取扱説明書 code generator and reader 1st edition - rev.1 取扱説明書 使用上の注意...
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TGR-2100 タイムコードジェネレータ・リーダ Time Code Generator and Reader 1st Edition - Rev.1
取扱説明書
使用上の注意
安全に正しくお使いいただくために必ずお守りください。
[電源電圧・電源コード]
指定電圧以外の電源電圧は使用しないでください。
電源コードを抜くときは必ずプラグを持って抜いてください。コードが傷つく恐れがあります。コードが傷ついたまま使用すると、火災や感電の原因になります。
電源コードに重いものをのせたり落としたりしてコードを傷つけないでください。コードが傷ついたまま使用すると火災や感電の原因になります。
電源コードの被ふくが溶けたり、コードに傷がついたりしていないか、定期的にチェックしてください。
[設置]
感電を避けるためアースをとってください。
アースは絶対にガス管に接続しないでください。爆発や火災の原因となることがあります。
[使用環境・使用方法]
高温多湿の場所、塵挨の多い場所や振動のある場所に設置しないでください。使用条件以外の環境でのご使用は、動作の異常、火災や感電の原因になることがあります。
内部に水や異物を入れないでください。水や異物が入ると火災や感電の原因になることがあります。万一、異物が入った場合は、すぐ電源を切り、電源コードや接続コードを抜いて内部から取り出すか、販売代理店、サービスセンターへご相談ください。
筐体の中には高圧部分があり、感電の恐れがあります。通常はカバーを外したり分解したりしないでください。
通風孔を塞がないでください。この機器を正常に動作させるために、適量の空冷が必要です。機器の前面と背面は、他の物から 5cm 以上離してください。
禁止
プラグを抜け
注意
注意
必ず行う
禁止
禁止
禁止
禁止
禁止
[運搬・移動]
運搬時などに外部から強い衝撃を与えないように注意してください。機器が故障することがあります。機器を他の場所へ移動するときは、専用の梱包材をご使用ください。
[内部の設定変更が必要なとき]
電源を切ってから、設定変更の操作を行ってください。電源を入れた状態で設定が必要な場合は、サービス技術者が行ってください。
過熱部分には触らないでください。やけどをする恐れがあります。
パネルやカバーを取り外したままで保管や使用をしないでください。内部設定終了後は必ずパネルやカバーを元に戻してご使用ください。
[異常時の処置]
電源が入らない、異臭がする、異常な音が聞こえるときは、内部に異常が発生している恐れがあります。すぐに電源を切り、販売代理店、サービスセンターまでご連絡ください。
[ゴム足の取り扱い]
ゴム足付きの製品の場合は、ゴム足を取り外した後にネジだけをネジ穴に挿入することは絶対にお止めください。内部の電気回路や部品に接触し、故障の原因になります。再度ゴム足を取り付ける場合は、付属のゴム足、付属のネジ以外は使用しないでください。
[消耗部品]
消耗部品が使われている機器では、定期的に消耗部品を交換する必要があります。消耗部品・交換期間の詳しい内容については、取扱説明書の最後にある仕様でご確認ください。なお、消耗部品は使用環境で寿命が大きく変わりますので、早めの交換をお願いいたします。消耗部品の交換については、販売代理店へお問い合わせください。
必ず行う
必ず行う
触らない
注意
注意
必ず行う
注意
開梱および確認 このたびは、TGR-2100 タイムコードジェネレータ・リーダをお買い上げ頂きまして、誠にあり
がとうございます。本製品を正しくご使用して頂くために、この取扱説明書をよくお読みくださ
い。また、本書はお読みになった後も大切に保管してください。
構 成 表
品 名 数 量 備考 TGR-2100 1 電源ケーブル 1 ラック取付金具 1 セット 取扱説明書 1 (本書)
確認
もし、品物に損傷があった場合は、直ちに運送業者にご連絡ください。品物に不足があった
場合や、品物が間違っている場合は、販売代理店までご連絡ください。
ラック取付け 本製品は EIA 標準規格です。ラックに取り付ける場合は、専用取付金具を使って取り付け
てください。
目 次
1. 概要および特長 ......................................................................................................................................1 1-1. 概要 ..................................................................................................................................................1 1-2. 特長 ..................................................................................................................................................1 1-3. 主な機能 ..........................................................................................................................................1
2. 各部の名称と機能 ..................................................................................................................................3 2-1. 前面パネル ......................................................................................................................................3 2-2. 背面パネル ......................................................................................................................................5 2-3. データ表示パネル...........................................................................................................................7
3. 接続 ..........................................................................................................................................................8 3-1. リーダとして使用する場合...........................................................................................................8 3-2. ジェネレータとして使用する場合...............................................................................................8 3-3. スレーブロックで使用する場合...................................................................................................9 3-4. ジャムシンクで使用する場合.....................................................................................................10
3-4-1. アッセンブル編集とジャムシンクの様子 .........................................................................10 3-5. 初期設定 ........................................................................................................................................11
3-5-1. メニュー(MENU ボタン) ................................................................................................12 3-5-2. リールナンバー(REEL ボタン) ......................................................................................15 3-5-3. データ設定(DATA ボタン)..............................................................................................15 3-5-4. ユーザビット設定(UB ボタン).......................................................................................16
3-6. 操作方法 ........................................................................................................................................17 3-6-1. 電源投入時の状態 .................................................................................................................17 3-6-2. タイムコードジェネレータ(TCG)のセット .................................................................17 3-6-3. ジェネレータ(TCG)のプリセット .................................................................................18 3-6-4. ドロップフレーム(DF)の設定 ........................................................................................18 3-6-5. カラーフレーム(CF)の設定 ............................................................................................19 3-6-6. タイムコードリーダ(TCR)のセット .............................................................................19 3-6-7. ユーザビットの確認 .............................................................................................................20 3-6-8. SLAVE の設定 ........................................................................................................................20
3-7. インターフェース.........................................................................................................................21 3-7-1. REMOTE .................................................................................................................................21 3-7-2. EXT DATA IN..........................................................................................................................22 3-7-3. EXT DATA OUT......................................................................................................................23 3-7-4. シリアルインターフェースプロトコル .............................................................................24 3-7-5. RS-232C...................................................................................................................................26 3-7-6. RS-422......................................................................................................................................26
3-8. 使用上の注意.................................................................................................................................27
4. 補足 ........................................................................................................................................................28 4-1. ドロップフレーム.........................................................................................................................28 4-2. カラーフレーム.............................................................................................................................28
5. 仕様 ........................................................................................................................................................29 5-1. 仕様.................................................................................................................................................29 5-2. 外観図.............................................................................................................................................32
1
1. 概要および特長
1-1. 概要
本装置は、LTC フォーマット用タイムコードジェネレータ・リーダです。
1-2. 特長
スーパーインポーズ表示は、それぞれ縦横 4 サイズ、任意のポジションに表示できます。 見やすいエッジ付きの 24×24 ドット構成で高品位な表示が可能です。 接続が容易な入出力各 32 ビットパラレルデータインターフェースを内蔵しています。 外部リモートインターフェースは、パラレルとシリアルの 2 つインターフェースを内蔵
しています。スーパーインポーズ、ホールド、プリセットなどの動作ができます。 設定された内容は、電源を OFF しても EEPROM にバックアップされています。
1-3. 主な機能
タイムコード ジェネレータ機能 REF IN、または VIDEO IN に入力されたビデオ信号を基準として TGR-2100 が自走し、
タイムコードを発生 タイムコードのホールド タイムコードのセット HOLD 時にのみ有効 タイムコードのリセット 常に操作可能 DF(ドロップフレーム) CF(カラーフレーム) 条件 SLAVE: OFF(点灯しない状態) タイムコード スレーブロック機能
LTC 入力、BCD データ入力、1 秒パルス入力に同期して、TGR-2100 のタイムコードを
スレーブロックして発生 スレーブロック する入力 LTC BCD DATA
メニュ-03-2 (*3)BCD DATA
メニュ-03-5 (*3) 1 秒パルス
(*4) ホールド (*1) (*1) (*1) (*5) タイムコードのセット × × × タイムコードのリセット × × × DF ドロップフレーム (*2) × × × CF カラーフレーム (*2) × × ×
条件 SLAVE: ON (点灯)
SLAVE: ON (点灯)
SLAVE: ON (点灯)
SLAVE: ON (点灯)
2
(*1) タイムコードの表示は停止していますが、LTC 出力は歩進を続けています。ホールドを
解除すると入力のデータに再度同期します。 (*2) 入力の LTC に DF または CF の情報が含まれていれば、自動的に DF モード、CF モード
となります。 (*3) ビデオ信号に同期していない BCD データは入力しないでください。約 33 秒に 1 回
ERROR が点灯し、フレームが不連続となります。 (*4) 1 秒パルスはビデオ信号に同期していないため、フレームは不連続となります。 (*5) 表示と LTC 出力のタイムコードが停止します。
タイムコード リーダ機能
LTC IN 入力を表示します。 タイムコードのホールド (*1) タイムコードのセット ×
タイムコードのリセット ×
DF ドロップフレーム ×
CF カラーフレーム ×
(*1)ホールドを解除すると入力の LTC データに再度同期します。
R123 TG23:59:59:29
89.AB.CD.EF
表示例
3
2. 各部の名称と機能
2-1. 前面パネル
番号 名称 機能 (1) POWER スイッチ 電源スイッチです。
(2) OPERATE/LOCK スイッチ OPERATE ランプ
フロントパネルの操作時は、OPERATE の位置にします。LOCKの位置では設定が固定され、フロントパネルの操作はできません。ランプは OPERATE モードの時に緑色に点灯し、LOCK モードの時に消灯します。
(3) 上下左右矢印ボタン
スーパーインポーズされたキャラクタの表示位置またはサイズを、この上下左右矢印ボタンを押して設定します。
(4) POS ボタン POS ランプ
このボタンを押したときに、スーパーインポーズされる「表示位置」が設定できます。表示位置の操作が有効な時にオレンジに点灯します。
(5) SIZE ボタン SIZE ランプ
このボタンを押したときに、スーパーインポーズされる「サイズ」が設定できます。 サイズ操作が有効な時にオレンジに点灯します。
(6) MENU ボタン MENU ランプ
このボタンを押したときに各種機能が設定できます。 各種機能操作が有効な時にオレンジに点灯します。詳しくは「3-5-1 メニュー(MENU ボタン)」を参照してください。
(7) REEL ボタン REEL ランプ
このボタンを押したときに、スーパーインポーズされるリールナンバーが設定できます。REEL 設定操作が有効な時にオレンジに点灯します。詳しくは「3-5-2 リールナンバー(REEL ボタン)」を参照してください。
(8) DATA ボタン DATA ランプ
このボタンを押したときにタイムコードジェネレータ(TCG)のプリセットデータが設定できます。DATA 設定操作が有効な時にオレンジに点灯します。詳しくは「3-6-3 ジェネレータ(TCG)のプリセット」を参照してください。
(9) データ表示パネル 「2-3 データ表示パネル」を参照してください。
(10) HOLD ボタン HOLD ランプ
タイムコードのホールドを行います。ホールド中はホールドボタンと、スーパーインポーズされたタイムコードが点滅します。もう一度 HOLD ボタンを押すと、ホールドが解除されます。
(11) PRESET ボタン PRESET ランプ
タイムコードデータのプリセットが行えます。プリセットの値は DATA ボタン(8)を押したときに設定します。操作したときにオレンジに点灯します。 注意)電源を ON すると PRESET ランプが点滅します。これは
一度電源が OFF されたことを表しています。一度ボタンを押せば点滅は消えますが、本来のプリセット機能は実行しません。また点滅したままでも他の操作は可能です。
POWERSUPERHOLD
POS
SETUP
SIZE REEL DATA
TCG
FIELD
CF
DF
UB
ERRORSLAVEEXTREFVIDEO
TCR
TCG
TGR-2100TIMECODE GENERATOR READER
PRESET DF CF SLAVE*OPERATE
LOCK
MENU
ON
OFF
(9) (10) (11) - (14) (15)(1) (2) (4) - (8) (3)
4
(12) DF ボタン DF ランプ
タイムコードジェネレータをドロップフレームモードで動作させたいときは、この DF ボタンを押します。ドロップフレームモードで動作中はオレンジに点灯します。詳しくは「3-6-4 ドロップフレーム(DF)の設定」、「4-1 ドロップフレーム」を参照してください。
(13) CF ボタン CF ランプ
タイムコードジェネレータをカラーフレームモードで動作させたいときは、この CF ボタンを押します。カラーフレームモードで動作中はオレンジに点灯します。 詳しくは「3-6-5 カラーフレーム(CF)の設定」、「4-2 カラーフレーム」を参照してください。
(14) SLAVE ボタン SLAVE ランプ
TCG のスレーブモード(スレーブロック動作)の ON/OFF が行えます。予めメニューで入力を設定します。 設定は「3-5-1 メニュー(MENU ボタン)」の 03TCG SLAVEを参照してください。動作中はオレンジに点灯します
(15) SUPER ボタン SUPER ランプ
スーパーインポーズを ON/OFF します。ON のときにボタンのランプが点灯します。
5
2-2. 背面パネル
番号 名称 機能
(16) VIDEO IN、75ΩON/OFF ボタン
アナログコンポジット信号を左側のコネクタに入力します。タイムベースエラーやジッタのないビデオ信号を入力してください。ブリッジ接続で他の機器へビデオ信号を接続するときは出力側を THRU 側(右側)に接続します。75Ω ON/OFF はスイッチで切り換えてください。
(17) VIDEO OUT1、VIDEO OUT2
アナログコンポジット信号の出力です。出力は 2 系統あります。入力ビデオ信号に、本機の内部のキャラクタジェネレータで作られた文字がスーパーインポーズされます。
(18) REF IN
本機の内部タイムコードジェネレータをビデオ信号にロックするためのリファレンス入力です。VIDEO IN(16)のビデオ信号に同期したブラックバースト信号を入力します。 注意)MENU ボタン(6)の操作 04TCG REF で、同期信号は
REF 入力と VIDEO 入力の一方が選択できます。 (19) CLOCK IN このコネクタに 1 秒パルスを入力します。
(20) LTC IN 1
タイムコードの入力端子です。 注意)入力は背面から見て左側のコネクタです。右側のコネク
タはアクティブスルーとなっており、電源を OFF にすると出力されません。LTC IN 1 (20) と、LTC IN 2 (27) の 2つのコネクタのうち、どちらか一方をご使用ください。両方を使用しますと誤動作します。
(21) LTC OUT 1A, B 内部タイムコードジェネレータからのタイムコードを出力します。出力は A、B の 2 系統あります。またスレーブロックされたタイムコードもここから出力します。
(22) REMOTE 外部制御機器との接続に使用します。「3-7-1 REMOTE」を参照してください。
(23) RS-422 RS-422 インターフェースにより、PC からリモート制御を行う場合に使用します。「3-7-4 シリアルインターフェースプロトコル」、「3-7-6 RS-422」を参照してください。
(24) RS-232C RS-232C インターフェースにより、PC からリモート制御を行う場合に使用します。「3-7-4 シリアルインターフェースプロトコル」、「3-7-5 RS-232C」を参照してください
(25) EXT DATA IN 外部 BCD データを入力します。「3-7-2 EXT DATA IN」を参照してください。
(26) EXT DATA OUT 内部 BCD データを出力します。メニューで出力の選択ができます。「3-5-1 メニュー(MENU ボタン)」の 11 DATA OUT、「3-7-3EXT DATA OUT」を参照してください。
THRUON
OFF
LTC OUT 2LTC IN 2
RS-422 EXT DATA IN
EXT DATA OUT
REMOTEBA
LTC OUT 1LTC IN 1CLOCK INREF INVIDEO OUTVIDEO IN
21
RS-232C Ser.No.
PUSH LR- 31F
CA NNON
XLR32F
ITT C ANNON
AC100-120V 50/60Hz IN
Ω75
(16) (17) (18) (19) (20) (21)
(22) (23) (25)
(24) (26) (27) (28) (30)(29)
6
(27) LTC IN 2
SMPTE 規格のタイムコードの入力端子です。図は背面の LTC IN 2 コネクタ(オス)を 表示しています(メスは左右反対の配置となります)。
2:バランスー1 2
3 3:バランス+
1:GND
注意)LTC IN 1 (20) と、LTC IN 2 (27) の 2 つのコネクタのう
ち、どちらか一方をご使用ください。両方を使用しますと誤動作します。
(28) LTC OUT 2 タイムコードジェネレータからの SMPTE 規格のタイムコード出力端子です。またスレーブロックされたタイムコードもここから出力します。
(29) アース端子 安全のためアースを設置して使用してください。
(30) AC IN 付属の電源ケーブルを使用して AC100V を供給してください。
3: バランス-
2: バランス+ 1: GND
7
2-3. データ表示パネル
番号 名称 機能
(a)
TCG ボタン TCR ボタン UB ボタン TCG 表示 TCR 表示 UB 表示
ボタンを押して設定します。ボタンを押すと表示ランプが緑色に点灯します。 TCG: タイムコードジェネレータ TCR: タイムコードリーダ UB: ユーザビット TCG および TCR のときは、データ表示パネルはタイムコードデータを表示します。UB のときは、TCG または TCR の場合の、ユーザビットのデータを表示します。
(b) データ設定ボタン 各種データならびにモードを設定する場合に使用します。各桁ごとに設定します。
(c) データ表示パネル 各種データならびにモードを数値で表示します。
(d) VIDEO 表示 REF 表示
TCG の基準信号の選択状態を示します。 VIDEO: VIDEO IN に入力するキャラクタ表示用ビデオ信号を 基準とします。 REF: REF IN に入力するビデオ信号を基準とします。
(e) EXT 表示 SLAVE 表示
TCG のスレーブ状態、およびその信号内容を示します。 EXT: EXT DATA IN のデータ選択時に点灯します。LTC また は 1 秒パルスが選択されているときは消灯します。 SLAVE: TCG のデータのスレーブ状態を示します。
(f) ERROR 表示
TCG の基準信号の入力がないとき、または TCG、TCR がエラーした場合に点灯します。 ①TCG 表示モード SLAVE モードにおいて入力されるデータが歩進されなかった場合、TCG エラーバイパス(メニュー02 で設定)フレーム数を超えたときに点灯します。 CF モードにおいて、TCG の同期信号のカラーフレーム検出が正しくされなかった場合に点灯します(「3-5-1 メニュー(MENUボタン)」メニュー05 参照)。 ②TCR 表示モード タイムコードが正しく読み込めなかった場合、TCR エラーバイパス(メニュー07 で設定)フレーム数を超えた場合に点灯します。
(g) ステータス表示 DF,CF、FIELD の状態を表示します。 FIELD: 偶数フィールドのときに点灯します。
FIELD
CF
DF
UB
ERRORSLAVEEXTREFVIDEO
TCR
TCG
(a) (b) (g)
(d) (e) (f)(c)
8
3. 接続
3-1. リーダとして使用する場合
VTR からビデオ信号とタイムコードデータを入力し、入力したビデオ信号にタイムコード
データをスーパーインポーズしてモニタに出力します。
3-2. ジェネレータとして使用する場合
リファレンスビデオ信号を入力し、タイムコードデータ、およびタイムコードデータがスー
パーインポーズされたビデオ信号を録画用 VTR に出力します。
THRUON
OFF
LTC OUT 2LTC IN 2
RS-422 EXT DATA IN
EXT DATA OUT
REMOTEBA
LTC OUT 1LTC IN 1CLOCK INREF INVIDEO OUTVIDEO IN
21
RS-232C Ser.No.
PUSH LR-31F
CA NNON
XLR32F
ITT C ANNON
AC100-120V 50/60Hz IN
Ω75
モニタ
VIDEO IN
TGR-2100
VTR VIDEO IN
EXT SYNC IN
TIME CODE IN
VIDEO OUT
REFERENCE VIDEO SIGNAL
VIDEO SIGNAL BLACK BURST
THRUON
OFF
LTC OUT 2LTC IN 2
RS-422 EXT DATA IN
EXT DATA OUT
REMOTEBA
LTC OUT 1LTC IN 1CLOCK INREF INVIDEO OUTVIDEO IN
21
RS-232C Ser.No.
PUSH LR-31F
CA NNON
XLR32F
ITT C ANNON
AC100-120V 50/60Hz IN
Ω75
VTR TBC
VIDEO OUT
EXT SYNC IN
TIME CODE VIDEO OUT
ADV SYNC OUT
REF IN
VIDEO IN
REFERENCE VIDEO SIGNAL
モニタ
VIDEO IN
VIDEO IN TGR-2100
9
3-3. スレーブロックで使用する場合
再生用 VTR からビデオ信号とタイムコードデータを入力し、タイムコードデータ、および
タイムコードデータがスーパーインポーズされたビデオ信号を録画用 VTR に出力します。
THRUON
OFF
LTC OUT 2LTC IN 2
RS-422 EXT DATA IN
EXT DATA OUT
REMOTEBA
LTC OUT 1LTC IN 1CLOCK INREF INVIDEO OUTVIDEO IN
21
RS-232C Ser.No.
PUSH LR-31F
CA NNON
XLR32F
ITT C ANNON
AC100-120V 50/60Hz IN
Ω75
VTR TBC
VIDEO OUT
EXT SYNC IN
TIME CODE OUTVIDEO OUT
ADV SYNC OUT
REF IN
VIDEO IN
REFERENCE VIDEO SIGNAL
モニタ
VIDEO IN
TGR-2100
VTR
VIDEO OUT
EXT SYNC IN
TIME CODE IN
VIDEO IN
REF IN LTC IN
VIDEO IN
VIDEO OUT
10
3-4. ジャムシンクで使用する場合
CAMERA
EXT SYNC IN
SYNC
MASTER SIGNALGENERATOR
VTR
EXT SYNC INVIDEO IN
BB OUT IN
VIDEO OUT
TGR-2100
TIME CODE OUT
TIME CODE IN
TCR
TCG
LTC IN
LTC OUT
REF IN
BB OUT
SLAVE モードASSEMBLY モード 3-4-1. アッセンブル編集とジャムシンクの様子
TCGTCR
SLAVE LOCK(JAM)
TGR-2100
VTR TC OUT VTR TC IN
AUDIO トラック(タイムコード)
VIDEO トラック
新しく録音されるタイムコード
録音済みタイムコード
録音済みビデオ素材 新しく録画されるビデオ
テープ進行方向
ジャムシンク接続によって、アッセンブル編集の際に録音済みテープから読み取ったタ
イムコードに同期したタイムコードを出力し、連続したタイムコードを録音することが
できます。生テープには基準となるタイムコードがありませんので、少なくとも 2~3秒の基準となるビデオとタイムコードを予め記録しておく必要があります。
11
3-5. 初期設定
本機を使用する前に、初期設定を行います。また一度設定したデータは、EEPROM でバッ
クアップされます。
注意 データの書き込みはデータの変更後約 5 秒後に IC に書き込まれます。設定変
更後約 10 秒間は電源を切らないでください。
1) OPERATE / LOCK スイッチ
フロントパネルの操作をする場合、OPERATE / LOCK スイッチ(2)を OPERATE の位
置(緑色点灯)にします。LOCK の位置(ランプ消灯)ではフロントパネルの操作はで
きません。 2) 表示位置(POS ボタン)
タイムコードのスーパーインポーズの表示位置を設定します。 ① SUPER ボタン(15)を押し ON(ボタン点灯)にします。 ② POS ボタン(4)を押し ON(ランプ点灯)にします。 ③ スーパーインポーズされたキャラクタを見ながら、上下左右矢印ボタン(3)を押
して、任意の場所に設定します。 ④ POS ボタン(4)を再度押して OFF (ランプ消灯)にします。
3) 表示サイズ(SIZE ボタン)
タイムコードのスーパーインポーズのサイズを設定します。 ① SUPER ボタン(15)を押し ON(ボタン点灯)にします。 ② SIZE ボタン(5)を押し ON(ランプ点灯)にします。 ③ スーパーインポーズされたキャラクタを見ながら、上下左右の矢印ボタン(3)を
押して、任意のサイズに設定します。縦、横各 4 段階に設定できます。 ④ SIZE ボタン(5)を再度押して OFF (ランプ消灯)にします。
12
3-5-1. メニュー(MENU ボタン)
各種機能を設定します。 ① MENU ボタン(6)を押し ON(ランプ点灯)にします。 ② データ表示パネルの下の 8 つのデータ設定ボタン(b)を押して機能の設定をします。
メニュータイトルは 1 秒桁設定ボタンで数字がアップし、10 秒桁でダウンします。 設定内容は 1 フレーム桁設定ボタンで数字がアップし、10 フレーム桁でダウンします。
データ表示パネルの例
04-1
スーパーインポーズ表示例
04: TCG REF・・・・・・メニュータイトル (1)REF IN・・・・・・設定内容
③ 次の表の機能が設定できます。 また、スーパーインポーズにもキャラクタでメニュー情報が表示されます。
印は工場出荷時メニュー
データ表示パネル
メニュー (スーパーインポーズ
表示) 機能
機能 (スーパーインポーズ
表示) 機能説明
00-0 (0) OFF LTC の立下りを検知 00-1
00: TCG BIT PH.
TCG ビットフェーズ設定 (1) ON LTC の立上りを検知
01-0 (0) UNSPEC: 000 01-1 (1) 8BITCODE: 001 01-2 (2) UNSPEC: 010 01-3 (3) RESERVED: 011 01-4 (4) DATETIME: 100 01-5 (5) PAGELINE: 101 01-6 (6) DATETIME: 110 01-7
01: TCG UB GROUP
TCG ユーザビットグループ設定 (*1)
(7) PAGELINE: 111 02-0 (0) OFF 02-1 (1) 01F 02-2 (2) 02F 02-3 (3) 03F 02-4 (4) 05F 02-5 (5) 10F 02-6 (6) 15F 02-7
02: TCG ERROR
TCG スレーブ時のエラーバイパス (前面パネルのスレーブを選択したとき時のみ有効)
(7) 30F
右のボタンを押す毎に 1 つ数字が上がります。 左のボタンを押す毎に 1 つ数字が下がります。
13
データ表示パネル
メニュー (スーパー
インポーズ表示) 機能
機能 (スーパー
インポーズ表示) 機能説明
03-0 (0) LTC ONLY LTC 入力にスレーブロック、UB は TGR-2100 の設定値を表示
03-1 (1) LTC & UB LTC 入力にスレーブロック、UB はマスターの UB を表示
03-2 (2) DATA IN BCD BCD データ入力にスレーブロック、UB は TGR-2100 の設定値を表示
03-3 (3) DATA IN UB タイムコードは自走、 UB は DATA IN を表示
03-4 (4) CLK IN 1SEC 1 秒パルスに同期 03-5
03: TCG SLAVE
TCG スレーブロック (前面パネルのスレーブを選択したとき時のみ有効)
(5)DATA IN TIME 時間のみ BCD データ入力にスレーブロック。 フレームは自走
04-0 (0) VIDEO IN VIDEO IN 信号同期 04-1
04: TCG REF
TCG 同期信号選択
(1) REF IN REF IN 信号同期
05-0 (0) 0.0DEG. 05-1 (1) 22.5DEG. 05-2 (2) 45.0DEG. 05-3 (3) 67.5DEG. 05-4 (4) -90.0DEG. 05-6 (5) -67.5DEG. 05-7 (6) -45.0DEG. 05-8
05: TCG CF (*2)
TCG カラーフレーム位相検出調整 (*3)
(7) -22.5DEG. 06-0 (0) OFF 何も処理しません 06-1
06: TCR AUTOHOLD
TCR 読み取り処理 (1) ON 低速自動ホールド
07-0 (0) OFF 07-1 (1) 01F 07-2 (2) 02F 07-3 (3) 03F 07-4 (4) 05F 07-5 (5) 10F 07-6 (6) 15F 07-7
07: TCR ERROR
TCR エラー バイパス
(7) 30F
08-0 (0) 1LINE EDGE 1 行表示エッジあり 08-1 (1) 1LINE MASK 1 行表示マスクあり 08-2 (2) 1LINE OFF 1 行表示白文字のみ 08-3 (3) 2LINE EDGE 2 行表示エッジあり 08-4 (4) 2LINE MASK 2 行表示マスクあり 08-5
08: SUPER FORMAT
スーパー インポーズ フォーマット (*4)
(5) 2LINE OFF 2 行表示白文字のみ 09-0 (0) HH: MM: SS: FF 時分秒フレーム表示 09-1 (1) SS: FF 秒フレーム表示 09-2 (2) MM: SS: FF 分秒フレーム表示 09-3 (3) MM: SS 分秒表示 09-4 (4) HH: MM 時分表示 09-5 (5) HH: MM: SS 時分秒表示 09-6
09: BLANKING
スーパー インポーズ ブランキング
(6) OFF[BLK] 表示なし
14
データ表示パネル
メニュー (スーパー
インポーズ表示) 機能
機能 (スーパー
インポーズ表示) 機能説明
10-0 (0) 1AL+3NUM 英文字 1 桁+数字 3 桁 10-1 (1) 8NUM 数字 8 桁 10-2
10: REEL NO.
リール表示 フォーマット
(2) OFF リール表示なし 11-0 (0) TCG TC 11-1 (1) TCG UB 11-2 (2) TCR TC 11-3
11: DATA OUT
EXT DATA OUT に出力するデータの選択 (3) TCR UB
12-0 (0) IN: N OUT: N 入力: 負論理 出力: 負論理
12-1 (1) IN: P OUT: N 入力: 正論理 出力: 負論理
12-2 (2) IN: N OUT: P 入力: 負論理 出力: 正論理
12-3
12: DATA FORMAT
EXT DATA IN/OUT の論理の選択
(3) IN: P OUT: P 入力: 正論理 出力: 正論理
13-0 (0) 232C: L 422: L 13-1 (1) 232C: H 422: L 13-2 (2) 232C: L 422: H 13-3
13: COM SPEED
RS-232C とRS-422 の通信速度の選択 L: 9600bps H: 38400bps (3) 232C: H 422: H
*1 SMPTE 12M-1999 の規定の、LTC データに付加されるユーザビットグループを設定します。使用しな
い場合は、設定は任意でかまいません。また TGR-2100 はユーザビットグループの読み込み機能はありません。
*2 同期信号は、別にメニュー 04 で、VIDEO IN 同期または REF. IN 同期から選択します。 *3 カラーフレームは、 が点滅せず、中央の が点滅するように設定します。本機では引き込み範囲
が広く設計されておりますので、点滅した範囲の中央(例えば 0.0DEG. 22. 5DEG. 45. 0DEG. の 3 点が点滅した場合は 22. 5DEG. )に設定してください。規則正しく点滅しない場合は、正確にカラーフレームが検出できていません。
*4 エッジ: 黒縁取り マスク: 黒マスク
④ 設定終了後、MENU ボタン(6)を再度押して OFF(ランプ消灯)にします。
15
3-5-2. リールナンバー(REEL ボタン)
スーパーインポーズされるリールナンバーを設定します。 ① SUPER ボタン(15)を押し ON(ボタン点灯)にします。 ② MENU ボタン(6)を押し ON(ランプ点灯)にします。
表示パネルの表示を「10-×」(スーパーインポーズの表示は 10: REEL NO.)としま
す。1 秒桁のデータ設定ボタンを押して、「10」とします。 1 フレーム桁のデータ設定ボタンを押して、下記の中から REEL の表示を選びます。
10-0: 英文字 1 桁+数字 3 桁モード 10-1: 数字 8 桁モード 10-2: 表示なし
③ 設定終了後、MENU ボタン(6)を再度押し OFF(ランプ消灯)にします。 ④ REEL ボタン(7)を押し ON(ランプ点灯)にします。
英文字は、41 から 5A まで 1 分桁ボタンでアップ、10 分桁ボタンでダウンします。 英文字 1 桁+数字 3 桁モード: 例 41-123 アスキーコード (2 桁) +数字 3 桁 (41 はアスキーコードでアルファベットの「A」を表します) 数字 8 桁モード: 例 12345678 数字 8 桁
<リール表示 アスキー(英文字)コード表 (2 桁) > 設定 文字 設定 文字 設定 文字 設定 文字 設定 文字
41 A 47 G 4D M 53 S 59 Y 42 B 48 H 4E N 54 T 5A Z 43 C 49 I 4F O 55 U 44 D 4A J 50 P 56 V 45 E 4B K 51 Q 57 W 46 F 4C L 52 R 58 X
⑤ 設定終了後、REEL ボタン(7)を再度押し OFF(ランプ消灯)にします。 3-5-3. データ設定(DATA ボタン)
TCG のタイムコードのプリセットデータを設定します。 ① DATA スイッチ(8)を ON(ランプ点灯)にします。 ② 点灯しているデータ表示パネルの下の 8 つ「データ設定ボタン」を押して、各桁ごとの
データを設定します。 ③ ボタンを押すごとにその上のデータ表示パネルの状態が「0」から「9」にアップします。 ④ 設定終了後、DATA ボタン(8)を再度押し OFF(ランプ消灯)にします。
16
3-5-4. ユーザビット設定(UB ボタン)
TCG のユーザビットを設定します。 ① データ表示パネルの TCG ボタンを押します。SLAVE は OFF(ランプ消灯)にします。 ② データ表示パネルの UB ボタンを押します。
データ表示パネルの表示はユーザビットが表示されます。 ③ HOLD ボタンを押し、ランプを点滅させます。
点灯しているデータ表示パネルの下の 8 つ「データ設定ボタン」を押して、各桁ごとの
データを設定します。ボタンを押す毎に「0」から「F」までカウントアップします。 ④ 設定終了後、HOLD ボタンを押し、ランプを消灯させます。 ⑤ UB ボタンを再度押すと TCG の表示に戻りますが、設定した UB データは LTC データ
に付加されています。
スーパーインポーズの表示で確認したいときは、下記の順序で行います。
⑥ SUPER ボタン(15)を押し ON(ボタン点灯)にします。 ⑦ メニュー08 SUPER FORMAT でスーパーインポーズの表示を 2 行とします。下記のい
ずれかを選択します。
08-3 2LINE EDGE 08-4 2LINE MASK 08-5 2LINE OFF
⑧ データ表示パネルの TCG ボタンを押します。SLAVE は OFF(ランプ消灯)にします。 ⑨ データ表示パネルの UB ボタンを押します。
次に HOLD ボタンを押し、ランプとスーパーインポーズを点滅させます。 スーパーインポーズの 2 行目がユーザビットですので、表示パネルの下の 8 つ「データ
設定ボタン」を押して、各桁ごとのデータを設定します。ボタンを押す毎に「0」から
「F」までカウントアップします。 ⑩ 設定終了後、HOLD ボタンを押し、ランプを消灯させます。 ⑪ UB ボタンを再度押すとデータ表示パネルは TCG の表示に戻りますが、スーパーイン
ポーズにはユーザビットが引き続き表示されています。
注意 TCR(タイムコードリーダ)のときは、ユーザビットの設定はできません。ま
た TCG スレーブロック(1 秒パルス同期を除く)のときもユーザビットの設
定はできません。
17
3-6. 操作方法
3-6-1. 電源投入時の状態
接続終了後、電源スイッチ(1)を ON にします。 SUPER ボタン(15)を押し、ON の状態にしますと、下図のように表示されます。
3-6-2. タイムコードジェネレータ(TCG)のセット
データ表示パネル内の TCG の表示ランプが点灯しているときに次の操作を行ってください。 ただし SLAVE ボタン(14)は OFF(ランプ消灯)にしてください。 1) HOLD ボタン(10)を押してタイムコードのカウントを一時停止にします。
HOLD ボタンとスーパーインポーズの表示が点滅します。 2) データ表示パネルの下にあるデータ設定ボタンで、ボタンの上にあるタイムコードの数
値を直接変更します。数値は 1 回押す毎にアップします。または予め設定されたプリセ
ット値に、PRESET ボタン(11)を押して設定します。
注意
設定できるタイムコードの最大値は下記のとおりです。規定以上の数値は設定
できません。 23 59 59 29
時 分 秒 フレーム
3) HOLD ボタン(10)を再度押し、ランプが消えるとセットしたタイムコードからカウン
トを再開します。
注意 データ設定ボタンで直接設定したタイムコードの数値はバックアップされて
いません。
FF
DC
フレーム
: 秒
: 分
: 時
G T
3 2 1 R
タイムコード リールナンバー
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3-6-3. ジェネレータ(TCG)のプリセット
予め設定したタイムコードデータにプリセットします。 ただし SLAVE ボタン(14)は OFF(ランプ消灯)にしてください。 1) 設定スイッチの DATA ボタン(8)を ON(ランプ点灯)にします。 2) データ表示パネルの下の 8 つ「データ設定ボタン」を押して、各桁ごとのデータを設定
します。データ設定ボタンを押すごとに、その上のデータ表示パネルの状態が「0」か
ら「9」にアップします。 3) DATA ボタン(8)を再度押し、DATA のランプが消灯すると、設定したタイムコード
データがメモリされます。このタイムコードデータは電源を OFF してもバックアップ
されています。 4) タイムコードがカウント中に PRESET ボタン(11)を押すと、上記 2)で設定したタイ
ムコードからカウントを開始します。またホールド中に PRESET ボタンを押した場合
は、再度ホールドボタンを押し、ホールドを解除したときにカウントを開始します。 3-6-4. ドロップフレーム(DF)の設定
タイムコードジェネレータ(TCG)をドロップフレームモードで動作させるときは、DF ボ
タン(12)を押し、ランプを点灯させます。 またデータ表示パネル(9)の右端の DF ランプが緑色に点灯し、スーパーインポーズの右
端に「DF」が表示されます。
スーパーインポーズ表示
DF20
20 CF DF20 CF
注意
DF 操作が有効になるのは、REF IN または VIDEO IN に入力されたビデオ信号
を基準として TGR-2100 が自走してタイムコードを発生しているときだけで
す。
一部制限がありますので、「1-3 主な機能」のタイムコード スレーブロック
機能の表でご確認ください。
ドロップフレームの表示
カラーフレームの表示
ドロップフレームとカラーフレームの同時表示
フレームデータ
19
3-6-5. カラーフレーム(CF)の設定
タイムコードジェネレータ(TCG)をカラーフレームモードで動作させるときは、CF ボタ
ン(13)を押し、ランプを点灯させます。 またデータ表示パネル(9)の右端の CF ランプが緑色に点灯し、スーパーインポーズの右
端に「CF」が表示されます。
注意
MENU ボタン(6)の操作(メニュー05 TCG CF)で同期信号のカラーフレー
ムを正しく設定していない場合は、カラーフレームを正確に検出できませんの
で ERROR 表示ランプが点灯します。この場合は再度メニューの 05 で再設定
してください。
CF 操作が有効となるのは、REF IN または VIDEO IN に入力されたビデオ信号
を基準として TGR-2100 が自走してタイムコードを発生させているときだけ
です。
一部制限がありますので、「1-3 主な機能」のタイムコード スレーブロック
機能の表でご確認ください。
フィールド表示
スーパーインポーズのタイムコードの秒桁とフレーム桁の間のコロンは、タイムコード
情報から第一フィールド(奇数フィールド)でブランク(空欄)、第二フィールド(偶数
フィールド)で点灯となります。 3-6-6. タイムコードリーダ(TCR)のセット
データ表示パネル内の TCR の表示ランプが点灯しているときに次の操作を行ってください。
TCG モードになっているときは、TCR ボタンを押し、TCR の表示ランプを点灯させます。 1) LTC IN 1 コネクタ(20)または LTC IN 2 コネクタ(27)に入力されたタイムコード をデータ表示パネル、およびスーパーインポーズに表示します。 LTC 出力(LTC OUT1、LTC OUT2)
タイムコードリーダ(TCR モード)とした場合(表示パネルとスーパーインポーズに
LTC 入力が表示される)でも、本機の LTC 出力にはタイムコードジェネレータ(TCG)
の信号が出力されます。 また、タイムコードリーダ(TCR モード)で HOLD ボタン(10)を押し、ホールド状
態にした場合でも、LTC 出力はホールド(停止)されません。
注意 LTC IN 1 (20) と、LTC IN 2 (27) の 2 つのコネクタのうち、どちらか一方をご
使用ください。両方を使用しますと誤動作します。
20
3-6-7. ユーザビットの確認
ユーザビットの状況を確認します。 データ表示パネルの UB ボタンを押します。データ表示パネルの表示はユーザビットが表示
されます。ユーザビットが設定されていないときは、「3-5-4 ユーザビット設定(UB ボタ
ン)」を参照して、設定を行ってください。
注意 TCR(タイムコードリーダ)のときは、ユーザビットの設定はできません。ま
た TCG スレーブロックのときもユーザビットの設定はできません。
3-6-8. SLAVE の設定
タイムコードをスレーブロック動作で運用する設定で、TCG のスレーブロックの ON/OFFが行えます。
1) LTC 信号、BCD DATA 信号、1 秒パルスのうちから使用する信号を選び TGR-2100 と接
続します。 2) データ表示パネル内の TCG ボタンを押し、TCG 表示ランプを点灯させます。 3) メニュー03TCG SLAVE から選択する信号を選びます。 4) SLAVE ボタンを押し ON(ランプ点灯)にします。
注意 一部制限がありますので、「1-3 主な機能」のタイムコード スレーブロック
機能の表でご確認ください。
21
3-7. インターフェース
3-7-1. REMOTE
REMOTE コネクタ端子配列表(D-sub 25 ピン メス) ピン番号 名称 信号
1 スーパーインポーズ ON/OFF +5V フォトカプラ受 メーク 100ms パルス 2 TCG モード +5V フォトカプラ受 メーク 100ms パルス 3 TCR モード +5V フォトカプラ受 メーク 100ms パルス 4 UB モード +5V フォトカプラ受 メーク 100ms パルス 5 HOLD +5V フォトカプラ受 メーク 100ms パルス 6 - +5V フォトカプラ受 7 - +5V フォトカプラ受 8 - +5V フォトカプラ受 9 - - 10 - - 11 - - 12 +5V 表示ランプ用電源 +5V 最大 100mA 13 グランド 14 スーパーインポーズ ON/OFF
タリー オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル
15 TCG モードタリー オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 16 TCR モードタリー オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 17 UB モードタリー オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 18 HOLD タリー オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 19 - オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 20 - オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 21 - オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 22 - - 23 - - 24 グランド 25 グランド
注意) 未使用の端子には何も接続しないでください。
22
3-7-2. EXT DATA IN
EXT DATA IN コネクタ端子配列表(D-sub 37 ピン メス) ピン番号 MENU5 の設定による 信号
1 フレーム/BG1 ビット 1 +5V フォトカプラ受、負論理 2 フレーム/BG1 ビット 2 +5V フォトカプラ受、負論理 3 フレーム/BG1 ビット 4 +5V フォトカプラ受、負論理 4 フレーム/BG1 ビット 8 +5V フォトカプラ受、負論理 5 10 フレーム/BG2 ビット 1 +5V フォトカプラ受、負論理 6 10 フレーム/BG2 ビット 2 +5V フォトカプラ受、負論理 7 “-”/BG2-ビット 4 +5V フォトカプラ受、負論理 8 “-”/BG2-ビット 8 +5V フォトカプラ受、負論理 9 秒/BG3 ビット 1 +5V フォトカプラ受、負論理 10 秒/BG3 ビット 2 +5V フォトカプラ受、負論理 11 秒/BG3 ビット 4 +5V フォトカプラ受、負論理 12 秒/BG3 ビット 8 +5V フォトカプラ受、負論理 13 10 秒/BG4 ビット 1 +5V フォトカプラ受、負論理 14 10 秒/BG4 ビット 2 +5V フォトカプラ受、負論理 15 10 秒/BG4 ビット 4 +5V フォトカプラ受、負論理 16 “-”/BG4 ビット 8 +5V フォトカプラ受、負論理 17 - - 18 +5V 表示ランプ用電源 +5V 最大 100mA 19 グランド 20 分/BG5 ビット 1 +5V フォトカプラ受、負論理 21 分/BG5 ビット 2 +5V フォトカプラ受、負論理 22 分/BG5 ビット 4 +5V フォトカプラ受、負論理 23 分/BG5 ビット 8 +5V フォトカプラ受、負論理 24 10 分/BG6 ビット 1 +5V フォトカプラ受、負論理 25 10 分/BG6 ビット 2 +5V フォトカプラ受、負論理 26 10 分/BG6 ビット 4 +5V フォトカプラ受、負論理 27 “-”/BG6 ビット 8 +5V フォトカプラ受、負論理 28 時/BG7 ビット 1 +5V フォトカプラ受、負論理 29 時/BG7 ビット 2 +5V フォトカプラ受、負論理 30 時/BG7 ビット 4 +5V フォトカプラ受、負論理 31 時/BG7 ビット 8 +5V フォトカプラ受、負論理 32 10 時/BG8 ビット 1 +5V フォトカプラ受、負論理 33 10 時/BG8 ビット 2 +5V フォトカプラ受、負論理 34 “-”/BG8 ビット 4 +5V フォトカプラ受、負論理 35 “-”/BG8 ビット 8 +5V フォトカプラ受、負論理 36 +5V 表示ランプ用電源 +5V 最大 100mA 37 グランド
注意) 未使用の端子には何も接続しないでください。 注意) 正論理(メニュー12DATA FORMAT で設定)を選択したときは、7 ピン、8 ピン、16
ピン、27 ピン、34 ピン、35 ピンも接続してください。正論理のときのみ、これら
のピンは「0」(Low レベル)が必要となります。
23
3-7-3. EXT DATA OUT
EXT DATA OUT コネクタ端子配列表(D-sub 37 ピン: メス) ピン番号 MENU12 の設定による 信号
1 フレーム/BG1 ビット 1 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 2 フレーム/BG1 ビット 2 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 3 フレーム/BG1 ビット 4 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 4 フレーム/BG1 ビット 8 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 5 10 フレーム/BG2 ビット 1 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 6 10 フレーム/BG2 ビット 2 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 7 “-”/BG2-ビット 4 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 8 “-”/BG2-ビット 8 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 9 秒/BG3 ビット 1 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 10 秒/BG3 ビット 2 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 11 秒/BG3 ビット 4 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 12 秒/BG3 ビット 8 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 13 10 秒/BG4 ビット 1 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 14 10 秒/BG4 ビット 2 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 15 10 秒/BG4 ビット 4 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 16 “-”/BG4 ビット 8 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 17 - - 18 +5V 表示ランプ用電源 +5V 最大 100mA 19 グランド 20 分/BG5 ビット 1 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 21 分/BG5 ビット 2 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 22 分/BG5 ビット 4 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 23 分/BG5 ビット 8 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 24 10 分/BG6 ビット 1 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 25 10 分/BG6 ビット 2 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 26 10 分/BG6 ビット 4 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 27 “-”/BG6 ビット 8 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 28 時/BG7 ビット 1 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 29 時/BG7 ビット 2 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 30 時/BG7 ビット 4 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 31 時/BG7 ビット 8 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 32 10 時/BG8 ビット 1 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 33 10 時/BG8 ビット 2 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 34 “-”/BG8 ビット 4 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 35 “-”/BG8 ビット 8 オープンコレクタ(74LS06 相当)出力 ローレベル 36 +5V 表示ランプ用電源 +5V 最大 100mA 37 グランド
注意) 未使用の端子には何も接続しないでください
24
3-7-4. シリアルインターフェースプロトコル
シリアルインターフェースプロトコルは RS-232C/422 共通です。 プロトコル
<制御方法> インターフェース RS-232C/RS-422 準拠 通信 非同期通信 データ長 8-bit スタート 1-bit ストップ 1-bit パリティ なし 速度(メニュー設定による) 9600/38400bps
手順
<コマンド> <応答>
通信制御フォーマット 通信制御フォーマットは下表に示すように、バイト1に CMD1(コマンドの転送方向お
よび種別)、バイト 2 に CMD2(コマンドコード)、バイト 3~バイト[N-1]に DATA1~8(付加されるデータ 1~8)、N バイト(最終バイト)にチェックサム(1~[N-1]バイ
トまでの加算結果下位 8 ビット)からなっています。サムチェックは必要です。
バイト番号 1 2 3 - N-1 N データの名称 CMD1 CMD2 DATA1 - DATAN-3 チェックサム
<TCG コマンド>
コマンド CMD1 CMD2 DATA1 DATA2 DATA3 DATA4 DATA5 DATA6 DATA7 DATA8 タイムコード プリセット 44 04 10F,1F 10S,1S 10M,1M 10H,1H - - - -
ユーザビット プリセット 44 05 UB2,UB1 UB4,UB3 UB6,UB5 UB8,UB7 - - - -
ホールド ON 40 0E - - - - - - - -
ホールド OFF 40 0F - - - - - - - -
リード タイムコード 61 0A 01 - - - - - - -
リード ユーザビット 61 0A 10 - - - - - - -
リード タイムコード& ユーザビット
61 0A 11 - - - - - - -
制御装置 (パソコンなど)
①コマンド
②応答
制御装置 (パソコンなど)
TGR-2100
TGR-2100
25
<TCR コマンド> コマンド CMD1 CMD2 DATA1 DATA2 DATA3 DATA4 DATA5 DATA6 DATA7 DATA8
リード タイムコード 61 0C 01 - - - - - - -
リード ユーザビット 61 0C 10 - - - - - - -
リードタイムコード& ユーザビット 61 0C 11 - - - - - - -
<応答>
応答 CMD1 CMD2 DATA1 DATA2 DATA3 DATA4 DATA5 DATA6 DATA7 DATA8
正常 10 01 - - - - - - - -
エラー 11 12 エラーコード* - - - - - - -
リード タイムコード 74 01 10F,1F 10S,1S 10M,1M 10H,1H - - - -
リード ユーザビット 74 10 UB2,UB1 UB4,UB3 UB6,UB5 UB8,UB7 - - - - TCG
TCR リード タイムコード& ユーザビット
78 11 10F,1F 10S,1S 10M,1M 10H,1H UB2,UB1 UB4,UB3 UB6,UB5 UB8,UB7
*エラーコード
ビット 7 6 5 4 3 2 1 0 エラー内容
タイムアウトエラー
フレーミングエラー
オーバーランエラー パリティエラー チェックサム
エラー ノンコマンドエラー
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3-7-5. RS-232C
RS-232C コネクタ端子配列表(D-sub 9 ピン オス)
ピン番号 信号名 1 --- 2 TXD 3 RXD 4 (DSR*1) 5 GND 6 (DTR*1) 7 (CTS*2) 8 (RTS*2) 9 ---
* 通常のPCのCOMポートとは、9ピン メス-メスストレートケーブルで接続可能です。
*1、*2 は、内部折り返しで接続されています。 3-7-6. RS-422
RS-422 コネクタ端子配列表(D-sub 9 ピン メス)
ピン番号 信号名 1 Frame Ground 2 Transmit A 3 Receive B 4 Receive Common 5 Spare 6 Transmit Common 7 Transmit B 8 Receive A 9 Frame Ground
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3-8. 使用上の注意
バックアップデータの注意 内蔵された書き換え可能 IC にて設定データをバックアップしており、電源投入時バッ
クアップされたデータで復帰します。データの書込みはバックアップのデータの変更後、
約 5 秒後に IC に書き込まれます。したがって設定変更後、約 10 秒間電源を切らないで
ください。
コネクタの未使用端子の注意 コネクタの未使用端子には、何も接続しないでください。
出荷時設定モード(初期化) 矢印の上ボタンと HOLD ボタンを 3 秒間以上連続で押します。データが初期化されま
す。
28
4. 補足
4-1. ドロップフレーム
NTSC 信号のフレームは約 29.97 フレーム/秒です。1 秒を 30 フレームとしてカウントする
と、長時間使用しているうちに、タイムコードの時分秒が実時間とずれを生じてしまいます。
そのためドロップフレームでは次のような処理を行い、実時間と合わせています。 分に繰り上がった直後の 00 フレームと 01 フレームが間引かれる。 ただし 00 分、10 分、20 分、30 分、40 分、50 分のときは 00 フレームと、01 フレーム
は間引かない。 この処理を行うのがドロップフレームです。
4-2. カラーフレーム
SMPTE 規格では、走査線の 10H(ライン)目の SYNC 立ち下がりと、バースト信号が連続
サブキャリア信号であった場合のゼロクロスポイントが正に向かう時のフィールドを「1」と定めています。また 10H(ライン)目の SYNC 立ち下がりと、バースト信号が連続サブ
キャリア信号であった場合、ゼロクロスポイントが負に向かう時のフィールドを「3」と定
めています。(SMPTE 170M-1999) 本機ではフィールド 1 とフィールド 3 を区別し、カラーフレームを選択したときは、フィ ールド 1 が偶数フレーム(00 フレームを含む)、フィールド 3 が奇数フレーム(01,03,……)となるようにタイムコードを付加しています。 また同じく SMPTE 規格ではカラーフレームの SCH 位相を許容範囲±10 度と定めています。
(SMPTE 170M-1999) 本機では TCG カラーフレーム位相検出は、-90 度~+67.5 度の範囲がありますが、VIDEO IN、および REF IN に入力するビデオ信号は、SCH 位相が規格に合致した信号を入力してく
ださい。なお、-90.0、0.0 等の数値は目安です。
29
5. 仕様
5-1. 仕様
スーパインポーズ表示
表示の種類 TCG または TCR のデータ、リールナンバー、メニュー
表示数 20 文字 × 2 行
表示文字サイズ 水平: 約 0.8μs、約 1.6μs、約 2.4μs、約 3.2μs 垂直: 24H/フレーム、36H/フレーム、48H/フレーム、
60H/フレーム フロントパネルの設定ボタンで設定可能
表示文字位置 水平方向、垂直方向 有効画面の 80%以内で設定可能 前面パネルで設定可能
表示文字の構成 横: 24 ドット×縦: 24 ドット マトリックス
表示文字信号レベル キャラクタ: 約 0.7V、黒エッジ: 約 0.03V
映像信号
ビデオ入力 コンポジットビデオ信号 1.0Vp-p 75Ωまたはハイインピーダンス・ブリッジ接続可能 (75Ω終端 ON/OFF スイッチ付)、BNC、2 入力
ビデオ出力 コンポジットビデオ信号 1.0Vp-p±1dB 以内 75Ω出力 BNC、2 出力
同期信号入力 コンポジットビデオブラックバースト、0.429Vp-p 75Ω終端、BNC、1 入力
メニュー操作により、VIDEO IN 入力を REF 信号とする
こともできます。
30
タイムコードリーダ入出力信号(LTC IN/OUT)
SMPTE 準拠タイムコード 約 1.0Vp-p±6dB 以内 10kΩ終端 BNC (背面から見て左側のコネクタ) 1 チャネル
タイムコードリーダ入力
(IN)
SMPTE 準拠 タイムコード 約 2.2Vp-p±6dB 以内
600Ω終端 XLR コネクタ 3 ピン(オス) 1 チャネル
BNC コネクタ入力と、XLR コネクタ入力の同時使用
はできません。自動切換機能は内蔵していません。
タイムコードリーダ入力 アクティブ出力(OUT)
タイムコードリーダ入力のバッファ出力 約 1.0Vp-p±1dB 以内(75Ω終端) 75Ω出力 BNC 1 チャネル
タイムコードジェネレータ 出力(OUT)
タイムコードジェネレータ出力 約 1.0Vp-p±1dB 以内(75Ω終端) 75Ω出力 BNC 2 チャネル
タイムコードジェネレータ出力 約 2.2Vp-p±1dB 以内 600Ω出力 XLR コネクタ 3 ピン (メス)、1 チャネル
ジェネレータ機能 LTC 入力、DATA 入力(BCD データ)、1 秒パルス入
力にスレーブ動作することができます。
外部 1 秒パルス入力信号 (CLOCK IN)
BNC 無電圧 ローレベル秒パルス信号 100ms 以上 +5V フォトカプラ受け 約 20mA 以下
インターフェース
D-sub 25 ピン メス 1 ポート
メーク接点入力: 約 100ms 以上パルス +5V フォトカプラ受け
約 10mA 以下
REMOTE
タリー出力: オープンコレクタ 最大 30V 40mA
D-sub 37 ピン メス 1 ポート
DATA IN
メーク接点/O.C.入力 負論理レベル(メニューで正論理に変更可)
+5V フォトカプラ受け 約 10mA 以下 ビット数:32 チャネル
D-sub 37 ピン メス 1 ポート
DATA OUT
O.C.出力 負論理レベル(メニューで正論理に変更可) オープンコレクタ 最大 30V、40mA ビット数:32 チャネル
RS-232C D-sub 9 ピン オス 1 ポート
RS-422 D-sub 9 ピン メス 1 ポート
31
バックアップデータ
内蔵の EEPROM でバックアップ
スーパーインポーズ位置 スーパーインポーズサイズ プリセットデータ(タイムコード) リール No. ユーザビット MENU データ REEL データ SUPER ON/OFF データ表示選択 (データ表示パネル)
その他
消費電力 約 15VA 約 9W
電源 100-120V±10% 50/60Hz
使用温度 0°C - 40°C
湿度 30% - 90% (結露のないこと)
外形寸法 430 (W) × 300 (D) × 44 (H) mm 突起を除く
質量 約 3.6kg
32
5-2. 外観図
(寸法単位 mm)
THRUON
OFF
LTC OUT 2 LTC IN 2
RS-422EXT DATA IN
EXT DATA OUT
REMOTEB A
LTC OUT 1 LTC IN 1 CLOCK IN REF IN VIDEO OUT VIDEO IN
2 1
RS-232CSer.No.
PUSH LR-31F
CANNON
XLR32F
ITT CANNON
POW ERSUPERHOLD
POS
SETUP
SIZE REEL DATA
TCG
FIELD
CF
DF
UB
ERRORSLAVEEXTREFVIDEO
TCR
TCG
424465482
632
6
4430
0
AC100-120V 50/60Hz IN
Ω 75
TGR-2100TIMECODE GENERATOR READER
PRESET DF CF SLAVE*OPERATE
LOCK
MENU
ON
OFF
保 証 書 型名 TGR-2100 製造番号
- ( )- お買い上
げ日
おところ
ふりがな
お買い上
げ店名
お
客
様
おなまえ
保 証
期 間 お買い上げ日から
1 年間
保証期間中、通常のお取扱いにおいて発生した故障は無料修理いたします。
お取扱い上の不注意、天災による損傷の場合は実費をいただきます。
ご自分で修理・調査・改造されたものは、保証いたしかねる場合があります。
保証期間内に故障の節は本保証書をご提示の上、お買い上げ店又は最寄りの弊社営業所に
ご用命ください。
この保証書は再発行いたしませんので大切に保管してください。
株式会社 朋栄 本社 150-0013 東京都渋谷区恵比寿 3 丁目 8 番 1 号
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07/18/2007 Printed in Japan
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