施工手引書...施工手引書...
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施工手引書 このたびは誠和の「いちごステーション」をご購入いただき、誠にありがとうございます。 この施工手引書をよくお読みいただき、お間違いのないよう順序よく組み立てて下さい。 また、各製品の特長を十分にご理解の上、適切な管理をしていただくようお願いいたします。 尚、この施工手引書は常に目の届くところに保管し、十分に活用して下さい。
魅力があり 夢が描ける 農業社会創りをめざします
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安全に正しくお使い頂くために 目次 表示について この施工手引書および製品への表示は、製品を安全に正しくお使いいた だき、使用される方への危害や他の損害を未然に防止するための重要な 内容を表示しています。 各表示の意味は次のようになっています。内容をよく理解してから本文 を最後までお読みになり、正しくお使い下さい。
絵表示の例
◆安全に正しくお使い頂くために P1
◆部品表 P2~5
◆施工手引書
1.品種別架台配置図 P6~7
2.架台配置及び配管の例 P8~9
3.給/排水母管の製作 P10
4.架台廻りの組立て P11~13
5.給水立上げ部と排水枝管の製作 P14
6.電気配線工事、給水引き込み工事 P15
7.プランターの培地入れ準備 P15
8.培地入れ P15
9.プランター吊りパイプへのプランター吊るし P16
10.給水ホース~点滴ホースの設置 P17
11.排水ガター廻りの組立て P18
12.排水ガターの取り付け P19
13.ドレンホースの排水枝管への差し込み P20~21
◆添付資料 P22~30
◆日常の点検と手入れ P31
◆安全上必ずお守り下さい P31
◆免責事項 P31
この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害
を負ったり物的損害の発生が想定される内容が記載さ
れています。
●記号は強制(必ず実行して欲しい)したり、指示する内容がある事
を告げるものです。図の中や近くに具体的な行為が描かれています。
この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡
又は重傷を負う可能性が想定される内容が記載されて
います。
△記号は注意(用心して欲しい)を促す内容があることを告げるもの
です。図の中や近くに具体的な注意内容が描かれています。
○記号は禁止(行ってはいけない)の行為であることを告げるものです。
図の中や近くに具体的な禁止内容が描かれています。
警告
注意
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部品名・コード№ 部品の写真 規格・仕様・構成 摘要 部品名・コード№ 部品の写真 規格・仕様・構成 摘要
架台組立品
22001S11C
・φ25.4×H1600×W745
・スペーサー A(中央部)(1)
・スペーサー B(上・下部)(2)
・沈下防止プレート付き(1)
いちご栽培用架台
打込くい
22001S115P
(10 本/束 単位)
・有効長 300mm
架台組立品脚部左右
を固定します。
奥行通しパイプ
3m用
22007P2531
・φ25.4×3100mm×t1.2
(端部穴加工)
架台組立品と接続
します。
新スジカイパイプ
22003S1AP
(2 本組)
・φ22.2×1100mm×t1.2
・ユニバーサル金具
φ25 用(1)
・ボルト M6×20
ナット M6 付
架台と奥行通しパイプ
を固定します。
奥行通しパイプ
2m用
22007P2521
・φ25.4×2100mm×t1.2
(端部穴加工品)
架台組立品と接続
します。
フ ゚ランター吊りパイフ ゚
22007P2555
・φ25.4×5500mm×t1.2
(両切り)
プランターを吊り下げま
す。
奥行通しパイプ
1m用
22007P2511
・φ25.4×1100mm×t1.2
(端部穴加工品)
架台組立品と接続
します。
駆動パイプ
22007P2255
・φ22.2×5500mm×t1.2
(両切り)
駆動軸として使用しま
す。
引掛けピンセット
22001S12P
・引掛けピン(1)
・平ワッシャー付きナット (2)
駆動ロープ端部を吊
ります。
プランター吊り
補強パイプ
22007P3230
・φ31.8×2750mm×t1.6
(両切り)
架台ピッチ3mスパンの
妻部に使用します。
スタビライザー組
立品
22001S13A
・L896mm×t1.6
・プーリー2ヶ付き
・SUS リベット(2)
・SUS E リング(2)
ベッド吊りパイプを支
えます。
プランター吊りパイプ内
ジョイント
2008J2206
・φ22.2×600mm
プランター吊りパイプのジョ
イントとくるくる支持パイ
プ部に使用します。
駆動ロープ組立
22002S2AP
(5 本/袋 単位)
・呼び 3mm×2270mm
・ポリエステル線
・両端丸端子型フック付き
ヘ ゙ ッ ト ゙ 部 を 吊 り 下
げ、スタビライザー、ド
ラム、引掛けピンに接
続します。
保護キャップφ25用
22007P25C
・呼び径φ25
プランター吊りパイプ端部
の保護、けが防止に
使用します。
架
台
部
ドラム組立
22002S1
・φ35×L79
・補強用リング(1)
・S.SM6×10(2)
駆動ロープを巻き付
けます。
架
台
部
保 護 キ ャ ッ プ φ 22
用
22007P22C
・呼び径φ22
駆動パイフ ゚端部の保
護、けが防止に使用し
ます。
部品
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部品名・コード№ 部品の写真 規格・仕様・構成 摘要 部品名・コード№ 部品の写真 規格・仕様・構成 摘要
パイプジョイント
φ22 用
0108A2
・呼び径φ22 ジョイント
(止めネジ2ヶ所付き)
駆動パイプのジョイン
ト と し て 使 用 し ま
す。
いちごステーション
制御盤
22020FB2A
・600 坪(2 系統)まで
・24 時間、5 分タイマー
内蔵
給水時刻、給水時間
の設定を行います。
肉厚パイプジョイ
ントφ22
0508A1
・呼び径φ22 ジョイント
(止めネジ4ヶ所付き)
ベッド奥行 30m 以
上の駆動パイプの
接 続 に 使 用 し ま
す。(くるくる側から
2 ヶ使用します)
貯水タンク 500㍑
210T500
・500 ㍑(穴加工付き)
くるくる100
1620S40*
・減速比 1/4
駆動パイプを回転さ
せ、ベッドを上下さ
せます。
給水入口セット
22010T1
・28ページ参照
貯水タンクへの給水部
品セット
架
台
部
くるくる支持パイ
プ
22004S1C
・φ25.4×H550×H350
くるくる 100 を固定
します。
給水ポンプ
210PG750
・三相 200V 750W
(50/60HZ)
いちごプランター
22005V1P
(6 ケ/袋 単位)
・W175×L1000×H172
・容量約 13 ㍑
内部に培地を充填
し、いちご苗を定
植します。
給水出口セット
22010T2
・28ページ参照
給水ポンプから給水本
管入口までの配管部
材です
プ ラ ン タ ー 中 敷
網
22005V2P
(12枚/束 単位)
・W35×L466×t2.0
プランター内部に 2 枚
敷きます。
圧力計セット
22011S1
・圧力計セット(1)
・VP13×40mm(1)
・チーズ 20×13(1)
給水立上げ部セットの 1
ヶ所に接続し、給水圧
力 の 確 認 を 行 い ま
す。
ベ
ッ
ド
部
プランター吊り具
22005V3P
(12本/袋 単位)
・W148×L214×φ3.0
プランターをプランター
吊りパイプに吊りま
す。
2 本/プランター
給
水
タ
ン
ク
廻
り
2系統セット
22011S2
・電動三方弁 1 式
・ゲートバルブ 40A 2 式
・エルボ 40A(2)
・VP 短管(5)
系統を分ける場合に
使用します。
培
地
部
いちごステーショ
ン専用培地
22013S53N
・53 ㍑/袋(約 12kg)
いちご専用培地。
粉砕杉皮。
給
水
部
VPパイプ 40×4m
301840
・VP40A
給水用配管に使用し
ます。
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部品名・コード№ 部品の写真 規格・仕様・構成 摘要 部品名・コード№ 部品の写真 規格・仕様・構成 摘要
チーズ40
30ZT40
配管の接続に使
用します。
排水立ち上げセット
22006S5
・チーズ 40A(1)
・キャップ 40A(1)
・VU 短管 40A×200mm(1)
排水母管の立上げ部
(チーズ、短管)、排液
枝管のエンド部(キャッ
プ)に使用します。
エルボ40
30ZL40
配管の接続に使
用します。
排水ガター
22006S11AP
(2 本/単位)
・W32×H40×L1300
プランターからの排水を
受けます。
ソケット40
30ZS40
配管の接続に使
用します。
排水ガター廻りセッ
ト
22006S2
・チーズ 40A(1)
・ガターキャップ A(2)
・ガターキャップ B(2)
・カター受けバネ(8)
・ゴム栓(4)
プランター排水廻りに使
用します。
キャップ40
30ZC40
配管のエンドに
使用します。
ドレンホース
22006S251
・呼びφ16×φ18
・55m/巻
排水用のホースです。
給 水 立 ち上 げ
セット
22009S1
・29ページ参照
給水用配管から
点滴ホースへの接
続に使用します。
VU40
22006U4030
・呼び 40A×2925mm
排水配管に使用しま
す。
点滴ホースジョ
イント
22012S12
・呼び 16×L70
点滴ホースの接続
に使用します。
排
水
部
結束バンド
(100 本入り)
22009S2
架台ピッチ 2m 基準の
場合の排水ホース固定
に使用します。
点滴ホース
22012S200
・200m 巻
給水に使用しま
す。
測
定
機
器
ECメーター
CM-55
302803
・メーター(1)
・センサー(1)
・温度計(1)
・サンプリング容器(1)
排水 EC を測定しま
す。
給
水
部
新点滴ホースセ
ット
22012S1AN
・30ページ参照
点滴ホース廻りに
使用します。
消
耗
品
専用肥料
「ベリーエナジー
EX」
22015S19
・9.9kg/袋
いちご用コーティング肥
料です。
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5
部品名・コード№ 部品の写真 規格・仕様・構成 摘要
消
耗
品
界面活性剤
22016S2
・1 ㍑/ボトル
誤って培地を乾か
した場合に使用し
ます。
定植用ドリル刃
22016S1
・φ60×L70(円錐形)
・充電ドライバー対応品
定植用治具として
使用します。
*インパクトドライバ
ーでは使用でき
ません。
果 こ う 受 け 具
22005V6
(8組/単位)
・果こう受け具(8)
PP テープを張り果こ
うを受けます。
排液タンク、ポ
ンプ継手セット
22006S4S
予備部品セット
22017S1
・29ページ参照
装置の予備部品で
す。
工事消耗品セッ
ト
22017S2
・水糸(1)
・塩ビのり(1)
・シールテープ(1)
・計量カップ(1)
工事の際に使用し
ます。
栽培消耗品
22017S3
・界面活性剤(1)
・微量要素剤(1)
オ
プ
シ
ョ
ン
パイプ
ストッパー
22007PS
・ストッパーリング(4)
(4 ケ/袋)
プランター吊りパイプの
両 端 に 使 用 し ま
す。
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1.品種別架台配置図 ハウスの大きさやいちごの品種により、配置出来る架台の列数が異なりますので、別紙提出済の[架台配置図]や下記配置図を参照して
配置を決めて下さい。(小型品種:とちおとめ等 大型品種:章姫等)
施工手引書
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7
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8
2.架台配置及び配管の例
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3.給/排水母管の製作 ※説明文と同じ番号の写真を参照して下さい。
①ハウス内の整地を行い、マルチを張ります。(いちごステーション用給/排水母管埋設予定部は剥がしておいて下さい。) (整地基準は、RW 栽培装置の整地の仕方を参考にして下さい。) ②給水タンク、制御盤を別紙提出済の[架台配置図]に添って設置します。(給水タンクの底部は地面に埋めて下さい。) ③給/排水母管を製作します。(P24、25 の給排水配管加工詳細図を参照して下さい。) ④給/排水母管のそれぞれの立上げ管を接続して下さい。 ⑤別紙提出済の[配管系統図]に基づき、母管埋設用穴を掘ります。(穴深さは 30cm 程度として下さい。) ⑥給水タンク廻りの配管を行ないます。(P27 給水タンク廻り配管詳細図を参照して下さい。) ⑦配管母管、トーナメントを穴に落とし、架台設置予定位置と給/排水立上げ管位置を合わせます。 ⑧給水トーナメントと給水出口配管を接続します。排水母管の端部(片方のみ)はハウス外まで伸ばします。 ⑨⑤で掘った穴を埋め戻し、踏み固めます。給水立上げ管の長さは GL より 25mm 程度でカットし、 土が入らないようにテープでふさいでおきます。排水立上げ管には「排水立上げセット」内のキャップ 40A を被せておきます。 ⑩めくっていたマルチを被せます。 ⑪マルチに切り込みを入れて立上げ管の端部を出します。 ⑫架台設置位置の水糸張り(間口方向、奥行き方向)を行ないます。別紙[架台配置図]の位置に張ります。 ※奥行き方向の水糸が架台中心(脚中央のセンター穴位置)になります。
①
② ④
⑤ ③
⑤
⑥
⑥
⑦、⑧
⑨
⑨
⑩、⑪
⑫
⑫
⑫
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4.架台廻りの組立て
架台 ①奥行通しパイプを付属ボルトで締結する。 ④引掛けピンを取り付ける。※向きに注意! ※スタートは上の穴から (P22、23「新スジカイパイプ取付位置 引掛けピン ※ボルトの通し方向は架台のボルトと揃える事。 取付方向」に従って下さい)
新スジカイパイプ ①奥行通しパイプ 2 本目は下の穴に通す。 ※奥行最後の架台は向きを反対にする ※奥行に対し、上・下と交互に押す。 ②新スジカイパイプを取付ける。 ※架台部(下部)はボルトを外し直接固定、奥行通しパイプには
φ25 ユニバーサルジョイントで固定します。 ※水準器で前後の直角を出す事。 ③各架台脚部2ヶ所に打込くいを打つ。 (P22、23「新スジカイパイプ取付位置、引掛けピン取付方向」に従って下さい。) ※水準器で左右の直角を出す事。 架台脚部アングル向きを揃える事。(排水枝管取付寸法確保の為) ※沈下防止プレート(アングル)に ※奥行最後の架台は向きを反対にする。 「くい」内側が食い込むようにして下さい。 ① ② ② ② ③ ③ ④ ① ② ② ② ③
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⑤駆動パイプ(φ22)、ドラム配置 ⑧ドラムセンター穴 ※駆動パイプ(φ22)を架台スペーサー ※穴を上面にし、ボルト(2ヶ所)の上面を仮止めする。 に乗せ、ドラムを通して行きます。 ※穴と駆動ロープの中心(マーク有り)を合わせ、左右各 2 回巻きつける。 ※ドラムは引掛けピンの下部に配置 ドラムの固定位置は、架台(スペーサー)より 2cm の位置として下さい。 ⑩パイプエンドのカット 架台より 15cm ⑥パイプジョイントφ22
⑨ドラムに巻いた駆動ロープを滑車に ※架台奥行 30m 以上の場合は、くるくる 100 側 通し引掛けピンに止める。 から見て駆動パイプ 2 本目まで、肉厚のパイプ
⑦-3 くるくる 100 の取付(各列毎) ジョイントを使用する。 添付「取扱い説明書」参照下さい。 ⑧ ⑦-2 くるくる支持パイプとφ22 パイプの連結 ※くるくる支持パイプにプランター吊りパイプ内ジョイント(φ22)を差し込む。 ⑦-1 くるくる支持パイプ端部をボルト止め ⑥ ⑦-2 ⑧ ⑧ ⑨ ※ドラム穴と駆動ロープ
のマークを合わせる。 《完成図》 ⑤ ⑥ ⑦-1 ⑩ ⑦-3 ⑧ ⑨
駆動ロープの通し方
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くるくる 100 を回転させ、傾ける。 ⑫プランター吊りパイプ内ジョイントで連結する。
プランター吊りパイプ内ジョイント(兼用) ※プランター吊りパイプに隙間が出来ないように突き当てます。 ⑪プランター吊りパイプ内ジョイント(φ22 センター潰し形状品) ※品種の違いにより通す穴位置が異なりますので注意して下さい。 ※下方のプランター吊りパイプから先に通す事。 ※スタート、エンド部分はスタビライザーより 15cm はみ出させる。 ※架台ピッチが 3m で始まる場合、あるいは 3mで終わる場合は妻面に 必ず付属の「プランター吊り補強パイプ」(φ31.8)を被せて下さい。 ⑬プランター吊りパイプの両端部(両妻のスタビライザー外側)に ⑪ パイプストッパーを通し、付属ボルトで固定して下さい。
⑭駆動パイプ、プランター吊りパイプのエンドにそれぞれφ22、φ25 の保護キャップを取り付けて下さい。 ⑪ 端部のカット ⑪φ31.8 パイプを被せる。 ⑪ ⑫ ⑫ ⑭ ⑭
プランター
プランター
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5.給水立上げ部と排水枝管の製作 キャップ 40 短管(40A) チーズ 40 縦向き接続 ⑮排水枝管 VU40 を取り付ける。 チーズ 40 ※接続部(2 ヶ所共)には接着剤 ※架台 3m ピッチに合わせカットしてあります。 (塩ビのり)は使用しないで下さい。 ※のりしろ 45mm でチーズ(40A)に接続し、他端は架台脚部アング ルにチーズを突き当てる要領で奥行きスパンまで接着して行きま す。 ※奥行き最後のチーズには短管を接続した後、キャップを付けて 下さい。 ※最初のスパンのチーズは縦向きに母管と接続します。
給/排水立上げ部詳細図
注)架台ピッチを2mで立てる場合の排水枝管とチーズ(40A)
の位置は下図のように2スパン毎に架台の中央になります。
架台ピッチ 2m基準の場合
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6.電気配線工事、給水引き込み工事 ※架台廻り工事、給水立上げ部、排水枝管の製作が終了しましたら、 ⑯ 次の施工工程に進む前に必ず電気配線工事(1 次側引き込み含む)と給水タンク までの配管つなぎ込み工事を手配して下さい。 ⑯ 7.プランターへの培地入れ準備 ⑯プランター吊り具を吊りパイプに引っ掛ける。 ※2 本/プランター。向きに注意の事。(背中合わせ) ⑰ ⑰ 8.培地入れ(写真⑰) ⑰ 例) 培地 上記のようにいちごプランターを並べ、培地を入れる。 注 1)培地は3プランター当り1袋が目安となります。 注 2)プランターに定量の培地を入れた後、プランター吊り具に引っ掛けて行きます。 注 3)杉皮培地がこぼれても支障のないように、プランターの廻りは木枠等で囲み、地面にシートを敷いて下さい。
・電気配線には電気工事士の資格が必要となりますので、最寄の電気店に依頼して下さい。 『電気工事法に基づいた正規の作業がなされませんと、感電事故や機器故障の原因となります。』
警告
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9.プランター吊りパイプへのプランター吊るし ⑱ベッドは下側に配置したプランター吊りパイプから吊るす事。 ※架台ピッチ 3m の場合3ベッド/スパン ※吊り位置はベッド上面の丸突起部に合わせます。 ⑲上側ベッドも同様に吊る。 ※駆動ロープがスタビライザーの滑車から脱線して いないかチェックしながら作業を行って下さい。 ⑱ ⑱ ⑲ ⑲ ⑲ 《完成図》
・駆動ロープがスタビライザーの滑車から脱線していないかチェックして下さい。 『脱線していると駆動ロープが切断し、ベッドが落下する恐れがあります。』
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10.給水ホース~点滴ホースの設置 ○21 ○21
○21ベッド中央に点滴ホースを通す。 ハンドルを回転させベッドを平行にする。 ※エンド側は U ターンさせ、ホース伸縮に対応できるようにする。 ※点滴ホースのドリップ口は必ず上向きにして下さい。 ○21 ○21 ⑳給水ホースを取り付ける。 ※ホース両端はワイヤーバンドで止めて下さい。 ※点滴ホース接続は青いリングでしっかり止め て下さい。 ○21 ○21 《完成図》 ⑳ ⑳ ⑳ ⑳ ⑳
エンド側
スタート側
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排水ガタ- キャップAキャップB
ドレンホ-ス
*1.5mにカット
11.排水ガター廻りの組立て 注 2)塩ビのりをつける。 ○23 排水ガター両端にキャップ A,B を差し込む。 ○22 ドレンホースを 1.5m にカットし、 キャップ B の口に差し込む。 ※ホースのカット位置に注意して下さい。 ○22 ○22 注 1)上記パーツは 2 セット/スパン必要です。 ※ドレンホース加工図 ○22 ○23 塩ビのりを つける ○23 ○23 《完成図》 塩ビのりをつける
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12.排水ガターの取り付け くるくる 100 のハンドルを回転させ、作業し易い位置で○24○25の取り付けを行なって下さい。 ○24 ○24ガター受けバネをプランターの排水穴に差し込む。 ※バネをつまんで、穴に差し込んだ後、手を離すと プランターに引っ掛かります。 ○25 ○26
○25 ゴム栓を両端のプランターに各 1 個差し込む。
くるくる 100 のハンドルを回転させ、作業し易い位置で○26 の取り付けを行なって下さい。 ○26 《完成図》 ○26 排水ガターをガター受けバネに固定する。 ※排水ガターにバネを引っ掛ける溝が ありますので、そこに入れて下さい。
※ スパンが 3mの場合、プランター6 個、 ガター受け 8 個、ゴム栓 4 個となります。
※ スパンが 2mの場合、プランター4 個、 ガター受けバネ 6 個、ゴム栓 2 個となります。
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13-1.ドレンホースの排水枝管への差し込み くるくる 100 のハンドルを回転させ、作業し易い位置で○27の取り付けを行なって下さい。 ○27 ○27 ○27
○27ドレンホースをチーズ 40A に差し込みます。 ※最初のスパン(チーズ縦向き)には直接差し込みます。 ※2 スパン目からは各架台のスペーサ B の下を通して チーズ 40 に差し込んで下さい。 ※最初のスパンのドレンホースは長すぎますのでベッドを ○27 ○27 十分昇降させて必要長さを確認した後不要部をカットし て下さい。 ※通水後、地面の起伏によりチーズ 40A から部分的に排水 があふれる場合は、排水枝管(VU40)の廃材で短管を作 り、チーズ 40A に差し込んで下さい。 《完成図》 ※以上で「いちごステーション」装置の施工は終了です。 ※ここからは、培地への肥料入れ、定植に備え、別紙「試運転のてびき」 「栽培のてびき」に従って準備をお願いいたします。
架台基準ピッチ 3mの場合
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13-2.ドレンホースの排水枝管への差し込み くるくる 100 のハンドルを回転させ、作業し易い位置で○27の取り付けを行って下さい。 結束バンドで締結する。 ○27 ドレンホースをチーズ 40A に差し込みます。 ※最初のスパン(チーズ縦向き)には直接差し込みます。 ※2スパン目からは架台のスペーサ B の下を通すところと通さないところが交互に出てきます。 チーズ(40A)がスパンの中央にある場合はスペーサ B の下部を通さず直接チーズに差し込みま す。 ※この部分はホースが抜けないように付属の「結束バンド」でホースと排水枝管を止めて下さい。 ※最初のスパンのドレンホースは長すぎますのでベッドを十分昇降させて必要長さを確認した後、 不要部をカットして下さい。 ※通水後、地面の起伏によりチーズ 40A から部分的に排水があふれる場合は、排水枝管(VU40) の廃材で短管を作り、チーズ 40A に差し込んで下さい。 ※以上で「いちごステーション」装置の施工は終了です。 ※ここからは、培地への肥料入れ、定植に備え、別紙「試運転のてびき」
「栽培のてびき」に従って準備をお願いいたします。
架台基準ピッチ 2mの場合
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注 1)※印は引掛けピン反転位置を表します。 注 2)ピンは必ず、新スジカイパイプのあるスパンで向かい合わせ にします 注 3)新スジカイパイプの無い架台数は最大 2 架台とします。(3 スパン) 注 4) は 2mのスパンを表しています。 注 5)2mのスパンが 1 ヶ所の場合は架台の一番奥側に設置し、2 ヶ所の 場合は両端部に設置します。
新スジカイパイプ取付位置及び引掛けピン取付方向(架台基準ピッチ 3mの場合)
添付資料
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注 1)※印は引掛けピン反転位置を表します。 注 2)ピンは必ず、新スジカイパイプのあるスパンで向い合わせにし ます。 注 3)新スジカイパイプの無い架台数は最大 2 架台とします。(3 スパ ン) 注 4) は 1mのスパンを表しています。 注 5)1mのスパンは必ず架台の一番奥側に設置するようにして下さ い。
新スジカイパイプ取付位置及び引掛けピン取付方向(架台基準ピッチ 2mの場合)
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給水母管
給水配管加工詳細図
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25
※排水枝管(VU40)は架台脚中央部スペースに設置します。
排水母管
排水枝管
排水立ち上げ部寸法
排水用配管加工詳細図
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品種により果こう受け具をご使用になる場合下図のように取り付けて下さい。 注意 1)果こう受け具(妻用)は各ベッドの両妻(ベッドエンド)のみ使用します。 注意2)果こう受け具(妻用)は「新点滴ホースセット」に入っています。 注意 3)果こう受け具(中間用)は各ベッド 1.0mに1ヶ所ベッド左右に使います。 「果こう受け具(妻用)」はプランターの縁(下側)に設置の事! プランターの縁に 2 つ穴が空いていますので、Uボルトを差し込んで下さい。 点滴ホーススタートUボルトで共締めします。 ※スタートキット用プレートは不要となります。 点滴ホーステンショナー金具と共締めします。 手順 1)1 ベッドにつき4本のテープ、ひもを用意します。 ・それぞれベッド長より 1m程度長めにカットして下さい。 手順 2)果こう受け具(妻用)からテンションを保ちながらテープ、ひもを張って行きます。 ・果こう受け具(中間用)ではテープ、ひもを1回巻きつけ固定して下さい。
果こう受け具(妻用、中間用)の取り付け果こう受け具(妻用)
果こう受け具(中間用)
PP テープ、ひもの張り方
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給水タンク廻り配管詳細図
2系統使用時追加部材
タンク内部配管
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給水出口セット 給水入口セット
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給水立上げセット
圧力計セット 排水立上げセット ガター廻りセット
予備部品セット 工事消耗品セット 栽培消耗品
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2系統セット (2系統仕様時追加部材)
新点滴ホースセット
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この商品は「栽培が簡単!」「組立工事はお客様の手で!」という特長が
ありますが、万が一の事故を避けるため、毎日の状況を確認して下さい。
警告 ・制御盤の電源は、専用回路を使用して下さい。
『タコ足配線等をしますと、電源容量不足、発熱による火災、感電、
異常動作の原因となります。』
・電源元には本機専用の漏電ブレーカー設置して下さい。
『漏電した場合、感電する恐れがあります。』
・濡れた手で制御盤の操作は行わないで下さい。
『感電の原因となります。』
・絶対に分解したり、修理や改造は行わないで下さい。 『故障や感電の原因となります。』
注意 ・電源元には、本機専用のブレーカーを設置して下さい。
『故障が発生した場合、他の装置や作物に悪影響が出る恐れがあります。』
・「いちごステーション」をお使い頂く前に、必ず点検のために試運転を
行い、装置に異常がないことを確認して下さい。
『試運転を行いませんと、装置の故障や物的損害の原因となります。』
・ご使用前に止めネジやボルトが緩んでいないか確認して下さい。
『止めネジやボルトが緩んでいると確実な操作が出来ません。』
・土壌消毒等でハウス内を高温(60℃以上)にする場合は、制御盤を
取外して保管して下さい。
『制御盤が故障する恐れがあります。』
・日常の点検を必ず行って下さい。
『日常の点検をしませんと異常動作や故障の原因となります。』
・長期間ご使用にならないとき、又は雷の発生時はブレーカーを「OFF」
にして下さい。
『不慮の事故の原因となります。』
・本製品は日本国内の仕様です。海外ではご使用になれません。
日常の点検と手入れ
安全上必ずお守り下さい
免責事項
弊社では次のような原因により生じた故障及び損傷、障害の発生については責任を
負うことが出来ません。あらかじめご了承の上、取り扱いには十分ご注意下さい。
・警告及び注意事項が守られなかったとき
・装置を落下させたとき
・火災、風水害、塩害、落雷、異常電圧及びその他の天災によるとき
・使用制限が守られていなかったとき
・取付けに不備があったとき
・電気配線及び電気工事の指示が守られなかったとき
・操作ミスや、適切な保守点検がなされなかった事により生じた故障で、
人体、作物等へ影響が生じたとき
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故障・修理及びお気付きの点がございましたら、お買い求めの販売店又は、
最寄の弊社営業所までお問い合わせ下さい。
ホームページ http://www.seiwa-ltd.jp
本 社 〒110-0016 東京都台東区台東 4-18-7 シモジンビル TEL.03-5817-2361
館林営業所 〒374-0024 群馬県館林市本町 1-8-2 TEL.0276-73-7717
豊橋営業所 〒440-0083 愛知県豊橋市下地町若宮 55-2 TEL.0532-55-3911
大阪営業所 〒562-0003 大阪府箕面市西小路 3-11-28 TEL.072-721-1821
高知営業所 〒783-0062 高知県南国市久礼田青木 431-3 TEL.088-862-0311
久留米営業所 〒834-0121 福岡県八女郡広川町大字広川 182-4 TEL.0943-32-5963
小金井工場 〒329-0412 栃木県下野市柴 262-10 TEL.0285-44-1751
ここに掲載した製品の仕様及び外観は、性能向上のために予告なしに変更することがあります。
2010.12 第2.4版 22020FB001
≪販 売 店≫