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日(月曜日) 日(月曜日) 神経科学 大村 一史准教授 <①>

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( )第 号月 日(月曜日) (第三種郵便物認可)年 ( )第 号月 日(月曜日) (第三種郵便物認可)年

神経科学 大村一史准教授

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感想をお寄せください⊂⊂⊂⊂⊂⊂⊂⊂⊂⊂⊂⊂⊂⊂⊇

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〒9908550 山形市旅篭町2の5の 、山形新聞社報

道部教育担当。ファクス0236413106。メールアドレ

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自主性 地域性アップ「ヒップホップワークショップで音やリズムを全身で体感し、

自己表現する意欲を育てる」「出前喫茶を通して接客マナーを

身に付ける」|。2009年度にスタートした県教育委員会の

「特色ある特別支援学校づくり推進事業」は村山特別支援学校

楯岡校を含む各校に

万円ずつ予算が配分され、各校の裁量で

それぞれの課題に応じた取り組みができる。

年度は年度途中

からのスタートということで研修会、講演会の開催も目立った

が、

年度は児童生徒自身の活動や地域とのつながりを重視し

た多彩な内容となっている。

年度は「音やリズムを

全身で体感しながら体を動

かし、自己表現をする意欲

を育てる」(酒田聾)「動

物とのふれあいや世話を通

し、豊かな心をはぐくむ」

(新庄養護)といった児童

生徒の体験を重視した活動

のほか、障害に対する理解

を深める研修会などが実施

された。高等養護学校では

「喫茶サービスの基本的な

技術について指導を受け、

老人ホームなどで実習す

る」(上山高等養護)「職

業別に技術者を講師に迎

え、技術の習得を図る」(鶴

岡高等養護)と、職業学習

や就労のための技術習得に

重点を置いた取り組みを展

開した。自己評価は「接客

マナーが身に付き、生徒に

自信がついた」(上山高等

養護)「動物の飼育を通し

て生と死について学ぶこと

ができた」(新庄養護)な

ど、おおむね好評価だ。

年度はテーマを「職業

教育の充実」「体験・体感

活動」「地域とのきずなづ

くり」に絞り、より児童生

徒を主体とした取り組みが

見えてきた。山形盲の「絆

(きずな)をはぐくむブラ

インド交流プロジェクト」

は上山市中川小、置賜農業

高飯豊分校の児童生徒とア

イマスクをして〝見えない〞

状況を共有し、音楽を聴い

たり、スポーツを体験した

りする。村山農業高の協力

を得てオリジナルの「むら

とく囃子」づくりに挑戦す

る村山特別支援学校楯岡

校、地域住民を講師に招き、

ソーラン節の踊りや太鼓の

練習に取り組む米沢養護な

ど、地域とのつながりを重

視した内容も目立つ。上山

高等養護、鶴岡高等養護は

年度に引き続き、就労を

目指した活動内容。社会人

として必要なスキルを身に

付ける。

県教委義務教育課特別支

援教育室は「子どもたちの

育ち、力につながるような

取り組みを期待している。

地域との交流も多く、開

かれた学校づくりのよい

機会にもなるのでは。特

別支援教育に対する理解

も深まればうれしい」とし

ている。

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見えない

体験交流/

踊りや太鼓/

就活に力

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⊃取り組み内容

ブラインドミュージック、ブラインドスポーツを通し、小学生、高校生と交流する

花を栽培し、地域の関係機関に贈る

ヒップホップワークショップを通し、音やリズムを全身で体感しながら自己表現を楽しむ

地域住民を講師に、ソーラン節や太鼓を練習し、学校祭などで発表する

動物の世話やふれあいを通し、豊かな心をはぐくむ

体育館に大型遊具を設置し、地元の小学生らと交流する

地区の文化祭に参加し、花笠踊りや歌を発表する

村山農業高などの協力を得て、オリジナルの「むらとく囃子」を制作し、地域で披露する

清掃業、農業、喫茶サービスなどの指導を受け、就労に向けた技術を身に付ける

職業別に専門の技術者の指導を受け、技術を習得する

音楽家と一緒に同校オリジナルの「ゆきわりのうた」を創作し、発表する

地域住民と農作業や茶道、陶芸教室を通して交流する

学 校 名

山 形 盲

山 形 聾

酒 田 聾

米 沢 養 護

新 庄 養 護

鶴 岡 養 護

村山特別支援・本校

村山特別支援・楯岡校

上山高等養護

鶴岡高等養護

ゆきわり養護

山 形 養 護

10年度の主な取り組み∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪∪

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自分らしさを探り応用

地域の発展に寄与できる人材の育成を掲げ

る山形大地域教育文化学部。学校教育、比較

政治学、デザイン、熱流体力学と、その研究

領域は幅広い。「地域」をキーワードに、同

学部の教員に身近な視点で研究内容を紹介し

てもらう。

社会の中で生きていく

私たち人間は、他者の存

在を意識して、つまり他

者とのかかわりを通じて

初めて自分らしさを実感

することができる。人間

が持つこの自分らしさ、

つまり「個人差」を神経

科学の手法を用いて研究

しようとするのが大村研

究室のミッション。「自

分らしさ」の謎に対し、

心理行動実験や脳機能

計測、遺伝的な検討など

を絡めて、個人差の神経

メカニズムを発達的な

観点から明らかにして

いく。

一人一人が持って生ま

れた生物学的な特徴は、

環境とかかわり始めるこ

とで、固有の可能性とし

て多様な広がりを見せて

いく。人間が本来持って

いる能力を適切に伸ば

し、自己実現を目指すた

めの環境要因として教育

は欠かせない。そのため、

現在、脳研究の成果を教

育分野に応用しようとす

る動きが世界規模で広が

っている。

一方で、脳研究に対す

る期待が高まるにつれ、

いわゆる「神経神話」と

呼ばれる実証的な裏付け

が少ない、または科学研

究の結果を拡大解釈した

考え方がまん延するとい

う弊害も生み出しかねな

い。科学研究に必要な論

理的思考に基づいた価値

判断力を培って適切に教

育を推進していくことが

大切だ。

大村研究室では、他大

学の同じ分野の研究室と

比較しても遜色(そんし

ょく)のない研究環境が

整いつつある。今後は、

実験室の堅苦しいイメー

ジを変え、教育現場の先

生方と連携し、実験室と

教室の橋渡しをするよう

な研究を展開していきた

いと考えている。

まだまだ構想段階で道

のりは険しいが、子ども

の認知神経発達を研究し

て教育支援に生かす〝キ

ッズラボ〞の開設を目指

している。キッズラボで

は行動抑制、注意機能、

さらには言語的・空間的

認知の得手不得手といっ

た子どもたちのさまざま

な認知特性を神経メカニ

ズムから理解し、個に応

じた効果的な指導計画や

教材開発につなげたい。

地域の教育関係者や保護

者の方々と連携し、実験

室と教室の懸け橋を実現

していきたい。〈

歳〉

大村一史准教授が取り組む研究

のイメージ図

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イラスト・海原セリ

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中2の背伸びは成長の証し

9 学校は大人へのレッスン場

毎年のことだが、休み時間や放

課後に、頻繁に保健室に顔を見せ

るのは、圧倒的に2年生。

中学校生活に慣れるのに必死の

1年生、受験勉強に追い込まれる

3年生に比べると、2年生は部活

や生徒会でも活躍できる場があ

り、生き生きとしている。背丈も

急速に伸び二次性徴も始まる。

日々、大人に近づいていく自分を

意識し、親や教職員などの大人と

肩を並べて対等な会話をしたがり

もする。

長年、中学校勤務のベテラン教

員は、中2時期特有の背伸びを、

成長の証しと受け止め、時折の小

さな「反抗」や「逸脱」を大ごと

にはしない術を心得ている。

保健室でも、いたずらをする男

子生徒をとがめると、「そんなん

で、よく結婚できたね」などと憎

まれ口が返ってくることもある

が、「私生活が気になるなんて、

もしかして好きの始まりかもよ」

などと、小さな反抗は決してムキ

にならずにさらりとかわす。する

と彼らは「出たよー」「言ってく

れますね」などと、大人との言葉

のやりとりを楽しみつつ、気が済

むと「テッシュー」と言いながら

退散して行く。

放課後、部活を抜け保健室にた

むろする女の子を捜しに来た中年

の男性顧問。「筋トレは、基礎だ

からサボるな」と忠告すると、「サ

トセン(佐藤センセイ)こそ、筋

トレしないとメタボがチョーヤバ

イよ」と、ああいえばこういう女

の子。

「ありがとう、おれのことなん

か心配してくれる女性は世の中

に君しかいない」と受け止めち

ゃう顧問。居合わせた3年男子

が「そっ、それですかーっ」と

突っ込みを入れれば、完全にな

ごやかなムードとなり、女の子は

顧問と一緒に部活に戻って行っ

た。小

さな逸脱や反抗を、包み込ん

でしまうゆとりがある大人との

対話は、子どもにとっては、一人

前扱いされたという心地よい体

験に変わるはずだ。学校は、大

人としてのコミュニケーション

能力をはぐくむレッスンの場で

もある。

(中学校養護教諭

金子由美子)

父親に禁煙

呼び掛けて

都内女子高で特別授業

発がん性を高めるなど健康へ

の悪影響が広く認識されている

喫煙。ところが、他人から禁煙

を勧められると反発する喫煙者

は少なくない。そこで働き盛り

の親に娘を通して禁煙を呼び掛

ける特別授業が、東京・本駒込

の私立村田女子高等学校で行わ

れた。

授業には、今年に入って禁煙

した俳優の舘ひろしさんと、禁

煙治療に当たった主治医が講師

として登場。

まず医師が、喫煙の及ぼす発

がん性や、慢性閉塞性肺疾患(C

OPD)などの健康被害、周囲

の家族が喫煙者の吐き出した煙

を吸って起きる「受動喫煙」の

問題などについて説明。「一定

の条件を満たせば健康保険の対

象として薬物治療を受けられる

ことを、禁煙しようとするお父

さんに教えて」と話した。

その後、舘さんが「二十歳の

ころ、あこがれた米国の俳優を

まねて吸い始めた。その後、何

度も禁煙を試みたがうまくいか

ず、今まで吸い続けた」と自ら

の喫煙歴を紹介。今回、内服薬

を使って初めて禁煙に成功し

食事がおいしくなったし

趣味の乗馬でも呼吸が苦しくな

くなって仲間に取り残されるこ

とも減った

と成果を強調

んながお父さんに

わたしのた

めに禁煙して

と頼めば

きっと

決断してくれる

娘から父へ

禁煙を呼び掛けるよう勧めた。

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◉…東北工業大工学部建

築学科は、東北の建築物、

街並み、遺跡などをテーマ

にした「東北の建築を描く

展」の作品を募集している。

出品できるのは油彩、日本

画、水彩、版画、イラスト、

CGなどの平面作品で写真

は不可。1人2点まで応募

できる。小学校、中学校、

高校、一般(

歳以上)の

各部門がある。出品無料。

出品希望者は、9月6日ま

でに所定の応募用紙に必要

事項を記入し、事務局あて

に郵送する。応募用紙は建

築学科のホームページ(

%7

)から印刷できる。作

品の搬入は9月

の両

日。委託搬入もできる。入

選作品は

日から

3日まで仙台市のせんだい

メディアテークで展示され

る。各部門の大賞には賞金

が贈られる。

事務局のあて先は〒98

8577、仙台市太白

区八木山香澄町

の1、東

北工業大工学部建築学科・

東北建築フォーラム事務

局。電話は022(305)

3635。