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龍ケ崎市マスコットキャラクター 龍 ケ 崎 市 平成28年度 ふるさと龍ケ崎戦略プラン ― 進捗評価 ―

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Page 1: K ® 7C SË Ä12tuKhO

龍ケ崎市マスコットキャラクター

龍 ケ 崎 市

平成28年度

ふるさと龍ケ崎戦略プラン

― 進捗評価 ―

Page 2: K ® 7C SË Ä12tuKhO

- i -

平成 28年度 ふるさと龍ケ崎戦略プランに係る進捗評価について

1 評価の目的

当市では,まちづくりの基本方向を示す最上位計画である「ふるさと龍ケ崎戦略

プラン」に基づき,積極的に事業を展開し,まちづくりを進めてきました。

ふるさと龍ケ崎戦略プランでは,「人が元気 まちも元気 自慢したくなるふるさ

と 龍ケ崎」を目指していくまちの姿として掲げ,その実現に向けて4つの重点戦

略を定めています。そして,重点戦略に沿って展開していく まちづくりの基本目

標を「まちづくり宣言」として 12項目,まちづくり宣言を実行していくための主

要事業について 80項目を位置付けています。

今般,計画期間である 5ヶ年を経過した龍ケ崎戦略プランの基づく主要事業の取

組結果について,平成 29年度以降の取組に活かすために,事業進捗評価を実施し

ました。

なお,各施策とそれに関連する主要事業を一体的に評価するため,主要事業ごと

の取組状況を確認した後,まちづくり宣言ごとに取りまとめて評価しています。

また,市民に向けて,よりわかりやすい情報が提供できるよう,主要事業の取組

について,さらに重点戦略ごとに取りまとめた総括を行っています。

2 評価の対象

評価の対象は,「ふるさと龍ケ崎戦略プラン」に掲げる...

(1)4つの重点戦略

(2)重点戦略を構成する 12のまちづくり宣言

(3)まちづくり宣言を構成する 80の主要事業 です。

3 評価の体系

主要事業

•まちづくり宣言を構成する主要80事業

まちづくり宣言

•重点戦略を構成する12の基本目標

重点戦略

•4つの重点戦略

重点戦略を構成するまちづくり宣言・主要事業の取組及び進捗状況に基づき総括をします。

まちづくり宣言を構成する主要事業の取組及び進捗状況に基づき評価します。

実施した主要事業の取組状況を確認します。

進捗状況評価シート 重点戦略総括シート

Page 3: K ® 7C SË Ä12tuKhO

- ii -

4 評価の方法

(1)評価の方法

①進行管理シートによる点検・確認

主要事業ごとに進行管理シートを作成し,事業の取組状況等に基づき当該年

度の進捗について点検・確認します。

②進捗状況評価シートによる評価

進行管理シートで作成した主要事業の取組状況について,まちづくり宣言ご

とに取りまとめます。また,ふるさと龍ケ崎戦略プランに掲げる数値目標に対

する実績値の推移及び現状分析等について記載します。

主要事業の「実施工程進捗状況」について点数化し,その結果に応じて4段

階による総括をします。

③重点戦略評価シートによる総括

主要事業の主な取組や課題等について,重点戦略ごとに取りまとめます。ま

た,進捗状況評価シートと同様に,重点戦略を構成する主要事業の「実施工程

進捗状況」について点数化し,その結果に応じて4段階による総括をします。

※【「進捗状況」の総括評価基準】

【数値目標の達成状況区分】

◇進捗状況評価シート

※計画期間5ヵ年の途中年度で既に目標値を上回ったことで新目標値を設定している 場合でも,当初の目標値との比較とする。

実施工程進捗状況 点 数 合計点の満点に対する割合 評 価

順 調 4点 90%以上 A

概ね順調 3点 70%以上 90%未満 B

遅れている 2点 45%以上 70%未満 C

見直しが必要 1点 45%未満 D

最新実績値の状況 目標 達成状況

H28実績値が目標値以上である 達 成

「ベース値と目標値の差」と「ベース値とH28実績値の差」による比率が 70%以上 概ね達成

「ベース値と目標値の差」と「ベース値とH28実績値の差」による比率が 70%未満 未 達 成

当該数値目標を設定した根拠である主要事業において「見直しが必要」の評価をしている 見直しが必要

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- iii -

(2)評価の流れ

(3)行政経営評価委員会

知識経験者や一般市民からなる行政経営評価委員会において,市が実施した

評価内容等踏まえ最終評価を行います。

5 評価結果の活用

・平成 29年度に実施している施策・事業の推進に反映します。

・平成 30年度の施策等の企画立案,予算編成等に反映します。

・評価結果については,市公式ホームページなどで公表します。

最終

報告

3 次

評価 2 次

評価

行政経営 推進本部

行政経営 評価委員会

対応結果報告(庁議)

評価内容 の精査

シート作成 自己評価

行政経営 推進本部 (庁議)

1 次

評価

行政経営 推進会議

所管課 企画課

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- iv -

≪ふるさと龍ケ崎戦略プランの概要≫

まちづくりの基本姿勢や目指していくまちの姿,まちづくりの重点戦略と重点施

策,そして重点戦略に沿って展開していく実行プランなどを示しています。計画の

期間は,平成 28年度までの概ね5年間です。

目指していくまちの姿:人が元気 まちも元気 自慢したくなるふるさと 龍ケ崎

重点施策:「市民活動日本一」「子育て環境日本一」をスローガンに掲げ,「市民

活動日本一を目指したまちづくり」「子育て環境日本一を目指したまち

づくり」をメイン施策として重点的な取組を進めます。

【実行プランの体系】

協働のまちづくりと地域力のアップ重点戦略1•まちづくり宣言1 市民活動日本一を目指したまちづくりを進めます

•まちづくり宣言2 市民みんなで考え,つくる,わかりやすいまちづくりを進めます

•まちづくり宣言3 地域の力を活かした,地域が輝くまちづくりを進めます

若者・子育て世代の定住環境の創出重点戦略2•まちづくり宣言4 子育て環境日本一を目指したまちづくりを進めます

•まちづくり宣言5 心豊かな「龍の子」を地域で育てるまちづくりを進めます

まちの活性化と知名度アップ重点戦略3•まちづくり宣言6 豊かな自然・地域資源を活かしたまちづくりを進めます

•まちづくり宣言7 元気を生み出す活力ある産業が育つまちづくりを進めます

•まちづくり宣言8 大学のあるまちのメリットを活かした特色あるまちづくりを進めます

•まちづくり宣言9 環境先進都市を目指したまちづくりを進めます

安心と住みよさが実感できる生活環境づくり重点戦略4•まちづくり宣言10 安心安全が実感できるまちづくりを進めます

•まちづくり宣言11 誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりを進めます

•まちづくり宣言12 交通インフラが充実した住みよいまちづくりを進めます

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- v -

≪重点戦略及びまちづくり宣言ごとの総括・評価結果≫

重点戦略

総括評価

まちづくり宣言 評価

主要事業の進捗

順調 概ね

順調

遅れ

ている

見直し

が必要

1 協働のまちづくりと

地域力のアップ

B

1 市民活動日本一を目指したまちづく

りを進めます B 1 4 0 0

2 市民みんなで考え,つくる,わかり

やすいまちづくりを進めます B 1 5 0 0

3 地域の力を活かした,地域が輝くま

ちづくりを進めます A 4 2 0 0

2 若者・子育て世代の

定住環境の創出 B

4 子育て環境日本一を目指したまちづ

くりを進めます A 7 3 0 0

5 心豊かな「龍の子」を地域で育てる

まちづくりを進めます B 1 7 0 0

3 まちの活性化と

知名度アップ

B

6 豊かな自然・地域資源を活かしたま

ちづくりを進めます B 1 4 1 0

7 元気を生み出す活力ある産業が育つ

まちづくりを進めます B 1 6 0 1

8 大学のあるまちのメリットを活かし

た特色あるまちづくりを進めます B 2 3 2 0

9 環境先進都市を目指したまちづくり

を進めます B 2 3 1 0

4 安心と住みよさが実

感できる生活環境づ

くり B

10 安心安全が実感できるまちづくりを

進めます A 5 3 0 0

11 誰もが住み慣れた地域で安心して暮

らせるまちづくりを進めます B 2 6 0 0

12 交通インフラが充実した住みよいま

ちづくりを進めます B 3 2 1 0

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進捗状況評価シート

目 次

•まちづくり宣言1 市民活動日本一を目指したまちづくりを進めます

•まちづくり宣言2 市民みんなで考え,つくる,わかりやすいまちづくりを進めます

•まちづくり宣言3 地域の力を活かした,地域が輝くまちづくりを進めます

重点戦略1 協働のまちづくりと地域力のアップ ・・・1

•まちづくり宣言4 子育て環境日本一を目指したまちづくりを進めます

•まちづくり宣言5 心豊かな「龍の子」を地域で育てるまちづくりを進めます

重点戦略2 若者・子育て世代の定住環境の創出 ・・・9

•まちづくり宣言6 豊かな自然・地域資源を活かしたまちづくりを進めます

•まちづくり宣言7 元気を生み出す活力ある産業が育つまちづくりを進めます

•まちづくり宣言8 大学のあるまちのメリットを活かした特色あるまちづくりを進めます

•まちづくり宣言9 環境先進都市を目指したまちづくりを進めます

重点戦略3 まちの活性化と知名度アップ ・・・15

•まちづくり宣言10 安心安全が実感できるまちづくりを進めます

•まちづくり宣言11 誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりを進めます

•まちづくり宣言12 交通インフラが充実した住みよいまちづくりを進めます

重点戦略4 安心と住みよさが実感できる生活環境づくり ・・・25

・・・16・17

・・・18・19

・・・2・3

・・・20・21

・・・4・5

・・・6・7

・・・22・23

・・・10・11

・・・26・27

・・・28・29

・・・30・31

・・・12・13

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1

重点戦略評価シート

重点戦略 1 協働のまちづくりと地域力のアップ

目  的

基本目標(まちづくり宣言)

1.市民活動日本一を目指したまちづくり(重点施策)

2.市民みんなで考え,つくる,わかりやすいまちづくり

3.地域の力を活かした,地域が輝くまちづくり

【評価結果】

1.まちづくり 宣言ごと評価結果 及び 重点戦略総括評価結果

主要事業名まちづくり宣言ごとの評価

順調 概ね順調 宣言評価

1

まちづくりバンク・ポイント制度の構築 概ね順調 3

1 4 0 0 B

協働事業提案制度 概ね順調 3

公共施設里親制度の拡充 順  調 4

市民活動の支援 概ね順調 3

市民活動の啓発 概ね順調 3

2

自治基本条例の制定 概ね順調 3

1 5 0 0 B

政策情報誌の発行 順  調 4

情報発信システムの構築 概ね順調 3

新しい市政モニター制度の構築 概ね順調 3

市公式ホームページの充実と幅広い活用 概ね順調 3

市民参画の機会拡大 概ね順調 3

3

中核的な地域コミュニティの形成 順  調 4

4 2 0 0 A

まちづくりバンク・ポイント制度の構築 概ね順調 3

地域担当職員制度の導入 順  調 4

地域活動拠点の充実 順  調 4

新たなまちづくり補助金制度の活用促進 概ね順調 3

地域住民の意識啓発 順  調 4

3.重点戦略 取組状況

【総 括】

【優先プロジェクト 取組状況】

◎まちづくりバンク・ポイント制度の構築

◎自治基本条例の制定

◎中核的な地域コミュニティの形成

 「公共を皆で担う」という理念のもと,まちづくりの主役である市民の参画と協働の取組を拡大するとともに,「地域力アップ」に様々な視点から取り組み,地域の力を活かしたまちづくりを進める。

重点戦略に位置付ける基本目標

(まちづくり宣言)

まちづくり宣言

主要事業の評価

点数

重点戦略総括評価遅れて

いる見直しが

必要満点に対する割合合計点数÷満点

80.00%

16/20点

概ね順調79.17%

19/24点

87.50%

22/24点

満点に対する割合合計点数÷満点

83.82%(57/68点)

 協働のまちづくりと地域力のアップを目指し,多種多様な施策・事業を展開しており,重点戦略を構成する主要事業のうち全ての事業において「順調」若しくは「概ね順調」と評価している。 なかでも,市民活動へのきっかけづくりとなる「まちづくり・ポイント制度」や市民活動団体と協力者をつなぐ「まちづくり・つなぐネット制度」を構築し,市民のまちづくりへの参加を促進する新たな事業として積極的に取り組んできている。また,協働のまちづくりを進めていく上での基本的なルールとして「まちづくり基本条例」を制定し,普及啓発活動に取り組んでいる。また,11地区で中核的な地域コミュニティ設立され,地域担当職員や施設の整備などの支援を受けながら,活発な地域コミュニティ活動が進められている。 そのほかにも,市民活動に対する補助金交付等の資金的支援や市民活動拠点の環境整備,協働事業提案制度や地域担当職員制度など行政との連携による事業推進等の取組が進められてきている。また,市民の市政への関心を高め,市民参画を促進する取組や市民活動を促進する普及啓発の取組も様々な形態で取り組んできており,協働のまちづくりと地域力のアップに向けた取組は概ね順調に進捗している。 今後も,市民の積極的なまちづくり参加に向けて,地域と連携を図りながら「地域力アップ」を目指し,積極的な事業展開と各種事業の周知に努める必要がある。

 市民活動を活性化するための事業として「まちづくりポイント制度」を構築し,平成25年度(H26.1月)より運用を開始。その後,制度利用促進のため,制度の周知やポイント還元メニューの充実等の取組を進めるとともに,市民活動団体と協力者をつなぐ制度「まちづくりつなぐネット」制度を構築,平成27年度より運用を開始した。

 市民との意見交換等の重要性を踏まえ,市民参加による議論とプロセスを重視した条例づくりを進め,平成26年度にまちづくり基本条例を制定した。その後,条例に対する市民の理解を深めるとともに,条例の市民への浸透に向けて普及啓発の取組を進めている。

 地域内での調整段階にある2地区で設立準備会が未設置ではあるが,全13地区中11地区で中核的地域コミュニティを設立。地域担当職員や活動拠点となる施設の整備など地域活動充実・促進のための支援を受けながら,地域コミュニティ活動の取組が進められている。未設立の2地区においては,1地区は設立準備会を立ち上げ,平成30年度の設立に向けて取り組んでおり,残る1地区も地域内の勉強会などが行われており,各住民自治組織の意向や動向を注視しながら,意見交換会等の支援を継続していく。

3.行政経営評価委員会の主な意見・市民活動日本一,子育て環境日本一ともに,「日本一」を目指すということであれば,他自治体と比較できるデータの把握・提示が必要。・この項目に限らず,数値目標の設定において理想値のような目標値を設定していては意味がない。現実に即した目標値設定が望ましい。・進捗状況評価シートだけでは事業進捗に関する詳細が分かりにくい。進行管理シートにあるような実施行程に対する取組状況表のようなものや取組指標などの分かり易く工夫した記載をすることにより,数値に現れない部分への納得が増すのではないか。・協働事業提案制度については,提案件数が低調になっていることも含め,制度の活性化に向けた改善を図っていくべき。・そもそも市民の市政への関心が低いと感じている。原因は,現状としてそれほど困っていないこと,将来に向けた自助・公助・共助の必要性を実感していないことが考えられ,具体的事例を挙げるなどしてそれらの周知を図っていくことが必要。・多くの事業で,新たな取組も含め様々な取組がされているが,それらの取組が市民に認知されていない面があり,アンケート結果に繋がっていないと考える。いずれの取組も,市民に広く知ってもらうための周知が重要である。

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ふるさと龍ケ崎戦略プラン 進捗状況評価シート

  重 点 戦 略 1 協働のまちづくりと地域力のアップ

まちづくり宣言(基本目標) 1 市民活動日本一を目指したまちづくりを進めます。

宣言が目指すまちの姿市民一人ひとりがまちづくりの担い手として意識を持って行動し,他に誇れる

活発な市民活動により,まちが支えられています。

1 総括評価

進捗状況評価

B評価コメント

まちづくりポイント制度の運用に加え,事業開始 2 年目となる「まちづくり・つなぐネット」事業が初年度の 4 件を上回る 9 件の橋渡し実績とするほか,公共施設里親制度の周知・募集活動に努めてきた結果,登録団体数を着実に増やし目標を達成,また,市民活動に対する支援・啓発に努めた結果,市民活動団体数や市民活動センター利用者数も目標を達成し,順調に進捗している。

A 順 調

B 概ね順調

C 遅れている

D 見直しが必要

今後の方向性(改善策)

引き続き,市民活動日本一を目指し,既存事業の運用など市民活動の啓発・支援に努め,各制度の活用促進を図っていくとともに,近隣自治体との交流等により新たな取組の検討を進める。提案件数が低調である協働事業提案制度については,制度が有効に機能するよう,見直しも含めた検討の必要がある。

2 主要事業の概要

主要事業名【担当課】 実施工程進捗状況 取組状況と事業推進上の課題

優先プロジェクト まちづくりバンク・ポイント制度の構築

【市民協働課】

※成果報告書 進行管理シートP1参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

ポイント制度は,小学生対象の新たな交換メニューとして「まい

りゅうクリアファイル」を作成したり,新たな方法での制度の周知

活動等を行った。ポイントシール交付申請件数も運用開始から着実

に伸びている。運用2年目のつなぐネットについても昨年の協力者

に引き続き登録してもらうことで活動実績につなげることができた。

協働事業提案制度

【市民協働課】

※成果報告書 進行管理シートP2参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

審議過程を理解・共有化するため担当課に第1回目の会議から出席

してもらったことでスムーズな事業実施につながったと思われる。

また,行政提案については,募集の時期を例年より早め,併せて各

課ヒアリングを行い1件の提案があがったことから,今後も制度の

趣旨を十分周知し,また見直しも視野に入れ運用を検討していく。

公共施設里親制度の拡充

【施設整備課】

※成果報告書 進行管理シートP3参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

住民自治組織等への里親活動の参加の呼びかけや市公式ホームペー

ジ,広報誌による,制度の周知を実施した。また,里親制度の導入

から13年が経過し,既存団体が高齢化や後継者不足のため,里親

活動を辞退するという新たな問題への対策が必要となる。

市民活動の支援

【市民協働課】

※成果報告書 進行管理シートP4参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

市民活動ステップアップ補助金を1団体に交付した。今後も,助成

金セミナーや交流会,市広報紙や市公式ホームページを制度を広く

周知し,設立後間もない団体に対し積極的に資金面での支援を推進

していく。また,市民活動センター指定管理者である茨城県南生活

者ネットと随時協議を行い,円滑な管理運営に努めていく。

市民活動の啓発

【 市民協働課】

※成果報告書 進行管理シートP5参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

「市民活動フェア」では新たな企画として「式秀親方とおかみさん

のトークショー」を行い,多くの観客を集め会場を沸かせた。市民

活動センターの来館者数も2万人を超え,ほぼ飽和状態となってい

ることから,今後はつくば市ほか近隣の市民活動センターと交流会

等を開催し,その中で新たな取り組みを見出していきたい。

3 取組状況や成果に関する指標

指 標 実績値,推移,他自治体比較など

まちづくりポイント制度交換件数・寄付件数

平成 27年度 交換件数151件,寄付枚数3,202枚(奨励金支給:12 団体)

平成 28年度 交換件数783件,寄付枚数6,349枚(奨励金支給:22 団体)

公共施設里親制度団体数龍ケ崎市:88団体 つくば市59団体/守谷市55団体/取手市50団体/阿見町33団体/牛久市18団体 つくばみらい市10団体/石岡市8団体/土浦市5団体

2

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4 数値目標の達成状況(重点施策)市民活動やボランティア活動に参加したことがある市民の割合(%)【市民協動課】

☆ ベース値と目標値 H24 実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

-⇒80.0 - - 75.2 - 69.1

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

まちづくりポイント制度においては対象活動の申請が年々増加し,またポイントシール初年度配布分の失効期限ということもあり交換もぞうかしており,市民活動へのきっかけづくりとしての成果が表れていると思われる。「まちづくり・つなぐネット」については登録の促進や様々な方法での周知が必要である。

(1)市民活動への支援や参加できる機会に満足している市民の割合(%)【市民協働課】

☆ ベース値と目標値 H24 実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

19.9⇒29.9 - - 25.2 - 24.5

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

「まちづくりポイント制度」及び「まちづくり・つなぐネット」の運用により,より多くの市民活動への参加が図られた。2 年目となる「まちづくりつなぐネット」は,協力依頼のあった団体の年間計画を提示した結果,9件の橋渡しが成立した。今後も広報紙,SNS,web等で積極的に周知活動を行う。

(2)市民提案型協働事業への提案件数(件)【市民協働課】

☆ ベース値と目標値 H24 実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

3⇒6 4 2 1 3 5

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

今年度は新たな提案が5件あり,審査委員会においても,活発な審議が行われて4件が平成29年度の実施事業に決定された。今後も提案件数が低調にならないよう,本年度から新たに始めた事業報告会,また広報媒体等で広く制度の周知を図っていく。

(3)行政提案型協働事業への提案件数(件)【市民協働課】

☆ ベース値と目標値 H24 実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

2⇒5 0 1 0 0 0

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

庁内各課からの提案がないことや,提案があっても市民からの応募がないことなど,協働事業そのものがうまく稼動していない状況であるため,制度の周知とともに,早い段階から各課からの提案募集を行うなど,提案数増加に努めていく。

(4)市民活動センター登録団体数(団体)【市民協働課】

★ ベース値と目標値 H24 実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

50⇒60⇒110 72 92 106 115 123

現状評価 現状分析と改善策

■ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

指定管理者である特定非営利活動法人茨城県南生活者ネットのノウハウやネットワークにより目標値は昨年度中途で達成し,新目標値の120団体も年度中途で既に達成することができた。

(5)公共施設里親制度登録団体数(団体)【施設整備課・下水道課】

★ ベース値と目標値 H24 実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

68⇒82 75 74 75 83 88

現状評価 現状分析と改善策

■ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

制度の周知活動や募集活動を継続的に実施してきた結果,市民の里親制度への関心が高まり,今年度目標値を達成することができた。今後も,周知,募集活動を充実させながら,高齢化や後継者不足の対策を図る。

(6)市民活動センター延べ利用者数(人)【市民協働課】

☆ ベース値と目標値 H24 実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

5,475⇒ 7,118⇒ 19,200 16,276 17,966 19,075 22,071 20,668

現状評価 現状分析と改善策

■ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

特定非営利活動法人茨城県南生活者ネットのノウハウやネットワークにより利用者は年々増加し昨年度には目標値を大幅に上回り目標達成となったが,今年度は一部団体が別の公共施設へ利用を変更したことにより若干人数減となった。

※ ☆印の場合:各年度単位での目標値及び実績値。★印の場合:最終年度末の累計による目標値。又,当該年度末までの累積による実績値。

3

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ふるさと龍ケ崎戦略プラン 進捗状況評価シート

  重 点 戦 略 1 協働のまちづくりと地域力のアップ

まちづくり宣言(基本目標) 2 市民みんなで考え,つくる,わかりやすいまちづくりを進めます。

宣言が目指すまちの姿市民と行政が目標を共有し,共通認識のもと,共に知恵を出しあうまちづくり

が実践されています。

1 総 括

進捗状況評価

B評価コメント

市民への伝わりやすさ,内容の充実など改善を図った政策情報誌による政策的取組に関する情報発信,メール配信サービスやSNSを活用した積極的な情報発信など順調に取組が進められており,メール配信登録数の順調な伸びからも市民への浸透が見受けられる。また,かたらい広場の活用が若干低迷しているものの,近隣自治体と比べて,首長との懇談会等の開催数は決して少なくない。

A 順調

B 概ね順調

C 遅れている

D 見直しが必要

今後の方向性(改善策)

市政モニター制度の回答率を上げ,有効性を高めるためにも,定期的アンケート実施や集計結果の配信などによる登録者の参加意欲の維持・向上を図る必要がある。また,市公式ホームページからの情報取得を促進するために,スマートフォン対応やアンケート機能について検討を進める必要がある。

2 主要事業の概要

主要事業名【担当課】 実施工程進捗状況 取組状況と事業推進上の課題

優先プロジェクト

自治基本条例の制定

【企画課】※平成27年度完了事業

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

懇談会や意見交換会など,市民との対話を重視したプロセスを経て,平成 26年12月に条例を制定(翌年9月施行)した。以後,有識者による講演会の開催や公共施設へのリーフレットの設置など,条例への理解浸透を図る取組を進めてきた。今後も,市民への周知啓発に努めるとともに,条例に基づく市政運営を行っていく。

政策情報誌の発行 【企画課・情報政策課】

※成果報告書 進行管理シートP6参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

政策情報誌を4回発行し,市の施策や事業などの政策的な取り組みについて,広く市民に情報発信した。また,政策情報誌の掲載内容等に対する課題を踏まえるとともに,情報発信する内容を明確化するため,構成内容や発行回数などの考え方を整理し,より充実した内容に見直しを行った。

情報発信システムの構築 【情報政策課】

※成果報告書 進行管理シートP7参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

メール配信サービスの登録者は年々増加し,SNSによる情報発信は定着しつつある。課題としては,災害時に有効活用できるように,日頃からスマートフォンやタブレットを活用すること,及び災害時などに双方向性ツールとしてSNSを有用的に活用することである。

新しい市政モニター制度 の構築   【市長公室】

※成果報告書 進行管理シートP8参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

Webモニター制度によるアンケート調査を9回実施した。各アンケートの回答率が下降傾向であることから,定期的にアンケートを実施するほか,集計結果を配信するなど,Webモニターの参加意欲の維持・向上を図る必要がある。

市公式ホームページの充実と 幅広い活用【情報政策課】

※成果報告書 進行管理シートP9参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

アクセシビリティに考慮した記事の作成については,概ね良好な状態である。龍ケ崎ブランドのイメージ向上を図るため,シティセールス課において,従前の定住促進サイトを「子育てたつのこアクション」へリニューアルし,公開した。アンケート機能の活用には,機能改善が必要であり,今後の課題とする。

市民参画の機会拡大 【市長公室】

※成果報告書 進行管理シートP10参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

かたらい広場は,広報紙等で周知を図ったが,申し込みが低調であった。一方,地域ごとの市長との意見交換会は,概ね目標を達成し,また,市内立地企業との懇談会については,目標数を超えて開催している。市民の市政運営への参加を促進するため,かたらい広場や市長との意見交換会の一層の周知強化が必要である。

3 取組状況や成果に関する指標

指 標 実績値,推移,他自治体比較など

メール配信サービス登録者H24年度末: 4,993人 平成 25年度末:6,408人H26年度末: 7,945人 平成 27 年度末:9,670人H28年度末:10,418人

首長との懇談会・座談会

43回(龍ケ崎市)石岡市:19回,牛久市:18回,土浦市・つくばみらい市:9回守谷市・阿見町:5回,つくば市:4回

4

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4 数値目標の達成状況

(1)まちづくりへ気軽に参加できる機会に満足している市民の割合(%)【市民協働課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

20.0⇒25.0 ― ― 24.7 ― 23.0

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

「まちづくりポイント制度」の申請も毎年増加し,シールの配布枚数も顕著に増加していることから,市民活動の裾野は着実に広がっていることと思われる。平成 27 年度から気軽に参加できる取り組みとして開始した「市内一斉清掃」の継続を検討していく。また,制度の周知活動を積極的に行っていく。

(2)市役所から発信される情報のうち,必要とする情報は得られていると感じている市民の割合(%)【情報政策課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

72.1⇒77.1 ― ― 71.9 ― 68.9

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

61歳以上において情報を得られていると感じている人は 7割を超えている一方,若い世代は4割~5割程度である。近年,情報を取得する手段が多様化している傾向にあることから,様々なメディアを使い分け,届けたい対象に情報が届くよう対象や狙いをはっきりさせて情報発信していく必要がある。

(3)行政情報メール配信登録アドレス数(件)【情報政策課】

★ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

-⇒10,000 4,993 6,408 7,945 9,670 10,418

現状評価 現状分析と改善策

■ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

携帯電話,スマートフォン等の普及や情報取得の手軽さなどから,メール配信サービスの登録者数は順調に増加している。未登録者をはじめ,転入者や事業者などへの登録を促進するため,引き続き,イベントや市広報紙等を活用しながら,メール配信サービスの制度や取組を周知啓発していく。

(4)市公式ホームページの年間アクセス件数(件)【情報政策課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

1,141,543⇒1,484,000 1,478,428 1,330,180 1,140,825 1,304,499 1,240,955

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

平成 25年11月の市公式ホームページのリニューアル(算出方法も変更)以降,年間アクセス件数は同程度で推移している。訪問者,とりわけリピーターの増加を図るためには,更新頻度やサイトの見易さはもとより,コンテンツの配置,スマートフォンへの対応なども必要と考えられる。

(5)市民と市がお互いの信頼のもと,連携・協力したまちづくりが進められていると感じている市民の割合(%)【市民協働課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

27.3⇒37.3 ― ― 26.8 ― ―

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

市民と市が協働で実施する事業の提案を募集する「協働事業提案制度」の実施や「公共施設里親制度」等を充実させていくことが目標値に向けての上昇につながると考えていたが,双方とも伸び悩み,目標値への達成は困難と思われる。協働事業に関して更なる市民への周知が必要である。

(6)市民アンケート等の回答率(%)【企画課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

41.6⇒50.0 - ― 44.8 ― 40.4

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

10代から30代の若い世代の回答率が低調であることから,目標値には届いていない。情報発信や広聴活動の拡充を図っており,市政への関心は高まっているものと考える。今後も継続して,市民の参加や広聴の機会を増やすなどして,市民の市政への関心を高めていく。

※ ☆印の場合:各年度単位での目標値及び実績値。★印の場合:最終年度末の累計による目標値。又,当該年度末までの累積による実績値。

5

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ふるさと龍ケ崎戦略プラン 進捗状況評価シート

  重 点 戦 略 1 協働のまちづくりと地域力のアップ

まちづくり宣言(基本目標) 3 地域の力を活かした,地域が輝くまちづくりを進めます。

宣言が目指すまちの姿住民自治組織を中心に,地域の多様な主体が連携し,活発な地域コミュニティ

活動が展開され,地域住民が住み慣れた地域でいきいきと暮らしています。

1 総括評価

進捗状況評価

A評価コメント

地域内での調整段階にある 2 地区で設立準備会が未設置ではあるが,11 地区で中核的地域コミュニティが設立され,地域担当職員や活動拠点となる施設の整備など地域活動充実・促進のための支援を受けながら,地域コミュニティ活動の取組がされている。また,研修会や事例発表会の開催など,地域住民の意識啓発の取組も順調に進んでいる。

A 順 調

B 概ね順調

C 遅れている

D 見直しが必要

今後の方向性(改善策)

中核的地域コミュニティ未設立の2地区において,各住民自治組織の意向や動向を注視しながら,意見交換会を実施していく。また,まちづくりポイント制度やまちづくり・つなぐネットの利用促進のため,各種媒体を使った積極的周知PRに努めていく必要がある。

2 主要事業の概要

主要事業名【担当課】 実施工程進捗状況 取組状況と事業推進上の課題

優先プロジェクト

中核的な地域コミュニティの形成

【市民協働課】

※成果報告書 進行管理シートP11参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

全 13 地区のうち 11 地区において中核的な地域コミュニティを設

立し,活発な活動が進められている。残りの 2 地区のうち,1 地区

については設立準備会が立ち上げられ,平成 30 年度の設立に向け

て動き出し,もう 1 地区についても地区内の勉強会など行われてい

ることから,今後も地区の状況に応じて意見交換会等を行っていく。

優先プロジェクト

まちづくりバンク・ポイント制度の構築

【市民協働課】(再掲)

※成果報告書 進行管理シートP12参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

ポイント制度は,小学生対象の新たな交換メニューとして「まい

りゅうクリアファイル」を作成したり,新たな方法での制度の周知

活動等を行った。ポイントシール交付申請件数も運用開始から着実

に伸びている。運用 2 年目のつなぐネットについても昨年の協力者

に引き続き登録してもらうことで活動実績につなげることができた。

地域担当職員制度の導入

【市民協働課】

※成果報告書 進行管理シートP13参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

中核的な地域コミュニティは 11 地区が設立し,地域担当職員55

名がそれぞれの地区における会議,イベントなどに参加している。

制度運用開始から4年が経過し,課題を踏まえた運用の見直しが必

要である。

地域活動拠点の充実

【市民協働課】

※成果報告書 進行管理シートP14参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

トイレ改修や非常照明・外灯器具の交換,非常階段塗装など,当初予定した工事に加えて緊急的な対応工事も含め5件のコミュニティセンターの修繕工事を行い,施設機能の維持に努めた。また,平成28年度は利用団体がなかったものの,地域集会施設の全面改築に対する助成も含め,今後も地域活動拠点の充実に努めていく。

新たなまちづくり補助金 制度の活用促進

【市民協働課】

※成果報告書 進行管理シートP15参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

地域づくり補助金制度について行政事務説明会において資料を基に

説明し,周知を図った。交付対象の 24組織のうち,申請のあった

14組織に地域づくり補助金を交付し,住民自治組織の活動を財政

的に支援した。

地域住民の意識啓発

【市民協働課】

※成果報告書 進行管理シートP16参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

水害に対する講演会を住民自治組織及び自主防災組織と共催し,防

災に関する知識を高めた。さらに地域住民自らが活動を発表し,外

部講師からの講評をいただくなど,住民主体の活動への一助となっ

た。講演会や研修会の方法については,活動の進度を考慮しながら

検討する必要がある。

6

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3 取組状況や成果に関する指標

指 標 実績値,推移,他自治体比較など

まちづくりポイント制度交換件数・寄付件数

平成 27年度 交換件数151件,寄付枚数3,202枚(奨励金支給:12団体)平成 28年度 交換件数783件,寄付枚数6,349枚(奨励金支給:22団体)

龍ケ崎市住民自治組織研修

会の実施

豪雨災害や水害などの講演会に約800人が参加。

(龍ケ崎市防災会議との共催,8月11日文化会館大ホール)

4 数値目標の達成状況

(1)地域の人々がふれあい,交流できる機会・内容に満足している市民の割合(%)【市民協働課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

23.4⇒28.4 - - 27.9 - 26.2

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

中核的な地域コミュニティや住民自治組織おける交流事業として,イベント的な夏祭りや餅つき大会などの活動ほか防犯パトロールや防災訓練などの安心安全のまちづくりを行い住民相互の交流を図っている。役員・協力者など高齢化が進んできている地域では,若者の参加を促進する必要がある。

(2)地域での助け合いやボランティア活動に満足している市民の割合(%)【市民協働課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

25.6⇒30.6 - - 29.5 - 28.9

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

各地区の中核的なコミュニティ活動では,さまざまな活動が実施され住民主体の活動が定着しつつある。住民同士が日常生活でのちょっとした困り事を地域で助け合う活動が3地区で活動している。今後も他の地域コミュニティでも助け合い活動が出来るような仕組みを構築する必要がある。

(3)中核的な地域コミュニティ設立地区数(地区)【市民協働課】

★ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

0⇒13 0 7 8 9 11

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) ■ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

全 13 地区のうち 11 地区において中核的な地域コミュニティを設立し,活発な活動が進められている。残りの 2 地区のうち,1 地区については設立準備会が立ち上げられ,平成 30 年度の設立に向けて動き出し,もう 1 地区についても地区内の勉強会など行われていることから,今後も地区の状況に応じて意見交換会等を行っていく。

(4)市民活動への支援や参加できる機会に満足している市民の割合(%)【市民協働課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

19.9⇒29.9 - - 25.2 - 24.5

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

「まちづくりポイント制度」及び「まちづくり・つなぐネット」の運用により,より多くの市民活動への参加が図られた。2 年目となる「まちづくりつなぐネット」は,協力依頼のあった団体の年間計画を提示した結果,9件の橋渡しが成立した。今後も広報紙,SNS,web等で積極的に周知活動を行う。

(5)市民と市がお互いの信頼のもと,連携・協力したまちづくりが進められていると感じている市民の割合(%)【市民協働課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

27.3⇒37.3 ― ― 26.8 - -

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

市民と市が協働で実施する事業の提案を募集する「協働事業提案制度」の実施や「公共施設里親制度」等を充実させていくことが目標値に向けての上昇につながると考えていたが,双方とも伸び悩み,目標値への達成は困難と思われる。協働事業に関して更なる市民への周知が必要である。

※ ☆印の場合:各年度単位での目標値及び実績値。★印の場合:最終年度末の累計による目標値。又,当該年度末までの累積による実績値。

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重点戦略評価シート

重点戦略 2 若者・子育て世代の定住環境の創出

目  的

基本目標(まちづくり宣言)

4.子育て環境日本一を目指したまちづくり(重点施策)

5.心豊かな「龍の子」を地域で育てるまちづくり

【評価結果】

1.まちづくり 宣言ごと評価結果 及び 重点戦略総括評価結果

主要事業名まちづくり宣言ごとの評価

順調 概ね順調 宣言評価

4

保育・預かりサービスの充実 順  調 4

7 3 0 0 A

遊びの拠点づくり 概ね順調 3

出会いのサポート 順  調 4

緊急時の医療体制の確保 概ね順調 3

たつのこ育て応援の店・施設の充実 順  調 4

医療費と給食費の負担軽減 順  調 4

相談・支援体制の充実 順  調 4

概ね順調 3

「子育て環境日本一」のアピール 順  調 4

住み替え支援策の構築 順  調 4

5

教育市民会議の開催 概ね順調 3

1 7 0 0 B

学力の向上 概ね順調 3

学校図書の充実 概ね順調 3

小中学校の適正規模適正配置 概ね順調 3

教育支援体制の充実 概ね順調 3

学校・家庭・地域連携による特徴的な教育環境の創出 概ね順調 3

龍・流連携事業の拡大 順  調 4

特色ある学校づくり 概ね順調 3

【総 括】

【優先プロジェクト 取組状況】

◎保育・預かりサービスの充実

◎遊びの拠点づくり

◎龍ケ崎市教育市民会議の開催

 将来的なまちづくりを考えていくうえでも,若者・子育て世代を中心とした人口誘導が求められている。 安心して子育てができる環境の創出に向けて,特色ある施策を展開し,情報発信することで若者・子育て世代を呼び込み,定住人口の増加を図る。

重点戦略に位置付ける基本目標

(まちづくり宣言)

まちづくり宣言

主要事業の評価

点数

重点戦略総括評価遅れて

いる見直しが

必要満点に対する割合合計点数÷満点

92.50%

37/40点 B

概ね順調3人っ子応援制度

78.13%

25/32点

満点に対する割合合計点数÷満点

86.11%(62/72点)

2.重点戦略 取組状況

 [子育て環境日本一!」をスローガンに,複数の新規事業に取り組むなど,安心して子育てできる環境の創出に向けて各種事業を展開しており,全ての事業において「順調」若しくは「概ね順調」と評価している。 なかでも,保育・預かりサービスの充実に向けて,保育所等や学童保育ルームの増設や定員拡大,預かり対象児童の拡大等の取組と並行して,駅前子どもステーションの新設やファミリーサポートセンターの利用促進の取組が積極的に進められてきている。また,相談・支援体制の充実に向けた取組においても,食育健康教室や離乳食教室,訪問指導等の継続した取組に加え,子育てコンシェルジュの配置や子育てきずなメールの配信,子育て世代包括支援センターの設置などの新規事業を開始し,一層の体制充実に取り組んでいる。 そのほかにも,医療費助成マルフク制度の対象拡充(18歳まで)や3人以上就学世帯への給食費負担軽減,第3子以降に対するすくすく保育助成金の支給など子育て世帯への経済的支援の取組や「若者子育て世代住宅取得補助金制度」の構築・運用開始による子育て世代の定住促進に向けた取組のほか,少人数制指導・チームティーチングの推進や指導法・学習形態の工夫改善などによる学力向上の取組,読書活動推進の取組,たつのこ支援システムによる教育支援体制の充実の取組など教育環境充実に向けた取組が進められている。とりわけ,教育支援体制充実の取組では,教育相談員,学校教育相談員,さわやか相談員等による相談活動のほか,不登校を中心とした様々な悩み・問題に対する支援に力を注ぎ,子どもたちひとり一人に向き合うことにより不登校の解消が図られているが,多様化・複雑化する現代の教育環境下において不登校児童・生徒は増加傾向にあり,不登校率としては改善されない状況にある。 今後も継続した事業推進はもちろん,新たに運用開始した取組を中心に周知PR・利用促進を図っていくとともに,他自治体との数値比較などによる市内外に向けた有効的な情報発信の取組が必要である。

既存幼稚園の幼保連携型認定こども園化推進により,新たに2園を開園したほか,学童保育ルームの対象児童を小学校6年生まで拡大,この対象拡大に伴うルーム増設以外にもH25年度以降,入所児童の増加に応じて随時ルームの増設などを実施してきた。また,新たな取組としてH28年度より駅前子どもステーションの運営を開始し,利用促進のため周知PRに努めている。

龍ヶ岡公園たつのこ山周辺を遊びの拠点と位置づけて大型遊具を設置し,休日を中心に市内外からも訪れるなど好評を得ている。また,安全に楽しく外遊びをする機会の提供として,平成26年度より「たつのこプレーパーク」を年に複数回,開催してきた。プレーリーダーの確保と育成に関して,今後の課題が残る。

取り組み開始当初は仕組みの構築に若干の遅れが生じたものの,仕組み構築後は「(仮称)龍ケ崎市教育プラン」において市民の声を反映すべく,平成27年度・28年度に合計8回の教育市民会議を開催した。今後の開催に向けては,参加促進について検討する必要がある。

3.行政経営評価委員会の主な意見

・待機児童ゼロや,佐貫駅前子どもステーションの新設などの新事業を含む複数の取組がされており,評価結果:Aは妥当である。マルフク制度の対象年齢18歳までへの拡大なども,子育て世代にとっては大きな支援の取組だと感じる。・今後の事業推進においては,小中一貫校の検討やICT等を活用した先進的な取組の推進などについても評価の対象として位置づけ,公表していくべきだろう。・数値目標に設定されている中学生の図書貸し出し冊数が目標値に達してはいないものの,他市の状況と比較しても決して少なくない貸し出し冊数であり,学校図書の充実の項目は「順調」の評価としてもよいと感じる。

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ふるさと龍ケ崎戦略プラン 進捗状況評価シート

  重 点 戦 略 2 若者・子育て世代の定住環境の創出

まちづくり宣言(基本目標) 4 子育て環境日本一を目指したまちづくりを進めます。

宣言が目指すまちの姿「子どもを産み,育てるなら龍ケ崎」と思ってもらえるような,他にはない,

充実した環境の中で,子ども達や子育て世代がいきいきと暮らしています。

1 総括評価

進捗状況評価

A評価コメント

マル福制度の対象拡大(高校生まで)や第 3 子の給食費の負担軽減策の実施,小児救急医療輪番制による夜間医療体制の確保のほか,ファミリーサポートセンターの充実,駅前こどもステーションの設立,学童保育ルームの増設など,「子育て環境日本一」に向けて,子育て環境整備のため各種取組が概ね順調に進捗している。また,子育てコンシェルジュや母子保健コーディネーターの配置など相談・支援体制の充実のための取組も進められている。

A 順 調

B 概ね順調

C 遅れている

D 見直しが必要

今後の方向性(改善策)

子育て環境日本一に向けた数々の取組を子育て世代の市民に広く周知し活用を送信するとともに,利用者アンケート等を活用して当事者の意見を反映したより有効性のある取組としていく必要がある。また,待機児童(年度途中において発生あり)の解消に向け,利用定員枠の拡充や小規模保育所等の開設に向けて取り組んでいく。

2 主要事業の概要主要事業名【担当課】 実施工程進捗状況 取組状況と事業推進上の課題

優先プロジェクト 保育・預かりサービスの充実 【こども課・生涯学習課】※成果報告書 進行管理シートP17参照

■ 順 調 □ 概ね順調 □ 遅れている □ 見直しが必要

利用者アンケート実施による利用状況等の把握や事業周知に努め,ファミリーサポートセンター実利用人員は前年度比11%増とした。活用促進に向け,他事業と均衡のとれた料金設定の検討が課題である。また,学童保育ルーム待機児童を出さないとの方針のもと,ルームの増設を行った。今後も入所児童数に応じた対応が必要である。

優先プロジェクト

遊びの拠点づくり

【施設整備課・生涯学習課】※成果報告書 進行管理シートP18参照

□ 順 調 ■ 概ね順調 □ 遅れている □ 見直しが必要

大型遊具は使用頻度が高いことから ,消耗品のゴムやワイヤーロープを使用している箇所については,交換時期に関わらず,特に注意を払い点検を実施している。また,本年度も社会福祉協議会の学生ボランティアの協力を得て,3回のプレーパーク事業を実施したが,引続きプレーリーダーの確保が課題である。

出会いのサポート

【商工観光課】

※成果報告書 進行管理シートP19参照

■ 順 調 □ 概ね順調 □ 遅れている □ 見直しが必要

市広報紙へのマリッジサポーターが実施する婚活パーティー及び結婚相談会に関する記事掲載による周知PRや事務協力・支援を行った。また,当市マリッジサポーターとの連携を図り,市内を会場として婚活パーティーを実施して出会いの場を提供した。今後もマリッジサポーター等と連携して継続した取組が必要である。

緊急時の医療体制の確保

【健康増進課】※成果報告書 進行管理シートP20参照

□ 順 調 ■ 概ね順調 □ 遅れている □ 見直しが必要

各協力医療機関および各構成市町村の連携のもと,小児救急医療輪番制により夜間の救急医療体制が確保されている状況にある。年1回開催する担当者会議において,当該輪番制の運営状況について確認を行った。

たつのこ育て応援の店・施 設の拡充

【こども課】※成果報告書 進行管理シートP21参照

■ 順 調 □ 概ね順調 □ 遅れている □ 見直しが必要

たつのこ育て応援の店などについて,店舗を訪問しながら協力依頼することで,登録店を拡大した。今後は,店舗数拡大の取り組みと平行して,既存登録店や事業の周知をこれまで以上に強化していく。

医療費と給食費の負担軽減

【保険年金課・学校給食センター】※成果報告書 進行管理シートP22参照

■ 順 調 □ 概ね順調 □ 遅れている □ 見直しが必要

中学 3 年生までの子どもに対して,小児マル福受給者証を交付し,医療費の助成を行った。更に,平成29年4月1日から,対象を高校生まで拡大することとし,3月中に対象者に対して受給者証の交付を行った。今後も継続して,高校生までの医療費助成及び子育て世帯への給食費負担軽減を実施し,子育て世代の支援に努めていく。

相談・支援体制の充実

【健康増進課・こども課】

※成果報告書 進行管理シートP23参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

食育健康教室の新規開催1園のほか,離乳食教室を12回実施した。また妊娠後期妊婦電話相談(492件),出産1か月の母親電話相談(528件)など,妊娠期~子育期の切れ目ない支援に取組んだ。今後は,保護者の関心を得るため,集団または個別に栄養指導を行いたい。

3人っ子応援制度

【こども課】※成果報告書 進行管理シートP24参照

□ 順 調 ■ 概ね順調 □ 遅れている □ 見直しが必要

平成22~24年度第 3 子以降のすくすく保育助成金支給対象者に対して通知し,申請の勧奨を行った。支給に当たっては,滞納状況の審査を行いながら適正な支給を行った。また,先進自治体の取組を調査し,新たな支援制度として「多子世帯支援事業検討書」を作成したが,今後の国・県の動向を注視していく必要がある。

「子育て環境日本一」のアピール

【こども課】※成果報告書 進行管理シートP25参照

■ 順 調 □ 概ね順調 □ 遅れている □ 見直しが必要

「こどもまつり」を12月11日に龍ケ崎市文化会館にて開催し,行政・地域・企業が一体となって「子育て応援都市」を宣言するなど子育て環境日本一をアピールし,大勢の親子に参加頂いた。なお今後の開催にあたり,更なる参加人数増加を見込める会場選定と実施メニューの見直しが課題である。

住み替え支援策の構築

【都市計画課】※成果報告書 進行管理シートP26参照

■ 順 調 □ 概ね順調 □ 遅れている □ 見直しが必要

事業が浸透してきたことから,前年度と比較し,申請件数,交付決定件数が大幅に伸びている状況である。今後については,本市での定住をさらに促進させるため,課題として市外への周知活動を行っていく。

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3 取組状況や成果に関する指標指 標 実績値,推移,他自治体比較など

保育所待機児童数(平成29年4月1日現在)

龍ケ崎市:0人(石岡市・守谷市0人/土浦市10人/取手市13人/阿見町15人/

つくばみらい市16人/阿見町43人/牛久市53人/つくば市114人)

いばらきキッズクラブ協賛店数(店)

龍ケ崎市:144店(つくば市433店/土浦市256店/守谷市168店/取手市144店/

石岡市129店/牛久市127店/阿見町63店/つくばみらい市61店)

4 数値目標の達成状況(重点施策)龍ケ崎市が子育てしやすいまちと感じている市民の割合(%)【こども課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

-⇒80.0 ― ― 43.0 ― 44.7

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

平成28年12月に,子育て環境日本一を目指したまちづくりの推進と,すべての市民が力を合わせて地域社会全体で子育てを支えていく社会の実現を謳い「子育て応援都市」を宣言した。また従来の取り組みに加え,子育て情報サイト開設,県内初の電子母子手帳導入,高校生までのマルフク拡充決定など,新たな子育て支援策を打ち出し,子育てしやすいまちづくりに努めている。

(1)子どもを産み,育てやすい施設・サービスに満足している市民の割合【21~50歳】(%)【こども課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

29.7⇒39.7 ― ― 37.1 ― 34.7

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

既存の「子育てサポート利用助成事業」に加え,平成26年度から「たつのこ預かり保育利用助成事業」を開始し,預かりサービス利用時の負担軽減を図っている。平成28年度にファミリーサポート及びリフレッシュ保育の利用者アンケートを実施し,要望の多かった「リフレッシュ保育の開設日増」を平成29年度から実現するための関係条例の改正や関係各所との調整を行った。

(2)保育所の待機児童数(人)【こども課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

0⇒0 0 0 0 0 0

現状評価 現状分析と改善策

■ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

年度初日においては,待機児童は発生していない。しかし,年度途中において,待機児童が発生している状況があり,平成29年度に向け,既存の保育所等の利用定員枠の拡充や,小規模保育所,事業所内保育施設の開設準備を進めた。(平成29年4月/57人の利用定員増)

(3)第 3 子以降の出生数(人)【こども課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

103⇒- 90 99 108 92 80

現状評価 現状分析と改善策

目標値設定せず,経年変化をモニタリング

多子世帯の経済的負担を軽減するため,この間に「出産祝い金」の支給や就学前3年間の第3子以降の保育料を軽減する「すくすく保育助成事業」を実施した。また,第3子以降の給食費負担金を免除するなど,多子世帯支援に努めてきた。

(4)たつのこ育て応援の店登録店舗数(店舗)【こども課】

★ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

16⇒40⇒60 30 41 49 54 61

現状評価 現状分析と改善策

■ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

広報活動に加え,商工会や商店会を通じて継続的に登録を働きかけてきたことで,新目標値を達成できた。今後も登録店舗の増加に努めるとともに,市民の認知度が高まるよう,周知や活用の方法を検討する。

(5)病院・医院の数と夜間・休日などの医療サービス体制に満足している市民の割合(%)【健康増進課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

34.4⇒39.4 - - 42.2 ― 39.4

現状評価 現状分析と改善策

■ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

休日や夜間における小児救急患者に対応するため,二次保健医療圏など,地域内の病院群が輪番で小児科医等を配置し,救急医療を行う体制をしているが,市民がいつでも安心して医療をうけることができるよう今後も医療サービス体制を継続していく必要がある。

※ ☆印の場合:各年度単位での目標値及び実績値。★印の場合:最終年度末の累計による目標値。又,当該年度末までの累積による実績値。

11

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ふるさと龍ケ崎戦略プラン 進捗状況評価シート

  重 点 戦 略 2 若者・子育て世代の定住環境の創出

まちづくり宣言(基本目標) 5 心豊かな「龍の子」を地域で育てるまちづくりを進めます。

宣言が目指すまちの姿学校・家庭・地域の連携のもと,健康な体,豊かな心,確かな学力を身につけ

た児童・生徒が育っています。

1 総括評価

進捗状況評価

B評価コメント

特色ある学校づくり事業や龍・学生ボランティア小中学校派遣事業の活発な活動,学校図書館への司書の配置など,関係機関と連携し,各取組が概ね順調に進められている。不登校率の改善には至っていないものの,龍の子支援システムの展開による不登校児童・生徒に対する個々に応じた各種支援の取組が進められ,部分登校や進学ができたなどの成果が見られる。

A 順 調

B 概ね順調

C 遅れている

D 見直しが必要

今後の方向性(改善策)

学校不適応や家庭環境,学校生活での小さなつまずきなどそれぞれ異なる要因で不登校となっている児童・生徒について,学校と関係機関,家庭が連携して適切な支援を継続していくとともに,龍ケ崎市教育プラン(平成 28 年度策定)に基づき,未来を拓く子ども達のために教育環境の充実に努めていく。

2 主要事業の概要

主要事業名【担当課】 実施工程進捗状況 取組状況と事業推進上の課題

優先プロジェクト 龍ケ崎教育市民会議の開催

【教育総務課】※成果報告書 進行管理シートP27参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

龍ケ崎教育市民会議を市内 4 箇所で開催し,市民の声を「龍ケ崎市教育プラン」の素案に反映した。しかしながら,教育市民会議の参加者が少なかったため,次年度以降に開催する際は,開催テーマ,日時及び場所等をさらに検討する必要がある。

学力の向上 【指導課】

※成果報告書 進行管理シートP28参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

各学校の実態に応じた学習充実指導非常勤講師の配置を行うとともに、少人数指導の充実を図るため, 学校訪問時の指導助言や少人数指導事例の集約など,指導法や学習形態の工夫改善を図っている。今後も非常勤講師のより効果的に活用できる学習形態や学習内容の工夫改善に取り組む必要がある。

学校図書の充実 【教育総務課】

※成果報告書 進行管理シートP29参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

各校の図書館に図書館司書を配置したことで,子ども達へきめ細やかな対応,読書意欲の高揚及び利用促進を図った結果,小学校での一人当たり年間平均貸出冊数は57.7冊,中学校は 23.4冊となった。学校図書館司書の資質向上や新たな図書の購入及び選書・入替えなど,今後も魅力ある学校図書館づくりに努めていく。

小中学校の適正規模適正配置 【教育総務課】

※成果報告書 進行管理シートP30参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

「龍ケ崎市立北文間小学校・龍ケ崎西小学校統合準備会」を中心に,北文間小学校と龍ケ崎西小学校との統合に向けた準備を進め,平成29年度の統合を決定した。また,川原代小学校と大宮小学校については,地域団体代表等との意見交換会を計画どおりに行った。

教育支援体制の充実 【教育センター】

※成果報告書 進行管理シートP31参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

複雑化する現代の教育環境下で不登校となる子供たちが増えてきている中で不登校率の改善が進まない状況ではあるが,県内でも先進事例である教育センターを設置し,学校や家庭と連携して学校不適応の未然防止や適切な初期対応に努め,不登校やいじめ,児童虐待などの事案においてひとり一人に向き合い積極的に取り組むことで不登校を解消する子どもたちは多い。

学校・家庭・地域連携によ

る特長的な教育環境の創出

【生涯学習課】※成果報告書 進行管理シートP32参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

11月の龍ケ崎教育月間,龍ケ崎教育の日にあわせ「人権・教育講演会」を開催した。また,「家族へのメッセージ」・「親子でつくる給食献立」の作品募集を行い,教育に対する関心と理解を深めてもらう契機とした。また,各種青少年育成関係団体が実施する事業に,各団体の会員が相互に参加し事業協力を行った。

龍・流連携事業の拡大 【指導課・企画課】

※成果報告書 進行管理シートP33参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

担当者打合せ会や半期毎の事前ガイダンスの実施など,連携体制の強化に努めることで相互理解が深まり,活発かつスムーズな事業運営に繋がった。また,ボランティア学生の公共交通機関等の利用料補助を開始したことで,より多くの学校での活動を可能にした。今後も継続して,双方にとって有効となる事業を展開していく。

特色ある学校づくり【指導課】

※成果報告書 進行管理シートP34参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

事業実施校に対して指導助言を行い,5校(小学校 4 校,中学校1校)においてスポーツ選手や音楽家等を講師に招き講演会等を実施した。キャリア教育の視点に基づいた職業観や生き方を考える有効な機会となっている。今後は広報の一層の充実に努めるとともに,意識調査等を通して把握し,成果と課題を検証する。

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3 取組状況や成果に関する指標

指 標 実績値,推移,他自治体比較など

学校図書の1人当たりの貸し出し冊数〔中学校〕(冊/年)

龍ケ崎市:23.4冊(土浦市15.4冊/阿見町14.8冊/牛久市11冊/守谷市 4.3冊/取手市 4.2冊)

中学校の不登校率(%)龍ケ崎市:3.44%(土浦市 4.33%/阿見町3.7%/つくばみらい市3.39%/取手市 2.93%/守谷市 2.48%/牛久市1.8%/石岡市・つくば市・稲敷市:未公表)

小中学校ボランティア学生派遣事業に参加した人数

H22 年度:44 人   H23年度:61人   H24 年度:95 人H25年度:111人  H26年度:173人  H27年度:220人H28 年度:277人

4 数値目標の達成状況

(1)小中学校の教育内容・施設に満足している市民の割合(%)【指導課・教育総務課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

32.1⇒37.1 - - 32.4 - 33.1

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

少人数指導・チームティーチングの取組や龍の子サマースクールにおける補充指導等の取組,英語指導助手配置による外国語指導充実,学校図書館司書との連携を図った読書活動推進に努め,また,各種改修工事など教育施設環境の改善に努めてきた。アンケート結果において子育て世代である30~40代に限定すると,満足している割合は39.5%,満足していないと答えたのは 23.8%であった。

(2)小学校の不登校率(%)【教育センター】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

0.40⇒0.30 0.47 0.62 0.35 0.63 0.72

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

学校不適応や家庭における養育環境の悪化等が要因での不登校児童が増加傾向にある。また,学校生活での小さなつまずきが不登校の要因となるケースも多い。学校や家庭との連携やケース会議による情報交換を通して,不登校の要因についての見取りをしっかり行い,適切な支援を継続していきたい。

(3)中学校の不登校率(%)【教育センター】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

1.94⇒1.94 2.84 2.81 2.43 2.55 3.44

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

中学校生活に適応できないために不登校になる1年生の増加や,1年生から長期にわたり不登校が継続している2年生の増加が見られた。このため,生徒指導連絡会等による小中学校間の連携強化や,相談員派遣による学校や家庭との協力体制づくりを一層充実させ,中学校生活への円滑な順応を図りたい。

(4)学校図書の1人当たりの貸し出し冊数〔小学校〕(冊/年)【教育総務課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

43.8⇒50.0 49.9 50.3 49.2 50.9 56.8

現状評価 現状分析と改善策

■ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

学校によって差があるものの,平均値で目標値を達成できた。司書教諭及び司書の資質向上や新たな図書の購入及び入替え等を行うとともに,児童が興味を持った時,すぐに本を手にできる環境を提供することができた。また,自由な読書活動や読書指導の場として学校図書館が活用され,読書活動が推進された。

(5)学校図書の1人当たりの貸し出し冊数〔中学校〕(冊/年)【教育総務課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

25.9⇒30.0 24.4 24.0 26.0 20.2 23.4

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

話題の図書等を購入して蔵書の充実を図り読書に対する関心を高めるとともに,各学校において国語科をはじめとして,調べ学習等の授業等で学校図書館を活用し教材と連携した読書を進めるなど,読書活動が活発となるよう各種施策を講じたが,年平均貸出冊数は年度により増減があり,目標値に至らなかった。

※ ☆印の場合:各年度単位での目標値及び実績値。★印の場合:最終年度末の累計による目標値。又,当該年度末までの累積による実績値。

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重点戦略評価シート

重点戦略

目  的

基本目標(まちづくり宣言)

6.地域の力を活かした,地域が輝くまちづくり

7.元気を生み出す活力ある産業が育つまちづくり

9.環境先進都市を目指したまちづくり

【評価結果】

1.まちづくり 宣言ごと評価結果 及び 重点戦略総括評価結果

主要事業名まちづくり宣言ごとの評価

順調 概ね順調 宣言評価

6

グリーンツーリズム・アグリツーリズムの展開 概ね順調 3

1 4 1 0 B

道の駅の設置 順  調 4牛久沼の有効活用 概ね順調 3まちの探訪モデルコースの設定 概ね順調 3フィルムコミッションの推進 概ね順調 3龍ケ崎ブランドアクションプランの策定・実行 遅れている 2

7

農産品の龍ケ崎ブランド認定制度の構築 概ね順調 3

1 6 0 1 B

エコファーマーの推進 見直しが必要 1直売の場の拡大 概ね順調 3農業体験の拡大 概ね順調 3新たな商業拠点の形成 概ね順調 3企業誘致の推進 概ね順調 3既存企業の支援 順  調 4企業者支援 概ね順調 3

8

龍・流連携事業に関する情報の発信 概ね順調 3

2 3 2 0 B

市民大学講座の充実 順  調 4大学運動部のバックアップ 順  調 4学生割引サービスの拡大 遅れている 2大学国際観光学科との連携 概ね順調 3保育分野での連携 概ね順調 3企業等との連携体制の構築 遅れている 2

9

自然エネルギーの利用促進 順  調 4

2 3 1 0 B

順  調 4バイオマス利用の拡大 概ね順調 3生ごみ減量の推進 遅れている 2地域リサイクル事業の充実 概ね順調 3クリーンプロジェクト 概ね順調 3

【総 括】

【優先プロジェクト 取組状況】

◎グリーンツーリズム・アグリツーリズムの展開

◎自然エネルギーの利用促進

3 まちの活性化と知名度アップ

 本市には牛久沼に代表される豊かな自然,広大な農地,まちを支えてきた商工業,多彩な歴史や文化,流通経済大学など多くの地域資源がある。 これらの地域資源の活用を基本に,地域活性化と知名度の向上を図る。

重点戦略に位置付ける基本目標

(まちづくり宣言) 8.大学のあるまちのメリットを活かした特色あるまちづくり

まちづくり宣言

主要事業の評価

点数

重点戦略総括評価遅れて

いる見直しが

必要満点に対する割合合計点数÷満点

75.00%

18/24点

概ね順調

71.88%

23/32点

75.00%

21/28点

79.17%

19/24点

満点に対する割合合計点数÷満点高効率照明(LED)の普及促進

75.00%(81/108点)

2.重点戦略 取組状況

 まちの活性化と知名度アップを目指し,自然環境や歴史・文化・産業といった地域資源を活かした各種施策・事業の展開,環境先進都市に向けた施策・事業を展開し,全27事業のうち22事業において「順調」若しくは「概ね順調」,5事業において「遅れている」もしくは「見直しが必要」の評価としている。 優先プロジェクトでもある自然エネルギーの利用促進の取組や高効率照明(LED)の普及促進の取組において,補助金制度の運用や意識啓発・周知PR等の市民の利用促進に向けた取組や公共施設への導入推進など順調な進捗が見られる半面,グリーンツーリズム・アグリツーリズムの展開やまちの探訪モデルコースを活用したツアーの開催など取り組みながらも,まちの活性化と知名度アップにつなげるために事業内容や周知方法など,今後の課題が残る事業もある。また,エコファーマーの推進やバイオマス利用の拡大においては,各事業を取り巻く状況等を十分に勘案しながら取り組んでいく必要がある。 道の駅整備基本計画や牛久沼周辺整備基本構想の策定,龍ケ崎ブランドアクションプランの策定,ブランド農産品認定制度の構築,企業支援策である企業立地促進条例の制定などは,枠組みの構築を完了したことで,今後,進めていく具体的な取組が重要となる。

具体的ツアーの企画立案が進まず,当初の実施行程よりツアー開始時期が遅れたが,平成27年度に市民提案型協働事業として採択されたNPO法人による事業を支援(講演会及びワークショップの共催・農業宿泊体験開催の支援)し,平成28年度にはまちづくり・文化財団や企業と連携した新たな事業を実施したが,市外からの参加促進の課題が残る。

一般家庭の太陽光発電システムや高効率給湯器(エコキュート・エコジョーズ・エネファーム等)の導入助成を行い,意識啓発・利用促進を図るとともに,市自ら公共施設(市本庁舎・たつのこアリーナ・馴柴コミュニティセンター・城西中学校)への太陽光発電システム及び蓄電池施設を導入した。

3.行政経営評価委員会の主な意見

・まちの探訪モデルコースを設定しスタンプラリーを実施しているが,参加者数が少なかったことは淋しい結果である。今後の取組において改善を図り,取組を拡大していってほしい。・流経大生向け学割サービスの拡大において,協力店舗数を目標値として設定しているが,成果に関する指標に示されている「1店舗平均利用実績」のほうが目標値とするに相応しい。この利用実績は順調に数値を伸ばしてきており,進捗評価として「順調」としてよいと感じる。また,協力店数についても,市内の店舗数や事業への協力が難しいフランチャイズ・チェ-ン店などを考えたとき,決して少なくない協力店数だと感じる。・ごみ減量の推進に関する数値目標である「市民1人が1日に出すゴミの量」は,近隣自治体の状況を把握し表示することが望ましい。・街をきれいにする取り組みとしてクリーンプロジェクト以外にも,市内企業や団体の清掃活動などが広がってきている。市内一斉清掃に限らずに,それらの取組も記載してよいのではないか。

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ふるさと龍ケ崎戦略プラン 進捗状況評価シート

  重 点 戦 略 3 まちの活性化と知名度アップ

まちづくり宣言(基本目標) 6 地域の力を活かした,地域が輝くまちづくりを進めます。

宣言が目指すまちの姿一人ひとりが,龍ケ崎が持つ魅力や資源を認識し,愛着と誇りを持って全国に

発信・PR しています。

1 総括評価

進捗状況評価

B評価コメント

道の駅整備基本計画や佐貫駅周辺整備基本構想の策定,構想に基づく事業等を第2次ふるさと龍ケ崎戦略プランに位置付けるなど,道の駅の設置,牛久沼の有効活用に向けた取組が概ね順調に進捗している。また,子育て環境日本一をPR するサイトの立ち上げなど「暮らしブランド」に重点を置いた,本市の認知度・イメージ向上のための新たな情報発信・PRの取組が進められている。

A 順 調

B 概ね順調

C 遅れている

D 見直しが必要

今後の方向性(改善策)

外部団体や企業と連携したグリーンツーリズム事業の実施や市観光協会と連携した観光モデルコースマップの作製,当該コースを活用したスタンプラリー事業を実施したが,市内外に向けた当市の魅力発信のために周知・PR方法の工夫や地域おこし協力隊の活用を進める必要がある。

2 主要事業の概要

主要事業名【担当課】 実施工程進捗状況 取組状況と事業推進上の課題

優先プロジェクト グリーンツーリズム・アグリツーリズムの展開 【農業政策課】

※成果報告書 進行管理シートP35参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

外部団体と連携したレンコン収穫体験や企業イベント内での地元産生花を使った花飾りづくり体験等のグリーンツーリズム事業を実施し,市広報紙等での周知に加え,市外居住者に向けた周知PRも行った。今後は,地域おこし協力隊を活用しながら,市外からも参加しやすい魅力的なメニューや周知PR方法を工夫し取り組んでいく。

道の駅の設置 【道の駅プロジェクト課】

※成果報告書 進行管理シートP36参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

道の駅整備の基本的な考え方となる基本計画策定と関連調査を完了

させた。この計画に基づいて設計業務に着手していくが,護岸調査

の結果,改修工事が必要となり,今後の工事の状況によっては事業

計画を再検討する必要が出てきた。

牛久沼の有効活用

【都市計画課・商工観光課・企画課】

※成果報告書 進行管理シートP37参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

市観光物産協会と連携し,牛久沼水辺公園にて龍ケ崎とんび凧あげ大会を開催。また,佐貫駅周辺地域整備基本構想を策定し,構想に基づく事業等を第 2次ふるさと龍ケ崎戦略プラン及び都市計画マスタープラン 2017に位置付けた。これらで示す牛久沼周辺地域活用の考え方も踏まえつつ,周辺自治体と連携しながら有効活用に向けて協議を進めていく。

まちの探訪モデルコースの設定

【商工観光課】

※成果報告書 進行管理シートP38参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

市公式ホームページや市関連施設,各種イベントで配布するなど,

観光モデルコースマップの周知PRに努めている。当該マップは好

評であり,8,000部を増刷したところである。また,このコース

を利用して,開催日を1日に限定せず,複数日にわたって参加で

きる約20日間を開催期間としたスタンプラリーを実施した。

フィルムコミッションの推進

【シティセールス課】

※成果報告書 進行管理シートP39参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

撮影支援体制の充実を図るため,市公式ホームページ上での制作会社向けの案内を適宜改善し,円滑な撮影支援を行っている。また,Facebook,TwitterなどのSNSを通じて,フィルムコミッションの活動を市内外に向けて,積極的かつ継続的に情報発信を行った。

龍ケ崎ブランドアクションプラン の策定・実行

【シティセールス課】※成果報告書 進行管理シートP40参照

□ 順 調

□ 概ね順調

■ 遅れている

□ 見直しが必要

本市の認知度・イメージ向上のため,広告会社とシティプロモーション支援業務委託を契約し,業務を開始した。まずは,子育て環境日本一を PR するサイトの立ち上げなど,「暮らしブランド」に重点を置いた取り組みを実施している。また,遅れている各種組織設立については,関係各課・団体との協議・調整が必要である。

3 取組状況や成果に関する指標

指 標 実績値,推移,他自治体比較など

サイト(全体)へのアクセス数・セッション数

【PR サイト「子育てたつのこアクション」】 アクセス数:20,568件 セッション数:4,038件(平成28年12月11日~平成29年3月31日) 

フィルムコミッション撮影件

数(件)平成24~28年度合計 99件

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4 数値目標の達成状況

(1)見どころ・楽しみどころの発掘など観光の振興に満足している市民の割合(%)【商工観光課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

11.6⇒16.6 ― ― 13.9 ― 11.9

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

龍ケ崎市観光物産協会等と連携して,牛久沼水辺公園を活用した龍ケ崎とんび凧あげ大会を開催した。また,同協会で作成した新たな観光マップ(まちの探検モデルコース)のスタンプラリーを実施した。しかしながら,目標値に達しなかったため,新たな観光 PR の施策を検討したい。

(2)市の良いところ,好きなところとして「豊かな自然がある」と回答した市民の割合(%)【都市計画課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

55.1⇒60.1 ― ― 49.6 ― 57.7

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

牛久沼水辺公園やふるさとふれあい公園等においてイベントを開催するなど,本市の特徴的な自然環境と触れ合う機会の創出に努めてきたことや,都市計画法等の適正な運用,太陽光発電設備の立地適正化の取組などにより,自然環境の保全に努めてきたことが数値の上昇につながったと思われる。

(3)市の良いところ,好きなところとして「歴史と伝統がある」と回答した市民の割合(%)【生涯学習課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

15.1⇒20.1 ― ― 11.2 ― 11.5

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

新たに市指定文化財2件を指定,市民遺産2件を認定し,市広報紙等で市民に周知した。また,前年度に指定した指定文化財及び認定した市民遺産等4か所に説明板を設置した。説明板には読み仮名を付けた文章や写真等を掲載し,小学生でも読めるよう配慮した。今後は,これらを活用した歴史散歩コースを設定し,周知に努める。

(4)フィルムコミッション撮影件数(件)【シティセールス課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

12⇒20⇒29 15 19 29 25 11

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

継続した撮影支援及び周知活動により,多くの制作会社から,撮影(ロケ地)の相談や問合せがあったが,作品の内容や条件などで合意に至らず,平成28年度にあっては,大幅に撮影件数が減少した。今後は,撮影支援体制をさらに強化し,知名度アップやシビックプライドの醸成に繋がるような作品の撮影誘致に務める。

(5)まちづくりへ気軽に参加できる機会に満足している市民の割合(%)【市民協働課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

20.0⇒25.0 ― ― 24.7 ― 23.0

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

中核的な地域コミュニティの設立による活発な地域活動や「まちづくりポイント制度」申請数やシールの配布枚数の増加からも,市民活動の裾野は着実に広がっていると思われる。また,かたらい広場や懇談会の開催,附属機関等委員の一般公募などに積極的に取り組んでおり,様々なかたちで市民のまちづくりへの参加機会・参加者とも増えてきている。それらを積極的に周知PRし,更なる拡充を図っていく必要がある。

※ ☆印の場合:各年度単位での目標値及び実績値。★印の場合:最終年度末の累計による目標値。又,当該年度末までの累積による実績値。

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ふるさと龍ケ崎戦略プラン 進捗状況評価シート

  重 点 戦 略 3 まちの活性化と知名度アップ

まちづくり宣言(基本目標) 7 元気を生み出す活力ある産業が育つまちづくりを進めます。

宣言が目指すまちの姿地域産業が活性化し,そこに雇用が生まれ,市民の元気とまち全体の元気につ

ながっています。

1 総括評価

進捗状況評価

B評価コメント

龍ケ崎ブランド農産品2品目の周知PRや農産品直売の場の拡大,農業体験事業の展開などの取組は,PRにおいて新たな手法を取り入れる等,概ね順調に進んでいる。新たなブランド農産品の発掘や第6次産業推進の取組についても,生産者の支援に努め,一部商品化がされるなどの成果を生んでいる。

A 順 調

B 概ね順調

C 遅れている

D 見直しが必要

今後の方向性(改善策)

農業従事者の高齢化や大規模農家化の推進などの影響により,難しい状況であるエコファーマーの推進に関して,見直しも含め今後の取組を検討していく必要がある。若手農業者の研究会を立ち上げるなど,新たなブランド農産品の発掘に向けて取り組んでいく。新たな商業拠点の形成に向けた土地所有者の合意形成や事業者の確保等の検討,企業誘致推進のための用地確保の検討を進めていく。

2 主要事業の概要

主要事業名【担当課】 実施工程進捗状況 取組状況と事業推進上の課題

農産品の龍ケ崎ブランド

認定制度の構築

【農業政策課】※成果報告書 進行管理シートP41参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

市内スーパ-やシティホテル料理部門等への働きかけや各種イベント参加など様々な方法で,ブランド農産物に認定した特別栽培米とファーストトマトの PR に努めた。今後もメディアを活用したPR等によりブランド強化を目指す。また,若手農業者の研究会立ち上げなど進め新たなブランド農産物の発掘に努める。

エコファーマーの推進

【農業政策課】

※成果報告書 進行管理シートP42参照

□ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

■ 見直しが必要

農家訪問等により,エコファーマー技術や取得のメリット等を説明するなど,エコファーマー認定を満了する農家の更新及び新規就農者や未取得者の新規取得を勧奨に努め,勧奨世帯の更新・新規取得を得たが,農業従事者の高齢化や離農等により,エコファーマー取得農家数を増加させることは難しい状況にある。

直売の場の拡大

【農業政策課】

※成果報告書 進行管理シートP43参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

毎月第3日曜日の日曜朝市や第2土曜日のたつのこマルシェ,第1日曜日のまいんバザールのなど市内イベントにおいて,前年比約1.5倍となる 37回の農産物直売の機会を提供した。また,これら直売イベント等の集客拡大のため,市広報紙への掲載のほか新聞折込によるチラシ配布等の周知を行った。

農業体験の拡大

【農業政策課】

※成果報告書 進行管理シートP44参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

農業体験を通じた食育推進事業の一環として,保育園児を対象とし

た「いちごの収穫」と小学生を対象とした「大根の種蒔・収穫作

業」を開催した。今後も継続して農業体験事業を実施していく。 

新たな商業拠点の形成

【都市計画課】

※成果報告書 進行管理シートP45参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

新都市拠点開発エリア事業化調査を完了し,懸案となっていた事業

手法については,実現可能な手法として土地区画整理事業を選択し,

早期実現を目指していく。土地所有者の合意形成や事業者の確保,

市の費用負担等の整理が今後の課題である。

企業誘致の推進

【都市計画課・商工観光課】

※成果報告書 進行管理シートP46参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

市街化調整区域における地区計画制度の活用を視野に用地確保の検

討を行っているが,実現に向けては,土地利用の確実性を高めるた

めの企業側の進出確定の担保付けが課題である。また,企業誘致関

係の市役所窓口のワンストップ化や市内への企業立地を促進する企

業向けパンフレットの配布など雇用の場を創出する取組を進めた。

既存企業の支援

【商工観光課】

※成果報告書 進行管理シートP47参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

つくばの里工業団地運営協議会を通じて企業と市長の意見交換を行うほか,各企業へ奨励金制度の説明を行った。また,中小企業事業資金融資あっ旋制度に関する商工会会報誌への掲載や市役所窓口でのパンフレット配備等を行うとともに,市公式ホームページへの同制度や市内雇用情報の掲載など,制度利用と雇用の促進に努めた。

起業者支援

【商工観光課・農業政策課】

※成果報告書 進行管理シートP48参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

龍ケ崎市コミュニティビジネス支援補助金制度の申請はあったものの申請取り下げがなされ,結果的に平成28年度の制度利用はなく,制度開始以降4年間で計3団体の利用となった。6次産業化の取組として一部商品化がされるなどの成果も現れ始めたが,今後も両制度の理解促進及び意欲ある起業者・農業者の発掘が課題である。

18

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3 取組状況や成果に関する指標

指 標 実績値,推移,他自治体比較など

特別栽培米作付面積(ha)龍ケ崎市:169ha(つくば市 334ha/つくばみらい市203ha/土浦72ha/石岡市70ha/取手市22ha/阿見町18.8ha/守谷市12.2ha/牛久市8.9ha)

エコファーマー認定数龍ケ崎市68(平成22年度・ベース値)→63(平成28年度)(つくば市478/石岡市456/土浦139/つくばみらい市127/阿見町63/牛久市57/守谷市27/取手市21)

.

4 数値目標の達成状況

(1)農業後継者の育成など農業の振興に満足している市民の割合(%)【農業政策課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

5.8⇒10.8 - - 6.1 ― 7.8

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

新規就農者への支援を行うとともに,ふるさと龍ケ崎ブランド農産物認定制度を創設するなど,新たな取組を推進したが目標達成には至らなかった。今後は,就農者の高齢化が進行するため,市独自新たな支援制度の構築について検討するとともに,当市の農業振興に関する情報を積極的に発信する必要がある。

(2)龍ケ崎市の良いところ,好きなところとして「買い物などの日常生活が便利である」と回答した市民の割合(%)【商工観光課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

30.8⇒35.8 - - 37.3 ― 34.1

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

当市には,大きな市街地が4箇所(龍ケ崎地区,佐貫地区,北竜台地区,龍ケ岡地区)あり,各市街地に合った生活スタイルや買い物弱者等の更なる利便性向上に寄与する商業環境が必要であると考えられる。

(3)エコファーマー取得者数(人)【農業政策課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

68⇒100 70 70 65 68 63

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 □ 未達成 ■ 見直しが必要

関係機関と連携しながら周知を行い,エコファーマー取得者の更新は行っているが,農業従事者の高齢化傾向にあることから,新規でのエコファーマー取得者数を増やすには,厳しい状況となっている

(4)農産物直売イベント等開催数(回)【農業政策課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

15⇒25 18 25 25 25 37

現状評価 現状分析と改善策

■ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

「日曜朝市やさい村」開催や「たつのこマルシェ」出店による,定期的な農産物直売の機会を提供した。開催イベントの常態化による集客数の減小に対する対策,出店農家の増幅策を検討する必要がある。

(5)特別栽培米作付面積(ha)【農業政策課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

71⇒100⇒106 92 95 106 90 169

現状評価 現状分析と改善策

■ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

大規模営農者の特別栽培米作付け面積の大幅拡大により,平成27年度までに比べ大きく拡大し,169.0haの作付認証を受ける結果となったが,就農者の高齢化傾向などを要因として,新たな作付け面積拡大が厳しい状況にあることは変わらないといえる。

※ ☆印の場合:各年度単位での目標値及び実績値。★印の場合:最終年度末の累計による目標値。又,当該年度末までの累積による実績値。

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ふるさと龍ケ崎戦略プラン 進捗状況評価シート

  重 点 戦 略 3 まちの活性化と知名度のアップ

まちづくり宣言(基本目標) 8 大学のあるまちのメリットを活かした特色あるまちづくりを進めます。

宣言が目指すまちの姿市民が大学を身近に感じ,大学(学生)との活発な交流が展開され,まちと大

学の活性化につながっています。

1 総括評価

進捗状況評価

B評価コメント

市内小中学校での救命救急講習などを含む,連携事業の中心的事業といえるボランティア学生小中学校派遣事業は協力学生数が年々増加し,活動の幅が広がるなど順調に進捗している。市民大学講座の開催や運動部のバックアップの取組等は,参加者数は天候等の影響を受けるものの,参加者の好評を得ている。学割サービスについては,学生ニーズを考慮した協力店募集,積極的周知PRが,利用実績増加につながっている。

A 順 調

B 概ね順調

C 遅れている

D 見直しが必要

今後の方向性(改善策)

3か年計画で開始した国際観光学科と連携した観光プログラム開発は,市内外の状況調査・現地視察の結果やそれらをまとめた活動報告書を,2年目以降の取組に活かしていく。流経大生の地元雇用促進には,市内の幅広い職種・企業を対象に見据え,学生の地元企業に対する理解を深め,また,様々な連携事業等を通じて龍ケ崎に対するシビックプライドを育むことが肝要である。

2 主要事業の概要

主要事業名【担当課】 実施工程進捗状況 取組状況と事業推進上の課題

龍・流連携事業に関する情

報の発信 【企画課】

※平成24年度完了事業

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

市公式ホームページ内の龍・流連携公式サイトやSNS,龍・流連携掲示板を活用し,定期的かつタイムリーな情報発信を継続して行っている。また,新たに佐貫駅前電子掲示板を活用した情報発信も開始した。今後も認知度向上に向けて,様々なツールを活用して,より多くの人に伝えられる工夫に努めていく。

市民大学講座の充実

【企画課】

※成果報告書 進行管理シートP49参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

既存講座として英会話講座を 2 講座,ウォーキング講座を2種4講座実施した。秋の公開講座では,「子育て環境日本一!」を目指す取組の一つとして,親子をテーマに親子参加型の講座を新たに実施した。今後も,人気講座を継続実施しながら,新規講座の実施においては市民ニーズや大学の意向等を考慮し検討していく。

大学運動部のバックアップ

【企画課・スポーツ推進課】

※成果報告書 進行管理シートP50参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

各運動部の試合情報等について,インターネットを中心に様々な媒体を活用した情報発信に努め,市内外に広く周知することができた。また,応援ツアーの開催や市運動施設での公式戦開催により,市民がスポーツに触れる機会を提供できた。今後も引き続き,大学と連携しながら積極的な情報提供やイベント開催に努めていく。

学生割引サービスの拡大

【企画課】

※成果報告書 進行管理シートP51参照

□ 順 調

□ 概ね順調

■ 遅れている

□ 見直しが必要

市公式ホームページ等への記事掲載やポスター掲示など,学割サービスの周知・利用促進に努め,4店舗の新規協力を得たが,廃業による協力解除が1店舗あったため,3店舗増となった。1店舗平均利用実績は増加傾向にあり,今後も積極的に制度やサービス協力店の周知・利用促進に努めていく。

大学国際観光学科との連携

【シティセールス課】

※成果報告書 進行管理シートP52参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

事業開始1年目である平成 28年度は,学生が龍ケ崎を知る機会とし,学生自身が市内の様々な場所に出向き,龍ケ崎の魅力や面白いと感じたところを学生目線で探した。また,「体験型観光プログラム」の参考となる他市町村での取り組みについて,調査および現地視察を行い,今年度の事業活動報告会を実施した。

保育分野での連携

【こども課・生涯学習課】

※成果報告書 進行管理シートP53参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

保育ルーム児童と学生の異年齢交流活動については,ボランティア学生の学習補助などを通じて交流を図ってきているが,更なる拡充に向けた取組が望まれるところである。また,八原保育所においては,学生による運動プログラムの実施や保育嘱託員(残留保育対応)の任用による連携を図った。

企業等との連携体制の構築

【企画課】

※成果報告書 進行管理シートP54参照

□ 順 調

□ 概ね順調

■ 遅れている

□ 見直しが必要

若者向け市内求人情報を発信するため,定期的にいばらき県南若者サポートステーションと連携した就職相談会を実施。新たに開始した保育士等修学資金貸付事業は,流経大生に向けた周知方法等を検討する必要がある。流経大生を地元雇用に繋げるには,学生の地元企業に対する理解を深め,龍ケ崎に対するシビックプライドを育むことが肝要である。

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3 取組状況や成果に関する指標

指 標 実績値,推移,他自治体比較など

小中学校ボランティア学生派遣事業に参加した人数

H23 年度:61人   H24年度:95 人   H25年度:111人H26年度:173人  H27年度:220人  H28年度:277人

市民大学講座の受講者数H23 年度:128人   H24年度:171人  H25年度:72人H26年度:137人   H27年度:103人  H28年度:140人

学生割引サービス1店舗平均利用実績

H26年度 実績回答店舗数:21店・利用実績:計 1,159件・平均 55件H27年度 実績回答店舗数:30店・利用実績:計 5,948件・平均198件H28年度 実績回答店舗数:48店・利用実績:計10,563件・平均220件

4 数値目標の達成状況

(1)市民の龍・流連携の認知度(%)【企画課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

38.8⇒43.8 - ― 41.1 ― 36.9

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

市公式ホームページへの掲載をはじめ,龍・流連携掲示板やSNSを活用し,定期的かつタイムリーな情報発信に努めているが,若い世代の認知度が低いことから,目標達成に至っていない。佐貫駅前に設置したデジタルサイネージを始めとする様々な発信方法を最大限活用し,一層の周知を図っていく。

(2)龍・流連携事業や大学のイベント,スポーツ応援,公開講座等に参加したことがある市民の割合(%)【企画課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

14.0⇒19.0 - ― 16.0 ― 13.2

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

「関心はあるが参加したことはない」とする方が4割いることから,興味・関心を高め,楽しく参加できるようなイベントや講座を検討するとともに,地元の大学をより身近に愛着を感じられ,大学との連携が見えるように情報発信の内容及び方法の工夫・検討が必要である。

(3)学生の龍・流連携の認知度(%)【企画課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

19.5⇒25.0 - 25.8 - ― ―

現状評価 現状分析と改善策

■ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

学生ニーズに配慮した学割サービス協力店追加や若者の利用頻度の高いツイッターを中心としたによる情報発信などに努めた。また,ボランティア学生派遣事業の拡大の影響もあり,学生の認知度は上がっていると思われるが,卒業などに伴う定期的な学生の入れ替わりもあり,継続した取組が必要である。

(4)小中学校ボランティア派遣事業に参加した学生数(人)【企画課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

44⇒70⇒180⇒220 95 111 173 220 277

現状評価 現状分析と改善策

■ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

担当者打ち合わせ会や半期毎の事前ガイダンスの実施,大学側のボランティア学生派遣事業主任教員設置,学生の小中学校への移動手段確保策として公共交通チケットの助成開始など,関係者の理解促進の取組や運営体制を整備してきたことで,年を追う毎により活発かつスムーズな事業となっている。

(5)学生割引サービス協力店数(店)【企画課】

★ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

56⇒80 61 64 64 67 70

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

協力店募集に努め,新たに4店の協力を得たものの廃業店もあり,目標達成には至っていない。しかし,周知PR方法の工夫や学生のニーズを意識した店舗への協力依頼などに努めたことで,学割サービスの利用実績数は増加した。今後も協力店拡充とサービス利用促進のための周知PRを工夫検討していく。

※ ☆印の場合:各年度単位での目標値及び実績値。★印の場合:最終年度末の累計による目標値。又,当該年度末までの累積による実績値。

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ふるさと龍ケ崎戦略プラン 進捗状況評価シート

  重 点 戦 略 3 まちの活性化と知名度のアップ

まちづくり宣言(基本目標) 9 環境先進都市を目指したまちづくりを進めます。

宣言が目指すまちの姿市民・事業者・行政が協力して,低炭素社会・循環型社会の構築のために積極

的に取り組み,自然・人にやさしい「環境先進都市・龍ケ崎」を実現しています。

1 総括評価

進捗状況評価

B評価コメント

自然エネルギーの利用促進やLED照明の普及への取組は,市民の利用を促進するとともに市自ら公共施設にて導入するなど概ね順調に進捗している。また,ごみの発出抑制・減量化,資源化の様々な取組を推進し,市民意識の醸成につながっていると思われる。しかし,それらの結果として生ごみの大幅減量につながっていない。

A 順 調

B 概ね順調

C 遅れている

D 見直しが必要

今後の方向性(改善策)

環境先進都市を目指し,現行の取組を継続して展開していくとともに,先進都市の事例を参考にするなど,意識啓発等の取組を見直し,生ゴミの減量につながるよう努めていく。BDF燃料使用による CO2 削減の目標値は達成しているが,バイオディーゼル燃料に拘らない,本市の今後の環境循環型社会について検討する必要がある。

2 主要事業の概要

主要事業名【担当課】 実施工程進捗状況 取組状況と事業推進上の課題

優先プロジェクト自然エネルギーの利用促進【資産管理課・環境対策課】

※成果報告書 進行管理シートP55参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

太陽光発電システム等の受付は 12 月上旬で終了し,予算執行率は,100%となった。なお,既築住宅への高効率給湯器については,機器設置後の問合せが散見されるため更なる周知方法の検討が必要である。公共施設への太陽光発電システムの導入については,今後の買取価格の動向及び費用対効果を含めて検討が必要である。

高効率照明(LED)の普及促進【資産管理課・環境対策課】

※成果報告書 進行管理シートP56参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

イベントや市広報紙等を活用して,LED照明の普及促進及びPRを行った。市庁舎とコミュニティセンターの照明について,平成28年度からリース契約による LED化を実施し,電気料金とCO2排出量を削減した。今後は,中学校の屋内運動場の LED化に向けて,年次的に整備できるように検討していく。

バイオマス利用の拡大

【環境対策課】

※成果報告書 進行管理シートP57参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

龍ケ崎市女性会の協力により廃食用油の回収に取り組み,牛久市と連携しながらBDF燃料使用によるCo2削減に努め一定の成果を得てきた。今後は,BDF燃料使用可能な車両確保が難しさを増すことからBDF燃料使用量の減少が予想されるが,リサイクル推進の観点から廃食用油の回収を継続しながら,本市に相応しい環境循環型社会の構築に努めていく。

生ごみ減量の推進

【環境対策課】

※成果報告書 進行管理シートP58参照

□ 順 調

□ 概ね順調

■ 遅れている

□ 見直しが必要

生ゴミ処理器購入補助や各種イベント,出前講座,市広報紙掲載などの啓発活動に努めているが,生ごみ減量のためには水切り・一絞りなど一定の負担(手間)がかかることから,ごみ減量の大切さを理解していても具体的な行動までには至らず,大幅な減量とならない状況である。引き続き啓発活動に努め,ごみ減量に関する意識を高めていく。

地域リサイクル事業の充実

【環境対策課】

※成果報告書 進行管理シートP59参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

市内3箇所で資源物の回収を行い,ごみ減量キャンペーンやリサイクル推進の啓発活動を行うなど,市民のリサイクル意識は高まってきていると思われるが,民間事業所などによる資源物回収が進んでいるため,行政による資源物の回収量は減少傾向にある。今後も継続して,民間・行政を問わず資源化の推進に努めていく。

クリーンプロジェクト【環境対策課】

※成果報告書 進行管理シートP60参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

平成 28年度の市内一斉清掃への市民の参加者数31,233 人(前年度比-3,433 人),ごみの収集量 29トン(前年度比-12 トン)であり,天候の影響等を受け,参加者及びごみ回収量とも前年実績を下回った。今後も引き続き,市内一斉清掃のほか,環境美化等に対する啓発活動を行っていく。

3 取組状況や成果に関する指標

指 標 実績値,推移,他自治体比較など

太陽光発電システム等補助交付者数

太陽光発電システム H25年度:125件          H26年度:115件          H27年度:95件           H28年度:92件

高効率給湯器  H25年度:130件        H26年度:139件        H27年度:152件        H28年度:162件

資源物回収量(トン)※民間回収量は事業者への任意調査

行政回収量:H 24:3,957/H 25:3,957/H 26:3,598/H 27:3,506/H 28:3,271民間回収量:H 24: 662/H 25:1,290/H 26:3,085/H 27:3,407

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4 数値目標の達成状況

(1)ごみ収集サービスや資源リサイクルに満足している市民の割合(%)【環境対策課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

74.1⇒79.1⇒79.5 - - 79.5 ― 76.2

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

平成 28年度においては目標値に及ばなかったものの,ごみ収集サービスに関して多くの市民に満足いただいている状況である。資源リサイクルについては,引き続き,地区回収・集団回収・サンデーリサイクルなど資源化事業を実施していく。

(2)地域をきれいにする活動や公衆衛生に満足している市民の割合(%)【環境対策課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

49.2⇒54.2⇒58.0 - - 58.0 ― 57.0

現状評価 現状分析と改善策

■ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

広報やSNSを活用して,年3回の市内一斉清掃をPRし,より多くの方の参加を促す。また,多くの市民が市内各地区を清掃する姿を見せることによって,ごみのポイ捨てや不法投棄の未然防止に資する。喫煙禁止区域(佐貫駅東口・西口広場及び竜ヶ崎駅)を中心に歩きたばこ・ポイ捨て等防止指導員によるパトロールや職員による不法投棄夜間パトロールを実施し,環境の保全に努める。

(3)市民一人が 1日に出すごみの量(家庭系ごみ)(g)【環境対策課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

649⇒550 682 665 664 665 662

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

家庭から出されるごみ減量のためには,水切り・一絞りなど一定の負担(手間)が必要であることから,ごみ減量の大切さを理解していても具体的な行動にまでには至っていない状況である。引き続き啓発活動に努め,ごみ減量に関する意識を高めていく。

(4)ごみの資源化率(%)【環境対策課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

16.1⇒22.0 14.9 14.9 15.8 15.3 13.9

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

市内3箇所で資源物の回収を行い,ごみ減量キャンペーンやリサイクル推進についての啓発活動を行ってはいるものの,行政で実施している資源物の回収量が減少している一因として,民間事業所などによる取り組みが進んでいることが大きい。資源化については,民間・行政を問わず促進していきたい。

(5)BDF燃料使用による CO2 削減量(kg)【環境対策課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

5,346⇒8,910 21,490 21,450 18,955 12,800 11,662

現状評価 現状分析と改善策

■ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

バイオディーゼル燃料を使用できる車両確保が難しいこと,バイオディーゼル燃料の主な提供元:龍ケ崎市女性会からの提供が平成 28年度末で終了すること,近年のハイブリットや電気・水素など環境負荷の低い燃料の普及等から,バイオディーゼル燃料に拘らず本市に相応しい環境循環型社会の構築に資する事業に見直す必要がある。

(6)LEDを導入した主な公共施設数(件)【資産管理課・環境対策課】

★ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

1⇒6⇒14 2 6 9 13 24

現状評価 現状分析と改善策

■ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

公共施設への LED照明の導入にあたっては,計画的に入替作業を行っていることから,目標値を大きく上回っている。電気使用量及び CO2排出量の削減に向けて,今後も,計画的に順次,整備していく。

※ ☆印の場合:各年度単位での目標値及び実績値。★印の場合:最終年度末の累計による目標値。又,当該年度末までの累積による実績値。

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重点戦略評価シート

重点戦略 4 安心と住みよさが実感できる生活環境づくり

目  的

基本目標(まちづくり宣言)

【評価結果】

1.まちづくり 宣言ごと評価結果 及び 重点戦略総括評価結果

主要事業名まちづくり宣言ごとの評価

順調 概ね順調 宣言評価

10

地域における防災訓練の充実 順  調 4

5 3 0 0 A

地域防災計画や防災関連マニュアルの見直し 順  調 4

情報伝達体系の強化 順  調 4

被災者支援システムの構築 概ね順調 3

災害備蓄の充実と災害援助協定等の拡大 順  調 4

災害時の要援護者避難支援 概ね順調 3

防災知識の普及 順  調 4

地域防犯活動の充実 概ね順調 3

11

高齢者向け市内公共交通定期券の発行 概ね順調 3

2 6 0 0 B

災害時の要援護者避難支援 概ね順調 3

身近な買い物環境の充実 順  調 4

まちづくりバンク・ポイント制度の構築 概ね順調 3

高齢者の居場所づくり 概ね順調 3

高齢者の健康づくりの推進 順  調 4

障害福祉サービス提供と障がい者家族の負担軽減 概ね順調 3

緊急時の医療体制の確保 概ね順調 3

12

高齢者向け市内公共交通定期券の発行 概ね順調 3

3 2 1 0 B

コミュニティバスの充実 順  調 4

関東鉄道竜ヶ崎線の活性化 順  調 4

龍ケ崎船運航終了後の深夜バス運行 順  調 4

遅れている 2

自転車の乗りやすい環境づくり 概ね順調 3

【総 括】

【優先プロジェクト 取組状況】

◎地域における防災訓練の充実

◎高齢者向け市内公共交通定期券の発行

 日常生活を送っていく中での安心の確保と住みよい環境づくりは,まちづくりの基本的要素である。 市民誰もが安心して快適に暮らすことができる生活環境づくりを推進する。

重点戦略に位置付ける基本目標

(まちづくり宣言)

10.安心安全が実感できるまちづくり

11.誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくり

12.交通インフラが充実した住みよいまちづくり

まちづくり宣言

主要事業の評価

点数

重点戦略総括評価遅れて

いる見直しが必要

満点に対する割合合計点数÷満点

90.63%

29/32点

概ね順調

81.25%

26/32点

83.33%

20/24点

満点に対する割合合計点数÷満点

85.23%(75/88点)JR常磐線佐貫駅前の機能向上

2.重点戦略 取組状況

 市民誰もが安心と住みよさを実感できるまちを目指し,多種多様な防災・防犯に関する取組や高齢者や障がい者に優しい環境整備の取組,誰もが利用しやすい公共交通網の充実に向けた取組を進めてきており,全22事業のうち1事業を除く21事業において「順調」若しくは「概ね順調」の評価としている。 なかでも東日本大震災以降,特に充実に向けて努めてきた安心・安全のまちづくりに関しては,優先プロジェクトである地域における防災訓練の充実のほか,防災計画や防災マニュアルの見直しとそれらを活用した各種訓練の実施,被災者支援システムの構築と運用開始,災害備蓄品の充実と自治体や企業・団体との災害援助協定等の締結など,多数事業の充実に向け取り組んできている。あわせて,市民の防災意識の醸成と主体的な防災活動を推進する取組も進めている。また,防犯パトロールの充実や防犯キャンペーンの実施のほか,市内主要交差点等への防犯カメラ設置を進めるなど,防災と防犯の取組はソフト面・ハード面ともに強化が図られてきている。 住みよい生活環境づくりに向けても,高齢者向けの公共交通定期券発行や高齢者の居場所づくりを目的とした「高齢者地域ふれあいサロン活動支援事業」の開始などの新たな取組のほか,宅配サービス登録店の拡充,災害時避難行動要支援者避難支援プランの推進,元気アップ体操やシルバーリハビリ体操の活動促進等の高齢者の健康づくりの取組など,各種事業が概ね順調に進捗している。 また,公共交通定期券の発行やコミュニティバスの充実に向けた運行計画の見直し,乗り合いタクシーや竜ヶ崎線終了後の深夜バスの運行開始など,取組自体は概ね順調に進捗しているものの,依然として市民満足度の低い状況にある公共交通網の充実に向けた取組においては,継続して市民ニーズを把握しながら,事業の周知PRと利用促進,ニーズに応えた改善に努めていく必要がある。

自主防災組織の結成を促し,結成率をベース値85.6%から最終年度末99%にまでアップ,また,住民自治組織へ各1名の防災士を配置することを目指し,防災士の養成に努め,5年間で121名の防災士を養成,さらに自主防災組織の活性化の促進や地域コミュニティ単位での防災訓練の実施などに継続して取り組んでいる。

市民ニーズの把握に努めながら,平成24年度からコミュニティバス共通定期券「おたっしゃパス」を発行,平成27年度からはコミュニティバスに路線バスを加えた共通定期券を発行した。さらに,これに関東鉄道竜ヶ崎線も加えた共通定期券の発行について,市民ニーズの把握を継続しながら,先進事例や料金設定等の調査研究を進めている。

3.行政経営評価委員会の主な意見

・防災士の養成を進めているが,養成した防災士を活用した訓練などの取組が必要である。・コミュニティバスの充実に関する項目は,当初計画の取組を完了しており,取組の進捗評価としては「順調」とすべき。評価基準を,取組の進捗に対する評価としているのであれば,市民アンケートの結果など取組結果に対する評価は重要であるが,過度に影響を受けるのは如何なものか。評価は,設定した基準に沿った評価とするべきだろう。アンケート結果などからは課題を把握し,今後に向けた改善に活かすべき。・自転車の乗りやすい環境づくりについては,ソフト面の取組ばかりが記載されているが,乗りやすい環境としては段差解消等のハード面の取組も重要であり,それらの取組も記載すべき。

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ふるさと龍ケ崎戦略プラン 進捗状況評価シート

  重 点 戦 略 4 安心と住みよさが実感できる生活環境づくり

まちづくり宣言(基本目標) 10 安心安全が実感できるまちづくりを進めます。

宣言が目指すまちの姿行政の総合的な防災体制と地域における防災・防犯体制が整備され,安心して

暮らせるまちになっています。

1 総括評価

進捗状況評価

A評価コメント

防災訓練や講演会の実施などによる防災知識の普及・防災意識の啓発を初め,防災計画やマニュアルの見直し,災害備蓄の充実,災害協定の締結など様々な取組を進め,ソフト面,ハード面ともに総合的な防災体制の強化が図られてきている。また,警察署のほか防犯サポーター,防犯連絡員等と連携,協力した防犯体制の強化に向けた取組も概ね順調に進められている。

A 順 調

B 概ね順調

C 遅れている

D 見直しが必要

今後の方向性(改善策)

地域防災計画等の適切な運用,各種マニュアルに基づく訓練や研修等の実施,より一層の市民の防災意識の啓発のための情報発信や地域活動の支援等に取り組んでいく。また,り災証明書発行システムは運用開始されたが,要綱・規則等の整理を進める必要がある。

2 主要事業の概要

主要事業名【担当課】 実施工程進捗状況 取組状況と事業推進上の課題

優先プロジェクト地域における防災訓練の充実【危機管理室】※成果報告書 進行管理シートP61参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

自主防災組織の未結成住民自治組織に結成を呼びかけ,新たに 1組織を結成した。また,補助金の交付を受けた日から20年を経過した自主防災組織への資機材整備補助制度を創設し,組織の活性化を図った。地域コミュニティ主体の防災訓練は,県内最多の訓練回数,参加人数を誇っている。

地域防災計画や防災関連マニュアルの見直し

【危機管理室】※成果報告書 進行管理シートP62参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

地域防災計画(一般災害等対策計画編)に,小貝川・利根川洪水避難計画を追記し,改訂した。災害時初動防災拠点対応指定職員制度については,指定職員の災害時の円滑な初動対応に資するため,研修会や訓練を実施した。今後も,指定職員の危機対応能力を高めるため,継続的な研修及び訓練を実施していく。

情報伝達体系の強化

【危機管理室】

※成果報告書 進行管理シートP63参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

稲敷広域消防本部で運用する消防救急波のデジタル化運用開始に

合わせて,消防団の無線機をデジタル方式へ更新した。消防団専

用波デジタル無線機は,消防団本部での運用とし,各分団車両に

は,災害現場程度の範囲で送受信が可能なデジタル簡易無線を導

入した。今後,各分団の無線操作技能の修得が課題である。

被災者支援システムの構築

【情報政策課・危機管理室】

※成果報告書 進行管理シートP64参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

被被災者支援システムを活用した運用訓練を危機管理室内において実施した。今後のシステムの活用に向けた操作方法等の習熟及び継続的な訓練に努める必要がある。システム内の一部機能である「り災証明書発行システム」の運用については,要綱・規則等の整理をしていく必要がある。

災害備蓄の充実と災害援助協定等の拡大

【危機管理室】※成果報告書 進行管理シートP65参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

備蓄品の食料を計画的に更新するとともに,アレルギー対応として,市計画備蓄数量約44,000食の全量をアレルギー原因食材27品目を使用しない製品に切り替える作業を進めた。今後も,備蓄品の確保とともに,定期的な点検が必要である。災害協定については,民間事業所(団体)3社と協定を締結した。

災害時の要援護者避難支援【社会福祉課・高齢福祉課】※成果報告書 進行管理シートP66参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

ひとり暮らし高齢者は元気か否かに関わらず,65歳到達により自動的に支援対象となることから,支援対象者全体に対する登録率としては伸び悩んでいるが,制度構築後約5年が経過し,個別計画の作成者数は概ね順調に増加している。地域においても要支援者の避難支援を盛り込んだ防災訓練が実施されるなど,制度の浸透とともに市民の防災意識は着実に向上している。

防災知識の普及

【危機管理室】

※成果報告書 進行管理シートP67参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

市公式ホームページや市広報紙等を活用して,防災情報を発信す

るとともに,出前講座や講演会などを開催し,市民の防災知識の

向上に努めた。より多くの方に防災・減災に対する意識を高めて

もらうため,更なる取組の推進を図っていく。

地域防犯活動の充実

【交通防犯課】

※成果報告書 進行管理シートP68参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

防犯サポーター,防犯連絡員等による児童見守りや防犯キャンペーン

の開催により,地域安全活動の推進を図った。また市内主要交差点

3ヵ所,長山コミュニティセンター及び城ノ内コミュニティセンター,

合計5カ所に防犯カメラを設置し,地域の防犯環境の向上を図り,ソ

フト・ハードの両面から防犯体制の強化を図った。

26

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3 取組状況や成果に関する指標

指 標 実績値,推移,他自治体比較など

防災組織結成率龍ケ崎市99% 阿見町100%/石岡市98.9%/土浦市93。4%/取手市93%/ 牛久市81.9%/守谷市68.3%/つくば市 43%/つくばみらい市32.3%

企業・団体等との災害協定数龍ケ崎市35件 つくば市:46件/取手市35件/石岡市・阿見町27件/ 牛久市23件/つくばみらい市21件/守谷市 18件/土浦市 4件

犯罪率<乗物盗・住宅侵入窃盗>※市民 1,000 人あたりの年間犯罪認知件数

龍ケ崎市3.2件 つくばみらい市7.4件/土浦市5.1件/守谷市3.6件つくば市3.1件 牛久市3.0件/取手市2.7件/石岡市2.4件/阿見町0.6件

4 数値目標の達成状況

(1)台風や地震など自然災害への対策に満足している市民の割合(%)【危機管理室】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

31.6⇒36.6⇒41.6 ― ― 38.2 ― 34.2

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

前回調査より 4 ポイント下がり,目標を達成していないが,風水害等に備えた地域防災計画の改訂をはじめ,各地区の防災計画策定に向けた取組,災害時の新たな情報収集・伝達手段の構築,出前講座の開催や防災訓練への指導・支援など,災害時への対策・危機管理に関しては,県内でも先進的な取り組みを実施している。災害対策の強化とともに,市民の防災意識の向上を図っていく。

(2)犯罪や非行防止などの治安対策に満足している市民の割合(%)【交通防犯課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

25.8⇒30.8 ― - 29.6 ― 27.8

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

茨城県警察本部が公開している当市の刑法犯認知件数は,平成28年(1月~12月)は811件で,前年と比較すると 147件減少している。引き続き,竜ケ崎警察署や防犯連絡員等と連携し,地域ぐるみでの防犯体制の強化及び SNSや防犯メールを利用した防犯啓発活動を行っていく。

(3)災害援助協定等の自治体との締結数(件)【危機管理室】

★ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

1⇒3⇒6 4 4 4 4 5

現状評価 現状分析と改善策

■ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

稲敷広域消防本部管内構成市町村(3市3町1村/1件)と災害時の相互応援協定を締結したが,目標値には到達しなかった。自治体との協定締結にあたっては,同時に被災しないことや,応援に適正な距離や人口・面積が同規模であることなどを条件として考えており,慎重に協議調整していく必要がある。民間企業との災害援助協定については,茨城放送など3社と協定締結した。

(4)自主防災組織結成率(%)【危機管理室】

★ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

85.6⇒100 87.3 88.8 96.6 98.9 99.0

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) ■ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

平成24年度以降,順調に自主防災組織の結成を進め,今年度は 1 組織を新規結成させた。未結成の住民自治組織が残り2組織となっているが,世帯数が10世帯未満と実質的に住民自治組織として機能していないところも含まれているため,隣接組織への編入等も含めて検討し,目標達成を目指す。

※ ☆印の場合:各年度単位での目標値及び実績値。★印の場合:最終年度末の累計による目標値。又,当該年度末までの累積による実績値。

27

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ふるさと龍ケ崎戦略プラン 進捗状況評価シート

  重 点 戦 略 4 安心と住みよさが実感できる生活環境づくり

まちづくり宣言(基本目標) 11 誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりを進めます。

宣言が目指すまちの姿年齢や障がいの有無にかかわらず,誰もが住み慣れた地域で,安心していきい

きと暮らすことができる環境が整っています。

1 総括評価

進捗状況評価

B評価コメント

高齢者の居場所づくりについて新たな視点での検討結果を受け,平成 29 年度より支援事業を開始することとしたほか,新たな障がい者支援事業に関する要綱を制定するなど住みなれた地域で安心して生活できる環境整備の取組は,概ね順調に進んでいる。高齢者向け市内公共交通定期券についてもコミュニティバス共通定期券,コミュニティバス・路線バス共通定期券の発行に続き,関東鉄道竜ヶ崎線を含む定期券の検討を進めており,概ね順調に進捗している。

A 順 調

B 概ね順調

C 遅れている

D 見直しが必要

今後の方向性(改善策)

関東鉄道竜ヶ崎線を含む共通定期券に関する市民ニーズ等の調査や料金設定に関する協議を進めていくとともに,新規事業である高齢者の居場所づくり事業である「高齢者地域ふれあいサロン活動支援事業」を初め,各事業の周知PR・適正な運用に努め,利用の促進を図っていく。

2 主要事業の概要

主要事業名【担当課】 実施工程進捗状況 取組状況と事業推進上の課題

優先プロジェクト 高齢者向け市内公共交通定期券

の発行 【交通防犯課】※成果報告書 進行管理シートP69参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

5 月 17 日,22 日に竜ヶ崎線利用者アンケート調査を実施し,竜ヶ崎線と路線バスやコミュニティバスとの共通定期券の需要について検証した。また,既存共通定期券の案内チラシを公共施設やバス車内に設置しPR活動を行った。今後,竜ヶ崎線とコミュニティバスの共通定期券を設けた場合の料金設定について協議・調整していく。

災害時の要援護者避難支援

【社会福祉課・高齢福祉課】(再掲)

※成果報告書 進行管理シートP70参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

ひとり暮らし高齢者は元気か否かに関わらず,65歳到達により自動的に支援対象となることから,支援対象者全体に対する登録率としては伸び悩んでいるが,制度構築後約5年が経過し,個別計画の作成者数は概ね順調に増加している。地域においても要支援者の避難支援を盛り込んだ防災訓練が実施されるなど,制度の浸透とともに市民の防災意識は着実に向上している。

身近な買い物環境の充実

【商工観光課・高齢福祉課】

※成果報告書 進行管理シートP71参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

日常の買い物が困難な状況にある高齢者の買い物環境の充実に向けて,宅配サービスリスト掲載店舗の拡充のため,事業所を中心に働きかけ,新たに6店舗を増やすことができた。食品関係を中心に13万件を超える利用がされており,更なる利用促進のため,今後も掲載店舗の拡充と周知PRの充実に取り組んでいく。

まちづくりバンク・ポイント制度の構築 【市民協働課】(再掲)

※成果報告書 進行管理シートP72参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

ポイント制度は,小学生対象の新たな交換メニューとして「まいりゅうクリアファイル」を作成したり,新たな方法での制度の周知活動等を行った。ポイントシール交付申請件数も運用開始から着実に伸びている。運用2年目のつなぐネットについても昨年の協力者に引き続き登録してもらうことで活動実績につなげることができた。

高齢者の居場所づくり

【高齢福祉課】

※成果報告書 進行管理シートP73参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

「市民が自主的に介護予防活動を行い,高齢者の生きがい活動や社

会的孤立の解消に寄与し,高齢者福祉の向上に貢献する活動を支援

する」という考え方で支援の方策を検討,要綱を制定した。活動し

ているまたは予定している団体を対象としているため,広く周知を

図り,制度の理解を図っていくことが必要である。

高齢者の健康づくりの推進

【健康増進課・高齢福祉課】

※成果報告書 進行管理シートP74参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

元気アップ体操及びシルバーリハビリ体操の自主活動促進や参加者増員のため,出前講座による普及啓発の PRや体験会の実施,指導員への助言・指導,指導員養成講座開催などに取り組み,自主活動の参加者数は徐々に増加している。高齢化が進む中,健康寿命の延伸のため,引き続き自主活動参加者及び指導員の増加を図る必要がある 。

障害福祉サービス提供と障 がい者家族の負担軽減 【社会福祉課】

※成果報告書 進行管理シートP75参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

地域生活支援拠点機能の確保にあたっては,平成 29 年 4 月1 日からの新規事業の実施に向けて,サービス事業者や関係部署との協議,調整を完了した。この外の体制整備に関しては,国におけるモデル事業等を参考にしながら,継続的に検討を行っていく必要がある。

緊急時の医療体制の確保

【健康増進課】

※成果報告書 進行管理シートP76参照

□ 順 調

■ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

各協力医療機関および各構成市町村の連携のもと,稲敷地域病院群輪番制により夜間の救急医療体制が確保されている状況にある。年 1回開催する担当者会議において,当該輪番制の運営状況について確認を行った。

28

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3 取組状況や成果に関する指標

指 標 実績値,推移,他自治体比較など

宅配サービス掲載店舗数H23年度末:21店舗 H24 年度末:28店舗 H25 年度末:40店舗H26年度末:44店舗 H27 年度末:48店舗 H28年度末:54店舗

災害時要援護者避難支援個別プランの作成希望者

H23年度:18.0% H24 年度:25.6% H25 年度:32.9%H26年度:33.7% H27 年度:32.4% H28年度:32.7%

4 数値目標の達成状況

(1)お年寄りが生活しやすい施設・サービスに満足している市民の割合(%)【高齢福祉課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

18.3⇒23.3 ― ― 22.0 ― 22.2

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) ■ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

要援護者避難支援の体制整備など,高齢者福祉施策については,目標値に向けた取組みを進めているところでありベース値からの上昇が期待できる。目標達成に向けては,引き続き関係各課と連携を図ったうえで,事業展開を行い,市民サービスの向上に努めていく。

(2)障がいのある人が生活しやすい施設・サービスに満足している市民の割合(%)【社会福祉課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

11.6⇒16.6 ― - 13.5 ― 13.0

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

障がい児通所支援事業所や,就労継続支援(A型・B型)事業所といった施設の新設が進んでおり、障がい児・者の地域生活を支える社会資源が着実に整備されつつある。また引き続き,これら以外のニーズの把握に努め,支援策の充実を図る必要がある。  

(3)健康診査などの受けやすさや健康づくりのしやすさに満足している市民の割合(%)【健康増進課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

43.7⇒48.7 - - 52.2 ― 51.5

現状評価 現状分析と改善策

■ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

目標値は達成しているものの,平成 26年度と比較すると0.7ポイント減少している。健診に関する情報の周知や予約方法等,市民が理解し,利用しやすい環境づくりをする必要がある。

(4)病院・医院の数と夜間・休日などの医療サービス体制に満足している市民の割合(%)【健康増進課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

34.4⇒39.4 - - 42.2 ― 39.4

現状評価 現状分析と改善策

■ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

休日や夜間における救急患者に対応するため,二次保健医療圏など,地域内の

病院群が輪番で救急医療を行う体制をしているが,市民がいつでも安心して医

療をうけることができるよう今後も医療サービス体制を継続して行っていく必

要がある。

※ ☆印の場合:各年度単位での目標値及び実績値。★印の場合:最終年度末の累計による目標値。又,当該年度末までの累積による実績値。

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ふるさと龍ケ崎戦略プラン 進捗状況評価シート

  重 点 戦 略 4 安心と住みよさが実感できる生活環境づくり

まちづくり宣言(基本目標) 12 交通インフラが充実した住みよいまちづくりを進めます。

宣言が目指すまちの姿充実した公共交通網により,車に頼らず,便利に移動できます。高齢者も積極

的に利用し,地域間の市民交流が盛んです。

1 総括評価

進捗状況評価

B評価コメント

公共交通の充実に向けて,コミュニティバスの運行計画見直しや乗り合いタクシーの運行開始,高齢者向け公共交通定期券発行や竜ケ崎線運行終了後の深夜バスの運行開始,地域公共交通活性化のための組織立ち上げなど,各取組は概ね順調に進捗しているが,佐貫駅前の機能向上については佐貫駅周辺整備基本構想策定の関係から遅れが生じている。

A 順 調

B 概ね順調

C 遅れている

D 見直しが必要

今後の方向性(改善策)

平成 28 年 4 月に要綱を制定し,3 月に立ち上げた佐貫駅東口駅前広場機能性向上検討会議を継続して開催し,意見の集約を進めていき,平成 29 年度上半期を目途に基本設計を策定していく。そのほかの事業については,一層の利用促進のため,現状・ニーズの把握や周知PRの取組を進めていく。

2 主要事業の概要

主要事業名【担当課】 実施工程進捗状況 取組状況と事業推進上の課題

優先プロジェクト

高齢者向け市内公共交通定期券

の発行【交通防犯課】(再掲)※成果報告書 進行管理シートP77参照

□ 順 調

■概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

5月17日,22日に竜ヶ崎線利用者アンケート調査を実施し,竜ヶ崎線と路線バスやコミュニティバスとの共通定期券の需要について検証した。また,既存共通定期券の案内チラシを公共施設やバス車内に設置しPR活動を行った。今後,竜ヶ崎線とコミュニティバスの共通定期券を設けた場合の料金設定について協議・調整していく。

コミュニティバスの充実

【交通防犯課】

※平成24年度完了事業

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

平成24年度のコミュニティバスの運行計画を見直すとともに,乗合タクシーの運行を開始。さらなる利便性向上のため平成28年に乗合タクシーの目的地及び運行ダイヤの拡大を図り,今後,再度のコミュニティバス運行計画見直しも計画している。

関東鉄道竜ケ崎線の活性化

【交通防犯課】

※成果報告書 進行管理シートP78参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

小学生及び幼稚園児を対象としたモビリティ・マネジメントを実施。また,龍ケ崎機関車推進協議会と連携し,ダンボールSLの制作・展示を行い,竜ヶ崎線への意識付けを行った。地域公共交通の活性化を目的とする組織の設立に向け,関係団体等と事前協議を行った。

竜ケ崎線運行終了後の深夜バス運行

【交通防犯課】

※成果報告書 進行管理シートP79参照

■ 順 調

□ 概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

平成 28 年 4 月1日から,JR佐貫駅東口から関東鉄道竜ヶ崎駅間の深夜バス実証運行をスタートした。また,市広報紙や市政情報モニターを活用し,運行の周知を図るとともに利用状況等について検証を行った。利用状況を把握しながら,今後も運行の周知に努め,利用者数の増加を図っていく。

JR常磐線佐貫駅前の機能向上【都市計画課・施設整備課】

※成果報告書 進行管理シートP80参照

□ 順 調

□ 概ね順調

■ 遅れている

□ 見直しが必要

常磐線佐貫駅周辺地域整備基本構想と整合をとった改修計画案を作成し,佐貫駅東口駅前広場機能性向上検討会議を開催した。基本構想の策定に時間を要したことから,改修計画案の作成が遅れ,スケジュールに遅れが生じている。今後,複数回の検討会議を開催し,意見の集約を進めていく。

自転車の乗りやすい環境づくり【交通防犯課・施設整備課】

※成果報告書 進行管理シートP81参照

□ 順 調

■概ね順調

□ 遅れている

□ 見直しが必要

自転車利用モデル案について,市民が分かりやすく,また活用しや

すい内容に修正した。また,竜ケ崎警察署と連携し,自転車利用機

会の多い,学生を対象とした交通安全教室や高齢者を対象としたシ

ルバー歩行者・自転車セミナーを実施するなど,自転車の安全利用

や交通マナーへの意識向上を図った。

3 取組状況や成果に関する指標

指 標 実績値,推移,他自治体比較など

高齢者公共交通共通定期券販売件数(件)

・コミュニティバスのみ共通券 H24 年度 52件/H25年度58件/H26年度76件/H27年度 91件/H28 年度 71件・コミュニティバス・路線バス共通券        H27年度110件/H28 年度179件

コミュニティバス

年間利用者数(人)

龍ケ崎市:190,570人(つくば市1,004,662人/牛久市 290,670人/取手市193,004人/守谷市137,395人/土浦市132,613人/つくばみらい市 28,522人)

30

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4 数値目標の達成状況

(1)鉄道やバスなど公共交通機関の利便性に満足している市民の割合(%)【交通防犯課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

21.0⇒26.0 - - 24.3 ― 21.3

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■未達成 □ 見直しが必要

少子高齢化等,社会情勢の変化に伴い地域公共交通に求められるニーズも変化している。こうした状況を踏まえ,本年度,市民ニーズを把握するための各種アンケート調査結果を実施し,「龍ケ崎市地域公共交通網形成計画」を策定した。今後は本計画を推進し,満足度の向上を目指す。

(2)コミュニティバス年間利用者数(人)【交通防犯課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

190,331⇒200,000 185,577 183,115 182,585 190,570 191,368

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

平成 24 年7月の運行計画見直しでは,安全性や定時制といった運行の質を向上させたが,利用者は横ばい状況となっている。平成 31年度にコミュニティバスの運行計画の見直しを予定していることから,市民ニーズの把握に努め,利用しやすい運行ルート・ダイヤを検討していく。

(3)佐貫駅 1日当たりの平均乗車数(人)【交通防犯課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

14,550⇒15,300 14,001 13,833 13,377 13,459 13,173

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

通勤・通学者の減少により利用者は減少傾向にあるが,今後も利便性向上のため,定期的に継続してJR東日本への要望活動に務める。

(4)関東鉄道竜ケ崎線竜ケ崎駅 1日当たり平均乗車数(人)【交通防犯課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

1,250⇒1,320 1,155 1,175 1,183 1,109 1,243

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

竜ヶ崎線の主な利用者は通勤・通学者であり,利用者数は横ばいで推移してきている。こうした状況の中,利用者数を増加するためには,自動車利用から地域公共交通利用への自発的転換を促すモビリティ・マネジメントや関係団体等と連携した竜ヶ崎線の活性化事業等を継続していくことが重要と考える。

(5)お年寄りが生活しやすい施設・サービスに満足している市民の割合(%)【高齢福祉課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

18.3⇒23.3 ― ― 22.0 ― 22.2

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) ■ 概ね達成 □ 未達成 □ 見直しが必要

要援護者避難支援の体制整備など,高齢者福祉施策については,目標値に向けた取組みを進めているところでありベース値からの上昇が期待できる。目標達成に向けては,引き続き関係各課と連携を図ったうえで,事業展開を行い,市民サービスの向上に努めていく。

(6)交通安全対策に満足している市民の割合(%)【交通防犯課】

☆ ベース値と目標値 H24実績 H25実績 H26実績 H27実績 H28実績

34.1⇒39.1 ― ― 38.1 ― 37.3

現状評価 現状分析と改善策

□ 達成 (新目標値設定) □ 概ね達成 ■ 未達成 □ 見直しが必要

カーブミラーの修繕については可能な限り早期に対応している。また,地域住民や学校,警察等からの要望をもとに危険と思われる箇所について,注意を促す交通安全看板や路面シールを設置するなど交通安全対策に努めてるところである。今後についても引き続き交通安全対策を推進し満足度向上に努める。

※ ☆印の場合:各年度単位での目標値及び実績値。★印の場合:最終年度末の累計による目標値。又,当該年度末までの累積による実績値。

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