2016.04.25. 仮設間仕切り ide_1700s

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デザイニング事務局|DESIGNING [リズムデザイン内|担当:久手堅] 福岡市南区大楠3丁目7-26-10 815-0082 TEL092-521-1363 FAX092-521-1400 [email protected] http://www.designing10.com 2016年4月25日(月) 農業ハウス用金属部材を利用した仮設間仕切りシステム

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デザイニング事務局|DESIGNING[リズムデザイン内|担当:久手堅]

福岡市南区大楠3丁目7-26-10  〒815-0082 

TEL:092-521-1363    FAX:092-521-1400 

[email protected]  http://www.designing10.com

2016年4月25日(月)

農業ハウス用金属部材を利用した仮設間仕切りシステム

・柱:カットパイプ(φ22.2mm、L1,800mm、ガルバリウム)

・梁:カットパイプ(φ22.2mm、L2,000mm、ガルバリウム)

・クロスジョイント:専用金物(t1.6mm高耐久亜鉛メッキ鋼板)

・仕切り;布(ポリエステル100%生地専用クリップにて固定)

・道具:金槌のみ

部材協力:佐藤産業株式会社[福岡県宇美町]

・組み立て、解体が容易

・解体、移設し再利用が可能

・農業用ビニルハウス金属部材を利用し、軽量かつ丈夫

・耐候性、強度に優れる

・1ブース(幅2.0M×奥行2.0M)の自由な連結が可能

・間仕切り(布)の着脱・開閉・調整が容易かつ自由

・使用道具が少なく誰でも製作可能

・最小限のコストで最大限の効果を実現

[利点]

[構成部材]

・避難所等での居住環境の改善

・プライバシーの確保

[目的]

農業用ビニルハウス部材を利用した仮設間仕切りシステム(2ブース分の躯体)

平面図 S=1:50

立面図 S=1:50部分詳細図 S=1:2

概略図

※ 避難所における簡易な間仕切り計画として実績のある、坂茂建築設計+ボランタリー・アーキテクツ・ネットワークによる、避難所用間仕切りシステムの基本的な寸法・構成などを引用し、最小限な手数で最大限の効果をめざす仮設間仕切りシステムの提供を目的とします。

通常の体育館(バスケットコート2面分ほどの大きさを想定)

配置計画例

168ブース(2.0M×2.0M/1ブース)

設置イメージ(案)

製 作 方 法

写真は幅2.0M×高さ2.0M×奥行2.0M=1ブースとして、2ブース分の材料。

22.2mmのガルバリウムパイプとビニールハウス用のジョイント部材。道具は金槌やハンマーのみ。

まずは、平面形状を組んでいきます。

パイプをジョイント金物に挿入して交差させ、専用のクサビを打ち込みます。

平面形状が組みあがったら、垂直に柱部材を立てていきます。

平面形状が組みあがったら、垂直に柱部材を立てていきます。

この2.0M立方(幅2.0M×奥行2.0M×高2.0M)=1ブースとします。

柱の設置が全て完了したら、上部を繋いでいきます。

柱の設置が全て完了したら、上部を繋いでいきます。

農業用ビニルハウス部材を利用した仮設間仕切りシステム(2ブース分の躯体)

農業用ビニルハウス部材を利用した仮設間仕切りシステム(2ブース分の躯体)

これに専用クリップを利用して生地を固定します。