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Word No.8 本文の通し番号は欠番もあります。
16-1 ワード 2010 基本講座: テキストボックステキストボックスの挿入
A) [挿入]タブの[テキスト]グループにある[テキストボックス]をクリックします。
o 「組み込み」のところに書式が設定されたテキストボックスが多数登録されています。(あまり使い勝手は良くないと思います)
従来のテキストボックス(枠のみ)は下部に「横書きテキストボックスの描画」と「縦書きテキストボックスの描画」が配置されています。
B) [挿入]タブの[図]グループにある[図形]をクリックして「基本図形」グループで選択することもできます。ただし、こちらの方は従来のシンプルなテキストボックスになります。(ここと同じです)
シンプルなテキストボックス [挿入]タブの[図]グループにある[図形]をクリックして
「基本図形」グループから[横書きテキストボックス]を挿入します。
A) クリックする方法1. 文書内でクリックして横書きテキストボックスを
配置しました。(最小単位で表示されます)2. 文字を入力すると、文字の長さに応じてテキストボックスの幅が広がってくれま
す。よって、あらかじめ大きさを指定しなくともよいケースが出てきます。ただし、縦方向は改行しても広がりませんので、縦に長いケースではドラッグしてサイズを指定していた方が使いやすいかもしれません。
縦方向のサイズの自動調整もできます。(省略予定) 1. [描画ツール]の[図形のスタイル]グループの
ダイアログボックス 起動ツールをクリックします。2. [テキストボックス]を選択して、
「テキストに合わせて図形のサイズを調整する」にチェックを入れます。(起動ごとに設定が必要です)
B) ドラッグする方法1. 挿入時にドラッグすると、サイズを指定できます。 2. ドラッグしてテキストボックスを描画しました。3. 文字を入力すると・・・この場合は入力文字に応じて
サイズは変更されません。
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バージョンによってはそのような設定でないかもしれません。
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テキストボックスの幅で文字列が折り返されます。
16-2 ワード 2010 基本講座:文字列の方向を変更する Word2010 以降では文字列の方向が従来の縦/横以外にも
変更することができるようになりました。 [描画ツール]の[書式]タブで[テキスト]グループにある
[文字列の方向]をクリックします。 または、[ページレイアウト]タブの
[ページ設定]グループにある[文字列の方向]からも実行できます。(省略予定)
テキストボックスの文字方向 以下には横書きテキストボックスを使用した例で書きます。 [縦書きと横書きのオプション]からも同じ設定ができます。
横書き 縦書き 右へ 90 度回転
左へ 90 度回転 横書き(日本語文字を左へ 90 度回転)
16-4 ワード 2010 基本講座:テキストボックスの移動とコピーテキストボックスの移動(移動とコピーの違いは、Ctrl キーを使うか使わないかの違い)
1. テキストボックスの枠部分にマウスポインタをポイントする(重ねる)と十字矢印と白矢印に変わります。(機能の違いは?)(注)テキストボックスの内部では、マウスポインタの形状(「 I 」形状)が異なります。
2. 十字矢印の時に 、マウスをドラッグすると移動できます。
o 水平、垂直方向へ移動したい時は[Shift]キーを押した状態でドラッグします。 o キーボードのカーソルキーを使うと細かな移動ができます。(Ctrl を使うとより細かく動かせ
ます)
移動方向はカーソルキーの方向と同じです。
テキストボックスのコピー1. テキストボックスの枠部分にマウスポインタをポイントする(重ねる)と
十字矢印に変わります。
2. この状態で、[Ctrl]キーを押した状態で、マウスをドラッグするとテキストボックスをコピーすることができます。[Ctrl]キーを押した状態は右図のようになります。(+が表示される)
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慣れない内は、一度クリックして枠を表示させてから、「Ctrl」を押して再度カーソルを枠に重ねると「+」が表示されることが多いです。
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3. (2)の状態でドラッグします。
4. コピー(複写)ができました。5. 水平、垂直方向へコピーしたい時は
[Shift]+[Ctrl]キーを押した状態でドラッグします。 コピーや移動の方法は、文字でも画像(図)(=写真)でもファイルでも、操作は同じです。
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16-5 ワード 2010 基本講座:テキストボックスのサイズ調整テキストボックスのサイズ調整(先ほどの移動のカーソルとは違うことを認識してください)
テキストボックスが小さいと、文字が表示しきれないことがあります。または、逆にサイズが大きすぎることもあります。
テキストボックスを拡大/縮小して、文字が入りきる適切な大きさにします。 マウスで調整する1. ハンドルにマウスポインタを合わせて、ドラッグしてテキストボックスを拡大します。
2. これで文字がすべて表示されました。
リボンで調整する(省略予定)1. テキストボックスを選択します。2. 描画ツール]リボンの[書式]タブで[サイズ]グループにある
「図形の高さ」「図形の幅」でサイズを変更できます。3. テキストボックスのサイズが変更されました。
16-6 ワード 2010 基本講座:テキストボックスの文字の配置テキストボックスの文字の配置
水平方向の文字配置(普通の文字列と同じ扱いです)1. テキストボックスを選択します。
2. [ホーム]タブの[段落]グループにある「左揃え」「中央揃え」「右揃え」「均等割り付け」が利用できます。左揃え 中央揃え
右揃え 均等割り付け
垂直方向の文字配置1. テキストボックスを選択します。
2. [描画ツール]リボンの[書式]タブで[テキスト]グループにある「文字の配置」で垂直方向の文字配置を変更できます。
上 上下中央 下
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他に、両端が揃う「両端揃え」があ りま す。 こ れが初期値になっているかと思います。
四隅のポッチの4か所のどこでも良いのですが、通常は右下が多いです。上下左右の4か所のポッチは縦と横のサイズしか変わりません。横のポッチを内側にドラッグすると、枠の幅は狭くなりますが、文字の大きさは変わりません。写真だとよりスマートになります。
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テキストボックス内の余白1. テキストボックスを選択します。2. [描画ツール]リボンの[書式]タブで[図形スタイル]グループにある
ダイアログボックス起動ツールをクリックします。(私は「ワードアートのスタイル」の起動ツールの方が良いと思っています。)「2013」は、後からでも「図形のオプション」と「文字のオプション」を選択し直すことができます。
3. [図形の書式設定]のダイアログが表示されます。[テキストボックス]を選択し、「内部の余白」で余白の設定ができます。
4. 余白はルーラーを見ると分かります。
テキストボックス内でのインデント1. テキスボックスを選択します。 2. [ホーム]タブの「インデントを増やす」「インデントを減らす」ボタンや、
ルーラーのインデントマーカーを使ってインデントを設定することができます。
16-8 ワード 2010 基本講座:テキストボックスのスタイルの設定スタイルの設定(資料データ(ワード用)Word 8 を使う予定)
テキストボックスは描画ツールで操作するようになっています。 (言い換えると、テキストボックスを選択しないと描画ツールは表示されません)
塗りつぶし効果A) リボンからの操作
1. テキストボックスを選択します。 2. [描画ツール]リボンの[書式]タブにある「図形のスタイル」グループに
ある[図形の塗りつぶし]から実行します。 [塗りつぶしなし]は透明な紙にするという意味合いです。
(背景が透過します。)図(画像)と重ねるときに使えば、図に文字を書き込んだように見えます。
B) ダイアログボックスからの操作1. テキストボックスを選択します。 2. [描画ツール]リボンの[書式]タブの「図形のスタイル」グループにある
ダイアログボックス起動ツールをクリックします。3. 「図形の書式設定」ダイアログボックスが開きますので、
[塗りつぶし]を選択して設定を行います。(注:一度に様々な設定をしたい時には、ダイアログボックスが便利です)
線の設定A) リボンからの操作
1. テキストボックスを選択します。 2. [描画ツール]リボンの[書式]タブにある「図形のスタイル」グループに
ある[図形の枠線]から実行します。B) ダイアログボックスからの操作(省略予定)
1. テキストボックスを選択します。 2. [描画ツール]リボンの[書式]タブの「図形のスタイル」グループにある
ダイアログボックス起動ツールをクリックします。
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下記は 2013
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3. 「図形の書式設定」ダイアログボックスが開きますので、[線の色]を選択して設定を行います。
4. [線のスタイル]を選択して、線の種類の設定ができます。(注:一度に様々な設定をしたい時には、ダイアログボックスが便利です)
「図形の効果」で「反射」や「3-D 書式」「3-D 回転」などの機能もあります。
17-1 ワード 2010 基本講座:図(写真や画像)の挿入(WordNo.8資料を使う予定)図(写真や画像)の挿入方法(テキストボックスへの挿入ではなく、通常の文章への挿入です)マイドキュメントの MyPictures フォルダ内にあることを前提とします。フォルダの場所は自分の環境に合わせて読み替えてください。
1. 図を入れる場所をクリックし、カーソルを表示します。図はカーソル表示位置に挿入されます。
2. [挿入]タブの[図]グループにある[図]を実行します。3. ファイルの場所を選択し、挿入する図(ファイル)を選択します。
o 初期状態では「ピクチャ」フォルダが開かれます。ファイルの場所で挿入する図が保存してある場所を設定します。
下の図は[表示]→[中アイコン]で表示しています。
4. カーソル位置に図が挿入されます。図が用紙幅よりも
大きい時は用紙幅に縮小表示されます。また、挿入された図は「行内配置」になっています。
図の挿入時の配置を「四角」などに変更する(省略予定) 図を挿入すると初期状態では「行内」になります。
「四角」や「前面」などにその都度変更するのが面倒・・・という場合は設定を変更することができます。
操作手順 1. [ファイル]タブの[オプション]を実行します。 2. [詳細設定]を選択し、「図を挿入/貼り付ける形式」の
ドロップダウンリストから選択して設定を変更します。右図は「四角」に変更している状態です。
3. 以降は図の挿入を行うと「四角」で行われるようになります。
図のサイズの拡大/縮小 図を選択して表示されるハンドルをドラッグすることで拡大縮小ができます。
図の四隅み ( コーナー ) のハンドル をドラッグすると、縦横比が保持されます。
レイアウト ダイアログを表示してサイズを変更してみます。 1. 図ツールの[書式]タブで[サイズ]グループの
ダイアログボックス起動ツールをクリックします。2. [サイズ]タブの倍率を使ってサイズを変更した例です。
文字列の折り返しを設定する [文字列の折り返し]の設定を[四角]など[行内]以外に変更します。
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1. 図を選択します。 2. [図ツール]リボンの[書式]タブで[配置]グループにある
[文字列の折り返し]から[四角]などを選択します。
図をドラッグすると任意の位置へ自由に移動できます。
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「行内」以外にすることで、画像が自由に動かせるようになります。
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17-2 ワード 2010 基本講座:文字列の折り返し折り返しの種類と配置
設定の変更方法o 図を選択すると「図ツール」リボンが表示されます。
A. [書式]タブの[配置]グループにある[文字列の折り返し]から設定します。
B. [書式]タブの[配置]グループにある[文字列の折り返し]→「その他のレイアウトオプション」を実行するとダイアログが表示されます。[文字列の折り返し]タブで設定します。(省略予定)
行内o 赤い線の行内に配置されています。
四角o 図の周囲に文字列が回り込んで配置されます。
外周o 図の外周まで文字列が回り込んで配置されます。
o 折り返し点の編集 外周とは[文字列の折り返し]→
[折り返し点の編集]で表示される範囲の周囲のことです。 外周はこの状態でハンドルや線の一部をドラッグすることで変更できます。
上下o 文字列が図の上下に配置されます。
行内とは最下行を見れば違いが分かります。1 行挿入し、そこに図が配置されたような状態です。
内部o 文字列が図の折り返し点の内部にも表示されます。
右図は説明しやすいように[折り返し点の編集]状態を表示しています。
ちなみに、外周にすると右図のようになります。(違いを見比べてください。文字が内部に入りこんでいません)
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折り返し点を内部まで入り込ませないと分かりづらい!
ハンドルを中の方に引き込むと、周囲の文字が、内部に少し入り込んできます
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背面o 図が文字列の背面に配置されます。
文字列が図の上に重ねて表示されます。 背面にすると図が選択できなくなります。
[ホーム]タブの[選択]グループにある[選択]→[オブジェクトの選択]をオンにすると背面の図が選択できます。
図の選択が終了したら、[選択]→[オブジェクトの選択]をクリックして OFF にします。または、文章部分をダブルクリックすることでも OFF にできます。
前面o 図が文字列の前面に配置されます。
文字列が図で隠されてしまいます。
左右の折り返し(「四角」「外周」「内部」のみの設定可能)
挿入した図の左右の文字列をどのように折り返すかを指定することができます。 1. 挿入した図やクリップアートを選択します。 2. [書式]タブの[配置]グループにある
[文字列の折り返し]→[その他のレイアウトオプション]を実行します。
3. [文字列の折り返し]タブの「左右の折り返し」を設定します。
両側 図やクリップアートの
左右(両側)に文字が配置されます。 左側
図やクリップアートの左側に文字が配置されます。右側は空白になります。
右側 図やクリップアートの
右側に文字が配置されます。左側は空白になります。
広い側 図やクリップアートを配置したところから余白までが広い方に文字が配置されます。
文字列との間隔 挿入した図と文字列の間隔を変更することができます。
1. 挿入した図(画像)を選択します。 2. [書式]タブの[配置]グループにある[文字列の折り返し]→
[その他のレイアウトオプション]を実行します。3. [文字列の折り返し]タブの「文字列との間隔」を設定します。4. 左右の文字列との間隔が広くなりました。
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「四角」は上下左右が、「外周」と「左右」は、左右のみ調整が可能のようです。
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17-3 ワード 2010 基本講座:図(写真や画像)の位置図(写真や画像)をページの指定した位置に配置する
図(写真や画像)や図形をページの指定した位置に配置する方法です。 1. 文書内に図を挿入しました。2. 図ツール リボンの[書式]タブを選択します。
[位置]をクリックすると、「文字列の折り返し」に9つのページ内配置のボタンがあります。
3. 文字列の折り返しは自動的に「四角」に設定されます。
左上に配置中央上に配
置右上に配置
左中央に配置
中心に配置右中央に配
置
左下に配置中央下に配
置右下に配置
その他のレイアウトオプション(省略予定) 図ツール リボンの[書式]タブを選択します。
[位置]→[その他のレイアウトオプション]を実行するとダイアログボックスが表示され、様々な設定が可能です。
レイアウト ダイアログボックスの[位置]タブが表示されます。 o 右方向の距離「20mm」、基準「ページ」、
下方向の距離「15mm」、基準「ページ」に設定した例です。
o 右図のように余白部分にはみ出した状態で配置されました。
17-5 ワード 2010 基本講座:アンカー(錨マーク)についてアンカー(錨マーク)の表示/非表示
図や図形を挿入した時に表示されるアンカーを表示/非表示にする方法)o 右図はアンカーを表示している状態です。o [編集記号の表示]をオンにした時だけ表示する
上記の「アンカー記号」のチェックを外します。
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基準を「ページ」にした場合は、ページの端から、「余白」にした場合は、余白からの距離になるようです。(左上が基準か)
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1. [ホーム]タブの[段落]グループにある[編集記号の表示]をクリックしてオンにします。
2. 図や図形を選択するとアンカーが表示されます。
o
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o アンカーが表示されない? 上記の設定や操作をしてもアンカーが表示されない?・・・・
といった状態があります。 図や図形の文字列の折り返しが「行内」に
設定されていると、アンカー記号は表示されません。
アンカーの位置と図や図形との関係 図や図形をどこに配置するのかの情報はアンカーの位置と関連付けられています。 アンカーが設置してある段落を削除すると、段落と一緒に図や図形も削除されます。
1. 挿入している図のアンカーは1つ目の段落にあります。
2. 1つ目の段落を選択します。(ダブルクリックで段落を選択します。)
図も一緒に選択されています。(この状態で段落を削除すると、画像も削除される)
3. 2つ目の段落を選択します。図は選択されていません。(アンカーがこの段落に設定されていないから)
アンカーを段落に固定する 図や図形を移動すると移動先の近くの段落にアンカーが移動します。
このようなアンカーの移動をしないように固定することができます。 図や画像の場合
1. 図や画像を選択します。 2. 図ツール リボンの[書式]タブを選択します。
[位置]→[その他のレイアウトオプション]を選択します。3. [位置]タブを選択して、オプションの
「アンカーを段落に固定する」にチェックを入れます。4. 鍵の印が付いたアンカー記号に変わります。
文字列と一緒に移動しない 図や図形の位置を固定したいときには、
上記の「アンカーを段落に固定する」にチェックを入れる。 「文字列と一緒に移動する」のチェックを外すと、固定した段落の前に文字を追加しても、前の文字列を削除しても図や図形は固定された状態で動きません。
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