20110924 shizuoka azure-forsharing
TRANSCRIPT
開発者のアイデアをかたちに！
～ Windows Azure におけるクラウド開発環境 ～
鈴木 章太郎アーキテクトエバンジェリスト日本マイクロソフト株式会社デベロッパー＆プラットフォーム統括本部Blogs ： http://blogs.msdn.com/b/shosuz/ Twitter ： http://twitter.com/shosuz/
自己紹介公共営業部門のアーキテクトとして 、 2003 年入社。 .NET の技術啓発活動に従事2006 年、現在の部署に異動。
エバンジェリストとして 、 UX/Cloud プラットフォーム の採用推進と技術啓発を担当
現在は、大手町の Microsoft Technology Center アーキテクトを兼任早稲田大学 大学院 国際情報通信研究科 非常勤講師趣味は久しぶりに再開できたバンド活動 (Gt. を担当 ) PDC 2010 Public Viewing…
Blogs: http://blogs. msdn.com/b/shosuz Twitter: http://twitter.com/shosuz
Agenda
Windows Azure のおさらい（サラッと）
Windows Azure 開発環境の今相互運用性デバイス革新
開発者のアイデアを形に
<B2B>代理店システム販売管理システム電子調達SCM
企業
<B2C>E-Commerceキャンペーン サイトソーシャル ネットワークゲーム
コンシューマ
クラウドは本格利用段階へ
< 社内システム >グローバル展開システムプロジェクト管理システム大容量ストレージB2E （社員向けシステム）
企業内ユーザー
バッチ処理大規模並列処理待機系システム
Web サイトでの利用事例Facebook + Windows Azure
FIFA クラブワールドカップの Facebook キャンペーン サイトに Azure を利用。リフティング コンテンス等を開催。
人材情報のサイトを Facebook 上に構築。難しいキャパシティ プランニングは不要に。友達リストから転職機会を探る。
人気ゲームおしゃれ泥棒の海外進出。新規企画のリスク軽減、海外展開のためにクラウドを利用。
多くのお客様で 2011 年から本格利用
Windows Azure の現在2010 年 2 月にリリース、そして、2011 年 9 月時点の Windows Azure 機能一覧
Windows Azure 概要
IISWeb ロール
VMs n 個 VMs m 個
Workerロール
分散ストレージ システムにより、拡張性と可用性を高めた ストレージ
ストレージ サービス
コンピューティング
自社では実現できないスケーラビリティと自動管理を実現した、アプリケーション実行環境
仮想マシン環境 アプリケーションは仮想マシン上で実行 リクエストに応じて仮想マシンは自由に増減
ロール アプリケーションは、用途により３種類のロールに配置され実行され
る Web ロール： Web アプリケーション用 Worker ロール：バックエンド処理用 VM ロール：ユーザー定義イメージ（ベータ）
移行性を高める VM ロール（ベータ）
クラウド自社
Blob
VHD起動
VHD カスタマイズ
差分 VHD
保存
Base. VHD
+ 追加のソフトウェア+ VM ロール用ソフトウェア - エージェント - ランタイム インタフェース - リモート デスクトップ構成 - Diagnostics - Azure ドライブ ドライバー+ 一般化
Azure ストレージ サービス
BLOB: 名前つきファイルとそのメタデータがストア可能なシンプルなインターフェイスを提供。
テーブル : 構造化ストレージを提供。プロパティのセットを含むエンティティのセット。
キュー : アプリケーションのための信頼性の高いストレージ、メッセージ転送を提供。
ドライブ : 永続的な NTFS ファイルシステム、インスタンスをまたがって共有可能。
Windows Azure ストレージはファブリックコントローラによって管理
コンテンツ配信ネットワーク（ CDN ）Windows Azure に組み込まれた
コンテンツ配信ネットワーク コンテンツをキャッシュし、地理的なアクセス パフォーマンスを高める現在 WW で日本を含む 24 か所のエッジ サーバーWeb ロール、 VM ロール、 Blob ストレージが キャッシュ対象カスタムドメインへ対応
CDN
関連リンク : http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ee795176.aspx
Web ロール VM ロール Blob
http://account.blob.core.windows.net/data.pnghttp://myapp.cloudapp.net/cdn/hello.htm
http://<idb>.vo.msecnd.net/data.pnghttp://<ida>.vo.msecnd.net/hello.htmデーターセンターの
ロケーションに依存しない
コンテンツアクセスをサイト利用者へ提供
カスタムドメインへ対応
パブリック Blob が対象
シカゴ DCポリシー設定で障害対策、動的ロケーション、負荷分散
Global Traffic Manager （ベータ）
Web サイト
香港 DC
Web サイト
Azure DNS
Policy
ポリシー１： Failover プライマリがダウンした際にセカンダリ , …, へポリシー２： Performance クライアントに近い DC へポリシー３： Round Robin 順番にオンライン サービスへ
ダブリン DC
Web サイト
設定時間(30秒以上 )で死活監視
DNS
www.shosuz.com
shosuzazure.ctp.trafficmgr.com
Database
Reporting
Service
Data Sync Service
SQL Azure
パブリッククラウド上の RDB 既存のスキルとツールを引き継いで利用可能 既存データベースアプリケーションにクラウド接続を提供
SQL Data Platform as a Service
Database Manager
プレビュー
OData Service
Federation
プレビュー
評価プログラム開始
プレビュー
Import/Export
SQL Azure API
最大容量の拡大
SQL Azure Federations
Federation “Orders_Fed”
Application
Azure DB with Federation Root
Member: PK [min, 100]
Member: PK [100, 488]
Member: PK [488, max]
(Federation Key: CustomerID)
AUPK=5
AUPK=25
AUPK=35
Connection Gateway
Federation DirectoryFederation UsersFederation Scheme, …
AUPK=101
AUPK=25
5
AUPK=480
AUPK=515
AUPK=55
0
AUPK=712
AUPK=515
AUPK=55
0
AUPK=712
AUPK=101
AUPK=25
5
AUPK=480
AUPK=5
AUPK=25
AUPK=35
Atomic Unit ： Federation Key ごとのテーブル群
Member DB ： Federation Key のレンジで分割されたデータベース。運用中に変更（分割 / 統合）することが可能。
巨大なデータベースを小さなデータベースに分割するテクノロジ
AppFabric サービスバスの接続性
アプリケーション #1 アプリケーション #2もし可能であれば、
直接接続もサービスバスが支援
テキストXML
グラフィックスバイナリデータストリーミング
ファイアウォール
送信
受信
疎結合なコンポジット / マッシュアップ
アプリケーション間のメッセージ交換
送信
受信
AppFabric アクセス コントロール サービス
AppFabric ACS V2
AD FS 2.0
信頼
信頼
Web アプリケーション
AppFabric ACS V2 が複数の IdP を吸収する
アプリケーションはクレーム対応しておけばよ
い
AD FS 2.0
信頼
信頼
信頼
AppFabric アクセス コントロール サービス
サポートされているプロトコル• OAuth WRAP 2.0• WS-Federation 、 WS-Trust• OAuth 2.0 (Draft 13)• OpenID 2.0トークンフォーマット• Simple Web Token （ SWT ）• SAML 1.1/2.0既成の Identity Provider との Passive な連携• Windows Live ID/ Google/ Facebool/ Yahoo!(.com)/
OpenID• Active Directory Federation Service 2.0
クラウド上に用意された STSアプリケーションのコードを変更することなく、新たな Identity Provider と連携することができる
Windows Azure 開発環境の今相互運用性
Interoperabilityデバイス
Multi Devices革新
Innovation
Windows Azure SDK for PHP
Windows Azure SDK for Java
Windows Azure Tools for Eclipse
Windows Azure Toolkit for Social Games
Windows Azure Toolkit for Windows Phone
Windows Azure Toolkit for iOS
Windows Azure Toolkit for Android
Windows Azure SDK
HPC on Windows AzureWindows Azure Storage for WordPress
相互運用性 – 言語共通環境Windows Azure SDK
Windows Azure エミュレーション環境管理用コマンドSQL Server Express 2008 R2 が必要
Web プラットフォーム インストーラで簡単にセットアップ
相互運用性 – Javahttp://java.interoperabilitybridges.com/cloud
Windows Azure Plugin for Eclipse with Javaウィザードで Azure プロジェクト作成Azure への配置、デバッグ実行
リモートデスクトップ用サンプル証明書
Azure 用構成ファイル
相互運用性 – Javahttp://java.interoperabilitybridges.com/cloud
アプリケーション サーバーの追加Tomcat , Jetty 等が指定可能Zip ファイルのままプロジェクトへ追加（実行時に解凍）JRE も同様
相互運用性 – PHPhttp://azurephp.interoperabilitybridges.com/
事前準備PHP Manager for IIS （ PHP 含む）を Web プラットフォーム インストーラでインストール
Windows Azure SDK for PHP http://phpazure.codeplex.com
コマンドでプロジェクト作成コマンドでデバッグ実行、パッケージ作成
相互運用性 – Ruby on Railshttp://www.artonx.org/data/nougakudo/オープンソースの実行
PHP を始め Ruby も基本は FastCGIX86 ではパフォーマンス的に最適ではない
ということで、・・・Ruby の有識者の方が、 Windows / Windows Azure 上で Rails を最適に動作させるプロジェクトをスタート※マイクロソフトのプロジェクトではありません
能楽堂 on Azurehttp.sys を使った Web サーバーでアプリケーションを実行速いらしい… （詳細は MSC で）
デバイス – スマートフォンWindows Azure Toolkits for Devices
スマートフォン開発者が より簡単に Windows Azure を扱えるツール
WP–v1.3 (WP7 & Mango)iOS-v1.2.1 (iPhone & iPad)Android–v0.8 New!
Toolkits に含まれるもの :Native ライブラリ
. NET 、 Objective-C 、 java
サンプルプロジェクト テンプレートドキュメント
デバイス – スマートフォン何ができる？
Windows Azure AppFabric ACS
Windows Live
Yahoo!
AD FS 2.0
OpenID
Microsoft Push Notification
Service
Apple Push Notification
Service
Windows Azure
ストレージサービス（ REST-XML/JSON 等）
認証（ WP, iOS ）
サービス、ストレージ（ WP, iOS, Android ）
Push 配信（ WP, iOS ）
革新 – LightSwitch業務アプリケーションを簡単開発
ステップ 1
データ定義ステップ 2
画面を追加ステップ 3
展開
• 新規テーブル• SQL Server• SQL Azure
• SharePoint• WCF RIA
Services
• 新規入力• 詳細画面• 検索画面
• グリッド• リストと詳細
• デスクトップ• Web• クラウド
革新 – HPC on Azure大規模並列処理 + クラウド
オンプレミス
デスクトップ
HPC ヘッドノード
WCF ブローカーノードHPC クラスタ
Desktop 計算グリッド 有休の Windows7 リソース
クラウドWindows Azure
Azure 計算インスタンス
Azure 計算 プロクシ
開発者のアイディアをかたちに
サーバー サイド ASP.NET MVC 3 Windows Azure SQL Azure Azure Storage Blob/Table
クライアント サイド HTML5, CSS3, SVG IE9 新機能
HTML5 対応サイトをクラウドで動かす ～ "The Shodo" ができるまでhttp://msdn.microsoft.com/ja-jp/windowsazure/hh180849
開発者のアイディアをかたちに
http://www.microsoft.com/japan/events/msc/2011/
「感じる」「学ぶ」「つながる」 マイクロソフトの最新テクノロジの総合力をご体験ください。
リファレンス #1
クラウドならマイクロソフトhttp://www.microsoft.com/japan/business/cloud/default.mspx
Windows Azure の製品情報http://www.microsoft.com/japan/windowsazure
MSDN クラウド開発情報http://msdn.microsoft.com/ja-jp/default.aspx
. NET 開発コード サンプル集 Code Recipehttp://msdn.microsoft.com/ja-jp/samplecode.recipe.aspx
Microsoft Web Platformhttp://www.microsoft.com/web
リファレンス #2Windows Azure Toolkit for Windows Phone ver. 1.3.0 -http://watwp.codeplex.com/ Windows Azure Toolkit for iOS ver. 1.2.0 - https://github.com/microsoft-dpe/wa-toolkit-iosWindows Azure Toolkit for Android ver. 0.8 - https://github.com/microsoft-dpe/wa-toolkit-androidWade Wegner's Blog -http://www.wadewegner.com/
S/N Ratio (Naoki Sato's Blog) -http://satonaoki.wordpress.com/
Simon Guest‘s Blog - http://simonguest.com/
Virtuoso (Shotaro Suzuki's Blog) -http://blogs.msdn.com/b/shosuz/
IT ベンチャー支援プログラム
統合開発環境Visual Studio
with MSDN
技術サポート技術者が回答
2 インシデント
クラウド環境Windows Azure月 1,500 時間
開発環境、クラウド環境を最大 3 年間 無償提供 !
http://www.microsoft.com/japan/bizspark/
設立 3 年未満のスタートアップを支援
ソフトウェア開発支援プログラム Microsoft Platform Ready
Microsoft Platform Ready とはマイクロソフト パートナー ネットワークのサブセット プログラム。主に、 " 開発 " 技術情報と開発した " アプリケーションやソリューション " と最新マイクロソフト製品との互換性を検証するツールを提供Windows Azure に対応する企業様を強力に支援注目ポイント
Powered by Windows Azure ロゴの提供ウェブサイト
http://www.microsoftplatformready.com/jp/home.aspxhttp://www.facebook.com/mskkisvs
Windows Azure 30 日間無料パス
30 日間無料パスで使用できる範囲：
サービス・コンポーネントごとに以下の量まで無料で使用できます。
30 日間無料
• 3 Small コンピューティング インスタンス• 3 GB ストレージ、 250,000 ストレージ トランザクショ
ン• 2 x 1 GB SQL Azure Web Edition データベース• AppFabric 100,000 アクセス制御トランザクション• AppFabric 2 サービスバス コネクション• データ転送 (per region) 3 GB 受信• データ転送 (per region) 3 GB 送信
Windows Azure Platform の評価・検証・学習などを 30 日間無料で行えます。クレジットカードの登録は必要ありません。通常約 4 万円程度のサービス内容を無料で利用できます。利用期限後も継続して利用できるように、通常のサブスクリプションへの移行が可能です。
本セッション参加者に後日ご案内します！
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