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WebLogic 12c Special Lighting Talk ! JDK7 Update4 G1GC とは何か日本オラクル株式会社 Fusion Middleware事業統括本部シニアセールスコンサルタント松林晶

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Agenda

•  GCとは •  G1GCとは •  G1GCのメカニズム

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ガベージコレクション（GC）とは

• 今更ですが、GCとは・・・

• アプリケーションの作りやヒープサイズに依存 •  少なすぎると、GCが頻発しパフォーマンス低下 •  大きすぎると、GC回数は少なくなるが、1回の停止時間が長い

•  GCの種類（Hotspot） •  フルGC　：　Young/Old領域の両方をGC対象とする •  マイナーGC　：　Young領域のみをGCの対象とする

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プログラムで確保したメモリ領域を自動的に解放する技術


•  Java SE 7 2011年 Release！ •  64bit JVM登場で巨大なヒープサイズ指定が可能に！

•  しかし、GC対象の領域も増えることとなる ⇒ フルGCの停止時間も長くなるので、サービスレベルの高いシステムでは、巨大なヒープサイズの採用が難しい！（例えば、全てのリクエストが50msec以内に終わること！）

• そこで、Java SE 7 Update 4より、G1GCが登場

Java SE 7 Releaseで変わるGC事情

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JVM

ヒープ：2GByte

JVM

ヒープ：30GByte


•  G1GCは、ヒープ領域を、リージョン単位に分け、マーク、退避でメモリを解放する技術

G1GC

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リージョン（使用中）

生存オブジェクト

死亡オブジェクト

生存オブジェクトをマーク

退避

リージョン（空き）

解放解放退避

退避

生存オブジェクト空きリージョンに退避退避元リージョンを解放


•  G1GCは、この退避時間を予測し、指定した時間内にGCが終わるように制御する。（ソフトウェアリアルタイム）

G1GC

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退避

G1GC

全ての生存オブジェクトを退避させると、過去の経験上から考えて・・・。10ミリ秒以内に終わらないな・・・。リージョン「甲」からの生存オブジェクトの退避は今回はやめておこう

甲退避

退避

リージョン（使用中）

生存オブジェクト

死亡オブジェクト

リージョン（空き）


最後に

•  G1GCまとめ •  Java SE 7 Update 4 から使用可能 •  VMオプションに「 -XX:+UseG1GC 」を指定して実行！ •  ヒープをリージョン単位で分けて管理 •  GC処理にかかる時間を予測し、高い確率でソフトウェアリアルタイム（停止時間）を守る

•  大きなヒープサイズ、マルチコア環境にて本領を発揮する •  Oracle WebLogic Server 12c は Java SE 7 をサポート！！

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