テフロン加熱ガス中毒€¢ mfaは速やかに分解してフルオロ酢酸塩にな...
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テフロン加熱ガス中毒
• Under ordinary cooking scenarios, Teflon kills birds. A review of the literature and bird owners’ accounts of personal experience with Teflontoxicosis shows that Teflon can be lethal at normal cooking temperatures, with no human lapses in judgment or wakefulness.
文献の上からも、鳥の飼い主の話からも、通常の調理温度で鳥の死亡、ヒトの判断力や意識を何ら低下させることはない。
死亡実例
• New Teflon-lined Amana oven was used to bake biscuits at 325°F; all the owner’s baby parrots died [3] [4].
• Four stovetop burners, underlined with Teflon-coated drip pans, were preheated in preparation for Thanksgiving dinner; 14 birds died within 15 minutes [2] [5].
• * Nonstick cookie sheet was placed under oven broiler to catch the drippings; 107 chicks died
鳥の死は次のように普通の調理時に起きている
１新しいテフロン加工したレンジを使って、163℃ でビスケットを焼いたところ、すべてのオウムの子供が死んだ。
２テフロン加工した油受けがついた ４ つのレンジで感謝祭のディナーを作るために前加熱したら、15 分間で 14 匹の鳥が死んだ。
３ブロイラーのドリップを受けるため、樹脂加工したクッキー・シートをブロイラーの下に敷いてオーブンを使ったら、107 匹のヒヨコが死んだ。
４オーブンの自動洗浄器を使用したら、2000 ドルもする鳥が死んだ。
• Toaster oven with a non-stick coating was used to prepare food at a normal temperature; bird survived but suffered respiratory distress
• Grill plate on gas stove used to prepare food at normal temperatures; two birds died on two separate occasions
5樹脂加工したオーブントースターを使って、通常の温度で調理すると、鳥は生きてはいたが、呼吸器障害を起こしてしまった。
6ホットココアを作るために、お湯をわかしたが空焚き状態になり、ペットの鳥が死んだ。
7ガス・オーブンでグリルプレートを使って、通常の温度で調理した。少し時間が経ってから２匹の鳥が死んだ。
An agonizing death
• In cases of “Teflon toxicosis,” as the bird poisonings are called, the lungs of exposed birds hemorrhage and fill with fluid, leading to suffocation. In a laboratory study in which birds were killed by non-stick fumes,
• birds suffer for minutes or even hours before death:
• 鳥のテフロン中毒症では、肺が出血し液体が充満して窒息を起こしている。
Clinical signs of toxicosis
• “Clinical signs of toxicosis were varied and began with
１eyelid blinking at 8 to 10 minutes of exposureand
２progressed to open-beak panting,
３biting at the wire cage, incoordination,
４wing stretching and flapping, and chirping, and
５usually ended in a terminal convulsion, with the birds recumbent on their sides or backs.”
蒸気暴露から死亡までの臨床症状
• ミシガン州立大学のロジャー・ウェルスが ＰＴＦＥ （ポリテトラフルオロエチレン）の蒸気による鳥の死亡直前までの症状を記録している。
蒸気に曝露して 8〜10 分たつと、
１目のまばたきを始め、
２次第にくちばしを開けてあえぐ。
３ケージの網をかみ、運動不能となる。
４羽根を広げて、はばたきをし、鳴く。
５最後にけいれんが起こり、横向きか、仰向きに倒れる。
• 17〜20 分で死亡する。
鳥のテフロン中毒症では、肺の出血と肺水腫のために窒息。
病理所見
• 肺の鬱血、肺水腫、肺出血、一部に肺実質組織中の結晶性粒子の沈着。
• 脳出血、肝のうっ血／変性／壊死、心筋の変性／壊死。
Clinical signs of toxicosis
• Bird owners have described their birds gasping for breath, or laboring for breath with head bobbing back and forth before death.
発症してからでは救命は困難
テフロン中毒症の症状が起こりだすと、ほとんど助からない。イリノイ大学の鳥類・外国産動物医学の助教授であるケン・ウェルは「ステロイド剤を直ちに投与して鳥を助けたことがあるが、多くの場合、迅速な処置取る時間的余裕がない。
テフロン蒸気に含まれる有毒物質
• heated Teflon decomposes to 15 types of toxic gases and particles
• Many of these studies were conducted by DuPont’s own scientists, who began studying heated Teflon (PTFE) in the 1950s when DuPont workers were developing polymer fume fever that the company found could lead to a potentially fatal condition called pulmonary edema [1]
研究の歴史
• 1950 年代には、デュポン社はテフロン （ＰＴＦＥ） の加熱に関する研究を始めており、ポリマー・蒸気で、肺水腫のような死に至る可能性のある状態にもなりうるということを見出していた。
テフロン蒸気に含まれる有毒物質• Two chemicals linked to cancer or tumors in laboratory
studies (PFOA and TFE);• Two chemicals that are potent global warming gases
(PFB and CF4);• Two chemical warfare agents (PFIB and MFA) and a
chemical analog of WWII nerve gas phosgene (COF2);
* two chemicals that have widely contaminated the world(PFOA and TFA), one currently undergoing a rigorous safety review at the Environmental Protection Agency (PFOA);
* Four gaseous chemicals and some components of the particulate matter that are highly persistent environmental pollutants, that likely never break downin the environment (TFA, PFOA, CF4, PFB, and theperfluorinated particulate alkanes); and
* Four chemicals that are considered highly toxic relativeto most other industrial chemicals (PFIB, MFA, COF2, HF).
人の中毒症状
• DuPont scientists list the hallmark human symptoms of polymer fume fever as tightness of chest, malaise, shortness of breath, headache, cough, chills, temperatures between 100 and 104°F, and sore throat, based on a survey of complaints registered by workers who were struck by the illness [1]. Based on this suite of symptoms, cases of polymer fume fever from home exposures could easily be mistaken for the common flu.
人への影響
• デュポン社の発表による典型的なヒトの症状は、
１胸のしめつけ、
２体の不調、
３呼吸切迫、
４頭痛、咳、悪寒、
５38〜40℃ の発熱、のどの痛みである
流行性感冒の症状によく似る。
（７）テフロンは耐熱性ではない
化学物質の放出
202℃ 樹脂加工物が分解して鳥が死亡したと報告されている最低温度。
240℃ 気化したテフロン粒子を検出した最低温度。
290℃ 超微粒子を放出 （酸化エチレン粒子）。
（７）テフロンは耐熱性ではない
360℃ 有害ガス放出
ＴＦＥ(テトラフルオロエチレン)実験動物で発がん性。
ＨＦＰ （ヘキサフルオロプロパン）職業性有害物。
ＴＦＡ （トルフルオロ酢酸）：植物に有害性。
ＤＦＡ （ジフルオロ酢酸）：実験動物で腎毒性。
ＭＦＡ （モノフルオロ酢酸）：低用量でヒトを致死。
ＰＦＯＡ （パーフルオロ酢酸）実験動物で発がん性。
（７）テフロンは耐熱性ではない
470℃ テトラフッ化水素：吸入及び経口摂取で高毒性。
475℃ パーフルオロイソブタン：化学兵器。
500℃
• フッ化カルボニル：化学兵器のフッ化物タイプ。
• フッ化水素：腐食性ガス。接触すると組織壊死。
（７）テフロンは耐熱性ではない
600℃
フッ化トリフルオロ酢酸：分解してフッ化水素 と トリルロオロ酢酸になる。
オクタフルオロシクロブタン：心悸亢進と関係がある。
パーフルオロブタン：地球温暖ガス。
650℃
４フッ化炭素：地球温暖ガス。心臓、肺、神経系を障害。
高用量の動物試験で得られた毒性情報
１） 240℃−超微粒子物質：
• 微粒子を発生する。10分間の曝露でラットに重度の肺水腫を惹起、さらに長引くと死亡。
• 微粒子物質と有毒ガスが共にテフロンの毒性の原因。
• ガスは微粒子に吸着されて、その小ささのために、肺胞まで到達して毒性を発揮する。
高用量の動物試験で得られた毒性情報
２）360℃−テトラフルオロエチレン（TFE）
• ラット、マウスの吸入実験：
• 腎および肝の腫瘍、肝血管の腫瘍、単球性白血病が認められた。
実験動物で発がん性が認められるので、
当然ヒトに対しても発がん性が推察される。
テトラフルオロエチレン（TFE）
• ラット、マウスの吸入実験：
• 腎および肝の腫瘍、肝血管の腫瘍、単球性白血病が認められた。
高用量の動物試験で得られた毒性情報
３） 360℃−ヘキサフルオロプロパン(HFP)
マウスやラット；ＨＦＰ を吸入すると、腎障害、リンパ球減少症、排尿の増加がみられる。
ハムスター卵巣の染色体異常。
HFP に ヒトが曝露されると、眼、鼻、のどの刺激、動悸、不整脈、頭痛、頭がくらくらする、
肺浮腫、やがて死亡。
長期の曝露された労働者では動作の速さ、記憶、学習能力が低下。
高用量の動物試験で得られた毒性情報
４） 360℃−トリフルオロ酢酸（ＴＦＡ）
• ラット胎児の骨形成細胞（骨芽細胞）と軟骨細胞の成長が抑制された。
高濃度ではラット胚で神経管欠損がみられた。
高用量の動物試験で得られた毒性情報
５） 360℃−ジフルオロ酢酸（ＤＦＡ）：
この毒性については、ほとんど知られていない。ラットにおける腎毒性の報告。
高用量の動物試験で得られた毒性情報
６） 360℃−モノフルオロ酢酸（ＭＦＡ）：
• MFA は 人 に も きわめて毒性が高 く 、 0.7〜21.1mg/kg で死亡。初期は、吐き気、嘔吐、しびれ、痛み、不安、筋肉けいれん、血圧降下、眼のかすみが起こる。
• さらに高濃度では、不整脈（心室細動）、心臓発作が起こり、痙攣と呼吸困難となる。
高用量の動物試験で得られた毒性情報
• ＭＦＡ は速やかに分解してフルオロ酢酸塩になる。これは強力な殺鼠剤。生体内ではナトリウムとフルオロ酢酸塩に分解し、これが毒性をもたらす。フルオロ酢酸ナトリウムが、ＴＣＡサイクル を阻害して、げっ歯類やその他の動物を死に至らしめる。
• 低濃度では、心臓障害、呼吸困難、中枢神経系抑制、精子形成低下、精巣障害を起こす。
高用量の動物試験で得られた毒性情報
７） 360℃−パーフルオロオクタン酸（PFOA）：ＰＦＯＡ は、環境中で分解せず、アメリカ人の 92％ の血液中に検出され、ラットやサルでは非常に高い毒性を示す 。 ラットでは肝、膵、乳房、精巣 に 腫瘍を発生させた。
• ＰＦＯＡ は甲状腺ホルモンの濃度も低下させる。これは脳の発達を阻害させる危険因子。また実験動物の性成熟を遅延させる。
• ＰＦＯＡ は、とくに幼若ラットに対して毒性が高い。母獣が死なない量でも幼若ラットは死んでしまう。
高用量の動物試験で得られた毒性情報
８） 470℃−シリコン・テトラフルオライド（ＳiＦ4）：高毒性で腐食性のガス。
• 肺の水分で分解し、有毒なハイドロフルオロ酢酸を発生させる。また肺をシリコン粒子でコーティング し て ガス交換を阻害する。
ハイドロフルオロ酢酸は
１眼やのどを刺激し、咳、呼吸困難
２チアノーゼ、肺水腫
３ 長期曝露されると、体重減少、貧血と白血球減少症、歯の変色、骨の異常肥厚（硬化症）が発生。
高用量の動物試験で得られた毒性情報
９） 475℃-パーフルオロイソブテン（ＰＦＩＢ）：強毒性で、吸入すると肺水腫から死に至る。
１ＰＦＩＢ は化学兵器。
２高毒性で腐食性のガスのホスゲンの約 10 倍も毒性が高い。
３水に溶けると ＰＦＩＢ は分解してフッ化水素になるが、これも強い毒性がある。
• ヒトが短時間 ＰＦＩＢ に曝露されると、口の中が不快な味となり、吐き気、衰弱を起こす。
• 曝露後 1〜4 時間で、肺浮腫が起こり、時に死亡するが、大抵は約 3 日で回復する。
高用量の動物試験で得られた毒性情報
10） 500℃−フッ化カルボニル（ＣＯＦ2）：テフロン （ＰＴＦＥ） が空気中で分解すると、ＣＯＦ2 が主として生成する。
これはホスゲンのフッ素系化学兵器に相当。
• ＣＯＦ2 の蒸気は、眼、耳、鼻を刺激する。
曝露時の、もっと重大な症状は、
１胸の痛み、呼吸困難、肺水腫、
２衰弱、肝障害、血糖上昇。ＣＯＦ2 が分解したフッ化水素もまた毒作用を示す。
高用量の動物試験で得られた毒性情報
11） 500℃−フッ化水素（ＨＦ）：
有毒な腐食性のガス。
ＨＦ の毒性はフッ化物イオンによるもので、水素イオンによるものではない。
• ＨＦ を吸入すると、
激しい気管の炎症と肺水腫。
接触した組織は肺を含めてすべて壊死
高用量の動物試験で得られた毒性情報
12） 600℃−フッ化トリフルオロ酢酸(CF3COF)：有毒である。
その大部分は分解して、
毒性の高いフッ化水素とトリフルオロ酢酸となる。
高用量の動物試験で得られた毒性情報
13） 600℃−オクタフルオロシクロブタン（ＯＦＣＢ）：フッ素を含んだガス。
高濃度の ＯＦＣＢ を吸入すると不整脈、意識不明、そして死亡。心臓に病気をもっている人は、とくに障害を受けやすい。
• ＯＦＣＢ を１回吸入したラットは体重が減少し、呼吸が異常になった。
• 高濃度 （空気中で 10〜25％） 吸入したイヌは、強心剤のエポネフリンを投与したが、心臓機能に異常を生じた。
高用量の動物試験で得られた毒性情報
14） 600℃−パーフルオロブタン（ＰＦＢ)：地球温暖化物質として、ＰＦＢ は上層空気圏での半減期が長いうえに、地球温暖化作用が二酸化炭素の800 倍以上。
高用量の動物試験で得られた毒性情報
15） 650℃−カーボンテトラフルオライド（ＣＦ４；パーフルオロメタン）：分解しにくいフッ化テフロン発生ガスに加えて、ＣＦ4 は半導体工場で洗浄用に使用され、冷媒やスプレー用高圧ガスにも使われており、アルミニウム製造の副産物でもある。ＣＦ4 は温室効果ガスで、地球温暖作用は二酸化炭素の 6000 倍以上あり、しかも ５ 万年も環境中に留まるからである。
ＣＦ4 は眼、耳、鼻粘膜をを刺激し、動悸、不整脈、頭痛、精神混乱、 肺 水 腫 、振せん、時に昏睡を起こす。
加熱した平鍋は ２〜３ 分で有毒になる
• 加熱開始前の鍋の温度は 23.1℃ であった。
• 最大の強火にセットし、レイテック赤外線温度計で、20 秒毎に ５ 分間まで測定した。
• ５ 分経過すると、鍋の温度は 383℃ に達した。
• 鍋をレンジから降ろし、レンジを切った。燃えたプラスチックの臭いが認められた。
加熱した平鍋は ２〜３ 分で有毒になる
加熱開始前の鍋の温度は 22℃ であった。
レンジを最大の強火にし、
レイテック赤外線温度計で 3 分 20 秒まで測定した。この間最高 401℃ になり、平均 391℃ であった。
さらに温度は急上昇していたが、レンジを切り、鍋を降ろした。
鍋の内側に変色した小さな線状痕がみられた。
Teflon kills birds
• Avian veterinarians have known for decades that Teflon-coated and other non-stick cookware can produce fumes that are highly toxic to birds. As early as 1986, a Chicago-area expert on “Teflon toxicosis” called the phenomenon a “leading cause of death among birds,” and estimated that hundreds of birds are killed by the fumes and particles emitted from Teflon-coated products each year
• in a single year this Chicago veterinarian documented 296 bird deaths in 105 cases involving non-stick cookware.
文献集
• [1] Dale, Steve. 1995. “Fatal fumes; while people may not be in danger, the kitchen is no place for pet birds.”Chicago Tribune. March 26, 1995.
• [2] Daniels, Mary. 1987. “Health debate; non-stick drip pans catch heat.” Chicago Tribune. March 29 1987.
• [3] Stewart Bob. 2002. Personal communication with Dr. Jennifer Klein, Environmental Working Group. May 9, 2002.
• [4] Stewart Bob. 2002. Personal email communication with Anne Morgan, Environmental Working Group. [date]
• [5] Daniels, Mary. 1986. “Stove fumes killing cages birds; overheating coated pans can bring quick death,”Chicago Tribune. March 9, 1986.
• [6] Hopkins, Steve 2001. “Bird deaths linked to Teflon coating.” Waikato Times. Hamilton, New Zealand. Independent Publishers Ltd. July 11, 2001. Copyright 2001 Independent Publishers Ltd.
• [7] Kreger Theresa 2003. "Teflon deaths." Email correspondence to EWG. April 2003.
• [8] Shively Carol. 2003. "PTFE fumes kill family's pet birds!" Accessed online at www.quakerville.com/qic/ezine/96Issue5/qteflon.htm. April 2003.
• [9] Grahme 2003. "Teflon-related bird information." Email correspondence to Environmental Working Group. April 24 2003.
• [10]Anonymous 2003. Email correspondence to Environmental Working Group. April 2003.
• [11]Anonymous 2003. Email correspondence to Environmental Working Group. April 2003.
• [12]DuPont 2003a. "Consumer products help: Cookware safety. Will cooking fumes generated while cooking with non-stick cookware harm people or animals, especially pet birds?" Accessed online May 10 2003 from http:/www.teflon.com.
• [13]Boucher M, Ehmler TJ, Bermudez AJ. 2000.Polytetrafluoroethylene gas intoxication in broiler chickens. Avian Dis 44:449-53.
• [14]Waritz, R.S. 1975. An industrial approach to evaluation of pyrolysis and combustion hazards. Environ Health Perspect 11:197-202.