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インストールガイド PowerChute™ Network Shutdown v4.2 Windows ® Linux ® /Unix ® Mac OS ® X Hyper-V ® /SCVMM ® VMware ® 990-2838M-018 06/2017

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Page 1: インストールガイド PowerChute™ Network Shutdown v4 · PowerChute Network Shutdown: インストールガイド t o l S t r a m•S およびファームウェアバージョンが3.3.1

インストールガイド

PowerChute™ Network Shutdown v4.2

Windows®

Linux®/Unix®

Mac OS® X

Hyper-V®/SCVMM®

VMware® 990-2838M-018 06/2017

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Schneider Electric 法律に関する免責事項Schneider Electric は、本マニュアルに記載される情報に関し 、正式なものであること 、誤記がないこと 、ま

たは完全であることを保証しません。 本マニュアルは、施設固有の詳細な運用開発プランに取って代わるも

のではありません。 したがって、 Schneider Electric は、損傷、法律違反、不適切なインストール、システム

障害、または本マニュアルを使用した結果生じるその他の問題に関し 、一切の賠償責任を負いません。

本マニュアルに記載される情報は、現状のまま提供され、データセンターの設計および構造を評価すること

を唯一の目的として用意されています。 本マニュアルは、 Schneider Electric が誠実に編集したものです。

ただし 、本マニュアルに記載される情報の完全性または正確性に関し 、明示または黙示を問わず、いかなる

意見表明も保証もされません。

SCHNEIDER ELECTRIC 本社、または SCHNEIDER ELECTRIC の親会社、関連会社もし くは子会社、また

はその担当役員、担当取締役もし くは担当従業員は、本マニュアルまたはその内容を使用したり 、その使用

に関連したり 、あるいはそれを使用できなかったりすることで生じる直接的、間接的、付随的、懲罰的、特

別の、または偶発的損害 ( 事業、契約、収益、データ 、情報の喪失、または事業中断など ) について、たと

え SCHNEIDER ELECTRIC がかかる損害の可能性を明示的に把握していた場合でも 、一切の賠償責任を負い

ません。 SCHNEIDER ELECTRIC は、本マニュアルまたはそのフォーマッ トに関する項目またはその内容に

関して、いつでも予告な く変更または更新する権利を留保します。

内容 ( ソフ トウェア、音声、ビデオ、テキスト 、および写真など )の著作権、知的財産権、およびその他すべ

ての所有権は、 Schneider Electric またはそのライセンサーに帰属します。 内容に含まれるすべての権利は、

本文書で明示的に付与および留保されません。 いかなる種類の権利もライセンス許諾または譲渡されません。

また、当該情報にアクセスするユーザーにその他の手段で受け渡すことも禁止します。

本マニュアルの全部または一部を再販売することは禁止されています。

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PowerChute Network Shutdown: インス トールガイ ド

はじめに

PowerChuteTM Network Shutdown (PowerChute) は、 UPS Network Management Card(NMC) と併用することで、 複数のコンピューターシステムをネッ トワーク経由でシャッ トダウ

ンします。

UPS に重大イベン トが発生した場合、 このソフ トウェアは UPS のバッテリーが尽きる前に、

システムを自動的にシャッ トダウンします。 保護できるシステムの数は、 UPS の容量にのみ制

約を受けます。

お使いの環境における PowerChute の使用方法の詳細については、 アプリケーシ ョ ンノート を

参照して ください。

製品センターPowerChute の [ 製品センター ] ページには、 役に立つ 新情報のリンクが数多く記載されてい

ます。 これには、 仮想化や通信の損失に関する基本的な情報、 および UPS 構成例をはじめ、

様々な分野の問題を解説するアプリケーシ ョ ンノート も含まれます。

インス トール後は、 PowerChute セッ トアップウィザードを使用して

ソフ トウェアを設定する必要があります。 これにより、 PowerChuteは UPS の重大イベン ト を検知して、 システムを保護します。

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ソフ トウェアおよびハードウェア要件

PowerChute Network Shutdown (PowerChute) をインストールするには以下の要件を満たし

ている必要があります。

• サポート されているオペレーティ ングシステムと Web ブラウザー (Web サイ トの

「オペレーテ ィングシステムおよび互換性一覧」 を参照)。 VMware で使用する場合は、

ESXi の有償ライセンスが必要です。 PowerChute では無償版の ESXi はサポート対象外

です。

• ディスク領域

• JRE

各オペレーティングシステム用のサポート されている Java™ Runtime Environment(JRE) も必要です。

PowerChute では、 「プライベート」 JRE をインス トールすることもできます。

Java Runtime Environment は、 ほとんどの OS で http://java.com からダウンロードでき

ます。

注意 : Mac OS® X では、 JDK 8 をインストールして ください。 JRE には PowerChute を実

行するために必要なファイルが含まれていません。 JDK 8 をダウンロードするには Oracle社の WEB サイ トにアクセスし、 JDK ダウンロードオプションを選択して ください。

• コンピューターのハードウェア要件として、 700 MHz 以上のプロセッサと 256MB 以上

のメモリが必要です。

• PowerChute とのグラフ ィ カルインターフェイス : 1024x768 以上 ( 低 800x600 以上)

の解像度のモニターをお勧めします。

タスク 必要なディスク領域

PowerChute Network Shutdown インストールプロセス

を開始する

100 MB

仮想アプライアンスを使用して PowerChute Network Shutdown をインストール -

ディスクフォーマッ ト : シンプロビジ ョニング済み

2 GB

仮想アプライアンスを使用して PowerChute Network Shutdown をインストール -

ディスクフォーマッ ト : シックプロビジ ョニング済み

3 GB

プライベート JRE と ともに PowerChute Network Shutdown をインストール

135 MB

パブリ ック JRE がインストール済みの場合に

PowerChute Network Shutdown をインストール

15 MB

サポート対象バージ ョ ンのパブリ ック JRE が OS 上にインストールされていな

い場合は、 プライベート JRE オプシ ョ ンを選択しなければインストールを続行

できません。 サポート されている も古いバージ ョ ンの JRE は Java 8 です。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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• Smart Slot およびファームウェアバージ ョ ンが 3.3.1 以上の Network Management Card ( パーツ番号 AP9617、 AP9618、 AP9619、 AP9630、 AP9631、 AP9635) を備えた

UPS、 または Symmetra PX2 (Network Management Card (OG-9354) を内蔵)。

- APC Web サイ トから NMC ファームウェアを入手して NMC ファームウェアを更新

できます。

• PowerChute Network Shutdown を PowerNet SNMP Adapter (Card) で使用することは

できません。 ご使用のカードのパーツ番号が AP9605、 AP9606、 AP9205、 または

AP9603 の場合、 PowerChute Network Shutdown と互換性がありません。

• 各 NMC の IP アドレスをあらかじめ控えておいて ください。

• PowerChute は、 Network Management Card との通信で IPv4 または IPv6 を使用できます。

IPv6 がサポート されるのは、 Network Management Card ファームウェア 6.0.x 以上のみ

です。

• ファイアーウォール

PowerChute は、 NMC Web アクセスポート (デフォルト : TCP port 80) に接続し、

UDP ポート 3052 に着信するデータを受信できる必要があります。 SNMP が有効である

場合、 PowerChute は、 インストール時に設定されている SNMP ポート (デフォルトは

161) でデータを受信できる必要があります。 また、 設定されているト ラップレシーバー

のポートに送信される ト ラ ップを許可するようにファイアーウォールを設定しなければなりません。

Windows® ファイアーウォールが有効な場合は、 PowerChute のインストール時に、

必要なポートを使用できるようにファイアーウォールを自動的に設定できます。

• PowerChute で Hyper-V® をサポートする場合は、 Windows PowerShell 2.0 以上が必要

です。 PowerShell 2.0 を Windows Server 2008 にインストールする方法については、

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ff637750%28v=azure.10%29.aspx を参照して く

ださい。

• インストーラーを実行するには、 管理者または Root 権限が必要です。

• PowerChute Network Shutdown をインス トールする前に、 PowerChute Plus、PowerChute Business Edition、 PowerChute Personal Edition、 および PowerChute Server をアンインストールする必要があります。

• SNMP MIBネッ トワーク管理システム (NMS) を使用して SNMP 経由で PowerChute Network Shutdown にアクセスするには、 まず 初に NMS に APC PowerNet MIB をインス トー

ルする必要があります。 以下の手順で PowerNet MIB の 新バージ ョ ンを入手します :

1. APC の Web サイ ト ( http://www.apc.com/tools/download/index.cfm) にアクセス

2. ソフ トウェア / ファームウェアドロップダウンリス トから、 ファームウェアの

アップグレード - MIB を選択

3. NMS ユーザーガイドの指示にしたがい、 NMS に MIB をインストール

PowerNet MIB は PowerChute インス トールディ レク ト リーのグループ 1 フォルダから

も入手可能です。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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インストールの準備

PowerChute Network Shutdown ソフ トウェアのインストールを実行する前に、 以下の手順を完

了して ください。

1. PowerChute のインストールを開始する前に、 UPS に Network Management Card(NMC) を装着して IP アドレスを割り当てて ください。

装着の手順については、 「Network Management Card インストールガイド」 を参照して

ください。

2. NMC ユーザーインターフェイスを使って、 UPS と Network Management Card を設定

します。 低でも、 次の項目を設定して ください。 b

a. シャッ トダウンの設定では、 [ バッテリ残量低下持続時間 ] フ ィールドの値を 5 分以

上に設定します。

b. 管理者の認証フレーズを設定します。

NMC の場合、 デフォルトの管理者ユーザー名とパスワードは両方とも apc であり、

デフォルトの認証フレーズは admin user phrase です。 セキュリテ ィ上の理由か

ら、 これらの値をデフォルト値から変更することをお勧めします。

異なる NMC アカウン ト タイプと PowerChuteファームウェアバージ ョ ン 6.0.6 以上の NMC では、 複数のユーザーを異なるアカウン ト タイプ

(管理者、 デバイス、 リードオンリー、 ネッ トワークオンリー) で追加できます。

PowerChute は、 組み込まれている 「apc」 アカウン トの代わりに管理者またはデバイスアカウ

ン ト を使用して NMC と通信できます。

手順は次の通りです。

1. [Configuration] - [Security] - [Local Users] - [Management] の順に選択して、 管理者

またはデバイスアカウン トで NMC のアカウン ト を作成します。

新しいユーザーを追加するには、 スーパーユーザーアカウン ト (apc) でログオンする

必要があります。

2. NMC ユーザーインターフェイスで、 [Configuration] - [Shutdown] ページを開きます。

3. [PowerChute Shutdown Parameters] の下にある [User Name] ドロップダウンリスト

から、 作成した新しいアカウン ト を選択します。

4. PowerChute でも同じ名前を使用します。 認証フレーズも一致しなければなりません。

NMC と PowerChute では、 管理者の認証フレーズとユーザー名は同

じものを使用する必要があります。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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インストールガイド

PowerChute Network Shutdown

Windows

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PowerChute Network Shutdownのインストール以下の項目を参照して ください。

• Windows および Windows Server Core でのインストール

• ソフ トウェアのアップグレード

• Windows でのアンインストール

• ソフ トウェアの自動インストール

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイ ド

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Windows および Windows Server Core でのインストール

以下の手順に従って ください。

1. PowerChute のインストール実行ファイル (Setup-x32.exe または Setup-x64.exe)は PowerChute CD (Windows & Linux 版 ) または DVD (Virtualization 版 ) の Windows-x86 および Windows-x86-64 フォルダにあります。 または APC の Web サイ トからダウ

ンロード します。 インス トーラーの実行には管理者権限が必要です。

ファイルをダブルクリ ックします。(Web サイ トから実行ファイルをダウンロード した場合は、 Zip ファイルを解凍する必

要があります)

2. Web サイ トから実行ファイルをダウンロード した場合は、 次の警告ダイアログボック

スが表示されます。 [ はい ] ボタンをクリ ックします。

3. [Welcome] ダイアログボックスで [Next] をクリ ックして続行します。

[License Agreement] ダイアログボックスで、 ライセンス利用許諾書の内容に同意する

場合は [I Agree] をクリ ックして続行します。

4. Java Runtime Environment (JRE) の設定において、 PowerChute インス トーラーは

Windows レジスト リをチェ ックしてサポート されているパブリ ック JRE がインストー

ルされているか特定します。 有効なパブリ ック JRE が検出された場合は、 その JRE を

使用するか、 PowerChute と一緒に提供されているプライベート JRE を使用するかを選

択できます。

パブリ ックおよびプライベート JRE の詳細については、 「JRE」 を参照して く

ださい。

Windows にインストールして VMware ホスト を監視する場合は、

本ヘルプの VMware のセクシ ョ ンを参照して ください。

Hyper-V または SCVMM でのインストール方法については、 本ヘ

ルプの Hyper-V/SCVMM のセクシ ョ ンを参照して ください。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイ ド

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5. [SNMP サポート ]ダイアログボックスが表示されます。

[SNMP サポートを有効にする] チェ ックボックスを選択します。

注意 : インストール時に SNMP サポートを有効に設定しないと、 以後 PowerChute 構成

ウィザードで有効にすることはできず、 Web ユーザーインターフェイスや構成 INI ファ

イルで SNMP に関連するオプショ ンは利用できな くなります。

[SNMP ディスカバリー ポート ] を指定します。 デフォルト値として161が自動的に入力

されますが、 このポートがすでに使用されている場合は他の値に変更できます。 指定したポート番号が利用できるかどうかが自動的に確認され、 利用できない場合は別の番号を入力しなければ次に進むことはできません。

Windows ファイアーウォールが有効である場合は、 PowerChute がポート 161 へのデー

タを受信できるようにして ください。 詳細については 「ファイアーウォール」 を参照して ください。

SNMP 経由で PowerChute にアクセスできるようにするには、 インス トール後に

Web ユーザーインターフェイスで SNMP 設定を有効にする必要があります。

[ 次へ (Next)] をクリ ックして継続します。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイ ド

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6. Hyper-V が検出されない場合は、 次の [VMware サポートの設定 (VMware Support)] ダイ

アログボックスが表示されます。 [VMware サポートを有効にしない (Do not enable VMware Support)] を選択します。

日本語版の Windows & Linux 版では、 上記の [VMware サポートの設定 (VMware Support)] ダイアログボックスと下記の [Hyper-V サポートの設定 (Hyper-V Support)] ダイアログボックスのどちらも表示されません。

Hyper-V が検出された場合は、 次の [Hyper-V サポートの設定 (Hyper-V Support)] ダイア

ログボッ クスが表示されます。 [Hyper-V サポートを有効にしない (Do not enable Hyper-V Support)] を有効にし、 [ 次へ (Next)] をク リ ッ ク して続行します。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイ ド

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PowerChute Network Shutdown: インス トールガイ ド

7. インストール先のフォルダを指定するか、 またはデフォルトのフォルダを受け入れます。

8. Windows ファイアーウォールが有効な場合は、 次のメ ッセージが表示されたら [Yes] を選択すると、 ファイアーウォールを自動的に設定できます。

Network Management Card との通信を有効にするには、 Windows ファ イアーウォール上で PowerChute Network Shutdown ポート を開く必要があ り ます。 この設定を自動で行いますか?

詳細については、 「ファイアーウォール」 を参照して ください。

インストールが完了したら、 システムを保護するために PowerChute を設定する必要があります。Windows では、 このダイアログボックスで [ 完了 (Finish)] ボタンをクリ ックすると、 PowerChuteセッ トアップウィザードが自動的に起動します。

Windows Server Core の場合は、 次のダイアログボックスが表示されますので、 手順に従って くだ

さい。

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ソフ トウェアのアップグレードPowerChute v3.1 以降がすでにインストールされている場合には、 インス トールのプロセスで、

新規インストールによる完全な置き換えではな く、 既存の設定を引き継いだアップグレードインス トールとして実行されることが通知されます。 アップグレードでは、 構成の既存の設定を引き継ぐことが可能になります。

それより古いバージ ョ ンの PowerChute がインストールされている場合は、 v4.2 をインストー

ルする前に、 古いバージ ョ ンをアンインストールする必要があります。

Windows でアップグレード した場合は、 PowerChute セッ トアップウィザードの実行は必要あ

りません。

アップグレードインス トールの実行後、 PowerChute ユーザーインターフェイス機能改善が正

確に適用されるためには、 ブラウザーの履歴を消去する必要があります。

• Internet Explorer の場合 - [ ツール ] > [ セーフティ ] > [ 閲覧履歴の削除 ] を選択

• Chrome の場合 - [ 設定 ] > [ 詳細設定を表示 ] > [ プライバシー ] > [ 閲覧履歴データの消去 ]を選択

• Firefox の場合 - [ メニューを開きます ] > [ 履歴 ] > [ 近の履歴を消去 ] を選択

PowerChute を 32 ビッ ト版から 64 ビッ ト版へアップグレードすること

はできません。 フルインストールを実行する必要があります。 また、 あらかじめ旧バージ ョ ンを手動でアンインストールする必要があります。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイ ド

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Windows でのアンインストールWindows のスタート メニューにある [PowerChute Network Shutdown] から [ アンインス

トール ] を使用します。

Windows Server Core の場合は以下の手順に従って ください。

1. コマンドプロンプ トウィ ンドウを開きます。

2. C:\Program Files\APC\PowerChute\uninstall.exe と入力して、 Enter キーを

押します。

Windows Server 2012 の場合は、 [ プログラムの追加と削除 ] を使用して PowerChute をアンイ

ンストールして ください。

1. [ スタート ] メニューの [PowerChute Network Shutdown] メニューオプシ ョ ンを右ク

リ ックします。

2. 画面の一番下に表示されるオプシ ョ ンメニューから [ アンインストール ] を選択します。

自動モードでアンインストールする方法 :

1. コマンドプロンプ ト を開きます。

2. "C:\Program Files\APC\PowerChute\uninstall.exe" /S と入力して、 Return キーを押します。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイ ド

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ソフ トウェアの自動インストール

自動インストールとは、 インス トールが無人または非対話的に行われることを指します。

Windows での自動インストール 以下の手順を実行して ください。

自動インストールファイル を編集して必要なパラメーターを設定します。 「自動インストール

ファイルの編集」 を参照して ください。

1. Windows コマンド ラインに次の 1 行を入力します。

Setup.exe /S /F silentInstall.ini

自動インストールでは、 同じイベン ト設定やシャッ トダウン設定をロールアウトすることはできません。 ただし、 pcnsconfig.iniを使用するとロールアウト を実行できます。 オンラインヘルプの INIファイルのセクシ ョ ンを参照して ください。

PowerChute で自動インストールがサポート されるのは、 シングル、

冗長および並列 UPS 構成のみです。

自動インストールが失敗した場合は、 「付録 A: 自動インストールの

エラーコード」 を参照して ください。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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自動インストールファイルの編集Windows オペレーティングシステムでは、 自動インストールの設定を行うファイルは

silentInstall.ini です。

このファイルはプレーンテキスト ファイルであるため、 標準的なテキストエディ タで編集できます。 各フ ィールドまたは行には、 インス トーラーがインストールを実行するために必要な値が含まれています。 自動インストールファイルのフ ィールドを下表に示します。

フ ィールド名 説明

applicationDirectory= インストールフォルダを指定します。 (=) の後にフォルダ名を入力

します。 使用しているオペレーティングシステムで有効な文字が使用されていることを確認して ください。

注意 : インストールパスには、 日本語などで使用されるマルチバイト文字や、 一部のシングルバイ トの拡張 ASCII 文字 (ß, é, ä など)

は使用できません。

ACCEPT_EULA=yes 「yes」 はソフ トウェア使用許諾契約の受諾を示します。 ここで

「yes」 を指定しない限り、 インストールは続行しません。

*INSTALL_JAVA= System | PCNS

ここで、 System という値は、 PowerChute のインストールでパブ

リ ック JRE を使用することを表します。

PCNS という値は、 プライベート JRE を使用することを表します。

* インストールで、 JRE が要件を満たしているかどうかが検出されます。 JRE を参照して ください。

REGISTER_WITH_NMC=yes | no

「yes」 または 「no」 を使用します。 これによって、 PowerChute を

Network Management Card (NMC) に登録するかどうかを指定します。

MODE=single | redundant | parallel

「single」、 「redundant」、 または 「parallel」 を使用して UPS 構成モー

ドを指定します。 詳細については、 「PowerChute Network Shutdownの動作モード とサポート される UPS 構成」 (こちら) を参照して く

ださい。

NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6

インターネッ トプロ ト コルとして IPv4 または IPv6 を指定します。

IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicast

IPv6 のみを使用する場合 (NETWORKCONFIG= IPv6 と指定した場

合) は、 ここで通信メカニズムを指定しなければなりません。「UNICAST_ADDRESS=」 と 「MULTICAST_ADDRESS=」 も参照し

て ください。

詳細については 「PowerChute Network Shutdown の通信プロセス」

(こちら) を参照して ください。

IP_1=

IP_2=

IP_3=

IP_4=

IP_5=

IP_6=

IP_7=

# IP_8=

# IP_9=

各行で、 この PowerChute と通信を行うそれぞれの NMC の IP アド

レスを指定します。

必要でないエン ト リーには、 #記号を行の始めにつけてコ メン トアウトすることができます (例 8 および 9 参照)。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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IP_1_Outlet=

IP_2_Outlet=

IP_3_Outlet=

IP_4_Outlet=

IP_5_Outlet=

IP_6_Outlet=

IP_7_Outlet=

# IP_8_Outlet=

# IP_9_Outlet=

これは、 コンセントグループ機能付きの UPS (Smart-UPS SMX およ

び SMT デバイスなど) のみに適用されます。 PowerChute に電力を供

給するコンセントグループを指定して ください。

スイッチドコンセントグループのみを持つ UPS では、 「IP_1_Outlet」を 「1」 に設定しなければなりません。 「0」 と入力すると、

PowerChute は 初のコンセントグループに関連したコンセン ト イベ

ントを正し く識別できないことがあります。

メインコンセン トグループ (非スイッチド) とスイッチド コンセントグループの両方を持つ UPS では、 「IP_1_Outlet」 を 「0」 に設定し

なければなりません。

必要でないエン ト リーには、 #記号を行の始めにつけてコ メン トアウトすることができます (例 8 および 9 を参照)。

PORT= NMC Web のポート番号を指定します。 HTTP 用は 80、 HTTPS 用は

443 です。

PROTOCOL=HTTP | HTTPS

使用するプロ ト コルの種類を、 HTTP または HTTPS のいずれかで指

定します。

ACCEPTCERTS=

YES | NO

HTTPS プロ ト コルを使用する場合、 接続を保護するために SSL 証明

書が使用されます。 デフォルトでは、 NMC で使用されるのは自己署

名証明書で、 これを承認する必要があります。

「YES」 を選択すると、 自己署名証明書は自動的に承認されます。

「NO」 を選択すると、 NMC に有効な証明書が設定されている場合に

のみ接続を承認します。

USERNAME=PASSWORD=AUTHENTICATION_PHRASE=

ユーザー名、 パスワード、 および認証フレーズを入力して NMC との

PowerChute の通信を検証します (認証フレーズが指定されていない

場合、 デフォルト値が使用されます)。

注意 : セキュリテ ィ上の理由から、 これらの値をデフォルト値から変更することをお勧めします。

ユーザー名とパスワードには以下の文字を使用できます。

• 小文字と大文字のアルファベッ ト (a ~ z および A ~ Z)

• 0 ~ 9 の数字

• 次の記号 : _!\"#$%&'()*+,-./:;<=>?@^`{|}[]~

パスワードは 3 ~ 32 文字、 ユーザー名は 3 ~ 10 文字で指定して く

ださい。 認証フレーズは ASCII 文字で 15 ~ 32 文字以内です。

LOCAL_IP_ADDRESS= この情報は、 複数のネッ トワークカードが装着されているPowerChute サーバーに適用されます。 これを使用して、

PowerChute と通信するカードの IP アドレスを指定します。

UNICAST_ADDRESS= NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6 で IPv6、 IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicast で unicast を指定した場合は、 ここでユニキャスト

ホストアドレスを指定する必要があります。

MULTICAST_ADDRESS= NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6 で IPv6、 IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicast で multicast を指定した場合、 Network Management カードは、 ここで指定したマルチキャストアドレスに

UDP パケッ ト を送信します。

SNMPv1

ENABLE_SNMPV1_ACCESS = True | False

SNMPv1 アクセスを有効にするには True、 無効にするには Falseを指定します。

NAME _COMMUNITY_N = コ ミ ュニティー名を 15 文字以下の ASCII 文字で入力します。

NMS_COMMUNITY_N= ネッ トワーク管理システムの IP アドレスを入力します。

フ ィールド名 説明

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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ACCESS_TYPE_COMMUNITY_N = READONLY | READWRITE | DISABLED

SNMP コ ミ ュニティー文字列のアクセスタイプを指定します。

• DISABLED: SNMP GET および SET 要求は禁止されます。

• READONLY: SNMP GET 要求のみが許可されます。

• READWRITE: SNMP GET および SET 要求は許可されます。

SNMP_PORT = SNMP ポートを指定します。 デフォルト値は 161 です。

注意 : N は整数 (0-N) を表します。

SNMPv3

ENABLE_SNMPV3_ACCESS = True | False

SNMPv3 アクセスを有効にするには True、 無効にするには Falseを指定します。

USERNAME_PROFILE_N = SNMPv3 ユーザープロファイルのユーザー名を 32 文字以下の ASCII文字で入力します。

AUTH_PASSPHRASE_PROFILE_N = 認証パスフレーズを 8 ~ 32 文字の ASCII 文字で入力します。

PRIV_PASSPHRASE_PROFILE_N = プライバシーパスフレーズを 8 ~ 32 文字の ASCII 文字で入力します。

AUTH_PROTOCOL_PROFILE_N = MD5 | SHA1 | SHA256 | SHA512 | NONE

SNMPv3 ユーザープロファイルの認証プロ ト コルを指定します。

PRIV_PROTOCOL_PROFILE_N =AES128 | AES192 | AES192EX |AES256EX | AES256 | DES | NONE

SNMPv3 ユーザープロファイルのプライバシープロ ト コルを指定し

ます。

AES-192/Ex および AES-256 /Ex の JRE 要件の詳細については、

www.apc.com にある 「PowerChute Network Shutdown ユーザーガ

イ ド」 の 「SNMP のト ラブルシューテ ィ ング」 を参照して ください。

ACCESS_TYPE_PROFILE_N = READONLY | READWRITE | DISABLED

SNMPv3 ユーザープロファイルのアクセスタイプを指定します。

• DISABLED: SNMP GET および SET 要求は禁止されます。

• READONLY: SNMP GET 要求のみが許可されます。

• READWRITE: SNMP GET および SET 要求は許可されます。

SNMP_PORT= SNMP ディスカバリーポートを指定します。 デフォルト値は 161 です。

注意 : N は整数 (0-N) を表します。

SNMP ト ラ ップ

UPSCriticalEvents_Enabled = True | False

UPS 重大イベン トの SNMP ト ラップを有効にするには True を指定し

ます。

UPSCriticalEvents_SendClearingTrap = True | False

UPS 重大イベン トのクリア後にト ラップを 1 回だけ送信するには

True を入力します。

UPSCriticalEvents_Delay = ト ラップを送信するために UPS 重大イベン トが継続する必要がある

時間を秒数で指定します。

UPSCriticalEvents_RepeatInterval = ト ラップを再送信する間隔を秒数で指定します。

UPSCriticalEvents_RepeatUntilCleared = True | False

UPS 重大イベン トがクリアされるまで繰り返し間隔でト ラップを送

信したい場合は True を指定します。

UPSCriticalEvents_RepeatTimes = UPS 重大イベン トが発生した際にト ラップを送信する回数を指定し

ます。

LostCommsEvents_Enabled = True | False

通信消失イベン トの SNMP ト ラ ップを有効にするには True を指定し

ます。

フ ィールド名 説明

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

Page 19: インストールガイド PowerChute™ Network Shutdown v4 · PowerChute Network Shutdown: インストールガイド t o l S t r a m•S およびファームウェアバージョンが3.3.1

LostCommsEvents_SendClearingTrap = True | False

通信消失イベントのクリア後にト ラップを 1 回だけ送信するには Trueを入力します。

LostCommsEvents_Delay = ト ラップを送信するために通信消失イベン トが継続する必要がある時間を秒数で指定します。

LostCommsEvents_RepeatInterval = ト ラップを再送信する間隔を秒数で指定します。

LostCommsEvents_RepeatUntilCleared = True | False

通信消失イベン トがクリアされるまで繰り返し間隔でト ラップを送信したい場合は True を指定します。

LostCommsEvents_RepeatTimes = 通信消失イベン トが発生した際にト ラップを送信する回数を指定します。

Enabled_TrapReceiver_N = True | False ト ラップレシーバーを有効にするには True を入力します。

NMS_TrapReceiver_N = ト ラップを受信する Network Management System の IP アドレスを入

力します。

Port_TrapReceiver_N = ト ラップレシーバーのポート番号を入力します。

Type_TrapReceiver_N = v1 | v3 ト ラップを送信する SNMP のバージョンを指定します。

ProfileName_TrapReceiver_N = ト ラップの送信に使用する SNMPv3 ユーザープロファイルのユー

ザー名を入力します。

注意 : N は整数 (0-N) を表します。

フ ィールド名 説明

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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インストールガイド

PowerChute Network Shutdown

Linux/UNIX

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PowerChute Network Shutdownのインストール以下の項目を参照して ください。

• Linux および UNIX でのインストール手順

• ソフ トウェアのアップグレード

• Linux および UNIX でのアンインストール

• ソフ トウェアの自動インストール

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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Linux および UNIX でのインストール手順次の手順は、 Solaris、 AIX および HP-UX でインストールする場合にも適用されます。 インストールを実行するにはルート権限を持っている必要があります。

1. PowerChute CD からインストールする場合、 CD の Linux_x32 または Linux_x64 のいずれかのディレク ト リーの中にインストールファイルがあります。 該当するインストールファイルを使用サーバーのテンポラリディ レク ト リーにコピーします。

2. Web サイ トからインス トールする場合は、pcns420Linux.tar.gz ファイルを、 ご使用のサーバーのテンポラリディ レク ト リーにコピーします。

作業ディ レク ト リーをテンポラリディ レク ト リーに変更します。 ここで次のコマンドを入力します。 gunzip pcns420Linux.tar.gz tar -xf pcns420Linux.tar

3. ルートユーザーとしてログインしていない場合は、 sudo を使用してインストーラーを実行するか、 または su コマンドを使用して、 ルートユーザーのコンテキストに切り替えてインストーラーを実行する必要があります。

./install.sh

4. [License Agreement] ダイアログボックスで、 ライセンス利用許諾書の内容に同意する場合は 「Yes」 と入力してから Enter キーを押して続行します。 終了する場合は 「No」と入力します。

5. Java Runtime Environment (JRE) の設定において、 有効なパブリ ック JRE が検出された場合は、 その JRE を使用するか、 PowerChute と一緒に提供されているプライベートJRE を使用するかを選択できます (「JRE」 を参照)。 AIX または HP-UX にはプライベート JRE を使用できません。

パブリ ック JRE を使用する場合、 そのパスを入力する必要があります。 インス トール先のフォルダを指定するか、 またはデフォルトのフォルダを受け入れます。

スペースを含むディ レク ト リー名は、 インス トール先にも Java ディ レク ト リーにも指定できません。 インス トール先のディレク ト リーを指定しないと、 デフォルトディ レクト リー (/opt/APC) にインストールされます。

6. SNMP サポートを有効にするには [Yes] を選択し、 SNMP ディスカバリー ポート番号を入力します。 デフォルトのポート番号である 161 が利用できない場合は、 利用可能な他の番号を入力して ください。

ファイアーウォールが有効である場合は、 PowerChute がポート 161 へのデータを受信できるようにして ください。 詳細については 「ファイアーウォール」 を参照して ください。

注意 : インストール時に SNMP サポートを有効に設定しないと、 以後 PowerChute 構成ウィザードで有効にすることはできず、 Web ユーザーインターフェイスや構成 INIファイルで SNMP に関連するオプシ ョ ンは利用できな く なります。

Solaris でインストールする場合 :

• Java 7 は 32 ビッ ト版の PowerChute と一緒に提供されています

• Java 8 は 64 ビッ ト版の PowerChute とのみ一緒に提供されています

Web からのダウンロード後に、 実行の許可を与える必要があります。chmod +x install.sh

HP-UX で ./install.shの実行前にコマンド su - root を入力します

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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SNMP 経由で PowerChute にアクセスできるようにするには、 インス トール後

に Web ユーザーインターフェイスで SNMP 設定を有効にする必要があります。

インストールが完了したら、 システムを保護するための設定が必要です。 ブラウザーを起動して PowerChute の URL を入力して ください。

https://<your_machine_name/ IP>:6547

PowerChute セッ トアップウィザードの手順に従って設定を完了します。

ソフ トウェアのアップグレードPowerChute v3.1 以降がすでにインストールされている場合には、 インス トールのプロセスで、

新規インストールによる完全な置き換えではな く、 既存の設定を引き継いだアップグレードインス トールとして実行されることが通知されます。 アップグレードでは、 構成の既存の設定を引き継ぐことが可能になります。

Linux でアップグレード した場合は、 PowerChute セッ トアップウィザードを実行する必要があ

ります。

アップグレードインス トールの実行後、 PowerChute ユーザーインターフェイス機能改善が正

確に適用されるためには、 ブラウザーの履歴を消去する必要があります。

• Internet Explorer の場合 - [ ツール ] > [ セーフティ ] > [ 閲覧履歴の削除 ] を選択

• Chrome の場合 - [ 設定 ] > [ 詳細設定を表示 ] > [ プライバシー ] > [ 閲覧履歴データの消去 ]を選択

• Firefox の場合 - [ メニューを開きます ] > [ 履歴 ] > [ 近の履歴を消去 ] を選択

PowerChute を 32 ビッ ト版から 64 ビッ ト版へアップグレードするこ

とはできません。 フルインストールを実行する必要があります。 また、初に旧バージ ョ ンを手動でアンインストールする必要があります。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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Linux および UNIX でのアンインストールLinux の場合 :

• ターミナルプロンプ トから、 PowerChute ディ レク ト リーのアンインストールスクリプ

ト を実行します。

/opt/APC/PowerChute/uninstall

• 自動モードでアンインストールするには、 PowerChute ディ レク ト リーにあるアンイン

ストールスクリプ トの -q オプシ ョ ンを使用します。

/opt/APC/PowerChute/uninstall -q

• UNIX の場合、 デーモンが起動するとスクリプ トによって 1024 ファイルハンドルが追

加されます。 不要な場合は、 以下の場所で ulimit -n 1024 を PCNS 起動スクリプ ト

から削除します。/opt/APC/PowerChute/group1/powerchute.sh

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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ソフ トウェアの自動インストール

自動インストールとは、 インス トールが無人または非対話的に行われることを指します。

Linux での自動インストール自動インストールファイル (silentInstall.sample) を編集して必要なパラメーターを設

定します。 「自動インストールファイルの編集」 を参照して ください。

下記のコマンドを実行して、 管理者としてインス トールを開始します。

./install.sh –f silentInstall.sample

自動インストールでは、 同じイベン ト設定やシャッ トダウン設定をロールアウトすることはできません。 ただし、 pcnsconfig.iniを使用するとロールアウト を実行できます。 オンラインヘルプの INIファイルのセクシ ョ ンを参照して ください。

PowerChute で自動インストールがサポート されるのは、 シングル、

冗長および並列 UPS 構成のみです。

自動インストールが失敗した場合は、 「付録 A: 自動インストールの

エラーコード」 を参照して ください。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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自動インストールファイルの編集Linux OS で自動インストールを開始するファイルは 「silentInstall.sample」 という名

前です。

このファイルはプレーンテキスト ファイルであるため、 標準的なテキストエディ タで編集できます。 各フ ィールドまたは行には、 インス トーラーがインストールを実行するために必要な値が含まれています。 自動インストールファイルのフ ィールドを下表に示します。

フ ィールド名 説明

INSTALL_DIR= インストール先を指定します。 「=」 の後ろにインストール先を入力し

ます。 使用しているオペレーティングシステム上で有効な文字が使用されていることを確認して ください。

注意 : インストールパスには、 日本語などで使用されるマルチバイ ト文字や、 一部のシングルバイ トの拡張 ASCII 文字 (ß, é, ä など) は使

用できません。

JAVA_DIR= JRE のディレク ト リーを指定します。 システムでパブリ ック JRE がイ

ンストールされているパスを入力します。 (例 : /usr/local/bin/

jre/jre1.X.X_XX.)

この値が空白または存在しない場合、 プライベート JRE がインストー

ルされます。

ACCEPT_EULA=yes 「yes」 はソフ トウェア使用許諾契約の受諾を示します。 ここで 「yes」を指定しない限り、 インストールは続行しません。

REGISTER_WITH_NMC=yes | no

「yes」 または 「no」 を使用します。 これによって、 PowerChute を

Network Management Card (NMC) に登録するかどうかを指定します。

MODE=single | redundant | parallel

「single」、 「redundant」、 または 「parallel」 を使用して UPS 構成モー

ドを指定します。 詳細については、 「PowerChute Network Shutdownの動作モード とサポート される UPS 構成」 (こちら) を参照して くだ

さい。

NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6

インターネッ トプロ ト コルとして IPv4 または IPv6 を指定します。

IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicast

IPv6 のみを使用する場合 (NETWORKCONFIG= IPv6 と指定した場

合) は、 ここで通信メカニズムを指定しなければなりません。「UNICAST_ADDRESS=」 と 「MULTICAST_ADDRESS=」 も参照して

ください。

詳細については 「PowerChute Network Shutdown の通信プロセス」

(こちら) を参照して ください。

IP_1=

IP_2=

IP_3=

IP_4=

IP_5=

IP_6=

IP_7=

# IP_8=

# IP_9=

各行で、 この PowerChute と通信を行うそれぞれの NMC の IP アドレ

スを指定します。

必要でないエン ト リーには、 #記号を行の始めにつけてコ メン トアウトすることができます (例 8 および 9 参照)。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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IP_1_Outlet=

IP_2_Outlet=

IP_3_Outlet=

IP_4_Outlet=

IP_5_Outlet=

IP_6_Outlet=

IP_7_Outlet=

# IP_8_Outlet=

# IP_9_Outlet=

これは、 コンセン トグループ機能付きの UPS (Smart-UPS SMX およ

び SMT デバイスなど) のみに適用されます。 PowerChute に電力を供

給するコンセン トグループを指定して ください。

スイッチドコンセントグループのみを持つ UPS では、 「IP_1_Outlet」 を

「1」 に設定しなければなりません。 「0」 と入力すると、 PowerChute は

初のコンセントグループに関連したコンセン ト イベン トを正し く識別できないことがあります。

メインコンセン トグループ (非スイッチド) とスイッチド コンセン トグループの両方を持つ UPS では、 「IP_1_Outlet」 を 「0」 に設定しな

ければなりません。

必要でないエン ト リーには、 #記号を行の始めにつけてコ メン トアウトすることができます (例 8 および 9 を参照)。

PORT= NMC Web のポート番号を指定します。 HTTP 用は 80、 HTTPS 用は

443 です。

PROTOCOL=HTTP | HTTPS

使用するプロ ト コルの種類を、 HTTP または HTTPS のいずれかで指

定します。

ACCEPTCERTS=

YES | NO

HTTPS プロ ト コルを使用する場合、 接続を保護するために SSL 証明

書が使用されます。 デフォルトでは、 NMC で使用されるのは自己署名

証明書で、 これを承認する必要があります。

「YES」 を選択すると、 自己署名証明書は自動的に承認されます。

「NO」 を選択すると、 NMC に有効な証明書が設定されている場合にの

み接続を承認します。

USERNAME=PASSWORD=AUTHENTICATION_PHRASE=

ユーザー名、 パスワード、 および認証フレーズを入力して NMC との

PowerChute の通信を検証します (認証フレーズが指定されていない

場合、 デフォルト値が使用されます)。

注意 : セキュリテ ィ上の理由から、 これらの値をデフォルト値から変更することをお勧めします。

ユーザー名とパスワードには以下の文字を使用できます。

• 小文字と大文字のアルファベッ ト (a ~ z および A ~ Z)

• 0 ~ 9 の数字

• 次の記号 : _!\"#$%&'()*+,-./:;<=>?@^`{|}[]~

パスワードは 3 ~ 32 文字、 ユーザー名は 3 ~ 10 文字で指定して くだ

さい。 認証フレーズは ASCII 文字で 15 ~ 32 文字以内です。

LOCAL_IP_ADDRESS= この情報は、 複数のネッ トワークカードが装着されているPowerChute サーバーに適用されます。 これを使用して、 PowerChuteと通信するカードの IP アドレスを指定します。

UNICAST_ADDRESS= NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6 で IPv6、 IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicast で unicast を指定した場合は、 ここでユニキャスト

ホストアドレスを指定する必要があります。

MULTICAST_ADDRESS= NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6 で IPv6、 IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicast で multicast を指定した場合、 Network Managementカードは、 ここで指定したマルチキャストアドレスに UDP パケッ ト

を送信します。

SNMPv1

ENABLE_SNMPV1_ACCESS = True | False

SNMPv1 アクセスを有効にするには True、 無効にするには False を指

定します。

NAME _COMMUNITY_N = コ ミ ュニテ ィー名を 15 文字以下の ASCII 文字で入力します。

NMS_COMMUNITY_N= Network Management System の IP アドレスを入力します。

フ ィールド名 説明

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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ACCESS_TYPE_COMMUNITY_N = READONLY | READWRITE | DISABLED

SNMP コ ミ ュニティー文字列のアクセスタイプを指定します。

• DISABLED: SNMP GET および SET 要求は禁止されます。

• READONLY: SNMP GET 要求のみが許可されます。

• READWRITE: SNMP GET および SET 要求は許可されます。

SNMP_PORT = SNMP ポートを指定します。 デフォルト値は 161 です。

注意 : N は整数 (0-N) を表します。

SNMPv3

ENABLE_SNMPV3_ACCESS = True | False

SNMPv3 アクセスを有効にするには True、 無効にするには False を指

定します。

USERNAME_PROFILE_N = SNMPv3 ユーザープロファイルのユーザー名を 32 文字以下の ASCII文字で入力します。

AUTH_PASSPHRASE_PROFILE_N = 認証パスフレーズを 8 ~ 32 文字の ASCII 文字で入力します。

PRIV_PASSPHRASE_PROFILE_N = プライバシーパスフレーズを 8 ~ 32 文字の ASCII 文字で入力します。

AUTH_PROTOCOL_PROFILE_N = MD5 | SHA1 | SHA256 | SHA512 | NONE

SNMPv3 ユーザープロファイルの認証プロ ト コルを指定します。

PRIV_PROTOCOL_PROFILE_N =AES128 | AES192 | AES192EX |AES256EX | AES256 | DES | NONE

SNMPv3 ユーザープロファイルのプライバシープロト コルを指定します。

AES-192/Ex および AES-256/Ex の JRE 要件の詳細については、

www.apc.com にある 「PowerChute Network Shutdown ユーザーガイ

ド」 の 「SNMP のト ラブルシューテ ィ ング」 を参照し て く ださい。

ACCESS_TYPE_PROFILE_N = READONLY | READWRITE | DISABLED

SNMPv3 ユーザープロファイルのアクセスタイプを指定します。

• DISABLED: SNMP GET および SET 要求は禁止されます。

• READONLY: SNMP GET 要求のみが許可されます。

• READWRITE: SNMP GET および SET 要求は許可されます。

SNMP_PORT= SNMP ディスカバリーポートを指定します。 デフォルト値は 161 です。

注意 : N は整数 (0-N) を表します。

SNMP ト ラ ップ

UPSCriticalEvents_Enabled = True | False

UPS 重大イベン トの SNMP ト ラ ップを有効にするには True を指定し

ます。

UPSCriticalEvents_SendClearingTrap = True | False

UPS 重大イベン トのクリア後にト ラップを 1 回だけ送信するには Trueを入力します。

UPSCriticalEvents_Delay = ト ラップを送信するために UPS 重大イベン トが継続する必要がある時

間を秒数で指定します。

UPSCriticalEvents_RepeatInterval = ト ラップを再送信する間隔を秒数で指定します。

UPSCriticalEvents_RepeatUntilCleared = True | False

UPS 重大イベン トがクリアされるまで繰り返し間隔でト ラップを送信

したい場合は True を指定します。

UPSCriticalEvents_RepeatTimes = UPS 重大イベン トが発生した際にト ラ ップを送信する回数を指定し

ます。

LostCommsEvents_Enabled = True | False

通信消失イベン トの SNMP ト ラ ップを有効にするには True を指定し

ます。

フ ィールド名 説明

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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LostCommsEvents_SendClearingTrap = True | False

通信消失イベン トのクリア後にト ラップを 1 回だけ送信するには Trueを入力します。

LostCommsEvents_Delay = ト ラップを送信するために通信消失イベン トが継続する必要がある時間を秒数で指定します。

LostCommsEvents_RepeatInterval = ト ラップを再送信する間隔を秒数で指定します。

LostCommsEvents_RepeatUntilCleared = True | False

通信消失イベン トがクリアされるまで繰り返し間隔でト ラップを送信したい場合は True を指定します。

LostCommsEvents_RepeatTimes = 通信消失イベントが発生した際にトラップを送信する回数を指定します。

Enabled_TrapReceiver_N = True | False ト ラップレシーバーを有効にするには True を入力します。

NMS_TrapReceiver_N = ト ラップを受信する Network Management System の IP アドレスを入

力します。

Port_TrapReceiver_N = ト ラップレシーバーのポート番号を入力します。

Type_TrapReceiver_N = v1 | v3 ト ラップを送信する SNMP のバージョンを指定します。

ProfileName_TrapReceiver_N = ト ラップの送信に使用する SNMPv3 ユーザープロファイルのユーザー

名を入力します。

注意 : N は整数 (0-N) を表します。

フ ィールド名 説明

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

Page 30: インストールガイド PowerChute™ Network Shutdown v4 · PowerChute Network Shutdown: インストールガイド t o l S t r a m•S およびファームウェアバージョンが3.3.1

インストールガイド

PowerChute Network Shutdown

Mac OS X

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PowerChute Network Shutdownのインストール以下の項目を参照して ください。

• Mac OS X でのインストール

• ソフ トウェアのアップグレード

• Mac OS X でのアンインストール

• ソフ トウェアの自動インストール

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

Page 32: インストールガイド PowerChute™ Network Shutdown v4 · PowerChute Network Shutdown: インストールガイド t o l S t r a m•S およびファームウェアバージョンが3.3.1

Mac OS X でのインストールPowerChute は保護対象のマシンでインストールする必要があります。 以下の手順を実行して

ください。

1. PowerChute は PowerChute CD の MacOSX フォルダにあります。 または、 APC の Webサイ トからダウンロード します。 Mac OS X フォルダから Mac 上のフォルダにインストー

ルファイルをコピーします。

2. ターミナルを開き、 インストールスクリプ ト を格納するフォルダに移動します。

3. ./install.command を実行します。

4. ターミナルウィンドウでパスワードを入力するように求められます。

5. PowerChute インス トーラーが表示されるので、 [Next] をクリ ックして使用許諾契約書

を受諾します。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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6. PowerChute のインストール先のディレク ト リーへのパスを入力します。

7. [SNMP サポート ] ダイアログボックスが表示されます。

[SNMP サポートを有効にする ] チェ ックボックスを選択します。

注意 : インストール時に SNMP サポートを有効に設定しないと、 以後 PowerChute 構

成ウィザードで有効にすることはできず、 Web ユーザーインターフェイスや構成 INIファイルで SNMP に関連するオプシ ョ ンは利用できな く なります。

[SNMP ディスカバリー ポート ]を指定します。 デフォルト値として161が自動的に入力

されますが、 このポートがすでに使用されている場合は他の値に変更できます。 指定したポート番号が利用できるかどうかが自動的に確認され、 利用できない場合は別の番号を入力しなければ次に進むことはできません。

ファイアーウォールが有効である場合は、 PowerChute がポート 161 へのデータを受信で

きるようにして ください。 詳細については 「ファイアーウォール」 を参照して ください。

SNMP 経由で PowerChute にアクセスできるようにするには、 インストール後に

Web ユーザーインターフェイスで SNMP 設定を有効にする必要があります。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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8. [Next] をクリ ックしてインストールを続行します。 インス トールが始まったらキャンセ

ルすることはできません。

9. インストール進行状況バーが表示されます。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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10. インストールが成功したら、 ウィ ンドウが表示されサーバー設定を求められます。

11. [Open PCNS in browser] をクリ ックし、 PowerChute セッ トアップウィザードを完了

します。

インストールが完了したら、 システムを保護するための設定が必要です。 セッ トアップウィザードに従って設定を指定して ください。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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ソフ トウェアのアップグレード

Mac OS X でインストール中に PowerChute をアップグレードすることはできません。 新しい

バージ ョ ンの PowerChute をインス トールするには、 前のバージ ョ ンを手動でアンインストー

ルして 新バージ ョ ンの PowerChute v4.2 のフルインストールを実行する必要があります。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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Mac OS X でのアンインストール

Mac OS X で PowerChute をアンインストールする方法 :

1. インストールファイルの保存先フォルダに移動します :

/Users/Shared/Applications/APC/PowerChute

2. uninstall.command という ファイルをダブルクリ ックします。

3. ターミナルウィンドウが開き、 パスワードの入力を求められます。

4. アンインストールの確認ウィンドウが開きます。 アンインストールするには、 [Yes]をクリ ックします。

5. アンインストールの完了を示す確認ウィンドウが表示されます。

自動モードでアンインストールする方法 :

1. ターミナルウィ ンドウで、 PowerChute フ ァイルのインス トール先フォルダへ移動し

ます。

2. ./uninstall.command -q コマンドを入力します。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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ソフ トウェアの自動インストール

自動インストールとは、 インス トールが無人または非対話的に行われることを指します。

Mac OS X での自動インストール自動インストールファイル を編集して必要なパラメーターを設定します。 「自動インストール

ファイルの編集」 を参照して ください。

Mac OS X でのインストールでは、 新しいサーバーの一時フォルダに移動し下記のコマンド

を1行で入力します。

Install.command –s silentinstall.ini

「applicationDirectory」 は INI ファイル内で 初の行である必要があります。 「自動イン

ストールファイルの編集」 を参照して ください。

自動インストールでは、 同じイベン ト設定やシャッ トダウン設定をロールアウトすることはできません。 ただし、 pcnsconfig.iniを使用するとロールアウト を実行できます。 オンラインヘルプの INIファイルのセクシ ョ ンを参照して ください。

PowerChute で自動インストールがサポート されるのは、 シングル、

冗長および並列 UPS 構成のみです。

sudo を使用するとユーザーは常にパスワードの入力を求められます。

パスワードの入力を自動で行うには、 以下のコマンドを使用できます。Echo password | sudo –S ./install.command –s

自動インストールが失敗した場合は、 「付録 A: 自動インストールの

エラーコード」 を参照して ください。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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自動インストールファイルの編集Mac OS X で自動インストールを開始するファイルは 「silentInstall.ini」 という名前です。

各フ ィールドまたは行には、 インス トーラーがインストールを実行するために必要な値が含まれています。 自動インストールファイルのフ ィールドを下表に示します。

フ ィールド名 説明

applicationDirectory= インストールフォルダを指定します。 (=) の後にフォルダ名を入力しま

す。 使用しているオペレーティングシステムで有効な文字が使用されていることを確認して ください。

注意 : インストールパスには、 日本語などで使用されるマルチバイ ト文字や、 一部のシングルバイ トの拡張 ASCII 文字 (ß, é, ä など) は使用

できません。

ACCEPT_EULA=yes 「yes」 はソフ トウェア使用許諾契約の受諾を示します。 ここで 「yes」を指定しない限り、 インストールは続行しません。

REGISTER_WITH_NMC=yes | no

「yes」 または 「no」 を使用します。 これによって、 PowerChute を

Network Management Card (NMC) に登録するかどうかを指定します。

MODE=single | redundant | parallel

「single」、 「redundant」、 または 「parallel」 を使用して UPS 構成モード

を指定します。 詳細については、 「PowerChute Network Shutdown の動

作モード とサポート される UPS 構成」 (こちら) を参照して く ださい。

NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6

インターネッ トプロ ト コルとして IPv4 または IPv6 を指定します。

IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicast

IPv6 のみを使用する場合 (NETWORKCONFIG= IPv6 と指定した場合)

は、 ここで通信メカニズムを指定しなければなりません。「UNICAST_ADDRESS=」 と 「MULTICAST_ADDRESS=」 も参照して

ください。

詳細については 「PowerChute Network Shutdown の通信プロセス」 (こ

ちら) を参照して ください。

IP_1=

IP_2=

IP_3=

IP_4=

IP_5=

IP_6=

IP_7=

# IP_8=

# IP_9=

各行で、 この PowerChute と通信を行うそれぞれの NMC の IP アドレ

スを指定します。

必要でないエン ト リーには、 #記号を行の始めにつけてコ メン トアウトすることができます (例 8 および 9 参照)。

IP_1_Outlet=

IP_2_Outlet=

IP_3_Outlet=

IP_4_Outlet=

IP_5_Outlet=

IP_6_Outlet=

IP_7_Outlet=

# IP_8_Outlet=

# IP_9_Outlet=

これは、 コンセン トグループ機能付きの UPS (Smart-UPS SMX および

SMT デバイスなど) のみに適用されます。 PowerChute に電力を供給

するコンセン トグループを指定して ください。

スイッチドコンセントグループのみを持つ UPS では、 「IP_1_Outlet」 を

「1」 に設定しなければなりません。 「0」 と入力すると、 PowerChute は

初のコンセントグループに関連したコンセント イベントを正し く識別できないことがあります。

メインコンセン トグループ (非スイッチド) とスイッチド コンセン トグループの両方を持つ UPS では、 「IP_1_Outlet」 を 「0」 に設定しなけれ

ばなりません。

必要でないエン ト リーには、 #記号を行の始めにつけてコ メン トアウトすることができます (例 8 および 9 を参照)。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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PORT= NMC Web のポート番号を指定します。 HTTP 用は 80、 HTTPS 用は

443 です。

PROTOCOL=HTTP | HTTPS

使用するプロ ト コルの種類を、 HTTP または HTTPS のいずれかで指定

します。

ACCEPTCERTS=

YES | NO

HTTPS プロ ト コルを使用する場合、 接続を保護するために SSL 証明書

が使用されます。 デフォルトでは、 NMC で使用されるのは自己署名証

明書で、 これを承認する必要があります。

「YES」 を選択すると、 自己署名証明書は自動的に承認されます。

「NO」 を選択すると、 NMC に有効な証明書が設定されている場合にの

み接続を承認します。

USERNAME=PASSWORD=AUTHENTICATION_PHRASE=

ユーザー名、 パスワード、 および認証フレーズを入力して NMC との

PowerChute の通信を検証します (認証フレーズが指定されていない場

合、 デフォルト値が使用されます)。

注意 : セキュリテ ィ上の理由から、 これらの値をデフォルト値から変更することをお勧めします。

ユーザー名とパスワードには以下の文字を使用できます。

• 小文字と大文字のアルファベッ ト (a ~ z および A ~ Z)

• 0 ~ 9 の数字

• 次の記号 : _!\"#$%&'()*+,-./:;<=>?@^`{|}[]~

パスワードは 3 ~ 32 文字、 ユーザー名は 3 ~ 10 文字で指定して くだ

さい。 認証フレーズは ASCII 文字で 15 ~ 32 文字以内です。

LOCAL_IP_ADDRESS= この情報は、 複数のネッ トワークカードが装着されている PowerChuteサーバーに適用されます。 これを使用して、 PowerChute と通信する

カードの IP アドレスを指定します。

UNICAST_ADDRESS= NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6 で IPv6、 IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicast で unicast を指定した場合は、 ここでユニキャストホ

ストアドレスを指定する必要があります。

MULTICAST_ADDRESS= NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6 で IPv6、 IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicast で multicast を指定した場合、 Network Managementカードは、 ここで指定したマルチキャストアドレスに UDP パケッ ト を

送信します。

SNMPv1

ENABLE_SNMPV1_ACCESS = True | False

SNMPv1 アクセスを有効にするには True、 無効にするには False を指

定します。

NAME _COMMUNITY_N = コ ミ ュニテ ィー名を 15 文字以下の ASCII 文字で入力します。

NMS_COMMUNITY_N= Network Management System の IP アドレスを入力します。

ACCESS_TYPE_COMMUNITY_N = READONLY | READWRITE | DISABLED

SNMP コ ミ ュニテ ィー文字列のアクセスタイプを指定します。

• DISABLED: SNMP GET および SET 要求は禁止されます。

• READONLY: SNMP GET 要求のみが許可されます。

• READWRITE: SNMP GET および SET 要求は許可されます。

SNMP_PORT = SNMP ポート を指定します。 デフォルト値は 161 です。

注意 : N は整数 (0-N) を表します。

SNMPv3

ENABLE_SNMPV3_ACCESS = True | False

SNMPv3 アクセスを有効にするには True、 無効にするには False を指

定します。

USERNAME_PROFILE_N = SNMPv3 ユーザープロファイルのユーザー名を 32 文字以下の ASCII 文字で入力します。

フ ィールド名 説明

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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AUTH_PASSPHRASE_PROFILE_N = 認証パスフレーズを 8 ~ 32 文字の ASCII 文字で入力します。

PRIV_PASSPHRASE_PROFILE_N = プライバシーパスフレーズを 8 ~ 32 文字の ASCII 文字で入力します。

AUTH_PROTOCOL_PROFILE_N = MD5 | SHA1 | SHA256 | SHA512 | NONE

SNMPv3 ユーザープロファイルの認証プロ ト コルを指定します。

PRIV_PROTOCOL_PROFILE_N =AES128 | AES192 | AES192EX |AES256EX | AES256 | DES | NONE

SNMPv3 ユーザープロファイルのプライバシープロト コルを指定します。

AES-192/Ex および AES-256/Ex の JRE 要件の詳細については、

www.apc.com にある 「PowerChute Network Shutdown ユーザーガイ

ド」 の 「SNMP のト ラブルシューテ ィ ング」 を参照し て く ださい。

ACCESS_TYPE_PROFILE_N = READONLY | READWRITE | DISABLED

SNMPv3 ユーザープロファイルのアクセスタイプを指定します。

• DISABLED: SNMP GET および SET 要求は禁止されます。

• READONLY: SNMP GET 要求のみが許可されます。

• READWRITE: SNMP GET および SET 要求は許可されます。

SNMP_PORT= SNMP ディスカバリー ポートを指定します。 デフォルト値は 161 です。

注意 : N は整数 (0-N) を表します。

SNMP ト ラ ップ

UPSCriticalEvents_Enabled = True | False

UPS 重大イベン トの SNMP ト ラ ップを有効にするには True を指定し

ます。

UPSCriticalEvents_SendClearingTrap = True | False

UPS 重大イベン トのクリア後にト ラップを 1 回だけ送信するには Trueを入力します。

UPSCriticalEvents_Delay = ト ラップを送信するために UPS 重大イベントが継続する必要がある時

間を秒数で指定します。

UPSCriticalEvents_RepeatInterval = ト ラップを再送信する間隔を秒数で指定します。

UPSCriticalEvents_RepeatUntilCleared = True | False

UPS 重大イベン トがクリアされるまで繰り返し間隔でト ラップを送信し

たい場合は True を指定します。

UPSCriticalEvents_RepeatTimes = UPS 重大イベントが発生した際にト ラップを送信する回数を指定します。

LostCommsEvents_Enabled = True | False

通信消失イベン トの SNMP ト ラ ップを有効にするには True を指定し

ます。

LostCommsEvents_SendClearingTrap = True | False

通信消失イベントのクリア後にト ラップを 1 回だけ送信するには Trueを入力します。

LostCommsEvents_Delay = ト ラップを送信するために通信消失イベン トが継続する必要がある時間を秒数で指定します。

LostCommsEvents_RepeatInterval = ト ラップを再送信する間隔を秒数で指定します。

LostCommsEvents_RepeatUntilCleared = True | False

通信消失イベントがクリアされるまで繰り返し間隔でト ラップを送信したい場合は True を指定します。

LostCommsEvents_RepeatTimes = 通信消失イベントが発生した際にト ラップを送信する回数を指定します。

Enabled_TrapReceiver_N = True | False ト ラップレシーバーを有効にするには True を入力します。

NMS_TrapReceiver_N = ト ラップを受信する Network Management System の IP アドレスを入力

します。

Port_TrapReceiver_N = ト ラップレシーバーのポート番号を入力します。

Type_TrapReceiver_N = v1 | v3 ト ラップを送信する SNMP のバージョンを指定します。

ProfileName_TrapReceiver_N = ト ラップの送信に使用する SNMPv3 ユーザープロファイルのユーザー

名を入力します。

注意 : N は整数 (0-N) を表します。

フ ィールド名 説明

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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インストールガイド

PowerChute Network Shutdown

Hyper-V/SCVMM

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PowerChute Network Shutdownのインストール以下の項目を参照して ください。

• Hyper-V 環境での PowerChute の使用

• Windows Hyper-V/SCVMM でのインストール

• PowerChute SCVMM 環境へのインストール

• Hyper-V および SCVMM の設定

• ソフ トウェアのアップグレード

• Hyper-V および SCVMM でのアンインストール

• ソフ トウェアの自動インストール

Hyper-V 環境での PowerChute の使用Hyper-V サーバーは Windows フェイルオーバークラスターの一部として機能することも、 スタ

ンドアロンホスト と して機能することもできます。 クラスターの一部である場合、 PowerChuteはシャッ トダウン時に同じクラスター内の使用可能な Hyper-V ホストへの仮想マシンのマイグ

レーシ ョ ンを実行できます。

リモートサーバー管理ツール

Hyper-V およびフェイルオーバークラスタ リング (Windows Server 2012) には、 リモート

サーバー管理ツールをインストールする必要があります。 このツールがインストールされていない場合、 PowerChute Powershell スクリプ トは (仮想マシンの移行またはシャッ トダウンで)

正し く機能しません。

確認方法 :

1. Powershell を起動します。

2. Get-Module -ListAvailable コマンドを実行します。

3. Hyper-V とフ ェイルオーバークラスターが表示されていることを確認します。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

Page 44: インストールガイド PowerChute™ Network Shutdown v4 · PowerChute Network Shutdown: インストールガイド t o l S t r a m•S およびファームウェアバージョンが3.3.1

Windows Hyper-V/SCVMM でのインストール以下の手順に従って ください。

1. PowerChute のインストール実行ファイル (Setup-x64.exe) は Virtualization 版の

PowerChute DVD の Windows-x86-64 フォルダにあります。 または、 APC の Web サイ ト

からダウンロード します。 インストーラーの実行には管理者権限が必要です。

ファイルをダブルクリ ックします。(Web サイ トから実行ファイルをダウンロード した場合は、 Zip ファイルを解凍する必

要があります)

2. Web サイ トから実行ファイルをダウンロード した場合は、 次の警告ダイアログボック

スが表示されます。 [ はい ] ボタンをクリ ックします。

3. [Welcome] ダイアログボックスで [Next] をクリ ックして続行します。

[License Agreement] ダイアログボックスで、 ライセンス利用許諾書の内容に同意する

場合は [I Agree] をクリ ックして続行します。

インストール先のフォルダを指定するか、 またはデフォルトのフォルダを受け入れます。

4. Java Runtime Environment (JRE) の設定において、 有効なパブリ ック JRE が検出され

た場合は、 その JRE を使用するか、 PowerChute と一緒に提供されているプライベート

JRE を使用するかを選択できます。

パブリ ックおよびプライベート JRE の詳細については、 「JRE」 を参照して く

ださい。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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5. [SNMP サポート ]ダイアログボックスが表示されます。

[SNMP サポートを有効にする ] チェ ックボックスを選択します。

注意 : インストール時に SNMP サポートを有効に設定しないと、 以後 PowerChute構成ウィザードで有効にすることはできず、 Web ユーザーインターフェイスや構成 INIファイルで SNMP に関連するオプシ ョ ンは利用できな く なります。

[SNMP ディスカバリー ポート ] を指定します。 デフォルト値として 161 が自動的に入

力されますが、 このポートがすでに使用されている場合は他の値に変更できます。 指定したポート番号が利用できるかどうかが自動的に確認され、 利用できない場合は別の番号を入力しなければ次に進むことはできません。

Windows ファイアーウォールが有効である場合は、 PowerChute がポート 161 へのデー

タを受信できるようにして ください。 詳細については 「ファイアーウォール」 を参照して ください。

SNMP 経由で PowerChute にアクセスできるようにするには、 インストール後に

Web ユーザーインターフェイスで SNMP 設定を有効にする必要があります。

[Next] をク リ ックして継続します。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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6. 次のダイアログボックスで、 [Hyper-V サポート を有効にする (Enable Hyper-V Support)] を選択してインストールを続行します。

ダイアログボックスが開いて、 以下の注意事項を表示します。

a. PowerChute は、 SCVMM が仮想マシンで動作する環境をサポート していません。

b. PowerChute は物理マシンにインストールしなければなりません。

[OK] をクリ ックして続行します。

7. Windows ファイアーウォールが有効な場合は、 次のメ ッセージが表示されたら [Yes] を選択すると、 ファイアーウォールを自動的に設定できます。

Network Management Card との通信を有効にするには、 Windows ファ イアー

ウォール上で PowerChute Network Shutdown ポート を開く必要があ り ます。 この

設定を自動で行いますか?

詳細については 「ファイアーウォール」 を参照して ください。

インス トールが完了したら、 システムを保護するために PowerChute を設定する必要があり

ます。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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Hyper-V サーバーにインストールした場合は、 他のマシンで PowerChute のインストールを設

定する必要があります。 下のダイアログボックスの手順 2 に表示されている Hyper-Vmachineは、 Hyper-V マシンのマシン名または IP アドレスを意味します。

標準 Windows マシンでのインストールプロセスで Hyper-V を有効にした場合、 [Finish] ボタ

ンをクリ ックすると、 PowerChute セッ トアップウィザードが自動的に起動します。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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PowerChute SCVMM 環境へのインストールPowerChute は、 System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) によって管理されてい

る Hyper-V ホスト を保護できます。

物理マシンで SCVMM を構築して ください。 仮想マシンに SCVMM を構築した環境は、

PowerChute のサポート対象外です。

PowerChute は、 SCVMM と同じサーバーにインストールすることもできれば、 リモートサー

バーにインストールすることもできます。

PowerChute がリモートサーバーにインストールされている場合 :

• PowerChute によって使用される Powershell モジュールを提供するには、 同じサーバー

に SCVMM コンソールもインストールする必要があります。

• PowerChute のインストール先のマシンアカウン ト を SCVMM 設定で管理者ユーザー

ロールに追加する必要があります。

• SCVMM マシンをシャッ トダウンするには、 リモートシャッ トダウンコマンドを使用す

る必要があります。 リモートシャッ トダウンコマンドは PowerChute には含まれません。

PowerChute のインストール先のマシンアカウン ト を SCVMM で管理者ユーザーロールに追加する方法 :

1. SCVMM コンソールで、 [Settings] をクリ ックします。

2. [Security] を展開して [User Roles] を選択します。

3. 右ペインで管理者ロールを右クリ ックし、 [Properties] を選択します。

4. [Administrator Properties] ダイアログボックスで、 [Members] をクリ ックします。

5. [Add] ボタンをクリ ックし、 PowerChute のインストール先マシン名を入力します。

6. [OK] を 2 回クリ ックします。

7. [Role Members] のリストに PowerChute マシンアカウン トが表示されていれば正し く

設定が行われています。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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Hyper-V および SCVMM の設定Hyper-V での仮想マシンのライブマイグレーシ ョ ンや仮想マシングレースフルシャッ トダウン、

SCVMM でのメンテナンスモード / ホストシャ ッ トダウンには、 Powershell スクリプ ト を使用

します。 デフォルトでは、 Windows で Powershell スクリプ ト を実行することはできません。

Powershell スクリプ トの実行が有効かどうか、 PowerChute インストールプログラムが自動的

に検出し、 無効の場合は有効化オプシ ョ ンが表示されます。 実行ポリシーが変更されていることを確認するには、 新しいコマンドプロンプ トウィ ンドウを開き、 次のコマンドを入力します。

powershell Get-ExecutionPolicy

remotesigned に設定されたことを確認して ください。

remotesigned に設定されていない場合は、 コマンドプロンプ ト を開いて次のコマンドを入力し

ます。

powershell Set-ExecutionPolicy remotesigned

実行ポリシー設定の詳細については、 Microsoft Technet をご覧くだ

さい。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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ソフ トウェアのアップグレードPowerChute v3.1 以降がすでにインストールされている場合には、 インス トールのプロセスで、

新規インストールによる完全な置き換えではな く、 既存の設定を引き継いだアップグレードインス トールとして実行されることが通知されます。 アップグレードでは、 構成の既存の設定を引き継ぐことが可能になります。

アップグレードインス トールの実行後、 PowerChute ユーザーインターフェイス機能改善が正

確に適用されるためには、 ブラウザーの履歴を消去する必要があります。

• Internet Explorer の場合 - [ ツール ] > [ セーフティ ] > [ 閲覧履歴の削除 ] を選択

• Chrome の場合 - [ 設定 ] > [ 詳細設定を表示 ] > [ プライバシー ] > [ 閲覧履歴データの消

去 ] を選択

• Firefox の場合 - [ メニューを開きます ] > [ 履歴 ] > [ 近の履歴を消去 ] を選択

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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Hyper-V および SCVMM でのアンインストール

Windows のスタート メニューにある [PowerChute Network Shutdown] から [ アンインストー

ル ] を使用します。

Windows Server Core の場合は以下の手順に従って ください。

1. コマンドプロンプ トウィ ンドウを開きます。

2. C:\Program Files\APC\PowerChute\uninstall.exe と入力して、 Enter キーを

押します。

Windows Server 2012 の場合は、 [ プログラムの追加と削除 ] を使用してアンインストールして

ください。

1. [ スタート ] メニューの [PowerChute Network Shutdown] メニューオプシ ョ ンを右ク

リ ックします。

2. 画面の一番下に表示されるオプシ ョ ンメニューから [ アンインストール ] を選択します。

自動モードでアンインストールする方法 :

1. コマンドプロンプ ト を開きます。

2. "C:\Program Files\APC\PowerChute\uninstall.exe" /S と入力して、 Return キーを押します。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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ソフ トウェアの自動インストール

自動インストールとは、 インス トールが無人または非対話的に行われることを指します。

Hyper-V以下の手順を実行して ください。

自動インストールファイル を編集して必要なパラメーターを設定します。 「自動インストール

ファイルの編集」 を参照して ください。

1. Windows コマンド ラインに次の 1 行を入力します。

Setup.exe /S /F silentInstall.ini

自動インストールでは、 同じイベン ト設定やシャッ トダウン設定をロールアウトすることはできません。 ただし、 pcnsconfig.iniを使用するとロールアウト を実行できます。 オンラインヘルプの INIファイルのセクシ ョ ンを参照して ください。

PowerChute で自動インストールがサポート されるのは、 シングル、

冗長および並列 UPS 構成のみです。

自動インストールが失敗した場合は、 「付録 A: 自動インストールの

エラーコード」 を参照して ください。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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自動インストールファイルの編集Hyper-V 自動インストールを実行するファイルは 「silentInstall.ini」 という名前です。

このファイルはプレーンテキスト ファイルであるため、 標準的なテキストエディ タで編集でき

ます。 各フ ィールドまたは行には、 インス トーラーがインストールを実行するために必要な値が含まれています。 自動インストールファイルのフ ィールドを下表に示します。

フ ィールド名 説明

applicationDirectory= インストールフォルダを指定します。 (=) の後にフォルダ名を入力しま

す。 使用しているオペレーティングシステムで有効な文字が使用されていることを確認して ください。

注意 : インストールパスには、 日本語などで使用されるマルチバイ ト文字や、 一部のシングルバイ トの拡張 ASCII 文字 (ß, é, ä など) は使用で

きません。

ACCEPT_EULA=yes 「yes」 はソフ トウェア使用許諾契約の受諾を示します。 ここで 「yes」を指定しない限り、 インストールは続行しません。

*INSTALL_JAVA= System | PCNS

ここで、 System という値は、 PowerChute のインストールでパブ

リ ック JRE を使用することを表します。

PCNS という値は、 プライベート JRE を使用することを表します。

* インストールで、 JRE が要件を満たしているかどうかが検出されます。 JRE を参照して ください。

REGISTER_WITH_NMC=yes | no

「yes」 または 「no」 を使用します。 これによって、 PowerChute を

Network Management Card (NMC) に登録するかどうかを指定します。

MODE=single | redundant | parallel

「single」、 「redundant」、 または 「parallel」 を使用して UPS 構成モード

を指定します。 詳細については、 「PowerChute Network Shutdown の動

作モード とサポート される UPS 構成」 (こちら) を参照して ください。

NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6

インターネッ トプロ ト コルとして IPv4 または IPv6 を指定します。

IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicast

IPv6 のみを使用する場合 (NETWORKCONFIG= IPv6 と指定した場合)

は、 ここで通信メカニズムを指定しなければなりません。「UNICAST_ADDRESS=」 と 「MULTICAST_ADDRESS=」 も参照して

ください。

詳細については 「PowerChute Network Shutdown の通信プロセス」

(こちら) を参照して ください。

IP_1=

IP_2=

IP_3=

IP_4=

IP_5=

IP_6=

IP_7=

# IP_8=

# IP_9=

各行で、 この PowerChute と通信を行うそれぞれの NMC の IP アドレス

を指定します。

必要でないエン ト リーには、 #記号を行の始めにつけてコ メン トアウトすることができます (例 8 および 9 参照)。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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IP_1_Outlet=

IP_2_Outlet=

IP_3_Outlet=

IP_4_Outlet=

IP_5_Outlet=

IP_6_Outlet=

IP_7_Outlet=

# IP_8_Outlet=

# IP_9_Outlet=

これは、 コンセン トグループ機能付きの UPS (Smart-UPS SMX および

SMT デバイスなど) のみに適用されます。 PowerChute に電力を供給す

るコンセン トグループを指定して ください。

スイッチドコンセントグループのみを持つ UPS では、 「IP_1_Outlet」 を

「1」 に設定しなければなりません。 「0」 と入力すると、 PowerChute は

初のコンセントグループに関連したコンセント イベントを正し く識別できないことがあります。

メインコンセン トグループ (非スイッチド) とスイッチド コンセン トグループの両方を持つ UPS では、 「IP_1_Outlet」 を 「0」 に設定しなけれ

ばなりません。

必要でないエン ト リーには、 #記号を行の始めにつけてコ メン トアウトすることができます (例 8 および 9 を参照)。

PORT= NMC Web のポート番号を指定します。 HTTP 用は 80、 HTTPS 用は

443 です。

PROTOCOL=HTTP | HTTPS

使用するプロ ト コルの種類を、 HTTP または HTTPS のいずれかで指定

します。

ACCEPTCERTS=

YES | NO

HTTPS プロ ト コルを使用する場合、 接続を保護するために SSL 証明書

が使用されます。 デフォルトでは、 NMC で使用されるのは自己署名証

明書で、 これを承認する必要があります。

「YES」 を選択すると、 自己署名証明書は自動的に承認されます。

「NO」 を選択すると、 NMC に有効な証明書が設定されている場合にの

み接続を承認します。

USERNAME=PASSWORD=AUTHENTICATION_PHRASE=

ユーザー名、 パスワード、 および認証フレーズを入力して NMC との

PowerChute の通信を検証します (認証フレーズが指定されていない場

合、 デフォルト値が使用されます)。

注意 : セキュリテ ィ上の理由から、 これらの値をデフォルト値から変更することをお勧めします。

ユーザー名とパスワードには以下の文字を使用できます。

• 小文字と大文字のアルファベッ ト (a ~ z および A ~ Z)

• 0 ~ 9 の数字

• 次の記号 : _!\"#$%&'()*+,-./:;<=>?@^`{|}[]~

パスワードは 3 ~ 32 文字、 ユーザー名は 3 ~ 10 文字で指定して く ださ

い。 認証フレーズは ASCII 文字で 15 ~ 32 文字以内です。

LOCAL_IP_ADDRESS= この情報は、 複数のネッ トワークカードが装着されている PowerChuteサーバーに適用されます。 これを使用して、 PowerChute と通信する

カードの IP アドレスを指定します。

UNICAST_ADDRESS= NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6 で IPv6、 IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicast で unicast を指定した場合は、 ここでユニキャストホ

ストアドレスを指定する必要があります。

MULTICAST_ADDRESS= NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6 で IPv6、 IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicast で multicast を指定した場合、 Network Managementカードは、 ここで指定したマルチキャストアドレスに UDP パケッ ト を

送信します。

VIRTUALINSTALL=VMware | Hyper-V

「Hyper-V」 を指定し、 Hyper-V/SCVMM 仮想化機能を有効にします。

フ ィールド名 説明

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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CONFIGURATION_MODE = Managed |Unmanaged

SCVMM により管理されている設定には 「Managed」 を指定します。 管

理されていない Hyper-V 設定には 「Unmanaged」 を指定します。

SCVMMSERVER_ADDRESS= IP アドレス、 ホスト名、 SCVMM サーバーの FQDN (完全修飾ド メイン

名) のいずれかを指定します。

SNMPv1

ENABLE_SNMPV1_ACCESS = True | False

SNMPv1 アクセスを有効にするには True、 無効にするには False を指

定します。

NAME _COMMUNITY_N = コ ミ ュニテ ィー名を 15 文字以下の ASCII 文字で入力します。

NMS_COMMUNITY_N= Network Management System の IP アドレスを入力します。

ACCESS_TYPE_COMMUNITY_N = READONLY | READWRITE | DISABLED

SNMP コ ミ ュニティー文字列のアクセスタイプを指定します。

• DISABLED: SNMP GET および SET 要求は禁止されます。

• READONLY: SNMP GET 要求のみが許可されます。

• READWRITE: SNMP GET および SET 要求は許可されます。

SNMP_PORT = SNMP ポート を指定します。 デフォルト値は 161 です。

注意 : N は整数 (0-N) を表します。

SNMPv3

ENABLE_SNMPV3_ACCESS = True | False

SNMPv3 アクセスを有効にするには True、 無効にするには False を指

定します。

USERNAME_PROFILE_N = SNMPv3 ユーザープロファイルのユーザー名を 32 文字以下の ASCII 文字で入力します。

AUTH_PASSPHRASE_PROFILE_N = 認証パスフレーズを 8 ~ 32 文字の ASCII 文字で入力します。

PRIV_PASSPHRASE_PROFILE_N = プライバシーパスフレーズを 8 ~ 32 文字の ASCII 文字で入力します。

AUTH_PROTOCOL_PROFILE_N = MD5 | SHA1 | SHA256 | SHA512 | NONE

SNMPv3 ユーザープロファイルの認証プロ ト コルを指定します。

PRIV_PROTOCOL_PROFILE_N =AES128 | AES192 | AES192EX |AES256EX | AES256 | DES | NONE

SNMPv3 ユーザープロファイルのプライバシープロト コルを指定します。

AES-192/Ex および AES-256/Ex の JRE 要件の詳細については、

www.apc.com にある 「PowerChute Network Shutdown ユーザーガイ ド」 の 「SNMP のト ラブルシューテ ィング」 を参照して ください。

ACCESS_TYPE_PROFILE_N = READONLY | READWRITE | DISABLED

SNMPv3 ユーザープロファイルのアクセスタイプを指定します。

• DISABLED: SNMP GET および SET 要求は禁止されます。

• READONLY: SNMP GET 要求のみが許可されます。

• READWRITE: SNMP GET および SET 要求は許可されます。

SNMP_PORT= SNMP ディスカバリーポートを指定します。 デフォルト値は 161 です。

注意 : N は整数 (0-N) を表します。

SNMP ト ラ ップ

UPSCriticalEvents_Enabled = True | False

UPS 重大イベントの SNMP ト ラップを有効にするには True を指定し

ます。

UPSCriticalEvents_SendClearingTrap = True | False

UPS 重大イベントのクリア後にト ラップを 1 回だけ送信するには Trueを入力します。

フ ィールド名 説明

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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UPSCriticalEvents_Delay = ト ラップを送信するために UPS 重大イベン トが継続する必要がある時間

を秒数で指定します。

UPSCriticalEvents_RepeatInterval = ト ラップを再送信する間隔を秒数で指定します。

UPSCriticalEvents_RepeatUntilCleared = True | False

UPS 重大イベントがクリアされるまで繰り返し間隔でト ラップを送信し

たい場合は True を指定します。

UPSCriticalEvents_Repeat Times = UPS 重大イベントが発生した際にト ラップを送信する回数を指定します。

LostCommsEvents_Enabled = True | False

通信消失イベントの SNMP ト ラップを有効にするには True を指定し

ます。

LostCommsEvents_SendClearingTrap = True | False

通信消失イベン トのクリア後にト ラ ップを 1 回だけ送信するには Trueを入力します。

LostCommsEvents_Delay = ト ラップを送信するために通信消失イベン トが継続する必要がある時間を秒数で指定します。

LostCommsEvents_Repeat Interval = ト ラップを再送信する間隔を秒数で指定します。

LostCommsEvents_Repeat UntilCleared = True | False

通信消失イベン トがクリアされるまで繰り返し間隔でト ラップを送信したい場合は True を指定します。

LostCommsEvents_Repeat Times = 通信消失イベン トが発生した際にト ラップを送信する回数を指定します。

Enabled_TrapReceiver_N = True | False

ト ラップレシーバーを有効にするには True を入力します。

NMS_TrapReceiver_N = ト ラップを受信する Network Management System の IP アドレスを入力

します。

Port_TrapReceiver_N = ト ラップレシーバーのポート番号を入力します。

Type_TrapReceiver_N = v1 | v3 ト ラップを送信する SNMP のバージョンを指定します。

ProfileName_TrapReceiver_N = ト ラ ップの送信に使用する SNMPv3 ユーザープロファイルのユーザー

名を入力します。

注意 : N は整数 (0-N) を表します。

フ ィールド名 説明

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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インストールガイド

PowerChute Network Shutdown

VMware

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VMware サポートを有効にした場合のPowerChute Network Shutdown のインストール

VMware ホスト を監視するために PowerChute をデプロイまたはインストールするには 3 通り

の方法があります。

• VMware ホスト を監視するための Windows でのインストール

• PowerChute 仮想アプライアンスのデプロイ

• vSphere Management Assistant (vMA) へのインストール

「ソフ トウェアのアップグレード」、 「ソフ トウェアの自動インストール」、 「アンインス トール」も参照して ください。

PowerChute のデプロイ / インストールに関する推奨事項

VMware 環境では、 次の設定事項を推奨します。

VMware セッ トアップ PowerChute の推奨デプロイ / インス トール

複数のクラスター内の VMware ホスト 物理 Windows マシンにインストールされたPowerChute

vCenter Server によって管理されない 1 台の VMwareホスト

PowerChute 仮想アプライアンス

シングル、 冗長または並列 UPS 構成用の 1 つのクラス

ター内の VMware ホスト

PowerChute 仮想アプライアンス、 または物理

Windows マシンにインストールされた PowerChute

物理マシンで稼働中の vCenter Server によって管理さ

れる VMware ホスト

物理 Windows マシンにインストールされたPowerChute

シングル、 冗長または並列 UPS 構成用に仮想マシンで

稼働する vCenter Server、 あるいは vCenter Server Virtual Appliance (VCSA)

PowerChute 仮想アプライアンス、 または物理

Windows マシンにインストールされた PowerChute

高度な UPS 構成 (下図参照)。 背景情報については、

アプリケーシ ョ ンノート を参照して ください。

物理 Windows マシンにインストールされたPowerChute

vSAN 対応クラスターに含まれるホストに PowerChute をインストールした場合、 ホス

トをメンテナンスモードにすることはできません。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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VMware ホスト を監視するための Windows でのインストール

PowerChute Network Shutdown を物理 Windows マシンにインストールすることで、 VMwareホスト をリモート監視できます。 以下の手順に従って ください。

1. Windows 用の PowerChute のインストール実行ファイル (Setup-x32.exe または

Setup-x64.exe) は Virtualization 版の PowerChute DVD の Windows-x86-64 フォルダに

あります。 または、 APC の Web サイ トからダウンロード します。 インス トーラーの実

行には管理者権限が必要です。

ファイルをダブルクリ ックします。(Web サイ トから実行ファイルをダウンロード した場合は、 Zip ファイルを解凍する必

要があります)

2. Web サイ トから実行ファイルをダウンロード した場合は、 次の警告ダイアログボック

スが表示されます。 [ はい ] ボタンをクリ ックします。

3. [Welcome] ダイアログボックスで [Next] をクリ ックして続行します。

[License Agreement] ダイアログボックスで、 ライセンス利用許諾書の内容に同意する

場合は [I Agree] をクリ ックして続行します。

4. Java Runtime Environment (JRE) の設定において、 有効なパブリ ック JRE が検出され

た場合は、 その JRE を使用するか、 PowerChute と一緒に提供されているプライベート

JRE を使用するかを選択できます。

パブリ ックおよびプライベート JRE の詳細については、 「JRE」 を参照して く

ださい。

5. SNMP サポートを有効にするには [Yes] を選択し、 SNMP ディスカバリー ポート番号

を入力します。 デフォルトのポート番号である 161 が利用できない場合は、 利用可能な

他の番号を入力して ください。

注意 : インストール時に SNMP サポートを有効に設定しないと、 以後 PowerChute 構

成ウィザードで有効にすることはできず、 Web ユーザーインターフェイスや構成 INIファイルで SNMP に関連するオプシ ョ ンは利用できな く なります。

SNMP 経由で PowerChute にアクセスできるようにするには、インストール後に

Web ユーザーインターフェイスで SNMP 設定を有効にする必要があります。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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6. 次のダイアログボックスで [VMware サポートを有効にする (Enable VMware Support)]を選択します。

Hyper-Vが有効またはSCVMMコンソール/サーバーがインストールされた物理

Windows マシン上では、 PowerChute は VMware ホスト を監視することがで

きず、 Configure VMware Support オプシ ョ ン画面は表示されません。

Hyper-V が有効になっていない、 または SCVMM サーバー / コンソールがイ

ンストールされていない物理 Windows マシンに PowerChute をインス トール

して ください。

ダイアログボックスが開き、 PowerChute が仮想マシンにインストールされている場合は、 詳

細 UPS 構成はサポート されないという注意が表示されます。 [OK] をクリ ックして続行します。

7. インストール先のフォルダを指定するか、 またはデフォルトのフォルダを受け入れます。

8. Windows ファイアーウォールが有効な場合は、 次のメ ッセージが表示されたら [Yes] を選択すると、 ファイアーウォールを自動的に設定できます。

Network Management Card との通信を有効にするには、 Windows ファ イアー

ウォール上で PowerChute Network Shutdown ポート を開く必要があ り ます。

この設定を自動で行いますか?

詳細については、 「ファイアーウォール」 を参照して ください。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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インストールが完了したら、 システムを保護するために PowerChute を設定する必要がありま

す。 [ 完了 (Finish)] ボタンをクリ ックすると、 PowerChute セッ トアップウィザードが自動的

に起動します。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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PowerChute 仮想アプライアンスのデプロイPowerChute 仮想アプラ イアンスは、 プ リ インス ト ールされた PowerChute Network Shutdown v4.2 が動作する CentOS Linux 7 の仮想マシンイ メージです。

vSphere Client のインス ト ールに関する詳細は、 Schneider Electric の製品技術情報

(http://www.schneider-electric.co.jp/sites/japan/jp/support/faq/faq_main.page) に

も 掲 載 さ れ て い ま す ( FAQ ID は FA53908)。

vSphere Client を使用して仮想アプライアンスをデプロイする方法 :

1. PowerChute 仮想アプライアンスファイル (PCNS_4.2_OVF10.ova) を APC の Web サ

イ トからダウンロードするか、 または PowerChute DVD で見つけます。

2. vSphere Client を使用して VMware ホストまたは vCenter Server にログオンします。

3. メニューから [ ファイル ] - [OVF テンプレートのデプロイ ] を選択します。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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4. [ ファイルまたは URL からのデプロイ ] フ ィールドに .OVA ファイルへのパスを入力し

ます。

5. OVA の詳細が表示されます。 [ 次へ ] ボタンをクリ ックします。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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6. エンドユーザー使用許諾契約書 (EULA) が表示されたら、 [ 承諾 ] - [ 次へ ] の順にク

リ ックします。

7. デフォルト名を受け入れ、 データセンターを指定してから + 記号をクリ ックし、 必要に

応じて [Discovered virtual machine] をハイライ ト して [ 次へ ] をクリ ックします。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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8. この手順は、 スタンドアロンホストにデプロイする場合には不要です。

ホストまたはクラスターを指定して [ 次へ ] をクリ ックします。 クラスターを指定する

場合は、 そのクラスター内のホスト を指定するよう求められます。

9. この手順は、 スタンドアロンホストにデプロイする場合には不要です。

仮想アプライアンスのデプロイに十分な空きディスク領域があるシステムに、 設定済みデータストアを指定します。 [ 次へ ] をクリ ックします。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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10. [ ディスクのフォーマッ ト ] で [ 次へ ] をクリ ックし、 デフォルトのディスクレイアウトオプシ ョ ンを選択します。

11. この手順は、 スタンドアロンホストにデプロイする場合には不要です。 スタンドアロンホストにデプロイする場合に静的 IP アドレスを設定するには、 アプライアンスの初回起動時に表示される [Network Configuration] メニューを使用して ください (手順 14 参照)。

[Networking Properties] で、 固定 IP アドレスを入力します。 DHCP を使用する場合、フ ィールドに値を入力する必要はありません。 そのまま [ 次へ ] をクリ ックして ください。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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12. 選択したオプシ ョ ンが再度表示されるので、 [ 終了 ] をクリ ックしてインス トールを開

始します。 アプライアンスのインストールに要する時間はネッ トワークの速度によって変わります。

インス トールが正常に完了すると次のメ ッセージボッ クスが表示され、 PowerChuteNetwork Shutdown 4.2 for VMware がインベン ト リに VM と して表示されます。

13. PowerChute 仮想マシンの電源を入れます。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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14. アプライアンスを最初に起動した時、

a. ルートユーザーのパスワードを作成するオプションを選択します。注意: CentOSはデフォルトのパスワードを提供していますが、セキュリティ上の理由から、新しいパスワードを作成することが重要です。この手順を行わない場合、仮想マシンのルートアカウントへのアクセスができなくなる場合があります。

b. CentOSのエンドユーザーライセンス許諾書に同意します。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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15. PowerChute Network Shutdown のユーザーインターフェイスにアクセスするため、

その URL を調べます。 [ コンソール ] タブをクリ ックするか、 または左側のウィンド

ウで VM を右クリ ックして [Open Console] を選択します。

[Welcome] 画面が表示されます。 PowerChute の新しいインストール URL が、

「To configure PowerChute Network Shutdown, browse to:」 という メ ッセージの次

に表示されます。

16. https://<IP_Address>:6547 にアクセスして PowerChute セッ トアップウィザードを起動

します。

17. 注意 : PowerChute 仮想アプライアンスのデフォルトでは SNMP は有効に設定されてい

ます。 SNMP 経由で PowerChute にアクセスできるようにするには、 インス トール後に

Web ユーザーインターフェイスで SNMP 設定を有効にする必要があります。

新のセキュリテ ィ関連更新プログラムを入手する場合、 仮想アプライアンスにインストールされたライブラリを更新することをお勧めします。

注意: 静的IPアドレスを再設定するには、ログインしてCentOSネットワーキングツールを使用します。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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仮想アプライアンスライブラリを更新する方法 :

- PowerChute 仮想アプライアンスにログインします。

- yum update コマンドを実行します。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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- 更新プログラムをインストールします。

- プロキシーサーバーを使用してインターネッ トに接続している場合は、 更新プログラムを正常にダウンロードするために yum 設定を更新する必要があります。 これを

実行するには、 edit /etc/yum.conf を編集して次に示すようにプロキシ詳細を追加し

ます。

インターネッ ト接続がな く、 Virtual Appliance 上のライブラリのいずれかを更新したい

場合は、 KBase で説明されているように更新された RPM を手動で Virtual Appliance に

コピーし、 RPM コマンドを使用してインストールする必要があります。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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vSphere Web Client を使用して仮想アプライアンスをデプロイする方法 :

1. PowerChute 仮想アプライアンスファイル (PCNS_4.2_OVF10.ova) を APC の Web サ

イ トからダウンロードするか、 または PowerChute DVD で見つけます。

2. vSphere Web Client を使用して VMware ホストまたは vCenter Server にログオンします。

3. メニューから [vCenter Server] > [OVF テンプレートのデプロイ ] を選択します。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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4. Web Client にエラーメ ッセージが表示され、 クライアン ト統合プラグインの更新が必要

であると通知される場合は、 統合プラグインインストーラーをダウンロード し、 Webブラウザーを閉じてインストーラーを実行し、 手順 1 からやり直します。

[OVF テンプレートのデプロイ ] で、 [ ソースの選択 ] > [ ローカルファイル ] を選択して .OVAファイルを参照します。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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5. OVA の詳細が表示されます。 [ 次へ ] ボタンをクリ ックします。

6. エンドユーザー使用許諾契約書 (EULA) が表示されたら、 [ 承諾 ] - [ 次へ] の順にク

リ ックします。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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7. デプロイ対象テンプレートの名前を指定してデータセンターへ移動し、 クリ ックして展開し、 [Discovered virtual machine] を強調表示して、 [ 次へ ] をクリ ックします。

8. この手順は、 スタンドアロンホストにデプロイする場合には不要です。

リソースの選択 - ホストまたはクラスターを指定して [ 次へ ] をクリ ックします。 クラス

ターを指定する場合は、 そのクラスター内のホストを指定するよう求められます。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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9. この手順は、 スタンドアロンホストにデプロイする場合には不要です。

スト レージの選択 - 仮想アプライアンスのデプロイに十分な空きディスク領域があるシ

ステムに、 設定済みデータストアを指定します。 [ 次へ ] をクリ ックします。

10. ネッ トワークのセッ トアップ - 静的 IP 割当を使用する場合、 必要に応じて各フ ィール

ドに値を入力します。 DHCP を使用する場合、 フ ィールドに値を入力する必要はありま

せん。 そのまま [ 次へ ] をクリ ックして く ださい。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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11. この手順は、 スタンドアロンホストにデプロイする場合には不要です。 スタンドアロンホストにデプロイする場合に静的 IP アドレスを設定するには、 アプライアンスの初回起動

時に表示される [Network Configuration] メニューを使用して ください (「vSphere Desktopクライアン トを使用して仮想アプライアンスをデプロイする方法」 の手順 14 参照)。

テンプレートのカスタマイズ - デプロイメントプロパティをカスタマイズするためのオプ

ションです。 このオプションを空白にすると、 デフォルトのオプションが使用されます。

12. 選択したオプシ ョ ンを確認し、 [ 終了 ] をクリ ックしてインストールを開始します。 ア

プライアンスのインストールに要する時間はネッ トワークの速度によって変わります。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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インストールが正常に完了すると、 PowerChute Network Shutdown 4.2 for VMwareがインベン ト リに VM と して表示されます。 設定を完了するには、 「vSphere Desktopクライアン ト を使用して仮想アプライアンスをデプロイする方法 - の手順 13「PowerChute 仮想マシンの電源を入れます。」 から操作を続けます。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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vSphere Management Assistant (vMA) へのインストール

PowerChute Network Shutdown は vSphere Management Assistant (vMA) にもインストール

できます。

「VMware ホストへの vMA のデプロイ」 および 「vMA への PowerChute のインストール」 を実

施して ください。

VMware ホストへの vMA のデプロイ

詳細については、 vSphere Management Assistant の Web ページを参照して ください。 あるい

は、 VMware カスタマーサポートにお問い合わせいただ く ことも可能です。

Schneider Electric の製品技術情報 (http://www.schneider-electric.co.jp/sites/japan/jp/support/faq/faq_main.page、 FAQ ID は FA53908) に も vSphere Client のインス ト ールに関する情報

が掲載されています。

vSphere Management Assistant (vMA) は以前のバージ ョ ンでは、 VMware Infrastructure Management Assistant (VIMA) と呼ばれていたものです。

以下の手順で vMA をインストールして ください。

1. vSphere Management Assistant から vMA のインストールファイルをダウンロード し

て、 ファイルを解凍します。

2. vSphere Client を使用して、 VMware ホストまたは vCenter サーバーにログオンします。

3. メニューから [ ファイル ] - [OVF テンプレートのデプロイ ] を選択します。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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4. [ ファイルまたは URL からのデプロイ ] フ ィールドで、 上記の手順 1 で解凍した .OVFファイルへのパスを入力します。

5. vMA と OVF の詳細が表示されます。 [ 次へ ] ボタンをクリ ックします。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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6. エンドユーザー使用許諾契約書 (EULA) が表示されたら、 [ 承諾 ] - [ 次へ ] の順にクリ ッ

クします。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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7. デフォルトの vMA 名 (および保存場所) を承認するか、 別の名前を入力して [ 次へ ]をクリ ックします。

8. [ ディスクのフォーマッ ト ] で [ 次へ ] をクリ ックし、 デフォルトのディスクレイアウト

オプシ ョ ンを選択します。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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9. 選択したオプシ ョ ンが再度表示されるので、 [ 終了 ] をクリ ックします。

これで vMA ソフ トウェアがインストールされ、 左ペインに表示されます。

10. 左ペインで vMA を選択します。

11. vMA 仮想マシンの電源を入れ、 IP アドレスの設定、 vi-admin パスワードの設定などに

関する手順に従います。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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vMA への PowerChute のインストール

インストールを実行するにはルート権限を持っている必要があります。

1. DVD からインストールする場合は、 DVD の ESXi ディ レク ト リーでイン トールファイルを見つけます。 該当するインストールファイルを使用サーバーのテンポラリディ レクト リーにコピーします。

2. Web サイ トからインス トールする場合は、 APC の Web サイ トで以下のファイルを見つけ、 ご使用のサーバーのテンポラリディ レク ト リーにコピーして ください。pcns420ESXi.tar.gz

3. 作業ディレク ト リーをテンポラリディレク ト リーに変更します。 ここで次のコマンドを入力します。sudo gunzip pcns420ESXi.tar.gzsudo tar -xf pcns420ESXi.tar

4. sudo ./install.sh と入力します。

Web からのダウンロード後に、 実行の許可を与える必要があります。sudo chmod +x install.sh

5. [License Agreement] ダイアログボックスで、 ライセンス利用許諾書の内容に同意する場合は 「Yes」 と入力してから Enter キーを押して続行します。 終了する場合は 「No」と入力します。

6. Java Runtime Environment (JRE) の設定において、 有効なパブリ ック JRE が検出された場合は、 その JRE を使用するか、 PowerChute と一緒に提供されているプライベートJRE を使用するかを選択できます (「JRE」 を参照)。

パブリ ック JRE を使用する場合、 そのパスを入力する必要があります。 インス トール先のフォルダを指定するか、 またはデフォルトのフォルダを受け入れます。

スペースを含むディ レク ト リー名は、 インス トール先にも Java ディ レク ト リーにも指定できません。 インス トール先のディレク ト リーを指定しないと、 デフォルトディ レクト リー (/opt/APC) にインストールされます。

7. SNMP サポートを有効にするには [Yes] を選択し、 SNMP ディスカバリ ― ポート番号を入力します。 デフォルトのポート番号である 161 が利用できない場合は、 利用可能な他の番号を入力して ください。

ファイアーウォールが有効である場合は、 PowerChute がポート 161 へのデータを受信できるようにして ください。 詳細については 「ファイアーウォール」 を参照して ください。

注意 : インストール時に SNMP サポートを有効に設定しないと、 以後 PowerChute 構成ウィザードで有効にすることはできず、 Web ユーザーインターフェイスや構成 INIファイルで SNMP に関連するオプシ ョ ンは利用できな く なります。

SNMP 経由で PowerChute にアクセスできるようにするには、インストール後にWeb ユーザーインターフェイスで SNMP 設定を有効にする必要があります。

8. ブラウザーを搭載しているコンピューターで、 次の URL を使用して PowerChute ユーザーインターフェイスを開きます。 https://<server_ip_address>:6547

PowerChute セッ トアップウィザードの手順に従って設定を完了します。

インス トールが完了すると、 PowerChute Network Shutdown のサービスが自動的に起動します。 そのあとで、 インストールファイルは削除できます。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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ソフ トウェアのアップグレード

アップグレードでは、 構成の既存の設定を引き継ぐことが可能になります。 PowerChute バー

ジ ョ ンが 3.1 以上でなければアップグレードはできません。

PowerChute v3.1 以降がすでにインストールされている場合には、 インス トールのプロセスで、

新規インストールによる完全な置き換えではな く、 既存の設定を引き継いだアップグレードインス トールとして実行されることが通知されます。

アップグレードについての情報を下表にまとめます。

アップグレードインス トールの実行後、 PowerChute ユーザーインターフェイス機能改善が正

確に適用されるためには、 ブラウザーの履歴を消去する必要があります。

• Internet Explorer の場合 - [ ツール ] > [ セーフティ ] > [ 閲覧履歴の削除 ] を選択

• Chrome の場合 - [ 設定 ] > [ 詳細設定を表示 ] > [ プライバシー ] > [ 閲覧履歴データの消

去 ] を選択

• Firefox の場合 - [ メニューを開きます ] > [ 履歴 ] > [ 近の履歴を消去 ] を選択

仮想アプライアンスのアップグレード仮想アプライアンスをアップグレードするには、 アプライアンスの新しいコピーをデプロイしてセッ トアップウィザードを実行する必要はありません。 ESXi インス トールファイルを使用し

て、 仮想アプライアンスで動作している PowerChute をアップグレードすることができます。

1. ESXi インス トールファイルを仮想アプライアンスにコピーします。

2. ./install.sh を実行します。

PowerChute のインストールタイプ アップグレード可否

VMware ホスト を監視するための Windows で

のインストール

PowerChute 仮想アプライアンスのデプロイ 不可

vSphere Management Assistant (vMA) へのイ

ンストール

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アンインストール

vMA での PowerChute のアンインストール :

• ターミナルプロンプ トから、 PowerChute ディ レク ト リーのアンインストールスクリプ

ト を実行します。

/opt/APC/PowerChute/uninstall

• 自動モードでアンインストールするには、 PowerChute ディ レク ト リーにあるアンイン

ストールスクリプ トの -q オプシ ョ ンを使用します。

/opt/APC/PowerChute/uninstall -q

仮想アプライアンスをインストールしてある場合は、 インベン ト リからアプライアンスを削除して ください。

• 仮想アプライアンスを右クリ ックし、 [Delete from disk] を選択します。

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ソフ トウェアの自動インストール

自動インストールとは、 インス トールが無人または非対話的に行われることを指します。

VMware での自動インストール

自動インストールファイル (silentInstall.sample) を編集して、 必要なパラ メーターを

設定します。 「自動インストールファイルの編集」 を参照して ください。

下記のコマンドを実行して、 インス トールを開始します。sudo ./install.sh –f silentInstall.sample

自動インストールでは、 同じイベン ト設定やシャッ トダウン設定をロールアウトすることはできません。 ただし、 pcnsconfig.iniを使用するとロールアウト を実行できます。 オンラインヘルプの INIファイルのセクシ ョ ンを参照して ください。

PowerChute で自動インストールがサポート されるのは、 シングル、

冗長および並列 UPS 構成のみです。

仮想アプライアンス方式では自動インストールは行えません。「PowerChute 仮想アプライアンスのデプロイ」 を参照して ください。

自動インストールが失敗した場合は、 「付録 A: 自動インストールの

エラーコード」 を参照して ください。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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自動インストールファイルの編集PowerChute Network Shutdown で VMware ホスト を監視する場合、 自動インストールファイル

の名前は silentInstall.ini です。 Linux にインストールする場合、 ファイル名は

silentInstall.sample です。

これらのファイルはプレーンテキスト ファイルなので、 テキストエディ タを使用して編集することができます。 自動インストールファイルの設定対象フ ィールドを下表に示します。

フ ィールド名 説明

下の 2 つのフ ィールド (applicationDirectory および INSTALL_JAVA) は、 Windows マシンから PowerChute Network Shutdown を使用して VMware ホスト を監視する場合に使用します (「VMware ホスト を監視するための

Windows でのインストール」 を参照)。

applicationDirectory= インストールフォルダを指定します。 (=) の後にフォルダ名を入力します。

使用しているオペレーティングシステムで有効な文字が使用されていることを確認して ください。

注意 : インス トールパスには、 日本語などで使用されるマルチバイ ト文字や、 一部のシングルバイ トの拡張 ASCII 文字 (ß, é, ä など) は使用できま

せん。

ACCEPT_EULA=yes 「yes」 はソフ トウェア使用許諾契約の受諾を示します。 ここで 「yes」 を指

定しない限り、 インストールは続行しません。

INSTALL_JAVA= System | PCNS

ここで、 System という値は、 PowerChute のインストールでパブリ ック

JRE を使用することを表します。

PCNS という値は、 プライベート JRE を使用することを表します。

インス トールで、 JRE が要件を満たしているかどうかが検出されます。

JRE を参照して く ださい。

下の 2 つのフ ィールド (INSTALL_DIR および JAVA_DIR) は、 VM から PowerChute Network Shutdown を使用

して VMware ホストを監視する場合に使用します (「VMware サポートを有効にした場合の PowerChute Network Shutdown のインストール」 を参照)。

INSTALL_DIR= インストールのディレク ト リーを指定します。 パブリ ック JRE をインス

トールするパスを入力します ( \usr\bin など)。

注意 : インス トールパスには、 日本語などで使用されるマルチバイ ト文字や、 一部のシングルバイ トの拡張 ASCII 文字 (ß, é, ä など) は使用できま

せん。

JAVA_DIR= JRE のディレク ト リーを指定します。 (=) の後にディ レク ト リー名を入力

します。 使用しているオペレーティングシステムで有効な文字が使用されていることを確認して ください。

この値が空白または存在しない場合、 プライベート JRE がインストールさ

れます。

JRE の実行ファイルへのパスを設定して PowerChute 用のパブリ ック JRE

を指定します。 「JRE」 を参照して ください。

REGISTER_WITH_NMC=yes | no

「yes」 または 「no」 を使用します。 これによって、 PowerChute を Network Management Card (NMC) に登録するかどうかを指定します。

MODE=single | redundant | parallel

「single」、 「redundant」、 または 「parallel」 を使用して UPS 構成モードを指

定します。 詳細については、 オンラインヘルプの 「UPS Configuration オプ

シ ョ ン」 を参照して ください。

NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6

インターネッ トプロ ト コルとして IPv4 または IPv6 を指定します。

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicast

IPv6 のみを使用する場合 (NETWORKCONFIG= IPv6 と指定した場合) は、

ここで通信メカニズムを指定しなければなりません。「UNICAST_ADDRESS=」 と 「MULTICAST_ADDRESS=」 も参照して くだ

さい。

詳細については 「PowerChute Network Shutdown の通信プロセス」

(こちら) を参照して ください。

IP_1=

IP_2=

IP_3=

IP_4=

IP_5=

IP_6=

IP_7=

# IP_8=

# IP_9=

各行で、 この PowerChute と通信を行うそれぞれの NMC の IP アドレスを

指定します。

必要でないエン ト リーには、 #記号を行の始めにつけてコ メン トアウトすることができます (例 8 および 9 参照)。

IP_1_Outlet=

IP_2_Outlet=

IP_3_Outlet=

IP_4_Outlet=

IP_5_Outlet=

IP_6_Outlet=

IP_7_Outlet=

# IP_8_Outlet=

# IP_9_Outlet=

これは、 コンセン トグループ機能付きの UPS (Smart-UPS SMX および

SMT デバイスなど ) のみに適用されます。 PowerChute に電力を供給するコ

ンセン トグループを指定して ください。

スイッチド コンセン トグループのみを持つ UPS では、 「IP_1_Outlet」 を

「1」 に設定しなければなりません。 「0」 と入力すると、 PowerChute は 初

のコンセン トグループに関連したコンセン ト イベン ト を正し く識別できないことがあります。

メインコンセン トグループ (非スイッチド) とスイッチド コンセン トグループの両方を持つ UPS では、 「IP_1_Outlet」 を 「0」 に設定しなければなりま

せん。

必要でないエン ト リーには、 #記号を行の始めにつけてコ メン トアウトすることができます (例 8 および 9 を参照)。

PORT= NMC Web のポート番号を指定します。 HTTP 用は 80、 HTTPS 用は 443 です。

PROTOCOL=HTTP | HTTPS

使用中のプロト コルの種類を、 HTTP または HTTPS のいずれかで指定します。

ACCEPTCERTS=

YES | NO

HTTPS プロ ト コルを使用する場合、 接続を保護するために SSL 証明書が使

用されます。 デフォルトでは、 NMC で使用されるのは自己署名証明書で、

これを承認する必要があります。

「YES」 を選択すると、 自己署名証明書は自動的に承認されます。

「NO」 を選択すると、 NMC に有効な証明書が設定されている場合にのみ接

続を承認します。

USERNAME=PASSWORD=AUTHENTICATION_PHRASE=

ユーザー名、 パスワード、 および認証フレーズを入力して NMC との

PowerChute の通信を検証します (認証フレーズが指定されていない場合、

デフォルト値が使用されます)。

注意 : セキュリテ ィ上の理由から、 これらの値をデフォルト値から変更することをお勧めします。

ユーザー名とパスワードには以下の文字を使用できます。

• 小文字と大文字のアルファベッ ト (a ~ z および A ~ Z)

• 0 ~ 9 の数字

• 次の記号 : _!\"#$%&'()*+,-./:;<=>?@^`{|}[]~

パスワードは 3 ~ 32 文字、 ユーザー名は 3 ~ 10 文字で指定して ください。

認証フレーズは ASCII 文字で 15 ~ 32 文字以内です。

フ ィールド名 説明

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LOCAL_IP_ADDRESS= この情報は、 複数のネッ トワークカードが装着されている PowerChute サー

バーに適用されます。 これを使用して、 PowerChute と通信するカードの IPアドレスを指定します。

UNICAST_ADDRESS= NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6 で IPv6、 IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicast で unicast を指定した場合は、 ここでユニキャストホスト

アドレスを指定する必要があります。

MULTICAST_ADDRESS= NETWORKCONFIG= IPv4 | IPv6 で IPv6、IPV6NETWORKCONFIG= unicast | multicast で multicast を指定した場合、 Network Management カードは、

ここで指定したマルチキャストアドレスに UDP パケッ トを送信します。

CONFIGURATION_MODE=Managed | Unmanaged

ESXi サーバーを設定するモードを指定します。 詳細についてはオンライン

ヘルプを参照して ください。

VCENTERSERVER_ADDRESS= 上記の CONFIGURATION_MODE= フ ィールドが 「managed」 の場合、 vCenterサーバーの IP アドレス、 ホスト名、 または FQDN (完全修飾ド メイン名) を指

定します。

VCENTERSERVER_USERNAME= 上記の CONFIGURATION_MODE= フ ィールドが 「managed」 の場合、

vCenter サーバーのユーザー名を指定します。

VCENTERSERVER_PASSWORD= 上記の CONFIGURATION_MODE= フ ィールドが 「managed」 の場合、

vCenter サーバーのパスワードを指定します。

VCENTERSERVER_PROTOCOL = http | https

vCenter Server が PowerChute との通信に使用するプロト コルを指定します。

VCENTERSERVER_PORT = 80 | 443

vCenter Server ポートを指定します。

ESXIHOST_ADDRESS= 上記の CONFIGURATION_MODE= フ ィールドが 「unmanaged」 の場合、 管理対象の ESXi ホストの IP アドレス、 ホスト名、 または FQDN (完全修

飾ド メイン名) を指定します。

ESXIHOST_USERNAME= 上記の CONFIGURATION_MODE= フ ィールドが 「unmanaged」 の場合、 ESXi ホストのユーザー名を指定します。

ESXIHOST_PASSWORD= 上記の CONFIGURATION_MODE= フ ィールドが 「unmanaged」 の場合、 ESXi ホストのパスワードを指定します。

ESXIHOST_PROTOCOL = http | https

ESXi ホストが PowerChute との通信に使用するプロ ト コルを指定します。

ESXIHOST_PORT = 80 | 443 ESXi ホストのポートを指定します。

SNMPv1

ENABLE_SNMPV1_ACCESS = True | False

SNMPv1 アクセスを有効にするには True、 無効にするには False を指定し

ます。

NAME _COMMUNITY_N = コ ミ ュニテ ィー名を 15 文字以下の ASCII 文字で入力します。

NMS_COMMUNITY_N= Network Management System の IP アドレスを入力します。

ACCESS_TYPE_COMMUNITY_N = READONLY | READWRITE | DISABLED

SNMP コ ミ ュニティー文字列のアクセスタイプを指定します。

• DISABLED: SNMP GET および SET 要求は禁止されます。

• READONLY: SNMP GET 要求のみが許可されます。

• READWRITE: SNMP GET および SET 要求は許可されます。

SNMP_PORT = SNMP ポート を指定します。 デフォルト値は 161 です。

注意 : N は整数 (0-N) を表します。

フ ィールド名 説明

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SNMPv3

ENABLE_SNMPV3_ACCESS = True | False

SNMPv3 アクセスを有効にするには True、 無効にするには False を指定し

ます。

USERNAME_PROFILE_N = SNMPv3 ユーザープロファイルのユーザー名を 32 文字以下の ASCII 文字で

入力します。

AUTH_PASSPHRASE_PROFILE_N =

認証パスフレーズを 8 ~ 32 文字の ASCII 文字で入力します。

PRIV_PASSPHRASE_PROFILE_N =

プライバシーパスフレーズを 8 ~ 32 文字の ASCII 文字で入力します。

AUTH_PROTOCOL_PROFILE_N = MD5 | SHA1 | SHA256 | SHA512 | NONE

SNMPv3 ユーザープロファイルの認証プロ ト コルを指定します。

PRIV_PROTOCOL_PROFILE_N = AES128 | AES192 | AES192EX | AES256EX | AES256 | DES | NONE

SNMPv3 ユーザープロファイルのプライバシープロト コルを指定します。

AES-192/Ex および AES-256/Ex の JRE 要件の詳細については、

www.apc.com にある 「PowerChute Network Shutdown ユーザーガイ ド」

の 「SNMP のト ラブルシューテ ィ ング」 を参照し て く ださい。

ACCESS_TYPE_PROFILE_N = READONLY | READWRITE | DISABLED

SNMPv3 ユーザープロファイルのアクセスタイプを指定します。

• DISABLED: SNMP GET および SET 要求は禁止されます。

• READONLY: SNMP GET 要求のみが許可されます。

• READWRITE: SNMP GET および SET 要求は許可されます。

SNMP_PORT= SNMP ディスカバリーポートを指定します。 デフォルト値は 161 です。

注意 : N は整数 (0-N) を表します。

SNMP ト ラ ップ

UPSCriticalEvents_Enabled = True | False

UPS 重大イベントの SNMP ト ラップを有効にするには True を指定します。

UPSCriticalEvents_SendClearingTrap = True | False

UPS 重大イベントのクリア後にト ラップを 1 回だけ送信するには True を入

力します。

UPSCriticalEvents_Delay = ト ラップを送信するために UPS 重大イベン トが継続する必要がある時間を

秒数で指定します。

UPSCriticalEvents_RepeatInterval = ト ラップを再送信する間隔を秒数で指定します。

UPSCriticalEvents_RepeatUntilCleared = True | False

UPS 重大イベントがクリアされるまで繰り返し間隔でト ラップを送信したい

場合は True を指定します。

UPSCriticalEvents_RepeatTimes = UPS 重大イベントが発生した際にト ラップを送信する回数を指定します。

LostCommsEvents_Enabled = True | False

通信消失イベン トの SNMP ト ラップを有効にするには True を指定します。

LostCommsEvents_SendClearingTrap = True | False

通信消失イベン トのクリア後にト ラ ップを 1 回だけ送信するには True を入

力します。

LostCommsEvents_Delay = ト ラップを送信するために通信消失イベン トが継続する必要がある時間を秒数で指定します。

LostCommsEvents_RepeatInterval = ト ラップを再送信する間隔を秒数で指定します。

LostCommsEvents_RepeatUntilCleared = True | False

通信消失イベン トがクリアされるまで繰り返し間隔でト ラップを送信したい場合は True を指定します。

LostCommsEvents_RepeatTimes = 通信消失イベン トが発生した際にト ラップを送信する回数を指定します。

フ ィールド名 説明

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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Enabled_TrapReceiver_N = True | False

ト ラップレシーバーを有効にするには True を入力します。

NMS_TrapReceiver_N = ト ラップを受信する Network Management System の IP アドレスを入力し

ます。

Port_TrapReceiver_N = ト ラップレシーバーのポート番号を入力します。

Type_TrapReceiver_N = v1 | v3 ト ラップを送信する SNMP のバージョンを指定します。

ProfileName_TrapReceiver_N = ト ラ ップの送信に使用する SNMPv3 ユーザープロファイルのユーザー名を

入力します。

注意 : N は整数 (0-N) を表します。

フ ィールド名 説明

PowerChute Network Shutdown: インス トールガイド

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付録A:自動インストールのエラーコード

自動インストール (およびアップグレード) において、 インス トールが正し く実行されなかった場合には、 以下のエラーコードのリスト を用いてエラーの箇所を調べることができます。

install.sh シェルスクリプ ト を使用した自動インストールでは、 エラーメ ッセージはターミナル

標準出力に書き込まれます。 エラーコードは $? 変数を使用して検索できます。

Windows では、 エラーコードは PCNSinstall.log という ファイルに書き込まれます。

エラーコード

エラーメ ッセージ 説明

0 成功 : インストールが正し く実行されたことを示します。

1 Usage:

install.sh [-f <config file>]:Silent install with configuration file.

install.sh [-h|-H]:Print help.

使用法 : 認識されないパラメーターがインストーラーに渡されたことを示します。

4 Error: install.sh must be run with root privileges! 管理者のみ : 管理者でない者がインストーラーを実行しよう と したことを示します。

5 Error:Unknown OS. サポート されない OS : インス トーラーでサポート

されていないオペレーティングシステムが検出されました。

6 PowerChute Network Shutdown is already installed.Upgrade is not supported for this version.

Please uninstall the existing PowerChute to continue with installation of PowerChute v.4.2.

Installation cancelled.

アップグレードがサポート されていない :PowerChute の以前のインストールからのアップグ

レードが PowerChute でサポート されていないこと

を示します。

バージ ョ ンが古すぎるか、 以前の複数のインストールをアップグレード しよう と していることが原因の可能性があります。

7 Installation cancelled. ユーザーによる中止 : ユーザーがインストールを中止したことを示します。

8 You must remove the installed version of PowerChute Plus.

PowerChute Plus の検出 : PowerChute Plus のバー

ジョ ンが検出されたためインストーラーが中止したこと示します。

9 You must remove the installed version of PowerChute Business Edition Server.

PowerChute Business Edition の検出 : PowerChute Business Edition が検出されたためインストーラー

が中止したこと示します。

10 You must remove the installed version of PowerChute Server.

PowerChute Server の検出 : PowerChute Server が検出されたためインストーラーが中止したこと示します。

PowerChute Network Shutdown : インス トールガイド

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エラーコード 11 は、 日本語版の標準インストーラーにのみ適用されます。

11 VMware [Server/ Workstation/ Player] has been detected on your system.This version of PowerChute Network Shutdown does not support VMware.Please uninstall VMware Server, or consult www.apc.com for the required version of PowerChute Network Shutdown.

または

Microsoft Windows Hyper-V has been detected on your system.This version of PowerChute Network Shutdown does not support Hyper-V. Please disable Hyper-V, or consult www.apc.com for the required version of PowerChute Network Shutdown.

HyperV または VMware の検出 : HyperV または

VMware が検出されたためインストーラーが中止し

たこと示します。

12 以下のいずれか :

Error:Too many INSTALL_DIR in silentConfiguration.ini.

Error:INSTALL_DIR must start with '/'.

Installation directory must start with "/".

Error:INSTALL_DIR must not contain white space.

Error:INSTALL_DIR must not contain back slash "\".

Error:INSTALL_DIR is not configured.

Installation directory must not contain white space " ".

Installation directory must not contain back slash "\".

Failed to create directory <install directory>.

インストールディ レク ト リーが無効 : ターゲッ トディ レク ト リーが無効なためインストーラーが中止したこと示します。

13 Installation cancelled. Java バージョ ンが無効 : 無効な Java のバージョ ン

が環境設定ファイルで指定されました。

14 This version of PowerChute Network Shutdown does not support the Japanese language.Please consult www.apc.com for the required version of PowerChute Network Shutdown.

サポート されていないロケール : インストーラーで、日本語システムに英語バージョンがインストールされよう としていることが検出されました。

15 Can't find <zip filename> zip ファイルがない : インストーラーで、 PowerChuteのインストールを解凍する zip ファイルが見つかりま

せん。

16 Error:Invalid file <filename> 自動環境設定ファイルがない : 指定した自動環境設定ファイルを読み込めないため、 インストーラーが中止したことを示します。

17 Error:EULA must be accepted by setting ACCEPT_EULA=YES in config file

EULA が受諾されていない : エンドユーザー使用許

諾契約書 (EULA) が受諾されなかったため、 イン

ストーラーが中止したことを示します。

18 [Error]:<configuration value> is not defined in <configuration file>.

自動環境設定ファイルのパラメーターがない : 必要なパラメーターが自動環境設定ファイルに含まれていないことを示します。

エラーコード

エラーメ ッセージ 説明

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19 [Error]:Too many <configuration value> in <configuration file>

自動環境設定ファイルに複数のパラメーターがある :パラメーターが自動環境設定ファイル内で重複していることを示します。

20 以下のいずれか :

Error:Too many JAVA_DIR in <configuration file>.

Error:JAVA_DIR must start with "/".

Error:JAVA_DIR must not contain white space " ".

Error:JAVA_DIR must not contain back slash "\".

Error:Invalid JAVA_DIR.<directory> does not exist.

Java is not available on the path.Please specify a java directory.

Java ディレク ト リーが無効 : 無効な Java ディレク

ト リーが自動環境設定ファイルで指定されているため、 インストーラーが中止したこと示します。

21 [Error]:<21> Installation cancelled. レジスト リのエラー : レジスト リのエン ト リーの書き込みができないためインストーラーが中止したこと示します。

22 [Error]:<22> Installation cancelled. サービスのエラー : インストーラーが PCNS サービ

スを登録できませんでした。

23 [Error]:<23> Installation cancelled. M11 バックアップのエラー : アップグレード中にイ

ンストーラーが m11.cfg データストアのバックアッ

プを実行できませんでした。

24 ERROR:Invalid value for LOCAL_IP_ADDRESS specified in silent configuration file.

Aborting with error code <error code>.

IP アドレスが指定されていません : 複数のネッ ト

ワークアダプタがあるため、 インストーラーがホストの IP アドレスを確認できません。

無効なローカルホストが自動インストールの環境設定ファイルで指定されました。 指定された IP アド

レスはターゲッ トサーバーには関連付けられていません。

25 ERROR:Cannot write to specified ini configuration file:<ini file>

INI ファイルが無効です。 自動インストーラーがイ

ンストールディレク ト リーの pcnsconfig.ini ファイ

ルに書き込めません。

28 ERROR:Invalid value for mode specified in silent configuration file.

無効なモードです。 無効なモード値が自動インストール環境設定ファイルで指定されています。

29 ERROR:Invalid value for port specified in silent configuration file.

無効なポートです。 無効なポート値が自動インストール環境設定ファイルで指定されています。

30 ERROR:Invalid value for protocol specified in silent configuration file.

無効なプロ ト コルです。 無効なプロ ト コル値が自動インストール環境設定ファイルで指定されています。有効な値は HTTP および HTTPS です。

31 ERROR:Not enough UPS Network Management Card addresses specified in silent configuration file for specified mode.

Redundant、 Parallel、 および Advanced UPS 構成

では、 低 2 つの IP アドレスが必要です。

32 UPS Network Management Card has not responded to registration attempt.Registration has failed due to a timeout.

NMC の登録がタイムアウトによって失敗しました。

NMC ホストアドレスおよび接続はどちらも正常で

すが、 NMC が応答しませんでした。

33 Bad UPS Network Management Card host address supplied.Registration has failed.

ホストアドレスが無効なため、 NMC の登録に失敗

しました。

34 Could not connect to UPS Network Management Card.Registration has failed.

無効なセキュリテ ィ情報 (ユーザー名、 パスワード、 認証フレーズ) が送信されたため、 NMC の登

録に失敗しました。

エラーコード

エラーメ ッセージ 説明

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35 Could not register with UPS Network Management Card.Please check your configuration.

上記のエラーコード以外の理由で NMC の登録に失

敗しました。

36 Incorrect security details given.Registration has failed.

セキュリテ ィ値が不正確です。 不正確なセキュリテ ィ信用情報によって NMC の登録に失敗しました。

37 UPS Network Management Cards specified are not part of a parallel setup.

非パラレル : パラレル登録を試みましたが、 NMCがパラレル構成に属していません。

40 UPS Network Management Cards are not of the same family.Registration has failed.

モデルが同一ではありません。 1 枚以上の NMC の

モデルタイプが異なるため、 登録に失敗しました。

41 Registration has failed due to untrusted SSL certificates presented from the UPS Network Management Card.

SSL エラー。 1 枚以上の NMC が信用できない SSL証明書を使用しているため、 登録に失敗しました。

42 ERROR:Invalid value for <outlet group> specified in silent configuration file.

無効なコンセン トグループです。 自動インストール環境設定ファイルで無効な IP_<n>_Outlet 値が指定

されています。

43 ERROR:Invalid value for username specified in silent configuration file.

無効なユーザー名が自動インストールの環境設定ファイルに指定されています。 ユーザー名が regexに合格しませんでした。

44 ERROR:Invalid value for password specified in silent configuration file.

無効なパスワードが自動インストールの環境設定ファイルに指定されています。 パスワードが regexに合格しませんでした。

45 ERROR:Invalid value for authentication phrase specified in silent configuration file.

無効な認証フレーズが自動インストールの環境設定ファイルで指定されました。 認証フレーズが regexに合格しませんでした。

47 Failed to establish an SSL connection to the UPS Network Management Card.Please verify the address and port specified.

SSL ハンドシェークエラーです。

48 A valid JRE has not been detected.Please go to www.java.com (http://www.java.com) and install java, or change INSTALL_JAVA in the silentInstall.ini file.

サポート されているパブリ ック JRE またはプライ

ベート JRE をインストールする必要があります。

49 Silent configuration file contains multiple UPS Network Management Card addresses.Only one is required for single mode.

設定されている NMC アドレスが多すぎます。 自動

インストール環境設定ファイルで、 該当モードに対して指定されている NMC アドレスが多すぎます。

50 ERROR:Invalid value for NetworkConfig specified in silent configuration file.

INI 自動環境設定ファイルの NetworkConfig フ ィー

ルド値が無効です。

51 ERROR:Invalid value for IPv6NetworkConfig specified in silent configuration file.

INI 自動環境設定ファイルの IPv6NetworkConfigフ ィールド値が無効です。

59 ERROR:Network mode is <IPv4/IPv6>.Please enter valid <IPv4/IPv6> address for <NMC_IP/IP_1/LOCAL_IP_ADDRESS>key.

IPv6 アドレスではな く IPv4 アドレス (またはその

反対) が入力されています。

エラーコード 52 ~ 56 は、 VMware 環境にのみ適用されます。

52 ERROR:Invalid value for ESXiConfigurationMode specified in silent configuration file.

INI 自動環境設定ファイルの

ESXiConfigurationMode フ ィールド値が無効です。

53 ERROR:Connection to VCenter Server <vCenter Server IP/Hostname> failed.

vCenter Server 接続エラーです。

エラーコード

エラーメ ッセージ 説明

PowerChute Network Shutdown : インス トールガイド

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54 ERROR:Connection to ESXi Host <ESXi IP/ Hostname> failed.

VMware ホスト接続エラーです。

55 Invalid vCenter Server address. 無効な vCenter Server ホスト名が入力されました。

56 Invalid ESXi Host address. 無効な VMware ホスト名が入力されました。

64 Invalid SNMP Port. 無効な SNMP ポートを指定したか、 または指定し

たポートが使用中です。

65 Invalid SNMP NMS. 無効な Network Management System の IP アドレス

が入力されました。

66 Invalid SNMP Access Type. 無効な SNMP アクセスタイプが入力されました。 指定できるオプシ ョ ンは [ 無効 ]、 [ 読み取り ]、 ま

たは [ 書き込み ] です。

67 Invalid SNMP Authentication protocol. 無効な SNMP 認証プロ ト コルが入力されました。

指定できるオプシ ョ ンは、 MD5、 SHA1、 SHA256、または SHA512 です。

68 Invalid SNMP Privacy Protocol. 無効な SNMP プライバシープロト コルが入力されま

した。 指定できるオプションは AES-128、 AES-192、AES-256、 または DES です。

69 Invalid SNMP Authentication passphrase. 無効な認証パスフレーズが入力されました。 認証パスフレーズは 8 ~ 32 文字の ASCII 文字で入力して

く ださい。

70 Invalid SNMP Privacy passphrase. 無効なプライバシーパスフレーズが入力されました。プライバシーパスフレーズは 8 ~ 32 文字の ASCII 文字で入力して ください。

71 Invalid SNMP Delay. 無効な SNMP 待機時間が入力されました。 正の値

で秒数を入力して く ださい。

72 Invalid SNMP Repeat Times. 無効な繰り返し回数が入力されました。 正の整数で回数を入力して く ださい。

73 Invalid SNMP Repeat Interval. 無効な SNMP 繰り返し間隔が入力されました。

正の整数で秒数を入力して く ださい。

74 Invalid SNMP Trap Receiver Name. 無効な SNMP ト ラ ップレシーバー名が入力されま

した。

75 Invalid SNMP Trap Receiver NMS. 無効な SNMP ト ラ ップレシーバー NMS の IP アド

レスが入力されました。

76 Invalid SNMP Trap Receiver Port. 無効な SNMP ト ラ ップレシーバーポート番号が入

力されました。

77 Invalid SNMP Trap Receiver Type. 無効な SNMP ト ラ ップレシーバータイプが入力さ

れました。 有効なオプシ ョ ンは v1 または v3 です。

エラーコード

エラーメ ッセージ 説明

PowerChute Network Shutdown : インス トールガイド

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APC by Schneider Electricワールドワイ ドカスタマーサポート

APC by Schneider Electric 製品の無料カスタマーサポートは次のように提供されています。

• APC by Schneider ElectricのWebサイト(www.apc.com)にアクセスすると、APC Knowledge Base内の資料を参照したり、お客様のご要望を送信していただくことができます。

– www.apc.com (APC本社)特定の国の情報については、ローカライズしたAPC by Schneider ElectricのWebサイトにアクセスします。それぞれのページにカスタマーサポート情報があります。

– www.apc.com/support/グローバルサポートには、 APC Knowledge Base 内での検索およ びe-supportがあります。

• APC by Schneider Electric カスタマーサポートには電話または E-mail で問い合わせることもできます。

– 地域、国別のセンター:連絡先の情報については www.apc.com/support/contact にアクセスします。

– お住まいの地域のカスタマーサポートについては、 APC by Schneider Electric製品を購入された APC by Schneider Electric 営業担当または販売店にお問い合わせください。

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