20141025 ocu fes開発者会登壇資料_追記あり
DESCRIPTION
2014/10/25に開催されたOcuFes開発者会での登壇資料です。発表時の内容に加えて、最終ページに、参加登録、渡航方法、現地の過ごし方などを追加しました。TRANSCRIPT
2014/10/25 OcuFes開発者会 @WheetTweet
Oculus Connect2014からみるVRの今後
目次1. 自己紹介 2. Oculus Connect(OC)とは? 3. OCの雰囲気、内容、見学したデモ 4. VRについて考えてみる 5. VRのこれから !
・(SlideShare掲載用に追加)
OCの日本語記事一覧 来年向け OCの参加、渡航準備方法
OculusRift向けゲームを作ってます。
Spiculus
UnboundedSpace1,2
(3は次回)
Tempulus
@WheetTweet
Vol567,568に掲載
1. 自己紹介(1/2)
ブログで技術的なことを色々と書いてます。
翻訳活動?してます。■Oculus ベストプラクティスガイド(@gamesonytabletさん主催)
■Oculus Connectの参加報告→ブログに掲載
@WheetTweet
1. 自己紹介(2/2)
2. Oculus Connect(OC)とは?!
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・OculusVR社主催の開発者会議。 (実際は講演&デモ) ・OculusRift関連の最新技術や動向が発表される ・WSJによると、参加者は800名 ・アメリカのHollywood Loews Hotelで開催
(引用:1)
3-1. OCの雰囲気・たくさんの開発者がいた !
・Amazon、YouTubeの人もいた !
・日本人が少なかった(企業はNTTしか確認できず)
3.2 講演の内容(1/3)
種類 数 タイトル
キーノート 49/20 9:30, 10:45, 11:30 Keynote by BRENDAN IRIBE, NATE MITCHELL, MICHAEL ABRASH, and JOHN CARMACK 14:15 The Future of VR
開発者向け技術セッション 5
9/19 17:00 THE HUMAN VISUAL SYSTEM & THE RIFT 9/20 15:30 DEVELOPING FOR THE RIFT DK2 9/20 15:30 BEST PRACTICES FOR VR DEVELOPMENT 9/20 16:45 ELEVATING YOUR VR
新技術紹介 1 9/20 18:00 GETTING STARTED WITH GEAR VR
VRの活用 39/19 17:00 THE VALUE OF VR FOR PROFESSIONAL APPLICATIONS 9/20 16:45 360-DEGREE FILMMAKING FOR VIRTUAL REALITY 9/20 18;00 FILM AND STORYTELLING IN VR
成功秘話 2 9/20 15;45 LEARNINGS FROM UE4 ENGINE INTEGRATION AND DEMOS 9/20 16:45 LEARNING FROM LUCKY’S TALE
5つのカテゴリで分類。技術セッションが最多。
3.2 講演の内容(2/3)種類 概要
キーノート
5つのコア技術の提示、DK1のOSS化、PCとモバイルの両立、新型CrescentBayの発表、コミュニティの盛り上がりの重要性などを説明。後半はCarmackさんによる最新技術への考え方やキーパーソン5名によるディスカッション。
開発者向け技術セッション
OculusRiftコンテンツで避けて通れないシミュレータ酔いを回避するための観点を説明。一番重要なのはベストプラクティスガイドの熟読。
3.2 講演の内容(3/3)
種類 概要
新技術紹介GearVRのアプリ開発手法を解説。Unityで開発可能。 2014年内にSDKリリースらしい。
VRの活用20年前までは専門職にしか使われなかったが、近年は360度映像や映画の手法への検討が始まっていることを説明。
成功秘話Unreal Engine がDK2向けにアプリケーションを開発できた理由やFounder のPalmerさんの成功秘話を説明。
3.3 参加して思ったこと(1/2)・VRはPC、モバイル向けを両立しながら発展する ・CV1発売時=VRの普及拡大開始時期。 (ただし、十分な準備が整ってから) ・発売までには2,3年かかる(2016か2017?)
CV : Consumer Version
理由 OCやGDCでwithin two years という 表現が多数あり。
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・CrescentBayの没入感はDK1,DK2に慣れていても 驚くほど高い。
CV : Consumer Version
3.3 参加して思ったこと(2/2)
・Unity単独セッションがなかったのが残念
・PC = UnrealEngine、モバイル=Unity ? (今後また変わる気がする)
4.1 VRについて考えてみる客観的に見ると、こんな意見が多いはず !
・これまでのVRブームとは違う、これは広まる! ・ゲームを大きく変える! !
・酔う ・安全性が気になる。民生品は難しい ・事業にしづらい
[肯定派]
[否定派]
4.2 個人的な意見VRは広まる。少なくとも無視できない存在になる (もはや止められない流れ)
観点1:技術進化 観点2:注目度 観点3:OculusVR社への人材集中 観点4:他のサービスとの比較
観点1:技術進化■技術進化が早い:ほぼ半年刻みで新技術を搭載。
DK1 (2013/5) Crystal Cove
(2014/1)
DK2 (2014/7)
Crescent Bay (2014/9)
観点2:注目度ゲーム向けHMDにも関わらず、非ゲーム分野の 注目度が短期間の割に高い。
2013/10
2014/6
2014/5
2014/4
2013/10
(引用:2)(引用:3)
(引用:4)
(引用:5)
(引用:6)
観点3:OculusVR社への人材集中設立1,2年の会社に、有名かつ優秀な人物が移籍 ・Doom開発者のJohn Carmack
・Google Glass開発者のAdrian Wong
・ValveのAaron Nicholl、Michael Abrash
・AppleのNirav Patal、、
さらに採用拡大傾向(Oculus Research開設)。
観点3の補足この状態は創業初期のGoogleに似ている
当時のGoogle:LarryPageが、スタンフォード大学教授が認める天才学生にアプローチした。 結果、計算機科学分野の天才が無名のGoogleに集まった。
その後、10年未満で世界を席巻する会社に成長
(引用:7)
観点4:他サービスとの比較・当初否定されたがその後スタンダードになる事例は珍しくない。 (例:2007年時点でのiPhone,niconico,初音ミク)
@kawauso3さんの2014/9/30Tweetを引用このとき、進化の流れは止められない。
5. VRのこれから・PCとモバイルの両方が発展する ・ゲーム以外(特に映像系)にも普及していく →2020年オリンピックではパーソナル視聴が普及? ・OcuFesは日本でVRを牽引するコミュニティ!
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日本のパーソナルVR文化発展のために、 微力ながら貢献していきたいと思います。
引用画像、記事一覧下記以外は、自分で撮影した画像です。 (1)http://blogs.wsj.com/digits/2014/09/20/at-oculus-conference-virtual-reality-is-very-real/ (2)ドワンゴ,NTTのコラボ成果第一弾を発表(http://www.ntt.co.jp/news2014/1402/140204a.html)
(3)ニコニコ超会議3で「しまかぜ」体験(http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1404/26/
news011.html) (4)仮想現実を没入体験(http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/feature/post_68244/)
(5)3DゴーグルOculusRiftで自分だけの1台を作る(http://www.gizmodo.jp/
2013/12/3doculus_vr1_nissan_idx.html) (6) 軍事利用されつつあるOculusRift(http://wired.jp/2014/05/09/oculus-rift-norway-army/)
(7)初期の無名のGoogleがどうやって世界中の天才を集めたか(http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/
e/4e33ab844ab01544490694d9bacab5ab)
以下、SlideShare掲載時の追加版です。 !
追加1:OCの日本語記事 追加2:OC向け渡航準備、過ごし方
OculusConnectの紹介記事
(http://magicbullet.hatenablog.jp/entry/OculusConnect_LinkAll)
(http://qiita.com/SatoruNoda/items/362608a81035b07c3408)
私のブログです。 OculusConnectの参加内容を出来る限り記事にしました。
(http://syyama.net/blog/?p=309)
@l___1cm___lさんのブログです。 ブログ内に、OculusConnectに関するSlideShareがあります。
SatoruNodaさんの投稿です。 OCの雰囲気に加え、今回の旅費まで書いてあります。 次回の参考になるかも!?
(http://www.moguragames.com/entry/oculus_connnect/)
日本のVR系サイトで注目の集まる「もぐらゲームズ」での 紹介です。寄稿者は@l___1cm___lさんです。
2015年OC向け渡航準備や過ごし方(1/6)
■申し込み手続き 申し込み希望者全員が行けるわけではありません。 !参加するためには、申し込み時フォームの「あなたのOculusRiftに関する貢献は何ですか?」という趣旨の質問にできるだけたくさん回答する必要があります。回答例は以下です。 「自分の作ったゲームをOculusShareに登録した」、「こんなゲームをOculus向けに作った/ている」、「こういう体験会・勉強会に出展・登壇または主催している」、「プレス関係者として色々取材している」
■パスポート、ESTAの申請 !もし未申請の場合、至急申請しましょう。とくにパスポートは申請時期によっては発行までに2,3週間かかる場合があります。 !ESTAとは、アメリカに入国するための事前手続きです。 $14ドルが必要で、有効期限は2年間です。以下のサイトより日本語で登録ができます。 http://japanese.japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-esta2008.html !ESTA登録が済んでいれば、空港でESTA登録証明のようなものを 求められることはありません。
2015年OC向け渡航準備や過ごし方(2/6)
■ホテルの予約方法 (飛行機については割愛します) OCのHPより会場内のホテルを予約します。 ここから申し込まないと、宿泊費が$199→$599のようになるので 注意が必要です。 他のホテルの場合、以下は日本人OcuFesメンバーの宿泊実績があります。 ・ハリウッドルーズベルトホテル ・ヒルトンガーデンインロサンゼルスホテル 補足ですが、「ハリウッドリバティホテル」は安全性という点で 少し不安があるので、避けた方が無難です。 (私の場合、真夜中に謎の人物がひたすらドアをノックしてきました。。)
2015年OC向け渡航準備や過ごし方(3/6)
■ロサンゼルス国際空港とホテルまでの交通手段 Uberでタクシーを呼ぶか、SuperShuttleで相乗りするのがよいです。 !使い方は、私以外にもOcuFesから参加した以下の方が詳しいです。 @warapuriさん、@l___1cm___l さん、@waffle_makerさん、 @satoru_nodaさん、@yasei_no_otokoさん(順不同) !料金はSuperShuttle利用時で$20前後です。普通にタクシーを使うと$80前後かかります。(Uberは頼んだタクシーの大きさによって料金が異なります)
2015年OC向け渡航準備や過ごし方(4/6)
■ホテル会場でのバッジ受け取り方法 Registration Deskで自分の名字のイニシャルを伝えます。 (Ichiro Akihabaraの場合、Aですね) 「デモ体験中に気持ち悪くなっても自己責任でお願いしますね」という趣旨の同意書にサインをして渡すと「Size?」と聞かれます。 !自分のシャツのサイズをS、M、L、LLで答えましょう。 参加証バッジ、オリジナルシャツ、ショルダーバックがもらえます。
2015年OC向け渡航準備や過ごし方(5/6)
■周辺の様子 ・ホテルの隣がショッピングモールになっています(写真参照) ・モール内のスタバで水、コーヒー、サンドイッチが売ってます ・セブンイレブンが歩いて5,6分のところにあるようです !ただし、ホテル周辺を離れるとあまり治安がよくない印象を 受けたので、夜は出歩かない方が無難です。
2015年OC向け渡航準備や過ごし方(6/6)