『恋のドレスと月の降る城』

『きみはなぜ生きているのか？』　

『若い人におくる龍馬のことば』

『境界線上のホライゾン３上』

『身代わり伯爵の花嫁修業１』

『１０代からの夢をかなえる感性の磨き方』

『図書室からはじまる愛』

新　刊　案　内　

中島義道／作　　　　　　　偕成社　　　　　　　 T/ナヨ

川上稔／著　　　　　　　　ｱｽｷｰ･ﾒﾃﾞｨｱﾜｰｸｽ　　　 TB/カミ

佳川奈未／著　　　　　　　PHP研究所　　　　 　 T159/ヨナ

パドマ・ヴェンカトラマン／著　白水社　　　　　 　TF/ヘハ

青木祐子／著　　　　　　　集英社　　　　　　　 　TB/アユ

清家未森／著　　　　　　　角川書店　　　　　 　 　TB/セミ

小松成美／著　　 筑摩書房 　　　 T289/サリ

『私の優しくない先輩』

日日日／著　　　　　　　　講談社　　 　　　　　 T/アキ

『黄昏に祈る人』

高里椎奈／著　　　　 講談社　　　　 　　 T/タシ

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ティーンズのココロ通信 山口市立中央図書館 ８０号

平成２２年　　８月　１日　発行　　　〒７５３－００７５　山口市中園町７－７

　ＴＥＬ：０８３－９０１－１０４０　 ＦＡＸ：０８３－９０１－１１４４

　Ｅメール：ｉｎｆｏ＠ｌｉｂ－ｙａｍａ．ｊｐ

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　暑い夏、皆さんはいかがお過ごしでしょ

うか。部活に勉強に遊びに忙しい？あるい

は暑くてぼ～～っとしてる？さて、今回は

怖い話を読んでみました。夜中に１人で読

んだのもあるけど、面白くて続きが気にな

って暑さを忘れますよ～～！１人では読め

ない！という人は、図書館へどうぞ！

山崎洋子／著　　　　　　　あすなろ書房 　 T/ヤヨ

『港町ヨコハマ異人館の秘密』夏はやっぱり　怖～い話

　

　

『ガールズ・ストーリー　 おいち不思議がたり』

あさのあつこ／著　　　PHP研究所　　アア

　いきなりティーンズコーナー以外からの紹介ですが、とても読み易いので読んでみて。舞台は江戸、町医者の娘おいちは、人が怪我をしたとか苦しんでいる、ということが予知夢のように感じられる不思議な力があって、その力で人を助けたいと思っている。おいちにもちかけられた縁談話が、薬屋の主の秘密と、その家で亡くなった人たちの謎を暴くことになるのだが・・・。おいちや父親など登場人物が生き生きと描かれていて、まだまだ続きが読んでみたくなるオススメな話です。

『贈る物語　Ｔｅｒｒｏｒ』宮部みゆき／編　　光文社　　T908/オク

　『英米の短編恐怖小説が、好きで好きで好きで大好き』という宮部みゆきさんが選んだ怖い話ですから、怖くないはずありません！！『猿の手』は出て来る人たちがのどかなだけに、気味悪さがつのるお話。３つの願いが叶うという不気味な猿の手に、あなたなら、どんな願いをかけますか・・・？『幽霊ハント』は夜中に一人で読んだせいか、後味わる～～い、いや～～な感じです。１人称で語られるお話に臨場感アリ！！怖いのが読みたい人にはこの１冊をオススメ！！

『モンタギューおじさんの怖い話』

クリス・プリーストリー／著　　理論社　　TF/フク

　エドガーは、暗いお屋敷に１人で住んでいるモンタギューおじさんの話を聞くのが大好き。おじさんは部屋に置いてある箱や絵と、それにまつわる死んだ子供たちの話を聞かせてくれます。お話が進むうちに部屋の外や天井から聞こえてくる奇妙な音や気配・・・。語られるお話も怖いけど、一番気味悪いのは死んだ子供たちしか知らないはずの話を知っているおじさんじゃない？！エドガーは大丈夫？家に帰れるの？！という別の怖さがあります。

『妖怪画談』

水木しげる／著　　　岩波書店　　　T388/ミシ

　「ゲゲゲの・・・」で知られる水木しげるさんの妖怪モノ。水木さんのはこどもコーナーにも、ティーンズコーナーにも色々あって根強い人気。

　♪となりの本棚♪　一般B6の棚です。今は予約が必要かも！

『水辺のゴースト』

『旧怪談　ふるいかいだん　耳嚢より』

『きみが見つける物語　こわ～い話編』　

京極夏彦／作　　メディアファクトリー　　T/キナ

　怖い話にも、気持ち悪くなるようなもの、切ないもの、（怖くて）ドキドキしてくるものなど色々あるんですね。この１冊は短編集なのでどれも味わえます。乙一著の『リストカット事件』と雀野日名子著の『ぞんび団地』が面白かったです。他には赤川次郎、江戸川乱歩、高橋克彦、山田悠介さんたちの話が収められています。

赤川次郎／著　　角川書店　　TB913/キミ ゆうきえみ／著　　大日本図書　　T/ユエ

　　高２の薫子には霊感があって、変わり者の兄紳一とその彼女（マチ先輩）の３人で、ゴースト・ハンターの事務所を開いている。怖い話というよりは迷ったゴーストを助けて成仏？させる話でコメディっぽい所もあります。コワイのが苦手な人でも大丈夫。『窓ぎわのゴースト』の続編にあたります。

江戸時代に書かれた『耳嚢（みみぶくろ）』という書物の中から、怪しい話、奇妙な話を選んで、京極さんが新しく読み易く書き直したもの。原文も載っています。人がトイレから消えて２０年後に戻ってきたり、ネコや狐が人に化けたり・・・。読んでいると、昔は本当にこんなことがあったのかも・・・と思えてくるから不思議。雨がしとしと降る、暗～い晩のような、そこだけ冷えているような淡々とした怖さがあります。

『学校裏怪談』

　定番の怖いウワサや学校の怪談もの。内容はあまり怖くなくて挿絵の方が気持ち悪いです。請求記号T147やT388に、怖い話や妖怪モノがあるので探してみてね。

　山口敏太郎／著　　マガジンランド　　　T147/ヤヒ