ed10 · 2017. 5. 20. · 第8回教育itソリューションexpo専門セミナー p ed10...

20
第8回教育 ITソリューションEXPO専門セミナー ED10 次期学習指導要領で求められる ICT環境整備と活用について 東北大学大学院 情報科学研究科教授 堀田龍也

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  • 第8回教育 ITソリューションEXPO専門セミナーP

    ED10

    次期学習指導要領で求められるICT環境整備と活用について

    I’’

    東北大学大学院情報科学研究科教授

    堀田龍也

    [ ’」

  • ・ 略 歴-1964年・熊本県天草生まれ,東京学芸大学教育学部卒一東京都小学校・教諭,富山大学教育学部,静岡大学情報学部,-メディア教育開発センター,東京大学大学院情報学環(併任)一文部科学省(併任),玉川大学教職大学院等を経て,一現在,東北大学大学院情報科学研究科・教授,博士(工学)-特定非営利活動法人全国初等教育研究会(JEES)・理事長

    ・ 専 門 分 野一教育工学,特にICT活用授業/情報教育/校務の情報化一

    ・委員等一「中教審初等中等教育分科会/教員養成部会」委員,-「同情報ワーキンググループ」主査, ((-「デジタル教科書の位置付けに関する検討会議」座長一「小学校の…プログラミング教育有識者会議」羊杳h̅tsuyaHORITTTA@團調鰄驫AIIRightsReseIved.

    (1)

    ’教育ITソリューションEXPO(2017。05.19)

    次期学習指導要領で求められるICT環境整備と活用について

    ’東北大学大学院情報科学研究科

    堀田龍也horita@horilab,infO

    E̅tsuyaHORI而A@g 詞騰患AIIRightsReserved. (2)

    -1-

    堀田龍也<ほりた・たつや〉

  • 今日のお話

    1.次期学習指導要領の動向2.教育の情報化の現状S.これからのICT整備のあり方4.学校現場に求められること

    'atsuyaH '̅@" 詞MMvAI|RightsResewed. (3)

    文部科学省と中央教育審議会教(文部科学省) (中央教育審議会)

    |教育課程実施状況調査|関連諸調査教育課程実施状況調査関連諸調査|口 |

    ’大臣から諮問 教育課程企画特別部会で

    改訂方針検討中

    論点整理(2015.8)(2014.11)

    各教科等WGで審議

    |枝種別部会で調整教育課程企画特別部会で

    最終方針検討審議のまとめ(案)(2016.8)

    パブリックコメント関係団体からのヒアリング’大臣へ答申 仲 今云(2016.12.21)

    パブリックコメント(2017.2.14)

    |学習指導要領公示葹瞳uyaHORIT1Ao薗灘鴬AIIRightsR…‘ (4)

    -2-

  • ( }今後の学習指導要領改訂に関するスケジュール(現時点の進捗を元にしたイメージ)26年度(2014)

    27年度(2015)

    28年度(2016)

    29年度(2017)

    30年度(2018)

    31年度(2019)

    32年度 33年度(2021)

    34年度( 'n " )(2020

    東京オリンピックバうリンピック

    ↑】

    中軟審における検肘- 1 一

    hの

    〉周知徹底一審 30年度~全面実施墜 姿 弧_lざ- r- - - - - - ー1〃』ヘとめ配・8・加

    一一一 一 一 一 ー - - ー p q P 4 P 4 P q P d P 1 ト 4

    3全年度~全面実施移行期間周知・徹底

    小I学校

    改筋I中

    教審暗問沁・柵・加

    答申躯・枢・訓

    「一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 - 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一ー ー -

    一 一 一

    ト 4 P ■ P 4 P ■ P 4 h d

    ■ 、

    33年度~全面実旛移行期闘中学校〒lトーエ高等学校

    周知・徹底

    一一- - - ■ ー - b ■ b q F q b l ■ 。 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 b d P q P b d - r

    一34年産~年次進行で実施移行期朋改訂I’

    周知・徹底

    # 労 … ■

    ’ ’L - -1-ーTatsuyaHORm,@|s 熟M縞γAIIRightsReseived. (中央教育審議会最終答申,2016) (5)

    学習指導要領の変遷■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

    教育鐸程の基準としての性格の明確化(道徳の時間の新設、基礎学力の充実、科学技術教育の向上等)(系統的な学習を重視)

    1

    《実施》小学校?昭和36年度、中学校:昭和37年度、高等学校:昭和38年蜜(学年進行〉▼教育内容の一層の向上(『教育内容の現代化」)(時代の進展に対応した教育内容の導入)(算数における集合の導入等)

    |(実施)小学校:昭和4G年度、中学校:昭和47年度、高等学校:昭和48年度(学年進行)▼ゆとりある充実した学校生活の実現=学習負担の適正化(各教科等の目標・内容を中核的事項に絞る)

    ’(実施)小学校:詔和65年度、中学校:昭和56年度、高等学校:昭和57年度(学年進行)

    ▼ 社会の変化に自ら対応できる心豊かな人間の育成(生活科の新設、道徳教育の充実)平成元年

    改訂 ’(実施)ノI嘩校:平成4年度、中学校:平成5年度、高等学校;平成6年度(学年進行)基礎・基本を確実に身に付けさせ、自ら学び自ら考える力などの[生きる力]の育成(教育内容の厳選、「総合的な学習の時間」の新設)

    ’(実施)小葬:平旗14年度、中学校:平成14年度、寓等学校:平成15年度(学年進行)-

    |熱誇要 }学習指導要傾のねらいの-屑の実現(例:学習指導要領に示していない内容を橘導できることを明確化、園に応じた指導の例示に小学校の習熟度別指導や小・中学校の補充・発展学習を追加)平成15年一部改訂- 「生きる力」の育成、基礎的・基本的な知灘・技能の習得、思考力・判断力・表現力等の育成の

    バランス(授業時数の増、指導内容の充実、小学校外国語活動の導入)嘆施)小学校:平成23年度.中手枚:平成24年度、商等学校:平成25年度(年次進行)※小・中は平成21年度、商は平旗22年度から先行実施

    a'atsuyaH̅M@g 東北大学AIIRi9htsReseIved.TCHOXUUM症、劃W

    (文部科学省2015) (6)

    -3-

    論点整理幻・8.恥 敏科書検定 採択・供給 使用闘始

    使用開始教科書検定 採択・供給

    敏科書検定 採択・供給 使用開始

  • 言語活動の充実について①現行学習指導要領では雁かた劇.」,特に偲考力・判断力。表現力等」を育み各教科等の目標を実現するための手立てとして,言語活動の充実について規定

    第1教育課程編成の一般方針学校の教育活動を進めるに当たっては,各学校において,児童に生きる力をはぐくむことを目指し,創意エ夫を生かした特色ある教育活動を展

    させ 左煕開する中で, 一 五 一 一 一 ぶて 一 I堂 ーを養い,個性を生かす教育の充塞に努めなければならない。その際,児童の発達のの能力をはぐくむとともに

    とともに.家庭との連携を図りながら,児童の学習習慣が確立するよう配慮しなければならない。 ’段階を考慮して指導計画の作成等に当たって配慮すべき事項第42(1) 、基礎的・基本的な知織及び技能の活用を図る学習

    §卜で必璽左澄躍密錯穿慈云1凰奮の貴謹蓑篭h葬堯は,

    児童の言語活動を充活動を重視するとともに,怪塞丈昼皇と星

    一 号 雪 ロ - I ー

    TatsuyaHOR*m 瀞MMvAIIRi9htsReselved、 (文部科学省,2016) (7)

    ’ 雲語涯動の充実について②二雪鴎涜動堕撞睡ニー政善璽進坐堕管鯉賓と聖意見套瞳

  • (37)調査対象学年の生徒に対して,前年度までに,授業において,生徒自ら学級やグループで課題を設定し,その解決に向けて話し合い,まとめ,表現するなどの学習活動を取り入れましたか(平成27年度新規)

    78-380 ̅ 蝿68.5

    ■66.2064・9・2.270 673

    皆‘尋。hs・.5056.6̅

    5045.6

    畦 墾40ヨ0

    20

    |’

    10

    国語A 国語B 数学A 数学B 理科■よく行った■どちらかといえば,行った■あまり行っていない■全く行っていない

    TatsuyaHORIT1TA@團調鰄患AIIRightsReseived. (国立教育政策研究所,2015) (9)

    諸外国の教育改革における資質・能教 革 す 質 力外イギリス|オースト列ア’ (アメリカほか)DeSeCo

    キーコン ヒ テ ン シ ー

    ニュージーランドキーコ ン ヒ テ ン シ ー

    麺キースキルと思考スキルキーコンヒテンシー 汎用的能力 21世紀スキル

    言語記号の活用

    第1言語外国語

    コミュニケーション 1

    1-基礎的|リテラシー」 認知スキル11

    社会スキル

    リテラシー

    知識や情阜即活用

    数学と科学肢術のコ ン ヒ テ ン ス 数字の応用 ニューメラシー相互作用的

    道具活用力 言語・記号・テキストを使用する能力

    デジタル・コンヒテンズ

    慌報テクノロジー

    情報リテラシーICTリテラシー技術の活用 ICT1釧可

    創造とイノベーション批判的思考と間調解決

    反省性(考える力)

    (協働する力)(問題解決力)

    思考スキル

    (問題解決)(協働する)

    学び方の学習

    批判伽、211造的思考力 思考力 学び方の学習

    コミュニケーション

    協働大きな展望 進取の精神

    と起業精神 倫理的行動 自己管理力 キャリアと生活自律的活動力

    人生設計と個人的フロシェ ク ト

    問題解決

    協働する

    権利・利害・限界や要求の妻明 個人的・社会的賢任1m人的。

    社会的能力

    異文1上間理解

    社会的・市民的コンビテンシー文1上的気莞と妻現

    他者との関わり

    参加と貢献人間関係力

    異錘築団での交流力 協働する力

    間題解決力シティズンシッブ

    1atsuyaHORnTA@m 謡MMYAI|RightsReserved. (福本2015より引用) (10)-5-

  • ’’ 学習指導要領改訂の方向性新しい時代に必要となる資質・能力の育成と、学習評価の充実

    1-’’ 生きて働く知蛍・技蝿の習得||何ができるようになるか!

    P 里=

    崖 よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標を共有し、と連携・協働しながら、未来の創り手となるために必要な資質・能力を育むr社会に開かれた教育課程」の実現’各学校における「カリキュラム・マネジメント」の実現’0画の0』可

    |’ ||どのように学ぶか I|’ 何を学ぶか主体的・対話的で深い学び([ヱ瞳述乏旦新しい時代に必要となる資責・能力を踏まえた

    教科・科目等の新設や目槻・内容の見直し

    小学校の外国語教育の教科化、高校の新科目「公共」の新股など各教科等で育む資質・能力を明瑠じし、目標や内容を構造的に示す学習内容の削減は行わない環

    漁高校救冑については、建末な事夷的知■の略兜が大学入学樹遍抜で■われること…になっており‘そうしだ点在宛皿するため、■要用唖腫■啓在含めた寓大授徳改芯葱を廸雄墨=

    TatsuyaH̅ '@" 認暗雲YAIIRi9htsReseived.(中央教育審議会最終答申,2016) (11)

    グアクティブ・ラーニングという用語と●中央教育審議会最終答申

    ラーニング」の視点)(3)「主体的・対話的で深い学び」の実現(Eアー玄テイブ.

    ○第三は、子供たちが、学習内容を人生や社会の在り方と結び付けて深く理解し、これからの時代に求められる資質・能力を身に付け、生涯にわたって能動的に学び続けたりすることができるようにするため、子供たちが「どのように学ぶか」という学びの質を重視した改善を図っていくことである。

    ○学びの質を高めていくためには、第7章において述べる「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて、日々の授業を改善していくための視点を共有し、授業改善に向けた取組を活性化していくことが重要である。

    ○これが「アクティブ・ラーニング」の視点からの授業改善であるが、形式的に対話型を取り入れた授業や特定の指導の型を目指した技術の改善にとどまるものではなく、子供たちそれぞれの興味や関心を基に、一人一人の個性に応じた多様で質の高い学びを引き出すことを意図するものであり、さらに、それを通してどのような資質・能力を育むかという観点から、学習の在り方そのものの問い直しを目指すものである。̅IBtsuyaHORIT1A@鬮調繍患AIIRi9htsReseived.(12)

    -6-

  • ブ グク とアクティブ・ラーニングという用語●次期学習指導要領(案)1主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善

    各教科等の指導に当たっては,次の事項に配慮するものとする。(1)第1の3の(1)から(3)までに示すことが偏りなく実現されるよう,単元や題材など内容や時間のまとまりを見通しながら,児童の主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を行うこと。特に,各教科等において身に付けた知識及び技能を活用したり,思考力,

    判断力,表現力等や学びに向かう力,人間性等を発揮させたりして,学習の対象となる物事を捉え思考することにより,各教科等の特質に応じた物事を捉える視点や考え方(以下「見方・考え方」という。)が鍛えられていくことに留意し,児童が各教科等の特質に応じた見方・考え方を働かせながら,知識を相互に関連付けてより深く理解したり,情報を精査して考えを形成したり,問題を見いだして解決策を考えたり,思いや考えを基に創造したりすることに向かう学習の過程を重視すること。

    TatsuyaHORI.FA@鬮調MHvAI|RightsResen'ed. (13)

    |「知識・技能j「思考力・判断力・表現力」とそれらを評価する方法のイメー シ例(たたき台)|採 点 可 能 性 | 別 添 責 料 8 1

    I-霞の基翌護瀞価司熊なI創造鍵.謹創霊灘の癖侭も含むマ ー ク シ ー ト 紀 述 式 問 題 記 述 式 問 題共 通 完 ス ト の 討 家 と す る “ 霞 … だ な じ む “

    I |砿容易’一毛

    -

    思考力。判断力

    評価の対象となる能力

    表現力 I知識処技能 ’ノ

    -

    ※上湿、O囲み部分は、あくまで問題形式の一例として挙lfたもの園

    鬮TatsuyaHORITTA@ 東北大学AIIRightsReselved.m粕KuUMVER劃1Y (文部科学省,2016) (14)

    -7-

    刷卵Zセンター膨酎

    例えば、股間で一定の条件を股定した上で、それを踏まえて、結抽や結践に至るプロセスを解答させるなど

  • ’ 実物投影機で映すもの(複数回答)0

    79.6%

    68.5%

    氏2%-

    一一一一 -40.7%

    3欧8%32ユ%!■■

    ◆』らや幹争酎P旬蜂岸

    22.8%

    W 1伝7%- - rも|廿_ Z 4 %強 ● - 一 d 一 ■h

    識'〆鐵"〆。.善‘蕊〃蕊拶綴膨獄叡TatsuyaHORnTA@m 調臘縮,AIIRi9htsReseived, (群馬県藤岡市,2010.6) (15)

    【授業におけるコン日本は、国語、数学、理科のいずれの授業においても、「コンピュータを使用しない」と

    回答した生徒の割合が、17か国中最も多かった。

    普段の1週間のうち授業においてコンピュータを使っている生徒の割合

    出典PISA2009デジタル譲解力鯛壷~国際結果の擬要~(国立教育政策研究所).ntsuyaHORIT1TA@國瀞騰患AIIRightsReseived.(16)

    -8-

    1位

    2位

    OECD平均日本(17位)

    国 語

    76.8%(デンマーク)

    69.4%(ノルウェー)

    26.0%

    1.0%-

    数 学

    46.8%(ノルウェー)

    39.7%(デンマーク)

    15.8%

    1.3%-

    理 科

    51.0%(デンマーク)

    46.6%(オーストラリア)

    24.6%

    1.6%-

  • 教育のIT化に向けた環境整備4か年計画(平成26̅ 29年度)函平成29年度まで単年度1,678厘円(4年間総額6,712億円)

    }21世紀にふさわしい学校教育を実現できる環境の整備を図るため、第2期教育振興基本計画(平成25年6月14日閣蟻決定)で目標とされている水準の達成に必要な所要額を計上した『教育のIT化に向けた環境整備4か年計画(平成26~29年度)」に基づき、平成29年度まで単年度1,678億円(4年間籍額6,712億円の地方財政措置)が購じられることとされています。幅広い I C T理境整備に活用することが可能

    教育のIT化に向け理境整備4か年計画(平成26~29年度)の所要額(6,712傭円)のイメージ教育のIT化に向けた環境整備●教育用コンピュータ・・不足台数約146万台の新鋭那入及び眠存分約191万台に係るリー ス喪用●危子黒板・・・・・・・不足台数約40万台の塾倫及び既存分約1万台の更新に係る炎用●実物投影機..・・・・不足台数約33万台の整備及び既存分約1万台の更新に係る愛用●無線LANの塾備・・・未整備約38万教室に係る受用●インターネット接綾受用●教貝の校務用コンピュータ・約95万台のリース受用学習用ソフトウエア●学習用ソフトウエアの整備等(教育用コンヒュータ釿親導入、更新に伴うもの)ICT支擾負●支援員の瀧唐審用等(傭報処理技婿者委唖を含む)

    第2期教育掘興基本計画で目標とされている水準●牧宵用PC1台当たりの児童生桂数3.6人

    ①コンヒュータ数室40台

    ②各普通枚室1台、特別牧童6台③設置場所を限定しない可動式コンヒュータ40台

    ●竃子黒板・実物投影機を(1学級あたり1台)

    ●超高速インターネット接続率及び無線IAN整備率100%

    ●校務用コンピュータ救具1人1台●教育用ソフトやICT支授員等書配置

    一 一

    匝顔脚向424万円574万円

    564万円563万円

    から拭胸した璽串的な厳定単位の敬仙を煎り増しするため毎繍正掘る、難蝋選遜愛…Ⅱ雪雲竺沙璽蝉‘…診方” 戸■

    1atsuyaHORnTA@" 調嚇患AIIRightsReselved. (文部科学省,2016) (17)

    鑑文部科学省蝋蝋患… 教育情報化の推進に対応した教育環境の整備充実について(通知)28文科生第440号平成28年8月3旧

    各都道府県教育委員会教育長各指定都市教育委員会教育長 文部科学省生涯学習政策局長

    有松育子文部科学省初等中等教育局長

    藤 原 誠教育|蕃艮化の推進に対応した教育環境の整備充実について(通知)

    第2期教育振興基本計画で目標とされている水準を達成するために必要な所要額を計上した「教育のIT化に向けた環境整備4か年計画(平成26年度~平成29年度)」に基づき平成29年度まで単年鬮勺1,678億円(4年間総額約6,712億円)の地方目オ政措置が講じられています。本年8月26日開催の中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会から次期学習指導要領等に向けたこれまでの審議のまとめ(案)が示され、急速に情報化が進展する中で、情報や情報手段を主体的に選択し活用していくために必要な「情報活用能力」を、各学校段階における教育課程全体を見渡したカリキュラム・マネジメノトを通じて体系的に育むとともに「アクティブ・ラーニング」の視点に立った学びを進める上で、ICT環境も含めた必要なインフラ環境の整備を図ることが重要であるとされています.しかしながら、この度、公表した平成27年度「学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果随報値】」では、地方公共団体間の整備状況の差がますます拡大しており、このような状況は新たな教育格差を宅庄みかねないことから、市区町村におけるICT環境の整備を促進すべく、同調査結果の公表に当たっては、市区町村別の整備状況についても公表したところです。TatsuyaHORITTTA@鬮繍MMYAI|Ri9htsReseived.(文部科学省,2016.8.31)(18)

    -9-

    蚕蜜カメラ(冥物投彰■〉

  • 教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数細堀〃 、目揮璽3.6人ノ台(箪2期敦同露蕊本計函)-口前年度国麦からの増施分

    一 一 ■ ■ 全国平均値6.2人/台(人/台)

    01

    1112

    小璽厚村

    冑ヶ凸村

    八丈町

    醇■日材

    三宅村

    神津凸村

    鯖■村

    利白材

    大島町

    臭多摩町

    檎原材

    日の出町

    瑠漣町

    西東京市

    あきる野市

    羽村市

    穏概市

    多E市

    武■村山市

    京久留米市

    溝瀬市

    東大和市

    泊江市

    福生市

    国立お

    ■分寺市

    硬村山市

    日野南

    小平市

    小金井市

    町田市

    田布市

    昭■市

    府中市

    冑岱市

    三庫市

    武伍野市

    立川市

    八王子市

    江戸川区

    篇晦匪

    足立区

    侭風区

    様田侭

    焚川区

    心区

    量口区

    杉鐘区

    中野区

    波谷区

    世田谷国

    大田区

    目■E

    品川匿

    江東匿

    ■田区

    台東区

    文京区

    鯖同区

    港区

    中央区

    千代田匿

    東哀榔

    E̅GuyaHORm,@鬮熱樵” (文部科学省,2016.8.31) (19)AIIRights Reserved

    教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数貝璽堕3.6人/台(霞Z期教阿壷興露本計画)’一口前年度脚査からの増加分 全国平均値6.Z人ノ台(人/台)

    1蘭§村

    02

    ”町田尻町

    曲取町

    忠岡町

    』1

    38

    あ本町

    10

    大阪狭山市2

    交野市

    四輝圃市

    泉南市

    科部

    ■井寺市〃l

    窃石耐

    侭津南

    門真南

    明曳野市

    柏康市

    。d

    eⅣ

    大東市

    e睦

    松厚市

    河内長野市

    寝■川市

    富田鉢市・咽《K

    泉佐野市

    八尾市

    僻《茨木市

    枚方市

    守口市

    刺酔

    貝軍市

    高楓市

    泉大津市

    吹田市

    油田市

    ■中市

    岸和田市

    堺市

    大販市

    u瞳喧

    - 1 0 -

    ■ 日 、

    b ▲ ▲ 空

    I■ ’ II酌I具 ■ ■ !■■ ’■I■■

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    I’IロI

    ’|’’

  • 八蕊爽灼イIU負?, 鴎qO 、、へ堂1.、L吻茎 {土?堂3-】マ '師7つ’迄

    &stage4普通教室のICT環境整備のステップ(イメー次期学習指導要領実施に向けて早急にStage3の環境整備が必要

    /〆。.

    I s t a g e 3+

    学びのスタイルにより1人1台

    可動式PC

    廐 1 「蕪源画面零司’Stage l +(肱]N+仏十線無’ ’ §「電子黒板」に乱'ては、授業上必要な機能を有する大型提示装置の代替活用を含む.圃+

    個人フォルダ|無線LAN つ ’

    ’’'atsuyaHOR*" 東北大学AIIRightsResewed,

    TOHOKU曲1昨買勺W(文部科学省2016) (21)

    ’整備指針の策定へ策備学校の端末『1人1台」後押し文科省、標準仕様作成へ2016年7月29日18時04分 朝 日 新 聞

    D I G I T A L

    コンピューターやタブレットなど学校の教育用端末を児童や生徒が1人1台ずつ使えるよう、文部科学省は最低限どんな性能が端末に必要かなどを規定した標準仕様を作ることを決めた。仕様に沿ってメーカーが安く端末を作れるようにし、自治体の導入を後押しする。29日に発表した学校教育のICT(情報通信技術)化に向けた「加速化プラン」に盛り込んだ。

    来年度に標準仕様の作成を始める.コストが高いタッチバネルでなくキーボード方式にするか一̅7面はどのくらいの大きさか▽必要な処理性能はと.の程度か--などをメーカーの意見も聴

    一一がら決める。

    &ほかにも、高校で個人用端末を家庭に購入してもらう場合の課題を洗い出し、来年度までに結論を出す方針。ICTの苦手な教員でも無理なく活用できる事例を集い2018年度をめど’に手引にまとめることもプランに盛り込んだ。1atsuyaHORrmTA@鬮調驍患AIIRi9htsReseived.(朝日新聞,2016.7.29)(22)’

    -11-

  • ’’ 児童牛邑徒の教科書のデジタルヘの移行教生 夕「デジタル教科書」20年度導入へ文科省専門家会議が案2016/4/2211;50 =二等~雄才簿調子開

    子供たちが学校で使う教科書をタフレット端末などに収めた「デジタル教科書」について、文部科学省の専門家会議は22日、2020年度に導入する案を示した。現在は副教材の扱いだが、文科省は17年度にも法改正して正式な教科書と位置づける方針。

    導入後しばらくは紙の教科書と併用する。音声や動画を活用することで、学習効果を高めることが期待できるという。紙の教科害のように測貰化はしない見通しで、家庭や国、自治体の負担が課題になる。教員の指導力向上なども欠かせない。専門家会議は16年末までに最終報告をまとめる。

    学校教育法は、小中高校生は国の検定に合格した教科書を使う義務があると規定。デジタル教科書の正式導入には法改正が必要になる。文科省は小学校で英語が正式教科になる20年度に導入することで、発音の学習などでの活用も$糖す。

    1atsuyaHORI̅IITA@鬮調MMvAI|Ri9htsReseived (23)

    (参考)教科書発行者による「デジタル教科書(教材〉」の制作状況

    |指導者用「テシタル奔唐(教材)」 ’【 小 学 枝 璽 豊 全 4 8 翻 陣 雑 用 : 全 6 6 種 】

    (10種)15.(9種)18.8

    81.3%(39種) 84-8%(56種)

    |学習者用「テシタル教科露(教材)」 ’【 小 学 校 用 g 全 4 8 種 】 【 中 学 枝 用 g 全 6 6 種 】

    51.5%(34種)

    (22種)45.8% (32種)48.5%

    、2%(26種)

    ※各教科書発行者から魁平成28年12月時点において制作又は本年度中に制作予定である旨の回答があったものを圃作」として、それ以外のものをE未制作」とじて集計。

    ※学習者用「テシタル教科書(教材)」には、販売以外の目的で制作しているものを含む。.1atsuyaHORITA@鬮調繍患AIIRightsReseived.(文部科学省,2016)(24)

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  • ’「テシタル教科書』の位置付けに関する検討会議における善謹錘過第1回(平成27年5月12日) 教科書制度の概要

    iテシタル諏§唐」に関する諸課題第2回(平成27年6月30B) 「学びのイノヘーション事業」実証研究報告

    恵見聴取(一般社団法人教科書協会)第3回(平成27年7月21日) 窓見聴取

    ・テシタル教科書教材協議会(DiTT)・一般社団法人全国教科書供給協会・CoNETS・全日本印刷工業組合連合会

    「デジタル教科書jに関する今後の検討の視点について第4回(平成27年9月15日) 意見聴取

    ・理数系学会教育問題連絡会・日本小児連絡協議会

    「デジタル教飛唐」に関する検討の視点について視察(平成27年9月30日) 荒川区立尾久八幡中学校第5回(平成27年11月11B) 憲見聴取

    ・教科用図書検定調査審議会鈴木委員・東京書籍株式会社川諏CT寧業本部第一営業部長

    恵見聴取(国立情報学研究所新井教授)保護者アンケート(小・中学校心高等学校)結果

    第6回(平成27年12月16日)

    意見交換(平成28年2月19日) 委員間での意見交換第7回(平成28年4月22日) 中間まとめに向けた論点の整理について議論第8回(平成28年6月2日) 中間まとめ(案)について議論→中間まとめ第9回(平成28年10月21日) 最終まとめに向けた検討第10回(平成28年11月30B) 最終まとめ(案)について議論→最終まとめ

    畷 瀞MMvAI|Ri9htsReseived. (25)1atsuyaHORnTA@ (文部科学省,2016)

    テシタル教科■の碁本的な在り方ロ

  • 国によるデジタル教科書の検討検よ 夕る現行制度における教科書の意義及び位置付け|◇各学校において使用しなければならない=「使用義務」◇文部科学大臣による検定を経る必要がある=「質の確保』

    吟◇義務教育段階において児章牛徒に無償で給与される=「経済的負担軽潔」◇国から発行者に対する発行の指示、定価の認可等=「安定供給の確保」◇著作権の権利制限が認められている=「適切な著作物の利用による質の向上」

    全国的な教育水準の向上教育の機会均等の保障適正な教育内容の担保 等の実現

    ]学習記録の保存

    'atsuyaH̅ '@|" 調賊患AIIRightsReseived. (27)

    ’口 ’審最終答申中教 終○また、スマートフォンなどの普及に伴い、情報通信技術(ICT)を利用する時間は増加傾向'5にある。情報化が進展し身近に様々な情報が氾濫し、あらゆる分野の多様な情報に触れることがますます容易になる一方で、視覚的な情報と言葉との結びつきが希薄になり、知覚した情報の意味を吟味したり、文章の構造や内容を的確に捉えたりしながら読み解くことが少なくなっているのではないかとの指摘もある。

    -

    ○PISA2015では、読解力について、国際的には引き続き平均得点が高い上位グループに位置しているものの、前回調査と比較して平均得点が有意に低下しているという分析'6がなされている。この結果の背景には、調査の方式がコンピュータを用いたテスト(CBT) に全面移行する中で、 子供たちが、紙ではないコンピュータ上の複数の画面から情報を取り出し、考察しながら解答することに慣れておらず、戸惑いがあったものと考えられること、また、情報化の進展に伴い、特に子供にとって言葉を取り巻く環境が変化する中で、一定量の文章に接する機会が変化してきていることなどがあると考えられ、そうした中で、読解力に関して指摘されてきた前述のような諸課題が、より具体的な分析結果として浮かび上がってきたものと見ることができる。子供たちが将来どのような場面に直面したとしても発揮できるような、確かな読解力'7を育んでいくことが

    |’

    ますます重要となっている。1atsuyaHORITYA@鬮調朧患AIIRightsResewed, (中央教育審議会2016.12.21) (28)-14-

  • = 妙q■■

    i二二又'̅1三両

    育成を目指す資質能力についての基本的ナ

    ○育成を目指す資質・能力の具体例については、様々な提案がなされており、社会の変化とともにその数は増えていく傾向にある。国内外の幅広い学術研究の成果や教育実践の蓄積を踏まえ、そうした数多くの資質・能力についての考え方を分析してみると、以下のように大別できる。

    .例えば国語力、数学力などのように、伝統的な教科等の枠組みを踏まえながら、社会の中で活用できる力としての在り方について論じているもの。

    ● 例えば言語能力や情報活用能力などのように、 教科等を越えた全ての と当の五して育まれ活用される力について論じているもの。

    。例えば安全で安心な社会づくりのために必要な力や、自然環境の有限性の中で持続

    可能な社会をつくるための力などのように、今後の社会の在り方を踏まえて、子供たちが現代的な諸課題に対応できるようになるために必要な力の在り方について論じているもの。

    圃 調M"vAIIRightsl31ed. (中央教育審議会2016.12.21) (29)、陶鱈u"HORIT1A@

    q■■ 画罹二又11~戸

    3)技術を手段として活用する力やプログラミング的思考の育成

    ○第1部第5章4.において述べたように、将来の予測力灘しい社会においては、偉観や情報技術を受け身で捉えるのではなく、手段として主体的に活用していく力が求められる。そのためには、発達の段階に応じて、情報活用能力を体系的に育んでいくことが重要になる。

    ○特に、情報技術の基本的な操作については、小学生の1分間当たりのキーボードでの文字入力数が平均5.9文字であることなども踏まえながら、 虻字入力やデータ保石

    第3学年どに.、 をハ己・言』h_かLjってい とがの国語科におけるローマ字学習や、総合的な学習の時間において身に付ける学び方、社会科における資料活用、算数における図形やグラフの作成、理科における実験・観察の記録等の学習とも関連付けながら、着実な習得を図っていくことが必要である。また、国は関係者とも連携して、そのために必要な練習用教材を開発し、Web上で提供していくことが求められる。

    園悪M鵺γAIIRightsReseived. (中央教育審溌会2016.12.21) (30)TaEu"HORrmA@-15-

  • 活用能力調査の結果③萱情幸 力 果辰図表3-3-1b中学校:-I分間あたりの入力文字数(文章①) I

    20- -

    分分ノ

    字字9

    4小学5年生の平均:5.中学2年生の平均:17.

    ■■■■■■■15-

    10-一

    5-

    『I Ⅱ | 【 、b0-0

    100f 0 1 1 9 01 0 2 0 3 0 4 0 " 6 0 7 0

    1分間あたりの入力文字数(文字)

    調騰患AIIRightsReseived.

    680

    090

    00

    1atsuyaHOR*g (31)

    ’’雷最終答申中教 終(教材や教育環境の整備・充実)

    ○特に主たる教材である教科書は、子供たちが「どのように学ぶか」に大きく影響するものであり、学習指導要領等が目指す理念を各学校において実践できるかは、教科書がどう改善されていくかにも懸かっている。『主体的・対話的で深い学び」を実現するには、教科書自体もそうした学びに対応したものに変わり、教員がそれを活用しながら、教科書以外の様々な教材も組み合わせて子供の学びの質を高めていくことができるようにすることが重要である。

    ○条件整備については、第7章3.において述べた学校図書館の充実に加えて、ICTの環境整備を進める必要がある。現在では、社会生活の中でICTを日常的に活用することが当たり前の世の中となっており、子供たちが社会で生きていくために必要な資

    p企

    質・能力を育むためには、学校の生活や学習においても日常的にICTを活用できる環境を整備していくこと、各自治体における環境整備の実態を把握・公表していくことが不可欠である。

    'atsUyaHOR*|" 調鯆患AIIRi9htsReseived (中央教育審議会2016.12.21) (32)-16-

  • 父 =法

    弟● 二 二 項 場 へ I 一 い て′ F f F - 、十 条 ク 前 の ロ 、 、お は 牛 涯 ' 一たり学習する基盤が培われるよう、基礎的な

    知識及び技能を習得させるとともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。

    (昭和22年3月31日公布,平成19年に教育基本法改正を受けて大幅改正)

    TBEuyaHORITm,、圖灘蚕曇AIIRighEReselved.(33)

    例期子習旨考要令小・ 1 1舎則(3)第2の2の(1)に示す情報活用能力の育成を図るため,各学校において,コンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を活用するために必

    要な環境を整え,これらを適切に活用した学習活動の充実を図ること。また,各種の統計資料や新聞,視聴覚教材や教育機器などの教材・教具の適切な活用を図ること。あわせて,各教科等の特質に応じて,次の学習活動を計画的に実施する

    こと。ア児童がコンピュータで文字を入力するなどの学習の基盤として必要となる情報手段の基本的な操作を習得するための学習活動

    イ児童がプログラミングを体験しながら,コンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身に付けるための学習活動

    h̅tsuyaHORIT1T#,、園 熟MMYAI|RightsReserved. (次期学習指導要領案2017.02.14)(34)-17-

  • 学習指導要領<小・国語〉例:次期〔第5学年及び第6学年〕(2)話や文章に含まれている情報の扱い方に関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。ア原因と結果など情報と情報との関係について理解すること。イ情報と情報との関係付けの仕方,図などによる語句と語句との関係の表し方を理解し使うこと。

    第3指導計画の作成と内容の取扱いウ第3学年におけるローマ字の指導に当たっては,第5章総合的な学習の時間の第3の2の(3)に示す,コンピュータで文字を入力するなどの学習の基盤として必要となる情報手段の基本的な操作を習得し,児童が情報や情報手段を主体的に選択し活用できるよう配慮することとの関連が図られるようにすること。

    TatsuyaHORITHA@鬮調嚇患AIIRi9htsReseived.(次期学習指導要領案2017.02.14)(35)

    ’’ ’教育ITソリューションEXPO(2017.05.19)

    次期学習指導要領で求められるICT環境整備と活用について

    (--清聴ありがとうございました。R( 蕊●Facebook:horilab●Twitter:horilab

    'atsuyaHOR*" 潔嚇患AIIRightsReseivwed. (36)-18-

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