[2016年度]国際機関情報の探し方セミナー :...

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北北北北北北北北北北 北北北北北北北北 (、 EU 北北北北北北2016 北北 北北 北北北北北北北北北北北北北 北北北北北北北北北北北北北北SDGs 北北北北北北北北北北 北北北北‐北北北北北 () 1 H28/10/12( 北 )14( 北 )18( 北 )20( 北 )24( 北 )26( 北 ) 18:30-19:30 北北北北北北北北北北 北北 北北北北北北北北 UN Photo by Cia Pak

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1

北海道大学附属図書館(国連寄託図書館、 EU 情報センター)2016 年度 後期 アカデミックスキルセミナー

国際機関情報の探し方セミナー:SDGs (持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知

H28/10/12( 水 )14( 金 )18( 火 )20( 木 )24( 月 )26( 水 ) 18:30-19:30

北海道大学附属図書館 本館 リテラシールーム

UN Photo by Cia Pak

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2

各スライドの右上にあるアイコンの見方

   → 講師がスライドを基にお話しします

   → 講師と一緒に Web 画面を操作します

   → 各自の端末で取り組んでいただきます

    と   がみなさんに手を動かしていただく箇所で

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持続可能な開発目標( SDGs : Sustainable Development Goals )

3

• 2030 年までの国際開発目標– 2015 年までの MDGs の成果が土台–日本を含む全ての国が対象– 17 の目標、 169 のターゲット、 230 の指標             → 多くは数値目標

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このセミナーの目的

4

• SDGs の指標の多くは統計として   無料の Web ツールで入手可能

→ 入手の流れを実習形式で紹介→ 自ら SDGs の進捗状況を把握する術を 身に付けよう

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このセミナーの企画・実施の動機・国連寄託図書館の担当者として → SDGs の周知・図書館職員として →現代社会に深く関わるリテラシーに寄与

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SDGs の進捗状況を把握する

→ はじめに、簡単な全体像をつかみたい場合は

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7

The sustainable development goals report 2016

• SDGs の初めての年次報告書(以下、 SDGs 報告書と省略)

検索キーワード[SDGs report]で上位にヒット

HOME を押すと・・・

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Sustainable Development Goal indicators website

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• 国連統計局の SDGs 指標 Web サイト (以下、 SDGs indicator と省略)

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SDGs indicator は後でまたアクセスします

9

画面はそのままに

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国連広報センターによるSDGs 報告書の翻訳(概要)

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• 日本語で概要をつかみたいならここ!

検索キーワード [SDGs 進捗 ] で上位にヒット

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SDGs の進捗状況を把握する

→ 次に、個々の指標を掘り下げて把握する

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SDGs indicator で指標を見てみる

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SDG INDICATORS-Global Database

Select an SDG indicator-1.1.1→Go ボタン

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指標を見てみる

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データフィールド

情報源などの注釈

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キレイな Web サイトだが動作が重たい場合や、表が見にくいことも

→ 別のサイトで見られないか?

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UNData

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• 国連の統計ポータルサイト

[UNData] で検索

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UNData トップページ概要

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国連ファミリーの統計データを横断検索 用語集 引用元データについて

各データベースへ各国の統計データおよび 各国の統計の官庁サイトへ

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UNData  →  Sustainable Development Goals indicators

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Sustainable Development Goals indicators

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• UNData のページ内でツリー状に表示される

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先ほどと同じ指標を見てみる

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Goal 1 -1.1 -1.1.1 - 上の項目の View data

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先ほどと同じ指標を見てみる

20

データフィールド

Metadata Repository をクリック

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さらに詳しく知りたいとき

21

See metadata(1) をクリック

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• 指標の定義や、算出方法などを記載• 末尾の References には Web ツールの情報

が載っていることも

Metadata

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PovcalNet

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• 世界銀行が作成する貧困に関する統計のWeb ツール

PovcalNet

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任意の国の 1 日1.9米ドル以下で暮らす人の割合を見てみよう

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World Development Indicators• 同じく世界銀行が作成する統計書 / ツー

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Data

World Development Indicators

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World Development Indicators• 主に発展途上国について様々な視点の統

計がまとめられている。– SDGs の指標と重なる点も多い。

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Online Tables

気になる統計を見てみよう

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『世界経済・社会統計』

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• World Development Indicators の日本語版。• 最新版は 2013/2014 年。• タイムラグはかなりあるが日本語で読めるのが利点。

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このように UNData と SDGs indicatorを出発点にさまざまな Web ツールをご紹介しかし、 17 の目標をすべて触れる時間は無

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そこで・・・

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まず、 17 の目標を 3 のグループに分け、そのうちの 1グループに焦点を絞る

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1 から 4 のうち、どれか1つ選ぼう

① 福祉や教育などについて: 1,3,4,5,8,11,16

② 農林水産業や環境などについて: 2,6,13,14,15

③ エネルギーや経済などについて: 7,8,9,10,12,16,17

④ 上記3つのどれでも OK

29

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ここからは参加されたみなさんの

選択に応じて一部分のスライドのみ触れます

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① 福祉や教育などについて

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   SDGs 目標 1 :貧困をなくそう

32

• 指標の例

– 1 日 1.9米ドル以下で暮

らす人の割合

– 社会保険(年金など)で

保障される人の割合

– 災害の被害者数

取り上げるのはこれ

紹介するツールは世界銀行の ASPIRE

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   SDGs 目標 3 :すべての人に健康と福祉を

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• 指標の例

– 妊産婦死亡率

– 顧みられない熱帯病の治療を要する人

– 自殺死亡率

– 成人のアルコール摂取量

– 交通事故による死亡率

– 医療従事者の密度

取り上げるのはこれ

紹介するツールはWHO の  

Global Health Observatory

data repository

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顧みられない熱帯病の補足主にアフリカやアジアなど、開発途上国の貧しい人々の間で蔓延(まんえん)している重篤な感染症や伝染病のうち、3大感染症と呼ばれるエイズ/HIV 、結核、マラリア以外の病気。フィラリア症、デング熱、 住血吸虫症、リーシュマニア症、アフリカ・トリパノソーマ症(眠り病)、シャーガス病などがある。これらの病気は、3大感染症に比べると死亡者数が少ない ため、先進国において研究や医薬品開発が大きく立ち遅れてきた。しかし近年、世界全体で推定10億人以上が何らかのNTD に罹患(りかん)しており、とく に熱帯地域での蔓延が極めて深刻であることが判明。そのため世界保健機関(WHO)は、1995年より熱帯病に関する研究訓練特別計画( The Special Programme for Research and Training in Tropical Diseases/TDR)を設けて、予防、排除、撲滅に取り組んでいる。2008年7月に開催された洞爺湖サミットでは、 NTD に感染した少なくとも 75%の人々に支援を届けるため、活動を始めることで合意がなされた。           (出典:イミダス2016 )

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   SDGs 目標 4 :質の高い教育をみんなに

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• 指標の例

– 初等教育、中等教育を修了した児童・生徒

の割合

– 就学前教育を受けている幼児の割合

– ICT スキルを有する若者・成人の割合

– 訓練を受けた初等教育の教師の男女比

– 一定の読解力と数的思考力を有する人の割

取り上げるのはこれ

紹介するツールはユネスコのUIS Statistics

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   SDGs 目標 5 :ジェンダー平等を実現しよう

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• 指標の例

– 若年婚の割合

– 無給労働に費やす時間の割合

– 管理職における女性の割合

– 土地について女性に同等の権利を

与えている国の割合

– 性別の携帯電話所有割合

取り上げるのはこれ

紹介する Web ページはユニセフの MICS な

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   SDGs 目標 8 :働きがいも経済成長も

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• 指標の例

– 性別、年齢、障害の有無による

失業率

– ニートの若者の割合

– 児童労働に従事する子どもの割

合と数

– 移民の労働災害の頻度

取り上げるのはこれ

紹介するツールは ILO の ILOStat

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   SDGs 目標 11 :住み続けられるまちづくりを

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• 指標の例

– 都市においてスラムなどに住む

人の割合

– 公共交通機関に簡単にアクセス

できる人の割合

– 都市における微小粒子状物質

(PM2.5 など ) のレベル

取り上げるのはこれ

紹介するツールは UN-Habitatの Urban Data

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   SDGs 目標 16 :平和と公正をすべての人に

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• 指標の例

– 殺人事件の被害者数

– 体罰などを受けた子どもの割合

– 性暴力を受けた若者の割合

– 出生届が出された赤ちゃんの割

取り上げるのはこれ

紹介するツールは UNODC のData portal

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1 から 8 のうち、どれか1つ選ぼう

① 社会保険(年金など)で保障される人の割合② 顧みられない熱帯病の治療を要する人③ 訓練を受けた初等教育の教師の男女比④ 若年婚の割合⑤ 性別、年齢、障害の有無による失業率⑥ 都市においてスラムなどに住む人の割合⑦ 殺人事件の被害者数⑧ 上記 7 つのどれでも OK

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   SDGs 目標 1 :貧困をなくそう

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• 社会保険(年金など)で保障される人の割合UNDATA の SDGs indicatorGoal 1  →  1.3  → 1.3.1Proportion of the population covered by social insurance programs

Page 42: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

社会保険(年金など)で保障される人の割合

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• 統計データを見てみよう

Page 43: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

社会保険(年金など)で保障される人の割合

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• Metadata によると ASPIRE が挙げられている

[WB ASPIRE]で検索

Page 44: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   ASPIRE

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• 世界銀行による発展途上国の社会的保護の指標をまとめた Web ツール

INDICATORS AT A GLANCE Table 2

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   ASPIRE indicators at a glance

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下位 20%の 貧しい人々や上位 20%の 豊かな人々の値も分かる

• 詳細な表を簡単に表示できる

Page 46: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   World DataBank : ASPIRE

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BUILD YOUR OWN REPORT

• 次はカスタマイズしたデータ抽出を行う

Page 47: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   World DataBank : ASPIRE

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国:このアイコンを押すと全ての国にチェックが入る 項目:この3つにチェッ

• 都市部と農村部のここ 5 年の値を見てみる

Page 48: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   World DataBank : ASPIRE

48

年:「 5」をクリック

レイアウトを押して以下のとおり変更

最後に画面中央のAPPLY CHANGES をクリック

Page 49: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   World DataBank : ASPIRE

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一覧しやすい表ができた

Excel などに  ダウンロードも可

Page 50: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

• 低所得国で何らかの社会扶助または社会的保護を受けている人々の割合は 5人に1人と、上位中所得国の 3人に 2人と比べて低くなっています。

(出典:国連広報センター Web サイト)

SDGs 報告書では

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学校給食のカバー率を調べる

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ヒント

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   SDGs 目標 3 :すべての人に健康と福祉を

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• 顧みられない熱帯病の治療を要する人UNDATA の SDGs indicatorGoal 3  →  3.3  → 3.3.5Number of people requiring interventions against neglected tropical diseases

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  顧みられない熱帯病の治療を要する人

53

• 統計データを見てみよう

Page 54: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  顧みられない熱帯病の治療を要する人

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• Metadata に挙げられている URL にアク

セス

[WHO NTD]で検索すると早い

Page 55: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  顧みられない熱帯病の治療を要する人

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NTD data in the Global Health Observatory (GHO)

Onchocerciasis

Page 56: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

インタラクティブグラフ・マップ

56

View interactive graph

他の指標や年も見てみよう

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Global Health Observatoryデータ

57

View data

表を見比べてみよう

Page 58: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  

58

• HIV 、マラリアおよび結核の感染者数は、全世界で 2000年から 2015 年にかけて減少しました。しかし、 2015 年の時点でも、 210万人が HIV に新たに感染し、 2億1,400万人がマラリアを発症したものと見られています。世界人口のほぼ半数がマラリア感染のリスクにさらされていますが、サハラ以南アフリカは 2015 年の全症例の89% を占めています。

(出典:国連広報センター Web サイト)

SDGs 報告書では

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  Global Health Observatory  で成人のアルコール摂取量を調べる

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例えば、このような表がある

Page 60: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

60

• 訓練を受けた初等教育の教師の男女比

UNDATA の SDGs indicatorGoal 4  →  4.5  → 4.5.1Gender parity index of teachers in primary education who are trained

   SDGs 目標 4 :質の高い教育をみんなに

Page 61: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

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  訓練を受けた初等教育の教師の男女比

• 統計データを見てみよう

1 を超えれば女性教師の方が教員養成課程などを経ている割合が高いことを示している

Page 62: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

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  訓練を受けた初等教育の教師の男女比

• Metadata に挙げられている URL にアク

セス

[UNESCO UIS]で検索すると早い

Page 63: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

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  訓練を受けた初等教育の教師の男女比

Go directly to UIS.Stat

Page 64: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

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UIS Statistics

Education-Human resources -Teachers -Teachers by teaching level of education

Customise-Selection -Indicator

• 先ほどの統計をもう少し詳細に見てみる

Page 65: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

65

UIS Statisticsこれら 6 つにチェック

Page 66: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

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UIS Statistics

Time

2014Customise layout

Page 67: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

67

UIS Statistics

Indicator をドラッグ&ドロップ

View Data

Page 68: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

68

UIS Statistics

一覧しやすい表ができた

Excel などに  ダウンロードも可

Page 69: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

69

SDGs 報告書では

• (注:取り上げた指標とはテーマが異なりますが)             2013 年の時点でも、 7億 5,700万人の成人( 15歳以上)が読み書きできない状態にありますが、その 3分の 2 が女性です。

(出典:国連広報センター Web サイト)

Page 70: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

70

SDGs 報告書の下記の図をUIS Stat で確認する

(出典:国連広報センター Web サイト)

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   SDGs 目標 5 :ジェンダー平等を実現しよう

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• 若年婚の割合

UNDATA の SDGs indicatorGoal 5  →  5.3  →  5.3.1Proportion of women aged 20-24 years who were married by age 18

Page 72: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

若年婚の割合

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• 統計データを見てみよう

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若年婚の割合

73

• Metadata に挙げられている URL にアク

セス

まずは [unicef data] で検索

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若年婚の割合

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Child marriage Download data

Page 75: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

若年婚の割合

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ダウンロードしたExcel ファイルのSource欄を見ると「MICS」や「 DHS」が目立つがこれは何?

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  MICS :   Multiple Indicator Cluster Surveys

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• unicef が主導する子どもに関する国別調査• 主に発展途上国を対象に実施• 一部のレポートは unicef のサイト内で入手可能。

(データセットの利用は事前登録を要する)

MICS のメインページ( [unicef MICS] で検索)

レポートは Surveys で一部入手可(要事前登録)

Page 77: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  DHS :   Demographic and Health Surveys

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• 米国国際開発庁( USAID )の基金による人口や健康に関する国別調査

DATA-STATCOMPILER

CHOOSE INDICATOR

[DHS program] で検索

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  DHS: Statcompiler

78

Complete ListMarriage-Percentage first married by exact age -Women -Women first married by exact age 18

NEXT

Page 79: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  DHS: Statcompiler

79

NEXT

Select All

Age (5-year groups)

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  SDGs 報告書では

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• 全世界の 20歳から 24歳までの女性のうち、 18歳の誕生日を迎える前に結婚していたと報告する者の割合は、 1990 年頃の 32% から、 2015 年頃の 26% へと低下しています。

(出典:国連広報センター Web サイト)

Page 81: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   DHS: Statcompiler で  無給労働に従事する女性 /男性の割合を調べる

81

ヒント

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   SDGs 目標 8 :働きがいも経済成長も

82

• 性別、年齢、障害の有無による失業率

UNDATA の SDGs indicatorGoal 8  →  8.5  → 8.5.2Unemployment rate

Page 83: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  性別、年齢、障害の有無による失業率

83

• 統計データを見てみよう

Page 84: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  性別、年齢、障害の有無による失業率

84

• Metadata に挙げられている URL にアク

セス

[ILOSTAT] で 検索すると早い

Page 85: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   ILOSTAT

85

• 失業率について詳しいデータを入手する–ただし、障害の有無による失業率の網羅的デー

タは現時点では乏しいとのこと

Find Data

Browse by subject

Page 86: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   ILOSTAT

86

Unemployment-by sex, age and education

Customize

Page 87: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   ILOSTAT

87

Time & Frequency:2013 to 2015

Age:15-24

Page 88: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   ILOSTAT

88

Apply Filters

Download

若者の性別・学歴別の失業率が入手できた

Page 89: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

SDGs 報告書では

89

• 2015 年の失業率は、男性の 5.8% に対し、女性は 6.7% となっています。ジェンダーの不平等が際立っている西アジアと北アフリカでは、女性の失業率が男性の2倍を超えています。

(出典:国連広報センター Web サイト)

Page 90: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

• ある新聞記事によると EU の中で、イタリア,フランス,ギリシャなどの失業率は 10%を超えるとのこと–いずれかの国の失業率を調べる(ヒント:

Country profiles が便利)

ILOSTAT: 国ごとのデータ

90

Page 91: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 11 :住み続けられるまちづくりを

91

• 都市においてスラムなどに住む人の割合

UNDATA の SDGs indicatorGoal 11  →  11.1  → 11.1.1Proportion of urban population living in slums

Page 92: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  都市においてスラムなどに住む人の割合

92

• 統計データを見てみよう

Page 93: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  都市においてスラムなどに住む人の割合

93

• Metadata には UN-Habitat が挙げられてい

る。

[UN habitat] で検索

Page 94: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  都市においてスラムなどに住む人の割合

94

URBAN KNOWLEDGE

今回は Urban Data をご紹介

Page 95: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   Urban Data : Compare cities

95

Compare Randomize

Page 96: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   Urban Data : Compare cities

96

都市間の比較が できる

選べる指標は少ない

Page 97: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   Urban Data : Explore data

97

Explore

Percentage of slum population in urban area

地図上で見渡すことができる

Page 98: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   Urban Data : Explore data

98

特定の国を選択

経年変化を見ることができる

Page 99: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

SDGs 報告書では

99

• 2014 年の都市部スラム居住者は 8億8,000万人と、世界の都市人口全体の30% を占めていますが、 2000 年にはこの割合が 39% に上っていました。

(出典:国連広報センター Web サイト)

Page 100: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

100

• 日本と中国、都市人口の割合が高いのはどちら?

Urban Data を使って

Page 101: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 16 :平和と公正をすべての人に

101

• 殺人事件の被害者数

UNDATA の SDGs indicatorGoal 16  →  16.1  →  16.1.1Number of victims of intentional homicide per 100,000 population

Page 102: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

殺人事件の被害者数

102

• 統計データを見てみよう

Page 103: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

殺人事件の被害者数

103

• Metadata に挙げられている URL にアク

セス

[UNODC data portal]で検索

Page 104: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

UNODC data portal

104

Crime and Criminal Justice-Homicide -Homicide counts and rates (2000-2014)

Run report

Page 105: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

UNODC data portal

105

表のカスタマイズはできないので見やすくしたい場合などはダウンロードして整形するとよい

Page 106: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

SDGs 報告書では

106

• 2008 年から 2014 年の開発途上国における殺人発生率は、先進国の 2倍に上っています。

• 2011 年にピークを迎えた全世界の人身取引犠牲者のうち、子どもの割合は 34%と、 2004 年の 13% を大きく上回っています。

(出典:国連広報センター Web サイト)

Page 107: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

UNODC data portal でドラッグの統計を見てみる

107

• 日本の注射麻薬使用者の推計人数は?その情報源は?

ヒント

Page 108: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

② 農林水産業や環境などについて

108

Page 109: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 2 :飢餓をゼロに

109

• 指標の例

– 栄養不足の人の割合

– 低体重児の割合、肥満児

の割合

– 家畜の在来品種のうち、

絶滅のリスクのある割合

取り上げるのはこれ

紹介するツールはFAO の FAOSTAT

Page 110: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 6 :安全な水とトイレを世界中に

110

• 指標の例

– 改善された飲み水を利用でき

る人の割合

– 水ストレス度:資源量に対す

る取水量の割合

– 水資源の管理計画を策定して

いる国の割合

取り上げるのはこれ( WHO/UNICEF JMP )

もしくはこれ( FAO のAQUQSTAT )

Page 111: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 13 :気候変動に具体的な対策を

111

• 指標の例

– 災害の被害者 /被災者数

– 気候変動に関する統合

的な計画などを立案を

目指す国の割合

取り上げるのはこれ

紹介するツールはCRED の EM-

DAT

Page 112: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 14 :海の豊かさを守ろう

112

• 指標の例

– 生物の持続可能性が保た

れるレベルの漁業資源の

割合

– 海洋の酸性度

– 海洋保護区などの割合

取り上げるのはこれ

紹介するのは FAO 水産養殖局の Web サイ

Page 113: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 15 :陸の豊かさも守ろう

113

• 指標の例

– 陸地に占める森林面積の割合

– 生物多様性の観点で重要な場所が

保護区に含まれる割合

– レッドリストインデックス(絶滅

のおそれのある野生生物の状況を

表す指標)

取り上げるのはこれ

紹介するのは FAOの Global Forest

Resources Assessments

Page 114: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

1 から 7 のうち、どれか1つ選ぼう

① 栄養不足の人の割合② 改善された飲み水を利用できる人の割合③ 水ストレス度:資源量に対する取水量の割合④ 災害の被害者 /被災者数⑤ 生物の持続可能性が保たれるレベルの漁業資源

の割合⑥ 陸地に占める森林面積の割合⑦ 上記 6 つのどれでも OK

114

Page 115: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 2 :飢餓をゼロに

115

• 栄養不足の人の割合

UNDATA の SDGs indicatorGoal 2  →  2.1  →  2.1.1Prevalence of undernourishment

Page 116: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

栄養不足の人の割合

116

• 統計データを見てみよう

Page 117: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

栄養不足の人の割合

117

• Metadata に挙げられている URL にアク

セス

[FAO food security stats] で検索

Page 118: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

FAO Hunger Map

118

全体像がわかる

Page 119: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

Food security indicators

119

各種指標を Excelで入手できる

Page 120: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

FAOSTAT

120

FAOSTAT

GO TO WEBSITE

Page 121: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

FAOSTAT

121

• 栄養不足の人の割合について任意の統計を抽出する

Food Security-Download

Suite of Food Security Indicators

Page 122: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

FAOSTAT

122

SELECT ALL

SELECT ALL

Value

Prevelence of undernourishment

Page 123: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

FAOSTAT

123

PIVOT PREVIEW

見やすい表ができた

Page 124: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

SDGs 報告書では

124

• 飢餓に苦しむ人々の割合は、世界全体で2000-2002 年の 15% から、 2014‐2016 年の 11% へと低下しました。それでも、全世界で依然として 8億人近くが、十分な食料を手にできていません。

(出典:国連広報センター Web サイト)

Page 125: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

• 発育不全状態( stunted )にある 5歳未満児の割合を表示する。

FAOSTAT で他の統計を調べる

125

ちなみに・・・• 5歳未満の肥満児の割合は、 2000 年から 2014 年にかけて

20%近く上昇しました。この年齢層では、 2014 年の時点で約4,100万人が肥満状態にありますが、そのうちほぼ半数はアジアに暮らしています。

(出典:国連広報センター Web サイト)

Page 126: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 6 :安全な水とトイレを世界中に①

126

• 改善された飲み水を利用できる人の割合

UNDATA の SDGs indicatorGoal 6  →  6.1  →  6.1.1Proportion of population using improved drinking water sources

Page 127: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  改善された飲み水を利用できる人の割合

127

• 統計データを見てみよう

Page 128: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  改善された飲み水を利用できる人の割合

128

• Metadata に挙げられている URL にアク

セス

[WHO UNICEF JMP]で検索

Page 129: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

WHO / UNICEFJoint Monitoring Programme

129

• 飲み水の利用について詳細を見てみるDATA

TABLES

ここを クリック

Page 130: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

WHO / UNICEFJoint Monitoring Programme

130

PARAMETERS(COLUMNS)

Water に全てチェックSanitation のチェックは外す

Page 131: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

WHO / UNICEFJoint Monitoring Programme

131

ここをクリック 詳細を表示できた

Piped on Premises:水道管が引かれている

Surface Water : 川や池などの水を利用

Page 132: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

SDGs 報告書では

132

• 2015 年の時点で、世界人口全体の 91%にあたる 66億人が、改良飲料水源を利用していますが、 2000 年にはこの割合が82% にすぎませんでした。しかし、 2015 年になっても、 6億 6,300万人が依然として未改良の水源または地表水を利用しています。

(出典:国連広報センター Web サイト)

Page 133: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

WHO / UNICEFJoint Monitoring Programme で

以下を確認する

133

• 2000 年から 2015 年にかけ、改良衛生施設を利用する人々の割合は、世界人口の 59% から68% へと上昇しました。それでも、 24億人が置き去りにされています。その中には、まったく衛生施設を使えず、依然として屋外で排せつしている 9億 4,600万人が含まれています。

(出典:国連広報センター Web サイト)

Page 134: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 6 :安全な水とトイレを世界中に②

134

• 水ストレス度:資源量に対する取水量の割合

UNDATA の SDGs indicatorGoal 6  →  6.4  →  6.4.2Level of water stress: freshwater withdrawal as a proportion of available freshwater resources

Page 135: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  水ストレス度:資源量に対する取水量の割合

135

• 統計データを見てみよう

Page 136: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  水ストレス度:資源量に対する取水量の割合

136

• Metadata に挙げられている URL にアク

セス

[AQUASTAT] で検索

Page 137: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

テーマで調べる

国で  調べる

メインデータベース:国、年、統計の項目などを細かく設定・表示する場合はこちら

AQUASTAT

137

Page 138: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

Water uses

AQUASTAT

138

Proportion of renewable water resources withdrawn-

Page 139: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

Water uses

AQUASTAT: Summary maps

139

色の濃いのが 水ストレス度の高い国・地域

Page 140: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

AQUASTAT: Database

140

Freshwater withdrawal as % of total renewable water resources: Go to database!

水ストレス度のデータが 表示できた

Page 141: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

AQUASTAT: Database

141

New search

これらにチェック

Latest values onlyAxes:

Variable

Submit

Page 142: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

AQUASTAT: Database

142

農業用水のみの水ストレス度も表示できた

Page 143: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

SDGs 報告書では

143

• 水ストレスは全世界で 20億人以上に影響を与えていますが、この数字は今後、さらに上昇するものと予測されています。

(出典:国連広報センター Web サイト)

Page 144: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

AQUASTAT: Databaseでさらに調べる

144

• 水資源量( Total renewable water resources )も表示させる–その国の水資源全体はどのくらいで、そのうち、どれだけ使っているのか?

Page 145: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 13 :気候変動に具体的な対策を

145

• 災害の被害者 /被災者数

UNDATA の SDGs indicatorGoal 13  →  13.1  → 13.1.2Number of persons affected by disaster per 100,000 people

Page 146: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

災害の被害者 /被災者数

146

• 統計データを見てみよう

Page 147: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

災害の被害者 /被災者数

147

• Metadata には、所管の組織としてUNISDR (国連国際防災戦略事務局)が挙げられている

UNISDR の統計のページを見てみる→[UNISDR Stats] で検索

Page 148: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

UNISDR Disaster Statistics

148

View disaster data and statistics on PreventionWeb

国名 – Disaster profiles のどれかを選択

Page 149: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

PreventionWeb:Disaster & Risk Profile

149

災害リスク軽減に関するWeb プラットフォームである PreventionWeb上で各国の災害などの統計を入手できる

Page 150: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

UNISDR Disaster Statistics

150

Visit EMDAT/CRED database

Country Profile

Page 151: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

EM-DAT: Country Profile

151

国を選び、 Display country profile を選択

• EM-DAT は自然災害研究の国際的な組織である CRED(Centre for Research on the Epidemiology of Disasters) が運営するデータベース

Page 152: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

仙台防災枠組 2015-2030

152

外務省のサイト内に骨子や仮訳あり

• 防災についての 2030 年までの国際的指針

Page 153: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

SDGs 報告書では

153

• 2000 年から 2013 年にかけて生じた自然災害により、毎年平均で 8万 3,000人が命を失ったほか、 2億 1,100万人が被災しています。

(出典:国連広報センター Web サイト)

Page 154: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

EM-DATで特定の災害の概要を調べる

154

• いったん EM-DAT のトップページに戻り、 Disaster Profiles を選択–任意の災害を選び、表を観察

Page 155: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 14 :海の豊かさを守ろう

155

• 生物の持続可能性が保たれるレベルの漁業資源の割合

UNDATA の SDGs indicatorGoal 14  →  14.4  → 14.4.1Proportion of fish stocks within biologically sustainable levels

Page 156: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  生物の持続可能性が保たれるレベルの漁業資源の割合

156

• 統計データを見てみよう

Page 157: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  生物の持続可能性が保たれるレベルの漁業資源の割合

157

• Metadata に挙げられているURL にアクセスすると・・・

Page 158: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

• FAO の Fisheries and Aquaculture Department が作成している世界の漁業資源の現状についての報告書

“Review of the stateof world marine fishery resources”

158

末尾には統計表を掲載

Page 159: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

• 関連する統計データを抽出してみる

  Fisheries and Aquaculture Departmentの統計ページ

159

Statistics

[FAO Fish]で検索

Page 160: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  Fisheries and Aquaculture Departmentの統計ページ: Online Query Panels

160

Online Query Panels

Global Aquaculture Production (養殖)

Global Capture Production (漁獲)

Page 161: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  Online Query Panels:Global Capture Production

161

Country: select allGlobal Capture Production (漁獲)

Species Tunas, bonitos,

billfishes (マグロ、カツオ、カジキ)

Page 162: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  Online Query Panels:Global Capture Production

162

2000 年代と 1990 年代を広げてから、 select all で全て選択

Time 最後にsubmit

1990 年代以降のマグロ等の漁獲量

Page 163: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

SDGs 報告書では

163

• 世界の海洋魚種資源のうち、生物学的に持続可能な水準にあるものの割合は、 1974 年の 90% から 2013 年の69% へと低下しています。

(出典:国連広報センター Web サイト)

Page 164: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

1990 年代以降のマグロ等の漁獲量と養殖量を見比べる

164

• Online query panels のGlobal Aquaculture Production で先ほどと同様に指定し、漁獲量と養殖量を比較

Page 165: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 15 :陸の豊かさも守ろう

165

• 陸地に占める森林面積の割合

UNDATA の SDGs indicatorGoal 15  →  15.1  → 15.1.1Forest area as a proportion of total land area

Page 166: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

陸地に占める森林面積の割合

166

• 統計データを見てみよう

Page 167: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

陸地に占める森林面積の割合

167

• Metadata に挙げられている URL にアク

セス

[FAO FRA]で検索

Page 168: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

• 国連食糧農業機関( FAO )の世界森林資源評価– FAO の最も包括的な森林調査– 近年は 5 年おきに刊行

  2015      2010      2005      2000

   Global forest resources assessments( FRA )

168

Page 169: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   Global forest resources assessments( FRA ) : Maps

169

世界の森林について地図で全体像を見渡せる

Maps

Page 170: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   Global forest resources assessments( FRA ) : FLUDE

170

(画面や操作を省略)データ比較やグラフ作成

Explore Data

Page 171: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   Global forest resources assessments( FRA ) : Infographics

171

FRA と SDGs の関係等を図表でまとめている

Infographics

Page 172: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

SDGs 報告書では

172

• 世界の森林面積の純減は、 1990 年代の730万ヘクタールから 2010‐2015 年の330万ヘクタールへと縮小しました。

(出典:国連広報センター Web サイト)

Page 173: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

• 以下の表は林野庁の FRA2015 の仮訳から抜粋– FRA の Map と見比べよう

(出典:林野庁 Web サイト)

Global forest resources assessments( FRA ) : Maps を詳しく見る

173

Page 174: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

③ エネルギーや経済などについて

174

Page 175: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 7 :エネルギーをみんなにそしてクリーンに

175

• 指標の例

– 電気を利用できる人の割

– 最終消費エネルギーに占

める再生エネルギー

– エネルギー効率

取り上げるのはこれ

紹介するツールは世界銀行のSustainable

Energy for All

Page 176: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 8 :働きがいも経済成長も

176

• 指標の例

– 人口 1人当たりの実質

GDP 成長率

– 1人当たりの実質GDP 成

長率

– 銀行口座などを持つ成人

の割合

取り上げるのはこれ

紹介するツールは国連のNational Accounts Main Aggregates Database な

ど GDP のツール

Page 177: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 9 :産業と技術革新の基盤をつくろう

177

• 指標の例

– 1人当たりの製造業付加

価値額

– 二酸化炭素排出量

– フルタイム相当の研究者

取り上げるのはこれ

紹介するツールはUNIDO の UNIDO

Statistics Data Portal

Page 178: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 10 :人や国の不平等をなくそう

178

• 指標の例

– 貧困層の家計支出 /収

– 労働分配率( GDP に

占める労働者の所得)

取り上げるのはこれ

紹介するツールは世界銀行の Poverty and Equity Database

Page 179: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 12 :つくる責任 つかう責任

179

• 指標の例

– 1人当たりのマテリアル・

フットプリント(等価換算

した天然資源の輸入量+国

内における採掘量-等価換

算した輸出量)

取り上げるのはこれ

紹介するツールは国連環境計画の

UNEPLive

Page 180: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 16 :平和と公正をすべての人に

180

• 指標の例

–賄賂の要求を一度でも

受けた企業の割合

–国際機関での発展途上

国の投票権などの割合

取り上げるのはこれ

紹介するツールは 世界銀行の

Enterprise Surveys

Page 181: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 17 :パートナーシップで目標を達成しよう

181

• 指標の例

– 先進国から発展途上国へ

の ODA (政府開発援

助)の額

– 世界の輸出における発展

途上国の占める割合

取り上げるのはこれ

紹介するツールは OECD の QWIDS とOECD StatExtracts

Page 182: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

1 から 8 のうち、どれか1つ選ぼう

① 最終消費エネルギーに占める再生エネルギー② 1人当たりの実質 GDP 成長率③ 1人当たりの製造業付加価値額④ 貧困層の家計支出 /収入⑤ 1人当たりのマテリアル・フットプリント⑥ 賄賂の要求を一度でも受けた企業の割合⑦ 先進国から発展途上国への ODA (政府開発援助)の額

⑧ 上記 7 つのどれでも OK

182

Page 183: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 7 :エネルギーをみんなにそしてクリーンに

183

• 最終消費エネルギーに占める再生エネルギー

UNDATA の SDGs indicatorGoal 7  →  7.2  →  7.2.1Renewable energy share in the total final energy consumption

Page 184: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  最終消費エネルギーに占める再生エネルギー

184

• 統計データを見てみよう

Page 185: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  最終消費エネルギーに占める再生エネルギー

185

• Metadata に挙げられている URL の 1 つにアク

セス

[WB Sustainable Energy data] で検索

Page 186: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

World DataBank: Sustainable Energy for All

186

表のアイコンをクリック

Page 187: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

187

国:このアイコンを押すと全ての国にチェックが入る 項目:この3つにチェッ

• 再生エネルギーの 10 年ごとの値を見てみる

World DataBank: Sustainable Energy for All

Page 188: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

188

年:1990 、 2000 、2010 を選択

レイアウトを押して以下のとおり変更

最後に画面中央のAPPLY CHANGES をクリック

World DataBank: Sustainable Energy for All

Page 189: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

189

一覧しやすい表ができた

Excel などに  ダウンロードも可

World DataBank: Sustainable Energy for All

Page 190: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

190

SDGs 報告書では

• 近代的な再生可能エネルギーは 2010 年から 2012 年にかけ、年率 4% という急速な成長を遂げました。

(出典:国連広報センター Web サイト)

Page 191: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

• SDGs 報告書の以下の図に関連して、電気を利用できる人の割合を見る

(出典:国連広報センター Web サイト)

191

World DataBank: Sustainable Energy for All

で調べる

Page 192: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 8 :働きがいも経済成長も

192

• 1人当たりの実質 GDP 成長率

UNDATA の SDGs indicatorGoal 8  →  8.1  →  8.1.1Growth rate of real GDP per capita

Page 193: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

1人当たりの実質 GDP 成長率

193

• 統計データを見てみよう

Page 194: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

1人当たりの実質 GDP 成長率

194

• Metadata に挙げられている URL にアク

セス

[UN GDP] で検索

国連統計部によるGDP の Web ツール

Page 195: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

National AccountsMain Aggregates Database

195

Data Selection– Basic Data Selection

Page 196: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

National AccountsMain Aggregates Database

196

All を選択し、Add ボタン

GDP, Per Capita GDP – US Dollars

2014 を選択し、Add ボタン

Submit

Page 197: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

National AccountsMain Aggregates Database

197

成長率ではなく額ではあるが 表示できた

Page 198: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

National AccountsMain Aggregates Database

198

• Metadata を見てみると

Meta-Dataさまざまな 機関のデータ

Page 199: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

GDP を抽出するツール

199

• 他にもさまざま、各ツールで値が違う

OECD の     OECD Stat Extracts

世界銀行の World Development Indicators

IMF の World Economic Outlook

Page 200: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

SDGs 報告書では

200

• 後発開発途上国( LDCs )の 1人当たり国内総生産( GDP )の年平均成長率は、 2005-2009 年の 4.7% から 2010-2014 年の 2.6% へと低下しました。これは目標成長率 7% の半分にも満たない数字です。

(出典:国連広報センター Web サイト)

Page 201: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   National Accounts Main Aggregates Database とOECD Stat Extracts の GDP の値を見比べる

201

[OECD 統計 ] で検索

Get real-time dataで OECD StatExtracts へ

Page 202: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 9 :産業と技術革新の基盤をつくろう

202

• 1人当たりの製造業付加価値額

UNDATA の SDGs indicatorGoal 9  →  9.2  →  9.2.1Manufacturing value added per capita at constant 2010 United States dollars

Page 203: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

1人当たりの製造業付加価値額

203

• 統計データを見てみよう

Page 204: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

1人当たりの製造業付加価値額

204

• Metadata に挙げられている URL にアク

セス

[UNIDO STATS] で検索( UNIDO : 国連工業開発機関)

Page 205: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

1人当たりの製造業付加価値額

205

resources

UNIDO Statistics Data Portal

MVA 2016

Page 206: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

UNIDO Statistics Data Portal:MVA 2016

206

この両者の商が1人当たりの製造業付加価値額にあたる

Page 207: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

SDGs 報告書では

207

• 2015 年の時点で、 LDCs における 1人当たり製造業付加価値は 100米ドルに満たないのに対し、先進地域ではこれが5,000米ドル近くに達しています。

(出典:国連広報センター Web サイト)

Page 208: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

1人当たりの製造業付加価値額の変遷を散布図で見る

208

Show Graph このような グラフを表示

年をスライドし変遷を見る

Page 209: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 10 :人や国の不平等をなくそう

209

• 貧困層の家計支出 /収入

UNDATA の SDGs indicatorGoal 10  →  10.1  →  10.1.1Growth rates of household expenditure or income per capita among the bottom 40 per cent of the population

Page 210: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

貧困層の家計支出 /収入

210

• 統計データを見てみよう

Page 211: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

貧困層の家計支出 /収入

211

• Metadata に挙げられている URL にアクセスすると・・・

世界銀行の Global Database of Shared Prosperity というページ

Page 212: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

貧困層の家計支出 /収入

212

Poverty and Equity Data

• 今回は Poverty & Equity Data をご紹介

[WB Poverty Equity] で検索

Page 213: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

World Data Bank:Poverty and Equity Database

213

DATABANK

Page 214: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   World Data Bank:Poverty and Equity Database

214

国:このアイコンを押すと全ての国にチェックが入る 項目:この 2 つにチェッ

• 下位 40%の貧困層と、全体を比較してみる

Page 215: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   World Data Bank:Poverty and Equity Database

215

年:「 5」をクリック

レイアウトを押して以下のとおり変更

最後に画面中央のAPPLY CHANGES をクリック

Page 216: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   World Data Bank:Poverty and Equity Database

216

一覧しやすい表ができた

Excel などに  ダウンロードも可

Page 217: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

SDGs 報告書では

217

• 2007 年から 2012 年にかけてのデータが入手可能な 94 カ国のうち 56 カ国では、最貧世帯 40% の 1人当たり所得が全国平均を上回る増大を示しています。

(出典:国連広報センター Web サイト)

Page 218: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   World Data Bank:Poverty and Equity Database

でジニ係数を調べる

218

Map 機能で見てみる

• 所得格差を表す指標。 0 から 1 までの値で, 1 に近いほど格差が大きい。

(出典:国連広報センター Web サイト)※今回紹介したツールでは 0 から 100 までの値をとります。

Page 219: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 12 :つくる責任 つかう責任

219

• 1人当たりのマテリアル・フットプリント

UNDATA の SDGs indicatorGoal 12  →  12.2  → 12.2.1Material footprint per capita

Page 220: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   1人当たりのマテリアル・フットプリント

220

• 統計データを見てみよう

Page 221: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   1人当たりのマテリアル・フットプリント

221

• Metadata について確認したいが、 SDGs indicator のサイトには無い

• ただし、 SDGs indicator の同じ統計のFootnotes には” United Nations Environment Programme” との記載が

Page 222: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   UNEP: UNEPLive

222

• 今回は UNEP のサイトから UNEPLive をご紹介

[UNEP] で検索

UNEPLive

Page 223: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   UNEP: UNEPLive

223

Sustainable Development Goals

12- → 12.2- → MF- の順でクリック

Page 224: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   UNEP: UNEPLive

224

この図のとおり、マテリアル・フットプリントの指標はSDGs の目標 8 (働きがいも経済成長も)にもあります

Page 225: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   UNEP: UNEPLive

225

ページの下にある地図上の丸のどれかをクリックし、さらに Country Link をクリック

Page 226: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   UNEP: UNEPLive

226

例:インドにおける資源に関する統計データが表示される

100件表示に変更

Page 227: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   UNEP: UNEPLive

227

細分化されたものを含め、様々な   マテリアル・フットプリントを表示

グラフ表示も可

Page 228: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

SDGs 報告書では

228

• 2010 年の先進地域のマテリアル・フットプリント(一次産品使用量)は GDP1単位当たり 23.6 キログラムと、開発途上地域の GDP1 単位当たり 14.5 キログラムを大きく上回っています。

(出典:国連広報センター Web サイト)

Page 229: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

• 同年の先進地域における 1人当たり国内物質消費量は、開発途上地域を 72% 上回っています。(出典:国連広報センター Web サイト)

SDGs 報告書の以下の記載をUNEP: UNEPLive で確認する

229

任意の 2 か国で見比べる

Page 230: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 16 :平和と公正をすべての人に

230

• 賄賂の要求を一度でも受けた企業の割合

UNDATA の SDGs indicatorGoal 16  →  16.5  →  16.5.2Proportion of firms experiencing at least one bribe payment request

Page 231: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   賄賂の要求を一度でも受けた企業の割合

231

• 統計データを見てみよう

Page 232: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

 世界銀行の Enterprise Surveys

232

• Metadata に挙げられている URL にアク

セス

[WB enterprise] で検索

Page 233: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

 世界銀行の Enterprise Surveys

233

Select an economy で国を選ぶ

世界全体などの値と比較できる

Page 234: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

 世界銀行の Enterprise Surveys

234

Custom Query

1. Choose Economies: All2. Choose Topics: Corruption

3. Choose Subgroups: AllCreate Table

Page 235: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

 世界銀行の Enterprise Surveys

235

業種や都市ごとの値も表示されます

Page 236: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  世界銀行の Enterprise Surveys  の Gender のデータと以下を見比べる

236

当然、単純には比べられない点が多々あることに留意

• 出典:男女共同参画白書 平成 27 年版

Page 237: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

   SDGs 目標 17 :パートナーシップで目標を達成しよう

237

• 先進国から発展途上国へのODA (政府開発援助)の額

UNDATA の SDGs indicatorGoal 17  →  17.2  →  17.2.1Net official development assistance (ODA) to LDCs from OECD-DAC countries, by donor

Page 238: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

先進国から発展途上国への ODA(政府開発援助)の額

238

• 統計データを見てみようLDC :後発開発途上国

OECD-DAC :OECD開発援助委員会

Page 239: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

先進国から発展途上国への ODA(政府開発援助)の額

239

• Metadata に挙げられている URL にアク

セス

[OECD finance sustainable] で検索

Page 240: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  OECD:    Financing for sustainable development

240

Data visualisations

Aid at a glance by donor

Page 241: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  OECD:    Financing for sustainable development

241

援助国ごとにODA などの全貌を図示

後発発展途上国への援助

Page 242: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

Total net ODA disbursements from all donors to developing countries

  OECD:    Financing for sustainable development

242

Online Databases

Page 243: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

  QWIDS

243

• OECD の開発援助の Web ツール

援助国と供与国を変更してみよう

Page 244: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

OECD Stat Extracts

244

OECD.Stat

OECD の統計データが柔軟に出力できる Web ツール

Page 245: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

OECD Stat Extracts

245

Development-Flows by Provider and Recipient -Total receipts by country and region (ODA+OOF+private)

表示のカスタマイズや、データの出力も可

Page 246: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

SDGs 報告書では

246

• 政府開発援助( ODA )の総額は 2015 年、1,316億ドルと、 2014 年を実質ベースで 6.9% 上回り、記録を更新しました。

(出典:国連広報センター Web サイト)

Page 247: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

OECD Stat Extractsでさらに調べる

247

• 日本の ODA などを援助額が多い地域・国の順番を確かめる

ヒント:列の値の下のアイコンをクリックすることで昇順 /降順に並ぶ

Page 248: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

ここからは再び全てのスライドに触れます

248

Page 249: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

最後に

249

• SDGs 目標 17 には「過去 10 年で 1回以上国勢調査を行った国の割合」という指標がある

UNDATA の SDGs indicatorによると世界全体では 90%だが、後発発展途上国では79%

Page 250: [2016年度]国際機関情報の探し方セミナー : SDGs(持続可能な開発目標)の現在地‐統計で知る(後期アカデミックスキルセミナー )

最後に

250

• また、「国家レベルの統計計画がある国」という指標もある–Metadata に挙げられている PARIS21

の” NSDS Status Report”(2016) の要約表は以下のとおり

計画が未発達な発展途上国が少なくないと言える

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• 第 46回国連統計委員会( 2015 )の背景資料には以下のような図表も

SDGs の指標の値を報告できるとした国の割合

出典: Results of the global questionnaire of the Friends of the Chair on broader measures of progress Part II:     Availability of indicators for Sustainable Development Goals and associated targets

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• 指標の和訳は、図書館職員によるものだが、大雑把なものであることに注意

→ 掘り下げて比較・考察などを行うのであれば 指標の定義などを詳細に把握する必要あり

• ただし、ここ数スライドで見たとおり、どの程度信頼できる値なのか?という視点も重要

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論文やレポートでの引用

• Web で入手した統計データなどを論文やレポートで引用する場合、 Webツールの名称と URL 、アクセス年月日を挙げることをおすすめします。–同じ Web ツールでも時間の経過により値が書

き換わることがあります。

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• レファレンスカウンターに常駐はしていません(奥の事務室にいます)。 お手数をおかけしますが、総合カウンターでレファレンス希望の旨をお知らせください。

• 011-706-2973, 011-706-3615• [email protected]

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ご参加ありがとうございました!

• 本セミナーがグローバル社会をより良く知るうえで少しでも役立てば幸いです。

北海道大学附属図書館(国連寄託図書館)