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一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団 2016 年度(平成 28 年度) 指定管理事業計画書 2016年4月1日~2017年3月31日 一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団

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一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団

2016年度(平成 28年度)

指定管理事業計画書

2016年 4月 1日~2017年 3月 31日

一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団

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2016年度指定管理事業計画

財団は、豊中市と「とよなか男女共同参画推進センターすてっぷの管理運営に関する基本協定書」

を締結しており、業務の内容及びその範囲等を示す仕様書に基づき、「すてっぷ」の管理運営を行う。

仕様書に定める「施設の使命」「管理運営にあたっての基本的な考え方」は、次のとおりである。

また、計画書における指定管理事業は仕様書に沿っているものである。

(1)施設の使命

センターは、「豊中市男女共同参画推進条例」及び「第 2次豊中市男女共同参画計画」に基づき、男

女が互いにその人権を尊重し、共に支え合い、責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と

能力を十分発揮することのできる男女共同参画社会を実現するため、活動の拠点施設として位置づけ

ている。 センターにおいては、男女共同参画社会の実現のため「とよなか男女共同参画推進センタ

ー条例」で定めた各種事業を実施する。

(2)管理運営にあたっての基本的な考え方

1) センターの設置目的が最大限に発揮できるよう管理運営を行うこと。

2) 市民のニーズを反映した管理運営を行い、サービスの向上を図ること。

3) 個人情報の保護を徹底するとともに、管理運営業務の情報公開に努めること。

4) 業務の効率的かつ適正な執行を行い、経済効果を考えた運営に努めること。

5) 従事者は、人権について正しい認識を持って業務を遂行。

6) 条例に基づき、市民の平等な利用の確保を図ること。

7) センターの適切な維持及び管理に努めること。

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1. 男女共同参画の推進に関する情報の収集・加工及び発信・提供事業

情報ライブラリーの役割

男女共同参画社会の実現に関わる専門図書室として、多様で幅広い情報を収集・提供・加工・発

信する情報センターとしての役割を果たす。

資料の収集 選書、発注、受入、登録、装備

情報の提供 資料貸出、カウンター対応、情報相談、ホームページからの資料検索、保育つきライブラリー、えほんのひろば

市立図書館および他施設・他機関との連携

就労支援情報コーナー、利用者検索サービス、音訳資料の提供

ライブラリー来室者 ライブラリーに来室していない利用者 講座・相談・貸室の利用者 豊中市立図書館および他施設・他機関

情報誌作成、ホームページの更新、展示リスト・ジェンダー統計パネル作成

夜間自習利用

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2016年度 情報ライブラリー事業スローガン

1)人と本と男女共同参画をむすぶライブラリー

2)情報を一歩踏み出す力に変える

2015年度実施事業の成果と課題 2016年度事業の基本方向と取り組み

1.サービス水準向上のために

【成果】

ライブラリー内や書架の美化を進め、新着資料の

受入は2014年度よりも安定し、情報相談は行政の

職場研修に関する利用が増えている。また、保育

つきライブラリー利用者に合わせてママカフェブ

ックトークを実施したが、ニーズにマッチしてい

なかったことが確認できた。

【課題】

①更にコンスタントに新着資料を配架し、貸出冊

数増に努める。

②講座・相談事業や貸室業務との連携による所蔵

資料の活用は、相互にアイデアを出し合う。③情

報相談は、総合的な関連情報提供まで至らないこ

とがある。

④保育つきライブラリーの利用者を主催事業の参

加につなげる。

利用促進のために

【基本方向】

・男女共同参画推進の専門図書室という情報ライ

ブラリーの特徴を積極的にアピール。

・蔵書回転率1.1回/年を維持。

【取り組み】

① 作業手順や分担の見直し、資料整理のスケジ

ュール管理による資料購入業務の効率化。

② 主催事業だけでなく助成金・協賛・後援事業

および貸室目的利用でのパッケージ貸出。

③ 情報相談では総合的な情報提供のための、情

報の収集と共有化。

④ 保育つきライブラリーの開催と就労準備相談

やカウンセリングとの併用周知。

⑤ ライブラリーまつりやフェスタでは、登録団

体や市民の協力を得てブックトークなどに取

り組む。

2. 利便性の高い情報発信

【成果】

多様な情報発信に取り組み、すてっぷおよび情報

誌の認知度向上が確認できた。

【課題】

①SNSによる情報発信開始後の効果的な運用方

法。

②スタッフブログによる情報発信を各担当業務の

中に組み込む。

③研修等の情報相談を増やし、出前講座や講師派

遣などへ展開する。

④資料展示についての周知を利用者に積極的に行

う。

市民に役立つ情報発信

【基本方向】

・すてっぷの重点課題関連情報や取り組みを多様

な媒体を活用して積極的に周知。

・ウェブサイトアクセス件数55,000件/月を目標設

定。

【取り組み】

① ホームページアクセス件数を定期的に把握し

SNSの導入に併せてホームページのリニュ

ーアルを検討。

② 利用促進のために、利用可能な講座・相談・

貸室・資料(テーマ展示や新着図書)情報な

どをスタッフブログで発信。

③ 情報相談の広報では、出前講座や講師派遣の

情報と併せた提案を行う。

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3. 地域の課題解決に貢献する連携事業

【成果】

①情報誌「すてっぷON!」で地域の活動を掲載、

「読み聞かせ」シンポジウムで所蔵資料の紹介を

するなど、他機関連携に取り組んだ。

②多目的コーナーでの映像資料上映を進めた。事

業者向けセミナー開催と合わせた上映も行った。

【課題】

①他機関との所蔵資料を介した接点を増やす。

②夜間自習の利用を資料貸出に結びつける。

③男女共生教育連絡会議(仮)準備会などを通じ

た外部とのつながりを、更なる事業展開につなげ

る。

④場の提供や有効活用にあたっては、市民や学生

との連携を進める可能性が見えた。

地域の課題解決に貢献する連携事業

【基本方向】

・他機関へのパッケージ貸出に努め、情報ライブ

ラリーに来たことがない人にも資料に接する機

会を増やし、来館利用につなげる。

【取り組み】

① 市民活動情報交流サロンや国際交流センター

や豊中人権まちづくりセンターなどでの関連

事業に対するパッケージ貸出。

② 男女共同参画週間と男女雇用機会均等月間(6

月)の資料展示を、すてっぷだけでなく学校

図書館や市立図書館にも提案し連携展示の協

力を働きかける。

③ レイアウトや掲示の工夫で利用者の動線をコ

ーナー展示などに誘導する。

④ 場の有効活用にあたっては、市民・学生等と

の連携で企画を検討する。

⑤ 引き続き、多目的コーナーでの映像資料上映

を行う。

(1)情報の収集・提供 1)文献・図書等の収集・閲覧・貸出

2)情報相談サービスの実施

3)ホームページからの図書・資料検索システムの提供

4)保育つきライブラリーの実施

(2)情報の加工・発信 1)ホームページおよびSNSによる情報発信

2)情報誌「すてっぷON!」の発行

3)所蔵資料のテーマ展示

4)ポスターおよびジェンダー統計パネル等の更新・制作・展示・活用

(3)情報ネットワーク 1)豊中市立図書館との連携

・豊中市立図書館返却ボックスの維持管理

・豊中市学校図書館や市立図書館にも提案し連携展示

2)関連施設・機関等との情報・資料等の交換

3)ライブラリーまつりの実施

4)男女共生教育連絡会議(仮)準備会への参画

(4)情報活用 1)就労支援情報コーナーの運営

2)利用者検索サービスの提供

3)音訳資料の提供

(5)その他 1)夜間自習の実施

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(6)重点的な取り組みの方向 1) 情報発信の新たな取り組みとしてのSNS導入

インターネット上の情報発信はホームページを主軸とする。ホームページ利用促進のためにSN

Sの導入はまずツイッターの活用から始める。すてっぷの取り組み情報の拡散を通してホームペー

ジの活用を促進する。それを通して認知度向上および貸出数増につなげる。

2) 新たな取り組みとしての連携促進

男女共同参画推進の専門図書室という特徴や課題解決に役立つ情報ライブラリーを積極的にアピ

ールすることで、認知度向上および貸出数増につなげる。パッケージ貸出の新たな取り組みとして

は、主催事業だけでなく助成金・協賛・後援事業にも拡げ、目的利用の貸室利用者にも提案する。

また、新たな取り組みとしては、男女共同参画週間と男女雇用機会均等月間(6月)にちなんだ資

料展示を学校図書館や市立図書館にも提案し、男女共同参画への関心を高める。

3)継続して取り組む事業

男女共生教育の取り組みについては、男女共生教育連絡会議(仮)準備会が、全市的に取り組み可

能な組織になるよう市教委に協力する。この2年間積み上げた男女共生教育授業養成基礎講座・情

報提供など引き続き学校現場を支援する。

昨年度の情報誌「すてっぷON!」は、発行回数を年3回に変更した。情報発信ツールとして紙

媒体の特性を活かし、市民が手に取って読もうと思える情報誌をめざして、身近な生活の中に男女

共同参画が関係していることを伝える視点で内容やページ構成を考える。

4)研修で学んだことを事業に活かす

2015年度に実施した情報担当者課題解決研修(女性会館協議会の助成)で学んだこと(SNS活

用や事業の棚卸しによる自己評価の設定など)を日常業務に活かし、情報ライブラリーの人員体制

に合わせて業務の優先順位を見直しメリハリをつけ、他部署と連携しながら担当業務に従事する。

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2.男女共同参画社会の実現をめざす市民活動の支援及び交流の場の提供事業 男女共同参画推進の拠点として市民と行政をつなぐ中間支援組織という立場で、NPO、市民団体、

市民の多様な活動をサポートする。男女共同参画社会をめざす市民の自主的な企画、事業を支援し効

果的な運営を図り、市民をつなぐ場とする。

2016年度 事業スローガン 1)男女共同参画を推進する市民活動の拠点となる

2)市民の主体的な活動をサポートする

3)市民をつなぐ、市民とつながる

4)新しい層へ向けたアプローチ

2015年度実施事業の成果と課題 2016年度事業の基本方向と取り組み

1.市民活動支援

【成果】①すてっぷ登録団体会議の自主運営が定

着し、議論も活発に行われている。登録団体のメ

ンバーが企画、運営による研修、フェスタでの事

業、多目的コーナー展示等を行った。講座運営で

団体間の相互支援が進んでいる。

②すてっぷ登録団体助成金事業、協賛事業、後援

事業、多目的コーナー展示等により、多彩なテー

マ、多彩な手法で市民目線の男女共同参画のすそ

野を広げた。

③主催講座から2つの自主グループが結成された。

【課題】①すてっぷ登録団体への支援は年間通し

て実施しているが、他団体、個人の活動支援があ

まり進んでいない。

市民活動支援を深め広げる

【基本方向】市民活動を支援し、市民とのつなが

りを広げる。

【取り組み】①すてっぷ登録団体会議、自主グル

ープの主体的な運営を支援する。

②協賛、後援事業、展示等を呼び掛け、男女共同

参画に取り組む団体と関係づくりを進める。

③すてっぷフェスタを実施する。

④すてっぷ登録団体に多目的コーナーを活用した

取り組みを呼び掛ける。

⑤市民主催講座にて、すてっぷ主催講座を広報し

市民へ周知する。

⑥とよなか国際交流センター、とよなか人権文化

まちづくり協会、市民活動情報サロン、環境交流

センター、社会福祉協議会をはじめ関連団体と連

携し市民参加の事業を継続する。

⑦登録団体メンバー、地域で活動する女性リーダ

ー、講座参加者等に、すてっぷ主催講座への協力

を呼びかける。

2.男女共同参画への入り口づくり

【成果】自習室Myすてっぷ、ロビー開放、多目的

コーナー活用によって、交流の場、学べる場をつ

くり、子育て世代、若者、男性等、広い世代にす

てっぷを認知してもらうことができた。

【課題】自習室Myすてっぷ、ロビーにいる若者へ、

若者対象講座への参加を呼び掛けたが参加者は少

数である。引き続き若い世代への呼びかけが必要。

新しい層への呼びかけ

【基本方向】施設利用から講座参加への呼びかけ

を進める。

【取り組み】①国際交流センターと連携した企画

によって若い層への講座参加を呼びかける。

②働く子育て世代に役立つ「女性と仕事」に関す

る講座等を実施する。

3.中間支援組織の連携

【成果】ESDとよなか連絡会議、共同デスクともに

連携の場として定着している。それぞれ専門分野

つながりを深め、支援する側の力を高める

【基本方向】情報交換、連携事業の実施、情報発

信の強化。

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1)作業スペースの提供

2)すてっぷ登録団体制度 (すてっぷ登録団体事業助成金事業、自主運営、研修、広報協力、多目的コーナー掲示等) 3)自主グループの形成および運営に関する支援 4)協賛事業、後援事業 5)多目的コーナーの展示、活用等による活動発表

1)すてっぷ登録団体代表者会議、ネット会議、研修

2)すてっぷフェスタ、多目的コーナーの活用等における活動成果発表・交流の場の提供

3)関係機関との会議(ESD、共同デスク)、団体の情報交換、市民への情報発信

4)すてっぷ事業の運営をサポートする市民の参加を促す

5)My すてっぷ(自習室)

を持つ団体同士の情報交換を通して、新たな視点

を養うことができる。共同デスクは、「若者」「市

民とのつながり」などテーマを設け、年3回壁新

聞を発行し、市民へ情報発信した。互いの強みを

いかした連携事業、広報支援も進めている。

【課題】①共同デスクは市民へ向けて定期的に壁

新聞を発信してるが、紙媒体がよいか検討必要

②ESDとよなか連絡会議は、次年度のあり方を検討

している。

【取り組み】継続してESDとよなか連絡会議、共同

デスク、人権啓発市民ネットワーク会議等へ積極

的に参加する。すてっぷの取り組みを発信すると

ともに、他団体の取り組みに学び、事業、広報等

で連携していく。

(1)市民活動支援と市民活動発表の場の提供

すてっぷ登録団体の自主運営を支援する。多様な活動に取り組む団体や個人を支援する。自主グル

ープ結成、協賛事業、後援事業への呼び掛けによって、すてっぷを拠点とする団体が活発に活動でき

るよう努める。

(2)市民活動をとおした学び、交流、つながりづくり

男女共同参画の実現をめざす多様な団体や個人の活動をつなぎ、対話・交流・学習を通して市民活

動を活性化する。

(公財)とよなか国際交流協会、(一財)とよなか人権文化まちづくり協会、豊中市市民活動情報

サロンをはじめとした関係機関との連携を深めるとともに、女性リーダーをつなぎ支援する側の力を

高める。

(3)重点的な取り組みの方向

1)すてっぷ登録団体の主体的な活動、団体同士の連携を支援する

すてっぷ登録団体会議は、2014年度より登録団体の自主運営となり、市民主体の積極的な活動が進

んでいる。代表者会議、ネット会議を定期的に開催し、方向性、実施事業等が決定されている。団体

主催講座においては、団体相互に講座運営を助け合うことで交流、連携が進んでいる。すてっぷ登録

団体事業助成金事業、研修、すてっぷフェスタ等によって活動を支援し、団体同士の連携を図り、活

動を活性化する。

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2)男女共同参画に取り組む市民活動を広く支援する

すてっぷ登録団体事業助成金事業、協賛事業、後援事業等を広く市民団体へ呼び掛け、市民の視点

から企画を実施し男女共同参画の普及を図る。協賛事業、後援事業についてはリピーターの実施団体

が主となっているので、地域で男女共同参画に取り組む他団体へも呼びかけていく。

3)市民活動の発表の場を提供し活動を活性化する

すてっぷフェスタ、ライブラリーまつりへの参加、多目的コーナーを発表や活動の場(作品展示、音

楽会、読書会等)として活用することを促し、活動の活性化と新たな市民の参加へとつなげる。

4)市民の力をいかした講座運営

登録団体メンバー、地域で活動する女性リーダー、講座参加者等に、すてっぷ主催講座への協力を

呼びかける。

5)関連団体それぞれの専門分野をいかし市民活動を支援する側の連携を進める

ESD、共同デスクの継続。市民活動情報サロン、とよなか国際交流センター、とよなか人権文化まち

づくり協会等と互いの専門分野をいかし市民活動支援の力を高める。

6)若い世代、子育て世代への呼びかけ

若い世代、子育て世代にターゲットを絞った講座を実施する。

学生のインターン、外部の若い世代等を積極的に受け入れ、事業への参加を通して男女共同参画へ

の入り口とする。あわせて、すてっぷの認知度を高める。

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3.男女共同参画推進のための講座等の開催及び啓発事業 性別に関わりなく一人ひとりが個性と能力を発揮して多様な生き方が選択できる社会、誰もが大切

にされる社会をめざし、講座や啓発事業を行う。地域の課題、市民一人ひとりの課題の解決に向けて、

役員と一丸となって事業を実施する。

2016年度 事業スローガン 1)場をつくる、つながりをつくる、発信する

2)安心安全に働き、自分らしく生きる

3)生きづらさ、働きづらさからの解放

4)第4次男女共同参画基本計画、女性活躍推進法などの動きを取り入れる

5)個人の悩みは、社会全体の課題へとつながる 講座等の開催及び啓発事業全体の課題と取り組み

2015年度実施事業の成果と課題 2016度事業の基本方向と取り組み

1.年間テーマにそった学びの場づくり

【成果】①男女共同参画の学習講座の軸となる

「すてっぷゼミナール」は3年目となる。「エンパ

ワーメント」「ダイバーシティ」という2つのテー

マを設け、年間通してテーマを深く掘り下げ学べ

る6講座を実施した。「エンパワーメント」は「セ

クハラ」「デートDV」「女性と防災」、「ダイバーシ

ティ」は「発達障害」「男性介護」「LGBT」をテー

マとした。定員を上回った講座もあり一定の参加

者があった。「自分が困っていることの解決へつ

なげたい」「自分の仕事に役立てる(研修)」と

いう参加者のニーズを把握した。

【課題】①各回へ単発参加が多く、参加者層の広

がりにつながったが、今後、ゼミナールの位置づ

けについても検討する。

②ゼミナールのテーマは公的支援機関の研修に

もなりえるが、豊中市などと十分な連携ができて

いない。

③講座の数を絞り、質の高い講座を企画する。タ

ーゲットに行き渡る、効果的な広報で参加者を増

やす。

テーマを掘り下げ年間通して学べる場をつくる

【基本方向】①男女共同参画週間事業、フェスタ、

ゼミナールと一連の講座を、第4次男女共同参画

基本計画、女性活躍を軸に年間通して質の高い講

座を実施する。

②地域の課題とリンクさせる。

③「個人の悩みは社会全体の課題であること」「あ

なたの課題は、いつかわたしの課題になる」とい

う気づきの場とする。

【取り組み】①すてっぷ創設15周年記念講演会を

行う。

②すてっぷゼミナールは、第4次男女共同参画基

本計画、女性活躍を地域で実現することをめざす

テーマで構成する。あらかじめ年間講座の概要を

告知し、参加者に年間通して学べる内容を把握し

てもらう。

③公的機関、関係機関が当ゼミナールを研修に採

用できるよう呼びかける。

④参加者の声から次の課題を把握し、事業にいか

す。

2.女性の再就職支援、就労継続支援、自立支援

【成果】①地域人づくり事業に続き、ドーンセン

ターと連携し、再就職支援 4 回連続講座を実施し

た。各回明確なテーマを設定し、多くの参加者が

あった。

②ハローワークと連携した就活カフェにより具

体的な出口への支援を行った。

③地域就労支援センターと連携し転職カフェを

実施し、今後の仕事について考えた。

④再就職支援、転職支援を対象にそれぞれマイン

ドアップ、スキルアップを展開した。関連機関と

自分らしく働く、安心安全に働く

【基本方向】指定管理事業・受託事業含め女性の

就労支援を総合的に取り組む。

【取り組み】①働く女性、とりわけ「シングルマ

ザー」を優先し、コミュニケーション、パソコン

等の仕事のスキルアップをめざす講座を実施し、

自信を持って自分らしく働くことを応援する。

②ゼミナールでは、労働環境の課題や労働政策を

考える講座を位置づけ実施する。

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連携し講座の内容を深めた。

⑤色彩検定 3級は 9人受検、全員合格。学んだこ

とを仕事、生活にいかしている。TOEIC受講希望

者が定員を超えた(結果は調査中)。

【課題】①女性の就労支援は、指定管理事業、受

託事業を含め総合的に取り組んだが、受託事業が

大きな比率を占めた。

②保育人数が通常の講座に比べ多く、女性の就労

には保育が欠かせないことがわかった。

③働く人の権利を守る力になるワークルールや

社会保障を学ぶ講座を就労支援講座で実施する。

④関係機関との連携を進める。

3.生きづらさ、働きづらさをかかえた若年女性

支援

【成果】2013年度より継続してきた生きづらさ、

働きづらさを感じている若年女性対象の講座を

実施し、新しい層(公的支援対象とならない層)

の参加があった。

【課題】公的支援対象とならない若年女性が、孤

立しない継続した居場所づくりが必要である。

年間通した取り組みから市民企画講座へ

【基本方向】生きづらさ、働きづらさをかかえる

若年女性が、年間通して定期的に参加できる場づ

くり。

【取り組み】5月から講座実施に引き続き、定期

的に集まる場(お茶会等)をつくる。そこで仲間

づくりを進め、市民企画講座として大人服交換会

等へとつなぐ。

4.女性と防災

【成果】①講座「女性が活躍する地域防災~女性

参加の仕組みづくりと事例」を実施し、地域の進

んだ事例を紹介した。

②「女性と防災を考える会」を開催し、「豊中市

地域防災計画」へ提言した

③コミュニティ政策課の協力を得て、自治会へ

「防災ノート」を用いて出前講座を実施した。

【課題】①地域において女性と防災の啓発を進め

る。

②「女性と防災を考える会」の継続。女性リーダ

ーの交流の場づくり。

③豊中市地域防災計画に入ったすてっぷの役割

を具体化する。

地域に出向き女性防災を根づかせる

【基本方向】地域に出向く、地域に参加する。「女

性と防災を考える会」の継承。

【取り組み】①地域に出向き女性と防災の講座を

実施する。自主防災組織による「避難所運営マニ

ュアル」に女性の視点を入れることを目標に、作

成時に豊中市危機管理課との連携を検討。近隣の

防災訓練への参加も検討する。

②「女性と防災を考える会」の継承。委員に出前

講座への協力をよびかける。

③「女性と防災を考える会」委員の活動に学び、

防災計画に掲載されたすてっぷの役割を具体的

に検討する。

5.メディア、表現

【成果】①2013年度より継続している「メディア

でおしゃべり」は、雑誌、テレビやネットを素材

にして身近な男女共同参画を考える場として、子

育て期の女性等の継続参加があった。

②すてっぷシネマは女性の生き方を考える作品

をそろえ、おしゃべり会では「LGBT」について語

り合った。

【課題】①身近なメディアを通して子育て世代が

男女共同参画の基本を学び、交流の場をつくる。

②参加しやすい「映画+おしゃべり会」を入口と

し、他講座への参加を促す。

親しみやすいツールで男女共同参画を考える

【基本方向】①日頃から親しんでいるメディアを

素材に、自分の力で物事を見極める力をつける。

②シネマをとおして自分の生き方を振り返る。交

流の場づくり。

【取り組み】①継続して子育て世代を対象に、メ

ディアについて学ぶ場をつくる。豊中人権まちづ

くりセンター、市民活動情報サロン、国際交流セ

ンター、環境交流センター等と内容、広報等で連

携する。

②上映時間帯を参加しやすい土日の昼にする。上

映後に語り合う交流会を設ける。

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1)若年女性講座 【指定管理】コミュニケーション、アロマ等

2)定期交流会 【自主事業】パソコン、ネイル、お茶会等

3)市民企画 【指定管理】大人服交換会等

6.若者支援

【成果】①豊中市こども未来部より受託した「自

分の未来デザインしよう~仕事、結婚、家庭、子

育てのこと」を実施し、高校生、大学生から30

歳代までの参加があった。少数ではあるが継続し

て他講座への参加もあった。社会的課題に積極的

に取り組む意欲をもつ層のニーズ把握に努めた。

【課題】①若者の継続した講座参加。

②地域の若者の団体、大学等へ広く呼びかけ参加

はあったが、すてっぷ単独では若者集客が難しい

という側面もある。日ごろからのつながりづくり

が必要。

関連団体と連携し若者へアプローチ

【基本方針】若者とつながりを持つ関連団体と共

催し、若者を対象とした事業を実施。事業運営に

協力を呼び掛ける。

【取り組み】①若年利用者の多い国際交流センタ

ーとの連携講座等。

②「Myすてっぷ(自習室)」、ロビーで学ぶ若者

への呼びかけ方を検討する。

③インターン、若い世代の協力者受け入れを進め

る。

7.アウトリーチ

【成果】①学校、病院、市教委、自治会等講師派

遣に広がりが見えた。

②市内高校をはじめ若い世代へ向けた出前講座

を開拓し、若者対象のプログラムを開発した。

③地域のイベントに出店し、他団体と交流した。

【課題】①学生時代に男女共同参画を学ぶことは

重要。地域の学校との関係づくり。

②地域の取り組みに参加。公民分館、PTA、自治

会等へ働きかけ、すてっぷの認知度を高める。

地域に出向き、認知度を高める

【基本方針】市民、事業所、学校を対象に、男女

共同参画が地域に根付く講師派遣や出前講座の

実施。すてっぷの認知度アップに努める。

【取り組み】①市民団体、企業、学校等への講師

派遣。

②出前講座。

③地域イベントへの参加。

(1)市民と協働した企画の推進

・生きづらさ、働きづらさを感じている若年女性を対象に、定期的に交流する場をつくる。

・コミュニケーションやアロマ講座、パソコン講座、お茶会等で交流するなかで居場所をつくり、年

度末に「大人服交換会」へとつなぐ。(自主事業と組み合わせる)

・男女共同参画への入り口となる気づきやエンパワーメント、社会への参画につなげる場とする。

・市民主体で「大人服交換会」を企画、運営し、参加者を集める一連のプロセスを体験することで、

自信の回復につなげる。

・市民との交流、対話を進める職員のファシリテーション力を高める。

(2)男女共同参画に関する学習

・男女共同参画週間事業は、「働くこと、生きることをあきらめない社会をめざして~『女性活躍』

を考える~」(講師:水無田気流 社会学者、詩人)をテーマに実施する。

・すてっぷゼミナールは、2015年度のすてっぷフェスタ講演会(「すべての女性が活躍する新たなステ

ージへ」)を踏まえ、「第4次男女共同参画基本計画、女性活躍の地域での実現をめざす」をテーマに、

年間とおして学べる場とする。第4次男女共同参画計画と地域課題をリンクさせる。

・専門家、研究者を講師に迎え、専門性の高い内容をわかりやすく学べる場とする。

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1)男女共同参画週間事業:「働くこと、生きることをあきらめない社会をめざして」(講師:水無田気流)

2)すてっぷフェスタ

3)すてっぷゼミナール:第4次男女共同参画基本計画からテーマ設定~女性動労政策、暴力防止など

1)語学講座 TOEIC

1)働く女性のスキルアップ講座:パソコン講座、コミュニケーション講座

2)安心安全に働くための講座:ワークルール基礎講座等

3)転職を考える講座

4)生きづらさ、働きづらさを抱えた若年女性の講座、定期交流会 (再掲)

1)メディア・リテラシー

2)すてっぷシネマ(映画上映会+おしゃべり会)

・ジェンダー問題を考える入口、気づきの場としていく。

・参加型講座によって多世代の交流の場、語り合える場づくりを進める。

・豊中市職員、関連団体職員へ向けた職員研修として採用してもらう可能性を探る。

(3)女性の技術・資格取得支援

・職場でのスキルアップをめざす女性、非正規雇用の女性、再就職希望の女性等を支援するため、自

分のスキルを磨く検定対策講座。

・講座生へ講座終了後、講座が役に立ったか調査を実施する。

(4)女性の自立支援

・「再就職希望者」「転職希望者」「シングルマザー」を対象に就労支援講座を実施する。 ・働く人の権利を守り、安心して働くためワークルールや社会保障を就労支援講座に位置づける。

・地域就労支援センター、ハローワーク等との連携、相談事業や情報相談サービスとも連携し、きめ

細かな就労支援を進める。

・若年女性を対象とした取り組みを行う

(5)文化の創造表現

・メディア・リテラシーの力を高める講座を関連機関と連携して実施する。

・ライブラリー所蔵の視聴覚資料を活用し、女性のくつろぎの場、生き方を考える場、語り合える場

をつくる。視聴覚資料の活用にもつなげる。

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1)女性と健康に関する講座(アロマ) (再掲)

2)ヨガ

1)講師派遣

2)出前講座

3)地域活動への参画

1)男女共同参画週間事業:記念講演会 (再掲)

2)すてっぷゼミナール :第4次男女共同参画基本計画からテーマ設定(再掲)

3)女性と防災:「女性と防災を考える会」の継続、地域組織への浸透等

(6)心とからだ・性の健康関連

・リラックスすることで、女性が自分の心、からだについて考え健康に生きるための講座を実施する。

(7)女性の活躍

・「女性活躍推進法」施行を受け、「女性の活躍」を柱に立てた次の講座を実施する。

・男女共同参画週間事業では「働くこと、生きることをあきらめない社会をめざして~女性活躍を考

える」をテーマに、すべての女性が当たり前に働くことができるようにするため、今できることを考

える。

・すてっぷゼミナールは、第4次男女共同参画基本計画、女性活躍などをテーマに入れる。

(8)アウトリーチ

・地域の課題を把握し、ニーズに応える講師派遣、新しい対象を開拓(学校・地域・病院・事業所研修)。

・出前講座は、可能なテーマなどを示し、チラシを作成し利用を呼び掛けテーマ別に働きかけ先を設

定し開拓に努める。

(9)重点的な取り組みの方向 1)テーマを絞り、年間を通して男女共同参画を学べる質の高い講座

2) 自分らしく働き、安心安全に働く~女性の就労を総合的に支援

3)すべての女性が輝くための「女性活躍」に取り組む

4) 生きづらさ、働きづらさを感じている若年女性を対象に年間を通した取り組み

5) 地域に出向き、「女性と防災」の取り組みを通して女性の意思決定への参加を進める

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4.男女共同参画の推進に関する調査及び研究事業

「人と地域を元気にする男女共同参画」を実現するために就労支援、就労継続支援は大きなテーマで

ある。そのため、地域社会の課題を踏まえ、解決につなげられるよう女性の労働に関する調査研究事

業として「女性就労の支援事業研究会」を設け、下記の方向で事業を進める。

(1)2015年度研究会の成果と課題 ①調査研究事業として、豊中市からの受託事業「地域人づくり事業」(雇用型・非雇用型 2014年 10

月~15年 8月)を素材としつつ、その実施に当たり、計画やプログラムの基本を策定してきた。その

際には、他の事業所の取り組みや再就職支援にあたる相談員から再就職をする際の困難点などを学ん

できた。

②研究会では、講座に参加した再就職希望者の基礎的情報を整理することにより、再就職を希望する

女性たちが抱える課題を分析した。

③研究会での検討を通して明らかになったことを「政策提言」としてまとめ、報告書として刊行した。

(『2015年度調査研究事業 女性就労の支援事業研究会 地域人づくり事業を通じた女性の再就職に

ついて』参照)

④研究会のまとめとしてすてっぷのホームページに女性就労を応援するサイトを作成し、報告書等を

アップする。これは、次年度以降の労働を軸とした社会参画を目的とする事業も掲載できるように設

計する。

⑤課題としては、調査研究テーマについても行政と一層連携し、報告や政策提言についても予算編成

を意識してタイムリーなとりまとめに努めていくことである。

(2)2016年度の方向

①2016年度は、受託事業として「地方創生にかかる女性の再就職支援事業」「地方創生にかかる女性の

起業支援」(仮称)を予定している。再就職支援事業については、地域人づくり事業の支援効果を踏ま

えてプログラムや予定の策定を行っていく。起業支援は、新しく着手する分野であり、研究会として

起業支援の意義、計画やプログラム、効果的な実施のあり方について検討の場を設ける。

②女性活躍推進法が4月から施行されるが、職場の女性活躍を進めるうえで女性側と企業側からインタ

ビュー調査やアンケート調査などをすると共に、企業による取り組み事例の報告の場を設け阻害要因

や課題を探っていく。

(3)研究会メンバー

・財団理事、職員

・男女共同参画係など関係機関

・テーマに応じて研究者、実務者に依頼する

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5.性別に起因する人権の侵害及び悩みに関する相談事業

男女共同参画社会形成の拠点施設における相談事業として、ジェンダーの視点を敏感に持ち相談を

行う。複雑化する社会の中で相談者が生き抜いていくために、自らの力を引き出すエンパワーメント

支援の観点で、自己を肯定しながら自らの課題を問題解決できるように支援を行う。地域に開かれた

安心して話すことができる「女性のための相談室」としての役割を果たす。また、多様な相談メニュ

ーを通じて女性が働く、働き続けながら社会に参画、活躍の場を広げられるよう支援する。

2016年度 相談事業スローガン

1)生きづらさを抱えた女性の総合相談窓口

2)自らの意思で働きたい、働く女性の相談窓口

3)困難ケースへの対応

4) 相談から見える課題を発信

2015年度実施事業の成果と課題 2016年度事業の基本方向と取り組み

若い世代を相談窓口に

【成果】①高いサービス水準(面接121枠、電話

116時間/月)を確保。予約が取りにくいとの声

がある夜間カウンセリング枠を増設した。

②講座・情報事業と相談室が協力し、講座参加者

や来館者が相談窓口につながりやすくなった。

【課題】①面接相談の予約が取りにくい状況の改

善。

②若い世代、育児中の女性が相談窓口につながり

やすい環境整備を進める。

生きづらさをかかえた女性の総合相談窓口

【基本方向】

高いサービス水準と電話夜間枠の増設

【取り組み】①面接120枠、電話時間108時間(確

保すべきサービス水準 5種類以上面接相談、100

枠/月)

②子育て中の女性が保育付で相談できる枠を設

ける。

③相談メニューの広報を進める。

就労・就労継続を支援

【成果】①すてっぷには、「就職準備相談」、「就

職活動相談」、「働く女性のちょこっと相談」、「労

働相談」など複数の労働・就労相談窓口がある。

それらを相談者の課題に応じて適切につなぎ、き

め細かな支援を可能にしつつある。

②2015年度に「ちょこっと講座&相談」を実施(庄

内地区・労働会館で1回、すてっぷで2回)。これ

まで相談の多かった制度や労働契約を取り上げ

た。

【課題】①就職や就労継続をするうえでの悩みを

総合的に支援できるよう相談の枠組を整理し、広

報に工夫する。

②働く女性や若い世代が相談窓口につながりや

すい環境整備をさらに進める。

自らの意思で働きたい、働き続けたい女性の相談

窓口

【基本方向】自らの意思で働きたい、働く女性が

利用しやすいように相談体制の再編成を行い、広

報を進める。

【取り組み】①働く女性や若い女性が相談につな

がりやすいように、「働く女性のための生き方電

話相談」を月曜・木曜夜間、第1土曜に実施。

②女性の継続的な就労を支援するため、育休・産

休、パートや派遣社員の労働について相談できる

「働く女性のちょこっと相談」(月2回)と「労

働相談」(月2回)をあわせて月に4回労働相談を

実施する。

③「ちょこっと講座&相談」をすてっぷ、若い世

代の多い千里、庄内で実施する。

④労働・就労相談のわかりやすい総合チラシを作

成し広報を進める。

⑤労働・就労相談関係者会議を開催する。

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DV等困難ケースに対応可能な質を確保

【成果】マイナンバー制度開始に伴い希望者が増

加した「住民基本台帳事務における支援措置に関

する意見付与」について、DV相談及び豊中市人

権政策課との緊密な連携のなかで被害者支援に

寄与した。

【課題】①DV被害を受けた相談者への二次被害

防止や負担軽減を最小化するため、これまで以上

に人権政策課との情報共有・連携の強化を図る。

②複雑な課題を抱える困難ケースについてのサ

ポート体制の構築。

③緊急案件における事務局対応。

困難ケースへの対応

【基本方向】DV相談を通じ、事務局を中心とし

た相談室及び地域や関係機関との連携によるさ

らなる総合的サポート体制強化をめざす。

【取り組み】①研修・学習会や地域関係機関との

勉強会により、事務局のインテークや相談者への

対応・コーディネート力を高める。

②スーパーバイズ研修を始めとする相談員研修

の充実による相談の質の向上。

③豊中市の各機関との「顔の見える関係」をつく

り、困難ケースへの円滑な対応をめざす。

相談から見える課題を事業に反映

【成果】①相談件数や内容から判断し、離婚に関

する法律や不安な離婚後のお金の話をテーマに

したグループ相談会を実施した。

②「女性への暴力をなくす運動」期間に増加して

いる女性への暴力をテーマにしたパネルを作成

し、多目的コーナーで展示を行った。

【課題】①相談件数や内容の分析から傾向や課題

を把握する。

②すてっぷでの相談・情報・講座事業の企画や新

規事業への提案を行う。

相談から見える課題を把握し発信する

【基本方向】相談件数・内容を分析し、課題やニ

ーズを明らかにして、相談・情報・講座事業での

女性支援に活かす。

【取り組み】①相談件数・内容分析を整理して課

題を共有する。そのことを通して情報・講座事業

からも複合的な困難を抱えた相談者がつながり

やすくする。

②総合リーフレットを工夫し、すてっぷ相談の多

様なメニューを周知できるように工夫・作成す

る。

(1)相談事業

1)生き方、専門、DV、労働・就労相談(常設相談)

2)特別期間デートDVホットライン、グループ相談会(特別相談)

3)事務局相談

4)相談の質の向上のための研修等

5)関係機関とのネットワーク形成

①DV被害者支援連携ミーティング(豊中市・すてっぷ)

②豊中市DV防止ネットワーク会議、同実務者会議

③豊中市児童虐待防止ネットワーク会議、同実務者会議

④人権相談機関ネットワーク会議

⑤豊中市こども施策推進連絡会議相談・支援専門部会実務担当者会議

※詳細は後掲「相談体制」および「週間相談スケジュール」を参照

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(2)重点的な取り組みの方向

1)多様なニーズをもつ女性の総合相談窓口

①女性を取り巻く社会情勢や労働環境は目まぐるしく変化をしており、相談者の課題は絡み合いさ

らに複雑化している。また女性の生き方や働き方も社会情勢に反映して多様化しており、抱える悩み

を簡単に分類することは困難なことが多い。

②すてっぷでは「生き方(電話・面接)」「法律」「からだと性」「DV専門相談」「ちょこっと相談」

「労働相談」「就労相談」など多面的に相談できるメニューを設けている。そのことによって悩みを抱

えた女性が、適切な時に適切な相談窓口につながることができる。

例えば、離婚の悩みを抱える相談者が最初に法律相談を希望した場合でも、事務局インテークによ

りまず面接相談で状況と課題を整理してから、法律相談につながることができる。また、離婚後に経

済的な自立が必要な時、就職準備・活動相談を利用することができる。

このように「総合相談窓口」としての特性を活かし、女性のエンパワーメント支援を行う。

2)自らの意思で働きたい、働き続けたい女性の相談窓口

①働く女性が利用しやすいように相談体制の再編成を行う。これまでにはなかった「働く女性のた

めの生き方電話相談」を月曜・木曜夜間と第 1土曜日に設ける。働く女性は、労働問題をはじめ人間

関係や生き方など多様な悩みや課題を抱えているが、時間の制約が多く相談につながりにくい。すべ

ての相談の入り口である電話相談を夜間と第 1土曜日に設け、相談につながりやすい体制を整える。

働く女性が仕事のことだけではなく、生き方などの悩みを気軽に相談でき、状況を整理しながら複雑

な社会で働き続けることができるよう支援する。

②昼間や平日に相談できない女性が、気軽に来ることができるよう、相談メニューを分かりやすく

して広報活動に努める。また働く女性にとって駅が近くにある利便性を活かし、仕事帰りに気軽に立

ち寄り、情報収集・相談できる場所として夜間カウンセリング枠をひき続き継続する。新設した「働

く女性のための生き方電話相談」とともに利用しやすい相談体制をつくっていく。

③毎月第2月曜日に保育付で就職準備相談や面接相談を設けることによって、子育て中の女性がひと

りでじっくりと仕事や生き方の相談ができる体制を整える。

④これから出産を希望する女性に対しては「働く女性のちょこっと相談」で産休・育休制度・保育

所入所などの情報提供や非正規の就労継続等に関する相談を通じ、働く女性が仕事を辞めなくてもす

むように支援する。

⑤女性の継続的な就労を支援するため、産休・育休、パートや派遣社員の労働について相談できる

「働く女性のちょこっと相談」と「労働相談」を月2回ずつ実施し、労働相談を受けやすくする。

⑥「働く女性のちょこっと相談」を両親教室(偶数月第4土曜日)参加者に継続して提供するとと

もに、「ちょこっと講座&相談」をすてっぷ、若い世代の多い千里、庄内で実施する。

3)DV等困難ケース対応における相談の質の向上に努める

①DV被害の相談は増加傾向にあるが、相談者に関しては、特に心身がしんどい状態である場合が

多い。状況に合わせて、相談者が自らの力で新しい生活に進んでいけるように助言・手助けをしなが

ら豊中市の施策・社会資源を活用しながら支援していく。

例えば、すてっぷはDV被害者に対して豊中市の住民基本台帳支援措置における意見付与の一端を

担っている。加えて、社会保険制度や福祉制度・子育てなど多岐にわたる分野についても、相談者に

円滑に情報提供を行い関係機関と連携できるよう、関係機関との勉強会の機会を設ける。そのような

取り組みを通じて「顔の見える関係」づくりに努め、相談者の課題に柔軟に対応できることをめざす。

②相談員についても、専門家によるスーパーバイズ研修を充実させる。相談員同志の課題共有を通

して、ジェンダーの視点に立った相談対応やDV支援、エンパワーメント支援ができるよう資質向上

を図る。

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4)相談から見える課題を発信

①講座参加者や来館者必要な場合に相談につながることができるよう、相談件数・分析を整理して

定期的に講座・情報事業、総合窓口とも情報共有する。

②「無料で相談できることを知らなかった」など、利用者アンケートなどで半数近い声があったこ

とを踏まえ、どのような相談ができるのかを説明した相談総合リーフレットを作成し、周知・広報を

行う。電話・面接相談・DV相談・専門相談(法律、からだと性)・労働就労相談(ちょこっと相談、

労働相談、就職準備・活動相談相談)と幅の広い相談体制が、すてっぷ相談室にあることを一目で知

ってもらうよう努める。

③潜在的にニーズがあると思われる若年女性が相談につながりにくい現状を踏まえ支援できるよう、

デートDVホットラインの実情と課題を検討する。

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(3)相談体制(2016年度)

相談種別 手法 相談員 枠数

/月 機能・役割・特徴

電話相談

電話

社会福祉士、カウンセラー等

84

時間

匿名で利用できる相談としてニーズが高い。相談の入り口としての役割を担い、必要に応じ面接カウンセリングや専門相談につなぐ。

働く女性のための

生き方電話相談

16

時間

昼間や平日に利用できない働く女性のために夜間、土曜日の電話相談

面接相談

面接

臨床心理士、社

会福祉士、カウ

ンセラー等

74枠

完全予約制・1回50分。同じ相談員による継続相談が可能。共に考えながら自己決定につながるよう支援する。必要により専門相談にもつなぐ。

土曜

面接 臨床心理士 3枠

第1土曜日に、仕事などで平日カウンセリングが利用できない人のために開設する面接相談。

法律相談 面接 弁護士 9枠

ひとり1回30分のみ。具体的方策をすぐに必要とするケースでの利用に適している。事務局等による事前相談で課題を整理したうえで利用する。

からだと性の相談 面接 専門相談員 2枠

更年期等の女性特有の心身の不調、増加傾向にあるイライラやうつ状態等に関して、適切な助言や機関の情報提供を行い心身回復への道筋をサポートする。電話または面接相談。

DV専門相談

DV相談 面接 専門相談員 20枠

DVからの自立支援のために、利用できる制度の情報提供と問題解決のための助言を中心に行う。心理的サポートの必要な場合は面接相談につなぐ。

デートDV

ホットライン 電話 事務局員 8時間

主に若年女子を対象とし、専用の携帯電話番号を利用することにより、毎月特定日に気軽に相談できる相談窓口を開設する。

労働・就労相談

労働相談 電話

・面接

社会保険 労務士 4枠

解雇・残業手当・労働契約など働く女性が直面する多様な問題の解決のため、情報提供も併せて支援を行う。

働く女性のちょこ

っと相談 面接

労働相談専門家

社会保険労務士

妊娠・出産・介護の他労働問題全般において、女性が就労継続できるよう、課題の解決に向け支援を行う。第1木曜・第3土曜、予約不要。

就職準備相談 面接 キャリアコンサ

ルタント 8枠

子育てとの両立に対する不安等を抱えるキャリアの中断がある再就職層が中心。必要に応じて、就職活動相談との連携も行う。

特別相談

特別期間デート

DVホットライン 電話 事務局員

若年層を対象とした相談で、夏・冬・春休み期間中・DV防止月間等に開設する。

グループ相談会 面接 専門相談員 統計から見える課題をテーマに、同じ悩みを抱える女性 10人程度の少人数制で実施する。

事務局相談 電話

・面接 事務局員

予約時のインテーク機能を活かし、おもに困難ケース相談者の課題整理・事前相談を行う。

※相談員は全て女性、相談は無料。

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(4)週間相談スケジュール(2016年度)

※水曜・日曜・祝日・第 5週目・年末年始の相談はありません。

月 火 木 金 土

女性の生き方総合相談

電話相談

10:00~17:00 (第 1・第 3) 13:00~17:00 (第 2・第 4)

10:00~17:00 13:00~17:00 10:00~17:00

働く女性の

ための生き

方電話相談

18:00~20:00 (第 2・第 4)

18:00~20:00 第 1

10:00~15:00

面接相談

18:00~20:00 (第 1・第 3) 10:00~12:00 (第 2・第 4)

10:00~20:00 (第 1・第 3) 10:00~17:00 (第 2・第 4)

10:00~20:00

(第 1 ) 10:00~17:00 (第 2 ~第 4)

10:00~17:00 第 1

10:00~14:00

専門 相談

法律相談

第 1・第 2 10:00~12:00

第 3 18:00~20:00

からだと性の相談

第 3

(電話・面接) 10:00~12:00

DV専門相談

DV 相談

10:00~17:00

デート DV ホットライン

第 4

10:00~20:00

労動 ・就労相談

労働 相談

第 4

18:00~20:00

第 2 10:00~12:00

働く女性の

「ちょこっ

と相談」

第 1 17:00~20:00

第 3 13:30~17:00 (偶数月第 4週目には両親教室参加者対象に実施)

就職 相談

準備相談 第 1・第 2 10:00~12:00 第 3 18:00~20:00 第 4 14:00~16:00

活動相談 10:00~13:00 (相談員:地域就労支援センターコーディネータ、第 5週目相談あり)

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6.男女共同参画の推進に関する会議・研修・催し等への センター施設提供事業

豊中市から、指定管理事業として施設提供事業および管理運営業務を受託し、ホール・セミナー室

等の施設の貸出し、フリースペースであるロビー等を便利で使いやすい場として市民や団体等の利用

促進につなげ、男女共同参画社会の実現に向けた拠点施設としての活性化をめざす。

また、業務の効率化とシステム化を図りながら、新規利用者の開拓や総合インフォメーション機能

を意識した貸室サービス向上による更なる利用促進および使用率の向上に努める。

施設提供事業の概要

貸出施設

ホール(1 室)、楽屋(2 室)、セミナー室(5 室)、視聴覚室(1室)、

(とよなか国際交流センターとの共用施設: 音楽・健康づくりルーム、料理

室、プレイルーム)

貸出区分 午前 9:00~12:00、 午後 13:00~17:00、 夜間 18:00~21:30

貸出料金 とよなか男女共同参画推進センター条例の規定により、使用目的(目的利用・

一般利用)および貸出区分によって料金が異なる。

フリースペース ロビー、キッズスペース、授乳室、多目的コーナー、印刷コーナー

その他設備 コピー機、グループロッカー、コインロッカー等

休館日 水曜日、年末年始(12月 29 日~1月 3 日)

開館時間 9:00~21:30(貸室窓口受付 9:00~20:00)

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2016年度施設提供事業スローガン

1) 使用率60%維持

2) 男女共同参画推進の拠点施設として利用者をつなぐ

2015年度の成果と課題 2016年度の基本方向と取り組み

1.高レベル貸室稼働率の維持に向けて

【成果】

・貸室稼働率の高レベル維持(見込み 60%)

・貸室利用人数の伸び(見込み 60,000 人)

・新規システム利用登録(見込み 70 件)

・目的利用相談会による裾野拡大(見込み 30 件)

・ホール内覧会/相談会による新規利用増

・新統計手法の構築による業務の大幅な効率化

・承認基準に係る内部研修用ガイドライン整備

・利用者向け設備マニュアル更新

・使用料徴収取扱い金額(見込み 9,500,000 円)

【課題】

・貸室受付時間延長による体制づくり

・夜間利用、企業利用の促進

・貸室附属設備及び備品の老朽化/旧式化対策

1.貸室使用率

【基本方向】

使用率 60%維持

使用コマのうち目的利用割合 70%維持

【取り組み】

・目的利用相談会の実施による目的利用の拡大

・目的利用企画サポートによる裾野拡大

・ホール内覧会/相談会による一般利用の促進

・企業向け利用提案ツールの検討

・附属設備等の利用者向けマニュアル整備

・使用率算定方法変更に伴う統計分析法の整備

・窓口時間延長に伴う広報

※2016 年度から、稼働率改め「使用率」という

表現に変更となる。

2.頼れる拠点施設としての活性化へ

【成果】

・事業企画サポートによる新規貸室利用の誘致

・OJT 強化による総合カウンターインフォメー

ション機能の向上

・自習室Myすてっぷ利用若年層、新規来館者の

循環利用のコーディネート

【課題】

・多様なニーズに的確に応えるための資質向上

・市民活動の拠点としてのサービス向上

2.拠点施設としての活性化

【基本方向】

「頼れる施設」として多様な利用者をつなぐ

【取り組み】

・総合相談窓口として接遇向上、利用者とのコミ

ュニケーション促進とニーズ把握

・利用者へのセンター循環利用の働きかけ

・男女共同参画目的利用に関する事業企画サポー

トによる裾野拡大

3.施設維持管理および安全管理

【成果】

・目的施設としてのプレゼンテーション推進

・コスト削減のための自前修繕の推進

・清潔感向上への取り組み

・エトレ防災センターとの保安業務連携強化

・国際交流センターとの施設管理連携の強化

・防災管理講習、自衛消防業務講習、衛生推進者

養成研修の受講

・大災害等の非常時における危機管理体制、女性

相談窓口開設に関する検討に着手

【課題】

・指定管理者対応修繕の増加

・施設老朽化による事故等の未然防止

・新規委託事業者(警備・清掃)への OJT

3.施設維持管理および安全管理

【基本方向】

安心・安全・快適な施設運営をめざす。

【取り組み】

・目的施設としてのプレゼン環境整備

・エトレ防災センター、国際交流センターとの連

携による危機管理体制の強化、消防訓練の実施

・新たにフロンガス簡易点検を職員で実施

・修繕増加対応に伴う仕組み等の整備

・コスト削減のための自前修繕推進

・豊中市地域防災計画に基づく非常時における

「すてっぷの役割」の具体化に向けた検討

・大規模災害を想定した諸対策及び事業継続計画

策定に向けた検討

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(1)施設提供事業の内容 とよなか男女共同参画推進センター条例及び同施行規則に基づく公平かつ公正な取り扱いに徹し、

施設提供事業及び施設の管理運営業務を行う。

・センターの使用承認、その取消し、その他センターの使用に関する業務

・センターの使用料徴収、減免及び返還に関する業務

・センターの維持管理に関する業務

(2)重点的な取り組みの方向

1)使用率 60%維持をめざす

2016年度から始まる指定管理期間における貸室使用率のサービス水準は、これまでよりも高レベル

を要求されている。目標値としては、使用率60%維持(うち目的使用割合70%)を設定する。多様な

市民に継続利用される施設であることが男女共同参画社会の実現につながるものであると考える

ので、横断的にセンターを利用してもらえるよう付加情報の提供や個々の活動に即した利用提案を行

い、一層の活性化をめざす。また、近隣の一般事業者の利用を視野に、ニーズ把握に努めながら

使い方提案等による新規利用の獲得をめざす。

2)頼れる拠点施設としての活性化

総合的なインフォメーション機能を備えた窓口としての役割を常に意識して、来館者とのコミュニ

ケーションから目的施設としての潜在ニーズを発見し、センター循環利用へとつなぐ。また、利用者

の意見やニーズ把握のための第一歩は信頼関係を築くことであると考えるので、利用者との接点であ

る「接遇」向上に努めることで市民満足度を高めていく。

また、団体・グループ・個人という多様な形態、年代、目的での利用が混在していることから、こ

れら利用者をつないで男女共同参画社会実現のための裾野拡大を図るべく、特に施設の顔であるロビ

ーを中心とした活性化と貸室窓口での対話を入り口とした広報により、口コミも含めた利用促進につ

ながる仕掛けを展開していく。

さらに、窓口受付時間延長に伴う職員従事体制を整備し、公平公正で安定した利用者対応が提供で

きるよう職員の資質向上にも努める。

3)危機管理体制の強化

豊中市地域防災計画に記載された非常時における「すてっぷの役割」(女性相談窓口の開設、女性支

援の情報提供、広報活動、女性支援のためのボランティアやNPOの受け入れ・活動支援)を具体化

するために、 「女性と防災」の取り組みに学びつつ、大規模災害発生を想定した危機管理体制の構築

準備に向けた検討を始める。施設の安全確認、外部との通信状況、ライフラインの確認、事業計画の

見直しが必要か等、事業継続に関するチェックシートを作成し、平時からの意識化を図る。

また、将来的な事業継続計画(※BCP)の策定へつなげるため、リスクの洗い出し等の検討に入

る。 (※BCP: 大災害や事故などの被害を受けても重要業務が中断しないこと、若しくは中断し

たとしても可能な限り短い期間で再開することが出来るよう、事業の継続に主眼をおいた計画)

サービス水準算定の対象施設 ホール、セミナー室(5室)、視聴覚室

確保するべきサービス水準(うち目的使用割合) 使用率55%(うち65%)

最高評価サービス水準(うち目的使用割合) 使用率65%(うち70%)

2016年度のサービス水準目標値 使用率60%(うち70%)

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一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団

2016年度(平成 28年度)

指定管理事業 予算書

2016年 4月 1日~2017年 3月 31日

一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団

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一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団(単位:円)

当年度予算額 前年度予算額 増減額

収入

  事業収益 110,373,000 103,142,000 7,231,000

指定管理料 108,558,000 99,779,000 8,779,000

受講料 415,000 1,977,000 △ 1,562,000

一時保育料 104,000 85,000 19,000

使用料等 1,176,000 1,181,000 △ 5,000

講師派遣等収入 120,000 120,000 0

110,373,000 103,142,000 7,231,000

支出

  事業費・管理費 110,287,000 103,113,000 7,174,000

役員報酬 787,000 883,000 △ 96,000

給料手当 55,512,000 52,018,000 3,494,000

賞与引当金繰入額 3,277,000 3,064,000 213,000

法定福利費 9,258,000 8,614,000 644,000

福利厚生費 1,137,000 895,000 242,000

会議費 15,000 5,000 10,000

旅費交通費 227,000 143,000 84,000

通信運搬費 1,091,000 932,000 159,000

消耗品費 2,674,000 2,658,000 16,000

修繕費 1,500,000 200,000 1,300,000

印刷製本費 215,000 179,000 36,000

図書整備費 792,000 792,000 0

光熱水費 4,910,000 6,027,000 △ 1,117,000

使用料及び賃借料 5,580,000 4,383,000 1,197,000

諸会費 34,000 0 34,000

諸謝金 9,046,000 9,273,000 △ 227,000

租税公課 5,698,000 5,570,000 128,000

支払負担金  25,000 20,000 5,000

支払助成金 300,000 300,000 0

支払手数料 40,000 39,000 1,000

委託費 8,169,000 7,118,000 1,051,000

110,287,000 103,113,000 7,174,000

86,000 29,000 57,000当期収支差額

2016年度(平成28年度)指定管理事業予算書

平成28年4月1日から平成29年3月31日まで

科目

当期収入合計

当期支出合計

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一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団

2016年度(平成 28年度)

自主事業事業計画

一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団

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自主事業、受託事業(指定管理外)

(1)自主事業

1) 生きづらさ、働きづらさをかかえた若年女性支援

2014年度から継続し、生きづらさ、働きづらさをかかえた若年女性を対象に居場所づくりや、当事

者同士の交流が深まる場の提供を行なう。2016年度は指定管理事業で実施する講座、市民企画講座と

連携し、参加者が継続して関わり続ける場を提供し、社会参画への一歩につなげる。

※継続参加できる講座として、指定管理事業と連携して実施する。

(指定管理事業)コミュニケーション・アロマ講座

(自主事業)定期交流会(パソコン、ネイル、お茶会等)

(指定管理事業)市民企画(大人服交換会等)

2)出張広報事業

出前講座や講師派遣など、すてっぷの外での活動を行なう際には、財団事業(指定管理事業を含む)

の広報活動をあわせて行なうことで、男女共同参画の周知、センターの認知度向上をはかる。

3)冊子『働く女性のワークルール』作成

働いて生きる女性の力になる「基礎的ワークルール」「妊娠・出産にかかわる多様な制度」「働く

ことと生きること、会社との話し合いの仕方」など盛り込んだリーフレットを発行する。

(2)受託事業 1) 就労準備支援事業「パソコンコース」(実施予定)

事業名 就労準備支援事業「パソコンコース」

対象 生活困窮者自立支援法に基づく就労準備支援として、就労困難な人を対象に、無職、

ひとり親家庭、非正規雇用の人を優先対象とする

ねらい パソコン講座、就活講座等の就職に必要な専門的技能・知識を学ぶ。

非正規雇用などから、安定雇用に向けた再就職活動の支援。

実施期間 第Ⅰターム:2016年5~9月 全22回(予定)

第Ⅱターム:2016年11~2月 全22回(予定)

実施内容

・パソコン検定の受験対策講座

・対人能力、社会適応能力等、一般就労に従事する準備として基礎能力の形成

・働く意義、労働者の権利等、安心安全に働くことができる働くための基礎知識

・様々な業界で働くロールモデルの紹介により希望職種、業界を拡げる。

提案金額 1,967,012円

委託元 豊中市 市民協働部 くらし支援課

2)就労準備支援事業「パソコン職場実習」(実施予定)

事業名 就労準備支援事業「パソコン職場実習」

対象 地域就労支援センターの相談者である就労困難層

ねらい

ワード・エクセル等パソコンの基本的な技術習得を通して、就労意欲喚起とコミュ

ニケーション力の向上を図る。就労体験を盛り込み、仕事についてのイメージを持

ってもらう。

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実施期間 第Ⅰターム:2016年5~8月 全12回(予定)

第Ⅱターム:2016年10~1月 全12回(予定)

実施内容

・実務に係る PCスキルの習得

・グループでの事務作業体験

・財団においての職場体験

・職場体験を通じた報連相の実施 ※より実務に近い作業を各回に追加

財団スタッフが援助者としてサポートするためのノウハウを学ぶ機会とする。

提案金額 374,200円

委託元 豊中市 市民協働部 くらし支援課

3)地方創生にかかる女性の再就職支援(仮称)※豊中市へ提案済み

事業名 もう一度働く!講座(仮称)

対象 結婚・出産等により離職した女性、就労ブランクのある女性など

ねらい

持続可能な地域経済や社会システムを実現するためには、女性の雇用拡大と活躍は

喫緊の課題であり、そのためには、潜在労働力であるM字型労働の谷間となってい

る女性の就労や社会参画が不可欠である。

本事業では、この層の女性を対象に、仕事と生活の両立、再就職、能力開発をサポ

ートする取り組みを行い、地域ニーズに合った人材育成を行なう。

内 容

①女性のための再就職支援セミナー(PC研修を含む)の実施

・もう一度働く!講座(短期集中講座)全 3回

(5時間✕11日間の日程で PC 講座スキルアップ、就活実践講座でマインドアップ、

ワークルールや社会保障)

・就活カフェ(「もう一度働く!講座」修了生対象の継続支援)全 5 回

・個別相談(「もう一度働く!講座」修了生対象の個別支援)

②女性を採用したい企業の発掘および企業向けセミナーの実施 2 回 等

提案金額 9,181,753円

委託元 豊中市 市民協働部 くらし支援課

4)地方創生にかかる女性の起業支援(仮称)※豊中市へ提案済み

事業名 もう一度働く!起業という選択(仮称)

対象 結婚・出産等により離職した女性、就労ブランクのある女性など

ねらい

持続可能な地域経済や社会システムを実現するためには、女性の活躍は喫緊の課題

であり、そのためには、潜在労働力であるM字型労働の谷間となっている女性の社

会参画が不可欠である。

本事業では、この層の女性を対象に、仕事と生活の両立をしながら、自分らしく起

業するという選択で働き始める一歩を支援する。

内 容

①女性のための起業セミナー

・起業公開講座 1 回

・起業をめざす連続講座

・個別起業相談(「連続講座」修了生対象の個別支援)

②起業のためのコワーキング・スペースの提供

③女性の起業出展フェア 1 回 等

提案金額 6,151,984円

委託元 豊中市 市民協働部 くらし支援課

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一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団

2016年度(平成 28年度)

自主事業 予算書

2016年 4月 1日~2017年 3月 31日

一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団

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一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団 (単位:円)

当年度予算額 前年度予算額 増減額

収入

  事業収益 17,388,000 14,554,000 2,834,000

一時保育料 121,000 17,000 104,000

講師派遣等収入 60,000 60,000 0

受託事業等収入 17,207,000 14,477,000 2,730,000

2,000 2,000 0

DV受取寄附金 2,000 2,000 0

17,390,000 14,556,000 2,834,000

支出

17,060,000 14,133,000 2,927,000

役員報酬 59,000 77,000 △ 18,000

給料手当 5,733,000 6,038,000 △ 305,000

賞与引当金繰入額 85,000 267,000 △ 182,000

法定福利費 274,000 994,000 △ 720,000

福利厚生費 335,000 598,000 △ 263,000

会議費 3,000 3,000 0

旅費交通費 57,000 70,000 △ 13,000

通信運搬費 261,000 357,000 △ 96,000

消耗品費 1,137,000 817,000 320,000

印刷製本費 163,000 135,000 28,000

光熱水料費 1,726,000 0 1,726,000

使用料及び賃借料 557,000 1,380,000 △ 823,000

諸会費 11,000 0 11,000

保険料 5,000 63,000 △ 58,000

諸謝金 5,479,000 2,304,000 3,175,000

租税公課 704,000 832,000 △ 128,000

委託費 470,000 197,000 273,000

DV被害者救済費 1,000 1,000 0

17,060,000 14,133,000 2,927,000

330,000 423,000 △ 93,000

当期支出合計

当期収支差額

2016年度(平成28年度)自主事業予算書

平成28年4月1日から平成29年3月31日まで

科目

  受取寄附金

当期収入合計

  事業費

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一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団

2016年度(平成 28年度) 管理運営業務の安全管理対策に係る計画

一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団

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1

一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団

2016年度(平成 28年度)管理運営業務の安全管理対策に係る計画

すてっぷ利用者、職員、委託業者の安全を確保するために以下の安全管理対策を実施します。

1.緊急時対応策の整備

(1) 危機管理マニュアルの活用

必要に応じて適時『危機管理マニュアル』を見直すとともに、一層の安全管理ルー

ルの徹底に努めます。緊急時には、火災・地震・防犯管理などの各マニュアルを活

用し、臨機応変な対応が行えるよう日頃からの職員への意識付けに取り組みます。

(2) 緊急連絡体制の整備及び職員への周知

① 財団内緊急連絡網の作成

人事異動発生毎に緊急連絡網を刷新し、職員へ配布します。

(連絡体制)

② 設備関係の緊急連絡先事業者名を事務所内所定位置へ保管し、必要な際には全職

員が対応できる体制をつくります。

③ 緊急事態発生時は、市所管課へ(市の休業日にあたる場合及び緊急を要する場合

は、予め定められた連絡先へ)速やかに電話連絡を行います。また、文書にて事

故報告を提出します。

事務局長

総務課長

事業課長

情報担当職員

事業担当職員

総務課職員

相談担当職員 豊中市所管課

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2

2.平時の安全管理体制について

(1) 安全確認

① 毎朝の朝礼時には職員の出勤状況・シフト体制を確認します。また前日夜間から

朝礼時までに館内に異状がなかったかを警備日誌及び館内状況をもって確認し

ます。

② 開館時間内に定期的に職員が館内を巡回し、異状や不審物の有無を確認します。

職員不在時の夜間については委託先警備事業者が定期的に巡回を行います。また、

これらを適切に記録し、日々の安全管理に努めます。

③ 衛生推進者を設置し、施設や設備の点検・確認、作業環境の整備、労働安全教育

を行い、労働災害防止に努めます。

(2) 設備の保守・保全について

① 館内設備の保守については、専門的な技能・知識を有する業者を選定し、保守契

約を締結し、予め定めた定期点検を実施します。

② 館内設備の保全については、日常から職員だけではなく委託警備事業者との連携

を行い、点検・消耗品の取替え、軽微な修理などに迅速に対応します。

③ 設備の保守管理について、市に報告するとともに適切に記録し、履歴管理を行う

ことで今後の修繕計画に活用します。

④ 職員に対する高圧ガス保安教育を実施します。また、改正フロン法対象のフロン

ガス簡易点検を年 4回実施します。

(3) 消火設備の整備と周知について

① 消火設備について適切に管理を行い、その設置場所を館内に周知すると共に、

各自が巡回時に確認するなど職員への周知徹底を行います。

② 円滑な整備が行えるよう、ビル全体の法定消防設備点検などに協力します。

(4) 防災計画・管理

① 防火・防災管理者を定め消防当局へ届け出ます。また、自衛消防業務講習受講

者を業務に従事させます。

② 防火・防災計画を作成し、豊中都市管理株式会社、国際交流センター及びエトレ

豊中テナントと協力し、合同訓練に参加します。

③ 施設設置 AEDを適切に使用できるよう、消防署が実施する救急救命講習などに

職員が参加します。また、AED 設置施設である旨の表示を利用者にわかりやす

く館内掲示します。