プラカデミア・サロン for social innovaion
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ご案内 「社会課題とビジネスの融合は、地球規模で、新しい潮流として顕在化してきました。 個人レベルで、企業レベルでどのように社会変革に取り組んでいくことができるでしょうか。営利と非営利セクターの視点を交差させながら、実務面からみた社会イノベーションの可能性を探る 【 交流サロン 】 を開催します。 「社会起業家」、「 CSR 」などをテーマとした海外の最新の論文の論点をご紹介し意見交換を行います。その後、具体的な行動をとったゲストの話を頂戴します。私たちの「イノベーション行動」につながる新たな視点を見出すかもしれません。 第8回目のテーマは、 「社会性と技術」 です。 - PowerPoint PPT PresentationTRANSCRIPT
プラカデミア・サロン for SOCIAL INNOVAIONご案内「社会課題とビジネスの融合は、地球規模で、新しい潮流として顕在化してきました。個人レベルで、企業レベルでどのように社会変革に取り組んでいくことができるでしょうか。営利と非営利セクターの視点を交差させながら、実務面からみた社会イノベーションの可能性を探る 【交流サロン】を開催します。「社会起業家」、「 CSR」などをテーマとした海外の最新の論文の論点をご紹介し意見交換を行います。その後、具体的な行動をとったゲストの話を頂戴します。私たちの「イノベーション行動」につながる新たな視点を見出すかもしれません。
第8回目のテーマは、「社会性と技術」です。
アリジェン製薬は、大学の研究者や委託研究所をネットワークして、感染症の医薬品を開発するバイオベンチャーです。2001年に設立し、50億円以上もの資本を集めました。日本発の技術で開発した医薬品を世界に広めることを目標にしています。2006年より、j HAT計画をたて、CSR薬の開発に取り組んでいます。j HATとは、日本主導による「アフリカ睡眠病」治療薬の開発計画のことで、既にフェーズⅠの段階にあり、今後の展開が期待されます。成果に対して金銭的対価を求めるものではなく、リターンは開発者への Recognitionだと説明しています。バイオベンチャーが取り組む jHATの考え方と手法を中心にお話いただきます。
• 本サロンは、国際大学グローバル・コミュニケーションセンター( GLOCOM)で開催している新たな学問領域「イノベーション行動科学」研究会の分科会として実施します。イノベーションを起こす行動を学際的に解明し、個人のイノベーション行動、ひいては社会変革を促進することを目的とするものです。
• 国際大学グローバル・コミュニケーションセンターとは
• 1991年、学校法人国際大学に所属する研究機関として設立。情報社会および日本社会を多面的に研究することを使命とし、同時に、企業や国(政府)とのさまざまな協業を積極的に展開する“智業”であることを目指している。実践につながる研究センター。
• 「プラカデミア・サロン」の「プラカデミア」とは、実務家(プラクティショナー)と大学関係者(アカデミア)との造語です。本サロンでは、実務家の実績と研究者の研究成果を活かした新たな実践の創造を目指します。
• 「ソーシャル・イノベーション」とは、社会の課題に対する新たな挑戦が普及することを指し、社会的ミッションを実現する個人の力と市民社会の成熟の上に成り立つものと考えています。
お申し込み、問合せ先: [email protected]ご氏名、ご職業、ご所属、連絡先を添えてお申し込みください。
ご関心領域、申し込み理由など一言お願いします。
第8回のご案内日時: 2009年1月 21 日(水) 18時半~ 21時( 18時開場) ※ 19時で正面玄関は閉まります、裏口をご利用ください
会場:国際大学グローバル・コミュニケーションセンター( GLOCOM ) 最寄駅:六本木 (東京都港区六本木 6-15-21 ハークス六本木ビル 2 階 03-5411-6676 )アクセス: http://w w w.g locom .ac.jp/access/ (地下鉄六本木駅からグランドハイアット東京方面を経て 7 ~ 10 分)会費: 2000円(軽食付)領収書をご用意します。定員: 40名程度 1 月1 4日までにお申し込みください。先着順にお受けします。主催:GLOCOMイノベーション行動科学研究会( IBS ) 共催:CAC -社会起業家研究ネットワーク
■プログラム内容 *本サロンは、 2 部構成からなります。 <前半>対話「社会の課題とビジネスをつなぐ」 18時 30 分~ 19時 30 分
論文をご紹介し、自由に意見交換を行います。営利と非営利セクターの視点を交差させながら、 イノベーション行動について考えるものです。
米国の非営利の製薬研究所の事例を紹介します。 【製薬業界の新しいモデル:ワンワールドヘルス】
Mair, J. (2005), A new model for the pharmaceutical industry: The Institute of OneWorld Health <後半>講演「イノベーション行動の哲学」 19時 45 分~ 21時
所源亮さん、アリジェン製薬株式会社設代表取締役社長
1970年代勤務した米国企業におけるイノベーション手法を体得後帰国。起業家精神を発揮し複 数の経営を経てアリジェンを設立。数多いバイオベンチャーの中でも卓越した開発手法に、多くの資金が集まった。現在、新たなアフリカ感染症薬開発にあたり、医薬品開発のみならずアフリカ開発への哲学の必要性を説く。
第 8回 1 月 21 日(水)18時半~21時
「社会性と技術」
<ゲストプロフィール>ご紹介論文
所源亮さん
アリジェン製薬株式会社 代表取締役社長http://www.arigen.jp/main/index_j.htm
1972年 一橋大学経済学部卒業1972年 イースタンハイブレッド株式会社(米国パイオニア・ハイブレッド・インターナショナ ル , Inc. の日本法人)入社
1976年 パイオニア・ハイブレッド・インターナショナル , Inc. に転籍
1980年 同社 国際部営業本部長 兼 パイオニア・オーバーシーズ・コーポレーション, Inc. 取締役
1982年 株式会社ゲン・コーポレーション設立1986年~ 1992年 株式会社ゲン・コーポレーション代表取締役社長1994年~ 日本バイオロジカルズ株式会社設立、代表取締役社長を経て現在取締役
2001年~ アリジェン製薬株式会社設立、代表取締役社長(現在に至る)
2008年 7月~ 一橋大学イノベーション研究センター 特任教授
• Mair, J. (2005), A new model for the pharmaceutical industry: The Institute of OneWorld Health
• ジョアンナ・メイヤー(スペイン・ナヴァラ大学IESEビジネススクール教授)
• 【製薬業界の新しいモデル:ワンワールドヘルス】
米国の非営利の製薬研究所ワンワールドヘルスの事例を紹介します。
この製薬研究所は、特許を取ったけれども、経済的な理由で未開発の薬品に注目しました。そして、内臓リーシュマニア症(毎年 20 万人以上死亡する病気)の治療する最初の薬(パロモマイシン)を開発し、インド政府の認可を得ました。そして、安価な値段で提供しています。ワンワールドヘルスの創設者& CEOのヴィクトリア・ヘイルは、米国を代表する社会起業家の 1 人として知られています。
回数 テーマ(予定) ゲスト(対談もしくは、講演)
第1 回(5 月 19日 )
「グローバル・エコノミーと社会起業家(1)」社会起業家は、主体的に社会の問題に取り組む人々。起業家との相違はあるのか? One Laptop Per Child; OLPC を事例に。
中多広志さん ㈱ベルロックメディア 代表取締役 吉本興業㈱ 上席執行役員 CFO
第 2回(6 月 24日 )
「グローバル・エコノミーと社会起業家( 2 )」世界経済フォーラム&シュワブ財団(社会起業家支援)のクラウス・シュワブのフォーリン・アフェアーズ掲載論文と、財団の評価レポートを用いて。
小暮真久さんNPO 法 人 Table For Two International 理事&事務局長
第 3回(7 月 14日 )
「再投資と新たなつながり(1)」梶原文生さん(株)都市デザインシステム 代表取締役社長
第 4回( 8 月 19日)
「人財と社会イノベーション(1)」 “ソーシャル・イントラプレナー”
島根太郎さんキッズ・ベースキャンプ代表(株式会社エムアウト取締役)
第 5回( 9 月 12日)
「人財と社会イノベーション(2)」片山信彦さんNPO法人ワールドビジョン理事、事務局長
第 6回(10 月 16日 )
「再投資と新たなつながり(2)」田中淳夫さん、NPO法人銀座ミツバチプロジェクト、副理事長
第 7回(12 月 11日 )
「社会的価値と評価(1)」James M. Mandiberg, Assistant Professor of Management and Social Enterprise, Columbia University School of Social Work
第8 回(1 月 21日 )
「社会性と技術」医療業界の新たなモデル。日本発アフリカ感染症創薬
所 源亮さん、アリジェン製薬株式会社 代表取締役社長
今年度最終回 (2月) 「社会的価値と評価(2)」“市場と社会のGAP” リピーター感謝月として、これまで 3回
以上ご参加いただいた皆様を先着 20名ご招待。顔の見える関係での意見交換会
2008年度プラカデミア・サロンのテーマ一覧ゲスト及び使用論文は、決定次第、サイトにて掲示してまいります。変更することがあります。http://cacnet.org