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(地Ⅲ258) 平成26年3月31日 都道府県医師会 担当理事 殿 日本医師会常任理事 葉梨 之紀 国民年金・厚生年金保険障害認定基準の一部改正 及び一部改正に伴う診断書の項目改正等について 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。 さて、国民年金法施行令別表、並びに厚生年金保険法施行令別表第1、及び第2に規定す る障害の程度の認定につきましては、「国民年金・厚生年金保険障害認定基準の改正について」 (平成14年3月15日庁保発第12号)により取り扱われているところです。 今般、「国民年金・厚生年金保険障害認定基準」の一部が改正され、平成26年6月1日か ら適用されることから、厚生労働省大臣官房年金管理審議官より、日本年金機構理事長宛に 国民年金・厚生年金保険障害認定基準の一部改正について、また、同省年金局事業管理課長 より、日本年金機構全国一括業務部門担当理事宛に国民年金・厚生年金保険障害認定基準の 一部改正に伴う診断書の項目改正等について通知が出され、別添のとおり、本会に対しても 周知方依頼がありました。 本改正の概要は以下のとおりです。 (1)肝疾患による障害 ① 認定基準 ○ 重症度を判断するための検査項目について見直しを行った。 ○ 障害等級を客観的に判断するため、検査項目の異常の数を入れた。 ○ アルコール性肝硬変の基準を追加した。 ※ 認定の対象となる障害は以下のとおり。 ・慢性かつびまん性の肝疾患の結果生じた肝硬変症 ・肝硬変症に付随する病態(食道・胃などの静脈瘤、特発性細菌性腹膜炎。肝がん を含む) ・慢性肝炎は、原則として認定の対象とならないが、検査項目の異常の数などによ り障害の状態に相当する場合は認定の対象となる。

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(地Ⅲ258)

平成26年3月31日

都道府県医師会

担当理事 殿

日本医師会常任理事

葉梨 之紀

国民年金・厚生年金保険障害認定基準の一部改正

及び一部改正に伴う診断書の項目改正等について

時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、国民年金法施行令別表、並びに厚生年金保険法施行令別表第1、及び第2に規定す

る障害の程度の認定につきましては、「国民年金・厚生年金保険障害認定基準の改正について」

(平成14年3月15日庁保発第12号)により取り扱われているところです。

今般、「国民年金・厚生年金保険障害認定基準」の一部が改正され、平成26年6月1日か

ら適用されることから、厚生労働省大臣官房年金管理審議官より、日本年金機構理事長宛に

国民年金・厚生年金保険障害認定基準の一部改正について、また、同省年金局事業管理課長

より、日本年金機構全国一括業務部門担当理事宛に国民年金・厚生年金保険障害認定基準の

一部改正に伴う診断書の項目改正等について通知が出され、別添のとおり、本会に対しても

周知方依頼がありました。

本改正の概要は以下のとおりです。

(1)肝疾患による障害

① 認定基準

○ 重症度を判断するための検査項目について見直しを行った。

○ 障害等級を客観的に判断するため、検査項目の異常の数を入れた。

○ アルコール性肝硬変の基準を追加した。

※ 認定の対象となる障害は以下のとおり。

・慢性かつびまん性の肝疾患の結果生じた肝硬変症

・肝硬変症に付随する病態(食道・胃などの静脈瘤、特発性細菌性腹膜炎。肝がん

を含む)

・慢性肝炎は、原則として認定の対象とならないが、検査項目の異常の数などによ

り障害の状態に相当する場合は認定の対象となる。

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② 診断書の様式

○ 認定基準の見直しを踏まえて臨床所見欄を整理し、アルコール性肝硬変の場合

の記載欄を追加した。

○ 「食道・胃などの静脈瘤」や「ヘパトーマ治療歴」欄などを見直し、肝硬変症

に付随する病態の治療歴の記載欄を追加した。

(2)心疾患による障害

① 診断書の様式

○ 心機能分類(NYHA)の記載欄を設けた。

○ 検査所見欄(心カテーテル、エコー、血液検査)に必要な項目を追加した。

○ 疾患別所見欄を整理し、新たに「心筋疾患」「大動脈瘤」「重症心不全」につい

ての記載欄を設けた。

つきましては、貴会におかれましても本件についてご了知いただき、貴会管下郡市区医師

会、及び関係医療機関への周知方よろしくご高配のほどお願い申し上げます。

なお、平成26年6月1日前に交付された旧様式による診断書については、当分の間、使

用しても差し支えないことを申し添えます。

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平成26年3月25日

公益社団法人

日本医師会 殿

厚 生 労 働 省 年 金 局

事業管理課給付事業室

障害年金の診断書の様式変更及び障害年金制度の周知依頼について

時下、貴会におかれましては益々御清栄のこととお慶び申し上げます。

平素より障害年金をはじめ社会保険制度の運営に御理解、御協力いただき

厚く御礼申し上げます。

さて、障害年金に係る障害の程度の認定につきましては、国民年金・厚生

年金保険障害認定基準により行っているところですが、このたび、肝疾患によ

る障害の障害認定基準の見直しに伴い、障害年金の診断書(肝疾患等の障害用)

の様式を変更することといたしました。また、心疾患による障害の記載欄を追

加する等、診断書(循環器疾患の障害用)の様式を変更することとしました。

つきましては、当該変更及び障害年金制度について別添の広報資料を作成

しましたので、診断書を作成していただく貴会会員や医療機関の皆様に対して、

ホームページや広報誌の掲載等により広く周知していただきますようお願い申

し上げます。

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平成26年6月1日から国民年金・厚生年金保険の診断書

「腎疾患・肝疾患 糖尿病の障害用(様式第120号の6-(2))」の様式が変わります

★ 変更後の様式の診断書を作成する際には、

『診断書作成の留意事項』をご参照ください。

障害基礎年金・障害厚生年金の「肝疾患による障害」についての認定基準の

見直しに伴い、診断書の様式を変更します。

平成26年5月1日以降に変更後の様式を配布し、

6月1日から新しい様式で認定事務を行います。

〔主な変更点〕

1.認定基準の見直しを踏まえて臨床所見欄を整理し、アルコール性肝

硬変の場合の記載欄を追加しました。

2.「食道・胃などの静脈瘤」や「ヘパトーマ治療歴」欄などを見直し、

肝硬変症に付随する病態の治療歴の記載欄を追加しました。

障害年金の診断書(肝疾患による障害)を作成する医師の皆さまへ

不明な点は、日本年金機構の年金事務所へお問い合わせください。

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(改 正 後)様式第120号の6-(2)

月    日

月    日

初診年月日(昭和・平成    年    月    日)

mmHg

mmHg

ア 無症状で社会活動ができ、制限を受けることなく、発病前と同等にふるまえるもの

イ 軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの   例えば、軽い家事、事務など

ウ 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの

エ 身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの

オ 身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの

 1 臨 床 所 見

 (1)自 覚 症 状 (2)他 覚 所 見 (記入上の注意を参照)

腎不全に基づく

 2 腎 生 検 無 ・ 有 検査年月日(平成   年   月   日)

所 見 〔                           〕

 3 人工透析療法

  (1)人工透析療法の実施の有無 無 ・ 有 (CAPD、血液透析)

  (2)人工透析開始日 (平成     年      月      日)

  (3)人工透析実施状況 回数・   回/週、  1回   時間

  (4)人工透析導入後の臨床経過

  (5)長期透析による合併症 無 ・ 有 (その所見            )

 4 その他の所見 (腎臓移植術を行っているときは、その実施日を記入してください。)

 (3) 検 査 成 績

神 経 症 状 ( 無 ・ 有 )

総コレステロール    mg/dℓ

血液尿素窒素(BUN) mg/dℓ

血清クレアチニン濃度   mg/dℓ

内因性クレアチニン・クリアランス mℓ /分

動脈血  ph

本人の障害の程度及び状態に無関係な欄には記入する必要はありません。(無関係な欄は、斜線により抹消してください。)

ヘモグロビン濃度     g/dℓ

ヘマトクリット          %

白血球数           / ㎕

血小板数      × 10⁴/ ㎕

血清総蛋白      g/dℓ

血清アルブミン      g/dℓ

 

(お願い

)太文字の欄は

、記入漏れがないように記入してください

障     害     の     状     態

⑫ 腎 疾 患  (平成   年   月   日現症)

悪 心 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 浮 腫 (無・有・著)          検 査 日

検査項目 ・   ・

白血球

消化器症状 ( 無 ・ 有 ) 円柱

視 力 障 害 ( 無 ・ 有 ) 赤血球数       × 10⁴/㎕

尿蛋白一日量    g/日

ア チ ド ー ジ ス (無・有・著) 尿  蛋  白

貧 血 (無・有・著)

尿沈渣

赤血球

血圧

最 大 降圧薬服用

体重 kg 最 小 無 ・ 有(お願い

)臨床所見等は

、診療録に基づいてわかる範囲で記入してください

⑩   計       測            (平成   年   月   日計測)

身長 ㎝脈拍

回/分

⑪ 一 般 状 態 区 分 表 (平成    年    月    日)  (該当するものを選んでどれか一つを○で囲んでください。)

・   ・ ・   ・食 欲 不 振 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 意 識 障 害 (無・有・著)

頭 痛 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 尿 毒 症 症 状 (無・有・著)

⑧ 診断書作成医療機関に   おける初診時所見

  初診年月日

(昭和・平成   年   月   日)

⑨   現在までの治療の内   容、期間、経過、その   他参考となる事項

診療回数 年間    回、月平均   回

手術歴

手術名 (                   )

手術年月日(   年   月   日)

④傷病の原因  又は誘因

⑤既存  障害

⑥ 既往症

⑦  傷病が治った(症状が固定して治療  の効果が期待できない状態を含む。) かどうか。

  傷病が治っている場合 ・・・・・・・・・・ 治った日    平成     年     月     日

  傷病が治っていない場合 ・・・・・・・・ 症状のよくなる見込      有   ・   無   ・   不明

診 療 録 で 確 認本 人 の 申 立 て( 年 月 日 )

③ ①のため初めて医 師の診療を受けた日

昭和平成

年診 療 録 で 確 認本 人 の 申 立 て( 年 月 日 )

①  障害の原因  と な っ た  傷 病 名

② 傷病の発生年月日

昭和平成

住   所住所地の郵便番号

        都道        府県

郡市区

年 月 日生

内国 民 年 金厚生年金保険 診    断    書

(フリガナ)

氏   名生年月日

昭和平成

(   歳) 性別 男 ・ 女

確 認

推 定

「診療録で確認」または「本人の申立て」のどちらかを○で囲み、

本人の申立ての場合は、それを聴取した年月日を記入してください。

腎性網膜症又は糖尿病を合併する例では、糖尿病(⑭)の欄にも

必要事項を記入してください。

腎疾患・肝疾患

糖 尿 病の障害用

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 1 臨 床 所 見 (3)検 査 成 績 (記入上の注意を参照)

  (1)自 覚 症 状  (2)他 覚 所 見

 2 Child-Pughによるgrade       A  ( 5 ・ 6 )   B  ( 7 ・ 8 ・ 9 )   C  ( 10 ・ 11 ・ 12以上 ) A/G比

 3 肝 生 検    無 ・ 有  検査年月日(平成   年   月   日) 血小板数 ×10⁴/㎕

所見  グレード   (        )  ステージ   (         )     プロトロンビン時間 %

総コレステロール   mg/㎗

 4 食道 ・胃などの静脈瘤 血中アンモニア ㎍/㎗

(1) 無 ・ 有  検査年月日(平成    年    月    日) AFP ng/mℓ

(2) 吐血・下血の既往 無 ・ 有 (         回)

 (         回)

 5  ヘパトーマ治療歴 無 ・ 有

・ 回 ・ 局所療法 回 ・ 動脈塞栓術 回

・ 放射線療法 回 ・ 化学療法 回

 6 特発性細菌性腹膜炎その他肝硬変症に付随する病態の治療歴

所見  8 その他の所見

肝移植  無 ・ 有 (有の場合は移植年月日(平成   年   月   日))

 7 治療の内容 経過

(1) ( 無 ・ 有 ) (4) ( 無 ・ 有 )

(2) ( 無 ・ 有 ) (5) ( 無 ・ 有 )

(3) ( 無 ・ 有 ) (6) その他(超音波 ・ CT・MRI検査等) (平成    年    月    日)

具体的内容

 1 病  型   (いずれかの病型に○を付してください。)  3 治療状況

) ( ・ / 日 回 / 日 )

 2 ヘモグロビンA1c及び空腹時血糖値の推移 (記入上の注意を参照)  4 合 併 症

(1) 眼 合 併 症 (平成   年   月   日)

ア (右)

(左)

 5 その他の所見 イ

(2) 神 経 障 害 (症状 ・ 検査所見)

(自覚症状 ・ 他覚所見 ・ 検査成績等)

上記のとおり、診断します。 平成    年    月    日

診療担当科名

医師氏名 印

⑮ そ の 他 の 代 謝 疾 患 (平成    年    月    日現症)

⑯ 現症時の日常生活活 動能力及び労働能力 (必ず記入してください。)

⑰  予       後 (必ず記入してください。)

⑱   備       考

病 院 又 は 診 療 所 の 名 称

所 在 地

裸眼 矯正

HbA1c     (%) 視 力

空腹時血糖値  (mg/㎗)

眼 底 所 見

(3) その他の型 (病名 (3)インスリンによる 単位

検査日施設基準値

検査項目  ・  ・  ・  ・  ・  ・

 ⑭ 糖 尿 病  (平成    年    月    日現症) (腎合併症を認める例では、腎疾患(⑫)の欄に必要事項を記入してください。)

(1) 1型糖尿病 (2) 2型糖尿病 (1)食事療法のみ (2)経口糖尿病薬による

抗 ウ イ ル ス 療 法 そ の 他 (2)

利 尿 剤 アルブミン・血漿製剤

特殊アミノ酸製剤 血 小 板 輸 血

手 術 継続して必要な治療を実施している。

( ○ ・ × ) ( ○ ・ × ) ( ○ ・ × )

(1)

PIVKA-Ⅱ mAU/mℓ

(3) 治 療 歴 無 ・ 有

アルコール性肝硬変の場合

180日以上アルコールを摂取していない。

( ○ ・ × ) ( ○ ・ × ) ( ○ ・ × )

出 血 傾 向 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) BCG法・BCP法

・改良型BCP法

吐 血 ・ 下 血 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 腹壁静脈怒張 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 血清総蛋白   g/㎗

肝 性 脳 症 (無・有( 度)) 血清アルブミン g/㎗

皮 膚 そ う 痒 感 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 有(難治性)) 血清総ビリルビン mg/㎗

有 痛 性 筋 痙 攣 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 黄 疸 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) アルカリホスファターゼ IU/ℓ

食 欲 不 振 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 浮 腫 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) ALT(GPT)   IU/ℓ

悪 心 ・ 嘔 吐 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 腹 水 (無 ・ 有 ・ γ-GTP     IU/ℓ

( 無 ・ 有 ・ 著 ) 検査項目

発 熱 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 脾 腫 大 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) AST(GOT)   IU/ℓ

障     害     の     状     態    

 ⑬ 肝 疾 患  (平成   年   月   日現症)

検査日 施   設基 準 値

・  ・ ・  ・ ・  ・全 身 倦 怠 感 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 肝 萎 縮

糖尿病又は腎臓障害を合併する例では、糖尿病(⑭)、

腎疾患(⑫)の欄にも必要事項を記入してください。

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(診断書を作成していただく医師に手渡すまでは、「記入上の注意」を切り離さないでください。)

記 入 上 の 注 意

1 この診断書は、国民年金又は厚生年金保険の障害給付を受けようとする人が、その年金請求書に必ず添えな

ければならない書類の一つで、初診日から1年6月を経過した日(その期間内に治ったときは、その日)にお

いて、国民年金法施行令別表又は厚生年金保険法施行令別表(以下「施行令別表」という。)に該当する程度

の障害の状態にあるかどうか、又は、初診日から1年6月を経過した日において、施行令別表に該当する程度

の障害の状態でなかった者が、65歳に到達する日の前日までの間において、施行令別表に該当する程度の障害

の状態に至ったかどうかを証明するものです。

また、この診断書は、国民年金又は厚生年金保険の年金給付の加算額の対象者となろうとする人等につ

いても、障害の状態が施行令別表に該当する程度にあるかどうかを証明するものです。

2 ③の欄は、この診断書を作成するための診療日ではなく、本人が障害の原因となった傷病について初めて医

師の診療を受けた日を記入してください。前に他の医師が診療している場合は、本人の申立てによって記入し

てください。

3 ⑨の欄の「診療回数」は、現症日前1年間における診療回数を記入してください。なお、入院日数1日は、

診療回数1回として計算してください。

4 「障害の状態」の欄は、次のことに留意して記入してください。

(1) ①~⑪及び⑯~⑰の欄は、全て記入してください。それ以外については本人の障害の程度及び状態に無関

係な欄には記入する必要はありません。(無関係な欄は、斜線により抹消してください。)なお、該当欄に記

入しきれない場合は、別に紙片をはりつけてそれに記入してください。

(2) ⑫及び⑬の欄の「1 臨床所見」の検査成績及び⑭の欄の「2 ヘモグロビンA1c及び空腹時血糖値の推

移」の検査成績は、過去6か月間における2回以上の検査成績をそれぞれ記入してください。

(3) ⑬の欄の「1 臨床所見」の検査成績の「血清アルブミン」については、BCG法、BCP法又は改良型

BCP法のいずれかに○を付してください。

(4) アルコ-ル性肝硬変の場合は、⑬の欄の「1 臨床所見」の(3)検査成績の「180日以上アルコ-ルを摂取

していない。」及び「継続して必要な治療を実施している。」の○又は×のいずれかに○を付してください。

(5) ⑬の欄の「2 Child-Pughによるgrade」の点数に○を付してください。

(6) ⑬の欄の「7 治療の内容」は、⑬の欄冒頭の現症日時点の内容を記入してください。また、「具体的内

容」については、(1)~(6)の治療が有る場合は、必要に応じて薬品名や(6)の内容等を記入してください。

(7) ⑭の欄の「4 合併症」については、過去3か月間において病状を最もよく表している検査の所見を記入

してください。

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様式第120号の6-(2)

月    日

月    日

初診年月日(昭和・平成    年    月    日)

mmHg

mmHg

ア 無症状で社会活動ができ、制限を受けることなく、発病前と同等にふるまえるもの

イ 軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの   例えば、軽い家事、事務など

ウ 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの

エ 身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの

オ 身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの

 1 臨 床 所 見

 (1)自 覚 症 状 (2)他 覚 所 見 (記入上の注意を参照)

腎不全に基づく

 2 腎 生 検 無 ・ 有 検査年月日(平成   年   月   日)

所 見 〔                           〕

 3 人工透析療法

  (1)人工透析療法の実施の有無 無 ・ 有 (CAPD、血液透析)

  (2)人工透析開始日 (平成     年      月      日)

  (3)人工透析実施状況 回数・   回/週、  1回   時間

  (4)人工透析導入後の臨床経過

  (5)長期透析による合併症 無 ・ 有 (その所見            )

 4 その他の所見 (腎臓移植術を行っているときは、その実施日を記入してください。)

内国 民 年 金厚生年金保険 診    断    書

(フリガナ)

氏   名生年月日

昭和平成

(   歳) 性別 男 ・ 女

住   所住所地の郵便番号

        都道        府県

郡市区

年 月 日生

診 療 録 で 確 認本 人 の 申 立 て( 年 月 日 )

③ ①のため初めて医 師の診療を受けた日

昭和平成

年診 療 録 で 確 認本 人 の 申 立 て( 年 月 日 )

①  障害の原因  と な っ た  傷 病 名

② 傷病の発生年月日

昭和平成

⑧ 診断書作成医療機関に   おける初診時所見

  初診年月日

(昭和・平成   年   月   日)

⑨   現在までの治療の内   容、期間、経過、その   他参考となる事項

診療回数 年間    回、月平均   回

手術歴

手術名 (                   )

手術年月日(   年   月   日)

④傷病の原因  又は誘因

⑤既存  障害

⑥ 既往症

⑦  傷病が治った(症状が固定して治療  の効果が期待できない状態を含む。) かどうか。

  傷病が治っている場合 ・・・・・・・・・・ 治った日    平成     年     月     日

  傷病が治っていない場合 ・・・・・・・・ 症状のよくなる見込      有   ・   無   ・   不明

血圧

最 大 降圧薬服用

体重 kg 最 小 無 ・ 有(お願い

)臨床所見等は

、診療録に基づいてわかる範囲で記入してください

⑩   計       測            (平成   年   月   日計測)

身長 ㎝脈拍

回/分

⑪ 一 般 状 態 区 分 表 (平成    年    月    日)  (該当するものを選んでどれか一つを○で囲んでください。)

・   ・ ・   ・食 欲 不 振 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 意 識 障 害 (無・有・著)

頭 痛 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 尿 毒 症 症 状 (無・有・著)

 

(お願い

)太文字の欄は

、記入漏れがないように記入してください

障     害     の     状     態

⑫ 腎 疾 患  (平成   年   月   日現症)

悪 心 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 浮 腫 (無・有・著)          検 査 日

検査項目 ・   ・

白血球

消化器症状 ( 無 ・ 有 ) 円柱

視 力 障 害 ( 無 ・ 有 ) 赤血球数       × 10⁴/㎕

尿蛋白一日量    g/日

ア チ ドー ジ ス (無・有・著) 尿  蛋  白

貧 血 (無・有・著)

尿沈渣

赤血球

神 経 症 状 ( 無 ・ 有 )

総コレステロール    mg/dℓ

血液尿素窒素(BUN) mg/dℓ

血清クレアチニン濃度   mg/dℓ

内因性クレアチニン・クリアランス mℓ /分

動脈血  ph

本人の障害の程度及び状態に無関係な欄には記入する必要はありません。(無関係な欄は、斜線により抹消してください。)

ヘモグロビン濃度     g/dℓ

ヘマトクリット          %

白血球数           / ㎕

血小板数      × 10⁴/ ㎕

血清総蛋白      g/dℓ

血清アルブミン      g/dℓ

 (3) 検 査 成 績

確 認

「診療録で確認」または「本人の申立て」のどちらかを○で囲み、

本人の申立ての場合は、それを聴取した年月日を記入してください。

腎性網膜症又は糖尿病を合併する例では、糖尿病(⑭)の欄にも

必要事項を記入してください。

腎疾患・肝疾患

糖 尿 病の障害用

③欄 初めて医師の診療を受けた日この診断書を作成するための診療日ではなく、本人が障害の原因となった傷病について初めて医師の診療を受けた日を記入してください。前に他の医師が診療している場合は、本人の申立てによって記入してください。

《腎疾患・肝疾患・糖尿病の障害》

初診年月日と現症日の記入漏れがないようお願いします。

⑨欄 現在までの治療の内容、期間、経過、その他参考となる事項

現在までの治療の内容などは参考となる事項をできるだけ詳しく記入してください。また、診療回数は、現症日前1年間における診療回数を記入してください。なお、入院日数1日は、診療回数1回として計算してください。

⑫3欄 人工透析療法人工透析療法を実施している場合は、開始日と実施状況を記入してください。

①欄 障害の原因となった傷病名障害年金の支給を求める傷病名を記入してください。

※ 氏名・生年月日・住所など記入漏れがないかご確認ください。

障害基礎年金・障害厚生年金の診断書作成の留意事項

⑫1(3)欄 検査成績過去6カ月における2回以上の検査成績をそれぞれ記入してください。

表面

〈お願い〉

この診断書は、障害年金の障害等級を判定するために、作成をお願いしているものです。

過去の障害の状態については、当時の診療録に基づいて記入してください。

診断書に記入漏れや疑義がある場合は、作成された医師に照会することがありますので、ご了承ください。

(平成26年6月1日改正)

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 1 臨 床 所 見 (3)検 査 成 績 (記入上の注意を参照)

  (1)自 覚 症 状  (2)他 覚 所 見

 2 Child-Pughによるgrade        A  ( 5 ・ 6 )   B  ( 7 ・ 8 ・ 9 )   C  ( 10 ・ 11 ・ 12以上 ) A/G比

 3 肝 生 検    無 ・ 有  検査年月日(平成   年   月   日) 血小板数 ×10⁴/㎕

所見  グレード   (        )  ステージ   (         )     プロトロンビン時間 %

総コレステロール   mg/㎗

 4 食道 ・胃などの静脈瘤 血中アンモニア ㎍/㎗

(1) 無 ・ 有  検査年月日(平成    年    月    日) AFP ng/mℓ

(2) 吐血・下血の既往 無 ・ 有 (         回)

 (         回)

 5  ヘパトーマ治療歴 無 ・ 有

・ 回 ・ 局所療法 回 ・ 動脈塞栓術 回

・ 放射線療法 回 ・ 化学療法 回

 6 特発性細菌性腹膜炎その他肝硬変症に付随する病態の治療歴

所見  8 その他の所見

肝移植  無 ・ 有 (有の場合は移植年月日(平成   年   月   日))

 7 治療の内容 経過

(1) ( 無 ・ 有 ) (4) ( 無 ・ 有 )

(2) ( 無 ・ 有 ) (5) ( 無 ・ 有 )

(3) ( 無 ・ 有 ) (6) その他(超音波 ・ CT・MRI検査等) (平成    年    月    日)

具体的内容

 1 病  型   (いずれかの病型に○を付してください。)  3 治療状況

) ( ・ / 日 回 / 日 )

 2 ヘモグロビンA1c及び空腹時血糖値の推移 (記入上の注意を参照)  4 合 併 症

(1) 眼 合 併 症 (平成   年   月   日)

ア (右)

(左)

 5 その他の所見 イ

(2) 神 経 障 害 (症状 ・ 検査所見)

(自覚症状 ・ 他覚所見 ・ 検査成績等)

上記のとおり、診断します。 平成    年    月    日

診療担当科名

医師氏名 印

( 無 ・ 有 ・ 著 ) 検査項目

発 熱 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 脾 腫 大 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) AST(GOT)   IU/ℓ

障     害     の     状     態    

 ⑬ 肝 疾 患  (平成   年   月   日現症)

検査日 施   設基 準 値

・  ・ ・  ・ ・  ・全 身 倦 怠 感 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 肝 萎 縮

食 欲 不 振 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 浮 腫 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) ALT(GPT)   IU/ℓ

悪 心 ・ 嘔 吐 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 腹 水 (無 ・ 有 ・ γ-GTP     IU/ℓ

皮 膚 そ う 痒 感 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 有(難治性)) 血清総ビリルビン mg/㎗

有 痛 性 筋 痙 攣 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 黄 疸 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) アルカリホスファターゼ IU/ℓ

出 血 傾 向 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) BCG法・BCP法

・改良型BCP法

吐 血 ・ 下 血 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 腹壁静脈怒張 ( 無 ・ 有 ・ 著 ) 血清総蛋白   g/㎗

肝 性 脳 症 (無・有( 度)) 血清アルブミン g/㎗

( ○ ・ × ) ( ○ ・ × ) ( ○ ・ × )

(1)

PIVKA-Ⅱ mAU/mℓ

(3) 治 療 歴 無 ・ 有

アルコール性肝硬変の場合

180日以上アルコールを摂取していない。

( ○ ・ × ) ( ○ ・ × ) ( ○ ・ × )

利 尿 剤 アルブミン・血漿製剤

特殊アミノ酸製剤 血 小 板 輸 血

手 術 継続して必要な治療を実施している。

 ⑭ 糖 尿 病  (平成    年    月    日現症) (腎合併症を認める例では、腎疾患(⑫)の欄に必要事項を記入してください。)

(1) 1型糖尿病 (2) 2型糖尿病 (1)食事療法のみ (2)経口糖尿病薬による

抗 ウイ ルス 療 法 そ の 他 (2)

⑮ そ の 他 の 代 謝 疾 患 (平成    年    月    日現症)

⑯ 現症時の日常生活活 動能力及び労働能力 (必ず記入してください。)

⑰  予       後 (必ず記入してください。)

⑱   備       考

病 院 又 は 診 療 所 の 名 称

所 在 地

裸眼 矯正

HbA1c     (%) 視 力

空腹時血糖値  (mg/㎗)

眼 底 所 見

(3) その他の型 (病名 (3)インスリンによる 単位

検査日施設基準値

検査項目  ・  ・  ・  ・  ・  ・

糖尿病又は腎臓障害を合併する例では、糖尿病(⑭)、

腎疾患(⑫)の欄にも必要事項を記入してください。

⑬1(3)欄 検査成績過去6カ月における2回以上の検査成績をそれぞれ記入してください。

●「血清アルブミン」については、BCG法、BCP法または改良型BCP法のいずれかを○で囲んでください。

●アルコール性肝硬変の場合は、⑬の欄の「1 臨床所見」の(3)検査成績の「180日以上アルコールを摂取していない。」と「継続して必要な治療を実施している。」の○または×のいずれかを検査日ごとに○で囲んでください。

⑬8(1)欄 肝移植移植を受けたものは、術後の症状、治療経過、検査成績を「経過」に具体的に記入してください。

また、肝移植後の予後についても、「⑰予後」欄に記入してください。

⑬2欄 Child-Pughによるgrade該当する点数を○で囲んでください。

⑬7欄 治療の内容現症日時点の内容を記入してください。また、「具体的内容」については、(1)~(6)の治療がある場合は、必要に応じて薬品名や「(6)その他」の内容などを記入してください。

⑰欄 予後診断時に判断できない場合は、「不詳」と記入してください。

⑭4欄 合併症

過去3か月間において病状を最もよく表している検査の所見を記入してください。

⑯欄 現症時の日常生活活動能力及び労働能力

現症時の日常生活活動能力については、介助が必要かどうか、また、労働能力についても必ず記入してください。

裏面

病院または診療所の名称だけではなく、所在地も忘れずに記入してください。

⑭2欄 ヘモグロビンA1c及び空腹時血糖値の推移

過去6カ月における2回以上の検査成績をそれぞれ記入してください。

⑬6欄 特発性細菌性腹膜炎その他肝硬変症に付随する病態の治療歴

「4 食道・胃などの静脈瘤」と「5 ヘパトーマ治療歴」以外の治療歴があれば治療経過などを記入してください。

⑱欄 備考

本人の状態について特記すべきことがあれば記入してください。

(変更)

(変更)

(新設)

(変更)

(変更)

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診断書を作成する医師・医療機関の皆さまへ

「障害の状態になった」とは

視覚障害や聴覚障害、肢体不自由などの障害がんや糖尿病、高血圧、呼吸器疾患などの内部疾患精神の障害などにより、 長期療養が必要で、仕事や生活が著しく制限を受ける状態になったことをいいます。

病気やけがなどにより、障害の状態になった患者さんに、国民年金・厚生年金の「障害年金制度」をご案内ください。

障害年金についてのお問い合わせやご相談は、

お近くの年金事務所または街角の年金相談センターで

受け付けています。

所在地は、日本年金機構ホームページ「全国の相談・手続き窓口」をご覧ください。http://www.nenkin.go.jp/n/www/section/index.html

障害の状態※や保険料の納付期間など、一定の要件を満たしている方は、障害年金を受給することができます。※障害者手帳の障害等級とは判断基準が異なるため、手帳の交付は受けられても、障害年金を受給できないことがあります。

窓口受付時間:平日(月~金)の午前8時30分~午後5時15分年金相談は、「時間延長」や「週末相談」も実施しています。時間延長 週初の開所日 午後5:15~午後7:00まで週末相談 第2土曜 午前9:30~午後4:00まで

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障害年金制度について公的年金制度には、主に自営業者などが加入する国民年金や会社員などが加入する厚生年金があります。こうした制度に加入中の病気やけがで障害が残った場合は、国民年金から「障害基礎年金」、厚生年金から「障害厚生年金」が支給されます。

※ 子の加算:第3子以降は各年 74,100円

障害年金を受けるには、次の3つの要件が必要になります

初診日において、国民年金または厚生年金保険の被保険者であるか、または国民年金の被保険者であった人で、60歳以上65歳未満の国内居住者であること

【20歳前傷病による障害基礎年金】初診日において、20歳未満であった人が、20歳に達した日において1級または2級の障害の状態にあるときなどは、障害基礎年金が支給されます。

1 初診日に被保険者であること

障害認定日(※)に障害の状態が1級または2級(障害厚生年金については1級~3級)に該当すること、または障害認定日後に、障害の程度が増進し、65歳になるまでに障害の状態が1級または2級(障害厚生年金については1級~3級)に該当すること

※障害認定日: 障害の原因となった傷病の初診日から起算して1年6ヵ月を経過した日、または1年6ヵ月以内にその傷病が

治った場合(症状が固定した場合)はその日

3 一定の障害の状態にあること

初診日の前日において、初診日の属する月の前々月までの被保険者期間のうち、保険料納付期済期間と保険料免除期間を合算した期間が3分の2以上あること

【上記要件を満たせない場合の特例】初診日が平成38年4月1日前のときは、初診日の属する月の前々月までの直近の1年間に保険料の未納期間がないこと

2 保険料の納付要件を満たしていること

◆障害年金を受けるには、本人またはご家族による年金の請求手続きが必要です。請求窓口は、障害基礎年金はお住まいの市区町村役場または年金事務所、障害厚生年金はお近くの年金事務所になります。

障害年金

1 級 障 害 2 級 障 害 3 級 障 害

障害厚生年金(1級)

配偶者の加給年金

障害基礎年金(1級)

年 966,000円

子の加算(第1・2子)各年 222,400円

障害厚生年金(2級)

配偶者の加給年金

障害基礎年金(2級)

年 772,800円

子の加算(第1・2子)各年 222,400円

障害厚生年金(3級) 障害手当金

上乗せ年金(2階

基礎年金(1階

障 害 の 程 度重い 軽い

年金額は、平成26年4月現在

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不明な点は、日本年金機構の年金事務所へお問い合わせください。

認定の対象となる障害は、以下のとおりです。

・慢性かつびまん性の肝疾患の結果生じた肝硬変症

・肝硬変症に付随する病態(食道・胃などの静脈瘤、特発性細菌性

腹膜炎、肝がんを含む)

※慢性肝炎は、原則として認定の対象になりませんが、検査項目の異常の数

などにより障害の状態に相当する場合は認定の対象となります。

国民年金・厚生年金保険

障害年金のお知らせ

記入してください。

改正のポイント

1.重症度を判断するための検査項目について見直しを

行いました。

2.障害等級を客観的に判断するため、検査項目の異常

の数を入れました。

3.アルコール性肝硬変の基準を追加しました。

平成26年6月1日から「肝疾患による障害」の認定基準を一部改正します。

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日本年金機構の年金事務所の連絡先は、日本年金機構ホームページ(全国の相談・手続窓口)にてご確認ください。

http://www.nenkin.go.jp/n/www/section/

障害の程度 障 害 の 状 態

1 級前記1.の検査成績及び臨床所見のうち高度異常を3つ以上示すもの、又は高度異常を2つ及び中等度の異常を2つ以上示すもので、かつ、一般状態区分表のオに該当するもの

2 級前記1.の検査成績及び臨床所見のうち中等度又は高度の異常を3つ以上示すもので、かつ、一般状態区分表のエ又はウに該当するもの

3 級前記1.の検査成績及び臨床所見のうち中等度又は高度の異常を2つ以上示すもので、かつ、一般状態区分表のウ又はイに該当するもの

検査項目/臨床所見 基準値 中等度の異常 高度異常

血清総ビリルビン(mg/dℓ)

0.3~1.2 2.0以上3.0以下 3.0超

血清アルブミン(g/d ℓ)(BCG法)

4.2~5.1 3.0以上3.5以下 3.0未満

血小板数(万/μℓ)

13~35 5以上10未満 5未満

プロトロンビン時間(PT) (%)

70超~130 40以上70以下 40未満

腹 水 ― 腹水あり 難治性腹水あり

脳 症 ― Ⅰ度 Ⅱ度以上

1.重症度を判断する検査項目・臨床所見とその異常値を見直しました。

2.各等級に相当する例示の中に検査項目の異常の数を入れました。

3.アルコール性肝硬変の基準を追加しました。

改正のポイント

※ 障害の認定は、異常値の数と一般状態区分表による障害の状態などによって認定されます。

アルコール性肝硬変については、継続して必要な治療を行っていること及び検査日より前に180日以上アルコールを摂取していないことについて、確認のできた者に限り、認定されます。

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平成26年6月1日から国民年金・厚生年金保険の診断書

「循環器疾患の障害用 (様式第120号の6-(1)) 」の様式が変わります

★ 変更後の様式の診断書を作成する際には、

『診断書作成の留意事項』をご参照ください。

※ 不明な点は、日本年金機構の年金事務所へお問い合わせください。

障害基礎年金・障害厚生年金の「心疾患による障害」について、記載欄を追

加するなど、診断書の様式を変更します。

平成26年5月1日以降に変更後の様式を配布し、

6月1日から新しい様式で認定事務を行います。

〔主な変更点〕

1.心機能分類(NYHA)の記載欄を設けました。

2.検査所見欄(心カテーテル、エコー、血液検査)に必要な項目を追

加しました。

3.疾患別所見欄を整理し、新たに「心筋疾患」「大動脈疾患」「重症

心不全」についての記載欄を設けました。

障害年金の診断書(心疾患による障害)を作成する医師の皆さまへ

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年 月 日

年 月 日

(1)自 覚 症 状 (2)他 覚 所 見       (該当するものを選んでどれか一つを○で囲んでください。)

( 無・有・著 ) ( 無・有・著 )

( 無・有・著 ) ( 無・有・著 )

( 無・有・著 ) ( 無・有 )

( 無・有・著 ) ( 無・有 )

( 無・有・著 ) ( 無・有 )

( 無・有・著 ) ( 無・有 )

( 無・有 )   (Levine   度)

(4)心カテーテル検査 (平成   年   月   日)

EF       %

(1)心電図所見 ( 無 ・ 有 ) ( 陰性・陽性 )

(心電図所見のあるものは、必ず心電図(コピー)を添付してください。) ( 無 ・ 有 ) 

 ① 安静時心電図 (平成   年   月   日) ( 無 ・ 有 ) 

心室性期外収縮  ( 無・有 ) 完全房室ブロック   ( 無・有 ) 所見

心房細動・粗動  ( 無・有 ) MobitzⅡ型房室ブロック( 無・有 )

完全左脚ブロック ( 無・有 ) 0.2mV以上のST低下 ( 無・有 )

陳旧性心筋梗塞  ( 無・有 ) 深い陰性T波( 無・有(  mV))

その他(                ) (5)心エコー検査 (平成   年   月   日)

 ② 負荷心電図   ( 無・有 ) (平成   年   月   日) 左室拡張期径      mm 左室収縮期径     mm

( 陰性・疑陽性・陽性 )        METs EF       %

 ③ ホルター心電図 ( 無・有 ) (平成   年   月   日) 所見(左室肥大、弁膜症、拡張能の制限、推定肺動脈圧等)

(所見                              )

(2)胸部X線所見 (平成   年   月   日)

心胸郭係数    (     %)

肺静脈うっ血   ( 無・有・著 )

(3)動脈血ガス分析値 (平成   年   月   日) (6)血液検査 (平成   年   月   日)

BNP値(脳性ナトリウム利尿ペプチド)       pg/mL

NT-proBNP値(脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント)

5 その他の所見 (平成   年   月   日)

左 室 駆 出 率

動脈血 O2  分圧        Torr

動脈血 CO2  分圧       Torr

(循環器疾患の障害用)

②  傷病の発生年月日

④ 傷病の原因  又は誘因

昭和平成

①  障害の原因  と な っ た  傷 病 名

郡市区

性別生

初 診 年 月 日 ( 昭 和 ・ 平 成 年 月 日 )

⑤ 既存  障害

住所地の郵便番号

昭和平成

生年月日 年 月 日

診  断  書国 民 年 金厚生年金保険

 初診年月日

(昭和・平成  年  月  日)

⑧ 診断書作成医療機関に  おける初診時所見

障     害     の     状     態    

(     歳)

住 所

(フリガナ)

氏 名

        都道        府県

⑥ 既往症

 (お願い)太文字の欄は、記入漏れがないように記入してください。

(お願い)臨床所見等は、診療録に基づいてわかる範囲で記入してください。

年間     回、月平均     回⑨  現在までの治療の内  容、期間、経過、その  他参考となる事項

手術歴

手術名(                )手術年月日(     年   月   日)

kg血圧 最 小

最 大 mmHgmmHg

降圧薬服用無 ・ 有

本人の障害の程度及び状態に無関係な欄には記入する必要はありません。(無関係な欄は、斜線により抹消してください。)

3 心機能分類(NYHA)   ( Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ )

     pg/mL

左 室 駆 出 率

冠 動 脈 れ ん 縮 誘 発 試 験

⑪ 循 環 器 疾 患  (平成   年   月   日現症)

㎝体 重

2 一 般 状 態 区 分 表  (平成   年   月   日) 1 臨 床 所 見

4 検 査 所 見

  傷病が治っている場合 ・・・・・・・・・・ 治った日  平成      年      月      日

  傷病が治っていない場合 ・・・・・・・・ 症状のよくなる見込      有    ・    無    ・    不明

診 療 録 で 確 認本 人 の 申 立 て( 年 月 日 )

③ ①のため初めて医 師の診療を受けた日

昭和平成

診 療 録 で 確 認本 人 の 申 立 て( 年 月 日 )

脈 拍回/分

⑩  計    測 (平成   年   月   日計測)

身 長

左 主 幹 部 に 50 % 以 上 の 狭 窄

様式第120号の6‐(1)

 失  神 

チアノーゼ

浮 腫

頸静脈怒張

器質的雑音

診療回数

ば ち 状 指

尿 量 減 少

動  悸

呼吸困難

息 切 れ

胸  痛

男 ・ 女

3本の主要冠動脈に75%以上の狭窄

「診療録で確認」または「本人の申立て」のどちらかを○で囲み、

本人の申立ての場合は、それを聴取した年月日を記入してください。

傷病が治った(症状が固定して治療

の効果が期待できない状態を含

む。)かどうか。

確 認

推 定

ア 無症状で社会活動ができ、制限を受けることなく、発病前と同等にふるまえるもの

イ 軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの

例えば、軽い家事、事務など

ウ 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働は

できないが、日中の50%以上は起居しているもの

エ 身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の50%以上

は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの

オ 身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範

囲がおおむねベッド周辺に限られるもの

( 改正後 )

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 1 心 筋 疾 患

(1) 無 ・ 有

(2) 無 ・ 有

(3) 無 ・ 有

(4) 所見(                                                           )

 2 虚 血 性 心 疾 患

(1)  無 ・ 軽労作で有 ・ 安静時有

(2)  無 ・ 軽労作で有 ・ 安静時有

(3)  無 ・ 軽労作で有 ・ 安静時有

(4)  無 ・ 有 (Lown   度)

(5) インターベンション 無 ・ 有 初回:(平成  年  月  日)、計  回、手技(                 )

(6) 無 ・ 有 初回:(平成  年  月  日)

(7) 無 ・ 有    (平成  年  月  日)

(8) 無 ・ 有 (手術名                    ) (平成  年  月  日)

(9) その他(                                                          )

 3 不  整  脈

(1) 無 ・ 有 (                       ) (平成  年  月  日)

(2) 無 ・ 有 (平成  年  月  日)

(3) 無 ・ 有 (平成  年  月  日)

(4) その他(                                                          )

 4 大 動 脈 疾 患

(1) 無 ・ 有

(2) 無 ・ 有 ( 部位: 胸部 ・ 胸腹部 ・ 腹部 )(最大血管短径  ㎝)(平成  年  月  日)

(3) 無 ・ 有 ( 部位: 胸部 ・ 胸腹部 ・ 腹部 )

(4) ステントグラフト 無 ・ 有 ( 部位: 胸部 ・ 胸腹部 ・ 腹部 )

(5) 無 ・ 有 (手術名               )

(6) その他(                                                          )

注: 高血圧症がある場合は、「7 高血圧症」にも記載してください。

 5 先 天 性 心 疾 患 ・ 弁 疾 患

(1) 先天性心疾患の場合 (4)

 症状の出現時期 (昭和・平成   年   月   日) (5)

 小・中学生時代の体育の授業  普通にできた  参観していた (6) 無 ・ 有

(2) 弁疾患の場合  (手術名              )(平成  年  月  日)

 原因疾患    (7) 無 ・ 有

 発病時期 (昭和・平成   年   月   日) (手術名              )(平成  年  月  日)

(3) Eisenmenger症候群 無 ・ 有 (8) その他(                          )

 6 重 症 心 不 全

(1) 無 ・ 有 (平成  年  月  日)

(2) 無 ・ 有 (平成  年  月  日)

(3) 心臓再同期医療機器(CRT)  無 ・ 有 (平成  年  月  日)

(4) 除細動器機能付き心臓再同期医療機器(CRT-D) 無 ・ 有 (平成  年  月  日)

 7 高 血 圧 症

(1) 本態性高血圧症・二次性高血圧症(病名:            ) (4) 眼底検査所見 (平成  年  月  日)

(2) 検査成績 KW・Scheie・その他(     法):

(5) その他の合併症( 大動脈解離、大動脈瘤、末梢動脈閉塞など )

無 ・ 有 (病名:                  )

(6) 血清クレアチニン濃度         mg/dℓ

尿蛋白の有無( - ・ ± ・ + ・ ++ )

(3) 一過性脳虚血発作の既往  無 ・ 有 :1年以内・1年以上前(  年  月頃)

 8 そ の 他 の 循 環 器 疾 患

(1) 手術 無 ・ 有 (手術名                              ) (平成  年  月  日)

(2) その他(                                                         )

上記のとおり、診断します。 平成   年   月   日

診療担当科名

医師氏名 印

心 室 性 期 外 収 縮

A C バ イ パ ス 術

再 狭 窄

そ の 他 の 手 術

心 不 全 症 状

難 治 性 不 整 脈

ペースメーカー治療

植込み型除細動器(ICD)

そ の 他 の 手 術

人 工 心 臓

心 臓 移 植

狭 心 症 状

梗 塞 後 狭 心 症 状

       

     mmHg

人 工 弁 置 換 術

そ の 他 の 手 術

胸部大動脈解離

大 動 脈 瘤

人 工 血 管

(平成 年 月 日)

(平成 年 月 日)

(平成 年 月 日)

(平成 年 月 日)Stanford 分 類 ( A 型 ・ B 型 )

肺 動 脈 収 縮 期 圧

所 在 地

⑬ 現症時の日常生活活 動能力及び労働能力 (必ず記入してください。)

⑭ 予     後 (必ず記入してください。)

⑮  備     考

病院又は診療所の名称

肺 体 血 流 比

血圧測定年月日 最大血圧 最小血圧 降圧薬服用

⑫ 疾 患 別 所 見   (平成   年   月   日 現症)          (該当する疾患について記入してください。)

障    害    の    状    態

肥 大 型 心 筋 症

拡 張 型 心 筋 症

そ の 他 の 心 筋 症

・ ・ 無・有(   種)

・ ・ 無・有(   種)

・ ・ 無・有(   種)

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(診断書を作成していただく医師に手渡すまでは、「記入上の注意」を切り離さないでください。)

記 入 上 の 注 意

 

1 この診断書は、国民年金又は厚生年金保険の障害給付を受けようとする人が、その年金請求書に必ず添えな

ければならない書類の一つで、初診日から1年6月を経過した日(その期間内に治ったときは、その日)にお

いて、国民年金法施行令別表又は厚生年金保険法施行令別表(以下「施行令別表」という。)に該当する程度

の障害の状態にあるかどうか、又は、初診日から1年6月を経過した日において、施行令別表に該当する程度

の障害の状態でなかった者が、65歳に到達する日の前日までの間において、施行令別表に該当する程度の障害

の状態に至ったかどうかを証明するものです。

また、この診断書は、国民年金又は厚生年金保険の年金給付の加算額の対象者となろうとする人等につ

いても、障害の状態が施行令別表に該当する程度にあるかどうかを証明するものです。

2 ③の欄は、この診断書を作成するための診療日ではなく、本人が障害の原因となった傷病について初めて医

師の診療を受けた日を記入してください。前に他の医師が診療している場合は、本人の申立てによって記入し

てください。

3 ⑨の欄の「診療回数」は、現症日前1年間における診療回数を記入してください。なお、入院日数1日は、

診療回数1回として計算してください。

4 「障害の状態」の欄は、次のことに留意して記入してください。

(1) ①~⑪及び⑬~⑭の欄は、全て記入してください。⑫の欄については本人の障害の程度及び状態に無関

係な欄に記入する必要はありません。(無関係な欄は、斜線により抹消してください。)なお、該当欄に記

入しきれない場合は、別に紙片をはりつけてそれに記入してください。

(2) ⑪の欄「4 検査所見」の(3)~(6)については、検査を行った場合には、該当する項目に現症日の直近の

結果を記入してください。

(3) ⑪の欄「4 検査所見」の「(6) 血液検査」は、どちらか一方の検査数値を記入してください。

(4) ⑫の欄「6 重症心不全」については、重症心不全に該当する場合は⑫6欄に記入してください。なお、

重症に該当しない者が「(3)心臓再同期医療機器(CRT)」又は「(4)除細動器機能付き心臓再同期医療機器

(CRT-D)」を装着した場合は、装着年月日や医療機器(CRT又はCRT-D)を⑮備考欄に記入してください。

(5) ⑫の欄「7 高血圧症」の「(4) 眼底検査所見」は、過去3か月間において、病状を最もよく表してい

る検査の所見を記入してください。

5 心電図所見のあるものは、この診断書の外に、心電図(コピー)を必ず添えてください。

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年 月 日

年 月 日

(1)自 覚 症 状 (2)他 覚 所 見       (該当するものを選んでどれか一つを○で囲んでください。)

( 無・有・著 ) ( 無・有・著 )

( 無・有・著 ) ( 無・有・著 )

( 無・有・著 ) ( 無・有 )

( 無・有・著 ) ( 無・有 )

( 無・有・著 ) ( 無・有 )

( 無・有・著 ) ( 無・有 )

( 無・有 )   (Levine   度)

(4)心カテーテル検査 (平成   年   月   日)

EF       %

(1)心電図所見 ( 無 ・ 有 )  ( 陰性・陽性 )

(心電図所見のあるものは、必ず心電図(コピー)を添付してください。) ( 無 ・ 有 ) 

 ① 安静時心電図 (平成   年   月   日) ( 無 ・ 有 ) 

心室性期外収縮  ( 無・有 ) 完全房室ブロック   ( 無・有 ) 所見

心房細動・粗動  ( 無・有 ) MobitzⅡ型房室ブロック( 無・有 )

完全左脚ブロック ( 無・有 ) 0.2mV以上のST低下 ( 無・有 )

陳旧性心筋梗塞  ( 無・有 ) 深い陰性T波( 無・有(  mV))

その他(                ) (5)心エコー検査 (平成   年   月   日)

 ② 負荷心電図   ( 無・有 ) (平成   年   月   日) 左室拡張期径      mm 左室収縮期径     mm

( 陰性・疑陽性・陽性 )        METs EF       %

 ③ ホルター心電図 ( 無・有 ) (平成   年   月   日) 所見(左室肥大、弁膜症、拡張能の制限、推定肺動脈圧等)

(所見                              )

(2)胸部X線所見 (平成   年   月   日)

心胸郭係数    (     %)

肺静脈うっ血   ( 無・有・著 )

(3)動脈血ガス分析値 (平成   年   月   日) (6)血液検査 (平成   年   月   日)

動脈血 O₂  分圧        Torr BNP値(脳性ナトリウム利尿ペプチド)       pg/mL

動脈血 CO₂  分圧       Torr NT-proBNP値(脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント)

5 その他の所見 (平成   年   月   日)

左 室 駆 出 率

(循環器疾患の障害用)

  傷病の発生年月日

④ 傷病の原因  又は誘因

昭和平成

①  障害の原因  と な っ た  傷 病 名

郡市区

性別生

初 診 年 月 日 ( 昭 和 ・ 平 成 年 月 日 )

⑤ 既存  障害

住所地の郵便番号

昭和平成

生年月日 年 月 日

診  断  書国 民 年 金厚 生 年 金 保 険

 初診年月日

(昭和・平成  年  月  日)

⑧ 診断書作成医療機関に

  おける初診時所見

障     害     の     状     態    

(     歳)

住 所

(フリガナ)

氏 名

        都道        府県

既往症

 (

お願い)

太文字の欄は、

記入漏れがないように記入してください。

お願い)

臨床所見等は、

診療録に基づいてわかる範囲で記入してください。

年間     回、月平均     回⑨  現在までの治療の内  容、期間、経過、その  他参考となる事項

手術歴

手術名(                )手術年月日(     年   月   日)

kg

血圧 最 小

最 大 mmHg

mmHg

降圧薬服用

無 ・ 有

本人の障害の程度及び状態に無関係な欄には記入する必要はありません。(無関係な欄は、斜線により抹消してください。)

3 心機能分類(NYHA)   ( Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ )

     pg/mL

左 室 駆 出 率

冠 動 脈 れ ん 縮 誘 発 試 験

⑪ 循 環 器 疾 患  (平成   年   月   日現症)

体 重

2 一 般 状 態 区 分 表  (平成   年   月   日) 1 臨 床 所 見

4 検 査 所 見

  傷病が治っている場合 ・・・・・・・・・・ 治った日  平成      年      月      日

  傷病が治っていない場合 ・・・・・・・・ 症状のよくなる見込      有    ・    無    ・    不明

診 療 録 で 確 認

本 人 の 申 立 て

( 年 月 日 )

③ ①のため初めて医 師の診療を受けた日

昭和平成

診 療 録 で 確 認

本 人 の 申 立 て

( 年 月 日 )

脈 拍回/分

⑩  計    測 (平成   年   月   日計測)

身 長

左 主 幹 部 に 50 % 以 上 の 狭 窄

様式第120号の6‐(1)

 失  神 

チ ア ノ ー ゼ

浮 腫

頸 静 脈 怒 張

器 質 的 雑 音

診療回数

ば ち 状 指

尿 量 減 少

動  悸

呼吸困難

息 切 れ

胸  痛

男 ・ 女

3本の主要冠動脈に75%以上の狭窄

「診療録で確認」または「本人の申立て」のどちらかを○で囲み、

本人の申立ての場合は、それを聴取した年月日を記入してください。

傷病が治った(症状が固定して治療

の効果が期待できない状態を含

む。)かどうか。

確 認

推 定

ア 無症状で社会活動ができ、制限を受けることなく、発病前と同等にふるまえるもの

イ 軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの

例えば、軽い家事、事務など

ウ 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働は

できないが、日中の50%以上は起居しているもの

エ 身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の50%以上

は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの

オ 身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範

囲がおおむねベッド周辺に限られるもの

③欄 初めて医師の診療を受けた日この診断書を作成するための診療日ではなく、本人が障害の原因となった傷病について初めて医師の診療を受けた日を記入してください。前に他の医師が診療している場合は、本人の申立てによって記入してください。

《循環器疾患の障害》

初診年月日と現症日の記入漏れがないようお願いします。

⑨欄 現在までの治療の内容、期間、経過、その他参考となる事項

現在までの治療の内容などは参考となる事項をできるだけ詳しく記入してください。また、「診療回数」は、現症日前1年間における診療回数を記入してください。なお、入院日数1日は、診療回数1回として計算してください。

⑪3欄 心機能分類該当するものを○で囲んでください。

①欄 障害の原因となった傷病名障害年金の支給を求める傷病名を記入してください。

※ 氏名・生年月日・住所など記入漏れがないかご確認ください。

障害基礎年金・障害厚生年金の診断書作成の留意事項 表面

〈お願い〉

この診断書は、障害年金の障害等級を判定するために、作成をお願いしているものです。

過去の障害の状態については、当時の診療録に基づいて記入してください。

診断書に記入漏れや疑義がある場合は、作成された医師に照会することがありますので、ご了承ください。

⑪4(6)欄 血液検査どちらか一方の検査数値を記入してください。

⑪4欄 検査所見(3)~(6)については、検査を行った場合には、該当する項目に現症日の直近の結果を記入してください。

⑪4(1)欄 心電図所見心電図所見のあるものは、必ず心電図(コピー)を添付してください。

⑪4(5)欄 心エコー検査所見欄には、左室肥大、弁膜症、拡張能の制限、推定肺動脈圧等について記入してください。

(新設)

(変更)

(変更)

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 1 心 筋 疾 患

(1) 無 ・ 有

(2) 無 ・ 有

(3) 無 ・ 有

(4) 所見(                                                           )

 2 虚 血 性 心 疾 患

(1)  無 ・ 軽労作で有 ・ 安静時有

(2)  無 ・ 軽労作で有 ・ 安静時有

(3)  無 ・ 軽労作で有 ・ 安静時有

(4)  無 ・ 有 (Lown   度)

(5) インターベンション 無 ・ 有 初回:(平成  年  月  日)、計  回、手技(                 )

(6) 無 ・ 有 初回:(平成  年  月  日)

(7) 無 ・ 有    (平成  年  月  日)

(8) 無 ・ 有 (手術名                    ) (平成  年  月  日)

(9) その他(                                                          )

 3 不  整  脈

(1) 無 ・ 有 (                       ) (平成  年  月  日)

(2) 無 ・ 有 (平成  年  月  日)

(3) 無 ・ 有 (平成  年  月  日)

(4) その他(                                                          )

 4 大 動 脈 疾 患

(1) 無 ・ 有

(2) 無 ・ 有 ( 部位: 胸部 ・ 胸腹部 ・ 腹部 ) (最大血管短径  ㎝) (平成  年  月  日)

(3) 無 ・ 有 ( 部位: 胸部 ・ 胸腹部 ・ 腹部 )

(4) ステントグラフト 無 ・ 有 ( 部位: 胸部 ・ 胸腹部 ・ 腹部 )

(5) 無 ・ 有 (手術名               )

(6) その他(                                                          )

注: 高血圧症がある場合は、「7 高血圧症」にも記載してください。

 5 先 天 性 心 疾 患 ・ 弁 疾 患

(1) 先天性心疾患の場合 (4)

 症状の出現時期 (昭和・平成   年   月   日) (5)

 小・中学生時代の体育の授業  普通にできた  参観していた (6) 無 ・ 有

(2) 弁疾患の場合  (手術名              )(平成  年  月  日)

 原因疾患    (7) 無 ・ 有

 発病時期 (昭和・平成   年   月   日) (手術名              )(平成  年  月  日)

(3) Eisenmenger症候群 無 ・ 有 (8) その他(                          )

 6 重 症 心 不 全

(1) 無 ・ 有 (平成  年  月  日)

(2) 無 ・ 有 (平成  年  月  日)

(3) 心臓再同期医療機器(CRT)  無 ・ 有 (平成  年  月  日)

(4) 除細動器機能付き心臓再同期医療機器(CRT-D) 無 ・ 有 (平成  年  月  日)

 7 高 血 圧 症

(1) 本態性高血圧症・二次性高血圧症(病名:            ) (4) 眼底検査所見 (平成  年  月  日)

(2) 検査成績 KW・Scheie・その他(     法):

(5) その他の合併症( 大動脈解離、大動脈瘤、末梢動脈閉塞など )

無 ・ 有 (病名:                  )

(6) 血清クレアチニン濃度         mg/dℓ

尿蛋白の有無( - ・ ± ・ + ・ ++ )

(3) 一過性脳虚血発作の既往  無 ・ 有 :1年以内・1年以上前(  年  月頃)

 8 そ の 他 の 循 環 器 疾 患

(1) 手術 無 ・ 有 (手術名                              ) (平成  年  月  日)

(2) その他(                                                         )

上記のとおり、診断します。 平成   年   月   日

診療担当科名

医師氏名 印

・ ・ 無・有(   種)

・ ・ 無・有(   種)

・ ・ 無・有(   種)

肥 大 型 心 筋 症

拡 張 型 心 筋 症

そ の 他 の 心 筋 症

⑫ 疾 患 別 所 見   (平成   年   月   日 現症)          (該当する疾患について記入してください。)

障    害    の    状    態

所 在 地

⑬ 現症時の日常生活活 動能力及び労働能力 (必ず記入してください。)

⑭ 予     後 (必ず記入してください。)

⑮  備     考

病院 又は診 療所の 名称

肺 体 血 流 比

血圧測定年月日 最大血圧 最小血圧 降圧薬服用

そ の 他 の 手 術

人 工 心 臓

心 臓 移 植

狭 心 症 状

梗 塞 後 狭 心 症 状

       

     mmHg

人 工 弁 置 換 術

そ の 他 の 手 術

胸部大動脈解離

大 動 脈 瘤

人 工 血 管

(平成 年 月 日)

(平成 年 月 日)

(平成 年 月 日)

(平成 年 月 日)Stanford 分 類 ( A 型 ・ B 型 )

肺 動 脈 収 縮 期 圧

心 室 性 期 外 収 縮

A C バ イ パ ス 術

再 狭 窄

そ の 他 の 手 術

心 不 全 症 状

難 治 性 不 整 脈

ペースメーカー治療

植込み型除細動器(ICD)

⑫欄現症日の記入漏れが無いようお願いします。さらに、1~8欄までのうち、該当する疾患について記入してください。

⑫4(1)~(4)欄 大動脈疾患胸部大動脈解離または大動脈瘤に該当する場合や人工血管またはステントグラフトの挿入がある場合には、該当する分類や部位を○で囲んでください。また、高血圧症がある場合は、「7高血圧症」にも記入してください。

⑫6欄 重症心不全重症心不全に該当する場合は⑫6欄に記入してください。なお、重症に該当しない者が「(3)心臓再同期医療機器(CRT)」または「(4)除細動器機能付き心臓再同期医療機器(CRT-D)」を装着した場合は、装着年月日や医療機器(CRTまたはCRT-D)を⑮備考欄に記入してください。

⑭欄 予後診断時に判断できない場合は、「不詳」と記入してください。

⑫7(4)欄 眼底検査所見過去3カ月間において、症状を最もよく表している検査の所見を記入してください。

⑬欄 現症時の日常生活活動能力及び労働能力

現症時の日常生活活動能力については、介助が必要かどうか、また、労働能力についても必ず記入してください。

裏面

病院または診療所の名称だけではなく、所在地も忘れずに記入してください。

⑫7(2)欄 検査成績降圧薬を服用している場合は、服用している薬の種類数を記入してください。

⑫2欄 虚血性心疾患(1)~(3)のいずれかに該当し、症状を有している場合は、「軽労作で有」または「安静時有」のどちらかを○で囲んでください。

⑮欄 備考

本人の状態について特記すべきことがあれば記入してください。

(変更)

(新設)

(変更)

(新設)

⑫4(2)欄 大動脈瘤大動脈瘤が複数の部位にある場合は、いずれか大きい方の最大血管短径を記入してください。

(新設)

(変更)

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診断書を作成する医師・医療機関の皆さまへ

「障害の状態になった」とは

視覚障害や聴覚障害、肢体不自由などの障害がんや糖尿病、高血圧、呼吸器疾患などの内部疾患精神の障害などにより、 長期療養が必要で、仕事や生活が著しく制限を受ける状態になったことをいいます。

病気やけがなどにより、障害の状態になった患者さんに、国民年金・厚生年金の「障害年金制度」をご案内ください。

障害年金についてのお問い合わせやご相談は、

お近くの年金事務所または街角の年金相談センターで

受け付けています。

所在地は、日本年金機構ホームページ「全国の相談・手続き窓口」をご覧ください。http://www.nenkin.go.jp/n/www/section/index.html

障害の状態※や保険料の納付期間など、一定の要件を満たしている方は、障害年金を受給することができます。※障害者手帳の障害等級とは判断基準が異なるため、手帳の交付は受けられても、障害年金を受給できないことがあります。

窓口受付時間:平日(月~金)の午前8時30分~午後5時15分年金相談は、「時間延長」や「週末相談」も実施しています。時間延長 週初の開所日 午後5:15~午後7:00まで週末相談 第2土曜 午前9:30~午後4:00まで

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4

日本年金機構理事長殿

国民年金法施行令佃召和34年政令第184号)別表並びに厚生年金保険法

施行令(昭和29年政令第110号)別表第1及び別表第2に規定する障害の

程度の認定については、「国民年金・厚生年金保険障害認定基準の改正にっいて」

(平成14年3月15日庁保発第12号)により取り扱っているところである

が、近年の医学的知見を反映して、認定基準を見直すとともに、表現や例示の

明確化を図るため、関係の専門家による審議等を踏まえ、今般、「国民年金・

厚生年金保険障害認定基準」の一部を卿絲氏1から男1絲氏3のとおり改正し、平成

26年6月1日から適用することとしたので通知する。ただし、呂1絲氏3に関す

る改正については、平成26年4月1日から適用する。

なお、国民年金法等の一部を改正する法律(昭和60年法律第34号)に

より従前の例によることとされた改正前の国民年金法(昭和34年法律第

141号)及び厚生年金保険法(昭和29年法律第115号)の規定に基づく

障害給付に係る障害の程度の認定については、それぞれ「国民年金障害等級

認定基準」(昭和54年11月1日庁保発第31号)及び「国民年金において

併合認定を行う場合の後発障害認定基準」(昭和54年11月1日庁保発第

32号)並びに「厚生年金保険の障害認定要領」(昭和52年7月15日

庁保発第20号)により取り扱うものであることを申し添える。

国民年金・厚生年金保険障害認定基準の一部改正について

年管発 0317 第 1 号

平成 26年3月17日

厚生労働省大臣官房年金管理審議官

(公印省略)

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暢11糸氏 1 )

◎国民年金・厚生年金保険障害認定基準(第11節/心疾患による障害)

第3 障害認定に当たっての基準

第1章障害等級認定基準

第11節/心疾患による障害

心疾患による障害の程度は、次により認定する。

1 認定基準(略)

2 認定要領

(1)~(8)(略)

改 正

(9)疾患別に各等級に相当すると認められるものを一部例示

すると、次のとおりである。

①~⑤

⑥先天性心疾患

(略)

障害の

程度

第3 障害認定に当たっての基準

第1章障害等級認定基準

第11節/心疾患による障害

心疾患による障害の程度は、次により認定する。

1 認定基準(略)

2 認定要領

(1)~(8)(略)

1 級

病状(障害)が重篤で安静時においても、常時

心不全の症状(NYI{A心機能分類クラス1V)を有し、

かつ、一般状態区分表のオに該当するもの

2

1 異常検査所見が2つ以上及び病状をあらわす

臨床所見が5つ以上あり、かつ、一般状態区分

表のウ又は工に該当するもの

2 EiS帥皿帥ger化(手術不可能な逆流状況が発

生)を起こしているもので、かつ、一般状態区

分表のウ又は工に該当するもの

(傍線部分は改正部分)

状態

(9)疾患別に各等級に相当すると認められるものを一部例示

すると、歌のとおりである。

1 異常検査所見のC、 D、 Eのうち 1つ以上の

所見及び病状をあらわす臨床所見が1つ以上あ

リ、かつ、一般状態区分表のイ又はウに該当す

るもの

2 肺体血流比1.5以上の左右短絡Σ墜肺動旦K』又

縮期圧50血1{g以上のもので、かつ、一般状態区

分表のイ又はウに該当するもの

①~⑤

3 級

⑥先天性心疾患

(略)

障害の

程度

⑦(略)

(1ω・(1D

1 級

病状(障害)が重篤で安静時においても、常時

心不全の症状(NYI{A心機能分類クラスⅣ)を有し、

かつ、一般状態区分表のオに該当するもの

(略)

2

1 異常検査所見が2つ以上及び病状をあらわす

臨床所見が5つ以上あり、かつ、一般状態区分

表のウ又は工に該当するもの

2 EiS即鵬nger化(手術不可能な逆流状況が発

生)を起こしているもので、かつ、一般状態区

分表のウ又は工に該当するもの

の 状態

1 異常検査所見のC、 D、 Eのうち 1つ以上の

所見及び病状をあらわす臨床所見が1つ以上あ

リ、かつ、一般状態区分表のイ又はウに該当す

るもの

2 肺体血流比1.5以上の左右短絡上」E麹肺動^

縮期圧50血HE以上のもので、かつ、一般状態区

分表のイ又はウに該当するもの

3 級

(1ω・(11)

(略)

(略)

・ 1 、

害害

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.

(別糸氏2)

◎国民年金・厚生年金保険障害認定基準(第13節/肝疾患による障害)新旧対照表

第3 障害認定に当たっての基準

第1章障害等級認定基準

第13節/肝疾患による障害

肝疾患による障害の程度は、次により認定する。

1 認定基準(略)

2 認定要領

(D 肝疾患による障害の認定の対象は、慢性かつびまん性の

改 正

肝疾患の結果生じた肝硬変症及びそれに付随する病態(食

道・胃などの脈瘤、特発性細菌性腹膜炎、肝がんを含む。)

である。

肝硬変では、一般に肝は萎縮し肝全体が高度の線維化の

ため硬化してくる。

肝硬変で最も多いものは、 B型肝炎ウイルスあるいはC型

肝炎ウイルスによるウイルス性肝硬変であり、その他自己

免疫性肝炎や非アル=ール性脂肪肝炎による肝硬変、アルコー

ル性肝硬変、胆汁うっ滞型肝硬変、代謝性肝硬変(ウィルソン

病、ヘモクロマトーシス)等がある。

(2)肝疾患の主要症状としては、易疲労感、全身俺怠感、腹部

膨満感、発熱、食欲不振、悪心、嘔吐、皮膚そう庠感、吐血、

下血、有痛性筋痘筆等の自覚症状、肝萎縮、牌腫大、浮腫、

第3 障害認定に当たっての基準

第1章障害等級認定基準

第13節/肝疾患による障害

肝疾患による障害の程度は、次により認定する。

1 認定基準(略)

2 認定要領

(1)肝疾患による障害の認定の対象は、慢性かつびまん性の

肝疾患の結果生じた肝硬変症及ぴそれに付随する病態(食

道静脈瘤、肝癌を含む。)である。

腹水、黄痘、腹壁静脈怒張、食道二^、肝性脳症、出血

傾向等の他覚所見がある。

(3)検査としては、まず、血球算定検査、血液生化学検査が行わ

鏡検査、上部消化管内鏡による道静

れるが、さらに、肝炎ウイルス検査、血液凝系検査、免疫学

的検査、超音波検査、 CT ・ MR 1検査、腹腔鏡検査、肝生

上部消化処内視検査、肝血管造影等が行われる。 影等が行われる。

q勞線部分は改正部分)

^

月1」

(4)

肝硬変では、一般に肝は萎縮し肝全体が高度の線維化の

ため硬化してくる。

肝硬変で最も多いものは、 B型肝炎ウイルスあるいはC型

型肝炎ウイルスによるウイルス性肝硬変であり、その他自己

免疫性肝炎による肝硬変、アルコール性肝硬変、胆吐二_2童

性肝硬変、代謝性肝硬変(ウィノレソン病、ヘモクロマトーシ

ス)等がある。

肝疾患での重症度判定の検査項目及び臨床所見並ぴに異常値

の一部を示すと次のとおりである。

(4)肝疾患での重症度判定の検査項目及び異常値の一部を示す

と次のとおりである。

査、肝血管造

(2)肝疾患の主要症状としては、易疲労感、全身俗怠感、腹部

膨満感、発熱、食思不振、嘔気、嘔吐、皮膚そう庠感、出

血等の自覚症状、肝萎縮、牌腫大、浮腫、腹水、黄痘、腹壁

静脈怒張、食道萱脈宣、意識障害等の他覚所見がある。

(3)検査成績としては、まず、血液生化学検査が行われるが、さ

らに、免疫学的検査、超音波検査、 CT ・MR 1検査、腹腔

1

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検査項目ノ臨床

駈見

血清栓竺ゼ凸竺

七(mE/")

血清アルブミン

(E/、d の

」旦g旦迭L

基準値

0.3~

1.2

血小板数

(万/μの

中等度の異常

2.0 以上3'Σ塾二E

4.2~

5.1

プロトロンビン

時間(PT)(%)

,

3.0 以上3.5墜工

高度異常

13~35

3.0 超

70超~

130

5以上10未満

脳症

(表 1)

3.0未満

検査項目

40 以上70以下

盤竺旦ごヒ竺」三

(mΞ/、dの

5未満

血清アルブミン

(g/'d の

基準値

腹丞亙旦

0.3~

1.2

40未満

血小板数

(万/μの

中等度の異常

1度

楚造性腹丞

あり

4.2~

5.1

'

プロト

ロンビ

ン時間

(PT)

旦以上旦丞遒

表1 昏睡度分類 (略)

(5)(略)

(6)各等級に相当すると認められるものを一部例示すると炊の

とおりである。

0

Ⅱ度以上

2.8以上 3.5丞適

(%)

13~35

高度異常

塾刈2えろ^ニ

」△Ξ上L

」呈旦墾旦Σ塗L

70~130

(秒)

3以上

5以上10未満

障害の

程度

10~14

Ξを壬ろ乏:宝二

」竺旦里L

40 以上旦Ω立長邁

2.8未満

生』逃上亙^

0.8~

2.3

1

前記(4)の検査成績び臨床

5末満

3'2墜.ヒ示すもの又は度

塾亙"墜上四^

脳症

(表 1)

2

40未満

オに該当するもの

を2つP 上示すもので、かつ、一般状態区分表の

診癒施設^

対」'エ^

症的盆異^

旦」藝上四延

*

前記(4)の検査成績及び臨床

高座の異常を3つ以上示すもので、かつ、一般状態区

分表の工又はウに該当するもの

**?ム療により軽

治療により軽するもの

3

(注)

前記④の検査成績及墜塵迷所旦^中等度又は

表1 昏睡度分類 (略)

(5)(略)

(6)各等級に相当すると認められるものを一部例示すると次の

とおりである。

1Ω'以上

高度の異常を2二2以.ヒ示すもので、かつ、一般状態区

分表のウ又はイに該当するもの

P及びCHEの検査成績は、測定方法や単立AL

虫笠度'声L

により

を2つぴ

ち高度異常を

しないもの

1度_'生L

なるので注意すること

高度_【声生1

障害の

程度

ち中等度又は

Ⅱ度以上【空

生L

1 級

前記④の検査成績杢高度異常を示すもので、かつ、

一般状態区分表のオに該当するもの

2 級

前記④の検査成績逆中等度の異常を示すもので、

かつ、一般状態区分表の工又はウに該当するもの

3 級

前記(4)の検査成績だ中等度の異常を示すもので、

かつ、一般状態区分表のウ又はイに該当するもの

、 2 、

の一

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なお、障害の程度の判定に当たっては、前記(4)の検査成

績丞査堕』圭厘Ξ旦によるほか、他覚所見、他の一般検査及び特

殊検査の検査成績、治療及び病状の経過等も参考とし、認定

時の具体的な日常生活状況等を把握して、総合的に認定

する。

( aのに移動)

(フ)検査成績は、その性質上変動しやすいので、肝疾患の経

過中において最も適切に病状をあらわしていると思われる

検査成績に基づいて認定を行うもの巴する。

(8)肝硬変は、その発症原因によって、病状、進行状況を異

にするので、各疾患固有の病態に合わせて認定する。アルコー

ル性肝硬変については、継続して必要な治療を行っていること

及ぴ検査日より前に180日以上アノレコーノレを摂取していないこ

とについて、確認のできた者に限り、認定を行うものとする。

(9) 慢性肝炎は、原則として認定の対象としないが、

る障生の状態に相当するものは認定の対象とする。

なお、障害の程度の判定に当たっては、前記(4)の検査成

績によるほか、他覚所見、他の一般検査及ぴ特殊検査の検

査成績、治療及び病状の経過等も参考とし、認定時の具体

的な日常生活状況等を把握して、総合的に認定する。

aの

(フ)

食道・胃などの静脈瘤については、吐血・下血の既

食道脈瘤は

歴の有無及ぴその度、治療効果を参考とし

治療の度、1厶療効を参考とし、肝機能障

査項目及び臨床所見の異常に加えて、総合的に認定する。特発

総合的に認定する。

(8)

性細性腹膜炎についても

QD

検査成績は、その性質上変動しやすいので、肝疾患の経

過中において最も適切に病状をあらわしていると思われる

検査成績に基づいて行うものとする。

肝がんについては

常に加えて、肝がんによる早生を考慮し、本節及び「

(9)

/悪性新生物による障害」の認定要により認定する

道静脈内視鏡所見記基準及ぴ

肝硬変は、その発症原因によって、病状、進行状況を異

にするので、各疾患固有の病態に合わせて認定する。

(6)に掲げ

(4)に掲げる査項目及び臨床P 見の異常がない場合は

(12)』壬Ξ^

ア肝臓移植を受けたものに係る障害認定に当たっては、術後

16節の認定要により認定する

同様とする

(4)に掲げる検査項目及ぴ臨床見の異

ao)'慢性肝炎は、原則として認定の対象としないが、 GOT(AST)、

GPT(A王T)が長期問にわたって 100以上の値を示し、かつ、

(4)に掲げる

の症状、治療経過

と併せて

合的に認定する。

治療

軽易な労働以外の労働に支障がある程度のものは、3級とす

障生年金を支'されている者が肝臓移植を受けた場合は

臓器が生着し、安定的に機能するまでの間を考慮して術後1

る。

年間は従前の等級とする。

((フ)から移動)

査成績及ぴ予後等を十分に考慮して

16節

たた

、 3 、

、、

イ一

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}

暢11糸氏3)

◎国民年金・厚生年金保険障害認定基準(第18節/その他の疾患による障害)新旧対照表

第3 障害認定に当たっての基準

第1章障害等級認定基準

第18節/その他の疾患による障害

その他の疾患による障害の程度は、炊により認定する。

1 認定基準(略)

2 認定要領

(D その他の疾患による障害は、本章「第1節眼の障害」から

「第17節高血圧症による障害」において取り扱われていない

疾患を指すものであるが、本節においては、腹部臓器・骨盤臓

器の術後後遺症、人工紅門・新勝胱、遷延性植物状態、いわゆ

改 正 後

る難病及ぴ臓器移植の取扱いを定める。

(2) (略)

(3)人工紅門・新勝胱

(略)ア・イ

(4)遷延性植物状態については、歌により取り扱う。

、1

第3 障害認定に当たっての基準

第1章障害等級認定基準

第18節/その他の疾患、による障害

その他の疾患による障害の程度は、次により認定する。

1 認定基準(略)

2 認定要領

(D その他の疾患による障害は、本章「第1節眼の障害」から

「第17節高血圧症による障害」において取り扱われていない

疾患を指すものであるが、本節においては、腹部臓器・骨盤臓

器の術後後遺症及びいわゆる難病並びに臓器移植の取扱いを

定める。

ア 遷延性植物状態については、日常生活の用を弁ずることが

できない状態であると認められるため、 1級と認定する。

イ 障生の程度を認定する時,は、その障生の状熊に至った日

から起算して3月を過した日P

能回復がほとんど望めないと認められるとき(初診日から

起算して1

(5)いわゆる難病については、その発病の時期が不定、不詳で

あり、かつ、発病は緩徐であり、ほとんどの疾患は、臨床症

状が複雑多岐にわたっているため、その認定に当たっては、

客観的所見に基づいた日常生活能力等の程度を十分考慮

して総合的に認定するものとする。

なお、厚生労働省研究班や関係学会で定めた診断基準、

治療基準があり、それに該当するものは、病状の経過、治療

効果等を参考とし、認定時の具体的な日常生活状況等を把握

して、総合的に認定する。

(傍線部分は改正部分)

6月P 内の日に限る

^

月1」

(2) (略)

(3)人工紅門、新勝胱

(略)ア・イ

医学的

)とする

(6)臓器移植の取扱い

ア臓器移植を受けたものに係る障害認定に当たっては、

術後の症状、治療経過及び検査成績等を十分に考慮して

総合的に認定する。

イ障害等級に該当するものが、臓器移植を受けた場合は、

臓器が生着し、安定的に機能するまでの間、少なくとも

1年間は従前の等級とする。

なお、障害等級が3級の場合は、 2年間の経過観察を

行う。

点から

(4)いわゆる難病については、その発病の時期が不定、不詳で

あり、かつ、発病は緩徐であり、ほとんどの疾患は、臨床症

状が複雑多岐にわたっているため、その認定に当たっては、

客観的所見に基づいた日常生活能力等の程度を十分考慮

して総合的に認定するものとする。

なお、厚生労働省研究班や関係学会で定めた診断基準、

治療基準があり、それに該当するものは、病状の経過、治療

効果等を参考とし、認定時の具体的な日常生活状況等を把握

して、総合的に認定する。

((フ)から移動)

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(フ)障害の程度は、一般状態が炊表の一般状態区分表のオに

該当するものは1級に、同表の工又はウに該当するものは

2級に、同表のウ又はイに該当するものは3級におおむね

相当するので、認定に当たっては、参考とする。

一般状態区分表

区分

ア無症状で社会活動ができ、制限を受けること

なく、発病前主同等にふるまえるもの

軽度の症状があり、肉体労働は制限を受ける

が、歩行、軽労働や座業はできるもの

例えば、軽い家事、事務など

般状態

歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し

介助が必要なこともあり、軽労働はできない

が、日中の50%以上は起居しているもの

コ二

身のまわりのある程度のことはできるが、しば

しば介助が必要で、日中の50%以上は就床して

おり、自力では屋外ヘの外出等がほぽ不可能と

なったもの

(5)障害の程度は、一般状態が次表の一般状態区分表のオに

該当するものは1級に、同表の工又はウに該当するものは

2級に、同表のウ又はイに該当するものは3級におおむね

相当するので、認定に当たっては、参考とする。

一般状態区分表

身のまわりのこともできず、常に介助を必要と

し、終日就床を強いられ、活動の範囲がおお

むねベッド周辺に限られるもの

(8)本章「第1節眼の障害」から「第17節高血圧症による

障害」及び本節に示されていない障害及び障害の程度に

ついては、その障害によって生じる障害の程度を医学的に

判断し、最も近似している認定基準の障害の程度に準じて

認定する。

区分

ア無症状で社会活動ができ、制限を受けること

なく、発病前と同等にふるまえるもの

((6)に移動)

軽度の症状があり、肉体労働は制限を受ける

が、歩行、軽労働や座業はできるもの

例えば、軽い家事、事務など

L

般状態

歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し

介助が必要なこともあり、軽労働はできない

が、日中の50%以上は起居しているもの

コ二

身のまわりのある程度のことはできるが、しぼ

しば介助が必要で、日中の50%以上は就床して

おり、自力では屋外ヘの外出等がほぼ不可能と

なったもの

身のまわりのこともできず、常に介助を必要と

し、終日就床を強いられ、活動の範囲がおぉ

むねベッド周辺に限られるもの

(6)本章「第1節眼の障害」から「第17節高血圧症による

障害」及び本節に示されていない障害及び障害の程度に

ついては、その障害によって生じる障害の程度を医学的に

判断し、最も近似している認定基準の障害の程度に準じて

認定する。

(フ)臓器移植の取扱い

ア臓器移植を受けたものに係る障害認定に当たっては、

術後の症状、治療経過及び検査成績等を十分に考慮して

総合的に認定する。

イ障害等級に該当するものが、臓器移植を受けた場合は、

臓器が生着し、安定的に機能するまでの問、少なくとも

1年間は従前の等級とする。

なお、障害等級が3級の場合は、 2年間の経過観察を

行う。

、 2 、

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国民年金

障害認定基準

. 厚生年金保険

(参考)

平成26年4月1日改正

(P86~88差替え)

平成26年6月1日改正

(P認~64、 68~72差替え)

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第11節/心疾患による障害

心疾患による障害の程度は、次により認定する。

1 認定基準

心疾患による障害については、次のとおりである。

令別表 障害の程度

国年令

1

身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状

が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生

活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの

厚年令

別表第1

2

身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状

が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生

活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を

加えることを必要とする程度のもの

心疾患による障害の程度は、呼吸困難、心怪亢進、尿量減少、夜間多尿、チアノーゼ、

浮腫等の臨床症状、 X線、心電図等の検査成績、一般状態、治療及び病状の経過等に

より、総合的に認定するものとし、当該疾病の認定の時期以後少なくとも1年以上の療

養を必要とするものであって、長期にわたる安静を必要とする病状が、日常生活の用を

弁ずることを不能ならしめる程度のものを1級に、日常生活が著しい制限を受けるか又

は日常生活に著しい佑邨艮を加えることを必要とする程度のものを2級に、また{労働が

制限を受けるか又は労働に制限を加えることを必要とする程度のものを3級に該当する

ものと認定する。

3 級

身体の機能に、労働が制限を受けるか、又は労働に制限を

加えることを必要とする程度の障害を有するもの

状 態

2 認定要領

(1)この節に述ベる心疾患とは、心臓だけではなく、血管を含む循環器疾患を指すもの

である。(ただしΥ血圧については、本章「第17節高血圧症による障害」で述ベる

ので除く。)

心疾患による障害は、弁疾患、心筋疾患、虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症)、難治

性不整脈、大動脈疾患、先天性心疾患に区分する。

(2)心疾患の障害等級の認定は、最終的には心臓機能が慢性的に障害された慢性心不全

の状態を評価することである。この状態は虚血性心疾患や弁疾患、心筋疾患などのあ

らゆる心疾患の終末像である。

慢性心不全とは、心臓のポンプ機能の障害により、体の末梢組織ヘの血液供給が不

十分となった状態を意味し、一般的には左心室系の機能障害が主体をなすが、右心室

・ 58 ・

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系の障害も考慮に入れなければならない。左心室系の障害により、動怪や息切れ、肺

うっ血による呼吸困難、咳・疾、チアノーゼなどが、右心室系の障害により、全身俗

怠感や浮腫、尿量減少、頚静脈怒張などの症状が出現する。

(3)心疾患の主要症状としては、胸痛、動怪、呼吸困難、失神等の自覚症状、浮腫、チ

アノーゼ等の他覚所見がある。

臨床所見には、自覚症状(心不全に基づく)と他覚所見があるが、後者は医師の診

察により得られた客観的症状なので常に自覚症状と連動しているか否かに留意する必

要がある(以下、各心疾患に同じ)。重症度は、心電図、心エコー図・カテーテノレ検

査、動脈血ガス分析値も参考とする。

(4)検査成績としては、血液検査(BNP値)、心電図、心エコー図、胸部X線、 X線

CT、 MR 1等、核医学検査、循環動態検査、心カテーテノレ検査(心カテーテノレ法、

心血管造影法、冠動脈造影法等)等がある。

(5)肺血栓塞栓症、肺動脈性肺高血圧症は、心疾患による障害として認定する。

(6)心血管疾患が重複している場合には、客観的所見に基づいた日常生活能力等の程度

を十分考慮して総合的に認定する。

(フ)心疾患の検査での異常検査所見を一部示すと、次のとおりである。

区分

A安静時の心電図において、 0.2mV以上のSTの低下もしくは0.5mV以上の

深い陰性T波(avR誘導を除く。)の所見のあるもの

B

C

負荷心電図(6MetS未満相当)等で明らかな心筋虚血所見があるもの

胸部X線上で心胸郭係数60%以上又は明らかな肺静脈性うっ血所見や間質性

肺水腫のあるもの

D

心エコー図で中等度以上の左室肥大と心拡大、弁膜症、収縮能の低下、拡張能

の制限、先天性異常のあるもの

E

F

G

心電図で、重症な頻脈性又は徐脈性不整脈所見のあるもの

左室駆出率(EF) 40%以下のもの

H

BNP (脳性ナトリウム利尿ペプチド)が20伽創m1相当を超えるもの

重症冠動脈狭窄病変で左主幹部に50%以上の狭窄、あるいは、3本の主要冠

動脈に75%以上の狭窄を認めるもの

(注 1)

心電図で陳旧性心筋梗塞所見があり、かつ、今日まで狭心症状を有するもの

原則として、異常検査所見があるもの全てについて、それに該当する心電図等を提出

(添付)させること。

「F」についての補足

心不全の原因には、収縮機能不全と拡張機能不全とがある。

近年、心不全症例の約40%はEF値が保持されており、このような例での心不全は左

(注 2)

・ 59 ・

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室拡張不全機能障害によるものとされている。しかしながら、現時点において拡張機能不

全を簡便に判断する検査法は確立されていない。左室拡張末期圧基準値(5-12mmH創

をかなり超える場合、パノレスドプラ法による左室流入血流速度波形を用いる方法が一般的

である。この血流速度波形は急速流入期血流速度波形(E波)と心房収縮期血流速度波形

(A波)からなり、 E/A比が 1.5以上の場合は、重度の拡張機能障害といえる。

(注3)「G」についての補足

心不全の進行に伴い、神経体液性因子が血液中に増加することが確認され、心不全の程

度を評価する上で有用であることが知られている。中でも、BNP値(心室で生合成され、

心不全により分泌が亢進)は、心不全の重症度を評価する上でよく使用されるNYHA分

'類の重症度と良好な相関性を持つことが知られている。この値が常に 10OP創m1以上の場

合は、 NYHA心機能分類でⅡ度以上と考えられ、20OP創m1以上では心不全状態が進行

していると判断される。

(注4)「H」についての補足

すでに冠動脈血行再建が完了している場合を除く。

(8)心疾患による障害の程度を一般状態区分表で示すと次のとおりである。

一般状態区分表

区分

ア無症状で社会活動ができ、制限を受けることなく、発病前と同等にふる

まえるもの

イ軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業は

できるもの例えば、軽い家事、事務など

ウ歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、

軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの

こ立

身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中

の50%以上は就床しており、自力では屋外ヘの外出等がほぽ不可能とな

つたもの

(参考)上記区分を身体活動能力にあてはめると概ね次のとおりとなる。

身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、

活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの

、、

区分

身体活動能力

6MetS以上

二こ

4MetS以上6Met8未満

3MetS以上4Met8未満

2MetS以上3MetS未満

2MetS未満

・ 60 ・

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(注) MetS とは、代謝当量をいい、安静時の酸素摂取量(3.5ml/k牙体重/分)をIMets

として活動時の酸素摂取量が安静時の何倍かを示すものである。

(9)疾患別に各等級に相当すると認められるものを一部例示すると、次のとおりである。

①弁疾患

障害の程度

1 級病状(障害)が重篤で安静時においても、心不全の症状(NY11A心機能分類

クラスⅣ)を有し、かつ、一般状態区分表のオに該当するもの

2

1 人工弁を装着術後、6ケ月以上経過しているが、なお病状をあわらす臨床

所見が5つ以上、かつ、異常検査所見が1つ以上あり、かつ、一般状態区分

表のウ又は工に該当するもの

2 異常検査所見のA、 B、 C、 D、 E、 Gのうち2つ以上の所見、かつ、病

状をあらわす臨床所見が5つ以上あり、かつ、一般状態区分表のウ又は工に

該当するもの

障 害

3

(注 1)

(注2)

1 人工弁を装着したもの

2 異常検査所見のA、 B、' C、 D、 E、 Gのうち 1つ以上の所見、かつ、病

状をあらわす臨床所見が2つ以上あり、かつ、一般状態区分表のイ又はウに

該当するもの

複数の人工弁置換術を受けている者にあっても、原則3級相当とする。

抗凝固薬使用による出血傾向については、重度のものを除き認定の対象とはしない。

②心筋疾患

障害の程度

1 級病状(障害)が重篤で安静時においても、心不全の症状(NY11A心機能分類

クラスⅣ)を有し、かつ、一般状態区分表のオに該当するもの

2 級

1 異常検査所見のFに加えて、病状をあらわす臨床所見が5つ以上あり、か

つ、一般状態区分表のウ又は工に該当するもの

2 異常検査所見のA、 B、 C、 D、 E、 Gのうち2つ以上の所見及び心不全

の病状をあらわす臨床所見が5つ以上あり、かつ、一般状態区分表のウ又は

工に該当するもの

態障

3

I EF値が50%以下を示し、病状をあらわす臨床所見が2つ以上あり、かつ、

一般状態区分表のイ又はウに該当するもの

2 異常検査所見のA、 B、 C、 D、 E、 Gのうち 1つ以上の所見及び心不全

の病状をあらわす臨床所見が1つ以上あり、かつ、一般状態区分表のイ又は

ウに該当するもの

(注)肥大型心筋症は、心室の収縮は良好に保たれるが、心筋肥大による心室拡張機能障害や左

室流出路狭窄に伴う左室流出路圧較差などが病態の基本となっている。したがってEF値が

障害認定にあたり、参考とならないことが多く、臨床所見や心電図所見、胸部X線検査、心

臓エコー検査所見なども参考として総合的に障害等級を判断する。

・61・

の 状

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③虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症)

障害の程度

1 級

2

病状(障害)が重篤で安静時においても、常時心不全あるいは狭心症状を有

し、かつ、一般状態区分表のオに該当するもの

(注)冠動脈疾患とは、主要冠動脈に少なくとも1ケ所の有意狭窄をもつ。あるいは、

証明されたものを言い、冠動脈造影が施行されていなくとも心電図、心エコー図、

査等で明らかに冠動脈疾患と考えられるものも含む。

3

異常検査所見が2つ以上、かつ、軽労作で心不全あるいは狭心症などの症状

をあらわし、かつ、一般状態区分表のウ又は工に該当するもの

異常検査所見が1つ以上、かつ、心不全あるいは狭心症などの症状が1つ以

上あるもので、かっ、一般状態区分表のイ又はウに該当するもの

④難治性不整脈

障害の程度

1 級

病状(障害)

分類クラスⅣ)

2

1

異常検査所見のEがあり、かつ、一般状態区分表のウ又は工に該当するも

2 異常検査所見のA、 B、 C、 D、 F、 Gのうち2つ以上の所見及び病状を

あらわす臨床所見が5つ以上あり、かつ、一般状態区分表のウ又は工に該当

するもの

が重篤で安静時においても、常時心不全の症状(NY11A心機能

を有し、かつ、一般状態区分表のオに該当するもの

3

(注1)難治性不整脈とは、放置すると心不全や突然死を引き起こす危険性の高い不整脈で、

適切な治療を受けているにも拘わらず、それが改善しないものを言う。

(注2)心房細動は、一般に加齢とともに漸増する不整脈であり、それのみでは認定の対象と

はならないが、心不全を合併したり、ペースメーカーの装着を要する場合には認定の対

象となる。

1 ペースメーカー、 1CDを装着したもの

2 異常検査所見のA、 B、 C、 D、 F、 Gのうち1つ以上の所見及び病状を

あらわす臨床所見が1つ以上あり、かつ、一般状態区分表のイ又はウに該当

するもの

冠塗縮が

核医学検

、、

⑤大動脈疾患

障害の程度

3 級

1 胸部大動脈解離(stanford分類A型・ B型)や胸部大動脈瘤により、人工

血管を挿入し、かつ、一般状態区分表のイ又はウに該当するもの

2 胸部大動脈解籬や胸部大動脈瘤に、難治性の高血圧を合併したもの

障 害 の

・ 62 ・

状 態

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(注1) stanford分類A型:上行大動脈に解離がある。

Stanford分類B型:上行大動脈まで解離が及んでいないもの。

(注2)大動脈瘤とは、大動脈の一部がのう状又は紡錘状に拡張した状態で、先天性大動脈疾

患や動脈硬化(アテローム硬化)、勝原病などが原因となる。これのみでは認定の対象

とはならないが、原疾患の活動性や手術による合併症が見られる場合には、総合的に判

断する。

(注3)胸部大動脈瘤には、胸腹部大動脈瘤も含まれる。

(注4)難治性高血圧とは、塩分制限などの生活習慣の修正を行った上で、適切な薬剤3薬以

上の降圧薬を適切な用量で継続投与しても、なお、収縮期血圧が 140mmH客以上又は

拡張期血圧が90mmH宮以上のもの。

(注5)大動脈疾患では、特殊な例を除いて心不全を呈することはなく、また最近の医学の進

歩はあるが、完全治癒を望める疾患ではない。従って、一般的には1・2級には該当.し

ないが、本傷病に関連した合併症(周辺臓器ヘの圧迫症状など)の程度や手術の後遺症

によっては、さらに上位等級に認定する。

大動脈瘤の定義.嚢状のものは大きさを問わず、紡錘状のものは、正常時(2.5~3Cm)

の 1.5倍以上のものをいう。(2倍以上は手術が必要。)

人工血管にはステントグラフトも含まれる。

⑥先天性心疾患

障害の程度

1 級病状(障害)

分類クラスⅣ)

2 級

1 異常検査所見が2つ以上及び病状をあらわす臨床所見が5つ以上あり、か

つ、一般状態区分表のウ又は工に該当するもの

2 Ei8enmen牙er化(手術不可能な逆流状況が発生)を起こしているもので、

かつ、一般状態区分表のウ又は工に該当するもの

が重篤で安静時においても、常時心、不全の症状(NY11A心機能

を有し、かつ、一般状態区分表のオに該当するもの

3 級

1 異常検査所見のC、 D、 Eのうち 1つ以上の所見及び病状をあらわす臨床

所見が1つ以上あり、かつ、一般状態区分表のイ又はウに該当するもの

2 肺体血流比1.5以上の左右短絡又は肺動脈収縮期圧50mm11宮以上のもの

で、かつ、一般状態区分表のイ又はウに該当するもの

⑦重症心不全

心臓移植や人工心臓等を装着した場合の障害等級は、次のとおりとする。ただし、術後は

次の障害等級に認定するが、 1~2年程度経過観察したうえで症状が安定しているときは、

臨床症状、検査成績、一般状態区分表を勘案し、障害等級を再認定する。

・ 63 ・

の、、

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・心臓移植 1級

人工心臓 1級

CRT (心臓再伺期医療機器)、 CRT-D (除細動器機能付き心臓再同期医療機器)

2級

(10)心臓ペースメーカー、又はICD (植込み型除細動器)、又は人工弁を装着した場合の障

害の程度を認定すべき日は、それらを装着した日(初診日から起算して1年6月以内の日

に限る。)とする。

(11)各疾患によって、用いられる検査が異なっており、また、特殊検査も多いため、診断書

上に適切に症状をあらわしていると思われる検査成績が記載されているときは、その検査

成績も参考とし、認定時の具体的な日常生活状況等を把握して、総合的に認定する。

・ 64 ・

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第13節/肝疾患による障害

肝疾患による障害の程度は、次により認定する。

1 認定基準

肝疾患による障害については、次のとおりである。

令別表 障害の程度

国年令

1 級

身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状

が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生

活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの

厚年令

別表第1

2 級

身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状

が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生

活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を

加えることを必要とする程度のもの

肝疾患による障害の程度は、自覚症状、他覚所見、検査成績、一般状態、治療及び病

状の経過、具体的な日常生活状況等により、総合的に認定するものとし、当該疾病の認

定の時期以後少なくとも1年以上の療養を必要とするものであって、長期にわたる安静

を必要とする病状が、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のものを1級に、

日常生活が著しい制限を受けるか又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする

程度のものを2級に、また、労働が制限を受けるか又は労働に制限を加えることを必要

とする程度のものを3級に該当するものと認定する。

2 認定要領

(1)肝疾患による障害の認定の対象は、慢陛かつびまん性の肝疾患の結果生じた肝硬変

症及びそれに付随する病態(食道・胃などの静脈瘤、特発性細菌性腹膜炎、肝がんを

含む。)である。

肝硬変では、一般に肝は萎縮し肝全体が高度の線維化のため硬化してくる。

肝硬変で最も多いものは、 B型肝炎ウイルスあるいはC型肝炎ウイルスによるウイ

ルス性肝硬変であり、その他自己免疫性肝炎や非アルコーノレ性脂肪肝炎による肝硬変、

アルコール性肝硬変、胆汁うっ滞型肝硬変、代謝性肝硬変(ウィルソン病、ヘモクロ

マトーシス)等がある。

(2)肝疾患の主要症状としては、易疲労感、全身俗怠感、腹部膨満感、発熱、食欲不振、

悪心、嘔吐、皮膚そう庠感、吐血、下血、有痛性筋瘻拳等の自覚症状、肝萎縮、牌腫

・ 68 ・

3 級

身体の機能に、労働が制限を受けるか、又は労働に制限を

加えることを必要とする程度の障害を有するもの

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大、浮腫、腹水、黄痘、腹壁静脈怒張、食道・胃静脈瘤、肝性脳症、出血傾向等の他

覚所見がある。

(3)検査としては、まず、血球算定検査、血液生化学検査が行われるが、さらに、肝炎

ウイルス検査、血液凝固系検査、免疫学的検査、超音波検査、 CT ・MR1検査、腹

腔鏡検査、肝生検、上部消化管内視鏡検査、肝血管造影等が行われる。

④肝疾患での重症度判定の検査項目及び臨床所見並びに異常値の一部を示すと次の

とおりである。

検査項目/臨床所見

血清総ビリルビン

(mg/")

血清アルブミン

(g/'dの

(BCG 法)

血小板数

(万/μ1)

基準値

プロトロンビン

時間(PT)(%)

0.3~1.2

4.2~5.1

中等度の異常

2.0 以上 3.0以下

13~35

70超~130

3.0以上3.5 以下

症(表1)

5以上10未満

高度異常

40以上70以下

3.0超

腹水あり

3.0未満

5未満

1度

卯未満

難治性腹水あり

Ⅱ度以上

・ 69 ・

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表1 昏睡度分類

昏睡度

睡眠一覚醒りズムに逆転。

多幸気分ときに抑うつ状態。

だらしなく、気にとめない態凰

指南力(時、場所)障害、

物をとり違える(C伽fusion)

異常行動

(伊」:お金をまく、

化粧品をゴミ箱に捨てるなど)

ときに傾眠状態(普通のよぴかけで開眼し

会話が出来る)

無礼な言動があったりするが、他人の

指示には従う態度を見せる。

神 症

しばしば興奮状態またはせん妄状態を伴

い、反抗的態度をみせる。

噌眠状態(ほとんど眠っている)。

外的刺激で開眼しうるが、他人の指示には

従わない、または従えない(簡単な命令に

は応じえる)。

あとで振り返ってみて判定で

きる。

参考事項

興奮状態がない。

尿便失禁がない。

羽ぱたき振戦あり。

Ⅳ昏眠(完全な意識の消失)。

痛み刺激に反応する。

V深昏睡

痛み刺激にもまったく反応しない。

羽ばたき振戦あり。

(患者の協力がえられる

場合)

指南力は高度に障害。

刺激に対して、払いのける動

作、顔をしかめるなどがみら

れる。

・ 70 ・

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(5) 肝疾患による障害の程度を一般状態区分表で示すと次のとおりである。

一般状態区分表

区分

ア無症状で社会活動ができ、制限を受けることなく、発病前と同等にふる

まえるもの

イ軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業は

できるもの例えば、軽い家事、事務など

歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、

軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの

こ二

身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中

の50%以上は就床しており、自力では屋外ヘの外出等がほぽ不可能とな

つたもの

(6)各等級に相当すると認められるものを一部例示すると次のとおりである。

身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、

活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの

障害の程度

1 級

前記④の検査成績及び臨床所見のうち高度異常を3つ以上示す

もの又は高度異常を2つ及ぴ中等度の異常を2つ以上示すもので、

かつ、一般状態区分表のオに該当するもの

2 級

前記④の検査成績及び臨床所見のうち中等度又は高度の異常を

3つ以上示すもので、かつ、一般状態区分表の工又はウに該当する

もの

3

なお、障害の程度の判定に当たっては、前言己(4)の検査成績及び臨床所見によるほか、

他覚所見、他の一般検査及び特殊検査の検査成績、治療及び病状の経過等も参考とし、

認定時の具体的な日常生活状況等を把握して、総合的に認定する。

前記④の検査成績及び臨床所見のうち中等度又は高度の異常を

2つ以上示すもので、かつ、一般状態区分表のウ又はイに該当する

もの

の 状 態

・ 71 ・

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(フ)検査成績は、その性質上変動しやすいので、肝疾患の経過中において最も適切に病状

をあらわしていると思われる検査成績に基づいて認定を行うものとする。

(8)肝硬変は、その発症原因によって、病状、進行状況を異にするので、各疾患固有の病

態に合わせて認定する。アルコーノレ性肝硬変については、継続して必要な治療を行って

いること及び検査日より前に180日以上アノレコーノレを摂取していないことについて、確

認のできた者に限り、認定を行うものとする。

(9)慢性肝炎は、原則として認定の対象としないが、(6)に掲げる障害の状態に相当するも

のは認定の対象とする。

(10)食道・胃などの静脈瘤にっいては、吐血・下血の既往、治療歴の有無及びその頻度、

治療効果を参考とし、④に掲げる検査項目及び臨床所見の異常に加えて、総合的に認定

する。特発性細菌性腹膜炎についても、同様とする。

(1D 肝がんにっいては、(4)に掲げる検査項目及び臨床所見の異常に加えて、肝がんによる

障害を考慮し、本節及び「第16節/悪陛新生物による障害」の認定要領により認定す

る。ただし、(4)に掲げる検査項目及び臨床所見の異常がない場合は、第16節の認定要

領により認定する。

(12)肝臓移植の取扱い

ア肝臓移植を受けたものに係る障害認定に当たっては、術後の症状、治療経過、検査

成績及び予後等を十分に考慮して総合的に認定する。

イ障害年金を支給されている者が肝臓移植を受けた場合は、臓器が生着し、安定的に

機能するまでの間を考慮して術後1年間は従前の等級とする。

・ 72 ・

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第18節/その他の疾患による障害

その他の疾患による障害の程度は、次により認定する。

1 認定基準

その他の疾患による障害については、次のとおりである。

令別表 障害の程度

国年令

1

身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状

が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生

活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの

厚年令

別表第1

2

その他の疾患による障害の程度は、全身状態、栄養状態、年齢、術後の経過、予後、

原疾患の性質、進行状況等、具体的な日常生活状況等を考慮し、総合的に認定するもの

とし、身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状があり、日常生活の用

を弁ずることを不能ならしめる程度のものを1級に、日常生活が著しい御邱艮を受けるか

又は日常生活に著しい御邦艮を加えることを必要とする程度のものを2級に、また、労働

が制限を受けるか又は労働に制限を加えることを必要とする程度のものを3級に該当す

るものと認定する。

2 認定要領

(1)その他の疾患による障害は、本章「第1節眼の障害」から「第17節高血圧症に

よる障害」において取り扱われていない疾患を指すものであるが、本節においては、

腹部臓器・骨盤臓器の術後後遺症、人工紅門・新勝胱、遷延性植物状態、いわゆる

難病及び臓器移植の取扱いを定める。

②腹部臓器・骨盤臓器の術後後遺症

ア腹部臓器・骨盤臓器の術後後遺症とは、胃切除によるダンピング症候群等、短絡

的腸吻合術による盲管症候群、虫垂切除等による癒着性腸閉塞又は癒着性腹膜炎、

腸ろう等をいう。

イ腹部1餓呈・骨盤臓器の術後後遺症の障害の程度は、全身状態、栄養状態、年齢、

術後の経過、予後、原疾患の性質、進行状況、具体的な日常生活状況等を考慮し、

総合的に認定するものとする。

身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状

が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生

活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を

加えることを必要とする程度のもの

3 級

身体の機能に、労働が制限を受けるか、又は労働に制限を

加えることを必要とする程度の障害を有するもの

状 態

・ 86 ・

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(3)人工雁門・新勝胱

ア人工紅門又は新勝胱を造設したもの若しくは尿路変更術を施したものは、 3級と

認定する。

なお、次のものは、 2級と認定する。

(ア)人工肌門を造設し、かつ、新勝胱を造設したもの又は尿路変更術を施したもの

q)人工庭門を造設し、かつ、完全排尿障害(カテーテル留置又は自己導尿の常時

施行を必要とする)状態にあるもの

なお、全身状態、術後の経過及び予後、原疾患の性質、進行状況等により総合

的に判断し、さらに上位等級に認定する。

イ障害の程度を認定する時期は、人工雁門、新勝胱又は尿路変更術を施した日

(初診日から起算して1年6月以内の日に限る。)とする。

④遷延性植物状態については、次により取り扱う。

ア遷延性植物状態については、日常生活の用を弁ずることができない状態であると

認められるため、 1級と認定する。

イ障害の程度を認定する時期は、その障害の状態に至った日から起算して3月を

経過した日以後に、医学的観点から、機能回復がほとんど望めないと認められる

とき(初診日から起算して1年6月以内の日に限る。)とする。

(5)いわゆる難病については、その発病の時期が不定、不詳であり、かつ、発病は緩徐

であり、ほとんどの疾患は、臨床症状が複雑多岐にわたっているため、その認定に当

たっては、客観的所見に基づいた日常生活能力等の程度を十分考慮して総合的に認定

するものとする。

なお、厚生労働省研究班や関係学会で定めた診断基準、治療基準があり、それに該

当するものは、病状の経過、治療効果等を参考とし、認定時の具体的な日常生活状況

等を把握して、総合的に認定する。

(6)臓器移植の取扱い

ア臓器移植を受けたものに係る障害認定に当たっては、術後の症状、治療経過及び

検査成績等を十分に考慮して総合的に認定する。

イ障害等級に該当するものが、臓器移植を受けた場合は、臓器が生着し、安定的に

機能するまでの間、少なくとも1年間は従前の等級とする。

なお、障害等級が3級の場合は、 2年間の経過観察を行う。

(フ)障害の程度は、一般状態が次表の一般状態区分表のオに該当するものは1級に、同

表の工又はウに該当するものは2級に、同表のウ又はイに該当するものは3級におお

むね相当するので、認定に当たっては、参考とする。

・ 87 ・

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一般状態区分表

区分

ア無症状で社会活動ができ、制限を受けることなく、発病前と同等にふる

まえるもの

イ軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業は

できるもの例えば、軽い家事、事務など

ウ歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、

軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの

コ二

身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中

の50%以上は就床しており、自力では屋外ヘの外出等がほぽ不可能とな

つたもの

(8)本章「第1節眼の障害」から「第 17 節高血圧症による障害」及び本節に示され

ていない障害及び障害の程度については、その障害によって生じる障害の程度を医学

的に判断し、最も近似している認定基準の障害の程度に準じて認定する。

身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、

活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの

状 態

・ 88 ・

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日本年金機構全国一括業務部門担当理事殿

国民年金・厚生年金保険障害認定基準の一部改正に伴う診断書

の項目改正等について

平成26年3月17日付け年管発0317第 1号をもって、「国民年金・厚生年

金保険障害認定基準の一部改正についてJ が、厚生労働省大臣官房年金管理審

議官より日本年金機構理事長あてに通知されたところであるが、これに伴い認

定事務をより円滑に行うため、診断書(循環器疾患の障害用)様式第120号の

6-(1)及び診断書(腎疾患・肝疾患・糖尿病の障害用)様式第 120 号の 6-(2)

の項目の一部を呂1絲氏1及び呂1採氏2のとおり改正し、平成26年6月1日から適用

することとしたので通知する。

現況届用診断書については、今回の診断書(循環器疾患の障害用)及び診断

書(腎疾患・肝疾患・糖尿病の障害用)の改正を踏まえ、共通の様式であった

ものを循環器疾患の障害用と腎疾患・肝疾患・糖尿病の障害用に分け、それぞ

れ今回の診断書の改正と同内容の変更を行われたい。

なお、平成 26年6月1日前に交付された旧様式による診断書については、

当分の間、同日以降も使用することが可能である。この場合においては、障害

の程度の認定に当たり必要に応じて医師照会を行う等、適切に取り扱うよう十

分に留意されたい。

おって、別添の周知用リーフレットについて年金事務所等の窓口に設置する

等、肝疾患による障害の認定基準に係る改正の周知についてよろしくぉ取り計

らい願いたい。

年管管発0317第 1号

平成 26年3月17日

厚生労働省年金局事業管理課長

(公印省略)

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(呂11糸氏 1 )

◎診断書(循環器疾患の障害用)[様式第120号の6

(表面)

(フりガナ)

氏名

生年月日

昭手口

平成年月

住所地の郵便番号住所

①~⑩(略)

⑪循環器疾患(平成

(略)1 ・ 2

3

日生(

(1)]新旧対照表

L ムヒノ

検査所見

(1)・(2)

(削除)

都道府県

歳)

(NYHA)

性別

( 3 )

郡市

(略)

日現症)

(表面)

(フりガナ)

氏名

昭千U

平成

(略)

(1

Ⅱ 1Ⅱ・Ⅳ)

住所

①~⑩(略)

⑪循環器疾患(平成

(略)1 ・ 2

住所地の郵便番号

^

日生(

月1」

(傍線部分は改正部分)

歳)

3 検査所見

(1)・(2)(略)

(障害認定に必要と思われる項目について記入してください。)

郡市

( 3 )

1・

日現症)

(略)

亜杜

4一

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(4)心カテーテル検査(平成

左室駆出率 EF

冠動脈れん縮誘発試験

左主幹部に50%以上の狭窄

所見

(5)心エコー検査

3本の主要冠動 kに75%以上の狭窄

左室拡張期径

左室駆出率 EF

所見(左室肥大

%

(6)血液検査

月田

(無・有)

無・有)

(平成

BNP値(脳性ナトリウム利尿ペプチド) P創mL

NT- roBNP 盲(脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラ

左室収縮期径Inln nln)

%

弁膜症、拡張能の制限、推定肺動 k圧等)

年月日)

グメント

(平成年月日)

その他の所見

(陰性・陽性)

有)

(平成

/mL

(4)心カテーテル検査(平成年

左室駆出率 %EF

冠動脈れん縮誘発試験(無・有)

所見

年 月 日)

(5)心エコー検査

左室拡張期径

左室駆出率

所見

(6)血液検査

BNPイ直

月日)

(陰性・陽性)

(平成

EF

Innl

年月田

左室収縮期径

%

(平成年月日)

("畄性ナトリウム利尿ペプチド)

その他の所見 (平成

Inln

年 月

・ 2 ・

P創mL

(

4一旦

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(裏面)

⑫疾患別所見(平成年月日現症)

(該当する疾患について記入してください。)

1 心筋疾患

(1)肥大型心筋症

(2)拡張型心筋症

(3)その他の心筋症

(4)所見(

無・有

無・有

無・有

2 虚血性心疾患

」1^逑

(2)狭心症状

(旦)樫塞^

(4)心室性期外収縮

(5)インターベンション

日)

(裏面)

⑫疾患別所見(平成年月日現症)

(該当する疾患について記入してください。)

1 不整脈

(1)~(4)(略)

(6) ACバイパス術

(フ)再狭窄

(8)その他の手術

(9)その他(

回、

虫正"、、、

(平成

(平成

無・軽労作で有・安静時有

軽労作で有・安笥時有 無・有

無・有(Lown

無・有初回

手枝(

無・有初回

無・有

無・有(手術名

(平成

(平成

無・軽'作で有・安静時有

無・有(Lown

無・有初回

手枝(

無・有初回

無・有

無・有(手術名

,

度)

(平成年

先天性心疾患・弁疾患

(1)・(2)(略)

(3)人工弁置換術無・有(手術名

(4)その他の手術無・有(手術名

(5)その他(

(平成

(平成

月田、計

月日)

月日)

(平成年月

・ 3 ・

虚血性心疾患

(1)梗塞後狭心症

(2)心室性期外収縮

(3)インターベンション

回、

月日)、計

月日)

月田

(平成年月

(4) ACバイパス術

(5)再狭窄

(6)その他の手術

(フ)その他(

度)

(平成年

月月

年年

))

))

2一

))

年年

田田

年年

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不整脈

(1)~(4)

丑_上太^

(1)胸部大動陥離

(略)

( 2)大動 kl-

(3)人工血処

(4)ステントグラフト

鉦 有 Stanford分類(A型・ B型)

(5)その他の手術

佃壬

(6)その他(

有(部立:胸部・胸腹部・腹部)

(最大血管短径

注:高血圧症がある場合は、「フ

鉦 有(部立:胸部・胸腹部・腹部)

先天性心疾患・弁疾患

(1)・(2)(略)

(平成

有(部立:胸部・胸腹部・腹部)

3) Eisen皿en eτ症候群

無・有(手術名

CⅢX平成

(4)肺体血流比

(5)肺動 R収縮,圧

(平

(田人工弁置換術

(フ)その他の手術

(8)その他(

高血圧症」にも記'してくださ、

(平成

)(平成

無・有(手術名

無・有(手術名

mmH

日)

)(平成

)(平成

・ 4 ・

月月

年年

日)日)

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6 重症心不全

(1)心臓植

(2)人工心

(3)心臓再同期医療機器(CRT)無・有(平成

(4)除細動器機能付き心臓再同,医療機器(CRT-D)無・有

有(平

高血圧症

(1)(略)

(2)検査成績

有(平

血圧測定年月日

日)

尿蛋白の有無(

(3)~(6)(略)

最大血圧

(平成

その他の循環器疾患

(略)(1)・(2)

⑬~⑮

最小血圧

日)

(略)

日)

降圧薬服用

無・有(

無・有(

無・有(

種)

十十

種)

種)

高血圧症

(1)(略)

(2)検査成績

血圧測定年月日

尿蛋白の有無(

(3)~(6)(略)

最大血圧

その他の循環器疾患

(略)住)・(2)

⑬~⑮

最小血圧

(略)

降圧薬服用

無・有

・ 5 ・

無・有

無・有

十十士

4一

月月

無霊

7一

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記入上の注意

1 この診断書は、国民年金又は厚生年金保険の障害給付を受けようとする人

が、その年金請求書に必ず添えなければならない書類のーつで、初診日から

1年6月を経過した日(その期間内に治ったときは、その日)において、

国民年金法施行令別表又は厚生年金保険法施行令別表(以下「施行令別表」

という。)に該当する程度の障害の状態にあるかどうか、又は、初診日から

1年6月を経過した日において、施行令別表に該当する程度の障害の状態で

なかった者が、 65歳に到達する日の前日までの間において、施行令別表に

該当する程度の障害の状態に至ったかどうかを証明するものです。

.蕪窯三篇鷲二翻円(略)2 ・ 3

4 印章害の状態」の欄は、次のことに留意して記入してください。

(1)①~⑪及び⑬~⑭の欄は、全て記入してください。⑫の欄については

本人の障害の程度及び状態に無関係な欄に記入する必要はありません。

(無関係な欄は、斜線により抹梢してください。)なお、該当欄に記入し

きれない場合は、別に紙片をはりつけてそれに記入してください。

(2)⑪の欄「4 査フ〒見」の(3)~(田については、

記入上の注意

1 この診断書は、国民年金」厚生年金保険Σ堕船旦保堕の障害給付を受けよう

とする人が、その年金請求書に必ず添えなければならない書類のーつで、初診

日から1年6月を経過した日(その期間内に治ったときは、その田において、

国民年金法施行令別表、厚生年金保険法施行令別表又は船員保険法施行令別表

・ 6 ・

( 3 )

場合には該当する項目に現症日の直近の結果を記入してください

⑪の欄「4

( 4 )

値を記入してください。

(以下「施行令別表」という。)に該当する程度の障害の状態にあるかどうか、

又は、初診日から1年6月を経過した日において、施行令別表に該当する程度

の障害の状態でなかった者が、 65歳に到達する日の前日までの間において、

施行令別表に該当する程度の障害の状態に至ったかどうかを証明するもので

す。

⑫の欄「6 重症心不全」については、重症心不全に該当する場合は

査所見」の「(田血液査」はどちらか一方の査数

また、この診断書は、国民年金」厚生年金保険又は船員保険の年金給付

別表に該当する程度にあるかどうかを証明するものです。

2 ・ 3 (略)

4 「障害の状態」の欄は、次のことに留意して記入してください。

(1)①~⑪及び⑬~⑮の欄は、全て記入してください。⑫の欄については

本人の障害の程度及び状態に無関係な欄に記入する必要はありません。

(無関係な欄は、斜線により抹梢してください。)なお、該当欄に記入し

きれない場合は、別に紙片をはりつけてそれに記入してください。

査を行った

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⑫6欄に記入してください。なお、重症に該当しない者が「(3)心臓再同

医療機器(CRT)」又は「(4)除細動器機能付き心臓再同

(CRTD)を

(5)⑫の欄「7 高血圧症」の「(4)眼底検査所見」は、過去3か月間

において、病状を最もよく表している検査の所見を記入してください。

5 (略)

を⑮備考欄に記入してください。

(2)⑫の欄「4 高血圧症」の「(4)眼底検査所見」は、過去3か月問

において、病状を最もよく表している検査の所見を記入してください。

5 (略)

した'合は

・フ・

X 月日や療 (CRT又は CRTD)

医療器

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(男11糸氏2)

◎診断書(腎疾患・肝疾患

(表面)

(フりガナ)

氏名

生年月日

糖尿病の障害用)[様式第120号の6

昭手口 年平成

住所地の郵便番号住所

①~⑫(略)

月 日生( 歳)

(2)]新旧対照表

性別

郡市

(表面)

(フりガナ)

氏名

昭和

平成男 女

住所

①~⑫(略)

住所地の郵便番号

^

月1」

日生(

(傍線部分は改正部分)

歳)

郡市

1・

町村綴

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(裏面)

⑬肝疾患(平成

糖尿病又は腎臓障害を合併する例では、糖尿病(⑭)、腎疾患(⑫)の欄にも

必要事項を記入してください。

1 臨床所見

(1)自覚症状

全身俗怠感

発 '、、、

食欲不振

悪心ご_」嘔』上

皮膚そう庠感

年 月 日現症)

(無

(無

(無

(無

(無

有痛性筋庫塗

吐血 下血

(無

(無

(無

(裏面)

⑬肝疾患(平成

糖尿病又は腎臓障害を合併する例では、糖尿病(⑭)、腎疾患(⑫)の欄にも

必要事項を記入してください。

腹壁^

(無

(無

(無

(無

(無

(無

有著)

有著)

有著)

有・有(難治性))

1 臨床

(1)自

(無

(無

所見

覚症状

(無

(無

日現症)

著)

著)

全身侍

(無

(無

(無

(無

(無

著)

度))

(2)他覚所見

腹壁^

肝萎縮

牌腫大

・.→゛

(無

著)

(無

(無

(無

(無

(無

(無

・ 2 ・

・著)

著)

著)

著)

著)

著)

度))

))))))

著著著著著

.

有有有有有

心振み

悪食

怠熱便

脳傾

有有有有有有有有有

発黒

黄浮

水害F

一、一口

腹意

)))))

著著著著著

.

有有有有有

症向

性血

肝出

一一

縮大腫水痘

所,ー

覚萎腫

有有

)2(

肝牌浮腹黄

症向

性血

干出

有有

脳傾

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③検査成績

検査項目

AST(GOT)

ALT(GPT)

検査日

γ一GTP

血清総ビリノレビン mE/dι

アル刎ホスファターゼ 1U/4

IU/ι

血清総蛋白

IU/4

(記入上の注意を参照)

血清アルブミン宮/"

BCG法・BCP法

'、

IU/4

・改良型BCP法

A/G比

.

g/"

血小板数

.

プロトロンビン時間%

総コレステロール

.

血中アンモニア盤とdι

X1Ω!と底4

AFP

PIVI<.A一Ⅱ

mg/dι

アノレコーノレ性

③検査成績

盤血_4

肝硬変の場合

nlAU/mι

検査項目

日以上アノレコーノレ180

を摂取していない。

GOT(AST)

継続して必要な治療

GPT(ALT)

検査日

を実施している。

γ -GTP

総ビリノレビン mg/"

ALP(アルカリフォスファターゼ)

(0

血清総蛋白

(記入上の注意を参照)

血清アルブミン g/"

^

・ 3 ・

X)

(0 ・ X)

A/G比

(0

.

創"

X)

.

(0 ・ X)

血小板数 X1Ω!μ4

ヘパプラスチン値

(0 ・ X)

.

プロトロンビン

時間

(0 ・ X)

CHE(コリンエステラーゼ)

.

総コレステロール mg/dι

.

血中アンモニア

%

延長秒

AFP

PIVIくA-2

施基

施基

設値

設値

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2 CI)ild-PU套h による客rade

A(5・6) B(フ・8・9)

検無・有

グレード(

(1)無・有

(2)吐血_L下血の既隹

胃などの

検査年月日

査年月日

C(10

(3)治療歴

(平成

ステージ

(平成

・ 1 1

虫圧

5 へパトーマ治療歴

術・手

'、、、

・ 1 2以上)

射線療法

2

CMld-PU曾hによる

5~6A

日)

6

回)

特発性細菌性膜炎その他肝硬変症に付随する病態の治療歴

所旦

佃.

局祈療法

J、、、

・化学療法

3

grade

B

食道静

( 1 )

( 2 )

回)

無・有

フ~9

吐血」下血の既往歴

回)有(虫正'、、、

内視鏡記載基準(該当するものに0をつけてください。)( 3 )

・動脈塞栓術

k l"

(内視鏡による、 X線造形による、その他(

C

( 4 )

L (S

10以上

上且_」懸二^

治療状況

1n i)、 F (0

ヘパトーマ治療歴

術・手

・動脈塞栓術

その他の療法(手技

硬ヒ療法(

1 2

生検

見〔

3) C (w b)、 RC (一十)、

無・有

・ 4 ・

))

・有

・エタノーノレ局注

回)

回)

・ラジオ波マイクロ波治療

検査年月日(平成 年

回回

4一

回回

4一

回回

干ノ

生見

年(

肝所

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7 治療の内容

(1)利

(2)特殊ア

(3)抗ウイ

(4)アルブミン・血蒙製剤

(5)血小板輸血

(6)そ 他の

具体的内容

剤尿

ノ酸製剤

ノレス療法

日)

8 その他の所見

(1)肝移植無・有

経過

(2)その他(超音波・ CT ・ MR 1検査等)(平成

(有の場合は移植年月日(平成

⑭~⑱

6 治療の内容

(1)利

(2)特殊ア

(略)

( 3 )

( 4 )

尿

血小板輸血

アルブミン・血奬製剤

酸製剤

( 5 )

日))

7 その他の所見

(1)肝移植(無・有

の 他

( 2 ) その他(超音波

(ウイルス性肝炎については、 1FN療法の有無とその結果、玄果、およびHCC

の有無、経過についても記入してください。)

⑭~⑱

経過(

CT検査等)

(略)

・ 5 ・

(平成 年 月

))

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有有

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記入上の注意

1 この診断書は、国民年金又は厚生年金保険の障害給付を受けようとする人

が、その年金請求書に必ず添えなければならない書類のーつで、初診日から

1年6月を経過した日(その期間内に治ったときは、その田において、

国民年金法施行令別表又は厚生年金保険法施行令別表(以下「施行令別表」

という。)に該当する程度の障害の状態にあるかどうか、又は、初診日から

1年6月を経過した日において、施行令別表に該当する程度の障害の状態で

なかった者が、 65歳に到達する日の前日までの間において、施行令別表に

該当する程度の障害の状態に至ったかどうかを証明するものです。

.蕪窯三篇茂二翻司

・ 6 ・

略2 ・ 3

4 耶章害の状態」の欄は、次のことに留意して記入してください。

(1)①~⑪及び⑯~@の欄は、全て記入してください。それ以外については

本人の障害の程度及び状態に無関係な欄には記入する必要はありません。

(無関係な欄は、斜線により抹消してください。)なお、該当欄に記入しき

れない場合は、別に紙片をはりつけてそれに記入してください。

⑬の欄の「1

記入上の注意

1 この診断書は、国民年金L厚生年金保険冬塾鮒旦1呈堕の障害給付を受けよう

とする人が、その裁定請求書に必ず添えなければならない書類のーつで、初診

日から1年6月を経過した日(その期間内に治ったときは、その田において、

国民年金法施行令別表、厚生年金保険法施行令別表又は船員保険法施行令別表

BCG法、 BCP法又は改良型BCP法のいずれかに0を付してください

豊)アルコーノレ陛肝硬変の場合は⑬の欄の「1

の「180日以上アルコールを摂取していない。」及び殊続して必要な治療

を実施している。」の0又はXのいずれかに0を付してください。

価) 3の欄の「2

臨床所見」の査成績の「血清アルブミン」については

し、

(以下「施行令別表」という。)に該当する程度の障害の状態にあるかどうか、

又は、初診日から1年6月を経過した日において、施行令別表に該当する程度

の障害の状態でなかった者が、 65歳に到達する日の前日までの間において、

施行令別表に該当する程度の障害の状態に至ったかどうかを証明するもので

す。

C11ild-pu h による rade」の点"に0を付してくださ

また、この診断書は、国民年金」厚生年金保険又は船員保険の年金給付

別表に該当する程度にあるかどうかを証明するものです。

略2 ・ 3

4 「障害の状態」の欄は、次のことに留意して記入してください。

(D ①~⑪及び⑯~⑱の欄は、全て記入してください。それ以外については

本人の障害の程度及び状態に無関係な欄には記入する必要はありません。

(無関係な欄は、斜線により抹消してください。)なお、該当欄に記入しき

れない場合は、別に紙片をはりつけてそれに記入してください。

②略

臨床戸見」の(3)査絶

②【

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⑥⑬の欄の「7 治療の内容」は、⑬の欄冒頭の現症日時点の内容を記入

してくださいまた「具体的内容」については(1)~(6)の治療が有る場

合は必要に応じて"品名や(6)の内容等を記入してくださし

⑦⑭の欄の「4 合併症」については、過去3か月間において病状を最も

よく表している検査の所見を記入してください。

③⑭の欄の「4 合併症」については、過去3か月間において病状を最も

よく表している検査の所見を記入してください。

・フ・