創 創立 立 記 念 133年目を迎えて...料在する。研究・教育の資 収 集 か ら...

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発 行 国学院大学 編 集 総合企画部広報課 〒 150-8440 東京都渋谷区東四丁目 電 話 03(5466)0130 FAX 03(5466)0528 [email protected] www.kokugakuin.ac.jp 640 定期号(毎月10日発行) 1部20円 11 11 10 10 29 29 34 34 67 67 60 60 11 11 使使11 平成27年 12 12 10 10 殿殿ダウンロードと使い方 左のマークの付いた 写真などにスマホを かざしてみましょう QR コードを読み込める機 種では右の QR コードから メディアトリガー plus の アプリを入手できます。 アプリを ダウンロード (無料) 連動中 ❶iPhoneは「App Store」、 Andoroid 端末は「Google play」 を開き「メディアトリガープラス」 で検索。 ❷検索結果から「メディアトリガー plus」を選択しインストールしてく ださい。 ❸アプリを起動。「サービス」のタ ブを開き、コンテンツの一覧から「Media T+ Campus」をタップ するとカメラモードになります。 「かざす」ボタンを押しマークのついた画像にかざすと、動画なのど が再生されます。 ご利用端末について iOS7 以上を搭載した iPhone、iPad および Android OS4.0 以上を搭載 したAndroid端末に対応しています(一部対応していない端末もあります)。 ◇ダウンロードは無料ですが、通信に費用がかかる場合があります。 通信環境によって、写真にかざした後、コンテンツが再生されるまでに 時間がかかる場合があります。 上の題字にスマホをかざすと 「大学オフィシャルMovie」 の動画がご覧になれます 11 11 殿殿殿殿10 10 30 30 殿殿10 10 34 34 67 67 11 11 133 祝詞奏上(創立記念祭) 学生による慰霊の舞(関係物故者慰霊祭) 10 10 調調売り手市場も二極化鮮明に 就 活2015 10 10 退退姿姿

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  • 発 行 国学院大学編 集 総合企画部広報課 〒 150-8440 東京都渋谷区東四丁目電 話 03(5466)0130FAX 03(5466)0528

    [email protected]第640号

    定期号(毎月10日発行)

    1部20円

    秋の深まりは文化

    秋の深まりは文化

    ・芸術の秋ととも

    ・芸術の秋ととも

    に、に、1111月4日の創

    月4日の創

    立記念日を迎えた

    立記念日を迎えた

    本学の歴史に触れ

    本学の歴史に触れ

    る季節にもなる▼

    る季節にもなる▼

    1010月2929日に行われ

    日に行われ

    た理事長・学長は

    た理事長・学長は

    じめ役員たちの展

    じめ役員たちの展

    墓、そして今秋は院友の

    墓、そして今秋は院友の

    近畿大学名誉教授野本寛

    近畿大学名誉教授野本寛

    一氏(昭

    一氏(昭3434卒・卒・6767期文)

    期文)

    の文化功労者の朗報も届

    の文化功労者の朗報も届

    いた。氏は本学で民俗学

    いた。氏は本学で民俗学

    の学統を受け、その発展

    の学統を受け、その発展

    から今回の授与となった

    から今回の授与となった

    ▼本学民俗学の系譜に記

    ▼本学民俗学の系譜に記

    すれば、本学日本文化研

    すれば、本学日本文化研

    究所創設に大きく関わっ

    究所創設に大きく関わっ

    た柳田國男先生の展覧会

    た柳田國男先生の展覧会

    も、現在神奈川近代文学

    も、現在神奈川近代文学

    館で開催されている。ま

    館で開催されている。ま

    た同研究所も創設

    た同研究所も創設6060周年周年

    を迎え、先月公開学術講

    を迎え、先月公開学術講

    演会・国際研究フォーラ

    演会・国際研究フォーラ

    ムも開催された▼本学の

    ムも開催された▼本学の

    学統の継続に「物」も存

    学統の継続に「物」も存

    在する。研究・教育の資

    在する。研究・教育の資

    料収集から生まれた図書

    料収集から生まれた図書

    館・博物館のコレクショ

    館・博物館のコレクショ

    ンである。図書館資料を

    ンである。図書館資料を

    中心とした巡回展示「学

    中心とした巡回展示「学

    びへの誘い」は今年で

    びへの誘い」は今年で1111

    回目となり、延べ6万人

    回目となり、延べ6万人

    の来場者を迎え、博物館

    の来場者を迎え、博物館

    では多くの企画展示・特

    では多くの企画展示・特

    別展示を催し、今年度は

    別展示を催し、今年度は

    来館者3万人を超える勢

    来館者3万人を超える勢

    いだ▼コレクションの中

    いだ▼コレクションの中

    には、アーカイブズ資料

    には、アーカイブズ資料

    のごとく時間経過によっ

    のごとく時間経過によっ

    て貴重性の高まるものも

    て貴重性の高まるものも

    ある。コレクションの生

    ある。コレクションの生

    まれた背景は、本学が歴

    まれた背景は、本学が歴

    史や学統を重んじてきた

    史や学統を重んじてきた

    結果による▼現有資料の

    結果による▼現有資料の

    価値の有無は当世では判

    価値の有無は当世では判

    断つきかねる。しかし

    断つきかねる。しかし有

    栖川宮幟仁親王

    栖川宮幟仁親王の告諭に

    の告諭に

    曰く「

    曰く「本ほんほん黌こうこうノ隆昌ヲ永遠

    ノ隆昌ヲ永遠

    ニ期セヨ」、これが未来

    ニ期セヨ」、これが未来

    へ歴史をつなぐ本学構成

    へ歴史をつなぐ本学構成

    員の使命であることを忘

    員の使命であることを忘

    れてはならない。

    れてはならない。

    11月平成27年

    枯山の梢

    枯山の梢

     

    さや

     

    さや〳〵雪散りて、

    〳〵雪散りて、

      

    こがらし吹きたつ。

      

    こがらし吹きたつ。

       

    山の窪みに

       

    山の窪みに

    (「海やまのあひだ」)

    (「海やまのあひだ」)

    釈 

    迢空

    「枯山」

    祭 

    ▽月次祭・新嘗祭

    ▽月次祭・新嘗祭

     

    1212月1日(火)午前

    月1日(火)午前1010時 

    神殿

    時 

    神殿

    ダウンロードと使い方

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    と「主な内定先一覧」が

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    1111月1日、4日の創立記念日を前に創立記念祭はじめ、関係物故者慰霊祭、永年勤続者表彰式が、

    月1日、4日の創立記念日を前に創立記念祭はじめ、関係物故者慰霊祭、永年勤続者表彰式が、

    渋谷キャンパスで挙行された。

    渋谷キャンパスで挙行された。

    (2面に関連記事)

     

    午前9時から渋谷キャン

     

    午前9時から渋谷キャン

    パス神殿で創立記念祭(斎

    パス神殿で創立記念祭(斎

    主・大野靖仁神殿奉斎員・

    主・大野靖仁神殿奉斎員・

    神道研修事務部長)が斎行

    神道研修事務部長)が斎行

    された。坂口𠮷一理事長は

    された。坂口𠮷一理事長は

    じめ大村秀司常務理事ほか

    じめ大村秀司常務理事ほか

    法人役職員、赤井益久学長

    法人役職員、赤井益久学長

    はじめ大学役教職員・学

    はじめ大学役教職員・学

    生、来賓、法人傘下各校の

    生、来賓、法人傘下各校の

    役教職員・生徒、院友会関

    役教職員・生徒、院友会関

    係者などが参列した。

    係者などが参列した。

     

    午前

     

    午前1010時3030分からは関係

    分からは関係

    物故者慰霊祭(斎主・茂木

    物故者慰霊祭(斎主・茂木

    貞純神殿奉斎員・神道文化

    貞純神殿奉斎員・神道文化

    学部教授)が、渋谷キャン

    学部教授)が、渋谷キャン

    パス百周年記念館記念講堂

    パス百周年記念館記念講堂

    で執り行われた。

    で執り行われた。

     

    この慰霊祭は皇典講究所

     

    この慰霊祭は皇典講究所

    初代総裁有栖川宮幟仁親王

    初代総裁有栖川宮幟仁親王

    をはじめ、創立以来本学関

    をはじめ、創立以来本学関

    係者で物故せられた役教職

    係者で物故せられた役教職

    員の方々、学業半ばで没せ

    員の方々、学業半ばで没せ

    られた方々、学徒出陣で戦

    られた方々、学徒出陣で戦

    場に倒れられた方々、とり

    場に倒れられた方々、とり

    わけ昨年

    わけ昨年1010月1日以降に物

    月1日以降に物

    故せられた方々の御霊を迎

    故せられた方々の御霊を迎

    え、本法人の行く先を祈念

    え、本法人の行く先を祈念

    するものである。

    するものである。

     

    当日は遺族をはじめ、坂

     

    当日は遺族をはじめ、坂

    口理事長、赤井学長以下、

    口理事長、赤井学長以下、

    法人役職員、大学役教職

    法人役職員、大学役教職

    員、法人傘下各校の役教職

    員、法人傘下各校の役教職

    員・生徒、国学院大学院友

    員・生徒、国学院大学院友

    会関係者などが参列した。

    会関係者などが参列した。

     

    斎主により祭詞が奏上さ

     

    斎主により祭詞が奏上さ

    れた後、伶人の奉仕による

    れた後、伶人の奉仕による

    「追慕歌」、学生の奉仕に

    「追慕歌」、学生の奉仕に

    よる「慰霊の舞」、国学院

    よる「慰霊の舞」、国学院

    大学フォイエル・コール混

    大学フォイエル・コール混

    声合唱団の奉仕による「追

    声合唱団の奉仕による「追

    悼歌」の奉納が続いた。

    悼歌」の奉納が続いた。

     

    次に、斎主、坂口理事

     

    次に、斎主、坂口理事

    長、赤井学長、遺族、学生

    長、赤井学長、遺族、学生

    ・生徒代表らが、玉串拝礼

    ・生徒代表らが、玉串拝礼

    をして、滞りなく祭典を終

    をして、滞りなく祭典を終

    えた。

    えた。

     

    今年度の文化功労者が文

     

    今年度の文化功労者が文

    部科学省から発表され、院

    部科学省から発表され、院

    友で近畿大学名誉教授の野

    友で近畿大学名誉教授の野

    本寛一氏(昭

    本寛一氏(昭3434卒・卒・6767期

    文)が選ばれた。

    文)が選ばれた。

     

    野本氏は、近畿大学文芸

     

    野本氏は、近畿大学文芸

    学部教授、同大民俗学研究

    学部教授、同大民俗学研究

    所所長、柳田國男記念伊那

    所所長、柳田國男記念伊那

    民俗学研究所所長などを歴

    民俗学研究所所長などを歴

    任し、現職。専門は、日本

    任し、現職。専門は、日本

    民俗学。

    民俗学。

     

    近著に、『自然災害と民

     

    近著に、『自然災害と民

    俗』(森話社)、『地霊の復権

    俗』(森話社)、『地霊の復権

    自然と結ぶ民俗をさぐる』

    自然と結ぶ民俗をさぐる』

    (岩波書店)などがある。

    (岩波書店)などがある。

     

    文化功労者の顕彰式は、

     

    文化功労者の顕彰式は、

    1111月4日に都内のホテルで

    月4日に都内のホテルで

    行われた。

    行われた。

    創立133年目を迎えて

    院友・野本氏が文化功労者に

    祝詞奏上(創立記念祭)

    学生による慰霊の舞(関係物故者慰霊祭)

    大手・優良企業の内定

    着実に獲得

     

    来春卒業予定の大学生を対象

     

    来春卒業予定の大学生を対象

    とした企業の採用活動は、緩や

    とした企業の採用活動は、緩や

    かな景気の回復を背景に学生優

    かな景気の回復を背景に学生優

    位の売り手市場といわれてき

    位の売り手市場といわれてき

    た。こうした社会情勢の中、本

    た。こうした社会情勢の中、本

    学学生は健闘し、大手や優良企

    学学生は健闘し、大手や優良企

    業への内定を着実に得ている。

    業への内定を着実に得ている。

    キャリアサポート課では、

    キャリアサポート課では、1010月

    中旬以降内定先調査を本格化さ

    中旬以降内定先調査を本格化さ

    せているが、第一志望の業界・

    せているが、第一志望の業界・

    企業への内定率は昨年度より高

    企業への内定率は昨年度より高

    いと見込んでいる。

    いと見込んでいる。

     

    メガバンクや証券など金融業

     

    メガバンクや証券など金融業

    界、東京五輪を控え活気付く建

    界、東京五輪を控え活気付く建

    設・流通・不動産業を中心に例

    設・流通・不動産業を中心に例

    年以上に採用者を増やした業界

    年以上に採用者を増やした業界

    が目立ち、本学学生もそうした

    が目立ち、本学学生もそうした

    流れに対応できたようだ。

    流れに対応できたようだ。

     

    学生の中には複数の企業から

     

    学生の中には複数の企業から

    内定を得られた者がいる一方、

    内定を得られた者がいる一方、

    苦戦する学生も一定数いて、

    苦戦する学生も一定数いて、

    「二極化」が鮮明になった。

    「二極化」が鮮明になった。

    採用時期変更

    苦戦する学生も

     

    今年は面接などの選考活動解

     

    今年は面接などの選考活動解

    禁を大学4年の8月1日に繰り

    禁を大学4年の8月1日に繰り

    下げるなど、採用活動日程を変

    下げるなど、採用活動日程を変

    更した経団連の指針が学生に大

    更した経団連の指針が学生に大

    きな影響を与えている。中小や

    きな影響を与えている。中小や

    外資系企業などでは従来どおり

    外資系企業などでは従来どおり

    売り手市場も二極化鮮明に就活2015

    野本寛一氏

    (写真提供:近畿大学)

    創立記念祭

    創立記念祭

    関係物故者慰霊祭

    関係物故者慰霊祭

    4月解禁の日程で採用活動を行

    4月解禁の日程で採用活動を行

    ったところも多く、複数の内定

    ったところも多く、複数の内定

    を持って、大手企業の採用試験

    を持って、大手企業の採用試験

    に臨むことができた学生がいる

    に臨むことができた学生がいる

    一方、中小の選考で苦戦し、自

    一方、中小の選考で苦戦し、自

    信を失ってしまう学生も見られ

    信を失ってしまう学生も見られ

    た。学生たちからは「就職活動

    た。学生たちからは「就職活動

    の期間が長期化した」との声や

    の期間が長期化した」との声や

    「8月1日の選考解禁日、内定

    「8月1日の選考解禁日、内定

    を得ていた企業に研修などの名

    を得ていた企業に研修などの名

    目で拘束された」など、いわゆ

    目で拘束された」など、いわゆ

    る「オワハラ(就活終われハラ

    る「オワハラ(就活終われハラ

    スメント)」的状況に置かれた

    スメント)」的状況に置かれた

    との声も聞かれ、木村都キャリ

    との声も聞かれ、木村都キャリ

    アサポート課長によれば「二極

    アサポート課長によれば「二極

    化にこれまでと違う悩みが生ま

    化にこれまでと違う悩みが生ま

    れた」という。

    れた」という。

     

    1010月1日の内定式に向け企業

    月1日の内定式に向け企業

    の内定者がほぼ固まる一方で、

    の内定者がほぼ固まる一方で、

    辞退者もあることから、内定先

    辞退者もあることから、内定先

    が決まっていない学生にとって

    が決まっていない学生にとって

    は、優良企業に再度挑戦するチ

    は、優良企業に再度挑戦するチ

    ャンスは残っている。

    ャンスは残っている。

    3年生

    進んで情報収集を

     

    現3年生の就職活動に向けて

     

    現3年生の就職活動に向けて

    は、次年度の採用活動日程を再

    は、次年度の採用活動日程を再

    変更する経団連の方針が、ほぼ

    変更する経団連の方針が、ほぼ

    確定している。社会情勢や企業

    確定している。社会情勢や企業

    の動向を注視し、自ら進んで情

    の動向を注視し、自ら進んで情

    報を得る姿勢が学生には欠かせ

    報を得る姿勢が学生には欠かせ

    ない。また、インターンシップ

    ない。また、インターンシップ

    は、志望する企業・業界に限ら

    は、志望する企業・業界に限ら

    ず複数経験し、気付きや刺激を

    ず複数経験し、気付きや刺激を

    受けてほしいと木村課長はい

    受けてほしいと木村課長はい

    う。う。

     

    キャリアサポート課では、相

     

    キャリアサポート課では、相

    談員を増やすなどして、学生の

    談員を増やすなどして、学生の

    個別相談への対応を強化してい

    個別相談への対応を強化してい

    る。就職活動に対する個々の悩

    る。就職活動に対する個々の悩

    みに応え、さらに成果を挙げて

    みに応え、さらに成果を挙げて

    いく予定だ。

    いく予定だ。

  • 平成27年11月10日(火曜日)   (2)國 學 院 大 學 学 報第640号 

    本学「日本文化研究所」

     

    本学「日本文化研究所」

    の創立

    の創立6060年を記念して、

    年を記念して、1010

    月2424日に公開学術講演会

    日に公開学術講演会

    が、翌

    が、翌2525日に国際フォーラ

    日に国際フォーラ

    ムが開催された。

    ムが開催された。

     

    2424日午後3時から渋谷キ

    日午後3時から渋谷キ

    ャンパス常磐松ホールで開

    ャンパス常磐松ホールで開

    催された国学院大学研究開

    催された国学院大学研究開

    発推進機構日本文化研究所

    発推進機構日本文化研究所

    設立設立6060周年記念公開学術講

    周年記念公開学術講

    演会「『日本文化』研究の

    演会「『日本文化』研究の

    展望」では、本学研究開発

    展望」では、本学研究開発

     

    国学院大学の平成

     

    国学院大学の平成2727年度9月

    年度9月

    卒業は

    卒業は9595人から申請があり、前

    人から申請があり、前

    期開講科目の成績評価により、

    期開講科目の成績評価により、

    7979人の9月

    人の9月3030日付卒業が確定し

    日付卒業が確定し

    た。た。

     

    卒業期は

     

    卒業期は124124期で、卒業式典は

    期で、卒業式典は

    平成平成2828年3月

    年3月2020日(日)に行わ

    日(日)に行わ

    れる。開始時刻・会場は7面

    れる。開始時刻・会場は7面

    「インフォダイジェスト」、大

    「インフォダイジェスト」、大

    学ホームページで確認のこと。

    学ホームページで確認のこと。

     

    なお、学部ごとに各学部長室

     

    なお、学部ごとに各学部長室

    で行われた卒業証書授与日と所

    で行われた卒業証書授与日と所

    属学部学科別の卒業生数は次の

    属学部学科別の卒業生数は次の

    とおり。

    とおり。

    ◎文学部(9月

    文学部(9月2121日)=日)=1919人▽哲

    人▽哲

    1人1人▽史8人

    史8人▽日本文7人

    日本文7人▽中▽中

    国文1人

    国文1人▽外国語文化2人

    外国語文化2人◎経◎経

    済学部(9月

    済学部(9月2929日)=日)=2828人▽経済

    人▽経済

    1212人▽人▽経済ネットワーキング5

    経済ネットワーキング5

    人▽経営

    人▽経営1111人◎人◎法学部(9月

    法学部(9月2828

    日)=日)=2525人▽法律専攻

    人▽法律専攻2424人▽法

    人▽法

    律専門職専攻0人

    律専門職専攻0人▽政治専攻1

    政治専攻1

    人◎人◎神道文化学部(9月

    神道文化学部(9月3030日)=日)=

    3人3人▽神道文化3人

    神道文化3人◎人間開発

    ◎人間開発

    学部(9月

    学部(9月2323日)=4人

    日)=4人▽初等教

    ▽初等教

    育2人

    育2人▽健康体育2人

    健康体育2人

    推進機構長・日本文化研究

    推進機構長・日本文化研究

    所長の井上順孝神道文化学

    所長の井上順孝神道文化学

    部教授が「現代宗教は古代

    部教授が「現代宗教は古代

    宗教と何が違うか?―宗教

    宗教と何が違うか?―宗教

    進化論再考―」と題し講演

    進化論再考―」と題し講演

    を行い、約150人が耳を

    を行い、約150人が耳を

    傾けた。

    傾けた。

     

    閉会後の同日午後6時か

     

    閉会後の同日午後6時か

    らは若木タワー有栖川宮記

    らは若木タワー有栖川宮記

    念ホールで関係者を集めた

    念ホールで関係者を集めた

    懇親会が開催され、

    懇親会が開催され、6060年の年の

    歴史を振り返りながら旧交

    歴史を振り返りながら旧交

    を深めた。

    を深めた。

     

     

    翌2525日午前

    日午前1010時3030分から

    分から

    国際研究フォーラム「『日

    国際研究フォーラム「『日

    本文化』研究の展望」が開

    本文化』研究の展望」が開

    催され、国内外の研究分野

    催され、国内外の研究分野

    が異なる4人のパネリスト

    が異なる4人のパネリスト

    による発題と、コメンテー

    による発題と、コメンテー

    ターの井上機構長、司会の

    ターの井上機構長、司会の

    松村一男和光

    松村一男和光

    大学教授を加

    大学教授を加

    えた6人での

    えた6人での

    総合討議が夕

    総合討議が夕

    刻まで続い

    刻まで続い

    た。た。

     

    公開学術講

     

    公開学術講

    演会・国際フ

    演会・国際フ

    ォーラムを通

    ォーラムを通

    して、日本文

    して、日本文

    化研究所の歴

    化研究所の歴

    史を回顧しな

    史を回顧しな

    がら、新たな

    がら、新たな

    日本文化研究

    日本文化研究

    の地平線を遠

    の地平線を遠

    望する内容と

    望する内容と

    なっていて、

    なっていて、

    会場からは今

    会場からは今

    後の研究発展

    後の研究発展

    や成果への期

    や成果への期

    待も多く寄せ

    待も多く寄せ

    られた。

    られた。

     

    また会に先

     

    また会に先

    立ち立ち2323日か日か

    ら、特別展示

    ら、特別展示

     

    学校法人国学院大学で

     

    学校法人国学院大学で

    は、創立記念日を迎えるに

    は、創立記念日を迎えるに

    あたり、坂口𠮷一理事長、

    あたり、坂口𠮷一理事長、

    赤井益久学長、佐栁正三常

    赤井益久学長、佐栁正三常

    務理事、大村秀司常務理事

    務理事、大村秀司常務理事

    らが、

    らが、1010月2929日に豊島岡御

    日に豊島岡御

    墓所に皇典講究所初代総裁

    墓所に皇典講究所初代総裁

    ・有栖川宮幟仁親王墓と高

    ・有栖川宮幟仁親王墓と高

    松宮宣仁親王・同喜久子妃

    松宮宣仁親王・同喜久子妃

    墓を参拝した。また、護国

    墓を参拝した。また、護国

    寺檀徒墓地に皇典講究所初

    寺檀徒墓地に皇典講究所初

    代所長・山田顕義伯

    代所長・山田顕義伯(写

    真)の展墓を行った。

    の展墓を行った。

     

    1111月1日、渋谷キャンパス有

    月1日、渋谷キャンパス有

    栖川宮記念ホールで永年勤続者

    栖川宮記念ホールで永年勤続者

    の表彰式が行われ、坂口𠮷一理

    の表彰式が行われ、坂口𠮷一理

    事長から、勤続

    事長から、勤続4040年・年・3030年・年・2020

    年の節目を迎えた本法人傘下各

    年の節目を迎えた本法人傘下各

    校の教職員に表彰状が授与され

    校の教職員に表彰状が授与され

    た。表彰者は次のとおり(敬称

    た。表彰者は次のとおり(敬称

    略)。略)。

    【勤続40年】関秀二(大学)、

    関秀二(大学)、

    津田栄、細川豊樹(以上国学院

    津田栄、細川豊樹(以上国学院

    高等学校)、今井寛人(国学院

    高等学校)、今井寛人(国学院

    大学久我山中学高等学校)

    大学久我山中学高等学校)

    【勤続30年】赤井益久、上口孝

    赤井益久、上口孝

    文、柴﨑和夫、原英喜、武智浩

    文、柴﨑和夫、原英喜、武智浩

    二、城所俊哉、小柳圭子(以上

    二、城所俊哉、小柳圭子(以上

    大学)、髙橋由彦(国学院大学

    大学)、髙橋由彦(国学院大学

    北海道短期大学部)、大谷勇一

    北海道短期大学部)、大谷勇一

    郎、児玉晃和(以上国学院高等

    郎、児玉晃和(以上国学院高等

    学校)、中井正明、伊藤元、大

    学校)、中井正明、伊藤元、大

    瀬裕司(以上国学院大学久我山

    瀬裕司(以上国学院大学久我山

    高等学校)、井上渉司、城戸友

    高等学校)、井上渉司、城戸友

    行(以上国学院大学久我山中学

    行(以上国学院大学久我山中学

    校)校)

    【勤続20年】古山正人、鵜澤英

    古山正人、鵜澤英

    子、本浪義武(以上大学)、飯

    子、本浪義武(以上大学)、飯

    島利一(国学院高等学校)、龍

    島利一(国学院高等学校)、龍

    見洋子(国学院大学久我山中学

    見洋子(国学院大学久我山中学

    校)、小林育代(国学院大学附

    校)、小林育代(国学院大学附

    属幼稚園)、栁橋智美(国学院

    属幼稚園)、栁橋智美(国学院

    幼稚園)

    幼稚園)

    「『日本文化』研究の展望」を開催

    日本文化研究所設立60周年記念公開学術講演会・国際研究フォーラム

    永年勤続表彰式永年勤続表彰式

    国際フォーラムでの総合討議

    表彰を受ける赤井学長(左)

    理事長・学長らが展墓

    27年度9月の卒業生は79人

     

    退職

    ◆自己都合

    ◎法人事務局◇事務嘱託▽

    ◎法人事務局◇事務嘱託▽

    奈良愛美

    奈良愛美

    以上9月

    以上9月3030日付日付

     

    採用

    ◎文学部◇教授(特別専

    ◎文学部◇教授(特別専

    任)川合康三▽◎教育開発

    任)川合康三▽◎教育開発

    推進機構◇助教(特別専

    推進機構◇助教(特別専

    任)▽小舘梓◎大学事務局

    任)▽小舘梓◎大学事務局

    ◇事務嘱託▽森久美子(教

    ◇事務嘱託▽森久美子(教

    学事務部教務課)▽藤井瞳

    学事務部教務課)▽藤井瞳

    (学術メディアセンター事

    (学術メディアセンター事

    務部図書館事務課〔経済学

    務部図書館事務課〔経済学

    部資料室〕)

    部資料室〕)

    以上以上1010月1日付

    月1日付

    教職員人事

    ◎文学部

    ◆教授(特別専任)▽川合

    康三(かわい 

    こうぞう)

    ①京都大学

    ①京都大学

    大学院博士

    大学院博士

    課程満期退

    課程満期退

    学。東北大

    学。東北大

    学、京都大学、台湾大学、

    学、京都大学、台湾大学、

    (米)ブランダイス大学を

    (米)ブランダイス大学を

    経て本学。博士(文学)。

    経て本学。博士(文学)。

    ②中国古典学の長い伝統を

    ②中国古典学の長い伝統を

    もつ本学に勤めることがで

    もつ本学に勤めることがで

    きて光栄です。たくさんの

    きて光栄です。たくさんの

    若い方々が専攻しているこ

    若い方々が専攻しているこ

    とにも、心強い思いをいた

    とにも、心強い思いをいた

    しました。年の差を忘れて

    しました。年の差を忘れて

    一緒に勉強しましょう。

    一緒に勉強しましょう。

    ◎教育開発推進機構

    ◆助教(特別専任)▽小舘

     

    梓(こだて 

    あずさ)

    ①イギリス

    ①イギリス

    ウォーリッ

    ウォーリッ

    ク大学大学

    ク大学大学

    院応用言語

    院応用言語

    学科修士課程修了、神田外

    学科修士課程修了、神田外

    語大学講師、広島文教女子

    語大学講師、広島文教女子

    大学講師を経て本学。②日

    大学講師を経て本学。②日

    本を世界に発信していくこ

    本を世界に発信していくこ

    とを担う学生の皆さんに、

    とを担う学生の皆さんに、

    英語をより一層積極的に捉

    英語をより一層積極的に捉

    えてもらうことができるよ

    えてもらうことができるよ

    う精一杯努めてまいります

    う精一杯努めてまいります

    ので、どうぞよろしくお願

    ので、どうぞよろしくお願

    いいたします。

    いいたします。

     

    1010月1日付で本学に着任

    月1日付で本学に着任

    した2人の専任教員のプロ

    した2人の専任教員のプロ

    フィールを紹介する。丸数

    フィールを紹介する。丸数

    字は①略歴②抱負。

    字は①略歴②抱負。

    新任専任

    教員紹介

     

    1010月2424日午後1時から、

    日午後1時から、

    渋谷キャンパス百周年記念

    渋谷キャンパス百周年記念

    館記念講堂で本学と宮崎県

    館記念講堂で本学と宮崎県

    が主催した文化講演会「

    が主催した文化講演会「天あ

    降もりつく神々の舞」が開催

    りつく神々の舞」が開催

    され、本学教員らの講演と

    され、本学教員らの講演と

    尾前神楽保存会(会長・尾

    尾前神楽保存会(会長・尾

    前秀久氏)によって同県北

    前秀久氏)によって同県北

    部・椎葉村に伝わる尾前神

    部・椎葉村に伝わる尾前神

    楽が披露された。

    楽が披露された。

     

    披露された尾前神楽は、

     

    披露された尾前神楽は、

    酒が入った壺を挟んで宮司

    酒が入った壺を挟んで宮司

    と願主が座り問答する「

    と願主が座り問答する「生

    しょう

    しょう

    魂ごんごん殿どのどの」をはじめ

    」をはじめ1010演目あま

    演目あま

    り。「生魂殿」は、3人の

    り。「生魂殿」は、3人の

    願主と宮司の問答がコミカ

    願主と宮司の問答がコミカ

    ルに次々と展開され、会場

    ルに次々と展開され、会場

    からは笑い声が巻き起こっ

    からは笑い声が巻き起こっ

    た。特別参加で最後の願主

    た。特別参加で最後の願主

    となった小川直之文学部教

    となった小川直之文学部教

    授は、各地で起こる災いが

    授は、各地で起こる災いが

    鎮まり、平成

    鎮まり、平成3232年に開催さ

    年に開催さ

    れる東京オリンピックの開

    れる東京オリンピックの開

    会式では尾前神楽が披露さ

    会式では尾前神楽が披露さ

    れるよう祈願。願い事は聞

    れるよう祈願。願い事は聞

    き入れられ、宮司から無事

    き入れられ、宮司から無事

    に酒壺を受け取ることがで

    に酒壺を受け取ることがで

    きると、会場からは拍手が

    きると、会場からは拍手が

    贈られた。

    贈られた。

     

    神楽の公演に先立って、

     

    神楽の公演に先立って、

    小川教授が「宮崎県の神楽

    小川教授が「宮崎県の神楽

    伝承」と題し、渡辺伸夫元

    伝承」と題し、渡辺伸夫元

    文化講演会「天降りつく神々の舞」

    迫力ある神楽を身近に

    神楽公演に先立って講演する小川教授

    宮司から無事に酒壺を受け取る小川教授

    井上機構長の講演

    昭和女子大学教授が「椎葉

    昭和女子大学教授が「椎葉

    神楽の特色と演目」と題し

    神楽の特色と演目」と題し

    それぞれ講演。小川教授は

    それぞれ講演。小川教授は

    「神楽は地域社会が団結し

    「神楽は地域社会が団結し

    て事に望むエネルギーが表

    て事に望むエネルギーが表

    現されている。今日はその

    現されている。今日はその

    エネルギーを感じてほし

    エネルギーを感じてほし

    い」と語った。

    い」と語った。

     

    神楽は、災厄を祓うため

     

    神楽は、災厄を祓うため

    や五穀豊穣を願うためなど

    や五穀豊穣を願うためなど

    を目的に奏され、全国各地

    を目的に奏され、全国各地

    に伝わっている。特に宮崎

    に伝わっている。特に宮崎

    県には200を超える神楽

    県には200を超える神楽

    継承団体があり、「高千穂

    継承団体があり、「高千穂

    の夜神楽」など、全国的に

    の夜神楽」など、全国的に

    有名なものもある。

    有名なものもある。

    「写真で見る日本文化研究

    「写真で見る日本文化研究

    所の所の6060年」を多目的ホール

    年」を多目的ホール

    で開催され、初代日本文化

    で開催され、初代日本文化

    研究所長の石川岩吉元理事

    研究所長の石川岩吉元理事

    長・学長の写真や、これま

    長・学長の写真や、これま

    での講演会やシンポジウム

    での講演会やシンポジウム

    などの写真など

    などの写真など6060点が展示

    点が展示

    された。公開学術講演会や

    された。公開学術講演会や

    国際フォーラムの合間に、

    国際フォーラムの合間に、

    参加者たちは在りし日の日

    参加者たちは在りし日の日

    本文化研究所を懐古してい

    本文化研究所を懐古してい

    た。た。

  • (3)   平成27年11月10日(火曜日) 國 學 院 大 學 学 報 第640号

    平成28年度 学費一覧

    本学出身者の入学金および施設設備費は半額とする。備考

    専攻科出身別 入学年度 入学金 授業料 施設設備費 維持運営費 合計

    本 学 卒平成28年度

    130,000 700,000 100,500 10,000  940,500他 大 学 卒 260,000 700,000 201,000 10,000 1,171,000本 学 卒

    平成27年度―― 700,000 100,500 10,000  810,500

    他 大 学 卒 ―― 700,000 201,000 10,000  911,000

    (単位:円)

    1.平成18年度以前の入学生の施設設備費については、卒業までに4年度分納入するものとする。2.再入学者の入学金については半額とする。

    備考

    学 部区分 入学年度 入学金 授業料 施設設備費 維持運営費 合計

    文学部経済学部 法学部

    神道文化学部人間開発学部

    平成28年度 260,000 700,000 201,000 10,000 1,171,000

    平成21~27年度 ―― 700,000 201,000 10,000 911,000

    平成19~20年度 ―― 691,000 201,000 10,000 902,000

    平成18年度以前 ―― 691,000 ―― 10,000 701,000

    (単位:円)

    大学院出身別 入学年度 入学金 授業料 施設設備費 維持運営費 合計

    前期課程

    本 学 卒平成28年度 100,000 505,000 100,000 10,000 715,000 平成27年度以前 ―― 505,000 100,000 10,000 615,000

    他 大 学 卒平成28年度 200,000 505,000 200,000 10,000 915,000 平成27年度以前 ―― 505,000 200,000 10,000 715,000

    後期課程

    本 学 卒 全入学年度 ―― 505,000 ―― 10,000 515,000

    他 大 学 卒平成28年度 200,000 505,000 200,000 10,000 915,000 平成27年度以前 ―― 505,000 200,000 10,000 715,000

    (単位:円)

    1. 授業料、施設設備費、維持運営費は在学中毎年度納入するものとする。2.本学出身者の入学金及び施設設備費については次のとおりとする。  イ.前期課程=半額  ロ.後期課程= 本学前期課程修了者は徴収しない。本学学部出身者で、他大学前期課程修了者は半額。

    備考

    別 科入学年度 入学金 授業料 施設設備費 維持運営費 実習料(入学年度のみ) 合計

    平成28年度 145,000 420,000 81,000 10,000 6,000 662,000 平成25~27年度 ―― 420,000 81,000 10,000 ―― 511,000

    (単位:円)

    法科大学院出身別 入学年度 入学金 授業料 施設設備費 合計

    本 学 卒平成25~27年度 ―― 950,000 50,000 1,000,000平成24年度 ―― 1,300,000 100,000 1,400,000

    他 大 学 卒平成25~27年度 ―― 950,000 200,000 1,150,000平成24年度 ―― 1,300,000 200,000 1,500,000

    1. 授業料、施設設備費は在学中毎年度納入するものとする。2.本学の学部、大学院出身者の施設設備費は50,000円とする。

    備考

    (単位:円)

    平成28年度学費は次のとおりです。

     

    学校法人国学院大学で

     

    学校法人国学院大学で

    は、私学としての公共性と

    は、私学としての公共性と

    独自性のある教育研究体制

    独自性のある教育研究体制

    を確立するため、広くご寄

    を確立するため、広くご寄

    付を募っております。皆様

    付を募っております。皆様

    方にはご理解とご協力をた

    方にはご理解とご協力をた

    まわりたくお願い申しあげ

    まわりたくお願い申しあげ

    ます。

    ます。

     

    なお、本法人への指定寄

     

    なお、本法人への指定寄

    付金は次のとおり税制上の

    付金は次のとおり税制上の

    優遇措置を受けることがで

    優遇措置を受けることがで

    きます。

    きます。

     

    個人所得税については、

     

    個人所得税については、

    特定公益増進法人への寄付

    特定公益増進法人への寄付

    金としての「所得控除」、

    金としての「所得控除」、

    または一定要件を満たした

    または一定要件を満たした

    学校法人などへの寄付金と

    学校法人などへの寄付金と

    しての「税額控除」のう

    しての「税額控除」のう

    ち、いずれかの制度を寄付

    ち、いずれかの制度を寄付

    者が選択し、確定申告を行

    者が選択し、確定申告を行

    うことで所得税が減免され

    うことで所得税が減免され

    ます。なお、多くの場合

    ます。なお、多くの場合

    「税額控除」を選択した方

    「税額控除」を選択した方

    が、減免が大きくなりま

    が、減免が大きくなりま

    す。す。

     

    個人住民税については、

     

    個人住民税については、

    お住まいの自治体が条例に

    お住まいの自治体が条例に

    より本法人への寄付を税額

    より本法人への寄付を税額

    控除の対象と指定している

    控除の対象と指定している

    場合に限り、確定申告を行

    場合に限り、確定申告を行

    うことで住民税が減免され

    うことで住民税が減免され

    ます。

    ます。

     

    法人からの寄付について

     

    法人からの寄付について

    は、特定公益増進法人に対

    は、特定公益増進法人に対

    する寄付金として扱われ、

    する寄付金として扱われ、

    所定の計算式に基づく限度

    所定の計算式に基づく限度

    額まで該当事業年度の損金

    額まで該当事業年度の損金

    に算入することができま

    に算入することができま

    す。す。

     

    寄付金の申し込みと納付

     

    寄付金の申し込みと納付

    が確認できましたら、本法

    が確認できましたら、本法

    人発行の領収書と文部科学

    人発行の領収書と文部科学

    省発行の証明書をお送りし

    省発行の証明書をお送りし

    ますので、確定申告などの

    ますので、確定申告などの

    税務手続きを行ってくださ

    税務手続きを行ってくださ

    い。い。

     

    なお、寄付金のお申し込

     

    なお、寄付金のお申し込

    みや手続きについてご不明

    みや手続きについてご不明

    な点があれば、総務課まで

    な点があれば、総務課まで

    お問い合わせください。

    お問い合わせください。

     

    総務部総務課(寄付金担

     

    総務部総務課(寄付金担

    当)☎

    当)☎03・5466・0

    03・5466・0

    111

    111

     

    各方面の方々からのご寄

     

    各方面の方々からのご寄

    付に、深く感謝申しあげま

    付に、深く感謝申しあげま

    す。す。

    (総務部総務課)

    (総務部総務課)

    「指定寄付金」にご協力のお願い

    平成27年度指定寄付者一覧(敬称略) 自 平成27年4月 1日至 平成27年9月30日

    (単位:円)

    寄付者 寄付目的 寄付対象 寄付金額 寄付月日

    匿名 学生・生徒等の活動支援(教職支援奨学金) 国学院大学 1,000,000 平27.5.19

    吹野 節江 学生・生徒等の活動支援(吹野博士記念賞奨学金)国学院大学 1,000,000 平27.5.21

    蛯原  弘教育・研究振興支援(幼児教育・介護福祉課程のオペレッタ活性化支援)

    国学院大学北海道短期大学部

    1,000,000 平27.5.21

    匿名 学生・生徒等の活動支援 国学院大学 1,000,000 平27.5.26国学院大学院友会  会長 𠮷田 茂穗

    教育・研究振興支援(貴重図書デジタル化) 国学院大学 100,000 平27.6. 5

    全国院友高等学校長会会長 橋本 喜一 学生・生徒等の奨学金 国学院大学 67,500 平27.6.10

    株式会社トップコート代表取締役 植松 正 学生・生徒等の奨学金 国学院大学 500,000 平27.6.25

    匿名 学生・生徒等の奨学金 国学院大学 10,000 平27.7. 2佐藤 早苗 学生・生徒等の奨学金 国学院大学 500,000 平27.7. 2臼杵 千枝子 学生・生徒等の奨学金 国学院大学 100,000 平27.7.13

    能圓坊 明彦 学生・生徒等の活動支援(柔道部活動支援) 国学院大学 300,000 平27.7.17

    上村 邦生学生・生徒等の活動支援(体育連合会軟式野球部活動支援)

    国学院大学 100,000 平27.7.21

    匿名 学生・生徒等の活動支援(あすなろ奨学金資金) 国学院大学 150,000 平27.7.29

    国学院大学院友会  会長 𠮷田 茂穗

    学生・生徒等の活動支援(第123期生卒業記念品制作)

    国学院大学 600,000 平27.7.30

    匿名教育・研究振興支援(研究開発推進センターにおける研究活動の振興)

    国学院大学 1,000,000 平27.8. 6

    田村  弘 教育・研究振興支援(短大)国学院大学北海道短期大学部

    1,000,000 平27.7.22

    国学院大学院友経済会会長 大塚 勤

    教育・研究振興支援(経営学科開設10周年記念)

    国学院大学 100,000 平27.9. 8

    中島 隆太 学生・生徒等の奨学金 国学院大学 100,000 平27.9.16株式会社四門代表取締役 那波市郎

    教育・研究振興支援(考古学研究室) 国学院大学 150,000 平27.9.30

    合   計 8,777,500

    高校生対象コンテストが応募締め切り

    「全国高校生創作コンテスト」合計1万8130点(1万7389点)

    短 篇 小 説 部 門 601点 (915点)現 代 詩 部 門 613点 (942点)短 歌 部 門 4768点 (4576点)俳 句 部 門 12148点 (10956点)

     「『地域の伝承文化に学ぶ』コンテスト」合計640点(634点)

    地域文化研究部門団体 17点 (11点)個人 424点 (359点)

    地域民話研究部門団体 6点 (8点)個人 186点 (242点)

    学 校 活 動 部 門 7点 (14点)

    教育充実資金(維持費)寄付者芳名

     

    本学では、教育・研究の一層の充実をはかるた

     

    本学では、教育・研究の一層の充実をはかるた

    め、平成

    め、平成2727年度教育充実資金(維持費)のご協力を

    年度教育充実資金(維持費)のご協力を

    お願いいたしましたところ、現在までに186人の

    お願いいたしましたところ、現在までに186人の

    方々からのご寄付をたまわりました。  

    方々からのご寄付をたまわりました。  

     

    ここに芳名を掲載し、重ねて深甚の謝意を表します。

    ここに芳名を掲載し、重ねて深甚の謝意を表します。

    ▼北海道▽太田正吾殿▽村田伸一殿▼岩手県▽照井美

    枝殿▼宮城県▽岩渕伸一殿▼秋田県▽新納睦子殿▽判

    田実殿▽福井淳殿▼山形県▽渋谷昭儀殿▼福島県▽植

    田倉夫殿▽金土重順殿▽佐藤左内殿▽竹田進殿▽松井

    利弘殿▽峯岸郁雄殿▽渡邉利春殿▼茨城県▽安藤健次

    殿▽大関忠殿▼栃木県▽小堀和則殿▽高野利行殿▽手

    束和正殿▽中島隆男殿▽中山幸彦殿▽廣澤壽子殿▼群

    馬県▽工藤貴弘殿▽櫻井達夫殿▽高橋昇殿▽浜名秀明

    殿▽茂木康則殿▽匿名▼埼玉県▽大竹弘恭殿▽大宮悟

    殿▽奥野潔法殿▽菊地正英殿▽小柳茂之殿▽齋藤政二

    殿▽集貝隆之殿▽中神誠一殿▽畑下京子殿▽原田直殿

    ▽藤田昌芳殿▽松尾哲也殿▽三上富士夫殿▽宮城悟殿

    ▽宮根康徳殿▽村山一美殿▽山本高広殿▽吉川英治殿

    ▼千葉県▽岡田節夫殿▽菅家亮殿▽桑原薫殿▽坂下裕

    子殿▽宍倉一殿▽田之倉一夫殿▽千葉統彦殿▽角田峰

    之殿▽中島基樹殿▽藤代正治殿▽本田光広殿▽松戸清

    貴殿▽渡邊正喜殿▼東京都▽会田由美子殿▽麻生理砂

    殿▽石井宏実殿▽石井聖孝殿▽井上浩夫殿▽岩本裕子

    殿▽植村嘉孝殿▽大橋亜紀子殿▽鬼澤修治殿▽加藤享

    子殿▽金澤幸夫殿▽河北公郎殿▽川島雅喜殿▽菊池孝

    光殿▽鬼頭昌之殿▽櫛田克己殿▽國司学殿▽小泉勝俊

    殿▽小枝健登殿▽小林喜勇殿▽桜井弘殿▽笹木節雄殿

    ▽真田浩殿▽品川宗久殿▽篠原陽子殿▽志摩京子殿▽

    鈴木克治殿▽須藤芳正殿▽高橋秀和殿▽高橋美樹殿▽

    高山幸植殿▽谷口民樹殿▽谷保佳幸殿▽津久井良二殿

    ▽西川淳一殿▽西田賢治殿▽長谷川亨殿▽平野理香殿

    ▽平山昌邦殿▽福田金治殿▽藤井寛治殿▽松田洋文殿

    ▽松元一峰殿▽松本大平殿▽三田勝己殿▽宮澤良和殿

    ▽諸澤光治殿▽八幡秀子殿▽山田真嗣殿▽吉川弘子殿

    ▽匿名▼神奈川県▽穐山潤子殿▽和泉千津殿▽尾崎君

    代殿▽落合裕治殿▽川田博幸殿▽佐々木庸光殿▽佐藤

    浩二殿▽澤利昭殿▽進藤裕明殿▽杉本秀康殿▽鈴木聖

    美殿▽鈴木徹殿▽高橋洋三殿▽竹内清殿▽田中義宣殿

    ▽千村尚紀殿▽中井功殿▽夏田悟殿▽西ヶ谷克彦殿▽

    野中昌弘殿▽藤倉茂樹殿▽目崎裕介殿▽山上篤志殿▽

    横田一郎殿▼新潟県▽今井惣一郎殿▽恩田知巳殿▽相

    馬正幸殿▽二宮幹彦殿▽日野八潮殿▽船崎毅殿▼富山

    県▽青木敬殿▽青木敏行殿▽河合正登殿▽舟崎充殿▼

    山梨県▽上文司厚殿▼長野県▽牛山進殿▽倉科幸広殿

    ▽高橋良治殿▽富岡晋一殿▽西原浩一殿▽福田真二殿

    ▽松崎茂殿▼岐阜県▽小林秀幸殿▽山口伸之殿▼静岡

    県▽伊藤政嗣殿▽北山和裕殿▽山田喜春殿▽山中康広

    殿▼愛知県▽近藤慶男殿▽林左希也殿▼三重県▽野村

    城二殿▽森真吾殿▼京都府▽後藤重和殿▼大阪府▽宮

    脇一彦殿▼兵庫県▽中井輝彦殿▼奈良県▽花山院弘匡

    殿▽谷野浩重殿▽依田勝彦殿▼鳥取県▽田中尚樹殿▼

    島根県▽渡部輝之殿▼広島県▽高野睦久殿▽太刀掛祐

    之殿▽豊島唯顕殿▼山口県▽松長直道殿▼愛媛県▽眞

    鍋豊孝殿▼高知県▽才市浩伸殿▼佐賀県▽小島修己殿

    ▼長崎県▽江島秋彦殿▽前田哲嘉殿▼熊本県▽荒田悟

    殿▼宮崎県▽岩切尚臣殿▽岩切睦恵殿▽中村有里殿▽

    日高広之殿▼鹿児島県▽鬼丸新殿

     

    国学院大学と高校生新聞社が主催

     

    国学院大学と高校生新聞社が主催

    する「全国高校生創作コンテスト

    する「全国高校生創作コンテスト

    (第(第1919回)と「『地域の伝承文化に

    回)と「『地域の伝承文化に

    学ぶ』コンテスト(第

    学ぶ』コンテスト(第1111回)」の平

    回)」の平

    成2727年度応募が締め切られた。

    年度応募が締め切られた。

     

    各コンテストの応募点数は別表の

     

    各コンテストの応募点数は別表の

    とおり(カッコ内は昨年度の点数)。

    とおり(カッコ内は昨年度の点数)。

     

    なお、審査結果は

     

    なお、審査結果は1111月下旬に確

    月下旬に確

    定、各表彰式が

    定、各表彰式が1212月6日(日)に本

    月6日(日)に本

    学渋谷キャンパスで行われる。

    学渋谷キャンパスで行われる。

     

    国学院大学大学院の平成

     

    国学院大学大学院の平成2828年

    度秋季入学試験の志願者・合格

    度秋季入学試験の志願者・合格

    者数は次のとおりであった。

    者数は次のとおりであった。

    ( 

    )内は合格者数。単位は

    ( 

    )内は合格者数。単位は

    人。人。

    ◇大学院

    文学研究科◆博士課程前期▼

    文学研究科◆博士課程前期▼

    神道学・宗教学専攻▽一般

    神道学・宗教学専攻▽一般1111

    (6)

    (6)▽留学生1(1)

    留学生1(1)▽社▽社

    会人2(1)

    会人2(1)▼文学専攻▽一

    ▼文学専攻▽一

    般2121(1818)▽)▽留学生1(1)

    留学生1(1)

    ▽社会人1(1)

    社会人1(1)▼史学専攻

    ▼史学専攻

    ▽一般

    ▽一般2525(1313)▽)▽留学生3

    留学生3

    (3)

    (3)▽社会人2(1)

    社会人2(1)◆博◆博

    士課程後期▼神道学・宗教学

    士課程後期▼神道学・宗教学

    専攻▽

    専攻▽一般0

    一般0▽留学生0

    留学生0▽社▽社

    会人1(1)

    会人1(1)▼文学専攻▽一

    ▼文学専攻▽一

    般0般0▽留学生0

    留学生0▽社会人0

    社会人0▼

    史学専攻▽

    史学専攻▽一般0

    一般0▽留学生0

    留学生0

    ▽社会人1(0)

    社会人1(0)

    法学研究科◆博士課程前期▽

    法学研究科◆博士課程前期▽

    一般2(2)

    一般2(2)▽留学生0

    留学生0▽社▽社

    会人0

    会人0

    経済学研究科◆博士課程前期

    経済学研究科◆博士課程前期

    ▽学内推薦3(3)

    学内推薦3(3)▽一般3

    一般3

    (1)

    (1)▽留学生0

    留学生0▽社会人0

    社会人0

    大学院秋季入試結果

     

    本学事務局元総合企画部

     

    本学事務局元総合企画部

    広報課主査の野津武彦氏

    広報課主査の野津武彦氏

    が、が、1111月1日に逝去。

    月1日に逝去。7676

    歳。葬儀はすでに執り行わ

    歳。葬儀はすでに執り行わ

    れた。

    れた。

     

    野津氏は昭和

     

    野津氏は昭和1414年生ま

    年生ま

    れ。れ。3333年都立高校卒業。

    年都立高校卒業。3535

    年本学図書館出納手、

    年本学図書館出納手、4040年

    同職員。

    同職員。5959年広報課主任、

    年広報課主任、

    平成平成1111年同主査、

    年同主査、1414年自己

    年自己

    都合により退職。

    都合により退職。

     

    訃 

    報野津元主査逝去

  • 磯田久夫(昭(昭3535卒・卒・6868期

    文)著『時の旅人「おくの

    文)著『時の旅人「おくの

    細道」歌紀行』東京図書

    細道」歌紀行』東京図書

    出版刊 

    1800円+税

    出版刊 

    1800円+税

    井上順孝(本学教授)責

    (本学教授)責

    任編集『〈オウム真理

    任編集『〈オウム真理

    教〉を検証する』春秋社

    教〉を検証する』春秋社

    刊 

    2300円+税

    刊 

    2300円+税

    青木豊(本学教授)・

    (本学教授)・鷹

    野光行(本学兼任講師)

    (本学兼任講師)

    著『地域を活かす遺跡と

    著『地域を活かす遺跡と

    博物館』同成社刊 

    36

    博物館』同成社刊 

    36

    00円+税

    00円+税

    二ノ宮哲夫(國竹)(昭(昭

    4747卒・卒・8080期文)竹洞庵吟

    期文)竹洞庵吟

    詩集『命燃ゆ』他 

    私費

    詩集『命燃ゆ』他 

    私費

    出版出版

    松尾葦江(本学元教授)

    (本学元教授)

    編『源平盛衰記年表』三

    編『源平盛衰記年表』三

    弥井書店刊 

    7700円

    弥井書店刊 

    7700円

    +税+税

    武市一成(本学兼任講

    (本学兼任講

    師)著『松本亨と「英語

    師)著『松本亨と「英語

    で考える」』彩流写刊 

    で考える」』彩流写刊 

    3500円+税

    3500円+税

    宮元啓一(本学教授)著

    (本学教授)著

    『ブッダが考えたこと』

    『ブッダが考えたこと』

    角川ソフィア文庫刊 

    角川ソフィア文庫刊 

    00円+税

    00円+税

    公開講座等受講者数 国学院大学の平成27年度公開講座、オープン 国学院大学の平成27年度公開講座、オープンカレッジ、教員免許状更新講習の受講者数は次カレッジ、教員免許状更新講習の受講者数は次のとおりであった。( )内は前年度。のとおりであった。( )内は前年度。

    公開講座

    公開古典講座「万葉集」 259人 (383人)

    「源氏物語」 186人 (214人)

    伝統文化に学ぶ講座

    大 阪 83人 (81人)

    東 京 131人 (122人)

    たまプラーザキャンパス公開講座(教養) 836人 (913人)

    オープンカレッジ 1777人(1586人)

    教員免許状更新講習

    中学校・高等学校の最新事情(必修) 98人 (103人)

    小学校教育の最新事情(必修) 26人 (54人)

    なぜ古典を教えるのか(選択) 60人 (55人)

    日本史研究の最前線(選択) 32人 (40人)

    日々の教育実践を深めるための視座(選択) 20人 (42人)

    『国学院雑誌』特集号刊行 国学院大学の文学部、神道文化学部、大学院文学研究科、専攻科、別科生対象の学術雑誌「国学院雑誌」では、特集号「現代日本社会と宗教」(別表に掲載内容)を12月中に刊行予定。配付は若木タワー2階の広報課で。(対象学生以外には有料で配付) 総合企画部広報課特集号「現代日本社会と宗教」掲載内容一覧(50音順)都市祭りの経年的変化―戦後の地域社会の変容と神田祭50年の盛衰―

    秋野淳一(本学研究開発推進センターPD研究員)

    ポップカルチャーと宗教序論 石井研士(本学副学長・教授)現代宗教の侵襲的研究と宗教調査リテラシー 井上順孝(本学教授)「日本のハロウィーン受容―カワサキ ハロウィン2014の実態調査から―」

    大久保衣純(本学大学院生)

    マス・メディアのまなざしと自己表象の再編――「自文化」としての〈恐山信仰〉をめぐって―― 大道晴香(本学大学院生)東日本大震災におけるコミュニティ復興と神社―宮城県気仙沼市の事例から― 黒﨑浩行(本学教授)オウム真理教をめぐるメディア言説―1989年10月のワイドショー―

    菅直子(東洋英和女学院大学死生学研究所非常勤職員)

    現代の厄年の実態と変遷―大阪の神社調査から―

    田口祐子(本学大学院特別研究生)

    神と出会う・神を描く―ポップカルチャーにみる伝統と現代― 平藤喜久子(本学准教授)制度化過程の初期新宗教―金光教の布教論に着目して― 藤井麻央(本学大学院生)

    過疎地域の神社神道の現状と課題――高知県の過疎集落神社を事例に――

    冬月律(公益財団法人モラロジー研究所道徳科学研究センター研究員)

    携帯電話に於ける怪異の一考察―『着信アリ』を事例として― 古山美佳(本学大学院生)雑誌記事における明治神宮・清正井のパワースポット化の過程

    大和友大朗(本学大学院修士修了生)

     

    国学院大学では、キャリ

     

    国学院大学では、キャリ

    アサポート課企画の下、学

    アサポート課企画の下、学

    生の就職先確保や本学と企

    生の就職先確保や本学と企

    業との関係強化のため、本

    業との関係強化のため、本

    学の就職支援に協力してい

    学の就職支援に協力してい

    る企業・団体の人事採用担

    る企業・団体の人事採用担

    当者を招き「就職懇談会」

    当者を招き「就職懇談会」

    を毎年開催している。今年

    を毎年開催している。今年

    度は会場を新たにセルリア

    度は会場を新たにセルリア

    ンタワー東急ホテル(渋谷

    ンタワー東急ホテル(渋谷

    区)ボールルームに移し、

    区)ボールルームに移し、

    1010月2828日午後6時から企業

    日午後6時から企業

    約130社約140人と本

    約130社約140人と本

    学役教職員約

    学役教職員約5050人が出席し

    人が出席し

    て開催された。

    て開催された。

     

    最初に、主催者を代表し

     

    最初に、主催者を代表し

    て赤井益久学長があいさつ

    て赤井益久学長があいさつ

    に立ち、建学時からの本学

    に立ち、建学時からの本学

    の役目、その理念に基づい

    の役目、その理念に基づい

    た学生育成について述べ、

    た学生育成について述べ、

    本学学生の誠実性を特長と

    本学学生の誠実性を特長と

    して紹介。参加した本学役

    して紹介。参加した本学役

    教職員の紹介の後、来賓の

    教職員の紹介の後、来賓の

    株式会社リクルートキャリ

    株式会社リクルートキャリ

    ア・リクナビ編集長の平澤

    ア・リクナビ編集長の平澤

    義博氏による乾杯の発声

    義博氏による乾杯の発声

    で、懇談に入った。

    で、懇談に入った。

     

    出席者たちは、テーブル

     

    出席者たちは、テーブル

    を囲んでの名刺交換、大学

    を囲んでの名刺交換、大学

    ・企業の情報交換など、賑

    ・企業の情報交換など、賑

    やかに懇談を繰り広げてい

    やかに懇談を繰り広げてい

    た。た。

     

    途中、本学

     

    途中、本学

    の強化部会で

    の強化部会で

    ある硬式野球

    ある硬式野球

    部・柔道部の

    部・柔道部の

    監督らの紹

    監督らの紹

    介、そして学

    介、そして学

    生就職サポー

    生就職サポー

    ターによる大

    ターによる大

    学紹介があ

    学紹介があ

    り、それぞれ

    り、それぞれ

    来場者から激

    来場者から激

    励の拍手を受

    励の拍手を受

    けた。

    けた。

     

    中締めは、

     

    中締めは、

    本学就職部長

    本学就職部長

    の高塩博法学

    の高塩博法学

    部教授が、出

    部教授が、出

    席した各企業

    席した各企業

     本学では、今回で11回目となる「国学院大学学びへの誘 本学では、今回で11回目となる「国学院大学学びへの誘い」を札幌を皮切りに、6月から全国5会場で開催した。い」を札幌を皮切りに、6月から全国5会場で開催した。今年は「明治国家建設のグランドデザイナー」と称される今年は「明治国家建設のグランドデザイナー」と称される井上毅が残した「梧陰文庫」の資料からなる「明治国家と井上毅が残した「梧陰文庫」の資料からなる「明治国家と法制官僚―井上毅歿後120年記念―」がテーマ。「日本帝国法制官僚―井上毅歿後120年記念―」がテーマ。「日本帝国憲法草案」、「伊藤博文書翰(井上毅宛)」、井上が文部大臣憲法草案」、「伊藤博文書翰(井上毅宛)」、井上が文部大臣に就任した際の辞令など約30点を各会場で展示した。に就任した際の辞令など約30点を各会場で展示した。 今年は、7月から8月にかけて開催した国学院大学博物 今年は、7月から8月にかけて開催した国学院大学博物館での展示で来場者が初めて5000人を超し、連日近代史フ館での展示で来場者が初めて5000人を超し、連日近代史ファンなどが熱心に会場に足を運んでいた。関連イベントのァンなどが熱心に会場に足を運んでいた。関連イベントの講演会やミュージアムトークも各地で開催し、好評を得講演会やミュージアムトークも各地で開催し、好評を得た。松本では、柴田紳一文学部准教授が「井上毅とその周た。松本では、柴田紳一文学部准教授が「井上毅とその周辺」と題して(9月19日)、新潟では坂本一登法学部教授が辺」と題して(9月19日)、新潟では坂本一登法学部教授が「井上毅と伊藤博文」(11月7日)と題して講演を行った。「井上毅と伊藤博文」(11月7日)と題して講演を行った。 開催地「会場」(開催期間)と来場者数(新潟を除く) 開催地「会場」(開催期間)と来場者数(新潟を除く)は、札幌「紀伊国屋書店札幌本店」(6月6日から14日まは、札幌「紀伊国屋書店札幌本店」(6月6日から14日まで)715人。滝川「国学院大学北海道短期大学部」(6月15で)715人。滝川「国学院大学北海道短期大学部」(6月15日から21日まで)420人。東京「国学院大学博物館」(7月日から21日まで)420人。東京「国学院大学博物館」(7月11日から8月7日まで)5193人。松本「松本市時計博物11日から8月7日まで)5193人。松本「松本市時計博物館」(9月19日から27日まで)1720人。新潟は11月7日から館」(9月19日から27日まで)1720人。新潟は11月7日から15日(日)まで「新潟大学駅南キャンパスときめいと」で15日(日)まで「新潟大学駅南キャンパスときめいと」で開催中。 開催中。  学びへの誘いは、所有する学術資産を活用した展示会の 学びへの誘いは、所有する学術資産を活用した展示会の開催により、開催地域文化的貢献を図ることを目的に、平開催により、開催地域文化的貢献を図ることを目的に、平成17年度から毎年開催している。成17年度から毎年開催している。

     

    新聞週間にあわせ

     

    新聞週間にあわせ1010月1515日から

    日から2424日

    まで渋谷キャンパス3号館学生ホール

    まで渋谷キャンパス3号館学生ホール

    で、報道写真展「東日本大震災、その

    で、報道写真展「東日本大震災、その

    とき」を開催した。この展示は毎日新

    とき」を開催した。この展示は毎日新

    聞社の協力で企画され、同社写真映像

    聞社の協力で企画され、同社写真映像

    報道センター記者が東日本大震災発生

    報道センター記者が東日本大震災発生

    時から撮りつづけてきた被災地の様子

    時から撮りつづけてきた被災地の様子

    を伝える写真の約

    を伝える写真の約2020点を展示した。

    点を展示した。

     

    大震災当日、大津波襲来の瞬間をと

     

    大震災当日、大津波襲来の瞬間をと

    らえ、日本新聞協会賞を受賞した写真

    らえ、日本新聞協会賞を受賞した写真

    は、海外にも深刻な被害を伝えた。発

    は、海外にも深刻な被害を伝えた。発

    災当初の自然の猛威から、配給の列に

    災当初の自然の猛威から、配給の列に

    並ぼうと、最後尾へ駆ける男の子の姿

    並ぼうと、最後尾へ駆ける男の子の姿

    など復興に立ち向かう人々の笑顔ま

    など復興に立ち向かう人々の笑顔ま

    で、震災の現実を写真でつづった。

    で、震災の現実を写真でつづった。

     

    1919日以降は、会場に毎日新聞の試読

    日以降は、会場に毎日新聞の試読

    紙を設置。来場者の中には、新聞を持

    紙を設置。来場者の中には、新聞を持

    ち帰って読む学生も見受けられた。

    ち帰って読む学生も見受けられた。

     

    新聞社と協力して企画された写真展

     

    新聞社と協力して企画された写真展

    は、本学では初めての試みとなった。

    は、本学では初めての試みとなった。

    企業との連携を強化へ   

    就職懇談会を開催

    毎日新聞社協力で報道写真展

    大日本帝国憲法草案など貴重資料を各地で展示

    「学びへの誘い」

    多くの来場者が見学する渋谷会場

    に対してお礼を述べるとと

    に対してお礼を述べるとと

    もに「本学学生の気質に磨

    もに「本学学生の気質に磨

    きをかけ、必要とされる人

    きをかけ、必要とされる人

    材として紹介したい」とあ

    材として紹介したい」とあ

    いさつをし、和やかな懇談

    いさつをし、和やかな懇談

    の会は閉じられた。

    の会は閉じられた。

    企業の人事担当者と懇談する

    赤井学長

    小川教授の講演を聴く出席者たち

     

    インドのニューデリー南部に立地する国立ジャ

     

    インドのニューデリー南部に立地する国立ジャ

    ワハルラル・ネルー大学(Jawaharlal

    ワハルラル・ネルー大学(Jawaharlal

    Nehru 

    University、通称JN

    Nehru 

    University、通称JN

    U)は、インド独立後の初代首相ネルーの思想を

    U)は、インド独立後の初代首相ネルーの思想を

    受け継ぎ、1969年に設立された大学院大学で

    受け継ぎ、1969年に設立された大学院大学で

    ある。

    ある。1010の大学院と4つの研究所を擁している

    の大学院と4つの研究所を擁している

    が、言語文化大学院だけは学部をもち、この中に

    が、言語文化大学院だけは学部をもち、この中に

    1111学科(センター)がある。日本語・日本文化研

    学科(センター)がある。日本語・日本文化研

    究の専攻は、日本語・韓国語・北東アジア学科に

    究の専攻は、日本語・韓国語・北東アジア学科に

    置かれている。全学生数は約7300人、キャン

    置かれている。全学生数は約7300人、キャン

    パスは約400㌶という広大な敷地をもつ。

    パスは約400㌶という広大な敷地をもつ。

     

    本年9月7・8日の2日間にわたって、本学教

     

    本年9月7・8日の2日間にわたって、本学教

    員・大学院生とJNU日本語・日本文化専攻の教

    員・大学院生とJNU日本語・日本文化専攻の教

    員・大学院生による第3回日印比較文化研究セミ

    員・大学院生による第3回日印比較文化研究セミ

    ナーが、JNUコンベンションホールで開催され

    ナーが、JNUコンベンションホールで開催され

    た。本学からは小川のほか、文学部の米屋陽一兼

    た。本学からは小川のほか、文学部の米屋陽一兼

    任講師、文学研究科文学専攻伝承文学コースの院

    任講師、文学研究科文学専攻伝承文学コースの院

    生8人、山形県新庄市と岩手県遠野市の昔話の語

    生8人、山形県新庄市と岩手県遠野市の昔話の語

    り手2人が参加した。院生8人のうち2人は、J

    り手2人が参加した。院生8人のうち2人は、J

    NU出身のインドからの留学生である。小川は

    NU出身のインドからの留学生である。小川は

    「人生儀礼の研究│年齢儀礼を中心に│」、米屋

    「人生儀礼の研究│年齢儀礼を中心に│」、米屋

    講師は「聴き耳を育てる」の講演、院生6人は研

    講師は「聴き耳を育てる」の講演、院生6人は研

    究発表、昔話の語り手2人は語りの実演を行っ

    究発表、昔話の語り手2人は語りの実演を行っ

    た。JNUからはマンジュシュリー・チョウハン

    た。JNUからはマンジュシュリー・チョウハン

    教授ほか4人の教員、8人の院生の発表、ベンガ

    教授ほか4人の教員、8人の院生の発表、ベンガ

    ルの絵解きパト・チットラの実演があった。セミ

    ルの絵解きパト・チットラの実演があった。セミ

    ナーには約

    ナーには約6060人が参加し、両日とも意見交換が活

    人が参加し、両日とも意見交換が活

    発で終了時刻を延長するほどだった。セミナーに

    発で終了時刻を延長するほどだった。セミナーに

    続き9日から

    続き9日から1212日まではラジャスタン州ジャイプ

    日まではラジャスタン州ジャイプ

    ルとダンキャ村で、民俗芸能や農村生活、ヒンズ

    ルとダンキャ村で、民俗芸能や農村生活、ヒンズ

    ー教祭祀などの実地調査を行った。

    ー教祭祀などの実地調査を行った。

     

    両大学の教員と院生などによる研究セミナー

     

    両大学の教員と院生などによる研究セミナー

    は、第1回は平成

    は、第1回は平成2424年9月に日印の民俗文化の多

    年9月に日印の民俗文化の多

    様性の相互理解、第2回は平成

    様性の相互理解、第2回は平成2626年2月に日印の

    年2月に日印の

    口承文芸の比較研究をテーマとして、いずれもJ

    口承文芸の比較研究をテーマとして、いずれもJ

    NUを会場に開催した。また、両大学の交流とし

    NUを会場に開催した。また、両大学の交流とし

    ては、平成

    ては、平成2424年6月にチョウハン教授が大学院短

    年6月にチョウハン教授が大学院短

    期招聘研究員として本学に滞在し、同年

    期招聘研究員として本学に滞在し、同年1010月の本

    月の本

    学創立130周年記念事業・文学部国際シンポジ

    学創立130周年記念事業・文学部国際シンポジ

    ウム「アジアにおける日本研究の現在」では、J

    ウム「アジアにおける日本研究の現在」では、J

    NUのP・A・ジョージ教授が宮沢賢治研究の講

    NUのP・A・ジョージ教授が宮沢賢治研究の講

    演を行っている。

    演を行っている。

    小川直之(文学部教授)

    日印比較文化研究セミナーを開催

    ―インド・ネルー大学と交流―

    平成27年11月10日(火曜日)   (4)國 學 院 大 學 学 報第640号

  • こくぴょんと記念撮影をする卒業生ら(たまプラーザ)

    新刊紹介

     長年、本居宣長記念館に勤め、研究員・館長と活躍してきた吉田 長年、本居宣長記念館に勤め、研究員・館長と活躍してきた吉田悦之氏が分かりやすくまとめた宣長紹介の書である。新書版200ペ悦之氏が分かりやすくまとめた宣長紹介の書である。新書版200ページ余。読みやすい文で綴っている。ージ余。読みやすい文で綴っている。 松阪は吉田氏の故郷であり、郷里の大学者と向き合ってほぼ半世 松阪は吉田氏の故郷であり、郷里の大学者と向き合ってほぼ半世紀。今や生き字引きといわれる。本書のはじめにで、吉田氏は真淵紀。今や生き字引きといわれる。本書のはじめにで、吉田氏は真淵と比べて「宣長の言葉は、地味です」と言う。しかし大事なことはと比べて「宣長の言葉は、地味です」と言う。しかし大事なことはしっかりと述べているのが宣長の特色であり、本書では、47の言葉しっかりと述べているのが宣長の特色であり、本書では、47の言葉を取り上げて1ページ分の囲みの中に4行以内で示し、現代語訳を取り上げて1ページ分の囲みの中に4行以内で示し、現代語訳と出所を記し、続いてそれぞれ数ページずつの解説を施す。と出所を記し、続いてそれぞれ数ページずつの解説を施す。 例えば、第42「物まなびの力」では、「普通は「学問」と訳しま 例えば、第42「物まなびの力」では、「普通は「学問」と訳します」としながら、「どうも「学問」と置きかえただけでは言い足りす」としながら、「どうも「学問」と置きかえただけでは言い足りない気がします」と述べ、宣長は物学びの化身であり、宣長にとっない気がします」と述べ、宣長は物学びの化身であり、宣長にとって「物学び」とは抱いた疑問を解決しながら志を実現していくことだとし、宣長自身の学問て「物学び」とは抱いた疑問を解決しながら志を実現していくことだとし、宣長自身の学問遍歴の中でその説明を展開していると説く。そして最初の項目で、わずか5文字ながら、遍歴の中でその説明を展開していると説く。そして最初の項目で、わずか5文字ながら、なにやら意味ありげな「みなあやし」という言葉を取り上げているところにも、読者を惹きなにやら意味ありげな「みなあやし」という言葉を取り上げているところにも、読者を惹きつける吉田氏の非凡な構成力が見て取れる。つける吉田氏の非凡な構成力が見て取れる。 このような、宣長の言葉を項目として解説する本体を「言葉編」とし、巻末には年譜と略 このような、宣長の言葉を項目として解説する本体を「言葉編」とし、巻末には年譜と略伝からなる「生涯編」を付す。また、「恩頼(みたまのふゆ)」「物のあわれ」「古事記伝」伝からなる「生涯編」を付す。また、「恩頼(みたまのふゆ)」「物のあわれ」「古事記伝」「大和心」のキーワードについても触れる。「大和心」のキーワードについても触れる。 日本文化の源泉を知ろうとする風の吹く今日、多くの人に本書を広めたいが、特に国学院 日本文化の源泉を知ろうとする風の吹く今日、多くの人に本書を広めたいが、特に国学院の学生、院友諸兄には折々に本書のページをめくってもらいたい。(創元社刊、1200円+税)の学生、院友諸兄には折々に本書のページをめくってもらいたい。(創元社刊、1200円+税) 嵐義人(本学元教授)

     本書は平成25年に『斎王物語の形成―斎宮・斎院と文 本書は平成25年に『斎王物語の形成―斎宮・斎院と文学―』を刊行された著者が、読者からの要望に応え、学―』を刊行された著者が、読者からの要望に応え、「斎王」という神に仕えた皇女たちについてさらにわか「斎王」という神に仕えた皇女たちについてさらにわかりやすくまとめられたものである。りやすくまとめられたものである。 構成は、第1章「斎王概説」第2章「諸資料にみる 構成は、第1章「斎王概説」第2章「諸資料にみる斎王」第3章「物語作品に登場する斎王」となってお斎王」第3章「物語作品に登場する斎王」となっており、伊勢斎王および賀茂斎院について紹介している。り、伊勢斎王および賀茂斎院について紹介している。 概説に続き、第2章で語られる斎王の中には、六条御 概説に続き、第2章で語られる斎王の中には、六条御息所のモデルとも言われる徽子女王、「大斎院」と呼ば息所のモデルとも言われる徽子女王、「大斎院」と呼ばれた選子内親王をはじめ、親子三代で斎王となった井上れた選子内親王をはじめ、親子三代で斎王となった井上・酒人・朝原内親王や、在任中に薨去し伊勢の地に葬ら・酒人・朝原内親王や、在任中に薨去し伊勢の地に葬られた隆子女王など、天皇の御杖代として神に仕える祭祀れた隆子女王など、天皇の御杖代として神に仕える祭祀者となりながら、数奇な運命を辿り、政治的な駆け引きや時代に呑み込まれた、者となりながら、数奇な運命を辿り、政治的な駆け引きや時代に呑み込まれた、悲しみや喜びの姿を詳細に伝えている。また第3章では、『伊勢物語』、『大和物悲しみや喜びの姿を詳細に伝えている。また第3章では、『伊勢物語』、『大和物語』、『源氏物語』、『狭衣物語』に描かれるモデルとなった斎王たちを史実的な裏語』、『源氏物語』、『狭衣物語』に描かれるモデルとなった斎王たちを史実的な裏付けをもって、人物像を考察している。付けをもって、人物像を考察している。 賀茂斎院は、『西宮記』などの儀式書や『小右記』などの日記資料に記録が残 賀茂斎院は、『西宮記』などの儀式書や『小右記』などの日記資料に記録が残されていることで、ある程度の日常を窺えるが、伊勢斎王は、伊勢に下向してのされていることで、ある程度の日常を窺えるが、伊勢斎王は、伊勢に下向してのちの斎宮寮での生活はそれほど知られていない。ちの斎宮寮での生活はそれほど知られていない。 斎王の実像を真摯に追った本書は、簡潔に、かつ充分にその姿を伝えていると 斎王の実像を真摯に追った本書は、簡潔に、かつ充分にその姿を伝えていると言えるだろう。斎王への関心を寄せる人々のみでなく、広く本書が紐解かれるこ言えるだろう。斎王への関心を寄せる人々のみでなく、広く本書が紐解かれることを願う。(新典社刊、1600円+税)とを願う。(新典社刊、1600円+税) 落合敦子(本学大学院特別研究生)

    吉田悦之(本居宣長記念館館長、昭55卒・88期文)著『日本人のこころの言葉 本居宣長』

    原槇子(昭41卒・74期文)著『神に仕える皇女たち』

     

    1111月3日付で秋の叙勲が

    月3日付で秋の叙勲が

    内閣府から発令され�