第1章 機能説明 1.1 概要 1 - yokogawa.com€¦ · im 707751-61j 1-1 機 能 説 明 1...

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1-1 IM 707751-61J 1 第1章 機能説明 1.1 概要 ソフト エアで のように, データを き,その データを編 し, のファイ で保 することができます。 データを し, のファ で保 すること です。 弊社独自のファイル� 形式の波形データ* XXXX.hdr� XXXX.wvf CSV形式の波形データ� XXXX.csv 波形データの編集/新規作成� 既存の波形データ� ●データ編集� ・データ読み込み ・関数指定� ・定数指定� ・直線補間� ・削除/コピー/ペースト� ・ドット編集/波形ドット編集� ●チャネル操作� ・挿入/削除/コピー ・入れ替え� ・変更� ●ブロック操作� ・挿入/削除/コピー ・入れ替え� ・データ長変更� 読み込み� 出力� 出力波形データ� 弊社独自のファイル� 形式の波形データ� (WE7281で使用可能) XXXX.hdr� XXXX.wvf WE7121用波形データ� XXXX.w16 WE また DLシ ーズのディジタ オシ スコープ ARシ ーズのアナ イジ コーダなど で保 した, が「 wvf」の データ 保 される ヘッダファイ が「 hdr」のファイ ただし, のような データ しく むことができません。 ジック データ ヘッダファイ の「 Group 」の「VDataType」に「b 」と かれて いる の, :WE WE の保 データ ・ヘッダファイ の「 PrivateInfo」に「MaskData」がある :AR シ ーズのアナ イジ コーダの ニットで したデータ ・ヘッダファイ の「 PrivateInfo」に「DisplayPointNo 」がある ● 編集画面例 ドット編 により, み んだ データの一 をドット 位で しているところです。 波形全体表示� 波形拡大表示� 編集波形表示� 編集対象チャネル� 名称選択� 拡大範囲設定� カーソル� 編集対象ブロック選択� 編集範囲設定カーソル�

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Page 1: 第1章 機能説明 1.1 概要 1 - yokogawa.com€¦ · im 707751-61j 1-1 機 能 説 明 1 第1章 機能説明 1.1 概要 本ソフトウエアでは,下図のように,既存の波形データを開き,その

1-1IM 707751-61J

機能説明

1

第1章 機能説明

1.1 概要

本ソフトウエアでは,下図のように,既存の波形データを開き,その波形データを編集し,指定のファイル形式で保存することができます。波形データを新規に作成し,指定のファイル形式で保存することも可能です。

弊社独自のファイル�形式の波形データ*

XXXX.hdr�XXXX.wvf

CSV形式の波形データ�

XXXX.csv

波形データの編集/新規作成�既存の波形データ�

●データ編集� ・データ読み込み ・関数指定� ・定数指定� ・直線補間� ・削除/コピー/ペースト� ・ドット編集/波形ドット編集�●チャネル操作� ・挿入/削除/コピー ・入れ替え� ・変更�●ブロック操作� ・挿入/削除/コピー ・入れ替え� ・データ長変更�

読み込み� 出力�

出力波形データ�

弊社独自のファイル�形式の波形データ�(WE7281で使用可能)

XXXX.hdr�XXXX.wvf

WE7121用波形データ�

XXXX.w16

* WE7000または弊社の他の計測器(DLシリーズのディジタルオシロスコープやARシリーズのアナライジングレコーダなど)で保存した,拡張子が「*.wvf」の波形データ(保存時に別途作成されるヘッダファイル(拡張子が「*.hdr」のファイル)も必要)。ただし,次のような波形データは,正しく読み込むことができません。・ロジック波形データ(ヘッダファイルの「$Group情報」の「VDataType」に「b**」と書かれているもの,例:WE7261/WE7262の保存データ)

・ヘッダファイルの「$PrivateInfo」に「MaskData」があるもの例:ARシリーズのアナライジングレコーダの周波数入力ユニットで測定したデータ

・ヘッダファイルの「$PrivateInfo」に「DisplayPointNo.」があるもの

●編集画面例

下図は,波形ドット編集機能により,読み込んだ波形データの一部をドット単位で修正しているところです。

波形全体表示�

波形拡大表示� 編集波形表示�

編集対象チャネル�名称選択�

拡大範囲設定�カーソル� 編集対象ブロック選択�

編集範囲設定カーソル�

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1.2 読み込み対象ファイルについて

弊社独自のファイル形式の波形データ下図に示すように,ヘッダファイル(hdrファイル)とデータファイル(wvfファイル)が対になったファイルを対象とします。WE7000の計測モジュールで,複数のファイルに分けて波形データを収集する場合,各データファイルごとに1つのヘッダファイルが必要になります。また,波形データが複数ブロックに分かれたファイルの場合には,各ブロックの波形データの測定周期(波形出力周期)およびチャネル数が同じである必要があります。

XXXX001.hdr

XXXX001.wvf

XXXX002.hdr

XXXX002.wvf

XXXXnnn.hdr

XXXXnnn.wvf

・・・�

どれか1つを指定�

[対象外のファイル例]

XXXX001.hdr

XXXX001.wvf XXXX002.wvf

ヘッダファイル�

データファイル�

NoteWE7000の各計測モジュールの測定データを「測定データセーブ」機能で保存するときは,そのダイアログボックスで,[ヘッダー(ファイル毎)]のチェックボックスをチェックし,波形データファイルごとにヘッダファイルが作成されるようにしてください。

CSV形式の波形データ・ 1ブロック,1チャネルのデータとして扱います。・ 読み込み可能なデータ点数は,最大4M点です。・ 電圧値データのみが登録されていることを前提とします。・ チャネル名称,レンジ,単位および波形出力時のD/A更新周期(このソフトウエアでは,「サンプリングレート」)は次のようにみなします。チャネル名称:CH1電圧レンジ :次ページの「電圧レンジ算出方法」を参照単位 :V波形出力周期:1.0s

・ 1行m列で保存されている場合は,m列をサンプル数とします。・ n行m列で保存されている場合は,n行をサンプル数とします。・ 複数列で作成した場合には,先頭列のデータのみを使用します。

NoteWE7000の各計測モジュールの測定データをCSV形式で保存したファイルは,そのままでは使用できません。そのファイルの波形データを使用するときは,ファイルの波形データだけをコピーし,新規にファイルを作成してください。

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機能説明

1データ作成例

[Excelの例] [メモ帳で参照した例]

電圧レンジの算出方法と電圧値の求め方読み込まれたデータは,すべて電圧値データとして扱います。読み込まれた各チャネルの電圧レンジは,以下の算出方法で決定されます。1. データの最小値(RMin)および最大値(RMax)を求めます。● wvfファイルの場合

ヘッダファイル(1-7ページ参照)の情報を元に,以下の算出式で求めます。RMin=VResolution×VMinData+VOffsetRMax= VResolution×VMaXData+VOffset

● CSVファイルの場合RMin=読み込んだデータの最小値RMax=読み込んだデータの最大値

2. データの最大電圧値を求めます。RMin,RMaxの各絶対値の大きい方のデータをVMax(電圧レンジ最大値)とします。

   

3. 電圧レンジを決定します。VMaxが本ソフトウエアで扱う電圧レンジ(±1V,±2V,±5V,±10V)のスパンの+2.5%以内か,否かにより決定します。例:VMax=5.2の場合:±5Vレンジになります。

VMax=5.3の場合:±10Vレンジになります。

4. 読み込まれたデータを電圧値に変換します。●「3」で決定した電圧レンジが「±1V」,「±2V」,「±5V」,「±10V」の場合

次式により,各値(Xi)を電圧値(ADi)に変換します。ADi=Xi×(電圧レンジ/32000)

●「3」で決定した電圧レンジが「±10V」を超える場合RMin,RMaxを「±10V」で正規化します。電圧レンジを「±10V」とし,次式により,各値(Xi)を電圧値(ADi)に変換します。ADi=Xi×(10/32000)

Note4ch100kS/sD/AモジュールWE7281に読み込んだ波形データの中に電圧レンジをオーバーしたデータがあり,その値が出力電圧レンジのスパンの約101%を超えるときは,出力可能な最大電圧で出力されます。

1.2 読み込み対象ファイルについて

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1.3 波形編集機能/チャネル操作/ブロック操作

波形編集機能読み込んだ波形または新規作成した波形に対して,下記の編集操作が可能です。下記の操作のうち,データ読み込み,関数指定,定数指定,ペーストおよびドット編集/波形ドット編集では,上書き,加算,挿入(挿入前にあったデータは後ろにずれ,波形表示部からはみ出たデータは削除)の各動作が選択できます。下記の説明では,上書きすることを前提に説明しています。データ読み込み

対象ファイルの波形データから,ブロックとチャネルを指定し,1チャネル分の読み込みます。読み込まれたデータで,カーソル1の位置よりあとのデータを変更します。ただし,読み込まれたデータは,編集対象チャネルの電圧レンジで変換されるので,レンジオーバーしたデータは電圧レンジの最大値/最小値に設定されます。また,読み込まれたデータのデータ長が「(データ長)-(カーソル1のデータ位置)」より長い場合,波形表示部からはみ出たデータは読み込まれません。

カーソル1

読み込みデータ�

レンジオーバーしたとき�

関数指定

指定範囲の波形データを次の関数(または波形)の波形データに置き換えます。Rised Cosine:Va×(1-cos(2πt/T)),Half Sine:Va×Sin(πt/T),正弦波:Va×Sin(2πft+Φ),三角波,方形波,パルス波,ランプ波

正弦波� 方形波�三角波� ランプ波�パルス波�Rised Cosine Half Sine

カーソル1 カーソル2

関数に�よる波形�

指定�範囲�

定数指定

指定範囲の波形データを,指定した一定の値に置き換えます。カーソル1 カーソル2

定数V

直線補間

指定範囲の波形データを,指定範囲の先頭値と最終値で直線補間した値に置き換えます。カーソル1 カーソル2

直線補間�

削除

指定範囲の波形データを削除し,その範囲より後の波形データを前に詰めます。カーソル1 カーソル2

最後のデータで�埋める�

削除�

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機能説明

1コピー/ペースト

指定範囲の波形データをコピーし,指定位置を先頭位置として波形データをペーストします。

カーソル1 カーソル2

カーソル1コピー�

ペースト�

ドット編集/波形ドット編集

ドット編集では,波形の1点1点(ドット)を数値入力し,波形を作成することができます。また,下図のように,所定の通過点(ドット)をプロットし,その間を直線または3次式スプラインで補間して波形を作成することもできます。プロットできるドット点数は「2~1,000」点です。作成した波形は,編集対象波形の指定範囲に,上書き,加算,挿入(挿入前にあったデータは後ろにずれ,波形表示部からはみ出たデータは削除)のいずれかが可能です。

スプライン補間�

直線補間�

通過点�

波形ドット編集では,編集対象波形の指定範囲の波形データをドット単位で修正できます。修正のしかたとして,各ドットの数値入力のほかに,修正したドットに合わせ,スプライン曲線に沿うように各ドットを修正することもできます。また,すでにあるドットを削除し,ドット編集のときのように,直線補間またはスプライン補間することも可能です。

スプライン近似線�

元波形を示す線�

移動したドット�

チャネル操作波形データは,ブロックに分け,さらにその1ブロックをチャネルという単位に分けて作成できます。波形データの全ブロック共通のチャネル単位で,以下の操作が行うことができます。

1

ブロック�

2 3 4 5

チャネル�

1

2

3

1つの波形データ�

追加(上挿入 /下挿入)

1~80の範囲でチャネル数を増やすことができます。追加するチャネルは,基準となるチャネル(対象チャネル)の番号より若い番号,または大きな番号のどちらの番号でも指定できます。ここでいうチャネル番号は,D/Aモジュールに読み込まれたときに,各波形データを各チャネルに順番に割り当てるときに必要な番号で,チャネル名称(WE7000のスケール変換機能における「ラベル」と同じ)ではありません。追加したチャネルの波形データは,すでに存在するチャネルの波形データと同じデータ長で,「0V」の一定値になります。

1.3 波形編集機能/チャネル操作/ブロック操作

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削除

指定したチャネル(対象チャネル)を削除し,チャネル数を減らすことができます。コピー

指定したチャネルの波形データを別のチャネル(対象チャネル)にコピーできます。コピー操作では,波形データのみをコピー対象とします。コピー元のチャネル名称,単位は元のままです。ただし,電圧レンジは,対象チャネルの電圧レンジに変更されます。入れ替え

指定したチャネル間で波形データの入れ替えができます。この操作により,D/Aモジュールに読み込まれるときのチャネル番号(順番)が変わります。チャネル名称,電圧レンジ,単位も入れ替えられます。変更

各チャネルの波形データのチャネル名称,電圧レンジおよび単位を変更できます。

[チャネル操作概念図]

1

ブロック1

ブロック2

ブロック3

ブロック4

2 3 4 5

CH1 CH2 W3 CH4 CHA

CH1 CH2 CH4 CHA

CH1 CH2 CH4 CHA

CH1 CH2 CH4 CHA

チャネル番号(No.) →�

各ブロックのチャネル数は同一,�チャネルあたりのデータ長は各�ブロックごとに設定可能�

チャネル名称�チャネル操作の対象単位(対象チャネル)

W3

W3

W3

1 2 3 4

CH1 CH2 CH4 CHA

CH1 CH2 CH4 CHA

CH1 CH2 CH4 CHA

CH1 CH2 CH4 CHA

削除�

ブロック操作波形データのブロック単位で,以下の操作が行うことができます。追加(上挿入 /下挿入)

1~256の範囲でブロック数を増やすことができます。追加するブロックは,基準となるブロック(対象ブロック)の番号より若い番号,または大きな番号のどちらの番号でも指定できます。追加されたブロックでは,1チャネルあたりのデータ長を指定できます。波形データは,各チャネルとも「0V」の一定値になります。削除

指定したブロック(対象ブロック)を削除し,ブロック数を減らすことができます。コピー

指定したブロックの全波形データを別のブロック(対象ブロック)にコピーできます。入れ替え

指定したブロックの全波形データの入れ替えができます。データ長の変更

各ブロックの1チャネルあたりのデータ長(データ点数)を「1~4,194,304」の範囲で変更することができます。指定したデータ長が現在のデータ長より大きい場合は,変更前の波形データの末尾から「0V」の一定値になります。

[ブロック操作概念図]

1

ブロック1

ブロック2

ブロック3

ブロック4

2 3 4 5

CH1 CH2 W3 CH4 CHA

CH1 CH2 CH4 CHA

CH1 CH2 CH4 CHA

CH1 CH2 CH4 CHA

チャネル番号(No.) →�

元のブロック4対象ブロック�

W3

W3

W3

削除�

ブロック1

ブロック2

ブロック3

CH1 CH2 W3 CH4 CHA

CH1 CH2 CH4 CHA

CH1 CH2 CH4 CHA

W3

W3

1 2 3 4 5

1.3 波形編集機能/チャネル操作/ブロック操作

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機能説明

11.4 出力波形データについて

編集が終わった波形データは,次の2つのファイル形式で出力することができます。

弊社独自のファイル形式波形データ(測定フォーマットファイル)4ch100kS/sD/AモジュールWE7281などで使用可能なバイナリ形式の波形データです。拡張子は,「*.wvf」です。この形式で出力したときは,アスキー形式のヘッダファイル(拡張子は,「*.hdr」)も出力されます。下記は,ヘッダファイルの一例です。

項目 固定有無 設定値 備考�$Publicinfo FormatVersion 固定 1.01� Model 固定 WE7281� Endian 固定 Ltl� DataFormat 固定 Block� GroupNumber L グループ数(注1参照)� TraceTotalNumber M 編集対象データのチャネル数� DataOffset 固定 0�$Group1 TraceNumber M' Groupに属するチャネル数(注1参照)� BlockNumber N 編集対象データのブロック数� TraceName AAAA・・A Groupに属するチャネル名称� BlockSize1 XXX.XXXXXXX Groupに属するチャネル毎のデータ長/CH�  ・ ブロック毎に設定する。� BlockSizeN (注2参照)� VResolution1 XXX.XXXXXXX Groupに属するチャネル毎の設定レンジの分解能。�  ・ ブロック毎に設定する。� VResolutionN (注2参照)� VOffset1 固定 0.000000e+000 Groupに属するチャネル毎のOffSet値。�  ・ ブロック毎に設定する。� VOffsetN (注2参照)� VDataType 固定 IS2� VUnit AAAA・・A Groupに属する単位� VPlusOverData 固定 32001 全チャネル同一になります。� VMinusOverData 固定 -32001 全チャネル同一になります。� VIllegalData 固定 NAN 全チャネル同一になります。� VMaxData 固定 32000 全チャネル同一になります。� VMinData 固定 -32000 全チャネル同一になります。� HResolution 1.000000e-001 設定サンプリング周期(全チャネル同一)� HOffset 0.000000e+000� Hunit 固定 S� Date XXXX/XX/XX 作成した日付(注3参照)� Time XX:XX:XX 作成した時刻(注3参照)�$PrivateInfo PtraceName 固定 CHX(X:1~) ヘッダ作成DLLのデフォルト値� PlinearMode 固定 OFF ヘッダ作成DLLのデフォルト値� PlinearSlope 固定 1.000000e+000 ヘッダ作成DLLのデフォルト値� PlinearIntercept 固定 0.000000e+000 ヘッダ作成DLLのデフォルト値� PlinearUnit 固定 ? ヘッダ作成DLLのデフォルト値�注1:$GroupXは,4チャネルずつの区切りで作成されます。� 例:TraceTotalNumber=7の場合� $Publiconfo$GroupNumberは2になります。� $Group1にはCH1~CH4の情報が登録され,TraceNumberは4になります。� $Group2にはCH5~CH7の情報が登録され,TraceNumberは3になります。�注2:$GroupXのBlockSize,VResolutionおよびVOffsetは,ブロック数分作成されます。Nはブロック数です。� ただし,全ブロックが同一データになります。�注3:$GroupXのDataおよびTimeは,データを最後に編集した日時になります。� 例:新規作成を行い,そのままファイル出力した場合は,新規作成時の日時になります。�

WE7121用波形データ(FGモジュールファイル)10MHzファンクションジェネレータモジュールWE7121のファンクションジェネレータモジュール専用の波形データです。拡張子は,「*.w16」です。1チャネルだけの波形データなので,波形編集対象ブロックの波形編集対象チャネルの波形データが出力されます。出力される波形データは,ファンクションジェネレータモジュールで使用可能なように,下記に従ったものになります。振幅方向 :編集した波形データの最小値を「1」(Vp-pのマイナス側),最大値を「4095」

(Vp-pのプラス側)として,各データを値付けします。時間軸方向 :編集した波形データの先頭から16384点を出力します。データ点数 :16384点に足りない場合は,不足部分を「2048」(0V)で埋めます。16384

点より多すぎる場合は16384点以降を無視します。

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新規作成/波形データの読み込み

2

第2章 新規作成/波形データの読み込み

2.1 新規作成

操  作� 1. [ファイル]メニューの[新規作成]を選択します。

2. 下図のダイアログボックスで,[チャネル数],[ブロック数],[データ長](データ点数),[レンジ](電圧レンジ),および[サンプリングレート](波形出力周期)を設定し,[OK]をクリックします。

3. 下図のダイアログボックスで,[OK]をクリックします。[キャンセル]をクリックすると,操作2のダイアログボックスに戻ります。

下図のような波形編集ウインドウが表示されます。

電圧軸スケール�

拡大波形表示部�

編集対象チャネル�名称選択�

編集対象�ブロック選択�波形全体表示部�

波形出力周期�(この入力ボックスで変更可能)

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解  説�チャネル数

「1~80」の範囲で設定します。ファンクションジェネレータモジュールWE7121用波形データを作成するときは,デフォルトの[1]のままにします。

ブロック数

「1~256」の範囲で設定します。WE7121用波形データを作成するときは,デフォルトの[1]のままにします。

データ長

「1~4,194,304」の範囲で設定します。WE7121用の波形データを作成するときは,[16384](WE7121での任意波形出力時のデータ長)にします。また,4ch100kS/sD/AモジュールWE7281のFGモードで任意波形を出力するときの波形データを作成するときは,[65536](WE7281のFGモードでの任意波形出力時のデータ長)にします。

レンジ

電圧レンジを「±1V」,「±2V」,「±5V」,「±10V」の中から設定します。WE7121用波形データを作成するときは,適当なレンジを選択します。WE7121用波形データに出力するときに,編集した波形データの最小値を「1」(Vp-pのマイナス側),最大値を「4095」(Vp-pのプラス側)として,各データを値付けします。

サンプリングレート(波形出力周期)

D/Aモジュールで波形データをD/A変換するときの周期を「0.000001s~1,000s」の範囲で設定します。WE7121用波形データを出力するときは,この設定内容は無視されます。

Note・チャネル名称は,「CH1~CHn」(nはチャネル数),単位は,全チャネルとも「V」に設定されます。

・複数の波形編集ウインドウを同時に開くことはできません。また,波形編集ウインドウの大きさを変更することはできません。

・作成した任意波形データをロードする D/A モジュールの波形出力周期の設定可能範囲が「0.000001s~1,000s」より狭い場合,設定可能範囲を外れた設定値は,ロード時に設定可能な最小値または最大値に変更されます。

2.1 新規作成

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新規作成/波形データの読み込み

2

2.2 波形データの読み込み

操  作� 1. [ファイル]メニューの[読み込み]を選択します。

2. 下図の[ファイルを開く]ダイアログボックスの[ファイルの種類]リストボックスで,[測定フォーマットファイル(*.wvf)],または[CSVファイル(*.csv)]のどちらかを選択したのち,表示されるファイルリストから対象ファイルを選択し,開きます。

下図のような波形編集ウインドウが表示されます。電圧軸スケール�表示�

拡大波形表示部�

編集対象チャネル�名称選択�

編集対象�ブロック選択�波形全体表示部�

波形出力周期�(この入力ボックスで変更可能)

Note・読み込む波形データの仕様は,「1.2 読み込み対象ファイルについて」をご覧ください。読み込もうとした波形データの仕様が適切でない場合は,読み込み時にエラーメッセージが表示されます。

・WE7121用に波形データを作成するときは,データの制限があるので,前ページの「解説」を参照してください。

・複数の波形編集ウインドウを同時に開くことはできません。また,波形編集ウインドウの大きさを変更することもできません。

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波形データの編集/チャネル操作/ブロック操作

3

第3章 波形データの編集/チャネル操作/ブロック操作

3.1 波形表示設定

操  作� 全体表示チャネル選択

波形全体表示部に表示する波形を選択します。複数のチャネルを選択すると,選択したチャネルの波形が重ね書き表示されます。1. [表示]メニューの[全体表示CH選択]をクリックします。

2. 下図のダイアログボックスで,表示するチャネルのチェックボックスをチェックし,[OK]をクリックします。

下図のように,波形全体表示部に編集対象チャネルの波形が赤色で表示され,その他の波形が緑色で表示されます。

波形全体表示�編集対象チャネル�名称選択� 編集対象ブロック選択�

全体表示オートスケール

波形全体表示部の電圧軸の表示範囲をオートスケール(データの最大/最小値がフルスケールになります)にするか,マニュアルスケール([全体表示スケール設定]で設定した範囲)にするかを選択します。[表示]メニューの[全体表示オートスケール]をクリックします。[全体表示オートスケール]の文字の左にチェックマークが付いているときに,オートスケール表示になります。

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全体表示スケール設定

波形全体表示部の電圧軸をマニュアルスケールで表示するときの範囲を設定します。1. [表示]メニューの[全体表示スケール設定]をクリックします。

2. 下図のダイアログボックスで,スケールの最小値[Min]と最大値[Max]を入力し,[OK]をクリックします。設定可能最大スケールは,「-99.999~99.999」です。

下図のように,波形全体表示部の電圧軸のスケールが設定したものに変わります。

電圧軸スケール� 波形全体表示部�

編集対象オートスケール

拡大波形表示部の電圧軸の表示範囲をオートスケール(データの最大/最小値がフルスケールになります)にするか,マニュアルスケール([全体表示スケール設定]で設定した範囲)にするかを選択します。[表示]メニューの[編集対象オートスケール]をクリックします。[編集対象オートスケール]の文字の左にチェックマークが付いているときに,オートスケール表示になります。

編集対象スケール設定

拡大波形表示部の電圧軸をマニュアルスケールで表示するときの範囲を設定します。1. [表示]メニューの[編集対象スケール設定]をクリックします。

3.1 波形表示設定

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波形データの編集/チャネル操作/ブロック操作

3

2. 下図のダイアログボックスで,スケールの最小値[Min]と最大値[Max]を入力し,[OK]をクリックします。設定可能最大スケールは,「-99.999~+99.999」です。

下図のように,拡大波形表示部の電圧軸のスケールが設定したものに変わります。

電圧軸スケール� 拡大波形表示部�

Note波形表示部の水平方向のドット点数は,「1024」点です。この点数より多い点数の波形データを表示するときは,所定の間隔で区切り,その間の最大/最小値を求め,それらを同じ垂直軸上に表示します。

3.1 波形表示設定

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3-4 IM 707751-61J

3.2 波形編集範囲の指定

操  作� 下図のように,まず波形全体表示部で大まかにカーソルで編集したい範囲を指定します。デフォルトでは,カーソル1は波形全体表示部の左端に,カーソル2は波形全体表示部の右端に位置しています。ポインタをそのカーソル位置に置き,ドラッグすることでカーソルを移動することができます。波形全体表示部のカーソル1,2で指定した範囲が拡大波形表示部全体に表示されます。拡大波形表示部にも波形全体表示部と同様にカーソル1,2があります。この拡大波形表示部のカーソル1,2で指定した範囲が編集対象になります。波形表示部の右にある[カーソル1]およびそれらの数値を変更することで範囲を指定することもできます。カーソル1,2をそれぞれ波形表示部の両端に戻すときは,[左端へ移動],[右端へ移動]の各ボタンをクリックすることで可能です。

波形全体表示部�

拡大波形表示部�

カーソル1カーソル2 カーソル位置表示/設定�

カーソル2カーソル1 編集範囲�

Note・上記の操作で設定した編集範囲に対して,次項以降で説明しているデータ編集操作を行うことができます。データ編集操作のうち「データ読み込み」操作と「ペースト」操作においては,カーソル2で指定したデータ位置は関係ありません。

・次項以降で説明しているデータ編集操作では,[データ編集]メニューの[元に戻す]をクリックすることで,直前に行ったデータ編集操作を無効にすることができます。この操作を行ったとき,カーソルは波形表示部の両端位置に戻ります。

・波形表示部上でマウスを右クリックすると,下図のように[カーソルを連動させる]メニューが表示されます。このメニューを選択すると,どちらか一方のカーソルを移動で両方のカーソルが同時に移動するようになります。この動作をキャンセルするときは,もう一度,波形表示部上でマウスを右クリックし,メニューを選択します。

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3-5IM 707751-61J

波形データの編集/チャネル操作/ブロック操作

3

3.3 データ編集操作 - データ読み込み

操  作� 拡大波形表示部のカーソル1(前項参照)で指定した位置に,読み込んだ波形データ(wvf形式またはCSV形式)を上書き/挿入/加算するときは,次の操作を行います。1. [データ編集]メニューの[データ読み込み]をクリックします。

2. 下図のダイアログボックスで,読み込み対象ファイルを選択します。対象ファイルが複数のブロック/チャネルのデータであるときは,ブロック/チャネルを選択します。[グラフ表示]ボタンをクリックすると,対象波形データの波形が表示されます。

上書き/挿入/加算の選択�パス名の表示�ファイル名の表示� ファイルの選択�

波形を確認�するとき�

ブロックの選択�

チャネルの選択�

波形表示部�

3. [モード]リストボックスで,上書き/挿入/加算のどれかを選択したのち,[OK]を選択します。

4. 動作を確認するダイアログボックスで,[OK]をクリックします。読み込みデータを上書き/挿入/加算した波形(下図は挿入したとき)が表示されます。

Note・読み込み可能な波形データは,[ファイル]メニューの[読み込み]で読み込み可能な波形データと同じです。読み込む波形データの仕様は,「1.2 読み込み対象ファイルについて」をご覧ください。

・[データ読み込み]設定ダイアログボックスの波形表示では,読み込む波形データの最大/最小値がスケールの最大/最小値になります。

・[データ読み込み]設定ダイアログボックスを開いたときの設定内容は,[モード]を除き,前回設定したものが表示されます。[モード]は,デフォルトの[上書き]になります。

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3-6 IM 707751-61J

3.4 データ編集操作 - 関数指定

操  作� 拡大波形表示部のカーソル1,2で指定した範囲(3.2項参照)に,指定した波形を上書き/挿入/加算するときは,次の操作を行います。1. [データ編集]メニューの[関数指定]をクリックします。

2. 下図のダイアログボックスで,波形(関数)選択リストボックスで波形を選択します。波形(関数)選択リストボックスの右にあるパラメータ設定ボックスで,各パラメータを設定します。設定可能パラメータと範囲は,次のとおりです。Ampl(振幅):0.001~電圧レンジの範囲,Offset(オフセット電圧):電圧レンジの範囲,Phase(位相):0.00~360.00 (0.01刻み),Cycle(サイクル数):0.01~編集対象範囲のデータ数/2 (0.01刻み),Duty(デューティ,パルス波のみ):0.00~100.00 (0.01刻み)[グラフ表示]をクリックすると,設定した条件の波形が表示されます。

上書き/挿入/加算の選択� 各パラメータの設定�

波形選択�

波形を確認�するとき�

波形表示部�

3. [モード]リストボックスで,上書き/挿入/加算のいずれかを選択したのち,[OK]を選択します。

4. 動作を確認するダイアログボックスで,[OK]をクリックします。設定した波形データを上書き/挿入/加算した波形(下図は挿入したとき)が表示されます。

Note・[関数指定]ダイアログボックス波形表示では,読み込む波形データの最大/最小値がスケールの最大/最小値になります。

・[関数指定]ダイアログボックスを開いたときの設定内容は,[モード]を除き,前回設定したものが表示されます。[モード]は,デフォルトの[上書き]になります。

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3-7IM 707751-61J

波形データの編集/チャネル操作/ブロック操作

3

3.5 データ編集操作 - 定数指定

操  作� 拡大波形表示部のカーソル1,2で指定した範囲(3.2項参照)に,一定の電圧値のデータを上書き/挿入/加算するときは,次の操作を行います。1. [データ編集]メニューの[定数]をクリックします。

2. 下図のダイアログボックスで,電圧値を設定します。設定可能範囲は,電圧レンジの範囲です。

上書き/挿入/加算の選択�

電圧値の設定�

3. [モード]リストボックスで,上書き/挿入/加算のいずれかを選択したのち,[OK]を選択します。

4. 動作を確認するダイアログボックスで,[OK]をクリックします。設定した波形データを上書き/挿入/加算した波形(下図は挿入したとき)が表示されます。

Note[定数]指定ダイアログボックスを開いたときの設定電圧値は,前回設定したものが表示されます。[モード]は,デフォルトの[上書き]になります。

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3-8 IM 707751-61J

3.6 データ編集操作 - 直線補間

操  作� 拡大波形表示部のカーソル1,2で指定した範囲(3.2項参照)に,その範囲の先頭値と最終値を直線で補間するときは,次の操作を行います。1. [データ編集]メニューの[直線補間]をクリックします。

2. 動作を確認するダイアログボックスで[OK]をクリックします。

下図のように指定範囲が直線補間されます。

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3-9IM 707751-61J

波形データの編集/チャネル操作/ブロック操作

3

3.7 データ編集操作 - 削除

操  作� 拡大波形表示部のカーソル1,2で指定した範囲(3.2項参照)の波形データを削除するときは,次の操作を行います。1. [データ編集]メニューの[削除]をクリックします。

2. 動作を確認するダイアログボックスで,[OK]をクリックします。

下図のように指定範囲が削除されます。

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3-10 IM 707751-61J

3.8 データ編集操作 - コピー/ペースト

操  作� 拡大波形表示部のカーソル1,2で指定した範囲(3.2 項参照)の波形データをコピーし,カーソル1で指定した位置にペーストするときは,次の操作を行います。1. [データ編集]メニューの[コピー]をクリックします。

2. コピーした波形データをペーストとしたい位置にカーソル1を移動します。3. [データ編集]メニューの[ペースト]を選択し,右に表示される[上書き],[挿入],[加算]

のいずれかをクリックします。

4. 動作を確認するダイアログボックスで,[OK]をクリックします。

下図のように,カーソル1の位置を先頭にペーストされます。

Note・カーソル1の位置のデータから最終データまでのデータ数がペースト対象のデータ数より少ないときは,超過分は削除されます。

・コピー操作をしたあとに「データ読み込み」操作を行ったときは,コピーしたデータが読み込みデータに置き換わり,ペースト時には,その読み込みデータがペーストされます。

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3-11IM 707751-61J

波形データの編集/チャネル操作/ブロック操作

3

3.9 データ編集操作 - ドット編集

操  作� 拡大波形表示部のカーソル1,2で指定した範囲(3.2項参照)に,ドット編集した波形データを上書き/挿入/加算するときは,次の操作を行います。1. [データ編集]メニューの[ドット編集]をクリックします。

2. 下図のダイアログボックスの波形描画部で必要な位置にポインタを当て,クリックします。

上書き/挿入/加算の選択�プロットした点� ポインタ�

波形を確認�するとき�

ポインタ位置の情報表示/�数値入力�

補間方法の選択�

数値で波形データを編集�するとき�

波形描画部�

ポインタ位置を数値入力�したときの設定�

[直線補間]で[グラフ表示]をクリックしたときは,下図のような波形が表示されます。

[補間設定]リストで[スプライン補間]を選択し,[グラフ表示]をクリックしたときは,下図のような波形が表示されます。

Page 22: 第1章 機能説明 1.1 概要 1 - yokogawa.com€¦ · im 707751-61j 1-1 機 能 説 明 1 第1章 機能説明 1.1 概要 本ソフトウエアでは,下図のように,既存の波形データを開き,その

3-12 IM 707751-61J

[数値編集]をクリックしたときは,下図のように波形データを数値で変更可能なダイアログボックスが表示されます。データ位置(Xデータ)または電圧値(Yデータ)を修正し,[OIK]をクリックします。データを削除するときにチェック�

3. 編集が完了したら,[モード]リストボックスで,[上書き],[挿入],[加算]のいずれかを選択し,[OK]をクリックします。

4. 動作を確認するダイアログボックスで,[OK]をクリックします。

下図のように指定範囲に編集した波形が上書き/挿入/加算(下図は挿入された状態)されます。

3.9 データ編集操作 - ドット編集

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3-13IM 707751-61J

波形データの編集/チャネル操作/ブロック操作

3

3.10 データ編集操作 - 波形ドット編集

操  作� 拡大波形表示部のカーソル1,2で指定した範囲(3.2項参照,1000点以下の範囲)の波形データをドット編集し,指定した範囲に上書き/挿入/加算するときは,次の操作を行います。1. [データ編集]メニューの[波形ドット編集]をクリックします。

2. 下図のダイアログボックスの波形描画部で,修正する位置にポインタを当て,クリックします。

上書き/挿入/加算の選択�プロットした点� ポインタ�

波形を確認�するとき�

ポインタ位置�の情報�

補間方法の選択�

波形表示部�

波形描画部�

[直線補間]で[グラフ表示]をクリックしたときは,下図のように修正された波形が赤い色で表示されます。

[数値編集]をクリックしたときは,下図のように波形データを数値で変更可能なダイアログボックスが表示されます。データ位置または電圧値を修正し,[OK]をクリックします。データを削除するときにチェック�

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3-14 IM 707751-61J

3. 編集が完了したら,[モード]リストボックスで,[上書き],[挿入],[加算]のいずれかを選択し,[OK]をクリックします。

4. 動作を確認するダイアログボックスで,[OK]をクリックします。

下図のように指定範囲に編集した波形が上書き/挿入/加算(下図は上書きされた状態)されます。

3.10 データ編集操作 - 波形ドット編集

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3-15IM 707751-61J

波形データの編集/チャネル操作/ブロック操作

3

3.11 チャネル(CH)操作 - 上挿入/下挿入

操  作� 新しくチャネルを追加するときは,次の操作を行います。1. [CH操作]メニューの[上挿入]または[下挿入]をクリックします。

対象のチャネルより1つ若い番号のチャネルの波形データを作成するときは[上挿入],次の番号のチャネルの波形データを作成するときは[下挿入]をクリックします。

2. 下図のダイアログボックスで,[対象チャネル]をリストボックスで選択するとともに,挿入するチャネルの名称,電圧レンジおよび単位を設定し,[OK]をクリックします。下図では,チャネル名称[CH3]のチャネルの次のチャネルとして,[CH4]という名称で,電圧レンジが[±2V],単位が「V」のチャネルを設定しています。

3. 設定内容を確認するダイアログボックスで,[OK]をクリックします。

Note・全部で80チャネルまで作成できます。・チャネル名称に同じ名称は使用できません。・チャネル名称は,半角15文字以内です。全角文字でも入力可能です。使用できない記号は,["],[¥],[/],[,],[.],[:],[;],[<],[>],[?],[*],[|],[スペース]です。

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3-16 IM 707751-61J

3.12 チャネル(CH)操作 - 削除

操  作� チャネルを削除するときは,次の操作を行います。1. [CH操作]メニューの[削除]をクリックします。

2. 下図のダイアログボックスで,[対象チャネル]をリストボックスで選択し,[OK]をクリックします。下図では,削除するチャネルとして,チャネル名称[CH4]のチャネルを設定しています。

3. 動作を確認するダイアログボックスで,[OK]をクリックします。

Note・編集対象チャネルを削除したときは,一番若い番号のチャネルが編集対象チャネルになります。・1チャネルしかないときは,削除できません。

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3-17IM 707751-61J

波形データの編集/チャネル操作/ブロック操作

3

3.13 チャネル(CH)操作 - コピー

操  作� 指定チャネルの波形データを他のチャネルにコピーするときは,次の操作を行います。1. [CH操作]メニューの[コピー]をクリックします。

2. 下図のダイアログボックスで,コピー元チャネルとコピー先チャネル(対象チャネル)をリストボックスで選択し,[OK]をクリックします。下図では,チャネル名称[CH1]のチャネルの波形データをチャネル名称[CH3]のチャネルにコピーする設定をしています。

3. 動作を確認するダイアログボックスで,[OK]をクリックします。

Noteチャネル名称および単位は,コピーされません。ただし,電圧レンジは,コピー元のチャネルと同じになります。

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3-18 IM 707751-61J

3.14 チャネル(CH)操作 - 入れ替え

操  作� チャネル間でデータを入れ替えるときは,次の操作を行います。1. [CH操作]メニューの[入替え]をクリックします。

2. 下図のダイアログボックスで,対象の2つのチャネルをリストボックスで選択し,[OK]をクリックします。下図では,チャネル名称[CH1]のチャネルとチャネル名称[CH3]のチャネルを入れ替える設定をしています。

3. 動作を確認するダイアログボックスで,[OK]をクリックします。

Note波形データそのものだけでなく,チャネル名称,電圧レンジおよび単位も入れ替わります。

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3-19IM 707751-61J

波形データの編集/チャネル操作/ブロック操作

3

3.15 チャネル(CH)操作 - 変更

操  作� 各チャネルのチャネル名称,電圧レンジおよび単位を変更するときは,次の操作を行います。1. [CH操作]メニューの[変更]をクリックします。

2. 下図のダイアログボックスの入力ボックスおよびリストボックスで,チャネル名称/電圧レンジ/単位を変更し,[OK]をクリックします。チャネル番号�

Note・電圧レンジを変更すると,波形データはその電圧レンジに合わせ,スケール変換されます。たとえば,「±1V」レンジで「1V」であった値は,「±5V」レンジに変更すると「5V」になります。

・ブロックが複数ある場合,チャネル数,および各チャネルのチャネル名称,電圧レンジおよび単位は,すべてのブロックで同一になります。

・同じチャネル名称を違うチャネルに設定することはできません。・チャネル名称半角15文字以内です。全角文字でも入力可能です。使用できない記号は,["],[¥],[/],[,],[.],[:],[;],[<],[>],[?],[*],[|],[スペース]です。

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3.16 ブロック操作 - 上挿入/下挿入

操  作� 新しくブロックを追加するときは,次の操作を行います。1. [ブロック操作]メニューの[上挿入]または[下挿入]をクリックします。

対象のブロックより1つ若い番号のブロックの波形データを作成するときは[上挿入],次の番号のブロックの波形データを作成するときは[下挿入]をクリックします。

2. 下図のダイアログボックスで,[対象ブロック]をリストボックスで選択するとともに,挿入するブロックのデータ長を設定し,[OK]をクリックします。下図では,ブロック[3]の次に,データ長が[1,000]のブロック[4]が作成されるように設定しています。

3. 動作を確認するダイアログボックスで,[OK]をクリックします。

Note・全部で256ブロックまで作成できます。・データ長の設定範囲は,「1~4,194,304」です。・追加されたブロックには,既存のブロックと同じ数のチャネルが作成されます。

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3-21IM 707751-61J

波形データの編集/チャネル操作/ブロック操作

3

3.17 ブロック操作 - 削除

操  作� ブロックを削除するときは,次の操作を行います。1. [ブロック操作]メニューの[削除]をクリックします。

2. 下図のダイアログボックスで,[対象ブロック]をリストボックスで選択し,[OK]をクリックします。下図では,削除するブロックとして,ブロック[4]を設定しています。

3. 動作を確認するダイアログボックスで,[OK]をクリックします。

Note・編集対象ブロックを削除したときは,一番若い番号のブロックが編集対象ブロックになります。・1ブロックしかないときは,削除できません。

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3-22 IM 707751-61J

3.18 ブロック操作 - コピー

操  作� 指定ブロックの全データを他のブロックにコピーするときは,次の操作を行います。1. [ブロック操作]メニューの[コピー]をクリックします。

2. 下図のダイアログボックスで,コピー元ブロックと対象ブロック(コピー先ブロック)をリストボックスで選択し,[OK]をクリックします。下図では,ブロック[4]の全データをブロック[2]にコピーする設定をしています。

3. 動作を確認するダイアログボックスで,[OK]をクリックします。

Noteコピー先のブロックには,コピー元のブロックの内容がそのままコピーされます。したがって,両者でデータ長が異なっていた場合でも,コピー先ブロックのデータ長は,コピー元のブロックのデータ長と同じになります。

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波形データの編集/チャネル操作/ブロック操作

3

3.19 ブロック操作 - 入れ替え

操  作� ブロック間で全データを入れ替えるときは,次の操作を行います。1. [ブロック操作]メニューの[入替え]をクリックします。

2. 下図のダイアログボックスで,対象の2つのブロックをリストボックスで選択し,[OK]をクリックします。下図では,ブロック[3]とブロック[4]を入れ替える設定をしています。

3. 動作を確認するダイアログボックスで,[OK]をクリックします。

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3.20 ブロック操作 - データ長の変更

操  作� 各ブロックのデータ長を変更するときは,次の操作を行います。1. [ブロック操作]メニューの[データ長変更]をクリックします。

2. 下図のダイアログボックスでデータ長を変更し,[OK]をクリックします。データ長の設定可能範囲は,「1~4,194,304」です。

Note指定したデータ長が元のデータ長より長い場合,既存の波形データの末尾以降のデータは,「0」Vになります。

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4-1IM 707751-61J

波形データの出力(

保存)

4

第4章 波形データの出力(保存)

4.1 弊社独自のファイル形式波形データ(測定フォーマットファイル)への出力

操  作�1. [データ出力]をクリックします。

2. 下図のダイアログボックスの[ファイルの種類]リストボックスで,[測定フォーマットファイル(*.wvf)]を選択します。

3. ファイル名を入力し,[保存]をクリックします。

Note・波形データを保存すると,波形データファイル「XXXXXX.wvf」のほかに,ヘッダーファイル「XXXXXX.hdr」も作成されます。D/Aモジュール等で波形データファイルを読み込むときは,このヘッダーファイルも必要です。誤って削除しないようにしてください。ヘッダーファイルの詳細は,「1.4 出力波形データについて」をご覧ください。

・この弊社独自のファイル形式波形データ(測定フォーマットファイル)を4ch100kS/sD/A モジュールWE7281の FGモードの任意波形出力用に読み込むと,実際のデータ長に関係なく,データ長は「65,536」点になります。読み込んだデータのデータ長がこれより長いときは,先頭から「65,536」点だけ読み込まれます。短いときは,読み込んだ波形データの末尾以降の波形データは,「0V」になります。

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4-2 IM 707751-61J

4.2 WE7121用波形データ(FGモジュールファイル)への出力

操  作�1. [データ出力]をクリックします。

2. 下図のダイアログボックスの[ファイルの種類]リストボックスで,[FGモジュールファイル(*.w16)]を選択します。

3. ファイル名を入力し,[保存]をクリックします。

Note・1チャネルだけの波形データなので,波形編集対象ブロックの波形編集対象チャネルの波形データが出力されます。

・出力される波形データは,ファンクションジェネレータモジュールで使用可能なように,下記に従ったものになります。振幅方向 :編集した波形データの最小値を「1」(Vp-pのマイナス側),最大値を「4095」(Vp-

pのプラス側)として,各データを値付けします。時間軸方向:編集した波形データの先頭から16384点を出力します。データ点数:16384点に足りない場合は,不足部分を「2048」(0V)で埋めます。16384点より

多すぎる場合は16384点以降を無視します。

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5-1IM 707751-61J

仕様

5

第5章 仕様

仕様

読み込み可能ファイル下記の形式の1ファイル・ 弊社独自のwvf形式波形データ(拡張子:wvf,ヘッダファイル(拡張子:hdr)も必要)

指定ブロックの指定チャネルのみが編集対象・ CSV形式のアスキーデータ

1列目のデータのみが編集対象

出力ファイル形式     次の2種類のファイル形式で保存可能・ 弊社独自のファイル形式波形データ

弊社独自のバイナリ波形データファイル形式,拡張子:wvf,同時にアスキー形式のヘッダファイル(拡張子:hdr)も生成

ビット数:16 bitチャネル数:1~80の範囲ブロック数:1~256の範囲データ長:1~4,194,304の範囲(1チャネルあたり)

・ WE7121用波形データ

WE7121専用バイナリ波形データファイル形式(拡張子:w16)ビット数:16 bit (Little Endian,有効ビットは下位12bitで上位4bit は無視されます)値付け:データの最小/最大値をとって,1~4095に展開データ長:16,384点(データ点数が16384点に足りない場合は,不足部分を2048で埋める)

編集機能関数指定

指定範囲の波形データを次の関数で作成した波形データに変更Rised Cosine,Half Sine,正弦波,三角波,方形波,パルス波,ランプ波定数値設定

指定範囲の波形データを指定の一定の値に変更直線補間

指定範囲の波形データを,指定範囲の先頭値と最終値で直線補間した値に変更削除

指定範囲の波形データを削除し,その範囲より後の波形データを前に詰めるコピー/ペースト

指定範囲の波形データをコピーし,指定範囲にペーストするドット編集

所定の通過点を数値入力またはプロットし,その間を直線または3次式スプラインで補間して作成した波形を指定範囲にペーストする波形ドット編集

波形データの1点1点を数値またはプロットし,波形データ修正(直線/3次式スプライン補間も可能)チャネル操作

チャネルの追加/削除,チャネル間の波形データコピー,指定チャネル間での波形データ入れ替え,チャネル条件(チャネル名称,電圧レンジ,単位)の変更ブロック操作

ブロックの追加/削除,ブロック間の波形データコピー,指定ブロック間での波形データ入れ替え,データ長の変更

Page 38: 第1章 機能説明 1.1 概要 1 - yokogawa.com€¦ · im 707751-61j 1-1 機 能 説 明 1 第1章 機能説明 1.1 概要 本ソフトウエアでは,下図のように,既存の波形データを開き,その

5-2 IM 707751-61J

波形表示

・ 全体表示グラフ指定ブロックの全点を表示,指定した複数のチャネルを重ね合わせて表示可能

・編集対象グラフ指定範囲の波形データを表示(拡大表示)

・Y軸スケール設定オートスケール/マニュアルスケール

カーソル機能

・ 編集範囲を2本のカーソルにて指定カーソル位置(X値)は,マウスまたは数値で指定

・ カーソル位置のX値(点数,時間),Y(電圧値)値を表示・ カーソル連動

2本のカーソルの間隔を固定する。チャネル名称

半角15文字以内(全角文字でも入力可,重複チェック有り),使用できない記号:["],[¥],[/],[,],[.],[:],[;],[<],[>],[?],[*],[|],[スペース]設定可能電圧レンジ

電圧値でのデータ編集であるため,下記電圧レンジから選択  ±1V,±2V,±5V,±10V単位

10文字以内(全角文字でも入力可),使用できない記号:["],[¥],[/],[,],[.],[:],[;],[<],[>],[?],[*],[|],[スペース]

動作に必要なシステム環境ハードウエア

・ パーソナルコンピュータ本体日本語Microsoft Windows 95/98またはWindows NT 4.0 が動作し,Pentium133MHz以上のCPUを搭載した機種。

・ 内部メモリ32MB以上(推奨48MB以上)。

・ ハードディスク空き容量が最低限20MB以上(ただし,編集波形データサイズにより異なります)。

・ドライブ3.5型フロッピーディスクドライブで,1.44MB(MS-DOS互換)のフォーマットタイプを有するものが必要です。本ソフトウエアをインストールするときに使用します。

・マウスWindows 95/98またはWindows NT 4.0以降に対応したマウス。

・ディスプレイWindows 95/98またはWindows NT 4.0以降に対応したディスプレイ。推奨はアナログRGB256色以上の発色が可能なディスプレイ。

OS日本語Microsoft Windows 95/98またはWindows NT 4.0

第5章 仕様

Page 39: 第1章 機能説明 1.1 概要 1 - yokogawa.com€¦ · im 707751-61j 1-1 機 能 説 明 1 第1章 機能説明 1.1 概要 本ソフトウエアでは,下図のように,既存の波形データを開き,その

索-1IM 707751-61J

索引

索�

索引

AAmpl .............................................................................................. 3-6

Ccsv ................................................................................................ 2-3CSV形式 ...................................................................................... 1-2CSVファイル.............................................................................. 2-3Cycle ............................................................................................ 3-6

DDuty .............................................................................................. 3-6

FFGモジュールファイル ................................................... 1-7, 4-2

Hhdr ....................................................................................... 1-2, 1-7

OOffset ........................................................................................... 3-6OS ................................................................................................. 5-2

PPhase ........................................................................................... 3-6

Ww16 ...................................................................................... 1-7, 4-2wvf ...................................................................... 1-2, 1-7, 2-3, 4-1

イ入れ替え ...................................................................................... 1-6入替え............................................................................. 3-18, 3-23

ウ上挿入............................................................ 1-5, 1-6, 3-15, 3-20

カカーソル ...................................................................................... 3-4カーソルを連動させる ............................................................. 3-4関数指定 ............................................................................. 1-4, 3-6

クグラフ表示 .............................................................. 3-5, 3-6, 3-11

ココピー................................................ 1-5, 1-6, 3-10, 3-17, 3-22

サ削除........................................................................... 1-4, 1-6, 3-16サンプリングレート......................................................... 2-1, 2-2

シ下挿入............................................................ 1-5, 1-6, 3-15, 3-20新規作成 ...................................................................................... 2-1

ス数値編集 ................................................................................... 3-13

スプライン補間 ....................................................................... 3-11

セ全体表示CH選択 ........................................................................ 3-1全体表示オートスケール ......................................................... 3-1全体表示スケール設定 ............................................................. 3-2

ソ測定フォーマットファイル .................................... 1-7, 2-3, 4-1

タ対象チャネル ................................................................ 3-15, 3-16対象ブロック ................................................................ 3-20, 3-21単位............................................................................................ 3-15

チチャネル数 ......................................................................... 2-1, 2-2チャネル操作 .............................................................................. 1-5チャネル名称 ........................................................................... 3-15直線補間 .................................................................. 1-4, 3-8, 3-13

ツ追加...................................................................................... 1-5, 1-6

テデータ出力 ......................................................................... 4-1, 4-2データ長 ............................................................................. 2-1, 2-2データ長の変更 .......................................................................... 1-6データ長変更 ........................................................................... 3-24データ点数 .................................................................................. 2-1データファイル .......................................................................... 1-2データ読み込み ................................................................. 1-4, 3-5定数............................................................................................... 3-7定数指定 ...................................................................................... 1-4電圧レンジ .............................................................. 1-3, 2-1, 3-15

トドット編集 ....................................................................... 1-5, 3-11

ハ波形出力周期 ..................................................................... 2-1, 2-2波形ドット編集 ............................................................... 1-5, 3-13

ヒ左端へ移動 .................................................................................. 3-4

フファイル形式 .............................................................................. 1-2ファイルの種類 .......................................................................... 4-1ブロック数 ......................................................................... 2-1, 2-2ブロック操作 .............................................................................. 1-6

ヘペースト ........................................................................... 1-5, 3-10ヘッダファイル .......................................................................... 1-2変更............................................................................................ 3-19編集...................................................................................... 3-1, 4-1編集対象オートスケール ......................................................... 3-2編集対象スケール設定 ............................................................. 3-2

索引

Page 40: 第1章 機能説明 1.1 概要 1 - yokogawa.com€¦ · im 707751-61j 1-1 機 能 説 明 1 第1章 機能説明 1.1 概要 本ソフトウエアでは,下図のように,既存の波形データを開き,その

索-2 IM 707751-61J

索引

ホ補間設定 ................................................................................... 3-11保存...................................................................................... 4-1, 4-2

ミ右端へ移動 .................................................................................. 3-4

モモード............................................................ 3-5, 3-7, 3-12, 3-14

ヨ読み込み ...................................................................................... 2-3

レレンジ.................................................................................. 2-1, 2-2