図 3.1.9 資源化量

表 3.1.11 総合計画(後期計画)との比較

実績(平成 27 年度)※1 目標(平成 28 年度)※2

ごみの再資源化率(%) 30.4(18.0) 24.5

※1:( )内は事業所独自のリサイクルを除く

※2:総合計画(後期計画)における目標

7,583 7,439

6,5895,992

9,426

25.2 25.1 23.1

21.0

30.4

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

H23 H24 H25 H26 H27

資源化率(%)

資源化量(t)

資源化量(市) 事業所独自リサイクル 資源化率

-30-

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(3)最終処分量

笠間地区では、可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ、有害ごみの処理・処分を(一財)

茨城県環境保全事業団に委託しているため、最終処分量はありません。

友部・岩間地区の最終処分量は、減少傾向であり、平成 27 年度で 2,201tです。総

排出量に対する最終処分量の比率は、横ばい傾向であり、平成 27 年度は 8.3%です。

表 3.1.12 最終処分量

図 3.1.10 最終処分量

年度 H23 H24 H25 H26 H27

焼却残さ (t) 1,917 1,864 1,897 1,870 1,897

不燃残さ (t) 479 374 342 331 304

計 (t) 2,396 2,238 2,239 2,201 2,201

計 (t) 2,396 2,238 2,239 2,201 2,201

最終処分率 (%) 8.6 8.2 8.4 8.1 8.3

最終処分率=最終処分量÷処理量(総処理量-集団回収量)×100

友部地区・岩間地区

2,396 2,238 2,239 2,201 2,201

8.6 8.2 8.4 8.1 8.3

0.0

5.0

10.0

15.0

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

H23 H24 H25 H26 H27

最終処分率(%)

最終処分量(t)

最終処分量 最終処分率

-31-

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4.排出抑制・再資源化

(1)排出抑制

ア.分別収集の徹底

更なるごみの減量化・資源化推進と循環型社会の形成を目的として、ごみの分

別・適正排出方法を掲載したごみ処理ハンドブックを発行し、分別収集の徹底を

図っています。

イ.減量化、リサイクルの啓発

市民に対して、3R運動の啓発活動等を通じ、ごみの発生抑制・再利用・リサ

イクルに関する意識の普及啓発に努めています。

事業者に対して、製造、加工、販売等の事業活動によって生じる廃棄物の再利

用を通じた、廃棄物の減量化を促進しています。

ウ.事業系一般廃棄物の適正処分指導

事業者に対して、事業活動に伴って発生した事業系一般廃棄物の適正処分につ

いて、指導しています。

エ.集団回収の推進

子供会・高齢者クラブなどの協力団体による資源物回収。年2回以上実施す

る場合は、市から補助金を交付しています。

オ.レジ袋の有料化

市内のスーパーマーケットなどの事業者、レジ袋削減推進笠間市民の会、笠間

市の三者が協定を結び、買い物の際にマイバッグなどを持参することにより、レ

ジ袋の使用を減らし、ごみの減量化や二酸化炭素の排出量削減に取り組んでいま

す。

カ.マイバッグ持参運動

ふるさとまつりや環境フォーラムなどの各種イベントにおいて、マイバッグ持

参の啓発チラシ等の配布により、レジ袋の削減を呼び掛けています。

キ.エコショップ制度

ごみの減量化や資源化など、環境に配慮した事業活動に取り組む店舗を「エコ

ショップ」として認定しています。

【対象となる取組み内容】

-32-

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□環境にやさしい商品の積極的な販売(エコマーク商品、再生品、リターナブ

ル容器入商品等)

□環境にやさしい商品コーナーの設置

□包装紙の簡素化や無包装化の呼びかけなどの簡易包装の推進

□レジ袋削減のための買物かご等持参の促進

□取扱商品の修理等の実施

□広告チラシ等への再生紙の使用

□空き缶の店頭回収の実施

□空きビンの店頭回収の実施

□紙パック容器の店頭回収の実施

□トレイの店頭回収の実施

□PET ボトルの店頭回収の実施

□その他のごみ減量化・リサイクル活動等環境に配慮した取組の実施

ク.生ごみ処理機購入補助制度

生ごみ処理機購入費補助制度などにより家庭における生ごみ等の減量に努め

てきましたが、費用や効果、社会情勢などを総合的に判断し、電動生ごみ処理容

器が平成 23 年度末、コンポスト容器が平成 24 年度末で終了しています。

ケ.エコ・クッキング推進事業

『エコ・クッキング※』とは、食を通して「身近な題材で環境問題を体験的に

楽しく考える」というコンセンプトのもと、買い物から料理、片付けに至るまで

の一連の流れを通して環境に配慮する食生活を総称して指しているものです。

本市おいては、市民団体を中心に以前より講習会などによる普及活動が行われ

ていましたが、市としてもこのような食を通じた環境保全の取り組みを推進して

います。※エコ・クッキングは東京ガス(株)の登録商標です。

(2)再資源化

ア.資源物回収

分別排出の資源物(新聞紙、ダンボール、紙パック、雑誌、布類、びん・缶類、

ペットボトル・食品トレイ)を資源化業者に引き渡し、資源化しています。

イ.廃食用油拠点回収

ごみの減量化、資源の再利用化、河川等の環境汚染を防止するため、廃食用油

を回収しています。

-33-

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ウ.家庭用使用済み小型家電拠点回収

携帯電話やデジタルカメラなどの小型家電には、貴重な金属資源が多く含まれ

ており、多くがリサイクルされずに廃棄されています。笠間市では不要になった

小型家電製品の回収を市役所環境保全課、笠間支所地域課、岩間支所地域課の各

窓口で行っています。

エ.中間処理施設での資源回収

(ア)エコフロンティアかさま溶融施設

エコフロンティアかさまでは、可燃ごみ、及び不燃ごみ、粗大ごみの破砕物

を溶融施設で処理し、生成物として、溶融スラグ、メタルを回収しています。

(イ)環境センター

笠間・水戸環境組合の環境センター粗大ごみ処理施設では、不燃ごみ、粗大

ごみを破砕後、資源物(金属類)を分別、圧縮、梱包し、資源化業者に引き渡

しています。

オ.民間施設における資源物回収

スーパーマーケット等の民間施設において、資源物(紙類、ペットボトル、発

泡スチロールなど)の回収が行われています。

カ.民間事業者独自の資源化活動の推進

民間事業者が独自で行う資源化を推進しています。

-34-

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5.収集・運搬

(1)収集・運搬体制

家庭から排出されたごみは、市が収集します。なお、排出者自ら処理施設に搬入

することもできます

事業所から排出されたごみは、排出者自ら処理施設に搬入するか、許可業者に委

託し処理施設に搬入します。

(2)収集方法等

収集方法等は、笠間地区が表 3.1.13、友部地区・岩間地区が表 3.1.14 に示すとお

りです。笠間地区と友部地区・岩間地区では、排出容器(大型コンテナ、コンテナ、

透明・半透明袋)、排出場所(集中集積所、集積所)、収集頻度が異なっている部分

があります。

表 3.1.13 収集方法(笠間地区)

処理手数料

可燃ごみ:有料(10 枚、大袋 45 リットル 200 円 小袋 20 リットル 100 円)

不燃ごみ:有料(5 枚 200 円)

粗大ごみ:有料(大 1000 円、小 500 円)

排出容器 排出場所 収集頻度 収集機材

可燃ごみ 指定袋 集積所 週2回 パッカー車

不燃ごみ コンテナ 集積所 月1回 平ボディ

粗大ごみ - 戸別 月1回 平ボディ

缶 アルミ缶・スチール缶 コンテナ 集積所 月1回 平ボディ

透明 コンテナ 集積所 月1回 平ボディ

茶 コンテナ 集積所 月1回 平ボディ

その他 コンテナ 集積所 月1回 平ボディ

新聞紙 紐で十文字 集積所 月1回 平ボディ

雑誌等 紐で十文字 集積所 月1回 平ボディ

ダンボール 紐で十文字 集積所 月1回 平ボディ

ペットボトル 大型コンテナ 集中集積所 月2回 平ボディ

白色発泡トレイ 大型コンテナ 集中集積所 月1回 平ボディ

紙パック 大型コンテナ 集中集積所 月1回 平ボディ

古布大型コンテナ・透・半透明袋

集中集積所 年数回 平ボディ

有害ごみ コンテナ 集積所 月1回 平ボディ

乾電池 透明・半透明の袋 集積所 年2回 平ボディ

廃食用油 ペットボトル等環境保全課、各支所地域課

随時 -

小型家電 窓口回収環境保全課、各支所地域課

随時 -

分別区分

資源物

びん

古紙

資源物

-35-

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表 3.1.14 収集方法(友部地区・岩間地区)

処理手数料

可燃ごみ:有料(10 枚、大袋 45 リットル 200 円 小袋 20 リットル 100 円)

不燃ごみ:有料(5 枚 200 円)

粗大ごみ:有料(大 1000 円、小 500 円)

(3)収集・運搬機材

収集・運搬機材は、表 3.1.15 に示すとおりです。

表 3.1.15 収集・運搬機材

ごみの種類 収集・運搬機材

可燃ごみ パッカー車

不燃ごみ 平ボディー

粗大ごみ 平ボディー

資源ごみ 平ボディー

排出容器 排出場所 収集頻度 収集機材

可燃ごみ 指定袋 集積所 週2回 パッカー車

不燃ごみ コンテナ 集積所 月1回 平ボディ

粗大ごみ - 戸別 申込制 平ボディ

資源物1 缶・びん コンテナ 集積所 月2回 平ボディ

資源物2 ペットボトル コンテナ 集積所 月2回 平ボディ

ダンボール コンテナ 集積所 月2回 平ボディ

新聞 コンテナ 集積所 月2回 平ボディ

雑誌 コンテナ 集積所 月2回 平ボディ

牛乳パック コンテナ 集積所 月2回 平ボディ

コンテナ 集積所 月2回 平ボディ

コンテナ 集積所 月2回 平ボディ

コンテナ 集積所 月2回 平ボディ

蛍光灯 コンテナ 集積所 月2回 平ボディ

乾電池 コンテナ 集積所 月2回 平ボディ

水銀体温計 コンテナ 集積所 月2回 平ボディ

廃食用油 ペットボトル等環境保全課、各支所地域課

随時 -

小型家電 窓口回収環境保全課、各支所地域課

随時 -

資源物3

紙類

発泡トレイ

スプレー缶類

分別区分

有害ごみ

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6.中間処理

(1)中間処理方法

収集したごみ、資源物は、笠間地区では(一財)茨城県環境保全事業団、友部地区・

岩間地区では笠間・水戸環境組合で焼却処理、破砕処理、選別処理等の中間処理を行

っています。

(2)笠間地区

笠間地区は、ごみの処理を(一財)茨城県環境保全事業団(エコフロンティアか

さま)に委託しています。中間処理施設としては、溶融施設があります。

ア.溶融施設

溶融施設は、笠間地区の可燃ごみの他、県内外の一般廃棄物、産業廃棄物、特

別管理一般廃棄物を処理しています。

稼働開始後 10 年経過したところですが、使用期間は稼働後概ね 20 年とされて

おり、平成 37 年度ごろに終了予定です。

平成 27 年度における処理量(笠間市分)は、8,978tです。

表 3.1.16 溶融施設の概要

表 3.1.17 溶融施設の処理実績

施設名称 エコフロンティアかさま

所有者 (一財)茨城県環境保全事業団

処理対象物一般廃棄物、産業廃棄物、特別管理一般廃棄物

規模 145 t/日(72.25t/24h×2炉)

燃焼方式 全連続燃焼式

処理方式 高温ガス化直接溶融方式

余熱利用 発電(7,200kW)

稼働開始年 平成17年8月

H23 H24 H25 H26 H27

家庭系可燃ごみ (t) 6,651 6,275 5,719 5,796 5,583

事業系可燃ごみ (t) 1,405 1,690 1,753 2,510 2,430

破砕物 (t) 1,600 1,301 1,119 978 965

計 (t) 9,656 9,266 8,591 9,284 8,978

処理量 (t) 9,656 9,266 8,591 9,284 8,978

搬出量 溶融スラグ (t) 2,042 1,911 1,565 1,664 1,997

年度

搬入量

-37-

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(3)友部地区・岩間地区

友部地区・岩間地区は、笠間・水戸環境組合でごみを処理しています。中間処理

施設としては、可燃ごみを処理する焼却施設、不燃ごみ、粗大ごみを処理する破砕

施設、資源ごみを処理する資源化施設があります。なお、笠間・水戸環境組合は平

成 31 年度末で水戸市が脱退(組合解散)する方向で協議が進められており、今後

の施設運営について、検討が必要になっています。

ア.焼却施設

焼却施設は、友部地区・岩間地区の可燃ごみの他、水戸市内原地区の可燃ごみ

を処理しています。稼働開始後 24 年経過しています。

平成 27 年度における処理量(笠間市分)は 14,335tです。

表 3.1.18 焼却施設の概要

表 3.1.19 焼却施設の処理実績

施設名称 笠間・水戸環境組合環境センター

所有者 笠間・水戸環境組合

処理対象物 可燃ごみ

規模 105 t/日(52.5t/16h×2炉)

燃焼方式 准連続燃焼式

処理方式 ストーカ式

余熱利用 場内・外給湯

稼働開始年 平成4年8月

年度 H23 H24 H25 H26 H27

家庭系可燃ごみ (t) 7,871 7,813 7,844 7,872 7,811

事業系可燃ごみ (t) 2,341 2,319 2,423 2,373 2,200

家庭系可燃ごみ (t) 2,851 2,909 2,952 2,928 2,869

事業系可燃ごみ (t) 1,289 1,304 1,277 1,268 1,261

破砕残さ(笠間市分) (t) 116 122 123 120 194

計 (t) 14,468 14,467 14,619 14,561 14,335

処理量 (t) 14,468 14,467 14,619 14,561 14,335

搬出量 焼却残さ (t) 1,917 1,864 1,897 1,870 1,897

搬入量

友部地区

岩間地区

-38-

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表 3.1.20 ごみ質測定結果(年度平均)

H23 H24 H25 H26 H27

紙 ・ 布 類 50.8 36.8 45.7 32.3 37.9

ビニール・合成樹脂・ゴム・皮革類 21.8 34.2 25.9 28.7 34.3

木・竹・ワラ類 15.8 17.5 12.3 20.8 16.0

ちゅう芥類 8.6 7.5 10.5 12.6 7.0

不燃物(びん・陶器・石・缶)類 1.2 2.4 2.1 1.2 1.2

その他 1.9 1.7 3.5 4.4 3.7

㎏/㎥ 164 183 149 175 165

水   分 47.4 52.6 49.9 55.4 49.8

灰   分 4.7 6.2 6.5 5.9 5.8

可 燃 分 47.9 41.3 43.7 38.7 44.4

炭   素 24.65 22.67 21.61 21.08 25.68

水   素 3.40 3.40 3.02 2.89 3.44

窒   素 0.48 0.45 0.41 0.36 0.48

硫   黄 0.04 0.06 0.10 0.06 0.07

塩   素 0.19 0.21 0.25 0.15 0.15

酸素・その他 19.09 14.47 18.28 14.13 14.56

低位発熱量実測値 8,140 8,513 8,610 7,435 9,288

低位発熱量計算値 7,815 6,455 6,978 5,910 7,115

種類組成

三成分

発熱

量 kJ/kg

可燃分中の元素

単位容積重量

年 度

-39-

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イ.破砕施設

破砕施設は、友部地区・岩間地区の不燃ごみ・粗大ごみ他、水戸市内原地区の

不燃ごみ・粗大ごみを処理しています。稼働開始後 24 年経過しています。

平成 27 年度における処理量(笠間市分)は、765tです。

表 3.1.21 破砕施設の概要

表 3.1.22 破砕施設の処理実績

施設名称 笠間・水戸環境組合環境センター

所有者 笠間・水戸環境組合

処理対象物 不燃ごみ、粗大ごみ

規模 35 t/5h

処理方式 併用式

稼働開始年 平成4年8月

年度 H23 H24 H25 H26 H27

家庭系不燃ごみ (t) 336 272 262 254 254

事業系不燃ごみ (t) 18 15 12 18 9

家庭系粗大ごみ (t) 240 211 202 192 243

事業系粗大ごみ (t) 31 18 23 23 22

家庭系不燃ごみ (t) 143 127 127 117 113

事業系不燃ごみ (t) 30 21 26 25 18

家庭系粗大ごみ (t) 109 104 96 80 95

事業系粗大ごみ (t) 18 15 8 10 11

計 (t) 925 783 756 719 765

処理量 (t) 925 783 756 719 765

シュレッダー (t) 255 234 223 198 206

破砕不適物 (t) 62 43 56 59 49

ベッドマット (t) 13 10 12 11 12

可燃残渣 (t) 116 122 123 120 194

不燃残渣 (t) 479 374 342 331 304

計 (t) 925 783 756 719 765

搬出量

搬入量

友部地区

岩間地区

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ウ.資源化施設

資源化施設は、友部地区・岩間地区の資源ごみの他、水戸市内原地区の資源ご

みを処理しています。稼働開始後 16 年経過しています。

平成 27 年度における処理量(笠間市分)は、缶・びんが 411t、ペットボトル

が 60t、紙類が 719t、有害ごみが 17tです。

表 3.1.23 資源化施設の概要

表 3.1.24 資源化施設の処理実績(缶・びん)

※混載ごみ(紙類等)は、缶・びんの搬入時に混載されて搬入された紙類等の量

施設名称 笠間・水戸環境組合リサイクルセンター

所有者 笠間・水戸環境組合

処理対象物 資源ごみ

規模 2 t/5h

処理方式 圧縮梱包・保管

稼働開始年 平成12年4月

年度 H23 H24 H25 H26 H27

搬入量 家庭系缶、びん (t) 362 343 338 329 333

事業系缶、びん (t) 16 14 13 11 12

家庭系缶、びん (t) 164 153 146 140 145

事業系缶、びん (t) 4 1 1 2 1

計 (t) 546 511 498 482 491

混載ごみ(紙類等) (t) 67 50 71 63 80

処理量 (t) 479 461 427 419 411

搬出量 カレット無色 (t) 100 95 90 93 80

カレット茶色 (t) 132 125 123 109 115

カレットその他色 (t) 55 62 44 57 66

スチール缶 (t) 115 103 94 86 75

アルミ (t) 77 76 76 74 75

計 (t) 479 461 427 419 411

友部地区

岩間地区

-41-

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表 3.1.25 資源化施設の処理実績(ペットボトル)

※混載ごみ(紙類等)は、ペットボトルの搬入時に混載されて搬入された紙類等の量

表 3.1.26 資源化施設の処理実績(紙類等)

※他ごみの混載物は、紙類の搬入時に混載されていた他ごみの混載物の量

表 3.1.27 資源化施設の処理実績(有害ごみ)

※他ごみの混載物は、有害ごみの搬入時に混載されていた他ごみの混載物の量

年度 H23 H24 H25 H26 H27

搬入量 家庭系ペットボトル (t) 70 61 56 50 46

事業系ペットボトル (t) 0 0 0 0 1

家庭系ペットボトル (t) 39 35 31 30 19

事業系ペットボトル (t) 0 0 0 0 0

計 (t) 109 96 87 80 66

混載ごみ(紙類等) (t) 24 16 15 17 6

処理量 (t) 85 80 72 63 60

搬出量 ペットボトル (t) 85 80 72 63 60

友部地区

岩間地区

年度 H23 H24 H25 H26 H27

搬入量 家庭系有害ごみ (t) 0 0 0 0 0

事業系有害ごみ (t) 3 1 3 2 2

家庭系有害ごみ (t) 0 0 0 0 0

事業系有害ごみ (t) 1 2 1 0 0

他ごみの混載物 (t) 18 18 10 19 15

計 (t) 22 21 14 21 17

搬出量 乾電池 (t) 14 14 9 14 11

蛍光管 (t) 8 7 5 7 6

計 (t) 22 21 14 21 17

岩間地区

友部地区

年度 H23 H24 H25 H26 H27

搬入量 家庭系紙類等 (t) 667 616 575 604 522

事業系紙類等 (t) 15 13 15 9 9

家庭系紙類等 (t) 187 170 159 135 112

事業系紙類等 (t) 5 4 3 4 5

他ごみの混載物 (t) 73 48 76 61 71

計 (t) 947 851 828 813 719

処理量 947 851 828 813 719

搬出量 ダンボール (t) 186 178 179 178 171

紙パック (t) 4 3 3 3 2

古新聞 (t) 252 250 172 232 269

古雑誌 (t) 414 339 395 321 196

布類 (t) 89 79 77 77 79

発泡トレイ (t) 2 2 2 2 2

計 (t) 947 851 828 813 719

友部地区

岩間地区

-42-

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7.最終処分

(1)最終処分方法

焼却処理、破砕処理等の中間処理によって資源化、減量化、減容化した後、排出

された焼却残さ等は、最終処分として埋立処分を行っています。

(2)笠間地区

笠間地区では、(一財)茨城県環境保全事業団が所有する最終処分場で埋立処分を

行っています。最終処分場では、一般廃棄物(焼却灰等)、産業廃棄物、その他(残

土)を埋立処分しています。溶融施設と同様、使用期間は稼働後概ね 20 年とされ

ており、平成 37 年度ごろに終了予定です。

表 3.1.28 最終処分場の概要

(3)友部地区・岩間地区

友部地区・岩間地区では、笠間・水戸環境組合の最終処分場で埋立処分を行って

います。最終処分場は、第Ⅰ期分を平成 35 年度途中まで使用し、その後、第Ⅱ期

分の埋立を開始する予定です。

平成 27 年度における最終処分量(笠間市分)は、2,201tです。

表 3.1.29 最終処分場の概要

表 3.1.30 最終処分実績(友部地区・岩間地区)

年度 H23 H24 H25 H26 H27

焼却残さ (t) 1,917 1,864 1,897 1,870 1,897

不燃残さ (t) 479 374 342 331 304

計 (t) 2,396 2,238 2,239 2,201 2,201

計 (t) 2,396 2,238 2,239 2,201 2,201

友部地区・岩間地区

施設名称 エコフロンティアかさま

所有者 (一財)茨城県環境保全事業団

処理対象物一般廃棄物(焼却灰等)、産業廃棄物、その他(残土など)

埋立面積 97,700m2

計画埋立容量 2,400,000m3

残余容量 1,307,398㎥(平成27年9月29日現在)

供用開始 平成17年8月

施設名称 諏訪クリーンパーク

所有者 笠間・水戸環境組合

処理対象物 焼却残さ、不燃残さ

埋立面積第Ⅰ期(H7~H21):約9,500m2

第Ⅱ期(H22~H36):約18,100m2

計画埋立容量第Ⅰ期(H7~H21):約70,000m3

第Ⅱ期(H22~H36):約96,000m3

残余容量 第Ⅰ期 22,774㎥(平成27年7月22日現在)

供用開始 平成7年5月

-43-

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8.ごみ処理経費

ごみ処理経費は、年度によって施設整備費の影響により増減があります。平成 27

年度のごみ処理経費は約 809 百万円です。

ごみ1t当りの処理・処分費(収集・運搬費を除く)は、笠間地区はやや増加傾向

にあり平成 27 年度で 28,700 円/tです。友部地区・岩間地区は平成 25 年度に施設整

備費の影響で下がっていますが、その後増加傾向であり平成 27 年度で 22,200 円/tで

す。

表 3.1.31 ごみ処理経費 (単位:千円、千円/t)

図 3.1.11 ごみ処理経費の推移

829 784

698

780 809

26.7 27.5 27.628.8 28.7

22.520.5

16.519.3

22.2

0

5

10

15

20

25

30

35

40

45

0

100

200

300

400

500

600

700

800

900

H23 H24 H25 H26 H27

ごみ1t

当たり処理・処分費(

千円)

費用(百万円)

処理・処分費(笠間) 処理・処分費(友・岩)

収集・運搬費(笠間) 収集・運搬費(友・岩)

1t当たり処理・処分費(笠間) 1t当たり処理・処分費(友・岩)

年度 H23 H24 H25 H26 H27

収集・運搬費(笠間) 82,167 81,489 80,973 83,538 83,436

収集・運搬費(友・岩) 96,338 96,443 96,460 99,216 99,259

処理・処分費(笠間) 271,387 267,694 246,406 278,551 268,263

処理・処分費(友・岩) 378,659 338,612 274,348 318,674 357,730

計 828,550 784,237 698,186 779,979 808,689

1t当たり処理・処分費(笠間) 26,688 27,490 27,575 28,770 28,682

1t当たり処理・処分費(友・岩) 22,526 20,471 16,534 19,342 22,201

-44-

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9.処理システム評価

環境省が公表している評価支援ツールを用いて、本市の処理システムを評価しまし

た。この評価支援ツールは、環境省が実施している一般廃棄物処理実態調査データを

用いて、市町村が当該市町村における一般廃棄物処理システムの改善・進歩の評価の

度合いを客観的かつ定量的に点検・評価する「市町村一般廃棄物処理システム比較分

析表」を作成することを支援するために構築されたものです。

評価結果は、類似市町村数 102 自治体と比較して、人口一人一日当たりごみ総排出

量はほぼ平均、資源回収率、最終処分割合は優れている、人口一人当たり年間処理経

費、最終処分減量に要する費用は劣っているという結果となっています。

表 3.1.32 処理システム評価結果

図 3.1.12 処理システム評価結果

人口一人一日当たりごみ総排出量

廃棄物からの資源回収率(RDF・セメント原料化等除く)

廃棄物のうち最終処分される割合

人口一人当たり年間処理経費

最終処分減量に要する費用

(kg/人・日) (t/t) (t/t) (円/人・年) (円/t)

平均 0.936 0.168 0.096 11,288 34,354

最大 1.288 0.563 0.286 24,281 92,550

最小 0.626 0.055 0.000 0 0

標準偏差 0.141 0.064 0.055 4,348 13,059

当該市町村実績 0.964 0.210 0.081 16,264 49,234

指数値 97.0 125.0 115.5 55.9 56.7

標準的な指標

92,550

-

34,354

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

最終処分減量に要する費用(円/t)

茨城県笠間市:49,234(円/t)

1.288

0.626

0.936

0.00.20.40.60.81.01.21.4

人口一人一日当たりごみ総排出量

(kg/人・日)

茨城県笠間市:0.964(kg/人・日)

0.563

0.055

0.168

0.00

0.10

0.20

0.30

0.40

0.50

0.60

廃棄物からの資源回収率(RDF・セ

メント原料化等除く)(t/t)

茨城県笠間市:0.210(t/t)

0.286

0

0.096

0.000.050.100.150.200.250.300.35

廃棄物のうち最終処分される割合

(t/t)

茨城県笠間市:0.081(t/t)

24,281

-

11,288

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

人口一人当たり年間処理経費(円/人・年)

茨城県笠間市:16,264(円/人・年)

0

50

100

150

人口一人一日当たりご

み総排出量

廃棄物からの資源回収

率(RDF・セメント原料化

等除く)

廃棄物のうち最終処分

される割合

人口一人当たり年間処

理経費

最終処分減量に要する

費用

実績

平均

資料:平成24年度一般廃棄物処理実態調査結果

類似市町村数 102茨城県笠間市

-45-

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第2節 ごみ排出量等の将来予測

1.人口

国立社会保障・人口問題研究所(以下「社人研」という)の推計人口をもとに、各

地区の推移を加味して、予測結果は表 3.2.1 及び図 3.2.1 に示すとおりです。

表 3.2.1 人口の予測結果

笠間市

人口 比率 人口 比率 人口 比率

平成18年度 82,207 29,693 0.361 35,829 0.436 16,685 0.203

平成19年度 82,030 29,418 0.359 35,927 0.438 16,685 0.203

平成20年度 81,591 29,071 0.356 35,973 0.441 16,547 0.203

平成21年度 80,981 28,682 0.354 35,914 0.444 16,385 0.202

平成22年度 80,512 28,366 0.352 35,961 0.447 16,185 0.201

平成23年度 79,782 27,962 0.350 35,853 0.450 15,967 0.200

平成24年度 79,161 27,476 0.347 35,944 0.454 15,741 0.199

平成25年度 78,710 27,165 0.345 35,889 0.456 15,656 0.199

平成26年度 78,344 26,819 0.342 35,888 0.458 15,637 0.200

平成27年度 77,815 26,414 0.339 35,915 0.462 15,486 0.199

平成28年度 77,224 26,024 0.337 35,910 0.465 15,290 0.198

平成29年度 76,632 25,672 0.335 35,863 0.468 15,097 0.197

平成30年度 76,041 25,246 0.332 35,815 0.471 14,980 0.197

平成31年度 75,449 24,823 0.329 35,838 0.475 14,788 0.196

平成32年度 74,858 24,479 0.327 35,707 0.477 14,672 0.196

平成33年度 74,189 24,037 0.324 35,685 0.481 14,467 0.195

平成34年度 73,520 23,600 0.321 35,584 0.484 14,336 0.195

平成35年度 72,850 23,166 0.318 35,551 0.488 14,133 0.194

平成36年度 72,181 22,809 0.316 35,369 0.490 14,003 0.194

平成37年度 71,512 22,383 0.313 35,327 0.494 13,802 0.193

平成38年度 70,781 21,942 0.310 35,178 0.497 13,661 0.193

平成39年度 70,049 21,505 0.307 35,095 0.501 13,449 0.192

平成40年度 69,318 21,073 0.304 34,936 0.504 13,309 0.192

平成41年度 68,586 20,576 0.300 34,841 0.508 13,169 0.192

平成42年度 67,855 20,153 0.297 34,742 0.512 12,960 0.191

平成43年度 67,077 19,721 0.294 34,544 0.515 12,812 0.191

平成44年度 66,299 19,293 0.291 34,409 0.519 12,597 0.190

平成45年度 65,520 18,804 0.287 34,267 0.523 12,449 0.190

平成46年度 64,742 18,387 0.284 34,119 0.527 12,236 0.189

平成47年度 63,964 17,974 0.281 33,901 0.530 12,089 0.189

実績

予測

笠間地区 友部地区 岩間地区

-46-

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図 3.2.1 人口の予測結果

2.ごみ排出量等の将来予測

実績推移の傾向で今後も推移した場合のごみ排出量の予測結果は、表 3.2.2 から表

3.2.4 に示すとおりです。

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

40,000

18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47

人口(人)

年度

笠間地区 友部地区 岩間地区

-47-

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表 3.2.2 ごみ排出量の将来予測(笠間地区)

図 3.2.2 ごみ排出量の将来予測(笠間地区)

600

700

800

900

1,000

1,100

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,0001人1日当たり排出量(g)

排出量(t)

家庭系 事業系 1人1日当たり排出量(総排出量)

年度 H27 H32 H37 H42 H47

人口 (人) 26,414 24,479 22,383 20,153 17,974

家庭系 可燃ごみ (t) 5,583 4,836 4,266 3,741 3,268

不燃ごみ (t) 155 148 129 113 99

粗大ごみ (t) 716 633 578 521 464

缶類 (t) 60 56 50 44 39

資源 (t) 296 241 209 182 158

有害ごみ (t) 0 0 0 0 0

乾電池 (t) 12 13 12 11 10

その他 (t) 0 0 0 0 0

集団回収 (t) 224 218 199 179 160

合計 (t) 7,046 6,145 5,443 4,791 4,198

可燃ごみ (t) 2,430 2,470 2,470 2,470 2,470

不燃ごみ (t) 23 18 18 18 18

粗大ごみ (t) 78 78 78 78 78

缶類 (t) 0 0 0 0 0

資源 (t) 0 0 0 0 0

その他 (t) 0 0 0 0 0

合計 (t) 2,531 2,566 2,566 2,566 2,566

総排出量 (t) 9,577 8,929 8,208 7,536 6,924

家庭系 可燃ごみ (g/人日) 577.50 541.21 522.16 508.64 498.16

不燃ごみ (g/人日) 16.03 16.60 15.79 15.38 15.13

粗大ごみ (g/人日) 74.06 70.80 70.80 70.80 70.80

缶類 (g/人日) 6.21 6.27 6.10 6.01 5.96

資源 (g/人日) 30.62 26.95 25.54 24.63 23.98

有害ごみ (g/人日) 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00

乾電池 (g/人日) 1.24 1.49 1.49 1.49 1.49

その他 (g/人日) 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00

(g/人日) 23.17 24.35 24.35 24.35 24.35

合計 (g/人日) 728.83 687.67 666.23 651.30 639.87

1人1日当たり排出量(総排出量) (g/人日) 990.64 999.35 1,004.68 1,024.49 1,055.41

事業系

集団回収

-48-

Page 55: 6ë w M+á ë @ #. ö 0£#ì 50 ¥ES ö&O1* Ì i...150 200 250-10 0 10 20 30 40 1 v 2 v 3 v 4 v 5 v 6 v 7 v 8 v 9 v 10 v 11 v 12 v 7F È 5 Iy H Iz ¼ Iy ¥ Iz 7F È5 ¥ q * ¼ ¹

表 3.2.3 ごみ排出量の将来予測(友部地区)

図 3.2.3 ごみ排出量の将来予測(友部地区)

600

700

800

900

1,000

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,0001人1日当たり排出量(g)

排出量(t)

家庭系 事業系 1人1日当たり排出量(総排出量)

年度 H27 H32 H37 H42 H47

人口 (人) 35,915 35,707 35,327 34,742 33,901

可燃ごみ (t) 7,811 7,792 7,709 7,581 7,398

不燃ごみ (t) 254 237 231 225 219

粗大ごみ (t) 243 216 214 210 205

資源(缶、びん) (t) 333 325 320 314 306

資源(ペットボトル) (t) 46 36 35 34 34

資源(紙類等) (t) 522 493 458 429 403

有害ごみ (t) 0 0 0 0 0

集団回収 (t) 552 547 541 532 520

合計 (t) 9,761 9,646 9,508 9,325 9,085

可燃ごみ (t) 2,200 2,331 2,331 2,331 2,331

不燃ごみ (t) 9 14 14 14 14

粗大ごみ (t) 22 22 22 22 22

資源(缶、びん) (t) 12 11 11 11 11

資源(ペットボトル) (t) 1 1 1 1 1

資源(紙類等) (t) 9 9 9 9 9

有害ごみ (t) 2 2 2 2 2

合計 (t) 2,255 2,390 2,390 2,390 2,390

総排出量 (t) 12,016 12,036 11,898 11,715 11,475

可燃ごみ (g/人日) 594.22 597.86 597.86 597.86 597.86

不燃ごみ (g/人日) 19.32 18.15 17.88 17.74 17.66

粗大ごみ (g/人日) 18.49 16.59 16.59 16.59 16.59

資源(缶、びん) (g/人日) 25.33 24.94 24.84 24.79 24.76

資源(ペットボトル) (g/人日) 3.50 2.78 2.73 2.71 2.71

資源(紙類等) (g/人日) 39.71 37.82 35.50 33.86 32.58

有害ごみ (g/人日) 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00

集団回収 (g/人日) 41.99 41.99 41.99 41.99 41.99

合計 (g/人日) 742.57 740.13 737.39 735.54 734.15

1人1日当たり排出量(総排出量) (g/人日) 914.12 923.50 922.73 923.84 927.36

家庭系ごみ1人1日当たり排出量

家庭系ごみ排出量

事業系ごみ排出量

-49-

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表 3.2.4 ごみ排出量の将来予測(岩間地区)

図 3.2.4 ごみ排出量の将来予測(岩間地区)

年度 H27 H32 H37 H42 H47

人口 (人) 15,486 14,672 13,802 12,960 12,089

家庭系 可燃ごみ (t) 2,869 2,767 2,608 2,451 2,288

不燃ごみ (t) 113 98 86 77 70

粗大ごみ (t) 95 75 67 60 54

資源(缶、びん) (t) 145 132 124 116 108

資源(ペットボトル) (t) 19 23 21 20 18

資源(紙類等) (t) 112 118 109 102 94

有害ごみ (t) 0 0 0 0 0

集団回収 (t) 136 129 118 109 101

合計 (t) 3,489 3,342 3,133 2,935 2,733

可燃ごみ (t) 1,261 1,252 1,244 1,238 1,234

不燃ごみ (t) 18 20 20 20 20

粗大ごみ (t) 11 12 12 12 12

資源(缶、びん) (t) 1 1 1 1 1

資源(ペットボトル) (t) 0 0 0 0 0

資源(紙類等) (t) 5 4 4 4 4

有害ごみ (t) 0 1 1 1 1

合計 (t) 1,296 1,290 1,282 1,276 1,272

総排出量 (t) 4,785 4,632 4,415 4,211 4,005

家庭系 可燃ごみ (g/人日) 506.19 516.71 517.71 518.21 518.51

不燃ごみ (g/人日) 19.94 18.23 17.14 16.36 15.76

粗大ごみ (g/人日) 16.76 14.09 13.25 12.66 12.20

資源(缶、びん) (g/人日) 25.58 24.70 24.57 24.51 24.47

資源(ペットボトル) (g/人日) 3.35 4.28 4.18 4.13 4.10

資源(紙類等) (g/人日) 19.76 22.09 21.67 21.46 21.34

有害ごみ (g/人日) 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00

集団回収 (g/人日) 23.99 24.03 23.48 23.09 22.78

合計 (g/人日) 615.57 600.10 598.52 597.33 596.38

総排出量 (g/人日) 844.23 864.94 876.39 890.20 907.65

事業系

500

600

700

800

900

1,000

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,0001人1日当たり排出量(g)

排出量(t)

家庭系 事業系 1人1日当たり排出量(総排出量)

-50-

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第3節 ごみ処理行政の動向

1.国における一般廃棄物の減量化の目標

国は、平成 13 年5月「廃棄物の減量その他その適正な処理に関する施策の総合的

かつ計画的な推進を図るための基本的な方針」を定め(平成 28 年1月変更)、廃棄物

の減量化や再生利用の数値目標を定めるとともに、目標達成のための施策を推進する

ために基本的事項等を示しています。標値は以下に示すとおりです。

表 3.3.1 国における一般廃棄物の減量化目標

減量化の目標量(平成 32 年度)

排出量 平成 24 年度に対して、約 12%削減する。

再生利用量 平成 24 年度の約 21%を約 27%に増加させる。

最終処理量 平成 24 年度に対して、約 14%削減する。

一人一日当たりの家庭ごみ排出量

(資源物を除く)

500g とする。

2.茨城県における一般廃棄物の減量化の目標

茨城県は、第4次茨城県廃棄物処理計画において、一般廃棄物の減量化目標を定め

ています。目標値は以下に示すとおりです。

表 3.3.2 茨城県における一般廃棄物の減量化目標

指標 実績 目標

目標設定の考え方 H24 H25 H32

1 人 1 日当たりの

ごみ 排出量(g/人・日) 1,002 1,005 919

国の基本方針に準拠し、

H24に対し約8%減とする。

うち家庭系ごみ排出量

(g/人・日) 631 626 580

国の基本方針に準拠し、H24

に対し約8%減とする。

再生利用率 (%) 21.3 22.0 27

国の基本方針に準拠し、H24

に対し約6ポイント増とす

る。

最終処分量(千トン ) 102 96 88 国の基本方針に準拠し、H24

に対し約14%減とする。

※家庭系ごみ排出量=生活-(集団回収+資源+直接搬入ごみのうち資源として利用されるもの)

-51-

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3.ごみ処理の広域化

「第3次茨城県廃棄物処理計画」(平成 23 年 4 月策定)(前計画、第4次茨城県廃

棄物処理計画は平成 28 年 3 月に策定されている)によると、平成 23 年4月現在に

おける将来の広域化計画は図に示すとおりである。茨城県は、県内を 10 のブロック

(①~⑩)に分けてごみ処理の広域化を進めることとしています。

笠間市周辺の自治体における廃棄物処理施設(ごみ焼却施設)の整備の動向として、

水戸市が建設中(平成 32 年度稼働開始予定)、石岡市・小美玉市・かすみがうら市・

茨城町の3市1町がごみ処理の広域化を進めています。

図 3.3.1 茨城県ごみ処理の広域化ブロック

-52-

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表 3.3.3 茨城県内のごみ焼却施設整備状況

資料:一般廃棄物処理実態調査 H26 年度 環境省 HP

処理能力

(t/日)

水戸市 水戸市小吹清掃工場 ストーカ式(可動) 全連続運転 390 3 1984

日立市 日立市清掃センター ストーカ式(可動) 全連続運転 300 3 2001

土浦市 土浦市清掃センター ストーカ式(可動) 全連続運転 210 3 1992

古河市 古河クリーンセンター ストーカ式(可動) 准連続運転 90 2 1994

常陸太田市 清掃センター ストーカ式(可動) 全連続運転 100 2 2002

北茨城市 清掃センター ストーカ式(可動) 全連続運転 180 2 1979

牛久市 牛久クリーンセンター 流動床式 准連続運転 135 3 1999

つくば市 クリーンセンター ストーカ式(可動) 全連続運転 375 3 1997

潮来市 潮来クリーンセンター ストーカ式(可動) 全連続運転 72 2 1991

行方市行方市環境美化センターごみ焼却施設

ストーカ式(可動) バッチ運転 40 2 1999

鉾田市 鉾田クリーンセンター ストーカ式(可動) バッチ運転 40 2 1993

城里町 城里町環境センター ストーカ式(可動) バッチ運転 30 2 1984

大子町 大子町環境センター ストーカ式(可動) バッチ運転 30 2 1983

阿見町 阿見町霞クリーンセンター ストーカ式(可動) 准連続運転 84 2 1997

大宮地方環境整備組合

大宮地方環境整備組合(環境センター・ごみ焼却施設)

ストーカ式(可動) 全連続運転 180 2 1990

龍ケ崎地方塵芥処理組合

くりーんプラザ・龍 ストーカ式(可動) 全連続運転 180 2 1999

さしま環境管理事務組合

さしまクリーンセンター寺久熱回収施設

流動床式 全連続運転 206 2 2008

大洗、鉾田、水戸環境組合

大洗、鉾田、水戸環境組合クリーンセンター

ストーカ式(可動) 全連続運転 90 2 1992

江戸崎地方衛生土木組合

江戸崎地方衛生土木組合環境センター

流動床式 准連続運転 100 2 1989

笠間・水戸環境組合笠間・水戸環境組合環境センター

ストーカ式(可動) 准連続運転 105 2 1992

筑西広域市町村圏事務組合

筑西広域市町村圏事務組合環境センター

ストーカ式(可動) 全連続運転 240 3 2002

茨城美野里環境組合茨城美野里環境組合クリーンセンター

ストーカ式(可動) 准連続運転 105 2 1986

常総地方広域市町村圏事務組合

常総環境センターごみ焼却施設

回転式 全連続運転 258 3 2012

霞台厚生施設組合霞台厚生施設組合環境センター

ストーカ式(可動) 准連続運転 126 2 1994

新治地方広域事務組合

環境クリーンセンターごみ焼却施設

ストーカ式(可動) 准連続運転 120 2 1995

下妻地方広域事務組合

ごみ処理施設「クリーンポート・きぬ」

ストーカ式(可動) 全連続運転 200 2 1997

ひたちなか・東海広域事務組合

ひたちなか・東海クリーンセンター

ストーカ式(可動) 全連続運転 220 2 2012

炉型式 炉数使用開始年

度地方公共団体名 施設名称 処理方式

-53-

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第4節 市民・事業者意識調査

1.市民意識調査

(1)市民意識調査の概要

ア.調査の目的

本市では、ごみや生活排水の処理について、今後 10 年間を見据えた「一般廃

棄物処理基本計画」の策定を進めています。この調査では、ごみの出し方・分け

方や生活排水の処理(下水道、農業集落排水施設、合併処理浄化槽など)につい

て、市民の皆様のご意見等をお聞かせいただき、本計画に反映させるためアンケ

ート調査を実施しました。

イ.調査対象及び調査方法

この調査は、市内にお住まいの 18 歳以上の方々から無作為に抽出した 1,200

名を対象に、郵送により配布・回収を行いました。

ウ.調査期間

平成 28 年 11 月 10 日 ~ 平成 28 年 11 月 30 日

エ.回収結果

対象者 回収数 回収率

市民 459名 38.3%

(2)調査結果の概要

ア.ごみ減量やリサイクルに対する考え方について

・ごみ減量やリサイクルへの関心について、87%の人が関心ありとしており、関

心が高いといえます。

・ごみの減量やリサイクルを進めていくうえで重要と思うことについては、事業

者、市民、市(行政)、それぞれの役割があることが理解されていいるといえ

ます。

イ.ごみ減量やリサイクルの取組状況について

・ほとんどの人がごみ減量やリサイクルに取り組んでいますが、生ごみ、雑紙、

布の取り組みが少ないといえます。

ウ.ごみの分別・出し方について

・分別区分数、収集回数について、笠間地区は友部・岩間地区と比較して、満足

度がやや低くなっています。

エ.ごみの分別・リサイクルに関する情報源について

・ごみの分け方・出し方ポスター、広報笠間、ごみ処理ハンドブックが情報源と

-54-

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なっています。

オ.ごみ処理の有料化について

・現状のごみ処理料金は、概ね理解されているものと考えられます。

(3)調査結果

<回答者の属性>

① 性別

男性からの回答が4割、女性からの回答が6割を占めており、女性からやや

多く回答いただきました。

② 年齢

すべての年代から回答をいただきました。

特に、笠間市内の年代別人口と比較して、60 歳代・70 歳以上からの回答数が

多い結果となりました。

【参考】笠間市年代別人口

平成 26 年 10 月 1 日現在

資料:統計かさま

男性, 40.7%

女性, 56.4%

無回答, 2.8%

20歳未満, 0.7%

20歳代, 4.8%

30歳代, 12.4%

40歳代, 15.9%

50歳代, 12.2%60歳代, 27.0%

70歳以上,

26.1%

無回答, 0.9%

20歳未満,

18.1%

20歳代, 9.2%

30歳代, 12.1%

40歳代, 13.9%50歳代, 13.6%

60歳代, 16.3%

70歳以上,

16.8%

-55-

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③ 住んでいる地域

市内の各地区からまんべんなく回答をいただきました。

④ 家屋の形態

戸建住宅の方からの回答が 90%、集合住宅の方からの回答が8%を占めてお

り、戸別住宅の方からの回答が多く占めていました。

笠間地区, 30.7

友部地区, 41.2

岩間地区, 15.9

無回答, 12.2

戸建住宅,

89.5%

集合住宅(ア

パート・マンショ

ン・寮・長屋な

ど), 8.3%

店舗・事務所等

併設住宅, 1.1%

その他, 0.7% 無回答, 0.4%

-56-

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1 ごみ減量やリサイクルに対する考え方について

問1 あなたは、ごみの減量やリサイクルに関心がありますか。(1つに○)

【結果】 非常に関心があるが23%、ある程度関心があるが64%と両回答で87%を占めて

おり、ごみ減量やリサイクルへの関心が高い結果となりました。

年代別にみると、40歳代以上の関心が高いことがわかります。

非常に関心が

ある23%

ある程度関心

がある64%

あまり関心がな

い8%

まったく関心が

ない0%

わからない

2% 無回答

3%

30.8

20.2

26.8

23.3

14

13.6

57.5

71.8

69.6

64.4

57.9

45.5

66.7

5.8

2.4

3.6

9.6

19.3

31.8

33.3

0 20 40 60 80 100

70歳以上

60歳代

50歳代

40歳代

30歳代

20歳代

20歳未満

割合(%)

非常に関心がある

ある程度関心がある

あまり関心がない

まったく関心がない

わからない

無回答

-57-

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問2 ごみの減量やリサイクルを進めていくうえで、あなたが特に重要と思うことはどれ

ですか。あてはまるものを3つまで選んでください。(3つまでに○)

【結果】 企業がごみを出さない商品やリサイクルしやすい商品を製造・販売するが43%

で最も多く、次いでごみ・資源の分別の徹底をさらにPRが35%、ごみ・リサイ

クルに関する情報提供の充実が33%、生ごみのたい肥化などによる有効利用が

32%、買い物袋の持参など市民一人ひとりの意識改革が31%、販売店が過剰包装

を減らすが30%の順となっています。

43.1

35.1

33.1

31.8

30.7

29.6

24.6

16.1

13.7

12.2

1.5

2.2

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0

企業がごみを出さない商品やリサイクルしやすい商品を製造・販売する

ごみ・資源の分別の徹底をさらにPR

ごみ・リサイクルに関する情報提供の充実

生ごみのたい肥化などによる有効利用

買い物袋の持参などの市民一人ひとりの意識改革

販売店が過剰包装を減らす

資源ごみの収集回数を増やす

資源ごみの分別回収品目を増やす

自治会や子ども会などが行う資源物分別回収の拡充

環境・ごみ問題を学習できる場の提供や意識啓発の充実

その他

無回答

割合(%)

-58-

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2 ごみ減量やリサイクルの取組状況について

問3 ごみの減量やリサイクルについて、あなたが日頃から実践している取組みは、具体

的にどのようなものですか。あなたの行動に最も近いものをそれぞれ1つ選んでくだ

さい。

【結果】 ほとんどの取組を50%以上の人が実践しています。特に買い物袋を持参する90%、

資源となる物は分別している90%、生ごみを出すときは水切りをしている87%、

使える物は修理して長持ちさせる83%は、高い実施率です。一方、50%以下の取

組は、生ごみはたい肥化し、畑などで利用する36.2%、フリーマーケットやリサ

イクルショップを利用する21%、家族や友人とごみの問題を話題にする24%です。

62.1

34.2

6.3

14.6

25.5

16.3

30.3

56.4

20.9

51.9

45.1

34.2

6.3

4.4

28.3

41.2

46.0

39.9

39.9

57.1

52.9

30.3

15.3

38.3

25.5

21.6

14.4

19.8

4.8

12.9

32.5

29.4

19.6

19.4

12.4

4.1

23.3

5.2

10.5

24.8

38.8

39.0

1.5

2.0

3.5

3.9

4.4

2.0

0.9

0.9

23.1

0.2

5.9

10.9

23.7

19.2

0.9

2.0

2.8

4.1

3.3

2.6

0.7

3.5

13.1

1.5

10.0

4.6

12.0

12.2

2.4

7.8

8.9

8.1

7.4

2.6

2.8

4.8

4.4

2.8

3.1

3.9

4.8

5.4

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

a 買い物袋を持参する

b 詰め替え商品や再生品を優先して選ぶ

c 使い捨て商品は買わない

d 簡易包装の製品を積極的に購入している

e 過剰包装は断る

f 料理の際は、ごみが出ないよう配慮している

g 使える物は修理して長持ちさせる

h 生ごみを出すときは、水を切る

i 生ごみはたい肥化し、畑などで利用する

j 資源となる物は、分別している

k 資源となる物は、自治会や子ども会などが行う資源

物分別回収に出している

l 白色トレイや牛乳パックなどを小売店や販売店の

店頭回収に出している

m フリーマーケットやリサイクルショップを利用する

n 家族や友人とごみ問題を話題にする

割合

常に心がけている だいたい心がけている あまり心がけていない

全く心がけていない わからない・あてはまらない 無回答

-59-

Page 66: 6ë w M+á ë @ #. ö 0£#ì 50 ¥ES ö&O1* Ì i...150 200 250-10 0 10 20 30 40 1 v 2 v 3 v 4 v 5 v 6 v 7 v 8 v 9 v 10 v 11 v 12 v 7F È 5 Iy H Iz ¼ Iy ¥ Iz 7F È5 ¥ q * ¼ ¹

a.買い物袋を持参する b.詰め替え商品や再生品を優先して選ぶ

c.使い捨て商品は買わない d.簡易包装の製品を積極的に購入している

e.過剰包装は断る f.料理の際は、ごみを出さないよう配慮している

25

33.9

48.2

45.2

36.8

18.2

0

29.2

46.8

48.2

43.8

40.4

45.5

0

16.7

11.3

3.6

9.6

21.1

9.1

66.7

3.3

0

0

0

1.8

13.6

33.3

3.3

1.6

0

1.4

9.1

0

22.5

6.5

0

0

4.5

0

0 20 40 60 80 100

70歳以上

60歳代

50歳代

40歳代

30歳代

20歳代

20歳未満

割合(%)

常に心がけてい

るだいたい心がけ

ているあまり心がけてい

ない全く心がけていな

70.8

67.7

67.9

58.9

43.9

31.8

0

18.3

25.8

26.8

32.9

40.4

50

66.7

2.5

2.4

3.6

8.2

12.3

0

33.3

2.5

0

0

0

3.5

9.1

0

1.7

0.8

0

0

4.5

0

4.2

3.2

1.8

0

4.5

0

0 20 40 60 80 100

70歳以上

60歳代

50歳代

40歳代

30歳代

20歳代

20歳未満

割合(%)

常に心がけている

だいたい心がけている

あまり心がけていない

全く心がけていない

6.7

8.1

10.7

1.4

5.3

4.5

0

38.3

48.4

62.5

53.4

40.4

31.8

0

23.3

29

21.4

45.2

49.1

36.4

66.7

5

3.2

1.8

0

1.8

13.6

33.3

5

2.4

0

0

3.5

9.1

0

21.7

8.9

3.6

0

4.5

0

0 20 40 60 80 100

70歳以上

60歳代

50歳代

40歳代

30歳代

20歳代

20歳未満

割合(%)

常に心がけている

だいたい心がけてい

るあまり心がけていない

全く心がけていない

わからない・あてはま

らない

16.7

12.9

23.2

19.2

7

0

0

30.8

43.5

50

42.5

31.6

54.5

0

19.2

29

23.2

37

52.6

13.6

66.7

7.5

1.6

1.8

0

3.5

13.6

33.3

5

4

1.8

1.4

5.3

13.6

0

20.8

8.9

0

0

4.5

0

0 20 40 60 80 100

70歳以上

60歳代

50歳代

40歳代

30歳代

20歳代

20歳未満

割合(%)

常に心がけている

だいたい心がけてい

るあまり心がけていな

い全く心がけていない

わからない・あてはま

らない

27.5

25

37.5

24.7

12.3

22.7

33.3

25.8

43.5

48.2

50.7

43.9

27.3

33.3

17.5

19.4

10.7

20.5

33.3

18.2

0

5

1.6

1.8

4.1

7

13.6

33.3

5.8

2.4

0

0

3.5

13.6

0

18.3

8.1

1.8

0

0

4.5

0

0 20 40 60 80 100

70歳以上

60歳代

50歳代

40歳代

30歳代

20歳代

20歳未満

割合(%)

常に心がけている

だいたい心がけて

いるあまり心がけてい

ない全く心がけていな

いわからない・あては

まらない

22.5

17.7

17.9

12.3

8.8

4.5

0

56.7

63.7

57.1

63

45.6

40.9

0

12.5

12.9

23.2

20.5

40.4

18.2

66.7

0

0.8

0

1.4

3.5

22.7

0

2.5

0.8

1.8

2.7

1.8

13.6

33.3

5.8

4

0

0

0

0

0 20 40 60 80 100

70歳以上

60歳代

50歳代

40歳代

30歳代

20歳代

20歳未満

割合(%)

常に心がけている

だいたい心がけてい

るあまり心がけていな

い全く心がけていない

わからない・あては

まらない

-60-

Page 67: 6ë w M+á ë @ #. ö 0£#ì 50 ¥ES ö&O1* Ì i...150 200 250-10 0 10 20 30 40 1 v 2 v 3 v 4 v 5 v 6 v 7 v 8 v 9 v 10 v 11 v 12 v 7F È 5 Iy H Iz ¼ Iy ¥ Iz 7F È5 ¥ q * ¼ ¹

g.使える物は修理して長持ちさせる h.生ごみを出すときは、水を切る

i.生ごみはたい肥化し、畑などで利用する j.資源となる物は、分別している

k. 資源となる物は、資源分別回収に出している l.白色トレイや牛乳パックなどを店頭回収に出している

0 20 40 60 80 100

70歳以上

60歳代

50歳代

40歳代

30歳代

20歳代

20歳未満

割合(%)

常に心がけている

だいたい心がけている

あまり心がけていない

全く心がけていない

わからない・あてはま

らない

61.7

60.5

71.4

52.1

45.6

18.2

0

22.5

30.6

25

35.6

38.6

40.9

33.3

0.8

0

1.8

8.2

10.5

18.2

33.3

0.8

0

0

0

1.8

9.1

0

2.5

3.2

1.8

2.7

3.5

13.6

33.3

11.7

5.6

0

1.4

0

0

0

0 20 40 60 80 100

70歳以上

60歳代

50歳代

40歳代

30歳代

20歳代

20歳未満

割合(%)

常に心がけている

だいたい心がけている

あまり心がけていない

全く心がけていない

わからない・あてはま

らない

31.7

27.4

21.4

11

5.3

0

0

15.8

20.2

16.1

12.3

5.3

18.2

0

15

27.4

25

21.9

29.8

31.8

0

19.2

8.9

17.9

41.1

40.4

31.8

33.3

6.7

12.1

19.6

12.3

19.3

18.2

66.7

11.7

4

0

1.4

0

0

0 20 40 60 80 100

70歳以上

60歳代

50歳代

40歳代

30歳代

20歳代

20歳未満

割合(%)

常に心がけている

だいたい心がけて

いるあまり心がけていな

い全く心がけていない

わからない・あては

まらない

0 20 40 60 80 100

70歳以上

60歳代

50歳代

40歳代

30歳代

20歳代

20歳未満

割合(%)

常に心がけている

だいたい心がけてい

るあまり心がけていな

い全く心がけていない

わからない・あては

まらない

55.8

50.8

57.1

39.7

19.3

13.6

0

20

29

25

30.1

24.6

18.2

66.7

6.7

11.3

7.1

12.3

15.8

18.2

0

2.5

1.6

1.8

4.1

19.3

27.3

0

6.7

4

8.9

13.7

21.1

22.7

33.3

8.3

3.2

0

0

0

0

0 20 40 60 80 100

70歳以上

60歳代

50歳代

40歳代

30歳代

20歳代

20歳未満

割合(%)

常に心がけている

だいたい心がけている

あまり心がけていない

全く心がけていない

32.5

34.7

50

41.1

21.1

13.6

0

19.2

25.8

19.6

19.2

17.5

31.8

33.3

27.5

25

23.2

21.9

29.8

18.2

0

9.2

7.3

1.8

13.7

21.1

22.7

33.3

2.5

3.2

1.8

4.1

10.5

13.6

33.3

9.2

4

3.6

0

0

0

0

0 20 40 60 80 100

70歳以上

60歳代

50歳代

40歳代

30歳代

20歳代

20歳未満

割合(%)

常に心がけている

だいたい心がけてい

るあまり心がけていな

い全く心がけていない

-61-

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m.フリーマーケットやリサイクルショップを利用する n.家族や友人とごみ問題を話題にする

0 20 40 60 80 100

70歳以上

60歳代

50歳代

40歳代

30歳代

20歳代

20歳未満

割合(%)

常に心がけている

だいたい心がけている

あまり心がけていない

全く心がけていない

5.8

5.6

5.4

1.4

3.5

0

0

25

22.6

19.6

17.8

7

22.7

0

32.5

46

41.1

49.3

33.3

13.6

33.3

15

11.3

17.9

20.5

33.3

36.4

33.3

7.5

8.9

16.1

11

21.1

27.3

33.3

14.2

5.6

0

1.8

0

0

0 20 40 60 80 100

70歳以上

60歳代

50歳代

40歳代

30歳代

20歳代

20歳未満

割合(%)

常に心がけている

だいたい心がけている

あまり心がけていない

全く心がけていない

-62-

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◆ 生ごみの処分について

問4 あなたの家では、生ごみをどのように処分していますか。(1つに○)

生ごみのたい肥化に取り組んでいるのが32%、燃やすごみとして出しているのが

61%です。

【問4で「1.生ごみのたい肥化に取り組んでいる」と回答された方におうかがいします】

問4-1 たい肥化している生ごみは、発生量のうちどのくらいの量ですか。(1つに○)

生ごみのたい肥化の取組状況は、ほぼ全量を堆肥化している家庭が59%、半分ぐ

らいが31%、3分の1ぐらいが10%です。

【問4で「1.生ごみのたい肥化に取り組んでいる」と回答された方におうかがいします】

問4-2 生ごみのたい肥化はどのように行っていますか。(1つに○)

たい肥化の方法としては、畑に直接埋めるが49%で最も多く、次いでコンポストが43%、

乾燥式生ごみ処理機が2%、EMぼかしが1%です。

生ごみのたい肥

化に取り組んで

いる, 31.8%

生ごみのたい肥

化に取り組んで

おらず、燃やせ

るごみとして出し

ている, 60.8%

その他, 3.5%

わからない, 2.8%

無回答, 1.1%

ほぼすべて

59%

半分ぐらい

31%

1/ 3ぐらい

10%

乾燥式生ごみ処

理機, 2.1%バイオ式生ごみ

処理機, 0.0%

コンポスト, 42.5%

EMぼかし,

1.4%

畑に直接埋める,

49.3%

その他, 4.1%

無回答, 0.7%

-63-

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◆ 紙類の処分について

問5 あなたは、リサイクルできる紙類、紙類以外のリサイクルできるものをどのように

処分していますか。あなたの行動で最も多いものを、それぞれの品目について1つ選

んでください。

【結果】 紙類のリサイクルは、新聞紙、雑誌、ダンボールが80%以上である一方、紙パ

ックが60%、その他の紙類が22%となっています。

紙類以外のリサイクルは、缶、ビン、ペットボトルが80%以上、白色発泡トレ

イが58%、布類が36%となっています。

○紙類

○紙類以外

46.4

40.1

39.7

5.2

6.5

28.1

32.7

34.2

14.2

10.0

12.2

13.1

10.7

40.5

5.4

3.7

5.9

7.0

30.1

61.7

5.4

3.7

3.9

5.2

9.8

4.1

4.6

4.6

4.8

6.5

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

a 新聞紙

b 雑誌

c 段ボール

d 紙パック(牛乳パックなど)

e その他紙類(紙箱、紙袋、包

装紙、はがき、封筒など)

自治会・子ども会などの資源物分別回収に出す 資源物として地域の集積所に出す

スーパーなどの店頭回収に出す 可燃ごみとして地域の集積所に出す

わからない 無回答

22.9

16.6

7.2

2.6

4.1

63.0

72.3

39.7

18.3

30.3

8.3

3.5

39.9

36.6

1.1

2.4

3.7

8.7

30.9

48.8

1.1

1.5

1.7

6.8

10.0

2.4

2.4

2.8

4.8

5.7

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

a 缶

b びん

c ペットボトル

d 白色発泡トレイ

e 布類

自治会・子ども会などの資源物分別回収に出す 資源物として地域の集積所に出す

スーパーなどの店頭回収に出す 可燃ごみとして地域の集積所に出す

わからない 無回答

-64-

Page 71: 6ë w M+á ë @ #. ö 0£#ì 50 ¥ES ö&O1* Ì i...150 200 250-10 0 10 20 30 40 1 v 2 v 3 v 4 v 5 v 6 v 7 v 8 v 9 v 10 v 11 v 12 v 7F È 5 Iy H Iz ¼ Iy ¥ Iz 7F È5 ¥ q * ¼ ¹

◆ 資源物回収(集団回収)について

問6 市では、自治会や子ども会などを資源物分別回収団体として登録し、資源物を年2

回以上回収すると、資源物の量に応じて奨励金を交付しています。あなたはこの制度

を知っていますか。最もあてはまるもの1つに○をつけてください。

【結果】 資源物回収(集団回収)の報奨金制度を知っているという回答は58.1%ありま

すが、実際に資源物分別回収に出しているのは43.1%です。現在、資源物分別回

収に出しているの回答の他、資源分別回収に出したいが、近所に回収団体がない

6.5%、制度を知らなかったが、今後資源分別回収に出したいという回答が28.1%

あり、これらを合わせると、資源分別回収に協力しようとする回答が78%になり

ます。

知っている( 現

在、資源物分

別回収に出し

ている) , 43.1%

知っている( 以

前は資源物分

別回収に出し

ていたが、現在

は出していな

い) , 8.5%

知っている( 資

源物分別回収

に出したいが、

近所に回収団

体がない) , 6.5%

知らなかった

( 今後、資源物

分別回収に出

したい) , 28.1%

知らなかった

( 資源物分別回

収に出すつもり

はない) , 8.7%

その他, 2.8% 無回答, 2.2%

-65-

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3 ごみの分別・出し方について

◆分別区分について

問7 市では、ごみ・資源を笠間地区が16分別、友部地区・岩間地区が13分別して収集を

行っています。ごみの減量化・資源化を進めるために必要な分別数だと考えています

が、あなたはどう思いますか。※分別品目については設問8をご参照ください。(1

つに○)

【結果】 ちょうど良いとの回答は、笠間地区が69%、友部地区が76%、岩間地区が71%

であり、各地区とも最も多い。さらに細分化すべきとの回答は、16分別の笠間地

区が3%に対し、13分別の友部地区が4%、岩間地区が7%となっている。一方、多

すぎるとの回答は、笠間地区が8%に対し、友部地区が2%、岩間地区が3%と少な

い。

68.8

75.7

71.2

2.8

3.7

6.8

7.8

2.1

2.7

9.2

10.6

12.3

11.3

7.9

6.8

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

笠間地区

友部地区

岩間地区

割合

ちょうど良い さらに細分化すべき 多すぎる わからない 無回答

-66-

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◆収集回数について

問8 ごみ・資源の収集回数について、あなたはどう思いますか。お住まいの地区 (笠

間地区 又は 友部地区・岩間地区)の収集回数について、(例)を参考に最もあては

まるものを1つ選んでください。

【結果】 笠間地区、友部地区・岩間地区とも、ちょうど良いとの回答が多い結果となっ

ているが、笠間地区は、友部地区・岩間地区と比較して、少ないとの回答が多い。

笠間地区は、可燃ごみ、その他のびん、新聞紙を除いて、少ないとする回答が

10%以上であり、特に不燃ごみと乾電池は20%を超えている。友部地区・岩間地

区では、少ないとする回答が10%以上のものは、不燃ごみ、缶・びん、ペットボ

トルである。

【笠間地区にお住まいの方】 【友部地区・岩間地区にお住まいの方】

86.5

62.4

69.5

73.8

73.8

75.9

69.5

70.2

68.1

56.7

57.4

58.2

52.5

76.6

66

60.3

1.4

2.8

2.1

5.7

6.4

5.7

2.1

2.1

2.8

2.1

2.1

2.1

1.4

3.5

0.7

2.1

6.4

27

16.3

10.6

10.6

8.5

9.9

10.6

12.8

19.1

13.5

12.1

14.2

12.1

24.8

14.2

2.1

2.8

3.5

6.4

6.4

5.7

12.1

12.1

11.3

14.9

19.1

20.6

24.8

5

6.4

19.1

3.5

5

8.5

3.5

2.8

4.3

6.4

5

5

7.1

7.8

7.1

7.1

2.8

2.1

4.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

可燃ごみ

不燃ごみ

透明のびん

茶色のびん

その他のびん

新聞紙

雑誌等

段ボール

ペットボトル

白色発泡トレイ

紙パック

古布

有害ごみ

乾電池

粗大ごみ

割合

ちょうど良い 多すぎる 少ない わからない 無回答

79.8

69.8

74.4

70.2

71.8

71.4

71.0

67.2

67.9

65.6

69.1

66.0

61.1

0.8

1.5

2.7

1.9

5.7

5.7

6.5

4.6

3.8

8.8

9.9

9.9

6.5

11.1

18.3

13.0

15.6

6.5

5.7

5.0

6.9

6.5

5.0

7.3

7.6

5.0

1.5

4.2

2.7

4.2

6.5

7.3

8.0

11.5

11.8

11.1

6.1

7.6

17.9

6.9

6.1

7.3

8.0

9.5

9.9

9.5

9.9

9.9

9.5

7.6

8.8

9.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

可燃ごみ

不燃ごみ

缶・びん

ペットボトル

段ボール

新聞

雑誌

牛乳パック

発泡トレイ

スプレー缶

有害ごみ

粗大ごみ

割合

ちょうど良い 多すぎる 少ない わからない 無回答

-67-

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◆ごみ出しの際、気になっていることについて

問9 あなたがごみを出す際、気になっていることはありますか。あなたの考えに最も近

いものを3つまで選んでください。(3つまでに○)

【結果】 特にないとの回答が44%ある。10%以上の回答があったものは、ごみの集積所

が家から遠い12%、ごみ集積所の管理が不十分である11%、指定袋の形や大きさ

が使いにくい11%、分別が分かりにくい15%、その他11%となっている。

◆指定袋について

問10 可燃ごみを排出する量は、1回あたりどのくらいですか。(1つに○)

【結果】 45リットル指定袋1袋程度が60%と最も多く、次いで45リットル指定袋2袋以上

が19%、20リットル指定袋1袋程度が9%、20リットル指定袋2袋程度が5%、20リ

ットル指定袋半分以下が1%である。

19.4

59.5

4.6

8.9

1.1

6.5

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0

45リットル指定袋2袋以上

45リットル指定袋1袋程度

20リットル指定袋2袋程度

20リットル指定袋1袋程度

20リットル指定袋半分以下

無回答

割合(%)

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0

分別がわかりにくい

ごみ集積所が家から遠い

ごみ集積所の管理が不十分である

指定袋の形や大きさが使いにくい

ごみ集積所が狭い

収集時間が遅い

その他

特にない

無回答

割合(%)

-68-

Page 75: 6ë w M+á ë @ #. ö 0£#ì 50 ¥ES ö&O1* Ì i...150 200 250-10 0 10 20 30 40 1 v 2 v 3 v 4 v 5 v 6 v 7 v 8 v 9 v 10 v 11 v 12 v 7F È 5 Iy H Iz ¼ Iy ¥ Iz 7F È5 ¥ q * ¼ ¹

◆不燃ごみ・資源物のコンテナについて

問11 市では、ごみ袋などのごみを減らすために、不燃ごみ・資源物についてはコンテナ

に入れて出していただいています。この不燃ごみ・資源物のコンテナについて、あな

たはどう思いますか。(1つに○)

【結果】 全回答では、特に問題ないとの回答が81%、コンテナを保管するためのスペー

スの確保が難しいが7%となっている。

家屋の形態別にみると、コンテナを保管するスペースの確保が難しいとの回答

が戸建住宅が5%でるのに対し、集合住宅では32%、店舗・事務所併設住宅では20%

となっている。

特に問題はな

い, 81.0%

コンテナを保管

するためのス

ペースの確保

が難しい, 7.0%

その他, 6.5%無回答, 5.4%

81

83.7

57.9

80

33.3

7

4.6

31.6

20

0

6.5

6.6

7.9

0

0

5.4

5.1

2.6

0

66.7

0 20 40 60 80 100

戸建住宅

集合住宅(アパート・マン

ション・寮・長屋など)

店舗・事務所等併設住宅

その他

割合(%)

特に問題はない

コンテナを保管するためのスペースの確保が難しい

その他

無回答

-69-

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4 ごみの分別・リサイクルに関する情報源について

問12 ごみの分別や出し方、リサイクルに関する情報は、どこで得ていますか。

(あてはまるものすべてに○)

【結果】 ごみの分け方・出し方ポスターが49%、ごみ処理ハンドブックが43%、広報か

さまが36%、自治会の回覧物が24%となっている。

49.0

42.7

35.7

24.4

9.6

8.7

3.5

2.4

2.6

2.4

2.6

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0

ごみの分け方・出し方ポスター(市発行)

ごみ処理ハンドブック(市発行)

広報かさま(市報及びお知らせ版)

自治会の回覧物

笠間市公式ホームページ

家族・友人・知人や近所の人に聞く

市役所に直接問合せる

新聞・雑誌・インターネットなど

情報を得る手段がない

その他

無回答

割合(%)

-70-

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5 ごみ処理の手数料について

問13 あなたは、可燃ごみ【有料指定袋】、不燃ごみ【有料処理券】、粗大ごみ【粗大ご

み処理券】の処理手数料(ごみ処理経費の負担) について、どのように感じています

か。

【結果】 許容範囲であるが28%で最も多く、次いであまり負担に感じていないが24%、

全く負担に感じていないが16%、もう少し値上げしても良いが1%であり、やむを

得ないの17%を合わせると、86%の人が理解しているものと考えられる。一方、

少し負担に感じている7%、かなり負担に感じているが3%であり、10%の人が負

担に感じている。

全く負担に感じていな

い, 16.3%

あまり負担に感じてい

ない, 24.2%

ごみ減量やリサイクル

のためなので、負担感

は許容範囲である,

27.9%

負担に感じているが、

ごみ減量やリサイクル

を進めるためにはやむ

を得ない, 16.6%

少し負担に感じてい

る。, 7.4%

かなり負担に感じてい

る, 3.1%

ごみ減量化やリサイク

ルにつながるのであれ

ば、もう少し値上げして

もよい, 0.9%

その他, 0.9%

無回答, 2.8%

-71-

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6 ごみ減量化・リサイクルなどに関するご意見等

■製造・販売段階

・分別・リサイクルは大事ですが、それ以前に企業が製造、販売の段階で無駄に資源を

消費しないことが大事ではないか。

・リサイクルできない商品は、作らない様にする。

・ごみのほとんどはお店から購入した品物のパッケージや容器類なので製造メーカーの

包装スタイルをゴミの減量につながるよう改善すべき。むかし簡易包装の推進運動が

あったと思うが最近あまり感じられない。

・ゴミの大半は買い物時のパック、野菜のくず、トレイなど。売る方も良い物に見せる

ための方法である。昔の様にパックなど使用しない方法をとるべきである。

■リユース(再利用)

・衣類など、クリーニング済みなど着用しなくなったものの常時販売する場所があれば

と思う。少しスペースを広く取り、いつ来店しても良く、又、その利益の一部を市へ

寄贈する。、

■ごみの分別

・以前ひたちなか市に住んでいました。資源ごみ回収で古紙→ほとんど商品の空箱とか、

プラスチックゴミ→せんべいの袋とか、野菜の袋ぷらマークがあったりするもの。も

あり、ほとんどが、可燃ごみに出せず、資源となるので、手間とは思わなかった。

・土浦市の取り組みは成功しているが、市民は細かすぎて大変と話していた。笠間市が

同様にできるかは?である。

・分別ごみの仕方がよくわからない。何よう日に出していいかっていうところをもう少

しくわしくしてほしい。第2・4水よう日はわかっているがコンテナはみどりか白か

っていうところ。

・ペットボトル・牛乳パック・発泡トレイ・布等燃えるごみと考えているが、分別しな

ければならないなら理由をあげて一般に知らせてほしい。

・不燃ごみの分別が分らない

・分別表を見てものっていないものはどう対応していいか分からない。

・細かく分けなさいと言うなら袋もいろいろ分けるべきかも。(色別にして)→それをス

ーパーとかもって行って、また次回つかうとかにすると、わかりやすい。

・笠間のゴミ分別は細かすぎるわけでもないのにきちんと分別して出されてないのが不

思議

・粗大ゴミの回収もして欲しい。

-72-

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■ごみの出し方

・庭木、60cm位に切って束ねて出せるように(袋に入れない)して下さい

・乾電池やスプレー缶はもっと気軽にごみに出せるようにしてほしい。

・ゴミ袋への名前の記入を必ずすることで減量につながるのかも

・現在のゴミ袋に氏名を書く事になっているが、書いてなくとも運んでくれると思って

いる人がいる。書かない人に出し方が悪いように感じる。

・道路(歩道)にゴミを出している家がある。遠くまで出しに行っているのに、家の前

(駅近くの方)にゴミを出し回収してくれるなら集積所を作らないか、全市民が集積

所に持っていくかのどちらかにしてほしい。不公平すぎる、ぜひ改善してほしい!

・コンテナは持ちづらいから袋の方がいいです。

・ペットボトル 透明45l袋でもよいと変更を希望する。(3色コンテナに入れないで)

・牛乳パック発泡トレイ コンビニ袋でもよいと変更を希望する(3色コンテナに入れ

ないで)集積所へ出しても可となる。

・スーパーなど回収箱があるがなかなか持って行けない。トレイパックで半分をしめる。

各種の●●がほとんど目を通さない人が多いと耳にしている。無駄が多い。

・かん、びんなど大きな BOX ポストにすぐすてられる物を設置した方が便利だと思う。

県内には何カ所かある。手間がはぶけて非常に便利だと思った。

■ごみ処理体制

・笠間地区と友部、岩間地区に区分していますが、相互に利用できないのでしょうか。

過去からの流れならば見直してはいかがでしょうか。(持ち込みが不自由なので。)

■ごみ袋

・ごみ袋が破れやすい。

・ゴミ袋が固い物にあたるとやぶれやすいのがこまります。

・袋がやぶれやすい。(2枚重ねに使わざるおえない時がある)雑木など用の少し丈夫な

袋か束ねても大丈夫な方法はないのでしょうか。

・もう少しごみ袋が、やぶけてしまわないものはないものか

・今のごみ袋が強度が弱くすぐ破れるので以前の笠間の袋の強度が欲しい。

・ごみ袋大きさ大、小なので中間の大きさがあると良いと思う

・45lでは大きすぎ、20lでは小さすぎてしまうことがあります。30lがあると

無駄なくごみが出せるのにと思うことがあります。

・有料ごみ袋を3種類にして現在の小・大ではなくて(30L)中位の袋のサイズも考

えていただけると大には少なすぎても小では入らない場合、無駄にならない気がする。

-73-

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袋がまだ入る状態だとごみを探していっぱいに捨てたくなる。

・他の県から越してきましたが、そこではスーパーなどでもらえる袋にごみを入れてす

てていたので楽でした。こちらに来てから、袋をいちいち購入しなければいけないの

が負担に感じます。

・ごみ袋を買わなくて良ければ便利だと思う。

・指定袋でなくショッピング袋でも回収してくれるとうれしいです

・可燃ごみ(有料指定袋)が1枚ずつ折られて梱包されるようになった点は、大変取り

出し易く便利になった。有料指定袋の口が開き易くなれば、更に便利になると思う。

・可燃ゴミ袋に氏名欄を無くしても良いんではないですか。

■集積所

・ときどき、カラスに荒らされている所をみかけます。ねことかに集会所の所がないの

で地面にじかにおいているので家の回りはほとんどの所で。そのことは改善してほし

い。カラスやねこに荒されて集収所の人は(近くの)ゴミを片付けをしていると思い

ます。

・カラスに袋をやぶられて困るのでゴミを入れるゴミ箱をつくってほしい。

・ごみ集積所あみ小さいので大きいのが望ましいと思います。

・ごみ置き場がネット等で簡単にあらされないようになっているのは良い事だが、ちゃ

んとした(カギ等のついた物、とびらが閉まる置場)が少ないのではないかと思う。

他地域は「ごみ集収車走行リアルタイム」という物を使用している地域もあるようだ

った。→(集収車が近づいて来るとスマホ等に知らせてくれるサービス)

■ごみの自己搬入日

・ごみの収集場(友部のごみ処理場)の時間が平日しかなく、なかなかごみを捨てに行け

ない。月に一日くらいは休日(土日)もやってくれると助かります。

・可能であれば土曜日は持ち込みゴミを受け入れてほしい。勤めていると、出すのが困難

なものもある。

・笠間地区はエコフロンティアへ持ち込みの場合土曜日しか搬入できないのが不便だ。毎

日とは云わないが、平日の1日位は持ち込みできた方が便利だと思う。

■ごみの資源化

・子供会の方へも提出できれば良いのですが?

・ゆかいふれあいセンターのリサイクルコーナーを復活させてほしい。

・木の枝、落葉など有効活用できないか。

-74-

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・庭木の落葉、せん定枝、雑草など堆肥化したい。家庭では場所等の確保が難しい。地域

でまとめて堆肥化してはどうか。

・資源ごみ等を店、販売に持っていけば、常時処分できるし、ポイントがたまって商品

と交換できたりする。市に出すと日付は決められてるし、何の得になるのか分からな

い。

・ペットボトルなどの集積所が近くにないため、スーパーに持って行ってしまう。缶や

びんの様に出せればいいのにと、日々思っている。

・スーパー等に回収場所を作れば、回収作業も少なくなりもっと分別して出せると思う。

有料処理券が必要なものはサービスカウンター等で受付てからでないとダメにする

とよいのではないでしょうか。また専用カードなどを作りポイントを付与するなども

よいと思います。

・トレイを洗うのにちょっと考えてしまいます。牛乳やペットボトルは水でよくすすげ

ば大丈夫ですが、洗剤を使って洗って水を汚している気がするので。

・リサイクル出来ない物も色々あるのでその方法も知りたい。

・減量化は無理な事で増えて行くと思う。その中でリサイクル出きるゴミはリサイクル

する。店の商品を見ると分かると思います。だいたいの品がパックされています。

■生ごみ処理

・田んぼや畑の多い地域なので生ゴミはなるべく自宅で処理するよう心がけています。

・生ゴミ処理を考えてほしい。回収日を設けて推肥化。

・生ゴミのコンポストについて庭先におくので冬場は虫の発生が少ないので活用しやす

いのですが夏場は防虫剤が必要になるので燃えるゴミとして出すことが多いです。

・生ゴミ処理の機械をもっと安く買うことができれば使いたい。畑も家のすみにあるの

で、生ゴミをいつもコンポストに入れられない。市の方にもう少し補助してもらえれ

ばと思います。

・密集してる住宅地でコンポスターは近所迷惑です。安価で軒下で臭いの出ない物を開

発して下さい。

・生ゴミを捨てる場所がない為、処理機を使っている。助成をお願いしたい(生ゴミ処

理機)ただ、電気を使うので、環境に良いのかは、疑問である。不勉強で、良く分か

らないが、ゴミを燃やさないで、処分することは現実的でないのか?ゴミを燃やす国

は少ないはず。

・生ゴミの別途リサイクルを検討して下さい。

-75-

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・生ゴミの処理機購入の保証金や貸し出しなど、市民の負担軽減をしていただきたい。

・生ごみをたい肥にしていますが、いのししが多くて最近はあらされてばかり畑に埋め

られていません。家の回りは田畑が多いのですが、猪をどうにかしてもらわないと、

たい肥にも出来ません。そのため、ゴミを出す量が多くなっています。

・生ゴミを堆肥造りに利用したいと思うがやり方が良く分からない。

■不法投棄対策

・幹線道路以外及び高速道の脇道に不法投棄が見られるが、これが回収の取り組み及び

不法投棄処理警告の場示、不法投棄禁止について一層の取組みをして欲しい。

■有料化

・せまいゴミ置き場に大家族(3世帯~4世帯)の人が大量のごみを出す。ごみ袋をも

っと値上げしてもよい。北九州などでは10枚入り600円~する。

■広報・啓発・情報提供

・ほかの市町村の取組事例等を紹介してほしい広報が不足している

・写真付きのごみの分け方マニュアル Book を作って!!

・ごみの出し方、分け方ポスターを、配布してほしい。(古くなってしまった為)

・小学生の子供に教えられたこともありました。親子で、ゴミ問題に取り組めました。

・義務教育期間からの意識付け、及び家庭における意識付けが必要であると思います。

私は昭和20年代の生まれですが、今日権利、自由は大いに結構ですが、義務意識が

欠落しています。

・この問題に関して、よその国ではどんな風にしているのか情報がほしい。現状ままで

いいのか進化すべき将来このままで良いと思わない。

・地区別(区単位)の分別状況を定期広報(清潔で美しい街)に載せる。良い点要改良

要●点。

・NO95で初めて1人当りのごみ量が発表されたが目標値を出す決める(言葉ではな

く写真で現状を知らせる)(県でも設定している)(同様にリサイクル率も)こどもエ

コクッキングで使用された物を参考に添付します

■その他

・庭でごみを燃やせるようになればいいと思うので、消防と連携して許可書を作って欲

しい!

・紙などを畑や田で処理することを認めて欲しい(家庭から出る量は多くはないので。)

・ゴミを敷地内で燃している住民が多く、ビニール臭く、広報誌等でそのようなことは

行わないように徹底してほしい。

-76-

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・電化製品の廃棄処分が非常大変ですのでもう少し簡素化できないでしょうか。

・このままでいいです。

・現在のままでほぼ満足です。

-77-

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2.事業者意識調査

(1)事業者意識調査の概要

ア.調査の目的

本市では、ごみや生活排水の処理について、今後10年間を見据えた「一般廃

棄物処理基本計画」の策定を進めています。

この調査は、一般廃棄物処理基本計画の策定にあたり、市内の事業所における 廃

棄物(事業系一般廃棄物)処理の現状を把握し、本計画に反映させる基礎資料と

することを目的として実施しました。

イ.調査対象及び調査方法

この調査は、市内の事業者の方々から無作為に抽出した 200 社を対象に、郵送

により配布・回収を行いました。

ウ.調査期間

平成 28 年 11 月 8 日 ~ 平成 28 年 11 月 30 日

エ.回収結果

対象者 回収数 回収率

事業所 93事業所 46.5%

(2)調査結果の概要

ア.ごみの出し方

住まいを兼ねている約 70%の事業所で事業系ごみと家庭系ごみを分けてだし

ています。

イ.ごみの排出量

排出量を把握している事業所が約 70%、把握していない事業所が約 20%あり

ました。

ウ.減量化・リサイクルの取り組み

事業活動に伴って排出されるごみや資源物のうち、生ごみ・厨芥ごみ、OA 用

紙、コピー用紙、発泡スチロール、プラスチックは廃棄物として処理されている

割合が多いとなっています。

80%以上の事業所が日ごろからリサイクルに取り組んでいます。

社内でのリサイクルの取り組みとして、資源物の分別徹底、缶・ペットボトル

などの資源物回収箱の設置など多く行われています。

ごみ減量やリサイクルに取り組んでいくうえでの問題点としては、手間・労

力・費用がかかるという回答が多くありました。

-78-

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エ.ごみの分別・リサイクルに関する情報源について

市民意識調査と同様、ごみの分け方・出し方ポスター、広報笠間、ごみ処理ハ

ンドブックが情報源となっています。

オ.ごみ処理費用について

約 80%の事業所が理解しているものと考えられます。一方、約 20%の事業者

が負担に感じています。

-79-

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(3)調査結果

<回答者の属性>

問1 貴事業所はどの業種(産業分類)に該当しますか。

【結果】 アンケートはほぼすべての業種からいただきました。業種をみると、製造業 19%、

卸売業・小売業 19%、建設業 16%、サービス業 13%、宿泊業・飲食サービス 7%

からの回答が多くなっています。

農業、林業, 2.2% 漁業, 0.0%

鉱業、採石砂利取業,

2.2%

建設業, 16.1%

製造業, 19.4%

電気・ガス熱供給水道

業,2.2%

情報通信業, 0.0

運輸業、郵便, 4.3%

卸売業、小売業,

19.4%

金融業、保険業, 1.1%

不動産業、物品賃貸

業, 2.2%

学術研究、専門・技術

サービス業, 0.0

宿泊業、飲食サービ

ス, 6.5%

生活関連サービス業、

娯楽業, 1.1%

教育、学習支援業,

2.2%

医療、福祉, 3.2%

複合サービス業, 1.1%

サービス業(他に分類

されないもの), 12.9%

公務(他に分類される

ものを除く), 1.1%

その他, 1.1%

無回答, 2.2%

-80-

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問2 貴事業所の形態はどれに該当しますか。

【結果】 事業所の形態でみると、事務所・営業所 28%、工場・作業所 28%、販売店・

店舗 18%からの回答が多くなっています。

問3 従業員は何人ですか(非正規従業員を含みます)。 ※アンケート回答時点

【結果】 従業員数をみると、4人以下が 19%、5~9 人が 22%、10~19 人が 23%、20

~29 人が 10%、30~49 人が 11%であり、50 人未満の事業所からの回答が多くな

っています。

4人以下, 19.4%

5~9人, 21.5%

10~19人, 22.6%

20~29人, 9.7%

30~49人, 10.8%

50~99人, 6.5%

100 ~199 人,

6.5%

200 ~299 人,

1.1%

300 人以上, 0.0% 無回答, 2.2%

販売店、店舗,

18.3%

飲食店, 3.2%

事務所、営業所,

28.0%工場、作業所,

28.0%

倉庫、配送セン

ター, 3.2%

ホテル、旅館,

2.2%

学校、保育園、

幼稚園、学習施

設, 2.2%

病院、医療機関,

3.2%

美容院、理容店,

0.0% 映画館、劇場、

会館、娯楽施設, 1.1%

その他, 7.5%

無回答, 3.2%

その他

・ゴルフ場

・観光関係

・旅館業

・事務所・工場

-81-

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問4 貴事業所の所在地はどこですか。

【結果】 笠間地区 50%、友部地区 31%、岩間地区 18%となっています。

笠間地区, 49.5%

友部地区, 31.2%

岩間地区, 18.3%

無回答, 1.1%

-82-

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1 ごみの出し方

問5 貴事業所は 、経営者や従業員のお住まいを兼ねていますか。

【結果】 住居を兼ねているが 27%、兼ねていないが 73%であり、約3割の事業所が経

営者や従業員の住居を兼ねています。

問6 お住まいを兼ねている場合、 事業系ごみと家庭系ごみを分けて排出していますか。

【結果】 住居を兼ねている場合、事業系ごみと家庭系ごみを分けて出しているのが 68%、

一緒に出しているのが 32%でした。

分けて排出して

いる, 68.0%

分けずに一緒に

排出している, 32.0%

兼ねている,

26.9%

兼ねていない,

73.1%

-83-

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2 ごみの排出量

問7 事業系一般廃棄物(※)の排出量はどの程度ですか。

※事業系一般廃棄物:事業活動に伴って発生するごみのうち、産業廃棄物以外のごみ

【結果】 排出量を把握している事業所が 71%、把握していない事業所が 20%との結果

となりました。

排出量は、年間量で把握している事業所で平均 130t(0~1,800t)、日量 45

リットルごみ袋で回答した事業所で 3 袋(1~10 袋)、日量 20 リットルごみ袋で

回答した事業所で 1 袋(0.1~2 袋)です。

平均 最小 最大

年間_トン 129.54 0 1,800

日量45リットルごみ袋_袋程度 3.07 1 10

日量20リットルごみ袋_袋程度 0.88 0.1 2

年間●●トン,

20.4%

日量45リットルご

み袋●●袋程度, 34.4%

日量20リットルご

み袋●●袋程度, 16.1%

把握していない,

20.4%

無回答, 8.6%

-84-

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3 減量化・リサイクルの取り組み

問8 貴事業所では、事業活動に伴い発生するごみや資源物をどのよう処理していますか。

【結果】 廃棄物として処理している割合が高いのは、生ごみ・厨芥ごみ 63%、OA用紙・

コピー用紙 55%、可燃ごみ 71%、発泡スチロール 50%、プラスチック類 55%で

ある。一方、資源化している割合が高いのは、新聞・チラシ 39%、雑誌 43%、ダ

ンボール 56%、びん 45%、缶 45%ペットボトル 45%です。

8.6

11.8

8.6

10.8

12.9

9.7

8.6

9.7

9.7

16.1

6.5

7.5

10.8

8.6

15.1

19.4

30.1

4.3

5.4

6.5

3.2

3.2

3.2

1.1

3.2

3.2

4.3

7.5

7.5

6.5

7.5

3.2

5.4

4.3

50.5

22.6

32.3

40.9

30.1

15.1

17.2

18.3

30.1

50.5

24.7

23.7

31.2

21.5

31.2

30.1

14

3.2

5.4

2.2

4.3

6.5

3.2

4.3

4.3

2.2

3.2

7.5

5.4

7.5

3.2

3.2

8.6

14

4.3

1.1

2.2

6.5

4.3

2.2

2.2

2.2

2.2

2.2

2.2

2.2

1.1

2.2

0

2.2

1.1

3.2

1.1

1.1

2.2

2.2

2.2

2.2

4.3

1.1

1.1

14

14

1.1

16.1

3.2

0

2.2

15.1

37.6

26.9

3.2

6.5

17.2

15.1

1.1

5.4

8.6

10.8

9.7

11.8

10.8

20.4

15.1

18.3

1.1

3.2

6.5

2.2

4.3

7.5

5.4

4.3

4.3

1.1

1.1

1.1

2.2

2.2

4.3

4.3

3.2

9.7

10.8

14

8.6

20.4

8.6

9.7

7.5

8.6

9.7

4.3

5.4

12.9

4.3

10.8

6.5

10.8

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

ア 生ごみ・厨芥ごみ

イ 木くず・剪定枝

ウ 草

エ OA用紙・コピー用紙

オ 機密文書

カ 新聞・チラシ

キ 雑誌

ク ダンボール

ケ 雑紙・その他の紙類

コ 可燃ごみ

サ びん

シ 缶

ス 不燃ごみ

セ ペットボトル

ソ 発泡スチロール

タ プラスチック類

チ 粗大ごみ

自ら廃棄物処理施設に搬入している 自ら民間の廃棄物処理施設に搬入している

収集運搬業者にごみとして出している 収集運搬業者に資源物として出している

リサイクル業者に売却している リサイクル業者に料金を支払って処理を依頼している

自らリサイクルしている 納入業者や販売業者が引き取っている

発生しない 分からない・その他

無回答

-85-

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問9 貴事業所は、日頃からごみの減量やリサイクルに取り組んでいますか。

【結果】 積極的に取り組んでいる 29%、ある程度取り組んでいる 55%であり、取組ん

でいるが 84%でる。一方、あまり取り組んでいない 12%、取り組んでいない 3%

であり、取り組んでいないが 15%である。

積極的に取り組

んでいる, 29.0%

ある程度取り組

んでいる, 54.8%

あまり取り組んで

いない, 11.8%

取り組んでいな

い, 3.2%

無回答, 1.1%

-86-

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問 10 貴事業所では、どのようなごみ減量・リサイクルの取組みを行っていますか。

【結果】 ① 社員・従業員などに対する内部的取組

ごみ・資源物の分別徹底 80%、紙類やびん・缶・ペットボトルなどの資源物回

収箱設置 67%、ペーパーレス化やOA用紙の裏面利用など、紙ごみの排出抑制

53%が多い。一方、紙コップや割り箸などの使い捨て製品の削減 19%、納入業者

などに包装の簡素化や通い箱の使用を依頼 13%、ごみ減量化に関する計画の策定

や数値目標の設定 12%、ごみ減量・リサイクルに取り組む専門部署・組織や担当

者の設置 8.6%が少ない。

ごみ・資源物の分別徹底

紙類やびん・缶,ペットボトルなどの資源物回収箱設置

ペーパーレス化やOA用紙の裏面利用など,紙ごみの排

出抑制

再生紙など環境負荷の少ない物品や原材料を優先購入

紙コップや割り箸などの使い捨て製品の削減

納入業者などに包装の簡素化や通い箱の使用を依頼

ごみ減量化に関する計画の策定や数値目標の設定

ごみ減量・リサイクルに取り組む専門部署・組織や担当者

の設置

その他

無回答

0% 20% 40% 60% 80% 100%

割合

その他

・EA21(エコアクション 21)に準じる

-87-

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② 顧客に対する取組

顧客に対する取り組みは、「簡易包装や包装材の計量化の実施」、「製造・販売し

た製品などが不要となった場合の引取り」などが行われています。なお、回答し

た事業所は販売店・店舗、飲食店など一部であるため、割合は低くなっています。

9.7%

7.5%

6.5%

5.4%

2.2%

1.1%

1.1%

0.0

4.3%

69.9%

簡易包装や包装材の軽量化の実施

製造・販売した製品などが不要となった場合の引取

食品トレイや牛乳パック,ペットボトル,電池などの回

収ボックス設置

紙コップや割り箸などの使い捨て製品の使用削減

下取りサービスの充実

レジ袋を辞退した方への値引きやポイント付与

詰め替え製品やリサイクルしやすいの製品の積極的

な製造・販売

レジ袋有料化の実施

その他

無回答

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

割合

その他

・分別回収箱設置(上記①-2)

-88-

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問 11 貴事業所がごみ減量やリサイクルに取り組む主な理由は何ですか。

【結果】 地球環境などへの配慮 68%、企業として社会的責任を果たすため 66%、コス

ト削減に繋がるため 46%が多くなっている。

67.7%

65.6%

46.2%

21.5%

8.6%

6.5%

6.5%

2.2%

1.1%

6.5%

地球環境などへの配慮

企業としての社会的責任を果たすため

コスト削減につながるため

企業やグループで取り組んでいるため

法律や行政側から求められているため

業界全体で取り組んでいるため

ISO 14001などの環境マネジメントシステム認証

取得のため

宣伝やイメージアップにつながるため

その他

無回答

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

割合

-89-

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問 12 貴事業所がごみ減量やリサイクルに取り組んでいくうえでの主な問題点は何ですか。

【結果】 ごみ減量や分別・リサイクルには手間・労力・費用がかかる 41%、ごみを減量

化した分だけ、経費が削減できる仕組みになっていない 20%、一般廃棄物と産業

廃棄物の区分など、事業系ごみのことがよくわからない 11%、資源物を保管して

おく場所がない 11%の回答が多かった。一方、問題は特にないが 23%であった。

40.9%

20.4%

10.8%

10.8%

9.7%

7.5%

6.5%

4.3%

2.2%

0.0

5.4%

22.6%

5.4%

ごみ減量や分別・リサイクルには手間・労力・費用がかか

ごみを減らした分だけ,経費が削減できる仕組みになって

いない

一般廃棄物と産業廃棄物の区分など,事業系ごみのこと

がよくわからない

資源物を保管しておく場所がない

機密書類などが多く,リサイクルが難しい

ごみの発生量が少ない,リサイクルするごみが出ない

従業員に分別の徹底を図るのが難しい

ごみ減量やリサイクルの方法がわからない

引渡し先・処理業者などがわからない

ごみ減量やリサイクルする必要性を感じない

その他

問題は特にない

無回答

0% 10% 20% 30% 40% 50%

割合

その他

・笠間市で一般廃棄物として処理していただけないため産廃として処理している

・リサイクルする業者がない(ゴミでなく再利用していく)事業所内で分別しても回収してくれる場所が

ない回収してくれる場所を見つけてもバラバラの回収になるので「これはあっちへ、これはこっちへ」

とあちこちに運ばなくてはならない

・リサイクルの意識が低い

・FC本部が送ってくる商品原材料の量と付随するので大幅な削減が困難

-90-

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問 13 今後、ごみ減量やリサイクルを更に進めるためには、行政側がどのような施策・取

組みを行うことが必要だと思いますか。

【結果】 ごみ処理業者やリサイクルに関する情報提供の充実 62%、ごみ減量やリサイク

ルの方法を示したマニュアル配布 32%、ごみ減量やリサイクル手法、先進事例の

紹介 25%、ごみ減量に努めている事業者に対する優遇措置 25%、法律や条例など

に関する情報提供の充実 23%、事業者が古紙や厨芥ごみなどを持ち込みできるリ

サイクル拠点の整備 22%の回答が多かった。

62.4%

32.3%

24.7%

24.7%

22.6%

21.5%

14.0%

7.5%

2.2%

3.2%

2.2%

6.5%

ごみ処理業者やリサイクルに関する情報提供の充実

ごみ減量やリサイクルの方法を示したマニュア配布

ごみ減量やリサイクル手法,先進事例の紹介

ごみ減量に努めている事業者に対する優遇措置

法律や条例などに関する情報提供の充実

事業者が古紙や厨芥ごみなどを持ち込みできるリサイク

ル拠点の整備

ごみ処理手数料の適正化による減量・リサイクルへの誘

事業者と行政が意見交換できる場(意見交換会・懇話会

など)の設置

事業者に対する指導や監視体制の強化

廃棄物処理施設(エコフロンティアかさま,環境センター)

への古紙などの受入停止

その他

無回答

0% 20% 40% 60% 80%

割合

-91-

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4 ごみの分別・リサイクルに関する情報源について

問 14 ごみの分別や出し方、リサイクルに関する情報は、どこで得ていますか。

【結果】 ごみの分け方・出し方ポスター53%、広報かさま 27%、ごみ処理ハンドブック

25%、笠間市ホームページ 18%、新聞・雑誌・インターネット 18%の回答が多か

った。

52.7%

26.9%

24.7%

18.3%

18.3%

10.8%

8.6%

3.2%

3.2%

4.3%

ごみの分け方・出し方ポスター(市発行)

広報かさま(市報又はお知らせ版)

ごみ処理ハンドブック(市発行)

笠間市公式ホームページ

新聞・雑誌・インターネットなど

社内の人に聞く

市役所に直接問合せる

情報を得る手段がない

その他

無回答

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

割合

その他

・笠間市環境組合へ問合せ

・ゴミ処理業者より

・組合や同業者から

-92-

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問 15 市が行うごみの分別や出し方、リサイクルに関する情報提供は、どの方法を 充実

させるべきだと思いますか。

【結果】 ごみの分け方・出し方ポスター54%、ごみ処理ハンドブック 38%、広報かさま

37%、笠間市ホームページ 34%、事業者向け説明会 20%の回答が多くありました。

53.8%

37.6%

36.6%

34.4%

20.4%

15.1%

12.9%

2.2%

6.5%

ごみの分け方・出し方ポスター(市発行)

ごみ処理ハンドブック(市発行)

広報かさま(市報又はお知らせ版)

笠間市公式ホームページ

事業者向け説明会

ポスターによる広報

イベント・キャンペーン

その他

無回答

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

割合

-93-

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5 ごみ処理費用について

問 16 事業系一般廃棄物の処理にかかる費用はどの程度ですか。

【結果】 把握しているが 53%、把握していないが 39%でした。

処理費用を把握している事業所の年間費用は平均で 785,000 円(1,500~

12,000,000 円)でした。

把握している,

52.7%把握していない,

38.7%

無回答, 8.6%

-94-

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問 17 貴事業所は、ごみ処理手数料(ごみ処理経費の負担) について、どのように感じて

いますか。

【結果】 全く負担に感じていない 3%、あまり負担に感じていない 16%、ごみ減量やリ

サイクルのためなので負担感は許容範囲である 38%であり、負担に感じるがごみ

減量やリサイクルを進めるためにやむを得なない 19%、もう少し値上げをしても

よい 1%を合わせると、77%の事業所が理解しているものと考えられます。一方、

少し負担に感じている 10%、かなり負担に感じているが 8%であり、18%の事業

者が負担に感じています。

全く負担に感じて

いない, 3.2%

あまり負担に感じ

ていない, 16.1%

ごみ減量やリサ

イクルのためな

ので,負担感は

許容範囲である,

37.6%

負担に感じてい

るが,ごみ減量

やリサイクルを進

めるためにやむ

を得ない, 19.4%

少し負担に感じて

いる, 9.7%

かなり負担に感じ

ている, 7.5%

ごみ減量化やリ

サイクルにつな

がるのであれば,

もう少し値上げし

てもよい, 1.1%

その他, 3.2%

無回答, 2.2%

-95-

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【自由意見】

・リサイクルは本当にされているのか?

・事業所のゴミはエコフロンティアへ運んでも厳しくてなかなか捨てられない。そのわ

りにはリサイクル回収が進んでいない。ネットでみるとリサイクルできそうなものも

リサイクルされていないのに本当のゴミもなかなか捨てられず困っている。個人と事

業所の回収方法は違うものと考えてほしい。

・リサイクルはコストがかかり負担になる

・市が問題に対し、正面から取り組んでいる姿勢自体が素晴らしいと思います。

・私たちの職場は家庭ごみの回収場所には出しませんがただゴミを出すというのではな

く出す前にゴミ出しのルールをもう一度見直し、改める必要があると思います。また、

いつもきれに出している所やその他、表彰に値する地区などあったら HP や広報など

でとりあげる形をとったらと思います。笠間市の一住民として思いました。笠間市を

きれいな住み良い町にと思う気持ちからです。

・笠間市は事業系一般廃棄物の収集運搬及び、処分業者が少なく苦労しております。持

ち込みではなく収集から対応できる業者が増えると助かります。

・どのような物がリサイクルされているかわかりやすく、ポスターなどで人の多く集ま

る場所に貼ってほしい。先日コーヒー豆のかすで作った服を買いました。暖かいです。

・排出者責任の明瞭化→段階的懲罰システムの導入・グリーンカード・イエローカード・

レッドカード→レッドカードは公式ホームページ等へ掲載をする

・リサイクルの徹底アピール

-96-

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第5節 ごみ処理の課題

1.処理体制

ごみ処理は笠間地区と友部・岩間地区の2体制に分けて処理しています。友部・岩

間地区のごみを処理している笠間・水戸環境組合は、平成 32 年に組合を構成する水

戸市が脱退することから、今後の組織体制及びごみ処理体制の見直しを進めており、

併せて、本市における今後の処理体制の統一化についての検討が急務となっています。

2.ごみの減量化、再資源化

ごみ排出量は減少傾向ですが、茨城県の平成 32 年度における目標値には届いてい

ません。新たな目標を設定し、より一層のごみの減量化、再資源化を推進する必要が

あります。

3.収集・運搬

収集方法(ごみの分別区分、排出方法、排出場所、収集頻度)が笠間地区と、友部

地区・岩間地区で異なっています。市民サービス、ごみ処理の効率化の観点から、ご

み処理体制の整備に合わせ、収集方法を統一することが望ましいといえます。

4.中間処理

現在、2体制でごみを処理していますが、笠間地区のごみを処理しているエコフロ

ンティアかさまの溶融処理施設は平成 17 年度の開業から概ね 20 年程度で終了する予

定です。また、友部地区・岩間地区のごみを処理している笠間・水戸環境組合は、平

成 31 年度末で解散する方向で協議が進められています。

笠間・水戸環境組合の環境センター(焼却施設、粗大ごみ処理施設、不燃物処理施

設)は、稼働後 24 年経過しており、今後長期間使用する場合は、大規模な改修工事

等が必要になる可能性があります。

以上のことから、今後のごみ処理体制を踏まえ、施設整備方針を検討する必要があ

ります。

5.最終処分

現在、最終処分先としては、笠間地区のエコフロンティアかさまの最終処分場、友

部地区・岩間地区の諏訪クリーンパーク最終処分場があります。

エコフロンティアかさまの最終処分場は残余容量が十分にあります。

諏訪クリーンパークは、第Ⅰ期分の埋立が平成 34 年度で終了する見込みです。そ

の後は第Ⅱ期分(平成 30 年度から平成 34 年度に整備)の埋立を開始する予定です。

今後の処理体制の検討を踏まえ、最終処分場の整備及び活用方法について検討する

必要があります。

-97-

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- 98 -

第4章 生活排水処理の現状と課題

第1節 生活排水処理の現状

1.生活排水処理の状況

(1)生活排水処理体系の状況

平成27年度末現在における本市の生活排水処理体系は、図4.1.1 及び次に示すと

おりです。

し尿は、汲取り便槽から収集されるほか、合併処理浄化槽、単独処理浄化槽、公

共下水道及び農業集落排水施設で処理されています。

生活雑排水は、合併処理浄化槽、公共下水道及び農業集落排水施設で処理されて

いる以外は、未処理で公共用水域に排出されています。

本市の公共下水道は、単独公共下水道事業により、順次整備が進んでおり、友

部・笠間広域公共下水道が平成4年3月31日、岩間公共下水道が平成14年4月1日

から供用開始しています。終末処理施設は2施設あり、笠間地区及び友部地区が浄

化センターともべ、岩間地区が浄化センターいわまで処理を行っています。各終末

処理施設では、処理水を涸沼川に放流し、発生汚泥を脱水後、場外搬出しています。

本市の農業集落排水施設は、6地区で稼動開始しています。これらの施設の処理

水はそれぞれ農業用排水路等に放流し、発生汚泥はし尿処理施設で処理しています。

本市の浄化槽は、単独処理浄化槽及び合併処理浄化槽であり、浄化槽の処理水は

排水路等を通して公共用水域に放流しています。

し尿及び浄化槽の清掃汚泥(農業集落排水施設汚泥を含む)は収集され、筑北環

境衛生組合が管理するし尿処理施設(クリーンセンター)及び茨城地方広域事務組

合が管理するし尿処理施設へ搬入して処理を行っています。筑北環境衛生組合し尿

処理施設では、処理水は泉川に放流しており、処理工程から発生する汚泥は、乾燥

後場外搬出または焼却後、場外搬出しています。茨城地方広域事務組合し尿処理施

設では、処理水は涸沼前川に放流しており、処理工程から発生する汚泥は、脱水後

場外搬出しています。

生活排水の適正処理とは、本来、し尿と生活雑排水を同時に処理する「合併処理」

のことです。本市における合併処理は、平成27年度末現在、総人口の62.0%で行わ

れていますが、残りの38.0%は生活雑排水を未処理で公共用水域に排出している状

況です。未処理で公共用水域に排出される生活雑排水は、水環境の汚染原因として

クローズアップされており、公共下水道、農業集落排水施設及び合併処理浄化槽の

整備が一層望まれる状況です。

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- 99 -

図4.1.1 現在の生活排水処理体系

生活排水

し尿 生活雑排水

汲取り便槽

し尿処理施設 終末処理施設

(処理水)

(乾燥汚泥)

(焼却灰)

(脱水汚泥) (処理水) (処理水) (脱水汚泥)

河川等放流 場外搬出 河川 河川 場外搬出

(収集車)

(し尿) (清掃汚泥) (清掃汚泥)

(処理水) (収集車) (管渠等)

(下 水)

単独処理

浄化槽

合併処理

浄化槽

農業集落

排水施設 公共下水道

未処理排水

29,563人

生活排水処理率:62.0%

水 洗 化 率:74.9%

衛 生 処 理 率:100%

(発生汚泥)

77,815人

19,512人 10,051人 14,088人 6,336人 27,828人

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- 100 -

(2)行政区域内人口(計画処理区域内人口)と生活排水処理形態別人口

ア.行政区域内人口

過去10年間(平成18~27年度、各年度末現在)の行政区域内人口は、表4.1.1

に示すとおりです。行政区域内人口は微減しており、平成27年度で77,815人です。

表4.1.1 行政区域内人口(平成18~27年度、各年度末現在)

イ.生活排水処理形態別人口

過去5年間(平成23~27年度、各年度末現在)の処理形態別人口は、表4.1.2

及び図4.1.2 に示すとおりです。

(ア)合併処理浄化槽人口

合併処理浄化槽人口は増加しており、平成27年度で14,088人です。

(イ)下水道人口

公共下水道は平成4年3月31日及び平成14年4月1日に一部供用開始し、

処理人口が整備区域の拡大に併せて増加しており、平成27年度で27,828人で

す。

(ウ)農業集落排水施設人口

農業集落排水施設は6地区で稼動開始し、処理人口が平成27年度で 6,336

人です。

(エ)単独処理浄化槽人口

単独処理浄化槽人口は減少しており、平成27年度で10,051人です。

(オ)し尿収集人口

し尿収集人口は減少しており、平成27年度で19,512人です。

平成18 19 20 21 22 23 24 25 26 27

82,207 82,030 81,591 80,981 80,512 79,782 79,161 78,710 78,344 77,815

単位:人

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- 101 -

表4.1.2 生活排水処理形態別人口の実績

図4.1.2 生活排水処理形態別人口の実績

(各年度末現在)

平成23 24 25 26 27

1.計画処理区域内人口 (人) 79,782 79,161 78,710 78,344 77,815

2.水洗化・生活雑排水処理人口 (人) 44,505 45,813 46,254 46,155 48,252

(1)コミュニティプラント人口 (人) 0 0 0 0 0

(2)合併処理浄化槽人口 (人) 12,367 13,240 13,571 12,848 14,088

(3)下水道人口 (人) 26,517 26,954 26,761 27,117 27,828

(4)農業集落排水施設人口 (人) 5,621 5,619 5,922 6,190 6,336

(人) 11,923 11,277 10,871 10,513 10,051

4.非水洗化人口 (人) 23,354 22,071 21,585 21,676 19,512

(1)し尿収集人口 (人) 23,354 22,071 21,585 21,676 19,512

(2)自家処理人口 (人) 0 0 0 0 0

5.計画処理区域外人口 (人) 0 0 0 0 0

平成23 24 25 26 27

生活排水処理率 (%) 55.8 57.9 58.8 58.9 62.0

水洗化率 (%) 70.7 72.1 72.6 72.3 74.9

注)生活排水処理率(%):水洗化・生活雑排水処理人口/計画処理区域内人口×100

  水洗化率(%):(水洗化・生活雑排水処理人口+水洗化・生活雑排水未処理人口)/計画処理区域内人口×100

年 度

3.水洗化・生活雑排水未処理人口  (単独処理浄化槽人口)

年 度

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

80,000

90,000

平成23 24 25 26 27

人口

年 度

し尿収集 単独 合併 下水道 農集

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- 102 -

2. し尿及び浄化槽汚泥の収集

(1)し尿及び浄化槽汚泥の排出状況

過去5年間(平成23~27年度)の年間収集実績は表4.1.3 及び図4.1.3 、過去3

年間(平成25~27年度)の月別収集実績は表4.1.4 及び図4.1.4 ~図4.1.5 に示す

とおりです。

年度別の総収集量はほぼ横ばい傾向です。平成 27年度において総収集量は

23,706.5kL/年(64.8kL/日)であり、その内訳はし尿収集量が 3,252.2kL/年、

浄化槽汚泥収集量が20,454.3kL/年となっています。

年度別のし尿収集量は減少傾向を示しているのに対して、浄化槽汚泥収集量はほ

ぼ横ばいです。総収集量に占める浄化槽汚泥の混入率が年々増加しており、平成27

年度で86.3%に達しています。

月別搬入量を変動係数(年間平均搬入量に対する月間平均搬入量の割合、1.00が

平均値)としてみると、平成25年度は0.88(8月)~1.17(3月)、平成26年度は

0.85(11月)~1.18(3月)、平成27年度は0.86(8月)~1.16(6月)となって

います。年によってばらつきがみられますが、8月の収集量が少なく、3月の収集

量が多いという傾向がみられます。

表4.1.3 し尿及び浄化槽汚泥の年間収集実績

浄 化 槽 汚 泥

搬 入 量 混入率

kL/年 kL/年 kL/年 % kL/日 %

平成 23 25,403.0 4,932.0 20,471.0 80.6 69.4 69.4 -

24 23,592.0 4,554.0 19,038.0 80.7 64.6 64.6 -

25 23,748.2 4,208.5 19,539.7 82.3 65.1 65.1 0.88 ~ 1.17

26 23,876.4 3,756.3 20,120.1 84.3 65.4 65.4 0.85 ~ 1.18

27 23,706.5 3,252.2 20,454.3 86.3 64.8 64.8 0.86 ~ 1.16

注)平成23、27年度の年間日平均搬入量は、うるう年のため366日で除して算出している。

搬入率

年間日平均

変動係数年度 総搬入量 し尿搬入量 搬入量

搬 入 量

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- 103 -

図4.1.3 し尿及び浄化槽汚泥収集量の推移

4,932.0 4,554.0 4,208.5 3,756.3 3,252.2

20,471.019,038.0 19,539.7 20,120.1 20,454.3

25,403.0

23,592.0 23,748.2 23,876.4 23,706.5

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

23 24 25 26 27

収集

量(

kL/

年)

年 度

し尿量 浄化槽汚泥量

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- 104 -

表4.1.4 し尿及び浄化槽汚泥の月別収集実績

変動

係数

kL/月 kL/日 %

25 4 2,067.2 68.9 68.9 1.06

5 2,097.3 67.7 67.7 1.04

6 1,863.7 62.1 62.1 0.95

7 2,126.5 68.6 68.6 1.05

8 1,781.2 57.5 57.5 0.88

9 1,756.0 58.5 58.5 0.90

10 1,965.9 63.4 63.4 0.97

11 1,904.5 63.5 63.5 0.98

12 2,069.3 66.8 66.8 1.03

1 1,978.1 63.8 63.8 0.98

2 1,781.4 63.6 63.6 0.98

3 2,356.9 76.0 76.0 1.17

23,748.0 - - -

1,979.0 * 65.1 65.1 -

26 4 1,975.2 65.8 65.8 1.01

5 2,050.1 66.1 66.1 1.01

6 2,126.6 70.9 70.9 1.08

7 2,169.9 70.0 70.0 1.07

8 1,875.7 60.5 60.5 0.93

9 1,963.8 65.5 65.5 1.00

10 2,000.8 64.5 64.5 0.99

11 1,677.2 55.9 55.9 0.85

12 2,073.6 66.9 66.9 1.02

1 1,754.3 56.6 56.6 0.87

2 1,811.2 64.7 64.7 0.99

3 2,397.9 77.4 77.4 1.18

23,876.3 - - -

1,989.7 * 65.4 65.4 -

27 4 2,083.0 69.4 69.4 1.07

5 1,842.5 59.4 59.4 0.92

6 2,255.6 75.2 75.2 1.16

7 2,097.4 67.7 67.7 1.04

8 1,732.5 55.9 55.9 0.86

9 1,818.5 60.6 60.6 0.94

10 2,020.9 65.2 65.2 1.01

11 1,747.1 58.2 58.2 0.90

12 2,133.6 68.8 68.8 1.06

1 1,733.7 55.9 55.9 0.86

2 1,962.9 67.7 67.7 1.04

3 2,278.4 73.5 73.5 1.13

23,706.0 - - -

1,975.5 * 64.8 64.8 -

*:年間日平均

平均

合計

平均

月間日平均

総収集量年 月 収集量 搬入率

合計

平均

合計

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- 105 -

図4.1.4 月別収集量の推移

収集量(kL/月)

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

収集量(

kL/月)

26年度

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

収集量(

kL/月)

27年度

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

収集

量(kL/月

25年度

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- 106 -

図4.1.5 月変動係数の動向

(2)し尿及び浄化槽汚泥の収集体制

本市におけるし尿及び浄化槽汚泥の収集運搬は、許可業者3社により行われてい

ます。収集車両の種類と台数は表4.1.5 に示すとおりです。

表4.1.5 収集車両の種類と台数

0.00

0.20

0.40

0.60

0.80

1.00

1.20

1.40

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

変動係数

25年度 26年度 27年度

(単位:台)

担当地区・積載量業者名

(株)笠間保全岩間地区・友部地区

1 2 1 1 1 6

(株)博相社 笠間地区 1 1 4 1 2 1 10

(有)茨城友清 友部地区 3 3

合計 1 1 1 9 2 2 1 1 1 19

3.7車 4.5車 5.0車 合計1.8車 2.0車 2.7車 3.0車 3.5車 3.6車

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- 107 -

3.し尿処理施設の状況

(1)筑北環境衛生組合

ア.し尿処理施設の概要

筑北環境衛生組合のし尿処理施設の概要は、表4.1.6 及び図4.1.6 に示すとお

りです。

表4.1.6 施設の概要

施設名称 筑北環境衛生組合 クリーンセンター

施設所管 筑北環境衛生組合

構成市町村:桜川市、笠間市

所在地 〒309-1222 茨城県桜川市長方1245

TEL:0263-82-2147 FAX:0263-82-8779

計画処理能力 100kL/日(し尿:96kL/日、浄化槽汚泥:4kL/日)

処理方式

主 処 理 :標準脱窒素処理方式

高度処理 :凝集沈殿→砂ろ過→活性炭吸着

汚泥処理 :濃縮→脱水(ベルトプレス)→乾燥→焼却

(乾燥汚泥を一部搬出、農業集落排水施設汚泥は直接脱水)

臭気処理 :高濃度臭気;燃焼脱臭

中濃度臭気;酸+アルカリ・次亜塩洗浄→活性炭吸着

低濃度臭気;活性炭吸着

希釈水の種類 地下水

放流先 泉川

し渣処分方法 脱水し、乾燥及び焼却処理後、乾燥汚泥と焼却灰を北茨城市の最終処分場で

処分

汚泥処分方法 乾燥焼却処理後、焼却灰を北茨城市の最終処分場で処分

放流水質

項 目 基準値 計画値

pH 5.8~8.6 5.8~8.6

BOD (㎎/L) 10以下 10以下

COD (㎎/L) - 10以下

SS (㎎/L) 15以下 15以下

T-N (㎎/L) 10以下 10以下

T-P (㎎/L) 1以下 1以下

色度 (度) - 30以下

大腸菌群数 (個/c㎥) 3,000以下 3,000以下

竣工年度 昭和60年度

設計・施工 栗田工業株式会社

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- 108 -

図4.1.6(1) 処理工程図(水処理・汚泥処理)

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- 109 -

図4.1.6(2) 処理工程図(臭気処理)

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- 110 -

イ.施設へのし尿及び浄化槽汚泥の搬入状況

過去5年間(平成23~27年度)の年間搬入実績は表4.1.7 及び図4.1.7 、過去

3年間(平成25~27年度)の月別搬入実績は表4.1.8 及び図4.1.8 ~図4.1.9 に

示すとおりです。

年度別の搬入量はほぼ横ばいです。平成27年度において総搬入量は 26,953

kL/年(73.6kL/日)であり、既存施設の計画処理量100kL/日に対する搬入率

が73.6%となっています。

総搬入量に占める浄化槽汚泥の混入率は上昇傾向にあり、平成27年度は86.7%

です。

月別搬入量を変動係数(年間平均搬入量に対する月間平均搬入量の割合、1.00

が平均値)としてみると、平成25年度は0.87(1月)~1.14(3月)、平成26年

度は0.85(1月)~1.12(7月)、平成27年度は0.79(1月)~1.11(4月)と

なっており、1月の収集量が少ないという傾向がみられます。

表4.1.7 し尿及び浄化槽汚泥の年間搬入実績

浄 化 槽 汚 泥

搬 入 量 混入率

kL/年 kL/年 kL/年 % kL/日 %

平成 23 27,250 5,687 21,563 79.1 74.5 74.5 -

24 26,351 5,178 21,173 80.3 72.2 72.2 -

25 27,119 4,695 22,424 82.7 74.3 74.3 0.87 ~ 1.14

26 27,035 4,129 22,906 84.7 74.1 74.1 0.85 ~ 1.12

27 26,953 3,581 23,372 86.7 73.6 73.6 0.79 ~ 1.11

注)平成23、27年度の年間日平均搬入量は、うるう年のため366日で除して算出している。

搬入率

年間日平均

変動係数年度 総搬入量 し尿搬入量 搬入量

搬 入 量

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- 111 -

図4.1.7 し尿及び浄化槽汚泥搬入量の推移

5,687 5,178 4,695 4,129 3,581

21,56321,173 22,424 22,906 23,372

27,25026,351

27,119 27,035 26,953

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

23 24 25 26 27

搬入

量(

kL/

年)

年 度

し尿量 浄化槽汚泥量

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- 112 -

表4.1.8 し尿及び浄化槽汚泥の月別搬入実績

変動

係数

kL/月 kL/日 %

25 4 2,526 84.2 84.2 1.13

5 2,400 77.4 77.4 1.04

6 2,257 75.2 75.2 1.01

7 2,593 83.7 83.7 1.13

8 2,108 68.0 68.0 0.92

9 2,059 68.6 68.6 0.92

10 2,064 66.6 66.6 0.90

11 2,163 72.1 72.1 0.97

12 2,374 76.6 76.6 1.03

1 2,014 65.0 65.0 0.87

2 1,929 68.9 68.9 0.93

3 2,632 84.9 84.9 1.14

27,119 - - -

2,260 * 74.3 74.3 -

26 4 2,345 78.2 78.2 1.06

5 2,119 68.3 68.3 0.92

6 2,474 82.5 82.5 1.11

7 2,570 82.9 82.9 1.12

8 2,269 73.2 73.2 0.99

9 2,127 70.9 70.9 0.96

10 2,182 70.4 70.4 0.95

11 1,922 64.1 64.1 0.87

12 2,505 80.8 80.8 1.09

1 1,963 63.3 63.3 0.85

2 2,066 73.8 73.8 1.00

3 2,493 80.4 80.4 1.09

27,035 - - -

2,253 * 74.1 74.1 -

27 4 2,459 82.0 82.0 1.11

5 2,214 71.4 71.4 0.97

6 2,457 81.9 81.9 1.11

7 2,466 79.6 79.6 1.08

8 2,047 66.0 66.0 0.90

9 1,863 62.1 62.1 0.84

10 2,301 74.2 74.2 1.01

11 2,094 69.8 69.8 0.95

12 2,500 80.6 80.6 1.10

1 1,794 57.9 57.9 0.79

2 2,220 76.5 76.5 1.04

3 2,539 81.9 81.9 1.11

26,953 - - -

2,246 * 73.6 73.6 -

*:年間日平均

平均

合計

平均

月間日平均

総搬入量年 月 搬入量 搬入率

合計

平均

合計

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- 113 -

図4.1.8 月別搬入量の推移

搬入量(kL/月)

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

搬入量(

kL/月)

26年度

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

搬入量(

kL/月)

27年度

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

搬入

量(kL/月

25年度

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- 114 -

図4.1.9 月変動係数の動向

0.00

0.20

0.40

0.60

0.80

1.00

1.20

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

変動係数

25年度 26年度 27年度

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- 115 -

(2)茨城地方広域環境事務組合

ア.し尿処理施設の概要

茨城地方広域環境事務組合のし尿処理施設の概要は、表4.1.9 及び図4.1.10~

図4.1.11に示すとおりです。

表4.1.9 施設の概要

施設名称

施設所管

所在地

計画処理能力

処理方式

プロセス用水

放流先

し渣処分方法

汚泥処分方法

放流水質

pH 5.8~8.6 5.8~8.6

BOD (㎎/L) 20以下 10以下

COD (㎎/L)   - 20以下

SS (㎎/L) 40以下 5以下

T-N (㎎/L) 60以下 10以下

T-P (㎎/L) 8以下 1以下

色度 (度)   - 30以下

大腸菌群数 (個/cm 3) 3,000以下 3,000以下

竣工年度

設計・施工

涸沼前川(涸沼上流)

余剰濃縮汚泥と混合し、湿式酸化処理

湿式酸化汚泥は脱水後、場外搬出し処分(業者委託)

平成5年度(昭和56年度竣工施設を一部改造利用)

注:放流水質項目の窒素酸化物とは、アンモニア、アンモニウム化合物、亜硝酸化合物及び硝酸化合物の合計である。

(株)新潟鉄工所

基準値(日間平均)

項  目 計画値

主 処 理:標準脱窒素処理

高度処理:凝集沈殿+オゾン酸化+砂ろ過処理

地下水

汚泥処理:湿式酸化処理+脱水

臭気処理:高中濃度臭気 - 生物脱臭(硝化槽に吹き込み)後、低濃度系で処理

     低濃度臭気  - 水洗浄+活性炭吸着脱臭

茨城県東茨城郡茨城町大字馬渡244番地

〒 311-3111  TEL:029-292-0090  FAX:029-292-0444 

152kL/日(し尿:106kL/日、浄化槽汚泥:46kL/日)

茨城地方広域環境事務組合し尿処理施設

茨城地方広域環境事務組合

 組合構成市町:茨城町、水戸市、小美玉市、笠間市(1町3市)

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- 116 -

図4.1.10(1) 処理工程図(水処理)

し尿 浄化槽汚泥

し尿沈砂槽 浄化槽汚泥沈砂槽し尿受入槽 浄化槽汚泥受入槽

浄化槽汚泥前貯留槽し尿前貯留槽

ドラムスクリーン ( ) ドラムスクリーンし渣

汚泥貯留槽へ

分離液槽(貯留槽)

( )凝集沈殿汚泥( ) ( )酸化分離液 返送汚泥( ) 希釈調整槽 ( )雑排水 循環液

( ) 脱 窒 素 槽受水槽オーバーフロー水

硝 化 槽

( ) 二次脱窒素槽メタノール

再 曝 気 槽

沈 殿 槽 ( ) 余剰汚泥

硫酸バンド 汚泥濃縮槽へ( ) 混和槽( ) 凝集槽ポリマ

凝集沈殿槽

オゾン発生装置 ( ) オゾン反応槽 ( )オゾン 排オゾン

希釈水 低濃度臭気脱臭装置へ( )

最終沈殿槽

ろ過原水槽

【 】運転休止中砂ろ過塔(2塔)

逆洗排水槽 処理水槽

( ) 接 触 槽次亜塩素酸ソーダ

放 流

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- 117 -

図4.1.6(2) 処理工程図(臭気処理)

余剰汚泥

汚泥濃縮槽

( )濃縮汚泥

( )し渣

汚泥貯留槽 ( )上澄液

雑排水槽へ

高圧コンプレッサ

昇圧ポンプ(Air)

第1熱交換器

蒸気加熱器

第2熱交換器

反 応 塔

低圧セパレータ

( ) 固液分離槽酸化分離液

酸化液貯留槽

脱 水 機 ( )脱水ろ液

希釈調整槽へ( ) 雑 排 水 槽脱水汚泥

場外搬出

希釈調整槽へ

図 2-2 処理工程図(汚泥処理)

高中濃度臭気 低濃度臭気

( ) 水洗浄塔 ( )洗浄水 洗浄排水硝化槽に吹き込み

雑排水槽へ活性炭吸着塔

大気放散

凡 例(表2-1~2-3共通)

:破砕機

ポンプ移送、自然流下の流れ:RC造水槽 ::ポンプ

コンベヤ移送の流れ::ブロワ

ガスの流れ:鋼構造物/機器 ::ファン

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- 118 -

図4.1.11 施設配置図

イ.施設へのし尿及び浄化槽汚泥の搬入状況

過去5年間(平成23~27年度)の年間搬入実績は表4.1.10及び図4.1.12、過去

3年間(平成25~27年度)の月別搬入実績は表4.1.11及び図4.1.13~図4.1.14に

示すとおりです。

年度別の搬入量はほぼ横ばいです。平成27年度において総搬入量は33,692.5

kL/年(60.6kL/日)であり、既存施設の計画処理量 152kL/日に対する搬入率

が60.6%となっています。

総搬入量に占める浄化槽汚泥の混入率は増加傾向にあり、平成27年度は80.8%

です。

月別搬入量を変動係数(年間平均搬入量に対する月間平均搬入量の割合、1.00

が平均値)としてみると、平成25年度は0.84(9月)~1.29(3月)、平成26年

度は0.84(1月)~1.16(12月)、平成27年度は0.86(9月)~1.18(3月)と

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- 119 -

なっています。年によってばらつきがみられますが、9月の収集量が少なく、3

月の収集量が多いという傾向がみられます。

表4.1.10 し尿及び浄化槽汚泥の年間搬入実績

図4.1.12 し尿及び浄化槽汚泥搬入量の推移

浄 化 槽 汚 泥

搬 入 量 混入率

kL/年 kL/年 kL/年 % kL/日 %

平成 23 35,490.9 9,194.6 26,296.3 74.1 97.0 63.8 -

24 33,498.9 8,305.6 25,193.3 75.2 91.8 60.4 -

25 33,834.9 7,800.5 26,034.4 76.9 92.7 61.0 0.84 ~ 1.29

26 32,581.2 6,936.0 25,645.2 78.7 89.3 58.8 0.84 ~ 1.16

27 33,692.5 6,454.6 27,237.9 80.8 92.1 60.6 0.86 ~ 1.18

注)平成23、27年度の年間日平均搬入量は、うるう年のため366日で除して算出している。

搬入率

年間日平均

変動係数年度 総搬入量 し尿搬入量 搬入量

搬 入 量

9,194.6 8,305.6 7,800.5 6,936.0 6,454.6

26,296.325,193.3 26,034.4

25,645.2 27,237.9

35,490.933,498.9 33,834.9

32,581.233,692.5

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

40,000

23 24 25 26 27

搬入

量(

kL/

年)

年 度

し尿量 浄化槽汚泥量

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- 120 -

表4.1.11 し尿及び浄化槽汚泥の月別搬入実績

浄 化 槽 汚 泥 変動

搬 入 量 混入率 係数

kL/月 kL/月 kL/月 % kL/日 %

25 4 2,882.1 703.7 2,178.4 75.6 96.1 63.2 1.04

5 2,990.4 684.1 2,306.3 77.1 96.5 63.5 1.04

6 2,823.6 631.1 2,192.5 77.6 94.1 61.9 1.02

7 3,023.5 681.2 2,342.3 77.5 97.5 64.1 1.05

8 2,530.4 679.4 1,851.0 73.2 81.6 53.7 0.88

9 2,342.0 567.0 1,775.0 75.8 78.1 51.4 0.84

10 2,720.6 719.8 2,000.8 73.5 87.8 57.8 0.95

11 2,420.7 595.9 1,824.8 75.4 80.7 53.1 0.87

12 3,179.0 863.3 2,315.7 72.8 102.5 67.4 1.11

1 2,451.6 456.6 1,995.0 81.4 79.1 52.0 0.85

2 2,755.6 601.7 2,153.9 78.2 98.4 64.7 1.06

3 3,715.4 616.7 3,098.7 83.4 119.9 78.9 1.29

33,834.9 7,800.5 26,034.4 - - - -

2,819.6 650.0 2,169.5 76.9 * 92.7 61.0 -

26 4 2,642.1 604.7 2,037.4 77.1 88.1 58.0 0.99

5 2,876.8 558.7 2,318.1 80.6 92.8 61.1 1.04

6 2,782.7 608.9 2,173.8 78.1 92.8 61.1 1.04

7 3,144.5 656.1 2,488.4 79.1 101.4 66.7 1.14

8 2,422.7 586.6 1,836.1 75.8 78.2 51.4 0.88

9 2,508.4 519.7 1,988.7 79.3 83.6 55.0 0.94

10 2,572.4 645.6 1,926.8 74.9 83.0 54.6 0.93

11 2,264.6 473.2 1,791.4 79.1 75.5 49.7 0.85

12 3,221.6 829.4 2,392.2 74.3 103.9 68.4 1.16

1 2,322.4 406.5 1,915.9 82.5 74.9 49.3 0.84

2 2,685.2 502.6 2,182.6 81.3 95.9 63.1 1.07

3 3,137.8 544.0 2,593.8 82.7 101.2 66.6 1.13

32,581.2 6,936.0 25,645.2 - - - -

2,715.1 578.0 2,137.1 78.7 * 89.3 58.8 -

27 4 3,022.8 577.6 2,445.2 80.9 100.8 66.3 1.09

5 2,571.8 499.2 2,072.6 80.6 83.0 54.6 0.90

6 3,172.5 589.5 2,583.0 81.4 105.8 69.6 1.15

7 2,935.8 553.3 2,382.5 81.2 94.7 62.3 1.03

8 2,673.1 556.4 2,116.7 79.2 86.2 56.7 0.94

9 2,389.0 537.4 1,851.6 77.5 79.6 52.4 0.86

10 2,693.1 526.5 2,166.6 80.5 86.9 57.2 0.94

11 2,399.2 486.1 1,913.1 79.7 80.0 52.6 0.87

12 3,204.4 760.1 2,444.3 76.3 103.4 68.0 1.12

1 2,468.1 359.6 2,108.5 85.4 79.6 52.4 0.86

2 2,794.5 482.1 2,312.4 82.7 96.4 63.4 1.05

3 3,368.2 526.8 2,841.4 84.4 108.7 71.5 1.18

33,692.5 6,454.6 27,237.9 - - - -

2,807.7 537.9 2,269.8 80.8 * 92.1 60.6 -

*:年間日平均

合計

平均

搬 入 量

総搬入量 し尿搬入量

合計

平均

月間日平均

年 月 搬入量 搬入率

合計

平均

Page 127: 6ë w M+á ë @ #. ö 0£#ì 50 ¥ES ö&O1* Ì i...150 200 250-10 0 10 20 30 40 1 v 2 v 3 v 4 v 5 v 6 v 7 v 8 v 9 v 10 v 11 v 12 v 7F È 5 Iy H Iz ¼ Iy ¥ Iz 7F È5 ¥ q * ¼ ¹

- 121 -

図4.1.13 月別搬入量の推移

搬入量(kL/月)

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

混入

率(

%)

搬入

量(kL/月

26年度

し尿量 浄化槽汚泥量 浄化槽汚泥混入率

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

4,000

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

混入

率(

%)

搬入

量(kL/月

27年度

し尿量 浄化槽汚泥量 浄化槽汚泥混入率

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

4,000

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

混入

率(

%)

搬入

量(kL/

月)

25年度

し尿量 浄化槽汚泥量 浄化槽汚泥混入率

Page 128: 6ë w M+á ë @ #. ö 0£#ì 50 ¥ES ö&O1* Ì i...150 200 250-10 0 10 20 30 40 1 v 2 v 3 v 4 v 5 v 6 v 7 v 8 v 9 v 10 v 11 v 12 v 7F È 5 Iy H Iz ¼ Iy ¥ Iz 7F È5 ¥ q * ¼ ¹

- 122 -

図4.1.14 月変動係数の動向

0.00

0.20

0.40

0.60

0.80

1.00

1.20

1.40

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

変動係数

25年度 26年度 27年度

Page 129: 6ë w M+á ë @ #. ö 0£#ì 50 ¥ES ö&O1* Ì i...150 200 250-10 0 10 20 30 40 1 v 2 v 3 v 4 v 5 v 6 v 7 v 8 v 9 v 10 v 11 v 12 v 7F È 5 Iy H Iz ¼ Iy ¥ Iz 7F È5 ¥ q * ¼ ¹

- 123 -

4.公共下水道の状況

本市の下水道は、友部・笠間広域公共下水道が平成4年3月31日、岩間公共下水道

が平成14年4月1日に一部供用が開始され、以降順次整備が進んでいます。下水道計

画の概要は表4.1.12に、下水道の整備状況は表4.1.13にそれぞれ示すとおりです。

終末処理施設の概要は表4.1.14に、終末処理施設の処理実績は表4.1.15にそれぞれ

示すとおりです。

また、本市の下水道計画図は、図4.1.15に示すとおりです。

表4.1.12(1) 下水道計画の概要(友部・笠間広域公共下水道)

表4.1.12(2) 下水道計画の概要(岩間公共下水道)

(ha)

(人)

日平均 (㎥/日)

日最大 (㎥/日) 22,400 18,620

当初 昭和56年3月5日 最終 平成27年3月19日

全体計画 認可事業

目 標 年 次 平成37年度 平成31年度

事 業 認 可 年 月 日

一 部 供 用 開 始

下 水 排 除 方 式 分流式

計 画 区 域 面 積

計 画 人 口

2,238

平成4年3月31日

39,500

17,400

1,341

32,940

14,510計画汚水量

(ha)

(人)

日平均 (㎥/日)

日最大 (㎥/日) 6,134 3,068

当初 平成7年9月27日 最終 平成27年3月19日

計 画 人 口 9,700 6,450

全体計画 認可事業

目 標 年 次 平成37年度 平成31年度

下 水 排 除 方 式 分流式

計 画 区 域 面 積 585 318

計画汚水量5,164 2,488

事 業 認 可 年 月 日

一 部 供 用 開 始 平成14年4月1日

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- 124 -

表4.1.13 下水道整備実績

表4.1.14(1) 終末処理施設の概要(友部・笠間広域公共下水道)

年度 平成23 24 25 26 27

行政区域内人口 (人) 79,782 79,161 78,710 78,344 77,815

処理区域面積 (ha) 1,307 1,316 1,328 1,356 1,376

下水道区域内人口 (人) 35,283 34,597 34,818 35,377 35,220

下水道普及率 (%) 44.2 43.7 44.2 45.2 45.3

下水道水洗化人口 (人) 26,517 26,954 26,761 27,117 27,828

下水道水洗化率 (%) 75.2 77.9 76.9 76.7 79.0

下水道処理率 (%) 33.2 34.0 34.0 34.6 35.8

注:下水道普及率(%)=下水道区域内人口(人)÷行政区域内人口(人)

  下水道水洗化率(%)=下水道水洗化人口(人)÷下水道区域内人口(人)

  下水道処理率(%)=下水道水洗化人口(人)÷行政区域内人口(人)

6.34 ha

汚水処理

汚泥処理

日平均 17,400 ㎥/日 14,510 ㎥/日

日最大 22,400 ㎥/日 18,620 ㎥/日

時間最大 33,100 ㎥/時 27,780 ㎥/時

BOD 210 ㎎/L 210 ㎎/L

SS 200 ㎎/L 200 ㎎/L

BOD 5 ㎎/L 5 ㎎/L

SS 30 ㎎/L 30 ㎎/L放流水質

大沢1号幹線(雨水)を経由して涸沼川へ

オキシデーションディッチ方式+凝集沈殿+急速ろ過法

重力濃縮→機械脱水→場外搬出

流入水質

計画汚水量

処理方式

放 流 先

所 在 地

敷 地 面 積

笠間市矢野下字古川750番地

認 可 事 業

施 設 名 称 浄化センターともべ

全 体 計 画

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- 125 -

表4.1.14(2) 終末処理施設の概要(岩間公共下水道)

表4.1.15(1) 終末処理施設の処理実績(友部・笠間広域公共下水道)

表4.1.15(2) 終末処理施設の処理実績(岩間公共下水道)

4.09 ha

汚水処理

汚泥処理

日平均 5,164 ㎥/日 2,488 ㎥/日

日最大 6,134 ㎥/日 3,068 ㎥/日

時間最大 9,746 ㎥/時 4,588 ㎥/時

BOD 200 ㎎/L 200 ㎎/L

SS 200 ㎎/L 200 ㎎/L

BOD 10 ㎎/L 10 ㎎/L

SS - ㎎/L - ㎎/L

高度処理オキシデーションディッチ方式+凝集剤添加+急速ろ過法

濃縮→貯留→脱水→広域

放 流 先 涸沼川へ

全 体 計 画 認 可 事 業

施 設 名 称 浄化センターいわま

所 在 地 笠間市土師123番地

計画汚水量

流入水質

放流水質

敷 地 面 積

処理方式

平成23 24 25 26 27

(人) 22,708 23,065 22,749 22,987 23,547

(㎥/日) 12,598 11,969 12,293 13,151 12,834

(㎥/日) 48 67 74 66 68

日最大 (㎥/日) 26,320 19,030 21,140 27,700 25,790

日平均 (㎥/日) 12,598 11,969 12,293 13,151 12,834

(㎥/日) 48 67 74 66 68

年度

計 画 処 理 人 口

汚 水 処 理 能 力

汚 泥 処 理 能 力

流入汚水量

発 生 汚 泥 量

平成23 24 25 26 27

(人) 3,809 3,889 4,012 4,130 4,281

(㎥/日) 1,241 1,315 1,305 1,372 1,355

(㎥/日) 5 7 8 7 7

日最大 (㎥/日) 2,101 2,520 2,052 2,382 2,159

日平均 (㎥/日) 1,241 1,315 1,305 1,372 1,355

(㎥/日) 5 7 8 7 7

流入汚水量

発 生 汚 泥 量

年度

計 画 処 理 人 口

汚 水 処 理 能 力

汚 泥 処 理 能 力

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- 126 -

図4.1.15 下水道計画図

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- 127 -

5.農業集落排水施設の状況

本市の農業集落排水施設は、現在6地区で稼動しています。農業集落排水施設の整

備状況は表4.1.16に、農業集落排水施設の概要は表4.1.17に示すとおりです。

表4.1.16 農業集落排水施設の整備実績

表4.1.17(1) 農業集落排水施設の概要

年度 平成23 24 25 26 27

処理区域面積 (ha) 423 423 482 482 482

区域内人口 (人) 7,586 7,540 8,442 8,377 8,348

処理人口 (人) 5,621 5,619 5,922 6,190 6,336

処理率 (%) 74.1 74.5 70.1 73.9 75.9

66.03 ha 190.03 ha

1,890 人 2,920 人

1,730 ㎡ 3,621 ㎡

汚水処理

汚泥処理

日平均 510.3 ㎥/日 788.4 ㎥/日

日最大 567 ㎥/日 876 ㎥/日

時間最大 61.4 ㎥/時 94.9 ㎥/時

BOD 200 ㎎/L 200 ㎎/L

SS 200 ㎎/L 200 ㎎/L

BOD 10 ㎎/L 10 ㎎/L

SS 40 ㎎/L 40 ㎎/L

施 設 名 称

所 在 地

計 画 区 域 面 積

計 画 人 口

重力濃縮後、し尿処理施設へ搬入

敷 地 面 積

稼 動 開 始 年

処理方式

市原地区農業集落排水施設

笠間市下市原1598-3

流入水質

放流水質

放 流 先

計画汚水量

機械濃縮後、し尿処理施設へ搬入

涸沼川涸沼前川

北川根地区農業集落排水施設

笠間市仁古田1485

平成15年10月1日

回分式活性汚泥方式

平成11年3月31日

回分式活性汚泥方式

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- 128 -

表4.1.17(2) 農業集落排水施設の概要

表4.1.17(3) 農業集落排水施設の概要

64.14 ha 37.03 ha

1,390 人 1,930 人

1,908 ㎡ 1,654 ㎡

汚水処理

汚泥処理

日平均 375.3 ㎥/日 521.1 ㎥/日

日最大 458.7 ㎥/日 636.9 ㎥/日

時間最大 45.2 ㎥/時 62.7 ㎥/時

BOD 200 ㎎/L 200 ㎎/L

SS 200 ㎎/L 200 ㎎/L

BOD 10 ㎎/L 10 ㎎/L

SS 15 ㎎/L 15 ㎎/L

稼 動 開 始 年 平成12年12月1日 平成19年8月1日

施 設 名 称 安居地区農業集落排水施設 枝折川地区農業集落排水施設

所 在 地 笠間市安居3280 笠間市柏井735

計画汚水量

流入水質

放流水質

処理方式回分式活性汚泥方式 回分式活性汚泥方式

重力濃縮後、し尿処理施設へ搬入 機械濃縮後、し尿処理施設へ搬入

放 流 先 涸沼川 枝折川

計 画 区 域 面 積

計 画 人 口

敷 地 面 積

66.01 ha 59 ha

1,800 人 2,730 人

1,603 ㎡ 2,134 ㎡

汚水処理

汚泥処理

日平均 486 ㎥/日 737.1 ㎥/日

日最大 594 ㎥/日 900.9 ㎥/日

時間最大 58.5 ㎥/時 88.7 ㎥/時

BOD 200 ㎎/L 200 ㎎/L

SS 200 ㎎/L 200 ㎎/L

BOD 10 ㎎/L 10 ㎎/L

SS 15 ㎎/L 30 ㎎/L

涸沼前川

計画汚水量

流入水質

放流水質

計 画 人 口

敷 地 面 積

稼 動 開 始 年 平成19年12月1日

放 流 先 巴川

平成25年11月1日

処理方式回分式活性汚泥方式 回分式活性汚泥方式

重力濃縮後、し尿処理施設へ搬入 機械濃縮後、し尿処理施設へ搬入

施 設 名 称 岩間南部地区農業集落排水施設 友部北部地区農業集落排水施設

所 在 地 笠間市福島1002-1 笠間市小原5086

計 画 区 域 面 積

Page 135: 6ë w M+á ë @ #. ö 0£#ì 50 ¥ES ö&O1* Ì i...150 200 250-10 0 10 20 30 40 1 v 2 v 3 v 4 v 5 v 6 v 7 v 8 v 9 v 10 v 11 v 12 v 7F È 5 Iy H Iz ¼ Iy ¥ Iz 7F È5 ¥ q * ¼ ¹

- 129 -

6.合併処理浄化槽の状況

本市では、公共下水道及び農業集落排水施設の他に、生活排水処理対策として合併

処理浄化槽の設置を推進しており、笠間市浄化槽設置事業費補助金交付要綱に基づき

設置に対する補助制度を実施しています。本市における補助制度の概要は、以下に示

すとおりです。

(1)補助対象

ア.窒素またはりん除去能力を有する高度処理型浄化槽

放流水のT-Nが20㎎/L以下またはT-Pが1㎎/L以下の機能を有するもの

イ.窒素及びりん除去能力を有する高度処理型浄化槽

放流水のBODが10㎎/L以下、T-Nについては10㎎/L以下、T-Pが1

㎎/L以下の機能を有するもの

(2)補助対象地域

公共下水道事業認可区域・農業集落排水事業採択区域を除く市全域

(3)補助金額

合併処理浄化槽設置に対する補助限度額は、表4.1.18に示すとおりです。

表4.1.18 補助限度額

区分 限度額

種類 人槽 設置費用 撤去費用

窒素またはりん除去型

(転換の場合)

5人槽 645,000円

90,000円 6~7人槽 772,000円

8~10人槽 959,000円

窒素またはりん除去型

(新築の場合)

5人槽 533,000円

0円 6~7人槽 644,000円

8~10人槽 787,000円

窒素及びりん除去型

(転換の場合)

5人槽 1,099,000円

90,000円 6~7人槽 1,475,000円

8~10人槽 2,063,000円

窒素及びりん除去型

(新築の場合)

5人槽 987,000円

0円 6~7人槽 1,347,000円

8~10人槽 1,891,000円

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- 130 -

(4)設置基数

合併処理浄化槽の設置基数は表4.1.19に、補助対象として設置した基数は表

4.1.20に示すとおりです。

表4.1.19 合併処理浄化槽の設置基数

表4.1.20 補助対象として設置した基数

(単位:基)

年度人槽

5人槽 129 135 133 133 131

7人槽 91 76 78 76 92

10人槽 12 10 14 6 12

~80人槽 8 8 15 6 10

~500人槽 0 0 1 2 1

合計 240 229 241 223 246

平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度

(単位:基)

年度人槽

5人槽 106 97 109 107 93

7人槽 77 64 72 71 75

10人槽 10 9 10 3 8

合計 193 170 191 181 176

平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度

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- 131 -

第2節 し尿及び浄化槽汚泥排出量の将来予測

1.生活排水処理形態別人口の予測

生活排水処理形態別人口の予測は、表4.2.1 ~表4.2.2及び図4.2.1 に示すとおり

です。

表4.2.1 生活排水処理形態別人口の予測

平成28 29 30 31 32 33 34 35

1.計画処理区域内人口 (人) 77,224 76,632 76,041 75,449 74,858 74,189 73,520 72,850

2.水洗化・生活雑排水処理人口 (人) 48,900 49,922 50,914 51,870 52,769 53,363 53,933 54,465

(1)コミュニティプラント人口 (人) 0 0 0 0 0 0 0 0

(2)合併処理浄化槽人口 (人) 13,840 13,858 13,840 13,778 13,688 13,681 13,645 13,569

(3)下水道人口 (人) 28,350 28,980 29,616 30,260 30,872 31,329 31,791 32,255

(4)農業集落排水施設人口 (人) 6,710 7,084 7,458 7,832 8,209 8,353 8,497 8,641

(人) 9,439 8,880 8,335 7,804 7,293 6,859 6,438 6,029

4.非水洗化人口 (人) 18,885 17,830 16,792 15,775 14,796 13,967 13,149 12,356

(1)し尿収集人口 (人) 18,885 17,830 16,792 15,775 14,796 13,967 13,149 12,356

(2)自家処理人口 (人) 0 0 0 0 0 0 0 0

5.計画処理区域外人口 (人) 0 0 0 0 0 0 0 0

平成36 37 38 39 40 41 42

1.計画処理区域内人口 (人) 72,181 71,512 70,781 70,049 69,318 68,586 67,855

2.水洗化・生活雑排水処理人口 (人) 54,965 55,433 55,623 55,775 55,909 56,012 56,087

(1)コミュニティプラント人口 (人) 0 0 0 0 0 0 0

(2)合併処理浄化槽人口 (人) 13,457 13,308 13,280 13,215 13,131 13,017 12,875

(3)下水道人口 (人) 32,723 33,193 33,389 33,584 33,780 33,975 34,171

(4)農業集落排水施設人口 (人) 8,785 8,932 8,954 8,976 8,998 9,020 9,041

(人) 5,632 5,248 4,936 4,635 4,344 4,065 3,796

4.非水洗化人口 (人) 11,584 10,831 10,222 9,639 9,065 8,509 7,972

(1)し尿収集人口 (人) 11,584 10,831 10,222 9,639 9,065 8,509 7,972

(2)自家処理人口 (人) 0 0 0 0 0 0 0

5.計画処理区域外人口 (人) 0 0 0 0 0 0 0

平成28 29 30 31 32 33 34 35

生活排水処理率 (%) 63.3 65.1 67.0 68.7 70.5 71.9 73.4 74.8

水洗化率 (%) 75.5 76.7 77.9 79.1 80.2 81.2 82.1 83.0

平成36 37 38 39 40 41 42

生活排水処理率 (%) 76.1 77.5 78.6 79.6 80.7 81.7 82.7

水洗化率 (%) 84.0 84.9 85.6 86.2 86.9 87.6 88.3

注)生活排水処理率(%):水洗化・生活雑排水処理人口/計画処理区域内人口×100  水洗化率(%):(水洗化・生活雑排水処理人口+水洗化・生活雑排水未処理人口)/計画処理区域内人口×100

年 度

年 度

年 度

生活排水処理形態別人口

3.水洗化・生活雑排水未処理人口  (単独処理浄化槽人口)

年 度

生活排水処理形態別人口

3.水洗化・生活雑排水未処理人口  (単独処理浄化槽人口)

Page 138: 6ë w M+á ë @ #. ö 0£#ì 50 ¥ES ö&O1* Ì i...150 200 250-10 0 10 20 30 40 1 v 2 v 3 v 4 v 5 v 6 v 7 v 8 v 9 v 10 v 11 v 12 v 7F È 5 Iy H Iz ¼ Iy ¥ Iz 7F È5 ¥ q * ¼ ¹

- 132 -

図4.2.1 生活排水処理形態別人口及び生活排水処理率の推移

表4.2.2 現在及び目標年度における水洗化率・普及率

現在 中間目標年度 目標年度(平成27年度) (平成34年度) (平成39年度)

水洗化率(公共下水道)※1 79.0% 83.1% 85.9%

水洗化率(農業集落排水)※1 75.9% 89.9% 97.8%

生活排水処理人口普及率

(合併処理浄化槽)※2 18.1% 18.6% 18.9%

62.0%(H26:58.9%)

※1 水洗化率=処理人口/整備区域内人口×100※2 生活排水処理人口普及率=合併処理浄化槽人口/行政区域内人口×100※3 生活排水処理率=生活雑排水を処理している人口/行政区域内人口×100

73.4% 79.6%生活排水処理率※3

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

80,000

90,000

28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42

生活排水

処理率

(%)

人口

(人

年度

し尿収集 単独 合併 下水道 農集 生活排水処理率

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- 133 -

2.1人1日平均排出量(原単位)

1人1日平均排出量(原単位)は、表4.2.3 に示すとおりです。

表4.2.3 1人1日平均排出量(原単位)の実績

年度項目

し尿収集人口 (人) 21,585 21,676 19,512

単独処理浄化槽人口 (人) 10,871 10,513 10,051

合併処理浄化槽等人口 (人) 19,493 19,038 20,424

年度合計収集量 (kL/年) 23,748.20 23,876.40 23,706.50

し尿量 (kL/年) 4,208.50 3,756.30 3,252.20

全浄化槽汚泥量 (kL/年) 19,539.70 20,120.10 20,454.30

単独処理浄化槽汚泥量 (kL/年) 3,744.52 3,859.74 3,560.38

合併処理浄化槽等汚泥量 (kL/年) 15,795.18 16,260.36 16,893.92

1日平均収集量 (kL/日) 65.1 65.4 64.8

し尿量 (kL/日) 11.5 10.3 8.9

単独処理浄化槽汚泥量 (kL/日) 10.3 10.6 9.7

合併処理浄化槽等汚泥量 (kL/日) 43.3 44.5 46.2 3年間平均値

し尿 (L/人・日) 0.53 0.48 0.46 0.49

単独処理浄化槽汚泥 (L/人・日) 0.95 1.01 0.97 0.98

合併処理浄化槽等汚泥 (L/人・日) 2.22 2.34 2.26 2.27

注1)

合併処理浄化槽等汚泥には、農業集落排水施設汚泥が含まれる。

 2) 平成27年度の1日平均収集量は、うるう年のため366日で除して算出している。

合併処理浄化槽等人口は、合併処理浄化槽人口及び農業集落排水施設人口の合計人口である。

原単位

平成25 平成26 平成27

処理人口

収集量

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- 134 -

3.将来のし尿及び浄化槽汚泥排出量

処理形態別人口の予測及び計画1人1日平均排出量の設定値をもとに、将来のし尿

及び浄化槽汚泥排出量を算出すると表4.2.4及び図4.2.2に示すとおりです。

本市では、排出量合計は微減傾向と予測されます。排出形態別にみると、し尿量及

び単独処理浄化槽汚泥量は年々減少し、合併処理浄化槽汚泥量は平成29年度をピーク

に微減傾向に転じ、農業集落排水施設汚泥量は年々増加すると予測されます。

表4.2.4 将来のし尿及び浄化槽汚泥排出量

(単位:kL/日)

年度

区分

9.3 8.7 8.2 7.7 7.3 6.8 6.4 6.1

55.9 56.3 56.5 56.7 56.8 56.8 56.6 56.3

単独処理浄化槽汚泥量 9.3 8.7 8.2 7.6 7.1 6.7 6.3 5.9

合併処理浄化槽汚泥量 31.4 31.5 31.4 31.3 31.1 31.1 31.0 30.8

農業集落排水施設汚泥量 15.2 16.1 16.9 17.8 18.6 19.0 19.3 19.6

65.2 65.0 64.7 64.4 64.1 63.6 63.0 62.4

年度

区分

5.7 5.3 5.0 4.7 4.4 4.2 3.9

55.9 55.6 55.2 54.9 54.5 54.0 53.4

単独処理浄化槽汚泥量 5.5 5.1 4.8 4.5 4.3 4.0 3.7

合併処理浄化槽汚泥量 30.5 30.2 30.1 30.0 29.8 29.5 29.2

農業集落排水施設汚泥量 19.9 20.3 20.3 20.4 20.4 20.5 20.5

61.6 60.9 60.2 59.6 58.9 58.2 57.3

4038

33

3937

34 3532

42

浄 化 槽 等 汚 泥 量

平成28 29 30 31

41

排 出 量 合 計

平成36

収 集 し 尿 量

浄 化 槽 汚 泥 量

排 出 量 合 計

収 集 し 尿 量

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- 135 -

図4.2.2 し尿及び浄化槽汚泥等排出量の将来推移

図4.2.3 し尿及び浄化槽汚泥の将来排出量

※浄化槽汚泥:単独処理浄化槽汚泥、合併処理浄化槽汚泥、

農業集落排水施設汚泥の合計

0

10

20

30

40

50

60

70

平成28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42

排出

量(

kL/

日)

年 度

し尿量 単独量 合併量 農集量

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

平成

28

29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42

排出

量(

kL/

日)

合計

浄化槽汚泥

し尿

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- 136 -

第3節 市民意識調査

生活排水処理に関する市民意識調査は、以下に示すとおりです。

1.生活排水処理の必要性

問1 下水道や合併浄化槽は、水路や河川などの水質改善のために重要な役割を担って

います。このことについて、あなたのお考えに最も近いもの1つに○をつけてくだ

さい。

【結果】多くの住民(92.2%)が生活排水処理の必要性を感じています。

その他

・農業集落排水の設置説明会で各家庭が必ずやるとの話を聞きましたが今もって設置していないのがわざわ

ざと浄化槽を取り壊し排水を作るのにかかったわけなのに全然そのままはどうなのかなと思います。

2.生活排水処理方法

問2 ご自宅の生活排水処理方法について、該当するもの1つに○をつけてください。

【結果】生活排水処理方法については、「下水道へ接続」が45.5%、「合併処理浄化槽

を設置」が29.0%、「単独処理浄化槽を設置」が 8.3%、「農業集落排水施設へ

接続」が 6.3%、「くみ取り式トイレ」が 5.6%、「分からない」が 5.4%とい

う回答が得られました。

必要

92.2%

あまり考えた

ことがない

3.1%

思わない

0.2%

分からない

4.0% その他

0.4%

有効回答数

449

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- 137 -

3.生活排水処理方法への満足度

問3 ご自宅の生活排水処理方法で満足していますか?該当するもの1つに○をつけ

てください。

【結果】生活排水処理方法への満足度については、「満足している」が45.9%、「ほぼ

満足している」が27.4%となっており、満足度が高いという回答が得られまし

た。

【「あまり満足していない」または「満足していない」の理由】

■下水道整備の要望

早く下水道を整備してください!浸透式ですが現在浸透がしにくく、このままでは

近い将来、新たに浄化槽を工事しなければなりません!個人負担が大きすぎます。

下水道

へ接続

45.5%

農業集落排水

施設へ接続

6.3%

合併処理

浄化槽を設置

29.0%

単独処理浄化

槽を設置

8.3%

くみ取り式

トイレ

5.6%

分からない

5.4%

有効回答数

448

満足して

いる

45.9%

ほぼ満足

している

27.4%

あまり満足し

ていない

7.7%

満足して

いない

7.9%

特に何も

思わない

11.1%

有効回答数

442

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- 138 -

下水道への接続を考えているので。

この地区では、当時の区長から下水道設置に関する話がなく、勝手にこの地区は無

しと断られてしまい現在に至る。早く下水道を通してほしいです。

下水道が出来る前に合併処理浄化槽にしたのでいずれ下水道に接続したい。

下水道がない(きていない)

下水道をつくってほしいです

やはり、下水処理にしてほしい。(岩間地区押辺)家によっては、道路の排水路に

流しているところもある。

下水道を早く設置してください(現在の浄化槽は満足していますが点検とかありま

すので大変です)

下水道接続に申し込み依頼中

いまだに下水道が来ていません。なんとか生活は出来ていても不安です

■費用負担

資金的余裕がない

維持費がかかって仕方ない。困る

集中下水処理施設があればなお良い。

早く下水道へ接続して流せるようにしていただきたい。

くみ取りを頼むのがめんどう。金額が高い。

下水道のない地区なので合併処理浄化槽を設置しているがし尿の汲取り費用が少し

高い気がする。煩らわしい。下水道の支払いが無いので仕方ないかもしれないかも

知れませんが。

生活に余裕がなく排水の工事が出来ない

満足しているが下水道が通ったときそれに接続した場合、下水道代が今の合併浄化

槽管理費より負担が増えると心配している。

維持管理がかなり負担になっている

検査料または汲み取り料の格査あり高かすぎる。

金がかかりすぎる

浄化槽の維持費が大変であること、下水道をひくと現存している浄化槽の処理も高

額になるので…

処理代が年々高くなっていることかといって処理してもらわなくては生活に支障を

きたすので高いけどお願いするしかない。

少人数で、年に1度処理。期間を過ぎると料金が高くなる。絶対に許さない!

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- 139 -

保全管理に金がかかり過ぎ。

もう少し助成費を出して欲しい。やりたくても、年金生活者では出来ない。

下水処理代金(水道代)の値段が高い

合併処理浄化槽にすべきだか費用が高いので、市の補助金を望む

処理業者が1社しかなく毎回料金でもめる。さらにもめると「取らない」などあま

りにも態度が悪い。市に苦情をいれているが一向に改善されない。他社を参入させ

るなど[サービスを競わせる]をしてほしい。

合併処理浄化槽も年間維持費が多くかかる。下水道が整備されていない地域なので

仕方がないが、下水道にした場合と維持費にどれ位違いがあるのか不明で不満足だ。

浄化槽のメンテナンス代が高い。

上下水道料が高い。

処理料をもっと安く

下水道料金少高いかな?

下水道の費用が高いため、毎月の支払いが大変だし下水道の普及が進まない原因に

なっていると思う。

浄化槽の維持費が高すぎる→組取り代や点検費 異臭や虫による近所への迷惑

下水道料金が高い

単独処理浄化槽なので、水路や河川を汚す事はわかっているが、工事したくても金

銭的に大変だという事です。

使用料金が高い

■維持管理

農業集落排水施設に接続していますが、家にグリストラップがあり、その掃除をし

なくてはなりません。すごく面倒です。それから同じ集落でも加入していない人が

いて、やらないもの勝ちのような気がします。料金はかかるし、掃除はしなくては

いけないし、やらない方がよかったと思ってしまいます。やるなら全員やってもら

いたい。強制にして下さい。

現在、生活している地域に一戸だけ下水道に連結していない所があり、清掃日汚泥

が多い。(生活排水)

清掃が大変です

汚水ますのそうじが大変。

浄化したものが浸透しにくくなってきたので

排水マスのそうじが大変。お年寄り世代などは巡回そうじのサービスぐらいしてあ

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- 140 -

げてもよいと思う。

農村集落排水施設を利用しているが、グリストラップの清掃が結構大変である。

毎日の掃除が負担なので結構、夏とかは蚊とか発生して悪臭で嫌になります。

臭う。

家庭でのマスの掃除が意外とたいへん。

■その他

今の状態で良いのだろうか?疑問に思っている

水質汚濁の原因となっているのは当然であるから満足はしていない

生活排水が最終的には河川に行っているので心苦しい。

単独浄化槽なので合併浄化槽にしなければ思っている

EMBCあうん装置なら、し尿をきれいに分解できます。単独処理浄化槽を全否定せず、

一部方法は推薦できるものもあると付け加えて広報して頂きたいです。よろしくお

願いいたします。

今のままではいけないのだが浄化槽の事が正直、勉強不足でよくわからない。勉強

したいと思っている。

水道を取り入れたいが水道管を皆が参加しないと水道が取り入れられない為、井戸

でやっています。

生活排水の処理の一部を笠間市の改善前のままあらためていません

借家の為、自分の自由にできない

ゴルフ場が近いのになぜ水道が通っていないのか?だから水洗トイレにできない。

あとに住む人がいない

家が古いままなので浄化槽を設置していない

単独処理浄化槽を設置しているため

借家なので。

女性自体が行動して現実を体験する環境性が必要

今後合併処理浄化槽に移行すると思う。汚水ますの工事をしていただいた。(昨年)

4.生活排水処理方法の改善希望

問4 生活排水処理方法が「4.単独処理浄化槽」または「5.トイレはくみ取り式」の方

にお聞きします。生活排水処理を合併処理浄化槽または下水道や農業集落排水施設

による処理をしたいと思いますか?

【結果】現在、し尿くみ取り及び単独処理浄化槽を利用している住民のうち、多くの住

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- 141 -

民(71.5%)が下水道や農業集落排水施設への接続及び合併処理浄化槽への転換

を望んでいるが、そのうちの23.2%が「費用を準備できない」としています。

その他

・合併処理浄化槽の工事をお願いしてある。

・借屋なので

・下水道へ接続申込み中

5.施策の認知度

問5 市では、生活排水(し尿、生活雑排水(炊事、洗濯、風呂)等)の処理を下水道

や農業集落排水処理施設で集合処理する区域を定めており、下水道などへの接続費

用等に対し助成制度を設けています。また、それ以外の区域では、合併浄化槽によ

る個別処理を推進しており、浄化槽の設置に対し助成制度を設けています。市の生

活排水処理施設の整備計画や助成制度をご存知ですか?

【結果】市の生活排水処理施設の整備計画や助成制度の認知度はあまり高くないです

(52.1%)。

17.9%

14.3%

14.3%

12.5%

12.5%

8.9%

8.9%

3.6%

7.1%

0 5 10 15 20

下水道や農業集落排水が整備されれば接続したい

近いうちに合併処理浄化槽を設置したい

合併処理浄化槽を設置したいが、費用を準備できない

機会があれば合併処理浄化槽を設置したい

合併処理浄化槽を設置する予定は、今のところない

下水道や農業集落排水に接続したいが、費用を準備できない

下水道や農業集落排水に接続する予定は、今のところない

合併処理浄化槽を設置したいが、設置スペースがない

その他

(%)

よく知って

いる

14.1%

ある程度

知っている

38.0%

あまりよく

知らない

31.2%

まったく

知らない

15.7%

どちらともい

えない

0.9%

有効回答数

439

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- 142 -

6.市の生活排水処理に関する自由意見

■下水道整備の要望

下水道整備をお願いします(泉地区)

岩間地区の下水道整備がおくれています。早急に整備をすすめてほしいです。

公共下水道があるのにもかかわらず、住宅地なのにくみとりで回りに迷惑をかけ

ている。友部第二小の近く

街を歩いていると、下水の臭いが気になる地域がある。(旭町の通り)もし、下

水道に接続していない所が多くてそうなっているのであれば、整備計画や助成制

度をもっと知ってもらえるようにすべきだと思う。

いつ頃、下水道に接続するのか情報がほしい。

35年来し尿、生活雑排水狭い土地内で浸透式で処理されていたが現在下水道も

出来たのでよろこんでいる

下水道区域内で接続していない方が多いように感じる。区域内の方は積極的に接

続すべきであり、負担していくべきである。特に市関係者で接続していない方は、

深く考えるべきである。

私が住んでいるところは、下水道設置地区に指定されず、合併処理浄化槽を設置

しています。是非下水道を!

福原地区は下水道が完備されておりません。そのためくみ取り式トイレ、単独処

理浄化槽が多く見受けられます。

市外も下水道を完備できたらと思います

下水道を設置して欲しい

下水道整備が、出来ていないので、困っているが、そんな場所でもどんどんアパ

ートや家が建てられている。道路や設備がないところが、開発されても不安にな

■費用負担

上下水道費が高すぎる。負担が大きい。

料金が高い。安くしてもらいたい

合併処理浄化樽を設置していない家庭では一応浄化槽の点検水質検査を業者に依

頼してますが、その他に県からの水質検査を1年に1回検査が義務づけられてい

ますが同じ事だと思います。費用の負担が収入の少ない家庭では重荷になります。

上、下水道の料金が高いと思われます。

生活排水の処理はどうしても金がかかる大変な仕事でまた重要。そこに市の予算

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- 143 -

を使うのは当然かと思います。

新築の時は家族も多く、生活排水も多かったけど、現在は2人で以前の1/3位、

年1回処理、過ぎると5割増し緩和策を考えてもらいたいです。

集落排水へ接続していますが風呂水がクリーンマスを通す家とそのまま排水され

る家がありますが市の基準のようなものがあるのでしょうか。

合併処理浄化槽で、処理しています。年に数回水質管理して下さるメーカーに委

託して点検してもらい1年分で25,000ぐらい管理費を支払い、茨城県の水

質検査も4500円払って”適正である”と判定をいただき、メーカーの方から

は、2~3年に1度くみとりをしてもらえば大丈夫と言われているにもかかわら

ず、市は年に1度はくみとりをする義務があるから、年に1度していない家庭で

はくみとり料が高くなると言われました。おかしな話ですよね。その点は、まっ

たく理解できません。

・ 浄化槽の管理制度が、簡素化すべきと思います。第7条検査と11条の必要性に

疑問を感じます。・建設面積によって浄化槽を設置していますが、居住している

人数は2~3人と少人数で(例、10人槽の設置で利用者は2人)毎年7万円を

超えて清掃費がかかっています。人数に応じた期間にすべき、制度の改正を望み

ます。(年金のみの生活で負担が多すぎます。)

合併処理浄化槽はいいのですが、ほぼ毎年くみ取り式なので、くみ取り料金が安

くなるといいなと思います。

皆さんに加入してもらって使用料金を安くして戴きたい

下水道処理料金があまりにも高額すぎるので生活が苦しい人々がとても多くいる。

(生活を圧迫する)

合併処理浄化槽の法定検査については保守点検を確実に行い維持管理していれば

免除するよう強く強く強く強く要請する。制度改正されたい。家庭向けの法定検

査の料金は極めて高額であり改正すべきである。

きちんと努力している家、まったく関心のない家、どこまで強制力があるのでし

ょうか。合併処理浄化槽を作り、年1回の清掃をし3カ月に1回の保守点検。年

1回の水道検査を行っています。30240円+17280円+4500円=5

6520円/年間の負担をしています。

上下水道料金型の市町村より高いと思われます。

負担金が大きすぎた。他の自治体から見ても高額すぎる。ガス配管かと思うぐら

い高い!!!!!

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- 144 -

下水道接続が望ましいですが、月々の使用料があるので集合住宅に隅には、浄化

槽の方が住人にとっては理想かも。

下水料金が高いと感じている。なぜその金額になるのか、教えてほしいです。

水道代が高いと思う

早期に下水道の設置をした家庭とまだ未設置の家庭の費用の負担に差があるので

はないかと感じている。

■維持管理

団地のところでは少数の家がまだやっていないと、近所に迷惑です。落ち葉がた

まったり蚊が出たりします。

水路の管理も注目頂きたい。

共働きなので、留守でもし尿くみとりや下水道点検してもらえるような仕組みが

できるといい。(なかなか仕事を休んで点検してもらうようにできない)

市内ラブホテル、他生活雑排水等が大量に狭い水路に流れ込み、そのため水路が

壊れ水田に流れ込んでいる。市に水路の復旧と指導、対応を願いたい。

排水に流れる水が大廃に穴が大きくなってしまって何の処置をしてくれなくなっ

てこまっている

処理会社を早く2社にしてほしい。市民が、サービス、料金で選択するのが市民

の為でもあると思う。1社で独占しているので態度が悪くても○○○に頼むしか

ないのはあまりにもおかしい。

グリストラップの清掃が面倒。

小規模宅造ケ所の排水処理不備で(こまかく分らない)道路にあふれるケ所があ

り何とかならないか。

河川の汚れが依然として良くならないのは、汚水を生活排水などと一緒に流して

いる家庭が有るのではないかと思う。(合併処理などが不完全なのでは?)

近くの会社で下水処理がなされていなく、川に直接流しているとの話を聞く、水

田もあり非常に心配。広く、調査をお願いしたい。

野外で使用している水道水を町の側溝に流しているが側溝が砂などで塞がれ流れ

を疎外しているので側溝の清掃をお願いします。

となりの家は、下水道へ接続していないし、浄化槽のくみとりを行なっている様

子を見ない。

合併処理浄化槽にしているが、年1回の汲み取りのほか、推して検査を4~5回

することが必要となっているが負担が多い。事業所などは、水質検査はある程度

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の回数が必要と考えるが、家庭の場合、有害物質が排水されることはほとんどな

いと思われるし、検査は1回とくみ取り1回で良いのではないかと思う。

そのまま生活排水を流している家庭もあるようなので、調査する必要があると考

える。

■その他

隣近所のない一軒家でも下水道を通しているようだが合併処理浄化槽でよいので

は?

まだ問17-1で答えました件について、なんとかならないでしょうか?

震災以来、水の大切さに気付かされたので、お風呂の残り湯を洗濯に使ったり、

トイレの水に使ったりしています。

地域にあった処理方法を取るべき。

我家では、満足です

他の市町村では「用水」(地域の生活用水等が一部にすべて集まる)方法をとり

入れているようだが、笠間市内ではやらないのか?”栃木県小山市”などは田ん

ぼのまん中に”用水集合施設”という物も個人で申し込まず市が定期的に清掃し

ているとの事。)”非常に便利”と知人から聞いた。

引っ越して来た24年前は上下水道(集落排水)も整っておらず何て所に来てし

まったんだと思ってました。その事を考えれば今の生活は本当に過ごしやすいで

す。

下水道工事の業者の対応が悪いです。通行止めにするなら連絡(長期間の工事日

程ではない)してほしい。前日に手紙でもいいので知らせてくれれば、困らない。

毎日通行止めになるならまだしも、突然通れません。工事優先ですと言われても

大変でした。

まったくわかりません、情報をみんなにおくってほしいです。

地震など被害を受けた場合、かんぼうなど全体に影響をうけるため心配がある。

未接続世帯への積極的な●●(接続させる)をお願いします。

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第4節 生活排水処理の課題

1.生活雑排水の未処理放流について

本市の生活排水処理体系をみると、下水道及び農業集落排水処理区域内においては、

下水道、農業集落排水施設、それ以外の区域では合併処理浄化槽の整備を進めている

ものの、生活排水処理率が62.0%(平成27年度末現在)にとどまっています。残る

38.0%の生活雑排水は、未処理で公共用水域に排出されている状況であり、水質汚濁

の原因となっています。

生活排水処理率を全国及び茨城県と比較すると、図4.4.1 に示すとおりです。環境

省が公表している、直近(平成26年度)の一般廃棄物処理実態調査結果では、全国平

均値は84.7%、茨城県平均値は74.1%となっています(平成26年度における本市の生

活排水処理率:58.9%)。

国内における公共用水域の水質は、近年徐々に改善の方向にありますが、中小河川、

閉鎖性水域等では改善が遅れています。この原因は生活排水に由来し、未処理で放流

される生活雑排水が大きな部分を占めるといわれています。この傾向は本市において

も同様であることから、生活排水処理施設の整備及び接続率の向上、ならびにし尿汲

取り及び単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換促進等の生活雑排水処理対策が

急務となっています。

図4.4.1 生活排水処理率の比較(平成26年度)

※生活排水処理率:全人口に対する生活雑排水を処理している人口の比率

2.生活排水処理施設の整備について

本市において、公共下水道は、友部・笠間広域公共下水道及び岩間公共下水道が一

58.9%

74.1%

84.7%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

笠間市

茨城県

全 国

※茨城県値及び全国値は直近(H26年度)の一般廃棄物処理実態調査結果

(環境省)公表値

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部供用開始しており、順次整備が進められています。また、農業集落排水施設は、6

地区(市原地区、北川根地区、安居地区、枝折川地区、岩間南部地区、友部北部地区)

で稼動しています。しかし、現時点の各整備計画では、整備対象区域が市全域まで及

んでおらず、また、整備対象区域であっても整備されるまでに相当な期間を要する区

域もあります。これらの区域に対しては、何らかの生活排水処理施設により生活雑排

水処理を補完する必要があります。

本市では、下水道及び農業集落排水施設整備の補完を合併処理浄化槽で行っていま

す。

合併処理浄化槽は、人口が密集していない地域の個別家屋等の生活雑排水処理に対

して非常に有効ですので、計画的に整備、普及させることが必要です。さらに、単独

処理浄化槽の合併処理浄化槽への転換を推進することも必要となります。

3.単独処理浄化槽の新設廃止について

単独処理浄化槽はし尿を処理するものであり、生活雑排水を適正処理できません。

生活排水処理対策を考える上で、既存の単独処理浄化槽の合併処理浄化槽への転換を

いかにして推進するかが重要となります。

環境省(旧厚生省)浄化槽対策室長通知「単独処理浄化槽の新設廃止の推進につい

て(衛浄第14号、平成10年6月5日付)」では、都道府県、市町村に対し、単独処理

浄化槽の新設廃止対策を積極的に推進すること、業界の活動(浄化槽工業会が自主プ

ログラムにより製造廃止計画を実現する。)との連携を密にすること等を求めていま

す。

浄化槽法の一部を改正する法律(平成12年6月2日法律 106号、平成13年4月1日

施行)では、合併処理浄化槽だけが浄化槽として取り扱われるようになりました(既

存単独処理浄化槽は除く)。

このことから、合併処理浄化槽の計画的整備の推進とともに、単独処理浄化槽の新

設廃止及び合併処理浄化槽への転換に関する住民への啓発活動の強化が必要となりま

す。

4.生活雑排水による汚濁負荷排出量の削減について

生活雑排水とは、家庭、事業所等の厨房、風呂場、洗濯場等から排出される汚水で

あり、前述のとおり、公共用水域の汚濁の一因となっています。下水道や合併処理浄

化槽等で処理する場合であっても、処理システムへの過剰な負荷は処理水の悪化を招

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き、さらに公共用水域の汚染へとつながります。従って、いずれの場合でも排出源で

の汚濁負荷排出量削減は、水環境の保全に寄与することとなります。

排出源での汚濁負荷排出量削減とは、たとえば台所における調理くずや食物残渣の

回収、食器等の汚れをまず拭き取ってから水洗いすること等があげられます。

本市においても住民の協力により汚濁負荷排出量の削減を達成できるよう、行政と

しての取り組みを検討する必要があります。

5.合併処理浄化槽の適正な維持管理について

合併処理浄化槽の処理性能は、BOD除去率90%以上、放流水のBOD20㎎/L以

下と、下水道終末処理施設の二次処理水と同等です。また、設備費用が安価で、設置

に要する期間が極めて短く、投資効果の発現も早いという利点を持っています。

しかし、清掃、点検等の維持管理が適正に行われない限り、その処理性能を発揮す

ることはできません。浄化槽の維持管理は設置者及び使用者の責任において民間業者

が行っていますが、維持管理方法についての継続的な指導が必要です。

6.生活排水処理に係る広報・啓発

市民意識調査結果では、住民の生活排水処理に対する意識が高く、現在し尿汲取り

及び単独処理浄化槽を利用している住民のうち、多くの住民(71.5%)が下水道、農

業集落排水、合併処理浄化槽への転換を望んでいます。しかし、転換希望はあるもの

の、本市の整備計画や助成制度の認知度はあまり高くない(52.1%)ことが示されて

います。

このことから、本市の整備計画や助成制度について、より一層の広報・啓発活動の

充実が望まれるところです。

7.し尿及び汚泥処理体制の効率化

現在、笠間市内で排出されるし尿及び浄化槽汚泥等は、笠間地区は筑北環境衛生組

合所管のクリーンセンター、友部地区及び岩間地区は茨城地方広域環境事務組合所管

のし尿処理施設で処理しています。平成18年の新市誕生後10年経過していますが、現

在も合併前の処理体制を継続している状況です。

本市におけるし尿及び浄化槽汚泥等の排出量は下水道等の整備進捗に伴い、年々減

少すると予測されています。一方、筑北環境衛生組合クリーンセンターは稼動後30年、

茨城地方広域環境事務組合し尿処理施設は大規模改修後23年(一部設備は35年)を経

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過しており、今後、大規模修繕や施設更新が必要となることが見込まれます。その際、

現在の2処理体制を継続していると修繕費や施設更新費用の負担が二重となることか

ら、処理体制の一元化など、効率的な処理体制の構築が必要となっています。

表4.4.1 し尿・汚泥処理体制

項目\対象地区 笠間地区 友部地区・岩間地区

設置主体 筑北環境衛生組合 茨城地方広域環境事務組合

(構成市町) (笠間市,桜川市) (笠間市,水戸市,

 小美玉市,茨城町)

施設名称 クリーンセンター し尿処理施設

施設規模 100 kL/日 152 kL/日

平成5年11月

(一部昭和56年度竣工)

23年

(一部35年経過)

竣工年月 昭和61年3月

経過年数 30年