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厚木市資源化センター

(しげん再生館)

厚木市環境センター

1 ごみ処理

ごみ処理経過

本市のごみ処理は、戦前に始まり、当初は旅館や飲食店などの限られた事業所を請負業者が荷車で回り、

耕作地に埋め立て処分するというものでありました。

戦後、厚木町役場において荷車を購入し、市街地を対象に各戸収集が開始されその後、ごみ量の増加に

伴い、昭和 28年には自動三輪車による収集を開始し、厚木町による全面的な収集体制に入りました。

昭和 29 年には、厚木町営塵介焼却場(現松枝町)が建設され、自動三輪車両も整備され、処理体制が

一応確立されました。

昭和 30 年には、市制施行に伴い清掃法並びに厚木市清掃条例の施行により、ごみ処理手数料の徴収を

開始し、昭和38年の市清掃条例の改正により、一般家庭に対しては、処理手数料が無料となりました。

昭和 39 年からは、それまで行っていた各戸収集を改め、ステーション方式による収集を行い、収集体

制の合理化を図りました。

昭和 41 年、施設の老朽化により市営松枝焼却場を閉鎖し、ごみの完全衛生処理に向けた第一歩として

上古沢地区に新工場を建設し、更に、昭和43年に焼却炉の増設を図り、焼却を始めました。

昭和 46 年には、収集職員の増員と車両の拡充を確保するとともに清掃事業所を新設し、処理体制の充

実を図りました。

昭和 49 年には、都市化が進むにつれ、現在の焼却施設での対応

が困難を極め、環境美化の面からも将来を見越し、新たに本格的な

全連式ストーカ炉 2 基を建設し、焼却を始めました。これに伴い、

ごみ収集体制も「混合収集」から「分別収集」へと移行しました。

昭和 52 年から「ごみ減量化と資源の再利用運動」を展開すると

ともに昭和 56年から57年にかけて環境整備事業所を建設し、都市化

の進展と増大するごみに対応する本格的処理体制を整えました。

昭和59年に「厚木市環境センター」の建設に着手し、昭和 62年から全連式流動床焼却炉3基によるご

み処理を稼働いたしました。

平成5 年 10 月 1 日からは、前年に「廃棄物の処理及び清掃に関する

法律の一部を改正する法律」が施行されたことに伴い、条例、規則を全

面改正し、廃棄物の排出抑制、減量及び粗大ごみの有料化並びに昭和56

年以来12年ぶりに事業系ごみの処理手数料の改正を実施しております。

また、平成 8 年1 月1日からは、ごみの分別を更に徹底するため、ご

みの排出容器を中身の見える袋にするとともに、焼却灰等(主に不燃残

さ)の資源化事業にも取り組んでおります。

平成 9 年 12 月の「廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正

する法律」の施行に伴い、ダイオキシン対策工事を平成 11 年 1 月から

3 箇年継続事業として実施し、平成 13 年 3 月に 3 炉全て改修工事が終

了いたしました。

平成 10 年から、ごみの減量化とリサイクルを目的とした「厚木市資源化センター」の建設に着手し、

平成 12 年から「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」に適合した、びん、缶及

びペットボトルの選別、減容、貯留施設の稼動を開始いたしました。

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平成12 年12月に地球温暖化対策の一環として、ディーゼルごみ収集車を低公害のCNG(圧縮天然ガス)

ごみ収集車に入れ替えCO2 削減に努めており、平成18 年度までに計7 台の入れ替えをいたしました。

平成 13 年 8 月より、ごみ集積所までごみの持ち出しができないひとり暮らしの高齢者、障害者世帯等

を対象に「もえるごみ」、「もえないごみ」を市職員が玄関先等から直接収集し、併せて安否等の確認を行

う「愛の一声ごみ収集事業」を開始しています。

平成14 年10月から、市民の利便性の向上を目指し、家庭ごみ(資源ごみ・一般ごみ・粗大ごみ)の環

境センターへの持ち込みを、日曜、祝日も受け入れております。

また、本市と愛川町及び清川村で取り組んでいるごみ処理の広域化では、平成14 年11月にごみ処理広

域化の将来像や基本方針などを示した、「厚木愛甲ごみ処理広域化基本構想」を策定しました。さらに、

12 月には「厚木愛甲ごみ処理広域化基本計画策定委員会」を設置し、平成 15 年 12 月に、基本計画を策

定いたしました。そして、翌年の平成 16 年 4 月から、3 市町村で構成される「厚木愛甲環境施設組合」

がスタートしました。

一般廃棄物の処理については、市民・事業者・行政が一体となり、循環型社会の形成に貢献できる取組

を総合的・計画的に推進するための指針として、平成 17 年 3 月に現行の計画の内容を見直し「一般廃棄

物処理基本計画」を策定しました。

平成17 年4 月1日から、事業系のごみ処理手数料を1 キログラム20 円(市の施設に持ち込んだ場合)

に改正しました。

また、平成 19年度から、BDF(バイオディーゼル燃料)のごみ収集車を導入しました。

2 平成19年度ごみ処理等の実績

(1)可燃ごみの処理量

単位:t

月 直営収集 直接搬入 他市ごみ 計

4 3,975.26 1,972.13 148.07 6,095.46

5 4,523.41 2,005.43 74.86 6,603.70

6 4,186.55 1,976.46 898.23 7,061.24

7 4,418.71 2,041.34 74.37 6,534.42

8 4,190.88 2,028.74 81.52 6,301.14

9 3,910.47 1,868.60 241.23 6,020.30

10 4,171.72 2,043.76 65.52 6,281.00

11 3,878.52 1,869.96 222.30 5,970.78

12 4,267.40 2,233.33 67.92 6,568.65

1 3,989.38 2,008.88 82.08 6,080.34

2 3,272.61 1,724.88 279.54 5,277.03

3 3,795.70 1,901.09 55.37 5,752.16

計 48,580.61 23,674.60 2,291.01 74,546.22

■直営収集

市のごみ収集車で回収したごみ量

■直接搬入

環境センターへ直接搬入したごみ量

■他市ごみ

他市町村から

環境センターへ搬入したごみ量

可燃ごみ処理量(月別)

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

8,000

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 月

t

他市

搬入

収集

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(2)不燃ごみの処理量(金物、ガラス、電池)

単位:t

金物 ガラス 電池 月

直営収集 直接搬入 計 直営収集 直接搬入 計 直営収集

4 124.02 3.15 127.17 88.27 0.04 88.31 1.06

5 123.25 2.72 125.97 100.82 0.04 100.86 0.92

6 103.07 2.32 105.39 96.05 0.03 96.08 0.56

7 80.45 2.18 82.63 93.88 0.30 94.18 0.52

8 96.41 3.23 99.64 109.27 0.11 109.38 0.46

9 103.38 2.03 105.41 86.44 0.01 86.45 0.68

10 108.07 1.22 109.29 82.53 0.01 82.54 0.50

11 100.58 1.11 101.69 87.33 0.00 87.33 0.36

12 126.70 10.19 136.89 107.20 0.53 107.73 0.76

1 108.40 2.06 110.46 105.29 0.02 105.31 0.54

2 92.13 2.57 94.70 82.21 0.03 82.24 0.40

3 89.53 2.19 91.72 91.98 0.00 91.98 0.36

計 1,255.99 34.97 1,290.96 1,131.27 1.12 1,132.39 7.12

(3)粗大ごみの処理量

単位:t

月 直営収集 直接搬入 粗大他市 計

4 35.22 223.36 5.87 264.45

5 35.04 195.61 7.12 237.77

6 31.57 160.09 4.64 196.30

7 30.44 180.79 3.91 215.14

8 32.92 197.96 5.88 236.76

9 28.01 164.64 5.16 197.81

10 36.27 160.43 4.85 201.55

11 31.21 148.84 6.32 186.37

12 50.26 249.25 6.18 305.69

1 31.22 150.03 4.78 186.03

2 26.26 152.88 4.86 184.00

3 32.65 208.64 4.57 245.86

計 401.07 2,192.52 64.14 2,657.73

粗大ごみの料金 ・戸別収集 1個500円(申込み券)

・直接搬入 1個100円(現金)

粗大ごみ処理量(月別)

0

50

100

150

200

250

300

350

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3月

t 直営収集 直接搬入 粗大他市

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(4)焼却灰等の最終処分量

単位:t

月 焼却灰 ガラス屑 計

4 692.17 56.05 748.22

5 810.13 55.51 865.64

6 842.83 51.98 894.81

7 576.87 55.46 632.33

8 733.04 50.37 783.41

9 667.94 51.64 719.58

10 659.76 56.43 716.19

11 724.55 53.34 777.89

12 719.18 52.67 771.85

1 808.91 52.80 861.71

2 563.56 49.55 613.11

3 610.29 55.38 665.67

計 8,409.23 641.18 9,050.41

(5)不燃ごみの中からの資源化量

単位:t

月 鉄

シュレッダー

アルミ

シュレッダー 鉄類 カレット 計

4 138.43 3.19 2.33 43.60 187.55

5 136.43 12.16 5.86 46.98 201.43

6 114.22 7.39 0.00 47.15 168.76

7 103.37 7.30 2.64 41.16 154.47

8 95.74 0.00 8.97 47.23 151.94

9 96.22 10.80 0.93 40.56 148.51

10 157.43 2.23 3.27 40.77 203.70

11 97.93 8.14 4.58 41.03 151.68

12 150.67 13.00 6.18 45.42 215.27

1 105.56 1.79 0.72 46.80 154.87

2 118.73 10.98 2.64 39.87 172.22

3 140.81 10.70 4.77 43.13 199.41

計 1,455.54 87.68 42.89 523.70 2,109.81

■鉄シュレッダー

金物、粗大ごみを破砕し

た際に磁石によって回収

される鉄を中心とした有

価物

■アルミシュレッダー

金物、粗大ごみを破砕し

た際に選別されるアルミ

を中心とした有価物

■鉄類

不法投棄等により搬入

された鉄類の内、破砕処

理できない鉄製有価物

■カレット

ガラスごみの中から手選

別される有価物

焼却灰等の最終処分量

0200400600800

1,000

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

トン

焼却灰 ガラス屑

■焼却灰 焼却により生成した灰を集じん装置等で

捕集し、セメントで固化した固化灰と、焼

却炉の下の部分から取り出される不燃物

不燃ごみの中からの資源化量(月別)

0

50

100150

200

250

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 月

鉄 アルミ 鉄類 カレット

※グラフ上の資源化量は、資源化物中の不燃物

のデータです。

※資源化量の不燃物には、粗大ごみとして集め

られた金属類も含まれ、有価物として引き取

られています。

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ごみの処理量

60,000

70,000

80,000

90,000

100,000

15 16 17 18 19年度

t 可燃ごみ 不燃ごみ 粗大ごみ

(6) 動物の死体処理件数

単位:匹

月 犬 猫 その他 計

4 24 70 30 124

5 22 93 23 138

6 20 117 26 163

7 15 129 32 176

8 19 104 32 155

9 18 93 38 149

10 19 112 42 173

11 15 103 35 153

12 22 84 25 131

1 25 80 14 119

2 22 77 26 125

3 15 76 27 118

計 236 1,138 350 1,724

3 年度別ごみ処理等の実績

(1) ごみの処理量

可燃ごみ 粗大ごみ 年度

本市 他市受入 不燃ごみ

本市 他市受入 計

15 88,844 1,619 4,413 2,764 63 97,703

16 83,784 1,667 4,000 2,867 62 92,380

17 76,661 1,688 3,258 2,735 67 84,409

18 74,576 1,711 2,919 2,799 80 82,085

19 72,255 2,291 2,497 2,594 64 79,701

■可燃ごみ

直営収集と直接搬入の合計

■不燃ごみ

ガラス、金物と電池の合計

動物の死体処理件数      単位:匹

その他 350 犬 236

猫 1,138

その他

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(2)組成別可燃ごみの割合

年度 紙・布類 合成樹脂 草木類 厨芥類 その他

15 51.5 % 25.0 % 9.0 % 10.8 % 3.7 %

16 55.4 % 26.5 % 7.3 % 8.4 % 2.4 %

17 53.7 % 24.3 % 5.5 % 12.1 % 4.4 %

18 56.7 % 20.5 % 6.6 % 12.7 % 3.5 %

19 53.8 % 23.5 % 4.6 % 13.6 % 4.5 %

■厨芥類 台所から出るごみ(残飯)

※ごみ質は、法律に基づき年4 回以上の測定が義務付けされており、このデータは、平均値です。

※表中の値は、乾きベース(水分を蒸発させた重量の割合です。)

(3)動物の死体処理件数

単位:匹

年度 犬 猫 その他 計

15 265 1,158 224 1,647

16 286 1,170 298 1,754

17 241 1,363 298 1,902

18 238 1,175 378 1791

19 236 1,138 350 1,724

ごみ組成別割合

0%

20%

40%

60%

80%

100%

15 16 17 18 19年度

紙・布類 合成樹脂 草木類 厨芥類 その他

動物の死体処理件数(年度別)

0

500

1,000

1,500

2,000

15 16 17 18 19 年度

匹 犬 猫 その他

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(4)不燃ごみの中からの資源化量の比較

単位:t

年度 鉄シュレッダー アルミシュレッダー 鉄類 カレット 計

15 2,118.46 104.70 29.10 812.86 3,065.12

16 1,918.45 98.87 25.37 700.08 2,742.77

17 1,738.89 97.44 30.50 657.86 2,524.69

18 1,632.96 92.92 25.50 575.70 2,327.08

19 1,455.54 87.68 42.89 523.7 2,109.81

※グラフ上の資源化量は、資源化物中の不燃

物のデータです。

※資源化量の不燃物には、粗大ごみとして集

められた金属類も含まれ、有価物として引

き取られています。

■鉄シュレッダー

金物、粗大ごみを破砕した際に磁石によっ

て回収される鉄を中心とした有価物

■アルミシュレッダー

金物、粗大ごみを破砕した際に選別される

アルミを中心とした有価物

■鉄類

不法投棄等により搬入された鉄類のう

ち、破砕処理できない鉄製有価物

■カレット

ガラスごみの中から手選別される有価物

不燃物の中からの資源化量

0

700

1,400

2,100

2,800

3,500

15 16 17 18 19年度

鉄シュレッダー アルミシュレッダー鉄類 カレット

不然ごみと資源化量の比較

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

15 16 17 18 19 年度

t 不燃ごみ 資源化量

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4 ごみの減量化及び資源化対策

私たちの豊かな日常生活は大量生産、大量消費、大量廃棄の社会の中で営まれており、廃棄物の量は年々

増大し、質的にも変化をもたらしています。特に、資源の大部分を海外に依存している我が国においては、

今まで以上に市民一人ひとりがごみの減量化、資源化に興味を深め、自ら行動することが極めて重要な課

題であります。

本市では、貴重な資源の確保と良好な生活環境を保全するため、環境に配慮した「循環型社会」の形成

を目指し、市民・事業者・行政が一体となったごみの減量化・資源化を推進するため、「一般廃棄物(ごみ)

処理基本計画」、「一般廃棄物(ごみ)処理実施計画」及び「分別収集計画」に基づき、次の事業を実施して

います。

資源回収事業の推進

① 地区別資源分別回収

② 集団資源回収

③ 廃食油回収

④ 事業系紙類回収事業(オフィス町内会・市施設資源回収等)

⑤ その他資源回収

ごみ減量化・資源化事業の推進

① 紙ごみゼロ運動

② 電動生ごみ処理機等の購入費補助

③ せん定枝チップ機の貸出

啓発事業の推進

① 地域住民(市民)への説明会等の開催

② 広報等を利用した周知・啓発

③ 各種リサイクル関連イベントの開催

その他ごみの減量化・資源化に関する調査・研究

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(1)資源回収事業の概要

ア 地区別資源分別回収(資源の日)

ごみの減量と資源化を推進することを目的として、家庭から排出される資源となるものを定

期的に地域ぐるみで分別回収する事業を市内全域で実施しました。

回収品目 紙類・布類・缶類・びん類・ペットボトル・食品トレー

実施団体 223 団体

イ 集団資源回収

ごみの減量と再資源化を目的として、家庭から排出される資源となるものを集団で継続的に

回収する事業を実施しました。

回収品目 紙類・布類・缶類・びん類(生きびん)

実施団体 28 団体

ウ 廃食油回収

環境美化及び下水道の保全を図るとともに、市民のリサイクルに対する意識を高めることを

目的として、家庭から排出される廃食油を集団で回収する事業を実施しました。

回収品目 食用油

実施団体 29 団体

エ 個人情報紙資源回収

個人情報などが記載されていることから、地区別資源分別回収に出されない個人情報紙の資

源化を目的として、公民館等にシュレッダーを設置して資源回収する事業を実施しました。

設置場所 地区公民館(上荻野分館を除く14館)・環境センター

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オ 事業系紙類資源回収

事業者自らの責任において処理する事業系ごみの減量化・資源化の推進を目的として、資源

を回収する市施設の資源回収及びオフィス町内会の促進を図りました。

市施設資源回収 市役所本庁舎、第二庁舎、小中学校等

オフィス町内会 2 地区(森の里、荻野・棚沢) 14事業所

カ 事業別資源回収実績

単位:t

事業

年度

地区別資源

分 別 回 収

集 団

資 源 回 収

廃 食 油

回 収

牛乳パック

回 収

個人情報紙

資 源 回 収

ごみ集積所

資 源 回 収

市 施 設

資 源 回 収

オ フ ィ ス

町 内 会

酒 販 組 合

び ん 回 収 計

15 7,877 471 9 - 2 17 234 138 79 8,827

16 9,250 386 9 - 3 33 415 121 74 10,291

17 10,010 354 7 - 4 28 463 126 74 11,066

18 10,302 268 8 - 4 - 485 99 73 11,239

19 10,186 226 6 - 4 - 494 81 72 11,069

※ 廃食油の比重は 0.9。

※ 牛乳パック回収は平成13年度で事業終了。

7,500

8,000

8,500

9,000

9,500

10,000

10,500

11,000

11,500

12,000

15 16 17 18 19 年度

地区別資源分別回収 集団資源回収 廃食油回収

牛乳パック回収 個人情報紙資源回収 ごみ集積所資源回収

市施設資源回収 オフィス町内会 酒販組合びん回収

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キ 平成19年度資源回収 品目別回収量及び比率

単位:t

事業

品目

地区別資源

分 別 回 収

集 団

資 源 回 収

廃 食 油

回 収

個人情報紙

資 源 回 収

ごみ集積所

資 源 回 収

市 施 設

資 源 回 収

オ フ ィ ス

町 内 会

酒 販 組 合

び ん 回 収 品目別合計 品目別比率

新聞 2,337 96 - - - 16 4 - 2,453 22.16%

段ボール 1,642 54 - - - 72 52 - 1,820 16.44%

雑誌 2,821 60 - - - 96 9 - 2,986 26..98%

紙パック 68 1 - - - 1 - - 70 0.63%

その他紙類 513 - - 4 - 78 16 - 611 5.52%

布類 680 7 - - - - - - 687 6.21%

缶類 534 5 - - - 5 - - 544 4.91%

生きびん 118 3 - - - - - - 121 1.09%

カレット 973 - - - - 3 - 72 1,048 9.47%

ペットボトル 447 - - - - 2 - - 449 4.06%

食品トレー 53 - - - - - - - 53 0.48%

廃食油 - - 6 - - 29 - - 35 0.32%

生ごみ - - - - - 192 - - 192 1.73%

計 10,186 226 6 4 - 494 81 72 11,069 100.00%

※ 市施設回収〔生ごみ〕については、小・

中学校で回収した生ごみ(給食残さ)を飼料

等として資源化しました。

ク 地区別資源分別回収・

集団資源回収協力金交付額及び単価

年度 協力金交付額 協力金単価

15 37,527,630 円 5 円/㎏

16 42,914,385 円 5 円/㎏

17 46,011,155 円 5 円/㎏

18 48,016,695 円 5 円/㎏

19 46,909,412 円 5 円/㎏

食品トレー0.48%

ペットボトル4.06%

廃食油0.32% 生ごみ

1.73%

カレット9.47%

生きびん1.09%

缶類4.91%

布類6.21%

その他紙類5.52% 紙パック

0.63%

雑誌26.98%

段ボール16.44%

新聞22.16%

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(2)ごみ減量化・資源化事業の概要

ア 紙ごみゼロ運動

循環型社会形成のためと、厚木愛甲ブロックごみ処理広域化(厚木愛甲環境施設組合)にお

いて、平成24年度を目途に進めているごみ処理広域化の新たなごみ焼却施設を適正な規模で建

設するためには、平成 25 年度までに平成 14 年度比で 11%以上のごみ減量と 26%以上の資源

化を図る必要があります。

「平成14年度ごみ集積所における紙資源物排出状況調査」において、総ごみ量の約4.5%に

あたる段ボール等の紙資源物がごみ集積所に排出されていることなどから、可燃ごみの約 50%

を占める紙ごみの減量化・資源化を推進することを目的として、「紙ごみゼロ運動」を実施しま

した。

○紙ごみゼロ運動啓発事業

実施期間 平成19 年4月~平成20 年3月

実施内容

紙ごみゼロ運動の普及促進を図ることを目的として、啓発チラシなどを配布しま

した。

広報あつぎ特集号

・実施時期 平成20 年2月1日号

啓発チラシ配布

・実施時期 平成20 年2月

・配布地区 14地区(市全域)

・配布数 約70,200枚

○紙資源物回収箱事業

実施期間 平成19 年4月~平成20 年3月

実施内容

ごみとして排出されやすい包装紙、ハガキなど雑紙の資源化を促進することを目

的として、紙資源物回収箱を配布し、ビニール袋での排出も可能としました。また、

転入者に対して市民課窓口で紙資源物回収箱(袋)を配布しました。

・実施時期 平成20 年2月

・実施地区 14地区(市全域)

・配布数 約70,200枚

○シュレッダーで裁断した紙の資源化

実施期間 平成20 年2月~

実施内容

家庭用シュレッダーの普及に伴い、紙の資源化を促進することを目的として、

シュレッダーで裁断した紙の回収及び資源化を始めました。

・実施地区 14地区(市全域)

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イ 生ごみ処理機等の購入費補助・斡旋

家庭から出される生ごみの減量化・資源化を図ることを目的とし、生ごみ処理機等の購入費

補助及び生ごみ処理容器の斡旋を実施しました。

○ 電動生ごみ処理機

・家庭用の電気を使い、生ごみを分解・減容し、堆肥化・消滅化する機器。

・購入金額の半額(上限4 万円)の補助金を交付。

・1世帯で 1機まで補助可。

○ 有用微生物群等による生ごみ処理容器

・微生物群等を使い、生ごみを醗酵させ、堆肥化する容器。

・購入金額の半額(上限4 万円)の補助金を交付。

・1世帯で 2基まで補助可。

○ 生ごみ処理容器(コンポスター)

・庭等に設置し、地中の微生物を使い、生ごみを堆肥化する容器。

・130 ㍑型(1,000 円)、190㍑型(1,200円)を斡旋。

・1世帯で複数基を購入可。

ウ 生ごみ処理機等減量効果

年 度 電動生ごみ処理機 有用微生物群等によ

る生ごみ処理容器

生ごみ処理容器

(コンポスター) 計

15 71 機 4基 202 基 277機(基)

16 65 機 2基 146 基 213機(基)

17 86 機 2基 78 基 166機(基)

18 78 機 1基 185 基 264機(基)

19 82 機 2基 96 基 180機(基)

累 計 949 機 83基 10,105 基 11,137機(基)

累計減量効果 230t 20t 2,446t 2,696t

エ せん定枝チップ機の貸出

家庭から出されるせん定枝を資源化し、ごみ焼却量の軽減を図ることを目的として、せん

定枝チップ機の貸出を実施しました。

利用人数 貸出日数 減 量 効 果

26 人 102 日 186 ㎏(196.5袋)

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(3)啓発事業の概要

ア 地区別資源分別回収の啓発

資源分別回収の分別ルール及び分別マナーの向上を図り、ごみの減量化・資源化を推進する

ことを目的として、広報及びチラシ等による周知啓発を実施しました。

実施日 実 施 内 容

平成19年4月~平成20年3月 イベント・講習会の実施等で啓発チラシを配布

平成19 年10月1 日 広報あつぎ特集号

イ ごみ減量強調週間及び 3R推進月間

市と厚木市ごみ対策協議会では、ごみの減量化・資源化について、期間中にイベント等を開

催することによる広報啓発を実施しました。

○ごみ減量強調週間

期間 平成19 年6 月25 日(月)~ 7月2 日(月)

実施事業

横断幕(寿町歩道橋)及び懸垂幕(市庁舎)の掲示

・リサイクル体験学習(6月26 日(火)、27日(水)開催)

・広報あつぎ(6月15 日号)

○3R推進月間

期間 平成19 年10月1 日(月) ~ 31 日(水)

実施事業 ・第1回あつぎ環境フェア(11 月4日(日)開催)

※「3R」とは、ごみを減らすためのキーワードです!

RREEDDUUCCEE((リリデデュューースス))~ まずは出てくるごみをできるだけ減らす ~

・マイバッグで買い物

・過剰包装は断る。

・はかり売りを利用する。

・使い捨て商品の見直し

RREEUUSSEE((リリユユーースス))~ 使える物はできるだけ繰り返し使う ~

・修理してもう一度使う。

・詰め替え商品を利用する。

・別な用途を考える。

・フリーマーケットなどを活用する。

RREECCYYCCLLEE((リリササイイククルル))~ 資源として再生利用できるよう分別して出す ~

・お店の店頭回収に出す。

・資源集積所に出す。

・分別ルールを守る。

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ウ リサイクル体験学習

市と厚木市ごみ対策協議会では、しげん再生館での資源選別作業やびんを使ったリサイクル

品の作製等を市民が体験し、資源分別やリサイクルに対する理解を深めることにより、積極的に

ごみ減量・リサイクルに取り組んでもらうことを目的として実施しました。

実 施 日 リサイクル教室内容 参加人数

平成19 年6 月26 日(火) びんを使ったフラワーボトル作り 26人

平成19 年6 月27 日(水) ふろしき講習会 10人

エ 夏休み親子リサイクル施設見学会

市と厚木市ごみ対策協議会では、資源回収品目であるびん類のリサイクル施設において、小・

中学生が親子でリサイクル工程を見学することにより、循環型社会形成への意識高揚を目的とし

て実施しました。

実施日 平成19 年8 月24 日(金)

場所 三栄ガラス株式会社(川崎市)

参加人数 42 人(保護者17人、子供25人)

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オ あつぎ環境フェア

市と厚木市ごみ対策協議会では、多くの市民に環境に負荷をかけないライフスタイルを広めてい

くため「見つめよう!私たちの身近な環境」をテーマとして 3R推進月間に開催しました。

実施日 平成19 年11月4 日(日)

場所 厚木中央公園

来場者数 12,000 人

3R(スリーアール)でエコライフエリア

・粗大ごみリサイクル市 (譲渡数 43点分)

・資源とごみの情報コーナー (参加者 約200人)

・生ごみ処理容器等の普及促進コーナー

・厚木市スリムストアー紹介コーナー (参加者 約300人)

・プラ板アクセサリーづくりコーナー

・「もったいない」ふろしき教室 (参加者 約60人)

・古本販売コーナー (売上冊数 約4,000冊)

・リサイクル自転車展示即売コーナー (売上台数 50台)

・市民ふれあいマーケット (出店数 約80店)

・フラワーボトル作製教室 (参加者 約50人)

地球を守る新エネルギーエリア

・てんぷら油で走るゴーカート (参加者 約180人)

・地球のことを考えたごみ収集車展示コーナー

・太陽光発電コーナー

・ソーラーカーコーナー

・電力コーナー

・エコカーコーナー

・ソーラーカフェ

環境マナーアップエリア

・美しいまちづくりコーナー (参加者 88人)

・動物愛護コーナー (参加者 283人)

・ごみ混入物の展示コーナー

・不法投棄防止コーナー

あつぎの自然を見つめるエリア

・データで見るあつぎの環境コーナー

・合併処理浄化槽奨励制度紹介コーナー

・みどりを育てよう(苗木・堆肥配布)コーナー

・里山マルチライブプランコーナー

・あつぎ環境写真展コーナー (展示点数 50点)

・相模川ミニ水族館

催し物

共通エリア

・標語・ポスター展示コーナー

・環境ロビー

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カ ごみ減量リサイクル標語・ポスター

市と厚木市ごみ対策協議会では、資源の有効利用とごみの減量化に対する意識と理解を広く

市民に訴えるとともに、ごみ減量・リサイクルの大切さを考える機会を持ってもらうことを目的

として実施しました。

応募対象 市内在住の小・中学生及び一般市民

応募数 1,371点(標語の部843点、ポスターの部528点)

表彰数 26 点(最優秀12点、優秀14点)

表彰式 本庁舎4 階大会議室

掲示場所

及び期間

・第1回あつぎ環境フェア会場 平成 19 年 11 月 4日(日)

・あつぎロードギャラリー 平成 19 年 11 月 21 日(水) ~ 12 月 5 日(水)

・しげん再生館 平成 20 年 2 月~

キ マイバッグキャンペーン

市と厚木市ごみ対策協議会では、マイバッグ及び啓発チラシを配布することにより、市民に

「買い物袋持参奨励」を呼びかけ、ごみ減量やリサイクルへの理解と協力を求めるととも

に、「厚木市スリムストアー」のPRと利用を促すことを目的として実施しました。

イ ベ ン ト 等 実 施 日 配布枚数

あつぎ環境フェア 平成19 年11月 4日 300 枚

厚木北公民館まつり 平成20年 3 月 2日 200 枚

睦合南公民館まつり 平成20年 3 月 2日 200 枚

ク ごみ減量・資源化講習会

市と厚木市ごみ対策協議会では、ごみの減量化・資源化の推進にあたり、市民一人ひとりの

協力と実行が必要なことから、ごみ処理とリサイクルの現状等の話によりごみ問題を考えるとと

もに、実習により正しい分別方法を再確認してもらうことを目的として開催しました。

場 所 実 施 日 参加人数

南毛利公民館 平成19 年 6 月19 日(火) 29 名

森の里公民館 平成19 年 7 月 9 日(月) 6 名

資源化センター 平成19 年 9 月20 日(木) 4 名

南毛利小学校 平成19 年10 月10 日(水) 約190 名

あつぎ環境フェア 平成19 年11 月 4 日(日) 約200 名

緑ヶ丘公民館まつり 平成19 年11 月10 日(日) 約110 名

荻野運動公園 平成19 年11 月28 日(水) 約60 名

厚木北公民館 平成19 年11 月28 日(水) 12 名

船子老人憩の家 平成19 年12 月 9 日(日) 41 名

厚木北公民館まつり 平成20 年 3 月 2 日(日) 約200 名

睦合南公民館まつり 平成20 年 3 月 2 日(日) 約200 名

※ 厚木北地区、睦合南地区、緑ヶ丘地区については、公民館まつりにおいて分別ゲーム方式によ

る講習会を実施したため参加人数は延べ人数。

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5 ごみの不法投棄対策

不法投棄は、美観を損ねるだけではなく環境汚染の原因にもなることから、投棄物の早期撤去を図って

います。

また、県と関係機関による合同パトロール、環境保全指導員と市による監視活動、民間警備会社による

夜間警備、郵便局員や新聞配達員等による情報提供を実施するとともに、多発箇所に不法投棄防止看板や

不法投棄監視装置を設置するなど未然防止に努めています。

なお、投棄物中に証拠品が発見された場合は、警察と協力して投棄者の摘発に努めています。

(1) 不法投棄物処理量

年 度 15 16 17 18 19

処理件数(件) 624 707 660 586 540

処理量(t) 93.59 91.41 57.85 46.03 35.60

(2)平成 19 年度不法投棄物の種類別処理量及び比率

種類 処理量 比率

建築廃材 3.66t 10.28%

家の解体ごみ 0t 0.00%

厨芥・雑芥 2.39t 6.71%

不燃物 3.73t 10.48%

廃プラスチック類 0.52t 1.46%

ゴム類 2.36t 6.63%

家具類 2.34t 6.57%

家電製品 5.56t 15.62%

自転車・バイク 10.02t 28.15%

その他 5.02t 14.10%

計 35.60t 100.00%

0

20

40

60

80

100

15 16 17 18 19年度

0

200

400

600

800件処理量 処理件数

その他14.10%

建築廃材10.28%

自転車・バイク28.15%

家電製品15.62%

厨芥・雑芥

6.71%

家具類6.57%

ゴム類6.63% 廃プラスチッ

ク類1.46%

不燃物10.48%

家の解体ごみ

0.00%

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(3)不法投棄合同パトロール

市民と行政が協働して市内全域における不法投棄の現状を把握し、不法投棄物の処理及び防

止対策を図ることを目的として実施しました。

実施日 平成20 年2 月21 日(木) 午後1 時30分 ~ 午後4時30分

参加機関

・厚木市環境保全指導員

・厚木愛甲地区相模川水系をきれいにする会

・神奈川県県央地域総合センター

・神奈川県相模川総合整備事務所

・厚木土木事務所

・厚木市

参加人数 35 人

実施結果 ・箇所数 約42箇所

・投棄量 約 1t

(4)不法投棄監視活動・清掃活動

市内多発箇所等における不法投棄の未然防止及び投棄物の早期処理を図ることを目的として、

環境保全指導員と市の協働により実施しました。

実施期間 平成19 年6月 ~ 平成20 年3月

実施回数 11 回

(5)不法投棄夜間警備

市内多発箇所等における不法投棄の未然防止及び早期対処を図ることを目的として、民間警

備会社により実施しました。

実施期間 平成19 年4月 ~ 平成20 年3月

実施回数 150回

(6)不法投棄監視カメラの設置

環境保全指導員と市による定期的な監視活動や民間警備会社による夜間警備など防止対策を

実施していますが、人目につかない場所へ時間帯を問わず投棄されるため、不法投棄の監視強化

と防止を図ることを目的として設置しました。

年度 設置箇所数 設置台数

15 16 箇所(うち新設 5 箇所) 17 基(うち新設5基)

16 17 箇所(移設あり) 17 基(新設なし)

17 17 箇所(移設あり) 17 基(新設なし)

18 17 箇所(移設あり) 17 基(新設なし)

19 17 箇所(移設なし) 17 基(新設なし)

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6 事業系一般廃棄物(事業ごみ)の適正処理

(1)事業系ごみの適正処理及び減量指導

事業系ごみの適正処理及び減量化・資源化を目的として、市内事業所に対し啓発チラシによ

る戸別訪問指導を実施し、事業ごみの適正処理に向けた周知徹底を図りました。

また、一般のごみ集積所に不適正排出している事業所(162 事業所)に対して適正排出指導

を行うとともに、事業系ごみのより一層の減量化・資源化を推進するため、NTT職業別電話帳

に登録されている市内事業所(8,860 事業所)に対し、適正処理に向けた文書による啓発を行い

ました。

(2)本厚木駅周辺事業系ごみ対策

本厚木駅周辺については、飲食店、店舗などが多く、本来生活系のごみの排出場所であるご

み集積所に事業系と思われるごみが多く出されている状況にあることから、まちの美観と歩行者

の安全確保を図ることを目的として、事業系のごみがほとんどを占めると思われる集積所につい

て、平成 15 年度以降順次廃止し、平成 18 年度末をもって早朝収集委託エリア内の全てのごみ

集積所を廃止しました。

また、平成 19 年度は、ごみ集積所等への事業系ごみの不適正排出等を監視することにより、

事業者へごみの適正排出を周知徹底させるため、警備会社によるごみ集積所等の監視業務委託を

実施(6箇所・35日間)しました。

7 一般廃棄物処理業

本市では、事業活動に伴って排出された一般廃棄物は、市が許可した一般廃棄物処理業者が収集運搬等

を行っています。

法の規定により、市内において一般廃棄物処理業の許可を受けようとする者からの申請に基づ

き、許可を行いました。

(1)新規及び更新許可申請の受理及び審査

許可業者数(収集・運搬業) 48社

許可業者数(処分業) 7社

(2)一般廃棄物処理業許可業者搬入ごみ内容物検査

検査実施回数 17 回

(3)一般廃棄物処理業実績報告書の徴収及び集計

排出事業所数 2,024箇所

環境センター搬入量 21,740t