2009.0405-0406　早稲田大学古谷誠章研究室

「幸運なんです。雲南です。」＠雲南さくらまつり島根県雲南市木次町　木次商店街

01 雲南プロジェクト概要

■はじめに

　本研究は、少子高齢化を背景とした市町村合併の起る中

山間地域において、公共施設の在り方として、新しい像を

発見しようとする試みである。また、内閣官房より早稲田

大学古谷研究室が受託した「平成 19 年度都市再生モデル

調査事業」の実施に基づいている。

　調査対象である島根県雲南市は、平成 16 年度市町村合

併により 6町村が一つになることに伴い、合併前の行政主

体の機能縮小・集約によって、地域施設が一つの母体の下

に複数存在するなど、機能類似施設に重複が起こってい

る。また、少子高齢化による小学校の統廃合が進み、閉校

舎も発生している。その他、都心に比して人口に対する公

共施設数の多い地方においても、図 1からも分かるように、

特に公共施設が多く存在する地域でもある。これら複合的

な施設の超過 (過剰 )要因により、利用率の著しく低下す

る施設群、則ち遊休化施設の発生は、市全域に広がる慢性

的なものとなっている。

　このような公共施設における現象は、今日全国的に起り

うるものであり、財政的に逼迫する地方自治体の状況にお

いて、ストックとして遊休施設の有効活用を検討すること

は必須の命題である。その上で、単体の施設活用だけでは、

不十分であり、膨大な数の公共施設等を再編できる環境の

構築が重要であると考える。

■研究目的

　市全域に存在する公共施設等は、上述の通り複数の要因

により遊休化しているが、それらが有効活用されるために

は、新たな施設需要に対して備え・応えるための準備が必

要である。具体的には、需要に対する適合施設の検索や、

複数施設の中での適合性の比較、遊休施設の現況を踏まえ

た新たな施設計画検討、が可能となることである。

　本研究では雲南市に存在する遊休化施設を、可能な限り

の網羅性をもった調査範囲に対して、施設現況把握を実施

し、共通の指標の上で有効活用を検討できる情報の集成を

目的とした。またその上で、施設の有効活用のプロセスを

モデル化し、段階的な検討プロセスを想定した。

　公共施設等の利用について居住者のみでなく、市への来

訪者・観光客等も対象として考えたとき、地域特有の文

化や伝統など、雲南市に固有であり潜在する魅力を、公

有施設の有効活用法の一つとしてとらえることができる。

その上で、全く地域に縁もゆかりも持たない人ではなく、

親戚縁者や、自分の祖先の地を訪問する里帰り観光を始め

とした、地域に既に定着する関係を手掛かりとした、持続

的な観光、及び施設活用が考えられる。外部から人が訪れ

ることが、市民が地域の持つ魅力を顧み、地域の活性化を

図る上で有効となる。

　広域に分布する多数の施設により、地域を活性化し、生

活の利便性等の向上につなげるために、公共施設単体の

有効活用法を探るだけではなく、複合的な視点が必要と

なる。施設間に連携を持たせ、公共施設群の総体として、

より高度な利用形態へと変化させていく必要があると考

える。そのためには、施設間の利用を連繋する交通網の実

態を明らかにすることも重要であると考えられる。

■調査概要

1) 調査対象地域

　本研究では、島根県東部に位置し平成 16 年 11 月 1 日に

大東町・加茂町・木次町・三刀屋町・吉田村・掛合町の６

町村の合併により誕生した雲南市を調査対象地域とする。

2) 調査施設選定方法

　調査を行うにあたり、雲南市にまつわる現状として予

想される以上のような観点から対象となる施設を選定し、

分類を行った。

a. 市町村合併による重複施設（４１施設）

市町村合併に伴って、行政基盤が統一されることにより、

類似施設の重複が発生していると予想される施設。

b. 里帰り観光につながる観光施設（２６施設）

雲南市特有の魅力を有し、観光等の観点から活用しうると

予想される施設。

c. 学校・小学校を取り巻く生活環境（４２施設）

地域コミュニティーの核となっているが少子高齢化の影

雲南市

加茂

大東

木次 三刀屋

掛合 吉田

島根県

面積(k ） 人口 公有施設数 人口/公有施設数

松江市 530.24 196603 968 203.1

浜田市 689.52 63046 517 121.9

出雲市 543.44 146307 638 229.3

益田市 733.16 52368 146 358.7

大田市 436.11 40703 243 167.5

安来市 420.97 43839 287 152.7

江津市 268.51 27774 125 222.2

雲南市 553.37 44403 359 123.7

図 1　島根県　公共施設あたりの人口比較図 2　島根県雲南市地図

響を受けやすいと予想される施設。

d. その他合併の影響を受けにくい施設等（１４施設）

調査対象とした施設で、上記の分類に含まれないもの

e．コミュニティーを横断する交通

施設間をつなぎネットワークする媒体となる、もしくは

雲南市の交通基盤となっていることが予想される、道路、

バス、タクシーなどの交通。

3) 調査方法

a. ヒアリング調査

調査にあたり、以下の通り全施設共通及び個別のヒアリン

グシートを作成し、各施設管理者に対して、施設概要及び

周辺施設を含めた利用状況に関するヒアリングを行った。

b. 内観／外観調査

施設内部外部の状況を明らかにするため、全施設に対して

建物の各部屋の内部を撮影した内観写真、及び外から建物

を撮影した外観写真の撮影を行い、各階のフロアマップを

作成した。

c. 周辺施設調査

施設の接道条件や周辺環境、周辺施設の状況を明らかにす

るため、全施設について、敷地の周辺の環境及び施設の写

真を撮影し、同時に施設と周辺環境の関係を表す周辺地図

を作成した。

d. 対象施設マップ

調査において訪れた施設を施設機能によって以下の通り

に分類し、対象施設マップを作成した。

A　総合センター／集会施設

B　観光／文化／レジャー施設

C　教育施設（小中高／給食センター／図書館）

D　福祉施設／その他

e. データシート

以上の調査により収集した情報を下に、全対象施設のデー

タシートを作成した。

A 総合センター／集会施設　　　　　　　　　

B 観光／文化／レジャー施設　　　　　　　　

C 教育施設（小中高／給食センター／図書館）　

D 福祉施設／その他　　　　　　　　

図 3　データシートサンプル

図 4　全調査対象施設マップ

　島根県雲南市と早稲田大学古谷研究室との関わりは、平成19年度内閣官房より共同受託した「全国都市再生モデル調査事業」の実施に端を発している。 　平成19年9月5日から20日にかけてのおよそ2週間、古谷研究室の学生20名が雲南市に滞在し、地域の様々な方々の協力を得ながら、市内の公共施設や商店街等合計121カ所の現地調査、および地域住民との協議会に参加するなどの活動を行った。そして、その成果を調査報告書にまとめ、平成20年2月に雲南市にて地域住民を交えた最終意見交換会を行った。またその報告書の中で雲南市の公共施設あるいは商店街等を有効活用するための5つの提案を行った。（次ページに掲載） 　その一つである「市全体でのイベント共有」という提案をもとに、地域の方々をはじめとして今回のイベントを共に作り上げた様々な方々と話し合う中で、今回の「幸運なんです。雲南です。」＠雲南さくら祭りの実現へとつながっていった。

平成19年度都市再生モデル調査事業　島根県雲南市・早稲田大学古谷研究室共同受託 「島根県雲南市における公有施設等の有効活用にかかわる可能性調査」

ー調査から得られた結果を用いて、施設の再編・再配置に関するモデル提案を行うー 　雲南市における、少子高齢化、市町村合併を原因として公有施設の低利用化や遊休化といった、中山間地域の抱える問題は、日本全国で多く見られ、一般化出来る問題として捉えられる。 ここでは調査および分析により明らかとなった、問題点及び対処法のそれぞれについて、公有施設等の再編・再配置に関するモデルとして具体的な提案を示す。

■ 低利用施設 低利用化する公有施設が多くあるという状況は地方都市が抱える問題の一つとして捉えることができる。それまで見逃されてきた地域資源としての施設の価値を再発見し、用途転用等を図ることによって、新築で新たに施設を作り出すよりも、より魅力的な、地域に寄与する施設として再生することができると考えられる。 ■対象施設への提案例 加茂地域の低利用施設であるぶどう集荷場を、既存の機能は残し、使用されなくなった部分に調理設備を付加することにより、収穫されたぶどうを提供するフルーツパーラーなどとして利用する。

■ 過剰重複している施設 　一般的に市町村の合併に伴い、旧町役場等の中心施設は行政機能の廃止あるいは規模の縮小が図られ、施設内に空室や空スペースが発生するケースが同時に生まれる。旧町役場等は元々旧行政区の中心施設として機能していた性質上、施設の機能を整理し、余剰スペースに周辺施設と連携した機能を持たせることで、これまでの役場機能に代わって地域の核として機能させることが可能であると考えられる。 ■対象施設への提案例 加茂町の旧町役場等の施設に発生した余剰スペースに地域の関連施設を設置し、地域の核施設への転用を図ることで、地域の核として機能する施設として有効利用することを提案する。

■ ネットワーク不全の施設 　施設単体としては魅力的といえる状態においても、近隣同士の施設が連携を持たないことで、類似のサービスを行う施設が増える等、建物群としての魅力を作り上げられず、施設の価値を減じてしまうという現状を抱える施設が多く存在する。そこで、そのような問題を抱える地域においては、周辺施設や周辺環境と相互補完的に連携を持たせることによって、施設群としての魅力を創出することが考えられる。 ■対象施設への提案例 「神楽の宿」「健康ランドゆとりの里」「桂荘」「かじか荘」などの大東町の県道 24号沿いの施設群はいずれも地域特有の観光資源と捉えることができるが、施設間のネットワークが不十分であるとみなせるため、これらの類似施設間に相乗的な関係性をつくることで有効なり活用を計る。

■利用が停止している施設 　利用停止施設の一例として、学校統廃合により発生した廃校利用が挙げられる。 　特に少子高齢化の進行速度の早い中山間地域においては、廃校後の施設利用が大きな課題となっている。廃校の多くは従来学校が地域社会における中心的役割を担っていたことから、複数の用途を混在させながら、周辺地域との連携を通して地域振興の一助を担っており、多くの廃校転用・再生事例を発生させるに至っている。 　小中学校の廃校現象を全国的にも一般的に見られる利用停止施設として位置づけることで、公共施設を利活用する一つの方策として展望する。 ■掛合地域の廃校５校と用途転用 　雲南市の掛合地域において、平成 20年度に 5つの小学校の廃校が決定している。統廃合の一つの代案として複数校で 1つの複合学校施設として機能するような転用プログラムを提案する。基本的に、全ての施設が有する機能として　公民館の機能／宿泊施設／地域学校／＋α　を与える。地域内で機能を補完し合い、地域住民が互いの地域を行き交う状態が生まれ、高度な施設利用を期待できると同時に、児童が地域を行き交う状態が地域の風土や風習、伝統を日常体験として学習する一つの契機となる。

01) 旧町役場の施設転用 02) 施設間のネットワーク不全の解消

03) 市全体としてのイベントの共有 04) 廃校の用途転用 05) リソース発見型施設利用

現況

提案 機能集約と用途転用

雲南市民

総合センターを利用した ついでに市民館のギャラリーへ

放課後市民館で部活の練習 図書館によって帰る。

子供、親子連れなど

総合センターの空きスペース化

総合センターを 1フロアに集約

図書館分館として転用 図書館

小学校

市民館として転用

図書館 小学校

広域的に施設を利活用した生活モデルの構築

学習スペースが欲しい！書庫が欲しい！

児童会の会議室が欲しい！ 桂荘で宿泊朝食

event: しめ縄づくり

event: 神楽の上演

神楽の宿で昼食

山並みや田園風景をサイクリング

温泉でゆったり

観光例

湯上がりに夜道を散歩

▲　どうろ ▲　路地 ▲　商店街

▼　さくら ▼　川 ▲　花火

▼　屋台 屋

さ

▼　屋台▼▼　屋▼

調理設備と照明を付加

集荷場

大空間を残しつつ空間を分ける デッキで食事

レストラン

ぶどう畑と山に囲まれて食事

事業展望

■同一施設で競争力が低下している施設 　同一施設で競争力が低下している施設として、地域商業の中心的な役割を担っている商店街が一例として挙げられる。近年国道や県道沿いに、巨大商業複合施設が台頭するケースが見られ、限定された地域内において、商業施設の利用状況や頻度等に差が生じてきている。 　そのような状況に対する方策として、文化や観光資源等、地域の持っている魅力を生かしたイベントを利用して、地域の魅力を相乗的に PRしていくことが考えられる。市町村合併した市においては、各町村が保有する文化や伝統芸能等の地域の財産を、祭りなどのイベントを通して、合併後の市全体で共有することによって、新たな価値を創出するとともに、市を全国的に PRする契機となる。 ■市全体としてのイベントの共有 木次町が雲南市に所属することになり、木次の桜祭りは全国的に雲南市を PRするイベントになりうることが考えられる。桜祭りのイベント期間中に、木次商店街の遊休化した余剰スペースを利用して、雲南市の伝統文化や郷土料理などを展示、販売する。桜祭りを訪れた観光客に雲南市の魅力を体験してもらい、祭り以後、年間を通して雲南市を訪れたくなるような下地をつくるイベントとして位置づける。

体育館をレストランとして利用

職員室をラウンジとして利用

教室を宿泊室として利用

02 さくらまつり概要

▲　どうろ ▲　路地 ▲　商店街

▼　さくら ▼　川 ▲　花火

▼　屋台

さ

屋

さ

▼　屋台 ▼ 屋

　平成19年度内閣官房より共同受託した「全国都市再生モデル調査事業」調査から得られた結果を用いて、施設の再編・再配置に関するモデル提案を行った。　「幸運なんです。雲南です。」＠雲南さくら祭りのは、このモデル提案の１つを実現させたものである。 　さくら祭りと連動して、木次商店街の遊休化した余剰スペースで、雲南市の伝統文化や郷土料理などを展示、販売した。空き店舗は古谷研究室の学生によって、長屋の魅力的な空間性を活かし、シネマ、ギャラリー、カフェスペースなどに改装された。桜祭りを訪れた観光客に雲南市の魅力を体験してもらい、祭り以後、年間を通して雲南市を訪れたくなるような下地をつくるイベントとして位置づけている。

■基本コンセプト　「定着」　　　　1　ブランディングの継続　　　　　引き続き、雲南の食の魅力等のプレゼンスを高めてゆく。　　　　　

　　2　横のつながりに加えて縦のつながりを　　　　　対象者を選ばず、老若男女が参加できるイベントを展開し、　　　　　地域祭としての定着を狙う。

　　3　地域祭としての継続性　　　　　地域の祭りとして定着させてゆくために、「協同」「仮設」「ローコスト」　　　　　以上３つをコンセプトとして地元祭の継続性を高めてゆく。

2009.04.05-2009.04.06実施「幸運なんです。雲南です。」＠さくらまつり　企画概要

■動線について

■ブランディングプロジェクトとの連携

木次さくらまつり(短期）

三刀屋さくらまつり(短期）

斐伊川

木次線

商店街

桜並木

桜の丘

願い橋鉄橋

桜並木映像

映像

桜の丘

川や商店街はストライプ状に並行しているが現状では桜並木にのみ人が集中する桜並木から桜の丘まで人の流れをつくり商店街に人を誘導する

「うん、何？」の撮影スポットを映像インスタレーションによってつなげて、動線をつくるきっかけとする

国際フォーラムイベント

小学校オーヴェルジュ（中長期）

木 次 駅

木 次 公 園

斐 伊 川

桜 並 木

木 次 商 店 街

サ ン ・ チ ェ リ ヴ ァ

MAP

縮尺 1 ／ 1000 「幸運なんです、雲南です。」@ 雲南さくらまつり　　外部装飾 配置図

50M 0

雲南食堂

麺どころ

“幸運なんです” ワインバー

木次酒造きき酒、はし作り体験

案内ブース高校生アトリエ

ミヤザキ氏ライブアートイベント

ライブアート

ノボリ

ノボリ（小） イス

車両通行止め

車両通行止め

車両通行止め

通行止め

通行止め

通行止め

インフォメーションセンター

インフォメーション

食堂 茶屋

食堂（早稲田内装企画） ギャラリー

／マジックショー雲南喫茶

ふるさと村

jazz 会場

駅前～テーブル５個

路地５個

路地５個

路地５個

土手 20個

スロープ 10個

MAP

03 関係者一覧

2009年　さくらまつり企画店舗一覧

テーブル

イス テント その他

かね平前駐車場

案内体感フェア実行委員会

案内マップ配布、イス販売 不要

1 旧島根銀行跡地

ふるさと村 吉田ふるさと村ほっとサンドモッチ～ニ２スイートポテト大福など

必要

ホットサンドメーカー４台ホットプレート２～４台

5 12

2 入澤家具店倉庫

ギャラリー体感フェア実行委員会

キラキラ雲南雲南の幸を表現する写真の展示子どもマジックショー

久野振興協議会 久野のだんだんおやき 必要 ホットプレート2台 2

活性化研究会五穀焼きおむすび、花びら団子汁セット、絵本

必要地元から調達

4 飯石弘吉宅ＪＡ雲南女性部加茂支部

黒米だんご汁とおにぎりセット 不要ガスボンベ、コンロ、鍋

5 5

入間いきいき仲よしグループ

山菜おこわ、梅っ子、漬物、こんにゃく

不要 2

松笠下組加工所おにぎりセット（白米にぎり、猪汁）、おからボール（菓子）、惣菜、漬物、味噌

必要 電気コンロ 3 4

木花工房 染物（ストール、マフラーなど）

斐伊川和紙 和紙

7 藤原写真店（軒前）

雲南の一品フレッシュファーム神代

味噌、五目飯、梅の加工品※５日は大原・飯石森林組合と交代

必要もちつき、もみ台、パック詰め

3 3

体感フェア実行委員会

ブランドＰＲ、映画PR、食育PR、インターネット閲覧

渡辺農園鯖パンプロジェク

ト

煮しめ弁当焼き鯖パン

1 2

（別館奥）

三新塔あきば協議会

焼き鯖、焼き鯖寿司、蒲鉾など特産品お茶処（無料）

不要 3 5

飯石森林組合もちつき、おこわ、乾ししいたけ、乾したけのこ、梅加工品

必要電気もちこね器、ガス蒸気、水道、うす、レンジ

6

大原森林組合 さくらめん 1 2

10 ライブアート

体感フェア実行委員会

三刀屋高校等ミヤザキケンスケ氏によるライブアート

11高橋木工所駐車場

麺どころ 日登の郷燻玉ラーメン、くんたまくん、竹炭

木村靴店 実行委員会 大学生アトリエ 1

うしお料理クラブ

ごはんのピザ風大東のかおりとお茶

必要炊飯器、ホットプレート、電気ポット、カセットフー

4 5

菜野花 玄米コーヒー、手作りお菓子など

木次酒造 蔵見学＆新酒きき酒、販売 必要 60ロングテーブル10枚分

ヘキサゴン マイ箸づくり体験、箸袋販売

14 田丸屋酒店倉庫

ワインバー木次乳業、奥出雲葡萄園、杜のパン屋など

牛乳、ワイン、パン等

合計 34 100 0

9

5

酒蔵

電源

6

8

喫茶飯石金物店（本宅）

12

ふれあい通り

栂憲治宅

事務局で準備するもの

事務局控え室

No 場所 名称 団体名

インフォメーション

飯石金物店（別館前）

栂家車庫

マーケット

調理機材

木次酒造13

桜染め

城角宅3

おむすび屋

内容

04 雲南食堂昨年企画した雲南の食をつなぐロングテーブル

テーブル設営昨年に引き続き、商店街や市役所の人が協同で設営し、15分でロングテーブルを出現させた

ロングテーブル風景昨年のレイアウトを改善し、周辺のコンテンツを集約させたことでテーブルまわり利用が賑やかになった

400×400 の折りたたみ式の段ボールイスを使った販売／イベント計画

B　いつでもどこでもchair

A　ワークショップ地元住民や参加する団体との協同意見交換ワークショップ

C　いつでもどこでも内装

いつでもどこでも簡単に展開できる内装ツールを提案し実施する計画

D　商店街空き店舗改修計画昨年と同様に空き店舗やガレージ等を利用した改修計画

段ボールイスの均質的なモジュールを利用して 2×12mの巨大な壁画をくみ上げ、そこに参加型のライブアートを展開する企画

○　ライブアート計画　with ミヤザキケンスケ

本番一ヶ月前に、昨年のイベントのレビューと今年の企画アイデアを地元住民と一緒に考えてゆく企画

○　意見交換ワークショップ

さくらまつりのイベント期間中に至る所にスタンプを配置し、イベントに回遊性をもたらすための企画

○　スタンプラリー計画

段ボールイスの側面に雲南１００のキーワードを貼付けたものを商店街の至るところへ配置し、県内県外から訪れる人への PR とする企画

○　雲南を巡る１００のキーワード計画

段ボールイスと同じ形状のものを半透明のプラスチック段ボールで制作し、中に照明を仕込んで夜イベントの誘導灯とする企画

○　行灯計画

昨年大量に購入したロングテーブルの板を利用し、住民主体でつくりあげることのできる超自由仮設空間の提案企画

○　1 hour pavilion 計画　ー１時間でつくる超自由仮設空間ー

空き店舗内に様々な用途として使うことのできる収納型内装家具ツールの企画

○　家具リョーシカ　ー１つの箱に収まる内装家具ツールー

布を使った内装ツール企画。1 hour pavilion と家具リョーシカとのコラボレーション企画

○　鱗ポケット　ー布を利用した内装家具ツールー

ブランディングプロジェクトのフィードバックの場として写真展示企画。掛け軸に写真を掲載し、コンテンツと季節を同時認識できる展示

○　インフォメーションセンター改修設計

その他の店舗改修企画

○　その他内装改修設計企画

2009 年さくらまつり企画一覧

05 ワークショップ地元祭としての継続性を目指すため、地元住民と昨年さくらまつりのレビュー／アイデア出しを協同で行った

意見ワークショップ　2009.03.02

昨年のさくらまつり成功体験を経て、本番の一ヶ月前に参加団体や商店街の人々の意見を汲み取りながら、

共に企画を進めてゆくための事前ワークショップ企画を行った。

２年目として、企画主体をイベンターや学生から次第に地元へと移してゆくことで、地元祭としての定着を図った。

□ 企画内容「まち歩きとガリバーマップ」

　多くの年代の人にとって価値あるさくらまつりをつくりあげるために３チームに分かれ、各チームごとに去年のさくらまつりと今年の企画を評価してゆく。各チームと大学生が一緒になって木次商店街を歩き回り、去年のさくらまつりと今年の企画をレビューしながら、良かった点／反省点、改善点

等を挙げてゆく。最終的にチーム内で意見を統合し、他チームに向けてプレゼンテーションする。得られたワークショップ風景やガリバーマップ等はサンチェリバに展示し、街へと公開する。

□ 参加対象者

近隣住民、今年参加する食の団体代表、商工会、青年会、雲南市役所政策推進課、早稲田大学学生４名、金田将和、中高生

□ 班編成とテーマ「つなぐ」

　本企画への反映を考え、意見を絞るために３つのテーマを設定する。新規の提案を求めるが、新たに企画する段ボールイスをアイデアのツールとして利用してもらっても良い。

１　駅からのアプローチ「駅前と商店街をつなぐ」（商工会を中心とした編成）

　駅から訪れる人をいかにして商店街へと引き込むかを考えるグループ。商工会が開催する駅前ステージやイベント等をいかにしてつないでゆくかを考えるグループ。イベント自体を一から考えるのではなく、元あるものをいかにしてつないでいくかを考えてもらう。

２　市役所側からのアプローチ「商店街と商店街をつなぐ」（青年会を中心とした編成）

　去年ロングテーブルのメインストリートから離れていた場所が閑散としてしまったことを反省して、商店街と商店街をどうやったら人がつながっていくのかを考えてもらうグループ。

３　土手側からのアプローチ「土手と商店街をつなぐ」（商店街の方を中心とした編成）

　土手側からの人をいかに商店街へと引き込むかを考えてもらうグループ。合銀前のジャズイベントとロングテーブルをつなぐ提案等も合わせて考えてもらう。

コミュニティセンタ－で企画説明 まちあるきを通して昨年さくらまつりをレビュー 議論しながら意見をマップに反映させてゆく

ワークショップ意見リスト３グループに分かれて、昨年のレビューを行うとともに、改善点や商店街に人を誘導するためのアイデア等を考えた。

06 いつでもどこでも chairロングテーブル周辺や土手沿いなど場所を選ばずに座ることの出来る家具ツール企画

ライブアート／雲南を巡る 100のキーワード／スタンプラリー／行灯

クラフト素材に正方形のロゴ。ロゴは雲南 red 字にロゴの色を抜く。

いつでもどこでも ch a i r

■展開図　S=1/10

■展開方法案

いす行灯案 アートイベントとの連携案 いすクーポン案 トーテムポール案 いすスタンプラリー案

夜のイベントへと引き込む目印。 工法、電源をどうするかが問題と なる。アートディレクションの解 答にもなる。

描いたイスを土手や商店街へと展 開させ、一部をアイストップとし て機能させる。

イスを買うことで得点をつける案。 イスを買えばすべての商品が５％ オフになる。また、チケットの役 割も持たせる。印刷が可能かが問題。

描いたイスを積み重ね、人を誘導 するフォリになる。

スタンプラリーの台紙となる。

■ライティング案 ■コンパクト化

座って 案１

案２

日中時

日中時には見えなかった絵柄などが、ライティ ングすることで見えるような変化があると面白 いのではないか。

これを

折りたたみ

持ち運べる

いつでもどこでもchair制作風景商店街の方に手伝ってもらい協同で作業を進めた

2009 年島根県雲南市さくらまつりアートイベント企画書

「段ボールイス 150 脚×ライブアートイベント=2×12mの巨大壁画」折り畳み可能な段ボー

ルイス (40×40cm）を

150 脚制作し、それを

積み上げて一枚の大き

な壁をつくります。そ

の壁にさくらまつりに

訪れる人と共同してラ

イン状の絵画を描いて

ゆきます。さくらまつ

りに訪れる 100,000 人

以上の人へのアイス

トップとして目立つ場

所に 2×12mの巨大な

壁画をつくりだしま

す。

さくらまつり壁画 PJ島根県雲南市 2008.04２００８年４月、島根県雲南市で木次商

店街で開かれるさくらまつりプロジェク

トの際に、市民参加型のライブアートイ

ベントを開催しました。一つは雲南市特

有の魅力である太古の日本をモチーフに

した人の恵みを、0.9×10.8mのキャン

バスにライブアートイベントとして表現

しました。もう一つは、日本桜の名所

100 選に選ばれた敷地の全面広場にて市

民参加型のライブアートイベント開催

し、さくら並木と人の往来の魅力を表現

しました。本イベントを開催した際にも

御社の協賛を頂き、実現しました。

参加型のライブアート 切り貼りした桜

0.9×10.8mの壁画

□ミヤザキケンスケ

1978 年　佐賀県佐賀市に生まれる

1997 年　佐賀県立佐賀北高等学校美術コース卒業

2001 年　筑波大学芸術専門学群洋画コース卒業

2005 年　筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了

日本国内、国外問わず多くの絵画プロジェクトや展覧会を展開し活

動中－

□作品

2001

It was just a ZOO／ Exhibition

2002

FLUFFYhair & make ／伊豆の踊り子 A Dance in IZU

FISA WORLD CUP ／ D.B Raligious

2003

Decoration Bisycle ／ TOKYO station 東京駅

クレーン／ takmix

2004

ExhibitionZoo Work Project 06 ／ GINZA rock 銀座ロック

Japanese BistroAKI

2005

Hair show & Painting ／ Dragon ／ City & City

／ Collaboration with Mark Wigan ／ Miyazaking Castle

／ Decoration Truck ／ collaboration withMARK WIGAN

／ Live HouseSONIC ／Wine Tower ／ Live Painting

2006

City Of London Festival ／ Great Escape ／ケニア壁画プロジェクト／

Mark Wigan+Miyazaki Kensuke 個展ロンドンダイアリー

2007

登戸アートストリート／東京プロジェクト／恵那象園 - 熱中時間 - ／

100 回記念 - 熱中時間 - ／鉄分補給スペシャル - 熱中時間 - ／赤松の

郷昆虫文化館 - 熱中時間 - ／花咲かクジラ - 代々木公園 -

2008

雲南さくらまつり／水と土と太陽がつまってる！with wato kitchen

／熊本美術館＋熊本のカオ／エコ Tプロジェクト

～越谷レイクタウン～／ Xmas Ball 2008

2009

flowers ／ 2009 書初め

公式 HP：http://www.miyazakingdom.com/

2×12mの巨大壁画に拡張

縦ラインの絵を描いたものがつながってゆく

制作段階 入澤家具店ガレージ ライブアート制作過程いつでもどこでも chair を積み上げた状態を一枚のキャンバスとして絵を描く

一日目　ライブアート制作風景ミヤザキケンスケさんと三刀屋高校の美術部員の方 と々が協同してライブアートを行った

一日目ラ一日目ラ一日目ライブアーイブアーイブアイブアーイブアアーイブアーアブアアア ト／サ／サンサンチェリバェリバェリバリリバホワイエホワイエ

二日目　ライブアート

／ふれあい通り駐車場

完成作品　見る角度によって絵が変わる。土手から人を誘導する役割を果たした。

大勢で描いた絵を積み上げてゆく

通りがけの子供も巻き込んで制作した

二日目　ライブアート制作風景ミヤザキケンスケさんと三刀屋高校の美術部員の方 と々が協同してライブアートを行った

0 0 1 / 1 0 0

龍 頭 が 滝

雲 南 を め ぐ る １ ０ ０ の キ ー ワ ー ド

0 0 1 龍 頭 が 滝0 0 2 ラ メ ー ル0 0 3 斐 伊 川0 0 4 お た ま は ん0 0 5 雲 見 の 滝0 0 6 温 泉 神 社0 0 7 煮 し め0 0 8 う ん 、 何 ？ ・ ・ ・1 0 0 さ く ら ま つ り

雲 南 を め ぐ る 百 の キ ー ワ ー ド

雲南をめぐる１００のキーワードいつでもどこでも chair の側面に雲南に関するキーワードを記したものを至る所に配置してゆくことで、

商店街へと人を誘導する役割に加えて、雲南の魅力を発信してゆく企画

路地に均等に配列し、商店街へと人を誘導する 路地に均等に配列し、商店街へと人を誘導する

土手からの商店街へと降りる道にも配列した

雲南を巡る１００のキーワード　風景雲南に関するキーワードを路地や土手沿いなどに散在させた

木次商店街に散らばるさくらのはなびら　

（スタンプ）を1 0個あつめよう。

1 0個あつめてインフォメーションに

いくとくじくじがひけるよ。

イ ベ ン ト ス タ ン プ M A P

①② ③

⑤

⑥⑦

⑨

さくら並木

ロングテーブル

インフォメーション

木次駅木次駅

チェリバ

⑩

④

⑧

斐伊川

スタンプの押せる店舗　

・ ふるさと村

・ ギャラリー

・ おむすび屋

・ 桜染め

・ 雲南の一品

・ インフォメーション

・ マーケット

・ ライブアート

・ 麺処

・ 雲南喫茶

・ 酒蔵

・ ワインバー

①～⑩のイベントでスタンプが押せるよ

スタンプラリー

トロッコ列車

スタンプ

インク

すたんぷラリーい つ で も ど こ で も チ ェ ア

スタンプラリー企画　風景回遊性を高めるために、イス側面を利用してスタンプラリーを企画した

イスの側面にスタンプ

イスの側面にスタンピングする 参加してくれた子供達

チラシとスタンプを配置する

行灯照明企画　風景イスと同形状の半透明照明を制作し、夜のイベントに合わせたアイストッププロダクトを制作した

ジャズ会場の周辺道路面に行灯照明を配列し、イベントへの誘導を図った

ステージ前にも配列した

反対側の道路にも配列した

07 いつでもどこでも内装高い仮設性と日常性を備えた家具を設計し、空き商店街の日常的な活性化を図る

1 hour pavilion ／家具リョーシカ

1 hour pavilion

□場所と用途を選ばない仮設空間

空き店舗内の土間にバー空間をつくる。１日、１週間、１ヵ月と期間は地元の人が決めてかまわない。

通り沿いにギャラリー空間をつくる。中学校の美術部のギャラリーでも、街のアートギャラリーでもよい。

ARTBAR□立面イメージ

カフェや物販店の窓になる

物販点の棚になる隙間から中が伺い知ることができる

▽入り口

ふれあい通りの一角の駐車場にパビリオンを建設したイメージパース

カフェの窓になる

疲れた人がベンチとして使う

中が空間として切り取られる

ギャラリースペース

□20分でできるロングテーブル昨年は、地元の多くの人の協力で、瞬く間にロングテーブルができあがった。計画するパビリオンは１時間を目標とする。

□足部工法

ベンチにもなるついたてを差し込む足のデザインイメージ。

日常的には軒先に配置し、多くの人の憩いの場になると同時に、

ライトを下に仕込むことで、商店街に美しい光が灯る。

□足部工法

□用途に合わせた自由なプランニング

12 枚

7.29 ㎡

16 枚

12.96 ㎡

20 枚

20.25 ㎡

22 枚

24.3 ㎡

12 枚

8.1 ㎡ 20 枚

12.96 ㎡

32 枚

12.96 ㎡

2008 年さくらまつりにて制作したロングテーブルは高い仮設性と簡易性を備えており、夏季にジャズイベントで利用されるなど、地元で大変重宝されることとなった。本計画は、ロングテーブルを利用したもう一つの新しい利用方法を模索するものであり、ロングテーブルを壁と見立ててつくる多用途パビリオンの提案である。予算と労力が最大の問題である地方中山間地域においてこのような簡易性を備えた仕組みが重宝されることは昨年のロングテーブル企画にて実証済みであり、効果的で斬新な提案が要求されている。多くの人が共同してつくれば１時間で仮設空間が立ち上がるこの空間は、空き店舗、駐車場、駅前広場など場所や広さを選ばず、かつ多くの用途に答える可能性を持つ。ロングテーブルを納める足は日常的にベンチとして商店街内に点在し、人が商店街に留まるストリートファーニチャーになり、夜はベンチが照明となり商店街を彩るシンボルとなる。

ロングテーブルで超自由仮設空間をつくる

referenceA　STOREFRONT FOR ART AND ARCHITECTURE

New York, NY, United States, 1992-1993

／ Steven hall

A

ビル１階部分をストリートアートギャラリー

としてファサードリノベーションした事例。

パタパタと壁を反転させることによって、内

部と外部の関係性を結ぶ。回転した壁は棚や

扉になり、機能が生まれる。

ロングテーブルの面がテーブルの面ではなく、

たてかけることで空間を構成する壁とする。

また、一部の面は左の絵のように棚となるよ

うな仕掛けを考える。

referenceB　Furniture house, the case study House

Japan,yamanashi, 1995

／ Shigeru ban

工場生産されたフルハイトの家具（クローゼッ

ト、本棚、キッチン等）に構造的そして空間

構成的役割を併せもたせている。これにより、

現場での大工工事に比べ、機械化され完全に

コントロールされた工場の環境の中で家具職

人の手で内外装工事まですませることができ、

高いクオリティが得られる。

システム化された家具をそのまま空間構成要

員としていまう案が面白いと思い、ロングテー

ブルでパビリオンをつくれないかというアイ

デアに至った。面にも多機能性を持たせるこ

とで、様々な用途に柔軟に対応するようなア

イデアもここから着想を得た。

B

444

744

9 999

450 450 450 450 25

915

450 450 450 450 25

915

450 450 600 266

915

450

450

7450 450 600 266

915

450

450

951 600 266

290

290

290

450

450

951

290

290

290

600 266

450

450

951 600 266

290

290

290

450

450

951 600 266

290

290

290

450

450

450 450 450

915

450 450 450 450

915

450 450 450450

915

□シナランバー　1825×915×18mm

1 hour pavilion　カット図面

□シナランバー　1825×915×5.5mm

450

951

600

56272

272

18 915 18

468

1357

450

18

915

600

468 1357

1825

1 hour pavilion　図面／パース

ロングテーブルの天板を差し込んだ完成型

1 hour pavilion　制作過程風景地元の木工所の方と相談しながら工法や仕上げ材を決定した

仕上げ材と照明の見え方の検討

　木工所の方と工法を確認しながら加工を進めた

1 hour pavilion　昼イベント時昼間のイベント時における利用方法をベンチやフライヤーストックやスタンプラリー台として示した

休憩用に軒先にベンチとして配置した

スタンプラリーの台として活用

1 hour pavilion　ジャズイベント時様々な利用方法を提示するために、ジャズイベント時にはバーカウンターやフライヤーストック、物販棚として利用法を示した

バーカウンターの物販棚としてくみ上げた

ロングテーブル天板を利用したフライヤーストック

４つをくみ上げてアルコールをサーブするバーカウンター

1 hour pavilion　その他利用例イベント以外でも以上のように組み合わせ次第で様々な仮設空間が成立する

「教台」

積み上げることで、ちょっとした話し合いをする際の教台となる

「井戸端会議」

軒先に家具リョーシカと複合配置して井戸端会議の場となる

「仮設カフェ」

複数個をレイアウトすることで簡易的なカフェ空間ができあがる

地元の方と協同して制作した

鱗布　制作／完成風景ロングテーブルの天板を有効活用するための布地を利用した仮設ツールを企画制作した

花やフライヤー、ボトル等もポケットに収納することができる

布を購入し、帯の先端をポケット化する下地作業

家具リョーシカ

D r a w i n g

U01-1

U01-2

U04-2

U01-2 U04-1

U01-1

U04-1U04-1

U02-2 U02-2 U02-2 U02-2

U04-2

U02-2 U02-2 U02-2 U02-2

U04-2

U04-1

U02-1 U02-1 U02-1 U02-1

U02-1 U02-1 U02-1 U02-1U04-1

U04-1

U04-1

390

390

390 354

272

270

390

390

450

450

450 432

432

432

234 252 252

270

270

270

1488

810

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U04-1

U03-1

U07-1 U07-2

U03-2

441

441

450 432 432 414

441

441

450 432 432 414

140

330

330

140 122 140 122 140 122 140 122 270

330 312 312 330 312

250

これのみ12mm厚

102

120

102

120

U08-1102

120

102

120

120

U08-2

U01-1

U01-2

U04-2

U01-2 U04-1

U01-1

U04-1U04-1

U02-2 U02-2 U02-2 U02-2U04-2

U02-2 U02-2 U02-2 U02-2

U04-2

U04-1

U02-1 U02-1 U02-1 U02-1

U02-1 U02-1 U02-1 U02-1

U04-1

U04-1

U04-1

390

390

390 354

270

272

390

390

450

450

450 432

432

432

234 252 252

270

270

270

1488

270

252

270

252

270

270

270

270

U03-2

U05-2U05-1

U06-1 U06-2

330

330

312 294 294

180

180

220

220

180 156 180 156

220 196 220 196

これのみ12mm厚

U03-2

U05-2U05-1

U06-1 U06-2

312 294 294

180 156 180 156

220 196 220 196

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U01-2

U04-1

U03-1

U07-1 U07-2

U03-2

441

441

450 432 432 414

441

441

450 432 432 414

140

330

330

140 122 140 122 140 122 140 122 270

330 312 312 330 312

250

U08-2

U08-1

110

92110

92110

92110

92110

450

450

390

390

330

330

270

270

220

220

180

180

140

140

110

110

立面図 S : 1 / 2 0

部材カット図面 S : 1 / 5 0

れ入物小・棚：80U棚：70U棚：60U棚・スイ：50Uスイ：40Uスイ：30Uスイ：20Uスイ・ルブーテ：10U

しにうよるかかっ引が手でとこるけ付を材線の厚mm5。すでいすやりなうこ上質性のヤニベ、がすまりあものな手下。にうよいならなうこ ます。

飛び乗ったりしない限りはまず壊れません。ミシッ…とかそんな音すらせず。座る分には問題なし。ただ、横に体を揺するとグラつきます。

家具リョーシカ　工法検討風景強度確認や、デザイン確認等を行った

家具リョーシカ　制作風景地元の木工所の方と工法確認等を行いながら４セット制作した

収納された状態で積まれた状態。１セット自体はスペースをとらない

寸法チェック等を行いながら制作した

家具セットの一部

家具リョーシカ　利用風景家具を様々な場所やイベント時に仮設的に展開させて、多くの使用例を示した

ジャズイベント時にはバーカウンターの陳列棚になった 市民ホールホワイエに一使用例として展開した

展開した家具がイスとして使われた

家具リョーシカ　その他使用例物販棚や陳列棚以外にも簡易的なカフェ空間や作品を展示するギャラリーとしても展開が可能

「簡易カフェ」

小休止するための簡易的なカフェ空間が立ち上がる

「仮設ギャラリー」

空き店舗などの空間に棚を展開し、作品を展示することが可能となる

08 内装計画さくらまつりに合わせて空き店舗やガレージ等を一時的な改修を施した

インフォメーションセンター設計／ギャラリー設計／のれん制作

ブランディングブック食育関係の本

WEBコーナー

インフォメーション（パンフレット、チラシ）

幸運なんです。看板

オレンジカーペット

さくらまつりムービー

おろち君出張中です実寸大パネル

締切

締切（奥スタッフルーム）

目隠しカーテン （古谷研）

開口部高さ：2100?

天井高さ： 3000

水場

2900

8300

1000 4200

1800

廊下

庇

2400

トイレ

5200

内装平面図　S:1/100

3500

3500

4000

5300

フックでシャッターに固定

壁に固定（方法要検討。あるいは東西方向のワイヤーに固定するか）

必要に応じて暗幕カーテンで室内を暗く

掛け軸 16本ワイヤー長合計 21.6m（掛け軸除く）掛け軸を合計した場合、約 32m

鉄骨梁にクランプで固定

飯石金物店／インフォメーションセンター

■事前準備

・遊具移動・掃除（掃き掃除、壁などの拭き掃除）

■設営（共通）

・カーペット・長机・テーブル・椅子

■設営（その他）

・液晶モニター・・ワイヤー張り・掛け軸パソコン

・バナー・その他(本・エコ皿・ナプキン・メニュー表など)・テーブルクロス・目隠しカーテン（白）・目隠しカーテン（黒）

■照明

・スポットライト　16個（東京で購入）薄暗さを活かして展示写真を浮かび上がらせる

□コンセプト都会的なイメージ

□コンテンツ

□テーブル

□検討事項

・体感フェア各種展示　・2008年ブランディングプロジェクト成果展示　・各店舗紹介　・2008年さくらまつりギャラリー　・写真集展示　・HP紹介　・写真集展示

・照明計画・テーブルクロス・ワイヤーの固定方法

　本研究は、少子高齢化を背景とした市町村合併の起る中山間地域において、公共施設の在り方として、新しい像を発見しようとする試みである。また、内閣官房より早稲田大学古谷研究室が受託した「平成 1 9 年度都市再生モデル

　本研究は、少子高齢化を背景とした市町村合併の起る中山間地域において、公共施設の在り方として、新しい像を発見しようとする試みである。また、内閣官房より早稲田大学古谷研究室が受託した「平成1 9 年度都市再生モデル

　本研究は、少子高齢化を背景とした市町村合併の起る中山間地域において、公共施設の在り方として、新しい像を発見しようとする試みである。また、内閣官房より早稲田大学古谷研究室が受託した「平成 1 9 年度都市再生モデル

　本研究は、少子高齢化を背景とした市町村合併の起る中山間地域において、公共施設の在り方として、新しい像を発見しようとする試みである。また、内閣官房より早稲田大学古谷研究室が受託した「平成 1 9 年度都市再生モデル

　本研究は、少子高齢化を背景とした市町村合併の起る中山間地域において、公共施設の在り方として、新しい像を発見しようとする試みである。また、内閣官房より早稲田大学古谷研究室が受託した「平成 1 9 年度都市再生モデル

　本研究は、少子高齢化を背景とした市町村合併の起る中山間地域において、公共 施設の在り方として、新しい像を発見しようとする試みである。また、内閣官房より早稲田大学古谷研究室が受託した「平成1 9 年度都市再生モデル

　本研究は、少子高齢化を背景とした市町村合併の起る中山間地域において、公共施設の在り方として、新しい像を発見しようとする試みである。また、内閣官房より早稲田大学古谷研究室が受託した「平成 1 9 年度都市再生モデル

　本研究は、少子高齢化を背景とした市町村合併の起る中山間地域において、公共 施設の在り方として、新しい像を発見しようとする試みである。また、内閣官房より早稲田大学古谷研究室が受託した「平成 1 9 年度都市再生モデル

木材丸棒

斬鉄丸棒スポットライト

写真展示掛け軸　立面図　S:1/30

ワイヤー

和紙ロール紙

内観イメージ図

雲南には「家族が見つめ合うこと」と「地域

で子どもを育むこと」を大事にする「うんな

ん家庭の日」というものがあります。家庭の

日には、家族みんなで食べることがとても大

切。さぁ、雲南の食の幸を召し上がれ。

雲南には「家族が見つめ合うこと」と「地域

で子どもを育むこと」を大事にする「うんな

ん家庭の日」というものがあります。家庭の

日には、家族みんなで食べることがとても大

切。さぁ、雲南の食の幸を召し上がれ。

雲南には「家族が見つめ合うこと」と「地域

で子どもを育むこと」を大事にする「うんな

ん家庭の日」というものがあります。家庭の

日には、家族みんなで食べることがとても大

切。さぁ、雲南の食の幸を召し上がれ。

雲南には「家族が見つめ合うこと」と「地域

で子どもを育むこと」を大事にする「うんな

ん家庭の日」というものがあります。家庭の

日には、家族みんなで食べることがとても大

切。さぁ、雲南の食の幸を召し上がれ。

インフォメーションセンター設計　掛け軸展示雲南の春夏秋冬の魅力を掛け軸にしてインフォメーションセンターに展示した

モックアップ検討結果

ナローレフ４０W　利点：ビーム角 30 （゚余計な光が少ない）　欠点：買い足さないといけない

レフ 60W　利点：電気スタンド付属品（コスト削減）　欠点：少し明るすぎる

距離を取って後ろから中心をめがけて。万遍無く光があたる。

明るさは弱い＆ビーム角が小さいため、集中して当たらない部分は少し暗い。ただ、見えないほど暗くなることはそんなにない。

明るいだけあって問題なく見える。展示内容ありきで考えると 60W でも問題ないかもしれない。

直近から中心をめがけて。グラデーションが綺麗。

直近から足元をめがけて。上がかなり暗い。

直近から中心をめがけて。ビーム角が広いので足もとがかなり明るい

直近から足元をめがけて。グラデーションは出る。

△○▲◎○

インフォメーションセンター　内観写真既存の壁面や構造体を利用し掛け軸を設営し、掛け軸が浮遊するような軽快さを持った空間にした

入り口左方からの内観写真 入り口右方からの内観写真

改修以前の内観写真

ギャラリー　内観写真ミヤザキケンスケさんの作品や児童倶楽部の活動風景等を展示するギャラリーを計画／設営した

設営前

のれん制作　設営風景印刷用紙に店舗名を印刷して挟み込み、毎年簡易的につかってゆけるようなのれんを制作した

リングを使って簡易的に軒先に設営できるようにした 外観写真。全長２mで遠くからも十分眺めて認識することができる