「AWS 認定試験準備ワークショップ: AWS 認定ソリューションアーキテクト –アソシエイト」へようこそ。

このワークショップは、AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトを受験する際に知っておくポイントを例題を使って説明していきます。

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このコースのAgenda は次のようになっています。

認定試験で出題される4つの分野について、どのような観点の問題が出るのかを解説していきます。共通して解説する内容としては、各分野でどのような観点の問題が出題されるのかという点と問題を解く際のポイントを例題を解きながら解説していきます。

なお、このワークショップは試験問題の形式、学習すべき事項について具体的にお知らせするためのガイダンスとして提供しています。試験の合格を目的とした「詰め込み式」のコースではありません。試験のポイントを解説しますが、個々のAWS サービスの詳細はご説明しません。試験に合格するには、このワークショップを受講する以外に、AWS が提供している「AWS Technical Essentials 1、 2」コースおよび「Architecting onAWS」などのコースの受講やそれと同等の知識を有している必要があります。もしくは、AWS の各種サービスを 6 か月以上の期間に渡って、実際に設計・構築・運用した経験が必要です。

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本セッションでは、まずAWS 認定制度の概要を説明します。

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AWS 認定とは、AWS サービスに関する、知識とスキルを有していることを証明するものとして提供しています。

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AWS 認定は、現在では様々なレベルや役割に基づき、9個の認定を提供しています。基礎レベルで、1つ、アソシエイトレベルで、アーキテクト、デベロッパー、オペレーションという役割ごとにそれぞれ1つずつプロフェッショナルで、2つ提供しています。また、専門知識として、3つの認定を提供しています。

本日このコースで対象とする認定試験は、「AWS 認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト」 となります。試験、テスト方法、攻略法その他についてお話ししますが、これはどのレベルのテストにも応用できます。

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AWS 認定を受ける理由ですが、認定は、皆さんと皆さんの会社を業界で差別化するための 1 つの手段となります。

個人としてのメリットは、AWS の専門知識を持つことの証明となり、その知識水準を客観的に認めてもらえます。それにより、AWS を利用したシステム設計・開発など仕事の幅を広げることもできます。

認定を持った人材を雇用する側のメリットは、AWS の知識を持っているプロフェッショナルであることを見極めるための手段として利用できます。またAWS 認定を持っている人材は、AWS の推奨するベストプラクティスなど共通知識を持っているため、AWS 知識部分での認識齟齬がありません。そのため、AWS 上のシステム設計・構築・運用のスタートが非常に早く、お客様の課題に注力できます。これによりプロジェクトを実装するリスクやコストを抑えることができ、最終的には顧客満足度を高めることができます。

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AWS 認定の有効期限は2年となっております。認定を継続して保持し続けるためには、2年ごとの再認定を受験する必要があります。AWSは急速に進化しており、2017 年には、1,430 個の機能やサービスをリリースしています。このため持っている知識は最新の状況を保つ必要があり、2年ごとの有効期限を設けています。

なお再認定は、通常の認定よりも短時間で低価格な試験として提供しています。

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それでは、ソリューションアーキテクト – アソシエイトに関する具体的な説明をしていきます。ソリューションアーキテクト – アソシエイトは、AWS のテクノロジーを使用して安全で堅牢なアプリケーションを構築およびデプロイするための知識を持っていることを証明するものです。特にソリューションアーキテクトの役割を担う個人、すなわちAWS 上でシステムを設計する立場の人が、次のような能力を持っていることを認定するものです。• 顧客の要件を理解し、AWS アーキテクチャのベストプラクティスを用いてソリューションを定義することができる。• プロジェクトのライフサイクルを通じて、開発者およびシステム管理者にアーキテクチャのベストプラクティスについて助言できる。

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AWS 認定 ソリューションアーキテクトアソシエイトは、2018年2月に新しいバージョンの認定試験をリリースしており、新バージョンもすでに日本語化されておりますので、日本語での受験が可能です。2018/8/12 までは新バージョン、旧バージョンのどちらかの認定試験を選択することができます。2018/8/13 以降は新バージョンのみの受験となります。新旧において、取得できる認定の価値には違いはありません。

主な違いは、新バージョンは、AWSの新しいサービスや機能に対応していますが、旧バージョンは古い内容が含まれており現状のサービスとは異なる内容が出題される可能性があります。また、出題数も異なり、旧バージョンが55 問であるのに対して、新バージョンは65 問、試験時間は旧バージョンが、80 分に対して、新バージョンは130 分となります。サンプル問題や模擬試験は新バージョンでも提供されており、模擬試験、本試験ともに価格は旧バージョンと同じです。

なお、本ワークショップは旧バージョンの認定試験に合わせた解説となっておりますが、新バージョンにも試験のポイントを応用できます。

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ソリューションアーキテクト – アソシエイトでは、次の4つの分野から出題されます。

分野 1 は、「可用性、コスト効率、耐障害性に優れたスケーラブルなシステムの設計」に関することが出題されます。この分野は、クラウドアーキテクチャで考慮すべき基本構成要素や効率的な設計などを認識し、識別できるかが問われます。分野 2 は、「実装 / デプロイ」に関することが出題されます。この分野は、クラウドソリューションを実装する適切な手法と方法を見極めることができるかが問われます。分野 3 は、「データセキュリティ」に関することが出題されます。この分野は、クラウドへのシステムの最適なデプロイや保守に関して、安全な手法への理解とその実装方法が問われます。分野 4 は、「トラブルシューティング」に関することが出題されます。この分野は、一般的なトラブルシューティングに関する内容が出題されます。

本ワークショップでは各分野ごとに解説を進めていきます。

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各分野の出題比率はこのようになっています。分野1 が最も広く出題されます。なお、試験中にその試験問題がどの分野であるのか表示されるわけではありません。また、実際には複数の分野に関連する問題が出題されることもあります。この情報は、どのような視点で学習すればよいのか、学習の時間配分はどの程度が適切かを考えるときに参考にしてください。

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実際の試験の進め方ですが、問題文に書かれているユースケースを解決するために、単一のサービスまたはいくつかのサービスを識別できるかに重点が置かれます。設問は、選択方式で記述式ではありません。一つを選択するか、複数を選択する問題があります。なお、複数選択する設問は、いくつ選択すべきかが問題分に記述されています。間違ってもペナルティはありません。試験時間中は、いつでも戻って見直しや修正が可能です。また、試験環境の機能として、設問にマークを付ける機能もありますので、重点的に見直したい設問にマークしておくことも可能です。

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では実際にどのような出題形式があるのか見ていきましょう。

まず、単一選択問題です。問題文は、説明のための仮の問題ですので、当然ですがこのような問題が実際に出るわけではありません。単一選択は、正解となる回答を一つだけ選択できます。

哺乳類はどれですか？と聞かれたら、この場合は、Bの牛のみが正解となります。

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次は、複数選択問題の 例です。

複数選択式の場合は、いくつ選択すべきかは問題文に明示されす。この問題の場合は、正解だと思うものを3 つ選択します。

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次の問題例は、よく見られる複数の組み合わせから最適なものを選択するという形式です。複数の事実を知らなければ正しい答えに到達できないような問題となります。この例では、朝食用の 4 種類の食材の正しい調理法が問われています。4 つの選択肢のうち、正しい答えは 1 つだけです。この場合は次のような回答の導き出し方になります。オレンジジュースはゆでるのではなく絞るので、B は除外できます。同様に、ベーコンはトーストするものではないので A を除外します。コーヒーを焼くという E も除外されます。最後に、卵を蒸し焼きにするという D を除外します。正しい答えとして C が残ります。

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最後に本ワークショップの目標をまとめます。

試験攻略のポイントとして、答えを選択する際のポイントや、問題の狙いを見極める方法を学びます。また、学習すること、知っておく必要があることを各自で把握することも目的の一つです。もし知らない用語が出てきたら、その概念を学ぶ必要があると考えてください。このコースでは、試験の対象分野ごとに、練習問題を用意しています。練習問題を解くことで、試験攻略のポイントを理解していきましょう。

このセッションは以上となります。

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