一般名処方加算1について、マグミットは算定対象...

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疑義解釈資料の送付について(その4)    平成28年6月14日 事務連絡 (問22) 一般名処方加算1について、「後発医薬品のある全ての医薬品(2品目 以上の場合に限る。)が一般名処方されている場合」とあるが、先発医薬 品のない後発医薬品も一般名で処方される必要があるのか。 (答) その通り(ただし、先発医薬品と薬価が同額又は高いものは除く。)。 なお、平成29年3月31日までの間は、後発医薬品のある先発医薬品及び先発 医薬品に準じたものについてのみ一般名処方されていれば、先発医薬品のな い後発医薬品が一般名処方されていなくても加算1を算定して差し支えない。 また、一般名処方加算2の対象については従前の通り、先発医薬品のない後 発医薬品は含まれない。 一般名処方加算1について、マグミットは算定対象です。 平成29年4月1日以降 一般名処方加算1の算定には「一般名」記載が必要です。 一般名処方加算2については従来通り算定対象外です。 (マグミットは先発医薬品のない後発医薬品に該当します) 追補平成29年4月1日より、一般名処方加算1については、先発医薬品 のない後発医薬品も一般名処方される必要があります。 一般名処方加算2については、従来通り算定対象外のため、銘柄名 処方においても要件を満たせば算定可能です。 一般名処方とは、単に医師が先発医薬品か後発医薬品かと いった個別の銘柄にこだわらずに処方を行っているものです。 4 1

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疑義解釈資料の送付について(その4)    平成28年6月14日 事務連絡

(問22)一般名処方加算1について、「後発医薬品のある全ての医薬品(2品目以上の場合に限る。)が一般名処方されている場合」とあるが、先発医薬品のない後発医薬品も一般名で処方される必要があるのか。

(答)その通り(ただし、先発医薬品と薬価が同額又は高いものは除く。)。なお、平成29年3月31日までの間は、後発医薬品のある先発医薬品及び先発医薬品に準じたものについてのみ一般名処方されていれば、先発医薬品のない後発医薬品が一般名処方されていなくても加算1を算定して差し支えない。また、一般名処方加算2の対象については従前の通り、先発医薬品のない後発医薬品は含まれない。

一般名処方加算1について、マグミットは算定対象です。

平成29年4月1日以降一般名処方加算1の算定には「一般名」記載が必要です。一般名処方加算2については従来通り算定対象外です。(マグミットは先発医薬品のない後発医薬品に該当します)

追補:

平成29年4月1日より、一般名処方加算1については、先発医薬品のない後発医薬品も一般名処方される必要があります。一般名処方加算2については、従来通り算定対象外のため、銘柄名処方においても要件を満たせば算定可能です。

一般名処方とは、単に医師が先発医薬品か後発医薬品かといった個別の銘柄にこだわらずに処方を行っているものです。

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1

一般名処方加算1(3点)

一般名処方加算2(2点)

マグミット錠330mg

マグミット錠330mg

加算なし(0点) 酸化マグネシウム錠330mg

一般名

マグミット錠330mg

マグミット錠330mg一般名

一般名銘柄名

銘柄名銘柄名

酸化マグネシウム錠330mg

酸化マグネシウム錠330mg

一般名一般名

一般名銘柄名

銘柄名銘柄名

一般名処方加算1(3点)

一般名処方加算2(2点)

マグミット錠330mg

加算なし(0点) 酸化マグネシウム錠330mg

一般名

マグミット錠330mg

マグミット錠330mg一般名

一般名銘柄名

銘柄名銘柄名

酸化マグネシウム錠330mg

酸化マグネシウム錠330mg

一般名一般名

一般名銘柄名

銘柄名銘柄名

※1

※2

平成29年4月1日以降

平成29年3月31日まで

平成29年4月に変更する点

マグミット錠を含む酸化マグネシウム製剤全般は、一般名記載のみ一般名処方加算1を受けることができます。

マグミット錠を含む酸化マグネシウム製剤全般は、銘柄名でも一般名処方加算1を受けることができます。 (マグミットPRESS Vol.1参照)

平成29年4月1日以降は、一般名処方加算1について先発医薬品のない後発医薬品も一般名で処方される必要があるため、加算を受けるには『酸化マグネシウム』と記載されなければなりません(※1)。一方、一般名処方加算2については、従前どおり算定対象外であるため、『酸化マグネシウム』のみ一般名で記載されていても加算を受けることはできません(※2)。

上記、一般名、銘柄名は後発医薬品のある先発医薬品及び先発医薬品に準じたもの及び先発医薬品のない後発医薬品について示したものです。

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一般名処方に伴う留意事項《医科》 (1)一般名とカッコ書等で銘柄名を併記する場合は算定できない。  一般名処方の場合には、会社名(屋号)を付加しないこと。(2)一般的名称で処方した場合、何らかの記録を行うこと。(3)カルテに実際に調剤された医薬品名を記載する必要はないが、  一般名または一般名が把握可能な製品名を記録すること。(4)【般】の記載は必須ではないこと。(5)一般名処方の加算対象となる成分・規格は一般名処方マスタに  示していること。

《調剤》 (1)一般名処方に係る処方薬について調剤した場合、調剤した薬剤の  銘柄等について、処方元の保険医療機関に情報提供すること。(2)一般名処方に係る処方せんを受け付けた保険薬局の保険薬剤師は、  患者に対して後発医薬品に関する説明を適切に行うとともに、薬剤  情報提供文書等により提供すること。  一般的名称も合わせて記載することが望ましい。

変更不可(銘柄名指定)の場合の留意事項

(1)変更不可として銘柄名で処方する場合、「処方」欄中の「変更不可」欄に  「✓」又は「×」の記載をし、かつ、「保険医署名」欄に処方医の署名又は  押印すること。(2)後発医薬品を処方する際に、「変更不可」欄に「✓」又は「×」の記載する  場合においては、その理由を記載すること。

平成24年3月30日 事務連絡, 平成24年4月20日 事務連絡,平成24年7月3日 事務連絡, 平成28年3月25日 保医発0325第6号

平成24年3月30日 事務連絡, 平成28年3月4日 保医発0304第3号

平成28年3月25日 保医発0325第6号

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