編集・発行：

　日本聖心同窓会（JASH）

　AMASC 東京大会記念基金委員会

聖心ファミリー通信AMASC(世界聖心同窓会)や 2010年にマルタ島で開催される世界大

会のこと、JASH(日本聖心同窓会)の各同窓会で行われている活動

などの情報をお届けしています。

JASH(ジャッシュ)って何のこと？

　同窓会会報などでは「JASH」と表記される「ジャッシュ」という

言葉を聞いたことはあるけれど、

何のことだかよくわからないとい

う方、いらっしゃるのではないで

しょうか？今回は、この「JASH」とはどういった組織なのかをご紹

介します。

<JASHって何？>　JASHは Japan AlumnaeAssociation of the Sacred Heart(日本聖心同窓会)の略で、日本中のカトリック学校の中で唯一の、姉妹校

同窓会を一つにした国内統合同窓

会です。

　1958年、第二次世界大戦後の混乱から平和が戻りつつあるころ、ヨ

ーロッパを中心に世界聖心同窓会

(AMASC)の結成が呼びかけられました。それに呼応して 1964年、日本の窓口として JASHが出来ました。当時の聖心女子大学学長マザ

ーブリットが推進役として相談に

乗られましたが、宮代会はまだ発足

10年そこそこでしたから、中心となったのは旧制専門学校のソフィ

ア会や語学校の諸先輩でした。

　初代会長は門野まり子さん(ソ 7)。他の役員も殆どソフィア会、副会

長だけ大学からと言うことで‘若

くて暴れそうもない’(!?)小堀玲子さん(宮８)が加えられました！

　その後、各姉妹校の母体である

聖心会及び AMASCとの協働はもちろんのこと、委員会発足、JASHCookbook発行など非常に活発な活動を行っています。会長は現在で

10代目を数え、発足当初の副会長小堀さんが、会長を務められてい

ます。

　私たち聖心同窓生は、歴史があ

り、ユニークで活動的な会に属し

ているのですね。しかし、その活

動ひとつひとつは、一部の活発な

同窓生のみで支えていけるもので

はありません。JASHには４つの委員会があって誰でも参加できま

す。「同窓生と触れ合いたい」

「母校の空気に触れたい」と少し

でも思う気持ちがあれば、ぜひ一

度、各同窓会に連絡してみてくだ

さい。学生時代とは違った「聖

心」との関わり合いは、きっと有

意義なものになると思いますよ。

Vol. 3 March 2008

JASH 内には、それぞれ目的を持って活動している委員会があります。

☆ホスピタリティ委員会おもに AMASC 会員及びその家族、聖心在校生、聖心会修道女及びその親族間のホスピタリティ活動を行う。

★AMASC 東京大会記念基金委員会1986 年 AMASC 東京大会の剰余金を基金としその運用益を JASH 会員のAMASC への意識を啓発し、将来の人材を養成するために用いる。このニュースレター発行を担当。

☆フィリピン・デュシェーン列聖　記念事業委員会福者フィリピン・デュシェーンの列聖を記念し聖人に倣い「架け橋」作りを目指し、社会奉仕活動を計画・実行する、主として聖心会修道女の学校教育外活動を支援する

★資料委員会国内聖心各校に関する有形・無形の歴史的資料の収集・保管・活用をすることにより聖心会創立者の精神の継承を目指す。

聖心に関する情報を、メールにて配信します。 このニュースレター配信をご希望の方は、下記メールに「お名前・同窓会名と回生・

ご登録希望のメールアドレス」をお送りください。

連絡先：　jash-kikin@hotmail.co.jp

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　1986 年 3 月アジアで初めて開

催された AMASC 東京大会を記念

して JASH の日が設立されまし

た。今年も去る 3月 14 日、約

140 名の JASH 会員参加のもと、

22 回目の JASH の日が開催され

ました。以下、当日の次第を簡

単にご報告いたします。

会は、玉木桂子 JASH 副会長

の司会で Sr.長野興子管区長の

祈りから始まりました。寺中平

治聖心大学学長の挨拶のあと、

小堀玲子 JASH 会長の挨拶、堀

田公子 AMASC 前役員の AMASC 報

告が続きました。その後、ホス

ピタリティ、AMASC 東京大会記

念基金、聖フィリピン・デュシ

ェーン列聖記念事業、資料の各

委員長から活動報告がありまし

た。

そして、聖心会が来日 100 周

年記念のために作製した「日本

における聖心会のあゆみ」を上

映。あちらこちらで感嘆、賞賛

の声が上がりました。母校の教

えに感謝しつつ、私たちの生き

方となった聖心会の１世紀にわ

たる活動をたどることができた

のは、大きな収穫でした。過去

を正しく知ることで、現在、そ

してこれからの活動の意義をあ

らためて認識させられた気持ち

です。是非とも一人でも多くの

卒業生に見ていただきたいと願

わずにいられません。

国内統合同窓会としての JASH

がめざしているのは、すでに幅

広い活動を展開している各同窓

会とは重なり合わない、独自の

活動です。聖心会管区への支援

と、世界につながる AMASC への

窓口。この２つの活動こそが

JASH でなければできない活動で

あるとの認識をしっかりと持ち

ながら、７つの同窓会が１つ

の、同じ精神で結ばれることを

目的としています。

閉会後に催された昼食会は、

まさにその小さな実現の場でし

た。ホスピタリティ委員会ほか

の協力によって、短いながら

も、和気藹々とした心温まる時

間を過ごせたことも、ここにご

報告いたします。

「日本における聖心会のあゆみ」

上映の様子

昼食会の様子

文章：JASH 資料委員会作成

　　　『日本国内聖心女子学院の歩み』

　　　2008年版参考・引用写真：JASH

ＪＡＳＨ （日本聖心同窓会）Japan Alumnae Association of the Sacred Heart

ＪＡＳＨ加盟同窓会　 （会員数） 2008年3月現在

　茂　仁　香　会

　み　こ　こ　ろ 会

　三　　光　　会

語学校・ISSHｱﾗﾑﾈ

　ドゥシェーン会

　宮　　代　　会

　ソ　フ　ィ　ア　会

　小林みこころ会

　真　理　茂　会

札幌聖心女子学院（2,566)

札幌聖心女子学院英語専攻科（690）

聖心女子学院高等科（6,520）

聖心女子専門学校（5,933）

聖心女子学院語学校

聖心インターナショナルスクール

（1,847）※1952年~2008年までの卒業生。

聖心女子学院高等専門学校

（聖心女子大学前身）（569）

聖心女子大学（20,964）

不二聖心女子学院（3,945）

小林聖心女子学院（6,938）小林聖心女子学院専修科小林聖心女子学院専門学校小林聖心女子学院専攻科聖心女子大学小林分校

（＊旧バラ会）

※2003年5月24日の小林みこころ会総会を以って、小林みこころ会とバラ会は合併した。