テスコン2015 チームfujiプレゼン資料
TRANSCRIPT
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テスト設計方針
◆ トップ&ボトムアプローチによる 精度の高いテスト設計の実現
◆ 開発チームとの連携を可能にする 自動販売機システムのモデル化
◆ テスト対象の可視化による テスト設計の容易性向上
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テスト設計作業概要
設計準備 設計本番
事前調査
要求分析
リバースエンジニアリング
テスト観点抽出
レビュー
リスク分析
モデル化
詳細分析
テストレベル整理
テストケース作成
トッ
プ&ボトムアプローチ
連携 可
視化
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事前調査
「自動販売機の文化史」 ◆「自分一人の少額衝動買い」が可能な経済圏であること ◆利益性より利便性が重視されるビジネスモデル
「自販機の仕様・構造・特徴」 ◆ラック構造、温度制御機構、金庫の仕組み
「リモコンシステム操作の手引き」 ◆実際の設定方法とその内容
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ライフサイクル
要求分析
企画
営業
テスト
開発
設置
保守
運用
利用
経営者
開発者
テスタ
営業
オーナー
ユーザ
巡回者
修理
当り前 魅力 反対
売上げアップ 乗り換え リコール
シンプル設計 最先端 仕様変更
資料あり バグゼロ 仕様変更
売りやすさ 乗り換え 評判悪い
利益獲得 ノータッチ 低サービス
すぐ買える 好みの商品 買えない
すぐ使える 操作容易 故障し易い
頑丈 修理が容易 修理が困難
関係者
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リバースエンジニアリング
テストベース
FV 表
ステークホルダ
当り前・魅力・反対
トッ
プダウン
ボトムアッ
プ
整合性確認
「盗難防止」 VS 「すぐ買える」 VS「故障時停止」
>「信頼性を最重視」
「 24 時間販売」 VS 「販売時間」
>「屋内 or 酒類 販売」
「懸賞はオマケ」 VS 「仕様が豪華」
>「懸賞に特化!?」
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モデル化②( Fujiブロック図)
機能モデル例
温度制御機能
温冷種別
商品
適温範囲
温度センサ
加熱 /冷却器
温度状態監視
ラック内準備状態
格納庫
ラックCPU
加熱 /冷却 / 保温 /温度制御停止
商品温度
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Fujiブロック図
Fujiブロック図の利点①
仕様の切り分けと可視化• 個々の機能で切り分け、情報を整理• 機能とその動作の可視化でテストケース作成が楽
テストベース記述
機能 1– 仕様 1
機能2– 仕様2– 仕様3– 仕様4
モデル化
某章– 仕様1– 仕様2– 仕様3
別章– 仕様4
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テストケース作成
「単体テスト」 機能単体に対する入力データと出力結果 販売ボタン等の各部品の動作確認
「結合テスト」 機能間でのデータの送受信と整合性 関連する一連の機能の挙動
「システムテスト」 ステータスへの書込みと読込み メイン CPU による各機能に対する制御
「受入れテスト」 ユーザの操作(ユースケース) ステークホルダの持つ要求また は避けたい事態
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まとめ
◆ トップ&ボトムアプローチによる 精度の高いテスト設計の実現
→各作業をトップとボトムから相互チェック
◆ 開発チームとの連携を可能にする 自動販売機システムのモデル化
→Fujiブロック図による制御と機能のモデル化
◆ テスト対象の可視化による テスト設計の容易性向上
→ Fujiブロック図によるテストベースの可視化