(百万円未満切捨) 2019年 3月期 2020年 3月期 増減 前期比 (%) 2020年...

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2020年3月期決算 ⅠR ミーティング 2020年5月25日

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Page 1: (百万円未満切捨) 2019年 3月期 2020年 3月期 増減 前期比 (%) 2020年 3月期 計画※ 対計画比 (%) 売上高 94,165 89,232 4,933 94.8 92,900

2020年3月期決算

ⅠR ミーティング

2020年5月25日

Page 2: (百万円未満切捨) 2019年 3月期 2020年 3月期 増減 前期比 (%) 2020年 3月期 計画※ 対計画比 (%) 売上高 94,165 89,232 4,933 94.8 92,900

注意事項

• 本説明資料に記載されている業績予想等は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が合理的と判断したものです。

• 新薬が発売されるまでには、多額の資金と長い開発期間が必要となります。有効性と安全性を確認しながら慎重に開発を進めていくうちには、開発中止となる可能性があります。

• 「開発テーマの状況」は、現時点の開発計画に基づいて作成しております。開発計画の進行に伴い、変更等が発生する可能性があります。

• 医薬品(開発中を含む)に関する情報が含まれていますが、これらは宣伝広告や医学的アドバイスを目的としているものではありません。

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新型コロナウイルス感染症の影響と対応

事業への影響について

感染防止の対応について

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医薬品の供給体制:・原材料の確保・生産・在庫に影響はなく、安定供給に問題なし

医薬品の情報提供活動:・医療機関や医師の要請による訪問等を除き、MR等の医療機関への訪問を自粛

研究開発活動:・医療機関における安全性確保と負担軽減を最優先して治験を実施

・原則在宅勤務、出社の際は時差出勤等により可能な限り人との接触を回避

・体温測定・手洗い・うがいの徹底、公共交通機関利用時や社内でのマスク着用を励行

・国内外の出張や集会への参加の原則禁止(電話会議やWeb会議を活用)

・ソーシャルディスタンス保持の励行、不要不急の外出の自粛

業績への影響について

新型コロナウイルス感染症拡大により、医療機関への受診抑制や情報提供活動の制限など、当社グループの事業活動に影響が

生じております。そのため、2021年3月期の業績がある程度の影響を受けることを見込んでおりますが、現時点では予測が困難で

あることから、その影響は織り込んでおりません。今後、業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに開示いたします。

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2020年3月期決算のポイント

・ 減収(▲5.2%)・増益 減収要因:競合品・ジェネリック医薬品の影響、薬価改定、海外売上高の減少

増益要因:研究開発費の減少など

・ 配当は150円を維持、自己株式消却(250万株)、自己株式取得(80万株)

~トピックス~

● 原発性腋窩多汗症治療剤「BBI-4000」を製造販売承認申請

● 爪白癬治療剤「クレナフィン」の海外展開

・ 香港で導出先のメインライフ社が承認取得、販売開始

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・ 爪白癬治療剤クレナフィンの売上は前年並み

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(百万円未満切捨)2019年3月期

2020年3月期

増減前期比(%)

2020年3月期計画※

対計画比(%)

売上高 94,165 89,232 ▲ 4,933 94.8 92,900 96.1

売上原価 40,366 38,753 ▲1,612 96.0 41,100 94.3

販売費及び一般管理費 29,209 23,969 ▲5,240 82.1 29,500 81.3

研究開発費 10,261 6,418 ▲ 3,843 62.5 10,600 60.5

営業利益 24,592 26,512 1,919 107.8 22,300 118.9

経常利益 24,972 26,946 1,974 107.9 22,700 118.7

税引前当期利益 24,922 26,592 1,669 106.7 22,600 117.7

当期純利益 17,775 19,370 1,594 109.0 16,100 120.3

2020年3月期損益実績(連結)

(※ 2020年3月期の期初計画:2019年5月9日公表)

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(百万円未満切捨)2019年3月期

2020年3月期

増減前期比(%)

医療用医薬品・医療機器 75,973 73,017 ▲ 2,956 96.1

農業薬品 5,640 5,202 ▲ 437 92.2

不動産賃貸料 2,360 2,378 17 100.8

その他 10,190 8,632 ▲ 1,557 84.7

合計 94,165 89,232 ▲ 4,933 94.8

売上内訳(連結)

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(百万円未満切捨)2019年3月期

2020年3月期

前期比(%)

アルツ 24,333 23,540 96.7

クレナフィン 22,584 22,245 98.5

セプラフィルム 9,825 9,539 97.1

フィブラストスプレー 3,126 3,013 96.4

エブランチル 1,932 1,928 99.8

リピディル 2,400 1,538 64.1

リグロス 606 683 112.6

ヘルニコア 125 381 303.8

ジェネリック医薬品 10,279 9,492 92.3

主な医薬品・医療機器の売上実績内訳

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ア ル ツ :売上数量は前年並みも薬価改定の影響等により減収

クレナフィン :薬価改定の影響等により前年並み

セプラフィルム:競合品の影響により減収

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2019年3月期末

2020年3月期末

増減

流動資産 103,731 108,336 4,605

固定資産 52,254 49,538 ▲ 2,715

資産合計 155,985 157,875 1,889

連結貸借対照表/連結キャッシュ・フロー計算書

(単位:百万円未満切捨)

流動負債 27,580 21,655 ▲ 5,924

固定負債 7,274 7,750 476

負債合計 34,854 29,406 ▲ 5,447

純資産合計 121,131 128,468 7,337

連結貸借対照表

連結キャッシュ・フロー計算書

2019年3月期末

2020年3月期末

増減

営業活動によるキャッシュ・フロー

21,129 27,468 6,339

投資活動によるキャッシュ・フロー

▲5,744 ▲2,528 3,215

財務活動によるキャッシュ・フロー

▲9,524 ▲10,173 ▲649

現金及び現金同等物の期末残高

58,555 73,322 14,766

【主な変動科目】◆資産現金及び現金同等物: 73,322百万円

(+14,766百万円)◆負債有利子負債: 3,850百万円 (-25百万円 )

◆純資産利益剰余金: 114,869百万円(+5,812百万円)自己株式:▲ 23,373百万円(+3,408百万円)

【主な要因】◆営業活動によるキャッシュ・フロー税金等調整前当期純利益: 26,592百万円

◆投資活動によるキャッシュ・フロー有形固定資産の取得: 2,159百万円

◆財務活動によるキャッシュ・フロー自己株式取得額: 4,252百万円配当金支払額: 5,896百万円

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業績推移(連結)

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109,730101,479 98,430

94,165 89,232

82,900

35,146

30,707

27,496 24,592

26,512

20,800

21,143 22,017

19,043 17,775

19,370

15,000

2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3

売上高

営業利益

純利益

※2015年10月1日付で株式併合(2株を1株に併合)を実施しております。年間配当は、株式併合後の基準で換算した金額を記載しております。

2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3

年間配当 146円 150円 150円 150円 150円 150円(予定)

自己資本利益率(ROE)

25.3% 22.9% 17.6% 15.1% 15.5% -

計画

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開発テーマの状況

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開発コード 予定適応症 開発段階 備考

BBI-4000 原発性腋窩多汗症 申請中 ブリッケル・バイオテック社より導入

KMW-1 熱傷焼痂除去 PⅢメディウンド社より導入海外での製品名:NexoBrid

KP-607 爪白癬症 PⅡ自社創薬ポスト クレナフィン

KAR(イベルメクチン)

アタマジラミ症 PⅠアーバー社より導入海外での製品名:Sklice

【他社開発】レナバサム 全身性強皮症 PⅢ

コーバス社より導入同社が国際共同PⅢ試験を実施中

レナバサム 皮膚筋炎 PⅢコーバス社より導入同社が国際共同PⅢ試験を実施中

KP-470 尋常性乾癬 PⅠ自社創薬ボシュ・ヘルス社の治験は完了他の適応症での開発を同社と協議中

【 提携先が治験実施中 】

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BBI-4000 (ソフピロニウム臭化物)

予定適応症:原発性腋窩多汗症

作用機序 :抗コリン作用(アセチルコリンのムスカリン受容体への結合を阻害することにより発汗を抑制)

剤 型 :外用剤

~原発性腋窩多汗症について~

病態:温熱や精神的な負荷、またそれらによらず、手のひらや足の裏、わきの下などに、日常生活や仕事に支障をきたすほどの大量の発汗を生じる状態を原発性(特発性)局所多汗症といい、特にわきの下(腋窩)に生じる場合、原発性腋窩多汗症といわれている。

疫学:日本における原発性腋窩多汗症の有病率は5.75%。(日本皮膚科学会:原発性局所多汗症診療ガイドライン2015年改訂版 一部改変)

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2015年3月に米国ブリッケル・バイオテック社より導入し、現在承認申請中

開発テーマの状況

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(百万円未満切捨)2020年3月期

2021年3月期計画

増減前期比(%)

売上高 89,232 82,900 ▲ 6,332 92.9

営業利益 26,512 20,800 ▲ 5,712 78.5

経常利益 26,946 21,200 ▲ 5,746 78.7

税引前当期利益 26,592 21,500 ▲ 5,092 80.9

当期純利益 19,370 15,000 ▲ 4,370 77.4

2021年3月期損益計画(連結)

10

販売費及び一般管理費 23,969 26,000 2,031 108.5

うち、研究開発費 6,418 8,200 1,782 127.8

新型コロナウイルス感染症拡大により、医療機関への受診抑制や情報提供活動の制限など、当社グループの事業活動に影響

が生じております。そのため、業績がある程度の影響を受けることを見込んでおりますが、現時点では予測が困難であることか

ら、その影響は織り込んでおりません。今後、業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに開示いたします。

Page 13: (百万円未満切捨) 2019年 3月期 2020年 3月期 増減 前期比 (%) 2020年 3月期 計画※ 対計画比 (%) 売上高 94,165 89,232 4,933 94.8 92,900

(百万円未満切捨)2020年3月期

2021年3月期計画

前期比(%)

クレナフィン 22,245 22,500 101.1%

アルツ 23,540 20,200 85.8%

セプラフィルム 9,539 9,600 100.6%

フィブラストスプレー 3,013 3,100 102.9%

エブランチル 1,928 1,900 98.5%

リグロス 683 800 117.1%

ヘルニコア 381 700 183.8%

ジェネリック医薬品 9,492 8,800 92.7%

主な医薬品・医療機器の売上計画内訳

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国内医療用医薬品・医療機器

アルツ28,351

24,333 23,540 20,200

2017 2018 2019 2020

売上高(百万円)

2020年度計画:前期比 85.8 %

発売以来蓄積されたエビデンス情報の活用によりヒアルロン酸市場の伸長およびシェア拡大を進める

(計画)

関節機能改善剤

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売上高(百万円)

爪白癬治療剤

クレナフィン22,185 22,584 22,245 22,500

2017 2018 2019 2020

2020年度計画:前期比 101.1%

皮膚科医を中心に情報提供活動強化(Webセミナー等の実施、製品サイトの充実)

患者さんへの疾患啓発活動(医療機関の啓発ポスター,新聞広告等を検討)

(計画)

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国内医療用医薬品・医療機器

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リグロス

2020年度計画:800百万円(前期比 117.1%)

デジタルツール(Webセミナー等)により歯周組織再生療法の標準療法を目指す

歯周組織再生剤

10,162 9,825 9,539 9,600

2017 2018 2019 2020

売上高(百万円)

(計画)

セプラフィルム2020年度計画:前期比 100.6%

使用率が低い手術を中心に、ニーズに合った手技・材形の提案により使用拡大を図る

癒着防止吸収性バリア

ヘルニコア

2020年度計画:700百万円(前期比 183.8%)

保存療法と手術療法の間に位置する治療としてのポジショニングの確立を図る

腰椎椎間板ヘルニア治療剤

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中期経営計画2021

持続的成長に向けた基盤の確立

①開発パイプラインの充実

②クレナフィン(海外展開)、新製品(海外展開・適応拡大)の価値最大化

③連結売上高945億円達成に向け営業基盤の強化・効率化

④生産性向上のための人材育成および業務改革

■基本方針