何故Scalaを選んだのか？  ～アドテクスタジオの場合～

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自己紹介• 神田勝規（かんだかつのり）  

• 株式会社サイバーエージェント  

• アドテクスタジオ  AMoAd所属  

• potix2@twitter  /  github  • 毎月LispMeetup(shibuya.lisp)を開催してます

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アドテクスタジオ• 2013年10月設立  

• 在籍しているエンジニア  250人くらい  

• 使われている言語  

– Java,  Scala,  PHP,  Ruby...  • 業務でScalaを書いているエンジニア  

• 全体の3割くらい

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はじめてのScala@AMoAd

• 2013年の6月頃から使いはじめた  

• Scalaを使った経験者がほぼいない  

• 既存バッチの置き換え  

• Scalaの開発経験を稼ぐところから

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何故、Scalaを選んだのか?

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エンジニアからの要望が多かった

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コードをシンプルに書ける

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並列・分散処理が書きやすい

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Scalaを導入して良かった例

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Hadoopジョブの置き換え• Hadoopジョブのパフォーマンス改善が急遽必要になった  

• Hadoopの扱いに慣れているメンバーがいない

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Scaldingを使ってみて• Scalaのコレクション操作のようにHadoop

ジョブを組むことができた  

• テストが書ける！（cf.  Hive）  

• リリース前倒し  

• パフォーマンスも問題ないレベル

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Scaldingの簡単な例

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class  WordCountJob(args  :  Args)  extends  Job(args)  {      TypedPipe.from(TextLine(args("input")))          .flatMap  {  line  =>  line.split("""\s+""")  }          .groupBy  {  word  =>  word  }          .size          .write(TypedTsv(args("output")))  }

引用)  https://github.com/twitter/scalding

Scala導入に際してやったこと

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社内で読書会• Functional  Programming  in  Scala  • 良かった点  

• チーム内での共通言語を増やせた  

• 悪かった点  

• 途中でジョインしたメンバーが参加しづらかった

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Scalaもくもく会• Scalaを使う業務を持ち寄って黙々と作業  

• 良かった点  

• ノウハウが共有された  

• 悪かった点  

• 自然消滅した

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いま抱えている課題• Scalaをどうやって学習すればいいのか?  

• ライブラリやフレームワークが乱立していて選定に困る  

• ベストプラクティスがわからない

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最近のScala利用例

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まとめ• エンジニアのモチベーション重要  

• Scalaは記述力が高くてコードがシンプルに  

• その反面、学習コストが高くなりがち

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