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旗国と船級協会の役割

LISCR Japan 岡本 武

10月23日 海運集会所

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１．海事クラスター （船を取り巻く環境）

２．旗国と船級

３．Liberia Flagの活動

講演内容

2

１．海事クラスター （船を取り巻く環境）

荷主/ 傭船者

EU

船級 IACS

保険

P & I Club

銀行

造船 メーカー

IMO

旗国

Port State

船舶 管理会社

船主

3

１．海事クラスター （船を取り巻く環境）

ドラスチック＆大きな影響

米国でのテロ攻撃 2001年9月11日

世界的な環境問題への関心の高まり

• 海洋汚染 • 船からの大気汚染 • 地球温暖化 • スクラップ問題

空前の海運造船ブームとリーマンショック

Sub-Standard船の排除

EUの台頭

技術革新

その他諸々

4

3

１．海事クラスター （船を取り巻く環境）

数多くのインパクトが大きい条約制定及びその改正 • SOLAS XI-2章「海上における保安を強化するための特別措置」及び

ISPSコード新設 • SOLAS II-1章/Reg3-10： Goal Base Standardによる構造基準 • SOLAS XII章 Bulk Carrier Safetyの強化 • SOLAS V/Reg19 ECDISの搭載 etc

IACSによる構造規則の強化 • Common Structural Rules新設：タンカー及びバルクキャリア

新たな環境関連条約の制定

• MARPOL ANNEX VI (NOx, SOxコード） (Green House Gas:CO2)

• バラスト水管理条約 • シップリサイクル条約 • 船舶からのGHG問題

• AFS条約 等 etc

Vettingシステムの一般化

各MOUによるPSCの強化

海事労働条約の発効

IMO加盟国監査スキーム

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１．海事クラスター （船を取り巻く環境）

荷主/ 傭船者

EU

船級 IACS

保険

P & I Club

銀行

造船 メーカー

IMO

旗国

Port State

船舶 管理会社

船主

海運国

以外の国

監査

Vetting

6

4

7

１．海事クラスター （船を取り巻く環境）

２．旗国と船級

３．Liberia Flagの活動

講演内容

２．旗国と船級

船舶の国籍のこと

旗国に登録され公海上にある船舶は、特殊な属地主義（「浮かべる領土」）として、旗国の立法・執行・司法管轄下に置かれ、法令・裁判権がおよぶ（海洋法条約92条及び94

条）という一般原則（旗国主義）に基づく

旗国とは？

8

5

9

自国籍船の安全運航への監督及びサポート

具体的には；

旗国の義務と役割

• 船籍登録を行い、国籍証書等の発給

• 自国の海事法・海事規則（国際条約の批准も含む）の 整備及びその適用

• 船舶への条約検査実施及び条約証書の発給

• 必要に応じ、財産としての船舶の保全（抵当権の設定）

• RO(Recognized Organization：実質は船級協会)の監督

等

２．旗国と船級

10

歴史的に見れば；

18世紀後半、LondonのEdward Lloyd Coffee Shopが荷主や

海上保険業者に対し、海運情報や船舶の安全性等の情報提供が発端

1760年：Lloyd’s Register of Shippingが世界最初の船級協会として設立

船舶の検査を通じて、船級を付与・公開することにより、容易かつ円滑な保険設定や用船等の業務一端を担う

船級協会とは？

２．旗国と船級

6

11

名前 略号 設立年 本部

Lloyd’s Register of Shipping

ロイド船級協会

LR 1760 ロンドン

Bureau Veritas

ビューロー・ベリタス（フランス船級協会）

BV 1828 パリ

Registro Italiano Navale

イタリア船級協会

RINA 1861 ジェノバ

American Bureau of Shipping

アメリカ船級協会

ABS 1862 ヒューストン

Det Norske Veritas

デット・ノルスケ・ベリタス（ノルウェー船級協会）

DNV 1864 オスロ

Germanischer Lloyd

ジャーマン・ロイド（ドイツ船級協会）

GL 1867 ハンブルグ

Nippon Kaiji Kyokai

日本海事協会

NK 1899 東京

1900年より前に設立された主要船級協会

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人命と財産の保全及び船級付与 （最も古典的な動機）

具体的には；

船級協会の責任と役割

• 検査及び船級付与に必要な船級規則（Rule)の発行

• 船級規則に従った各船舶への検査（登録検査及び

船級維持検査）

• 船級の付与及び船級証書の発給（及び検査記録書の維持）

• 船名録の発行

２．旗国と船級

7

13

船級活動の公平性の維持

具体的には；

• 船主・船舶建造者及び保険会社等からの独立

（船級協会の管理組織のメンバー構成等）

• 透明性のある手順及び明確な背景による船級規則の開発

• 船級規則による公正な検査の実施

• 競争法の厳格な遵守

船級協会の責任と役割

２．旗国と船級

14

政府代行機関(Recognized Organization)としての活動

具体的には；

• 各旗国との条約代行検査のための協定書締結

• 条約及び旗国要件に従った検査の実施及び条約証書の発給

SOLAS条約 I章6規則 The Administration may, however, entrust the inspections and surveys either to surveyors nominated for the purpose or to organizations recognized by it.

船級協会の責任と役割

２．旗国と船級

8

15

条約検査における旗国と船級協会の関係（概念）

旗国 （条約の批准及び国内法の整備）

RO(代行機関） （実質的には船級協会）

協定書

船舶/海洋構造物

代行機関による検査

権限付与/監査

旗国による検査

２．旗国と船級

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条約検査における旗国と船級協会の関係 （IMOによるしばり）

総会決議 A.739(18) 1993年11月4日採択

主管庁代行機関の権限付与に関するガイドライン

Guidelines for the Authorization of Organizations acting on behalf of

the Administration

総会決議 A.789(19) 1995年11月23日採択

主管庁代行機関の検査及び証書発給機能に関する規定

Specifications on the Survey and Certification Functions of

Recognized Organizations acting on behalf of the Administration

MSC決議 MSC.349（92） 2013年6月21日採択

ROコード

Code for Recognized Organizations

２．旗国と船級

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Area of Service: STATUTORY SERVICE

CLASS SURVEY

Certification: Classification Certificate Convention Certificates

Installation Certificate (Trading Certificates)

Load Line (LL)

Safety

Construction (SC)

Hull

Machinery

Electric Installations

Safety Equipment SE)

Safety Radio (SR)

MARPOL

Other International

Conventions and Codes

Tonnage (TM69)

２．旗国と船級

SOLAS Chapter II-1 Part A-1 "Structure of ships" Regulation 3-1 'Structural, mechanical and electrical requirements for ships' /added in 1996 amendment “In addition to the requirements contained elsewhere in the present regulations, ships shall be designed, constructed and maintained in compliance with the structural, mechanical and electrical requirements of a classification society which is recognized by the Administration in accordance with the provisions of regulation XI/1, or with applicable national standards of the Administration which provide an equivalent level of safety.”

規則適用から見た船級と

旗国（条約）の関係

船級規則と

条約は独立 その境界が曖昧に

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船主にとっての旗国・船級のあり方とは？

２．旗国と船級

船級

旗国

船主

Which is preferable for ship/owner/operation? “Link/Support” or “Control”

船級 旗国

船主

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１．海事クラスター （船を取り巻く環境）

２．旗国と船級

３．Liberia Flagの活動

講演内容

リベリア共和国と

リベリア船籍登録の歴史

20

11

首 都 ： モンロビア 総人口 ： 約４１２万人

1820年 : 米国からの解放奴隷の移住地として発展、建国

1847年 : リベリア共和国として独立

1847年 : 国際連合 設立メンバー

2011年 : IMO理事国に再選

リベリア共和国の歴史

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1983年 財務大臣 2006年 大統領就任 2012年 大統領再任

国連開発計画（ＵＮＤＰ）元アフリカ局長

2011年 ノーベル平和賞受賞 2013年5月末

アフリカ開発会議 来日

22

12

1948 1949 2009 2010 2011 2013 – 現在

初のリベリア籍船 WORLD PEACE

リベリア籍船舶登録開始 -米国国務長官 Mr. Edward Stettiniusが設立

登録3000隻達成 ICE PRINCESS

1億トン達成 SANKO MERCURY

登録3500隻達成 G WHALE

現在も世界第2位の

船籍登録数を誇る

- 登録数 3,900 隻超

- 総1億3千万ＧＴ超

- 350 Offshore Units/ Vessels

- 現役船員約50万人

- 全世界に15支社

- 正社員約180名

- 検査官約350名

業界No.1の安全性 全てのPSCから

「ホワイト・リスト」に認定

23

リベリア船籍登録の実績

24

13

60年以上にわたる旗国実績

Owner Friendlyをモットー

全世界を網羅する充実したネットワーク

透明かつ明瞭な船籍登録手続き及びタリフ

最新 ITの活用

船主向け独自のプログラムの開発

PSCの好成績に基づく優良旗国認定

リベリア船籍の特長

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Harmonized

Audits

QUALITY

EFFICIENCY

SAFETY

SERVICE

顧客へのきめ細かかつ 高品質なサービス提供

船舶の安全及び環境保全

LISCR自身の高品質維持

費用対効果の追求

LISCR の理念

26

14

パナマ: 22%

リベリア12.5%

マーシャル: 8%

香港： 8% シンガポール:

5%

ギリシャ: 5%

マルタ: 5%

バハマ: 4%

中国: 4%

キプロス: 2%

その他: 24.5%

World Fleet 旗国シェア分布 (DWT Tons, 2012)

Source: ISL Shipping Statistics Yearbook (2012)

★ 3,900隻 ★ 1億3100万GT

世界第2位のシェアを維持

27

50

60

70

80

90

100

110

120

130

140

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

4,000

百万 GT 隻数

Ships

Gross Tons

LISCR 設立

リベリア籍船登録実績 - 最近の着実な実績 -

28

15

Oil Tankers 19%

Bulk Carriers 20%

Offshore 8%

Ro-Ro 1%

General Cargo 17% Reefer

3%

Specialty 1%

Container 25%

Tug / Crew / Yacht

1%

Passenger 1%

Chemical / Gas Carriers

4%

*Liberian Fleet as of May 2013

• 米国系オイルメジャーの船籍登録はリベリアがNo.1

• 最近はコンテナ船での実績が顕著

リベリア船籍 船種分布

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Tokyo MOU

Paris MOU

USCG

各MOUにおける実績

- White List

- Low Risk Flag

- QUALSHIP 21

各国際海運団体等によるトップランキング旗国認定

BIMCO

INTERCARGO

INTERTANKO

INTERNATIONAL CHAMBER OF SHIPPING

(Liberian Shipowners Council-member of ICS)

INTERNATIONAL SHIPPING FEDERATION

OCIMF / SIRE

RIGHTSHIP 30

16

GL 29%

ABS 19% LRS

15%

DNV 15%

NKK 9%

BV 8%

RS 2%

RINA 2%

CCS 1%

KRS <1%

IRS <1%

2011年10月 ClassNKと戦略的協定締結

日本の業界へのさらなるサービス向上

IACS Members American Bureau of Shipping (ABS)

Bureau Veritas (BV) China Classification Society (CCS)

Croatian Register of Shipping (CRS) Det Norske Veritas (DNV) Germanischer Lloyd (GL)

Indian Register of Shipping (IRS) Korean Register of Shipping (KR)

Lloyd's Register (LR) Nippon Kaiji Kyokai (NK/ClassNK) Polish Register of Shipping (PRS) Registro Italiano Navale (RINA)

Russian Maritime Register of Shipping (RS)

*Liberian Fleet as of April 2013

リベリア籍船 船級協会分布

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リスカの世界的ネットワーク

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1948年に米国国務長官Mr. Edward Stettinius（当時）により設立

リベリア共和国海事局の委託により、60年以上にわたり、

リベリア籍船舶及びリベリア法人登録を運営

米国の法律・法令を模範としたリベリア共和国成文法に基づき、

2000年よりLiberian International Ship & Corporate Registry LLC（LISCR）が

すべての運営を統括管理

米国に本社を置き、世界各地に15の支社を配置

元USCG上級職員、弁護士等を含む経験豊富な海事関係者約200名、

並びに検査官及び審査官約350名で構成

大きく2つの組織に分類

技術・船舶運航関連－安全運航、船員関係、危機管理、IMO関連 etc.

船舶・会社登録及び抵当権設定

LISCR とは？

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☆ 全世界を網羅するネットワーク ‐ 24時間対応可能

本部 バージニア（テクニカル対応） ニューヨーク（船籍登録対応） ☆緊急・不測の事態に対する Duty Officerによる24時間対応

（船籍登録・テクニカル対応） 東京 香港 シンガポール ドバイ ピレウス ハンブルグ ロンドン リオデジャネイロ （その他） モンロビア（リベリア本国） チューリッヒ（法人業務）

LISCR Network①

34

18

全世界に約350名の旗国検査員＆監査員を配置

‐ 船の動向に対応可能 ‐

LISCR Network②

35

LISCR

リスカジャパン

19

2007年 東京にリスカジャパン株式会社 設立

LISCRの極東における拠点

LISCR本部と同様の機能

国内船主様に高品質サービス提供

リスカジャパン

船籍登録

法人設立及び登録

抵当権設定

技術的問題の解決

国内における旗国安全検査

ISM&ISPS監査

極東地域の同検査及び同監査のアレンジ

ClassNKとLISCRの協定に基づく窓口

日本で完結

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費用対効果の高い

LISCR独自のサービス

20

Harmonized

Audits

MLC

Block Fee Lay-up

Scheme

Extended

Drt-Dock

Scheme

Defending

Against

PSC

費用対効果の高いLISCR独自のサービス

39

迅速な証書発給が可能に

リベリアの電子証書は保護されたPDF版にて発給

本船への証書搭載をEメールで送付可

→ 手配の手間、送料を大幅に削減

24時間体制で証書発給可能

証書の有効性はオンラインで確認可能

電子証書上の電子署名は、リベリア電子取引法に準拠

IMOによる電子証書利用認知

電子証書を採用する世界唯一の旗国リベリア

電子証書の活用

40

21

https://www.liscr.com/liscr/Maritime/DocumentVerification/tabid/201/Default.aspx

TID入力

TID

有効性の確認

電子証書のTID（Tracking ID）& 証書発給日 or

IMOナンバーを入力するだけ

電子証書の活用

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SEA System

リベリア海員関係書類の申込みを

電子的にWEBベースで可能としたシステム

簡単操作による申請及び受領時間の短縮

クーリエ、申請書費用の削減 アクセス費用無し

PCRAs (仮認証) がPCの画面から取得可能

費用自動計算

船員免状・裏書申請プログラム（SEA System）

42

22

CRA（仮免状）

印刷

申請画面

入力時に申請情報の 不備が表示される

SEA System - 申請からCRA（仮海技免状）取得まで

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送料の比較

SEA System（リベリア籍）を利用した場合

従来の方法（郵送）で申請した場合

送料合計： ＄50 × 6 = ＄300 / 人

20人分の船員手帳を発給し、クルーチェンジが年2回あった場合

＄300 × 20人 × 2回（クルーチェンジ） =

年間約＄12,000 / 隻

送料合計： ＄45 × 1 = ＄45 / 人

20人分の船員手帳を発給し、クルーチェンジが年2回あった場合

＄45 × 20人 × 2回（クルーチェンジ） =

年間約＄1,800 / 隻

クルー マネージャー

旗国から

CRA （仮認証） の発給

クルー マネージャー 船員

クルー マネージャー

船員 本船

船員

CRA（仮認証）

本認証

旗国から 船員手帳,

本海技免状の発給

フィリピンの

マンニング会社

本認証

旗国から 船員手帳,

本海技免状の発給

CRA（仮認証）

船員1人当たり

−＄255

1隻当たり年間

−＄10,200

フィリピンの マンニング会社

or クルー

マネージャー

クルー マネージャー

船員 本船

送料ゼロ

44

23

船員手帳 ・海技免状

有効性 確認

http://www.liscr.com/liscr/Seafarers/SeafarersSearch/tabid/95/Default.aspx

各項目を入力するだけ

LISCR Home Page

“Seafarer’s Search “

SEA System - 船員手帳/海技免状の有効性確認

45

PSC対策

46

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LRIT による下記区域への船舶の運航状況確認 Paris MOU Countries

USA

Australia

China

入港前の事前検証 • 過去の当該区域のPSC成績

• 船級検査ファイル

• 旗国検査ファイル 等

必要であれば、DPAへ注意喚起

更に、PSC前に旗国年次安全検査の実施

PSC Targeting factors:

Age of Vessel

PSC History

Company Performance

Vessel Type

Flag

Recognized Organization

Port State Control による拘束への予防措置

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LRIT による船舶の運航状況確認

48

25

拘束率

拘束率の比較（2009-2011年）

PSCのターゲットになりにくいリベリア籍船

49

SUCCESSFUL APPEALS

52% Appeals

Pending 24%

Unsuccessful

Appeals 24%

*As of September 2012 （2006 ‐ Sept 2012）

We Are always On Your Side！

LISCR対PSCアピール結果

詳細は添付の表をご覧ください。

50

26

DIPLOMATIC INTERVENTION BY

BMA TO GAIN RELEASE OF THE

VESSEL

38%

APPEAL OF PSC DETENTION

12%

PREVENTED SAFETY DETENTION

17%

CORRECTED DEFICIENCY

PREVENTING DELAY IN SAILING

16%

PREVENTED PORT STATE ACTION

6%

PREVENTED MARPOL VIOLATION

5%

PREVENTED SECURITY DETENTION

5%

CORRECTED CLASS ISSUE

1%

*As of September 2012 （2006 - Sept 2012)

LISCR対PSCアピール防止成功記録 – タイプ別 –

詳細は添付の表をご覧ください。 51

海賊対策

27

対PSCと同様の措置 LRIT による危険区域への船舶の運航状況確認

研修資料の提供

民間警護団の乗船要請への対応

海賊対策

53

Dry Dock 延長プログラム

28

海運の船主経済に対応 – 金融危機 – 傭船状況 – 係船中の船

解決策 – 船級要件及び条約で要求される船底検査の ドライドックでの実施期間を最大 7.5 年に延長

船級協会との協力 – 事前のプログラム登録必要 – 検査実績及び本船の状態を考慮

7.5年間隔のドライドックを認める先駆的プログラム

55

新条約への取り組み

29

Open Registryの中で数少ないIMO理事国

新条約への対応

MLC (海事労働条約）発効へのスムースな適用措置

Marine Notices – 旗国としての解釈及び取扱いを発行済 No. MLC -001 から- 006 http://www.liscr.com/liscr/Portals/0/MLC-00(x).pdf

MLC Block Fee Agreementsの設定

費用対効果の高いAgreement （船主オプション）

MLC Flag Inspector 200名養成済

バラスト水管理条約への対応

実行可能な条約適用をIMOへ要請

処理装置の型式承認 etc.

IMOへの貢献及び円滑な新条約適用への対応

57

ClassNKとの協定

58

30

日本の海事・海運業界へのさらなるサービス向上を目標

LISCRとClassNKの両者の高い品質レベルを相互理解

条約検査に関わる権限委譲をClassNKへ付与

NKの基準/プラクティスによる本船/会社への対応

条約定期的検査の延期

機器等の故障による緊急措置

条約の解釈

条約要件の免除 等

船主/管理会社の労力削減

本船の円滑な運航

ClassNKと戦略的協定締結 （2011年10月）

59

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31

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