可視化法学ポスター超会議2016 チラシ

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可視化法学とは 仕組み 作ってみた 終わりに 可視化法学 芝尾幸(@shibacow) 可視化法学とは、分かりにくい法を情報技術やデータ分析をいて可視化する試みだ。「法の可視 化」といえば、「取り調べの可視化」と誤解されるが、これは法間のつながりや構造を明らかにする プロジェクトだ。法は系で、間が判断するもので情報技術とは無縁だと考えられてきた。由は 2つある。コンピュータがだったこと。法家とエンジニアはで分けられ交が無かったから 今回の可視化は、法に含まれる他の法の参照をリンクとしてつなげることでなっている。えば、救急救命法には、刑法への参 照が含まれる。 救急救命法 <引> (秘密保持義務等) 第七条2 登録事務に従事する指定登録機関の役員は職員は、 (明治四法第四五号)()、法により公務に従事する職員とみなす。 刑法 </引> このように法には他の法への参照が含まれる。この参照を使って様々な分野で中となる法を抜き出した。今回作ったものでは法 はその参照数に応じて、円のサイズをきくしている。えば刑法は、刑事分野で450もの法から参照されている。 また、ForceAtlas2というレイアウトをいてグラフを作っている。結果として似た法は、近い場所に集まるようになっている。 えば、刑事分野では、売春防法と少法、保護法、保護事業法は近い場所にあり、刑事の分野でありながら厚や福祉に近 いジャンルであることが分かる。 法データは、法データ提供システムをした。http://law.egov.go.jp/ この仕組を使って幾つかの法をてみる。 事項の分類は、先に上げた法データ提供システムをした。 憲法分野 憲法分野には、本国憲法がきなジャンルを構成している。、沖縄の帰に伴う特別措置に関する法が きなウェイトを占めている。そういえば沖縄はアメリカに占されていたのだなということを思い出す。また その法は、本国憲法と同じく多くの法から参照されており占された地が帰するには憲法作るくらい きな変が必要なのだなと感じた。 化分野 化分野では、きく3つのカテゴリーがある。化財保護法、著作権法、後国の休に関する法だ。変わった ところでは、気象業務法というものもある。 インタラクティブなwebを作った 単に静画を作るだけでなく、 web も作った。試作版であるが、こちらはグリグリ動かすことが出来る。 http://shibaok.net:5555/ こちらで動くものを触ることが出来る。正式なものではなく、α版なので、動いていないか も知れない。 法の構造を情報技術を使って解析し可視化した。今後は、次のような改をしたい。 * インタラクティブなwebを使いやすくする。 * 国別の法を可視化する * 194519551965...と代ごとの法の関連を可視化する(法がどのように進化していったか分かる)。 * 条へのリンクを作る。 * どうしてこの法とこの法が繋がっているのか発で分かるようにする。 法は今まで極めてアナログなものだと思われてきた。しかし、情報技術の発展によって、法も他の物と同じようにデータ分析の対象 になってきている。私はこのれを進めたいと思っている。 また、法や政の可視化に興味があると交したいので声をかけて欲しい。 をフォロー。 @shibacow だ。現在では、コンピュータ能も向上し、データ分析の技術も向上したため、複雑な法の構造も解析出来るようになってきた。今回 は、そのようなプロジェクトを紹介する。

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Post on 25-Jan-2017

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    450ForceAtlas2http://law.e-gov.go.jp/

    webweb http://shibaok.net:5555/

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