東京まごころカフェ01 高橋

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「東京にいる一個人ができること」について現在の現地ニーズ まだまだボランティアが必要 まだまだ人の交流が必要

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1月9日のブレスト用資料(高橋)

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Page 1: 東京まごころカフェ01 高橋

「東京にいる一個人ができること」について… 現在の現地ニーズ

? まだまだボランティアが必要

○ まだまだ人の交流が必要

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2013年1月現在の被災地… 現地ニーズの移り変わり

「ボランティア活動」 のニーズは減少

交流人口の増加 を図りたい

無理なく自然な 経済やアイディアの活性化 新規ビジネス・「楽しさ」の創造 交流すること自体が心のケア…

がれきの撤去、本来は地元で「仕事」として行われるべき作業やサービス、現地住民のボランティア活動

「ボランティア活動:社会奉仕の達成感を得て、自分の地元で報告」という「支援してあげたい気持ち」でいるため、「交流」と言われてもピンとこない ⇒ というか「交流の価値」を提示するところに被災地各地が苦戦

課題点:いつまでたっても「町外の人=ボランティア」 そして、ボランティアに来る人の想いとのギャップ

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交流人口を増やすためにどんなことをしたらいい?

一個人ができることの例として・・・・・・

被災地から「こんな感じじゃないかな?」ということでいけば 例

①たまたま被災地の人が東京に来るときに一緒に飲み会

②友達になる &いろいろ知る

③友達を訪ねに気軽に被災地に行って飲食をともに

④被災地で友達の「こんなことあったらいいよねぇ?」という話に出くわす

⑤「あの人を含めたら上手くいくかも」という人に繋いでみる

⑥そんな自然な交流が次々と派生してゆく

多くの人がここまで行きつけない

交流人口(ウィキペディアより)⇒その地域に訪れる(交流する)人のこと。その地域に住んでいる人、つまり「定住人口」(又は居住者・居住人口)に対する概念である。その地域を訪れる目的としては、通勤・通学、買い物、文化鑑賞・創造、学習、習い事、スポーツ、観光、レジャー、アミューズメントなど、特に内容を問わないのが一般的である。

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交流人口増加についての課題点

• プロジェクトや取り組み/アイディアの原案はいろいろと存在している。 – イベントや建物づくり等々。

• 「プロジェクトを生み出す(生み出したい)人」は案外いるけれど、【細かい部分の運用をする人】【その交流プロジェクトに参加する人】が足りていない

↑↓

• なので「交流の魅力」をうまく発信できていなければ、大きな交流ムーブメントも生まれていない

+「交流人口」をテーマに事業を行う場合の

事業評価指標とかもよくわからない・・・

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それぞれが繋がり 合って、お互いの 交流リソースを共有

交流コーディネーター的な存在と、 それらの連携が必要になっている気がする。

交流コーディネーター =御用聞きのような 感じ?

「その人」「その活動」の興味やニーズに合わせて、いろんな交流パターンを紹介したりしてゆく???

大槌わくわくファンクラブ ⇒大槌LOVEな人達を、組織や活

動の枠を越えて、効果的に繋げてゆこうとする取り組み

いわて未来MeetUp ⇒岩手を盛り上げるアイディアを交流しながらぶつけあうイベント開催で「そういう友人関係」を増やす

例:高橋が関与している「交流人口増加」を目的としたプロジェクト

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2013年に入り、ニーズの移り変わり 「交流人口」を考えたいけど…… そもそも交流人口増加のために 戦略を練る基盤が整っていない

各被災地と近い遠野の中に… まごころネット協力のもと、

「復興交流ステーション」 を作るのはどうだろう?

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復興交流ステーション ⇒「交流人口増加」の命題に特化

Facebookで情報共有 ↓

たとえば「求人票」的なものもIT化していいんじゃ?

物理的な「場」 ↓

岩手の共有場:遠野 東京基地:まごころ事務所

交流コーディネーター連合

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多様な参画者を受け入れ

復興交流ステーション

交流コーディネーター連合

被災地域の 住民 被災地域の

まちおこし団体

被災地域の 支援活動団体

まごころネット 活動のOB

「関わりたい」 企業や団体組織

「関わりたい」 個人

まごころネット 【以外】の活動者たち

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「まごころネット」活動OBだけでなく、 震災後に繋がったネットワークでの

総力を結集させることができないかな?

Facebookの「友達」繋がり みたいな複雑で豊かな

交流関係

多様な中間コーディネーター 多様な資源を、みんなが 御用聞きのように調整する

独りでは解決しづらい課題

「効果的な」 「楽しい」 解決策へ

こういうプラットフォーム を作れないかな?

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「復興交流ステーション」 もし遠野で場所を開設する場合、 個人的にミソだと思うところ

まごころネット専属スタッフの負荷をなるべくかけずに 「まごころネットの事業としてやってよ」ではなく、 「まごころネットの施設環境を間借りして」

活動OBとかの連合会で構築してゆくのがいいのでは?

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こんな感じでどうだろうか?

NPO法人 まごころネット

まごころネット の各事業 まごころネット の各事業 まごころネット の各事業

交流コーディネーター連合 みたいなのを有志で組織

復興交流 ステーション

被災地で 暮らす人達の 様々な魅力

他の地域で 暮らす人達の 様々な魅力

情報共有できる 空間のサポート

まごころネット活動OB &

まごころネット活動したことないけど、交流人口を考えたい人

交流活性化 の様々な プロジェクト

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復興交流ステーションの第1ステップ

遠野まごころネットが事業として抱える各活動 被災地交流活動をしたい人の施設利用(宿泊など)

いろいろな主管事業⇒まごころの郷(大槌・陸前高田)、パーソナルサポート、就労支援、などなど

まごころネットの主管事業外の活動でもまごころネットの場所を利用することができるようにする

1:施設利用料を払う(例:1日何千円とかで?)

2:求人票の復活:いろんな人がいろんな活動を紹介し、仲間やアイディアを募れる

3:ただし遠野まごころネットの「活動外」なので、車両利用などは不可

「交流したい」という人たちの熱量をここに呼びこんでゆく!

たとえば具体策として

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補足:高橋が個人的にポイントだと思う 「個々のネットワークでできること」

• 資金調達⇒クラウドファンディングやファンドレイジングを上手く活用できる環境づくり

• 人材⇒いままで築かれてきた薄いネットワークをより厚くして新たな人材の芽を発見する

• 情報発信⇒SNSでの繋がり共感の発信

• 場づくり⇒コワーキング/フューチャーセンターとかそういう感じに気軽に集えるようになる