16012000u - ニッタ株式会社Ÿº本構成 3 gu－12 a 500×7,000 ef－t...
TRANSCRIPT
16012000U
搬送用ベルト
NLG
B-NL-09
TM
ニッタは、搬送システムの分野でお客様のご要望にお応えしたニューライトグリップ〈N L GTM〉の開発を行い、数々の製品をラインナップしてまいりました。 それらの製品は、食品をはじめ、鋼板、合板、紙などにいたるまで様々な商品を搬送し、数多くの実績を重ねてまいりました。 また、ただ搬送するだけでなく、小プーリに対応できるもの、耐熱性に優れたもの、表面が特殊なパターンをもったものなど、お客様のご要望を先取りし、逆に弊社からご提案していけることを目指しています。 〈N L GTM〉は、基本的に、強靱で伸びの少ないポリエステル帆布と衛生的で耐摩耗性に富んだウレタン、コストパフォーマンスに優れたＰＶＣ、用途別に開発した特殊合成ゴムなどの組み合わせでできており、産業界の広い分野で活躍しております。 産業の高度化や省力化の推進にともないマテハンの重要性がますます認識される今日において〈 N L GTM〉は、お客様のニーズに適確にお応えできるものと信じております。
■特 長
■基本構成
■主な用途例
■種類と特性一覧表
■ベルトタイプの選定
耐薬品性一覧表
■特殊加工品
ガイド加工
棧加工
■エンドレス加工
■NLGの標準幅/穴あけ加工
■技術資料
設計方法
設計資料
プーリ形状およびベルトの走行調整
■使用上の留意点
■樹脂コンベヤベルトを安全にお使い頂くために
2
3
4
5～10
11
12
13～14
13
14
15
16
17～26
17・18
19・20
21～26
27～29
30
ページ
CONTENTS
1
1
2
3
4
5
6
7
8
9
無毒、無臭
耐油性、耐薬品性
耐摩耗性
寸法安定性
テークアップ量が少ない
帯電防止
簡単なエンドレス加工
省エネルギー
種類が豊富
表面カバーがウレタンタイプ、シリコンタイプ、およ
び白色タイプのベルトは、衛生的で食品を直接載せて
搬送していただけます。ウレタン、シリコンタイプは、
厚生省告示第３７０号に合格しています。
耐薬品性の一覧表は１２頁に掲載しておりますが、ベル
トを構成している材料は薬品に対して抵抗力をもった
ものを使用しています。
耐摩耗性に優れた表面カバー材を使用しています。
テーバー法による摩耗量はポリウレタンで４０�/１０００
回、ＰＶＣで１０００�/１０００回です。
（試験に用いた摩耗輪はH２２、荷重は４.９N｛５００�f｝です。）
心体には寸法安定性を得るために吟味されたポリエス
テル帆布を使っています。温湿度による変化がほとん
どありません。
心体は寸法安定性に優れていますので永久伸びは少な
く、そのためテークアップ量はベルト長さの最大2％ 以内で十分です。
一部タイプを除き心体帆布に静電気の帯電を防ぐ加工
を施しています。また、さらに通電性をお求めの場合
は表面材にカーボンブラックを含有させた製品もあり
ます。
現場でベルトの取り換えができるように継手加工工具
をそろえています。お客様ご自身でも施工が可能です。
（現場作業を弊社にご依頼される場合は代理店へお問
合せください。）
従来の黒ゴムベルトに比較して軽量になっていますの
で原動機を小さくでき、使用電力も少なくてすみます。
様々なご要望にお応えできるよう豊富なラインナップ
を取り揃えており、さらにきめ細かく製品開発を進め
ています。
（カタログに記載のない製品については弊社までお問
合わせください。）
特 長
2
基本構成
3
GU－12 A 500×7,000 EF－Tベルト形式表示例
�WU �GU �GUM �GUTW �GUF �WUH �GUH �GUHTW �GUSTW �GUSRB �BU �WEU �LBEU �SWEU �GEU �FU �SI �BC、MGC �CC �MGWT �MGRB �VRT �VMT �DGGP �WP �PE �GSTW
白色ウレタン 緑色ウレタン 緑色ウレタン 緑色ウレタン フッ素樹脂 白色高硬度ウレタン 緑色高硬度ウレタン 緑色高硬度ウレタン 緑色ウレタン 緑色ウレタン 黒色導電ウレタン 白色耐湿熱性ウレタン 青色耐湿熱性ウレタン 白色耐湿熱性ウレタン 緑色耐湿熱性ウレタン 耐熱フェルト シリコン 緑色PVC 白色PVC 緑色PVC 緑色PVC 緑色PVC 緑色PVC 緑色PVC 白色ポリエステル 白色ポリエステル 緑色合成ゴム
平滑 平滑 M目付 TW目付 平滑 平滑 平滑 TW目付 TW目付 RB目付 平滑 平滑 平滑 鏡面 平滑 － 平滑 平滑 平滑 WT目付 RB目付 RT目付 MT目付 GP目付 平滑 平滑 TW目付
表面カバーの材質・色・形状
�３ �６ �７ �９ �１２ �１４ �１６ �１８ �１９ �２０ �２１ �２２ �３０
３０ ６０ ７０ ９０ １２０ １４０ １６０ １８０ １９０ ２００ ２１０ ２２０ ３００
単位 （ ） N／�幅 �f／�幅
破断強度 破断強度 破断強度 破断強度 破断強度 破断強度 破断強度 破断強度 破断強度 破断強度 破断強度 破断強度 破断強度
�A �AK �ANF �ANL �B �BK �BNF �C �CK �D �DK
片面樹脂 片面帆布 片面樹脂 片面帆布 片面樹脂 片面帆布 片面樹脂 片面帆布 両面樹脂 両面樹脂 両面樹脂 両面樹脂（片面C目付） 両面樹脂（片面C目付） 両面帆布 両面帆布
帯電防止加工 有 帯電防止加工 無 帯電防止加工 有 帯電防止加工 有 帯電防止加工 有 帯電防止加工 無 帯電防止加工 有 帯電防止加工 有 帯電防止加工 無 帯電防止加工 有 帯電防止加工 無
ベルトの強度 ベルトの構成
●表面形状
ポリエステル帆布とＰＶＣ、ポリウレタン、 合成ゴム等のカバー材との組合せによる軽量 で強靱な搬送用ベルトです。様々な材質、形 状を選ぶことにより、その特性を生かし用途 に応じたあらゆる搬送や組立作業ラインなど にご使用いただけます。
●基本構成図 ポリウレタン等
ポリウレタン等
ポリエステル帆布
ポリエステル帆布
Ｍ目付 ＴＷ目付 ＭＴ目付 ＧＰ目付 ＲＴ目付 Ｃ目付 ＲＢ目付 ＷＴ目付
特殊加工
継手形状
ベルト長さ（�）
ベルト幅（�）
ベルト構成 ベルトの強度
表面カバー構成
�EF：エンドレス品（フィンガ継手） �E ：エンドレス品（スカイバ継手） �C ：カット加工品 �B ：両方継手加工品（スカイバ継手） �S ：片方継手加工品（スカイバ継手）
（15頁をご参照ください）
継手形状
特殊加工 特殊加工を要する製品につきましては弊社まで お問い合わせください。 （13、14、16頁をご参照ください）
4
業 種 搬 送 物 特 長 使用ベルトタイプ
SWEU-6ANF、WU-12ANF-2
食 品
貨物輸送
ミニコンベヤ
金属加工
弱 電
紙
そ の 他
WU-7ANL、WEU-6ANF
WU-12DS、WU-12ANF-2 GUF-12AK、SVC-12AK
WU-12DC-3
WP-8BK
MGC-14A、BC-14D
MGWT-12A、MGRB-14A
GU-14A、BC-20A
MGC-14A、DGGP-16A
GU-7ANL WU-7ANL
WEU-6ANF WEU-12ANF、WEU-12BNF
WU-18A、GU-21A
BC-20A、DCMT-30AR FU-20AK WU-12A-CL、WU-12DS
BU-12A GU-12A
WU-12D、GU-12D
PE-100-2
WU-12D
VMT-20A
MGC-14A、GU-12A GH-15Z
MGC-14A、VRT-20A GU-18A、MGRB-14A
GU-12DV
BC-22A
主な用途例
チ ョ コ レ ー ト
ク ッ キ
ビ ス ケ ッ ト
和 菓 子
パ ン 生 地
蒸 し 米
小プーリ径、食品衛生
ナイフエッジコンベヤ
ソ フ ト 表 面
非 粘 着 性
生地とベルトとの離れ易さ
耐 熱 性 、 非 粘 着 性
集 配 荷 物
集 配 荷 物
集 配 荷 物
集 配 荷 物
走 行 安 定 性
傾 斜 コ ン ベ ヤ
耐 摩 耗 性 、 強 靭
低 走 行 音
耐油性、耐カット性
傷 防 止
傷 防 止 、 耐 熱 性
傷 防 止
導 電 性
帯電防止、小プーリ
帯電防止、ストッパ
ク リ ー ン ル ー ム
帯電防止、ストッパ
高摩擦係数、重量ベルト
寸 法 安 定 性
耐 久 性
耐 薬 品 性
並 列 掛 け 使 用
パ レ タ イ ザ
耐 久 性
汎 用
汎 用
抗 菌 ・ 低 収 縮
抗菌・低収縮・2p l y
部 品
食 品
食 品
食 品
冷 延 鋼 板
プ レ ス 品
ア ル ミ サ ッ シ
ス テ ン レ ス
加 工 紙
シート状ダンボール
新 聞
紙 お む つ
リ ネ ン
合 板
荷 物
窯 業 製 品
電 子 部 品
カ ラ ー テ レ ビ
プ リ ン ト 基 板
プレーヤ用モータ
用途 タ イ プ
総厚 （�）
食 品 ・ 一 般
一 般
ス ベ リ 特 性
WU-6A
WU-7ANL
WU-12ANF-2
WU-18A
WU-12C
WU-7DFT
WU-12D
WU-24D
GU-6A
GU-7ANL
GU-9A
GU-12A
GU-14A
GU-18A
GU-20AK
GU-21A
CC-12ALS
CC-20AK
GUH-6A
GUH-12A
WUH-12ANF
GU-12D
GU-12DV
WU-18D
WU-19DK
KC
０.７
０.９
１.３
１.９
１.６
０.８
１.１
２.４
０.７
０.９
１.１
１.３
１.７
１.９
３.１
２.５
１.６
２.８
０.７
１.３
１.３
１.１
１.２
１.７
１.３５
１.４
ポリウレタン
ポリウレタン
ポリウレタン
ポリウレタン
ポリウレタン
高横剛性ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリウレタン
ポリウレタン
ポリウレタン
ポリウレタン
ポリウレタン
ポリウレタン
ポリウレタン
ポリウレタン
Ｐ Ｖ Ｃ
Ｐ Ｖ Ｃ
高硬度ポリウレタン
高硬度ポリウレタン
高硬度ポリウレタン
ポリエステル
特殊ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリアミド
ポリエステル
低騒音ポリエステル
耳ホツレ防止ポリエステル
ポリエステル
ポリウレタン
高横剛性ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
低騒音ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
耳ホツレ防止ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリアミド
材 質
平滑
平滑
平滑
平滑
平滑
帆布
帆布
帆布
平滑
平滑
平滑
平滑
平滑
平滑
平滑
平滑
平滑
平滑
平滑
平滑
平滑
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
白
白
白
白
白
白
白
白
緑
緑
緑
緑
緑
緑
緑
緑
白
白
緑
緑
白
緑
緑
白
白
青
形状 色
帆布
帆布
帆布
帆布
C目付
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
青
形状 色 材 質
裏 面
カ バ ー 材
表 面
種類と特性一覧表
5
摩擦係数 （対SUS）
０.４～ ０.５
０.４～ ０.５
０.４～ ０.５
０.４～ ０.５
０.４～ ０.５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.４～ ０.５
０.４～ ０.５
０.４～ ０.５
０.４～ ０.５
０.５～ ０.６
０.４～ ０.５
０.４～ ０.５
０.５～ ０.６
０.６～ ０.７
０.７～ ０.８
０.３～ ０.４
０.３～ ０.４
０.３～ ０.４
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
摩擦係数 （対SUS）
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.４～ ０.５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.３
０.３
０.５
０.５
０.５
０.３
０.５
０.５
０.３
０.３
０.５
０.５
０.５
０.５
１.０
０.５
０.５
０.５
０.３
０.５
０.５
０.５
０.５
０.５
０.５
０.５
０.６
０.６
２.０
３.０
２.０
０.６
２.０
３.０
０.６
０.６
１.５
２.０
２.０
３.０
３.５
３.０
２.０
３.０
０.６
２.０
２.０
２.０
２.０
３.０
４.０
１.５
０.７
０.８
１.３
１.９
１.６
０.７５
１.０
２.６
０.７
０.８
１.１
１.３
２.０
１.９
３.５
２.８
２.０
３.２
０.７
１.３
１.３
１.０
１.１
１.７
１.５
１.４
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリアミド／ ポリエステル
１
１
２
３
２
１
２
３
１
１
２
２
２
３
２
３
２
２
１
２
２
２
２
３
２
３
１５
１５
２０
４０
２５
１５
４０
―
１５
１５
２０
２０
２０
４０
５０
６０
３０
５０
２０
３０
２０
―
―
―
―
―
２０
２０
４０
８０
５０
２５
４０
１００
２０
２０
４０
４０
４０
８０
１００
１２０
５０
８０
３０
５０
４０
４０
４０
７０
４０
５０
１５００
１５００
１５００
１５００
１５００
１５００
１５００
３０００
１５００
１５００
１０００
１５００
３０００
１５００
１０００
３０００
１５００
２０００
１５００
１５００
１５００
１５００
１８００
１５００
１５００
１０００
2R
2R
5R
―
―
―
―
―
2R
2R
5R
5R
5R
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
－２０～＋８０
－５～＋７０
－２０～＋８０
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
―
○
○
―
○
○
○
○
○
○
―
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
―
―
○
○
○
○
○
○
○
―
プライ 数 材 質
心 体 最小プーリ径 （�）
フィンガ 継手
スカイバ 継手
標 準 伸張率 （％）
標 準 伸 張 安定時張力 （N/�幅）
質 量 （�/�）
帯電 防止 仕様
食 品 衛生法 適 合
ナイフ エッジ
標準製作 最 大 幅 （�）
使用温度 範 囲 （℃）
6
※１）
※１）２０００幅以上は受注生産品です。
（ステップ継手）
太字は標準継手
－１０～＋８０
－１０～＋８０
－１０～＋８０
－２０～＋８０
－２０～＋８０
用途 タ イ プ
総厚 （�）
耐湿熱・抗菌防カビ・耳ホツレ防止
耐 熱
トラフ
非 粘 着
布 目 付
クリーンルーム
WEXU-7ANS
LBEU-6ANF
LBEU-12ANF
WEU-6ANF
WEU-12ANF
WEU-12BNF
SWEU-6ANF
SWEU-12ANF
GEU-12ANF
GEUTW-6ANF
GEUC-12CNF
WEUT-12ANF
WEUT-12BNF
SI-6A
SI-12A
WP-8BK
FU-20AK
LBEUF-12B-G
GUF-6AK
GUF-12AK
SVC-12AK
GUM-7ANL
GUM-9A
GUTW-12A
GUHTW-12A
P-0
PE-100
PE-100-2
１.０
０.７５
１.４
０.７５
１.４
１.６
０.７
１.３
１.３
１.２
２.０
１.５
１.７
０.６
１.２
１.７
４.５
１.７５
０.８
１.３
１.８
１.１５
１.２
１.８
１.９
０.８
０.５
０.６
耐湿熱抗菌防カビポリウレタン
耐湿熱抗菌防カビポリウレタン
耐湿熱抗菌防カビポリウレタン
耐湿熱抗菌防カビポリウレタン
耐湿熱抗菌防カビポリウレタン
耐湿熱抗菌防カビポリウレタン
耐湿熱抗菌防カビポリウレタン
耐湿熱抗菌防カビポリウレタン
耐湿熱抗菌防カビポリウレタン
耐湿熱抗菌防カビポリウレタン
耐湿熱抗菌防カビポリウレタン
耐湿熱抗菌防カビポリウレタン
耐湿熱抗菌防カビポリウレタン
シリコン
シリコン
ポリエステル
耐熱フェルト
フッ素樹脂
フッ素樹脂
フッ素樹脂
シリコン
ポリウレタン
ポリウレタン
ポリウレタン
高硬度ポリウレタン
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
特 殊 帆 布
耳ホツレ防止低収縮ポリエステル
耳ホツレ防止低収縮ポリエステル
耳ホツレ防止低収縮ポリエステル
耳ホツレ防止低収縮ポリエステル
耐湿熱抗菌防カビポリウレタン
耳ホツレ防止ポリエステル
耳ホツレ防止ポリエステル
耳ホツレ防止ポリエステル
耳ホツレ防止低収縮ポリエステル
耐湿熱抗菌防カビポリウレタン
耳ホツレ防止ポリエステル
耐湿熱抗菌防カビポリウレタン
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
耐湿熱性ポリウレタン
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
低騒音ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
材 質
平滑
平滑
平滑
平滑
平滑
平滑
平滑
平滑
平滑
TW目付
C目付
平滑
平滑
平滑
平滑
平滑
フェルト
平滑
平滑
平滑
平滑
M目付
M目付
TW目付
TW目付
平滑
平滑
平滑
白
青
青
白
白
白
白
白
緑
黄緑
黄緑
白
白
白
白
白
乳白
灰
灰
灰
白
緑
緑
緑
緑
白
灰色
白
形状 色
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
平滑
帆布
帆布
帆布
帆布
C目付
帆布
平滑
帆布
帆布
平滑
帆布
平滑
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
平滑
平滑
平滑
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
黄緑
白
白
白
白
白
白
青
白
白
白
白
白
白
白
白
灰色
白
形状 色 材 質
裏 面 表 面
7
カ バ ー 材
高
機
能
※１
※１ 耐湿熱・抗菌防カビ・耳ホツレ防止・耐次亜塩素酸ナトリウム WEXU-7ANSは左記機能に加え物理収縮防止機能
摩擦係数 （対SUS）
０.４～ ０.５
０.４～ ０.５
０.４～ ０.５
０.４～ ０.５
０.４～ ０.５
０.４～ ０.５
０.７～ ０.８
０.７～ ０.８
０.４～ ０.５
０.４～ ０.５
０.４～ ０.５
０.４～ ０.５
０.４～ ０.５
０.９～ １.０
０.９～ １.０
０.３～ ０.３５
０.２～ ０.２５
０.１～ ０.１５
０.１～ ０.１５
０.１～ ０.１５
１.０以上
０.４～ ０.５
０.４～ ０.５
０.４～ ０.５
０.３～ ０.４
０.３～ ０.３５
０.２５～ ０.３
０.３～ ０.３５
０.１５～ ０.２
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.４～ ０.５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.４～ ０.５
０.２～ ０.２５
０.４～ ０.５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.３～ ０.３５
０.２～ ０.２５
０.７～ ０.８
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.３～ ０.３５
０.２５～ ０.３
０.３～ ０.３５
摩擦係数 （対SUS）
０.５
０.５
０.５
０.５
０.５
０.５
０.３
０.５
０.５
０.５
０.５
０.５
０.５
０.３
０.５
０.３
１.０
０.５
０.３
０.５
０.５
０.３
０.５
０.５
０.５
２
１
２
０.８
０.５
１.０
０.５
１.０
１.０
０.６
２.０
２.０
０.５
１.０
１.２５
１.２５
０.６
２.０
１.５
３.５
２.０
０.６
２.０
２.０
０.６
１.５
２.０
２.０
１.２
１.８
０.８
１.２
０.８
１.３
０.８
１.３
１.７
０.７
１.３
１.３
１.０
１.９
１.５
１.９
０.７
１.４
２.０
２.４
１.８
０.８
１.３
２.０
０.９
１.１
１.７
１.７
０.７
０.６
０.６
ポリエステル＋特殊帆布
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
特殊帆布
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
―――
―――
―――
１＋１
１
２
１
２
２
１
２
２
１
２
２
２
１
２
１
２
２
１
２
２
１
２
２
２
―
―
―
２５
２０
４０
２０
４０
５０
２０
４０
４０
２０
５０
４０
５０
―
―
７０（融着） １００ １５０
７０
５０
７０
５０
２０
４０
５０
６０
１５（融着） ２０
４０
１５（融着） ２０
１５
１５
２０
１５
２０
２５
１５
２０
２０
１５
２５
２０
２５
１５
３０
―
―
５０
３０
５０
―
１５
２０
３０
６０
―
―
―
１０００
１５００
１５００
１５００
１５００
１５００
１５００
１５００
１５００
１５００
１５００
１５００
１５００
９６０
９６０
１５００
９５０
１０００
１０００
１０００
３０００
１５００
１０００
１５００
１５００
２８０
１５０
１５０
－３０～＋１００※２）
－２０～＋１５０
－２０～＋１２０
－２０～＋８０
－２０～＋８０
－１０～＋８０
－２０～＋８０
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
―
―
○
―
―
―
○
○
○
○
―
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
―
○
○
○
―
○
○
○
○
○
―
―
プライ 数
材 質
心 体 最小プーリ径 （�）
標 準 伸張率 （％）
標 準 伸 張 安定時張力 （N/�幅）
質 量 （�/�）
帯電 防止 仕様
標準製作 最 大 幅 （�）
使用温度 範 囲 （℃）
8
※２）連続使用の場合は最高８０℃としてください。
食 品 衛生法 適 合 フィンガ
継手 スカイバ 継手
太字は標準継手
－１０～＋６０
－１０～＋４０
2R
2R
5R
2R
5R
―
2R
5R
5R
2R
―
5R
―
―
―
―
―
―
―
―
―
2R
5R
―
―
―
―
―
ナイフ エッジ
ナナメステップ 継手 （ ）
ナナメステップ 継手 （ ）
－２０～＋１００※２）
－３０～＋１００※２）
－３０～＋１００※２）
用途 タ イ プ
総厚 （�）
傾 斜
鋼板・ダンボール・合板 低走行音
そ
の
他
表面合成ゴム
GUSRB-7ANL
GUSRB-14ANL
VRT-20A
MGWT-12A
MGRB-14A
DGGP-16A
VNP-12A
GSTW-20
GRT-24AK
BC-20A
BC-22A
BC-30AOR-3
VMT-20A
DCMT-30AR
GUC-24AK
MGC-14A
BC-14D
GYGP-14A
GH-15Z
GH-20Z
GH-30Z
BU-6A
BU-12A
PE-100-3
WU-12DS
WUE-18DS
GU-12DS
１.６
２.１
６.０
４.２
２.７
２.８
２.７
２.０
７.７
２.８
３.８
４.９
２.７
５.１
２.８
２.１
１.８
２.３
１.６
２.１
３.０
０.７
１.３
０.５５
１.０
２.７
１.０
1.０以上
1.０以上
1.０以上
1.０以上
1.０以上
1.０以上
０.９～ １.０
1.０以上
1.０以上
０.７～ ０.８
０.７～ ０.８
０.７～ ０.８
０.６～ ０.７
０.６～ ０.７
０.４～ ０.５
０.７～ ０.８
０.２～ ０.２５
０.７～ ０.８
０.６～ ０.７
０.６～ ０.７
０.６～ ０.７
０.３～ ０.４
０.３～ ０.４
０.３～ ０.３５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
低硬度ポリウレタン
低硬度ポリウレタン
ＰＶＣ
ＰＶＣ
ＰＶＣ
ＰＶＣ
ＰＶＣ
合成ゴム
天然ゴム
ＰＶＣ
ＰＶＣ
耐油性ＰＶＣ
ＰＶＣ
ＰＶＣ
ポリウレタン
ＰＶＣ
ポリエステル
ＰＶＣ
合成ゴム
合成ゴム
合成ゴム
導電性ポリウレタン
導電性ポリウレタン
ポリエステル
特殊ポリエステル
特殊ポリエステル
特殊ポリエステル
低騒音ポリエステル
低騒音ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
低騒音ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
低騒音ポリエステル
低騒音ポリエステル
低騒音ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
特殊ポリエステル
ポリエステル
材 質
縦溝
縦溝
RT目付
WT目付
縦溝
GP目付
NP目付
TW目付
RT目付
平滑
平滑
平滑
MT目付
MT目付
C目付
平滑
帆布
GP目付
目付
目付
目付
平滑
平滑
平滑
帆布
帆布
帆布
緑
緑
緑
緑
緑
緑
緑
緑
茶
緑
緑
緑
緑
緑
緑
緑
緑
灰
青
青
青
黒
黒
白
白
白
緑
形状 色
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
帆布
平滑
帆布
帆布
帆布
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
白
黒
白
白
白
形状 色 材 質
裏 面 表 面
9
カ バ ー 材
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.３～ ０.３５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
０.２～ ０.２５
摩擦係数 （対SUS）
摩擦係数 （対SUS）
高導電性
０.３
０.５
０.５
０.５
０.５
０.５
０.５
０.５
１.０
０.５
０.５
０.５
０.５
０.５
０.５
０.５
０.５
０.５
０.５
０.５
０.５
０.３
０.５
２
０.５
１.０
０.５
０.６
２.０
３.０
２.０
２.０
２.０
２.０
３.０
３.０
３.０
３.０
４.５
３.０
４.５
４.０
２.０
２.０
２.０
３.０
３.０
７.５
０.６
２.０
０.７
２.０
２.０
２.０
１.１
１.７
４.５
３.３
２.８
３.０
２.５
２.０
５.９
３.３
４.６
５.８
３.０
５.５
２.７
２.４
１.８
２.５
２.０
２.４
３.５
０.７
１.３
０.５
１.０
２.７
１.０
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリアミド
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
―――
ポリエステル
ポリエステル
ポリエステル
１
２
２
２
２
２
２
２
３
２
２
３
２
３
４
２
２
２
２
２
３
１
２
―
２
３
２
３０
４０
６０
５０
５０
５０
３０
―
―
５０
６０
１００
５０
１００
８０
３０
―
５０
―
―
―
３０
５０
―
―
１００
―
４０
６０
１００
７０
８０
８０
５０
５０
８０
８０
１００
１５０
８０
１５０
１５０
５０
５０
８０
３０
４０
１００
３０
５０
１５
４０
１００
４０
１５００
１５００
２０００
２０００
２０００
２０００
２０００
９６０
１８００
３０００
３０００
２０００
３０００
２０００
１８００
３０００
３０００
２０００
９６０
９６０
９６０
１０００
１０００
１５０
１５００
１５００
１５００
－２０～＋８０
－５～＋７０
－１０～＋６０
－２０～＋８０
－５～＋７０
－２０～＋８０
－５～＋７０
－２０～＋６０
－２０～＋８０
－１０～＋４０
－２０～＋８０
○
○
○
○
○
○
○
○
―
○
○
○
○
○
―
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
○
―
―
―
―
―
―
―
―
―
○
○
○
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
プライ 数
材 質
心 体 最小プーリ径 （�）
標 準 伸張率 （％）
標 準 伸 張 安定時張力 （N/�幅）
質 量 （�/�）
帯電 防止 仕様
標準製作 最 大 幅 （�）
使用温度 範 囲 （℃）
10
※１）
※１）２０００幅以上は受注生産品です。 太字は標準継手
フィンガ 継手
スカイバ 継手
ナイフ エッジ
食 品 衛生法 適 合
（ステップ継手）
（ステップ継手）
クリッパ レーシングも可 （ ）
（融着継手）
WU
GU
GUF
GUH
WEU
LBEU
GUSRB
BU
BC
CC
DGGP
MGRB
VRT
VMT
DCMT
GH
GSTW
SI
SVC
WP
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
◎
○
○
○
◎
○
○
◎
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
◎
◎
◎
◎
◎
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
強 酸
弱 酸
強 ア ル カ リ
弱 ア ル カ リ
硫 酸 塩
硝 酸 塩
リ ン 酸 塩
酢 酸 塩
炭 酸 塩
アルコール類
エ ー テ ル 類
エ ス テ ル 類
ケ ト ン 類
ベ ン ゼ ン
ト ル エ ン
ト リ ク レ ン
ク レ ゾ ー ル
クロロホルム
ホ ル マ リ ン
シ ン ナ ー
石油ベンジン
バ タ ー
マ ー ガ リ ン
植 物 油
動 物 油
テ レ ピ ン 油
タ ー ル 油
マ シ ン 油
重 油
軽 油
灯 油
ガ ソ リ ン
パラフィン油
脂 肪
薬 品 名 カ バ ー 材 質
ウレタン ＰＶＣ ポリエステル 合成ゴム
×
○
×
○
○
○
○
○
○
○
×
×
×
×
△ ×
△ ×
△
△ ○
△
△ ○
○
○
○
○
○
△
△ ○
○
○
×
○
×
○
○
○
○
○
○
△ ×
×
×
×
△ ×
×
×
×
△ ○
△
△
△ △ △ △
△
△
×
×
×
△
△
×
○
×
○
○
○
○
○
○
○
○
○
△
△
△ ×
×
×
×
△
△ ○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
△ ○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
×
×
×
×
×
×
×
×
△ ○
○
○
○
○
○
○
○
○
△
△
○
○
ワ セ リ ン
砂糖、砂糖水
果糖、果糖水
糖 蜜
果 汁
ミ ル ク
ゼ ラ チ ン
食 用 酢
水
食塩、食塩水
でん粉、でん粉液
イ ー ス ト 菌
酒 類
石けん、石けん水
イ ン ク
染 料
オ キ シ フ ル
漂 白 剤
香 水
ワ ニ ス
オ ゾ ン
歯 み が き 粉
松 や に
薬 品 名 カ バ ー 材 質
ウレタン ＰＶＣ ポリエステル 合成ゴム
○
○
○
○
○
○
○
△ ○
△
△
△
△ ○
○
×
△
△ ○
×
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
△ ○
○
○
△
△ ○
×
△ ○
×
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
×
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
△
△
○
○
×
○
○
�上記の適否は常温時に薬品、油を含んだ物を搬送する場合であり、温度が高い場合や浸漬する場合には、ご使用条件を弊社にご連絡ください。 �ＰＶＣタイプは△印で使用した場合、平面性が悪くなることがありますのでご注意ください。 �ＧＵＦタイプの表面材のフッ素樹脂は上記のすべての薬品に対し、優れた耐侯性をもっておりますが、薬品がベルト側面およびエンドレス接合部から浸透する場合は、ＧＵタイプの耐薬品性に準じます。
�ＫＣタイプは、上記薬品類の使用を避けてください。
耐薬品性一覧表 ○侵されにくい △多少変質する ×変質する
12
特殊加工品
ガイド加工 ベルトの片寄り、蛇行を防止するためによく用いられる方法で、 ベルトのプーリ側にガイドを取り付けて、プーリに設けられた溝にはめ込むものです。
B B1
H
H1
A
ベルト プーリ
θ
図－1 図－2
13
タイプ名
TV-M
TV-M-E
ノッチ付M
M
A
TV-13-E
TV-15
TV-17
V2-E
TV-K
TV-2
TV-2-E
TV-3
材 質 形 状 製 品 寸 法 プーリ溝寸法 最 小
プーリ径 A
6
6
6
7
7.5
9.5
9.5
2
4
7.8
13.5
10
10
10
12.5
13
15
17
5
7
10
15
40 ゚
40 ゚
40 ゚
40 ゚
40 ゚
40 ゚
40 ゚
50 ゚
50 ゚
40 ゚
30 ゚
14
14
14
16.5
16.5
18.5
21
9
12
14
19
7.5
7.5
7.5
10
10
10
13
4
6.5
4
3.5
40
40
70
120
70
70
80
30
30
30
30
5.5
5.5
5.5
8
8
8
11
3
4.5
3
2.5
φ
φ
φ
φ
φ
φ
φ
φ
φ
φ
φ
B H B1 H1Θ
●推奨ベルトタイプ・・・心体が2プライ以上
ポリウレタン
抗菌・防カビ 耐湿熱性 ポリウレタン
PVC
PVC
PVC
抗菌・防カビ 耐湿熱性 ポリウレタン
ポリウレタン
ポリウレタン
抗菌・防カビ 耐湿熱性 ポリウレタン
ポリウレタン
ポリウレタン
抗菌・防カビ 耐湿熱性 ポリウレタン
ポリウレタン
図－3
図－4
図－5
図－6
B
H
B
H
B
H
棧加工 NLGには主として整列搬送や荷こぼれ防止、ま
たは傾斜搬送時の搬送物のすべり防止用として、
各種の棧をベルトに取り付けることができます。
ご使用の環境条件など用途に合わせてご選定く
ださい。これ以外の棧加工につきましては、弊
社にご相談ください。
上記以外にもベルト基材を利用した特殊棧加工も可能です。 抗菌・防カビ仕様もございます。詳しくは弊社へお問い合わせください。
推奨ベルトタイプ
WEU・WU・GU・GUH・BU・BC・CC
タイプ（心体が２プライ以上のもの）
※ただし直立棧はBC・CCタイプを除く。
14
タイプ 材 質 型 状 色 最小プーリ径
ウレタン タイプ
P.V.C タイプ
B寸法 （�）
10
PVC
5.5 白
白
白
白
白
白
白
白
8
10 20
20 30
20
30
1 1.5 2 2.5 3
12.5
10 15 20
20 30
1.5 2
3 5
3 5
4
6
―
―
―
―
―
―
12
15
H寸法 （�）
W寸法 （�）
V棧
平棧 ポリウレタン
ポリウレタン
ポリウレタン
ポリウレタン
直立棧
Tクリート棧 AE（H20）
Tクリート棧 AE（H30）
150 150
100
100
50
40 60
6040
100
φ φ
φ φ
φ φ
φ φ
φ φ
t＝1.0
B
4
W
H
t
N L Gの持つ優れた特性を十分に発揮させるためには、
ベルトのエンドレスが確実で完全でなければなりません。
一般的には、フィンガ継手かスカイバ継手をおすすめし
ますが用途、使用目的によっては各種のエンドレス方法
もできますのでご利用してください。
標準継手の一つで、極く軽負荷でベルトの厚み精度が要 求されるところ、小プーリ径やナイフエッジで使用され るところに適しています。ただ、ベルト耳部がこすれる ところや、温度が高いところには不適です。
フ ィ ン ガ 継 手 （熱加圧方式）
専用の継手加工工具を使用して継手作りをするため、ム ラのない仕上げができます。
ス カ イ バ 継 手 （熱加圧方式）
スカイバ継手加工ができない時の継手作りで、下記のよ うに階段状にしたものです。継手がやや厚くなります。
ス テ ッ プ 継 手 （熱加圧方式）
熱加圧方式が適用できない時には金具継手を用いた接合 方法で、簡単に接合できますが継手強度は熱加圧方式よ り劣ります。
メカニカルジョイント （クリッパフック）
呼 び 長 さ
１，０００以下
１，００１～２，０００
２，００１～３，０００
３，００１～５，０００
５，００１～１０，０００
１０，００１以上
２
３
５
７
１２
１５
左右周長差
（単位：�）
製作幅と標準製作公差
呼 び 幅
５０以下
５１～ ２００
２０１～ ６００
６０１～１，０００
１，００１～２，０００
２，００１～３，０００
３，００１～４，０００
± １
± １
± ２
± ４
± ６
± ７
± ７
公 差
（単位：�）
製作長さと標準製作公差
呼 び 長 さ
１，０００以下
１，００１～２，０００
２，００１～５，０００
５，００１～１０，０００
１０，００１～２０，０００
２０，００１～３０，０００
３０，００１～４０，０００
４０，００１～５０，０００
５０，００１以上
± ５
± ７
± １０
± １５
± ３０
± ６０
± ９０
±１２０
±０．３％
公 差
（単位：�）
エンドレス加工
図－8
図－１０
図－１１
図－9
15
16
N L Gは、ご利用いただきやすいように、標準幅を設定しております。
ご発注の際には、下記標準幅の中よりお選びください。
バキューム等の目的でベルトに穴あけ加工を施す場合、下記のような形状が一般的です。
■標準幅（ＮＬＧ全品種共通）
ベルト幅範囲
50～ 100
101～ 200
201～ 300
301～ 650
700～1,000
1,001～2,500
50、60、70、80、90、100
120、140、150、160、180、200
220、240、250、260、280、300
350、400、450、500、550、600、650
700、750、800、850、900、950、1,000
100�毎
標 準 幅
（単位：�）
標準幅以外でのご使用の場合は、弊社販売 店へご相談ください。
NLGTMの標準幅/穴あけ加工
NLGTMの標準幅
穴あけ加工
注意点
d
d
P3 P6
P5
P4
P2 P1
図－１２ 図－１３
１．穴径は ３、 ５、 １０、 １５、 ２０、 ３０です。 その他の穴径についてはご相談ください。
２．P１、P3、P5、P6は穴径d＋6�以上としてください。
３．P2、P4は穴径d×2＋6�以上としてください。
４．端部 は6�以上あけてください。
５．ベルト強度が低下しますのでご注意ください。
17
技術資料
使用するコンベヤの形式により、次式を用いてベルトに
かかる有効張力を計算します。
傾斜搬送を行う場合は、1－1・（イ）、（ロ）いずれの場合で
も有効張力Te（N）に次の計算値を加えます。ただし搬送 方向が上向きの時は計算値を（＋）とし、下向きの場合は
（－）とします。
NLGTM設計方法
ステップ１ 有効張力Te（N）の算出
１－１水平搬送の場合
１－２傾斜搬送の場合
ストッパ仕様の場合には搬送表面に搬送物との摺動抵抗
が生じるので、次の計算値を加えてください。
１－３ストッパ仕様の場合
コンベヤの起動、停止を行う場合には、搬送物、ベルト
自身の重量等の慣性力が負荷となって、ベルトに加わる
ことになるので、次の計算値を加えることになります。
１－４起動・停止を行う場合
（イ）テーブル支持の場合
（ロ）キャリヤローラ支持の場合
Te：有効張力（N） μa：テーブル支持板とベルト裏面の摩擦係数 WG：コンベヤにのる搬送物（MG）の全荷重（N） WB：使用ベルト（MB）の全荷重（N） WC：キャリヤローラ（MC）の全荷重（N） 荷重Wiとは質量Miの物体が作用する力である。 （Wi＝Mi×g） g：重力加速度（m／S2）
（ただし ＝sinθとなる） HL
H：傾斜高さ（�） L：機長（�） θ：傾斜角度（度）
μb：ベルト搬送面と搬送物との摩擦係数
α：加速度（m／S2） α＝
V：ベルト速度（m／min） t：モータ立ち上り時間（sec）
V（60× t）
Te＝μa× WG＋ ＋ WB
2（WB＋WC）
25（ ）
Te＝ （WG＋WB＋WC）
20
付加張力F1＝WG ＝WG×sinθ（N） HL
付加張力F2＝WG×μb（N）
付加張力F3＝（MG＋MB）×α（N）
図－１４ 機長 L
図－１５ 機長 L
機長 L
傾斜角
図－１６
H
0
ステップ2で求めた軸荷重を発生させるためのベルトの
張り率ε（％）（伸張率）は、次式より求めます。なお、こ の計算の結果必要な伸張率が最大伸張率より大きくなる
場合は、ベルトタイプをあげて再検討を行ってください。
ただし、最大伸張率はNLG： 1％とします。
なお、上記で求める値は小数点以下２桁とし、２桁目を
切り上げてベルトの伸張率を決定してください。
また、搬送物の重量等が非情に軽く、計算で求めた伸張
率が非常に小さくなる場合があります。ＮＬＧの場合、
計算結果が０．３％以下では一律０．３％としてください。
ステップ３ 必要な取り付け伸張率ε（％）の算出
原動機の容量Ｐ（Ｗ）は、次式により求めてください。
算出したモータ容量Pには機械効率を考慮しておりません。
ステップ４ 原動機の容量について
なお、起動・停止を行う場合に慣性モーメントによっ
て慣性力が示されることがあります。この場合は以下に
示す計算値を加えてください。
ステップ１で求めた有効張力がコンベヤベルトにかかっ
た場合、ベルトが駆動プーリですべらずに走行できるた
めに必要な軸荷重Fa（N）を次式より求めます。
なお、軸および軸受けの強度は、この軸荷重に耐えるこ
とが必要になりますので、これらの強度もチェックする
必要があります。
ステップ２ 必要な軸荷重の算出
付加張力F3＝ × × （N） �
9.55Nt
2D
K＝
Fa＝Te×（K＋C1）×C2
P＝（Te×V）60（W）
t：コンベヤ立ち上がり時間（sec） N：駆動プーリ回転数（rpm） D：駆動プーリの直径（m） �：使用条件により示される慣性モーメント（kg・m） ※搬送物、ローラ、プーリなどの全慣性モーメントを
示します。 εO：標準伸張率（％） f：標準伸張安定時張力（N/mm） W：ベルト幅（mm）
μ：駆動プーリとベルトとの摩擦係数（１９頁参照） θ：駆動プーリとベルトとの接触角（rad） C1：駆動プーリの位置による補正係数（１９頁参照） C2：安全率（通常１．５を用いる）
なお、 の値については、２０頁をご参照ください。
※使用条件に応じて付加張力F1, F2, F3をTeにプラ スしてください。
eμθ＋1eμθ－1
eμθ＋1
eμθ－1
ε＝（Fa×ε0）（W×2×f）/
/
18
図－17 図－18 図－19
資料２ 駆動プーリの位置による補正係数C1について
資料１ 擦係数一覧表
0.25
0.2
0.2
0.3
0.25
0.2
0.2
0.3
0.25
0.2
0.2
0.3
0.3
0.25
0.25 0.25
0.2
0.2
0.2 0.2
0.3
0.3
0.25
0.2
0.2
0.3
0.25
0.2
0.2
0.3
0.35
0.2
0.3
0.2 0.20.4
0.5
＋0.5
＋0.5－0.5
0.5 0.50.4 0.4 0.4
＋1.0
0.40.40.4
0.40.2
0
0
0.2 0.2 0.20.3
0.35
0.35 0.35
0.35
GU・WU・BU・GEU・WEU GUH
A・AK B・C D・DS AKC
A・AK項 目
ベルトタイプ シリーズ
タイプ タイプ タイプ タイプ タイプ C
タイプ
シリーズ GH WP－8BK P－0 PE－100－2
シリーズ
BC・CCシリーズ
鉄 板 支 持
合 板 支 持
段 ボ ー ル
鉄 板
鉄 製
ローラ＋鉄板
ナイロン樹脂板
ナイロン樹脂
ゴムラギング
コンベヤの 掛かり方
駆動プーリがヘッドプーリに 位置する。 搬送物の状態
代表的なベルトの掛かり方
小さな「バラ物」 が連続的に載る
大きな単一物が １個載る
駆動プーリがコンベヤの 中間に位置する。
駆動プーリがテールプーリに 位置する。
（SS SUS）
設計資料
－
－
－
－
－
－
－
－
－
－
－
－
－
－
－
－
－
－
－
－
－
－
－
－
－
－
摩擦係数
ベルト裏面との
テーブル支持板と
μa
摩擦係数
ベルト裏面との
駆動プーリと
μ
摩擦係数
搬送面との
搬送物とベルト
μb
19
20
eμθ eμθ
θ
μ
＋１ －１
K＝ 資料３ 駆動プーリの 擦係数と接触角による の値について
資料４ キャリヤローラ質量
（度） 130
4.48
3.05
2.35
1.95
4.17
2.85
2.21
1.84
3.91
2.68
2.08
1.74
3.67
2.53
1.97
1.66
3.47
2.39
1.88
1.59
3.29
2.28
1.80
1.52
3.13
2.17
1.72
1.47
2.98
2.08
1.66
1.42
2.85
2.00
1.60
1.38
2.73
1.92
1.55
1.34
2.62
1.86
1.50
1.31
0.2
0.3
0.4
0.5
5.089.1
5.9
6.8
89.1
89.1
42.5165.2
15.0139.8
12.2114.3
8.7989.1
5.3160.5
3.8948.6
2.4334.0
1.6827.2
36.6165.2
32.6165.2
21.1139.8
13.4114.3
11.6114.3
400
500
600
750
900
1,800
1,600
1,400
1,200
140 150 160 170 180 190 200 210 220 230
表（１） 表（２）
SGP製ローラ
ローラ直径
項 目
ベルト幅 （mm）
（mm）
（kg f／本）
（kg／m ） １本ローラ
ローラ直径 １本ローラ質量
表はJIS規格（JISB８８０５－１９６５）に準拠したローラの回転
部重量です。
詳細な検討は使用するローラ質量に基いて計算してくだ
さい。
なお、ローラの直径が表（１）より小さい場合は表（２）を目安
にして重量を検討してください。
2
プーリ形状およびベルトの走行調整
プーリ形状 ナイフエッジ走行について
表－１プーリ中央部の長さ（図－２４参照）
表－２プーリのクラウン高さ
１ プ ラ イ 品
２ ・ ３ プ ラ イ 品
（０.４～０.５）W
B/３
（０.５～０.６）W
１,０００�以下
１,０００～１,５００
１,５００～２,０００
２,０００～３,０００ （０.６～０.７）W
０.３
１００ １５０ ５０以下 ２００ ７５
０.５
０.５ ０.７
０.８
０.８
１.０
１.０
１.２ １.２
タイプ プーリ径
図－20 図－22
図－23
図－21
D：プーリ径
D：プーリ径
h：クラウン高さ
h：クラウン高さ
R：曲率半径
R＝
B：プーリ幅
B：プーリ幅
W：ベルト幅
W：ベルト幅
DD
R
R
W
B
B
B 3
r r
h
W
h
0
プーリのクラウン加工は、プーリ幅全体に円弧状の加工を
行うのが理想ですが、一般的には図－２０のように中央部を
平らにし、両端部をテーパ加工するものとしてください。
ベルト幅１,０００�以下……B＝１.１W＋１０
ベルト幅１,０００�以上……B＝１.１W
ベルト幅が３,０００�以上の時は、弊社にご相談ください。
小さな搬送物をスムーズに乗り移りさせるためのナイフ
エッジ機構に、使用可能なベルトタイプとナイフエッジ
使用半径は、表－３の数値をご参照ください。
表－３ナイフエッジ使用半径表
●ナイフエッジ仕様のコンベヤでは、ナイフエッジ部と
ベルトが摺動しベルトにかかる負荷が大きくなります。
したがってこの負荷を小さくするため、開き角 は４０°
以上としてください。 ●また、駆動プーリには摩擦係数を上げるために、ゴム
ラギング加工および、クラウン加工を行ってください。 ●ナイフ工ッジコンベヤに使用するベルトの継手形状は、
一般にフィンガ継手、斜めスカイバ継手を推奨します
が、スカイバ継手の場合は、図一２３に示すような継手
方向としてください。
－ Ｂ２
８h
●プーリ幅とベルト幅の関係
0
ベルト幅
適用ベルトタイプ エッジ部半径
中央部の長さ
（単位：�）
ＷＵ－７ＡNL ・ GＵ－７ＡNL ・ WEU－６ＡNF SＷEＵ－６ANF
ＷＵ－１２ANF－２ ・ ＧＵ－１２Ａ ・ ＷEＵ－１２ＡNF SWEU－１２ＡNF
R２以上
R５以上
R （�）
21
コンベヤのテンション装置は、品物を搬送するのに必要
な有効張力を得るためにベルト自身に張力を与えるもの
です。
一般には、図－２４に示すスクリュ式テンション装置が使用
されますが、大きな負荷変動を伴う条件でベルトが使用
される場合には、 図－２５に示す重錘式テンション装置の方
が大きな効果を発揮します。
駆動プーリでのベルトの巻き付け角を大きくするためや、
走行調整のためにスナブローラを使用する場合がありま
す。スナブローラを使用する場合は、最小プーリ径以上
とし、取り付け位置、巻き付け角度は図－２７に示すように
設定してください。
なお、重錘式テンション装置を使用する場合には、なる
べく駆動プーリの近くに重錘テンションプーリを置く方
が、より少ない重量で必要な伝達力が得られます。
テンション装置とテークアップ量
ベルトの伸張率と張力について
● スナブローラ
表－４NLGの推奨テークアップ量
表－５ NLGの伸張率
図－24
図－27
図－28
通 常 環 境
５０°C以上の高温環境
有効テークアップ量
スクリュ式テンション
図－25
図－26
重錘式テンション
重錘式
機長×％
機長の１～２％
使 用 条 件
使 用 条 件
機長の２～３％
30°
100～400
To
To
2To
なお、ベルトを張ることによって生じるベルト張力は伸
張率に比例しますので、５～１０頁ベルトの種類と特性一
覧表の数値より比例計算で求めてください。
ベルト張力Toが与えられた場合、プーリにはその反力と
して２Toの軸荷重がはたらくことになります。
搬送ベルトの設計を行い軸荷重値が計算できた場合は、
この数値で使用しているプーリおよび軸受の強度を検討
してください。
（単位：％）
一般伸張率
１プライ ２・３プライ
０.３
１.０
０.３～０.５
０.５ 最大伸張率
N L G
22
標準伸張率が１.０％を超えるベルトタイプにつきましては 弊社までお問い合わせください。
NLGのトラフ使用は、1プライを除き２・３プライタイプを
ご使用ください。
1プライタイプでは、ベルトの横剛性が低く「ベルトのシ
ワ、波打ち」等の原因になるため使用できません。
トラフベルトがキャリヤローラからプーリに向かって進
む区間では、ベルト端部に沿って応力が増加します。し
たがってプーリとトラフローラ間の距離（�）は図－２９の数
式で算出した値より大き＜する必要があります。
トラフキャリヤローラは、通常３本のローラトラフで構成
されるものを使用し、トラフ角は最大３０°としてください。
なお、２本ロ－ラトラフの場合は、ローラを交互に設置
しないとベルトに「シワ」が発生する原因になりますので
ご注意ください。
ナイフエッジ走行の場合は、図一３２のようにベルトを走行
させてください。
また、一般プーリ走行およびベルト表面でストッパをか
ける場合には、図一３３のようなベルト走行方向にしてくだ
さい。
図－29
図－30
≧ベルト幅×K
（Kは表－６を参照）
最大３０゚
�
�
3本ローラトラフ
図－31
図－32
図－33
悪
良
オフセット１０ 以上
2本ローラトラフ
0
トラフ使用について
ベルト走行方向について
表－６
●トラフキャリヤローラについて
●ヘッド・テールプーリとトラフローラ間の
距離について
トラフ角 １５°
０.７
２０°
０.９
３０°
１.５ K
23
ベルトは基本的には直進するように設計されていますが、
コンベヤ装置に組まれた時の設置条件などにより走行調
整を行う必要があります。
表－７ベルトの片寄り・蛇行の原因と対策について
ベルトの走行調整について
試運転後にベルトの片寄り・蛇行などが発生した場合の
調整方法をご参考に調整を行ってください。
ベルトの片寄り
蛇 行
ベルトがプーリの一方
へ片寄ってしまう。
ベルトは一定範囲位置
で走行する。
１．プーリの平行度が 出ていない。
２．プーリにクラウン が付いていない、 また適切でない。
３.プーリがたわんで いる。
４.ベルトがスリップ している。
１.ベルトに局部的な くの字曲がりまた は、湾曲がある。
２．プーリクラウンの 形状が悪い。
３.プーリ上またはベ ルトプーリ面に異 物が付着している。
１.プーリの平行度を 調整する。
２.プーリクラウンの 有無、高さを調べ てカタログ値のク ラウンを付ける。
３．プーリ径やプーリ 軸を太くする。多 列掛けの場合はプ ーリを独立させる。
４．ベルトを適正伸張
率まで張る。搬送
荷重が搬送能力を
こえていないか調
べる。
１．くの字曲りおよび
湾曲量を測定し、
弊社へお問い合わ
せください。
２．プーリクラウンの
形状をカタログ通
りに削る。
３．異物を取り除いて
やる。
図一３４参照
（２５頁）
設計計算を行
い、伸張率、能
力を算出する。
図一３６参照
（２５頁）
符号 項 目 現 象 原 因 対 策 備 考
1
2
24
表－８ プーリ平行度およびベルトの湾曲調査方法
図－34
図－35
図－36
糸 スキマを見る
L 1
L 3
L 4
L 2
プーリ平行度の
調査方法
プーリの平行度を調べるには上図の破線のように
スチール製巻尺をプーリまたはプーリ軸の左右に
巻きつけ周長を測定する。
図－３５のようにプーリの
対角線（L１ ・L２）と軸間
距離（L３ ・L４）を測定す
るとプーリの平行ズレ
がわかる。
ベルト端に細い糸を張ってくの字曲りまたは湾曲を調べる。
糸の代わりに真直な鋼
尺を用いてもよい。
ベルトのくの字
曲りおよび湾曲
調査方法
符号 項 目 内 容 備 考
1
2
25
■アジャストプーリによる走行調整 �アジャストプーリ（◎のプーリ）の片側を左右に動かし て片寄りを調整する。 �アジャストプーリのA側を右へ動かすと↑方向へ移動 する。
■キャリヤローラによる走行調整
�キャリヤローラの平行度を図一３８のように動かすと、ベ
ルトは↑方向へ移動します。
■ベルト幅が広く、機長が短いベルトに対して
�ベルト幅が広く、機長が短いベルトに対してはベルト
の走行調整がむずかしく、このような場合は図一３９に示
すようにリターン側ベルトにロ－ラを押しつけ、ベル
トの走行を安定させる方法を推奨します。
■Ｖガイド付きベルトによる走行調整について
ベルトの走行性を安定させる方法として、ベルト下面に
Ｖ型のガイドを取り付け、プーリにＶ溝加工を行う方法
があります。
Ｖガイドを取り付けるのに適したベルトは、ベルトの剛
性が必要になることから２プライ以上のベルトになりま
す。
Ｖガイドの寸法・Ｖ溝の寸法は、１３頁ベルト特殊加工一
覧表をご参照ください。なお、一般には下記の取り付け
位置を推奨します。
１.ベルト幅８００�までについて
ベルト中央にＶガイドを１条取り付けてください。
２.ベルト幅８００�以上について
ベルト両端にＶガイドを２条取リ付けてください。
図－37
図－38図－40
図－39
右
右
B
B
B
A
ベルトの移動方向
ベルト幅
プーリについて（クラウン無し）
プーリ溝部分の面取り加工
（アジャストプーリ）
5～7 ゚ ベルト幅の約１５
約５０～１００ 約５０～１００
２～４
２
� 機長
� ２
26
�ベルト個々で長さが異なりますのでテンションプーリが
1 本ですべてをまかなっている場合は、ベルトの張り具
合が違ってきます。このような場合にはテンションプー
リを個別にして対応してください。
�ベルトの数が多い場合、その張力によってプーリがたわ
みを生じることがあり、その結果ベルトが中央へ片寄る
おそれがあります。このような場合は、プーリ軸を太く
するか、または、それぞれのベルトの近辺をベアリング
等で支持してください。
多列掛けの場合
�広幅ベルトの場合は、クラウン高さをカタログ値より大
きくしないでください。また、ゴムラギングは避け、ベ
ルトも裏面摩擦係数の低いものを使用してください。
�ベルト中央部での折れが発生するおそれがあるため、ベ
ルトの張りはできる限り低くしてください。
広幅ベルトの場合
�ベルトの継手部に金属粉が混入し、反応する場合があり
ますので現場エンドレスの際はご注意ください。
�金属検出機のグレードによってベルトが金属反応を示す
場合があります。
金属検出機を使用する場合
�プーリの平行度調整は必ず行い、ベルト走行を安定させ
てください。ベルトにサイドスラストや偏荷重が強くか
かったりするとＶガイドが溝からはずれたり、Ｖガイド
が早期に破損するおそれがあります。
�複雑なレイアウトでご使用されますと早期にＶガイドの
離を生ずることがあります。
Ｖガイド付きベルトの場合
使用上の留意点
ＮＬＧTMをご使用いただく上での主な注意点を下記に述べます。
ゆるめに
ベルトが 片寄らないように
27
�プーリには必ず規定のクラウンを付け、ベルトの走行調
整を行ってください。
�フランジだけでのベルト調整をされますと、ベルトが片
寄りをおこし、その結果ベルト端部の損傷やフランジへ
の乗り上げが発生します。
フランジ付きプーリを使用する場合
�プーリのレイアウトは簡単なものにし、また、プーリ幅
は通常よりも広目にとってください。
�ベルトは正・逆で必ずしも同じところを走行しない場合
がありますのでご注意ください。
�コンベアが搬送方向を変化させるために可動する場合に
は、フレームの歪みなどでプーリの平行度が悪くなり、
ベルトの走行が不安定になることがあります。
正・逆運転を行なう場合
プーリ位置が変化する場合
�継手方向がナイフエッジに逆らわないようにご注意くだ
さい。
�ナイフエッジが小径の丸棒の際には、ベルト張力でたわ
みが生じるおそれがありますのでご注意ください。
ナイフエッジの場合
プーリのレイアウトは シンプルに
継手が ナイフエッジに 逆らわないように
28
29
サクションベルトの場合
�ベルトにサクション用の穴あけ加工をする際は、できる
限り継手部への加工は避けてください。
�ベルトを張りすぎると穴が変形するおそれがありますの
でご注意ください。
薬品がかかる場合
�ベルトの耐薬品性につきましては別項（１２頁）に一覧表を
載せておりますが、ベルト寿命に大きくかかわることが
ありますので十分ご注意ください。
低温状態で使用の場合
�使用環境温度は、ポリウレタンタイプで－２０℃、ＰＶＣ
タイプで－5℃です。低温下でＰＶＣタイプは硬化し、
曲がりにくくなりますのでポリウレタンタイプをおすす
めします。
耐湿熱用ポリウレタンタイプは－３０℃まで使用できます。
高温状態で使用の場合
�使用環境温度は、ポリウレタンタイプで８０℃、ＰＶＣタ
イプで７０℃となります。耐熱性が必要な場合は、ＳＩタ
イプおよびＷＰタイプを選んでください。
食品搬送の場合
�特に直接腐敗しやすい食品などを搬送しますとカビの発
生が考えられます。使用後は、食品かすなどを洗浄、消
毒し、水分をよく拭きとってください。
ゆるめに
張り過ぎると 変形のおそれ
水洗い
樹脂コンベヤベルトを安全にお使い頂くために
1.機能・性能上の留意点について。 警 告
●カタログ類に記載されている許容範囲（プーリ 径、張力、温度、耐薬品など）外では、使用し ないでください。
●未包装の食品を搬送する場合は、食品衛生法（厚 生省告示第３７０号）に適合しているベルトをご使 用ください。
4.工事（取り付け・エンドレス）関連について。
5.弊社の樹脂コンベヤベルト（ＮＬＧTM）を ご使用中に以下の状態となった場合には、 ベルトを取り替えるか、 弊社の営業窓口へご相談ください。
警 告
●溶剤や接着剤を使用する時は、十分換気をして ください。 また、作業現場での火気は厳禁です。
●溶剤や接着剤を現場に放置しないでください。
6.使用済み品の取り扱いについて。 注 意
警 告
●産業廃棄物として、適法に処分してください。
警 告
●ベルトのエンドレス部が 離 またはその兆候 が生じた場合。 ●べルト端部（耳部）にカット傷が生じ、その部分 が進展している場合。 ●べルトカバー材が摩耗し、心体が露出した場合。 ●運搬物への異物混入を避ける用途でご使用の場 合には、フレームガイド部でベルト端部（耳部） がホツレたり、摩耗粉が発生した場合。
2.保管・輸送について。 警 告
注 意
●火気は厳禁です。
●重量の有るベルトは、倒れたり、転がらない様、 適切な治具やストッパを用いて保管してくださ い。
●ベルトは直射日光や高温、多湿な場所を避け、 布、シートなどでカバーして保管してください。
●異常な歪みを与えた状態での保管・輸送をしな
いでください。
注 意
●ベルトメーカーが定めている材料、方法、手順 に従って、工事（取り付け・エンドレス加工な
ど）を行ってください。
3.ベルト取り付け時および日常の使用時の 留意点について。 危 険
警 告
●コンベヤ運転中は、ローラやプーリなどに、衣 服や体の一部を巻き込まれたり、挟み込まれな い様にしてください。
●ベルトの取り付け・補修は、必ずコンベヤと関
連装置の電源を切ってから行ってください。
●ベルトをクリーニング（清掃）する場合は、人体 に有害な薬品は使用しないでください。
●火気の有る場所に放置しないでください。
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