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ノーベル物理学賞を受賞したファインマンです。  お二人とも、尊敬する人です。  お二人とも共通の趣味があります。「ドラムを叩くこと」です  それ以外、私は共通の印象を持っています。  それは何だと思いますか？  

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私にとって、お二人とも頭に輝く大切なものを頭に掲げているように見えます。  甲骨文字は、漢字になる前の、骨に刻んだ文字です。  この文字は、人を横から眺めた形です。  頭の上はサイといって、祈りの文章（祝詞）を入れる入れ物と言われています。  この二人に対して、このような印象を私は持っています。  

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現在の漢字にするとこのようになります。  “兄（けい）はそのを頭の上にのせている人を横から見た形で、神を祀る人の意味となります。 兄弟のうちで家の神を祀る仕事を担当した人が長男でしたので、兄は「あ

に」の意味になります。”  

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これに神を祀るときに使う祭卓（お供え物を置く高い台）である加えてみましょう。    

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現在の文字にするとこのようになります。  “兄は家の祀りをする人で、これに神を祀るときに使う祭卓（お供え物を置く高い台）である示（じ）を加えた字が（祝）で、もと「祝（いの）る」とよみ、また神官をいいます。

“  

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林さん、佳代さん、このたびはおめでとうございます。  末永くお幸せにお過ごしください。

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国宝 海磯鏡  夫婦は、お互いの「鏡」になるようなものだ、とも感じています。  そして、お互いが、まなび、いとなんでいくのかもしれません。  

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こちらは、人がふたり並んでいる。つながっている「比」という文字です。  

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昔の笛ですね。

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「龠」字は竹製の管楽器、笛の一種です。  笛の筒が束ねられている状態で、上に口があります。  

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このような文字になります。  音階の調和すること、ハーモニーの象徴として扱われます。  

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稲が帆をたれた状態です。

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これが甲骨文字になると、この形になります。  上の曲がっている部分が稲穂がたれている形になります。

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稲と笛をあわせて、このような形になりました。  

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簡略化して、文字にしました。

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こちらが現在の文字です。  和らぎです。

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つまり「和」という文字は、このような印象を持っています。

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孔子は、このように話しました。  子(し)曰(のたま)わく、君子(くんし)は周(しゅう)して比(ひ)せず、小人(しょうじん)は比(ひ)して周(しゅう)せず  子（し）曰（のたま）わ く、 君子（くんし）は 和（わ）して 同（どう）ぜず、 小人（しょうじん）は 同（どう）じて 和（わ）せず。  小人は、普通な人という意味です。  私にとって夫婦や仲間とうまくやってくのは、「鏡」や「和」の気持ちが大切だと思っています。

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十七条憲法  一に曰（のたまわ）く、和（やわらぎ）を以（もっ）て貴し（とおとし）と為し、忤（さか）ふること無きを宗（むね）とせよ。

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新郎新婦、ここにいる皆様、ここにいないけれど、皆様とつながっている方々と「和」を奏でてることを想像する、気持ちいいだろうなぁ。  

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「おち」を、みなさんが手伝っていただけました。  ビデオメッセージを取りましたので、シェアさせていただきます。  早速「和を奏でることができた」と思っております。  ご協力していただいた皆様、どうもありがとうございました。  心より御礼申し上げます。    

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