2016年3月期決算説明資料（6327k）

2016年5月30日

株式会社テクノスジャパン（東京証券取引所市場第一部：3666）

2015年度決算説明会

アジェンダ

2 Copyright © Tecnos Japan Inc. All Rights Reserved

１、会社概要

２、2015年度業績状況

３、2016年度事業計画

４、グループ各社取組

５、参考資料

会社概要

3

会社名

株式会社テクノスジャパン

東証一部：証券コード3666

代表者代表取締役（CEO）城谷直彦

設立 1994年4月27日

事業

○ビジネスコンサルから分析・設計、開発・導入、保守に至る一連のICTシステムサービス事業。

○第2の主軸としてビッグデータ市場に参入し、データ解析事業を推進。

従業員数単体 244名連結 351名（201６年4月1日現在）

テクノスジャパン会社概要


グループビジネス体制

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自律と融合 Independencies

＆Fusion

ニアショア・オフショアのハブ拠点

ビジネスコンサル・ERP等基幹システム導入

2015年9月東証一部へ

シリコンバレー発のベンチャー・AI関連ツール発掘

最高峰のデータサイエンティスト＆ビジネスを変革するエンジニア集団

2013年10月営業開始

2013年９月営業開始

２０１６年度グループテーマは「自律」グループ各社の自律と融合を持って次なる飛躍を目指す

創業時に描いた将来像

創業時から続くビジネスの考え


１、特定製品に依存しないビジネススタイル

２、中立かつ客観的立場と意思決定スピード

３、グローバル展開を前提にした最先端技術

ボーダレス化に伴う企業のグローバル進出を支援

経営課題発掘に踏み込む高度なコンサルティング展開

先進のICT技術で生産性向上に貢献

最先端のIT 技術への対応

独立系企業

確立したビジネススタイル

グループビジネス沿革

2004Factシリーズ提供

1994 SAP等ベンダー各社との提携開始

1994 創業

1994

2012

1997 関西支店設立

2007 沖縄テクノス設立

2011 中部支店開設

12月 JASDAQ上場

2013

TRA :Tecnos Research of America

TDSM :Tecnos DataScience Marketing

TDSE :Tecnos DataScience Engeering

2014

7

2016

4月TDSEとして本格始動へ

10月 TDSM・TRA開業

1月人工知能製品販売

Scorobo

ビッグデータ事業開始

9月東証一部へ市場変更

AI・IoT

BIGData 成長戦略始動

Global

９月マイクロソフト提携

８月Salesforce提携

４月ZMP業務資本提携

2015

6月東証二部へ市場変更

テクノスジャパン強み



ERPソリューション

グローバルに通用するITソリューション展開

周辺ソリューション

世界第1位（シェア70％）世界第2位（シェア20％）

国内製品製造業髄一

世界第3位当社が独自で提供している業界テンプレート

ERPビジネスソリューション

TDSEサービス連携

2014・8～ 2014・11～ 2014・9～ 2015・7～

Amazon MicroSoft salesforce Cloudサービス

http://www.infor.jp/

http://www.intra-mart.jp/

http://www.mcframe.com/

http://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwi2ueOT19jLAhVJnZQKHRXLBiIQjRwIBw&url=http://windowsitpro.com/azure/subnet-thresholds-clusters-azure&psig=AFQjCNFx7OaRTSskyDjfzSJM6w9flk4U7Q&ust=1458886822207209

http://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwi2l8bv19jLAhXCk5QKHZgQCjMQjRwIBw&url=http://hayashih.hatenablog.com/entry/20111226/p2&psig=AFQjCNE2HP4dWaCvHdj7EsQCyKJX4SJc7g&ust=1458887016560560

少人数精鋭で、大手ＩＴ企業に匹敵するグローバルマインドを持ったマルチタレント社員の育成

優秀なコンサルタント体制


SAP認定コンサルタント在籍数全国第9位 Hyperion Essbase 9.2 Developer Certified Expert Hyperion Planning 9.2 Administrator Certified Expert

従業員1,000名未満企業トップ *

SAPマイスター第1号～第3号認定者を輩出

ＳＡＰ認定最上位資格

ＳＡＰ認定保有数

先進技術SAP ＨＡＮＡ認定資格

SAP HANA認定コンサルタント在籍数全国第14位

従業員1,000名未満企業トップ *

MCCP（エンジニア）取得者数全国第2位

他 Hyperion保有資格あり

＊SAP社・Oracle社・b‐eng社HPより当社作成 2016年5月現在

JD Edwards EnterpriseOne 9 Financial

Certified Implementation Specialist在籍数全国第1位

SAP認定コンサルタント Oracle認定コンサルタント

MCFrame認定コンサルタント

JD Edwards資格保有数

MCFrame認定保有数

2015年度業績状況


2015年度決算概要まとめ


1、ERP事業は大型案件受注により、業績が順調に推移

2、売上・経常利益高ともに上場来最高値を達成

3、売上高経常利益率も業界最高水準を維持

4、業界トップクラスの強固な財務基盤を維持

5、株主配当は株主への積極的還元を続けて２年目。

純利益80％以上、上場以来最高額の62円＊１を還元（予想）

＊１）2016年4月30日付けで２:１の株式分割を行っておりますが、分割調整前の内容を記載しています。

2015年度業績状況


2014年度 2015年度対前年対予想

売上高 4,093 4,678 114.3% 100.6％

営業利益 443 580 130.9% 101.1％

利益率 10.8% 12.4%

経常利益 462 598

129.4% 102.2％

利益率 11.2% 12.8%

純利益 286 394

137.7％ 101.2％利益率 7.0% 8.4%

配当 45円 62円予想＊１

税引利益80％以上還元ー

連結（単位：百万円）

連結売上高、連結経常利益ともに上場来最高値達成。重要指標である売上高経常収益率は業界高水準維持。

売上高

営業利益率 12.4％

情報処理サービス業3.48％＊2

売上高

経常利益率 12.8％

情報処理サービス業4.14％＊2

ＰＥＲ 70.9倍東証1部23倍～マザーズ104倍＊3

ＰＢＲ 8.5倍東証1部1.7倍～マザーズ4.8倍＊3

配当性向 80％

＊１）2016年4月30日付けで２:１の株式分割を行っておりますが、分割調整前の内容を記載しています。＊２)帝国データバンク全国企業財務諸表分析統計（第58版）＊３)マザーズ企業情報通信業79社、東証1部上場企業情報通信業149社（2016年2月末地点）＊４)当社株価2742円で試算（5月27日地点）

512 704 635 1080

12.8%

17.6% 15.7%

25.5%

0%

5%

10%

15%

20%

25%

30%

0

200

400

600

800

1000

1200

2012年度 2013年度 2014年度 2015年度

海外向け金額

海外向け占率

グローバルビジネス売上状況


海外売上（百万円）

語学堪能なコンサルタント要員 40名（主な言語：英語）[４月1日時点] ※ビジネス会話が不自由なくできるレベル

主な導入・開発実績

化学系大手の北米販社、半導体大手メーカの欧米・アジア等海外拠点、

光機メーカのメキシコ工場、大手電機メーカの中国拠点など多数

海外導入実績推移

企業の海外進出支援に向け、グローバルビジネスが高い水準を維持

※2014年度よりTJ＋TDSMの合計値としている。

21.04 27.37

30.23 26.37 27.9

4.51

1.83 2.13

2.49

8.8

5.79

10.09 7.62

7.65

4.3

0

5

10

15

20

25

30

35

40

45

50

2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度

製造業情報・通信商業サービス金融その他

60.8% 19.1%

9.3%

5.5%

4.1% 1.2%

製造業情報・通信商業サービス金融その他

15

業種別売上状況

2015年度業種別売上占率業種別売上成長率

製造業におけるIT導入支援により、中核事業のERPビジネスは順調に推移

ビッグデータ事業推進により製造業以外での企業開拓も進む。

合計46億

（億円）

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＊2014年度よりTJ＋TDSMの合計値としている。

製造業占率は高い水準

財務状況


2014年度 2015年度

流動資産

・現金・預金

・売掛金・その他

２,８８０

１,４１０

１,４６９

３,４２５

１,７７９

１,６４６

固定資産

・ソフトウェア

・その他

１,０８６

４

１,０７２

８４９

８１

７６８

資産合計３,９６６４,２７４

流動負債３８７６５９

固定負債１５8 １５９

負債合計５４５８１８

資本金５６２５６２

資本剰余金２１３２０３

利益剰余金２,６４６２,８１２

自己株式ー △３００

株主資本合計３,４２１３,２７７

非支配株主持分 - １７９

純資産合計３,４２１３,４５６

負債・純資産合計３,９６６４,２７４

連結（単位：百万円）

16

＊帝国データバンク全国企業財務諸表分析統計（第58版）

堅実な事業運営により、業界トップクラスの財務基盤維持

特長

豊富な資金２,３９６百万（対総資産比 56.06％）

流動比率５19.7％＊情報処理サービス業平均３23.7％

自己資本

比率 76.7％

＊情報処理サービス業平均51.5％

株主利益還元策


＊１）2016年4月30日付けで２:１の株式分割を行っておりますが、分割調整前の内容を記載しています。＊２）株価及び配当利回りは日々変動します。配当予想額は各種要因により変更の可能性があります。

2013年度 2014年度 2015年度

（予想）

2016年度

（予想）

年間

配当

２５円に加え、

設立20周年記念配当

5円追加

連結純利益80％以上

３年間の取組とする

45円


継続2年目

62円＊１


継続３年目

株主重視の姿勢をより明確にするため、連結純利益額の８０％以上を期末配当金として還元し、資本効率の向上にも努めていく。今年度で２年目の取り組み。

●配当性向・配当性向：80％ ●年間配当利回り・1.1％配当額３１円÷株価2,742円の場合（5月27日地点2,742円）

●ROE[Return On Equity（自己資本当期純利益率）]：当期純利益／（（期首自己資本＋期末自己資本）÷２）＊100

・11.8％ ●ROA[Return On Assets（総資産経常利益率）]＝経常利益／（（期首総資産＋期末総資産）÷２）＊100

・14.5％

連結純利益８０％配当政策３年の計画とする

2016年度事業計画


19

経営計画の考え方


重要指標を経常利益・売上高経常利益率とし、筋肉質企業となりうる利益重視の

計画を引き続き遂行する。

2016年度も中核事業であるERPビジネスは安定的に成長、成長戦略であるビッグデータビジネスは大幅に伸長する年、重要指標である経常利益は上場来最高値を更新予想。経常利益率は業界最高水準を維持させるも、将来的に経常利益率15％以上を目指す。

中核事業のERPビジネスは、製造業を中心とする大型新規案件により売上を確保。当社強みであるグローバル案件・製造業案件を引き続き強化させ、さらに新領域のサービス案件で顧客開拓を進め、質の高いソリューションを提供することで安定的に収益確保できる企業を目指す。

ビッグデータビジネスは、引き続き企業との業務提携も進め、市場獲得に向けたマーケティング戦略を遂行する。主にIoT・AI分野を対象に、企業のビジネス変革を提案するビジネスエンジニアリング事業を手がけていく。

考え方

20

グループ事業計画（損益計画）

重要目標

◎経常利益 6億9千万円

◎売上高経常利益率 12.5％（業界最高水準）

上場来最高の経常利益及び、業界最高水準の売上高経常利益率


2016年事業計画連結（単位：百万円）

2015年度

実績

2016年度

予想利益率利益率対前年

売上高 4,678 - 5,532 - 118.2％

営業利益 580 12.4％ 685 12.4％ 118.0％

経常利益 598 12.8％ 690 12.5％ 115.4％

純利益 394 8.4％ 433 7.8％ 109.7％

グループ成長にむけた取組


データ解析・AI構築

強みを活かしたシナジー戦略システム構想

22

企業課題に合わせ、

先進技術を活用した

全方位型戦略システム構築

ビジネスデザイン・ICTコンサル

ビッグデータ経営

将来予測を踏まえた戦略の立案・実行

業務プロセス改善リアルタイム経営

競争上の差別化売上拡大の実現

製品・技術連携・開発

IoTデータ／オープンデータ

ERPデータ

全方位チャネル情報

次世代の企業経営に必要な戦略ICTソリューション


CRM

SCM 購買在庫生産

物流販売人事/会計

戦略的パートナー企業

SNS情報動画情報

センサー情報

店舗 POS

WEB ｺｰﾙｾﾝﾀｰ

工場

ﾓﾊﾞｲﾙ画像情報

テキスト情報

音声情報

調査・研究

グループ各社の自律と融合を狙いとした資本政策


事業領域拡大にむけたM&A・資本政策

2015年8月、ニアショアビジネス拡大にむけ、沖縄ソフトウェアセンター（OSC）へ沖縄テクノスが増資。グループ全体で第2位の大株主となる。

OSC：内閣府国家IT戦略構想の一環として設立された沖縄IT津梁パークの先導的取り組みとして2008年に設立されたIT企業

2016年4月、セキュリティベンチャーTCSI社への出資とIoTセキュリティ領域での協業

2016年4月、TDSMはCreemaと経営統合、テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社へ社名変更し、ビジネスエンジニアリング事業強化

2016年2月、TDSEの事業拡大にむけた資本増強及びZMPからの増資による自動運転分野での協業強化

出資技術支援

増資出資

技術支援増資増資

2016年2月

2016年4月

2015年8月

①ERP事業の取組について


101,780 108,060

116,920 123,580

129,800

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

2013 2014 2015（予想） 2016（予想） 2017（予想）

25

ERP市場の方向性

2015年の国内ERP市場規模は1,170億円（前年比8.2％増）と算出。ERP市場においてはERP導入そのものよりも、クラウド基盤や周辺ビジネスへの拡大が増え、今後も堅調な成長を維持していくと予想される。

出典：矢野経済研究所 2015年7月9日発表数値

国内ERP市場予想 2015年度1,170億円、2017年度1,300億円突破

単位：百万円


新技術に関する取組状況


83%

b-en-g

4%

Oracle

3%

Infor

5% その他

5%

SAP b-en-g Oracle Infor その他

テクノスジャパン製品ベンダー別売上状況

合計41億

29.80% 33.70%

70.20% 66.30%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

2015(年間) 2016（予想）

HANA以外 HANA

SAP売上に対する新技術HANA占率

SAP

全世界7割の圧倒的シェアを占めるSAP社が提供する次世代ビッグデータ基盤HANAは先見性をもって取り組み、新技術獲得・人材育成を進めている。

新技術獲得は、収益の源泉となる成長施策である。売上の8割以上を占めるSAPとの戦略的協業を軸にして、売上拡大に通じる新技術獲得・人材育成を引き続き進めていく。

ERP事業の強化について（主要取組）


中核事業であるERP事業強化にむけた

[新技術獲得]・[新領域進出]による成長戦略

■重要パートナーSAPとともにビッグデータ基盤HANAビジネスの強化

世界NO.1SAP社と協力なパートナーシップを組んできた当社は、SAPが提供する次世代型ERP

「SAP® S/4HANA Enterprise Management」を核とした成長戦略を打ち立てる。

ERPデータに加え、センサー情報やソーシャルメディアのテキスト情報も管理し、一つのプラットフォームで多角的な分析が可能。従来型ERPではできなかった予測分析・テキストマイニング・空間処理(顧客に最も近い営業員検索など)がひとつのプラットフォームで可能となる。

会計、人事、調達、サプライチェーン、製造、マーケティング、販売、サービス、資産管理、研究開発の計10種類の業務処理をカバーしており、当社のビジネスコンサル力及び技術力が十分に活かせる。

加えてオムニチャネルコマースの「SAP® Hybris®」、機械学習エンジン搭載のアナリティクス製品「SAP® Predictive Analytics」等、データ経営を推進していくための総合ITソリューションが取扱いできるよう技術力強化を進める。

■当社独自テンプレートFactシリーズのレベルアップ

当社独自の業界別テンプレートである『Factシリーズ』のS4/HANA化を図ることにより、

ユーザー企業に対するコスト削減・導入スピードの早期化等、利便性向上により事業経営を

支援する。まずは化学業界、飲食業界・小売・流通業界用テンプレートのレベルアップを開始。

流通業界初でのSAPソリューション導入


【テクノスジャパン】 SAP資格保有者数

SAP HANA有資格者数

共にNO.１企業（*社員1000名未満企業）

【TDSE】国内最高峰の

データサイエンティストを抱える

スペシャリスト集団

豊富な導入実績とSAP先進技術の取組みに定評のあるテクノスジャパンと、有能な解析技術を持つTDSE双方の豊富な実績と技術力の高さから、アウトドアメーカーで店舗展開やオンラインショップを行っているスノーピーク様へ[流通業界初の次世代型SAPソリューション]を導入支援することが決定。

×

機械学習エンジン搭載製品

「SAP® Predictive Analytics」オムニチャネルコマース製品「SAP® Hybris®」

SAPの次世代ERP

「SAP S/4 HANA

Enterprise Management」

SAP先進技術データ解析技術

※株式会社スノーピーク

1958年新潟県三条市で創業したアウトドアメーカーで、国内外で展開する20の直営店に加え、インストアやショップインショップ、オンラインショップなど、多方面に販売チャネルを有している。

全方位型オムニチャネルの実現

国内初

その他ERP事業の強化について（主要取組）


中核事業であるERP事業強化にむけた

[新技術獲得]・[新領域進出]による成長戦略

■ERP周辺領域の強化（ERP等＋IoT）及びグループ総合提案 ERPビジネスの既存顧客から業務改善要望について、IoTを通じた業務効率化・精度向上に

むけた提案・受注が増加。幅広い業界・業種の豊富な経験・ノウハウを持つ当社は、TDSEが

持つ解析技術とシナジーを生むことで総合ソリューションを展開していく。 1、IoT連携によるスマートファクトリーソリューション（製造業）

2、グローバル規模で展開するナレッジ管理ソリューション（製造業）

3、複数システムデータ連携を実現した見える化ソリューション（製造・流通業）

4、需要予測を実現するサプライチェーンソリューション（製造・流通業）

■クラウドベンダー協業と、Saas型ソリューションの構築国際的なクラウドベンダーであるAmazon・Microsoft・Salesforce等に加えて、国内データセンター

を運営する企業との業務提携を通じて、Saas型ソリューション構築によるストック型事業モデル推進

を図る。

■既設顧客のシェア拡大にむけたITサービス構築既存顧客のシェア拡大にむけたBPO等のサービスモデル構築をグループ全体で構築することで、

新たな収益源獲得にむけた顧客囲い込みを図る。

②ビッグデータ事業の取組


31

テクノスデータサイエンス・エンジニアリング始動

2016年2月の資本増強を経て、テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社へ社名変更。データ解析から企業のビジネスエンジニアリングの分野まで一気通貫型で手がけていく。

プラットフォーム構築

データ解析 AI構築

ビジネスエンジニアリング

ビッグデータの解析・コンサルから必要なシステムのエンジニアリングまで一気通貫で行い顧客と共に新サービスを開発運営。

事業参加型ビジネスの推進

労働集約型のビジネスに加え、知的集約型ビジネスを推進。IoTを通じたAI製品やアプリケーションの研究開発を推進。

インテリジェントサービスの事業モデル構築


国内トップクラスのデータサイエンティスト


【主な出身大学院】東京大学・京都大学・大阪大学・北海道大学・東北大学・九州大学・横浜国立大学・筑波大学・東京工業大学・早稲田大学・東京理科大学など

50名

総勢

47名

理系修士以上

10名

業務経験5年以上

16名

理系博士号取得者

【主な出身分野】素粒子物理学地球科学情報工学複雑系物性物理物理工学情報デザイン理論化学統計学数理学経済学リモートセンシングバイオインフォマティクス数理ファイナンスなど

【主な研究機関】欧州原子核研究機構（CERN）ブルックヘブン国立研究所（BNL）フェルミ国立加速器研究所（FNAL） SLAC国立加速器研究所理化学研究所など

社員総勢 70名（エンジニア・マーケティング・営業・企画管理部門を含む）＜2016年4月1日現在＞

33

5,402

6,223

7,500

9,000

11,000

12,000

13,760

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

2014 2015 2016（予想） 2017（予想） 2018（予想） 2019（予想） 2020（予想）

国内IoT市場 2015年度6兆円、2020年度13兆円突破

IoT市場の方向性

2015年の国内IoT市場規模は6兆2,232億円（前年比15.2％増）と算出。2014～2020年の年平均成長率（CAGR）は16.9％、2020年にはほぼ倍増の13兆7,595億円と予測。

出典：IDC Japan2016年2月23日発表数値

単位：十億円


幅広い業界に向けたIoTサービス展開

自動車・金融・医療業界始め、多くの業界・業態での

IoTを起点としたビジネスイノベーションの実現を支援する。

34

自動車

• 自動運転事業連携（ZMP）準備中

• テレマティクスIoTサービス（ネクス）準備中

インダストリー

• 産業機器AI構築（大手半導体メーカ）

デジタルマーケティング

• マーケティングPOS解析研究（大手消費財メーカ） • Webマーケティング解析（大手広告業界）

健康医療

• 医療サービス構築に向けた解析（大手医療機器メーカ）

• ウェルネスサービス構築（エコシステム共同事業）検討中

金融

• AI型金融サービス構築（金融機関）検討中

• 与信管理サービス構築（大手金融）

• 保険新サービス構築支援（生保会社）

IoTを起点とした

ビジネス

金融業界

健康医療業界

自動車業界

インダストリー業界デジタルマーケティング

ビジネスエンジニアリング

データ解析 AI構築

プラットフォーム構築


【取組1】人工知能製品「NetBase」・「Scorobo」


NetBase：SNS上のお客さまの声をリサーチするSNS分析ツール。リスク管理・マーケティング活用で利用企業が急増し、わずか一年で大手自動車メーカ・大手アパレル企業等 10数社に導入。

Scorobo：グループ初の機械学習機能を搭載した人工知能製品。多くの業界・業務で活用できるOmniーScoroboを展開中。

代表的なAI製品としてSNS分析ツール「NetBase」と自社独自製品「Scorobo」の２製品をラインナップ。新たにIoTを軸にしたサービスモデル構築を検討。

2014年9月～ 201５年1月～

盤石なプラットフォーム構築体制

【取組2】国際競争力を高めるクラウドベンダーとの協業


AI・IoTサービスモデル構築にむけ、大手クラウドベンダーと業務提携を進めてきた。

今後は、相互の強みを生かした知的集約型AIサービス構築に取り組む。

事業参加型ビジネスによる知的集約型AIサービスの構築

Amazon MicroSoft salesforce

インダストリ業界自動車業界金融業界健康医療・美容業界

CLOUD世界シェアNO1 CLOUD世界シェアNO2 CRM世界シェアNO1

2015・9協業 2015・8協業 2014年より活用

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http://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwi2l8bv19jLAhXCk5QKHZgQCjMQjRwIBw&url=http://hayashih.hatenablog.com/entry/20111226/p2&psig=AFQjCNE2HP4dWaCvHdj7EsQCyKJX4SJc7g&ust=1458887016560560

https://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwjJ6OfP4tjLAhWFFpQKHVrFB_8QjRwIBw&url=https://www.foto.ne.jp/products/lists/9/&bvm=bv.117604692,d.dGY&psig=AFQjCNEf2gXS7sh2dRBmFxdaCr-NZCMuoA&ust=1458889909035517

http://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&ved=&url=http://www.asklicai.com/tags/77/index_1.html&psig=AFQjCNEYxzkk6ASnu5XCMMXEdTHp5eepZg&ust=1461743147457341

http://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwjLnOac6avMAhWPq5QKHYkcCLMQjRwIBw&url=http://news.kyokasho.biz/archives/22351&bvm=bv.120551593,d.dGo&psig=AFQjCNFUgUrICqWVsTgyVBgjvD-YpcNNdw&ust=1461743282547702

WIN-WINの関係構築

テクノスグループだけでなく、ビッグデータ協業企業や政府系研究機関・大学と

WIN-WINの関係性を保持しながら、データドリブン経営の実現を果たす。

テクノスグループビッグデータ協業企業

成長ドライバー獲得

ICTコンサル

グループシナジー効果

政府/大学協業研究

最新技術・共同研究

顧客基盤拡大

データ解析

技術調査


新ビジネスモデル構築研究・開発

人材交流・共同研究

顧客開拓の協業技術力の交流

グループビッグデータ戦略

政府系研究機関と研究

③セキュリティ分野の取り組み


セキュリティベンチャーへの出資及び技術支援


テクノスジャパンはセキュリティーベンチャーTCSI社に資本参加。

IoT プラットフォーム基盤を活用するサービスのセキュリティ強化にむけた研究開発支援。

膨大にデータ量が拡大するIoT時代に対応するため、最先端技術をもつTCSIの支援を行い、サイバーセキュリティの観点から企業経営の根幹を支える。

情報漏えいの “最後の砦”秘密分散ソリューション PASERIは全く新しい発想によるセキュリティツール

資本参加 1.2億円出資

資本参加 2億円出資

技術支援 (IoT関連)

サービス開発

連携

・東京大学発のベンチャーキャピタル・主な投資先：ペプチドリーム、テラ、モルフォ

製品開発

2016年4月～

④ニアショア強化にむけた取組


沖縄ニアショア強化にむけて


沖縄の優位性を活かし、テクノスグループと沖縄津梁パークにあるOSCとの資本提携を進め、ERPシステム・オープン系の開発保守の協業、またBPOなどIT運用サービスの強化を推進

内閣府IT戦略構想に基づき沖縄津梁パークにあるOSCでの開発保守体制

協業ベンダー開発パートナー

沖縄でのPMOとしての機能を担う

開発

運用

協力体制

案件共有

沖縄IT産業支援制度・海外アジア人材確保・国際性に富んだ体制構築が可能な沖縄が改めて注目される

出資

テクノスグループはOSC第2位の大株主へ

海外オフショアでは現地でのコミニティ問題・技術の品質・賃金等の問題が顕在化した。

2015年8月～

海外オフショアから沖縄でのニアショアへ回帰傾向が今後も進む。

参考資料



日程標題

2016年

5/17 【ニュース】テクノスジャパン、スノーピーク様向け最先端SAPソリューション導入を決定

4/12 【ニュース】テクノスジャパン、セキュリティベンチャーTCSI 社に対して資本参加

4/4 【マスコミ】日本証券新聞に当社会長のトップメッセージ掲載

4/1 【マスコミ】株式新聞に当社会長のトップメッセージ掲載

4/1 【マスコミ】日刊工業新聞にTDSEの事業構想に関する記事が掲載

4/1 【ニュース】TDSE社名変更のお知らせ

3/31 【メディア】日経コンピューターにNetBaseの広告掲載

3/29 【メディア】日経情報ストラテジーにNetBaseの広告掲載

3/25 【ニュース】株式分割及び株式分割に伴う定款変更のお知らせ

3/14 【ニュース】業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ

2/25 【マスコミ】日刊工業新聞にテクノスジャパンとZMP、TDSE増資の記事掲載

2/9 【ニュース】TDSE「IoTビジネス共創ラボ」に発足メンバーとして参画

1/27 【ニュース】テクノスジャパン、エキサイト社がオラクル製品PBCSの活用で業務効率化

1/20 【マスコミ】TDSEとネクス、IoT分野で提携に関する記事が日刊工業新聞に掲載

1/20 【ニュース】TDSEとネクス、IoT分野で提携のお知らせ

新聞記事及び主要プレスリリース（1/2）


日程標題

2015年

12/11 【ニュース】TDSE、Creema子会社化のお知らせ

12/3 【ニュース】自己株式の取得状況および取得終了に関するお知らせ

11/17 【メディア】インターネットラジオ「藤沢久美の社長Talk」に当社会長が出演

11/16 【ニュース】自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ

10/20 【マスコミ】株式新聞に当社会長へのインタビューが掲載

10/9 【マスコミ】日本証券新聞に当社会長へのインタビューが掲載

9/17 【ニュース】東京証券取引所市場第一部上場のお知らせ

9/3 【ニュース】TDSEとマイクロソフト Microsoft Azureを利用したIoT分野で協業のお知らせ

8/27 【マスコミ】日経産業新聞フォーラム2015での講演抄録記事

8/4 【ニュース】TDSE、SCSKと人工知能｢NetBase｣の販売代理店契約締結

6/23 【マスコミ】日刊工業新聞にTDSE・ZMP協業第一弾に関する記事が掲載

6/12 【メディア】ラジオNIKKEIの「菅下清廣のMarket World」に当社会長が出演

6/10 【メディア】モーニングスターサイトに当社会長のトップインタビュー掲載

6/5 【マスコミ】ストックボイスTV「東京マーケットワイド」に当社会長が出演

6/2 【ニュース】東京証券取引所市場第二部上場のお知らせ

4/21 【ニュース】TDSEとZMPが資本提携。ビッグデータ解析サービスで共同開発

新聞記事及び主要プレスリリース（2/2）

株価推移


年初来高値年初来安値

3,500（2016年4月22日） 1,112（2016年2月12日）

参考

お問合わせは、下記までお願いいたします。株式会社テクノスジャパン広報・IR担当〒163-1414 東京都新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー14階 TEL （03）3374-1212（代表） FAX （03）3374-1213 Mail [email protected]

本資料にて開示されている、当社又は当社グループに関連する業績見通し、計画、方針、経

営戦略、目標、予定、将来の数値・数額、事実の認識・評価などといった、将来に関する情

報をはじめとする歴史的事実以外のすべての事実は、当社が本資料の発表日現在入手してい

る情報に基づき、現時点における予測、期待、想定、計画、認識、評価等を基礎としている

ものであります。

また、見通し、予想数値を算定するためには、過去に確定し正確に認識された事実以外に、

見通し・予想を行うために不可欠となる一定の前提を使用しています。

これらの事実または前提については、その性質上変化することがあり、客観的に正確である

という保証も、また将来その通りに実現するという保証もありません。これらの事実または

前提が、客観的には不正確であったり将来実現しないこととなりうるリスクや不確定要因は

多数あります。

従いまして、本資料の利用は、他の方法により入手された情報とも照合確認し、利用者の判

断によって行って下さいますようお願い致します。本資料利用の結果生じたいかなる損害に

ついても、当社は一切責任を負いません。


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2016年3月期 決算説明資料（6327k）

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