横浜 lrt フォーラムに参加して 2006 年12 月18...

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雷都メールNo.146(20061209 横浜市2006LRTフォーラム) 横浜 LRT フォーラムに参加して 2006 12 18 雷都レールとちぎ会員 えんどう和信 現在、堺市、京都市、宇都宮市など国内各地において LRT(次世代型 路面電車)導入計画が検討されており、最近、国においても 2016 年度 までの 10 年間に低床型の LRT を新たに約 10 都市で整備する方針を打 ち出している。 このようななか、 4 月に開業した富山ライトレール、導入計画の京都、 宇都宮の LRT 導入計画の状況の発表と横浜のこれからの LRT 導入に向 けた活動に関するシンポジウムが 12 9 日(土)横浜市開港記念会館 にて行われ、宇都宮の現状と課題の発表とパネリストとして参加したの で報告する。 フォーラム:わが街に LRT がやってくる!2006冬 LRT フォーラム 2006 12 9 日(土) 14001700 横浜市開港記念会館 主催 NPO 法人 横浜に LRT を走らせる会 後援 国土交通省関東整備局 横浜市都市整備局 神奈川新聞社 TVK テレビ神奈川 1.基調講演 (1)「都市づくりと LRT 普及の今後を考える」 京都大学 助教授 中川 大 氏 1)富山ライトレール開業 ・首長の実行力重要---まちづくりに関するビジョン大切、そして、実行 路面電車化表明 2003 5 調査予算計上 2003 6 月補正 開業 2006 4 --- 開業 10 ヶ月前は工事未だ 2)都市交通政策の流れ ・都市交通政策の流れは大きく変わり、都市の活力と魅力を高めるため、再活性化とコンパク ト化に向け、公共交通が重視されている。 1990 年代の試行錯誤を経て、流れはすでに固まる。都 心の道路空間は、自動車に占領された空間として使う よりも、都市魅力の創造のために使うほうが得策。 ペデストリアナイゼーション・ 歩行空間の拡大 公共交通の充実 ⇒ LRT整備への流れ ・「都心の道路空間は、自動車に占領された空間として使 うよりも、都市魅力の創造のために使うほうが得策」 ●まわりの道路が渋滞するのでは ●自動車客が来なければ都心の商業が衰退するのでは ●採算がとれるの - 1 -

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雷都メールNo.146(20061209 横浜市2006LRTフォーラム)

横浜 LRTフォーラムに参加して 2006年 12月 18日

雷都レールとちぎ会員 えんどう和信 現在、堺市、京都市、宇都宮市など国内各地において LRT(次世代型

路面電車)導入計画が検討されており、最近、国においても 2016 年度までの 10 年間に低床型の LRT を新たに約 10 都市で整備する方針を打ち出している。 このようななか、4月に開業した富山ライトレール、導入計画の京都、宇都宮の LRT導入計画の状況の発表と横浜のこれからの LRT導入に向けた活動に関するシンポジウムが 12 月 9 日(土)横浜市開港記念会館にて行われ、宇都宮の現状と課題の発表とパネリストとして参加したの

で報告する。 フォーラム:わが街に LRTがやってくる!2006冬 LRTフォーラム

2006年 12月 9日(土) 14:00~17:00 横浜市開港記念会館 主催 NPO法人 横浜に LRTを走らせる会 後援 国土交通省関東整備局 横浜市都市整備局 神奈川新聞社 TVKテレビ神奈川

1.基調講演 (1)「都市づくりと LRT普及の今後を考える」 京都大学 助教授 中川 大 氏 1)富山ライトレール開業 ・首長の実行力重要---まちづくりに関するビジョン大切、そして、実行

路面電車化表明 2003年 5月 調査予算計上 2003年 6月補正 開業 2006年 4月 --- 開業 10ヶ月前は工事未だ

2)都市交通政策の流れ ・都市交通政策の流れは大きく変わり、都市の活力と魅力を高めるため、再活性化とコンパク

ト化に向け、公共交通が重視されている。 ・1990年代の試行錯誤を経て、流れはすでに固まる。都心の道路空間は、自動車に占領された空間として使う

よりも、都市魅力の創造のために使うほうが得策。 ペデストリアナイゼーション・ 歩行空間の拡大 公共交通の充実 ⇒ LRT整備への流れ

・「都心の道路空間は、自動車に占領された空間として使

うよりも、都市魅力の創造のために使うほうが得策」 ●まわりの道路が渋滞するのでは ●自動車客が来なければ都心の商業が衰退するのでは ●採算がとれるの

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雷都メールNo.146(20061209 横浜市2006LRTフォーラム)

すでに結論が出た議論 ⇒ それを上回るメリットがある 現状の方がもっと問題が多い(何もしないという選択肢が最悪の選択肢)

・公共交通の充実が進んでいないとしたら ●流れが変わったことに対する鈍感さ ●やらないリスクに対する鈍感さ ●都市政策・交通政策の欠如

・阻害問題 ●鉄道計画のプロ問題---法律や制度を知っている人が鉄道計画のプロ? 「市民のニー

ズを知っている人」・「都市の方向性を展望できる人」が鉄道計画のプロでなけ

ればいけない。 ●既存システム問題---既存システムへの影響を真っ先に考慮することが当然のように

語られている。「客が取られる」・「客が流れる」の発想。水準の低い路線があ

ると、その周辺は決して利便性が向上しない。= 時代遅れを温存させる論理。 「客が流れるのは利便性向上の証明」 固定電話への影響を考慮して携帯電話

を普及させないようなことをすれば技術進歩はない。 ●言いだしっぺ負担問題---言いだした人が負担しなければいけないかのような状況。つ

まり、前向きな提案をシャットアウトしている。 提案者が利益を確保できる仕組みづくり ⇒ 早く提案しなければ損をする。

●にわとり卵論理問題---利用者はもっと便数が増えて、便利になれば利用する。一方、事業者はもっと乗ってくれれば、便数も増やせる。これではダメ。 利便性改善を先行させなければ利用者は増えない。つまり、採算の議論では解

決できない。 ・京都における LRT計画

京都では、四条通・河原町通・今出川通・東大路通など、ライトレールの効果が大きい。 京都議定書の都市としての政策推進、観光客への利便性提供、都心活力の維持・増進。 京都は昔から町衆の力、市民の力によって次世代に向けての社会資本を先駆け蓄積。

・京都の交通事情 自動車による空間の無駄遣い=交通量の最も小さい自動車が最も大きな空間を占有 休日の例 自動車交通量 約 25,000人/日(14,600台/日)

歩行者交通量 約 65,000人/日 バス乗客数 約 40,000人/日 阪急電車乗客数 約 96,000人/日

・ライトレールが京都の魅力向上に果たす役割 ●景観的魅力の向上 ●都心部への集客機能 ●道路空間の高価値化 ●環境と観光のまち京都のシンボル

- 2 -

効果 ⇒日本で始めての架線レス・ライトレールを視野に

全国に先駆けて実施することによってより大きな

雷都メールNo.146(20061209 横浜市2006LRTフォーラム)

- 3 -

・結論:現在の道 との方が問題大きい 2)「富山市で日本発の LRTが開業」 横浜に LRTを走らせる会 理事 大野眞一 氏

の事業説明 2)

電停、ICカード、制服、

・ 日を上回り、

常 15分、朝ラッシュ時

外の新たな客層の獲得

・開業 ンケート 約 9割の人が評価

観光客増加---岩瀬カナル会館への入場者 10倍

朝市の復活、観光ボランティアの発足 出

・富山

(3)「宇都宮市の現状と課題」 雷都レールとちぎ会員/宇都宮市議会議員 遠藤和信

解決、周辺市町との連携

ルとちぎ 発足 2004.11 会員 320名 討

③ 発足 2006.10 主に連合や民主系会

④ 開催 早期実現に向け 2,000

⑤ 、継続掲載

想文コンクールなどで LRT取上げ 4)地元関係首長、議員等の動き

路空間は、もったいない使い方 ⇒ なにもしないこ

1)富山ライトレール 事業 PRビデオ(富山市制作)約 10分 ・富山港線の歴史 ・富山ライトレール

富山ライトレール近況報告 ・トータルデザイン---車両、シンボルマークなど総合的に実施。 利用状況---当初の需要予測 4,200 人/平日 4,900人/日、休日 5,800人/日 <大幅な利用者増の理由> ①高頻度運行 ---通 10分間隔、運行時間帯の拡大 ②バリアフリー ---導入 7編成すべての車両と電停でバリアフリー化 ③新駅の設置 ---5駅を新設 ④期間限定半額運賃---通勤通学客以⑤ICカードの導入 ---運賃収受時の利便性向上 後の市民アンケート結果---市内全域を対象にア

・LRT開業の効果 ①岩瀬地区への

②市外からの来訪者増加 ---行政視察殺到 ③沿線でのまちづくりの活性化---駅付近での④公共交通の新たな使われ方---子どもたちが憧れるデザイン、高齢者の外出の機会創地方鉄道市内線と環状線化計画---公設民営で準備中

1)宇都宮市の概要と LRT計画 2)行政の動き---LRT導入課題の3)市民活動 ①雷都レー

②宇都宮まちづくり推進機構 交通と町のあり方検

グループ LRT反対の会員で構成 約 240名 LRT早期実現決起集会人以上の参加で実施 2006年 6月 10日 市民の声 地元紙で LRTの是非を取上げ 中 ⑥若年層の声 地元高校「LRTでまちづくり」研究や感

雷都メールNo.146(20061209 横浜市2006LRTフォーラム)

①県と市の連携

- 4 -

発足 2005.12 会員 148名 党県連 LRT導入に反対表明

5)

功!

-上下分離、公設民営、バスとの連携 見直し、地区開発の推進

公共交通(鉄道)との連携 2.パネ

コーディネーター:松川由美さん(横浜に LRTを走らせる会副理事)

3.

まちづくりに関する考え方がここ 3、4年で大きく変わたことである。特に、基調講演の中川氏の都市交通

代遅れを温存させる論理ある。水準の

の利便性が向上し、都市の魅力が高まる。

②地元関係議員による研究会

③地元連合や民主

LRTを想定したトランジットモールの社会実験 2006年 11月 4・5日実施 来訪者数 9万人 大成

6)今後の課題 ①公共交通再構築の必要性の市民理解 ②事業手法--③まちの再整備---LRT沿線の公共施設の④将来のビジョン---次期 LRTや BRTの充実、既存

ルディスカッション テーマ:横浜に LRTを実現させるには

パネリスト:上岡直見氏(環境自治体会議)、基調講演者 3名 ・会場からの質疑応答、および、横浜での導入計画説明 感想 今回のフォーラムに参加して、まず感じたことは、今後

ってき

流れが大きく変わり、公共交通の充実がまちづくりには

欠かせない要素であり、都市の道路空間を有効に使うべき

であるとの意見に共感を持った。 また、LRT導入にあたり、採算性などいろいろな意見が利用者が多くなれば便数など増やせるなどの卵が先か鶏が先かの論議では解決しない。都市の

出されるが、便利になれば利用する、

性を展望し、利用者の立場にたって、利便性改善を先行させなければ利用者は増えない。つま

り、採算の議論では解決できない。まさに実感である。 そして、既存システム問題として、既存システムへの影響を真っ先に考慮することが当然のよ

うに語られ、「客が取られる」・「客が流れる」の発想は時

低い路線があると、その周辺は決して利便性が向上しない。「客が流れる

のは利便性向上の証明」であり、固定電話への影響を考慮して携帯電話

を普及させないようなことをすれば技術進歩はないとの意見に賛同した。

もちろん、LRT 導入や公共交通再編にあたっては、バスやタクシー事業者もWin-Winの関係になるように連携は不可欠であり、結果、公共交通網の充実に伴い、利用者

現在の何もやらないことの方が問題であることを肝に銘じ、早急に改

善すべき時期である。 目標の 2010年 10月 10日の実現に向け、ますます力を入れていこうとを強くした。

2006年 1月 12日

雷 都 メ ー ル No.147

✱第44回世話人会(勉強会)レポート

日時: 2006年12月14日(木) 18:00~20:00

場所: 宇都宮市総合福祉センター 4F視聴覚室

内容: LRT出前講座(LRT導入推進室) 吉川室長補佐,酒井係長,矢野総括主査,横山主任,林主任主事

参加者: 奥備、 ・・・・・・他21名

資 料: 第 3回新交通システム導入課題検討委員会資料(ホームページ掲載資料)

〈第3回課題検討委員会(H18.11.28)の検討結果等について出前講座〉

ホームページ掲載資料をもとに説明。

■第3回委員会内容について

・将来交通ネットワークの基本理念

・具体的導入空間のイメージ

・利活用空間(歩行空間)の活用方策の提案

・事業採算分析のケーススタディ など

■主な意見・質問

・宇都宮市は、ケース3の案であれば経営できると思う。

せっかく導入するなら、架線はない方が良い。電池車両が望ましいと思う。

⇒堺市の情報なども参考に、動向を見極めながら検討すべきと考えている。

・レールは道路の歩道側がいいのではないか。

⇒大通り商店街の方とも協議しながら、最も望ましい方法を決めたい。

・事業採算分析で、ケース1,2,3とある中で,3を推奨するという意味か。

⇒そうではなくて、3つを並べて検討していくという意味。特に運営主体のあり方を

含めて、今後とも検討していく。

1

2006年 1月 12日

2

・桜通りにトランジットセンターを設置する案だが、用地の問題は大丈夫か。マンシ

ョン業者が周辺の土地を買っている動きもあるが。

⇒現在はまだ検討段階なので,明確なことは決まっていない。

桜通りは、現状のバス網の中でバス路線が集まるところであるため、案として仮設

置したものである。

・環状線までルートを延伸することもあるのか。

⇒現在はそういう話ができる段階ではない。

・交通事業者との合意・理解が非常に重要であり、一番大きな問題でもあると思う。

⇒LRTだけでなく、バスなどと連携した総合的な交通ネットワークとして、バス事

業者の方とも協議していきたい。

・既存システムへの影響ばかりを考えていては、前へは進めない。利便性が向上する

のに、客が取られるという理由で何もしないのが最悪の選択肢であると思う。

・富山市では市民から基金を募り、事業支援を行っているそうだが、宇都宮市では、

例えば条例化するとか何か関わってくる可能性はあるのか。

⇒そういった考え方を参考にして、今後検討していく。

・理解促進策として、パンフレット回覧、出前講座など実施しているそうだが、具体

的に出前講座の実施状況は?

⇒1~2 ヶ月で、15 件くらい実施。申請者から内容・やり方等の希望を聞き、打合せ

の上実施している。

以上

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Kobari通信 12月世話人会は、宇都宮市にお願いして、LRT出前講座を実施していただきました。

直接、市の方の説明を聞き、また、私たちのいろいろな疑問点についても直にお答えい

ただき、理解を深めることができました。

こうして、積極的に情報を得ることで共通理解をもち、市民協働でまちづくりを進めて

2006年 1月 12日

3

いくことが求められると思いました。皆さんの地域でも、出前講座をどうぞ。 (*^_^*);

2007年 1月 22日

雷 都 メ ー ル No.148

✱第15回定例会レポート

日時: 2007年1月11日(木) 18:00~20:10

場所: 宇都宮市総合福祉センター 4F視聴覚室

参加者: 奥備、古池、石川、齋藤先生、稲葉、倉貫、勢井、橋本、小金、金柿、池

田、渡部、上野、桜井、林、横山、磯野、水沼、鈴木、山崎、中井、えん

どう、藤原、

森本、長瀬、滝野、井上、松井、臼井、秋山、小針(記録)

1.奥備代表あいさつ

■まちづくり21新年定例会で、船田元衆議院議員の「LRTに関する国の動き」

の講演があった。(以下、講演のポイント)

①国交省は「公共交通まちづくり整備に関する助成」の立法化を進めている。

②超党派によるLRT議員連盟は「LRT整備に関する法案」を近い国会に上

程する。③この議員連盟の会長は、相沢氏(自民)、副会長は船田氏(自民)、

幹事長と事務

局長は共に民主で、自民・民主が主導している連盟である。

④国交省街路課長の松谷氏(昨年6月、LRT総決起集会にて基調講演)は、

宇都宮に強い関心をもっている。

■新聞報道によれば、国交省は2008年度以降にLRT導入の都市を選定する。

■これらの関連した動きを考えると今年度の雷都レールとちぎの活動は大変重要。

宇都宮が一番に指名されるよう頑張っていきたい。どうぞよろしくお願いしま

す。

2.講演「まちづくり3法の行方」 宇都宮大学 森本先生

■交通が都市を変える

■まちづくり3法の改正

■今回の改正で良くなるのか?

■今後の展開に向けて

3.説明「宇都宮市LRTの基本仕様(案)について」 齋藤雅男、橋本進哉

■電気鉄道方式についての説明

1

2007年 1月 22日

2

4.報告「韓国の運輸連合等について」

■視察報告

詳しくは、研究グループ活動(2007年1月23日)にて。

5.今後の予定

■「将来のあなたの足を守る」(主催:宇都宮市、鬼怒川沿川地域振興連絡会)

・日時 : 2月10日(土) 9:30~12:00

・場所 : ホテルニューイタヤ (宇都宮市大通り2丁目4-6)

・内容 : ・基調講演「公共交通とまちづくり」 宇都宮大学 森本章倫氏

・パネルディスカッション「地域内交通とLRT」

■「欧米の環境まちづくり~LRT写真展~」(予定) (主催:雷都レールとちぎ)

・日時 : 3月 8日(木)~13日(火) (会場設営は 6日(火)17

時~)

・場所 : 東京電力「テプコ ラフォンテ」にて

・内容 : ・会員の方によるLRT写真展示、ビデオ上映

・LRT走行模型展示、など

■「第16回 定例会」

・日時 : 3月8日(木)

・場所 : 宇都宮市社会福祉センター(予定)

■「フェスタmy宇都宮」 (宇都宮市民の日実行委員会)

・日時 : 5月13日(日) (時間未定)

・場所 : 宇都宮駅東公園、マロニエプラザ にて

・内容 : ブース出展 (予定)

皆さん、ご都合の程、よろしくお願いいたします!

以上

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Kobari通信 1月定例会もまた、盛りだくさんの内容でした。

■森本先生のまちづくり3法について: 森本先生の講義は、難しい内容でも、普段の言

葉におきかえてくれて、それがとてもわかりやすくて、いつも有難いです。それでも

「まちづくり3法」については、初めて聞いたので、一度では理解しきれないところが

2007年 1月 22日

3

ありました。今後も機会があるたびに積極的にお話を伺っていきたいと思いました。

■橋本さんの「宇都宮市LRTの基本仕様(案)について」: 初参加で、お話をいただ

きました。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

■えんどうさんの「韓国・運輸連合について」: もっと時間をかけてじっくり聞きたい

です。

ありがとうございました。 皆さん、今年もよろしくお願いします! (*^_^*);

2006年 1月 23日

雷 都 メ ー ル No.149

✱みや市民ネットワークに参加して

日時: 2006年12月14日(木) 18:30~20:00

場所: 宇都宮市市民活動サポートセンター 団体室

内容: 宇都宮の公共交通を考える(2)~東野交通株式会社をお迎えして~

参加者: 12名 (雷都レールとちぎより 奥備、 稲葉、 滝野)

/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/

討議内容(以下、市民活動サポートセンターホームページより)

以下の自由討議をしました。

☆公共バスの魅力を高めるためには利用者の声に耳を傾ける必要がある。

・利用者との交流の場が今までほとんどなかった。ただ要望をいただいたとしても、資金的に

も人的にも対応できないことが多く残念だ。

・市民と企業が共存する関係を築かないと。市民も一緒に支える気持ちで。

・路線バスでは採算が合わない。赤字路線は切らざるを得ない。

・新規路線の開拓にもっと注力すべきではないか。欲しいところにバスがない。

福祉施設や病院、駅をつなぐ路線とか潜在的な需要はまだあると思うが。

・市場調査の必要性は感じているが、企業として余力がない。

・市民の声を聴くのは大切。でも「あれば便利」という要望(例)家の前にバス走らせて欲しい。

など)と「実際に利用する」は別の話。

☆運賃

・基本は距離制。運賃率は会社によって違う。ただ乗り換えごとに初乗り運賃がかかってしま

う。どこの会社のバス・鉄道を利用しても距離で運賃が決まるようにするには運輸連合のよ

うな仕組みが必要。日本では法律上不可。

・東京では JR スイカと私鉄パスもが都内全てのバスで使えるようになる。同様のことは宇都

宮でも技術的には可能だが投資額が大きすぎて実現できない。

☆企業の論理と「公共」

・公共を重視した対応をバス会社に期待したい。

今後も利用者とバス会社の意見交換の場を設定したいと思います。(サポセン事務局)

1

2006年 1月 28日

雷 都 メ ー ル No.150

✱第45回世話人会レポート

日時: 2007年1月25日(木) 18:00~20:00

場所: イエローフィッシュ

参加者: 奥備、井上、磯野、渡部、杉山、稲葉、飯村、小針(記)

代表より:

■来年度の活動の見通しを立てる時期。

・活動の進め方としては、今まで通り市民へのPR、コンセンサスの盛り上げとい

うことをベースにしていくが、次年度は、その先に進みたい。

・今まで通り、LRTってどういうものか、それによりどんな効果があるかという

ことを広く知っていただく活動を基本とするのは変わらない。その先というのは、

実際にLRTが導入されたあと、市民の生活がどのように変わるかというイメー

ジを示すこと。ライフスタイルの部分を具体的にイメージできなければ、いつま

でもそのメリットが理解できない。ここに、市民のこうあってほしういという意

見を反映させていける。そこに取り組みたい。

・4月には、統一地方選挙があり、くれぐれも政治に巻き込まれないように市民の

活動をしていきたい。

・新年度からは、栃木県に交通政策課ができる。2008年度、LRT導入10都

市選定のトップとなるよう行政、事業者、市民が一体となって、機運を盛り上げ

ていかなければ。

1、 07年度事業計画・予算について

・事業計画として、具体的にどのようなことをやるのか?

・1年間、活動をしてきて、こういうところがやりにくいということや問題点

を出してほしい。また、できなかったことを無理やりやるのではなく、やれ

ることをやってもらったほうが良い。

・2月9日の世話人会に、活動についての提案とレビューをもちより、検討す

る。

2、 07年度総会日程について

・2月9日(金)、22日(木)の世話人会で、事業計画案等、総会に向け

1

2006年 1月 28日

2

・3月8日(木)定例会 出席者で総会関係の事務をするのもよい

・3月22日(木)、世話人会では総会資料のあらかた完成

・4月12日(木)世話人会 5月10日(木)雷都レールとちぎ2007年

度総会

3、 諸経費(立替払い、イベント弁当代、事務費用)について

・次年度からは、イベント時に弁当を手配する(予算化する)。

・事務費用等、立替払いをしているものがあれば、2月9日に領収書等提出す

る。※

4、 本年度収支見込みについて

・現時点で、ほぼ整理ができている(会計)。

5、 会員名簿作成・管理について

・現時点で、ほぼ整理ができている(名簿管理)。

6、 会費徴収について

・請求書+振込用紙を送付してはどうか

・請求のみなら、faxやメールでも可能

7、 署名について

8、 イベントその他のスケジュールについて

2月1日(木) 新交通システム導入課題検討委員会 傍聴

2月9日(金) 世話人会(リーダー、サブリーダーは必ず出席願います)※

2月10日(土) 交通まちづくりフォーラム(ここで3月LRT写真展のチ

ラシ配布)

3月6日(火) ラ・フォンテLRT写真展 搬入 16:30~18:00

3月8日(木) 第15回定例会 ラ・フォンテLRT写真展初日 10:

00~18:00

3月13日(火) ラ・フォンテLRT写真展 撤収 16:00までに

9、その他

■メールもFAXもない会員について

・1年中、なんの情報も入らない会員もいる。情報を郵送するということも。

・総会関係の資料を送付してはどうか。

■定例会で事務を

・2ヶ月に1度の定例会を利用し、事務仕事がある場合はみんなでやりましょ

2006年 1月 28日

3

う。

■名刺について

・会員限定でどこかで申し込み希望をとる。

■走行模型について

・イベント、キャラバン以外にも、チャンスがあれば積極的に展示したい。

・渡部さん以外の人にも、模型の管理ができるといいのだが。

以上

※後日変更: 2月9日(金)世話人会→2月5日(月)に変更

2006年 2月 4日

雷 都 メ ー ル No.151

✱新交通システム導入課題検討委員会を傍聴して

日時: 2007年2月1日(木) 10:00~12:00

場所: 宇都宮市役所 14F大会議室

傍聴: 上野、小針

平成 18 年度 新交通システム導入課題検討委員会

■議題

(1)総合的な交通施策の展開

(2)まちづくりの視点

(3)事業運営手法

(4)市民との連携

(5)その他

Kobari通信 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

初めて傍聴しました。 率直な感想を。

冒頭で、バス会社の方が、ご自分の会社の見解というものをまとめて話されました。

あくまでも、ひとりの主婦として感じたことなのですが、バス会社の主張は、ひとえに

自分の会社がもうからないのはいやだという一点でしかなかったと思います。会社の総意

だということでしたが、これからの社会にむけてどのようなバス会社でありたいとか、バ

ス会社の役目としてこうあらねばと考えているとかの観点は、感じられませんでした。そ

ういうことも議論したけれど、あえて中心部で稼ぎたいのだという一点に絞っての主張な

のかもしれませんが。いずれにしても、「利用者への配慮」という意識が感じられず、少な

からず衝撃を受けました。

利用させていただく側、また、バス会社と一緒になって地元の公共交通を盛り上げてい

きたいという市民の立場には、全く関心がないようで、悲しいものがありました。

一般市民が、一緒にまちを盛り上げていこうと思ったときにやれることといったら、こ

のまちで買い物をすること。このまちでとれたものを使うこと(地産地消)。そして、極力、

公共交通を利用することなど。そんなことしかできないけど、それが実は大切なところ。

なのに、商店街の人も公共交通の会社の人も、そういったことには目もくれません。商店

1

2006年 2月 4日

2

は、車で来るお客のことしか目に入らないみたいだし、このまま市民不在の主張合戦を続

けていく検討委員会なら、とてもイヤだと思いました。 そこをどうしていくかというの

が次の課題でしょうか。

2006年 2月 16日

雷 都 メ ー ル No.152

✱第46回世話人会

日 時: 2007年2月5日(月) 19:00~21:00

場 所: イエローフィッシュ

参加者: 小野、奥備、藤原、金柿、井上、稲葉、杉山、飯村、上野(晃)、石川、

渡部、臼井、小林、磯野、上野(勝)、大貫、小針(記)

1、 来期活動方針について

①グループ活動のレビューと、来期活動に向けての提案

事業部

理想の公共交通網創出グループ

市民活動促進グループ

生活スタイルデザイングループ

②来期にむけて

・各グループの情報共有は必要

・周辺地域でのチームを立ち上げて活動したい。

2、 連絡

・2月10日(土) 交通まちづくりフォーラム

9:30~12:00 ホテル ニューイタヤにて

雷都レールとちぎも後援

・2月22日(木) 世話人会 19:00~ イエローフィッシュにて

・3月8日(木)~13日(火) LRT写真展

10:00~18:00 テプコ ラフォンテ

最終日は14:00終了

以上

1

2006年 2月 10日

雷 都 メ ー ル No.153

✱宇都宮商工会議所青年部「街づくりフォーラム」

日時: 2007年2月7日(木) 18:00~20:30

場所: 東武ホテルグランデ

✱「街づくりフォーラム」にて、代表が講演および対談に出演。

宇都宮商工会議所青年部 「街づくりフォーラム」

1.開 会

2.会長あいさつ

3.講師紹介

4.講 演

(1)「宇都宮のまちづくり」 宇都宮市長 佐藤栄一氏

(2)「都市のイメージ」 雷都レールとちぎ代表 奥備一彦氏

5.対談

講演を受けて対談 ○佐藤市長 ○奥備代表

○青年部会長 上野勝弘氏

コーディネーター ○青年部 飯村悟氏

6.謝 辞

7.閉 会

Kobari通信 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 代表が講演依頼を受けたことから、商工会議所青年部の「街づくりフォーラム」の場

にお邪魔させていただきました。 商工会議所青年部の、常に情報を得て、かつ学び、

日頃の活動に反映させようという場に居合わせることができて、心強く感じたひととき

でした。

特に印象に残ったこと: 佐藤市長の「道州制をにらんで、他のまちにはない魅力、

都市力を創っていくことが必要。それには、コップの中ばかり見ていないで、外へ外

へと目をむけ、宇都宮をどんなまちにするべきか、力をあわせてやっていかなければ

ならない」

奥備代表の「都市のイメージ」3つの要因(①物理的要因 ②社会的・文化的要因 ③

主観的要因)を聴いて、3つは関連していくが、主に①は行政、②は商店や学者、専門

家、③は市民が、大きく担っていくところではないかと思いました。また、「おもてな

し」と「もったいない」の推進についても、互いに連携してやっていくべきところだと

思いました。

1

2006年 2月 20日

雷 都 メ ー ル No.154

✱交通まちづくりフォーラムについて

日時: 2007年2月10日(土) 9:30~12:00

場所: ホテルニューイタヤ 南館4F 桜の間

内容: 交通まちづくりフォーラム

住みやすい宇都宮を目指して ~将来のあなたの足を守る~

■基調講演 「公共交通とまちづくり」

講師 宇都宮大学工学部助教授 森本章倫氏

■パネルディスカッション 「地域交通とLRT」

コーディネーター 森本章倫氏 (宇都宮大学工学部助教授)

パネラー 佐藤栄一氏 (宇都宮市長)

郷間雅美氏 (平石地区まちづくり協議会会長)

中田隆人氏 (清原地区地域振興推進協議会副会長)

竹内広子氏 (瑞穂野地区まちづくり協議会副会長)

参加者: 約200名

(雷都レールとちぎより 奥備、石川、中田、上野(勝)、市川、杉山、稲葉、清水、

勢井、鈴木、・・・・・小針)

(memo)-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/

■9:30~ 「公共交通とまちづくり」 宇都宮大学工学部助教授 森本章倫氏

●交通とまちづくりは関係している。

・交通機関の変化がまちの歴史を変える。

○環境について

・クルマは便利で快適だが、一番の問題は環境負荷

・京都議定書では、CO2などの温室効果ガスの排出量を、1990年の値に対

して 6%削減が目標。 しかし、交通部門のCO2排出量は 40%増えているの

が現状。

・クルマへの過度の依存は、地球温暖化に拍車をかける。

・宇都宮市は、日本で一番ガソリン消費量の多いところ→クルマ依存度が高い。

*クルマの使い方を考えていこう。

1

2006年 2月 20日

2

○高齢者と公共交通について

・郊外で高齢者の割合が高くなると、クルマだけでは移動が困難になる。

・高齢者の 1日の行動を調査した結果、2人に 1人はトリップなし。郊外に行く

ほど閉じこもりが増えている。

・出かけたいときに、出かけられないのは豊かな生活ではない。

*今後、公共交通の充実が欠かせない。

○都市財政について

・人口密度が低くなると、維持費が高くなり、人口密度が高くなると、維持費が

低くなる。

・人口が 6000 万人程度まで減少するといわれているが、かつて、人口が 6000 万

人の頃よりも、市街地が 7~8倍に膨れているのが現状。これは適正ではない。

*都市をコンパクトにすると良い。

○人口減少社会で生き残れるまちをつくるために

・交通が変化すると市街地の形が変化する。

・人口減少社会では、人を重視した交通が必要。

*クルマに過度に頼らない公共交通をどう再生していくか。

→まちづくり全体から考えなくてはならない。●交通とまちづくりは関係してい

る。

●住みやすい宇都宮を目指して

・行政にできること→ 将来のビジョンを示す。

・市民にできること→ 知ること。ビジョンを理解し、まちづくりに参加するこ

と。

●海外の交通まちづくり事例から

中心部は?

・宇都宮市は、カールスルーエと似ている。

LRTを幹に枝葉をつけて、公共交通のサービス水準をあげる。

住み替え行動もあっていいと思う。

郊外は?

・米国ポートランドは、公共交通指向型開発で成功→人口 50 万が 60~70 万に増

加中。まだまだ増えていく見込み。

LRTの沿線に魅力ある街をつくっていこうという戦略。

究極のバリアフリー

2006年 2月 20日

3

・LRT駅の上が住宅になっている(パサディナ)

LRTのあるまち

・美しいまち、歩いて楽しいまち、素晴らしいまち、魅力あるまちなどの評価。

●話題のLRTについて

・LRTとは → 次世代型路面電車システム

車両(LRV)をいれれば、それがLRTというものではない。

システムなので、バス・タクシー・クルマ等との連携及びソフトを含む。

・LRTと都市の魅力

前述のポートランドは、LRT導入後、こんな都市なら住みたいと人口が増え、

50万人から現在は60~70万人に、まだまだ120万人くらいまでいきそう。

・採算はとれるのか?

例えばポートランドはLRTの運賃は、都心部は無料にしている。

無料→ 採算性の問題はない。

では、なぜ、タダで走っているのか?

→ LRTを道や橋と同様、都市の装置と位置づけるから。

・クルマ依存社会なので、公共交通にたくさんの魅力をつけないと乗り換えても

らえない。

・地球環境を元に戻すには、CO2を 60%削減しなければならない時代。

公共交通に「乗らない」ではなく、みんなで乗るようにしていかなければ。

*どうやって、クルマから公共交通に乗り換えるかを議論する時代

・宇都宮はガソリン消費量日本一。

ガソリン消費量世界一のヒューストンでは 2004 年、LRTを導入し、大き

く評価されている。

単なる公共の移動手段ではなく夜間景観の演出等、魅力をつけた。

(LRTが通らないときには噴水がでる場所もある)

宇都宮に置き換えれば、カクテルやジャズなどと夜間景観、それらをLRT

が補完していくということも。

・お金の問題

公共交通に収支をもとめるのは、日本ぐらい。

営業収支で、バスにまちの魅力づくりを求められるか。つくれるか。

日本だけが、運賃のみでモノゴトを考えている。大成功のポートランドでさ

えも運賃収入だけでは、総費用の 20%くらいしか賄えない。

*公共交通については、利益をあげるかどうかではなく、必要かどうかが問題。

2006年 2月 20日

4

●月に一度、バスに乗ろう! (自分にできることをやろう!)

公共交通の再生を考えるなら、バスを使ってほしい。

みんながクルマを利用し、バスに乗らなくなったから、バスが衰退した。

乗らないから、不便になり、不便になったので、さらに乗らなくなっている。

不平を言う前に、自らバスを使おう→ サービス水準があがるビックチャン

ス。

(実際には、たくさんの写真をみせていただき、パワフルな講演でした。文字では伝え

きれないのが残念です。森本先生のお話は、実際に自分の目で見て、耳で聴いたほう

が元気をもらえます。また、あくまでも個人の聞き取りメモであることをお許しくだ

さい)

Kobari通信 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「クルマに過度にたよらないまちづくりが今後重要」との森本先生のご指摘のように、

現在の私たちのかかえている大きな課題が『クルマ社会からの脱却』だと思います。

あまりにも便利なクルマ。それに過度に依存してきたために、まちの形態ばかりでな

く、そのほかにもいろいろな問題を背負ってきてしまった私たち。自分を含む社会全体

が、クルマという便利なものに浸りきっている今、車社会からの脱却は、志を高く持っ

て取り組まなければならないあまりにも手ごわい課題です。

塀は高くても乗り越えていかなければならない。これからの子どもたちに伝えていく

人間らしさと悪魔のような便利さとを引き換えに。・・というふうに身を切るような思

いでいました。まるで、舌と引き換えに足を手に入れる人魚姫のような心境です。(え

っ? たとえがふさわしくないって? わかりました。このスペースには、好きな言葉

を入れて楽しんでください)。

ところが、森本先生から、世界の現状や科学的分析等を説いていただいたら、『クル

マ社会からの脱却』は、人として、または、未来を見つめる目としては、科学的に見て

も当然にいきつくところだと実感しました。「それが、人としての自然な流れ」と言っ

てもらったかのように本当に心強い講演でした。多くの方が、同様の感覚を味わったの

ではないでしょうか。

あとは「それをどういう方法で実現させていくか」です。ここからが、身を切るよう

な論戦を展開していくところなのだと思います。バスが良い。次世代型路面電車が良い。

タクシーが良い。いろいろな意見があると思いますが、いずれにしても、それらのツー

ルをもって闘う相手は、私たちの甘んじている「クルマ社会」であることを認識しない

といけません。

2006年 2月 20日

5

そこで、闘うためのツールになにを選ぶかではなく、それらを組み合わせることによ

って、クルマ社会を人優先社会に引き戻そうというほうが効率的かつ効果的だと思いま

す。ただ、次世代型路面電車を軸にバス、タクシー、クルマや自転車、その他生活にか

かわるものなどを組み合わせた交通システムがLRTシステムであるということは、ま

だまだ知られていないようです。立ち向かう相手が、私たち自身のなかに潜んでいるだ

けに、私たちはもっともっと「知る」という下準備を積み重ねる必要があると感じまし

た。

2006年 2月 26日

雷 都 メ ー ル No.155

✱第47回世話人会

日 時: 2007年2月22日(木) 19:00~21:00

場 所: イエローフィッシュ

参加者: 奥備、小野、藤原、飯村、金柿、小堀、古池先生、岡田、上野(勝)、

稲葉、上野(晃)、小針(記)

1、 来期活動について(レビューと提案)

市民との交流

意識改革

バス事業者との連携

情報の共有について

タイムスケジュール

2、 来期にむけて

●研究グループ

・理想の公共交通網創出グループの活動を定例(毎月第3木曜日)にする。

●組織運営案についての検討

3、 その他

・3月8日(木) 定例会

・3月8日(木)~13日(火)

LRT写真展 10:00~18:00 テプコ ラフォンテ

・3月18日(日) 飛山城まつり

・3月22日(木) 宇大学生研究発表会 15:00~17:00 宇都宮大学

・4月29日(土) 花みずきフェスタ

以上

1

2007年 3月 18日

1

雷 都 メ ー ル No.156

✱ヨーロッパ・アメリカの交通まちづくり写真展について

期間 : 平成19年3月8日(木)~3月13日(火)

時間 : 午前10:00~午後6:00(最終日は午後2:00終了)

会場 : ラフォンテ アートギャラリー

〒320-0026 宇都宮市馬場通り1-1-11 TDビル1F

TEPCO La FONTE(テプコ ラ フォンテ) 電話 028-627-3317

■2007年3月6日(火) 16:00~18:30

搬入および展示

井上、稲葉、藤原、西田、鈴木、岡田、倉貫、滝野、渡部、大貫、小針、上野(勝)

初めての会場で、設備等を確認しながらのセッティングでした。

この会場で、まんなかのスペースに動く模型を置くというような使い方は、今ま

でにはなかったとのこと。短時間で、センスの良い配置ができたと思います。

■2007年3月7日(水)

展示物の微調整等

渡部、小針

■2007年3月8日(木) 10:00~18:00

写真展初日

奥備、稲葉、磯野、鈴木、勢井、小針

取材

とちぎTV → 8日 18:00 21:30 放映

下野新聞 → 9日掲載

次の日からは、TVや新聞を見てきたという方もいらっしゃいました。

■2007年3月9日(金) 10:00~18:00

写真展2日目

奥備、杉山、勢井、鈴木、小針

■2007年3月10日(土) 10:00~18:00

写真展3日目

奥備、渡部、西田、宇都宮、小針

2007年 3月 18日

2

■2007年3月11日(日) 10:00~18:00

写真展4日目 ※県知事が来場されました。

奥備、渡部、長瀬、小林(ご主人)、井上

■2007年3月12日(月) 10:00~18:00

写真展5日目 ※市長が来場されました。

奥備、稲葉、鈴木、小針

■2007年3月13日(火) 10:00~14:00

写真展最終目

奥備、稲葉、小針、磯野、藤原

撤収作業

稲葉、藤原、磯野、小針、渡部(奥様)

<応対員の感想> サロン風の写真展は、LRT推進のスローガンが場違いなほど静かに時間が流れてい

ました。欧米のLRT写真を観察すると、生活の営みと交通の関わりのあるべき姿が見え

てきます。何を優先すべきかを熟知した社会なのでしょう。翻って、なぜ日本は全国各

地でLRT導入の機運が高まっているのになかなか実現しないのでしょうか。その原因

のひとつに、落ち着いて考えることがなくなっているためではないかと感じています。

便利さ満点の快適な生活では、何かに疑問を感じ立ち止まって考える必要もきっかけも

なく、まして将来の問題はおろか他人への配慮も無関心になりがちです。今回のような

写真展は、人工的な日常生活から自然の感性を呼び起こすきっかけになるものです。イ

スを置いた常設の広報サロンで、落ち着いて考える場があればいいなと感じました。 尚、今回は奇跡的に模型が故障もなく動いてくれたのですが、今後の活動に向け センサー関係を改良する予定です。 記:渡部

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Kobari通信 年度末の忙しい時期ではありましたが、まちなかで写真展を開催できた意義は大きか

ったです。さらに、今回は、模型の調子がとてもよかったです。写真展の企画および設

営等、かかわってくださった皆様に感謝します。

訪れるお客さまには、いろいろな方がいらっしゃいますが、私たちの活動に今まで何

度も顔を出してくださっているご家族を発見しました。模型チームの渡部さんが、毎回

少しずつ模型を進化させてくれるので、リピーターも目が離せないようです。

会場にいらっしゃった約200名のお客様、ほぼ全員と対話することができました。

いろいろなご意見や応援をありがとうございました。

2007年 3月 17日

雷 都 メ ー ル No.157

✱第16回定例会レポート

日時: 2007年3月8日(木) 18:00~20:00

場所: 宇都宮市総合福祉センター 9F会議室

参加者: 奥備一彦、石川裕夫、齋藤雅男、橋本道哉、倉貫静夫、小野隆士、藤原宏

史、柳久之、水沼正、金柿説生、横山哲郎、磯野浩久、勢井信博、鈴木武、

中井秀信、長瀬智子、大野眞一、遠藤和信、古池弘隆、稲葉克明、

滝野、小針協子(記)

1、代表あいさつ

2、出前講座(地域公共交通の活性化お呼び再生に関する法案について)

●地域交通の活性化・再生の必要性

①地域活性化

②観光振興、活力ある都市活動

③ユニバーサル社会の実現

④環境・安全問題への対応 ・・など

●基本方針(国のガイドライン)

1.計画の作成・実施

協 議 会

市町村 公共交通事業者 道路管理者 公安委員会 住民 ・・等

鉄道、軌道、バス、タクシー、旅客船等

地域公共交通総合連携計画

○地域の関係者が、地域公共交通の活性化・再生のために、地域総合的に検討

し、合意形成を図る。

・LRTの整備 ・BRTの整備、オムニバスタウンの推進

・会場運送サービスの改善 乗継の改善 ・地方鉄道の再生 ・その他

1

2007年 3月 17日

国による総合的支援

○法律上の特例措置

・LRT整備に関する軌道事業の上下分離制度の導入

・LRT、BRT整備、オムニバスタウンの推進について

自治体助成部分の起債対象化

・その他関係法律の特例

○予算

・計画策定経費支援

・関係予算を可能な限り上雨天配分、配慮

2. 新たな形態による輸送サービスの導入円滑化

○関連事業法の事業許可等の手続きの合理化

・DMV(デュアル モード ビークル)

軌道と道路の両方の走行が可能な車両

・IMTS(インテリジェント マルチモード トランジット)

磁気誘導による専用道路部分と一般道路の両方を走行する車両

・水陸両用車 ・・等

※LRT(Light Rail Transit) 低床・バリアフリー設計の新車の投入、屋根つき

の快適な停留所、高速・定時性の確保を組み合わせた機能を備えた次世代型路面

電車システム

※BRT(Bus Rapid Transit) 輸送力の大きなノンステップバスの投入、

バス専用レーン、公共車両優先システム等を組み合わせた高次の機能を備えたバ

スシステム

(HPより抜粋)

3、2006年度活動を振り返って

4、来期にむけて

・運営組織案についての検討(資料参照)

5、 その他

・本日の定例会で、会員の欧州視察報告をいただく予定があったが、次の機会に。

6、 今後のスケジュール

会員宛ご案内を参照ください。 以上

2

2007年 3月 16日

雷 都 メ ー ル No.158

✱交通とまちづくり

日時: 2007年3月9日(金) 15:00~17:00

場所: 宇都宮商工会議所 常議員室

内容: 第4回 交通とまちづくり部会会議

1. 部会長あいさつ

2. 報告事項

(1) 前回会議録について

(2) 京都市のトランジットモール実験について

3. 協議事項

(1) 自転車活用による中心市街活性化方策の検討について

・宇都宮市における公共交通ネットワークのあり方について

・公共交通ネットワークにおける自転車のあり方について

・意見交換

4. その他

※雷都レールとちぎは、まちづくり推進機構のメンバーで、「交通とまちづくり部会」

に所属して活動しています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Kobari通信 交通とまちづくり部会に出席しました。いろいろな立場の人がかかわって、議論を展

開しています。「まちづくり推進機構」のまちへの貢献度と影響力はとても高いと思い

ます。

交通とまちづくりに関しては、せっかく商店関係の方や交通事業者の方がメンバーで

いらっしゃるので、「交通まちづくり」にどう寄与できるか、一般市民としてはなにが

できるか、今後、具体的に踏み込んでいけたら良いと思いました。

2007年 3月 25日

雷 都 メ ー ル No.159

✱みや市民ネットワークレポート

第三期 みや市民ネットワーク ~理想の生活交通って? 第 9回~ 日時:2007年 3月 17日(土) 18:30~20:00 場所:宇都宮市民活動サポートセンター 談話室 参加者:9名 (雷都レールとちぎより 稲葉、 滝野)

内容(市民活動サポートセンターHP「サポセンブログ」 「理想の生活交通 第9回」より抜粋。

詳細は、サポートセンターHP (http://www2.ucatv.ne.jp/~higashi1/)をご覧ください。)

<公共交通について> ・ 先日市内の取り組みが新聞で紹介されていた。バスの時刻表を統合することで利用者が

増えたとのこと、工夫をすればバスを使う人も増えるのだと思った。今は料金が高く、

乗換えが不便、運行数も少ないなどとても不便だ。利用者の意見をまとめて反映させる

仕組みが必要ではないか。 ・・・など <LRTについて> ・ LRT がどんなものか試乗してみないと何とも言えない。体験してみないと判断材料がない。富山市へ LRT乗車体験ツアーでも企画して欲しい。 ・・・など

<まちづくりの全体像について> ・ 道州制の話を聞く機会があった。宇都宮市が道州制導入後の州都を目指すなら、人が集

まらないといけない。50 年先にどんな宇都宮市、栃木県を思い描いているのか、その青写真が欲しい。LRTなどはそのなかでの位置づけとして議論したい。

・ 安心、安全で快適、住みやすいまちづくりを目指すとき、都市とはどうあるべきか、都

市間競争の視点も必要になると思う。 ・ 将来的に全国 10 都市でLRTを導入しようと国は考えている。その際に、地域の総合的な交通戦略を、住民・事業主・行政が一体となって作らないといけない。・・・など

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

みや市民ネットワーク「理想の生活交通って?」第9回目の集まりがありました。

今年は、

生活交通充実のためにバスをもっと走らせよう!

もっとわかりやすい交通網にしよう!

本数を増やすために乗り継ぎをもっとしやすくしよう!

料金は、安いほうがいい!

・・そのために、どうすればいいか?どういう方法があるか?

2007年度の活動を考える中で、研究グループによる「成果物」を、こういう視点で考えていた

だいてはどうかと思います・・ みなさん、どう思います?? (稲葉)

1

2007年 3月 26日

雷 都 メ ー ル No.160

✱平成 18 年度 地域計画学研究室外部発表会

日 時: 2007年3月22日(木) 15:00~17:00

場 所: 宇都宮大学工学部建設学科棟 1階 大会議室(宇都宮市陽東7-1-2)

参加者: 雷都レールとちぎより 奥備、えんどう、小針

【プログラム】

◆はじめに

◆第1セッション ~公共交通とまちづくり~

『交通まちづくり社会実験が中心市街地活性化に及ぼす影響に関する研究』

『トランジットモール社会実験時の交通手段選択に関する研究』

『個人属性からみたバス利用促進のモビリティ・マネジメントに関する研究』

◆第2セッション ~大型店舗と交通~

『郊外店舗立地時における交通行動の変化が外部性に及ぼす影響に関する研究』

『アクシビリティ指標を用いた集積誘導地域の選定に関する研究』

◆第3セッション ~宇都宮の交通~

『LRT沿線の土地利用特性からみた交通需要予測に関する研究』

『交通取締りが交通事故減少に及ぼす境域的な効果に関する研究』

『都市のコンパクト化が道路維持管理コストに及ぼす影響に関する一考察』

◆おわりに

意見交換会

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

LRTに関する研究では、モデル式を導き出し、LRT導入計画15.4km、電停

数24での乗客数を算出。その結果は、平成14年の基本計画書と相関していること。

モデル式をLRTまたは類似路線がある都市に適用して、その値を宇都宮市と比較して

いること。大変興味深い報告でした。

「大学の研究成果を社会に還元する」ことを目的に、古池・森本両先生の指導のもと

にスタートしたというこの外部発表会。これからの大学の在り方を示唆しており、感銘

を受けました。 (奥備)

2007年 3月 27日

雷 都 メ ー ル No.161

✱第48回世話人会レポート

日 時: 2007年3月22日(木) 19:00~21:00

場 所: イエローフィッシュ

参加者: 奥備、藤原、金柿、古池先生、上野(勝)、渡部、杉山、井上、

稲葉、小針(記)

〈2007年度活動について〉

■他との連携について

■現状について

■会の活動として

■研究グループ活動について

・研究グループでのとりまとめを活動のなかでどう連携させるか。

→定例会をグループの発表の場・情報交換の場として、現在、定例会にて実施して

いる講師を呼んでの勉強などは、研究ループレベルで実施してはどうか。

・研究グループの活動はどんどん進んでいる。大学の研究室と一緒にまとめてもらえ

ればそれを提言することができるが、研究をまとめるという事務的なことができな

い。

研究を発表するために、それをまとめる時間がとれない。事務局員が専従でやるく

らいの仕事量がある。

■まとめ

・定例会を作業の場とするか?

みんなが参画する場が必要。

今は2ヶ月に1度だが、毎月でも良い。

もっと一般向けに落としていこう。

交通網について地図に落とすワークショップなどは、盛り上がる。

■今後のスケジュール

以上

1

2007年 3月 30日

1

雷 都 メ ー ル No.162

✱今泉地区・市民キャラバン打ち合わせ

■2007年3月27日(火) 13:30~

奥備、杉山、小針

1.市民キャラバンの企画について

2.次回の予定

2007年3月29日(木)

奥備、杉山、今泉地域まちづくりコミュニティの方

3.その他

※このあとも5月12日(土)に向けて、準備を進めていきます。

Kobari通信 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2007年度初の市民キャラバンの打ち合わせが、着々と進んでいます。

雷都レールとちぎは、設立以来、市民のみなさんとともに『未来にむけたまちづくり』

についての意見交換をしています。また、交通まちづくりについての研究を着実に進め

ています。

市民の皆さんは、これからのまちづくりについて、いろいろと課題を感じていらっし

ゃいます。地域の少子高齢化は加速する一方で、切実な問題への対処が遅すぎるという

危機感も生じています。意見交換に出てくださった方のなかには、自ら情報を得よう・

考えようという意識をお持ちの方や、まちづくりの課題に対して「こんなふうにしよう。

頑張ろうよ」という前向きな提案・建設的なご意見をお持ちの方がいらっしゃって、み

んなで一緒にがんばっていこうという気持ちをいただくことができました。

しかし、新聞等から県民全体のまちづくり意識を集約すると、きつい表現かもしれま

せんが、「困る。不便だ。なんとかしてくれ。なにをやっても駄目な県だ」などネガテ

ィヴな主張が表出している時期だと思います。(それが出てきたのは良いことです)

そして、これからは、表出したさまざまな課題に対して、私たち市民県民自身が「な

んとかしよう。市民としてなにができるか」という主体的なところに踏み込んでいかな

ければ、この状況は変わらないばかりか、まちも公共交通もどんどん衰退していくとい

うことに気づいていく時期なのだと思います。

ゆえに 2007 年度は、もっともっと対話の場・情報提供の場・学習の場が必要だと思

っています。できれば、楽しみながら学べるように、この春退職される方、ぜひ会員に

なって、ご協力くださいませ。お待ちしています!

2007年 4月 17日

雷 都 メ ー ル No.163

✱第49回世話人会レポート

日時: 2007年4月5日(木) 18:30~20:30

場所: 宇都宮市市民活動サポートセンター

参加者: 奥備、小林、秋山、五十嵐、小野、杉山、稲葉、小針(記)

1.花みずきフェスタ(4月29日) 出展内容および配布物について

◇配布物

・まちづくり21としてLRT導入を打ち出しているが、一般の人々のLRTに対

する理解度はまだまだである。賛成・反対以前の段階というのが現状。そこで、も

っともっとわかりやすくLRTを理解してもらえるような資料を作成したい。

・LRTの導入については、このような構想があるというお知らせのみとする。

→次回、世話人会(4月11日)にて原稿をもちより、ページ構成等決定する。

◇出展内容について

・テント2はり

・ちなみに昨年は、ジオラマ&航空写真展示、わたあめ、電車でGOなど。

・今年は、LRT写真撮影をさざなみ広場でできるか。

→なにが可能なのか、つめていこう。

2.今泉地区講演会の内容およびチラシについて

◇講演会内容

今泉地区まちづくり協議会のなかで

1.まちの未来を考える 古池先生

2.交通まちづくりについてのお話 森本先生

3.わたしたちのまちの未来を考える意見交換会

~環境と福祉、魅力あるまちづくりに向けて~

◇チラシ

・小針案を修正し、稲葉さんがまとめて完成させる。

3.総会について

・講演会講師に国交省の係官を呼ぶ。

・署名を知事・市長に渡したい。

・組織と各部の責任者についてつめていこう。

・今年度の活動の柱→ ①もっと市民に知らせる ②行政に提案・提言する

以上

2007年 4月 19日

雷 都 メ ー ル No.164

✱第50回世話人会レポート

日時: 2007年4月11日(水) 18:30~20:30

場所: 宇都宮市市民活動サポートセンター

参加者: 奥備、秋山、五十嵐、小野、杉山、稲葉、小針(記)

1.花みずきフェスタ(4月29日) 配布物について

◇配布物

・原稿をもちより、ページ構成等の決定。

2.2007年度雷都レールとちぎ総会について

◇総会のご案内をどうするか

・らしんばんと一緒にご案内を流す予定→メール・fax

・総会資料(案)に会費納入願いを同封して郵送したい。

→要検討

◇総会資料について

・事業報告作成→小針

・決算書作成→井上さん

・事業計画について

① キャラバンを月1回実施

② ディベート実施

③ 女性と子ども巻き込み作戦→女性部会など

④ ビジュアル素材の充実→LRTと地域交通のジオラマ

◇総会次第について

・2部講演会に国交省の係官を

→要検討

以上

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2007年 4月 22日

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雷 都 メ ー ル No.165

✱第51回世話人会レポートなど

日時: 2007年4月12日(木) 18:30~20:30

場所: イエローフィッシュ

参加者: 石川、岡田、井上、小野、上野(勝)、杉山、稲葉(記)、小針

◆2007年度 運営組織、役割分担、事業計画・予算について

■総会について

・日時は、5月10日(木) 18:30~ とする

・会場は、生涯学習センター501室(約100名収容)とする

・受付にて年会費3,000円と、懇親会費1,000円を申し受ける

・総会の中で、来賓にご挨拶をいただく

・講演会として、国土交通省の係官をお招きする

・懇親会は、同会場にてアルコール無しで行なう(ウーロン茶等と乾き物程度)

■総会の案内について

・開催の案内は、メールとFAXでの通知のみ(事前郵送は作業負荷が大きいため)

・案内には、会費の支払い(当日現金、もしくは振込み)のお願いも記載する

・総会欠席者に対して、後日、「総会資料」と「会費振込用紙」を送付する

■総会資料の作成について

・各ページ作成担当分け→(各担当者は、4月26日までに作成)

・なるべくページ数が多くならないようにする

■事業計画・予算に関して

・予算規模は、「昨年度の会費収入」+「繰越金」 をベースとする

・事業については、以下を予算に組み入れる

・秋頃に「市民集会(仮称)」を予定する(内容は今後検討)

・「市民キャラバン」を、2ヶ月に1回程度で予定する

・ジオラマ作製(バスとの結接などを具現化)

・Q&A冊子(←前回までの検討より)

・女性・子供向けツールの制作(←前回までの検討より)

■組織(担当分け)について

・世話人の追加(4名) (←全員で29名となる)

・研究グループ内の各班長をサブリーダーとする (←世話人会後、提起された)

・研究グループは2つに集約し、広報部、事業部の機能も担う。

・最終的には、26日の世話人会で決定

以上