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Living in Peaceは、2008年12月、ミュージックセキュリ

ティーズ社と提携し、マイクロファイナンスファンドのプロジェクトを立ち上げました。この間、ファンドのコンセプトの企画やマイクロファイナンス情報の提供、現地調査等に携わってきました。 第2種金融商品取引業者の登録のないLIPは、金融商品の勧誘、募集等の行為は一切行っておりません。

•自己紹介

•Living in Peaceとマイクロファイナンス

•セクターの課題とLIPの取り組み

今日のアウトライン

自己紹介:慎 泰俊(しん・てじゅん)

Living in Peaceについて

無知はアクションを 止める理由ではない

始まりは「貧困の終焉」

知らぬなら、学べばよい。

やるべき活動の構成要素

意義がある

得意 少数派

マイクロファイナンスプロジェクト

すべての人に、チャンスを。

一番大切なのは本人の意志

2009.11.15

誰もが自分の運命の主人になれる。

ソーシャル・キャピタルとモニタリング

アセットクラスとしての魅力

国内債券 国内株式 外国債券 外国株式 SMX

国内債券 1

国内株式 0.16***

(p=0.00) 1

外国債券 -0.06

(p=0.22) -0.25*** (p=0.00) 1

外国株式 -0.05

(p=0.31) 0.27*** (p=000)

0.56 *** (p=0.00) 1

SMX 0.30** (p=0.03)

-0.26 (p=0.07)

-0.02 (p=0.89)

-0.30** (p=0.03) 1

Krauss & Walter (2009)

Correlation NOI of MFI PAR 30

GDP Growth 0.01 0.20

Equity Market 0.02 0.00

S&P500 0.06 0.05

MSCI Global 0.07 0.03

MSCI Emerging Market 0.03 0.00

誰かマイクロファイナンスファンドを作りませんか

いいじゃん、やろうよー

カンボジアでの調査活動

数カ月の交渉を終えて握手

問題の所在

マイクロファイナンス投資セクターの課題

“マイクロファイナンス機関は、貧しくて借りる

べきではない人々に無理に融資をしていると責められている。”

The Economist (UK)

“Froth at the bottom of the pyramid”

無理な貸付や貸しはがしが後を絶たない

•未整備の金融規制

•資金の過剰

問題の所在

投資残高は堅調に増加

投資の偏り

下位50%MFIの望ましい調達額 $40万

債券・貸付の平均投資サイズ $183万

カンボジア往復 : 100,000円

5日分の人件費 : 50,000円

宿泊費と滞在費 : 30,000円

アンコール・ワット : Priceless

二人で行う5日間現地調査:36万円

小規模投資では固定比率が高くなる。

偏りの要因:MFI調査のコスト

0.00%

1.00%

2.00%

3.00%

4.00%

1,000万円 3,000万円 5,000万円 7,000万円 9,000万円

高コスト投資は持続可能性を下げる

0%

2%

4%

6%

8%

10%

12%

調査費前利益 渡航費 滞在費 人件費 控除後利益

コスト効率を最大化する調査システム

前提条件は価値中立

ネガティヴ 前提 ポジティヴ

本業として持続させにくい 報酬なし いい仲間が集まりやすい

信頼されにくい 低コミット 誰でもできる

平日の日中活動が難しい

時間制約 組織が効率化する

業種によっては兼業規制 兼業 会社を辞めずにできる

0%

2%

4%

6%

8%

10%

12%

調査費前利益 渡航費 滞在費 人件費 控除後利益

パートタイム組織の競争優位

制約条件が 創造性をもたらす

システムの目指すこと

0%

2%

4%

6%

8%

10%

12%

調査費前利益 渡航費 滞在費 人件費 控除後利益

•マネジメント

•財務

•国

•社会性

MFIの調査項目は4つ

•多くのMIVは監査と調査を共に行っている •3年間でリトマス試験紙を

最大の課題は情報リスク

価値とは、期待を上回ることである。

高精度

低精度

高コスト 低コスト

LIP

他社 他社

他社

離散選択分析のSRIへの応用

Multinomial Logit Modelを推定する

++=++=

BC mBY l dBA m tB

AC mAY l dAA m tA

CY l dA m tF u n dCY l dA m tF u n d

******

ββββββ

項目 説明

B (Amt) 投資額の増減に対する感応度 Amt 投資額(Amount) 1単位:5万円 B (Yld) リターンの増減に対する感応度 Yld リターン(Yield) 1単位:2% B(Cmn) 社会貢献に対する感応度 Cmn Social Return 1単位:3人の起業機会

3.66人の事業機会と2%のリターンは同値

推定値 標準誤差 t値 p値

B (Amt) -0.15 0.02 -6.62 0.00

B (Yld) 0.32 0.04 8.98 0.00

B(Cmn) 0.39 0.05 8.05 0.00

サンプル数 448

Rho Square 0.30

教育プロジェクト

すべてのこどもに、夢をくれる大人との出会いを。

“少年時代から大切に保たれた、美しい神聖な思い出こそ、おそらく、最良の教育に他ならないのです。”

―ドストエフスキー

2009.11.15

[email protected] Taejunomics

81TJ

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