施工時に必携 ] of-q 作業手順書<3 abt 縦使い[施工資料]...
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[施工資料<3>] OF-Q作業手順書<3>ver2/ABt縦使い
1
本書は、OF-Qの現場施工に関わる作業者・施工管理者向けに作成しています。
「親子フィラーQ標準施工マニュアル <1>/ABt縦使い」の重要ポイントを
まとめたものです。 不明な点は、上記マニュアルをご参照ください。
2020(R2).10.01.㈱構造工学研究所
親子フィラーQの作業解説書<3>ver2
(アンカーボルトを縦使いするケース)
<作業のポイント>
① アンカーボルトと親子フィラーの適合 (6.3. /p7)
② 注入枠の設置 (4.2.➒ /p5)
③ 流動性確認試験(フラットフロー)の実施 (4.2.➍~❽/p4)
④ スラスターの使用 (4.2.⓬ /p5)
お願い 親子フィラーQタイプは、鋼製フィラーの適切な取付けと、ベー
スプレート下端及びベースプレート孔の空隙部位に、親子フィラーQグラウ
トを充填することで、所定の性能を得ています。
この要件を確保するために、鋼製フィラーの取付け及び親子フィラーQグラ
ウトの注入作業は建設会社(元請け)様にお願いします。 また、鉄骨柱の固定(本締め)は、グラウト材注入後に行うのではなく、親子フィラ
ーQグラウトの注入前に完了していることをご確認ください。
施工時に必携 !
アンカーボルト 縦使い
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[施工資料<3>] OF-Q作業手順書<3>ver2/ABt縦使い
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1.事前のチェック
No 部品・部材・作業 供給 備考 チェック
1 親子フィラーQ 構造工学研究所 サイズ・数量・納期・納品先・検査証 2 親子フィラーQグラウト 構造工学研究所 数量・納期・納品先・試験成績書 3 OF-Qグラウト量の計算 元請 EXCEL計算表 4 フラットフロー機材 構造工学研究所 フロー板・試験筒・水温計 5 スラスター 構造工学研究所 注入枠の幅を指定 6 注入枠設置ガイド 構造工学研究所 注入枠の位置決め(スラスタ-対応) 7 注入枠材・組立補助材 元請 木製?薄鋼板製? 8 攪拌器 元請 回転数:800~1300rpm 9 攪拌用羽根 元請 鋼製 (アルミ製は不可) 10 攪拌用缶 元請 鋼製・合成樹脂製 (アルミ製不可) 11 ストップウォッチ又は時計 元請 攪拌時間計測用 12 温度計 元請 水温又は攪拌後のグラウト温度計測用 13 木槌 元請 グラウト材充填促進用 14 ビーカー等 元請 練り混ぜ水の計量 15 防護具/防護眼鏡 元請/作業者 グラウト関連作業 16. 防護具/防塵マスク 元請/作業者 グラウト関連作業 17 防護具/ゴム手袋 元請/作業者 グラウト関連作業
18 親子フィラーの取付 元請 鋼製フィラー 19 注入枠の製作・設置 元請 20 OF-Qグラウトの注入施工 元請 グラウト材
21 グラウト材圧縮強度試験 元請 現場試験の実施 の有無 ●Noを反転表示している項目は有料で対応する項目です。
[No21] グラウト材圧縮強度試験の確認
使用する親子フィラーQグラウトの性能(圧縮強度)試験を現場採取試験体で行うか否かを事前に
確認してください。
前者の場合:OF-Qグラウトの圧縮強度試験供試体を現場で作成する場合は、6.5.『OF-Qグラウト
圧縮強度試験供試体の作り方(p9)』をご参照ください。
供試体製作の要項・手順は、発現強度に大きく影響します。必ず、手順をお守り下ささい。
後者の場合:弊社では、生産ロットごとに、性能試験(圧縮強度試験を含む)を実施しており、
生産ロット毎のデータは、製品出荷時点以降に提供できますのでご利用ください。
2.鉄骨柱建て方後のナットの弛み止め及び軸力導入
ナットの締め付け(軸力の導入)は、「鉄骨工事技術指針・工事現場施工編(日本建築
学会)」等に示されるグラウト注入後に行うのではなく、親子フィラーQグラウトの
注入前の段階(鉄骨のゆがみ取り後)で行ってください。
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[施工資料<3>] OF-Q作業手順書<3>ver2/ABt縦使い
3
3.親子フィラーQ(鋼製部材)の施工
➊親・子フィラーの適合を確認
●親子フィラーQは親フィラーQ と子フィラー
Q の二つで 1セットとします。
●子フィラー上部に空気抜きの溝があることを
確認して下さい。(傷や詰まりがないこと)
●親・子フィラーとアンカーボルトの適合を確認
して下さい。
➋親フィラー(Q)の設置
●親フィラーQの Fb寸法(ベースプレートへの差
込み寸法)を確認して下さい。(p7参照)
●鉄骨位置が確定してから、ボルトの偏心方向に
親フィラーの狭い部位を向けて設置すると、以
後の作業が楽に行えます。
➌子フィラー(Q)の設置
●子フィラーを親フィラーの上に乗せ、回転させ、
親フィラーの孔内に納まることを確認して下さ
い。
※子フィラーが納まらない場合は、親フィラーを
左右に回転すると納まります。
➍平座金・(W)ナットの設置
●平座金を設置する
●ナットを装着する
※施工方法・安全管理等は元請の指示に従います。
(特に指定がない場合はダブルナット)
これで、鉄骨の位置を固定できます。
※この段階で鉄骨柱の位置決め(本締め) は終了
※上記の解説モデルでは 2方向(左・右)のみに開口部がありますが、アンカーボルトを縦
使いする OF-Q の場合は、ベースプレートの周囲は全て開放面(注入幅は 50 ㎜を標準)
になります。
親フィラー
子フィラー
親フィラー
空気抜き溝
親フィラー
親フィラー
子フィラー
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4. 親子フィラーQグラウトの施工
[ご注意] 鉄骨柱の固定(本締め)が完了していることをご確認ください!
4.1.注入枠の設置
OF-Qグラウトの施工においては、スラスターという機材を使用します。
標準仕様は、「スラスター50」で、幅は 48㎜です。(6.1.⑤)
またこれに見合う注入枠の幅は 50㎜で、この設置には、注入枠設置ガイド-50のご使用
が便利です。(6.1.④)
これ等は、グラウト材注入時に、ベースプレートのアンカーボルト孔付近に残存してい
る空気を外部に排出するために必要な手続きであり、これによって押し出された空気は
子フィラーQの空気抜き溝を介して外部に排出され、その結果、ベースプレートのアン
カーボルト孔付近の空隙部位に OF-Qグラウトが充填される機構になっています。
▼01注入枠は、ベースプレート端部から 50㎜離して設置して下さい。
▼02注入枠の高さは、ベースプレート上面より高く設置して下さい。
※注入枠をベースプレートに密着させる方法は不可としています。
※注入幅を 30㎜とする場合は、スラスター30(幅 28mm)をご使用ください。
また、スラスターを自作される場合は、6.1.項をご参照ください。
4.2.OF-Qグラウトの施工
親子フィラーQのグラウト材は、専用の「OF-Qグラウト」を使用します。
❶グラウト材を確認 ➔ ❷水量・水温を確認 ➔ ❸混錬 ➔
▼水量は 4.6ℓ/袋を標準 ▼攪拌は、120±10秒
▼水温は、5℃~35 度の範囲
グラウト材作成後、必ず、流動性確認(フラットフロー)試験を行います。
❹流動性確認 1) ➔ ❺流動性確認 2) ➔ ❻流動性確認 3) ➔
▼フラットフロー板 (水平に設置) ▼注入筒 ▼上端面まで試供材を投入
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[施工資料<3>] OF-Q作業手順書<3>ver2/ABt縦使い
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❼流動性確認 4) ➔ ❽流動性確認 5) ➔ ❾注入枠の設置 ➔
▼注入筒を引上げ (垂直に) ▼150㎜~250 ㎜の間にある事 ▼注入枠と BPLの間隔は 50 ㎜
❿グラウト材の投入 ➔ ⓫加圧 1)/ 木槌 ➔ ⓬加圧 2)/スラスター ➔
▼開口部から順次投入する。 ▼木槌による打圧を行う ▼ボルト位置近傍を中心に行う
▼ベースプレートの上端面まで入れる ▼ボルト孔周辺の注入枠を ▼ボルト孔上部にある空気を外
▼練上げたグラウト材は混錬後 15 10~20 回程度叩く 部に追い出すのが目的
分を目安に使い切る ▼スピード感をもって行う ▼型枠の浮き上がりに注意
▼不足がある場合は間を置かない ▼グラウト材がベースプレート ▼1部位あたり 3~5回を目安
で施工を行う 下端面に達するまで行う ※幅の規定有(注入幅-2㎜)
⓭注入完了の確認 ▼注入後、スラスター作業完了の確認のため、ボルト等にマーキ
ング(チェック)を行う。
▼ベースプレートに空けた確認孔で、ベースプレートの上部までグ
ラウト材が上がっていることを確認する。
(このモデルには確認孔はありません)
▼型枠の浮き上がり・グラウト材の漏れに注意
▼チェックシートに記入・写真記録をして作業終了です。
※記入済のチェックシート(コピー/全数)及び記録写真(一部で可)
は、お手数ですが、弊社宛にメール等で送付をお願いします。
[Mアドレス] [email protected] (構造工学研究所)
5.親子フィラーQグラウトの安全管理
親子フィラーQグラウトの施工における安全管理上の注意点は以下の通りです。
▼01作業時はゴム手袋を着用する
▼02作業時は防護眼鏡を着用する
▼03作業時は(防塵)マスクを着用する
グラウト材が肌についた場合は,十分に水洗すること。
目に入った場合は,十分に水洗し、医者に見せ、処置を仰ぐことを優先してください
注入枠
50
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6.参考
6.1. 親子フィラーQグラウトに関連する機器 ①撹拌機の例 ②攪拌用羽根の例 ③流動性試験機材
▼回転数:800rpm~1300rpm ▼鋼製(アルミ製は不可) ▼フラットフロー板 ▼試験筒
※スクリュー状のものは不適 ▼温度計
④注入枠設置ガイド ⑤スラスター
▼注入幅を 50㎜に設定 ▼50㎜の注入幅に対応
④および⑤を規定した理由は、スラスターの押圧により、ベースプレートのアンカーボルト孔
付近に残っている空気を外部に押し出すことを確実にするためです。
また、注入枠をベースプレートに密着させて設置する方法は、スラスターによる加圧ができな
いため不可とします。
<注入枠の取付とスラスターの取合い> ※スラスターを自作する場合
親子フィラーQグラウトの施工におけるグラウト材の注入幅(べースプレート端~注入枠
内面間の距離)は、50 ㎜を標準としています。
また、注入幅 50㎜に見合うスラスターの幅は 48 ㎜としています。これは、スラスターに
よるグラウト材の加圧を有効にするために決められた数値です。
自作(注入幅をW)をする場合は、スラスターの幅は、W-2㎜とします。長さは 150㎜を
標準としますが、状況に合わせて変更することは可とします。
6.2.親子フィラーQのグラウト量の計算
グラウト量の計算表/アンカーボルト縦使い用(EXCEL)を別途用意しています。
本計算表を使用して、OF-Qグラウト工事における必要袋数を計算することができます。
計算表は、弊社および販売店に常備されているので、資料の要求をお願いします。
また、弊社 HPにも掲載されています。自由にお持ちいただくことが可能です。
設置ガイド スラスター
●フラットフロー板 1 枚
●試験筒 1 基
●スラスター(50) 1基
●注入枠設置ガイド(50) 4個
●温度計 1 本
弊社から
提供可
(有償)
現場サイ
ドで準備
■電動撹拌機
■攪拌用の羽根
■攪拌用の缶
■水量計量カップ
■時計
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6.3. 親子フィラーQサイズ一覧表 (mm)
名称 アンカーボルト ベースプレート <D> 子フィラー <K5> 親フィラー <F5> 親フィラー <Fb>
OF-Q12 M12 35 35 45 5.0
OF-Q16 M16 40 40 50 5.0
OF-Q20 M20 45 45 55 5.0
OF-Q22 M22 50 50 60 6.0
OF-Q24 M24 50 55 65 6.0
OF-Q27 M27 55 60 70 6.0
OF-Q30 M30 55 65 75 8.0
OF-Q33 M33 60 70 80 8.0
OF-Q36 M36 65 75 90 8.0
OF-Q39 M39 75 85 100 8.0
OF-Q42 M42 80 90 110 10.0
OF-Q45 M45 85 95 110 10.0
OF-Q48 M48 90 100 120 10.0
OF-Q52 M52 95 115 135 10.0
OF-Q56 M56 100 120 140 12.0
OF-Q60 M60 105 125 145 12.0
OF-Q64 M64 110 130 150 12.0
OF-Q68 M68 115 135 155 16.0
OF-Q72 M72 120 140 160 16.0
OF-Q76 M76 125 155 175 16.0
OF-Q80 M80 130 160 180 16.0
※D:アンカーホール径 K5:子フィラー鍔の外径 F5:親フィラー鍔の外径 Fb:親フィラー挿入長さ
▼親子フィラーQを使用する場合は、設計図書に記載されている親子フィラーQに対して、上表に示
すK5(子フィラーの外径)の数値と合っているかを確認します。
(設計図書の指定が OF-Q48の場合、お使いになる子フィラーの外径が 100㎜であること)
(親フィラーでは、OF-Q42と OF-Q45のF5寸法が同一のため、子フィラーの K5 の方でチェック)
▼一般の親子フィラー(OF-L,OF-S)は、K5寸法は OF-Qと同じのため同様にサイズチェックができる。
6.4.チェックシート (記入例)
都 道府 県
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
1C1 1C2 1C1 1C1 1C2 1C1
M33 M27 M33 M33 M27 M33
8 4 8 8 4 8
? ? ? ? ? ?
? ? ? ? ? ?
? ? ? ? ? ?
? ? ? ? ? ?
? ? ? ? ? ?
? ? ? ? ? ?
?/袋 ℃ 秒
㎜ ㎜ ㎜
工事名称 〇〇施設建築工事
圧縮強度確認
工事管理者への報告と処理の記録
●水道水の水温が低かったので加温して水温を調整した。
<施工管理者のメールアドレス>:[email protected]
混錬時間
195流動性チェック(150~250㎜)
OFQグラウトのロットNo xxxxx 異常なし ・ 袋破損、他袋の保管状態
スラスター幅
有 ・ 無
施工者
会社名
氏 名
施工日
OF-Qグラウトの注入施工
使用する部位の柱記号
取付位置 (X通り)/(Y通り)施工位置
混錬後15分以内の施工
鋼製フィラーの取付
アンカーボルトのサイズ
アンカーボルト本数
所定の位置への取付けを完了
縦使い OF-Qチェックシート
東京
ベースプレート下面の清掃
注入枠~ベースプレート端面間の幅
120
□□工事㈱
2020 (令和02) 年 3 月 11 日(水)
□□一郎
住吉区浅間1-1-1
50
混錬水の量 4.6 水温 26
工事場所
チェック項目
縦方向アンカーボルトの設置
施工要件
ベースプレート上端面まで注入
現場作成試験体で測定(検査機関: ) ・ メーカーのロットデータを使用
㈱構造工学研究所(?:03-5981-5621/FAX:03-5981-5622) ●構造工学研究所にコピー送付
一般社団法人建築鉄骨構造技術支援協会の技術評価:第17-01 ●施工会社で原本を保管
2020.09.23.
注入時木槌による打撃
スラスターを使用して加圧
注入確認孔上端までグラウト注入
〇〇二郎
2020 (令和02) 年 3 月 11 日(水)
施工管理者
チェックシートを作成
会社名
氏 名
確認日
〇〇建設㈱
48
〇
〇
X0
Y0
X0X0 X0 X0
Y0
X0
Y0 Y0 Y0 Y0
〇
?
〇
〇
アンカーボルト
〇〇〇〇〇
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8
都 道
府 県
12
34
56
78
910
11
12
13
14
15
16
17
18
ℓ/袋
℃秒
㎜㎜
㎜
施工
要件
縦方向
OFQグ
ラウ
トの
ロッ
トNo
袋の
保管
状態
注入
枠~
ベー
スプ
レー
ト端
面間
の幅
流動
性チ
ェッ
ク (150~
250㎜
)ス
ラス
ター
幅
鋼製
フィラー
の取
付
OF-Qグラウト
の注
入施
工
注入確認孔上端までグラウト注入
使用
する
部位
の柱
記号
取付
位置
(X通
り)/
(Y通
り)
アン
カー
ボル
トの
サイ
ズ
アン
カー
ボル
ト本
数
所定
の位
置へ
の取
付け
を完
了
混錬
後15分
以内
の施
工
注入
時木
槌に
よる
打撃
ベースプレート上端面まで注入
スラ
スタ
ーを
使用
して
加圧
氏
名
チェ
ック
項目
施工
位置
縦使い
OF-Qチェックシート
工事
名称
氏
名
施工
日確
認日
施工
者
会社
名施
工管
理者
チェックシート
を作
成20 (令
和 ) 年 月
日
( )
会社
名
20 (令
和 ) 年
月
日
(
)
工事
場所
圧縮
強度
確認
工事
管理
者へ
の報
告と
処理
の記
録<施
工管
理者
のメ
ール
アド
レス
>:
異常
なし
・
袋
破損
、他
ベー
スプ
レー
ト下
面の
清掃
有
・
無混
錬水
の量
水温
混錬
時間
アン
カー
ボル
トの
設置
㈱構造工学研究所(☎:
03-5981-5621/FAX:
03-5981-5622)
●構
造工
学研
究所
にコピー送
付
2020.09.23.
現場作成試験体で測定(検査機関: ) ・ メーカーのロットデータを使用
一般社団法人建築鉄骨構造技術支援協会の技術評価:第17-01
●施
工会
社で
原本
を保
管
〇
㊞
アンカーボルト
〇〇〇
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9
6.5. OF-Qグラウト圧縮強度試験供試体の作り方
親子フィラーQグラウトの圧縮強度試験供試体は、試験体の製作方法および養生内容が、発現強度に
大きく影響します。 下記の手順(1~9)に準じて供試体の製作をお願いします。
1 ● 親子フィラーQグラウトの練混ぜは、施工マニュアルに従って
適正に行ってください。
● アルミ製羽根のミキサーは使用不可です。
※ [参考]:OF-Q施工マニュアル<1>~<6>
2 ● 練上がったOF-Qグラウトを円柱形型枠(内径 50㎜x高さ 100㎜)
の 1/2迄詰め、突き棒等を用い、その先端が底面に触れない深さ
迄数回突きます。
※ 事前に型枠内面にスプレー油脂等を塗布しておくと脱枠が楽に出
来ます。
3 ● 型枠を軽くタッピングして、空隙をなくします。
(タッピング:型枠を持ち上げて下の台を軽く叩く動作)
4 ● OF-Qグラウトを型枠の上端まで詰め、上記 2.3.と同様の作業を
行います。
その際、突く深さは 1層目に届く程度とします。
5 ● 上面を研磨して供試体を作成する場合は、1~2㎜の盛り上げを
します。(供試体作製方法として推奨)
● ペーストキャッピングで供試体を作成する場合は、上端から 1~2㎜
下げます。
● その後、直ちに上面をラップ等で密封し、輪ゴムで止め、水分の
蒸発を防ぎます。
6 ● 直射日光、風、凍害等を受けることがないように存置して下さい。
(箱等に入れて存置することを推奨します。)
● 硬化までは振動を受けることがないように養生します。
7 ● OF-Qグラウトの硬化を待ち、丁寧に型枠を取外します。
● 脱型は、通常、詰め終わってから翌日~2日後程度とします。
● ペーストキャッピングをする場合は、脱型する直前に行うのが
一般的です。 (8項参照)
8 ● 供試体の上面は、研磨により平面に仕上げるか、ペーストキャ
ッピングにより平面性が得られるよう注意して行います
(ペーストキャッピング層の圧縮強度は OF-Qグラウト強度以上
のものを使用します。)
● 上下端面が斜めであったり凹凸があると、偏心により強度低下を
起こす恐れがあります。
9 ● 養生水槽等に入れて完全に水中に浸し、材齢日まで水中養生を
します。
● 圧縮強度試験は、JIS A 1108に準じて行います。
20