2015 礼拝週報 8.2 - fujimidai.holy.jpfujimidai.holy.jp/2015.08.02sw.pdf · 2015/08/02...

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週報 2386 2015 年(H27) 8月2日(日) インマヌエル富士見台キリスト教会 東京都練馬区富士見台 2-9-9 牧師:野田禎・容子 -mail:[email protected] ホームページ:富士見台教会をクリック! Tel 090(1262)8330 〈日々のみことば〉 8 3 日(月) A:出エジプト 30 17 38 「洗盤および注ぎの油」 8 4 日(火) A:出エジプト 31 1 18 「ベツァルエルとオホリアブ」 8 5 日(水) A:出エジプト 32 1 14 「金の子牛を」 8 6 日(木) A:出エジプト 32 15 35 「モーセのとりなし」 8 7 日(金) A:出エジプト 33 1 11 「人が友と語るように」 8 8 日(土) A:出エジプト 33 12 23 「あなたの国民であることを」 8 9 日(日) A:出エジプト 34 1 17 「あわれみ深く、情け深い神」 集会案内 (本日)☆礼拝後・・・「各例会」 ☆例会後・・・可能な方々で献堂式案内の発送準備の奉仕。 (今 週 ) 5~6日(水~木)「林間聖会」 於:お茶の水 OCC チャペル 主講師:鄕家一二三師 6 日(木)の午前・午後は並行して「こども林聖」 5 日(水)の「祈り会」は林間聖会のためにお休みとなります。 (次週) 9日(日) 12:30 ~ 仮礼拝所の会場準備。 「主日礼拝」 13:00 14:30 司会:渡辺兄 祈祷:渡辺(真)姉 奏楽:渡辺(英)姉 受付:村上姉 「こどもの礼拝」 容子師 愛実姉 (仮礼拝所 2F です) ☆礼拝後・・・賛美練習 15:00 ~「会堂実務委員会」 【報告】 8 月、いよいよ新会堂完成の月に入りました。足場が外され教会堂の全貌を見るこ とができるようになりました。暑さの中、内装や電気・音響関係、仕上げ作業が続 いています。またこれから、外回りの整備や樹木なども整えられて参ります。これ までの感謝とともに、尚神様の御守りお祈りいたしましょう。 ◆今週は5,6日と「林間聖会」が開かれます。例年と違い、日帰り 2 日間の聖会と なっています。当日の飛び込み参加も可能ですので、ぜひご参加ください。 6 日は昼食を取りつつの「部会」となっていますので、各自、昼食を持参してくだ さい。(すぐ近くにコンビニやファストフードもあります。) 「こどもの林聖」への参加は〈水筒とタオル〉を持たせてください。 ◆今週 5 日には、ステンドグラスが入る予定です。先週 7/29 (水)の午後に、ステンド グラス工房にて作製過程の説明をいただきました。 ◆仮牧師館からの引っ越しは、18 日(火)となりました。19 日(水)には仮牧師館での 最後の祈り会を持たせていただきます。19 日の午後には、可能な方々で仮牧師館 の清掃をして、引き渡したいと願っています。宜しくお願いいたします。 ◆新会堂への教会の引っ越しは 24 日(月)となりました。ベンチカバーの取り付けの 奉仕もその週にできたらと願っています。 ◆病める方、ご高齢の方、集会出席が困難な方のために続けてお祈り致しましょう。 主日礼拝順序 司会 小町 奏楽 柏俣朝子 さんび① わが主のみ前に(今月の賛美) イ賛美歌44番 聖書交読 詩篇120篇 主の祈り さんび② 御霊は天より 福音賛美歌173番 使徒信条 コリント人への手紙第Ⅰ 2章10~16節 メッセージ「御霊なる神様を受けている人」 牧師 野田 禎 聖餐式 しみもとがも さんび③ 聖霊よ主のそばに 福音讃美歌171番 感謝祈祷 村上晴江 父・子・聖霊の 福音賛美歌271番

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Page 1: 2015 礼拝週報 8.2 - fujimidai.holy.jpfujimidai.holy.jp/2015.08.02sw.pdf · 2015/08/02 Ⅰコリント2:10-16 「聖霊なる神を受けている人」 新会堂工事の足場がとれ、幕もとれ、きれいな白い壁が見えるようになりました。とて

週報 ♯2386 2015年(H27) 8月2日(日)

インマヌエル富士見台キリスト教会 東京都練馬区富士見台 2-9-9牧師:野田禎・容子 E-mail:[email protected]

ホームページ:富士見台教会をクリック! Tel 090(1262)8330

〈日々のみことば〉

8 月 3 日(月) A:出エジプト 30:17 ~ 38 「洗盤および注ぎの油」

8 月 4 日(火) A:出エジプト 31:1 ~ 18 「ベツァルエルとオホリアブ」

8 月 5 日(水) A:出エジプト 32:1 ~ 14 「金の子牛を」

8 月 6 日(木) A:出エジプト 32:15 ~ 35 「モーセのとりなし」

8 月 7 日(金) A:出エジプト 33:1 ~ 11 「人が友と語るように」

8 月 8 日(土) A:出エジプト 33:12 ~ 23 「あなたの国民であることを」

8 月 9 日(日) A:出エジプト 34:1 ~ 17 「あわれみ深く、情け深い神」

【 集会案内 】

(本日) ☆礼拝後・・・「各例会」

☆例会後・・・可能な方々で献堂式案内の発送準備の奉仕。

(今週)5~6日(水~木)「林間聖会」 於:お茶の水 OCCチャペル

主講師:鄕家一二三師 * 6日(木)の午前・午後は並行して「こども林聖」

※ 5日(水)の「祈り会」は林間聖会のためにお休みとなります。

(次週)9日(日) 12:30 ~ 仮礼拝所の会場準備。

「主日礼拝」 13:00 ~ 14:30 司会:渡辺兄

祈祷:渡辺(真)姉 奏楽:渡辺(英)姉 受付:村上姉

「こどもの礼拝」 容子師 愛実姉 (仮礼拝所 2Fです)

☆礼拝後・・・賛美練習

☆ 15:00~「会堂実務委員会」

【 報 告 】◆ 8月、いよいよ新会堂完成の月に入りました。足場が外され教会堂の全貌を見るこ

とができるようになりました。暑さの中、内装や電気・音響関係、仕上げ作業が続

いています。またこれから、外回りの整備や樹木なども整えられて参ります。これ

までの感謝とともに、尚神様の御守りお祈りいたしましょう。

◆今週は5,6日と「林間聖会」が開かれます。例年と違い、日帰り 2日間の聖会と

なっています。当日の飛び込み参加も可能ですので、ぜひご参加ください。

6日は昼食を取りつつの「部会」となっていますので、各自、昼食を持参してくだ

さい。(すぐ近くにコンビニやファストフードもあります。)

「こどもの林聖」への参加は〈水筒とタオル〉を持たせてください。

◆今週 5日には、ステンドグラスが入る予定です。先週 7/29(水)の午後に、ステンド

グラス工房にて作製過程の説明をいただきました。

◆仮牧師館からの引っ越しは、18日(火)となりました。19日(水)には仮牧師館での

最後の祈り会を持たせていただきます。19日の午後には、可能な方々で仮牧師館

の清掃をして、引き渡したいと願っています。宜しくお願いいたします。

◆新会堂への教会の引っ越しは 24日(月)となりました。ベンチカバーの取り付けの

奉仕もその週にできたらと願っています。

◆病める方、ご高齢の方、集会出席が困難な方のために続けてお祈り致しましょう。

主日礼拝順序司会 小町 寛

奏楽 柏俣朝子

前 奏

さんび① わが主のみ前に(今月の賛美) イ賛美歌44番

聖書交読 詩篇120篇

祈 祷

主の祈り

さんび② 御霊は天より 福音賛美歌173番

使徒信条

聖 書 コリント人への手紙第Ⅰ 2章10~16節

メッセージ「御霊なる神様を受けている人」 牧師 野田 禎

聖 餐 式 しみもとがも

さんび③ 聖霊よ主のそばに 福音讃美歌171番

献 金 感謝祈祷 村上晴江

頌 栄 父・子・聖霊の 福音賛美歌271番

祝 祷

後 奏

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~ 1年で聖書全体が読めるコース~

8月3日(月) B:ヨブ33~34章、 ルカ24章

8月4日(火) B:ヨブ35~36章、 ピリピ1章

8月5日(水) B:ヨブ37~38章、 88篇

8月6日(木) B:ヨブ39~40章、 ピリピ2章

8月7日(金) B:ヨブ41~42章、 ピリピ3章

8月8日(土) B:箴言1~2章、 ピリピ4章

8月9日(日) B:箴言3~4章、 詩篇89篇

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2015/08/02 Ⅰコリント2:10-16 「聖霊なる神を受けている人」

新会堂工事の足場がとれ、幕もとれ、きれいな白い壁が見えるようになりました。とて

も美しい会堂です。来週には検査があって、建築基準法に沿って建てられているという許

可が下りますといつでも引越ができる状態になるそうです。

教会の前には看板があります。そこに秋子さんが毎週祈りつつ、書いてくださる書がし

るされています。道ゆく人達がその看板を見、次の礼拝はどのようなことが語られるのか

を見て行かれます。

今日は「聖霊なる神を受けている人」という題にしました。これは道ゆく人達の中には、

聖霊と精霊の区別がつかなかったり、ある方は、精霊は神ではなくて、単なる力、伝道の

ときに与えられる力、癒やしのお祈りをするときに与えられる力、人格者ではなくて、単

なる力という道具のように感じている人達がいることを、聖霊なる神様が私に教えてくだ

さったからです。

聖霊はまことの神様です。そしてご人格を持っておられる方です。

今日は 聖霊なる神を受けている人と題して語ります。

パウロから見て、コリント教会のクリスチャンに今必要な基本は何だと思いますか。そ

れは十字架の信仰と聖霊に聞き、聖霊に導かれて歩む。即ち、十字架と聖霊 ということ

です。パウロはコリント教会の人達には難しい古典の引用や、論理的な議論ではなく、非

常に基本的なこの 2つ、十字架と聖霊を中心に語ることに導かれています。

イエス様は人となって下さったまことの神様であり、救い主です。私たちの罪の為に十

字架にかかって下さいました。そしてイエス様を信じる者は、罪から救われて、永遠の生

命をもち、この世では罪を犯さないように、神様に道が示されます。その道を歩むときに

人は罪を犯すことから守られます。またイエス様を信じる者には、神の子どもとしての特

権、永遠の生命が耐えられます。やがて天国、パラダイスに行けるのです。

時々、郷里の母と電話をします。親孝行としてはお祈りすることと、時々電話する事を

心掛けています。母と話していて「私たちの帰るところは天国、私たちの国籍は天国なん

だよね」と話しますと。「そうそう、私たちはやがて天国に行く、この地上のすべてのも

のを置いて、天国にね」そう答えてくれました。天国に行けるという希望は、今を充実し

て神様問いきる者としますし、やがて天国に行けるという喜びと感謝と平和、そして期待

となります。

ですから十字架の信仰はとても大切です。

二つ目は聖霊がまことの神様という信仰も大切です。

聖霊は人格を持っておられるまことの神様です。そして私たちをすべての救いに関する

真理に導かれる方です。

神様はパウロを通してコリントのクリスチャンが確かになって欲しいと願っておられる

のは 十字架信仰の確立、そして聖霊に委ねて生きる信仰です。

この 2つ、十字架信仰、聖霊によって導かれて歩むとういのはキリスト教信仰の基本、

キリスト教の中心です。 この基本に生きるときに 信仰者は神の恵みを知って生きるも

のとなります。この恵みのことをヘブル語ではヘセッドといいます。

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さて、質問をします。

コリントのクリスチャンは聖霊を受けているでしょうか。

彼らの現状などのようなものでしょうか。

派閥 ある者は、パウロにつく、パウロ派といい、あるものは、ケパ、ペテロ派だとい

い、ある者は、アポロ派と言い、あるものはキリスト派だと自称していました。

偶像礼拝、不道徳 コリントという町が当然としてきたものにまた戻りそうな人達が

いました。

そのような世的なクリスチャンになっているので、コリントのクリスチャンは互いにク

リスチャンの方を自分より優れていると思うのではなく、自分こそあの人より優れたクリ

スチャンだといって、互いにそねみ合っていました。

皆さん、質問にもう一度戻りますが、このようなコリントのクリスチャンは聖霊を浮け

っているのでしょうか。どう思いますか。

答えは聖書に書かれています 12節私たちはこの世の霊を受けたのではなく、神の御霊を受けました。

聖霊を受けるしれないというのではなく「受けた」と書かれています。

一方このような人の事が書かれています。

生まれながらの人・・・・頑なにイエス様のことを拒絶し、否定しているひとのことで

す。

聖霊に満たされた人、 聖霊を受けた人 生まれながらの人

聖霊はまだイエス様のことを知らないで拒絶し、必要とも思っていない人にも働きかけ

てくださり、救いへの導こうといつもしておられます。

救いに導かれたときに その人は聖霊を受けた人となります。神様のことを内にいらっ

しゃる聖霊が教え導こうとして下さいます。

コリントのクリスチャンが、限りなく世的でありましても、彼らは神様を否定するよう

な生まれながらの人ではなく、12 節 御霊を受けた人達なのです。(御霊と聖霊は同じ意

味です。)

コリント教会の人達が正しい道に導かれるために、命令や強制、指示ではなく、内にい

らっしゃる聖霊によって内側に変化が起こっていくことをパウロは期待しています。コリ

ントのクリスチャンが聖霊に身を委ねるようになると、聖霊は彼らを愛によって 1つとし

てくださいます。コリント教会の信仰の回復の鍵は、十字架信仰と聖霊に委ねる信仰にあ

ります。

小学生のときに、音楽の時間にとても嬉しいことがありました。今でも覚えています。

一人ひとりが 線路は続くよ、どこまでも、 あの歌を歌うことになりました。私が歌

うと「野田さん、あなたは歌がとても上手です」と言われたのです。帰って来ても嬉しく

て嬉しくて方がありません。どうして嬉しいのか、それは自分の霊が一番分かっています。

それが表情にもでていたのでしょう。母親が仕事から帰ってくると、「母さん、今日とっ

ても良いことがあったんだよ」というと、母は「そうだね、何か良いことがあったみたい

だね、顔に書いてあるよ」と言いました。そして先生に歌が上手だと誉められたことを話

しました。 私の内にある霊によって、自分の心の状態をしることができたのです。

聖書にこう書いてあります 「人の心のことは、その人のうちにある霊のほか、誰が知

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っているでしょう。」

聖霊のこと(神様の恵みの世界)は、誰によって知ることができるでしょうか。

聖書にこう書かれています。 「聖霊によって知ると。」

先程、コリントの教会のクリスチャンが随分世的な生き方に戻っている事を話しました。

パウロはコリントの教会のクリスチャンが、内におられる聖霊に向かって霊的なアンテナ

を向けて欲しいと願っているのです。

そうそう、2 週間前に教会のアンテナをつけた話をしました。アンテナなどをネットで

安く購入して、ナデコシステムさんに頼んでつけていただきました。作業をしているとき

にナデコさんから電話が入りました。「先生、アンテナはどちらの方向を希望しておられ

ますか」私は言いました。「1 つは東京スカイツリーの送信所 、もう一つは埼玉送信所

方向にお願いします」

「はい分かりました」 教会の表からは見えませんが、東側にしっかりとしたアンテナが

つけられています。

東京スカイツリーも埼玉送信所も 富士見台からは見えません。しかし、正しい方向を

向くと、ちゃんと電波をキャッチすることができるのです。

アンテナ取り付けのことがあると、不思議と屋根のアンテナの方向が気になるようにな

りました。そしてアンテナの方向を見ただけで、あのアンテナスカイツリーに向いている

な、あのアンテナは東京タワーなだ、あのアンテナは埼玉送信局だなと分かるようになり

ました。 近くにロンシャンというパン屋さんがありますが、そのあたりを歩いていたら

一本だけ、いままでこの付近では見たこともないような方向にアンテナが向いていたので

す。アプリでどこの送信所に向けられているのか分かるので調べて見ました。何と 高尾

山の送信所でした。スカイツリーや東京タワーの方が近く、電波が強いのに、なぜ遠い高

尾山なのか、今も不思議に思っています。恐らく受信できる電波は弱いと思います。

どんなに良いアンテナがあっても、その方向性があってなかったら、電波をとらえるこ

とができません。コリントの教会のクリスチャンはアンテナの方向がバラバラだったので

す。そのアンテナを内にいらっしゃる聖霊に向けることができたら、今まで当然だと思っ

ていた世的な生き方、偶像礼拝、不品行が空しいことであるかを悟ることができ、神様に

喜ばれる生き方をし、まわりの人達に福音を 愛を持って大胆に語ることができるのです。

神様はすべての人が救われて真理をしるようになるのを望んでおられ、聖霊は一人ひと

りの心に働きかけてくださっています。アフリカにジミーという少年がいました。空に手

をかざすと、素晴らしい手が見えます。本当によく出来ています。彼は思ったのです。本

当の神様がいらっしゃって僕にこの手をくださっている。本当の神様はどこにいらっしゃ

るのか。ある人に聞くと港に行くと宣教師がいるからその人に聞いたら分かるかも知れな

いと。ジミーは港に行き、そして宣教師を通してイエス様を信じたのです。聖霊が聖書も

教会もしらなかったジミーの心に働いていてくださったのです。

イエス様を信じる時に、私たちは 私の心の中にお入り下さいと祈ります。 イエス様

を迎えた人は、キリストの霊と呼ばれる聖霊も同時に迎えているのです。言い方を変える

と聖霊を受けたのです。

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教会にユナちゃんがいらっしゃいます。生後 8日後からの姿を見ていますが、どんどん

大きくなって、今良く微笑み返してくれます。

人間には生まれた時があります。最初は赤ちゃんとして、そして成長していきます。

クリスチャンもイエス様を信じたとき、幼子として生まれます。そして信仰が成長して

行くのです。聖書に 成人 と言う言葉が出て来ましたね。成人というのは 大人と訳せ

るのですが、ギリシャ語ではテレイオス 完全 という意味です。

どのような完全でしょうか、聖霊によって導かれ、守れ、完全になるというのは愛にお

いて完全になるということです。 父なる神様が完全(テレイオス)であるように完全で

ありなさい。とイエス様が仰ったのは、愛における完全のことです。

イエス様は幼子のようにならなければ決して天の御国にはいれません。とおっしゃいま

した。幼子の素直さ、純粋さにしばしば教えられます。

一方、ことばや、行動が幼く、自分中心ということもあります。それは成長の段階です。

やがて成人になっています。

クリスチャンでも、最初は自分中心な幼児の信仰からスタートします。コリントのクリ

スチャンは幼児の信仰から成長して行ったとに、また幼児の信仰にもどって、僕が一番、

僕はこれがやりたい、という信仰状態だったのです。彼らが成長するには聖霊に導かれて

歩むことが大切でした。

ではどうやったら、大人の信仰 テレイオスという 完全な信仰になれるのでしょうか。

心の中に 王様が座られる王座があります。クリスチャンとしてスタートしたときに、

多くの人はこの王座に自分が座っています。普段はイエス様が座っておられるのに、大切

だと自分が思うときに、イエス様にその王座から降りてもらって自分がその王座に座って

判断をしてしまうのです。 大切なのは内にいます聖霊に委ねるということです。

聖霊に委ね導いてもらっていると、今までも見えていなかったことが見えてくるのです。

聖書を読めば読むほど、ああ、私はなんて聖書の基準からずれているのだろうか。

愛の足りないものであろうか。と感じる様になってくるのです。

先程イエス様が仰った事をもう一度言います。

天の父なる神様が完全であるように、あなたがたも完全でありなさい。

イエス様は私たちができないことをお命じにはなりません。

しかし、私たちの心を見ると、コリント教会のクリスチャンが持っているような課題が

沢山あったりするのです。どうしたら良いのでしょうか。

イエス様はこう仰いました。「悲しむ者は幸いです。その人は慰められるからです」

ああ、自分はとても神様の願っておられる愛の姿、謙遜さから遠いと悲しむときにこそ、

神様の恵みときが来るのです。

ここの王座をイエス様に完全に明け渡すのです。

これは 全き献身と信仰によって 明け渡すことができるのです。それも聖霊が導いて

くださって、明け渡すことができるのです。

その信仰のことを きよめ と私たちの教会では言います。 このきよめの信仰に立つ

ときに、神様は聖霊で私たちを満たしてくださいます。そして神の愛に満たされます。ま

すます、主を愛し、イエス様がいのちを献げてくださった教会を愛するようになるのです。

大切なのはじたばたしないで聖霊に身を委ねることです。

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パウロはコリントのクリスチャンに 聖霊に身を委ねて欲しいと願っているのです。

そして神様は私たちに聖霊に身を委ねることを願っておられます。

後に船橋教会の牧師になる岩城幸造という青年が戦争中、中国にいました。

敗戦後後、ロシア軍が彼がいた地域も次々と支配していきました。

夜、逃れるために移動していたときに、ある橋を渡らなければなりませんでした。

抜き足差し足、真っ暗で何も前が見えない、何かがあたりました。そして聞こえたのは

ロシア語でした。兵士が橋の上で寝ていたのです。岩城青年は 橋から川に飛び込みまし

た。すると橋の上から兵士達が銃で撃ってきました。

彼はじたばたしません。クリスチャンの彼は、聖霊に身を委ねるごとく、川の流れに身

を委ねました。このときにじたばたして音をたてていたら、音の方向に向かって銃口が向

けられていたでしょう。不思議にもからだが浮いて、気がついたら対岸についていたので、

そこからまた南に、南に逃げていったのです。

この話は平位全一先生が話してくださったことです。

聖霊に身を委ねる。クリスチャンは聖霊を受けているということを今日聖書を通して学

びました。しかし、クリスチャンに必要なのは全き信仰と献身をもって聖霊に身を委ねる

ことです。