2019.8

www.axis-slit.com

〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南1-33-1 第二東都ビル2F

アクシス株式会社

TEL:03-5377-7781 FAX:03-5377-7782

総合カタログ vol.8.2

PHILOSOPHY02 PHILOSOPHY 03

地震と共存するためにReach for Our future.

ニーズに応じた提案を発信していくことでスリット業界のリーディングカンパニーとして進化し続けます。

未曾有の大地震を経験した日本。

それは私たちの生活に、大きな被害をもたらしました。

しかし、私たちはこの地震と向き合い、共存していかなければなりません。

耐震構造のひとつであるスリットは、単に壁を切ることから始まり、

今や人々の命を守るために必要不可欠なものとなりました。

アクシスはスリットメーカーとして、

皆様の声にこれまで積み重ねた経験と技術で応え、新たな開発に取り組み、

製品というカタチにして信頼と共に提供していきます。

PO

W

ER

OF

T

RU

ST

開発力 技術力

製品力

CONTENTS耐震スリット 総合カタログ vol.8.2

1.本カタログはアクシス耐震スリットを用いた建築物を設計及び施工・管理される際に、安全かつ効果的にご使用していただくためのものです。

2.アクシス耐震スリットを用いた建築物の設計・施工ならびにその管理を行う場合は、本カタログ及び建築基準法、関連法規、関連基準等を厳守して、正しい設計・施工と維持管理にお務めいただくようお願いいたします。

3.設計・施工にあたっては本カタログをよくお読みの上、正しくご使用ください。4.

5.記載内容と実物とは多少外観が異なることがありますので、予めご了承ください。

■保管方法は、直射日光を避け、水漏れや汚れを防ぐようにしてください。■アクシス耐震スリットを構成する素材の一部は不燃材ではありませんので火気等には十分ご注意ください。

■衝撃を与えますと破損する恐れがありますので十分ご注意ください。■アクシス耐震スリットをご使用の際は、必ず各タイプの取り付け手順、コンクリート打設条件、施工方法及び注意事項をご確認の上、正しくご使用ください。

免責事項■本カタログに記載した施工手順、注意事項が行われずに発生した不具合。本カタログに記載した事項に反した設計・施工による不具合。施工業者による施工・取扱いに起因する不具合。標準仕様以外に設計者・施工業者等が指示した仕様・施工方法に起因する不具合。納品後、構造・性能・仕様等の改変を行い、これに起因する不具合。開発・製造・販売時に通常予測される環境等の条件下以外における仕様・保管・輸送等に起因する不具合。

瑕疵を発見後、すみやかに届けがなされなかった場合。

■■■■■

■

注 意 事 項

耐火試験

層間変形試験

水密試験

20

遮音試験22

23

24

垂直完全スリット

水平完全スリット

妻壁水平完全スリット

振れ止めバー

副資材

06

09

10

12

13

完全スリット Nタイプ06

完全スリット Z・Pタイプ14

部分スリット16

特殊加工製品18

試験データ20

発注指示書25

か し

本カタログ使用にあたって

スリット取り扱い上の注意事項

製品改良のため、外観・製品仕様は予告なく変更することがありますので、予めご了承ください。

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

形　状

Ｎスリット

壁　厚

定　尺 Ｌ-2,250（Ｌ）

耐火性能 ２時間（ISO 834 -1）

遮音性能 同一条件下で製作したコンクリート壁のスリットの有無による音響透過損失測定値の差は、1.4dB以下であることが確認できた。

水密性能 平均圧力2940Pa（試験装置の最大値）

Ｌ-2,025（Ｍ）

Ｗ110～Ｗ250

スリット厚み 25・30・35・40・50

※目地深さ25の場合

商品名

柱

壁

①

③

②

④

200

200

200

200

200

バイブレーター

TYPE N TYPE N06 07

施工手順製品仕様

①目地棒は必ず木製を使用し、長めの丸釘で200 ㎜ピッチ以内で固定してください。

②セパレーターはスリットから200 ㎜以内に取り付けてください。

③必ず均等にコンクリートを打設してください。（参考打設高さは表1 参照）

施工時の注意点

②スリットの耐火材を内部側にして目地棒に差し込んでください。

返しの型枠にも目地棒を固定し、型枠を締めてください。③

■ 目地棒とワーキングジョイントの関係

スリット取付用目地棒（木製）※現場調達

ワーキングジョイントの目地深さDの許容範囲（JASS8）

25

30

15

20

目地深さD（㎜）

目地幅W（㎜）

5

00 10 20 30 40 50

10

耐火材 サンタックシーラー3×15

ブチルゴム1×15

○

○

○

○

○

○

○

型番

NX

NA

NU

N I

NP

NS

※　※

※

※

■表1

ポリスチレンフォームスリット厚

アルカリアースシリケートウール

外型枠

内型枠

壁厚

推奨目地棒 目地幅20mmの場合

スリット厚み（25）スリット厚み（40・50）スリット厚み（25・30・35）

25

12

25

20

スリット厚み

30

30

17

25

スリット厚み

20

15

25

15

スリット厚み

スリット厚25・30・35

壁厚W250超の場合は特注品になります。鉄筋穴加工はスリット厚み 25・30・35 の場合、壁厚W120以上からφ15㎜の穴加工が可能となります。（スリット厚み40・50の場合は、壁厚W140以上から可能です。）内部型枠先行の場合のみお使いいただける、片目地施工の FNスリット（P.19）もございます。ご発注の際は、P.25 の発注指示書をご利用ください。

外部側

内部側

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

完全スリット Nタイプ

垂直完全スリット

左図はコンクリート面に対し、2面接着の許容範囲を示したもので、使用する目地棒の幅により、コンクリート面のシーリング接着幅が変わります。この許容範囲を外れた場合、シーリングの接着面が小さ過ぎる、または大き過ぎるため、漏水の危険性があります。

①型枠に目地棒を固定してください。

④スリットにバイブレーターを当てないでください。

W185 ㎜以内 W190 ㎜～210 ㎜ W215 ㎜～250 ㎜ W250 ㎜超

壁高さ2.25ｍ以内 補強金具が必要です。（P.8 参照）

特注品になります。（P.8 参照）

コンクリート高さは1.2ｍ以下で交互に打設してください。

コンクリート高さは0.8ｍ以下で交互に打設してください。

（施工条件によっては、補強金具が必要な場合があります。）

（施工条件によっては、補強金具が必要な場合があります。）

Ｗ125～Ｗ250スリット厚40・50

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

金具使用時の施工手順（W250まで） 製品仕様

TYPE N TYPE N08 09

■ R金具●台座…Ｗ150～Ｗ190用（Ｈ-110）、Ｗ195～Ｗ250用（Ｈ-170） 　●全ネジ…Ｌ-100～Ｌ-350（50㎜ごと）　 ●クリップ…2.5分用・3分用

●台座　●全ネジ…L-100～L-350（50㎜ごと）　● クリップ…2.5分用・3分用

●Ａ-Ｓ金具　●全ネジ…L-100～L-350（50㎜ごと）　● クリップ…2.5分用・3分用

■柱際部補強金具ピッチ例 ■梁下部補強金具ピッチ例■腰壁部補強金具ピッチ例

金具使用時の施工手順（W250超）※セパレーターピッチ・・・150 ㎜以降300 ㎜ピッチ

施工手順

①型枠に目地棒を固定し、施工する面の清掃をしてください。

②振れ止め筋が通る位置に十字に切れ込みを入れ、スリットを差し込みます。

③浮きやズレがないか確認してください。

■ B金具

■ NZホルダー【対応壁厚W160～W250】

形　状　

ＳGスリット オプション

レベルカット

テーパーカット

製品寸法

定　尺

Ｗ80～Ｗ400

Ｌ-2,025（Ｍ）

耐火性能

遮音性能

水密性能 平均圧力2940Pa（試験装置の最大値）

スリット厚み 15・20・25・30・35・40・45・50※表記寸法以外をご希望の場合はご相談ください。

商品名

二次止水材を上面に貼る加工です。サンタックシーラー3×15とブチルゴム1×15 のいずれかご指示ください。

二次止水材を上下面に貼る加工です。サンタックシーラー3×15とブチルゴム1×15 のいずれかご指示ください。

レベルテーパー使用時に、勾配面と合わせるための切れ込みを入れる加工です。

妻側に使用する際に、クラック及びジャンカを極力抑えるための加工です。

※ アルミシート加工品もございます。

※レベルカット・テーパーカットは通常品より納期がかかります。※ご発注の際は、P.25の発注指示書をご利用ください。

※ 内部側にも目地棒が入る場合は、垂直スリット耐火材との連続性を保つため、深さ20㎜までとしてください。

施工時の注意点

水平スリットの上に垂直スリットを設置してください。

出隅、入隅部は上図のように加工して納めてください。

直交壁に水平スリットが入る場合は上図のように加工して納めてください。

600

600

450

150

柱

300

300300

ロックウール

内型枠外型枠

ポリエチレン独立気泡発泡体

水膨張性一液弾性シーラントです。水平スリット下面など不陸が多いコンクリート面でも高い止水性能が期待できます。その他、ジョイントや小口の止水処理、ブチルの補修などにお使いください。

Ｐ-101Ａ

振れ止め筋 内部側外部側

耐火材耐火材

同一条件下で製作したコンクリート壁のスリットの有無による音響透過損失測定値の差は、1.4dB以下であることが確認できた。

Ｈ

台座

全ネジクリップ

拡大図

台座

全ネジ

クリップ

50

48

拡大図

300

300

150

Ａ-Ｓ金具

全ネジ

クリップ

拡大図

2時間（ISO 834-1）

※W400超の場合は2本の組み合わせになります。

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

完全スリット Nタイプ

垂直完全スリット完全スリット Nタイプ

水平完全スリット

①全ネジにクリップをセットし台座に通してください。

③台座を塩ビの溝に差し込み、図のように固定してください。

②クリップを回し、セパレーターの位置に合わせてから、図のように差し込んでください。

①全ネジにクリップをセットし、台座に通してください。

③クリップを回し、セパレーターの位置に合わせてから、図のように差し込んでください。

②スリット本体にＮＺホルダーを取り付けます。

①スリットに塩ビの台座が付きます。

③クリップを回し、セパレーターの位置に合わせてから、図のように差し込んでください。

②台座にＢ金具を差し込んで90度回転させてください。

●左図はR金具を使用しています。●左図は弊社推奨ピッチです。●仕上げの関係上セパレーターが十分取れない場合は、打設方法などご検討ください。

※水平スリット本体を加工

Ｌ-2,000（Ｓ）

Ｌ-58

25×20×20

25

付属目地棒

付属無頭釘

定尺

厚み

材質

定尺

付属無頭釘

付属目地棒

ポリプロピレン

Ｌ-2,025（M）

なし

なし

厚み

付属目地棒

付属無頭釘

定尺

ＭＴ-25

25

ＭＴ-15

15

20×20×1525×20×20

Ｌ-2,000（Ｓ）

ＭＴ-20

20

Ｌ-80

・梁天端増し打ちがないなど、上記の材料を使用することができない場合に、クラックを防止し、ジャンカの発生を極力抑えるため、水平スリットに加工をしたものです。

・目地棒とスリット先端部は5㎜ラップするように施工してください。

■アクシスレベラー 水返し形状を大きく成型することで、止水性を向上させた打継材です。

■MT

■レベルテーパー

■テーパーカット

①付属の無頭釘でR-1を型枠に固定しR-2をはめ込みます。

② ③ ④

①予め固定した目地棒に、無頭釘で本体を固定してください。

② ③ ④

① ② ③ ④

①打継目地棒を固定してください。 ② ③ ④

■アクシスレベラー

■テーパーカット

■MT

■レベルテーパー

TYPE N TYPE N10 11

※梁天端に増し打ちがない場合、梁の断面欠損になります。事前にご確認ください。

※MT本体に二次止水材を貼り付けた仕様もございます。※梁天端に増し打ちがない場合、梁の断面欠損になります。事前にご確認ください。

※水平スリット本体に二次止水材を貼り付けた仕様もございます。※梁天端に増し打ちがない場合、梁の断面欠損になります。事前にご確認ください。

※水平スリット本体に二次止水材を貼り付けた仕様もございます。※本加工は先端部分について変位可能量を減少させてしまうため、ご採用にあたっては構造設計者様に事前にご確認ください。

R-1 R-2

Aタイプ

AⅡタイプ

製品仕様 施工手順

ＳＧスリット

ＭＴ

4020

20

15 53

68

4020

20

68

20 48

45ﾟ

25

20 50 1070

2520

70

55

ＳＧスリット

アクシスレベラー

ＳＧスリット

目貼り

レベルカット

ＳＧスリット

テーパーカット

目貼り

55 1166

※付属目地棒以外のサイズをご使用になる場合は、現場様にて目地棒をご用意ください。

R-1

R-2

ＣＳＬ

ＣＳ

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

完全スリット Nタイプ

妻壁 水平完全スリット

水平スリットの振れ止め筋が通る位置に十字に切れ込みを入れ、耐火材を内部側に向けて設置してください。

垂直スリットとの取り合い部はCSL（段差部分充填材）を使用して隙間を塞いでください。

水平スリットの振れ止め筋が通る位置に十字に切れ込みを入れ、耐火材を内部側に向けて設置してください。

垂直スリットとの取り合い部はCS（段差部分充填材）を使用して隙間を塞いでください。

コンクリート打設後、型枠を解体し、無頭釘と目地棒を外してください。

水平スリットの振れ止め筋が通る位置に十字に切れ込みを入れ、耐火材を内部側に向けて設置してください。

勾配に合わせるために入れる切れ込み部分にはコンクリートが入らないようテープで目貼りをしてください。外部は必ずコーキングをしてください。

コンクリート打設後、型枠を解体し、本体と目地棒を外してください。

水平スリットの振れ止め筋が通る位置に十字に切れ込みを入れ、耐火材を内部側に向けて設置してください。

型枠解体後は目地棒を外し、バックアップ材を詰め、コーキングしてください。

コンクリート打設後、レベルをならしてください。

予め固定した目地棒と型枠に対して釘を打ち、本体を固定してください。

コンクリート打設後、型枠を解体し、無頭釘と目地棒を外してください。

鉄 筋 部

キャップ部：ポリプロピレン成形品ポリエチレン成形品異形鉄筋（ドブめっき異形鉄筋）

：：

D10用　L-550（70本入）D13用　L-550（40本入）

梁部

梁部

面内変形

柱部 梁部

部柱

部柱

スリット材

スリット材

振れ止め筋

振れ止め筋250 250

250

250

振れ止めキャップ

振れ止めキャップ

絶縁カバー

絶縁カバー

A部

A部

異形鉄筋（ドブめっき異形鉄筋）

（壁）←　　→（梁・柱）63 250 270

33

30

1565

20

550

空間

空間

振れ止めバー　D10 用 L-550 ／ D13 用 L-550

形　状　

商品名 規規格サイズ

材　質

TYPE N TYPE N12 13

防錆収縮振れ止め筋　振れ止めバー パーツ

■壁筋保護キャップ

振れ止めバーの特性〈振れ止め筋として〉

振れ止め筋の必要性とは

■通常時 ■地震による面内変形時

壁が左右に振れた時にキャップ空間部分に鉄筋が入り込み、柱・壁に応力を伝えません。

袋単位での出荷になります。

壁筋保護キャップの特性

壁筋保護キャップ施工例

1.スリット材の破損2.鉄筋自体の腐食

1.スリット材の保護2.腐食の軽減

D10・D13 兼用　200ヶ／袋 D13・D16 兼用　200ヶ／袋

高密度ポリエチレン

形 状 規格サイズ

材　質

備　考

D10 L-550　70 本入D13 L-550　40 本入

■ドブめっき異形鉄筋

D10用　200ヶ／袋D13用　200ヶ／袋

■振れ止めキャップ

D10・D13 兼用 L-250 200ヶ／袋

■絶縁カバー（肉厚0.5 ㎜）

D10 用　内径12 ㎜　外径20 ㎜　80m 巻D13 用　内径14 ㎜　外径22 ㎜　60m 巻D16 用　内径17 ㎜　外径25 ㎜　40m 巻

■振れ止めチューブ（肉厚4 ㎜）

D10用　内径10 ㎜　外径24 ㎜　肉厚7 ㎜ 定尺 L-2,000D13用　内径13 ㎜　外径33 ㎜　肉厚10㎜ 定尺 L-2,000D16用　内径18 ㎜　外径38 ㎜　肉厚10㎜ 定尺 L-2,000

■鉄筋養生カバー

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

完全スリット Nタイプ

振れ止めバー完全スリット Nタイプ

副資材

面内変形時、スリットが圧縮され柱に応力を伝えないのですが、振れ止め筋自体は収縮しないため、柱に応力を伝えてしまいます。「振れ止めバー」は面内変形時、先端の中空キャップの空間部分に鉄筋が入り込み、鉄筋自体に動くスペースが生じるため、二次壁の応力を柱に伝えない効果があります。

絶縁カバー部

B

B

B

B

A

A【A-A 断面拡大図】 【B-B 断面拡大図】

※ ※

※は結束線固定位置

D10用　外径13.1mm　L-306.5　 200本／袋D13用　外径16.4mm　L-380　　 200本／袋

■ 振れ止めサック現場施工時において振れ止め筋に設置しやすいよう、製品内部に異形鉄筋のリブがあたる突起を設けています。（B-B断面参照）製品外部に結束線が滑って抜けないようにするため溝を設けています。（※位置）現場で用意している鉄筋に嵌め込むだけで【振れ止めバー】と同等の性能が発揮できる製品です。

特性

完全スリットは二次壁と構造体（柱・壁）を切り離すことを目的としているため、本来スリット部分は無筋であることが望ましいのですが、無筋だと地震等で二次壁が面外に動く可能性があるため、一般的に振れ止め筋を設置して面外方向の動きを拘束しています。

Ｌ-100～Ｌ-350（50㎜ごと）

全ネジ

クリップ

台　座　 ～Ｗ190用 … Ｈ-110Ｗ195～Ｗ250用 … Ｈ-170

標準取付数量 Ｌ- 2,025 … 4 ヶ／本Ｌ- 2,250 … 5 ヶ／本

ポリエチレン独立気泡発泡体

ポリエチレン

ポリエチレン

独立気泡発泡体

独立気泡発泡体ロックウール

ロックウール

内型枠外型枠

Ｐ-１０1A

サンタックシーラー 3×15

外型枠

サンタックシーラー3×15

■ 垂直スリット補強用 R 金具

外型枠

内型枠

（柱）

（壁）

Rr-55（W180, JIS A 1416：2000, JIS A 1419-1）

2時間（ISO 834-1）

商品名

壁　厚

定　尺　

耐火性能

遮音性能

水密性能

形　状

二次止水材※オプション

耐火性能

二次止水材※オプション

スリット厚み スリット厚み

製品寸法：W80～W400

Ｌ-2,025（Ｍ）

※表記寸法以外をご希望の場合はご相談ください。

ＳHスリット

平均圧力980Pa（都市再生機構・機材の品質判定基準）

Ｌ-2,025（Ｍ） 　Ｌ-2,250（Ｌ）

Ｚスリット

25・30 15・20・25・30・35・40・45・50※表記寸法以外をご希望の場合はご相談ください。15・20・25・30・35・40・45・50

※表記寸法以外をご希望の場合はご相談ください。15・20・25・30・35・40・45・50

Ｗ150～W250

2時間（都市再生機構・機材の品質判定基準）

商品名

製品寸法

定　尺　

水密性能

形　状

Ｗ80～Ｗ400

平均圧力980Pa（都市再生機構・機材の品質判定基準）

Ｐ-Ｒスリット FＰ-Ｒスリット

Ｗ60～Ｗ215

サンタックシーラー3×15またはブチルゴム1×15

Ｐ-１０１Ａ

サンタックシーラー 3×15外型枠

Ａ-Ｓ金具 Ａ-Ｌ金具 Ｂ金具

39 41820811

111

820811202080

88

151

Ｌ-2,025 … 14ヶ／本　Ｌ-2,250 … 16ヶ／本標準取付数量（全種共通）

TYPE Z TYPE P14 15

■ 推奨目地棒（木製） ■ Zキャップ（ジョイント部止水材）

■ 垂直スリット取付金具

●

●

■ ストレートジョイント ■ 目地ストッパー

※内部型枠先行の場合のみお使いいただける、片目地施工のＦＺスリットもございます。

スリット本体と目地棒との間に、コンクリート打設時のノロが侵入するのを防ぎます。

スリットをジョイントする際のズレ止めです。ジョイント1ヶ所につき２ヶ必要です。

ロックウール

内型枠

ポリスチレンフォーム

外型枠

セラミックファイバー

25

25

20

13

40

25

27 6.2

1.2

製品仕様製品仕様

内型枠

外型枠

外型枠

2.5分用・3分用

またはブチルゴム 1×15

Ｈ

台座

全ネジクリップ

Ａ-Ｓ金具

全ネジ

クリップ

※W250超の場合は特注品になります。 ※W400超の場合は2本の組み合わせになります。 ※W215超の場合は特注品になります。 ※W400超の場合は2本の組み合わせになります。

※2016年11月をもちまして、生産終了致しました。

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

完全スリット Zタイプ

自立補強型 Zタイプ完全スリット Pタイプ

金具止め型 Pタイプ

ZキャップはZスリット専用の水膨張止水材です。スリットのジョイント部分からの漏水を防ぎます。旭電化研究所にて10tf/㎡の水密試験済みです。

Ｌ-2,025（Ｍ） Ｌ-2,025（Ｍ）　Ｌ-2,250（Ｌ）

C-C断面（垂直部分スリット・壁厚の大きい場合）

B-B断面（水平部分スリット） C-C断面（垂直部分スリット）A-A断面（梁下スリット）

スリット厚25㎜、壁厚160㎜の場合

完全スリット部立断面図 完全スリット部平断面図 HS-20 定尺1,300㎜使用目地棒サイズ（現場調達）

スリット厚25㎜、壁厚175㎜の場合

ご発注時には、壁厚と内外の使用目地棒をご指示ください。

※ts（残存コンクリート）＝壁厚（tw）の1/2 以下かつ7㎝以下とします。※W（スリット厚み）＝ts×0.5～1（「2007年度版 建築物の構造関係技術基準解説書」より抜粋）

●外部目地棒（現場調達）目地ストッパーP-25 W65B金具（六角ボルト付）

●内部TC-25×80

P-35 W150B金具（六角ボルト付）

●外部MS-25×50

●内部TC-25×55

●中間P-25 W70B 金具（六角ボルト付）

【二面せん断型の注意点】

D10＠400程度

D10＠400 TC-35×8035（w）

H

H

H

HH

W

W

粘着加工

W

W

W

45

5050

15

H

W

15

25

釘穴

穴釘

穴釘

穴釘

釘穴

25

2550

TCタイプ

THタイプ

完全スリットタイル仕上

吹付仕上

1510

10

10

20

15

10

20

10

20

（ポリサルファイド系シーリング）

（ポリウレタン系シーリング）

15×10×10の目地（ポリウレタン系シーリング）目地

TC-35×80

S-35×80（粘付）

35（w）

35（w）35（w）

235（tw）70（ts）

150

15

70（ts）

165（tw）

8015

70（ts）165（tw）

165（tw）

8015

70（ts） 8015

tw tw

w w

A

A

B

B

C Ctsts

（柱）

（柱） （柱） （柱）（壁） （壁）

（壁）

（壁）

（壁）

（柱）

（壁）

（壁）

（梁）

（梁）

（梁）

（梁）

25

25

8065

15

（外）（外）

（内）

25

25

5570

3515

（内）

（中）

Pタイプ Lタイプ TC/THタイプ MSタイプ MOタイプ商品名

形　状

形　状

厚み（H） 15・20・25・30・35

15・20・25・30・35・40・45・50

L-2,025（M） 　L-2,250（L）

硬質塩ビ2㎜　ポリエチレン独立気泡発泡体 ポリエチレン独立気泡発泡体

L-2,000（S）

W60～W215 W45～W80 W50～W100 W30～W50

H20

H25

H30

付属目地棒　20×15×15

付属目地棒　25×15×20

付属目地棒　30×15×20

W寸法

定　尺

材　質

備　考

厚み（H）

W寸法

定　尺

材　質

Sタイプ（粘付）商品名※表記寸法以外をご希望の場合はご相談ください。

※W400を超える場合は2本ものになります。W30～W400

ポリエチレン独立気泡発泡体

W

H

OTHERS OTHERS16 17

部分スリット〈サイズの計算方法 〉

部分スリットを使用した特殊な施工例

手摺り壁 完全スリット

垂直部分スリット

水平部分スリット

■ 一面せん断型スリット ■ 二面せん断型スリット

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

部分スリット

※表記寸法以外をご希望の場合はご相談ください。

※必ずB金具と六角ボルトを併用して取り付けてください。

※定尺を超える場合は、ジョイント金具が必要になります。

※硬質塩ビ・発泡体はバラで出荷する事もできます。※釘穴は、あらかじめ丸釘用が150ピッチで開いています。（プラ釘で施工する場合は発注時にご指示ください）

※MSの簡易タイプで、硬質塩ビがありません。

※専用無頭釘（約200ピッチ）、発泡目地棒はセットされています。

※目地棒と発泡体の間に硬質塩ビがあるので、コンクリ－ト打設後に目地がきれいに通ります。

※専用無頭釘（約200ピッチ）、発泡目地棒はセットされています。

L-2,025（M）

外・内部のスリットは、鉄筋のかぶりを考慮すると50㎜程度の高さを必要とし、中間部のスリットは1時間耐火を考え70㎜以上を確保するとなると、壁厚は170㎜以上ないと成立しません。

ARTIFACT ARTIFACT18 19

特殊加工製品

階段部

階段スリット

柱 柱

平面図

立面図

本体の固定材料などは別途現場様にてご用意ください。

耐震スリットに対する構造設計上の必要性が高まるにつれ、実に多くの箇所に使用されるようになりました。さらに近年では建築物のデザインが多様化するに従って、これまでにはあまりスリットが設けられなかった箇所や特殊な形状に対応するためのご要望を数多くいただいております。

※本項でご紹介している製品はあくまで一例であり、製品仕様、施工方法を確定するものではございません。ご採用いただくにあたっては、構造関係者様含め各現場様にて十分ご検討ください。※特殊加工製品につきましては、加工内容、出荷状況により別途納期がかかります。予めご確認の上、十分余裕をみてご発注ください。

ポリスチレンフォームスリット厚

アルカリアースシリケートウール

内型枠

外型枠

壁厚

スリット厚み 25・30

壁 厚 W100~W230※目地深さ25の場合 ※W230超の場合は特注品になります。

定 尺 L-2,025（M） L-2,250（L）

施工方法

※オプション加工として、二次止水材もございます。※鉄筋穴加工は、壁厚W105以上の場合にΦ15mmの穴加工が可能となります。※FNスリットを使用する場合は、水平スリットSHスリット（P.14）をご使用ください。

ＦＮスリット商品名

形 状

製品仕様

片目地施工　完全スリットＦＮスリット(内部型枠先行の場合)

表面アルミシート火花養生加工水平スリット

① 内型枠に内部用塩ビを釘で固定します。② 芯材及び外部用塩ビを内部用塩ビにはめ込　 みます。

外断熱工法での断熱材との取合い

平面断熱材

溶接などによる火花から水平スリットを守ります。

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

完全スリット

Nタイプ

試験結果

●遮炎性

●遮熱性加熱中及び加熱終了後において、裏面の平均温度及び最高温度が規定温度を超えなかった。

●既定値の算出方法（鉛直）平均最高温度（Ta）≦140K＋13℃（初期温度）＝153℃最 高 温 度（Tm）≦180K＋13℃（初期温度）＝193℃

非加熱面の温度上昇：平均温度140K、最高温度180K初期温度：試験開始時の裏面温度の平均、試験体内部温度の

平均及び試験体周囲の雰囲気温度のうち最も低いもの

●2時間耐火性能試験 （財）建材試験センター　中央試験所●ISO 834-1（耐火試験－建築構造部材）に準拠

ISO 834-1の試験結果として、2時間耐火性能を有することが確認できた。

試験概要（Nタイプ）

まとめ

試験結果

●裏面平均温度

●試験中非加熱側へ10秒を超えて継続する火災の噴出及び非加熱面で10秒を　超えて継続する発災は認められなかった。　また、試験中火災が通る亀裂等の損傷は生じなかった。

●既定値の算出方法（初期温度26℃の場合）裏面最高温度≦180℃＋26℃＝206℃裏面平均温度≦140℃＋26℃＝166℃

●耐火性能試験 （財）建材試験センター　中央試験所

まとめ

試験概要（Nタイプ）

TEST DATA TEST DATA20 21試験データ

耐火試験都市再生機構「機材の品質判定基準」ISO 834-1

都市再生機構「機材の品質判定基準（平成23年4月版）　Ⅱ.建築編　5.スリット材」における耐火性能試験結果として、耐火性能を有することが確認できた。

●都市再生機構「機材の品質判定基準（平成23年4月版）　Ⅱ.建築編　5.スリット材」における別紙「スリット材の性能　試験方法（4.耐火性能試験）」に準拠

スリット部の裏面温度において、裏面平均温度が規定を超えなかった。

●裏面最高温度スリット部の裏面温度において、裏面最高温度が規定温度を超えなかった。

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

加熱中及び加熱終了後において、鉛直スリット及び水平スリット共に裏面側（非加熱側）での火炎の発生及び亀裂等で貫通する隙間は認められなかった。

完全スリット

Nタイプ

TEST DATA TEST DATA22 23

試験概要（Nタイプ）

試験結果

まとめ まとめ

●層間変形・水密試験 （財）建材試験センター　中央試験所

試験概要（Nタイプ）

試験データ

遮音試験試験データ

層間変形試験

●音響透過損失試験 （財）ベターリビング　つくば建築試験研究センター● JIS A 1416：2000（実験室における建築部材の空気音遮断性能の測定方法）に準拠し、同一条件下で製作した　コンクリート壁のスリットの有無による音響透過損失測定値を比較した

■ W150

■ W180

同一条件下で製作したコンクリート壁のスリットの有無による音響透過損失測定値の差は、1.4dB以下であることが確認できた。

※1/1オクターブ帯域換算値でのdB差

層間変形角±1/800rad、±1/200rad、±1/100radの各層間変形試験においてスリット材の破断、ずれ等の損傷は認められなかった。

●都市再生機構「機材の品質判定基準（平成23年4月版） Ⅱ.建築編　5.スリット材」における別紙「スリット材の性能　試験方法（5.層間変形・水密試験）」に準拠

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

5000

4000

3150

2500

2000

1600

1250

1000

800

630

500

400

315

250

200

160

125

100

65.2

64.6

64.5

62.5

63.8

63.2

61.5

59.0

57.2

54.9

53.2

50.7

47.5

47.2

45.0

42.3

41.4

36.9

65.2

64.5

64.8

62.9

63.6

63.2

61.6

58.7

57.2

54.3

53.1

49.3

48.1

46.8

46.7

43.1

43.3

38.3

1/3オクターブ帯域中心周波数(Hz)

音響透過損失(dB)

W150スリット有り

W150スリット無し

音響透過損失(dB)

35.0

40.0

45.0

50.0

55.0

60.0

65.0

70.0

100 125 160 200 250 315 400 500 630 800 1000 1250 1600 2000 2500 3150 4000 5000

スリット無し スリット有り

1/3オクターブ帯域中心周波数(Hz)

スリットの有無による音響透過損失値の比較 (W150)

150

1332.2

硬質塩化ビニル補強材 (厚さ2.1)

12

25

1510

25

45.2

12

100

35.6

普通コンクリート板 (厚さ150)

17.7

15.1

5

25

32.2

25(屋外側)受音側

(屋外側)音源側

(厚さ8×30､130kg/㎥)アルカリアースシリケートウール

縦目地詳細図

硬質塩化ビニル補強材 (厚さ1.5)

バックアップ材 (発泡ポリエチレン 10×20)

シーリング材 (ウレタン系 250g/m)

ポリスチレンフォーム (厚さ30×87)

150

30ポリエチレンフォーム (厚さ30×10)

25

256510 50

普通コンクリート板 (厚さ150)

10 15

包装ロックウール保温板 ポリエチレンフィルム

(厚さ30×50､120kg/㎥)

シーリング材 (ウレタン系 250g/m)バックアップ材 (発泡ポリエチレン 10×20)

横目地詳細図

ポリエチレンフォーム (厚さ30×65)

ポリプロピレン製テープ

側源音

(

側外屋

)

(

側内屋

)側音受

50004000315025002000160012501000800630500400315250200160125100

65.264.764.562.763.963.961.659.457.755.954.752.348.848.546.442.842.138.5

64.463.763.562.263.063.061.259.258.055.753.652.148.547.247.043.044.439.9

1/3オクターブ帯域中心周波数(Hz)

音響透過損失(dB)

W180スリット有り

W180スリット無し

音響透過損失(dB)

35.0

40.0

45.0

50.0

55.0

60.0

65.0

70.0

100 125 160 200 250 315 400 500 630 800 1000 1250 1600 2000 2500 3150 4000 5000

スリット無し スリット有り

1/3オクターブ帯域中心周波数(Hz)

スリットの有無による音響透過損失値の比較 (W180)

5

25

25

13

17.732.2

32.2

15.112

25

1510

25

45.2

12

130

180

65.6

(屋外側)音源側

硬質塩化ビニル補強材 (厚さ2.1)

普通コンクリート板 (厚さ180)(厚さ8×30､130kg/㎥)アルカリアースシリケートウール

硬質塩化ビニル補強材 (厚さ1.5)

ポリスチレンフォーム (厚さ30×117)

(屋外側)受音側

縦目地詳細図

10 50

30

120

30

180

包装ロックウール保温板 ポリエチレンフィルム

(厚さ30×50､120kg/㎥)

横目地詳細図

ポリエチレンフォーム (厚さ30×120)

ポリプロピレン製テープ

側源音

(

側外屋

)

(

側内屋

)側音受

普通コンクリート板 (厚さ180)

ポリエチレンフォーム (厚さ30×10)

TEST DATA24 25

試験概要（Nタイプ）

試験データ

水密試験

●層間変形・水密試験 （財）建材試験センター　中央試験所●都市再生機構「機材の品質判定基準（平成23年4月版）　Ⅱ.建築編　5.スリット材」における別紙「スリット材の性能試験方法（5.層間変形・水密試験）」に準拠し、その後 JIS A 1517：1996（建具の水密性試験方法）に沿って定めた圧力値にて追加試験を行った

まとめ

ORDER SHEET

発注指示書

初期性能、層間変形角±1/800rad加力後、層間変形角±1/200rad加力後、層間変形角±1/100rad加力後、平均圧力1960Pa、平均圧力2940Pa（試験装置の最大値）の各水密試験において室内側への漏水は認められなかった。

Ⅱ

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

発注指示書

MEMO26 27MEMO

MEMOMEMO

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Nタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

完全スリット

Z・Pタイプ

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書

部分スリット

特殊加工製品

試験データ

発注指示書