参 考 資 料...参 考 資 料 参考資料1 委員会関係資料 180 参考資料2...

101
参 考 資 料 参考資料1 委員会関係資料 180 参考資料2 昭和 61 年度長沼地熱水及び天然ガス利用基本計画概要 214 参考資料3 天然ガスコージェネレーション導入に係る助成制度 218 参考資料4 公営住宅データ整理について 222 参考資料5 鉱山保安法における作業監督者の作業区分及び必要資格 237 参考資料6 導入スケジュール例及び手続きフロー 246 参考資料7 ながぬま温泉及び周辺施設の概要 252 参考資料8 詳細シミュレーション結果 262 参考資料9 ながぬま温泉天然ガスコージェネレーション導入可能性システム 詳細図面 267 179

Upload: others

Post on 06-May-2020

16 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

参 考 資 料

参考資料1 委員会関係資料 180

参考資料2 昭和 61 年度長沼地熱水及び天然ガス利用基本計画概要 214

参考資料3 天然ガスコージェネレーション導入に係る助成制度 218

参考資料4 公営住宅データ整理について 222

参考資料5 鉱山保安法における作業監督者の作業区分及び必要資格 237

参考資料6 導入スケジュール例及び手続きフロー 246

参考資料7 ながぬま温泉及び周辺施設の概要 252

参考資料8 詳細シミュレーション結果 262

参考資料9 ながぬま温泉天然ガスコージェネレーション導入可能性システム 詳細図面

267

179

参考資料1 委員会関係資料

■ ながぬま温泉等天然ガスコージェネレーション導入検討委員会設置要綱

■ ながぬま温泉等天然ガスコージェネレーション導入検討委員会委員・オブザーバー

名簿

■ 長沼町新エネルギー活用推進プロジェクトチーム設置要綱

■ 委員会議事概要

第1回 平成 18 年 9 月 7 日 第2回 平成 18 年 10 月 26 日 第3回 平成 18 年 12 月 27 日 第4回 平成 19 年 2 月 3 日

180

ながぬま温泉等天然ガスコージェネレーション導入検討委員会設置要綱

平成18年8月1日制定 (目的) 第1条 この要綱は、ながぬま温泉源泉から自噴する水溶性天然ガスを利用した天然ガ

スコージェネレーション導入の具体化に向けた検討を行い、その具体的導入計画を示

す長沼町地域新エネルギービジョン[重点テーマ詳細ビジョン](以下「重点ビジョン」

という。)を策定するため、ながぬま温泉等天然ガスコージェネレーション導入検討委

員会(以下「委員会」という。)を設置することを目的とする。 (所掌事務) 第2条 委員会は、前条の目的達成のため、次に掲げる業務を行う。 (1)町長の諮問に応じ、重点ビジョンの策定に関し必要な調査及び審議を行うこと。 (2)その他目的達成に必要なこと。 (組織) 第3条 委員会は、委員10名以内で組織する。 (委員) 第4条 委員は、次に掲げる者のうちから、町長が委嘱する。 (1)別表1に掲げる関係機関及び団体等から推薦された者 (2)知識経験のある者 2 委員の任期は重点ビジョンの策定が完了するまでとする。ただし、委員が欠けた場

合における補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。 (委員長及び副委員長) 第5条 委員会に委員長及び副委員長各1名を置き、委員が互選する。 2 委員長は、委員会を代表し、会務を総理する。 3 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故あるときは、その職務を代理する。 (会議) 第6条 委員会は、委員長が招集する。 2 委員会は、委員の2分の1以上の出席がなければ、会議を開くことができない。 3 委員会の議事は、出席した委員の過半数で決し、可否同数のときは、委員長の決す

るところによる。 4 委員長は、別表2に掲げる関係機関をオブザーバーとして意見を求めることができ

る。 (事務局) 第7条 委員会の事務を処理するため、総務政策課内に事務局を置くものとする。

181

(その他) 第8条 この要綱に定めるもののほか、委員会の運営に関し必要な事項は、委員長が委

員会に諮って定める。 附則 この要綱は、平成18年8月1日から施行する。

別 表 1 北海道立工業試験場 北海道立中央農業試験場 ながぬま農業協同組合 長沼町建設業協会 北海道電力株式会社栗山営業所 北海道ガス株式会社 長沼町

別 表 2 北海道経済産業局 北海道経済部 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)北海道支部 北海道事

業管理センター

182

ながぬま温泉等天然ガスコージェネレーション導入検討委員会委員名簿

所属 役職 氏名 備考

北海道大学大学院農学研究院 教授 松田 從三 委員長

北海道大学大学院工学研究科 助教授 濱田 靖弘 副委員長

北海道立中央農業試験場 生産システム部 機械科 機械科長 木村 義彰 委員

北海道立工業試験場 環境エネルギー部 主任研究員 岡 喜秋 委員

北海道立工業試験場 環境エネルギー部エネルギー技

術科

研究職員 白土 博康 委員

ながぬま農業協同組合 管理部長 高橋 義博 委員

長沼町建設業協会 事務局長 佐藤 恭二 委員

北海道ガス株式会社 ソリューション部長 三谷 淳 委員

北海道電力株式会社栗山営業所 所長 蔵本 忠司 委員

長沼町 助役 戸川 雅光 委員

ながぬま温泉等天然ガスコージェネレーション導入検討委員会オブザーバー名

簿

北海道経済産業局資源エネルギー環境部新エネルギー対策課 北海道経済部資源エネルギー課 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)北海道支部

183

長沼町新エネルギー活用推進プロジェクトチーム設置要綱

平成16年4月21日制定

(目的)

第1条 この要綱は、新エネルギーの活用を推進する事業等を積極的に推進するために

庁内に長沼町新エネルギー活用推進プロジェクトチーム(以下「プロジェクトチ

ーム」という。)を設置することを目的とする。

(所掌事務)

第2条 プロジェクトチームは、前条の目的達成のため、次に掲げる業務を行う。

(1) 長沼町地域新エネルギービジョン[重点テーマ詳細ビジョン](以下「重点

ビジョン」という。)を策定するためのながぬま温泉等天然ガスコージェネレ

ーション導入検討委員会による調査及び審議に関し、必要な資料の収集、情

報の提供等を行うこと。 (2) 初期ビジョン、重点ビジョンに基づく新エネルギーの導入、普及に関し、

長沼町が実施すべき事業等について、検討、実施すること。

(3) その他目的達成に必要なこと。

(組織)

第3条 プロジェクトチームは、委員10名以内をもって組織し、町長が委嘱する。

2 座長は助役とし、副座長は教育長とする。

(委員の任期)

第4条 委員の任期は、第2条の所掌事務終了までの期間とする。

(会議)

第5条 プロジェクトチームの会議は、必要な都度座長が招集する。

2 座長は、プロジェクトチームを代表し会務を総理する。

3 副座長は、座長を補佐し、座長に事故ある時は、その職務を代理する。

4 座長は、必要があると認めるときは有識者の出席を求め、意見の開陳を求める

ことができる。 (幹事会) 第6条 プロジェクトチームに付議すべき計画の検討及び調整等を行うため、幹事会を

設置することができる。 2 幹事会は、幹事10名以内をもって組織し、町長が委嘱する。 3 幹事長は、プロジェクトチームの座長が指名する。 4 幹事会は必要の都度、幹事長が招集する。 5 幹事会は専門的な事項についても、調査検討させるため、必要に応じ、ワーキ

ンググループを置くことができる。 (事務局)

第7条 プロジェクトチームの事務を処理するため、総務政策課内に事務局を置くもの

とする。

(その他)

第8条 この要綱に定めるもののほか、プロジェクトチームの運営に関し必要な事項は、

座長が別に定める。

附則

184

この要綱は、平成16年4月21日 から施行する。

附則

この要綱は、平成18年8月 1日 から施行する。

(参考)

長沼町新エネルギー活用推進プロジェクトチーム委員名簿

プロジェクトチーム役職 職名

座長 副座長

助役 教育長 総務政策課長 保健福祉課長 都市整備課長 産業振興課長 教育課長

185

第 1 回 ながぬま温泉等天然ガスコージェネレーション導入検討委員会

【議事概要】

日時:平成 18 年 9 月 7 日(木)14:00~16:30 場所:長沼町役場 3F 第 1 会議室

【会議次第】

1. 開会

2. 委嘱状交付

3. 町長挨拶

4. 参加者自己紹介

5. 委員長・副委員長選出

6. 議事

1) 平成 18 年度長沼町地域新エネルギービジョン策定事業について

2) 新エネルギービジョン策定にあたって

(北海道経済産業局資源エネルギー環境部新エネルギー対策課・NEDO)

3) 検討委員会及び庁内プロジェクトチームについて

4) ビジョン策定のスケジュールについて

5) ながぬま温泉等への天然ガスコージェネレーション導入検討について

6) エネルギー需要調査について

7) 次回委員会までに実施する調査について

8) 委員会資料等の情報公開について

9) 意見交換

7. 連絡・調整事項

・ 先進地調査について(道内・道外)

8. その他

9. 閉会

186

出席者名簿

委員 所属 役職 氏名 出席

委員長 北海道大学大学院農学研究院 教授 松田 從三 ○

副委員長 北海道大学大学院工学研究科 助教授 濱田 靖弘 ○

委員 北海道立中央農業試験場 生産システム部 機械科 機械科長 木村 義彰 ○

委員 北海道立工業試験場 環境エネルギー部 主任研究員 岡 喜秋 ○

委員 北海道立工業試験場 環境エネルギー部エネルギー技術科 研究職員 白土 博康 ○

委員 ながぬま農業協同組合 管理部長 高橋 義博 ○

委員 長沼町建設業協会 事務局長 佐藤 恭二 ○

委員 北海道ガス株式会社 ソリューション部長 三谷 淳 ○

委員 北海道電力株式会社栗山営業所 所長 蔵本 忠司 ○

委員 長沼町 助役 戸川 雅光 ○

オブザーバー 北海道経済産業局資源エネルギー環境部新エネルギー対策課 課長 松前 好博 ○

オブザーバー 北海道経済部資源エネルギー課エネルギーグループ 主査 武本 雄嗣 ○

オブザーバー 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構

(NEDO)北海道支部

主査 新貝 隆彦 ○

事務局 長沼町 町長 板谷 利雄 ○

事務局 長沼町総務政策課 理事 山科 隆男 ○

事務局 長沼町総務政策課 企画官 田代 健介 ○

事務局 長沼町総務政策課政策・情報係 係長 徳橋 慶行 ○

事務局 長沼町総務政策課政策・情報係 主事 野原 正志 ○

事務局 長沼町総務政策課政策・情報係 主事 麻田 亮一 ○

調査委託会社 北電総合設計株式会社エネルギー部エネルギー技術室 技師長 鷲頭 勝巳 ○

調査委託会社 北電総合設計株式会社エネルギー部エネルギー技術室 技師 隅江 純也 ○

調査委託会社 株式会社エナジーフロンティア 取締役 磯田 和志 ○

調査委託会社 株式会社エナジーフロンティアソリューション営業部 課長代理 柴田 道博 ○

187

1.開会

事務局により開会が行われた。

2.委嘱状交付

長沼町長から各委員へ委嘱状が交付された。

3.町長挨拶

(板谷長沼町長)

皆さん、こんにちは。時期的にも非常にご多忙の

中、わざわざお運びを頂きまして、検討委員会への

出席に対して心からお礼と感謝を申し上げます。最

近の地球を取り巻く環境も非常に色々な諸問題を抱

えておりまして、特にエネルギーの省力化、新しい

エネルギーへの取り組みについて、色々と多様化さ

れているのが昨今であります。私どもの町に温泉が

湧出しておりまして、そこから湧出されております

ガスの利用等についての検討を行うというのが今回

お願い致します検討委員会であります。是非先生方

のご提案を頂きまして、高度な利活用が出来るよう

に祈念を申し上げる次第でございます。第1回の開

会にあたりまして、お願いを申し上げ、挨拶とさせ

て頂きます。ありがとうございました。

4.参加者自己紹介

(松田委員)

皆さん、こんにちは。北海道大学大学院農学研究

院の松田と申します。私はこの新エネルギーのこと

でやっていることは、同じガスなのですが、家畜糞

尿からガスをとるバイオガスプラントの研究を行っ

ております。どうぞよろしくお願い致します。

(濱田委員)

北海道大学の濱田でございます。よろしくお願い

致します。都市のエネルギーシステムの有効活用で

すとか、そういったことを研究しております。よろ

しくお願い致します。

(木村委員)

北海道立中央農業試験場の木村と申します。私も

北大の松田先生と同様に家畜糞尿系のバイオマスプ

ラントの関係に携わっておりました。今後ともよろ

しくお願い致します。

(岡委員)

北海道立工業試験場の岡と申します。環境エネル

ギー部というところに所属しておりまして、環境と

エネルギーの両立を行っております。よろしくお願

い致します。

(白土委員)

同じく北海道立工業試験場の白土と申します。よ

ろしくお願い致します。新エネルギーの内 CGS 関係

の研究をやらせていただいております。

(高橋委員)

ながぬま農協の高橋です。農協としては、今化石

燃料の灯油で温泉井戸の隣で育苗施設を作りまして

トマトの育苗を中心に行っております。こういう自

然エネルギーを有効に利用する方法をうまく纏めら

れると思っておりますのでよろしくお願い致します。

(佐藤委員)

長沼町建設農業協会の佐藤と申します。これを機

に地場産業の糧になるかと期待しております。よろ

しくお願い致します。

(三谷委員)

北海道ガスの三谷でございます。天然ガスの CGS

地域熱供給というところでソリューション部長をし

ておりまして、今回の水溶性天然ガスが出ていると

いうことで、その利用を是非研究してみたいと思い

ます。よろしくお願い致します。

(蔵本委員)

北海道電力栗山営業所の蔵本でございます。私は

北海道電力では、技術畑出身で入社以来6000V

以下の配電設備を主に担当してまいりました。

(戸川委員)

地元長沼町の助役の戸川と申します。地元行政の

代表ということで委員として参加させて頂きます。

よろしくお願い致します。

(松前オブザーバー)

北海道経済産業局で新エネルギーを担当しており

ます松前でございます。よろしくお願い致します。

(武本オブザーバー)

北海道庁経済部資源エネルギー課の武本でござい

188

ます。業務は北海道庁の中で新エネルギーの分野を

担当しておりまして、私自身、異動で平成 4 年、5

年に長沼町におりまして、当時河川や道路の管理を

しておりました。その当時としては舞鶴橋の架け替

え工事が行われておりまして、その時私担当してい

ました。今回も何かの縁かと思います。どうぞよろ

しくお願い致します。

(新貝オブザーバー)

独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機

構北海道支部の新貝でございます。本日お集まりの

皆様におかれましては日頃より NEDO の推進してお

ります新エネルギーの導入・普及事業等に関しまし

てご理解とご協力を賜り、この場をお借りしてお礼

申し上げます。今回は新エネビジョンの中の重点項

目として天然ガス CGS の導入を検討ということで、

よろしくお願いしたいと思います。

その他、事務局、調査委託会社の自己紹介が行われ

た。

5.委員長・副委員長選出

(板谷長沼町長)

委員会要綱上、互選により委員長・副委員長を選

出することとしております。ご意見はございますか。

特に意見がございませんようなので、差し支えなけ

れば、私から推薦したいと思います。委員長に松田

委員、副委員長に濱田委員を推薦させて頂きます。

皆様いかがでしょうか。

(全委員)

異議なし。

(板谷長沼町長)

委員長・副委員長が決定致しました。今後の議事

は松田委員長にお願いします。ご挨拶をお願い致し

ます。

(松田委員長)

北大の松田でございます。一言ご挨拶させて頂き

ます。このながぬま温泉は天然ガスが自噴している

ということで昔からよく知られている所であります。

私も実は北広島ですのでながぬま温泉には何回か来

て、お風呂にも入ったことがございますけれども、

ガスが出ているということを前から知っておりまし

た。それがようやく NEDO の事業で現実のものとして

利用出来る、その第一歩ということでこの委員会が

作られたものと考えておりますけれども、こういっ

た天然ガスの事業化を市町村でやるというのは珍し

いものだと思いますので是非皆さんから忌憚のない

ご意見を頂きまして、この天然ガスを有効に利用で

きるような方策を考えたいと思いますのでご協力の

ほどよろしくお願い致します。

(濱田副委員長)

北大の濱田でございます。大変微力ではございま

すが、委員長の松田先生のお手伝いをさせていただ

ければと思っておりますので委員の皆様、オブザー

バーの皆様のご指導をよろしくお願いできればと思

います。どうぞよろしくお願い致します。

6.議事

1)平成 18 年度長沼町地域新エネルギービジョン策定

事業について

3)検討委員会及び庁内プロジェクトチームについて

(資料 1・2)

事務局より本事業の概要説明、委員会設置要綱・庁

内プロジェクトチーム設置要綱(資料 1・2)について

説明が行われた。

2)新エネルギービジョン策定にあたって(北海道経

済産業局・NEDO)

(松前オブザーバー)

先ほどご紹介させて頂きました北海道経済産業局

で新エネルギーを担当しております松前でございま

す。今回の長沼町さんのビジョン策定にあたりまし

て一言挨拶をさせて頂きます。実は私長沼町さんの

方には昨年 11 月 18 日に議会の方に新エネルギーの

勉強をさせて欲しいと言われ、こちらの方へお邪魔

しまして、新エネルギーについてお話をさせていた

だいた経緯がございます。その後、懇談の場を設け

189

て頂きまして、長沼町の行政のお話もお伺いしまし

た。その中で今回のテーマとなります長沼温泉の随

伴ガスの利用に関する話もありまして、これは是非

とも検討すべきという話をしたのを覚えております。

それで今回の新エネビジョンの重点テーマとして検

討するという話をお聞きしまして、対応の早さに非

常にびっくりした次第でございます。何かご縁を感

じております。先ほど松田委員長がおっしゃられた

ように、構想だけではなく、町ベースでの利用形態

を作って頂くというのが、今後自治体においても宣

伝となるだろうと思っておりますので、是非とも実

現に至るまでステップを踏んで頂きたいと思います。

新エネルギーについてお話をしますととても時間が

足りませんので簡単ではございますがご挨拶に変え

させて頂きますが、先ほどご紹介ありましたように、

新エネルギーの問題は、地球環境問題もありますし、

エネルギー安全保障の問題もありますが、地域に根

ざした自治体で何ができるのかということは非常に

重要でございますので、是非とも活発なご意見を頂

きたいと思います。よろしくお願い致します。

(新貝オブザーバー)

今回の新エネビジョンの策定にあたりましてご支

援しております立場から挨拶とお願いをさせて頂き

ます。我々NEDO 技術開発機構は経済産業省のご指導

の下、新エネルギーの導入・普及事業への支援を行

っておりまして、皆様と一体となってビジョン作り

のためのソフトに関する助成制度、また、地域にお

けます新エネルギー導入を促進するためのハードに

関する助成制度も行っております。今回長沼町にお

かれましては、平成 16 年度に実施しましたビジョン

の一つとして長沼温泉周辺のエネルギー利用の話し

があり、今回の検討では、さらに事業化に向けた地

域の熱源を有効かつ効率的に活用するシステム全体

を具体化するために検討するということになってお

ります。本委員会におかれましては重点調査という

ことになっておりますが、長期におけます事業化に

向けた詳細な調査であり、実現可能なのか明確にな

る詳細な調査をお願いしたいと思っております。事

務局におかれましてはコンサルタントと十分に連携

して頂きまして、導入可能性がある施設に関しまし

てイニシャルコストから含めたトータルの検討をお

願いしたいと思います。地域への新エネルギーの導

入にあたりましては地元住民様へのご理解が必要に

なろうかと考えております。事務局におかれまして

はご苦労があろうかと思いますが、地域のためにな

るよう導入計画を立てて頂き、また、今後他の所で

も天然ガスを利用できる所もございますので、その

お手本となるようなご検討をお願いする次第でござ

います。調査会社におかれましては事務局と十分に

協議をして頂きまして、要求をされたことをするだ

けではなく、進んでいろんなところの資料等を集め

て頂きながら、調査をお願いしたいと考えておりま

す。私ども NEDO と致しましても微力ではありますが、

皆様の検討に力添えをさせて頂く所存でございます

ので、どうかよろしくお願い致します。

4)ビジョン策定のスケジュールについて(資料 3)

事務局よりビジョン策定のスケジュールの説明が行

われた。

5)長沼温泉等への天然ガスコージェネレーション導

入検討について(資料 4)

事務局より資料 4 について説明が行われ、その後質

疑が行われた。

(濱田副委員長)

天然ガスの技術動向について(P12)、マイクロガ

スエンジンでは 1kW の家庭用のものも商用化され

ている。また、燃料電池についてもこの資料より技

術が進んでいるので、報告書作成の際には最新のも

のを取り入れてもらいたい。

公営住宅への導入も考えているとのことだが、住

宅街にガス配管を施して家庭用 CGS を導入するとい

うことは考えないのか?(経済性を含め検討を行わ

ないのか?)

(事務局田代)

技術の情報に関しては最新のもので整理する。

周辺住宅地の利用については、今回はまとまったエ

ネルギーがある場所を対象としているので、条件と

190

しては温泉地が一番であると考えている。ただ、公

営住宅に関しては考察を進めるので、住宅への利用

に関してもできる範囲で考察を行う。

(松田委員長)

NEDO としては調査範囲が変更するのはかまわな

いのか?

(新貝オブザーバー)

調査できるものはやってもかまわない。

(岡委員)

天然ガスの活用事例(P 19)についてだが、山形

県の事例は H12~14 の3年でエンジン不調のため

運転休止になっている。この理由に関しては整理し

ておいた方が良いと思われる。理由は押さえている

か?

(事務局野原)

施設の担当者に電話で問い合わせたが、具体的な

不調の原因は聞いていない。担当者は温泉の成分が

原因であると言われていた(硫化水素や強塩酸)。他

の施設に関しても不調となった原因があるので再度

確認を行う。

(三谷委員)

(P 19)ミンガスは自分が鉱業権を持っていて、自

分でガスを利用してエネルギーに変換して、病院に

送っていると思われる。これが鉱山保安法で唯一利

用できる方法である。これができなかったケースが

沖縄の事例である。これは鉱業権の持ち主と利用者

が別々のため、法律の問題が発生した例である。自

家消費であれば鉱山保安法の範疇で問題は起きない

が、第3者に売るとなった場合にはガス事業法に関

わってくるのでガス事業者を作る必要がある。そう

いった法律の問題も整理して実際に利用できる仕組

みを検討して頂きたい。

(事務局田代)

第2回までには整理する。

(木村委員)

鉱山保安法の問題等が出てきているが、特区申請

でこの場所だけ利用するという規制緩和の可能性は

あるのか?

(松前オブザーバー)

鉱山保安法等の課題を洗い出して、長沼町がどこ

までやりたいのかを整理した上で、ここが問題であ

るというように挙げてもらえば特区の可能性もあり

得る。規制緩和に持っていこうという新しい制度も

出来てきているので、それは最大限活用して頂きた

い。

(蔵本委員)

確認だが、CGS 以外の利用方法(ガスを直接使う、

または発電だけを行う等。)

についての利用可能性はあるのか?本事業はこれま

でのビジョンの検討結果から CGS の事業化に重点が

絞られたと考えてよいのか?

(事務局田代)

もっとも実用性の高いものに関して検討を進めた

い。どのように新エネとして活用するかについては

CGS が有力である。天然ガス自動車、燃料電池に関

しては触れる程度と考えている。

(松田委員長)

実際に資料にある場所での利用となった場合、源

泉と利用地に距離があるが、どのような利用方法と

なるのか?(運搬方法等)

(事務局田代)

運搬方法も含め、第2回までに検討する。

(事務局野原)

CGS としての利用対象地としては熱と電気の両方

が利用できる場所が対象となる。長い距離の運搬方

法としては熱を運ぶ手段がないと考えている。その

ため、まずガスを利用地まで運ぶ手段を委員会で検

討して頂きたい。その方法としてはガスと温泉を分

離してパイプラインで運ぶ方法。または同時に運ん

で利用地で分離する方法、その他新しい方法がある

と思われる。

(佐藤委員)

ガスの輸送方法が最も大きな問題だろう。長沼町

には3箇所のプールがあるが、2億円をかけて夏だ

けの利用となっている。ガスの運搬方法も考えれば

冬も利用できるのではないか?

(事務局野原)

191

来年度にプールが出来るが、位置が中央小学校の

近くということでそちらへパイプラインを引いて発

電を行うということは考えていない。今回はあくま

で長沼温泉周辺を対象としている。また、温泉近く

にプールを作るという計画は町としては考えていな

い。

(松田委員長)

現実に熱を運ぶとなれば熱はすぐに冷めてしまう

ので難しいだろう。やはりガスを利用地まで持って

いかなければ、電気と熱の両方の利用は出来ないだ

ろう。

6)エネルギー需要調査について(資料 5)

事務局よりエネルギー需要調査用のアンケートにつ

いて説明が行われた。

7)次回委員会までに実施する調査について(資料 6)

事務局より資料 6 について説明が行われ、その後質

疑が行われた。

(白土委員)

次回までの検討項目(資料 6)内の導入対象施設

のエネルギー需要・熱収支バランスについて、CGS

をやるにあたり、各施設の月別需要データ以外に時

間別のデータも調べる必要があるだろう。もし可能

であれば調査して頂きたい。

(事務局野原)

時間別の使用量に関しては全くわからない状態で

あり、開館時間等により推計するしか方法がないと

思われる。調査会社と相談しながら推計方法を考え

たい。

(岡委員)

ガスは温泉のお湯を使う時に一番出てくるが、CGS

をやるには電気を使う時に一番でガスが必要となっ

てくる。時間毎の情報がわからないとガスの供給量

と需要量のバランスがわからない。そうなるとバッ

ファタンクの容量をどの程度にすればよいか等の把

握が難しくなるだろう。

(松田委員長)

どの程度、調査ができるかわからないが、これら

の意見も反映して調査を行って頂きたい。

(蔵本委員)

法規制に関連して、先ほどガス事業法の話が出て

いたが、電気事業法についても整理して頂きたい。

電気を発電し、同一事業者が使用する場合はそれほ

ど規制を受けないが、送電して別の事業者が利用す

るとなれば、電気事業法の規制も受けることになる

ので、そのあたりも調査する必要があるだろう。

(松田委員長)

今後の調査の纏めについて、今回出た指摘事項に

従って検討を行って頂きたい。

8)委員会資料等の情報公開について

(事務局田代)

今回策定したビジョンについては製本を行い、関

係者に配布する他、長沼町のホームページ、NED

Oのホームページで公開する予定である。ビジョン

の中身には委員会の委員・オブザーバーの名前、先

進地調査への参加者、委員会議事概要も掲載される

のでご承知おき願いたい。また、ビジョンの概要版

も作成し、NEDO のホームページで公開する他、適宜

町民に周知できるようにする。会議資料や議事録な

ど検討過程の資料については、最終的な報告書の完

成までは公表を差し控えることとしたい。委員会の

開催状況については町民に新エネの取り組み状況を

周知するとの観点から町の広報誌にて周知する。

9)意見交換

(事務局野原)

最終報告書には、今回の資料をさらに詳細にした

もの、委員会での内容も肉付けして取り纏める予定

である。

7.連絡・調整事項

(事務局野原)

先進地調査について、道内に本町と同様の水溶性

天然ガスを利用した事例はない。道内の視察先につ

いては都市ガスを利用した CGS を導入した施設であ

る札幌市内のシェラトンホテル、イオン札幌平岡シ

192

ョッピングセンター、ロイヤルコート大谷地の 3 箇

所で行いたいと考えている。日程については 9/19~

22 で実施したい。日程調整は後日行う。道外の視察

については 11 月上旬を予定している。視察先は資料

4(P19)で示した全国の天然ガス CGS 活用事例の中

から選ぶことになると思われる。

8.その他

(武本オブザーバー)

町民に説明会を開いたりする場合には、去年まで

は北海道に新エネ導入事業というものがあり、1/2

の補助が出ていた。今年はその事業自体はなくなっ

たのだが、地域政策総合補助金の中で補助すること

ができる。もし、説明会を行うのであればうまく利

用して頂きたい。

9.閉会

事務局により閉会が行われた。

◆現地見学◆

委員会終了後、ながぬま温泉源泉と温泉周辺施設の

見学を行った。

ながぬま温泉受湯槽見学

ながぬま温泉源泉見学

193

第 2 回 ながぬま温泉等天然ガスコージェネレーション導入検討委員会

【議事概要】

日時:平成 18 年 10 月 26 日(木)14:00~16:30 場所:長沼町図書館視聴覚室

【会議次第】

1. 開会

2. 議事

1) 第 1 回委員会での検討事項の再整理

2) 先進地調査報告(札幌)

3) 共同鉱業権の設定

4) 水溶性天然ガス利用に係る法規制

5) 天然ガスコージェネレーションシステムに係る法規制及び手続き

6) 導入対象施設のエネルギー需要状況と検討対象の絞り込み

7) コージェネレーションシステムの運転シミュレーション

8) 利用対象施設におけるコージェネレーションシステムの提案

9) 第 3 回委員会までに実施する調査

3. その他

・ 先進地調査について(道外)

4. 閉会

194

出席者名簿

委員 所属 役職 氏名 出席

委員長 北海道大学大学院農学研究院 教授 松田 從三 ○

副委員長 北海道大学大学院工学研究科 助教授 濱田 靖弘 ○

委員 北海道立中央農業試験場 生産システム部 機械科 機械科長 木村 義彰 ○

委員 北海道立工業試験場 環境エネルギー部 主任研究員 岡 喜秋 -

委員 北海道立工業試験場 環境エネルギー部エネルギー技術

研究職員 白土 博康 ○

委員 ながぬま農業協同組合 管理部長 高橋 義博 -

委員 長沼町建設業協会 事務局長 佐藤 恭二 -

委員 北海道ガス株式会社 ソリューション部長 三谷 淳 ○

委員 北海道電力株式会社栗山営業所 所長 蔵本 忠司 ○

委員 長沼町

(代)長沼町

助役

総務政策課長

戸川 雅光

廣岡 雅浩

-

オブザーバー 北海道経済産業局資源エネルギー環境部新エネルギー対策課 - - -

オブザーバー 北海道経済部資源エネルギー課エネルギーグループ 主査 武本 雄嗣 ○

オブザーバー 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構

(NEDO)北海道支部

主査 阿部 洋一 ○

事務局 長沼町総務政策課 理事 山科 隆男 ○

事務局 長沼町総務政策課 企画官 田代 健介 ○

事務局 長沼町総務政策課政策・情報係 係長 徳橋 慶行 ○

事務局 長沼町総務政策課政策・情報係 主事 野原 正志 ○

調査委託会社 北電総合設計株式会社エネルギー部 部長 古池 常彦 ○

調査委託会社 北電総合設計株式会社エネルギー部エネルギー技術室 技師 隅江 純也 ○

調査委託会社 北電総合設計株式会社エネルギー部エネルギー技術室 臨時職員 林 梢子 ○

調査委託会社 株式会社エナジーフロンティアソリューション営業部 課長 桐木 謙次 ○

調査委託会社 株式会社エナジーフロンティアソリューション営業部 課長代理 柴田 道博 ○

195

1.開会

事務局により開会が行われた。

2.議事

1)第 1 回委員会での検討事項の再整理

事務局より第1回委員会での主要意見とその対応に

ついて説明が行われた。

2)先進地調査報告(札幌)

事務局より9月27日に開催された先進地調査につ

いて説明が行われ、その後質疑が行われた。

(濱田副委員長)

各施設の省エネ効果はどうなのか?

(三谷委員)

シェラトンホテルに関しては予定通りの運転となっ

ており、省エネ効果は 5~6%と考えられる。なか卵は設

置してから期間があまり経っておらず判断できない。

ただし、これまでは店内が負圧のため店のドアが開き

にくい状態であったが、外気の加温をすることにより

解消された(職場環境の改善)。ロイヤルコート大谷地

は一般家庭なのでその効果は把握していないが、管理

費等がほとんどかかっていないため、入居者のランニ

ングコストはかなり安いと考えられる。

3)共同鉱業権の設定

事務局より共同鉱業権の設定について説明が行われ、

その後質疑が行われた。

(三谷委員)

ガスの使用に伴い発生する金額は発熱量の違いによ

り変化する可能性がある。

(事務局野原)

歩油歩ガス代はランニングコストに大きく影響する

ので、設定は慎重に行いたい。

4)水溶性天然ガス利用に係る法規制

事務局より水溶性天然ガス利用に係る法規制共につ

いて説明が行われ、その後質疑が行われた。

(松田委員長)

保安統括者や保安管理者は指定するだけでライセン

スはなくても良いのか?

(事務局田代)

施行規則にあるとおり、実務の経験さえあれば良い。

(松田委員長)

電気事業法の関係では、毎月一回の保安協会の検査

も入るのか?

(三谷委員)

そんなに入りはしないだろう。100kW 程度の CGS だと

すると、一般的には今保安協会に委託されていて、実

際に利用者は殆ど無資格者が管理している。そのため、

委託費用はかかるが、一人一人雇う必要はない。それ

と、メンテナンスはメーカーに定期的にやってもらえ

ばそれで問題はない。

適応法規の考え方で、ガスを自分たちで消費する場

合は説明であった通り、鉱山保安法とガス事業法で選

ぶことが可能であるが、他者に売るとなれば必然的に

ガス事業法の適応になってしまう。出来る限り長沼町

(第三セクターでも問題ないと思われるが)が所有し

て、利用するという形の方が望ましいだろう(鉱山保

安法の方がガス事業法より規制が緩い)。

(事務局野原)

電気主任技術者の選任は、電気保安協会や外部専門

機関に管理委託できるということだが、源泉側に CGS

を設置して、自営線によってながぬま温泉の所まで電

気を持って行く場合は、公道を挟むため電気事業法の

関係で外部委託が不可能になってしまう。

5)天然ガスコージェネレーションシステムに係る法

規制及び手続き

事務局より天然ガス CGS に係る法規制及び手続きに

ついて説明が行われ、その後質疑が行われた。

(松田委員長)

法の関わりに関しては実際にやってみないとわから

ないだろう。電力関係とボイラータービンに関しては

法的資格者が必要になるかもしれない。

(三谷委員)

天然ガス CGS という大きなくくりではこの資料の様

になるが、今回の事例に当てはめると大分省略できる

だろう。チェックして必要のないものは減らしていく

196

ことができる。バイオガスの利用と比べ、鉱山保安法

がプラスαで関わってくる程度だろう。

(松田委員長)

CGS の電気は北電と系統連系で結ぶことを考えてい

るのか?

(事務局田代)

電気の不足分は北電から購入する必要があり、系統

連系は必要になってくる。また、逆潮流のありなしに

ついての問題は、時間帯等かなり制約もあるため、需

要量との兼ね合いで検討が必要かと思われる。

(蔵本委員)

CGS をやるならば電圧や周波数の安定性等を考慮し、

北電の電源と系統連系した方が良いだろう。

(松田委員長)

バイオガスも 30kW 程度の小さいものだが、逆潮流あ

りになっているものが多い。夜、使い道がないので 3

~4 円で売っている。しかし、月間でも 7~8 千円の収

入にしかならないため、経済的には合わない。今回の

場合のようにある程度大きな発電機になれば話は別か

もしれない。

(事務局田代)

今回はコスト面の検討がまだ出来ていない。今後、

夜間は北電から電気を買った方が安いと言う事になれ

ば、そういった選択になるだろう。

6)導入対象施設のエネルギー需要状況と検討対象の

絞り込み

事務局より導入対象施設のエネルギー需要状況と検

討対象の絞り込みについて説明が行われ、その後質疑

が行われた。

(濱田副委員長)

電力の需要実測をしており、1 時間毎に整理されてい

る。このデータに関してだが、測定間隔はもう少し細

かく取っているのか?

(調査委託会社)

電力の測定時間については、使用した測定機の時計

が、30 分の計量値か、10 分間毎の計量値か、2 種類モ

ードがあった。その内から今回 30 分を選択し、積算値

で最終的に 1 時間としている。

(松田委員長)

ながぬま温泉の電力の使用量を見ると、年間通して

安定しているが、熱の需要量は夏は少なく安定してい

ない。電気としては 140kW でずっと発電すると思われ

るが、熱はどのように考えているのか?

(事務局田代)

年間通して安定した熱需要があるのは、温泉の給湯

部分(シャワー等)と思われる。その加温ボイラーの

代替として今回の CGS の熱を利用したい。

(白土委員)

今回ガスの流量は 50~70 /h という調査があり、50

/h が常時使用可能と仮定しているが、例えば 10 年後

とか、そういったスパンでも同じように湧出される見

込みはあるのか?

(事務局野原)

今年の 4 月にガスの成分調査と、ガス量の調査を行

ったが、調査委託会社の判断からすると、ながぬま温

泉源泉のガスについては水溶性天然ガスであるため、

温泉水が涸れない限りガスも涸れないという考えであ

る。温泉水については、自噴量は年々少しずつ低下し

ているが、今後 10 年、20 年の程度で涸れるような温泉

ではない。そのため、それとあわせてガスも出てくる

ということである。

(三谷委員)

電気・熱の需要量として、電気の需要量は温泉だけ

で十分だが、熱の需要量は足りない。そのため、CGS

の排熱はかなり余るだろう。今回 150 万m3のガス量を

使用し、仮に排熱回収率を 50%とすると、75 万m3相

当の熱量がでる。灯油換算では 750kL 程度になり、今

の温泉で使用している灯油量 200kL では使い切れない

ことになる。

熱の利用に関しては法規制の絡みはないため、熱の

需要先を近くで探した方が良いのではないか?

(松田委員長)

我々のやっているバイオガスでも排熱の需要先は本

当にない。そのため、トータルの総合効率が非常に低

くなってしまう。

(三谷委員)

経済性を考慮した場合、140kW ではなく、50kW 程度

197

の CGS を導入してはどうか?それで温泉の電気の一部

を発電で賄い、排熱は使いきれる程度になる。それで

さらに熱が足りない時は油で焚くよりは天然ガスボイ

ラーにすれば良いのではないか。140kW の CGS を導入す

れば何億円とイニシャルが非常に大きくなってしまい、

過大設備となる。

ただし、小さめの CGS を導入した場合、50 /h の三

分の一の 20 程度で間に合うので、今度はガスが余っ

てしまう。そのため、余剰ガスの利用について検討す

る必要が出てくる。

(事務局田代)

源泉と温泉施設では距離があるため、ガスなり水の

輸送コストがかかってくる。そういうものも含めて、

資料の後ろでシステム提案がある。そこでまたご意見

いただきたい。

(蔵本委員)

当社の供給約款の事が書かれており、一需要一引き

込みとなっている。これは電気設備の合理性と保安の

観点でこのようになっており、他の電力の供給約款を

調べているわけではないが、ほぼ共通していると思わ

れる。そのため、当社だけに当てはまるものではない。

(三谷委員)

一需要一引き込みの約款の適用外とするには、間に

電気の保安設備等を管理する協同組合を入れて北電と

縁を切れば良い。札幌の例では鉄工団地や木工団地が

このような形をとっている。

しかしながら、今回のケースでは加工センター等の

需要量は非常に小さいので、そこまでして保安設備を

自分達で行うよりは北電に任せた方が良いだろう。

(事務局山科)

町道の関係だが、JR バスは、私道等は一切通らない。

あくまでも町道認定になっている所でなければバス停

は作れないことから、温泉の前までバスを通すため、

温泉前の道路は町道設定になっている。

(廣岡委員)

除雪の関係についても、町道であれば町の除雪の経

費の中で除雪できるが、敷地の中であれば、施設の中

の経費として除雪する必要が出てくる。そうなると管

理が難しい。

7)コージェネレーションシステムの運転シミュレー

ション

事務局より CGS の運転シミュレーションについて説

明が行われ、その後質疑が行われた。

(三谷委員)

(ア) 220kW 発電可能にも関わらず 130kW しか発電して

いないのはなぜか?ガスがそれしかないという

理由であれば、なぜ 110kW や 200kW の機種ではな

く、130kW の発電機種を選定しなかったのか?

(イ) 排熱は何を利用しているのか?(排ガスボイラー、

温水ボイラー)

(調査委託会社)

① 元々のガス量では 140kW 発電可能である。ここで

130kW の発電となっているのは発電機の制御及び

ポンプ系の電源に必要な電力が一台当たり 5kW か

かるためである。

② 熱の回収方法としては、温水ジャケット熱の利用、

排ガスボイラーの利用、それぞれを組み合わせた

利用の 3 パターンである。今回は両方を組み合わ

せた利用を行っている。

(三谷委員)

本当に合う機種を選ぶことは大切だが、シミュレー

ションなのだから、規模感を考える時に、1kW 当たり約

30 万円の固定費がかかるので、130kW しか発電出来な

いにも関わらず、200kW のハードを持ってくるというこ

とは経済性が悪くなる。

(調査委託会社)

手元にあった資料で、近い容量の機種の数があまり

種類なかったため、このような結果になった。

(三谷委員)

色々なメーカーがあるので、もっと調べて頂きたい。

言えばヒートバランス表もすぐ手に入るだろう。ここ

が重要なので、これまで調査したデータを活かすため

にもハードの検討をしっかり行って頂きたい。

実際に導入できるかどうかは経済性の問題があるが、

シミュレーション上は今重要とされている CO2 の発生

に関して、北電の電力を購入するよりは CO2 排出量が削

減されているということは言えなければならないだろ

う。

198

(事務局田代)

調査会社と相談して対応する。

(濱田副委員長)

このシミュレーションだと、単に一定出力運転に見

える。本来逆潮ありというのは熱需要も視野に入れな

がら、逆潮してもエネルギー的に魅力がある場合に起

こりうる運転だと思われる。この資料を見ると熱も大

量に余っている。

おそらく熱が余剰している時の蓄熱等は考えていな

いと思われるが、7-4 ページのグラフを見ると、熱が余

っている時間帯と足りなくて補助ボイラーが動いてい

る時間帯が交互に表れているようなものもあるので、

そのあたりを少し工夫したシミュレーションをすれば

前向きな結果が出るのではないかと思われる。

(松田委員長)

このあたりは、CGS の大きさによってもかなり変わっ

てくる。需要がないのにも関わらず大きな物を入れて

しまうと非常に経済的にマイナスとなる。バイオガス

プラントも初期に結構大きな物を入るが、大きな発電

機ではコストがかかるため、結果的に 2、30kW 程度の

小さなものになった。

(蔵本委員)

逆潮流の件で、当社として技術的に一番問題なのは、

万が一当社の電源が停電になった時に、逆潮流がある

と単独運転される場合がある。その場合、復旧にあた

った時に感電してしまう危険性がある。その為に、逆

潮流ありの設備にする場合は、当社の電源が止まった

時には必ず電気が止めるようなシステムをとってもら

う必要ある。

(白土委員)

容量を小さくするとガスが余る問題が出てくる。そ

の場合はどうするのか?今まで通り大気放散するの

か?

(事務局田代)

それについては他の需要先があるかにもよる。役場

内のプロジェクトチームで議論の上検討を行う。

8)利用対象施設におけるコージェネレーションシス

テムの提案

事務局より利用対象施設における CGS の提案につい

て説明が行われ、その後質疑が行われた。

(濱田副委員長)

パイプインパイプ輸送方式が却下されていることに

ついて、技術的評価で 2 点、水分除去の問題と圧力損

失の問題が書かれているが、圧損はそれほど深刻な問

題になるのか?水分除去の問題は天然ガスの単独輸送

の話と共通している気もするのですが、どうなのか?

(調査委託会社)

パイプインパイプ輸送方式は、現引湯管が 125A、そ

こに通らせることができる配管の限界として 40A程度

になる。今、井戸元から 1.5km 程度運ぶと約 3 割か 4

割の圧力損失が起こる。その時、発電にどの程度影響

を及ぼすか、また、どういう装置が必要になるかとい

う所までの検討は行っていない。さらに、一番ネック

なのは、こういう方式の実績がないということである。

これで大丈夫という確証がないため採用としては難し

いと判断した。

(濱田副委員長)

新エネビジョンということなので、少しでも可能性

があれば検討頂きたい。

(木村委員)

ガス事業法に関して、ガス主任技術者を置く場合は、

どういう形で置くか、という想定はあるのか?

(事務局田代)

前段の法制度の中で触れたが、要はパイプラインの

取扱で、鉱山保安法かガス事業法、どちらが適用にな

るかという所だが、経済産業局の判断によると、どち

らか選択し、適用出来るということであった。

(木村委員)

もし、仮にガス事業法でガス主任技術者を置く場合

は、町としては置く事は可能なのか?

(事務局田代)

人件費の問題にもよるが、置かざる得ない場合は置

くことになるだろう。ただし、温泉で利用するという

事なので、温泉を管理している長沼振興公社になるか

長沼町になるかというのは今後検討が必要かと思われ

る。

199

(三谷委員)

熱の利用形態は、ながぬま温泉に CGS を置いた場合、

源泉に置いた場合について、この形が最も望ましいと

思われる。しかしながら、電気については変わってく

ると思う。

温泉の方に置いた場合は特定供給、要は自家発自家

消費で 50~100kW の発電を行うのが一番経済メリット

が出てくるだろう。

北電の供給約款を確認する必要があるが、源泉の所

に置いた場合に、仮に託送するのであれば、わざわざ

ながぬま温泉に運ばずに、長沼町役場や長沼町の町営

の施設全体に運んではどうか。自己託送のような概念

であると、継電器等の設備投資を抜いて、おそらく 4

円程度北電にお支払いすれば、送れるだろう。そうす

れば、庁舎で払っている電気代がいらなくなる。

また、特定電気事業、特定規模電気事業者になるこ

とはありえないと思っているが、特定規模電気事業者

に電気を売る事はあり得ると思う。特定規模電気事業

者にならならずに特定規模電気事業者に買ってもらう

という可能性はある。

その結果として庁舎の電源がその特定規模電気事業

者から買えたとすれば、めぐりめぐって自分の出てい

るガスの電気とどこかの余剰電源が合わさって、長沼

町の施設の電気になっている、という可能性もある。

今、卸電力市場というのが本州の方で開放されており、

そういう所の電力の売られている水準を経済ベースで

試算して、検討してみてはどうか。

(松田委員長)

その場合、電気は例えば役場の方で使うのも送りや

すいだろうが、熱の供給はどうか?

(三谷委員)

熱は井戸元であれば、この資料のパターン通り、温

泉水を加温して温泉の方に送って、そこで暖房なり給

湯なり使う、という事については変わらない。ただし、

電気については温泉以外でも使用できるケースが考え

られるだろう。

(事務局野原)

一つ固執している理由として、実は 16 年度に作った

ビジョンの中でながぬま温泉周辺のエネルギー拠点化

プロジェクトということをやっており、そのプロジェ

クトに基づいてながぬま温泉の周辺施設に対して新エ

ネルギーの導入を図りたいという基本的な考えがある。

そこでながぬま温泉に限って電気と熱を使うという考

え方があって、温泉に限っての電気という考え方にな

っている。

今言われた役場庁舎などの施設の電気需要量という

のは、16 年度のビジョンでどの程度年間電気需要量が

あるのかわかるので、それと温泉を比べた上で、ガス

の発電機の電力発電量から、どこに持っていくと一番

メリットがあるのかという事について、今後、経済性

を検討する際に考えたい。

(松田委員長)

あとは需要のバランスによるだろう。この資料で温

泉は一年中通して需要があるが、役場の量はどの程度

あるのか。

(事務局野原)

一需要一引込みという考え方からすると、一つしか

場所を選べないと思われる。現在町内で考えられる電

気の大きな需要先は、温泉、役場庁舎、又は町立病院

が年間を通して一定した電気量を使う。ただ役場庁舎

も夜間になると電気を使用しないのでそういったこと

も全部含めて検討したい。

(松田委員長)

その辺は経済性がかなり伴う話しであり、需要があ

るかないかというのは一番大事な話しである。調査の

結果どちらの方がいいか、委員会で検討していただき

たい。

(事務局野原)

(8-11 ページ)二つのケース(ケース 1-1、ケース

2-2)を示しているが、今後調査を進めていくにあたり、

この二つに限って調査を進めていくような流れで良い

かお諮り頂きたい。

(松田委員長)

濱田先生よりケース 1-3 も検討して頂きたいという

話もあったが、全く前例がないため、本当に出来るか

どうかという話になり、町としても及び腰になるだろ

う。

それではこの二つの案について先程色々ご意見も出

200

ているので、それを踏まえた上で検討していただく。

9)第 3 回委員会までに実施する調査

事務局より第 3 回委員会までに実施する調査につい

て説明が行われ、その後質疑が行われた。

(三谷委員)

補助ボイラーは今の油のボイラーのまま使うという

条件で検討するのか?今重油と灯油を利用している状

態である。ガスを温泉側へ持っていかないのであれば

無理だが、もし持っていくのであれば、ガスボイラー

も利用するということは考えないのか?

そのボイラーによって、油の使用量が減り、その結

果、CO2 が減るというのもカウントするかしないかとい

う判断も必要だろう。

(事務局野原)

最終的なシステムとしてケース 1-1 と 2-2 のシステ

ムがあり、1-1 についてはガスを持っていかなければ出

来ないシステムになっている。ガスを持っていった場

合にはガスボイラーへの変換、そういったことも含め

て検討していった方が良いと思うので、それは含めて

検討を行う。

(オブザーバー道武本主査)

今回色々様々な法律をクリアしなければいけない問

題があると思うが、長沼町として特区申請を考えてい

るということはないのか?全て現行の法律をクリアし

て綺麗な形でやっていこうという形になるのか?

(事務局田代)

まだ最終的にどのようなシステムでどういう法律が

係わってくるかという所までいっていない。現行の法

制度をクリアする上での課題というものも整理しなけ

ればいけないと思っている。例えば、鉱山保安法でど

れだけコストがかかるのか等、特にコスト面に係わる

所だろう。何れにしても、特区となれば最低限の保安

施設と、法律で求められる施設を明らかにしなければ

ならないと思うので、どこまでできるかという所もあ

るが、課題については整理したい。

(オブザーバー道武本主査)

先程出ていたガス主任技術者という話しについても、

他の所で主任技術者を置かないで なんとか出来ない

か、ということを検討している例もあるので、もし特

区申請を行うのであればそういった課題もクリアでき

る可能性がある。

(事務局田代)

検討の上で、情報をいただきながら進めて参りたい。

(木村委員)

特区申請した場合は、ガスの輸送方式から全部代わ

る可能性というのはゼロではないのか?

(事務局田代)

ご相談させていただきながら進めて参りたい。

3.その他

(事務局野原)

11 月 6 日 7 日で宮崎県の先進地調査へ行く行程とな

っている。事前に参加出来る各委員につきましては、

日程表と参加者名簿、参加依頼通知をお渡ししている。

戻ったら行程表をご確認いただきたいが、7 時 50 分新

千歳空港発という非常に朝早い時間帯になっている。7

時に新千歳空港に集合という形にしているが、最低 7

時半くらいまでに来ていただければ、搭乗の手続き等

は可能である。

第三回目の委員会は 12 月上旬の開催となっている。

後日各委員と日程調整させていただいた上で日程を確

定したい。

4.閉会

事務局により閉会が行われた。

201

第 3 回 ながぬま温泉等天然ガスコージェネレーション導入検討委員会

【議事概要】

日時:平成 18 年 12 月 27 日(水)14:00~16:30 場所:長沼町会議室

【会議次第】

1. 開会

2. 議事

1) 第 2 回委員会での検討事項の再整理

2) 先進地調査報告(宮崎)

3) コージェネレーション導入シミュレーション

4) 第 4 回委員会までに実施する調査

3. その他

4. 閉会

202

出席者名簿

委員 所属 役職 氏名 出席

委員長 北海道大学大学院農学研究院 教授 松田 從三 ○

副委員長 北海道大学大学院工学研究科 助教授 濱田 靖弘 ○

委員 北海道立中央農業試験場 生産システム部 機械科 機械科長 木村 義彰 ○

委員 北海道立工業試験場 環境エネルギー部 主任研究員 岡 喜秋 ○

委員 北海道立工業試験場 環境エネルギー部エネルギー技

術科

研究職員 白土 博康 ○

委員 ながぬま農業協同組合 管理部長 高橋 義博 -

委員 長沼町建設業協会 事務局長 佐藤 恭二 ○

委員 北海道ガス株式会社 ソリューション部長 三谷 淳 ○

委員 北海道電力株式会社栗山営業所 所長 蔵本 忠司 ○

委員 長沼町 助役 戸川 雅光 ○

オブザーバー 北海道経済部資源エネルギー課エネルギーグループ 主査 武本 雄嗣 ○

オブザーバー 北海道経済産業局資源エネルギー環境部新エネルギー対策課 課長補佐 佐藤 豊美 ○

オブザーバー 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構

(NEDO)北海道支部

- - -

事務局 長沼町総務政策課 理事 山科 隆男 ○

事務局 長沼町総務政策課 企画官 田代 健介 ○

事務局 長沼町総務政策課政策・情報係 係長 徳橋 慶行 ○

事務局 長沼町総務政策課政策・情報係 主事 野原 正志 ○

調査委託会社 北電総合設計株式会社エネルギー部 部長 古池 常彦 ○

調査委託会社 北電総合設計株式会社エネルギー部エネルギー技術室 技師 隅江 純也 ○

調査委託会社 株式会社エナジーフロンティアソリューション 取締役 磯田 和志 ○

調査委託会社 株式会社エナジーフロンティアソリューション営業部 課長 桐木 謙次 ○

調査委託会社 株式会社エナジーフロンティアソリューション営業部 課長代理 柴田 道博 ○

203

1.開会

事務局により開会が行われた。

2.議事

1)第 2 回委員会での検討事項の再整理

事務局より第 2 回委員会での主要意見とその対応に

ついて説明が行われた。

2)先進地調査報告(宮崎)

事務局より 11 月 6 日に開催された先進地調査につい

て説明が行われた。

3)コージェネレーションシステム導入シミュレーシ

ョン

①導入方式について

事務局より導入方式について説明が行われ、その後

質疑が行われた。

(岡委員)

宮崎の先進地調査に行った時に、ガスの輸送につい

ては引湯管内にガスを入れて送る方式を行ってはどう

かという意見があったが、それは検討したのか?

(事務局野原)

その方式については第 2 回委員会時に二層流輸送方

式として検討しており、配湯ポンプ内においてキャビ

テーションの発生が予想されるため、検討を行わない

こととした。

②計算条件について

事務局より計算条件について説明があり、各条件に

ついて確認を行った。

条件 1:使用天然ガス

(松田委員長)

問題ないと考えられる。

条件 2:運転パターン

(三谷委員)

傾向を見るにはこれで十分だろう。

条件 3:契約電力

(松田委員長)

問題ないと考えられる。

条件 4:検討するコージェネレーションの機種

(松田委員長)

小さな容量の機種を多く置くか、大きな容量の機種

を少なく置くかが大きな違いだろう。

(三谷委員)

日使用ガス量(m3/日)は最大ガス使用(m3/h)に 24

時間を乗じたものと考えて良いか?一日の使用に関し

ては発電したりしなかったりする時間もあるが。

(事務局野原)

使用しない時間帯も考慮した日使用量となっている。

(三谷委員)

夏季・冬季・中間期によって使用ガス量は変わって

くると思うが、これはどの値か?

(事務局野原)

ここに載せているのは年間の最大日使用ガス量(2

月)である。

(蔵本委員)

ガスタービンは高額のため対象外とあるが、ガスエ

ンジンと比較し、どの程度の違いがあるのか?

(事務局野原)

追加資料の方にそれぞれの機器仕様を載せてあるが、

kW あたりの費用はガスタービンはガスエンジンの約 2

倍となっている。

条件 5:ガスホルダー

(三谷委員)

ガスホルダーの形状はどのようなものか?球形か?

(事務局田代)

形については円柱を横にしたような形である。

(調査委託会社)

タンクについてはいくつか見積もりをとったが、こ

の容量のタイプであれば、既製品のものを使うのが最

も安いという結果になった。そのため、本検討につい

ては既製品を利用し、圧力を変えて使用する方法とし

た。

(三谷委員)

ホルダーを使用する理由の一つに、ガスが止まるの

でバッファのためにつけるということを言われていた

が、その間は発電を止めるということは考えなかった

のか?

204

(事務局田代)

今回は発電を止めるということは考慮しなかった。

ガスが止まる時間としては数時間に一度である。

(蔵本委員)

数時間に一度ガスを止める理由として、温泉の枯渇

を防ぐためと言われていたが、この程度で枯渇が止ま

るのか?運転方法自体を変えることはできないのか?

(事務局野原)

ながぬま温泉は自噴している温泉であり、一度止め

ることによって圧力を回復させるとのことである。し

かしながら、この理由については書類で残っているわ

けではなく、当時の担当者が専門家より話を聞いてそ

の運転方法を現在も使用しているという状況である。

(三谷委員)

発電を止めることによるエンジンへの支障はないと

考えられるが、そのたびに北電へ自家補契約に対する

違約金を払う必要がある。それだけ止まるのであれば、

減価償却を考えるとガスホルダーを買った方が安いだ

ろう。

(松田委員長)

それではガスホルダーを計算条件に入れるものとす

る。

(白土委員)

ガスホルダーは少ない容量の時であれば 5m3 もいら

ないという状況である。この程度のオーダーであれば、

既製品でなくてももっと安いものがあるのではない

か?

(調査委託会社)

我々も過大設備になると考えたので、より少ない容

量のガスホルダーを作る場合はどうなるかということ

も確認したが、特注のため、より高コストになるとい

うお返事であった。そのため、今回のシミュレーショ

ンは規格内のものでシミュレーションを実施した。

(三谷委員)

圧力をかけないで風船のようなガスホルダーを使用

すれば安くなるだろう。小さい容量であれば、保安対

策は必要となるが、そういった風船のようなものも使

用可能だろう。導入時には少しでもランニングコスト

を安くするという考えは必要である。

条件 6:特定成分除去装置

(松田委員長)

問題ないと考えられる。

条件 7:除湿装置

(三谷委員)

-25℃まで対応可能なほど除湿をする必要があるか

は不明だが、ある程度の除湿は必要だろう。そのため、

いくらかのイニシャルコストはかかる。だが、今回の

シミュレーションで経済性がそれほど出ていない理由

として考えられるのは除湿のイニシャルコストよりも

ランニングコスト(電気代)である。

北電の電力約款の問題があるようだが、除湿に必要

な 17kW 用に一つガスエンジンを利用してはどうか?そ

の方が安くなると考えられる。実際の導入時にはこの

ような方法も考慮されると良いだろう。

(事務局田代)

除湿については追加資料でもう一パターン検討して

いるので紹介する。

(調査委託会社)

除湿については本資料にある吸着方式の他に追加資

料として冷却方式のシミュレーション結果をお持ちし

た。冷却方式の方がイニシャルコスト、ランニングコ

ストとも吸着方式より安い結果となっている。ただし、

この冷却方式だとガスの出口温度が 7℃となり、冬場に

凝結する可能性もあり、配管に断熱を施したり、電気

トレースを使用したりする等の課題がある。

(三谷委員)

仮に外気温が-25℃になったとしても、ガスは常に動

いているので結露しないのではないか?いくらかの除

湿は必要だと思うが、ジャケット水もあるので、それ

ほどお金をかけずにそれらで配管を加温してやれば良

いのではないか。また、建屋内に CGS を置くのであれ

ば、-25℃になるとは考えにくいので実際に導入する際

にはそのあたりに工夫を凝らす必要があるだろう。

(松田委員長)

除湿したガスはすぐに建屋内に入り、エンジンルー

ムでは結露するような温度にはならないだろうから、

それほどの精度の除湿をする必要はないと考えられる。

(調査委託会社)

205

今言われたように、実際の導入時には温泉の配管を

組み合わせて加温する等ランニングコストを抑える方

法を考える必要がある。

(松田委員長)

除湿に関してはシミュレーションはPVSAで行っ

ているが、実際の導入時に別の手法を用いればよりコ

ストを安くすることが可能となる。

(木村委員)

除湿に関しては第 4 回目までにさらに検討を進める

のか?

(調査委託会社)

道内で検討できる所が少なく、これ以外に良い方法

があるならば検討を進めたいと考えているが、現在調

べたものとしてはお示しした方法のみである。委員の

皆様の中で、除湿についての知見があるところをご存

知であればアドバイスいただきたい。

(事務局野原)

今回、高精度のガスを精製できるPVSAと経済性

の高い冷却方式のガスドライヤーを検討したので、図

面はこれら二つを作成する予定である。

(岡委員)

吸着方式の除湿機の吸着剤は交換が必要と考えられ

るが、このコストは考慮されているのか?

(調査委託会社)

メーカーに確認したところ、吸着剤は一度入れると

半永久的に使用できるとのことであった。除湿機の本

体はメンテナンス次第であるが、10~13 年使用可能と

のことである。

(松田委員長)

膜式の除湿方法はないのか?バイオガスはPVSA

と膜式を比較して、どちらが安いか確認している。バ

イオエタノールの除湿はよく膜式を利用している。

(木村委員)

膜式はガスを膜に通して、必要なガスと水分を分離

する方法である。膜自体は半永久的に使用できる。

条件 8:ガス配管及び自営線

(松田委員長)

問題ないと考えられる。

条件 9:熱利用設備費

(松田委員長)

問題ないと考えられる。

条件 10:燃料料金

(松田委員長)

問題ないと考えられる。

条件 11:ガスの使用料金

(松田委員長)

問題ないと考えられる。

条件 12:人件費

(松田委員長)

問題ないと考えられる。

条件 13:メンテナンス費

(白土委員)

オーバーホール等を考慮すれば、もっと高くなるの

ではないか?

(三谷委員)

法定耐用年数以内のメンテナンス費用は全て含まれ

ているという金額だろう。ただし、見積りの金額なの

で実際の契約の段階ではより安くなると考えられる。

条件 14:固定資産税

(三谷委員)

自治体が運営するという前提になっているが、第 3

セクターが運営したり、民間に委託したりする可能性

はあるのか?

(事務局野原)

この議題については第 4 回委員会でお話するが、エ

ネルギーサービスを利用するということも考えられる。

今回のシミュレーションは長沼町が事業主体という条

件で計算を行っている。

条件 15:その他

(三谷委員)

補助金について、財務省の方で内示が出ていると思

うが、来年度以降なくなっている補助金はないか?

(オブザーバー道武本主査)

道は残っている。

(オブザーバー経産局佐藤課長補佐)

NEDO の補助について、制度は残っているが、規模要

件は毎年見直しをかけている。そのため来年度も同様

の金額なのかは現在の段階ではわかっていない。また、

206

天然ガス CGS というのは新エネの見直しの関係で大幅

な削減が予想されており、条件が厳しくなる可能性が

ある。年度内には明らかになるだろう。

(事務局野原)

報告書を纏めるのは 2 月なので H18 年度の要件を記

載する考えでいる。

③シミュレーション結果

事務局よりシミュレーション結果について説明が行

われ、その後質疑が行われた。

(三谷委員)

今回の新エネビジョンの大きな目標として、新エネ

として天然ガス CGS を利用するということと天然ガス

の放散を止めるということが挙げられる。資料の中に

天然ガス年間使用率が出ているが、今最も経済的とな

っている「25kW×6 台」でだいたい 70%程度である。

そうなると残り 30%をどのように使用するかというこ

とを考える必要がある。

例えば、コストは度外視するとして、24 時間ずっと

発電した電気を電池か何かで蓄電して、ながぬま温泉

で利用するとなれば、ガスはほぼ 100%程度使用するこ

とができるだろう。

町から出ている天然ガスを利用して発電した電気を

形を変えて全量を長沼町で使用できるとなれば、それ

は新エネルギーとして町で認めることはできないの

か?今は自営線でリアルタイムで持っていくという方

法を取っており、受電 0 制御を行うことにより、さら

に経済的になるという結果が出ている。CGS は運転すれ

ばするほど経済性が増すシステムである。

前にも言ったが、発電した電気を特定電気事業者に

買ってもらうという方法はどうか?特定電気事業者に

買ってもらうことにより、それをバッファと考え、そ

の電気をながぬま温泉と同じ電力負荷パターンで買い

戻す。天然ガス CGS で発電した電気での不足分を北電

かどこかから電気を買う必要があるため、そのような

電気の蓄電という考えをすれば、天然ガスの放散はほ

とんど防ぐことができるだろう。経済性が合うかどう

かはわからないが、ガス料金の安さを考慮すると、お

そらく大丈夫だと考えられる。

東京都の23区清掃組合が作った東京エコサービス

という会社は自分達のゴミから発電したものをもう一

度買い戻すということをしている。これも時間帯別で

見ると需給バランスが合わないので、蓄電するという

組織を設けて元に戻しているという考え方である。

これを長沼町に導入する場合、契約として随契であ

ったり、毎年入札であったりということが発生するが、

地方自治法の中における制限の中で、条例を組み立て

ることによって随契に出来ると思われる。新エネを導

入し、温暖化係数を下げる努力をしようとした時に、

今の仕組みの中では限界で補助金等が必要になるが、

少し見方を変えることによって、経済性もあって、CO2

排出量も下がってくるということが出来るのではない

かと考えられる。

この膨大なシミュレーションを見た結果としてその

ように感じた。

(事務局田代)

非常に貴重なご提言と思われる。事業化というのは

この結果が出た後の話になるので一つの方向性という

ことで報告書には反映させたいと思う。

(松田委員長)

確かにガスの放散量は出来るだけ減らす必要がある

だろう。

(オブザーバー道武本主査)

電気の換算係数についてだが、エネ庁から出ている

ものでは「9.0」というように書かれていたが、環境省

の方ではここに書いてある数字が使われていたのか?

(調査委託会社)

電気の換算係数については省エネ法の数字を使用し

た。

(オブザーバー道武本主査)

発電効率について、メーカーのスペックをそのまま

使用しているのか?それとも実験値を使用しているの

か?メーカースペックの数字ではかなり高い数字が出

ていて、実際の利用ではそれほど効率が出ないという

こともあるので、そのあたりも検討されてはどうか?

(三谷委員)

通常 CGS の計算をする時は定格の出力を 100%、70%、

50%とおいて、それに応じたカーブを作って、その発

電出力に応じた効率で計算を行う。CGS はメーカー保障

207

性ということで、それだけの効率が出なければメーカ

ー責任ということも言えるので、メーカーから頂いた

効率を使用しているのであれば、それほど大きな違い

は出ないと考えられる。

(松田委員長)

シミュレーション結果の資料は全て報告書に載せる

のか?

(事務局野原)

本資料の表はそのまま載せようと考えているが、参

考資料は後ろの資料編として載せようと考えている。

(三谷委員)

計算条件だけわかるようにしておけば、やったこと

は全て出した方が良いと思われる。

(事務局野原)

委員会に先立ち、庁内PT会議を開催している。そ

の際に出た意見として、今回お示しした資料では補助

金を得た場合の経済評価を行っているが、これはあく

まで導入当初に使える補助金ということで、耐用年数

が経った後に同様の補助金が使えるのかという懸念が

出ていた。

耐用年数は 15 年後ということで、年月が経てば新し

い技術が出てきていると考えられ、改修時には、それ

を含めて再検討する必要があると考えている。導入に

あたっては改修ということも考慮して慎重に導入を検

討したい。

(松田委員長)

CGS を導入したことによる利益を貯めておいて、それ

を資金にするということは考えないのか?

(三谷委員)

自治体が事業を行う時は減価償却という考えはない

のだろう。単年度の収支で行っているので、余っても

貯められないというデメリットがあると思われる。次

回の議題になると思われるが、自治体がやった場合で

あれば、回収年数 5 年で非常にメリットが大きいとい

う話になったとしても、その利益を毎年使用してしま

うので、15 年後の改修時にはまた不安になってしまう。

そうなるよりはどこかに委託するなりして、事業性を

継続する仕組みを作る等の検討をすべきだろう。

4)第 4 回委員会までに実施する調査

事務局より第 4 回委員会までに実施する調査につい

て説明が行われた。

3.その他

(事務局野原)

第 4 回委員会の日程は 2/3(土)を仮決めとする。

4.閉会

事務局により閉会が行われた。

208

第 4回 ながぬま温泉等天然ガスコージェネレーション導入検討委員会

【議事概要】

日時:平成 19年 2月 3日(土)10:00~12:00 場所:道の駅マオイの丘公園センターハウス 3F会議室

【会議次第】

1. 開会

2. 議事

1) 第 3回委員会での検討事項の再整理

2) 事業形態と事業化方法(報告書第 8章)

3) 導入に係る普及・啓発方策及び推進体制(報告書第 9章)

4) 終わりに(事業化に向けた今後の課題等)

3. その他

4. 閉会

209

出席者名簿

委員 所属 役職 氏名 出席

委員長 北海道大学大学院農学研究院 教授 松田 從三 ○

副委員長 北海道大学大学院工学研究科 助教授 濱田 靖弘 ○

委員 北海道立中央農業試験場 生産システム部 機械科 機械科長 木村 義彰 ○

委員 北海道立工業試験場 環境エネルギー部 主任研究員 岡 喜秋 ○

委員 北海道立工業試験場 環境エネルギー部エネルギー技術科 研究職員 白土 博康 ○

委員 ながぬま農業協同組合 管理部長 高橋 義博 ○

委員 長沼町建設業協会 事務局長 佐藤 恭二 ○

委員 北海道ガス株式会社 ソリューション部長 三谷 淳 ○

委員 北海道電力株式会社栗山営業所 所長 蔵本 忠司 ○

委員 長沼町 助役 戸川 雅光 ○

オブザーバー 北海道経済部資源エネルギー課エネルギーグループ 主査 武本 雄嗣 ○

オブザーバー 北海道経済産業局資源エネルギー環境部新エネルギー対策課 課長 松前 好博 ○

オブザーバー 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構

(NEDO)北海道支部

主査 新貝 隆彦 ○

事務局 長沼町総務政策課 理事 山科 隆男 ○

事務局 長沼町総務政策課 企画官 田代 健介 ○

事務局 長沼町総務政策課政策・情報係 係長 徳橋 慶行 ○

事務局 長沼町総務政策課政策・情報係 主事 野原 正志 ○

事務局 長沼町総務政策課政策・情報係 主事 麻田 亮一 ○

調査委託会社 北電総合設計株式会社エネルギー部 部長 古池 常彦 ○

調査委託会社 北電総合設計株式会社エネルギー部エネルギー技術室 技師 隅江 純也 ○

210

1.開会

事務局により開会が行われた。

2.議事

1)第 3 回委員会での検討事項の再整理

事務局より第 3 回委員会での主要意見とその対応に

ついて説明が行われた。

2)事業形態と事業化方法(報告書案第 8 章)

事務局より事業形態と事業家方法について説明が行

われ、その後質疑が行われた。

(三谷委員)

今後、長沼町でエネルギーサービスの導入を検討す

る際には条件を挙げて評価基準を作ることになると思

う。条件さえ適合すれば、民間企業によっては事業規

模や機器等、今回検討したもの以外を提示してくる可

能性がある。

今回のビジョンは新エネビジョンなので、提示する

条件の中に単純にコストメリットだけでやるのではな

く、CO2 排出量の削減や地球温暖化係数自体の削減等の

項目を入れて頂きたい。

(オブザーバーNEDO 新貝主査)

「省エネ」という文言を使用せず、「エネルギーの効

率化」という表現を使用して頂きたい。

3)導入に係る普及・啓発方策及び推進体制(報告書

案第 9 章)

事務局より導入に係る普及・啓発方策及び推進体制

について説明が行われ、その後質疑が行われた。

(濱田副委員長)

今回のエネルギーサービス事業等の検討をもう少し

深く調査を行いたいとなった場合、事業化の前にもう

一度 FS 事業を行うという可能性はあるのか?

(オブザーバーNEDO 新貝主査)

ビジョンの中に初期ビジョン、重点ビジョン、FS 調

査とあるので導入を前提に FS調査を行うことは可能で

ある。この FS調査は民間も実施することが可能である。

(オブザーバー経産局松前課長)

確かにビジョンにはその 3 段階があるが、実際にそ

の 3 段階を全て実施したところはない。一般的には「初

期ビジョン+もう一つ(重点 orFS 調査)」である。

(オブザーバー道武本主査)

今回は新エネビジョンを行っているが、ESCO となれ

ば省エネビジョンも考えられる。より深い検討を行い

たいとなった場合には色々な方法があるかと思うので、

NEDO に相談されると良いだろう。

(三谷委員)

推進体制については。これで良いと思うが、スケジ

ュールは少しのんびり過ぎるのではないか?

今回の検討でここまで課題が明らかになったのだか

ら、長沼町で課題を整理する前に、まず長沼町単体で

事業を実施するかどうかという意思を半年程度で明確

にした方が良い。長沼町が単体で実施するのであれば

長沼町で課題を整理する。もし民間を使用すると決ま

れば、その瞬間に課題は民間に検討してもらった方が

良い。そうすることによってスケジュールは一年でも

短縮することが可能だろう。

平成 21年度には何かしら始まっていなければ遅すぎ

るという感じがする。また、補助制度も変化が生じる

ので、今回調べたことが無駄になる可能性もある。

(オブザーバー経産局松前課長)

補助制度はどんどん変わる。今回検討したものが対

象外となる可能性も高い。5 年後となれば、機器も変わ

るため、今回の検討を活かすためにも早めに実施に移

すべきだろう。また、省エネで行うならば、ESCO との

絡みも早急に整理して、今回の検討を再構築するとい

うことがないようにする必要がある。

(オブザーバー道武本主査)

今、新エネの定義が見直されつつあり、天然ガスコ

ージェネレーションは新エネから抜かれる可能性があ

る。そうなれば北海道の補助制度等も全て変わる。そ

のため、新エネの定義が変わらないうちに実施した方

が良いだろう。

(戸川委員)

夕張の例もあり、どの市町村も財政状況は今後不透

明な部分がある。ただ、内容がだんだん見えてきたの

で取り組むのであれば、言われたように早く実施した

い。また、町で無理だとなれば、早めに民間に投げか

211

けたいと考えている。確かに 5、6 年先となれば補助も

どうなるかわからないので、長沼町で出来るかどうか

という結論は早急に出して、1 年でもスケジュールを短

縮できるように努力したい。

ただ、今すぐそれを判断するということは出来ない

ため、報告書で提案されたスケジュールを基に、実際

の導入に当っては少しでもスケジュールを短縮すると

いうことを念頭において検討を進めたい。

3)報告書(案)全体を通して

事務局より報告書(案)の全体について説明が行わ

れ、章毎に質疑が行われた。

第1章:はじめに

(オブザーバーNEDO 新貝主査)

(P7)表 1-3 の項目で温室効果ガスはどれを指すのか

わかるようにして頂きたい。

第2章:天然ガス利用をめぐる情勢

(白土委員)

(P30)燃料電池の使用方法については、小容量の PEFC

を何台も設置する方法や PAFCのより容量の大きなもの

を使用するという方法もある。高コストで本検討の対

象外となることには変わりないが、少し表現を変えた

方が良いだろう。

第3章:先進地事例調査

(松田委員長)

問題ないと考えられる。

第4章:天然ガスコージェネレーション導入に係る法

規制

(松田委員長)

問題ないと考えられる。

第5章:ながぬま温泉源泉の現況及びコージェネレー

ション導入可能性施設

(松田委員長)

問題ないと考えられる。

第6章:コージェネレーションシステム設置場所及び

天然ガス・熱エネルギーの運搬・輸送方法

(松田委員長)

問題ないと考えられる。

第7章:コージェネレーション導入シミュレーション

(オブザーバーNEDO 新貝主査)

(P143)地域新エネルギー導入促進事業の概要の文

言が平成 18 年度のものと違うので修正して頂きたい。

3)終わりに~事業家に向けた今後の課題等~(報告

書案第 10 章)

(オブザーバー経産局松前課長)

(P177)補助金の見直しについては整理がついてい

ないため、表現を修正して頂きたい。

(木村委員)

「(2)4)~温泉のイメージ低下が懸念される」と

言い切っている。ここは町民にコンセンサスを得られ

るような文章にすべきだろう。

「(4)1)コージェネレーション以外への天然ガス

の利用」の箇所だが、先ほどから省エネビジョンとい

う考え方もあるという話も出ており、技術的な課題も

ここ 2、3 年でなくなる可能性もあるので、「(4)その

他」をより前向きな(「~への展望」というような)表

記にすべきだろう。

また、「(1)2)~は不明である」にもネガティブ

な表現が使われており、今後検討する際に制約となら

ないようにポジティブな表現を使用すべきだろう。

第 10 章は非常に重要で、報告書を読む際には皆ここ

に注目する。

(オブザーバーNEDO 新貝主査)

今後、省エネの補助事業を実施する場合、この報告

書にそれに関する記載があった方が印象的には良くな

るだろう。

3.その他

(オブザーバーNEDO 新貝主査)

今回、長沼町で天然ガスが放散されているため、そ

のガスを CGS に利用するということで委員会を立ち上

げまして、今回で第 4 回目が終了しますが、委員の皆

様には大変お世話になり、ありがとうございました。

また、町におかれましては、この資料が出来ました

後に、導入に向けて是非とも頑張って頂きたいと思っ

ております。第 1 回委員会にもお話させて頂きました

が、ビジョンを策定するだけではなく、導入するとい

212

う方向で進めて頂きたいと思います。

調査会社におかれましては、今回このように膨大な

資料を作って頂きましてありがとうございました。今

後とも長沼町のご相談に乗って頂ければと思います。

4.閉会

松田委員長から板谷町長に対し答申され、報告書が

手渡された。その後、板谷町長より謝礼の言葉が述べ

られた。

(板谷町長)

ただ今ご報告頂きましたように新エネルギーについ

て、色々な角度からご検討頂きまして、ここに皆様一

同からの御提言を賜ったわけでございます。考えてみ

ると地球規模で今世紀末において、地球を取り巻く温

度が 6.4 度上昇の可能性があるということで、環境問

題については大きな宿題が課せられているところでご

ざいます。丁度この時期になりまして新エネルギーに

ついて、専門的な見地から御提言を頂きまして、この

実現可能性に向けて一層私共努力をしていきたいと思

います。今後におきましても是非適切なご指導を賜る

ようにお願いを申し上げまして感謝の言葉としたいと

思います。どうもありがとうございました。

213

参考資料2 昭和 61 年度長沼地熱水及び天然ガス利用基本計画概要

1.利用方法

昭和 61 年度、長沼町では、ながぬま温泉源泉で発生する天然ガスを処理、利用する方法として次の4つの方法を検討した。 ① 空中放散方法

泉源より地熱水に伴って発生する水溶性天然ガスをガス分離器を通した後、空気との

比重差(空気=1、CH4=0.55)により空中に放散させる。天然ガス量が非常に少量の場

合には良いが、今回のように大量に発生している場合はエネルギーをただで捨てている

事になり、同時に空気との混合状態によっては(5.3~13.9%/空気中)静電気、火花

等により爆発を起こす危険性がある。

② 現地焼却方法

泉源付近に天然ガスを焼却するための、フレアスタック等を設置し、ガス分離を行っ

た天然ガスを全て焼却処分するものであるが、①で記したように、今回の場合発生量が

かなり大量であり、ただ単に焼却してしまうのは、エネルギーの浪費であると同時に、

フレアスタック等の建設費も必要となる。

③ 熱置換水を加熱する方法

地熱水により熱置換した温水(≒47℃)を泉源近くに設置した天然ガスボイラーによっ

て、より加温して高温の温水により町の各町営施設の給湯、暖房等に使用する。

しかし、天然ガス量に比べ、地熱水の発生量が多く、給湯のみであれば、地熱水の熱

変換のみで町営施設の熱需要に十分に対応出来そうなこと、また暖房を温水で行うため

には、現在の町営施設の暖房形態を、温水による暖房方式に変える必要があり、多大な

設備改造費がかかる等の問題がある。

④ 町営施設に燃料として供給する方法

現在の町営施設のボイラーの燃料としては主に重油が使用されているが、これを天然

ガスに変換した場合、パイプラインによる自動供給が可能となると同時に、CH4はクリー

ンエネルギーとして、国内においても年々消費量が増加しており、例えば電力会社にお

いても、重油発電から LNG 発電へと変換している場所も多くあり、エネルギー利用の多

様化、という国策にも合った状態で、泉源から発生する水溶性天然ガスを有効に利用出

来るのではないかと考えられる。

214

項目 ①空中放散 ②焼却処分 ③温水加温 ④施設燃料

有効利用性 × × △ ○

経済性 × × × △

設備効果 △ × △ ○

安全性 × × ○ ○

町のイメージアップ × × ○ ○

総合評価 × × △ ○

以上より、将来熱需要が十分な量となるとし“熱置換水を加熱する方法”及び“町営施

設に燃料として供給する方法”を検討する。

2.各方法の概要

(1)熱置換水を加熱する方法

① 概要

地熱井より自噴した地熱水はガス地熱水分離器で天然ガスを分離し、熱供給所の

熱交換器に送られる。一方、ガス熱水分離器で分離された天然ガスは、ガス調整タ

ンクを経てガスブロアにより圧縮され、ガスホルダーへ送られ一時的に貯蔵される

が、引き続き熱水供給所内のガス焚ボイラーへ送られ、温水加熱のために使用され

る。ボイラー内で過熱された温水は、地熱水用熱交換器へ送られ、地熱水 50℃を加

温し、58℃程度に温度上昇させる。加熱された地熱水は熱水輸送管でコミュニティ

センター地域へ送られ、温泉水や加熱用熱源として使用される。

② システム図

215

③ 経済性

■イニシャルコスト 地熱水供給設備建設費:441,000,000 円 ■ランニングコスト 熱量料金原価:14.7 円/Mcal

北海道における地域暖房の熱量料金の平均 18円/Mcal 程度と比較すれば適当な

価格と考えられ、さらに温泉としての利用効果を考慮すれば地熱水供給の価値は高

いと言える。

④ 課題

・ 鉱業権に関する対応、鉱業権申請者の同意取付 ・ 札幌通産局の承認の取付 ・ 還元井の試掘による還元試験

(2)町営施設に燃料として供給する方法

① 概要

ガス採取井より採取された水溶性ガスはガス分離器により熱水とガスとに分離し、

分離したガスを調圧タンクを通し、ガスコンプレッサーにより圧縮し、ガスホルダ

ー出口の調圧弁により、圧力調整を行い、ガスヘッダー管を介して、各施設の分岐

管にガスを供給し、各施設のガスボイラー用の燃料として使用する。 ② システム図

216

③ 経済性 ■イニシャルコスト 設備建設費:358,000,000 円 ■ランニングコスト 総経費(借入金 金利 5%)

① 一般企業がガス事業を行った場合 58,714,000 円 ② 町が運営した場合 52,709,000 円

■燃料費削減額 48,000,000 円

燃料費削減額をランニングコストが上回り、投資効果が発生しない。

217

番号制度名

補助率

対象者

対象事業等

その他

問い合わせ先

1新エネルギー事業者支援対

策事業(補助事業)

1/3以内

民間事業者等

設計費、設備費、工事費、諸経費

北海道経済産業局資源エネルギー

環境部新エネルギー対策課

2地域新生コンソーシアム研究

開発事業

委託

地域の民間企業、大学、産総

研等からなる地域新生コン

ソーシアム(地域研究協同

体)

研究開発費

年間20,000kL、

100,000kLの省エネ効

果が必要

北海道経済産業局地域経済部産業

技術課

3地域新規産業創造技術開発

費補助事業

1/2又は2/3以

内地域民間企業

設備・物品費及び研究費(労務費、

材料費、外注費等)

年間10,000kL、

100,000kLの省エネ効

果が必要

北海道経済産業局地域経済部産業

技術課

4中小企業・ベンチャー企業挑

戦支援事業(実用化研究開

発事業)

2/3以内

中小企業又は中小企業の団

体等

原材料費、機械装置等購入費、外注

加工費、特許取得費等

年間45,000kLの省エ

ネ効果が必要

北海道経済産業局地域経済部産業

技術課

5地域新エネルギービジョン策

定等事業

定額-100%

地方公共団体(広域地区を含

む)、地方公共団体の出資に

係る法人等

地域新エネルギービジョン策定調

査、重点テーマに係る詳細ビジョン

策定調査、事業化フィージビリティス

タディ調査

独立行政法人新エネルギー・産業技

術総合開発機構北海道支部北海道

事業管理センター

6地域新エネルギー導入促進

事業

1/2以内又は

1/3以内、定額地方公共団体等、非営利民

間団体

設計費、機械装置購入費、工事費、

諸経費、謝金、旅費、庁費

独立行政法人新エネルギー・産業技

術総合開発機構北海道支部北海道

事業管理センター

7新エネルギー・省エネルギー

非営利活動促進事業

1/2以内

NPO法人等

謝金、旅費、諸経費

独立行政法人新エネルギー・産業技

術総合開発機構北海道支部北海道

事業管理センター

8エネルギー使用合理化事業

者支援事業

民間企業等(既存施設)

独立行政法人新エネルギー・産業技

術総合開発機構北海道支部北海道

事業管理センター

参考資料3 天然ガスコージェネレーション導入に係る助成制度(H18年2月現在)

別表3-1a 天然ガスコージェネレーションの導入に係る助成制度一覧表

218

9住宅・建築物高効率エネル

ギーシステム導入促進事業

民間企業、地方公共団体、個

独立行政法人新エネルギー・産業技

術総合開発機構北海道支部北海道

事業管理センター

10地方公共団体率先対策補助

事業

1/2

地方公共団体、都道府県地

球温暖化防止活動推進セン

ター

対策技術率先導入、学校への燃料

電池導入、燃料電池自動車・DME自

動車及び水素自動車普及都道府県

センター普及啓発・広報、低公害車

(公営バスのみ)普及、自動車燃費

改善補助

左記と同等以上の規

模又は効果を有する

設備であって、二酸化

炭素削減率が10%以

上で、かつ、削減費用

が1万円/トン以下で

あること。

北海道地方環境事務所環境対策課

11地球温暖化を防ぐ学校エコ改

修事業

1/2

地方公共団体

省エネ改修、新エネ導入施設整備

北海道地方環境事務所環境対策課

12温室効果ガスの自主削減目

標設定に係る設備補助事業1/3

民間団体

国内における省エネルギー・石油代

替エネルギーによるCO2排出抑制設

備の整備

北海道地方環境事務所環境対策課

13地域協議会代エネ・省エネ対

策推進事業

1/3

民間団体(地域協議会の構

成員)

電圧調整装置導入、民生用小型風

力発電システム導入、家庭用小型燃

料電池導入、複層ガラス等省エネ資

材導入

北海道地方環境事務所環境対策課

14地球温暖化対策ビジネスモ

デルインキュベーター(起業

支援)事業

1/2

民間団体

本格的なビジネス展開を図るに当っ

て必要であり核となる技術に係る地

域パイロット事業、設備整備

北海道地方環境事務所環境対策課

15街区まるごとCO2 20%削減

事業

1/2(追加的施

設整備費用)民間団体

街区開発を行う民間団体

北海道地方環境事務所環境対策課

別表3-1b 天然ガスコージェネレーションの導入に係る助成制度一覧表

219

16地球温暖化を防ぐ地域エコ整

備事業

委託、2/3(交

付金)

選定評価委員会によって選

定されたモデル地域における

協議会

協議会運営等ソフト事業、代エネ・省

エネ設備設置

北海道地方環境事務所環境対策課

17温暖化防止活動支援事業

委託

都道府県センター、NGO、

NPO法人等

地球温暖化防止活動推進員等への

研修、地域協同実施排出抑制対策

推進モデル

北海道地方環境事務所環境対策課

18地球温暖化対策技術開発事

業委託

民間、公的研究機関

温暖化対策技術開発

北海道地方環境事務所環境対策課

19環境を考慮した学校施設(エ

コスクール)の整備推進に関

するパイロット・モデル事業

全額又は

5.5/10以内

都道府県、市町村

調査研究、当該学校等の建物等の

整備

木材利用緑化

北海道教育庁企画総務部学校施設

20地域政策総合補助金(新エネ

ルギー等開発利用施設整備

事業)

1/2以内

市町村、一部事務組合、広域

連合

施設整備事業

天然ガス

北海道企画振興部地域政策課・経

済部資源エネルギー課、各支庁地域

政策部地域政策課・経済部商工労

働観光課

21

地域政策総合補助金(省エネ

ルギー・新エネルギー促進事

業)(省エネルギー・新エネル

ギー普及促進事業)

1/2以内

民間団体等

シンポジウム、講演会等省エネル

ギー・新エネルギーに関する普及促

進事業

北海道経済部資源エネルギー課

22研究開発補助事業及び共同

研究開発補助事業(北海道

創造的中小企業育成条例)

1/2以内又は

2/3以内

中小企業者

原材料、副材料費、治具・工具・外注

加工費等

(財)北海道中小企業総合支援セン

ター新産業育成部、北海道経済部商

工振興課

23中心市街地等商店街整備事

業費補助金

1/2以内

商店街振興組合等

地球環境対応型商店街の整備、省

エネルギー対応型商店街の整備

北海道経済部商業経済交流課

別表3-1c 天然ガスコージェネレーションの導入に係る助成制度一覧表

220

24登別市起業化支援事業補助

制度

1/2以内

認定された事業計画を登別

市内で行う個人及び中小企

業者等

事業拠点開設費、商品化推進費、販

路開拓費等

登別市観光経済部商工労政課

25登別市新産業創造活動事業

補助制度

1/2以内

任意グループ、中小企業団

体、公益法人等

研究・技術開発事業、専門家等招

聘、技術者等派遣

登別市観光経済部商工労政課

26高効率給湯器導入支援事業

(ガスエンジン給湯器導入促

進事業)

民間企業、地方公共団体、個

人地方公共団体、個人

(社)日本ガス協会

27エネルギー多消費型設備天

然ガス化推進事業

民間企業、地方公共団体、個

人(社)日本ガス協会

28先導的負荷標準化ガス冷房

システム導入モデル事業

民間企業、地方公共団体、個

人(社)日本ガス協会

別表3-1d 天然ガスコージェネレーションの導入に係る助成制度一覧表

221

参考資料4 公営住宅データ整理について

1.はじめに

長沼町の公営住宅のエネルギー需要を把握するため、北海道電力の電化設計によりエ

ネルギー需要量をシミュレーションにより推計した。ただし、このシミュレーションデ

ータでは月別需要量のみ推計可能で、その他、時間別の負荷曲線を求める必要がある。 そこで別途北海道電力が調査した一般家庭のエネルギー需要調査から負荷曲線を推定

した。 2.全体条件

(1)北海道電力㈱による家庭用エネルギー消費に関する実測調査

北海道電力㈱では、“電力をはじめとする家庭用エネルギーを効率的かつ効果的

に運用するためには、エネルギー消費の主体であるお客様の実態を総合的に把握す

ることが重要である”との観点から「家庭用エネルギー消費に関する実測調査」を

実施した。 本研究では、予備的検討として、北海道全域の住宅を対象とした家庭用エネルギ

ーに関するアンケート調査を実施し、大局的なエネルギー消費構造を把握した。そ

の後、用途別エネルギー消費量や室内環境に関する実測調査を行い、北海道におい

て効果的な省エネルギー手法を分析することを目的としている。

(2)使用データ

公営住宅用ロードカーブの把握に用いるデータは、(1)のアンケート調査の中

から公営住宅の世帯構成に近いものを選び整理した。ただし、データの欠測の関係

から電灯の負荷曲線と暖房・給湯負荷曲線は同一ではないデータを使用した(デー

タの多いものを対象)。

(3)整理の方法について

サンプルの少ない月では、使用比率が一部の特殊な大きい値に左右されているが、

そのような月は使用量自体が微量であるため、データの棄却は一切行っていない。

また、ロードカーブの代表値は各月の平均値とした。 休日と平日のロードカーブについて、特徴的な変動がなかったため、同様に扱っ

た。

222

3.各使用データの属性及びロードカーブについて

(1)電灯

1)属性

重量 B:30

延床面積:113

世帯員数:3

建築年:平成 5 年

データ:1999 年 10 月~2000 年 9 月

2)ロードカーブ

ピークは 19 時~21 時であった。年間通して変動が少ない。

(2)暖房

1)属性

暖房:温水パネル

延床面積:123

世帯員数:3

建築年:平成 9 年

データ:1999 年 11 月~2000 年 10 月

2)ロードカーブ

ピークは 7 時~8 時であった。暖房は気温に左右されることが多く、いくつか異

常値が見受けられ、それに引っ張られるようにロードカーブが変化している月があ

った(5 月、6 月、10 月)。しかしながら、それらの月はエネルギーの使用量自体も

少なく、使用量の時間別変化にはそれほど大きな影響はなかった。

(3)給湯

1)属性

給湯:灯油ボイラー

延床面積:123

世帯員数:3

建築年:平成 9 年

データ:1999 年 11 月~2000 年 10 月

2)ロードカーブ

午前中のピークは 7 時~8 時、午後のピークは 20 時~22 時であった。

223

電灯負荷曲線1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時 合計

1月 3.4% 3.2% 3.2% 3.3% 3.2% 3.2% 3.6% 4.3% 4.2% 4.1% 4.0% 4.3% 4.4% 4.0% 3.6% 3.4% 3.9% 5.0% 5.6% 6.2% 5.6% 5.3% 5.1% 4.2% 100.0%2月 3.4% 3.2% 3.1% 3.1% 3.0% 3.2% 3.7% 4.4% 4.7% 3.9% 4.3% 4.6% 4.4% 3.6% 3.7% 4.0% 3.9% 4.5% 5.7% 5.7% 5.2% 5.2% 5.1% 4.3% 100.0%3月 3.1% 2.8% 2.6% 2.7% 2.7% 3.0% 3.6% 5.0% 4.6% 4.3% 4.3% 4.6% 4.2% 3.8% 4.2% 4.5% 4.1% 4.3% 5.5% 5.8% 5.5% 5.3% 5.2% 4.2% 100.0%4月 3.3% 3.2% 3.0% 2.9% 3.0% 3.1% 3.7% 4.1% 3.9% 4.1% 4.4% 4.3% 4.0% 3.9% 3.8% 3.8% 3.9% 4.1% 5.3% 6.1% 6.1% 5.9% 5.6% 4.4% 100.0%5月 3.4% 3.3% 3.0% 2.8% 2.9% 2.9% 4.2% 4.2% 4.0% 4.2% 3.8% 4.4% 4.2% 4.1% 4.0% 4.0% 3.7% 3.5% 4.6% 6.2% 6.1% 6.1% 5.8% 4.5% 100.0%6月 3.2% 3.0% 3.0% 2.9% 2.9% 3.0% 3.5% 4.0% 4.2% 4.1% 4.2% 4.6% 4.4% 4.1% 4.5% 4.6% 4.3% 4.1% 4.6% 5.8% 5.9% 5.5% 5.2% 4.5% 100.0%7月 3.3% 3.2% 3.0% 2.7% 2.6% 2.6% 2.9% 3.5% 3.6% 3.4% 3.7% 4.5% 4.3% 4.1% 4.1% 4.4% 4.9% 5.0% 5.4% 6.7% 6.9% 5.8% 4.9% 4.5% 100.0%8月 2.9% 2.6% 2.5% 2.7% 2.5% 2.4% 2.7% 3.2% 3.2% 3.6% 3.3% 4.4% 4.1% 5.1% 5.8% 6.4% 5.8% 5.2% 7.0% 7.1% 5.6% 4.5% 4.0% 3.5% 100.0%9月 3.5% 3.3% 3.1% 3.0% 2.8% 2.7% 3.3% 3.9% 4.2% 3.8% 4.0% 4.7% 4.0% 4.0% 3.9% 4.0% 4.1% 4.5% 5.7% 6.3% 5.8% 5.7% 5.2% 4.5% 100.0%10月 3.0% 2.9% 2.7% 2.6% 2.5% 2.6% 3.3% 3.9% 3.9% 3.8% 4.0% 4.8% 4.3% 3.8% 3.6% 3.5% 4.1% 5.3% 6.4% 7.2% 6.4% 6.2% 5.5% 3.8% 100.0%11月 3.0% 2.9% 2.9% 2.8% 2.7% 2.6% 3.1% 3.7% 4.2% 3.8% 3.9% 4.4% 4.1% 3.5% 3.6% 3.4% 4.0% 5.2% 5.9% 6.7% 6.7% 6.3% 6.0% 4.5% 100.0%12月 3.0% 2.8% 2.9% 3.0% 2.8% 3.1% 4.1% 4.9% 4.0% 3.6% 4.1% 5.3% 4.1% 3.9% 3.5% 3.4% 4.1% 4.8% 5.2% 5.6% 6.1% 5.8% 5.5% 4.3% 100.0%

電灯負荷曲線 1月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

電灯負荷曲線 2月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

電灯負荷曲線 3月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

電灯負荷曲線 4月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

電灯負荷曲線 5月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

224

電灯負荷曲線 6月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

電灯負荷曲線 7月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

電灯負荷曲線 8月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

電灯負荷曲線 9月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

電灯負荷曲線 10月

0.0%1.0%2.0%3.0%4.0%5.0%6.0%7.0%8.0%9.0%10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

電灯負荷曲線 11月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

電灯負荷曲線 12月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

225

暖房負荷曲線1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時 合計

1月 3.3% 3.2% 3.5% 3.4% 3.7% 3.6% 5.5% 5.5% 4.4% 4.4% 3.7% 4.0% 3.5% 3.8% 4.0% 3.8% 3.8% 3.9% 4.1% 4.7% 5.9% 5.7% 4.8% 3.8% 100.0%2月 3.6% 3.9% 3.7% 3.8% 3.8% 4.1% 7.0% 6.3% 5.1% 4.1% 3.8% 3.5% 3.2% 3.3% 3.7% 3.6% 3.7% 3.7% 3.7% 4.7% 5.0% 4.4% 4.1% 4.1% 100.0%3月 3.7% 4.0% 4.0% 4.3% 4.2% 4.3% 6.8% 5.7% 4.6% 4.2% 3.5% 3.3% 3.1% 3.2% 3.5% 3.1% 3.4% 3.9% 4.2% 4.5% 4.7% 5.1% 5.2% 3.4% 100.0%4月 4.3% 4.8% 4.9% 5.0% 5.4% 5.3% 5.9% 5.7% 4.6% 4.0% 3.7% 3.3% 3.3% 3.2% 2.8% 3.2% 3.0% 3.6% 3.7% 4.0% 3.9% 3.9% 4.6% 3.8% 100.0%5月 3.1% 3.3% 3.8% 4.0% 3.6% 4.1% 6.1% 9.0% 9.3% 4.2% 3.5% 3.6% 2.9% 2.6% 5.1% 4.0% 3.6% 2.8% 3.0% 3.0% 3.0% 5.3% 3.5% 3.5% 100.0%6月 4.2% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 55.5% 18.1% 15.7% 1.8% 4.7% 100.0%7月 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%8月 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%9月 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%10月 4.6% 4.5% 5.5% 5.3% 5.6% 5.6% 6.8% 18.6% 3.7% 3.5% 2.2% 1.6% 1.7% 1.6% 1.3% 1.4% 2.8% 2.1% 1.8% 2.0% 4.9% 3.8% 3.8% 5.2% 100.0%11月 4.0% 3.7% 3.9% 4.1% 4.2% 4.1% 6.3% 4.5% 4.7% 3.7% 3.6% 3.1% 3.4% 3.1% 3.7% 3.7% 4.4% 5.3% 4.2% 4.9% 4.9% 5.0% 4.0% 3.4% 100.0%12月 3.3% 3.4% 3.5% 3.6% 3.6% 3.6% 6.8% 6.3% 4.5% 3.8% 3.4% 3.6% 3.4% 3.5% 4.1% 4.4% 3.8% 4.2% 4.0% 5.4% 4.7% 5.3% 4.5% 3.3% 100.0%

暖房負荷曲線 1月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

暖房負荷曲線 2月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

暖房負荷曲線 3月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

暖房負荷曲線 4月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

暖房負荷曲線 5月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

226

暖房負荷曲線 11月

0.0%1.0%2.0%3.0%4.0%5.0%6.0%7.0%8.0%9.0%10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

暖房負荷曲線 12月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

暖房負荷曲線 6月

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

暖房負荷曲線 7月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

暖房負荷曲線 8月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

暖房負荷曲線 9月

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

暖房負荷曲線 10月

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

227

給湯負荷曲線1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時 合計

1月 0.2% 0.1% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 8.8% 10.6% 5.2% 4.5% 1.1% 0.3% 1.6% 2.7% 0.4% 0.8% 1.4% 1.7% 11.7% 21.0% 14.2% 11.2% 1.7% 0.8% 100.0%2月 0.1% 0.0% 0.1% 0.0% 0.0% 0.0% 5.2% 11.2% 3.4% 3.6% 1.8% 0.6% 1.9% 2.8% 4.0% 3.5% 3.0% 2.4% 11.1% 21.8% 17.2% 4.4% 1.5% 0.4% 100.0%3月 0.2% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 8.0% 15.3% 5.0% 1.4% 0.1% 0.0% 1.2% 1.7% 1.4% 1.3% 2.5% 2.1% 7.6% 18.9% 12.7% 15.3% 2.6% 2.8% 100.0%4月 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 6.5% 9.8% 5.9% 4.9% 0.6% 0.2% 1.4% 2.0% 1.2% 1.2% 1.6% 2.9% 4.6% 19.8% 22.3% 9.3% 4.8% 0.9% 100.0%5月 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 6.7% 11.7% 5.4% 2.7% 0.4% 0.2% 3.3% 1.7% 0.7% 1.1% 0.7% 2.1% 5.8% 22.0% 23.2% 8.6% 2.2% 1.4% 100.0%6月 0.6% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 10.3% 15.0% 5.1% 3.8% 0.6% 0.1% 1.0% 2.7% 0.2% 2.1% 1.8% 3.4% 4.0% 9.7% 16.2% 13.3% 6.8% 3.2% 100.0%7月 0.3% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 5.5% 13.5% 6.4% 3.8% 2.2% 0.1% 2.3% 2.6% 1.4% 0.4% 1.6% 3.2% 6.0% 11.9% 15.3% 14.8% 6.0% 2.6% 100.0%8月 0.1% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 4.3% 16.1% 8.1% 3.9% 0.1% 0.0% 0.5% 1.3% 1.7% 0.4% 1.0% 3.7% 6.8% 13.8% 13.2% 18.6% 4.2% 2.2% 100.0%9月 0.1% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 5.9% 15.0% 7.1% 4.5% 1.2% 0.2% 1.4% 3.7% 0.5% 1.3% 1.3% 1.6% 6.7% 16.1% 10.4% 10.2% 11.1% 1.8% 100.0%10月 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 7.0% 14.3% 5.7% 2.2% 0.0% 0.6% 0.7% 2.4% 0.6% 0.2% 0.9% 2.0% 3.7% 17.8% 19.6% 14.0% 7.4% 0.7% 100.0%11月 0.5% 0.2% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 11.2% 13.2% 4.2% 4.7% 0.1% 0.2% 1.4% 2.0% 0.4% 0.7% 1.9% 4.0% 10.6% 26.1% 12.3% 3.2% 2.2% 1.0% 100.0%12月 0.5% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 9.8% 12.8% 5.5% 2.2% 0.1% 0.2% 1.0% 2.8% 2.2% 1.5% 2.2% 1.4% 8.7% 25.1% 8.4% 11.9% 2.4% 1.1% 100.0%

給湯負荷曲線 1月

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

給湯負荷曲線 2月

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

給湯負荷曲線 3月

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

給湯負荷曲線 4月

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

給湯負荷曲線 5月

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

228

給湯負荷曲線 6月

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

給湯負荷曲線 7月

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

給湯負荷曲線 8月

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

給湯負荷曲線 9月

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

給湯負荷曲線 10月

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

給湯負荷曲線 11月

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

給湯負荷曲線 12月

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

229

シミュレーション結果(月別需要量)

電力使用量(電灯:台所、その他、照明) 単位:kWhタイプ 戸数 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計2LDK-1・2 3 176 159 176 171 182 177 203 203 177 182 171 176 2,1532LDK-3 1 176 159 176 171 182 177 203 203 177 182 171 176 2,1533LDK-1・3 4 188 170 188 183 193 188 213 213 188 193 183 188 2,2883LDK-2・4 4 189 171 189 183 194 188 213 213 188 194 183 189 2,2943LDK-5 2 263 236 245 217 202 188 213 213 188 206 223 251 2,6453LDK-6 2 189 171 189 183 194 188 213 213 188 194 183 189 2,294合計 16 3,116 2,814 3,080 2,948 3,068 2,964 3,368 3,368 2,964 3,076 2,960 3,092 36,818

100.5 100.5 99.4 98.3 99.0 98.8 108.6 108.6 98.8 99.2 98.7 99.7

灯油使用量(暖房) 単位: タイプ 戸数 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計2LDK-1・2 3 331.2 290.6 255.4 151.9 40.0 0.0 0.0 0.0 0.0 59.4 178.5 277.5 1,584.52LDK-3 1 347.4 304.8 268.4 160.6 42.7 0.0 0.0 0.0 0.0 63.3 188.3 291.5 1,667.03LDK-1・3 4 344.1 301.7 263.7 154.1 39.4 0.0 0.0 0.0 0.0 59.0 182.3 287.1 1,631.43LDK-2・4 4 297.9 260.9 226.2 128.9 31.5 0.0 0.0 0.0 0.0 47.8 154.0 247.1 1,394.33LDK-5 2 401.8 352.5 310.3 185.4 49.2 0.0 0.0 0.0 0.0 72.9 217.4 337.0 1,926.53LDK-6 2 383.8 336.7 295.8 175.6 46.1 0.0 0.0 0.0 0.0 68.5 206.5 321.8 1,834.8合計 16 5,480.2 4,805.4 4,206.4 2,470.3 636.9 0.0 0.0 0.0 0.0 951.5 2,916.8 4,578.4 26,045.9

176.8 171.6 135.7 82.3 20.5 0.0 0.0 0.0 0.0 30.7 97.2 147.7

灯油使用量(給湯) 単位: タイプ 戸数 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計2LDK-1・2 3 52.2 48.0 53.0 49.9 48.1 43.7 40.8 39.2 38.3 43.6 46.8 51.7 555.32LDK-3 1 52.2 48.0 53.0 49.9 48.1 43.7 40.8 39.2 38.3 43.6 46.8 51.7 555.33LDK-1・3 4 64.1 58.9 65.1 61.3 59.0 53.6 50.1 48.1 47.0 53.5 57.4 63.5 681.63LDK-2・4 4 64.1 58.9 65.1 61.3 59.0 53.6 50.1 48.1 47.0 53.5 57.4 63.5 681.63LDK-5 2 64.1 58.9 65.1 61.3 59.0 53.6 50.1 48.1 47.0 53.5 57.4 63.5 681.63LDK-6 2 64.1 58.9 65.1 61.3 59.0 53.6 50.1 48.1 47.0 53.5 57.4 63.5 681.6合計 16 978.0 898.8 993.2 935.2 900.4 818.0 764.4 734.0 717.2 816.4 876.0 968.8 10,400.4

31.5 32.1 32.0 31.2 29.0 27.3 24.7 23.7 23.9 26.3 29.2 31.3

一日当使用量

一日当使用量

一日当使用量

公営住宅 月別電力使用量

2,5002,6002,7002,8002,9003,0003,1003,2003,3003,4003,500

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

[kWh]

公営住宅 月別灯油使用量(暖房)

0.0

1,000.0

2,000.0

3,000.0

4,000.0

5,000.0

6,000.0

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

[ ]

公営住宅 月別灯油使用量(給湯)

0.0

200.0

400.0

600.0

800.0

1,000.0

1,200.0

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

[ ]

230

各月の平均時間変動(電灯)1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時 合計

1月 3.4 3.2 3.2 3.3 3.2 3.2 3.6 4.3 4.2 4.1 4.0 4.4 4.4 4.0 3.6 3.4 3.9 5.0 5.7 6.2 5.6 5.3 5.1 4.2 100.52月 3.4 3.3 3.1 3.1 3.0 3.2 3.8 4.5 4.7 3.9 4.3 4.7 4.4 3.6 3.7 4.1 4.0 4.6 5.7 5.7 5.3 5.2 5.1 4.3 100.53月 3.1 2.8 2.6 2.6 2.7 3.0 3.5 5.0 4.6 4.3 4.3 4.6 4.1 3.8 4.2 4.5 4.0 4.3 5.5 5.8 5.5 5.3 5.1 4.2 99.44月 3.3 3.1 3.0 2.9 3.0 3.0 3.6 4.0 3.8 4.1 4.3 4.2 4.0 3.8 3.8 3.8 3.8 4.0 5.2 6.0 6.0 5.8 5.5 4.3 98.35月 3.4 3.2 2.9 2.8 2.9 2.9 4.1 4.2 3.9 4.1 3.8 4.4 4.2 4.0 4.0 3.9 3.7 3.5 4.5 6.2 6.0 6.0 5.7 4.5 99.06月 3.2 3.0 3.0 2.9 2.8 2.9 3.5 4.0 4.1 4.0 4.1 4.6 4.4 4.1 4.5 4.5 4.2 4.1 4.5 5.7 5.8 5.4 5.1 4.4 98.87月 3.5 3.4 3.2 3.0 2.9 2.8 3.2 3.8 3.9 3.7 4.0 4.9 4.7 4.4 4.4 4.7 5.3 5.4 5.9 7.3 7.5 6.3 5.4 4.9 108.68月 3.1 2.8 2.8 2.9 2.8 2.6 3.0 3.4 3.5 4.0 3.5 4.8 4.5 5.5 6.2 7.0 6.3 5.7 7.6 7.7 6.1 4.9 4.3 3.8 108.69月 3.5 3.3 3.1 2.9 2.8 2.7 3.2 3.8 4.2 3.8 3.9 4.6 4.0 3.9 3.9 3.9 4.0 4.4 5.6 6.2 5.7 5.6 5.2 4.5 98.810月 3.0 2.8 2.7 2.5 2.5 2.6 3.3 3.9 3.9 3.8 4.0 4.7 4.2 3.8 3.6 3.5 4.1 5.2 6.3 7.2 6.3 6.1 5.5 3.8 99.211月 3.0 2.8 2.9 2.8 2.6 2.6 3.1 3.6 4.1 3.7 3.8 4.4 4.1 3.5 3.6 3.4 4.0 5.1 5.8 6.6 6.6 6.2 5.9 4.4 98.712月 3.0 2.8 2.9 2.9 2.8 3.1 4.0 4.9 4.0 3.6 4.1 5.3 4.1 3.9 3.5 3.4 4.1 4.8 5.2 5.6 6.1 5.8 5.5 4.3 99.7

公営住宅 時間別電力使用量 1月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[kWh]

公営住宅 時間別電力使用量 2月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[kWh]

公営住宅 時間別電力使用量 3月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[kWh]

公営住宅 時間別電力使用量 4月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[kWh]

公営住宅 時間別電力使用量 5月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[kWh]

公営住宅 時間別電力使用量 6月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[kWh]

231

各月の平均時間変動(電灯)

公営住宅 時間別電力使用量 7月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[kWh]

公営住宅 時間別電力使用量 8月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[kWh]

公営住宅 時間別電力使用量 9月

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[kWh]

公営住宅 時間別電力使用量 10月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[kWh]

公営住宅 時間別電力使用量 11月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[kWh]

公営住宅 時間別電力使用量 12月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[kWh]

232

各月の平均時間変動(暖房)1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時 合計

1月 5.9 5.6 6.2 6.0 6.5 6.4 9.8 9.7 7.8 7.8 6.5 7.0 6.1 6.7 7.1 6.7 6.8 6.9 7.3 8.4 10.4 10.1 8.5 6.7 176.82月 6.2 6.8 6.4 6.6 6.6 7.0 12.0 10.9 8.7 7.0 6.5 6.1 5.5 5.7 6.3 6.2 6.3 6.3 6.4 8.0 8.6 7.5 7.0 7.1 171.63月 5.1 5.4 5.4 5.8 5.7 5.9 9.2 7.7 6.3 5.7 4.8 4.5 4.1 4.3 4.8 4.2 4.6 5.4 5.7 6.1 6.4 6.9 7.1 4.6 135.74月 3.6 3.9 4.0 4.1 4.4 4.4 4.9 4.7 3.8 3.3 3.0 2.7 2.7 2.7 2.3 2.6 2.4 3.0 3.0 3.3 3.2 3.2 3.8 3.1 82.35月 0.6 0.7 0.8 0.8 0.7 0.8 1.3 1.8 1.9 0.9 0.7 0.7 0.6 0.5 1.0 0.8 0.7 0.6 0.6 0.6 0.6 1.1 0.7 0.7 20.56月 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.07月 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.08月 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.09月 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.010月 1.4 1.4 1.7 1.6 1.7 1.7 2.1 5.7 1.1 1.1 0.7 0.5 0.5 0.5 0.4 0.4 0.9 0.7 0.6 0.6 1.5 1.2 1.2 1.6 30.711月 3.8 3.6 3.8 4.0 4.1 4.0 6.1 4.4 4.5 3.6 3.5 3.0 3.3 3.1 3.6 3.6 4.3 5.2 4.1 4.7 4.8 4.8 3.9 3.3 97.212月 4.8 5.1 5.1 5.3 5.3 5.4 10.1 9.3 6.7 5.7 5.0 5.3 5.0 5.2 6.0 6.5 5.6 6.2 5.9 7.9 7.0 7.8 6.6 4.8 147.7

公営住宅 時間別灯油使用量(暖房) 1月

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

12.0

14.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(暖房) 2月

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

12.0

14.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(暖房) 3月

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

12.0

14.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(暖房) 4月

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

12.0

14.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(暖房) 5月

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

12.0

14.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(暖房) 6月

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

12.0

14.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

233

各月の平均時間変動(暖房)

公営住宅 時間別灯油使用量(暖房) 11月

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

12.0

14.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(暖房) 12月

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

12.0

14.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(暖房) 7月

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

12.0

14.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(暖房) 8月

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

12.0

14.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(暖房) 9月

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

12.0

14.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(暖房) 10月

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

12.0

14.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

234

各月の平均時間変動(給湯)1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時 合計

1月 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 2.8 3.3 1.6 1.4 0.4 0.1 0.5 0.9 0.1 0.2 0.4 0.5 3.7 6.6 4.5 3.5 0.5 0.3 31.52月 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.7 3.6 1.1 1.2 0.6 0.2 0.6 0.9 1.3 1.1 1.0 0.8 3.6 7.0 5.5 1.4 0.5 0.1 32.13月 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 2.6 4.9 1.6 0.5 0.0 0.0 0.4 0.5 0.4 0.4 0.8 0.7 2.4 6.0 4.1 4.9 0.8 0.9 32.04月 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 2.0 3.1 1.8 1.5 0.2 0.1 0.4 0.6 0.4 0.4 0.5 0.9 1.4 6.2 7.0 2.9 1.5 0.3 31.25月 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.9 3.4 1.6 0.8 0.1 0.1 1.0 0.5 0.2 0.3 0.2 0.6 1.7 6.4 6.7 2.5 0.6 0.4 29.06月 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 2.8 4.1 1.4 1.0 0.2 0.0 0.3 0.7 0.0 0.6 0.5 0.9 1.1 2.7 4.4 3.6 1.9 0.9 27.37月 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.4 3.3 1.6 0.9 0.5 0.0 0.6 0.6 0.3 0.1 0.4 0.8 1.5 2.9 3.8 3.6 1.5 0.6 24.78月 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.0 3.8 1.9 0.9 0.0 0.0 0.1 0.3 0.4 0.1 0.2 0.9 1.6 3.3 3.1 4.4 1.0 0.5 23.79月 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.4 3.6 1.7 1.1 0.3 0.0 0.3 0.9 0.1 0.3 0.3 0.4 1.6 3.8 2.5 2.4 2.6 0.4 23.910月 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.8 3.8 1.5 0.6 0.0 0.2 0.2 0.6 0.2 0.1 0.2 0.5 1.0 4.7 5.2 3.7 1.9 0.2 26.311月 0.2 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 3.3 3.8 1.2 1.4 0.0 0.1 0.4 0.6 0.1 0.2 0.5 1.2 3.1 7.6 3.6 0.9 0.6 0.3 29.212月 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.1 4.0 1.7 0.7 0.0 0.1 0.3 0.9 0.7 0.5 0.7 0.4 2.7 7.9 2.6 3.7 0.8 0.3 31.3

公営住宅 時間別灯油使用量(給湯) 1月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(給湯) 2月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(給湯) 3月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(給湯) 4月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(給湯) 5月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(給湯) 6月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

235

各月の平均時間変動(給湯)

公営住宅 時間別灯油使用量(給湯) 7月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(給湯) 8月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(給湯) 9月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(給湯) 10月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(給湯) 11月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

公営住宅 時間別灯油使用量(給湯) 12月

0.01.02.03.04.05.06.07.08.09.010.0

1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 24時

[ ]

236

参考資料5 鉱山保安法における作業監督者の作業区分及び必要資格

鉱山保安法における作業監督者の作業区分及び必要資格は施行規則第四十三条及び施行規則附

則第六条に定められている。その内容は下記の通り。 ■施行規則第四十三条

法第二十六条第一項 の作業監督者を選任しなければならない作業は、次の表の上欄に定めるものとし、当該作業の区分ごとに同表下欄に掲げる資格を有する者から選任するものとする。 作業の区分 作業監督者の資格

一 一箇月に一トン以上の火薬類を取り扱う作業について

は、火薬類取締法第三十一条第二項の甲種火薬類取扱保安責

任者免状を有する者

一 火薬類の存置、受渡し、運

搬及び発破(石油鉱山(石油坑

によるものを除く。)において

は、火薬類の使用)に関する作

二 一箇月に一トン未満の火薬類を取り扱う作業について

は、火薬類取締法大三十一条第二項の甲種火薬類取扱保安責

任者免状又は乙種火薬類取扱保安責任者免状を有する者

一 伝熱面積の合計が五百平方メートル以上のボイラーに係

る作業(貫流ボイラーのみを取り扱う場合を除く。)について

は、ボイラー及び圧力容器安全規則(昭和四十七年労働省令

第三十三号)第二十四条の特級ボイラー技士免許を受けた者

二 伝熱面積の合計が二十五平方メートル以上五百平方メー

トル未満のボイラー(貫流ボイラーのみを取り扱う場合であ

って、その伝熱面積の合計が五百平方メートル以上のものを

含む。)に係る作業については、ボイラー及び圧力容器安全規

則第二十四条の特級ボイラー技士免許又は一級ボイラー技士

免許を受けた者

三 伝熱面積の合計が二十五平方メートル未満のボイラーに

係る作業については、ボイラー及び圧力容器安全規則第二十

四条の特級ボイラー技士免許、一級ボイラー技士免許又は二

級ボイラー技士免許を受けた者

二 ボイラー(小型ボイラーを

除く。)又は蒸気圧力容器に関

する作業

四 蒸気圧力容器(化学設備(労働安全衛生法施行令第十五

条第一項第五号に掲げる化学設備をいう。以下同じ。)に係る

ものを除く。)に係る作業については、ボイラー及び圧力容器

安全規則第二十四条の特級ボイラー技士免許、一級ボイラー

技士免許若しくは二級ボイラー技士免許を受けた者又は同規

則第六十二条の化学設備関係第一種圧力容器取扱作業主任者

技能講習若しくは普通第一種圧力容器取扱作業主任者技能講

習を終了した者

237

五 化学設備に係る蒸気圧力容器に係る作業については、ボ

イラー及び圧力容器安全規則第六十二条の化学設備関係第一

種圧力容器取扱作業主任者技能講習を修了した者

三 一日に容積百立方メート

ル以上の高圧ガス(内燃機関の

始動、タイヤの空気の充てん又

は削岩の用に供する圧縮装置

内における圧縮空気を除く。)

を製造するための設備(冷凍設

備及び昇圧供給装置を除く。)

に関する作業

高圧ガス保安法第二十九条第一項の甲種化学責任者免状、乙

種化学責任者免状若しくは丙種化学責任者免状又は甲種機械

責任者免状若しくは乙種機械責任者免状の交付を受けている

一 一日の冷凍能力が三百トン以上の冷凍設備に係る作業に

ついては、高圧ガス保安法第二十九条第一項の第一種冷凍機

械責任者免状の交付を受けている者

二 一日の冷凍能力が百トン以上三百トン未満の冷凍設備に

係る作業については、高圧ガス保安法第二十九条第一項の第

一種冷凍機械責任者免状又は第二種冷凍機械責任者免状の交

付を受けている者

四 冷凍設備(冷凍のためガス

を圧縮し、又は液化して高圧ガ

スの製造をする設備でその一

日の冷凍能力が二十トン未満

(フルオロカーボン(不活性の

ものに限る。)にあっては五十

トン未満)のもの、冷凍保安規

則(昭和四十一年通商産業省令

第五十一号)第三十六条第二項

に掲げる施設(同項第一号の製

造施設にあってはアンモニア

を冷媒ガスとするものに限

る。)であって、その製造設備

の一日の冷凍能力が五十トン

未満のものを除く。)に関する

作業

三 一日の冷凍能力が二十トン以上百トン未満の冷凍設備に

係る作業については、高圧ガス保安法第二十九条第一項の第

一種冷凍機械責任者免状、第二種冷凍機械責任者免状又は第

三種冷凍機械責任者免状の交付を受けている者

五 昇圧供給装置に関する作

業(天然ガス自動車への天然ガ

スの充てん作業を除く。)

一 昇圧供給装置のうち、ガスを高圧にして充てんする装置

であって、蓄ガス器を備えないものに関する作業については、

ガス事業法(昭和二十九年法律第五十一号)第三十二条第一

項の甲種ガス主任技術者免状若しくは乙種ガス主任技術者免

状の交付を受けている者又は高圧ガス保安法第二十九条第一

項の甲種化学責任者免状、乙種化学責任者免状若しくは丙種

化学責任者免状若しくは甲種機械責任者免状若しくは乙種機

械責任者免状の交付を受けている者

238

二 昇圧供給装置(ガスを高圧にして充てんする装置であっ

て、蓄ガス器を備えないものを除く。)に関する作業について

は、ガス事業法第三十二条第一項の甲種ガス主任技術者免状

の交付を受けている者又は高圧ガス保安法第二十九条第一項

の甲種化学責任者免状、乙種化学責任者免状若しくは丙種化

学責任者免状若しくは甲種機械責任者免状若しくは乙種機械

責任者免状の交付を受けている者

一 電圧十七万ボルト以上の事業用電気工作物(電気事業法

(昭和三十九年法律第百七十号)第三十八条第三項に規定す

るものをいう。以下同じ。)に係る作業については、電気事業

法第四十四条第一項の第一種電気主任技術者免状の交付を受

けている者

二 電圧五万ボルト以上十七万ボルト未満の事業用電気工作

物に係る作業については、電気事業法第四十四条第一項の第

一種電気主任技術者免状又は第二種電気主任技術者免状の交

付を受けている者

六 電気工作物(電圧三十ボル

ト未満のものを除く。ただし、

石炭坑及び石油坑において使

用する電圧三十ボルト未満の

電気的設備であって、電圧三十

ボルト以上の電気的設備と電

気的に接続されていないもの

はこの限りでない。以下同じ。)

の工事、維持及び運用に関する

作業 三 石炭坑(石炭の探鉱のみを行うもの及び亜炭のみの掘採

を行うものを除く。)及び石油鉱山以外の鉱山における電圧五

万ボルト未満の事業用電気工作物ならびに石炭坑(石炭の探

鉱のみを行うもの及び亜炭のみの掘採を行うものを除く。)に

おける電圧十ボルト以上五万ボルト未満、石油鉱山(石油坑

を除く。)における電圧三十ボルト以上五万ボルト未満及び石

油坑における電圧五万ボルト未満の電気工作物(全出力百キ

ロワット未満の石油鉱山(石油坑を除く。)にあっては、事業

用電気工作物に限る。)に係る作業については、電気事業法第

四十四条第一項の第一種電気主任技術者免状、第二種電気主

任技術者免状若しくは第三種電気主任技術者免状の交付を受

けている者、同法第四十三条第二項の許可を受けた者が選任

する者若しくは同項に規定する許可の要件を満たす者であっ

て産業保安監督部長が認めた者又は電気事業法施行規則(平

成七年通商産業省令第七十七号)第五十二条第二項の経済産

業大臣(事業場が一つの産業保安監督部の管轄区域内のみに

ある場合は、その所在を管轄する産業保安監督部長。)の承認

を受けた者の委託契約の相手方(石炭坑を除く。)若しくは同

項の承認を受ける要件を満たす者のうち産業保安監督部長が

認めた者であって委託契約の相手方(石炭坑を除く。)

七 ガス集合溶接装置に関す

る作業

労働安全衛生規則別表第四に掲げるガス溶接作業主任者免許

を受けた者

239

一 パイプライン(天然ガスのみを流送するものに限る。)及

びその付属設備であって、最高使用圧力一メガパスカル以上

のものに係る作業については、ガス事業法第三十二条第一項

の甲種ガス主任技術者免状の交付を受けている者又は高圧ガ

ス保安法第二十九条第一項の甲種化学責任者免状、乙種化学

責任者免状若しくは丙種化学責任者免状若しくは甲種機械責

任者免状若しくは乙種機械責任者免状の交付を受けている者

二 パイプライン(天然ガスのみを流送するものに限る。)及

びその付属設備であって、最高使用圧力一メガパスカル未満

のものに係る作業については、ガス事業法第三十二条第一項

の甲種ガス主任技術者免状若しくは乙種ガス主任技術者免状

の交付を受けている者又は高圧ガス保安法第二十九条第一項

の甲種化学責任者免状、乙種化学責任者免状若しくは丙種化

学責任者免状若しくは甲種機械責任者免状若しくは乙種機械

責任者免状の交付を受けている者

八 石油鉱山において行うパ

イプライン及びその付属設備

に関する作業

三 パイプライン(天然ガスのみを流送するものを除く。)及

びその付属設備に係る作業については、消防法(昭和二十三

年法律第百八十六号)第十三条の二第一項に規定する甲種危

険物取扱者免状又は乙種危険物取扱者免状(同法別表第一の

第四類に掲げる危険物に係るものに限る。)の交付を受けてい

る者

一 大気汚染防止法施行令別表第一の一四の項に掲げる施設

であって、排出ガス量(設置されている鉱煙発生施設におい

て発生し、大気中に排出される気体の一時間当たりの量を温

度が零度で圧力零パスカルの状態に換算したものの最大値の

合計をいう。以下同じ。)が四万立方メートル以上のものに係

る作業については、特定工場における公害防止組織の整備に

関する法律施行令(昭和四十六年政令第二百六十四号。以下

「公害防止組織法施行令」という。)別表第二の一の項の下欄

に掲げる者

九 鉱煙発生施設の鉱害防止

に関する作業

二 大気汚染防止法施行令別表第一の一四の項に掲げる施設

であって、排出ガス量が四万立方メートル未満のものに係る

作業については、公害防止組織法施行令別表第二の二の項の

下欄に掲げる者

240

三 大気汚染防止法施行令別表第一の一の項、三の項から六

の項まで、九の項から一一の項まで、一三の項及び二九の項

から三二の項までに掲げる施設であって、排出ガス量が四万

立方メートル以上のものに係る作業については、公害防止組

織法施行令別表第二の三の項の下欄に掲げる者

四 大気汚染防止法施行令別表第一の一の項、三の項から六

の項まで、九の項から一一の項まで、一三の項及び二九の項

から三二の項までに掲げる施設であって、排出ガス量が一万

立方メートル以上四万立方メートル未満のものに係る作業に

ついては、公害防止組織法施行令別表第二の四の項の下欄に

掲げる者

一 水質汚濁防止法施行令別表第一第六十二号に掲げる施設

であって、排出水量(一日当たりの平均的な排出水の量をい

う。以下同じ。)が一万立方メートル以上のものに係る作業に

ついては、公害防止組織法施行令別表第二の五の項の下欄に

掲げる者

二 水質汚濁防止法施行令別表第一第六十二号に掲げる施設

であって、排出水量が一万立方メートル未満のものに係る作

業については、公害防止組織法施行令別表第二の六の項の下

欄に掲げる者

三 水質汚濁防止法施行令別表第一第一号に掲げる施設又は

坑廃水処理施設であって、排出水量が一万立方メートル以上

のものに係る作業については、公害防止組織法施行令別表第

二の七の項の下欄に掲げる者

十 坑廃水処理施設の鉱害防

止に関する作業

四 水質汚濁防止法施行令別表第一第一号に掲げる施設又は

坑廃水処理施設であって、排出水量が千立方メートル以上一

万立方メートル未満のものに係る作業については、公害防止

組織法施行令別表第二の八の項の下欄に掲げる者

十一 騒音発生施設(公害防止

組織法施行令第四条に掲げる

施設(騒音指定地域内にあるも

のに限る。)に限る。)の鉱害防

止に関する作業

公害防止組織法施行令別表第二の九の項の下欄に掲げる者

十二 振動発生施設(公害防止

組織法施行令第五条の二に掲

げる施設(振動指定地域内にあ

るものに限る。)に限る。)の鉱

害防止に関する作業

公害防止組織法施行令別表第二の九の項の下欄に掲げる者

241

十三 ダイオキシン類発生施

設(公害防止組織法施行令第五

条の三第一項に掲げる施設に

限る。)の鉱害防止に関する作

公害防止組織法施行令別表第二の十二の項の下欄に掲げる者

十四 粉じん発生施設の鉱害

防止に関する作業

公害防止組織法施行令別表第二の十一の項の下欄に掲げる者

十五 石綿粉じん発生施設の

鉱害防止に関する作業

公害防止組織法施行令別表第二の十の項の下欄に掲げる者

十六 鉱業廃棄物の処理施設

の鉱害防止に関する作業

廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則(昭和四十六年

厚生省令第三十五号)第十七条に掲げる資格を有する者

十七 有害鉱業廃棄物の処理

施設の鉱害防止に関する作業

廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則第八条の十七第

二号に掲げる資格を有する者

■施行規則附則第六条

第四十三条の規定にかかわらず、次の表の上欄に掲げる作業の区分ごとに同表下欄に掲げる旧

試験規則第四条及び第五条の国家試験の種類に応じ合格した者は、法第二十六条第一項の作業監

督者の資格を有する者とみなす。

作業の区分 国家試験の種類

一 火薬類を存置(火薬類の受渡場所又は発破場所における一

時存置する場合を除く。)する作業以外の作業については、上

級保安技術職員試験(石炭坑(石炭の探鉱のみを行うもの及び

亜炭のみの掘採を行うものを除く。以下この表において同じ。)

においては甲種上級保安技術職員試験及び石油鉱山において

は丙種上級保安技術職員試験に限る。)、坑外保安係員試験(石

炭坑及び石油鉱山を除く。)、坑内保安係員試験(石油鉱山を

除き、石炭坑においては甲種坑内保安係員試験に限る。)、鉱

場保安係員試験(石油鉱山に限る。)又は発破係員試験(石油

鉱山を除き、石炭坑においては甲種発破係員試験に限る。)

一 火薬類の存置、受渡し、運

搬及び発破(石油鉱山(石油坑

によるものを除く。)において

は、火薬類の使用)に関する作

二 火薬類を取り扱う作業(発破に関する作業を除く。)につ

いては、火薬係員試験

一 最高使用圧力〇・四メガパスカル以上のボイラー又は蒸気

圧力容器に係る作業については、汽缶係員試験

二 ボイラー(小型ボイラーを

除く。)又は蒸気圧力容器に関

する作業 二 最高使用圧力〇・一メガパスカル以上〇・四メガパスカル

未満のボイラー又は蒸気圧力容器に係る作業については、上級

保安技術職員試験、汽缶係員試験又は機械保安係員試験

242

三 一日に容積百立方メート

ル以上の高圧ガス(内燃機関の

始動、タイヤの空気の充てん又

は削岩の用に供する圧縮装置

内における圧縮空気を除く。)

を製造するための設備(冷凍設

備及び昇圧供給装置を除く。)

に関する作業

上級保安技術職員試験又は機械保安係員試験

四 冷凍設備(冷凍のためガス

を圧縮し、又は液化して高圧ガ

スの製造をする設備でその一

日の冷凍能力が二十トン未満

(フルオロカーボン(不活性の

ものに限る。)にあっては五十

トン未満)のもの、冷凍保安規

則第三十六条第二項に掲げる

施設(同項第一号の製造施設に

あっては、アンモニアを冷媒ガ

スとするものに限る。)であっ

て、その製造設備の一日の冷凍

能力が五十トン未満のものを

除く。)に関する作業

上級保安技術職員試験又は機械保安係員試験

五 昇圧供給装置に関する作

業(天然ガス自動車への天然ガ

スの充てん作業を除く。)

上級保安技術職員試験又は機械保安係員試験

一 石炭坑に設置する電圧十ボルト以上七千ボルト以下の電

気工作物であって、最大電力五百キロワット未満のもの又は低

圧電気工作物に係る作業については、甲種上級保安技術職員試

験又は甲種電気保安係員試験

六 電気工作物の工事、維持及

び運用に関する作業

二 石油鉱山に設置する全出力百キロワット以上であって、最

大電力五百キロワット(海洋掘採施設においては千キロワッ

ト)未満の高圧電気工作物又は全出力百キロワット以上の低圧

電気工作物に係る作業については、丙種上級保安技術職員試験

又は電気保安係員試験

243

三 石油鉱山(石油坑を除く。)に設置する全出力百キロワッ

ト未満の事業用電気工作物(電圧七千ボルト以下のものに限

る。)及び石油坑に設置する全出力百キロワット未満の電気工

作物(電圧七千ボルト以下のものに限る。)に係る作業につい

ては、丙種上級保安技術職員試験又は電気保安係員試験

四 石炭坑及び石油鉱山以外の鉱山に設置される全出力百キ

ロワット以上の事業用電気工作物(高圧電気工作物に限る。)

であって、最大電力五百キロワット未満のものに係る作業につ

いては、上級保安技術職員試験又は電気保安係員試験

五 石炭坑及び石油鉱山以外の鉱山に設置される全出力百キ

ロワット未満の事業用電気工作物(電圧七千ボルト以下のもの

に限る。)並びに全出力百キロワット以上の事業用電気工作物

(低圧電気工作物に限る。)に係る作業については、上級保安

技術職員試験又は電気保安係員試験

七 ガス集合溶接装置に関す

る作業

溶接係員試験

八 石油鉱山において行うパ

イプライン及びその附属設備

に関する作業

丙種上級保安技術職員試験又は鉱場保安係員試験

九 鉱煙発生施設の鉱害防止

に関する作業

上級保安技術職員試験又は鉱害防止係員試験(金属鉱業等鉱害

対策特別措置法(昭和四十八年法律第二十六号。以下「特別措

置法」という。)第二条第一項に定める鉱物に係る鉱山につい

ては甲種鉱害防止係員試験に限る。)

十 坑廃水処理施設の鉱害防

止に関する作業

上級保安技術職員試験又は鉱害防止係員試験(特別措置法第二

条第一項に定める鉱物に係る鉱山については甲種鉱害防止係

員試験に限る。)

十一 騒音発生施設(公害防止

組織法施行令第四条に掲げる

施設(騒音指定地域内にあるも

のに限る。)に限る。)の鉱害

防止に関する作業

上級保安技術職員試験又は鉱害防止係員試験

十二 振動発生施設(公害防止

組織法施行令第五条の二に掲

げる施設(振動指定地域内にあ

るものに限る。)に限る。)の

鉱害防止に関する作業

上級保安技術職員試験又は鉱害防止係員試験

十三 ダイオキシン類発生施

設(公害防止組織法施行令第五

上級保安技術職員試験又は鉱害防止係員試験

244

条の三第一項に掲げる施設に

限る。)の鉱害防止に関する作

十四 粉じん発生施設の鉱害

防止に関する作業

上級保安技術職員試験又は鉱害防止係員試験(特別措置法第二

条第一項に定める鉱物に係る鉱山については甲種鉱害防止係

員試験に限る。)

十五 石綿粉じん発生施設の

鉱害防止に関する作業

上級保安技術職員試験又は鉱害防止係員試験

十六 鉱業廃棄物の処理施設

の鉱害防止に関する作業

上級保安技術職員試験、鉱害防止係員試験、鉱場保安係員試験

(石油鉱山に限る。)又は坑外保安係員試験(石油鉱山を除く。)

十七 有害鉱業廃棄物の処理

施設の鉱害防止に関する作業

上級保安技術職員試験、鉱害防止係員試験、鉱場保安係員試験

(石油鉱山に限る。)又は坑外保安係員試験(石油鉱山を除く。)

245

参考資料6 導入スケジュール例及び手続きフロー 

別表6-1 ガスエンジンの手続きスケジュール例

(1,000kW未満)

(月数)

所定手続

12

34

56

78

910

11

12

大工程

●標準的な工程の一例を示している(新築)。

メーカ

●製作期間はメーカ、機種で異なる。

●保安規程(変更)届

●電気主任技術者不選任認証申請書(1,000kW

未満の発電設備)または電気主任技術者選任

届(1,000kW以上の発電設備)

●公害設備計画書

●点検内容、単線結線図等。

●電気保安協会または電気技術者協会会員へ委託

するため、主任技術者の不選任を承認していただ

くこと。(但し、需要設備が2,000kW未満の場

合)●発電設備がばい煙、騒音、振動の発生設備に該

当する場合は、公害関係の届出が必要

●固定型内燃機関設置届

●発電設備設置届

(1,000kW以上)

(月数)

所定手続

12

34

56

78

910

11

12

大工程

●標準的な工程の一例を示している(新築)。

メーカ

●製作期間はメーカ、機種で異なる。

●工事計画届出

●保安規程(変更届)

●電気主任技術者選任届

●全数届出(認可申請不要)

●全数届出

●全数届出(既に選任されていれば不要)

●固定型内燃機関設置届

●発電設備設置届

※系統連系を行う場合

●系統連系事前協議

●系統連系照会

●系統連系申し込み

●系統連系する場合は、出来るだけ早い時期に電

力会社に出向き、調整した方がよい。

●NOx規制を行っている自治体の場合。

適用・備考・届出時期

●全数届出を行う。

●NOx規制を行っている自治体の場合。

適用・備考・届出時期

書類作成

産業保安監督部長(電力安全課)

内示

各地方地自体

所轄消防署

産業保安監督部長(電力安全課)

各地方地自体

所轄消防署

電力会社

発注

詳細決定

着工

工事完了

納入

据付工事

試運転

製作完了

完成

人選

製作

書類作成

書類作成

基礎工事

書類作成

申請

※1

届出

届出

届出

承認

書類作成

届出

書類作成

届出

書類作成

内示

発注

着工

工事完了

納入

据付工事

試運転

製作完了

完成

人選

製作

書類作成

基礎工事・他

書類作成

届出

届出

届出

書類作成

届出

書類作成 届出

詳細決定

※1

訪問

事前協議 照会

基本合意

協議

回答

申し込み

承諾

※1

246

別表6-2 ガスタービンの手続きスケジュール例

(1,000kW未満)

(月数)

所定手続

12

34

56

78

910

11

12

大工程

●標準的な工程の一例を示している(新築)。

メーカ

●製作期間はメーカ、機種で異なる。

●保安規程(変更)届

●電気主任技術者不選任認証申請書(1,000kW

未満の発電設備)または電気主任技術者選任

届(1,000kW以上の発電設備)ボイラタービン

主任技術者選任許可申請(300kW未満は条件付

で選任不要)

●公害設備計画書

●点検内容、単線結線図等。

●電気保安協会または電気技術者協会会員へ委

託するため、主任技術者の不選任を承認してい

ただくこと。(但し、需要設備が2,000kW未満の

場合)

●発電設備がばい煙、騒音、振動の発生設備に

該当する場合は、公害関係の届出が必要

●定置型内燃機関設置届

●発電設備設置届

●排熱ボイラ設置届

●ボイラ取扱作業主任者

(1,000kW以上15万kW未満)

(月数)

所定手続

12

34

56

78

910

11

12

大工程

●標準的な工程の一例を示している(新築)。

メーカ

●製作期間はメーカ、機種で異なる。

●工事計画届出

●保安規程(変更)届

●電気主任技術者選任届

●ボイラタービン主任技術者選任許可申請

●全数届出(認可申請不要)

●点検内容単線結線図等。

●全数届出(既に選任されていれば不要)

●定置型内燃機関設置届

●使用前安全管理審査申請

●発電設備設置届

●排熱ボイラ設置届

●ボイラ取扱作業主任者

(※系統連系を行う場合)

●系統連系事前協議

●系統連系照会

●系統連系申し込み

●系統連系する場合は、出来るだけ早い時期に

電力会社に出向き、調整した方がよい。

●協議内容を要約したものを説明書として工事

計画書に添付して提出する。

●届出は不要であるが選任しておくこと。

●使用前安全管理審査は

使用前自主検査(完成検査)完了後に受検。

●NOx規制を行っている自治体の場合。

適用・備考・届出時期

●NOx規制を行っている自治体の場合。

適用・備考・届出時期

●届出は不要であるが選任しておくこと。

書類作成

産業保安監督部長(電力安全課)

内示

各地方地自体

所轄消防署

産業保安監督部長(電力安全課)

各地方地自体

所轄消防署

電力会社

発注

詳細決定

着工

工事完了

納入

据付工事

試運転

製作完了

完成

人選

製作

書類作成

書類作成

基礎工事

書類作成

申請

※1

届出

届出

届出

承認

許可

届出

書類作成

届出

書類作成

内示

発注

着工

工事完了

納入

検査申請

試運転

製作完了

完成

人選

製作

書類作成

基礎工事・他

書類作成

届出

認可

届出

使用前自主検査

落成検査

詳細決定

※1

訪問

事前協議 照会

基本合意

協議

回答

申し込み

承諾

※1

労働基準監督署

指定安全管理審査機関

労働基準監督署

届出

書類作成

人選

受理

書類作成

届出

受理

選任

書類作成

届出

受理

選任

書類作成

届出

受理

認可

人選

書類作成

247

別表6-3 燃料電池の手続きスケジュール例

(100kW)

(月数)

所定手続

12

34

56

78

910

11

12

大工程

●標準的な工程の一例を示している(新築)。

メーカ

●製作期間はメーカ、機種で異なる。

●保安規程(変更)届

●電気主任技術者選任届または電気主任技

術者不適任認証申請書

●点検内容、単線結線図等。

●燃料電池発電所新規設置の場合、工事中の電気

主任技術者選任

●電気保安協会または電気技術者協会会員へ委託

できるのは需要設備が2,000kW未満

●発電設備設置届

(200kW)

(月数)

所定手続

12

34

56

78

910

11

12

大工程

●標準的な工程の一例を示している(新築)。

メーカ

●製作期間はメーカ、機種で異なる。

●工事計画届

●保安規程(変更)届

●電気主任技術者選任届または電気主任技

術者不適任認証申請書

●発電設備設置届

※系統連系を行う場合

●系統連系事前協議

●系統連系照会

●系統連系申し込み

●系統連系する場合は、出来るだけ早い時期に電

力会社に出向き、調整した方がよい。

適用・備考・届出時期

●全数届出を行う。

適用・備考・届出時期

●全数届出(ばいえん発生施設に関する工事計

画)。届出書写しを通商産業局に提出

●全数届出

●燃料電池発電所新規設置の場合、工事中の電気

主任技術者選任

書類作成

産業保安監督部長(電力安全課)

内示

所轄消防署

産業保安監督部長(電力安全課)

所轄消防署

電力会社

発注

詳細決定

着工

工事完了

納入

据付工事

試運転

製作完了

完成

人選

製作

書類作成

書類作成

基礎工事

申請

届出

届出

届出

書類作成

届出

書類作成

内示

発注

着工

工事完了

納入

据付工事

試運転

製作完了

完成

人選

製作

書類作成

基礎工事・他

書類作成

届出

届出

承諾

書類作成 届出

詳細決定

訪問

事前協議

照会

基本合意

協議

回答

申し込み

承諾

資源エネルギー庁発電技術課

届出

書類作成

申請

248

別図6-1 鉱業法及び鉱山保安法に係る手続きフロー

鉱業法

鉱山保安法

採掘権の設定願出願

県知事協議

鉱業権の設定について、出願地の一般

公益や他産業との調整を図るため、県

知事や関係機関と協議

設備設計書の提出

登録免許税納付書の提出

施業案の認可

事業着手の届出

現場調査の実施

保安規程の作成

保安統括者・代理

者等の選任

※保安規程の届出

整合性確保

協議

(意見聴取)

※保安統括者・代

理者等の届出

工事計画の届出

整合性確保

鉱業

の開

特定

施設の使用の開始

の届出

備考)※届出は法的には鉱業の開始後でも

問題ないが、事前の届出が望ましい。

設備設計書の提出命令

協議で指摘された支障事項等に対し、

出願人に鉱害防止策を盛り込んだ「設

備設計書」の提出を命令

出願の許可

鉱業権の設定について、県知事や関係

機関との調整が図られる等により、当該

鉱業出願を許可

鉱業登録

鉱業原簿に鉱区設定範囲等を記載

他法令の手続きと権益調整

・自然公園法、森林法など他法令や各

種条例の許認可手続き

・土地所有者、地元との調整

採掘権に関する施業案の認可申請

具体的な事業実施方法や鉱害防止策を

定めた鉱業実施の基本計画

249

工事計画事前届出工事計画届(工事開

始30日前)

工事計画電気主任技術者の選任ボイラ・タービン主任技術者の選任保安規程の作成

保安規程届保安規程変更届

主任技術者または解任

工事計画

ばい煙に関する説明書騒音に関する説明書等都道府県市町村へ通知

工事計画軽微変更届

使用前安全管理審査申請

主任技術者選任許可申

許可

工事計画の変更

受理受理

受理

受理

工事完了

工事着手

使用前自主検査

合格

使用

不合格

改修工事

使用前安全管理審査

設置者

別図6-2 電気事業法上の手続き

250

建築基準法 消防法(特定行政庁) (消防署)

着工

確認申請

危険物取扱主任者専任届

使用開始

検査済証

工事完了届

確認通知

容積率緩和の申請

審査

危険物設置(変更)許可申請

少量危険物貯蔵取扱届出

発電設備設置(変更)届出書

受理

許可

受理

建築着工

検査

使用開始 使用開始 使用開始

検査済証検査済証

検査 検査

検査済証

竣工検査

完成検査申請

検査済証

検査

水圧伸張検査申請

予防規定許可申請

認可変更命令

着工着工

審査 承認

火を使用する設備等の使用検査申請

消防用設備など設置指示事項が添付される

(確認申請の2ヶ月前)

着工の3日前までに提出

21日以内

別図6-3 建築基準法・消防法上の手続き

251

参考資料7 ながぬま温泉及び周辺施設の概要

下記にながぬま温泉及び周辺施設の概要を示す。

・ ながぬま温泉 ・ ながぬまコミュニティ公園 ・ マオイオートランド ・ ウォーターパーク

【ながぬま温泉】

温泉施設、馬追コミュニティセンタ

ー、レストハウス、ふれあいセンターか

らなる複合施設の総称。広義的に、近接

する物産館、花き花木センター、ゲート

ボール場を含める場合もある。 その施設設置の経緯は、昭和 47年、航空自衛隊長沼分屯基地設置による国

有保安林解除に伴う洪水調節及び農業

用ダムが設置されたことに始まり、その

管理経費の代替施設として、公民館並び

に農業研修所、いわゆる馬追コミュニテ

ィセンターが開設されたのが「ながぬま

温泉」の前身である。 長沼町では、資源エネルギーの開発利用を図るため、開基 100 年記念事業として、昭和 58 年から地熱開発事業に着手、昭和 60年にはボーリング探査を実施し、良質の温泉掘削に成功、昭和61年には温泉水の最初の利用として、馬追コミュニティセンターに温泉施設を併設、昭和 62年 1月 5日に「ながぬま温泉」としてオープンした。 また、昭和 63年には、その泉効・湯量、交通の便、医学的な利用などから、環境庁の国民保養温泉地に指定された(道内 13番目)。

■ 地熱水開発 1 経 緯 ・長沼町内エネルギー資源予備調査 (S58)事業費 300千円 ・長沼町内深層高温地下水賦存可能性調査 (S59)事業費 1,500千円 ・長沼馬追中央地区電気探査調査 (S59)事業費 4,200千円 ・地熱水開発事業(ボーリング探査) (S60)事業費 52,959千円

※ 道振興補助金 17,000千円 ・地熱水・天然ガス利用基本計画 (S61)事業費 2,400千円 2 概 要 ・泉 源 長沼町東 5線北 3番地 ・掘削深度 1,500m ・泉 温 50.2℃

252

・湧 出 量 毎分 1,865L(自噴) ・泉 質 ナトリウム-塩化物強塩泉(弱アルカリ性高張性高温泉) ・適 応 症 浴用~神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、筋肉のこわばり、うち

み、くじき、痔核、慢性消化、器病、慢性皮膚病、疲労回復、

慢性婦人病、冷え症、きり傷など 飲用~慢性消化器病、慢性便秘

■ 各施設概要 1 馬追コミュニティセンター ① 場 所 長沼町東 6線北 4番地 ② 事業主体 長沼町 ③ 設置年度 昭和 47年度 ④ 事 業 費 130,574千円

財源内訳 起 債 35,300千円 補 助 72,800千円(防衛施設庁補助金) 一般財源 22,474千円 ⑤ 構 造 RC3F建、一部 4F ⑥ 規 模 2,035㎡ ⑦ 設 備 客室 17室 79名

2 温泉施設 ① 場 所 長沼町東 6線北 4番地 ② 事業主体 長沼町 ③ 設置年度 昭和 61年度 ④ 事 業 費 219,414千円 (引湯管敷設費含む)

財源内訳 基 金 160,900千円(道振興基金貸付金) 補 助 37,000千円(道振興補助金) 一般財源 21,514千円 ⑤ 構 造 RC平屋建 ⑥ 規 模 359㎡ ⑦ 設 備 大浴場、低温ジェット浴槽、うたせ湯、遠赤外サウナ

3 温泉施設(増築) ① 場 所 長沼町東 6線北 4番地 ② 事業主体 長沼町 ③ 設置年度 平成 4年度 ④ 事 業 費 274,939千円

財源内訳 資 金 184,500千円(道振興協会資金) 一般財源 90,439千円 ⑤ 構 造 RC平屋建、一部鉄骨造り ⑥ 規 模 452.54㎡ ⑦ 設 備 高温サウナ、露天風呂、ジャグジー湯、小浴槽・水風呂、ボディシャワー

253

4 レストハウス ① 場 所 長沼町東 6線北 4番地 ② 事業主体 長沼町 ③ 設置年度 平成元年度 ④ 事 業 費 278,203千円

財源内訳 起 債 199,100千円 補 助 41,000千円(道振興補助金) 一般財源 38,103千円 ⑤ 構 造 RC2F建 ⑥ 規 模 1,097㎡ ⑦ 設 備 客室 17室 53名 休憩室 1室 (490㎡)

5 ふれあいセンター ① 場 所 長沼町東 6線北 4番地 ② 事業主体 長沼町 ③ 設置年度 平成5年度 ④ 事 業 費 454,489千円

財源内訳 起 債 263,888千円 補 助 60,000千円(道振興補助金) 一般財源 974千円 ⑤ 構 造 RC2F建 ⑥ 規 模 1,086.2㎡ ⑦ 設 備 研修室 1室、会議室 1室、調理室 2室、事務室 1室

6 花き花木センター ① 場 所 長沼町東 6線北 4番地 ② 事業主体 長沼町 ③ 設置年度 昭和 50年度 ④ 事 業 費 43,899千円

財源内訳 起 債 11,200千円 補 助 19,266千円 一般財源 3,433千円 ⑤ 構 造 鉄骨平屋建

7 野菜加工センター ① 場 所 長沼町東 6線北 4番地 ② 事業主体 長沼町 ③ 設置年度 昭和 60年度 ④ 事 業 費 26,141千円

財源内訳 起 債 13,900千円 補 助 8,731千円 一般財源 3,528千円

254

⑤ 構 造 鉄骨亜鉛茸平屋建 115.5㎡ 8 屋内ゲートボール場 ① 場 所 長沼町東 6線北 4番地 ② 事業主体 長沼町 ③ 設置年度 昭和 63年度 ④ 事 業 費 58,110千円 ⑤ 構 造 鉄骨平屋建 ⑥ 規 模 691.2㎡ ⑦ 設 備 コート 2面 地中ヒーティング(15度) ⑧ そ の 他 地熱水使用量 120L/min

9 物産館 ① 場 所 長沼町東 6線北 4番地 ② 事業主体 長沼町 ③ 設置年度 平成 4年度(平成 5年4月 28日開設) ④ 事 業 費 207,111千円

財源内訳 起 債 134,200千円(過疎債) 一般財源 72,911千円 ⑤ 構 造 S2F建 ⑥ 規 模 482.86㎡ ⑦ 設 備 1F 特産品販売・PR コーナー、アートギャラリー 2F ジンギスカンコーナー

255

日帰り客

(単位:人)

年度

4 月

5 月

6 月

7 月

8 月

9 月

10 月

11 月

12 月

1 月

2 月

3 月

合計

H 13 年度

26,878

29,429

25,554

28,275

34,487

29,133

28,691

24,323

19,072

30,012

29,779

43,457

349,090

H 14 年度

26,122

32,343

28,832

27,776

33,806

28,927

26,344

21,236

21,325

26,949

27,697

42,617

343,974

H 15 年度

24,890

29,966

28,737

30,136

32,966

28,256

26,477

24,135

21,026

26,761

26,897

40,955

341,202

H 16 年度

24,203

31,154

25,080

27,558

29,849

27,383

27,901

22,541

18,720

26,733

23,545

35,252

319,919

H 17 年度

19,693

28,501

22,270

26,028

25,774

23,940

24,765

19,115

17,146

21,992

20,362

29,799

279,385

H 18 年度

21,159

23,853

18,766

22,598

23,517

22,589

20,833

17,308

170,623

宿泊客

(単位:人)

年度

4 月

5 月

6 月

7 月

8 月

9 月

10 月

11 月

12 月

1 月

2 月

3 月

合計

H 13 年度

1,342

1,679

2,052

2,022

2,557

2,178

2,337

1,855

1,591

2,131

1,941

2,527

24,212

H 14 年度

1,463

1,774

1,960

2,083

2,409

2,153

2,081

1,804

1,550

2,020

1,868

2,492

23,657

H 15 年度

1,548

1,866

1,881

2,080

2,259

2,047

2,318

1,798

1,375

1,891

1,703

2,050

22,816

H 16 年度

1,293

1,726

1,766

2,123

2,068

2,040

2,316

1,660

1,508

1,941

1,797

2,215

22,453

H 17 年度

1,292

1,302

1,665

2,004

1,813

1,791

2,150

1,616

1,296

1,727

1,512

1,757

19,925

H 18 年度

979

1,522

1,611

1,950

1,960

1,879

2,099

1,393

13,393

(平成18年11月30日現在)

出所:長沼町調査資料

ながぬま温泉利用状況

256

【ながぬまコミュニティ公園】

ながぬまコミュニティ公園は、馬

追丘陵の緩傾斜地の中腹、市街地か

ら約 2km の所に位置しており、町の自然・歴史とのかかわり、町に存在

する芸術や文化などの町の個性を活

かし、かつ都市との交流活動の拠点

施設として活用できる「長沼町の顔」

としての公園を目指している。 この公園整備は、国の提唱した「自

ら考え自ら行う地域づくり」ニュー

カントリー事業の主旨に基づき、学

生や各種団体にアイデア募集を行っ

た結果 231 件の応募があり、「長沼町ふるさと創生事業検討委員会」等によるそれらの審議の際、自然や芸術・文化と積極的にふれあうことのできる公園の整備、イベント等の開

催できる交流活動の拠点施設の整備などが中心に議論され、その結果、ながぬまコミュニ

ティ公園の事業化がなされた。 その整備テーマは、日常生活をサポートする保養の場、自然とのふれあいの場、コミュ

ニティーを形成し情報交換を行う場、文化・芸術の交流拠点となることを目的にしている。

既設の温泉施設を核に、平成 3 年度にオートキャンプ場、4 年度はウォーターパーク、5年度に緑の広場、平成 6 年度にはふるさとの広場、平成 7 年度は長沼の森・パークゴルフコース(18 ホール)、平成 8 年度はフラワーガーデンなどの整備を実施している。 1 所 在 地 長沼町東 6 線北 4 番地・東 7 線北 4 番地・東 6 線北 3 番地 2 事 業 名 ながぬまコミュニティ公園整備事業 3 事業主体 長沼町 4 面 積 22.7ha 5 事業期間 平成 3 年度~平成 16 年度 6 事業経過 ・H2 ながぬまコミュニティ公園調査・設計 事業費 76,000 千円 ・H3 オートキャンプ場整備事業 事業費 301,683 千円

① オートキャンプ 場建設事業 レストハウス、コテージ、トイレ A=2.8ha ② ログハウスセンター 建設事業 S造 1F A=229.3 ㎡ ・H4 ウォーターパーク整備事業 事業費 215,862 千円 ① ウォーターパーク建設事業 噴水の池 A=6,500 ㎡ ② 野外ステージ及び練習棟建設事業 A=346 ㎡ 観客席 500 ・H5 緑の広場整備事業 事業費 145,419 千円

257

① 広場整備事業 A=12,500 ㎡ ② テニスコート整備事業 2 面 A=3,500 ㎡ 全天候型 ・H6 ふるさとの広場整備事業 事業費 242,840 千円 ① 広場整備事業 彫刻3基 A=19,500 ㎡ ② 橋梁整備(舞鶴橋保存)L=42.9m W=5.8m ・H7 長沼の森・パークゴルフコース 整備事業 事業費 152,423 千円 ① 森整備事業 遊歩道・遊具広場 A=33,000 ㎡ ② パークゴルフコース 18 ホール・植栽・SL 広場 A=13,000 ㎡ ・H8 フラワーガーデン整備事業 事業費 157,500 千円 ① 整備事業 A= 7,000 ㎡ ② エントランス広場・フラワーガーデン・駐車場 ・H9 長沼コミュニティ公園修景工事 事業費 10,657 千円 ① ワイルドフラワー吹付 A= 3,600 ㎡

② 長沼の森ゾーン A= 200 ㎡ 野草(ドイツスズラン等)植栽 ・H10 長沼コミュニティ公園修景工事 事業費 2,940 千円

① 長沼の森ゾーン A= 134 ㎡ 野草(エゾミソハギ等)植栽 ・H11 長沼コミュニティ公園修景工事 事業費 2,415 千円

① 長沼の森ゾーン A= 117 ㎡ 野草(エゾリンドウ等)植栽

258

【マオイオートランド】

マオイオートランドは、札幌市から車で 50 分、長沼町を南北に走る馬追丘陵のふもとに位置し、眼下にはのどかな田園風景が広がる都市近郊型のハイグレードなオートキャン

プ場で、アウトドアのシティホテル的感覚で利用することができる。 周辺探索はもちろん、道央地域の中核拠点としての恵まれた交通網を利用し、日帰り観

光・ショッピングに最適であり、またながぬま温泉が隣接し、大浴場や露天風呂でリラッ

クスすることができ、温泉めぐりのオートリゾートとしての特徴を備えている。キャンプ

場のレイアウトは、広すぎると感じる程の余裕を持ち、特にサイト間左右8mの余裕のス

ペースは隣を気にせずに楽しむことができる。 更に本キャンプ場は、(社)日本オートキャンプ協会の4つ星(Very Good) 認定を受けており、その高規格な施設、細かなサービスは全国的に評価されている。 ① 所 在 地 長沼町東 7 線北 4 番地 ② 事 業 名 オートキャンプ場整備事業 ③ 事業主体 長沼町 ④ 工 期 平成 3 年度 ⑤ 規 模 27,865 ㎡ ⑥ 事 業 費 1) 用 地 費 221,965 千円(A=38,449 ㎡) 2) H3事業費 301,683 千円 財源内訳 起 債 225,900 千円(地域づくり) 補 助 50,000 千円(道振興補助金) 一般財源 25,783 千円 3) H5事業費(コテージ2棟増設)16,777 千円 ⑦ オープン 平成 4 年 7 月 11 日 ⑧ 利用期間 4月 28 日~10 月 31 日 ⑨ 収容能力 75 区画・300 人収容 ⑩ 施 設 センターハウス

1) 温水シャワー:男女別 各 3 基 2) 水洗トイレ(身障者用完備)

259

3) コインランドリー 4) 売店・公衆電話・自動販売機 水洗トイレ:2 箇所 炊事棟:2 箇所 レストハウス 遊具・水遊びの池 【ウォーターパーク】

ウォーターパークは、ながぬま

コミュニティ公園の進入路付近に

位置し、噴水の池を中心として野

外ステージ、練習棟、観覧席を整

備することにより、町内における

各種イベント、コンサート、更に

公園を利用する人々のふれあいの

場として、「水」と「音」をテーマ

に整備したものである。

◎ 噴水の池 池の面積は約 1,500 ㎡で水深は子供が戯れても安全な 20~30 ㎝となっている。池には大小 5基の噴水が設置されており、特に中央に配置された噴水は水煙が約 5mに達し、野外ステージから池の中央部へ張り出したデッキは水上ステージとしての利用も可能

で、噴水との連続性の演出でイベント開催時には効果を発揮する。 ◎ 野外ステージ シェルターの白い屋根が目を引く野外ステージは、面積が 250 ㎡と広く、後部には練習場を兼ねた控室、男女更衣室、トイレが備わっており、郷土芸能の保存、音楽、芸術、

文化活動、各種イベントの開催等、多目的な利用が可能である。 ① 所 在 地 長沼町東 6 線北 4 番地 ② 事 業 名 ウォーターパーク・野外ステージ整備事業 ③ 事業主体 長沼町 ④ 工 期 平成 4 年度 ⑤ 規 模 6,715.16 ㎡ ⑥ 事 業 費 総事業費 215,862 千円 財源内訳 起 債 161,800 千円(地域づくり) 補 助 49,000 千円(道振興補助金) 一般財源 5,062 千円 ⑦ オープン 平成 5 年4月 28 日

260

⑧ 利用期間 4月 29 日~11 月3日 ⑨ 設 備 1)噴水の池 面積:1,500 ㎡ 水深:20~30 ㎝ 池の半径:27m 噴水(大)1基、(小)4基 2)野外ステージ ・ステージ 床面積 155 ㎡ 間口 16m 奥行 約 9.7m ・水上ステージ 床面積 85 ㎡ ・観覧席 メイン 549 人 サブ 264 人 計 813 人 ・控 室 1室 床面積 46 ㎡ ・更衣室 2室 床面積 8 ㎡ ・物品庫 1室 床面積 13 ㎡ ・音響機器 1式

261

参考資料8 詳細シミュレーション結果

第7章に記したように、本検討では下記の 162パターンのシミュレーションを実施した。 162パターンの内訳は以下のとおりである。 経済性が最も高い運転方式及び契約は電主熱従 24 時間運転の業務用 WE 契約であったが、そ

の中で最も経済性の高かったものは「25kW×6台(ケース 2-2)」(No.6)であった。 「電主熱従 24時間運転・25kW×6台」のシミュレーションの詳細結果を別表 8-1に示す。な

お、ケース分けによる 2パターン、契約種別分けによる 3パターン(合計 2×3=6パターン)の結果は一枚のシートの中に記されている。また、経済性向上対策として実施した「①蓄熱考慮(除

湿:吸着方式)」「②蓄熱考慮・受電電力ゼロ制御(除湿:吸着方式)」「③蓄熱考慮(除湿:冷却

方式)」の詳細結果を別表 8-2~4に示す。

No. 1 電主熱従・24時間運転・25kW×1台 No.14 電主熱従・14 時間運転・25kW×5台

No. 2 電主熱従・24時間運転・25kW×2台 No.15 電主熱従・14 時間運転・25kW×6台

No. 3 電主熱従・24時間運転・25kW×3台 No.16 電主熱従・14 時間運転・25kW×7台

No. 4 電主熱従・24時間運転・25kW×4台 No.17 電主熱従・14 時間運転・95kW×1台

No. 5 電主熱従・24時間運転・25kW×5台 No.18 電主熱従・14 時間運転・95kW×2台

No. 6 電主熱従・24時間運転・25kW×6台 No.19 熱主電従・24 時間運転・25kW×1台

No. 7 電主熱従・24時間運転・25kW×7台 No.20 熱主電従・24 時間運転・25kW×2台

No. 8 電主熱従・24時間運転・95kW×1台 No.21 熱主電従・24 時間運転・25kW×3台

No. 9 電主熱従・24時間運転・95kW×2台 No.22 熱主電従・24 時間運転・25kW×4台

No.10 電主熱従・14時間運転・25kW×1台 No.23 熱主電従・24 時間運転・25kW×5台

No.11 電主熱従・14時間運転・25kW×2台 No.24 熱主電従・24 時間運転・25kW×6台

No.12 電主熱従・14時間運転・25kW×3台 No.25 熱主電従・24 時間運転・25kW×7台

No.13 電主熱従・14時間運転・25kW×4台 No.26 熱主電従・24 時間運転・95kW×1台

No.27 熱主電従・24時間運転・95kW×2台 ※ ケース分けによる 2パターン、契約種別分けによる 3パターン、運転パターン・機種台数分けによる 27パターンより合計 2×3×27=162パターン

262

発電機単機出力(kW) 25 運転方式 電主熱従 CGS種別 ガスエンジン 現状常時契約電力(kW) 218 ガス低位発熱量(MJ/m3) 33.4 A重油購入単価(円/L) 71.3 経済性計算

発電機台数(台) 6 運転時間 24時間 最大燃料消費量(m3/h) 47.9 最低買電電力(kW) 30 灯油低位発熱量(MJ/ ) 34.4 灯油購入単価(円/L) 74.6 現状方式

発電機合計出力(kW) 150 補機動力量(kWh/台) 1.7 発電可能最低負荷(kW) 6.3 買電優先時買電電力(kW) 79 ボイラ効率(%) 85 最大ガス使用量(m3/日) 949 -

0時 1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 合計 最大 最小

負荷電力量(kWh) 100 98 94 92 89 86 97 121 149 148 158 164 168 168 163 163 163 176 186 185 172 159 110 99 3,307 186 86 契約電力 (kW) 218

発電電力量(kWh) 70 68 64 62 59 56 67 91 119 118 128 134 138 138 133 133 133 140 140 140 140 129 80 69 2,548 140 56 料金 (千円/年) 13,974 4,266 4,064 4,038 4,266 4,064 4,038

2月 受電電力量(kWh) 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 36 46 45 32 30 30 30 759 46 30 契約種別

【平日】 負荷熱量(MJ) 410 372 587 343 720 782 820 325 292 154 402 542 738 498 806 1,039 863 866 727 664 738 648 492 315 14,145 1,039 154 契約電力 (kW)

排熱回収量(MJ) 416 365 354 346 337 324 362 489 677 673 705 724 738 737 724 722 722 742 742 742 742 710 455 369 13,917 742 324 料金 (千円/年)

ボイラ供給熱量(MJ) 0 7 233 0 383 459 458 0 0 0 0 0 0 0 82 317 141 125 0 0 0 0 37 0 2,242 459 0 契約電力 (kW)

ガス使用量(m3) 26 23 22 22 21 20 23 31 42 42 45 46 48 47 46 46 46 48 48 48 48 45 29 24 886 48 20 料金 (千円/年)

負荷電力量(kWh) 109 108 104 101 98 97 109 135 166 167 177 186 195 197 196 195 194 209 217 215 199 184 123 107 3,789 217 97 A重油使用量 (L) 120,500

発電電力量(kWh) 79 78 74 71 68 67 79 105 136 137 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 93 77 2,744 140 67 A重油燃料費 (千円/年) 8,592

2月 受電電力量(kWh) 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 37 46 55 57 56 55 54 69 77 75 59 44 30 30 1,044 77 30 灯油使用量 (L) 154,488

【休日】 負荷熱量(MJ) 195 236 175 109 345 163 105 92 123 47 548 862 1,358 1,195 1,374 1,629 1,578 1,700 1,809 1,368 965 852 501 161 17,493 1,809 47 灯油燃料費 (千円/年) 11,525

排熱回収量(MJ) 449 445 431 419 368 362 450 583 733 736 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 494 442 14,814 742 362 合計 (千円/年) 20,116

ボイラ供給熱量(MJ) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 121 616 453 632 888 837 958 1,067 626 224 111 7 0 6,539 1,067 0 保安統括者 (千円/年)

ガス使用量(m3) 28 28 27 26 24 23 28 37 47 47 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 32 28 949 48 23 保安統括者代理人 (千円/年)

負荷電力量(kWh) 79 77 74 72 70 67 76 95 117 117 124 129 132 132 128 128 128 138 146 145 135 125 87 78 2,598 146 67 鉱山労働者代表 (千円/年)

発電電力量(kWh) 49 47 44 42 40 37 46 65 87 87 94 99 102 102 98 98 98 108 116 115 105 95 57 48 1,878 116 37 電気主任技術者 (千円/年)

5月 受電電力量(kWh) 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 720 30 30 合計 (千円/年)【平日】 負荷熱量(MJ) 350 318 501 293 615 668 700 277 249 132 343 463 630 425 688 887 737 739 620 567 630 553 420 269 12,073 887 132 メンテナンス メンテナンス費 (千円/年) -

排熱回収量(MJ) 298 290 239 234 228 216 246 356 477 476 543 561 574 573 560 558 558 593 617 614 584 548 328 293 10,565 617 216 その他 ガス除湿費 (千円/年) -ボイラ供給熱量(MJ) 53 28 262 58 387 452 454 0 0 0 0 0 55 0 128 329 178 146 3 0 45 6 92 0 2,676 454 0 単価 0 円/ (千円/年)

ガス使用量(m3) 18 18 15 15 14 13 16 23 30 30 34 35 36 36 35 35 35 38 40 40 37 34 20 18 665 40 13 単価 2.5 円/ (千円/年)

負荷電力量(kWh) 86 85 82 79 77 76 86 106 131 132 139 146 153 155 154 153 152 164 171 169 156 144 97 84 2,976 171 76 単価 5 円/ (千円/年)

発電電力量(kWh) 56 55 52 49 47 46 56 76 101 102 109 116 123 125 124 123 122 134 140 139 126 114 67 54 2,255 140 46 単価 7.5 円/ (千円/年)

5月 受電電力量(kWh) 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 31 30 30 30 30 30 721 31 30 単価 10 円/ (千円/年)

【休日】 負荷熱量(MJ) 197 239 178 110 350 165 107 93 124 48 555 874 1,376 1,211 1,393 1,651 1,600 1,723 1,834 1,387 979 864 508 164 17,730 1,834 48 単価 0 円/ (千円/年) 27,261 27,059 27,034 27,861 27,659 27,634

排熱回収量(MJ) 324 321 309 299 293 246 325 438 569 572 597 617 690 697 693 692 688 728 742 740 700 612 362 318 12,570 742 246 単価 2.5 円/ (千円/年) 27,979 27,777 27,752 28,579 28,377 28,352

ボイラ供給熱量(MJ) 0 0 0 0 57 0 0 0 0 0 0 257 686 514 700 960 912 996 1,092 647 278 252 146 0 7,496 1,092 0 単価 5 円/ (千円/年) 28,697 28,495 28,469 29,297 29,095 29,069

ガス使用量(m3) 20 20 19 18 18 16 20 27 36 36 38 40 43 44 44 44 43 47 48 48 44 39 23 20 794 48 16 単価 7.5 円/ (千円/年) 29,415 29,213 29,187 30,015 29,813 29,787

負荷電力量(kWh) 92 90 87 85 82 79 89 111 137 137 145 151 155 155 150 150 150 162 171 170 159 146 102 91 3,045 171 79 単価 10 円/ (千円/年) 30,133 29,931 29,905 30,733 30,531 30,505

発電電力量(kWh) 62 60 57 55 52 49 59 81 107 107 115 121 125 125 120 120 120 132 140 140 129 116 72 61 2,323 140 49 単価 0 円/ (千円/年) -6,829 -7,031 -7,056 -6,229 -6,431 -6,456

8月 受電電力量(kWh) 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 31 30 30 30 30 30 721 31 30 単価 2.5 円/ (千円/年) -6,111 -6,313 -6,339 -5,511 -5,713 -5,739

【平日】 負荷熱量(MJ) 177 161 254 148 311 338 354 140 126 67 174 234 319 215 348 449 373 374 314 287 319 280 212 136 6,113 449 67 単価 5 円/ (千円/年) -5,393 -5,595 -5,621 -4,793 -4,995 -5,021

排熱回収量(MJ) 348 340 328 321 312 297 336 457 592 589 615 683 697 695 681 679 679 718 742 742 709 618 421 344 12,942 742 297 単価 7.5 円/ (千円/年) -4,675 -4,877 -4,903 -4,075 -4,277 -4,303

ボイラ供給熱量(MJ) 0 0 0 0 0 41 19 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 59 41 0 単価 10 円/ (千円/年) -3,957 -4,160 -4,185 -3,357 -3,560 -3,585

ガス使用量(m3) 22 21 20 20 19 18 21 29 38 37 40 43 44 44 43 43 43 46 48 48 45 40 26 22 817 48 18 CGS設備費 (千円)

負荷電力量(kWh) 100 99 96 93 91 89 101 124 153 154 163 171 179 182 180 180 178 193 200 198 183 169 113 98 3,489 200 89 ガス設備費 (千円)

発電電力量(kWh) 70 69 66 63 61 59 71 94 123 124 133 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 139 83 68 2,624 140 59 電力設備費 (千円)

8月 受電電力量(kWh) 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 31 39 42 40 40 38 53 60 58 43 30 30 30 865 60 30 熱利用設備費 (千円)

【休日】 負荷熱量(MJ) 181 220 163 101 322 152 98 86 114 44 511 804 1,265 1,113 1,280 1,518 1,471 1,584 1,686 1,275 900 794 467 150 16,300 1,686 44 合計 (千円)

排熱回収量(MJ) 417 370 360 349 342 336 419 545 690 694 722 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 740 465 368 14,233 742 336 単価 0 円/ (年) 31.0 30.1 30.0 24.3 23.6 23.5

ボイラ供給熱量(MJ) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 62 524 372 539 777 729 842 944 533 158 54 2 0 5,535 944 0 単価 2.5 円/ (年) 34.7 33.6 33.4 27.5 26.5 26.4

ガス使用量(m3) 26 24 23 22 22 21 26 34 43 44 46 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 29 24 910 48 21 単価 5 円/ (年) 39.3 37.9 37.7 31.6 30.4 30.2

単価 7.5 円/ (年) 45.3 43.5 43.2 37.2 35.5 35.2単価 10 円/ (年) 53.6 51.0 50.6 45.2 42.6 42.3最小値 (年)

エネルギー消費量 CGS運転データCGS導入前 CGS導入後 差(後-前) 発電電力量(kWh) 883,352

灯油使用量-CGS適用分(kL) 114 0 -114 燃料消費量(Nm3) 287,138

 ・上記の熱換算量(GJ) 4,192 0 -4,192 燃料低位発熱量(MJ/Nm3) 33.4

 ・上記の原油換算量(kL) 108 0 -108 排熱利用量(MJ) 3,339,511

天然ガス使用量-CGS使用分(千m3) 0 287 287 排熱回収量(MJ) 4,536,297

昼間買電量(千kWh) 389 0 -389 発電機延べ運転時間(h) 39,053夜間買電量(千kWh) 280 0 -280 発電機容量(kW) 25エネルギー使用量-熱換算量(GJ) 10,671 10,710 39 補機動力量(kWh) 65,216エネルギー使用量-原油換算量(kL) 275 276 1 電力需要量(kWh) 1,092,987

熱需要量(MJ) 4,516,213温室効果ガス排出量

CGS導入前 CGS導入後 差(後-前) 熱量・原油換算係数

【エネ起源CO2排出量】 灯油換算係数(GJ/kL) 36.7

 エネ起源CO2排出量(tCO2) 656 546 -110 天然ガス換算係数(GJ/千m3) 37.3

  ・燃料の燃焼(tCO2) 284 546 262 昼間電気換算係数(GJ/千kWh) 9.97

  ・電気の使用~全日買電量(kWh) 669,216 0 -669,216 夜間電気換算係数(GJ/千kWh) 9.28

  ・電気の使用~電気の使用(tCO2) 371 0 -371 原油換算係数(kL/GJ) 0.0258

【非エネ起源CO2排出量】

 非エネ起源CO2排出量(tCO2) 0.00 0.04 0.04 温室効果ガス関係係数

  ・天然ガスの生産に伴う排出(tCO2) 0.00 0.04 0.04 【エネ起源CO2排出量】

【メタン排出量】 <燃料の燃焼>

 メタン排出量のCO2換算量(tCO2) 4,022 12 -4,010  ・灯油排出係数(tCO2/GJ) 0.0185

  ・燃料の燃焼(tCH4) 0.04 0.58 0.54  ・天然ガス排出係数(tCO2/GJ) 0.0139

  ・ガスの大気放出(tCH4) 191 0 -191 <電気の使用>

【温室効果ガス排出量】  ・電気排出係数(tCO2/kWh) 0.000555

 温室効果ガス排出量(tCO2) 4,678 558 -4,120 【非エネ起源CO2排出量】

<天然ガスの生産に伴う排出>

 ・生産井施設の係数(tCO2/千Nm3) 0.000095

 ・脱湿施設等の係数(tCO2/千Nm3) 0.000027

<燃料の燃焼>

 ・ガス機関(tCH4/GJ) 0.000054

 ・その他機械器具-灯油(tCH4/GJ) 0.0000095

【温室効果ガス排出量】

 ・CO2地球温暖化係数 1

 ・CH4地球温暖化係数 21

CGS導入評価

総合効率(%) 67.9発電機負荷率(%) 90.5発電効率(%) 33.1排熱回収効率(%) 47.3排熱利用率(%) 73.6排熱利用効率(%) 34.8CGSユニット定格効率(%) 65.5CGS電力依存率(%) 74.9CGS熱依存率(%) 73.9省エネルギー率(%) -0.4省エネルギー量原油換算(kL) -1.0

CO2削減率(%) 88.1

CO2削減量(tCO2) 4,120

天然ガス年間使用率(%) 72.8天然ガス月間最大使用率(%) 84.5

ランニングコスト差額

211,974

8,592

3,000

500

3,000

500

1,831

600

4,600

0

4,000

アンシラリーサービス

自家補契約

ボイラ燃料

保安管理

18,465

1,653

125

83

120,500

3,5333,533

40,263

3,004

11,595

常時契約

契約種別

発電設備設置場所

5,379

118,469

500

基準

1,831

年間ランニングコスト 34,090

業務用ウィークエンド

1,737

2,455

69,662

78 78

業務用電力業務用時間帯別

69,662

500

歩油・歩ガス代

ランニングコスト

業務用電力

温泉施設側 源泉側

301

1,019

業務用ウィークエンド

3,172

30.0 23.5

業務用時間帯別

業務用ウィークエンド

自家発補給電力A

25

151,658

18,465

38,469

25,063

ケース1-1 ケース2-2検討パターン名

別表8-1 CGS導入シミュレーション結果 【電主熱従・24時間運転・25kW×6台(除湿:吸着方式)】

設備費イニシャルコスト -

-経済性評価 単純回収年数

<CGS導入評価>

33.1

47.3

34.8

65.5

74.9

73.9

-0.4

88.1 90.567.9

73.6

0

20

40

60

80

100総合効率(%)

発電機負荷率(%)

発電効率(%)

排熱回収効率(%)

排熱利用率(%)

排熱利用効率(%)CGSユニット定格効率(%)

CGS電力依存率(%)

CGS熱依存率(%)

省エネルギー率(%)

CO2削減率(%)

2月【平日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

2月【平日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ) ボイラ供給熱量(MJ)

5月【平日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

5月【平日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ) ボイラ供給熱量(MJ)

2月【休日】電力

0

50

100

150

200

2500時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

2月【休日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ) ボイラ供給熱量(MJ)

5月【休日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

5月【休日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ) ボイラ供給熱量(MJ)

8月【平日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

8月【平日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ) ボイラ供給熱量(MJ)

8月【休日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

8月【休日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ) ボイラ供給熱量(MJ)

263

発電機単機出力(kW) 25 運転方式 電主熱従 CGS種別 ガスエンジン 現状常時契約電力(kW) 218 ガス低位発熱量(MJ/m3) 33.4 A重油購入単価(円/L) 71.3 経済性計算

発電機台数(台) 6 運転時間 24時間 最大燃料消費量(m3/h) 47.9 最低買電電力(kW) 30 灯油低位発熱量(MJ/ ) 34.4 灯油購入単価(円/L) 74.6 現状方式

発電機合計出力(kW) 150 補機動力量(kWh/台) 1.7 発電可能最低負荷(kW) 6.3 買電優先時買電電力(kW) 79 ボイラ効率(%) 85 最大ガス使用量(m3/日) 949 -

0時 1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 合計 最大 最小

負荷電力量(kWh) 100 98 94 92 89 86 97 121 149 148 158 164 168 168 163 163 163 176 186 185 172 159 110 99 3,307 186 86 契約電力 (kW) 218発電電力量(kWh) 70 68 64 62 59 56 67 91 119 118 128 134 138 138 133 133 133 140 140 140 140 129 80 69 2,548 140 56 料金 (千円/年) 13,974 4,266 4,064 4,038 4,266 4,064 4,038

2月 受電電力量(kWh) 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 36 46 45 32 30 30 30 759 46 30 契約種別【平日】 負荷熱量(MJ) 410 372 587 343 720 782 820 325 292 154 402 542 738 498 806 1,039 863 866 727 664 738 648 492 315 14,145 1,039 154 契約電力 (kW)

排熱回収量(MJ) 416 365 354 346 337 324 362 489 677 673 705 724 738 737 724 722 722 742 742 742 742 710 455 369 13,917 742 324 料金 (千円/年)

排熱利用熱量 410 372 587 343 720 782 592 325 292 154 402 542 738 498 806 1,039 863 866 727 664 738 648 492 315 13,917 1,039 154 契約電力 (kW)ボイラー供給熱量 0 0 0 0 0 0 228 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 228 228 0 料金 (千円/年)

ガス使用量(m3) 26 23 22 22 21 20 23 31 42 42 45 46 48 47 46 46 46 48 48 48 48 45 29 24 886 48 20 A重油使用量 (L) 120,500

負荷電力量(kWh) 109 108 104 101 98 97 109 135 166 167 177 186 195 197 196 195 194 209 217 215 199 184 123 107 3,789 217 97 A重油燃料費 (千円/年) 8,592発電電力量(kWh) 79 78 74 71 68 67 79 105 136 137 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 93 77 2,744 140 67 灯油使用量 (L) 154,488

2月 受電電力量(kWh) 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 37 46 55 57 56 55 54 69 77 75 59 44 30 30 1,044 77 30 灯油燃料費 (千円/年) 11,525【休日】 負荷熱量(MJ) 195 236 175 109 345 163 105 92 123 47 548 862 1,358 1,195 1,374 1,629 1,578 1,700 1,809 1,368 965 852 501 161 17,493 1,809 47 合計 (千円/年) 20,116

排熱回収量(MJ) 449 445 431 419 368 362 450 583 733 736 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 494 442 14,814 742 362 保安統括者 (千円/年)排熱利用熱量 195 236 175 109 345 163 105 92 123 47 548 862 1,358 1,195 1,374 1,629 1,578 1,057 742 742 742 742 494 161 14,814 1,629 47 保安統括者代理人 (千円/年)ボイラー供給熱量 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 643 1,067 626 224 111 7 0 2,678 1,067 0 鉱山労働者代表 (千円/年)ガス使用量(m

3) 28 28 27 26 24 23 28 37 47 47 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 32 28 949 48 23 電気主任技術者 (千円/年)

負荷電力量(kWh) 79 77 74 72 70 67 76 95 117 117 124 129 132 132 128 128 128 138 146 145 135 125 87 78 2,598 146 67 合計 (千円/年)発電電力量(kWh) 49 47 44 42 40 37 46 65 87 87 94 99 102 102 98 98 98 108 116 115 105 95 57 48 1,878 116 37 メンテナンス メンテナンス費 (千円/年) -

5月 受電電力量(kWh) 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 720 30 30 その他 ガス除湿費 (千円/年) -【平日】 負荷熱量(MJ) 350 318 501 293 615 668 700 277 249 132 343 463 630 425 688 887 737 739 620 567 630 553 420 269 12,073 887 132 単価 0 円/ (千円/年)

排熱回収量(MJ) 298 290 239 234 228 216 246 356 477 476 543 561 574 573 560 558 558 593 617 614 584 548 328 293 10,565 617 216 単価 2.5 円/ (千円/年)排熱利用熱量 350 318 397 234 228 216 246 277 249 132 343 463 630 425 688 887 737 739 620 567 630 553 420 269 10,618 887 132 単価 5 円/ (千円/年)ボイラー供給熱量 0 0 104 58 387 452 454 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1,455 454 0 単価 7.5 円/ (千円/年)

ガス使用量(m3) 18 18 15 15 14 13 16 23 30 30 34 35 36 36 35 35 35 38 40 40 37 34 20 18 665 40 13 単価 10 円/ (千円/年)

負荷電力量(kWh) 86 85 82 79 77 76 86 106 131 132 139 146 153 155 154 153 152 164 171 169 156 144 97 84 2,976 171 76 単価 0 円/ (千円/年) 25,836 25,634 25,608 26,436 26,234 26,208発電電力量(kWh) 56 55 52 49 47 46 56 76 101 102 109 116 123 125 124 123 122 134 140 139 126 114 67 54 2,255 140 46 単価 2.5 円/ (千円/年) 26,554 26,352 26,326 27,154 26,952 26,926

5月 受電電力量(kWh) 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 31 30 30 30 30 30 721 31 30 単価 5 円/ (千円/年) 27,271 27,069 27,044 27,871 27,669 27,644【休日】 負荷熱量(MJ) 197 239 178 110 350 165 107 93 124 48 555 874 1,376 1,211 1,393 1,651 1,600 1,723 1,834 1,387 979 864 508 164 17,730 1,834 48 単価 7.5 円/ (千円/年) 27,989 27,787 27,762 28,589 28,387 28,362

排熱回収量(MJ) 324 321 309 299 293 246 325 438 569 572 597 617 690 697 693 692 688 728 742 740 700 612 362 318 12,570 742 246 単価 10 円/ (千円/年) 28,707 28,505 28,479 29,307 29,105 29,079

排熱利用熱量 197 239 178 110 350 165 107 93 124 48 555 874 1,376 1,211 1,393 813 688 728 742 740 700 612 362 164 12,570 1,393 48 単価 0 円/ (千円/年) -8,255 -8,457 -8,482 -7,655 -7,857 -7,882

ボイラー供給熱量 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 838 912 996 1,092 647 278 252 146 0 5,160 1,092 0 単価 2.5 円/ (千円/年) -7,537 -7,739 -7,764 -6,937 -7,139 -7,164

ガス使用量(m3) 20 20 19 18 18 16 20 27 36 36 38 40 43 44 44 44 43 47 48 48 44 39 23 20 794 48 16 単価 5 円/ (千円/年) -6,819 -7,021 -7,046 -6,219 -6,421 -6,446

負荷電力量(kWh) 92 90 87 85 82 79 89 111 137 137 145 151 155 155 150 150 150 162 171 170 159 146 102 91 3,045 171 79 単価 7.5 円/ (千円/年) -6,101 -6,303 -6,329 -5,501 -5,703 -5,729発電電力量(kWh) 62 60 57 55 52 49 59 81 107 107 115 121 125 125 120 120 120 132 140 140 129 116 72 61 2,323 140 49 単価 10 円/ (千円/年) -5,383 -5,585 -5,611 -4,783 -4,985 -5,011

8月 受電電力量(kWh) 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 31 30 30 30 30 30 721 31 30 CGS設備費 (千円)【平日】 負荷熱量(MJ) 177 161 254 148 311 338 354 140 126 67 174 234 319 215 348 449 373 374 314 287 319 280 212 136 6,113 449 67 ガス設備費 (千円)

排熱回収量(MJ) 348 340 328 321 312 297 336 457 592 589 615 683 697 695 681 679 679 718 742 742 709 618 421 344 12,942 742 297 電力設備費 (千円)排熱利用熱量 177 161 254 148 311 338 354 140 126 67 174 234 319 215 348 449 373 374 314 287 319 280 212 136 6,113 449 67 熱利用設備費 (千円)ボイラー供給熱量 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 (千円)

ガス使用量(m3) 22 21 20 20 19 18 21 29 38 37 40 43 44 44 43 43 43 46 48 48 45 40 26 22 817 48 18 単価 0 円/ (年) 25.7 25.1 25.0 19.8 19.3 19.2

負荷電力量(kWh) 100 99 96 93 91 89 101 124 153 154 163 171 179 182 180 180 178 193 200 198 183 169 113 98 3,489 200 89 単価 2.5 円/ (年) 28.1 27.4 27.3 21.9 21.2 21.2

発電電力量(kWh) 70 69 66 63 61 59 71 94 123 124 133 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 139 83 68 2,624 140 59 単価 5 円/ (年) 31.1 30.2 30.1 24.4 23.6 23.58月 受電電力量(kWh) 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 31 39 42 40 40 38 53 60 58 43 30 30 30 865 60 30 単価 7.5 円/ (年) 34.7 33.6 33.5 27.6 26.6 26.5【休日】 負荷熱量(MJ) 181 220 163 101 322 152 98 86 114 44 511 804 1,265 1,113 1,280 1,518 1,471 1,584 1,686 1,275 900 794 467 150 16,300 1,686 44 単価 10 円/ (年) 39.4 38.0 37.8 31.7 30.4 30.3

排熱回収量(MJ) 417 370 360 349 342 336 419 545 690 694 722 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 740 465 368 14,233 742 336 最小値 (年)

排熱利用熱量 181 220 163 101 322 152 98 86 114 44 511 804 1,265 1,113 1,280 1,518 1,471 1,208 742 742 742 740 465 150 14,233 1,518 44ボイラー供給熱量 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 376 944 533 158 54 2 0 2,067 944 0 エネルギー消費量 CGS運転データ

ガス使用量(m3) 26 24 23 22 22 21 26 34 43 44 46 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 29 24 910 48 21 CGS導入前 CGS導入後 差(後-前) 発電電力量(kWh) 883,352

灯油使用量-CGS適用分(kL) 133 0 -133 燃料消費量(Nm3) 287,138

 ・上記の熱換算量(GJ) 4,893 0 -4,893 燃料低位発熱量(MJ/Nm3) 33.4

 ・上記の原油換算量(kL) 126 0 -126 排熱利用量(MJ) 3,897,882

天然ガス使用量-CGS使用分(千m3) 0 287 287 排熱回収量(MJ) 4,536,297

昼間買電量(千kWh) 389 0 -389 発電機延べ運転時間(h) 39,053夜間買電量(千kWh) 280 0 -280 発電機容量(kW) 25エネルギー使用量-熱換算量(GJ) 11,372 10,710 -662 補機動力量(kWh) 65,216エネルギー使用量-原油換算量(kL) 293 276 -17 電力需要量(kWh) 1,092,987

熱需要量(MJ) 4,516,213温室効果ガス排出量

CGS導入前 CGS導入後 差(後-前) 熱量・原油換算係数

【エネ起源CO2排出量】 灯油換算係数(GJ/kL) 36.7

 エネ起源CO2排出量(tCO2) 703 546 -157 天然ガス換算係数(GJ/千m3) 37.3

  ・燃料の燃焼(tCO2) 332 546 214 昼間電気換算係数(GJ/千kWh) 9.97

  ・電気の使用~全日買電量(kWh) 669,216 0 -669,216 夜間電気換算係数(GJ/千kWh) 9.28

  ・電気の使用~電気の使用(tCO2) 371 0 -371 原油換算係数(kL/GJ) 0.0258

【非エネ起源CO2排出量】

 非エネ起源CO2排出量(tCO2) 0.00 0.04 0.04 温室効果ガス関係係数

  ・天然ガスの生産に伴う排出(tCO2) 0.00 0.04 0.04 【エネ起源CO2排出量】

【メタン排出量】 <燃料の燃焼>

 メタン排出量のCO2換算量(tCO2) 4,022 12 -4,010  ・灯油排出係数(tCO2/GJ) 0.0185

  ・燃料の燃焼(tCH4) 0.05 0.58 0.53  ・天然ガス排出係数(tCO2/GJ) 0.0139

  ・ガスの大気放出(tCH4) 191 0 -191 <電気の使用>

【温室効果ガス排出量】  ・電気排出係数(tCO2/kWh) 0.000555

 温室効果ガス排出量(tCO2) 4,726 558 -4,167 【非エネ起源CO2排出量】

<天然ガスの生産に伴う排出>

 ・生産井施設の係数(tCO2/千Nm3) 0.000095

 ・脱湿施設等の係数(tCO2/千Nm3) 0.000027

<燃料の燃焼>

 ・ガス機関(tCH4/GJ) 0.000054

 ・その他機械器具-灯油(tCH4/GJ) 0.0000095

【温室効果ガス排出量】

 ・CO2地球温暖化係数 1

 ・CH4地球温暖化係数 21

CGS導入評価

総合効率(%) 73.7発電機負荷率(%) 90.5発電効率(%) 33.1排熱回収効率(%) 47.3排熱利用率(%) 85.9排熱利用効率(%) 40.6CGSユニット定格効率(%) 71.3CGS電力依存率(%) 74.9CGS熱依存率(%) 86.3省エネルギー率(%) 5.8省エネルギー量原油換算(kL) 17.1

CO2削減率(%) 88.2

CO2削減量(tCO2) 4,167

天然ガス年間使用率(%) 72.8天然ガス月間最大使用率(%) 84.5

※蓄熱量に関しては、前日の余剰熱量をそのまま持ち越すと仮定して試算

ランニングコスト差額

211,974

8,592

3,000500

3,000

保安管理500

18,465

1,831

600

4,600

0

4,000

1,653

12583

3,533

21,1521,57810,170

契約種別

発電設備設置場所

5,379118,469

500

基準

1,831

年間ランニングコスト 34,090

アンシラリーサービス

業務用電力業務用時間帯別

69,662

500

2,455

69,662

78 78

120,500

3,533

業務用電力

温泉施設側 源泉側

3011,019

業務用ウィークエンド

3,172

業務用ウィークエンド

1,737

25.0 19.2

業務用時間帯別

業務用ウィークエンド

自家発補給電力A25

151,65818,465

38,46925,063

ケース1-1 ケース2-2検討パターン名

別表8-2 CGS導入シミュレーション結果 【電主熱従・24時間運転・25kW×6台(除湿:吸着方式)(蓄熱考慮)】

-経済性評価 単純回収年数

設備費イニシャルコスト

歩油・歩ガス代

ランニングコスト

常時契約

自家補契約

ボイラ燃料

<CGS導入評価>

33.1

47.3

40.6

71.3

74.9

86.3

5.8

88.2 90.573.7

85.9

0

20

40

60

80

100総合効率(%)

発電機負荷率(%)

発電効率(%)

排熱回収効率(%)

排熱利用率(%)

排熱利用効率(%)CGSユニット定格効率(%)

CGS電力依存率(%)

CGS熱依存率(%)

省エネルギー率(%)

CO2削減率(%)

2月【平日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

5月【平日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

2月【休日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

5月【休日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

8月【平日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

8月【休日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

2月【平日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ)

ボイラー供給熱量 排熱利用量(蓄熱考慮)

2月【休日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ)

ボイラー供給熱量 排熱利用量(蓄熱考慮)

5月【平日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ)

ボイラー供給熱量 排熱利用量(蓄熱考慮)

5月【休日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ)

ボイラー供給熱量 排熱利用量(蓄熱考慮)

8月【平日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ)

ボイラー供給熱量 排熱利用量(蓄熱考慮)

8月【休日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ)

ボイラー供給熱量 排熱利用量(蓄熱考慮)

264

発電機単機出力(kW) 25 運転方式 電主熱従 CGS種別 ガスエンジン 現状常時契約電力(kW) 218 ガス低位発熱量(MJ/m3) 33.4 A重油購入単価(円/L) 71.3 経済性計算

発電機台数(台) 6 運転時間 24時間 最大燃料消費量(m3/h) 47.9 最低買電電力(kW) 0 灯油低位発熱量(MJ/ ) 34.4 灯油購入単価(円/L) 74.6 現状方式

発電機合計出力(kW) 150 補機動力量(kWh/台) 1.7 発電可能最低負荷(kW) 6.3 買電優先時買電電力(kW) 79 ボイラ効率(%) 85 最大ガス使用量(m3/日) 1,053 -

0時 1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 合計 最大 最小

負荷電力量(kWh) 100 98 94 92 89 86 97 121 149 148 158 164 168 168 163 163 163 176 186 185 172 159 110 99 3,307 186 86 契約電力 (kW) 218発電電力量(kWh) 100 98 94 92 89 86 97 121 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 110 99 2,945 140 86 料金 (千円/年) 13,974 2,118 2,136 2,339 2,118 2,136 2,339

2月 受電電力量(kWh) 0 0 0 0 0 0 0 0 9 8 18 24 28 28 23 23 23 36 46 45 32 19 0 0 361 46 0 契約種別【平日】 負荷熱量(MJ) 410 372 587 343 720 782 820 325 292 154 402 542 738 498 806 1,039 863 866 727 664 738 648 492 315 14,145 1,039 154 契約電力 (kW)

排熱回収量(MJ) 566 558 545 491 484 472 554 682 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 602 563 15,902 742 472 料金 (千円/年)排熱利用熱量 410 372 587 343 720 782 820 325 292 154 402 542 738 498 806 1,039 863 866 727 664 738 648 492 315 14,145 1,039 154 契約電力 (kW)ボイラー供給熱量 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 料金 (千円/年)

ガス使用量(m3) 36 35 34 32 31 30 35 43 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 38 35 1,018 48 30 A重油使用量 (L) 120,500

負荷電力量(kWh) 109 108 104 101 98 97 109 135 166 167 177 186 195 197 196 195 194 209 217 215 199 184 123 107 3,789 217 97 A重油燃料費 (千円/年) 8,592発電電力量(kWh) 109 108 104 101 98 97 109 135 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 123 107 3,051 140 97 灯油使用量 (L) 154,488

2月 受電電力量(kWh) 0 0 0 0 0 0 0 0 26 28 37 46 55 57 56 55 54 69 77 75 59 44 0 0 738 77 0 灯油燃料費 (千円/年) 11,525【休日】 負荷熱量(MJ) 195 236 175 109 345 163 105 92 123 47 548 862 1,358 1,195 1,374 1,629 1,578 1,700 1,809 1,368 965 852 501 161 17,493 1,809 47 合計 (千円/年) 20,116

排熱回収量(MJ) 597 593 581 569 561 554 598 729 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 690 589 16,446 742 554 保安統括者 (千円/年)排熱利用熱量 195 236 175 109 345 163 105 92 123 47 548 862 1,358 1,195 1,374 1,629 1,578 1,700 1,723 742 742 742 501 161 16,446 1,723 47 保安統括者代理人 (千円/年)

ボイラー供給熱量 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 86 626 224 111 0 0 1,046 626 0 鉱山労働者代表 (千円/年)

ガス使用量(m3) 38 38 37 36 35 35 38 47 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 43 37 1,053 48 35 電気主任技術者 (千円/年)

負荷電力量(kWh) 79 77 74 72 70 67 76 95 117 117 124 129 132 132 128 128 128 138 146 145 135 125 87 78 2,598 146 67 合計 (千円/年)発電電力量(kWh) 79 77 74 72 70 67 76 95 117 117 124 129 132 132 128 128 128 138 140 140 135 125 87 78 2,586 140 67 メンテナンス メンテナンス費 (千円/年) -

5月 受電電力量(kWh) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 5 0 0 0 0 11 6 0 その他 ガス除湿費 (千円/年) -【平日】 負荷熱量(MJ) 350 318 501 293 615 668 700 277 249 132 343 463 630 425 688 887 737 739 620 567 630 553 420 269 12,073 887 132 単価 0 円/ (千円/年)

排熱回収量(MJ) 448 442 431 424 417 363 438 548 669 618 693 709 721 720 708 707 707 737 742 742 730 697 476 445 14,330 742 363 単価 2.5 円/ (千円/年)排熱利用熱量 350 318 501 293 615 668 700 277 249 132 343 463 630 425 688 887 737 739 620 567 630 553 420 269 12,073 887 132 単価 5 円/ (千円/年)ボイラー供給熱量 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 単価 7.5 円/ (千円/年)

ガス使用量(m3) 28 28 27 26 26 23 27 34 42 40 44 45 46 46 45 45 45 47 48 48 47 44 30 28 907 48 23 単価 10 円/ (千円/年)

負荷電力量(kWh) 86 85 82 79 77 76 86 106 131 132 139 146 153 155 154 153 152 164 171 169 156 144 97 84 2,976 171 76 単価 0 円/ (千円/年) 24,650 24,668 24,872 25,250 25,268 25,472発電電力量(kWh) 86 85 82 79 77 76 86 106 131 132 139 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 97 84 2,798 140 76 単価 2.5 円/ (千円/年) 25,535 25,553 25,757 26,135 26,153 26,357

5月 受電電力量(kWh) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 13 15 14 13 12 25 31 29 16 4 0 0 178 31 0 単価 5 円/ (千円/年) 26,420 26,438 26,642 27,020 27,038 27,242【休日】 負荷熱量(MJ) 197 239 178 110 350 165 107 93 124 48 555 874 1,376 1,211 1,393 1,651 1,600 1,723 1,834 1,387 979 864 508 164 17,730 1,834 48 単価 7.5 円/ (千円/年) 27,305 27,323 27,527 27,905 27,923 28,127

排熱回収量(MJ) 473 470 460 449 444 438 473 587 716 719 741 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 554 468 15,150 742 438 単価 10 円/ (千円/年) 28,190 28,208 28,412 28,790 28,808 29,012排熱利用熱量 197 239 178 110 350 165 107 93 124 48 555 874 1,376 1,211 1,393 1,651 1,600 1,239 742 742 742 742 508 164 15,150 1,651 48 単価 0 円/ (千円/年) -9,440 -9,422 -9,218 -8,840 -8,822 -8,618ボイラー供給熱量 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 484 1,092 645 237 122 0 0 2,580 1,092 0 単価 2.5 円/ (千円/年) -8,555 -8,537 -8,333 -7,955 -7,937 -7,733

ガス使用量(m3) 30 30 29 28 28 27 30 37 46 46 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 35 30 969 48 27 単価 5 円/ (千円/年) -7,670 -7,652 -7,449 -7,070 -7,052 -6,849

負荷電力量(kWh) 92 90 87 85 82 79 89 111 137 137 145 151 155 155 150 150 150 162 171 170 159 146 102 91 3,045 171 79 単価 7.5 円/ (千円/年) -6,786 -6,767 -6,564 -6,186 -6,167 -5,964発電電力量(kWh) 92 90 87 85 82 79 89 111 137 137 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 102 91 2,861 140 79 単価 10 円/ (千円/年) -5,901 -5,882 -5,679 -5,301 -5,282 -5,079

8月 受電電力量(kWh) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 11 15 15 10 10 10 22 31 30 19 6 0 0 184 31 0 CGS設備費 (千円)【平日】 負荷熱量(MJ) 177 161 254 148 311 338 354 140 126 67 174 234 319 215 348 449 373 374 314 287 319 280 212 136 6,113 449 67 ガス設備費 (千円)

排熱回収量(MJ) 491 486 476 468 461 449 483 604 736 734 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 572 490 15,351 742 449 電力設備費 (千円)排熱利用熱量 177 161 254 148 311 338 354 140 126 67 174 234 319 215 348 449 373 374 314 287 319 280 212 136 6,113 449 67 熱利用設備費 (千円)ボイラー供給熱量 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 (千円)

ガス使用量(m3) 32 31 30 30 29 28 31 39 47 47 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 36 31 985 48 28 単価 0 円/ (年) 22.5 22.5 23.0 17.2 17.2 17.6

負荷電力量(kWh) 100 99 96 93 91 89 101 124 153 154 163 171 179 182 180 180 178 193 200 198 183 169 113 98 3,489 200 89 単価 2.5 円/ (年) 24.8 24.8 25.4 19.1 19.1 19.6

発電電力量(kWh) 100 99 96 93 91 89 101 124 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 113 98 2,964 140 89 単価 5 円/ (年) 27.6 27.7 28.5 21.4 21.5 22.18月 受電電力量(kWh) 0 0 0 0 0 0 0 0 13 14 23 31 39 42 40 40 38 53 60 58 43 29 0 0 524 60 0 単価 7.5 円/ (年) 31.2 31.3 32.3 24.5 24.6 25.4【休日】 負荷熱量(MJ) 181 220 163 101 322 152 98 86 114 44 511 804 1,265 1,113 1,280 1,518 1,471 1,584 1,686 1,275 900 794 467 150 16,300 1,686 44 単価 10 円/ (年) 35.9 36.0 37.3 28.6 28.7 29.9

排熱回収量(MJ) 568 564 552 494 489 483 569 694 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 610 561 15,968 742 483 最小値 (年)排熱利用熱量 181 220 163 101 322 152 98 86 114 44 511 804 1,265 1,113 1,280 1,518 1,471 1,584 1,686 1,153 742 742 467 150 15,968 1,686 44ボイラー供給熱量 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 122 158 53 0 0 333 158 0 エネルギー消費量 CGS運転データ

ガス使用量(m3) 36 35 34 32 31 31 36 44 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 39 35 1,023 48 31 CGS導入前 CGS導入後 差(後-前) 発電電力量(kWh) 1,098,176

灯油使用量-CGS適用分(kL) 143 0 -143 燃料消費量(Nm3) 353,975

 ・上記の熱換算量(GJ) 5,253 0 -5,253 燃料低位発熱量(MJ/Nm3) 33.4

 ・上記の原油換算量(kL) 136 0 -136 排熱利用量(MJ) 4,184,213

天然ガス使用量-CGS使用分(千m3) 0 354 354 排熱回収量(MJ) 5,544,206

昼間買電量(千kWh) 472 0 -472 発電機延べ運転時間(h) 46,325夜間買電量(千kWh) 400 0 -400 発電機容量(kW) 25エネルギー使用量-熱換算量(GJ) 13,670 13,203 -466 補機動力量(kWh) 77,362エネルギー使用量-原油換算量(kL) 353 341 -12 電力需要量(kWh) 1,092,987

熱需要量(MJ) 4,516,213温室効果ガス排出量

CGS導入前 CGS導入後 差(後-前) 熱量・原油換算係数

【エネ起源CO2排出量】 灯油換算係数(GJ/kL) 36.7

 エネ起源CO2排出量(tCO2) 840 673 -167 天然ガス換算係数(GJ/千m3) 37.3

  ・燃料の燃焼(tCO2) 356 673 317 昼間電気換算係数(GJ/千kWh) 9.97

  ・電気の使用~全日買電量(kWh) 871,892 0 -871,892 夜間電気換算係数(GJ/千kWh) 9.28  ・電気の使用~電気の使用(tCO2) 484 0 -484 原油換算係数(kL/GJ) 0.0258

【非エネ起源CO2排出量】

 非エネ起源CO2排出量(tCO2) 0.00 0.04 0.04 温室効果ガス関係係数

  ・天然ガスの生産に伴う排出(tCO2) 0.00 0.04 0.04 【エネ起源CO2排出量】

【メタン排出量】 <燃料の燃焼>

 メタン排出量のCO2換算量(tCO2) 4,958 15 -4,943  ・灯油排出係数(tCO2/GJ) 0.0185

  ・燃料の燃焼(tCH4) 0.05 0.71 0.66  ・天然ガス排出係数(tCO2/GJ) 0.0139

  ・ガスの大気放出(tCH4) 236 0 -236 <電気の使用>

【温室効果ガス排出量】  ・電気排出係数(tCO2/kWh) 0.000555

 温室効果ガス排出量(tCO2) 5,798 688 -5,111 【非エネ起源CO2排出量】

<天然ガスの生産に伴う排出>

 ・生産井施設の係数(tCO2/千Nm3) 0.000095

 ・脱湿施設等の係数(tCO2/千Nm3) 0.000027

<燃料の燃焼>

 ・ガス機関(tCH4/GJ) 0.000054

 ・その他機械器具-灯油(tCH4/GJ) 0.0000095

【温室効果ガス排出量】

 ・CO2地球温暖化係数 1

 ・CH4地球温暖化係数 21

CGS導入評価総合効率(%) 68.8発電機負荷率(%) 94.8発電効率(%) 33.4排熱回収効率(%) 46.9排熱利用率(%) 75.5排熱利用効率(%) 35.4CGSユニット定格効率(%) 66.4CGS電力依存率(%) 93.4CGS熱依存率(%) 92.6省エネルギー率(%) 3.4省エネルギー量原油換算(kL) 12.0

CO2削減率(%) 88.1

CO2削減量(tCO2) 5,111

天然ガス年間使用率(%) 89.8天然ガス月間最大使用率(%) 95.7

※蓄熱量に関しては、前日の余剰熱量をそのまま持ち越すと仮定して試算

-経済性評価 単純回収年数

検討パターン名

ランニングコスト

発電設備設置場所

年間ランニングコスト

業務用ウィークエンド

別表8-3 CGS導入シミュレーション結果 【受電電力0制御・電主熱従・24時間運転・25kW×6台(除湿:吸着方式)(蓄熱考慮)】

設備費イニシャルコスト -38,46925,063

ケース1-1 ケース2-2

3,892

契約種別

22.5 17.2

業務用時間帯別

業務用ウィークエンド

自家発補給電力A25

151,65818,465

4,3934,393

温泉施設側 源泉側

353

500

500

120,500

1,831

2,435

3,000

業務用ウィークエンド

78 78

業務用電力業務用時間帯別

業務用電力

5,379118,469

500

基準

1,831

34,090

1,237

6004,600

04,000

11,358

12583

-500

211,974

8,592

18,465

2,1223,007

8479,439

69,662 69,662

3,000

ランニングコスト差額

アンシラリーサービス

自家補契約

ボイラ燃料

保安管理

常時契約

歩油・歩ガス代

<CGS導入評価>

33.4

46.9

35.4

66.493.4

92.6

3.4

88.1 94.8

68.8

75.5

0

20

40

60

80

100総合効率(%)

発電機負荷率(%)

発電効率(%)

排熱回収効率(%)

排熱利用率(%)

排熱利用効率(%)CGSユニット定格効率(%)

CGS電力依存率(%)

CGS熱依存率(%)

省エネルギー率(%)

CO2削減率(%)

2月【平日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

5月【平日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

2月【休日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

5月【休日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

8月【平日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

8月【休日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

2月【平日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ)

ボイラー供給熱量 排熱利用量(蓄熱考慮)

5月【平日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ)

ボイラー供給熱量 排熱利用量(蓄熱考慮)

8月【平日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ)

ボイラー供給熱量 排熱利用量(蓄熱考慮)

2月【休日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ)

ボイラー供給熱量 排熱利用量(蓄熱考慮)

5月【休日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ)

ボイラー供給熱量 排熱利用量(蓄熱考慮)

8月【休日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ)

ボイラー供給熱量 排熱利用量(蓄熱考慮)

265

発電機単機出力(kW) 25 運転方式 電主熱従 CGS種別 ガスエンジン 現状常時契約電力(kW) 218 ガス低位発熱量(MJ/m3) 33.4 A重油購入単価(円/L) 71.3 経済性計算

発電機台数(台) 6 運転時間 24時間 最大燃料消費量(m3/h) 47.9 最低買電電力(kW) 30 灯油低位発熱量(MJ/ ) 34.4 灯油購入単価(円/L) 74.6 現状方式

発電機合計出力(kW) 150 補機動力量(kWh/台) 1.7 発電可能最低負荷(kW) 6.3 買電優先時買電電力(kW) 79 ボイラ効率(%) 85 最大ガス使用量(m3/日) 949 -

0時 1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時 17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時 合計 最大 最小

負荷電力量(kWh) 100 98 94 92 89 86 97 121 149 148 158 164 168 168 163 163 163 176 186 185 172 159 110 99 3,307 186 86 契約電力 (kW) 218発電電力量(kWh) 70 68 64 62 59 56 67 91 119 118 128 134 138 138 133 133 133 140 140 140 140 129 80 69 2,548 140 56 料金 (千円/年) 13,974 4,266 4,064 4,038 4,266 4,064 4,038

2月 受電電力量(kWh) 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 36 46 45 32 30 30 30 759 46 30 契約種別【平日】 負荷熱量(MJ) 410 372 587 343 720 782 820 325 292 154 402 542 738 498 806 1,039 863 866 727 664 738 648 492 315 14,145 1,039 154 契約電力 (kW)

排熱回収量(MJ) 416 365 354 346 337 324 362 489 677 673 705 724 738 737 724 722 722 742 742 742 742 710 455 369 13,917 742 324 料金 (千円/年)排熱利用熱量 410 372 587 343 720 782 592 325 292 154 402 542 738 498 806 1,039 863 866 727 664 738 648 492 315 13,917 1,039 154 契約電力 (kW)ボイラー供給熱量 0 0 0 0 0 0 228 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 228 228 0 料金 (千円/年)

ガス使用量(m3) 26 23 22 22 21 20 23 31 42 42 45 46 48 47 46 46 46 48 48 48 48 45 29 24 886 48 20 A重油使用量 (L) 120,500

負荷電力量(kWh) 109 108 104 101 98 97 109 135 166 167 177 186 195 197 196 195 194 209 217 215 199 184 123 107 3,789 217 97 A重油燃料費 (千円/年) 8,592発電電力量(kWh) 79 78 74 71 68 67 79 105 136 137 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 93 77 2,744 140 67 灯油使用量 (L) 154,488

2月 受電電力量(kWh) 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 37 46 55 57 56 55 54 69 77 75 59 44 30 30 1,044 77 30 灯油燃料費 (千円/年) 11,525【休日】 負荷熱量(MJ) 195 236 175 109 345 163 105 92 123 47 548 862 1,358 1,195 1,374 1,629 1,578 1,700 1,809 1,368 965 852 501 161 17,493 1,809 47 合計 (千円/年) 20,116

排熱回収量(MJ) 449 445 431 419 368 362 450 583 733 736 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 494 442 14,814 742 362 保安統括者 (千円/年)排熱利用熱量 195 236 175 109 345 163 105 92 123 47 548 862 1,358 1,195 1,374 1,629 1,578 1,057 742 742 742 742 494 161 14,814 1,629 47 保安統括者代理人 (千円/年)

ボイラー供給熱量 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 643 1,067 626 224 111 7 0 2,678 1,067 0 鉱山労働者代表 (千円/年)

ガス使用量(m3) 28 28 27 26 24 23 28 37 47 47 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 32 28 949 48 23 電気主任技術者 (千円/年)

負荷電力量(kWh) 79 77 74 72 70 67 76 95 117 117 124 129 132 132 128 128 128 138 146 145 135 125 87 78 2,598 146 67 合計 (千円/年)発電電力量(kWh) 49 47 44 42 40 37 46 65 87 87 94 99 102 102 98 98 98 108 116 115 105 95 57 48 1,878 116 37 メンテナンス メンテナンス費 (千円/年) -

5月 受電電力量(kWh) 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 720 30 30 その他 ガス除湿費 (千円/年) -【平日】 負荷熱量(MJ) 350 318 501 293 615 668 700 277 249 132 343 463 630 425 688 887 737 739 620 567 630 553 420 269 12,073 887 132 単価 0 円/ (千円/年)

排熱回収量(MJ) 298 290 239 234 228 216 246 356 477 476 543 561 574 573 560 558 558 593 617 614 584 548 328 293 10,565 617 216 単価 2.5 円/ (千円/年)排熱利用熱量 350 318 397 234 228 216 246 277 249 132 343 463 630 425 688 887 737 739 620 567 630 553 420 269 10,618 887 132 単価 5 円/ (千円/年)ボイラー供給熱量 0 0 104 58 387 452 454 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1,455 454 0 単価 7.5 円/ (千円/年)

ガス使用量(m3) 18 18 15 15 14 13 16 23 30 30 34 35 36 36 35 35 35 38 40 40 37 34 20 18 665 40 13 単価 10 円/ (千円/年)

負荷電力量(kWh) 86 85 82 79 77 76 86 106 131 132 139 146 153 155 154 153 152 164 171 169 156 144 97 84 2,976 171 76 単価 0 円/ (千円/年) 24,167 23,965 23,939 24,767 24,565 24,539発電電力量(kWh) 56 55 52 49 47 46 56 76 101 102 109 116 123 125 124 123 122 134 140 139 126 114 67 54 2,255 140 46 単価 2.5 円/ (千円/年) 24,884 24,682 24,657 25,484 25,282 25,257

5月 受電電力量(kWh) 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 31 30 30 30 30 30 721 31 30 単価 5 円/ (千円/年) 25,602 25,400 25,375 26,202 26,000 25,975【休日】 負荷熱量(MJ) 197 239 178 110 350 165 107 93 124 48 555 874 1,376 1,211 1,393 1,651 1,600 1,723 1,834 1,387 979 864 508 164 17,730 1,834 48 単価 7.5 円/ (千円/年) 26,320 26,118 26,093 26,920 26,718 26,693

排熱回収量(MJ) 324 321 309 299 293 246 325 438 569 572 597 617 690 697 693 692 688 728 742 740 700 612 362 318 12,570 742 246 単価 10 円/ (千円/年) 27,038 26,836 26,810 27,638 27,436 27,410排熱利用熱量 197 239 178 110 350 165 107 93 124 48 555 874 1,376 1,211 1,393 813 688 728 742 740 700 612 362 164 12,570 1,393 48 単価 0 円/ (千円/年) -9,924 -10,126 -10,151 -9,324 -9,526 -9,551ボイラー供給熱量 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 838 912 996 1,092 647 278 252 146 0 5,160 1,092 0 単価 2.5 円/ (千円/年) -9,206 -9,408 -9,433 -8,606 -8,808 -8,833

ガス使用量(m3) 20 20 19 18 18 16 20 27 36 36 38 40 43 44 44 44 43 47 48 48 44 39 23 20 794 48 16 単価 5 円/ (千円/年) -8,488 -8,690 -8,716 -7,888 -8,090 -8,116

負荷電力量(kWh) 92 90 87 85 82 79 89 111 137 137 145 151 155 155 150 150 150 162 171 170 159 146 102 91 3,045 171 79 単価 7.5 円/ (千円/年) -7,770 -7,972 -7,998 -7,170 -7,372 -7,398発電電力量(kWh) 62 60 57 55 52 49 59 81 107 107 115 121 125 125 120 120 120 132 140 140 129 116 72 61 2,323 140 49 単価 10 円/ (千円/年) -7,052 -7,254 -7,280 -6,452 -6,654 -6,680

8月 受電電力量(kWh) 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 31 30 30 30 30 30 721 31 30 CGS設備費 (千円)【平日】 負荷熱量(MJ) 177 161 254 148 311 338 354 140 126 67 174 234 319 215 348 449 373 374 314 287 319 280 212 136 6,113 449 67 ガス設備費 (千円)

排熱回収量(MJ) 348 340 328 321 312 297 336 457 592 589 615 683 697 695 681 679 679 718 742 742 709 618 421 344 12,942 742 297 電力設備費 (千円)排熱利用熱量 177 161 254 148 311 338 354 140 126 67 174 234 319 215 348 449 373 374 314 287 319 280 212 136 6,113 449 67 熱利用設備費 (千円)ボイラー供給熱量 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 (千円)

ガス使用量(m3) 22 21 20 20 19 18 21 29 38 37 40 43 44 44 43 43 43 46 48 48 45 40 26 22 817 48 18 単価 0 円/ (年) 20.0 19.6 19.6 14.8 14.5 14.5

負荷電力量(kWh) 100 99 96 93 91 89 101 124 153 154 163 171 179 182 180 180 178 193 200 198 183 169 113 98 3,489 200 89 単価 2.5 円/ (年) 21.6 21.1 21.0 16.1 15.7 15.6

発電電力量(kWh) 70 69 66 63 61 59 71 94 123 124 133 140 140 140 140 140 140 140 140 140 140 139 83 68 2,624 140 59 単価 5 円/ (年) 23.4 22.8 22.8 17.5 17.1 17.08月 受電電力量(kWh) 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 30 31 39 42 40 40 38 53 60 58 43 30 30 30 865 60 30 単価 7.5 円/ (年) 25.5 24.9 24.8 19.3 18.7 18.7【休日】 負荷熱量(MJ) 181 220 163 101 322 152 98 86 114 44 511 804 1,265 1,113 1,280 1,518 1,471 1,584 1,686 1,275 900 794 467 150 16,300 1,686 44 単価 10 円/ (年) 28.1 27.4 27.3 21.4 20.8 20.7

排熱回収量(MJ) 417 370 360 349 342 336 419 545 690 694 722 742 742 742 742 742 742 742 742 742 742 740 465 368 14,233 742 336 最小値 (年)排熱利用熱量 181 220 163 101 322 152 98 86 114 44 511 804 1,265 1,113 1,280 1,518 1,471 1,208 742 742 742 740 465 150 14,233 1,518 44ボイラー供給熱量 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 376 944 533 158 54 2 0 2,067 944 0 エネルギー消費量 CGS運転データ

ガス使用量(m3) 26 24 23 22 22 21 26 34 43 44 46 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 29 24 910 48 21 CGS導入前 CGS導入後 差(後-前) 発電電力量(kWh) 883,352

灯油使用量-CGS適用分(kL) 133 0 -133 燃料消費量(Nm3) 287,138

 ・上記の熱換算量(GJ) 4,893 0 -4,893 燃料低位発熱量(MJ/Nm3) 33.4

 ・上記の原油換算量(kL) 126 0 -126 排熱利用量(MJ) 3,897,882

天然ガス使用量-CGS使用分(千m3) 0 287 287 排熱回収量(MJ) 4,536,297

昼間買電量(千kWh) 468 0 -468 発電機延べ運転時間(h) 39,053夜間買電量(千kWh) 337 0 -337 発電機容量(kW) 25エネルギー使用量-熱換算量(GJ) 12,687 10,710 -1,977 補機動力量(kWh) 65,216エネルギー使用量-原油換算量(kL) 327 276 -51 電力需要量(kWh) 1,092,987

熱需要量(MJ) 4,516,213温室効果ガス排出量

CGS導入前 CGS導入後 差(後-前) 熱量・原油換算係数

【エネ起源CO2排出量】 灯油換算係数(GJ/kL) 36.7

 エネ起源CO2排出量(tCO2) 779 546 -233 天然ガス換算係数(GJ/千m3) 37.3

  ・燃料の燃焼(tCO2) 332 546 214 昼間電気換算係数(GJ/千kWh) 9.97

  ・電気の使用~全日買電量(kWh) 804,996 0 -804,996 夜間電気換算係数(GJ/千kWh) 9.28  ・電気の使用~電気の使用(tCO2) 447 0 -447 原油換算係数(kL/GJ) 0.0258

【非エネ起源CO2排出量】

 非エネ起源CO2排出量(tCO2) 0.00 0.04 0.04 温室効果ガス関係係数

  ・天然ガスの生産に伴う排出(tCO2) 0.00 0.04 0.04 【エネ起源CO2排出量】

【メタン排出量】 <燃料の燃焼>

 メタン排出量のCO2換算量(tCO2) 4,022 12 -4,010  ・灯油排出係数(tCO2/GJ) 0.0185

  ・燃料の燃焼(tCH4) 0.05 0.58 0.53  ・天然ガス排出係数(tCO2/GJ) 0.0139

  ・ガスの大気放出(tCH4) 191 0 -191 <電気の使用>

【温室効果ガス排出量】  ・電気排出係数(tCO2/kWh) 0.000555

 温室効果ガス排出量(tCO2) 4,801 558 -4,243 【非エネ起源CO2排出量】

<天然ガスの生産に伴う排出>

 ・生産井施設の係数(tCO2/千Nm3) 0.000095

 ・脱湿施設等の係数(tCO2/千Nm3) 0.000027

<燃料の燃焼>

 ・ガス機関(tCH4/GJ) 0.000054

 ・その他機械器具-灯油(tCH4/GJ) 0.0000095

【温室効果ガス排出量】

 ・CO2地球温暖化係数 1

 ・CH4地球温暖化係数 21

CGS導入評価総合効率(%) 73.7発電機負荷率(%) 90.5発電効率(%) 33.1排熱回収効率(%) 47.3排熱利用率(%) 85.9排熱利用効率(%) 40.6CGSユニット定格効率(%) 71.3CGS電力依存率(%) 74.9CGS熱依存率(%) 86.3省エネルギー率(%) 15.6省エネルギー量原油換算(kL) 51.0

CO2削減率(%) 88.4

CO2削減量(tCO2) 4,243

天然ガス年間使用率(%) 72.8天然ガス月間最大使用率(%) 84.5

※蓄熱量に関しては、前日の余剰熱量をそのまま持ち越すと仮定して試算

設備費イニシャルコスト

歩油・歩ガス代

ランニングコスト

常時契約

自家補契約

ボイラ燃料

-経済性評価 単純回収年数

ケース1-1 ケース2-2検討パターン名

別表8-4 CGS導入シミュレーション結果 【電主熱従・24時間運転・25kW×6台(除湿:冷却方式)(蓄熱考慮)】

19.6 14.5

業務用時間帯別

業務用ウィークエンド

自家発補給電力A25

138,15818,465

24,96925,063

業務用電力

温泉施設側 源泉側

3011,019

業務用ウィークエンド

3,172

業務用ウィークエンド

1,737

業務用電力業務用時間帯別

69,662

500

2,455

69,662

78 78

120,500

3,533

契約種別

発電設備設置場所

5,379104,969

500

基準

162

年間ランニングコスト 34,090

アンシラリーサービス

3,533

21,1521,57810,170

162

6004,600

04,000

1,65312583

ランニングコスト差額

198,474

8,592

3,000500

3,000

保安管理500

18,465

<CGS導入評価>

33.1

47.3

40.6

71.3

74.9

86.3

15.6

88.4

85.9

73.7 90.5

0

20

40

60

80

100総合効率(%)

発電機負荷率(%)

発電効率(%)

排熱回収効率(%)

排熱利用率(%)

排熱利用効率(%)CGSユニット定格効率(%)

CGS電力依存率(%)

CGS熱依存率(%)

省エネルギー率(%)

CO2削減率(%)

2月【平日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

5月【平日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

2月【休日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

5月【休日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

8月【平日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

8月【休日】電力

0

50

100

150

200

250

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷電力量(kWh) 発電電力量(kWh) 受電電力量(kWh)

2月【平日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ)

ボイラー供給熱量 排熱利用量(蓄熱考慮)

2月【休日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ)

ボイラー供給熱量 排熱利用量(蓄熱考慮)

5月【平日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ)

ボイラー供給熱量 排熱利用量(蓄熱考慮)

5月【休日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ)

ボイラー供給熱量 排熱利用量(蓄熱考慮)

8月【平日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ)

ボイラー供給熱量 排熱利用量(蓄熱考慮)

8月【休日】熱

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

1,800

2,000

0時

2時

4時

6時

8時

10時

12時

14時

16時

18時

20時

22時

負荷熱量(MJ) 排熱回収量(MJ)

ボイラー供給熱量 排熱利用量(蓄熱考慮)

266

参考資料9 ながぬま温泉天然ガスコージェネレーション導入可能性システム 詳細図面

本検討において、下記の条件のコージェネレーションシステムが最も導入可能性が高

いとの結論を得た。別図 9-1~12 に下記条件における詳細図面を示す。 ① 発電機の位置:源泉(ケース 2-2) ② 発電出力:25kW×6 台 ③ 運転方式:電主熱従 24 時間運転 ④ 契約種別:業務用ウィークエンド契約 ⑤ 蓄熱:考慮 ⑥ 受電 0 制御:考慮しない ⑦ 除湿方法:PVSA 及びガスドライヤー

267

268

269

270

271

272

273

274

275

別図9-9 既設 浴場機械室 温泉・給湯配管フロー図

276

別図9-10 改修計画 浴場機械室 温泉・給湯配管フロー図(ケース2-2)

277

別図9-11 温泉側熱改修設備 配置図(ケース2-2)

278

別図9-12 改修計画 浴場機械室 温泉・給湯配管平面図(ケース2-2)[S:1/60]

279